JP2023091861A - 広告配信装置及び広告配信プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】より確実且つ簡便な方法により広告等の情報を認知させる。【解決手段】広告配信装置1は、広告主端末2から取得した広告情報に基づいて、広告に関するプッシュ通知を表示させるプッシュ通知情報を閲覧者端末3に送信する。広告配信装置1は、プッシュ通知情報を複数の閲覧者端末3のうち広告の配信の対象となる配信対象閲覧者端末3Tに送信するプッシュ通知情報送信部14と、配信対象閲覧者端末3Tにおいてプッシュ通知が表示されたことを契機として、プッシュ通知を表示させたことに対する報酬である第1リワードを当該配信対象閲覧者端末3Tに付与するリワード付与処理部16と、を備える。【選択図】図1
Description
本開示は、広告配信装置及び広告配信プログラムに関する。
広告等の情報をより確実に利用者に認知させるための種々の技術が提案されている。例えば特許文献1には、利用者が端末において広告を閲覧したことを契機として、当該利用者にポイントを付与する技術が開示されている。この技術においては、ポイントを獲得することを動機づけとして利用者が積極的に広告を閲覧することが期待されている。
上述したような技術では、利用者は広告を閲覧するための操作を自ら行う必要があるため、利用者にとっての利便性に改善の余地がある。また、利用者が広告を閲覧するための操作の手間を惜しむようになるおそれもあり、その場合、広告等の情報を利用者に認知させることが難しくなる。
そこで、本開示に係る広告配信装置及び広告配信プログラムは、より確実且つ簡便な方法により広告等の情報を認知させることを目的とする。
本開示の一態様に係る広告配信装置(1)は、広告主端末(2)から取得した広告情報に基づいて、広告に関するプッシュ通知(N)を表示させるプッシュ通知情報を閲覧者端末(3)に送信する広告配信装置(1)であって、プッシュ通知情報を複数の閲覧者端末(3)のうち広告の配信の対象となる配信対象閲覧者端末(3T)に送信するプッシュ通知情報送信部(14)と、配信対象閲覧者端末(3T)においてプッシュ通知(N)が表示されたことを契機として、プッシュ通知(N)を表示させたことに対する報酬である第1リワードを当該配信対象閲覧者端末(3T)に付与するリワード付与処理部(16)と、を備える。
本開示の一態様に係る広告配信プログラム(P)は、広告主端末(2)から取得した広告情報に基づいて、広告に関するプッシュ通知(N)を表示させるプッシュ通知情報を閲覧者端末(3)に送信する処理を、コンピュータ(C)に実行させる広告配信プログラム(P)であって、コンピュータ(C)を、プッシュ通知情報を複数の閲覧者端末(3)のうち広告の配信の対象となる配信対象閲覧者端末(3T)に送信するプッシュ通知情報送信部(14)と、配信対象閲覧者端末(3T)においてプッシュ通知(N)が表示されたことを契機として、プッシュ通知(N)を表示させたことに対する報酬である第1リワードを当該配信対象閲覧者端末(3T)に付与するリワード付与処理部(16)と、として機能させる。
この広告配信装置(1)及び広告配信プログラム(P)の少なくともいずれかによれば、広告主端末(2)から広告に関する広告情報を取得し、当該広告に関するプッシュ通知を表示させるプッシュ通知情報を配信対象閲覧者端末(3T)に送信する。ここで、配信対象閲覧者端末(3T)においてプッシュ通知が表示されたときに、当該プッシュ通知が表示されたことに応じて閲覧者に与えられる報酬である第1リワードが当該配信対象閲覧者端末(3T)に付与される。このように、閲覧者は広告を閲覧するための操作を自ら行わなくてもよいため、より確実且つ簡便な方法により広告等の情報を認知させることが可能となる。
本開示の一態様に係る広告配信装置(1)は、複数の閲覧者端末(3)のそれぞれから、当該閲覧者端末(3)の利用者である閲覧者の属性に関する閲覧者情報を取得する閲覧者情報取得部(10)と、広告主端末(2)から、当該広告主端末(2)の利用者である広告主が広告の配信の対象とすることを希望する閲覧者の属性に関する対象者情報を含む広告情報を取得する広告情報取得部(11)と、閲覧者情報取得部(10)により取得された閲覧者情報、及び、広告情報取得部(11)により取得された対象者情報に基づいて、複数の閲覧者端末(3)から配信対象閲覧者端末(3T)を選定する配信対象閲覧者選定部(13)と、を備えてもよい。これによれば、広告の配信の対象として適切な閲覧者に限定してプッシュ通知情報を送信することができる。よって、広告配信の費用対効果を向上させることができる。
本開示の一態様に係る広告配信装置(1)は、複数の閲覧者端末(3)のそれぞれから、当該閲覧者端末(3)においてプッシュ通知(N)を表示させるか否かの設定に関する表示可否情報を取得する表示可否情報取得部(12)を備え、配信対象閲覧者選定部(13)は、閲覧者情報取得部(10)により取得された閲覧者情報、広告情報取得部(11)により取得された対象者情報、及び、表示可否情報取得部(12)により取得された表示可否情報に基づいて、複数の閲覧者端末(3)から配信対象閲覧者端末(3T)を選定してもよい。これによれば、プッシュ通知を表示させることを希望する閲覧者に対してのみ、プッシュ通知情報を送信することができる。
本開示の一態様に係る広告配信装置(1)は、配信対象閲覧者端末(3T)において表示されたプッシュ通知(N)が選択されたことに応じて当該配信対象閲覧者端末(3T)から送信されるプッシュ通知クリック情報を取得するクリック情報取得部(17)を備え、リワード付与処理部(16)は、クリック情報取得部(17)が配信対象閲覧者端末(3T)からプッシュ通知クリック情報を取得したことを契機として、プッシュ通知(N)を選択したことに対する報酬である第2リワードを当該配信対象閲覧者端末(3T)に付与してもよい。これによれば、閲覧者にプッシュ通知を選択することに対する動機付けを与えることができる。よって、より確実に閲覧者に広告等の情報を認知させることができる。
本開示の一態様に係る広告配信装置(1)では、クリック情報取得部(17)は、配信対象閲覧者端末(3T)において表示されたプッシュ通知(N)が選択されなかった場合において、選択されなかった過去のプッシュ通知(N)であるプッシュ通知履歴(H)が選択されたことに応じて当該配信対象閲覧者端末(3T)から送信されるプッシュ通知履歴クリック情報を取得し、リワード付与処理部(16)は、クリック情報取得部(17)が配信対象閲覧者端末(3T)からプッシュ通知履歴クリック情報を取得したことを契機として、プッシュ通知履歴(H)を選択したことに対する報酬である第3リワードを当該配信対象閲覧者端末(3T)に付与してもよい。これによれば、閲覧者にプッシュ通知履歴を選択することに対する動機付けを与えることができる。よって、より確実に閲覧者に広告等の情報を認知させることができる。
