JP2023091234A - ディスク装置用サスペンション - Google Patents

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Abstract

【課題】フレキシャの振動を効果的に抑制できるとともに、良好なフレキシャの剛性を実現することが可能なディスク装置用サスペンションを提供する。【解決手段】ディスク装置用サスペンション10は、ロードビーム21と、スライダ11が搭載されるタング45と、タング45に接続されたアウトリガー51とを有し、ロードビームに重ねられたフレキシャ22と、ロードビーム21及びアウトリガー51に貼り付けられた第1ダンパー材80とを備えている。第1ダンパー材80は、粘弾性体の単層構造を有している。【選択図】図4

Description

本発明は、ハードディスク装置等に使われるディスク装置用サスペンションに関する。
パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に、ハードディスク装置(HDD)が使用されている。ハードディスク装置は、スピンドルを中心に回転する磁気ディスクや、ピボット軸を中心に旋回するキャリッジを含んでいる。キャリッジはアクチュエータアームを有し、ボイスコイルモータ等のポジショニング用モータによってピボット軸を中心にディスクのトラック幅方向に旋回する。
上記アクチュエータアームにディスク装置用サスペンション(これ以降、単にサスペンションと称す)が取り付けられている。サスペンションは、ロードビームや、ロードビームに重ねて配置されたフレキシャを含んでいる。フレキシャの先端付近に形成されたジンバル部に、磁気ヘッドを構成するスライダが設けられている。スライダには、データの読取りあるいは書込み等のアクセスを行うための素子(トランスジューサ)が設けられている。これらロードビーム、フレキシャおよびスライダ等によって、ヘッドジンバルアセンブリが構成されている。
上記ジンバル部は、スライダを搭載するタングと、タングの両側に形成された一対のアウトリガーとを含んでいる。これらアウトリガーは、それぞれフレキシャの両側部の外側に張り出す形状を有している。各アウトリガーの長さ方向の両端部付近は、それぞれ、例えばレーザ溶接等によりロードビームに固定されている。各アウトリガーは、それぞれ厚さ方向にばねのように撓むことができ、タングのジンバル運動を確保する上で重要な役割を担っている。
ディスクの高記録密度化に対応するためには、ヘッドジンバルアセンブリをさらに小形化し、かつディスクの記録面に対してスライダをさらに高精度に位置決めできるようにすることが必要である。そのためには、ヘッドジンバルアセンブリに要求されるジンバル運動を確保した上で、フレキシャの揺れを極力小さくする必要がある。例えば特許文献1乃至3に記載されているように、フレキシャの揺れを抑制するために、サスペンションの一部にダンパー材を設けることも提案されている。
米国特許第6,967,821号明細書 特開2006-221726号公報 特開2010-86630号公報
アウトリガーにおいてダンパー材を貼り付ける面積を増やすことで、振動を抑制する効果の向上が期待できる。一方で、当該面積を増やした場合には、ジンバル運動にとって重要なフレキシャの剛性も大きく変化する。この点に鑑みれば、振動抑制に効果的なアウトリガーの領域に対し、局所的にダンパー材を貼り付けることが望ましい。しかしながら、一般的なダンパー材は柔らかい粘弾性層と硬い拘束板(拘束層)の積層構造を有しており、拘束板が変形しにくいために貼り付け可能な部位が限られてしまう。そのため、フレキシャの振動の抑制と良好な剛性の実現を両立することが困難となり得る。
そこで、本発明は、フレキシャの振動を効果的に抑制できるとともに、良好なフレキシャの剛性を実現することが可能なディスク装置用サスペンションを提供することを目的の一つとする。
一実施形態に係るディスク装置用サスペンションは、ロードビームと、スライダが搭載されるタングと、前記タングに接続されたアウトリガーとを有し、前記ロードビームに重ねられたフレキシャと、前記ロードビームおよび前記アウトリガーに貼り付けられたダンパー材とを備えている。さらに、前記ダンパー材は、粘弾性体の単層構造を有している。
前記ロードビームは、第1面と、前記第1面の反対側の第2面とを有している。前記アウトリガーは、少なくとも一部が前記第2面に対向する第3面と、前記第3面の反対側の第4面と、前記第3面および前記第4面を繋ぐ側面とを有している。例えば、前記ダンパー材は、前記第2面、前記第4面および前記側面にそれぞれ貼り付けられている。
前記第2面は、前記ロードビームの縁部に形成された曲面を含んでもよい。この場合において、前記ダンパー材は、前記曲面に貼り付けられてもよい。
