JP2023088462A - 歯ブラシ柄の製造方法、歯ブラシ、及び、歯ブラシの製造方法 - Google Patents

歯ブラシ柄の製造方法、歯ブラシ、及び、歯ブラシの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】環境負荷を低減することができる歯ブラシ柄の製造方法、歯ブラシ、及び、歯ブラシの製造方法を提供する。【解決手段】ヘッド部と前記ヘッド部から延びる柄部とからなる所望形状の歯ブラシ柄の製造方法であって、紙材料から形成される複数枚の基材シートを接着層を介して積層して積層シート体を形成する積層ステップと、所望形状の歯ブラシ柄の形状に合わせて前記積層シート体を型抜き又は切削することによって歯ブラシ柄本体を形成する本体形成ステップとを備える歯ブラシ柄の製造方法。【選択図】図2

Description

本発明は、歯ブラシ柄の製造方法、歯ブラシ、及び、歯ブラシの製造方法に関する。
従来から様々な歯ブラシが用いられているが、歯ブラシの柄はポリ塩化ビニ
ル、ポリプロピレン、ポリスチレン等の硬質のプラスチック樹脂により形成されている。このような歯ブラシを焼却処分する場合、石油由来のプラスチック製品であることから、温室効果ガスを多量に発生させ、また、熱カロリーが高く、地球温暖化に与える影響が大きいという問題があった。また、歯ブラシがゴミとして海洋に流出する場合には、プラスチックから細分化・拡散したマイクロプラスチックが食物連鎖に取り込まれて、生態系に悪影響を及ぼすおそれがあるなど、所謂、廃棄プラスチック問題も懸念される。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたものであり、環境負荷を低減することができる歯ブラシ柄の製造方法、歯ブラシ、及び、歯ブラシの製造方法を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、ヘッド部と前記ヘッド部から延びる柄部とからなる所望形状の歯ブラシ柄の製造方法であって、紙材料から形成される複数枚の基材シートを接着層を介して積層して積層シート体を形成する積層ステップと、所望形状の歯ブラシ柄の形状に合わせて前記積層シート体を型抜き又は切削することによって歯ブラシ柄本体を形成する本体形成ステップとを備える歯ブラシ柄の製造方法により達成される。
上記歯ブラシ柄の製造方法においては、前記紙材料は、木材パルプ由来の紙材料であることが好ましい。
また、前記基材シートの表面には防水層が形成されていることが好ましい。
また、前記歯ブラシ柄本体の表面に防水コーティングを形成する防水処理ステップを更に備えることが好ましい。
また、本発明の上記目的は、ヘッド部及び前記ヘッド部から延びる柄部を有する歯ブラシ柄本体と、前記ヘッド部の植毛面に植設される複数の毛束とを備える歯ブラシであって、前記歯ブラシ柄本体は、紙材料から形成される複数枚のシート状の基材層を接着層を介して積層して形成されていることを特徴とする歯ブラシにより達成される。
この歯ブラシにおいて、前記紙材料は、木材パルプ由来の紙材料であることが好ましい。
また、前記各基材層の表面には防水層が形成されていることが好ましい。
また、前記歯ブラシ柄本体の表面には防水コーティング層が形成されていることが好ましい。
また、本発明の上記目的は、ヘッド部及び前記ヘッド部から延びる柄部を有する歯ブラシ柄本体と、前記ヘッド部の植毛面に植設される複数の毛束とを備える歯ブラシの製造方法であって、紙材料から形成される複数枚の基材シートを接着層を介して積層して積層シート体を形成する積層ステップと、前記積層シート体から型抜き又は切削することによって所望形状の歯ブラシ柄本体を形成する本体形成ステップと、前記歯ブラシ柄本体におけるヘッド部の植毛面に複数の毛束を植設する毛束植設ステップとを備える歯ブラシの製造方法により達成される。
また、本発明の上記目的は、ヘッド部及び前記ヘッド部から延びる柄部を有する歯ブラシ柄本体と、複数の毛束とを備える歯ブラシであって、前記歯ブラシ柄本体は、紙管から形成されており、前記ヘッド部は、前記紙管の一方端を径方向に押し潰して扁平状に形成されており、扁平状に形成される前記紙管の一方端に前記複数の毛束が植設されていることを特徴とする歯ブラシにより達成される。
