JP2023089850A - 液化ガス貯蔵タンク - Google Patents

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直哉 児玉
Naoya Kodama
真人 藤井
Masato Fujii
啓央 佐藤
Takahiro Sato
貴裕 山口
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Abstract

【課題】温度低下により内槽が収縮しても内槽屋根に対する断熱効果を良好に発揮させる。【解決手段】液化ガス貯蔵タンクは、上側に凸状に湾曲した内槽屋根43を含みかつ低温の液化ガスを内部に収容する内槽4と、内槽屋根43と対向する外槽屋根33を含みかつ内槽4を内部に収容する外槽3と、内槽屋根43と外槽屋根33との間の断熱空間(S1a)において内槽屋根43の少なくとも中央部43aを覆うように敷設された保形性を有する定形断熱材50と、内槽屋根43の外周部43bを覆うように断熱空間(S1a)に充填された流動性を有する粒状断熱材55とを備える。【選択図】図2

Description

本開示は、低温の液化ガスを貯蔵する液化ガス貯蔵タンクに関する。
下記特許文献1に示される液化ガス貯蔵タンクが公知である。この液化ガス貯蔵タンクは、低温の液化ガスを内部に収容する内槽と、内槽を内部に収容する外槽と、内槽と外槽との間の断熱空間に充填されるパーライト等からなる粒状の断熱材とを備える。
特許第6909634号公報
前記のような液化ガス貯蔵タンクでは、内槽の温度が外槽の温度よりも大幅に低下する。これにより、内槽が外槽よりも大きく収縮し、内槽と外槽との間の断熱空間の容積が拡大し得る。このような容積拡大が起きると、断熱空間に充填されている粒状の断熱材が沈降する結果、内槽屋根を覆う断熱材の厚さが減少し、内槽屋根の断熱効果が低下するおそれがある。
本開示は、前記のような事情に鑑みてなされたものであり、温度低下により内槽が収縮しても内槽屋根に対する断熱効果を良好に発揮させることが可能な液化ガス貯蔵タンクを提供することを目的とする。
前記課題を解決するためのものとして、本開示の一局面に係る液化ガス貯蔵タンクは、低温の液化ガスを貯蔵するタンクであって、上側に凸状に湾曲した内槽屋根を含みかつ前記液化ガスを内部に収容する内槽と、前記内槽屋根と対向する外槽屋根を含みかつ前記内槽を内部に収容する外槽と、前記内槽屋根と前記外槽屋根との間の断熱空間において前記内槽屋根の少なくとも中央部を覆うように敷設された保形性を有する定形断熱材と、前記内槽屋根の外周部を覆うように前記断熱空間に充填された流動性を有する粒状断熱材とを備える。
本開示の液化ガス貯蔵タンクによれば、温度低下により内槽が収縮しても内槽屋根に対する断熱効果を良好に発揮させることができる。
本開示の一実施形態に係る液化ガス貯蔵タンクを示す断面図である。 液化ガス貯蔵タンクの屋根部を拡大して示す断面図である。 内槽屋根の中央部を上から見た平面図である。 内槽の収縮により粒状断熱材が沈降したときの状況を示す拡大断面図である。 前記実施形態の変形例を示す図2相当図である。 前記実施形態の別の変形例を示す図2相当図である。
以下、図面を参照して、本開示に係る液化ガス貯蔵タンクの実施形態を詳細に説明する。本開示の液化ガス貯蔵タンクは、低温の液化ガスを貯蔵する複重殻タンクである。貯蔵される液化ガスは、例えば液化水素、液体ヘリウム、液体窒素、液化天然ガス又は液化石油ガスなどである。
[液化ガス貯蔵タンクの全体構成]
図1は、本開示の一実施形態に係る液化ガス貯蔵タンク1を示す断面図である。本実施形態で例示される液化ガス貯蔵タンク1は、液化ガスとして液化水素LHを貯蔵する三重殻タンクである。液化ガス貯蔵タンク1は、タンク基礎10と、タンク基礎10の上に立設されたカバー槽2と、カバー槽2の内部に収容された外槽3と、外槽3の内部に収容された内槽4とを備える。カバー槽2、外槽3及び内槽4は、いずれも上面視で円形状に形成され、かつ同心円状に配置されている。
タンク基礎10は、液化ガス貯蔵タンク1の基礎部分を構成するコンクリート層である。タンク基礎10は、カバー槽2の外径よりも大きいサイズを有している。