前記ダンパー材は、平面視において前記アウトリガーと前記縁部とが交差する位置に設けられてもよい。
前記フレキシャは、前記ロードビームに固定された先端部を有してもよい。この場合において、前記ダンパー材は、前記アウトリガーおよび前記先端部に貼り付けられるとともに、前記ロードビームのうち平面視において前記アウトリガーと前記先端部の間に位置する領域に貼り付けられてもよい。
前記ダンパー材は、前記ロードビームおよび前記アウトリガーに貼り付いた第5面と、前記第5面の反対側の第6面とを有している。前記第6面は、前記ダンパー材の周囲の雰囲気に露出してもよい。
前記ロードビーム、前記アウトリガーおよび前記ダンパー材が重なる領域の少なくとも一部において、前記アウトリガーと前記ロードビームの間に隙間が形成されてもよい。
前記ダンパー材は、前記第1面および前記第3面にそれぞれ貼り付けられてもよい。この場合において、前記ロードビームが前記第1面と前記第2面の間を貫通する開口を有し、前記ダンパー材が前記開口を通じて前記第3面に貼り付けられてもよい。
本発明によれば、フレキシャの振動を効果的に抑制できるとともに、良好なフレキシャの剛性を実現することが可能なディスク装置用サスペンションを提供することができる。
図1は、第1実施形態に係るディスク装置の一例を示す概略的な斜視図である。 図2は、第1実施形態に係るディスク装置の一部を示す概略的な断面図である。 図3は、第1実施形態に係るサスペンションの概略的な斜視図である。 図4は、第1実施形態に係るサスペンションの先端側の一部をスライダ側から見た概略的な斜視図である。 図5は、第1実施形態に係るサスペンションの先端部付近をスライダ側から見た概略的な平面図である。 図6は、図5中のF6-F6線に沿うサスペンションの概略的な断面図である。 図7は、図5中のF7-F7線に沿うサスペンションの概略的な断面図である。 図8は、比較例に係るサスペンションの概略的な断面図である。 図9は、ダンパー材の有無による振動特性の違いを評価した結果を示すグラフである。 図10は、ダンパー材における拘束板の有無による振動特性の違いを評価した結果を示すグラフである。 図11は、第2実施形態に係るサスペンションの一部を示す概略的な平面図である。 図12は、図11中のF12-F12線に沿うサスペンションの概略的な断面図である。 図13は、第3実施形態に係るサスペンション10の概略的な斜視図である。 図14は、第3実施形態に係るサスペンションの概略的な断面図である。
いくつかの実施形態につき、図面を参照しながら説明する。
[第1実施形態]
図1は、ディスク装置(HDD)1の一例を示す概略的な斜視図である。このディスク装置1は、ケース2と、スピンドル3を中心に回転する複数のディスク4と、ピボット軸5を中心に旋回可能なキャリッジ6と、キャリッジ6を駆動するためのポジショニング用モータ(ボイスコイルモータ)7とを有している。ケース2は、図示しない蓋によって密閉される。
図2は、ディスク装置1の一部を示す概略的な断面図である。図1および図2に示されるように、キャリッジ6に複数のアーム(キャリッジアーム)8が設けられている。各アーム8の先端部には、サスペンション10が取り付けられている。各サスペンション10の先端部には、磁気ヘッドを構成するスライダ11が設けられている。ディスク4が高速で回転すると、ディスク4とスライダ11との間に空気が流入することによって、エアベアリングが形成される。
ポジショニング用モータ7によってキャリッジ6が旋回すると、サスペンション10がディスク4の径方向に移動することにより、スライダ11がディスク4の所望トラックまで移動する。
図3は、本実施形態に係るサスペンション10の概略的な斜視図である。サスペンション10は、キャリッジ6のアーム8(図1および図2に示す)に固定されるベースプレート20と、ロードビーム21と、フレキシャ22とを備えている。ベースプレート20には、アーム8に形成された孔8a(図2に示す)に挿入されるボス部20aが形成されている。フレキシャ22は、ロードビーム21に沿って配置されている。
以下の説明においては、図3に示すようにサスペンション10、ロードビーム21およびフレキシャ22の長さ方向X、幅方向Yおよび厚さ方向Zを定義する。また、ロードビーム21の先端21a近傍に円弧状の矢印で示すように、スウェイ方向Sを定義する。
図4は、サスペンション10の先端側の一部をスライダ11側から見た概略的な斜視図である。ロードビーム21は、図3に示す下面BF1(第1面)と、図4に示す上面UF1(第2面)とを有している。上面UF1は、フレキシャ22が配置される面である。図3に示すように、下面BF1にダンパー部材25が設けられてもよい。
