JP2023087859A - Nft発行支援装置、nft発行支援装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

Nft発行支援装置、nft発行支援装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】二次創作物についてのNFTの販売利益を、その二次創作物の元になった一次創作物の管理者にも還元する。【解決手段】一次創作物を元に創作された二次創作物の創作者によるNFTの発行を支援するNFT発行支援装置であって、前記二次創作物の創作者を示す創作者情報を取得する創作者情報取得部と、前記創作者情報により特定される創作者を前記二次創作物の所有者とするNFTを生成するべく前記一次創作物の管理者によってブロックチェーンネットワークに送信されたスマートコントラクトのアドレスを取得するコントラクトアドレス取得部と、前記NFTの発行要求を受け付けるNFT発行要求受付部と、前記創作者情報を記述したトランザクションを、前記スマートコントラクトのアドレスを宛先として前記ブロックチェーンネットワークに送信するトランザクション送信部と、を備える。【選択図】図9

Description

本発明は、NFT発行支援装置、NFT発行支援装置の制御方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルアートのようなコンピュータ上で容易に複製が可能なコンテンツの取引を行う際に、コンテンツの所有者(グラフィックイラストなど無体物の名義人を意味する。以下、同じ。)を、ブロックチェーン技術を用いてNFT(Non-Fungible Token)に記載して取引する形態が普及している。
NFTは全てブロックチェーンに記録されるため、コンテンツの所有者情報を改ざんすることは極めて困難である。またブロックチェーンに記録された履歴を参照することで、コンテンツの最初の所有者を特定することもできるので、コンテンツが転売される都度、コンテンツの創作者(著作権法に規定の「著作者」を含む。以下同じ)に販売利益を還元するようにすることも可能である。
なおNFTは様々なブロックチェーンのプラットフォームでサポートされているが、例えばイーサリアム(登録商標)のERC721やERC1155などの規格に従うことで利用可能となる。
またNFTに関する技術開発も様々に進められている(例えば特許文献1を参照)。
特開2021-166028号公報
しかしながら、近年、アニメや漫画、キャラクターなどの分野において、他人が創作した一次創作物(著作権法に規定の「原著作物」を含む。以下同じ)を元に二次創作物(著作権法に規定の「二次的著作物」を含む。以下同じ)を創作し、この二次創作物を展示会などで公表や配布する活動が広がっている。そして一次創作物の著作者も、このような活動を許容することが多いことから、今後このような二次創作物のNFTの取引が増加してくることが想定される。
この場合、NFTに所有者として最初に記録されるのは二次創作物の創作者であるので、一次創作物の管理者(著作者を含む。以下同じ)は、NFTの販売利益の還元を受けることができない。
本発明はこのような背景に鑑みてなされたものであり、二次創作物についてのNFTの販売利益を、その二次創作物の元になった一次創作物の管理者にも還元することが可能なNFT発行支援装置、NFT発行支援装置の制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための手段の一つは、一次創作物を元に創作された二次創作物の創作者によるNFTの発行を支援するNFT発行支援装置であって、前記二次創作物の創作者を示す創作者情報を取得する創作者情報取得部と、前記創作者情報により特定される創作者を前記二次創作物の所有者とするNFTを生成するべく前記一次創作物の管理者によってブロックチェーンネットワークに送信されたスマートコントラクトのアドレスを取得するコントラクトアドレス取得部と、前記NFTの発行要求を受け付けるNFT発行要求受付部と、前記創作者情報を記述したトランザクションを、前記スマートコントラクトのアドレスを宛先として前記ブロックチェーンネットワークに送信するトランザクション送信部と、を備える。
その他、本願が開示する課題、およびその解決方法は、発明を実施するための形態の欄、および図面により明らかにされる。
本発明によれば、二次創作物についてのNFTの販売利益を、その二次創作物の元になった一次創作物の管理者にも還元することが可能になる。
NFT発行支援システムの全体構成を示す図である。 NFT発行支援装置、クリエータ端末及び権利元端末のハードウェア構成を示す図である。 記憶装置を示す図である。 権利元管理テーブルを示す図である。 クリエータ管理テーブルを示す図である。 コンテンツ管理テーブルを示す図である。 NFTの構成例を示す図である。 NFT発行支援装置の機能構成を示す図である。 NFT発行処理の流れを示すフローチャートである。 クリエータ端末に表示される画面例を示す図である。 権利元端末に表示される画面例を示す図である。 クリエータ端末に表示される画面例を示す図である。 クリエータ端末に表示される画面例を示す図である。 クリエータ端末に表示される画面例を示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。以下、本発明をその一実施形態に即して添付図面を参照しつつ説明する。