なお、上記の括弧内の符号は、後述する実施形態における構成要素の符号を本開示の一例として示したものであって、本開示を実施形態の態様に限定するものではない。
このように、本開示に係る広告配信装置は、より確実且つ簡便な方法により広告等の情報を認知させることができる。
以下、図面を参照して例示的な実施形態について説明する。なお、各図における同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
[全体構成]
図1は、本実施形態に係る広告配信装置1を示すブロック図である。図2は、閲覧者端末3において表示されるプッシュ通知Nを示す図である。図3は、閲覧者端末3において表示されるプッシュ通知履歴Hを示す図である。図1~図3に示されるように、広告配信装置1は、広告主端末2から取得した広告情報に基づいて、広告に関するプッシュ通知Nを表示させるプッシュ通知情報を閲覧者端末3に送信する装置である。具体的には、広告配信装置1は、広告主が閲覧者に認知させることを希望する広告に関するプッシュ通知Nを閲覧者端末3に送信する。
図1は、本実施形態に係る広告配信装置1を示すブロック図である。図2は、閲覧者端末3において表示されるプッシュ通知Nを示す図である。図3は、閲覧者端末3において表示されるプッシュ通知履歴Hを示す図である。図1~図3に示されるように、広告配信装置1は、広告主端末2から取得した広告情報に基づいて、広告に関するプッシュ通知Nを表示させるプッシュ通知情報を閲覧者端末3に送信する装置である。具体的には、広告配信装置1は、広告主が閲覧者に認知させることを希望する広告に関するプッシュ通知Nを閲覧者端末3に送信する。
なお、プッシュ通知Nが閲覧者端末3に送信された後、閲覧者端末3において当該プッシュ通知Nが選択されると、当該プッシュ通知Nに係る広告配信の処理が行われる。一方、閲覧者端末3において当該プッシュ通知Nが選択されないと、選択されなかったプッシュ通知Nの履歴であるプッシュ通知履歴Hとして閲覧者端末3に記憶される。そして、当該プッシュ通知履歴Hが選択されると、当該プッシュ通知履歴Hのプッシュ通知Nに係る広告配信の処理が行われる。
「広告主」とは、閲覧者に広告を認知させることを希望する者である。「広告主端末」とは、広告主により用いられる端末である。広告主端末2は、広告主の所有物でなくてもよく、広告主に一時的に使用されている端末であってもよい。「閲覧者」とは、一般的なユーザであり、広告の配信対象の候補となり得る者である。「閲覧者端末」とは、閲覧者により用いられる端末である。一般に、複数の閲覧者が存在しており、各閲覧者が個々に閲覧者端末3を用いている。閲覧者端末3は、閲覧者の所有物でなくてもよく、閲覧者に一時的に使用されている端末であってもよい。
「広告」とは、閲覧者に何らかの商品又はサービス等の情報を認知させるための情報である。広告は、例えば閲覧者端末3等の端末において画像表示又は音声再生等されてもよい。「広告情報」とは、広告に関する情報である。広告情報は、対象者情報、プッシュ通知内容情報、広告内容情報、及び配信条件情報を含む。「対象者情報」とは、広告主が広告の配信の対象とすることを希望する閲覧者の属性に関する情報である。「プッシュ通知内容情報」とは、プッシュ通知Nの記載内容等に関する情報である。「広告内容情報」とは、広告の本文に関する情報である。「配信条件情報」は、プッシュ通知Nが送信される閲覧者端末3の数、期間等の条件に関する情報である。配信条件情報は、例えば広告主の予算に関する情報を含んでいてもよく、この場合、当該予算に応じた数の閲覧者端末3にプッシュ通知Nが送信されてもよい。
「プッシュ通知」とは、例えば閲覧者端末3等の端末において、何らかの情報が配信されたことを知らせる通知である。プッシュ通知Nは、例えば閲覧者端末3等の端末の画面の一部(ここでは、画面の上部)に、所定の面積を有する枠内に表示される(図2)。ここでは、プッシュ通知Nには、広告内容情報に基づいて生成された広告を含むウェブサイト上のページへのリンクを示すリンク情報(例えば、URL等)が含まれている。プッシュ通知Nが選択されると、当該プッシュ通知Nに含まれるリンク情報に係るリンク先に遷移される。
「プッシュ通知履歴」とは、閲覧者端末3等の端末に送信されたプッシュ通知Nのうち選択されていないものである。プッシュ通知履歴Hは、例えば閲覧者端末3等の端末の画面上に配列された各枠内に表示される(図3)。プッシュ通知履歴Hが選択されると、当該プッシュ通知履歴Hのプッシュ通知Nが選択された場合と同様に、当該プッシュ通知履歴Hのプッシュ通知Nに含まれるリンク情報に係るリンク先に遷移される。
「選択」とは、画面上に表示されたプッシュ通知N(又は、後述するプッシュ通知履歴H)が操作されることを意味しており、例えばプッシュ通知N等がクリック又はタッチ(プッシュ通知N等がタッチパネル上に表示されている場合)等されることにより実現される。
広告配信装置1の物理的な構成について説明する。広告配信装置1は、物理的な構成として、制御演算装置、記憶装置、及び入出力装置を備えるコンピュータC(サーバ)として構成されており、例えば広告主端末2又は閲覧者端末3等の外部機器との間で有線又は無線により通信可能である。制御演算装置は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のコントローラとして構成されており、演算処理を実行するとともに記憶装置及び入出力装置の制御を行う。記憶装置は、例えば主記憶装置及び補助記憶装置を有している。主記憶装置は、例えばRAM(Random Access Memory)により構成されている。また、補助記憶装置は、例えばROM(Read Only Memory)により構成されている。入出力装置は、例えば外部からデータを入力されて記憶装置に送信する入力装置、及び、例えば制御演算装置により演算されて記憶装置に記憶された演算結果を外部に出力する出力装置を有している。入出力装置は、例えばネットワークを介して外部機器との間で情報を送受信する送受信装置としても機能する。
広告配信装置1は、例えば、ROMに記憶されているプログラムをRAMに読み込み、RAMに読み込まれたプログラムをCPUにより実行することにより、所定の処理を実行する。ここでは、広告配信装置1は、ROMに記憶されている広告配信プログラムPをRAMに読み込み、RAMに読み込まれた広告配信プログラムPをCPUにより実行することにより、後述する第1リワード処理、第2リワード処理、及び第3リワード処理を実行する。なお、広告配信装置1は、物理的に、上述した構成とは異なる構成を備えていてもよい。