さらに、ロードビーム21は、一対の縁部ED1,ED2を有している。縁部ED1,ED2は、長さ方向Xおよび幅方向Yに対して傾斜している。幅方向Yにおける縁部ED1,ED2の間の距離は、ロードビーム21の先端21aに近づくに連れて減少する。図3に示すように、本実施形態においては縁部ED1,ED2においてロードビーム21が下面BF1側に突出するように(下面BF1が内側となるように)曲げられている。
図4に示すように、磁気ヘッドをなすスライダ11の先端部には、例えばMR素子のように磁気信号と電気信号とを変換可能な素子28が設けられている。これらの素子28によって、ディスク4に対するデータの書込みあるいは読取り等のアクセスが行なわれる。スライダ11、ロードビーム21およびフレキシャ22等によって、ヘッドジンバルアセンブリ(head gimbal assembly)が構成されている。
フレキシャ22は、薄いステンレス鋼の板からなるメタルベース40と、メタルベース40に沿って配置された一対の配線部41とを有している。一対の配線部41は幅方向Yに並び、屈曲しながら長さ方向Xに延びている。メタルベース40の厚さは、ロードビーム21の厚さよりも小さい。メタルベース40の厚さは、好ましくは12~25μmであり、一例では20μmである。ロードビーム21の厚さは、例えば30μmである。配線部41の一部は、スライダ11用の端子42を介してスライダ11の素子28に電気的に接続されている。
図5は、サスペンション10の先端部付近をスライダ11側から見た概略的な平面図である。フレキシャ22は、タング45と、第1アウトリガー51と、第2アウトリガー52とを有している。タング45には、スライダ11が搭載されている。第1アウトリガー51および第2アウトリガー52は、幅方向Yにおいてタング45の両外側にそれぞれ配置されている。
第1アウトリガー51と第2アウトリガー52は、タング45の幅方向の両外側に張り出す形状を有している。タング45、第1アウトリガー51および第2アウトリガー52は、いずれもメタルベース40の一部であり、例えばエッチングによってそれぞれの輪郭が形成されている。
図6は、図5中のF6-F6線に沿うサスペンション10の概略的な断面図である。ロードビーム21は、タング45に向かって突出するディンプル55を有している。ディンプル55の先端55aは、タング45に接触している。タング45は、ディンプル55の先端55aを中心として揺動し、所望のジンバル運動をなすことができる。タング45、第1アウトリガー51、第2アウトリガー52およびディンプル55などによってジンバル部56が構成されている。
図4および図5に示すように、第1アウトリガー51はタング45の一方の側部の外側に配置され、長さ方向Xに延びている。第2アウトリガー52はタング45の他方の側部の外側に配置され、長さ方向Xに延びている。
第1アウトリガー51は、第1基端部51aと、第1基端アーム51bと、第1先端アーム51cと、第1接続部51dとを有している。第1基端部51aは、固定部61によってロードビーム21に固定されている。第1基端アーム51bは、第1基端部51aからタング45の一方の側部に向けて延びている。第1先端アーム51cの一端は第1基端アーム51bに接続され、他端はフレキシャ22の先端部22aに接続されている。第1接続部51dは、第1基端アーム51bの先端とタング45の一方の側部とを接続している。先端部22aは、固定部62によってロードビーム21の先端付近に固定されている。固定部61,62は、例えばレーザスポット溶接等によって形成されている。
第1基端アーム51bは、第1屈曲部51eを有している。第1基端部51aと第1屈曲部51eの間においては、第1基端アーム51bがサスペンション10の幅方向Yにおける中心Cに近づく方向に延びている。一方、第1屈曲部51eと第1先端アーム51cの間においては、第1基端アーム51bが中心Cから遠ざかる方向に延びている。
第2アウトリガー52は、第1アウトリガー51と同様の形状を有している。すなわち、第2アウトリガー52は、第2基端部52a、第2基端アーム52b、第2先端アーム52c、第2接続部52dおよび第2屈曲部52eを有している。第2基端部52aは、例えばレーザスポット溶接等で形成された固定部63によってロードビーム21に固定されている。
上述の通り、第1アウトリガー51の長さ方向Xの両端部が固定部61,62によって支持されている。さらに、第2アウトリガー52の長さ方向Xの両端部が固定部62,63によって支持されている。これにより、第1アウトリガー51の固定部61,62の間に位置する部分、および、第2アウトリガー52の固定部62,63の間に位置する部分は、厚さ方向Zに撓むことができる。このように、タング45は、第1アウトリガー51および第2アウトリガー52によって弾性的に支持され、ディンプル55を支点として揺動することができる。