==全体構成==
本発明の実施形態に係るNFT発行支援システム1000の全体構成を図1に示す。
NFT発行支援システム1000は、NFT発行支援装置100、クリエータ端末200、及び権利元端末300が、インターネットやLAN(Local Area Network)、電話網等のネットワーク500を介して通信可能に接続されて構成される。
またネットワーク500にはブロックチェーンネットワーク510が構成されている。ブロックチェーンネットワーク510は、NFT発行支援装置100やクリエータ端末200、権利元端末300を含む複数のコンピュータ(ノード)が、共通のブロックチェーンのプラットフォームを実行し、Peer to Peerに接続されることで構成される。
ブロックチェーンネットワーク510に接続される各コンピュータは、フルノードサーバあるいはSPV(Simplified Payment Verification)クライアントとして機能する。フルノードサーバは、ブロックチェーンネットワーク510に接続されるノードから送信されるトランザクションやスマートコントラクトを検証してブロックを生成すると共に(マイニング)、このようにして生成された過去の全ブロックから構成されるブロックチェーン440を記憶している。SPVクライアントは、フルノートサーバに記憶されているブロックチェーン440のデータを利用しながら、トランザクションやスマートコントラクトの送信を行う。
なお本実施形態では、NFT発行支援装置100、クリエータ端末200及び権利元端末300は、一例としてイーサリアム(登録商標)のブロックチェーンネットワーク510に接続されているが、他のプラットフォームのブロックチェーンネットワーク510に接続される形態でもよい。
近年、アニメや漫画、キャラクターなどの分野において、一次創作物の著作者の許諾を得ずに二次創作物(以下コンテンツとも記す)を創作する創作者(以下クリエータとも記す)による公表や配布等の二次創作活動を認める著作者が増えており、愛好者による二次創作活動が広がっている。
NFT発行支援装置100は、このようなクリエータにより創作された二次創作物に対してNFT410を発行すると共に、このNFT410がその後市場で流通する過程で発生する販売利益を、二次創作物の元になった一次創作物の管理者(以下権利元とも記す)にも還元可能にするコンピュータなどの情報処理装置である。
またNFT発行支援装置100は、クリエータが創作した二次創作物を権利元が審査し、二次創作物に対して権利元が公認を付与できるようにする機能も有している。このような態様により、権利元が求める品質の水準に達していると権利元が判断した二次創作物に対して、権利元が認証を与えることが可能となる。そして、このようにして権利元の公認が付与された二次創作物は、公認が付与されていない二次創作物に比べて価値が向上するため、より高い価格で取引されることが期待できる。
またこのような権利元の公認が付与された二次創作物のNFT410には権利元の信用が化体し、二次創作物の価値を高めることができる。そして本実施形態によれば、NFT410の購入者も、ブロックチェーン440上の履歴を確認することで権利元が公認した作品であることを確実に確認できるため、より高い金額であってもNFT410を購入することが期待できる。
このため、クリエータは、権利元の公認が得られた二次創作物のNFT410を販売することで、より多くの収益を得ることができるようになる。そしてクリエータは、経済的なゆとりを得ることで、他の二次創作物の創作により多くの時間をかけられるようになるので、二次創作物の創作意欲が向上し、質の向上が期待できるようになる。
またこのようなクリエータが増加することで、数多くの高品質な二次創作物が創作されるようになるため、二次創作物のNFT取引市場を活性化できると共に、一次創作物の人気上昇にも繋げることが可能となる。
なおNFT発行支援装置100は、ブロックチェーンネットワーク510に接続された他のコンピュータ(ノード)とPeer to Peerで接続されており、仮想通貨の取引を行うためのウォレット(不図示)や、NFT410を発行するためのトランザクションを送信するための実行環境(不図示)がインストールされている。
なおブロックチェーン440には、予め権利元端末300によってブロックチェーンネットワーク510に送信されたスマートコントラクト400が記録されており、NFT発行支援装置100は、このスマートコントラクト400を実行するためのトランザクションを送信することで、NFT410を発行する。
権利元端末300は、漫画やアニメ、キャラクター、音楽などの一次創作物の管理者(権利元)が有するコンピュータなどの情報処理装置である。