次に、広告配信装置1の機能的な構成について説明する。広告配信装置1は、機能的な構成として、閲覧者情報取得部10、広告情報取得部11、表示可否情報取得部12、配信対象閲覧者選定部13、プッシュ通知情報送信部14、課金処理部15、リワード付与処理部16、及びクリック情報取得部17を備えている。
閲覧者情報取得部10は、各閲覧者端末3から閲覧者情報を取得する。「閲覧者情報」とは、各閲覧者端末3の利用者である閲覧者の属性に関する情報である。閲覧者情報は、例えば、当該閲覧者の性別、年齢、居住地(居住地域)、及び興味関心事項の少なくともいずれかを含んでいていてもよい。
広告情報取得部11は、広告主端末2から広告情報を取得する。上述したように、広告情報は対象者情報及びプッシュ通知内容情報を含んでいる。対象者情報は、例えば、広告主が広告の配信の対象とすることを希望する閲覧者の性別、年齢、居住地(居住地域)、及び興味関心事項の少なくともいずれかを含んでいていてもよい。対象者情報に含まれる項目は、閲覧者情報に含まれる項目と共通していることが好ましい。
表示可否情報取得部12は、各閲覧者端末3から表示可否情報を取得する。「表示可否情報」とは、各閲覧者端末3においてプッシュ通知Nを表示させるか否かの設定に関する情報である。表示可否情報は、例えば各閲覧者端末3において閲覧者が設定画面等から手動で設定された情報であってもよく、あるいは、各閲覧者端末3において所定条件に従って自動で設定された情報であってもよい。
配信対象閲覧者選定部13は、複数の閲覧者端末3から配信対象閲覧者端末3Tを選定する。「配信対象閲覧者端末」とは、複数の閲覧者端末3のうち広告の配信の対象となる一又は複数の端末である。つまり、配信対象閲覧者端末3Tは、複数の閲覧者端末3のうち広告の配信のためのプッシュ通知Nを送信される端末である。
配信対象閲覧者選定部13は、閲覧者情報取得部10により取得された閲覧者情報、及び、広告情報取得部11により取得された対象者情報に基づいて、複数の閲覧者端末3から配信対象閲覧者端末3Tを選定する。例えば、配信対象閲覧者選定部13は、閲覧者情報が対象者情報と完全一致するような閲覧者端末3を配信対象閲覧者端末3Tとして選定してもよい。あるいは、配信対象閲覧者選定部13は、閲覧者情報が対象者情報と完全一致又は部分一致するような閲覧者端末3を配信対象閲覧者端末3Tとして選定してもよい。この場合、配信対象閲覧者選定部13は、閲覧者情報が対象者情報と完全一致するような閲覧者端末3を、閲覧者情報が対象者情報と部分一致するような閲覧者端末3よりも優先して配信対象閲覧者端末3Tとして選定してもよい。また、配信対象閲覧者選定部13は、閲覧者情報が対象者情報と部分一致するような複数の閲覧者端末3が存在する場合には、より一致の程度が高い閲覧者端末3を、より一致の程度が低い閲覧者端末3よりも優先して配信対象閲覧者端末3Tとして選定してもよい。
より詳細には、配信対象閲覧者選定部13は、表示可否情報取得部12により取得された表示可否情報にも基づいて配信対象閲覧者端末3Tを選定する。換言すると、配信対象閲覧者選定部13は、閲覧者情報取得部10により取得された閲覧者情報、広告情報取得部11により取得された対象者情報、及び、表示可否情報取得部12により取得された表示可否情報に基づいて、複数の閲覧者端末3から配信対象閲覧者端末3Tを選定する。例えば、配信対象閲覧者選定部13は、上述したように閲覧者情報と対象者情報との比較に基づいて抽出された閲覧者端末3のうち、表示可否情報においてプッシュ通知Nを表示させる設定となっている閲覧者端末3を、配信対象閲覧者端末3Tとして選定してもよい。
プッシュ通知情報送信部14は、プッシュ通知情報を配信対象閲覧者端末3Tに送信する。「プッシュ通知情報」とは、広告に関するプッシュ通知Nを配信対象閲覧者端末3Tに表示させる情報である。具体的には、プッシュ通知情報送信部14は、複数の閲覧者端末3のうち、配信対象閲覧者選定部13により配信対象閲覧者端末3Tとして選定された端末に、プッシュ通知情報を送信する。
課金処理部15は、広告主端末2に対して課金を行う。「課金」とは、広告配信装置1によるサービスを広告主が利用したことに対する料金を請求することである。具体的には、課金処理部15は、課金に関する課金処理情報(第1課金処理情報、第2課金処理情報、及び第3課金処理情報)を広告主端末2に送信する。詳しくは後述するが、課金処理部15は、プッシュ通知情報送信部14によりプッシュ通知情報が配信対象閲覧者端末3Tに送信されたことを契機として第1課金処理情報を広告主端末2に送信し、クリック情報取得部17によりプッシュ通知クリック情報が取得されたことを契機として第2課金処理情報を広告主端末2に送信し、クリック情報取得部17によりプッシュ通知履歴クリック情報が取得されたことを契機として第3課金処理情報を広告主端末2に送信する。
課金処理情報が広告主端末2に送信されると、広告主端末2において課金処理(後述する第1課金処理、第2課金処理、及び第3課金処理)が実行されることとなる。「課金処理」とは、課金に関する処理である。課金処理は、例えば、予め登録されたクレジットカード等による支払いの処理であってもよく、予め登録された広告主の住所又は居所に対する請求書の発行の処理であってもよい。
リワード付与処理部16は、配信対象閲覧者端末3Tに付与されるリワードを管理する。「リワード」とは、閲覧者が所定の行為を行ったことに対して当該閲覧者の閲覧者端末3に付与される報酬であり、一般に、当該閲覧者にとって価値のあるものである。リワードは、例えば金銭であってもよく、クーポンであってもよく、物品であってもよい。リワード付与処理部16は、閲覧者が行った行為に応じて、第1リワード、第2リワード、又は第3リワードを当該閲覧者の閲覧者端末3に付与する。
リワード付与処理部16は、配信対象閲覧者端末3Tにおいてプッシュ通知Nが表示されたことを契機として、第1リワードを配信対象閲覧者端末3Tに付与する。「第1リワード」とは、配信対象閲覧者端末3Tにおいてプッシュ通知Nを表示させたことに対する報酬である。ここでは、リワード付与処理部16は、プッシュ通知情報送信部14によりプッシュ通知情報が配信対象閲覧者端末3Tに送信された場合に、送信されたプッシュ通知情報に基づいて当該配信対象閲覧者端末3Tにおいてプッシュ通知Nが表示されたものとみなして、第1リワードを当該配信対象閲覧者端末3Tに付与する。リワード付与処理部16は、第1リワードを獲得したことを配信対象閲覧者端末3Tが確認及び記録した際に当該配信対象閲覧者端末3Tから送信される第1リワード獲得情報を受信する。