カバー槽2は、炭素鋼等の金属で構成された密閉体であり、カバー槽底板21と、カバー槽側板22と、カバー槽屋根23とを含む。カバー槽底板21は、タンク基礎10の直上に敷設された円板状の底板である。カバー槽側板22は、カバー槽底板21の周縁から立設された円筒状の側板である。カバー槽屋根23は、カバー槽側板22の上面開口を塞ぐように当該カバー槽側板22の上端に取り付けられたドーム型の屋根であり、上側に凸の球面状に形成されている。
外槽3は、SUS等の金属で構成された密閉体であり、カバー槽2の内部に配置されている。外槽3は、外槽底板31と、外槽側板32と、外槽屋根33とを含む。外槽底板31は、カバー槽底板21よりも径の小さい円板状の底板である。外槽側板32は、外槽底板31の周縁から立設された円筒状の側板である。外槽屋根33は、外槽側板32の上面開口を塞ぐように当該外槽側板32の上端に取り付けられたドーム型の屋根であり、上側に凸の球面状に形成されている。
内槽4は、内部に液化水素LHを収容する槽である。内槽4は、SUS等の金属で構成されており、外槽3の内部に配置されている。内槽4は、内槽底板41と、内槽側板42と、内槽屋根43とを含む。内槽底板41は、外槽底板31よりも径の小さい円板状の底板である。内槽側板42は、内槽底板41の周縁から立設された円筒状の底板である。内槽屋根43は、内槽側板42の上面開口を塞ぐように当該内槽側板42の上端に取り付けられたドーム型の屋根であり、上側に凸の球面状に形成されている。内槽4の内部における液化水素LHの上方、つまり内槽屋根43の直下方には、気相部空間S3が形成されている。気相部空間S3は、液化水素LHから蒸発した水素ガスで満たされる空間である。
カバー槽底板21と外槽底板31との間には、第1レベルコンクリート層24、第1リング部25及び第1底部保冷層26が介在されている。第1レベルコンクリート層24は、カバー槽底板21の上に施工された平面出しのコンクリート層である。第1リング部25は、第1レベルコンクリート層24の周縁部の上に配置された強度の高いリング状のコンクリート層である。第1リング部25において外槽側板32の荷重を直接受ける箇所には、強化コンクリート層251が配置されている。第1底部保冷層26は、第1リング部25の内側において第1レベルコンクリート層24上に配置された断熱性を有する層である。第1リング部25は、例えばパーライトコンクリートブロックのような、断熱コンクリートブロックの配列体により形成できる。第1底部保冷層26は、例えば泡ガラスのような、断熱性の無機ブロック材の配列体により形成できる。第1底部保冷層26の上に、例えば軽量気泡コンクリートの板材を敷設してもよい。
外槽底板31と内槽底板41との間には、第2レベルコンクリート層34、第2リング部35及び第2底部保冷層36が介在されている。第2レベルコンクリート層34は、外槽底板31の上に施工されている。第2リング部35は、第2レベルコンクリート層34の周縁部の上に配置された強度の高いリング状のコンクリート層である。第2リング部35において内槽側板42の荷重を直接受ける箇所には、強化コンクリート層351が配置されている。第2底部保冷層36は、第2リング部35の内側において第2レベルコンクリート層34上に配置された断熱性を有する層である。例えば、第2リング部35はパーライトコンクリートブロック、第2底部保冷層36は泡ガラスブロック等で形成できる。第2底部保冷層36の上に、例えば軽量気泡コンクリートの板材を敷設してもよい。
内槽4と外槽3との間、並びに外槽3とカバー槽2との間には、各々所定幅の隙間が形成されている。各隙間は、外気から液化水素LHへの熱伝達を抑制する断熱空間として機能する。以下では、内槽4と外槽3との間の隙間を第1断熱空間S1と称し、外槽3とカバー槽2との間の隙間を第2断熱空間S2と称する。第1断熱空間S1には、水素ガスが充填されている。第2断熱空間S2には、水素ガスよりも沸点の高い不活性ガス、例えば窒素ガスが充填されている。
内槽屋根43には、連通管45が取り付けられている。連通管45は、第1断熱空間S1と内槽4内の気相部空間S3とを連通する管であり、内槽屋根43を厚み方向に貫通するように取り付けられている。すなわち、連通管45は、第1断熱空間S1に開口する上端開口45aと、気相部空間S3に開口する下端開口45bとを有する。