一次創作物は、例えば漫画やアニメ、画像、映画、動画、フィギュア、小説、キャラクター自体、キャラクターが印刷された物品、漫画やアニメ等で使われるセリフなどの特定のフレーズ、映画やアニメなどで用いられた音楽、さらにはこれらの電子データも含む。
権利元端末300は、ブロックチェーンネットワーク510に接続された他のコンピュータ(ノード)とPeer to Peerで接続されており、仮想通貨の取引を行うためのウォレット(不図示)や、NFT410を発行するためのスマートコントラクト400を送信するための実行環境(不図示)がインストールされている。
クリエータ端末200は、一次創作物を元に二次創作物を創作するクリエータが有するコンピュータなどの情報処理装置である。二次創作物は、一次創作物を元にする創作物であり、これらの電子データも含む。
クリエータ端末200は、ブロックチェーンネットワーク510に接続された他のコンピュータ(ノード)とPeer to Peerで接続されており、仮想通貨の取引を行うためのウォレット(不図示)や、トランザクションを送信するための実行環境(不図示)がインストールされている。
またクリエータ端末200は、NFT発行支援装置100に二次創作物の電子データをアップロードしたり、権利元に対して二次創作物への公認付与を申請することができる。
またクリエータ端末200は、権利元から公認が得られた二次創作物のNFT410の発行要求をNFT発行支援装置100に送信することができる。
そしてクリエータ端末200は、一般のNFT取引サービスを提供する不図示のコンピュータ(マーケットプレイス)に接続することで、NFT410を販売することができる。このとき、このNFT410を生成したスマートコントラクト400は、上述した様に権利元端末300によって送信されてブロックチェーン440に記録されたものである。そのためこのNFT410には権利元が発行者として記録されているので、以後、NFT410が市場で取引される都度、権利元に対して販売利益を還元することが可能となる。
以下、詳細に説明する。
==構成==
まず、NFT発行支援装置100、クリエータ端末200及び権利元端末300のハードウェア構成について説明する。なおNFT発行支援装置100、クリエータ端末200及び権利元端末300のハードウェア構成は、同じとは限らないものの基本的な構成は共通しているので、重複を避けるために図2にまとめて示す。
<NFT発行支援装置>
NFT発行支援装置100は、CPU(Central Processing Unit)110、メモリ120、通信装置130、記憶装置140、入力装置150、出力装置160及び記録媒体読取装置170を有して構成される。
CPU110はNFT発行支援装置100の全体の制御を司るもので、記憶装置140に記憶される本実施形態に係る各種の動作を行うためのコードから構成されるNFT発行支援装置制御プログラム600や各種データをメモリ120に読み出して実行あるいは処理することにより、NFT発行支援装置100としての各種機能を実現する。
例えば、CPU110によりNFT発行支援装置制御プログラム600及び各種データが実行あるいや処理され、メモリ120や通信装置130、記憶装置140等のハードウェア機器と協働することにより、後述する創作者情報取得部101、コントラクトアドレス取得部102、NFT発行要求受付部103、トランザクション送信部104、二次創作物取得部105、二次創作物提示部106、審査結果取得部107、属性情報取得部108、保存場所取得部109などの各機能が実現される。
NFT発行支援装置制御プログラム600は、NFT発行支援装置100が有する機能を実現するためのプログラムを総称しており、例えば、NFT発行支援装置100上で動作するアプリケーションプログラムやOS(Operating System)、ミドルウェア、種々のライブラリ、ウォレット、ブロックチェーンの実行環境等を含む。
メモリ120は例えば半導体記憶装置により構成することができる。
記憶装置140は例えばハードディスクドライブやSSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等の各種プログラムやデータ、テーブル等を記憶するための物理的な記憶領域を提供する装置である。本実施形態では、図3に示すように、記憶装置140にはNFT発行支援装置制御プログラム600の他、権利元管理テーブル700、クリエータ管理テーブル710、コンテンツ管理テーブル720などの各種データが記憶されている。
権利元管理テーブル700の一例を図4に示す。
権利元管理テーブル700には、一次創作物の管理者に関する情報が記録される。例えば図4に示すように、「権利元ID」、「コントラクトアドレス」が記録されている。
「権利元ID」欄には、NFT発行支援装置100によって各権利元に一意に付与される識別情報が記録される。