ジンバル部56には、第1マイクロアクチュエータ素子65および第2マイクロアクチュエータ素子66が搭載されている。これらマイクロアクチュエータ素子65,66はそれぞれ圧電材料からなり、幅方向Yにおけるスライダ11の両側に配置されている。第1マイクロアクチュエータ素子65の両端部65a,65bは、それぞれタング45のアクチュエータ支持部70,71に固定されている。第2マイクロアクチュエータ素子66の両端部66a,66bは、それぞれタング45のアクチュエータ支持部72,73に固定されている。
マイクロアクチュエータ素子65,66は、タング45をスウェイ方向S(図3に示す)に回動させる機能を有している。図4および図5の例においては、タング45の一方の側部と第1アウトリガー51との間に、タング45の過剰な揺れを抑制するリミッタ部材75が設けられている。タング45の他方の側部と第2アウトリガー52との間にもリミッタ部材76が設けられている。
図4および図5に示すように、サスペンション10は、フレキシャ22の振動を抑制する第1ダンパー材80および第2ダンパー材90を備えている。第1ダンパー材80および第2ダンパー材90は、ロードビーム21およびフレキシャ22に貼り付けられている。
具体的には、第1ダンパー材80は、平面視において第1基端アーム51bと縁部ED1とが交差する位置を含む範囲に貼り付けられている。また、第2ダンパー材90は、平面視において第2基端アーム52bと縁部ED2とが交差する位置を含む範囲に貼り付けられている。
第1ダンパー材80は、長さ方向Xにおいて第1屈曲部51eと第1先端アーム51cの間に位置している。第2ダンパー材90は、長さ方向Xにおいて第2屈曲部52eと第2先端アーム52cの間に位置している。
図5の例において、第1ダンパー材80は、第1基端アーム51bのうちロードビーム21と対向する部分だけでなく、平面視において縁部ED1から突出した部分(ロードビーム21と対向しない部分)も覆っている。同様に、第2ダンパー材90は、第2基端アーム52bのうちロードビーム21と対向する部分だけでなく、平面視において縁部ED2から突出した部分も覆っている。
一対の配線部41は、それぞれ第1ダンパー材80および第2ダンパー材90に向けて突出した凸部41aを有している。これら凸部41aとダンパー材80,90は、互いに離間して幅方向Yに並んでいる。
図7は、図5中のF7-F7線に沿うサスペンション10の概略的な断面図である。第1アウトリガー51(第1基端アーム51b)は、少なくとも一部がロードビーム21の上面UF1に対向する下面BF2(第3面)と、下面BF2の反対側の上面UF2(第4面)と、下面BF2および上面UF2を繋ぐ一対の側面SF1,SF2とを有している。第1ダンパー材80は、上面UF1,UF2に対向する下面BF3(第5面)と、下面BF3の反対側の上面UF3(第6面)とを有している。
上面UF1は、ロードビーム21の大部分に及ぶ平坦面FTと、縁部ED1を曲げることで形成された曲面CVとを含む。図7の断面のように、ロードビーム21、第1アウトリガー51および第1ダンパー材80が厚さ方向Zに重なる領域の少なくとも一部において、ロードビーム21と第1基端アーム51bの間に隙間Gが形成されている。当該領域において、隙間Gが形成されずにロードビーム21と第1基端アーム51bが全体的に接触していてもよい。
第1ダンパー材80は、粘弾性体(viscoelastic material)の単層構造を有している。すなわち、本実施形態における第1ダンパー材80は、いわゆる拘束板を有していない。粘弾性体としては、粘着性を有するとともに変形時に粘性抵抗を発揮することが可能な材料、例えばアクリル系樹脂等の高分子材料を用いることができる。
図7の例においては、第1ダンパー材80の厚さがロードビーム21の厚さや第1基端アーム51bの厚さよりも小さい。これにより、第1ダンパー材80を貼り付ける部位に対する第1ダンパー材80の追随性が高まる。ただし、良好な振動抑制の効果を得る観点からは、第1ダンパー材80の厚さが10μm以上であることが好ましい。第1ダンパー材80の厚さは、ロードビーム21の厚さや第1基端アーム51bの厚さ以上であってもよい。
第1ダンパー材80の下面BF3は、その粘着性によりロードビーム21の上面UF1および第1基端アーム51bの上面UF2に貼り付いている。さらに、下面BF3は、第1基端アーム51bの側面SF1,SF2の少なくとも一方、図7の例においては双方に貼り付いている。
より詳細には、第1ダンパー材80は、平坦面FTに貼り付く第1部分P1と、曲面CVに貼り付く第2部分P2と、第1基端アーム51bに貼り付く第3部分P3と、側面SF1に貼り付く第4部分P4と、側面SF2に貼り付く第5部分P5とを有している。