連通管45は、内槽屋根43の中央部43aを貫通している。中央部43aは、内槽屋根43が呈する凸球面の頂点を通る屋根中心X1を含む所定の広さをもった領域であり、後述する定形断熱材50が配置される領域である。連通管45は、中央部43aの任意の位置に1つ又は複数取り付けることが可能であるが、本実施形態では、中央部43aの中心つまり屋根中心X1に1つの連通管45を取り付けた場合が例示される。
第1断熱空間S1には、定形断熱材50及び粒状断熱材55が配置されている。定形断熱材50は、第1断熱空間S1の屋根空間部S1aにのみ配置されている。粒状断熱材55は、第1断熱空間S1の側周空間部S1bと屋根空間部S1aとに亘って配置されている。ここで、屋根空間部S1aとは、内槽屋根43と外槽屋根33との間に形成されるドーム状の空間のことであり、側周空間部S1bとは、内槽側板42と外槽側板32との間に形成される円筒状の空間のことである。なお、屋根空間部S1aは、本開示における「内槽屋根と外槽屋根との間の断熱空間」に相当する。
定形断熱材50は、保形性を有する非流動性の断熱材である。定形断熱材50としては、例えばポリウレタンフォーム等からなるブロック状の断熱材を好適に使用することができる。また、定形断熱材50として、グラスウール等からなる綿状もしくはマット状の断熱材や、パーライトやグラスバブルズ(微小中空球ガラス)等の粒状の断熱材を袋詰めしたものを使用することも可能である。定形断熱材50は、内槽屋根43の中央部43aを覆うように敷設されている。一方、中央部43aの径方向外側にあたる内槽屋根43の外周部43bには定形断熱材50は敷設されない。
粒状断熱材55は、パーライトやグラスバブルズ等の粒子物の集合体からなる流動性を有する断熱材である。粒状断熱材55は、第1断熱空間S1のうち定形断熱材50の外側の領域を埋めるように充填されている。すなわち、粒状断熱材55は、内槽屋根43の外周部43bを覆いかつ側周空間部S1bを埋めるような態様で第1断熱空間S1に充填されている。また、粒状断熱材55は、定形断熱材50の外周部(後述する外側断熱材52)に対し上から重なるように配置されている。
屋根空間部S1aには、連通管45を外側から取り囲むようにフェンス60が取り付けられている。フェンス60は、屋根空間部S1aを径方向に仕切る環状の仕切部材である。フェンス60は、例えば、外枠とその内側の格子状のサポートを有する本体部と、当該本体部の内側の開口を覆うように前記サポートに張設されたシートとを含む。シートは、ガラスクロス等の繊維状物から構成することができる。
粒状断熱材55は、フェンス60の外側領域に限定して配置されている。定形断熱材50は、フェンス60の内側を含む領域に配置されている。具体的に、本実施形態では、フェンス60の内側と外側とに亘って定形断熱材50が配置されている。すなわち、定形断熱材50は、フェンス60とその内側の連通管45との間のリング状の領域と、フェンス60の外側の近傍のリング状の領域とに配置されている。
外槽3とカバー槽2との間の隙間である第2断熱空間S2には、粒状断熱材57が充填されている。粒状断熱材57は、上述した第1断熱空間S1内の粒状断熱材55と同様の流動性を有する粒状の断熱材である。
[内槽屋根中央部の詳細な断熱構造]
図2は、液化ガス貯蔵タンク1の屋根部を拡大して示す断面図であり、図3は、内槽屋根43の中央部43aを上から見た平面図である。図2では、内槽屋根43及び外槽屋根33のみを図示し、カバー槽屋根23の図示は省略している。また、図2では便宜上、定形断熱材50の径方向範囲を実際よりも狭めて表現している。図2及び図3に示すように、定形断熱材50は、内槽屋根43の中央部43a上において連通管45を囲むように敷設されている。ここでは、定形断熱材50としてブロック状の断熱材を用いる場合を例示する。すなわち、本実施形態で用いられる定形断熱材50は、内槽屋根43の中央部43a上に敷き詰められた複数の断熱ブロック50aの集合体である。各断熱ブロック50aは、例えばポリウレタンフォーム等からなるブロック体である。
図3に示すように、各断熱ブロック50aは、平面視において、屋根中心X1を中心とする円弧状の内周及び外周を有する部分扇形に形成されている。すなわち、各断熱ブロック50aは、屋根中心X1を中心とする円形領域を同心状に分割して得られる複数のリング状領域をさらに周方向に適宜の数だけ分割した場合の各分割領域に対応している。このような形状の断熱ブロック50aが径方向及び周方向に隣接配置されることにより、屋根中心X1を中心とする略円形の領域を占める定形断熱材50が構築されている。また、図2に示すように、断熱ブロック50aは、厚み方向に複数段に重なるように積層配置されている。