リワード付与処理部16は、後述するようにクリック情報取得部17が配信対象閲覧者端末3Tからプッシュ通知クリック情報を取得したことを契機として、第2リワードを配信対象閲覧者端末3Tに付与する。「第2リワード」とは、配信対象閲覧者端末3Tにおいてプッシュ通知Nを選択したことに対する報酬である。ここでは、リワード付与処理部16は、クリック情報取得部17により配信対象閲覧者端末3Tのプッシュ通知クリック情報が取得されたことに基づいて当該配信対象閲覧者端末3Tにおいてプッシュ通知Nが選択されたことを確認して、第2リワードを当該配信対象閲覧者端末3Tに付与する。リワード付与処理部16は、第2リワードを獲得したことを配信対象閲覧者端末3Tが確認及び記録した際に当該配信対象閲覧者端末3Tから送信される第2リワード獲得情報を受信する。
リワード付与処理部16は、後述するようにクリック情報取得部17が配信対象閲覧者端末3Tからプッシュ通知履歴クリック情報を取得したことを契機として、第3リワードを配信対象閲覧者端末3Tに付与する。「第3リワード」とは、配信対象閲覧者端末3Tにおいてプッシュ通知履歴Hを選択したことに対する報酬である。ここでは、リワード付与処理部16は、クリック情報取得部17により配信対象閲覧者端末3Tのプッシュ通知履歴クリック情報が取得されたことに基づいて当該配信対象閲覧者端末3Tにおいてプッシュ通知履歴Hが選択されたことを確認して、第3リワードを当該配信対象閲覧者端末3Tに付与する。リワード付与処理部16は、第3リワードを獲得したことを配信対象閲覧者端末3Tが確認及び記録した際に当該配信対象閲覧者端末3Tから送信される第3リワード獲得情報を受信する。
クリック情報取得部17は、配信対象閲覧者端末3Tからプッシュ通知クリック情報を取得する。「プッシュ通知クリック情報」とは、配信対象閲覧者端末3Tにおいて表示されたプッシュ通知Nが選択されたことに応じて当該配信対象閲覧者端末3Tから送信される情報である。
クリック情報取得部17は、配信対象閲覧者端末3Tからプッシュ通知履歴クリック情報を取得する。「プッシュ通知履歴クリック情報」とは、配信対象閲覧者端末3Tにおいて表示されたプッシュ通知Nが選択されなかった場合において、選択されなかった過去のプッシュ通知Nであるプッシュ通知履歴Hが選択されたことに応じて当該配信対象閲覧者端末3Tから送信される情報である。
次に、広告主端末2について説明する。広告主端末2は、物理的な構成として、制御演算装置、記憶装置、及び入出力装置を備えており、例えば広告配信装置1等の外部機器との間で有線又は無線により通信可能である。制御演算装置は、例えばCPU等のコントローラとして構成されており、演算処理を実行するとともに記憶装置及び入出力装置の制御を行う。記憶装置は、例えば主記憶装置及び補助記憶装置を有している。主記憶装置は、例えばRAMにより構成されている。また、補助記憶装置は、例えばROMにより構成されている。入出力装置は、例えば外部からデータを入力されて記憶装置に送信する入力装置、及び、例えば制御演算装置により演算されて記憶装置に記憶された演算結果を外部に出力する出力装置を有している。入出力装置は、例えばネットワークを介して外部機器との間で情報を送受信する送受信装置としても機能する。
広告主端末2は、例えば、ROMに記憶されているプログラムをRAMに読み込み、RAMに読み込まれたプログラムをCPUにより実行することにより、所定の処理を実行する。広告主端末2は、例えばスマートフォン、タブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン等の端末であってもよく、ここでは一例としてノートパソコンが例示される。なお、広告主端末2は、物理的に、上述した構成とは異なる構成を備えていてもよい。
広告主端末2は、機能的な構成として、広告情報受付部20及び課金処理実行部21を備えている。
広告情報受付部20は、広告情報を受け付ける。例えば、広告情報受付部20は、広告主によって広告主端末2が操作されて入力された広告情報を受け付ける。広告情報受付部20は、受け付けた広告情報を所定のタイミングで広告配信装置1に送信する。
課金処理実行部21は、課金処理(第1課金処理、第2課金処理、及び第3課金処理)を実行する。課金処理実行部21は、例えば、広告配信装置1から課金処理情報(第1課金処理情報、第2課金処理情報、及び第3課金処理情報)を受信したことを契機として、受信した課金処理情報に応じた課金処理を実行する。
次に、閲覧者端末3について説明する。閲覧者端末3は、物理的な構成として、制御演算装置、記憶装置、及び入出力装置を備えており、例えば広告配信装置1等の外部機器との間で有線又は無線により通信可能である。制御演算装置は、例えばCPU等のコントローラとして構成されており、演算処理を実行するとともに記憶装置及び入出力装置の制御を行う。記憶装置は、例えば主記憶装置及び補助記憶装置を有している。主記憶装置は、例えばRAMにより構成されている。また、補助記憶装置は、例えばROMにより構成されている。入出力装置は、例えば外部からデータを入力されて記憶装置に送信する入力装置、及び、例えば制御演算装置により演算されて記憶装置に記憶された演算結果を外部に出力する出力装置を有している。入出力装置は、例えばネットワークを介して外部機器との間で情報を送受信する送受信装置としても機能する。
閲覧者端末3は、例えば、ROMに記憶されているプログラムをRAMに読み込み、RAMに読み込まれたプログラムをCPUにより実行することにより、所定の処理を実行する。閲覧者端末3は、例えばスマートフォン、タブレット、ノートパソコン、デスクトップパソコン等の端末であってもよく、ここでは一例としてスマートフォンが例示される。なお、閲覧者端末3は、物理的に、上述した構成とは異なる構成を備えていてもよい。
閲覧者端末3は、機能的な構成として、閲覧者情報受付部30、プッシュ通知設定受付部31、プッシュ通知表示部32、獲得リワード管理部33、クリック情報受付部34、及び広告画面表示部35を備えている。
閲覧者情報受付部30は、閲覧者情報を受け付ける。例えば、閲覧者情報受付部30は、閲覧者によって当該閲覧者端末3が操作されて入力された閲覧者情報を受け付ける。閲覧者情報受付部30は、受け付けた閲覧者情報を所定のタイミングで広告配信装置1に送信する。
プッシュ通知設定受付部31は、当該閲覧者端末3においてプッシュ通知Nを表示させるか否かの設定を受け付ける。プッシュ通知設定受付部31は、受け付けた設定に基づいて表示可否情報を生成し、生成した表示可否情報を所定のタイミングで広告配信装置1に送信する。