前記紙管は、木材パルプ由来の紙材料から形成されていることが好ましい。また、前記紙管の表面には防水コーティング層が形成されていることが好ましい。
また、本発明の上記目的は、紙管からなる歯ブラシ柄の製造方法であって、前記紙管の一方端を径方向に押し潰して扁平状のヘッド部を形成するプレスステップを備えることを特徴とする歯ブラシ柄の製造方法により達成される。
また、本発明の上記目的は、ヘッド部及び前記ヘッド部から延びる柄部を有する紙管製の歯ブラシ柄本体と、複数の毛束とを備える歯ブラシの製造方法であって、紙管の一方端を径方向に押し潰して扁平状の前記ヘッド部を形成するプレスステップと、扁平状の前記ヘッド部に複数の毛束を植設する毛束植設ステップとを備える歯ブラシの製造方法により達成される。
本発明によれば、環境負荷を低減することができる歯ブラシ柄の製造方法、歯ブラシ、及び、歯ブラシの製造方法を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る歯ブラシの概略構成平面図である。 図1に示す歯ブラシの概略構成側面図である。 本発明の第1実施形態に係る歯ブラシの製造方法を説明するためのブロック図である。 (a)(b)共に、図1に示す歯ブラシの製造方法を説明するための説明図である。 図1に示す歯ブラシの製造方法を説明するための説明図である。 図1に示す歯ブラシの製造方法を説明するための説明図である。 本発明の第2実施形態に係る歯ブラシの概略構成平面図である。 図7に示す歯ブラシの概略構成側面図である。 本発明の第2実施形態に係る歯ブラシの製造方法を説明するためのブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る歯ブラシの製造方法が有するプレスステップを説明するための説明図である。
まず、本発明の第1実施形態に係る歯ブラシについて、添付図面を参照して説明する。なお、各図は、構成の理解を容易ならしめるために部分的に拡大・縮小している。図1は、第1実施形態に係る歯ブラシ1の概略構成平面図であり、図2は、その概略構成側面図である。
第1実施形態に係る歯ブラシ1は、図1及び図2に示すように、歯ブラシ柄2と毛束群3とを備えている。 歯ブラシ柄2は、先端側に配置され、かつ、複数本の用毛を束ねてなる毛束31が植毛面41に複数植設されるヘッド部4と、該ヘッド部4から延びる柄部5とを備えている。
歯ブラシ柄2は、全体として長尺状に一体形成されたものであり、例えば、複数枚のシート状の基材層21を接着層を介して積層して形成されている。基材層21は、紙材料から形成されており、特に、木材パルプ由来の紙材料から構成されることが好ましい。また、強度をより一層高めるという観点から高密度厚紙により基材層21を形成することもできる。なお、合成紙により基材層21を形成してもよい。接着層は、例えば、アクリル樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂等の種々の接着剤を使用して形成することができる。また、表面に防水層が形成される基材層21を用いて歯ブラシ柄2を形成することが好ましい。ここで、歯ブラシ柄2の長さは、特に限定されず、例えば、100~200mmの長さに構成することができる。
ヘッド部4は、複数の毛束31により口腔内を刷掃する部分であり、略直方体状に形成されており、厚さ方向の一方面側(上面側)に植毛面41を有している。本実施形態においては、ヘッド部4の平滑な一方面が植毛面41を形成している。植毛面41には、植毛穴42が格子状に複数並んで形成され、植毛穴42に用毛の毛束31が植設されている。なお、図1においては、毛束31の図示が省略されている。なお、植毛穴42は、格子状に複数並んで配置された構成に限らず、千鳥状に複数並んで配置された構成とすることも可能である。また、植毛穴42の内径は、植毛される毛束31の本数と相関があるので、毛束31の硬さや使用感に影響するが、植毛する際に用いる毛束31の太さや毛丈によって使用感はある程度調整可能であり、一般に、1.0~3.0mmの範囲が好ましい。