断熱ブロック50aは、フェンス60の内側と外側とに分かれて敷設されている。すなわち、断熱ブロック50aは、フェンス60と連通管45との間のリング状の領域と、フェンス60の外側の近傍のリング状の領域とに、それぞれ敷き詰められている。言い換えると、定形断熱材50は、フェンス60の内側かつ連通管45の外側に敷き詰められた複数の断熱ブロック50aからなる内側断熱材51と、フェンス60の外側に敷き詰められた複数の断熱ブロック50aからなる外側断熱材52とを含む。なお、図3には、フェンス60が平面視円形に形成された例が示されているが、フェンス60は平面視多角形に形成されてもよい。このような多角形状のフェンスは、平板状の複数のフェンス板を平面視で所定の角度で交差させつつ並べることで構築し得る。この場合、内側断熱材51の外周面及び外側断熱材52の内周面も、フェンスに沿った多角形状に形成することが望ましい。
内側断熱材51及び外側断熱材52のそれぞれの厚みは、内槽屋根43と外槽屋根33との間の距離よりも小さい。このため、内側断熱材51及び外側断熱材52の各上面51a,52aと外槽屋根33との間には、所定高さの隙間が形成されている。本実施形態において、内側断熱材51の上面51aの高さは、連通管45の上端開口45aの高さと略一致する。また、外側断熱材52の上面52aの高さは、内側断熱材51の上面51aの高さと略一致する。
図2に示すように、フェンス60は、その上端に、外槽屋根33に接合又は締結された固定部60aを有する。一方、フェンス60の下端部60bは内槽屋根43に固定されない。フェンス60の下端部60bは、内側断熱材51と外側断熱材52との間に挟まれて保持されている。言い換えると、フェンス60は、外槽屋根33から吊り下げられた状態で屋根空間部S1a内の定位置に保持されている。
粒状断熱材55は、外側断熱材52に対し上から重なるように配置されている。すなわち、第1断熱空間S1におけるフェンス60の外側領域において、粒状断熱材55の上面が外側断熱材52の上面52aよりも高くなるように粒状断熱材55が充填されることにより、外側断熱材52の上面52aが粒状断熱材55によって覆われている。一方、フェンス60の内側には粒状断熱材55が配置されないので、内側断熱材51の上面51aは粒状断熱材55によって覆われていない。
外側断熱材52の上面52aを覆う部分の粒状断熱材55の上面は、外槽屋根33の頂点よりも低い。すなわち、粒状断熱材55は、外槽屋根33との間に隙間を形成しつつ外側断熱材52を上から覆うように配置されている。
[作用効果]
以上説明したように、本実施形態では、保形性を有する定形断熱材50が内槽屋根43の中央部43aを覆うように配置されるとともに、流動性を有する粒状断熱材55が内槽屋根43の外周部43bを覆うように配置される。このような構成によれば、温度低下により内槽4が収縮しても内槽屋根43に対する断熱効果を良好に発揮させ得るという利点がある。
液化水素LHに接する内槽4の温度は外槽3の温度よりも大幅に低くなるので、内槽4は外槽3よりも大きく収縮する。このため、内槽4と外槽3との間の第1断熱空間S1の容積は、液化水素LHが存在しない初期状態に比べて拡大する。当該第1断熱空間S1の容積拡大は、粒状断熱材55の沈降をもたらし、粒状断熱材55の上面の高さを低下させる。これに対し、本実施形態では、内槽屋根43の中央部43aに定形断熱材50が敷設されるので、粒状断熱材55の沈降による断熱厚さの減少を抑制することができる。
例えば、仮に内槽屋根43の中央部43aが定形断熱材50ではなく粒状断熱材55によって覆われていた場合は、内槽4の収縮に伴う粒状断熱材55の沈降に起因して、内槽屋根43の中央部43aを覆う断熱材の厚さ、つまり当該中央部43aの断熱厚さが減少する。これに対し、本実施形態では、内槽屋根43の中央部43aに定形断熱材50が敷設されるので、当該中央部43aの断熱厚さを一定に維持することができる。すなわち、定形断熱材50は流動性を有しないので、その厚さは内槽4の収縮前後も変化しない。このため、内槽4が収縮しても内槽屋根43の中央部43aの断熱厚さは一定に維持される。このように、本実施形態では、内槽屋根43の中央部43aの断熱厚さが内槽4の収縮時でも変化しないので、粒状断熱材55の沈降により断熱効果が低下するのを効果的に抑制することができる。