図7の例においては、第3部分P3が第1部分P1と第2部分P2の間に位置している。さらに、第4部分P4が第1部分P1と第3部分P3の間に位置し、第5部分P5が第2部分P2と第3部分P3の間に位置している。第4部分P4および第5部分P5の一部においては、下面BF3が隙間Gに露出している。
第1ダンパー材80の上面UF3は、他の部材と接触していない。すなわち、上面UF3は、全体的に第1ダンパー材80の周囲の雰囲気に露出している。上面UF3は、全体的に空気層と接していると言うこともできる。
図7の例においては、第1基端アーム51bの下面BF2が第1ダンパー材80と接触していない。ただし、下面BF2の一部に第1ダンパー材80が貼り付いていてもよい。例えば、図5に示したように第1ダンパー材80が第1基端アーム51bのうち縁部ED1の外側に突出した部分にも貼り付いている場合、当該部分における下面BF2に第1ダンパー材80が貼り付き得る。
第2ダンパー材90および第2アウトリガー52(第2基端アーム52b)を含む断面構造は、図7に示した第1ダンパー材80および第1アウトリガー51を含む断面構造と同様である。すなわち、第2ダンパー材90も粘弾性体の単層構造を有している。
以下に、本実施形態に係るサスペンション10の作用について説明する。
本実施形態に係るサスペンション10は、第1アウトリガー51および第2アウトリガー52がそれぞれ第1ダンパー材80および第2ダンパー材90によってロードビーム21に貼り付けられている。フレキシャ22を振動させるエネルギーが外部から入力されると、当該振動エネルギーがこれらダンパー材80,90に伝わる。このとき、粘弾性体であるダンパー材80,90が変形し、粘弾性体を構成する分子の摩擦による内部抵抗を生じる。このため振動エネルギーが熱エネルギーに変換され、フレキシャ22の揺れを抑制することができる。
図8は、比較例に係るサスペンション10Xの概略的な断面図である。当該断面図は、図7と同様にロードビーム21、第1アウトリガー51(第1基端アーム51b)およびダンパー材80Xを含む。
サスペンション10Xにおいて、ダンパー材80Xは、粘弾性体81と、拘束板82とを有している。粘弾性体81は、ロードビーム21の上面UF1および第1アウトリガー51の上面UF2に貼り付いている。拘束板82は、粘弾性体81よりも硬い材料で形成され、粘弾性体81を全体的に覆っている。
このように拘束板82を備えるダンパー材80Xは、本実施形態に係る第1ダンパー材80および第2ダンパー材90に比べて変形しにくいし、細かな曲げ加工を施すことも難しい。そのため、ダンパー材80Xによって側面SF1,SF2を覆うことが困難である。また、曲面CVのような平坦でない部分にも貼り付きにくい。
これに対し、本実施形態における第1ダンパー材80および第2ダンパー材90は粘弾性体の単層構造であるため、高い変形性を発揮する。そのため、第1アウトリガー51および第2アウトリガー52の側面SF1,SF2や縁部ED1,ED2の曲面CVへも第1ダンパー材80および第2ダンパー材90を良好に貼り付けることが可能である。側面SF1,SF2や曲面CVの広い範囲に第1ダンパー材80および第2ダンパー材90が貼り付けば、フレキシャ22の振動を抑制する効果が高まる。
このように、第1ダンパー材80および第2ダンパー材90は起伏の変化が大きい場所にも貼り付けることが可能であるため、貼り付け位置の選択肢が広がる。したがって、貼り付け位置の起伏によらず、フレキシャ22の振動抑制に適した位置に第1ダンパー材80および第2ダンパー材90を貼り付けることができる。結果として、第1ダンパー材80および第2ダンパー材90の貼り付け面積を極力小さくし、フレキシャ22の振動を効果的に抑制しつつも良好なフレキシャ22の剛性を実現することができる。
本実施形態においては、ロードビーム21のうち第1ダンパー材80および第2ダンパー材90が貼り付けられる部分が拘束板と実質的に同様の役割を果たす。そのため、比較例に係るサスペンション10Xと比べても遜色ないフレキシャ22の振動抑制の効果を得ることができる。
第1ダンパー材80および第2ダンパー材90の上面は、周囲の雰囲気に露出している。このような露出した上面は、ディスク装置1にサスペンション10が実装された状態において、ケース2内のパーティクルを吸着し得る。これにより、パーティクルに起因したディスク装置1の不具合が抑制され、ディスク装置1の信頼性が向上する。
発明者は、第1ダンパー材80および第2ダンパー材90によるフレキシャ22の振動抑制の効果を検証した。この検証の対象であるサスペンション10の構造は、図3乃至図7に示したものと同様である。