「コントラクトアドレス」欄には、NFT410を発行するためのスマートコントラクト400を権利元端末300がブロックチェーンネットワーク510に送信し、そのスマートコントラクト400がブロックチェーン440に記録された際に付与されるコントラクトアドレスが記録される。NFT発行支援装置100は、権利元端末300に付与されたコントラクトアドレスを権利元端末300から取得することで、権利元管理テーブル700のコントラクトアドレス欄に記録する。
続いてクリエータ管理テーブル710の一例を図5に示す。
クリエータ管理テーブル710には、二次創作物を創作したクリエータに関する情報が記録される。例えば図5に示すように、「クリエータID」、「クリエータアドレス」が記録されている。
「クリエータID」欄には、NFT発行支援装置100によって各クリエータに一意に付与される識別情報が記録される。
「クリエータアドレス」欄には、ブロックチェーンネットワーク510上でクリエータ端末200を識別するために付与されるアドレス(例えばウォレットアドレス)が記録される。NFT発行支援装置100は、クリエータ端末200に付与されたこのウォレットアドレスをクリエータ端末200から取得し、クリエータ管理テーブル710のクリエータアドレス欄にクリエータアドレスとして記録する。
コンテンツ管理テーブル720の一例を図6に示す。
コンテンツ管理テーブル720には、クリエータによって創作された二次創作物に関する情報が記録される。例えば図6に示すように、「コンテンツID」「クリエータID」「権利元」「公認申請日」「審査結果」「コンテンツ保管場所」「NFT化」「メタデータ保管場所」が記録されている。
「コンテンツID」欄には、クリエータがNFT発行支援装置100にアップロードした二次創作物に対してNFT発行支援装置100が一意に付与した識別情報が記録される。
「クリエータID」欄には、二次創作物を創作したクリエータの識別情報が記録される。
「権利元」欄には、二次創作物の元になった一次創作物の権利者の識別情報が記録される。
「公認申請日」欄には、NFT発行支援装置100にアップロードされた二次創作物に対して権利元への公認許諾の申請が行われた日付が記載される。
「審査結果」欄には、公認許諾の申請に対して権利元から送付された審査結果が記載される。
「コンテンツ保管場所」欄には、アップロードされた二次創作物の保管場所を示す情報が記載される。二次創作物の保管場所は、NFT発行支援装置100が有する記憶装置140上とすることもできるし、ネットワーク500に接続されたIPFS(InterPlanetary File System)サーバ等の不図示のコンピュータとすることもできる。
「NFT化」欄には、クリエータによってNFT発行支援装置100にアップロードされた二次創作物に対して、NFT410を発行済みか否かを示す情報が記載される。
「メタデータ保管場所」欄には、NFT410に付帯するメタデータ420の保管場所を示す情報が記載される。なお、ERC721に準拠したNFT410の場合、メタデータ420はJSONファイルとして記載される。
ここで、ERC721に準拠したNFT410の構成例を図7に示す。図7に示すように、NFT410には、「トークンID」「所有者情報」「トークンURI」の各欄を有する。
「トークンID」欄には、スマートコントラクト400がNFT410を生成する際に付与するトークンIDが記載される。スマートコントラクト400は、例えば新たなNFT410を生成する毎に1ずつ増加するような数値をトークンIDとして各NFT410に付与する。
「所有者情報」欄には、二次創作物の所有者を示す情報が記載される。本実施形態では、所有者情報には上述したクリエータアドレスが記載される。本実施形態では、NFT発行支援装置100がスマートコントラクト400を実行するためのトランザクションをこのスマートコントラクト400を宛先として送信する際にクリエータアドレスを創作者情報として送信することで、スマートコントラクト400は、所有者情報欄にクリエータアドレスを記載してNFT410を発行する。
「トークンURI」欄には、メタデータ420の保管場所を示す情報が記載される。本実施形態では、メタデータ420はNFT発行支援装置100の記憶装置140あるいは上述したIPFSサーバに記憶される。本実施形態では、NFT発行支援装置100がトランザクションを送信する際に、上記創作者情報と共にメタデータ420の保管場所を送信することで、スマートコントラクト400は、この保管場所をトークンURI欄に記載してNFT410を発行する。
メタデータ420は、JSONファイルの形式で記述されたテキストデータであり、図7に示すように、例えば「コンテンツのタイトル」「コンテンツの説明」「コンテンツのURL」「クリエータのプロフィール」が記載されている。
「コンテンツのタイトル」、「コンテンツの説明」、及び「クリエータのプロフィール」は、後述するようにクリエータによってNFT発行支援装置100に入力される情報である。そしてNFT発行支援装置100は、これらの情報及びコンテンツの保存場所を示すコンテンツのURLを元にJSONファイルを作成して、メタデータ420を生成する。