一方、内槽屋根43の外周部43bは、中央部43aに比べて傾斜がきついため、定形断熱材50を安定的に支持できない可能性がある。特に、本実施形態のように断熱ブロック50aを多段に積み上げた定形断熱材50を採用した場合には、傾斜が相対的にきつい定形断熱材50の外周部43bに断熱ブロック50aを安定的に積み上げることが困難になる可能性がある。言い換えると、定形断熱材50の敷設範囲を外周部43bにまで拡大した場合には、定形断熱材50を敷設する際の施工性が悪化する可能性がある。これに対し、本実施形態では、内槽屋根43の外周部43bに定形断熱材50ではなく粒状断熱材55が配置されるので、前記のような施工性の悪化を防止することができる。すなわち、本実施形態によれば、施工性に優れた構造で内槽屋根43を断熱することができる。
また、本実施形態では、定形断熱材50の外周部を構成する外側断熱材52に対し上から重なるように粒状断熱材55が配置される。このような構成によれば、内槽4の収縮により粒状断熱材55が沈降しても、図4に示すように、定形断熱材50と粒状断熱材55との連続性が損なわれず、内槽屋根43の断熱性を良好に維持することができる。具体的に、図4では、内槽4の収縮により粒状断熱材55が沈降する前の粒状断熱材55の上面を二点鎖線で示し、沈降後の粒状断熱材55の上面を実線で示している。この図4からも明らかなように、定形断熱材50の外周部(外側断熱材52)の上に粒状断熱材55を重ねた本実施形態によれば、粒状断熱材55の沈降後も定形断熱材50の外周端面50xから粒状断熱材55が離れることがなく、内槽屋根43を覆う断熱材の連続性が維持される。これにより、粒状断熱材55の沈降に起因して内槽屋根43の一部が露出するような事態を回避でき、内槽屋根43の断熱性を良好に維持することができる。
また、本実施形態では、内槽屋根43の中央部43aに連通管45が取り付けられる。このような構成によれば、内槽4と外槽3との間の第1断熱空間S1と、内槽4内の気相部空間S3とが、連通管45を介して連通されるので、第1断熱空間S1と気相部空間S3との圧力をバランスさせることができ、両空間S1,S3の圧力差に起因した応力が内槽4に加わるのを回避することができる。しかも、連通管45が取り付けられる内槽屋根43の中央部43aには定形断熱材50が敷設されるので、粒状断熱材55の一部が液化水素LHに混入するのを防止することができる。すなわち、仮に内槽屋根43の中央部43aが定形断熱材50ではなく粒状断熱材55によって覆われていた場合は、連通管45の上端開口45aのすぐ外側に粒状断熱材55が存在することになる。このことは、粒状断熱材55の一部が連通管45を通じて気相部空間S3に流入し、さらには液化水素LHに混入する可能性を高める不具合をもたらす。これに対し、本実施形態では、連通管45の周りを除く内槽屋根43の外周部43bを覆うように粒状断熱材55が配置されるので、上述した粒状断熱材55の混入を効果的に防止することができる。
また、本実施形態では、内槽屋根43と外槽屋根33との間の屋根空間部S1aを径方向に仕切る環状のフェンス60が連通管45の外側に配置されるとともに、当該フェンス60よりも外側の領域に粒状断熱材55が配置される。このような構成によれば、粒状断熱材55の一部が連通管45の上端開口45aに向かって内側に移動することがフェンス60によって防止されるので、液化水素LHに粒状断熱材55が混入する可能性をより低減することができる。
また、本実施形態では、フェンス60の上端の固定部60aが外槽屋根33に固定される一方、フェンス60の下端部60bは内槽屋根43に固定されない。すなわち、フェンス60は、外槽屋根33に吊り下げ状態で固定される。このような構成によれば、内槽4の収縮時にフェンス60に大きな応力が作用するのを防止することができる。すなわち、仮にフェンス60の上端部(固定部60a)及び下端部60bが外槽屋根33及び内槽屋根43にそれぞれ固定されていた場合には、内槽4の温度低下により内槽4が外槽3に対し大きく収縮したときに、内槽屋根43と外槽屋根33との位置関係が変化する結果、フェンス60に大きな応力が作用する可能性がある。これに対し、本実施形態では、フェンス60の上端部のみが固定端とされ、フェンス60の下端部60bは自由端とされるので、前記のように内槽4が収縮してもフェンス60には大きな応力が作用せず、フェンス60の破損等を防止することができる。