図9は、第1ダンパー材80および第2ダンパー材90の有無による振動特性の違いを評価した結果を示すグラフである。当該グラフの横軸は周波数[kHz]であり、縦軸はゲイン[dB]である。グラフ中の複数の細線は、第1ダンパー材80および第2ダンパー材90を備えないサスペンションのいくつかのサンプルについての測定結果を示す。グラフ中の複数の太線は、第1ダンパー材80および第2ダンパー材90を備えるサスペンション10のいくつかのサンプルについての測定結果を示す。
図9のグラフにおいて、第1ダンパー材80および第2ダンパー材90を備えないサスペンションのゲインは14kHz付近等で大きく上下し、かつサンプルごとのばらつきも大きい。これに対し、第1ダンパー材80および第2ダンパー材90を備えるサスペンション10のゲインは全体的に安定しており、サンプルごとのばらつきも小さい。このことから、第1ダンパー材80および第2ダンパー材90を設けることで、フレキシャ22の振動を効果的に抑制できることが分かる。
図10は、拘束板の有無による振動特性の違いを評価した結果を示すグラフである。当該グラフの横軸は周波数[kHz]であり、縦軸はゲイン[dB]である。グラフ中の複数の細線は、図8に示したダンパー材80Xのように拘束板を含む第1ダンパー材および第2ダンパー材を備えるサスペンションのいくつかのサンプルについての測定結果を示す。グラフ中の複数の太線は、拘束板を含まない第1ダンパー材80および第2ダンパー材90を備えるサスペンション10のいくつかのサンプルについての測定結果を示す。
図10のグラフに基づけば、ダンパー材が拘束板を含む場合と含まない場合のいずれにおいても、ゲインが全体的に安定することが分かる。ダンパー材が拘束板を含まない場合には、ダンパー材が拘束板を含む場合に比べて10kHz~12kHzの振動がより効果的に抑制されることも見て取れる。
以上の検証から、本実施形態のような第1ダンパー材80および第2ダンパー材90を備えるサスペンション10が良好なフレキシャ22の振動抑制の効果を発揮することが確認された。
[第2実施形態]
第2実施形態について説明する。本実施形態においては、第1ダンパー材80および第2ダンパー材90を貼り付ける位置が第1実施形態と異なる。第1実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図11は、第2実施形態に係るサスペンション10の一部を示す概略的な平面図である。図11の例において、第1ダンパー材80は、第1先端アーム51c、フレキシャ22の先端部22a、および、ロードビーム21のうち平面視において第1先端アーム51cと先端部22aの間に位置する領域A1に貼り付けられている。また、第2ダンパー材90は、第2先端アーム52c、先端部22a、および、ロードビーム21のうち平面視において第2先端アーム52cと先端部22aの間に位置する領域A2に貼り付けられている。
図12は、図11中のF12-F12線に沿うサスペンション10の概略的な断面図である。第1アウトリガー51(第1先端アーム51c)は、少なくとも一部がロードビーム21の上面UF1に対向する下面BF21と、下面BF21の反対側の上面UF21と、下面BF21および上面UF21を繋ぐ側面SF21とを有している。先端部22aは、少なくとも一部がロードビーム21の上面UF1に対向する下面BF22と、下面BF22の反対側の上面UF22と、下面BF22および上面UF22を繋ぐ側面SF22とを有している。側面SF21,SF22は、互いに対向している。
図12の例においては、下面BF21,BF22がいずれも上面UF1に接触している。他の例として、下面BF21,BF22の少なくとも一方と上面UF1との間に隙間が形成されてもよい。
第1ダンパー材80の下面BF3は、上面UF21,UF22に貼り付くとともに、領域A1において上面UF1に貼り付いている。さらに、下面BF3は、側面SF21,SF22の少なくとも一方、図12の例においては双方に貼り付いている。
より詳細には、第1ダンパー材80は、上面UF1に貼り付く第1部分P21と、上面UF21に貼り付く第2部分P22と、上面UF22に貼り付く第3部分P23と、側面SF21に貼り付く第4部分P24と、側面SF22に貼り付く第5部分P25とを有している。図12の例においては、第1部分P21が第2部分P22と第3部分P23の間に位置している。第1ダンパー材80の上面UF3は、第1実施形態と同じく他の部材と接触していない。
第2ダンパー材90および第2アウトリガー52(第2先端アーム52c)を含む断面構造は、図12に示した第1ダンパー材80および第1アウトリガー51を含む断面構造と同様である。図11の例においては第1ダンパー材80と第2ダンパー材90が離間しているが、これらダンパー材80,90が連続した1つの粘弾性体により構成されてもよい。