プッシュ通知表示部32は、当該閲覧者端末3のディスプレイ等の出力装置にプッシュ通知Nを表示させる。プッシュ通知表示部32は、広告配信装置1のプッシュ通知情報送信部14から受信したプッシュ通知情報に基づいて、プッシュ通知Nを表示させる。なお、ここでプッシュ通知情報を受信した閲覧者端末3は、配信対象閲覧者端末3Tに選定された端末である。
プッシュ通知表示部32は、当該閲覧者端末3のディスプレイ等の出力装置にプッシュ通知履歴Hを表示させる。プッシュ通知表示部32は、広告配信装置1のプッシュ通知情報送信部14から受信したプッシュ通知情報に基づいて、プッシュ通知履歴Hを表示させる。
獲得リワード管理部33は、当該閲覧者端末3が獲得したリワードを管理する。獲得リワード管理部33は、例えば、リワードを付与されるための条件を当該閲覧者端末3が満たしたか否かを判定し、リワードを付与されるための条件を当該閲覧者端末3が満たしたと判定された場合に、当該閲覧者端末3が当該リワードを獲得したものとしてもよい。あるいは、獲得リワード管理部33は、リワードを付与されるための条件を当該閲覧者端末3が満たした後に、広告配信装置1のリワード付与処理部16からリワードを付与する旨を通知する情報を受信した場合に、当該閲覧者端末3が当該リワードを獲得したものとしてもよい。獲得リワード管理部33は、リワードを獲得したことを確認及び記録すると、リワード獲得情報(第1リワード獲得情報、第2リワード獲得情報、及び第3リワード獲得情報)を広告配信装置1に送信する。なお、「リワード獲得情報」とは、閲覧者端末3がリワードを獲得したことを確認及び記録したことを広告配信装置1に通知する情報である。
クリック情報受付部34は、当該閲覧者端末3のディスプレイ等の出力装置に表示されたプッシュ通知Nのクリック処理を実行する。「プッシュ通知のクリック処理」とは、プッシュ通知Nの選択を受け付ける処理である。クリック情報受付部34は、プッシュ通知Nのクリック処理を実行すると、プッシュ通知クリック情報を広告配信装置1に送信する。
クリック情報受付部34は、当該閲覧者端末3のディスプレイ等の出力装置に表示されたプッシュ通知履歴Hのクリック処理を実行する。「プッシュ通知履歴のクリック処理」とは、プッシュ通知履歴Hの選択を受け付ける処理である。クリック情報受付部34は、プッシュ通知履歴Hのクリック処理を実行すると、プッシュ通知履歴クリック情報を広告配信装置1に送信する。
広告画面表示部35は、プッシュ通知N又はプッシュ通知履歴Hが選択されると、当該閲覧者端末3のディスプレイ等の出力装置に、当該プッシュ通知N又はプッシュ通知履歴Hに含まれるリンク情報に係るリンク先の広告画面を表示させる。これにより、閲覧者は広告等の情報を認知することとなる。
[第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理]
第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理について説明する。図4は、第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理を示すシーケンス図である。図4に示される処理は、閲覧者に第1リワード及び第2リワードを付与する処理である。
第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理について説明する。図4は、第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理を示すシーケンス図である。図4に示される処理は、閲覧者に第1リワード及び第2リワードを付与する処理である。
ステップS10において、閲覧者端末3の閲覧者情報受付部30は、閲覧者情報を受け付ける。例えば、閲覧者情報受付部30は、閲覧者によって当該閲覧者端末3が操作されて入力された閲覧者情報を受け付ける。続くステップS12において、閲覧者情報受付部30は、受け付けた閲覧者情報を所定のタイミングで広告配信装置1に送信する。その後、第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理は、ステップS14に移行する。
ステップS14において、広告主端末2の広告情報受付部20は、広告情報を受け付ける。例えば、広告情報受付部20は、広告主によって広告主端末2が操作されて入力された広告情報を受け付ける。続くステップS16において、広告情報受付部20は、受け付けた広告情報を所定のタイミングで広告配信装置1に送信する。その後、第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理は、ステップS18に移行する。
ステップS18において、閲覧者端末3のプッシュ通知設定受付部31は、当該閲覧者端末3においてプッシュ通知Nを表示させるか否かの設定を受け付ける。続くステップS20において、プッシュ通知設定受付部31は、受け付けた設定に基づいて表示可否情報を生成し、生成した表示可否情報を所定のタイミングで広告配信装置1に送信する。その後、第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理は、ステップS22に移行する。
ステップS22において、広告配信装置1の配信対象閲覧者選定部13は、複数の閲覧者端末3から一又は複数の配信対象閲覧者端末3Tを選定する。配信対象閲覧者選定部13は、閲覧者情報取得部10により取得された閲覧者情報、広告情報取得部11により取得された対象者情報、及び、表示可否情報取得部12により取得された表示可否情報に基づいて、複数の閲覧者端末3から配信対象閲覧者端末3Tを選定する。例えば、配信対象閲覧者選定部13は、上述したように閲覧者情報と対象者情報との比較に基づいて抽出された閲覧者端末3のうち、表示可否情報においてプッシュ通知Nを表示させる設定となっている閲覧者端末3を、配信対象閲覧者端末3Tとして選定する。その後、第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理は、ステップS24に移行する。
ステップS24において、広告配信装置1のプッシュ通知情報送信部14は、プッシュ通知情報を配信対象閲覧者端末3Tに送信する。具体的には、プッシュ通知情報送信部14は、複数の閲覧者端末3のうち、配信対象閲覧者選定部13により配信対象閲覧者端末3Tとして選定された端末に、プッシュ通知情報を送信する。その後、第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理は、ステップS26に移行する。
