JP2023086405A - クリーナアタッチメント支持装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数種類のクリーナアタッチメントの付け替えを可能とするクリーナアタッチメント支持装置を提供する。【解決手段】クリーナアタッチメント支持装置は、クリーナアタッチメントに接する接触部を有する第一アームと、クリーナアタッチメントに接する接触部を有する第二アームと、第一アーム及び第二アームを支える装置本体と、を備える。第一アーム及び第二アームの少なくとも一方のアームは、回転移動可能である。少なくとも一方のアームが回転移動して第一アームの接触部と第二アームの接触部との距離が縮まると第一アームの接触部と第二アームの接触部との間にクリーナアタッチメントが挟まれる。クリーナアタッチメント支持装置は、第一アームの接触部と第二アームの接触部との間にクリーナアタッチメントが挟まれた状態で少なくとも一方のアームの回転位置を固定可能な回転位置固定機構をさらに備える。【選択図】図3
Description
本開示は、クリーナアタッチメント支持装置に関する。
下記特許文献1に開示された掃除機システムは、ハンドルを有する本体と、本体に取付けて使用するアタッチメントと、本体及びアタッチメントを支持するクリーナアタッチメント支持装置と、を有し、本体はアタッチメントを接続可能な本体側接続口を有し、アタッチメントは本体側接続口に接続可能なアタッチメント側接続口を有し、クリーナアタッチメント支持装置にアタッチメントが支持された状態で、本体の本体側接続口と、アタッチメントのアタッチメント側接続口を接続させる。
上述した従来の掃除機システムは、付け替え可能なクリーナアタッチメントが1種類に限定されており、複数種類のクリーナアタッチメントに対応しにくいという課題がある。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされたもので、複数種類のクリーナアタッチメントの付け替えを可能とするクリーナアタッチメント支持装置を提供することを目的とする。
本開示に係るクリーナアタッチメント支持装置は、クリーナアタッチメントに接する接触部を有する第一アームと、クリーナアタッチメントに接する接触部を有する第二アームと、第一アーム及び第二アームを支える装置本体と、を備え、第一アーム及び第二アームの少なくとも一方のアームは、回転移動可能であり、少なくとも一方のアームが回転移動して第一アームの接触部と第二アームの接触部との距離が縮まると第一アームの接触部と第二アームの接触部との間にクリーナアタッチメントが挟まれ、第一アームの接触部と第二アームの接触部との間にクリーナアタッチメントが挟まれた状態で少なくとも一方のアームの回転位置を固定可能な回転位置固定機構をさらに備えるものである。
本開示によれば、複数種類のクリーナアタッチメントの付け替えを可能とするクリーナアタッチメント支持装置を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、説明を簡略化または省略する。なお、本開示で角度に言及した場合において、和が360°となる優角と劣角とがあるときには原則として劣角の角度を指すものとし、和が180°となる鋭角と鈍角とがある場合には原則として鋭角の角度を指すものとする。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるクリーナアタッチメント支持装置1を示す斜視図である。図2は、実施の形態1によるクリーナアタッチメント支持装置1によりクリーナアタッチメント90を取り外す際の動作例を示す斜視図である。図3は、実施の形態1によるクリーナアタッチメント支持装置1が備える第一アーム2及び第二アーム3等の平面図である。
図1は、実施の形態1によるクリーナアタッチメント支持装置1を示す斜視図である。図2は、実施の形態1によるクリーナアタッチメント支持装置1によりクリーナアタッチメント90を取り外す際の動作例を示す斜視図である。図3は、実施の形態1によるクリーナアタッチメント支持装置1が備える第一アーム2及び第二アーム3等の平面図である。
図2に示すように、本実施の形態におけるクリーナアタッチメント90は、床掃除用のアタッチメントである。クリーナアタッチメント90は、ヘッド部91と、パイプ部92とを有する。パイプ部92は、回動可能なジョイントを介して、ヘッド部91に連結されている。パイプ部92は、掃除機96の延長管93の先端に、着脱可能に接続されている。
図1に示すように、クリーナアタッチメント支持装置1は、第一アーム2と、第二アーム3と、第一アーム2及び第二アーム3を支える装置本体4とを備える。装置本体4は、土台5と、土台5から鉛直上方へ突出する支柱6とを備える。支柱6は、第一アーム2及び第二アーム3を支える。本実施の形態において、第一アーム2及び第二アーム3は、支柱6の上端よりも支柱6の下端に近い位置に配置されている。