ヘッド部4は、口腔内を刷掃し易い形状や大きさであればよく、その形状について特に限定されるものではなく、例えば、その基端側から先端側に向かって漸次幅が狭くなる形状としてもよい。また、ヘッド部4は、その基端側から先端側に向かって漸次厚みが薄くなるテーパー形状であってもよく、ヘッド部4の背面側の中央部が盛り上がった丸みのある形状であってもよい。また、 ヘッド部4の長さは、特に限定されないが、毛束31を植設する面積を十分に確保しつつ、口腔内での高い操作性を得るという観点から、例えば、10~35mmの範囲に設定することが好ましく、15~30mmの範囲に設定することがより好ましい。 ヘッド部4の幅、すなわち植毛面41と平行で、且つ柄部5の長さ方向と直交する方向の幅(以下、単に幅を称する)は、特に限定されず、例えば、5~15mmの範囲に設定することが好ましく、8~12mmの範囲に設定することがより好ましい。
柄部5は、歯ブラシ1を使用する際に手で保持する部分であり、ヘッド部4の植毛面41と平行に延在して構成されている。この柄部5の先端側(ヘッド部4との接続エリア)は、ヘッド部4及び柄部5の幅寸法よりも小さい幅を有するネック部51を構成している。ネック部51を形成することにより、口腔内に挿入した際に口唇の開きが大きくならず、口腔内における操作性を確保することができる。ネック部51の長さは、特に限定されず、例えば、10~30mmの範囲に設定することが好ましい。ネック部51の幅は、特に限定されず、例えば、3.0~5.0mmの範囲に設定することが好ましい。なお、柄部5は、滑り止め機能を持たせるために、例えば、エラストマー等の柔軟な樹脂が部分的又は全体に被覆されていてもよい。エラストマーとしては、例えば、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー等のエラストマー材料を用いることが可能である。また、ネック部51を形成しないように柄部5を構成してもよい。
ヘッド部4に形成される複数の植毛穴42には複数本の用毛を束ねてなる毛束31が複数植設された毛束群3が設けられている。この毛束群3は、植毛面41に対しほぼ垂直に植毛されている。毛束31を構成する各用毛の材質は、例えば、6-12ナイロン、6-10ナイロン等のポリアミド;PET、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンナフタレート(PBN)等のポリエステル;ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン等の合成樹脂材料を用いることができる。これらの樹脂材料は、複数組み合わせて用いてもよく、中でも、容易にコシを強くでき、歯垢の掻き取り性がより高くなる点では、複数のポリエステルの混合物が好ましく、2~3種のポリエステルの混合物が好ましい。複数のポリエステルの混合物としては、例えば、好ましくは、PETおよびポリブチレンテレフタレート(PBT)の混合物が挙げられる。また、用毛は、芯部と該芯部の外側に設けられた少なくとも1層以上の鞘部とを有する多重芯構造を有するポリエステル製用毛も用いることができる。多重芯構造を有すると、芯部と鞘部とで異なるポリエステルを用いることができるため、機械的物性の調整が容易になる。そのため、コシの強く、歯垢の掻き取り性がより高い用毛を容易に得ることができる。上記芯部と鞘部の用毛に用いることができる異なるポリエステルの組み合わせとしては、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)およびPETを挙げることができる。また、毛束31を構成する各用毛の材質としては、木等の植物を用いて形成されたバイオマスプラスチックやバイオマス樹脂等のバイオマス素材や、天然毛を用いることが好ましい。天然毛としては、例えば、馬毛や山羊毛等の動物毛を用いることができる。