コンテンツ430は、クリエータによってNFT発行支援装置100にアップロードされた二次創作物の電子データである。コンテンツ430は、NFT発行支援装置100の記憶装置140あるいはIPFSサーバに保管される。
本実施形態ではメタデータ420及びコンテンツ430はブロックチェーン440に記録されないが、もちろんメタデータ420及びコンテンツ430のいずれか一方あるいは両方が、NFT410と同様にブロックチェーン440に記録されるような態様としてもよい。
図2に戻って、記憶装置140は、NFT発行支援装置100に内蔵されている形態とすることもできるし、外付されている形態とすることもできる。
記録媒体読取装置170は、CD-ROMやDVD等の記録媒体800に記録されたプログラムやデータを読み取り、記憶装置140に格納する。
通信装置130は、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワーク500やブロックチェーンネットワーク510を介してクリエータ端末200や権利元端末300等の他のコンピュータとデータやプログラムの授受を行う。例えば不図示の他のコンピュータに、上述したNFT発行支援装置制御プログラム600を格納しておき、NFT発行支援装置100がこのコンピュータからNFT発行支援装置制御プログラム600をダウンロードして実行するようにすることができる。
またNFT発行支援装置100は記憶装置140を備えずに、ネットワーク500を通じて通信可能に接続された不図示の他のコンピュータに記憶されている上記のプログラムやテーブル等の各種データを用いてNFT発行支援装置100としての機能を実現する形態も可能である。
入力装置150は、オペレータ等によるNFT発行支援装置100へのデータ入力等のために用いられる装置でありユーザインタフェースとして機能する。入力装置150としては例えばキーボードやマウス、マイク等を用いることができる。
出力装置160は、情報を外部に出力するための装置でありユーザインタフェースとして機能する。出力装置160としては例えばディスプレイやプリンタ、スピーカ等を用いることができる。
<クリエータ端末>
クリエータ端末200は、CPU210、メモリ220、通信装置230、記憶装置240、入力装置250、出力装置260及び記録媒体読取装置270を有して構成される。
CPU210はクリエータ端末200の全体の制御を司るもので、記憶装置240に記憶される本実施形態に係る各種の動作を行うためのコードから構成される不図示のプログラムや各種データをメモリ220に読み出して実行あるいは処理することにより、本実施形態で説明するクリエータ端末200としての各種機能を実現する。
なお上述した様に、クリエータ端末200はNFT発行支援装置100と共通の構成を有しているので、重複する説明を省略する。
<権利元端末>
権利元端末300は、CPU310、メモリ320、通信装置330、記憶装置340、入力装置350、出力装置360及び記録媒体読取装置370を有して構成される。
CPU310は権利元端末300の全体の制御を司るもので、記憶装置340に記憶される本実施形態に係る各種の動作を行うためのコードから構成される不図示のプログラムや各種データをメモリ320に読み出して実行あるいは処理することにより、本実施形態で説明する権利元端末300としての各種機能を実現する。
なお上述した様に、権利元端末300はNFT発行支援装置100と共通の構成を有しているので、重複する説明を省略する。
<NFT発行支援装置の機能構成>
図8に、本実施形態に係るNFT発行支援装置100の機能ブロック図を示す。NFT発行支援装置100は、創作者情報取得部101、コントラクトアドレス取得部102、NFT発行要求受付部103、トランザクション送信部104、二次創作物取得部105、二次創作物提示部106、審査結果取得部107、属性情報取得部108、保存場所取得部109の各機能を備える。これらの機能は、図2に示したハードウェアによって本実施形態に係るNFT発行支援装置制御プログラム600や各種のデータが実行あるいは処理されることにより実現される。
創作者情報取得部101は、二次創作物の創作者を示す創作者情報を取得する。本実施形態では、創作者情報取得部101は、クリエータ端末200からクリエータアドレスを取得する。
コントラクトアドレス取得部102は、創作者情報により特定される創作者を二次創作物の所有者とするNFT410を生成するべく、一次創作物の管理者によってブロックチェーンネットワーク510に送信されたスマートコントラクト400のアドレスを取得する。本実施形態では、コントラクトアドレス取得部102は、権利元がブロックチェーンネットワーク510にスマートコントラクト400をデプロイした際に発行されたコントラクトアドレスを、権利元端末300から取得する。
NFT発行要求受付部103は、NFT410の発行要求を受け付ける。本実施形態では、NFT発行要求受付部103は、クリエータ端末200にNFT410を発行するか否かを問い合わせる画面を表示し、その画面を見たクリエータからの回答結果をクリエータ端末200から受信することにより、NFT410の発行要求を受け付ける。
