JP5389551B2 - 歯ブラシ - Google Patents

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本発明は、歯ブラシに関する。
従来から、家庭で一般に使用されている歯ブラシは柄の一面にブラシ材が植込まれたものであり、構造上ブラシ材の植毛密度が小さく、研磨力や歯垢除去効果が小さかった。この欠点を解消するために、円形の歯ブラシが提案されている。
例えば、「片手で握り往復移動させることができる形状の柄と、その柄の先端部に設けられる円筒状の刷毛とを備え、前記柄がその先端部に柄を延長するように設けた小径の柄軸を備えており、前記円筒状の刷毛が、柄軸の周囲に、中心部に柄軸に通される小孔を有する薄い環状の毛状ブラシ材とワッシャーとを、交互に柄軸に通して適正枚数並べることにより構成される、歯ブラシ。」(例えば、特許文献1参照。)等が提案されている。
上記歯ブラシは、ブラシ材が360度型円筒形であり、歯茎を痛めることなくマッサージ効果を発揮することができ、同時に歯垢除去効果も得られる。又、奥歯など歯を磨く時も、歯面に当たらない部分にも刷毛が口内部分に当たることで、唾液の分泌が活発になり、優れた自浄効果も発揮できるという効果を奏するとされている。
しかしながら、ブラシ材が太いと、歯磨きする際にブラシ材が歯と口内部分の両方に当たり、口内部分が痛くなり使用し難いという欠点があった。逆に、ブラシ材が細くなると、歯ブラシの使用によりブラシ材が曲がりやすい、歯垢除去効果が低下する等の欠点があった。更に、ブラシ材が細くなると、ブラシ材同士の間隔が狭くなるので水分の除去が困難になり、黴が生えやすくなり不衛生であるという欠点があった。
特許第3646118号公報
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、長期間使用してもブラシ材が曲がりにくく、歯垢除去効果が優れており、歯磨きする際にブラシ材が口内部分に当たっても、口内部分が痛くなく、ブラシ材間の水分を除去しやすく、黴が生えにくくて衛生的な歯ブラシを提供することにある。
即ち、本発明は、
[1]柄本体と、その一端部に柄本体を延長するように設けられた柄本体より小径の柄軸よりなる柄の柄軸に、中心部に柄軸に挿入される貫通孔を有する環状の毛状ブラシ材とワッシャーが交互に複数枚挿入され、該毛状ブラシ材とワッシャーは柄軸に対し回転可能に設置されていることを特徴とする歯ブラシ、
[2]ワッシャーは、柔軟なシリコン樹脂よりなる星形ワッシャーあることを特徴とする上記[1]記載の歯ブラシ、及び、
[3]星形ワッシャーの直径と毛状ブラシ材の直径の比が1:2〜4:5であることを特徴とする上記[2]記載の歯ブラシ
に関する。
本発明の歯ブラシの構成は上述の通りであり、柄の柄軸に環状の毛状ブラシ材とワッシャーが交互に回転可能に設複数枚挿入されているので、多数の細いブラシ材で構成することができ、且つ、ブラシ材は回転可能なので、ブラシ材は折れ曲がりにくく、歯垢除去効果が優れており、ブラシ材が口内部分に当たっても、口内部分が痛くない。又、ワッシャーが柔軟なシリコン樹脂よりなる星形ワッシャーあると、ブラシ材はワッシャーにより保持されるのでより折れ曲がりにくくなり、又、ワッシャーが歯に当たっても痛くなく、ワッシャーにより歯の歯垢が除去されるので歯垢除去効果はより優れている。更に、ブラシ材とワッシャーを回転することにより、ブラシ材間の水分を除去しやすく、黴が生えにくくて衛生的である。
本発明の歯ブラシの一例を示す断面図である。 本発明で使用する毛状ブラシ材の一例を示す平面図である。 本発明で使用する星形ワッシャーの一例を示す平面図である。
次に、本発明を、図面を参照して説明する。図1は本発明の歯ブラシの一例を示す断面図であり、図2は本発明で使用する毛状ブラシ材の一例を示す平面図であり、図3は本発明で使用する星形ワッシャーの一例を示す平面図である。
図中1は歯ブラシを使用する際に使用者が握る柄本体であり、2は柄本体1より小径の柄軸である。柄本体1は先端部11が細くなされると共に先端部11には柄本体1の長さ方向に柄軸2を嵌入固定するための凹部12が穿設されている。柄軸2は、全体として釘状であり、同一直径の軸部21と、その先端に設けられた軸部21より拡径された頭部22と、その他端部に設けられた、次第に縮径されている縮径部23よりなる。柄軸2の縮径部23を柄本体1の凹部12に嵌入固定することにより、柄本体1の一端部に枝本体1を延長するように柄軸2が設けられて柄が形成されている。