また、用毛の毛丈は、植毛穴42の開口面から、子供用で3mm~9mm、大人用で3mm~13mmとすることが好ましい。用毛の長さは全て同一でもよいし、同一でなくてもよい。例えば、ヘッド部4の幅方向に並ぶ植毛穴42の内、中央領域に植毛される毛束31の長さを、他の植毛穴42に植毛される毛束31よりも長くなるように構成してもよい。また、用毛の太さ(最大径)は、コシが強くなって歯垢の掻き取り効果がより高くなることから、6mil~10mil(0.15mm~0.26mm)以下の範囲が好ましい。 なお、全ての用毛が同種用毛である必要はない。
このような歯ブラシ1は、図3に示すブロック図に示すような工程を経ることにより製造することができる。つまり、積層ステップS1、本体形成ステップS2、植毛穴形成ステップS3と、毛束植設ステップS4とを備える製造方法により製造することができる。
具体的に説明すると、積層ステップS1は、図4(a)に示すように、複数枚の基材シートZを接着層を介して接着積層して、図4(b)に示すような積層シート体10を形成する工程である。基材シートZは、紙材料から形成されており、好ましくは、木材パルプ由来の紙材料から形成されることが好ましい。また、基材シートZの表面には防水層が形成されていることが好ましい。また、強度をより一層高めるという観点から高密度厚紙から形成される基材シートZを用いてもよい。なお、合成紙により基材シートZを形成してもよい。各基材シートZの厚みは、例えば、1mm以上2mm以下の寸法を有することが好ましい。図4に示す例では、3枚の基材シートZを接着剤を介して貼り合わせて一枚の積層シートを構成しているが、積層される基材シートZの枚数は特に限定されず、後述のように型抜き等された歯ブラシ柄本体2a(歯ブラシ柄2)が、歯磨き時に簡単に折れ曲がったり、湾曲したりすることがない強度を持つ枚数が設定される。接着層は、上述のように、例えば、アクリル樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂、ビニル樹脂等の種々の接着剤を使用して形成することができる。なお、接着剤としては、乾燥や時間経過とともに硬化する接着剤を用いることが好ましい。
本体形成ステップS2は、上記積層ステップS1により形成された積層シート体10から、図5に示すように、所望形状の歯ブラシ柄2の形状に合わせて、歯ブラシ柄本体2aを型抜き又は切削する工程である。型抜きにより歯ブラシ柄本体2aを形成する場合、例えば、型抜きしたい形状の刃を持つ型を、積層シートに当ててプレスすることにより行う。例えば、溝を掘った木板などに金属の刃を埋め込んだ型を用いるトムソン加工や、重ねた複数の積層シートの型抜きが可能なポンス加工などを好ましく例示することができる。また、積層シート体10から歯ブラシ柄本体2aを型抜きする場合、1本ずつ歯ブラシ柄本体2aを型抜きするように構成してもよく、また、複数本の歯ブラシ柄本体2aを同時に積層シート体10から型抜きするように構成してもよい。
植毛穴形成ステップS3は、積層シートから型抜き等された歯ブラシ柄本体2aのヘッド部4の植毛面41に対して、図6の要部拡大平面図に示すような植毛穴42を形成する工程であり、この植毛穴形成ステップS3を経て歯ブラシ柄2が完成する。植毛穴42の軸線は、植毛面41に垂直となるように形成されている。ここで、植毛穴42を形成する具体的手法は、従来から知られている方法を採用することができる。たとえば、植毛穴形成用ピンや植毛穴形成用ドリルをヘッド部4の植毛面41に対して刺入させることにより形成することができる。また、植毛穴42は、ヘッド部4の一方面側(植毛面41側)から他方面側に貫通する貫通孔として形成してもよく、或いは、他方面側に貫通しない穴として形成してもよい。