また、フェンス60の内側にある定形断熱材50を内側断熱材51、フェンス60の外側にある定形断熱材50を外側断熱材52としたとき、本実施形態では、フェンス60の下端部60bが、内槽屋根43に固定されない状態で内側断熱材51及び外側断熱材52の間に挟まれる。このような構成によれば、内槽4の収縮によるフェンス60の応力発生を防止しつつ、定形断熱材50に対するフェンス60の相対位置を一定に維持することができる。
[変形例]
前記実施形態では、フェンス60の内側だけでなく外側にも定形断熱材50を配置したが、図5に示すように、フェンス60の内側に限定して定形断熱材50を配置してもよい。すなわち、フェンス60とその内側の連通管45との間のリング状の領域に定形断熱材50を配置するとともに、フェンス60の外側領域には粒状断熱材55のみを配置してもよい。
前記実施形態では、内槽屋根43の中央部43aに限定して定形断熱材50を配置したが、内槽屋根43の中央部43aだけでなく外周部43bの少なくとも一部にも定形断熱材50を配置してもよい。
前記実施形態では、定形断熱材50の外周部(外側断熱材52)と重なるように粒状断熱材55を配置したが、粒状断熱材55は内槽屋根43の外周部43bを覆うように配置されていればよく、必ずしも粒状断熱材55と定形断熱材50との重なり部を設ける必要はない。
前記実施形態では、連通管45を取り囲むフェンス60を連通管45の外側に設けるとともに、当該連通管45よりも外側の領域に粒状断熱材55を配置したが、フェンス60は必須ではなく、省略してもよい。
また、フェンスを設ける場合、連通管45を多重に囲むように複数のフェンスを設けてもよい。例えば、図6に示すように、連通管45の外側に環状の第1フェンス61を取り付けるとともに、第1フェンス61のさらに外側に環状の第2フェンス62を取り付けることが考えられる。この場合、第2フェンス62の内側に定形断熱材50を配置するとともに、第2フェンス62の外側に粒状断熱材55を配置することが望ましい。言い換えると、図6の変形例において、定形断熱材50は、第1フェンス61の内側に配置される内側断熱材51と、第1フェンス61と第2フェンス62との間に配置される外側断熱材52とを含む。
前記実施形態では、フェンス60の上端部を外槽屋根33に固定された固定部60aとする一方、フェンス60の下端部60bを内槽屋根43に固定されない自由端としたが、フェンス60の下端部60bは、内槽4の収縮時に内槽屋根43に対し相対的に移動可能であればよく、下端部60bを完全な自由端にせずともよい。すなわち、内槽屋根43に対する移動が可能な限りにおいて下端部60bを内槽屋根43に拘束してもよい。例えば、フェンス60の下端部60bをレール又は溝等に嵌合させることにより、当該下端部60bを内槽屋根43に対し移動可能に保持してもよい。言い換えると、本開示におけるフェンスは、外槽屋根に固定される上端部と、内槽屋根に対し移動可能な下端部を有するものであればよく、その限りにおいて種々の変形が可能である。
前記実施形態では、内槽屋根43を貫通する連通管45を内槽屋根43の中央部43aに設けたが、連通管45は、少なくともその上端開口45aが屋根空間部S1aの中央部に位置するように配置されていればよく、連通管45の全体が内槽屋根43の中央部43aに対応する位置に配置される必要はない。例えば、内槽屋根43における中央部43a以外の箇所を貫通した後、屋根空間部S1aの中央部に向かって延びるように屈折したパイプを連通管45として設けてもよい。
また、フェンス60との関係において、連通管45は、その全体がフェンス60の径方向内側に配置される必要はなく、連通管45の上端開口45aがフェンス60の内側に配置されていればよい。言い換えると、フェンス60は、連通管45の上端開口45aを内側に含むように配置されていればよい。
さらに、連通管45は必須ではなく、省略してもよい。