ステップS26において、閲覧者端末3のプッシュ通知表示部32は、当該閲覧者端末3のディスプレイ等の出力装置にプッシュ通知Nを表示させる。プッシュ通知表示部32は、広告配信装置1のプッシュ通知情報送信部14から受信したプッシュ通知情報に基づいて、プッシュ通知Nを表示させる。その後、第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理は、ステップS28に移行する。
ステップS28において、閲覧者端末3の獲得リワード管理部33は、当該閲覧者端末3が第1リワードを獲得したことを確認及び記録する。続くステップS30において、獲得リワード管理部33は、第1リワード獲得情報を広告配信装置1に送信する。その後、第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理は、ステップS32に移行する。
ステップS32において、広告配信装置1の課金処理部15は、第1課金処理情報を広告主端末2に送信する。なお、ステップS32は、ステップS30よりも前に実行されてもよい。続くステップS34において、広告主端末2の課金処理実行部21は、第1課金処理を実行する。その後、第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理は、ステップS36に移行する。
ステップS36において、閲覧者端末3のクリック情報受付部34は、当該閲覧者端末3のディスプレイ等の出力装置に表示されたプッシュ通知Nのクリック処理を実行する。すなわち、クリック情報受付部34は、プッシュ通知Nの選択を受け付ける。続くステップS38において、クリック情報受付部34は、プッシュ通知クリック情報を広告配信装置1に送信する。その後、第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理は、ステップS40に移行する。
ステップS40において、閲覧者端末3の獲得リワード管理部33は、当該閲覧者端末3が第2リワードを獲得したことを確認及び記録する。続くステップS42において、獲得リワード管理部33は、第2リワード獲得情報を広告配信装置1に送信する。その後、第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理は、ステップS44に移行する。
ステップS44において、広告配信装置1の課金処理部15は、第2課金処理情報を広告主端末2に送信する。なお、ステップS44は、ステップS42よりも前に実行されてもよい。続くステップS46において、広告主端末2の課金処理実行部21は、第2課金処理を実行する。その後、第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理は、ステップS48に移行する。
ステップS48において、閲覧者端末3の広告画面表示部35は、当該閲覧者端末3のディスプレイ等の出力装置に、選択されたプッシュ通知Nに含まれるリンク情報に係るリンク先の広告画面を表示させる。以上により、第1リワード付与処理及び第2リワード付与処理は終了する。
[第3リワード付与処理]
第3リワード付与処理について説明する。図5は、第3リワード付与処理を示すシーケンス図である。図5に示される処理は、閲覧者に第3リワードを付与する処理である。
第3リワード付与処理について説明する。図5は、第3リワード付与処理を示すシーケンス図である。図5に示される処理は、閲覧者に第3リワードを付与する処理である。
ステップS50において、閲覧者端末3のクリック情報受付部34は、当該閲覧者端末3のディスプレイ等の出力装置に表示されたプッシュ通知履歴Hのクリック処理を実行する。すなわち、クリック情報受付部34は、プッシュ通知履歴Hの選択を受け付ける。続くステップS52において、クリック情報受付部34は、プッシュ通知履歴クリック情報を広告配信装置1に送信する。その後、第3リワード付与処理は、ステップS54に移行する。
ステップS54において、閲覧者端末3の獲得リワード管理部33は、当該閲覧者端末3が第3リワードを獲得したことを確認及び記録する。続くステップS56において、獲得リワード管理部33は、第3リワード獲得情報を広告配信装置1に送信する。その後、第3リワード付与処理は、ステップS58に移行する。
ステップS58において、広告配信装置1の課金処理部15は、第3課金処理情報を広告主端末2に送信する。なお、ステップS58は、ステップS56よりも前に実行されてもよい。続くステップS60において、広告主端末2の課金処理実行部21は、第3課金処理を実行する。その後、第3リワード付与処理は、ステップS62に移行する。
ステップS62において、閲覧者端末3の広告画面表示部35は、当該閲覧者端末3のディスプレイ等の出力装置に、選択されたプッシュ通知履歴Hに含まれるリンク情報に係るリンク先の広告画面を表示させる。以上により、第3リワード付与処理は終了する。
[広告配信プログラム]
コンピュータCを広告配信装置1として機能させるための広告配信プログラムPについて説明する。図6は、広告配信プログラムPのモジュール構成を示すブロック図である。図6に示される広告配信プログラムPは、広告主端末2から取得した広告情報に基づいて、広告に関するプッシュ通知Nを表示させるプッシュ通知情報を閲覧者端末3に送信する処理を、コンピュータCに実行させるプログラムである。
コンピュータCを広告配信装置1として機能させるための広告配信プログラムPについて説明する。図6は、広告配信プログラムPのモジュール構成を示すブロック図である。図6に示される広告配信プログラムPは、広告主端末2から取得した広告情報に基づいて、広告に関するプッシュ通知Nを表示させるプッシュ通知情報を閲覧者端末3に送信する処理を、コンピュータCに実行させるプログラムである。
広告配信プログラムPは、メインモジュールMM、閲覧者情報取得モジュールM10、広告情報取得モジュールM11、表示可否情報取得モジュールM12、配信対象閲覧者選定モジュールM13、プッシュ通知情報送信モジュールM14、課金処理モジュールM15、リワード付与処理モジュールM16、及びクリック情報取得モジュールM17を備えている。メインモジュールMMは、コンピュータCを統括的に制御する部分である。閲覧者情報取得モジュールM10、広告情報取得モジュールM11、表示可否情報取得モジュールM12、配信対象閲覧者選定モジュールM13、プッシュ通知情報送信モジュールM14、課金処理モジュールM15、リワード付与処理モジュールM16、及びクリック情報取得モジュールM17のそれぞれを実行させることにより実現される機能は、閲覧者情報取得部10、広告情報取得部11、表示可否情報取得部12、配信対象閲覧者選定部13、プッシュ通知情報送信部14、課金処理部15、リワード付与処理部16、及びクリック情報取得部17のそれぞれの機能と同様である。なお、広告配信プログラムPは、上述した各モジュールのうち、メインモジュールMM、プッシュ通知情報送信モジュールM14、及びリワード付与処理部16以外の一部のモジュールを備えていなくてもよい。