毛束植設ステップS4は、複数本の用毛を束ねた毛束31の端を揃えたのち、この端が揃えられた毛束31を、平線を介して、ヘッド部4の植毛穴42に植毛する工程であり、この毛束植設ステップS4を経て歯ブラシは完成する。ここで、植毛の具体的手法は、従来から知られている方法を採用することができる。例えば、毛束31の長さ方向の中心位置において、該毛束31を2つ折りにして、折り曲げられた屈曲部に平線を入れ、該平線を毛束31と共に植毛穴42に強い力で差し込んで固定(植毛)してもよく、或いは、毛束31(用毛)の一方端(植設される側の端部)をカール状に形成し、当該カール部分に平線を入れ、該平線を毛束31と共に植毛穴42に強い力で差し込んで固定(植毛)してもよい。ここで、平線を植毛穴42に挿入する工程において、植毛穴42の軸線に対して、2°以上10°以下の範囲の傾斜角度を設けて挿入することが好ましい。このように、植毛穴42の軸線に対して所定角度傾斜させた状態で平線を挿入することにより、平線が、途中で止まったり、滑りを生じさせることなくスムーズに植毛穴42の奥にまで挿入することが可能となる。なお、平線とは、毛束31と共に打ち込んで固定するための金属片であり、植毛穴径よりわずかに長い棒状或いは略長方形の形態を有している。また、通常、真鍮やニッケルシルバー、ステンレススチール、白銅等から形成される。
次に、本発明の第2実施形態に係る歯ブラシについて、添付図面を参照して説明する。図7は、第2実施形態に係る歯ブラシ10の概略構成平面図であり、図8は、その概略構成側面図である。
第2実施形態に係る歯ブラシ10は、図7及び図8に示すように、歯ブラシ柄2と毛束群3とを備えている。 歯ブラシ柄2は、先端側に配置され、かつ、複数本の用毛を束ねてなる毛束31が複数植設されるヘッド部4と、該ヘッド部4から延びる柄部5とを備えている。
歯ブラシ柄2は、パイプ状の紙管から形成されている。紙管を構成する材料としては、木材パルプ由来の紙材料であることが好ましいが、合成紙により構成してもよい。また、紙管の表面は防水層を形成するように構成してもよい。なお、歯ブラシ柄2を構成する紙管の長さは、特に限定されず、例えば、100~200mmの長さに構成することができる。
ヘッド部4は、紙管の一方端を径方向に押し潰して扁平状に形成されており、この扁平状に形成される紙管の一方端部分に複数の毛束31が植設されている。なお、本実施形態においては、紙管の他方端部分が、歯ブラシ1を使用する際に手で保持する部分を構成する。ヘッド部4の長さは、特に限定されないが、毛束31を植設する面積を十分に確保しつつ、口腔内での高い操作性を得るという観点から、例えば、10~35mmの範囲に設定することが好ましく、15~30mmの範囲に設定することがより好ましい。また、扁平状に形成される紙管の一方端部分(扁平部分)における一方面が植毛面41を構成し、この植毛面41には、植毛穴42が格子状に複数並んで形成され、当該植毛穴42に用毛の毛束31が植設されている。なお、植毛穴42は、格子状に複数並んで配置された構成に限らず、千鳥状に複数並んで配置された構成とすることも可能である。また、植毛穴42の内径は、植毛される毛束31の本数と相関があるので、毛束31の硬さや使用感に影響するが、植毛する際に用いる毛束31の太さや毛丈によって使用感はある程度調整可能であり、一般に、1.0~3.0mmの範囲が好ましい。ここで、毛束31を構成する各用毛の材質としては、第1実施形態において説明した材質のものを使用することができる。また、第1実施形態において説明したように、柄部5に滑り止め機能を持たせるため、例えば、エラストマー等の柔軟な樹脂が部分的又は全体に被覆されていてもよい。
この第2実施形態に係る歯ブラシ10は、図9に示すブロック図に示すような工程を経ることにより製造することができる。つまり、紙管準備ステップS5、プレスステップS6、植毛穴形成ステップS7と、毛束植設ステップS8とを備える製造方法により製造することができる。
具体的に説明すると、所定長さ及び所定の太さを有する紙管を準備し(紙管準備ステップS5)し、この紙管を、例えば、図10(a)~(c)に示すように、プレス装置にセットし、当該プレス装置の作動により、紙管の一方端を径方向に押し潰して扁平状のヘッド部4を形成する(プレスステップS6)。ここで、図10(a)~(c)において、紙管についてはその断面を示している。
次に、押し潰して扁平状に形成された紙管の一方端(ヘッド部4)に対して植毛穴42を形成する(植毛穴形成ステップS7)。この植毛穴形成ステップS7を経て歯ブラシ柄2が完成する。植毛穴形成ステップS7は、上述の第1実施形態における植毛穴形成ステップS3にて説明した方法と同様な方法を採用することができる。