前記実施形態では、内槽屋根43を上側に凸の球面状に形成したが、内槽屋根43は全体として上側に凸状に湾曲していればよい。すなわち、内槽屋根43は、中心側ほど高さが高くなるように湾曲していればよく、球面状でなくてもよいし、部分的に平坦な部分を含んでいてもよい。
前記実施形態では、カバー槽2、外槽3及び内槽4を備えた三重殻タンクにおける内槽4と外槽3との間に定形断熱材50及び粒状断熱材55を配置した例について説明した。これは、温度低下の相違による内槽4と外槽3との収縮量差が大きく、当該収縮量差に起因した粒状断熱材55の沈降が無視できないと考えられるからである。一方、程度の差はあるものの、外槽3とカバー槽2との間にも有意な収縮量差が生じる可能性がある。このため、外槽3とカバー槽2との間にも、前記実施形態と同様の態様で定形断熱材及び粒状断熱材を配置してもよい。この場合、外槽3が本開示における内槽に相当し、カバー槽2が本開示における外槽に相当することになる。
前記実施形態では、カバー槽2、外槽3及び内槽4を備えた三重殻タンクに本開示を適用した例について説明したが、本開示は、少なくとも外槽及び内槽を備えたタンクに広く適用可能である。例えば、外槽及び内槽のみを備え、カバー槽を備えない二重殻タンクに本開示を適用することも可能である。
[まとめ]
前記実施形態及びその変形例をまとめると以下のとおりである。
液化ガス貯蔵タンクは、低温の液化ガスを貯蔵するタンクであって、上側に凸状に湾曲した内槽屋根を含みかつ前記液化ガスを内部に収容する内槽と、前記内槽屋根と対向する外槽屋根を含みかつ前記内槽を内部に収容する外槽と、前記内槽屋根と前記外槽屋根との間の断熱空間において前記内槽屋根の少なくとも中央部を覆うように敷設された保形性を有する定形断熱材と、前記内槽屋根の外周部を覆うように前記断熱空間に充填された流動性を有する粒状断熱材とを備えたものである。
液化ガスに接する内槽の温度は外槽の温度よりも大幅に低くなるので、内槽は外槽よりも大きく収縮する。このため、内槽と外槽との間の空間容積は、液化ガスが存在しない初期状態に比べて拡大する。当該空間容積の拡大は、粒状断熱材の沈降をもたらし、粒状断熱材の上面の高さを低下させる。これに対し、本態様では、内槽屋根の中央部に流動性のない定形断熱材が敷設されるので、粒状断熱材の沈降による断熱厚さの減少を抑制することができる。
例えば、仮に内槽屋根の中央部が定形断熱材ではなく粒状断熱材によって覆われていた場合は、内槽の収縮に伴う粒状断熱材の沈降に起因して、内槽屋根の中央部を覆う断熱材の厚さ、つまり当該中央部の断熱厚さが減少する。これに対し、本態様では、内槽屋根の中央部に定形断熱材が敷設されるので、当該中央部の断熱厚さを一定に維持することができる。
好ましくは、前記定形断熱材は、前記内槽屋根の中央部に限定して配置される。
内槽屋根の外周部は、中央部に比べて傾斜がきついため、定形断熱材を安定的に支持できない可能性がある。言い換えると、定形断熱材の敷設範囲を内槽屋根の外周部にまで拡大した場合には、定形断熱材を敷設する際の施工性が悪化する可能性がある。これに対し、本態様では、定形断熱材が内槽屋根の中央部に限定して配置され、内槽屋根の外周部には定形断熱材でなく粒状断熱材が配置されるので、前記のような施工性の悪化を防止することができる。すなわち、本態様によれば、施工性に優れた構造で内槽屋根を断熱することができる。
好ましくは、前記粒状断熱材は、前記定形断熱材の外周部に対し上から重なるように配置される。
この態様では、内槽の収縮により粒状断熱材が沈降しても、定形断熱材と粒状断熱材との連続性が損なわれず、内槽屋根の一部が露出するような事態が回避される。これにより、内槽の収縮にかかわらず内槽屋根の断熱性を良好に維持することができる。
好ましくは、液化ガス貯蔵タンクは、前記内槽屋根を貫通する連通管をさらに備える。前記連通管は、その上端開口が前記断熱空間の中央部に位置するように配置される。
この態様では、液化ガスの蒸発により生じる内槽内の気相部空間と、内槽と外槽との間の空間とが、連通管を介して連通される。これにより、両空間の圧力をバランスさせることができ、圧力差に起因した応力が内槽に加わるのを回避することができる。しかも、連通管の上端開口が位置する断熱空間の中央部には定形断熱材が配置され、粒状断熱材は連通管の上端開口から離れた位置に配置されるので、粒状断熱材の一部が液化水素に混入するのを防止することができる。