[作用及び効果]
以上説明したように、広告配信装置1は、広告主端末2から取得した広告情報に基づいて、広告に関するプッシュ通知Nを表示させるプッシュ通知情報を閲覧者端末3に送信する広告配信装置1であって、プッシュ通知情報を複数の閲覧者端末3のうち広告の配信の対象となる配信対象閲覧者端末3Tに送信するプッシュ通知情報送信部14と、配信対象閲覧者端末3Tにおいてプッシュ通知Nが表示されたことを契機として、プッシュ通知Nを表示させたことに対する報酬である第1リワードを当該配信対象閲覧者端末3Tに付与するリワード付与処理部16と、を備える。
以上説明したように、広告配信装置1は、広告主端末2から取得した広告情報に基づいて、広告に関するプッシュ通知Nを表示させるプッシュ通知情報を閲覧者端末3に送信する広告配信装置1であって、プッシュ通知情報を複数の閲覧者端末3のうち広告の配信の対象となる配信対象閲覧者端末3Tに送信するプッシュ通知情報送信部14と、配信対象閲覧者端末3Tにおいてプッシュ通知Nが表示されたことを契機として、プッシュ通知Nを表示させたことに対する報酬である第1リワードを当該配信対象閲覧者端末3Tに付与するリワード付与処理部16と、を備える。
広告配信プログラムPは、広告主端末2から取得した広告情報に基づいて、広告に関するプッシュ通知Nを表示させるプッシュ通知情報を閲覧者端末3に送信する処理を、コンピュータCに実行させる広告配信プログラムPであって、コンピュータCを、プッシュ通知情報を複数の閲覧者端末3のうち広告の配信の対象となる配信対象閲覧者端末3Tに送信するプッシュ通知情報送信部14と、配信対象閲覧者端末3Tにおいてプッシュ通知Nが表示されたことを契機として、プッシュ通知Nを表示させたことに対する報酬である第1リワードを当該配信対象閲覧者端末3Tに付与するリワード付与処理部16と、として機能させる。
広告配信装置1及び広告配信プログラムPの少なくともいずれかによれば、広告主端末2から広告に関する広告情報を取得し、当該広告に関するプッシュ通知を表示させるプッシュ通知情報を配信対象閲覧者端末3Tに送信する。ここで、配信対象閲覧者端末3Tにおいてプッシュ通知が表示されたときに、当該プッシュ通知が表示されたことに応じて閲覧者に与えられる報酬である第1リワードが当該配信対象閲覧者端末3Tに付与される。このように、閲覧者は広告を閲覧するための操作を自ら行わなくてもよいため、より確実且つ簡便な方法により広告等の情報を認知させることが可能となる。
広告配信装置1は、複数の閲覧者端末3のそれぞれから、当該閲覧者端末3の利用者である閲覧者の属性に関する閲覧者情報を取得する閲覧者情報取得部10と、広告主端末2から、当該広告主端末2の利用者である広告主が広告の配信の対象とすることを希望する閲覧者の属性に関する対象者情報を含む広告情報を取得する広告情報取得部11と、閲覧者情報取得部10により取得された閲覧者情報、及び、広告情報取得部11により取得された対象者情報に基づいて、複数の閲覧者端末3から配信対象閲覧者端末3Tを選定する配信対象閲覧者選定部13と、を備えている。これによれば、広告の配信の対象として適切な閲覧者に限定してプッシュ通知情報を送信することができる。よって、広告配信の費用対効果を向上させることができる。
広告配信装置1は、複数の閲覧者端末3のそれぞれから、当該閲覧者端末3においてプッシュ通知Nを表示させるか否かの設定に関する表示可否情報を取得する表示可否情報取得部12を備え、配信対象閲覧者選定部13は、閲覧者情報取得部10により取得された閲覧者情報、広告情報取得部11により取得された対象者情報、及び、表示可否情報取得部12により取得された表示可否情報に基づいて、複数の閲覧者端末3から配信対象閲覧者端末3Tを選定する。これによれば、プッシュ通知を表示させることを希望する閲覧者に対してのみ、プッシュ通知情報を送信することができる。
広告配信装置1は、配信対象閲覧者端末3Tにおいて表示されたプッシュ通知Nが選択されたことに応じて当該配信対象閲覧者端末3Tから送信されるプッシュ通知クリック情報を取得するクリック情報取得部17を備え、リワード付与処理部16は、クリック情報取得部17が配信対象閲覧者端末3Tからプッシュ通知クリック情報を取得したことを契機として、プッシュ通知Nを選択したことに対する報酬である第2リワードを当該配信対象閲覧者端末3Tに付与する。これによれば、閲覧者にプッシュ通知を選択することに対する動機付けを与えることができる。よって、より確実に閲覧者に広告等の情報を認知させることができる。
広告配信装置1では、クリック情報取得部17は、配信対象閲覧者端末3Tにおいて表示されたプッシュ通知Nが選択されなかった場合において、選択されなかった過去のプッシュ通知Nであるプッシュ通知履歴Hが選択されたことに応じて当該配信対象閲覧者端末3Tから送信されるプッシュ通知履歴クリック情報を取得し、リワード付与処理部16は、クリック情報取得部17が配信対象閲覧者端末3Tからプッシュ通知履歴クリック情報を取得したことを契機として、プッシュ通知履歴Hを選択したことに対する報酬である第3リワードを当該配信対象閲覧者端末3Tに付与する。これによれば、閲覧者にプッシュ通知履歴を選択することに対する動機付けを与えることができる。よって、より確実に閲覧者に広告等の情報を認知させることができる。
[変形形態]
上述した実施形態は、当業者の知識に基づいて変更又は改良が施された様々な形態により実施可能である。
上述した実施形態は、当業者の知識に基づいて変更又は改良が施された様々な形態により実施可能である。
例えば、上述した実施形態において、リワード付与処理部16は、プッシュ通知情報送信部14によりプッシュ通知情報が配信対象閲覧者端末3Tに送信された場合に、送信されたプッシュ通知情報に基づいて当該配信対象閲覧者端末3Tにおいてプッシュ通知Nが表示されたものとみなして、第1リワードを当該配信対象閲覧者端末3Tに付与する。しかし、リワード付与処理部16は、これとは異なる条件に基づいて、第1リワードを配信対象閲覧者端末3Tに付与してもよい。例えば、リワード付与処理部16は、プッシュ通知情報送信部14によりプッシュ通知情報が配信対象閲覧者端末3Tに送信された場合において、送信されたプッシュ通知情報に基づいて当該配信対象閲覧者端末3Tにおいてプッシュ通知Nが表示されたことを証明する情報である表示証明情報を当該配信対象閲覧者端末3Tから受信したときに、第1リワードを当該配信対象閲覧者端末3Tに付与してもよい。