その後、扁平状に形成された紙管の一方端(ヘッド部4)に形成された植毛穴42に、平線を介して、毛束31を植毛する(毛束植設ステップS8)。この毛束植設ステップS8を経て歯ブラシは完成する。毛束植設ステップS8は、上述の第1実施形態における毛束植設ステップS4にて説明した方法と同様な方法を採用することができる。
上記のように第1実施形態及び第2実施形態に係る歯ブラシ1,10(歯ブラシ柄2)は、主として紙材料から形成されるため、従来のように石油由来のプラスチック樹脂を主原料として形成される歯ブラシ(歯ブラシ柄)よりも、焼却処分される場合に発生する温室効果ガスの発生を効果的に抑制すること、焼却時の熱カロリーを低減させることが可能となる。また、紙材料を主原料とする本発明にかかる歯ブラシ1,10(歯ブラシ柄2)は、生分解性が高いため、仮に、歯ブラシがゴミとして海洋に流出してしまった場合であっても、生態系に悪影響を及ぼすことを効果的に抑制することができる。このように、本発明にかかる歯ブラシ1,10(歯ブラシ柄2)は、環境負荷を低減することができる。
また、特に、歯ブラシ1,10(歯ブラシ柄2)を形成する紙材料として、木材パルプ由来の紙材料を用いることにより、温室効果ガスの発生をより抑制することができ、また、木材パルプ由来の紙材料は生分解性が高いため、環境負荷を一層低減させることが可能となる。
また、上記のように、毛束31を構成する各用毛として、バイオマス素材や天然毛を用いることにより、焼却処分時における温室効果ガスの発生をより一層抑制し、また、生態系への悪影響をより抑制することができ、環境に与える負荷をより一層低減させることができる。
また、第1実施形態に係る歯ブラシ1(歯ブラシ柄2)は、複数枚のシート状の基材層21を接着層を介して接着積層して形成されているが、積層される基材層21間の接着層が、歯ブラシ1(歯ブラシ柄2)の強度をより一層向上させる機能を発揮するため、使用時に、歯ブラシ1(歯ブラシ柄2)が、折れ曲がったり、湾曲することを効果的に防止することが可能となる。また、接着層を形成する接着剤として、乾燥や時間経過とともに硬化する接着剤を用いることにより、より一層、歯ブラシ1(歯ブラシ柄2)の強度を高めることが可能となり、また、使用時に、積層される基材層21間から水分が進入してしまうことを効果的に防止することができる。
また、第1実施形態に係る歯ブラシ1(歯ブラシ柄2)において、表面に防水層が形成される基材層21を用いて歯ブラシ(歯ブラシ柄)を形成する場合、または、第2実施形態に係る歯ブラシ1(歯ブラシ柄2)において、表面に防水層が形成される紙管を用いて歯ブラシ(歯ブラシ柄)を形成する場合、歯ブラシ1,10(歯ブラシ柄2)が、使用時に水分を吸収してしまうことを効果的に防止することができ、長期間にわたって、折れ曲がったり、湾曲することなく歯ブラシ1,10(歯ブラシ柄2)を使用することが可能となる。
以上、本発明の第1実施形態及び第2実施形態に係る歯ブラシ柄の製造方法、歯ブラシ、歯ブラシの製造方法について説明したが、その具体的構成は、上記実施形態に限定されない。上記第1実施形態において、型抜き等により所望外形形状の歯ブラシ柄本体2aを形成した後、ヘッド部4の植毛面41に植毛穴42を形成するように構成しているが、例えば、型抜きしたい形状(歯ブラシ柄本体2aの形状)の刃を持つ型に、複数の植毛穴形成用ピンを設けるようにして当該型を形成し、該型を用いて積層シートを型抜きすることにより、積層シートから歯ブラシ柄本体2aを型抜きすると同時に植毛穴42を形成することができる。