仮に粘弾性体と拘束板を含むダンパー材を先端部22aと第1先端アーム51cの間や先端部22aと第2先端アーム52cの間のような小さな隙間(フレキシャ22のスリット)を覆うように設ける場合、ダンパー材が変形しにくいために、領域A1,A2においてロードビーム21の上面UF1に粘弾性体が貼り付かない可能性がある。これに対し、本実施形態のように粘弾性体の単層構造を有する第1ダンパー材80および第2ダンパー材90は、領域A1,A2における上面UF1や側面SF21,SF22に対しても良好に貼り付けることが可能である。
[第3実施形態]
第3実施形態について説明する。本実施形態においては、第1ダンパー材80および第2ダンパー材90を貼り付ける態様が上述の各実施形態と異なる。上述の各実施形態と同様の構成については説明を省略する。
図13は、第3実施形態に係るサスペンション10の概略的な斜視図である。本実施形態において、ロードビーム21は、第1開口AP1および第2開口AP2を有している。第1ダンパー材80は、ロードビーム21の下面BF1に貼り付けられ、第1開口AP1と重なっている。第2ダンパー材90は、下面BF1に貼り付けられ、第2開口AP2と重なっている。
図13の例においては、第1ダンパー材80が第1開口AP1の全体を塞ぎ、第2ダンパー材90が第2開口AP2の全体を塞いでいる。他の例として、第1ダンパー材80および第2ダンパー材90は、それぞれ第1開口AP1および第2開口AP2の一部のみを塞いでもよい。
図14は、第1ダンパー材80および第1開口AP1を含む領域におけるサスペンション10の概略的な断面図である。第1開口AP1は、下面BF1と上面UF1の間を貫通している。ロードビーム21は、第1開口APにおいて互いに対向する一対の側面SF31,SF32を有している。
図14においては、第1アウトリガー51の第1基端アーム51bの一部(例えば第1屈曲部51e)が第1開口AP1と重なっている。第1基端アーム51bは、例えば第1開口AP1を長さ方向Xに横切っている。
第1ダンパー材80の上面UF3は、その粘着性によりロードビーム21の下面BF1および第1基端アーム51bの下面BF2に貼り付いている。さらに、上面UF3は、側面SF31,SF32の少なくとも一方、図14の例においては双方に貼り付いている。
より詳細には、第1ダンパー材80は、下面BF1に貼り付く第1部分P31および第2部分P32と、下面BF2に貼り付く第3部分P33と、側面SF31に貼り付く第4部分P34と、側面SF32に貼り付く第5部分P35とを有している。さらに、第1ダンパー材80は、下面BF3および上面UF3がいずれの部材にも貼り付いていない第6部分P36および第7部分P37を有している。
図14の例においては、第3部分P33が第1部分P31と第2部分P32の間に位置し、第4部分P34が第1部分P31と第3部分P33の間に位置し、第5部分P35が第2部分P32と第3部分P33の間に位置している。さらに、第6部分P36が第3部分P33と第4部分P34の間に位置し、第7部分P37が第3部分P33と第5部分P35の間に位置している。
第1ダンパー材80の下面BF3は、他の部材と接触していない。すなわち、下面BF3は、全体的に第1ダンパー材80の周囲の雰囲気に露出している。下面BF3は、全体的に空気層と接していると言うこともできる。
第2ダンパー材90、第2開口AP2および第2アウトリガー52(第2基端アーム52b)を含む断面構造は、図14に示した第1ダンパー材80、第1開口AP1および第1アウトリガー51を含む断面構造と同様である。図13の例においては第1ダンパー材80と第2ダンパー材90が離間しているが、これらダンパー材80,90が連続した1つの粘弾性体により構成されてもよい。
仮に粘弾性体と拘束板を含むダンパー材を、第1開口AP1および第2開口AP2を通じて第1基端アーム51bおよび第2基端アーム52bに貼り付けようとする場合、ダンパー材が変形しにくいために、これら基端アーム51b,52bに粘弾性体が貼り付かない可能性がある。これに対し、本実施形態のように粘弾性体の単層構造を有する第1ダンパー材80および第2ダンパー材90は、高い変形性を発揮するため、第1開口AP1および第2開口AP2を通じて第1基端アーム51bおよび第2基端アーム52bに対し良好に貼り付けることが可能である。
なお、図14においては第1ダンパー材80が第1基端アーム51bに直接貼り付けられる例を示したが、第1ダンパー材80と第1基端アーム51bの間にスペーサが配置されてもよい。同様に、第2ダンパー材90と第2基端アーム52bの間にスペーサが配置されてもよい。このような構造であれば、第1ダンパー材80および第2ダンパー材90の変形量が抑えられるため、ダンパー材80,90をそれぞれ第1基端アーム51bおよび第2基端アーム52bに対してより良好に貼り付けることが可能である。