柄(柄本体1と柄軸2)は、従来から歯ブラシの柄として使用されている任意の材料から形成されればよく、例えば、ポリアクリル樹脂、」ポリエステル樹脂、ABS樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリカーボネート樹脂等の合成樹脂が好ましく使用される。特に、柄本体1は綺麗で肌触りが優れているのが好ましいので、ポリアクリル樹脂が好ましく、柄軸2は大きな荷重が負荷されるので機械的強度の大きい材料が好ましく、ABS樹脂が好ましい。
柄軸2には、環状の毛状ブラシ材3とワッシャー4が交互に複数枚挿入され、回転可能に設置されている。環状の毛状ブラシ材3は、図2に示したように、毛状ブラシ材31が放射状に配置されて環状になされていると共にその中心部に柄軸2に挿入される、柄軸2の軸部21の直径と略同一の直径の貫通孔32を有する。
毛状ブラシ材31としては、従来から歯ブラシのブラシ材として使用されているものであれば特に限定されず、例えば、ポリアミド樹脂繊維、ポリエチレン樹脂繊維、ポリプロピレン樹脂繊維、ポリエステル樹脂等が挙げられる。
毛状ブラシ材31の太さは、特に限定されないが、歯ブラシの柄に植毛するのではないので、細くすることが可能であり、直径76〜132μmが好ましい。又、長さは、口に入れて歯磨きをするのであるから5〜20mmが好ましい。毛状ブラシ材31の長さは一定にすると、口に入れた際の肌触りがよいので好ましい。又、環状の毛状ブラシ材3を構成する毛状ブラシ材31の数は、360〜1120本が好ましい。
環状の毛状ブラシ材3の製造方法も特に限定されるものではないが、例えば、毛状ブラシ材31を放射状に配置し、その中心部を熱融着する方法が挙げられる。尚、中心に貫通孔32がない場合には円形に金型で打ち抜いて貫通孔を形成すればよい。毛状ブラシ材31の長さを一定に揃える方法としては、熱融着した後鋏で切断する方法、円形の金型で所定長さに切断する方法が挙げられる。
上記ワッシャー4としては、従来公知の任意のワッシャーが使用可能であり、例えば、金属や合成樹脂製の環状体のワッシャーが挙げられるが、図3に示したように、柄軸2の軸部21の直径と略同一の直径の貫通孔41を有する柔軟なシリコン樹脂よりなる星形ワッシャーが好ましい。
柔軟なシリコン樹脂よりなる星形ワッシャーであると、歯茎に当たっても痛くないし、歯茎を傷つけることがなく、歯に当たると歯垢を効率的に除去することができる。又、毛状ブラシ材が細い場合には、星形ワッシャーは毛状ブラシ材が曲がらないように形状を保持する効果があるが、星形ワッシャーの直径が毛状ブラシ材の直径に対して小さくなるとこの効果が減少すると共に、歯に当たりにくくなって歯垢を除去する効果が低下する。逆に大きくなると毛状ブラシ材のブラッシング効果を阻害するようになるので、星形ワッシャーの直径と毛状ブラシ材の直径の比は1:2〜4:5が好ましい。
図1においては、直径3.8mmの貫通孔32を有する直径15.5mmの環状の毛状ブラシ材3を3枚と直径3.8mmの貫通孔41を有する直径9.5mmの柔軟なシリコン樹脂よりなる星型ワッシャー4を一組とし、8組の貫通孔32、41に軸部21の直径が3.8mmの柄軸2を挿入し、柄軸2の縮径部23を柄本体1の凹部12に嵌入固定することにより、軸部21先端に設けられた頭部22と柄本体1の先端部11で挟んで環状の毛状ブラシ材3と星型ワッシャー4を回転可能に設置している。
環状の毛状ブラシ材3と星型ワッシャー4を回転可能に設置するには、環状の毛状ブラシ材3と環状の毛状ブラシ材3の間及び環状の毛状ブラシ材3と星型ワッシャー4との間に数μm程度の空間があるように設置すればよく、空間が大きくなるほど回転しやすくなる。
環状の毛状ブラシ材とワッシャーは交互に柄軸に挿入されていてもよいが、毛状ブラシ材が少なくなるとブラッシング効果が低下し、ワッシャーが少なくなると毛状ブラシ材の密度が大きくなりすぎて毛状ブラシ材が歯の間に入りにくくなってブラッシング効果が低下すると共にワッシャーによる毛状ブラシ材が曲がらないように形状を保持する効果及び歯垢を除去する効果が低下するので、環状の毛状ブラシ材2〜5枚とワッシャー1個とが一組として交互に柄軸に挿入されているのが好ましい。
本発明の歯ブラシは歯を磨くのに好適に使用できる。
1 柄本体
2 柄軸
3 環状の毛状ブラシ材
4 星型ワッシャー

Claims (3)

  1. 柄本体と、その一端部に柄本体を延長するように設けられた柄本体より小径の柄軸よりなる柄の柄軸に、中心部に柄軸に挿入される貫通孔を有する環状の毛状ブラシ材とワッシャーが交互に複数枚挿入され、該毛状ブラシ材とワッシャーは柄軸に対し回転可能に設置されていることを特徴とする歯ブラシ。
  2. ワッシャーは、柔軟なシリコン樹脂よりなる星形ワッシャーあることを特徴とする請求項1記載の歯ブラシ。
  3. 星形ワッシャーの直径と毛状ブラシ材の直径の比が1:2〜4:5であることを特徴とする請求項2記載の歯ブラシ。
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