また、上記第1実施形態に係る歯ブラシ1の製造方法において、型抜き等されて形成される歯ブラシ柄本体2aの表面に防水コーティングを形成する防水処理ステップを更に備えるように構成することもできる。同様に、上記第2実施形態に係る歯ブラシ10の製造方法において、紙管の一方端を径方向に押し潰して扁平状のヘッド部4が形成された歯ブラシ柄2の表面に防水コーティングを形成する防水処理ステップを更に備えるように構成することもできる。この防水処理ステップは、歯ブラシ柄本体2a(歯ブラシ柄2)に植毛穴42を形成する前段階において行ってもよいが、好ましくは、歯ブラシ柄本体2a(歯ブラシ柄2)に植毛穴42を形成した後段階で行うように構成することが好ましい。防水コーティングの方法としては、例えば、撥水剤(又は撥水剤を含む溶媒)を歯ブラシ柄本体2a(歯ブラシ柄2)の表面に塗布する方法、撥水剤(又は撥水剤を含む溶媒)に歯ブラシ柄本体2a(歯ブラシ柄2)を浸漬する方法などが例示できる。撥水剤としては、例えば、フッ素樹脂、シリコン樹脂、脂肪酸エステル(グリセリンラウリン酸エステル、グリセリンステアリン酸エステル、グリセリンベヘン酸エステルなどの高級脂肪酸エステル、特に飽和脂肪酸エステルなど)、脂肪酸アミド(ラウリン酸アミド、オレイン酸アミド、ステアリン酸アミドなどの高級脂肪酸アミド、特に飽和脂肪酸アミドなど)などが例示できる。これらの撥水剤は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
このような防水処理ステップを更に備えることにより、より一層、歯ブラシ1,10(歯ブラシ柄2)の防水性を高めることができ、歯ブラシ1,10(歯ブラシ柄2)が、使用時に水分を吸収してしまうことを効果的に防止することができ、長期間にわたって折れ曲がったり、湾曲することなく歯ブラシ1,10(歯ブラシ柄2)を使用することが可能となる。特に、防水処理ステップを、歯ブラシ柄本体2a(歯ブラシ柄2)に植毛穴42を形成した後段階で行うように構成することにより、植毛穴42の内周面に対しても防水性を付与することができるため、歯ブラシ1,10の使用の継続を進めても、平線による毛束31の固定力が低下することを効果的に抑制することが可能となる。
また、清潔感の向上や保管時の衛生状態を保つために、歯ブラシ1(歯ブラシ柄2)の表面に抗菌コーティングを施すように構成してもよい。抗菌コーティングの方法としては、例えば、抗菌剤を含有するポリマーを歯ブラシ1(歯ブラシ柄2)に塗布する方法や、該ポリマーに浸漬するなどを例示することができる。抗菌剤としては既に知られているものでよく、特に制限はない。抗菌剤の例としては、酸化亜鉛または酸化亜鉛と酸化アルミの固溶体、銀系セラミックやベンゼトニウム、ベンザルコニウム、セチルピリジニウム、クロルヘキシジンなどのカチオン系殺菌剤などを挙げることができる。また、毛束31を構成する用毛にこのような抗菌コーティングを施してもよい。
1,10 歯ブラシ
2 歯ブラシ柄
21 基材層
2a 歯ブラシ柄本体
3 毛束群
31 毛束
4 ヘッド部
41 植毛面
42 植毛穴
5 柄部
51 ネック部
Z 基材シート
S1 積層ステップ
S2 本体形成ステップ
S3 植毛穴形成ステップ
S4 毛束植設ステップ
本発明の上記目的は、ヘッド部と前記ヘッド部から延びる柄部とからなる所望形状の歯ブラシ柄の製造方法であって、紙材料から形成される複数枚の基材シートを接着層を介して積層して積層シート体を形成する積層ステップと、所望形状の歯ブラシ柄の形状に合わせて前記積層シート体を型抜き又は切削することによって、前記基材シートの積層方向に沿う厚さ方向の一方面側に植毛面を有する歯ブラシ柄本体を形成する本体形成ステップと、前記植毛面に複数の植毛穴を形成する植毛穴形成ステップとを備える歯ブラシ柄の製造方法により達成される。
また、本発明の上記目的は、ヘッド部及び前記ヘッド部から延びる柄部を有する歯ブラシ柄本体と、前記ヘッド部の植毛面に植設される複数の毛束とを備える歯ブラシであって、前記歯ブラシ柄本体は、紙材料から形成される複数枚のシート状の基材層を接着層を介して積層して形成されており、前記植毛面は、前記基材層の積層方向に沿う厚さ方向の一方面側に形成されていることを特徴とする歯ブラシにより達成される。