また、第1開口AP1付近で第1基端アーム51bが厚さ方向Zに曲げられ、第1基端アーム51bの一部が第1開口AP1の内側に位置してもよい。同様に、第2開口AP2付近で第2基端アーム52bが厚さ方向Zに曲げられ、第2基端アーム52bの一部が第2開口AP2の内側に位置してもよい。このような構造であっても、第1ダンパー材80および第2ダンパー材90の変形量が抑えられるため、ダンパー材80,90をそれぞれ第1基端アーム51bおよび第2基端アーム52bに対してより良好に貼り付けることが可能である。
以上の各実施形態にて開示した発明を実施するに当たっては、ロードビームやフレキシャの形状、第1ダンパー材および第2ダンパー材の配置などの具体的な態様をはじめとして、ディスク装置用サスペンションを構成する各要素の具体的な態様を種々に変更できる。例えば、マイクロアクチュエータ素子65,66を有しないサスペンションに各実施形態と同様の第1ダンパー材80および第2ダンパー材90が設けられてもよい。
1…ディスク装置、10…サスペンション、11…スライダ、21…ロードビーム、22…フレキシャ、40…メタルベース、41…配線部、45…タング、51…第1アウトリガー、51a…第1基端部、51b…第1基端アーム、51c…第1先端アーム、52…第2アウトリガー、52a…第2基端部、52b…第2基端アーム、52c…第2先端アーム、55…ディンプル、56…ジンバル部、61,62,63…固定部、65,66…マイクロアクチュエータ素子、80…第1ダンパー材、90…第2ダンパー材。

Claims (9)

  1. ロードビームと、
    スライダが搭載されるタングと、前記タングに接続されたアウトリガーとを有し、前記ロードビームに重ねられたフレキシャと、
    前記ロードビームおよび前記アウトリガーに貼り付けられたダンパー材と、を備え、
    前記ダンパー材は、粘弾性体の単層構造を有している、
    ディスク装置用サスペンション。
  2. 前記ロードビームは、第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、を有し、
    前記アウトリガーは、少なくとも一部が前記第2面に対向する第3面と、前記第3面の反対側の第4面と、前記第3面および前記第4面を繋ぐ側面と、を有し、
    前記ダンパー材は、前記第2面、前記第4面および前記側面にそれぞれ貼り付けられている、
    請求項1に記載のディスク装置用サスペンション。
  3. 前記第2面は、前記ロードビームの縁部に形成された曲面を含み、
    前記ダンパー材は、前記曲面に貼り付けられている、
    請求項2に記載のディスク装置用サスペンション。
  4. 前記ダンパー材は、平面視において前記アウトリガーと前記縁部とが交差する位置に設けられている、
    請求項3に記載のディスク装置用サスペンション。
  5. 前記フレキシャは、前記ロードビームに固定された先端部を有し、
    前記ダンパー材は、前記アウトリガーおよび前記先端部に貼り付けられるとともに、前記ロードビームのうち平面視において前記アウトリガーと前記先端部の間に位置する領域に貼り付けられている、
    請求項1または2に記載のディスク装置用サスペンション。
  6. 前記ダンパー材は、前記ロードビームおよび前記アウトリガーに貼り付いた第5面と、前記第5面の反対側の第6面と、を有し、
    前記第6面は、前記ダンパー材の周囲の雰囲気に露出している、
    請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載のディスク装置用サスペンション。
  7. 前記ロードビーム、前記アウトリガーおよび前記ダンパー材が重なる領域の少なくとも一部において、前記アウトリガーと前記ロードビームの間に隙間が形成されている、
    請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載のディスク装置用サスペンション。
  8. 前記ロードビームは、第1面と、前記第1面の反対側の第2面と、を有し、
    前記アウトリガーは、少なくとも一部が前記第2面に対向する第3面と、前記第3面の反対側の第4面と、を有し、
    前記ダンパー材は、前記第1面および前記第3面にそれぞれ貼り付けられている、
    請求項1に記載のディスク装置用サスペンション。
  9. 前記ロードビームは、前記第1面と前記第2面の間を貫通する開口を有し、
    前記ダンパー材は、前記開口を通じて前記第3面に貼り付けられている、
    請求項8に記載のディスク装置用サスペンション。
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