好ましくは、液化ガス貯蔵タンクは、前記断熱空間を径方向に仕切る仕切部材をさらに備える。前記仕切部材は、前記連通管の上端開口を内側に含むように配置される。前記粒状断熱材は、前記仕切部材よりも外側の領域に充填される。
この態様では、粒状断熱材の一部が連通管の上端開口に向かって内側に移動することが仕切部材によって防止されるので、液化水素に粒状断熱材が混入する可能性をより低減することができる。
好ましくは、前記仕切部材は、前記外槽屋根に固定される上端部と、前記内槽屋根に対し移動可能な下端部とを有する。
この態様では、内槽の収縮時に仕切部材に大きな応力が作用するのを防止することができる。すなわち、仮に仕切部材の上端部及び下端部が外槽屋根及び内槽屋根にそれぞれ完全に固定されていた場合には、内槽の温度低下により内槽が外槽に対し大きく収縮したときに、内槽屋根と外槽屋根との位置関係が変化する結果、仕切部材に大きな応力が作用する可能性がある。これに対し、本態様では、仕切部材の上端部が外槽屋根に固定される一方で下端部は内槽屋根に対し移動可能とされるので、前記のように内槽が収縮しても仕切部材には大きな応力が作用せず、仕切部材の破損等を防止することができる。
好ましくは、前記定形断熱材は、前記仕切部材の内側かつ前記連通管の外側に敷設される内側断熱材と、前記仕切部材の外側に敷設される外側断熱材とを含む。前記仕切部材の下部は、前記内槽屋根に固定されない状態で前記内側断熱材と前記外側断熱材との間に挟まれる。
この態様では、内槽の収縮による仕切部材の応力発生を防止しつつ、定形断熱材に対する仕切部材の相対位置を一定に維持することができる。
1 :液化ガス貯蔵タンク
3 :外槽
4 :内槽
33 :外槽屋根
43 :内槽屋根
43a :(内槽屋根の)中央部
43b :(内槽屋根の)外周部
45 :連通管
50 :定形断熱材
51 :内側断熱材
52 :外側断熱材
55 :粒状断熱材
60 :フェンス(仕切部材)
LH :液化水素(液化ガス)
S1a :屋根空間部(断熱空間)

Claims (7)

  1. 低温の液化ガスを貯蔵する液化ガス貯蔵タンクであって、
    上側に凸状に湾曲した内槽屋根を含みかつ前記液化ガスを内部に収容する内槽と、
    前記内槽屋根と対向する外槽屋根を含みかつ前記内槽を内部に収容する外槽と、
    前記内槽屋根と前記外槽屋根との間の断熱空間において前記内槽屋根の少なくとも中央部を覆うように敷設された保形性を有する定形断熱材と、
    前記内槽屋根の外周部を覆うように前記断熱空間に充填された流動性を有する粒状断熱材とを備えた、液化ガス貯蔵タンク。
  2. 請求項1に記載の液化ガス貯蔵タンクにおいて、
    前記定形断熱材は、前記内槽屋根の中央部に限定して配置される、液化ガス貯蔵タンク。
  3. 請求項2に記載の液化ガス貯蔵タンクにおいて、
    前記粒状断熱材は、前記定形断熱材の外周部に対し上から重なるように配置される、液化ガス貯蔵タンク。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載の液化ガス貯蔵タンクにおいて、
    前記内槽屋根を貫通する連通管をさらに備え、
    前記連通管は、その上端開口が前記断熱空間の中央部に位置するように配置される、液化ガス貯蔵タンク。
  5. 請求項4に記載の液化ガス貯蔵タンクにおいて、
    前記断熱空間を径方向に仕切る仕切部材をさらに備え、
    前記仕切部材は、前記連通管の上端開口を内側に含むように配置され、
    前記粒状断熱材は、前記仕切部材よりも外側の領域に充填される、液化ガス貯蔵タンク。
  6. 請求項5に記載の液化ガス貯蔵タンクにおいて、
    前記仕切部材は、前記外槽屋根に固定される上端部と、前記内槽屋根に対し移動可能な下端部とを有する、液化ガス貯蔵タンク。
  7. 請求項6に記載の液化ガス貯蔵タンクにおいて、
    前記定形断熱材は、前記仕切部材の内側かつ前記連通管の外側に敷設される内側断熱材と、前記仕切部材の外側に敷設される外側断熱材とを含み、
    前記仕切部材の下部が、前記内槽屋根に固定されない状態で前記内側断熱材と前記外側断熱材との間に挟まれる、液化ガス貯蔵タンク。
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