1 広告配信装置
C コンピュータ
10 閲覧者情報取得部
11 広告情報取得部
12 表示可否情報取得部
13 配信対象閲覧者選定部
14 プッシュ通知情報送信部
15 課金処理部
16 リワード付与処理部
17 クリック情報取得部
2 広告主端末
20 広告情報受付部
21 課金処理実行部
3 閲覧者端末
3T 配信対象閲覧者端末
30 閲覧者情報受付部
31 プッシュ通知設定受付部
32 プッシュ通知表示部
33 獲得リワード管理部
34 クリック情報受付部
35 広告画面表示部
N プッシュ通知
H プッシュ通知履歴
P 広告配信プログラム
C コンピュータ
10 閲覧者情報取得部
11 広告情報取得部
12 表示可否情報取得部
13 配信対象閲覧者選定部
14 プッシュ通知情報送信部
15 課金処理部
16 リワード付与処理部
17 クリック情報取得部
2 広告主端末
20 広告情報受付部
21 課金処理実行部
3 閲覧者端末
3T 配信対象閲覧者端末
30 閲覧者情報受付部
31 プッシュ通知設定受付部
32 プッシュ通知表示部
33 獲得リワード管理部
34 クリック情報受付部
35 広告画面表示部
N プッシュ通知
H プッシュ通知履歴
P 広告配信プログラム
Claims (6)
- 広告主端末から取得した広告情報に基づいて、広告に関するプッシュ通知を表示させるプッシュ通知情報を閲覧者端末に送信する広告配信装置であって、
前記プッシュ通知情報を複数の前記閲覧者端末のうち前記広告の配信の対象となる配信対象閲覧者端末に送信するプッシュ通知情報送信部と、
前記配信対象閲覧者端末において前記プッシュ通知が表示されたことを契機として、前記プッシュ通知を表示させたことに対する報酬である第1リワードを当該配信対象閲覧者端末に付与するリワード付与処理部と、を備える、広告配信装置。 - 複数の前記閲覧者端末のそれぞれから、当該閲覧者端末の利用者である閲覧者の属性に関する閲覧者情報を取得する閲覧者情報取得部と、
前記広告主端末から、当該広告主端末の利用者である広告主が前記広告の配信の対象とすることを希望する前記閲覧者の属性に関する対象者情報を含む広告情報を取得する広告情報取得部と、
前記閲覧者情報取得部により取得された前記閲覧者情報、及び、前記広告情報取得部により取得された前記対象者情報に基づいて、複数の前記閲覧者端末から前記配信対象閲覧者端末を選定する配信対象閲覧者選定部と、を備える、請求項1に記載の広告配信装置。 - 複数の前記閲覧者端末のそれぞれから、当該閲覧者端末において前記プッシュ通知を表示させるか否かの設定に関する表示可否情報を取得する表示可否情報取得部を備え、
前記配信対象閲覧者選定部は、前記閲覧者情報取得部により取得された前記閲覧者情報、前記広告情報取得部により取得された前記対象者情報、及び、表示可否情報取得部により取得された前記表示可否情報に基づいて、複数の前記閲覧者端末から前記配信対象閲覧者端末を選定する、請求項2に記載の広告配信装置。 - 前記配信対象閲覧者端末において表示された前記プッシュ通知が選択されたことに応じて当該配信対象閲覧者端末から送信されるプッシュ通知クリック情報を取得するクリック情報取得部を備え、
前記リワード付与処理部は、前記クリック情報取得部が前記配信対象閲覧者端末から前記プッシュ通知クリック情報を取得したことを契機として、前記プッシュ通知を選択したことに対する報酬である第2リワードを当該配信対象閲覧者端末に付与する、請求項1~3のいずれか一項に記載の広告配信装置。 - 前記クリック情報取得部は、前記配信対象閲覧者端末において表示された前記プッシュ通知が選択されなかった場合において、選択されなかった過去の前記プッシュ通知であるプッシュ通知履歴が選択されたことに応じて当該配信対象閲覧者端末から送信されるプッシュ通知履歴クリック情報を取得し、
前記リワード付与処理部は、前記クリック情報取得部が前記配信対象閲覧者端末から前記プッシュ通知履歴クリック情報を取得したことを契機として、前記プッシュ通知履歴を選択したことに対する報酬である第3リワードを当該配信対象閲覧者端末に付与する、請求項4に記載の広告配信装置。 - 広告主端末から取得した広告情報に基づいて、広告に関するプッシュ通知を表示させるプッシュ通知情報を閲覧者端末に送信する処理を、コンピュータに実行させる広告配信プログラムであって、
前記コンピュータを、
前記プッシュ通知情報を複数の前記閲覧者端末のうち前記広告の配信の対象となる配信対象閲覧者端末に送信するプッシュ通知情報送信部と、
前記配信対象閲覧者端末において前記プッシュ通知が表示されたことを契機として、前記プッシュ通知を表示させたことに対する報酬である第1リワードを当該配信対象閲覧者端末に付与するリワード付与処理部と、として機能させる、広告配信プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021206689A JP2023091861A (ja) | 2021-12-21 | 2021-12-21 | 広告配信装置及び広告配信プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021206689A JP2023091861A (ja) | 2021-12-21 | 2021-12-21 | 広告配信装置及び広告配信プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023091861A true JP2023091861A (ja) | 2023-07-03 |
Family
ID=86995941
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021206689A Pending JP2023091861A (ja) | 2021-12-21 | 2021-12-21 | 広告配信装置及び広告配信プログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2023091861A (ja) |
-
2021
- 2021-12-21 JP JP2021206689A patent/JP2023091861A/ja active Pending
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