トランザクション送信部104は、上記の創作者情報(クリエータアドレス)を記述したトランザクションを、スマートコントラクト400のアドレス(コントラクトアカウントのアドレス)を宛先としてブロックチェーンネットワーク510に送信する。このような態様でスマートコントラクト400が実行されると、創作者情報により特定される創作者を二次創作物の所有者として記述したNFT410が生成される。そしてこのNFT410から特定されるスマートコントラクト400のアドレスは権利元に付与されたアドレスであるので、以後、NFT410が市場で流通する都度発生する販売利益の一部を、権利元に還元することが可能になる。
二次創作物取得部105は、二次創作物の創作者が有するクリエータ端末200から、二次創作物の電子データを取得する。本実施形態では、クリエータ端末200が二次創作物の電子データをNFT発行支援装置100にアップロードすることにより、二次創作物取得部105は電子データを取得する。この電子データは、記憶装置140あるいは不図示のIPFSに保存される。
二次創作物提示部106は、二次創作物の電子データを一次創作物の管理者が有する権利元端末300に送信する。本実施形態では、権利元端末300からNFT発行支援装置100に対して二次創作物の審査実施リクエストがあった際に、二次創作物提示部106は、コンテンツ管理テーブル720を参照し、公認申請日欄に日付が記入済みで、審査結果欄に審査結果が記載されていない審査未実施の二次創作物の画像データ(電子データ)を権利元端末300に送信する。
審査結果取得部107は、権利元端末300から二次創作物に対する公認可否の審査結果を取得する。また審査結果取得部107は、審査結果をコンテンツ管理テーブル720の審査結果欄に記入する。
なおトランザクション送信部104は、二次創作物に対する公認が得られている場合にはブロックチェーンネットワーク510に上記のトランザクションを送信し、二次創作物に対する公認が得られていない場合にはブロックチェーンネットワーク510にトランザクションを送信しないようにするとよい。このような態様により、権利元から公認が得られている二次創作物に対してのみNFT410を発行できるようになるので、権利元が認めた品質を有する二次創作物に対してのみNFT410を市場に流通させることが可能となる。
属性情報取得部108は、二次創作物に関する属性情報を取得する。属性情報は、上述したメタデータ420に記載される情報であり、例えば「コンテンツのタイトル」「コンテンツの説明」「コンテンツのURL」「クリエータのプロフィール」を含む。またNFT410には、メタデータ420の保存場所を示すトークンURIが記述されている。このような態様により、メタデータ420をNFT410に含めなくて済むので、NFT410のデータサイズを小さくすることができる。これにより、NFT410を生成する際に、マイニングを行ったマイナーに支払うコスト(ガス代)を節約することが可能となる。またブロックチェーン440のサイズの肥大化を抑制することも可能となる
保存場所取得部109は、二次創作物の電子データの保存場所を示す情報を取得する。電子データの保存場所を示す情報は、上述したメタデータ420に記載される「コンテンツのURL」に相当する。保存場所取得部109は、電子データの保存場所をOSから取得することができる。なお電子データの保存場所は、上述した様に、NFT発行支援装置100の記憶装置140であってもよいしIPFSサーバであってもよい。このような態様により、二次創作物の電子データをNFT410に含めなくて済むので、NFT410のデータサイズを小さくすることができる。これにより、NFT410を生成する際にマイナーに支払うコスト(ガス代)を節約することが可能となる。またブロックチェーン440のサイズの肥大化を抑制することも可能となる。
==処理の流れ==
次に、図9~図14を参照しながら、本実施形態に係るNFT発行支援装置100がNFT410を発行する際の処理の流れを説明する。なお図9には処理手順を示す(1)~(8)の数字が記載されているが、この数字は説明の都合上、一例として付与したものである。本実施形態ではこの順序に従って説明するが、NFT410を発行する際の処理順序は必ずしもこの通りでなくてもよい。
まず権利元端末300は、スマートコントラクト400をブロックチェーンネットワーク510に送信する(1)。そうすると、このスマートコントラクト400は、ブロックチェーンネットワーク510に接続されるフルノードサーバによって検証されて、ブロックチェーン440に記録される(マイニング)。そして権利元端末300は、このフルノードサーバによって生成されたコントラクトアドレスを取得する。
次に権利元端末300は、このコントラクトアドレスをNFT発行支援装置100に送信(登録)する(2)。そうするとNFT発行支援装置100は、権利元IDと対応付けてコントラクトアドレスを権利元管理テーブル700に記録する。