また、本発明の上記目的は、ヘッド部及び前記ヘッド部から延びる柄部を有する歯ブラシ柄本体と、前記ヘッド部の植毛面に植設される複数の毛束とを備える歯ブラシの製造方法であって、紙材料から形成される複数枚の基材シートを接着層を介して積層して積層シート体を形成する積層ステップと、前記積層シート体から型抜き又は切削することによって、前記基材シートの積層方向に沿う厚さ方向の一方面側に前記植毛面を有する所望形状の歯ブラシ柄本体を形成する本体形成ステップと、前記植毛面に複数の植毛穴を形成する植毛穴形成ステップと前記歯ブラシ柄本体における前記植毛穴に複数の毛束を植設する毛束植設ステップとを備える歯ブラシの製造方法により達成される。

Claims (14)

  1. ヘッド部と前記ヘッド部から延びる柄部とからなる所望形状の歯ブラシ柄の製造方法であって、
    紙材料から形成される複数枚の基材シートを接着層を介して積層して積層シート体を形成する積層ステップと、
    所望形状の歯ブラシ柄の形状に合わせて前記積層シート体を型抜き又は切削することによって歯ブラシ柄本体を形成する本体形成ステップとを備える歯ブラシ柄の製造方法。
  2. 前記紙材料は、木材パルプ由来の紙材料であることを特徴とする請求項1に記載の歯ブラシ柄の製造方法。
  3. 前記基材シートの表面には防水層が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯ブラシ柄の製造方法。
  4. 前記歯ブラシ柄本体の表面に防水コーティングを形成する防水処理ステップを更に備える請求項1から3のいずれかに記載の歯ブラシ柄の製造方法。
  5. ヘッド部及び前記ヘッド部から延びる柄部を有する歯ブラシ柄本体と、前記ヘッド部の植毛面に植設される複数の毛束とを備える歯ブラシであって、
    前記歯ブラシ柄本体は、紙材料から形成される複数枚のシート状の基材層を接着層を介して積層して形成されていることを特徴とする歯ブラシ。
  6. 前記紙材料は、木材パルプ由来の紙材料であることを特徴とする請求項5に記載の歯ブラシ。
  7. 前記各基材層の表面には防水層が形成されていることを特徴とする請求項5又は6に記載の歯ブラシ。
  8. 前記歯ブラシ柄本体の表面には防水コーティング層が形成されていることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の歯ブラシ。
  9. ヘッド部及び前記ヘッド部から延びる柄部を有する歯ブラシ柄本体と、前記ヘッド部の植毛面に植設される複数の毛束とを備える歯ブラシの製造方法であって、
    紙材料から形成される複数枚の基材シートを接着層を介して積層して積層シート体を形成する積層ステップと、
    前記積層シート体から型抜き又は切削することによって所望形状の歯ブラシ柄本体を形成する本体形成ステップと、
    前記歯ブラシ柄本体におけるヘッド部の植毛面に複数の毛束を植設する毛束植設ステップとを備える歯ブラシの製造方法。
  10. ヘッド部及び前記ヘッド部から延びる柄部を有する歯ブラシ柄と、複数の毛束とを備える歯ブラシであって、
    前記歯ブラシ柄は、紙管から形成されており、
    前記ヘッド部は、前記紙管の一方端を径方向に押し潰して扁平状に形成されており、
    扁平状に形成される前記紙管の一方端に前記複数の毛束が植設されていることを特徴とする歯ブラシ。
  11. 前記紙管は、木材パルプ由来の紙材料から形成されていることを特徴とする請求項10に記載の歯ブラシ。
  12. 前記紙管の表面には防水コーティング層が形成されていることを特徴とする請求項10又は11に記載の歯ブラシ。
  13. 紙管からなる歯ブラシ柄の製造方法であって、
    前記紙管の一方端を径方向に押し潰して扁平状のヘッド部を形成するプレスステップを備えることを特徴とする歯ブラシ柄の製造方法。
  14. ヘッド部及び前記ヘッド部から延びる柄部を有する紙管製の歯ブラシ柄と、複数の毛束とを備える歯ブラシの製造方法であって、
    紙管の一方端を径方向に押し潰して扁平状の前記ヘッド部を形成するプレスステップと、
    扁平状の前記ヘッド部に複数の毛束を植設する毛束植設ステップとを備える歯ブラシの製造方法。
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