一方で、クリエータ端末200は、クリエータのアドレス(例えばウォレットアドレス)を事前にNFT発行支援装置100に登録した上で、クリエータによって創作された二次創作物をNFT発行支援装置100にアップロードする(3)。アップロードの際、クリエータは、二次創作物の元になった一次創作物の権利元に関する情報の登録も行う。
そうするとNFT発行支援装置100は、クリエータIDと対応付けてこのクリエータアドレスをクリエータ管理テーブル710に記録すると共に、コンテンツID、クリエータID、権利元ID、コンテンツ保管場所の各情報を対応付けてコンテンツ管理テーブル720に記録する。
なお、クリエータが二次創作物をNFT発行支援装置100にアップロードする際に、クリエータ端末200に表示される画面例を図10に示す。
NFT発行支援装置100は、図10に示す画面に入力された情報を元に、コンテンツ管理テーブル720に二次創作物に関する情報を記録する。また図10に示す画面に入力されるデータのうち、「イラスト名」「イラスト紹介」「クリエータ名」「クリエータプロフィール」の各情報は、メタデータ420に記録される情報であり、所定の場所に保存される。
また図10において「キャラクター権利元選択」と「イラスト名」との間に表示されている画像は、NFT発行支援装置100にアップロードされた二次創作物を示しており、この電子データが記憶装置140あるいはIPFSサーバ等の所定の場所に保存される。
そして図10に示す画面でクリエータが「公式公認申請を行う」ボタンをクリックすると、クリエータ端末200はNFT発行支援装置100に公認許諾の申請リクエストを送信する。NFT発行支援装置100は、この申請リクエストを受け付けると、コンテンツ管理テーブル720の「公認申請日」欄に申請リクエストを受け付けた日付を記録する。
図9に戻り、このようにして公認許諾の申請がなされた二次創作物に対して権利元が審査を行う(4)。具体的には、まず権利元端末300は、NFT発行支援装置100に対して公認許諾の申請中の二次創作物の一覧表示リクエストを送信する。そしてNFT発行支援装置100は、公認許諾の申請中の二次創作物の一覧を権利元端末300に送信する。
権利元端末300に公認許諾の申請中の二次創作物の一覧が表示されている様子を図11に示す。権利元は、図11に示すような画面を見ながら、公認許諾の申請がなされた二次創作物に対する審査を行う。権利元は、公認を認める場合は「承認」ボタンを押し、認めない場合は「却下」を押す。そうすると権利元端末300は、この審査結果をNFT発行支援装置100に送信する。NFT発行支援装置100は、審査結果をコンテンツ管理テーブル720の「審査結果」欄に記録する。
また審査結果は、図12に示すようにクリエータ端末200にも表示される。図12に示す画面においてクリエータが「この作品をNFT化する」ボタンを押すと、クリエータ端末200は、図13に示すような画面を表示する。そして図13に示す画面においてクリエータが「mintする」ボタンを押すと、クリエータ端末200は、図14に示すような画面を表示する。
そして図14に示す画面においてクリエータが「はい」ボタンを押すと、クリエータ端末200は、NFT発行支援装置100に対してNFT410の発行要求を送信する(図9の(5))。
図9に戻って、NFT発行支援装置100は、クリエータ端末200からNFT410の発行要求を受け付けると、スマートコントラクト400のコントラクトアドレス宛に、NFT410を発行するためのトランザクションを送信する(6)。このトランザクションには、NFT410(二次創作物)の所有者を示す情報やメタデータ420の保存場所を示す情報が記載されている。
そしてこのトランザクションは、ブロックチェーンネットワーク510に接続されるフルノードサーバによって検証されてブロックチェーン440に記録される。その際にスマートコントラクト400が実行されて、トランザクションに記載された所有者及びメタデータ420の保存場所を示す情報を記載したNFT410が発行される(7)。
その後クリエータ端末200は、NFT410の取引サービスを提供しているマーケットプレイスに接続し、NFT410を販売する(8)。
このとき、マーケットプレイスは、このNFT410からスマートコントラクト400のコントラクトアドレスを特定する。そしてNFT410の販売利益の一部をコントラクトアドレスに送金するようなトランザクションが実行される。このようにして、NFT410が販売される都度、権利元に利益を還元することができるようになる。
以上、本実施形態に係るNFT発行支援装置100、NFT発行支援装置100の制御方法及びプログラムについて説明したが、本実施形態によれば、二次創作物についてのNFTの販売利益を、その二次創作物の元になった一次創作物の管理者にも還元することが可能になる。
なお上述した実施の形態は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
例えば、NFT発行支援装置100は上記実施形態で説明した機能の他に、NFT410の取引サービスを行うマーケットプレイスの機能を提供してもよい。
100 NFT発行支援装置
101 創作者情報取得部
102 コントラクトアドレス取得部
103 NFT発行要求受付部
104 トランザクション送信部
105 二次創作物取得部
106 二次創作物提示部
107 審査結果取得部
108 属性情報取得部
109 保存場所取得部
110 CPU
120 メモリ
130 通信装置
140 記憶装置
150 入力装置
160 出力装置
170 記録媒体読取装置
200 クリエータ端末
210 CPU
220 メモリ
230 通信装置
240 記憶装置
250 入力装置
260 出力装置
270 記録媒体読取装置
300 権利元端末
310 CPU
320 メモリ
330 通信装置
340 記憶装置
350 入力装置
360 出力装置
370 記録媒体読取装置
400 スマートコントラクト
410 NFT
420 メタデータ
430 コンテンツ
440 ブロックチェーン
500 ネットワーク
510 ブロックチェーンネットワーク
600 NFT発行支援装置制御プログラム
610 クリエータ端末制御プログラム
620 権利元端末制御プログラム
700 権利元管理テーブル
710 クリエータ管理テーブル
720 コンテンツ管理テーブル
800 記録媒体
1000 NFT発行支援システム

Claims (6)

  1. 一次創作物を元に創作された二次創作物の創作者によるNFTの発行を支援するNFT発行支援装置であって、
    前記二次創作物の創作者を示す創作者情報を取得する創作者情報取得部と、
    前記創作者情報により特定される創作者を前記二次創作物の所有者とするNFTを生成するべく前記一次創作物の管理者によってブロックチェーンネットワークに送信されたスマートコントラクトのアドレスを取得するコントラクトアドレス取得部と、
    前記NFTの発行要求を受け付けるNFT発行要求受付部と、
    前記創作者情報を記述したトランザクションを、前記スマートコントラクトのアドレスを宛先として前記ブロックチェーンネットワークに送信するトランザクション送信部と、
    を備える、NFT発行支援装置。
  2. 請求項1に記載のNFT発行支援装置であって、
    前記二次創作物の創作者が有するクリエータ端末から、前記二次創作物の電子データを取得する二次創作物取得部と、
    前記二次創作物の電子データを、前記一次創作物の管理者が有する権利元端末に送信する二次創作物提示部と、
    前記権利元端末から、前記二次創作物に対する公認可否の審査結果を取得する審査結果取得部と、
    をさらに備え、
    前記トランザクション送信部は、前記二次創作物に対する公認が得られている場合には前記ブロックチェーンネットワークに前記トランザクションを送信し、前記二次創作物に対する公認が得られていない場合には前記ブロックチェーンネットワークに前記トランザクションを送信しない、NFT発行支援装置。
  3. 請求項1又は2に記載のNFT発行支援装置であって、
    前記二次創作物に関する属性情報を取得する属性情報取得部と、
    をさらに備え、
    前記NFTには、前記属性情報の保存場所を示す情報が含まれる、NFT発行支援装置。
  4. 請求項3に記載のNFT発行支援装置であって、
    前記二次創作物の電子データの保存場所を示す情報を取得する保存場所取得部と、
    をさらに備え、
    前記属性情報には、前記二次創作物の電子データの保存場所を示す情報が含まれる、NFT発行支援装置。
  5. 一次創作物を元に創作された二次創作物の創作者によるNFTの発行を支援するNFT発行支援装置の制御方法であって、
    前記NFT発行支援装置が、
    前記二次創作物の創作者を示す創作者情報を取得し、
    前記創作者情報により特定される創作者を前記二次創作物の所有者とするNFTを生成するべく前記一次創作物の管理者によってブロックチェーンネットワークに送信されたスマートコントラクトのアドレスを取得し、
    前記NFTの発行要求を受け付け、
    前記創作者情報を記述したトランザクションを、前記スマートコントラクトのアドレスを宛先として前記ブロックチェーンネットワークに送信する、
    NFT発行支援装置の制御方法。
  6. コンピュータに、一次創作物を元に創作された二次創作物の創作者によるNFTの発行を支援させるためのプログラムであって、
    前記二次創作物の創作者を示す創作者情報を取得する機能と、
    前記創作者情報により特定される創作者を前記二次創作物の所有者とするNFTを生成するべく前記一次創作物の管理者によってブロックチェーンネットワークに送信されたスマートコントラクトのアドレスを取得する機能と、
    前記NFTの発行要求を受け付ける機能と、
    前記創作者情報を記述したトランザクションを、前記スマートコントラクトのアドレスを宛先として前記ブロックチェーンネットワークに送信する機能と、
    を前記コンピュータに実現するためのプログラム。
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