図3に示すように、第一アーム2は、クリーナアタッチメント90のパイプ部92に接する接触部7を有する。第二アーム3は、クリーナアタッチメント90のパイプ部92に接する接触部8を有する。接触部7,8に、例えば、滑り止め用ゴムシートが備えられていてもよい。
第一アーム2は、回転軸9を中心に、回転移動可能である。第二アーム3は、回転軸10を中心に、回転移動可能である。図示の例において、回転軸9,10は、鉛直線に対して平行である。
クリーナアタッチメント支持装置1は、第一アーム2及び第二アーム3の回転位置を固定可能な回転位置固定機構11をさらに備える。図3中には、第二アーム3に対する回転位置固定機構11の拡大図が示されている。第一アーム2に対しても、同様の回転位置固定機構11が設けられている。
第二アーム3用の回転位置固定機構11は、第二アーム3と共に回転する歯車12と、歯車12の歯に噛み合う爪部13とを有する。爪部13の位置は固定されており、第二アーム3が回転しても爪部13は移動しない。爪部13は、歯車12の任意の歯に対して、噛み合い可能である。爪部13が歯車12の任意の歯に噛み合うことで、第二アーム3が任意の回転位置で固定される。外力によって第二アーム3に作用するトルクが一定値を超えると、爪部13が歯車12の歯を乗り越えるようになり、第二アーム3及び歯車12が回転する。
第一アーム2用の回転位置固定機構11は、第二アーム3用の回転位置固定機構11と同様の構造を有しており、第一アーム2を任意の回転位置で固定可能である。
図3中の左側の図は、第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との間にクリーナアタッチメント90のパイプ部92が挟まれる前の状態を示す。図3中の右側の図は、第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との間にクリーナアタッチメント90のパイプ部92が挟まれた状態を示す。このように、第一アーム2及び第二アーム3が回転移動して第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との距離が縮まると、第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との間にクリーナアタッチメント90のパイプ部92が挟まれる。
図3中の右側の図のように、第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との間にクリーナアタッチメント90のパイプ部92が挟まれた状態で、第一アーム2及び第二アーム3の回転位置が回転位置固定機構11により固定される。この状態で、第一アーム2の接触部7とパイプ部92との摩擦力、及び、第二アーム3の接触部8とパイプ部92との摩擦力により、クリーナアタッチメント90が保持される。
本実施の形態であれば、第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との間隔が可変であるので、第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との間に挟む対象物の形状及び寸法が異なることに対応可能である。このため、複数種類のクリーナアタッチメント90を付け替えることに対応可能である。
第一アーム2は、クリーナアタッチメント90のパイプ部92により押圧される被押圧部14を有する。第二アーム3は、クリーナアタッチメント90のパイプ部92により押圧される被押圧部15を有する。クリーナアタッチメント90をクリーナアタッチメント支持装置1に支持させるときに、パイプ部92が被押圧部14を押圧することで第一アーム2が回転し、パイプ部92が被押圧部15を押圧することで第二アーム3が回転する。これにより、第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との距離が縮まって第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との間にクリーナアタッチメント90のパイプ部92が挟まれる。このように、本実施の形態であれば、クリーナアタッチメント90をクリーナアタッチメント支持装置1に支持させるときに、パイプ部92の動きを利用して第一アーム2及び第二アーム3を回転させ、第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との間にパイプ部92を挟むことができる。それゆえ、第一アーム2及び第二アーム3を回転させるアクチュエータが不要となる。
図示の例において、第一アーム2は、接触部7が設けられた部分と、被押圧部14とが、回転軸9を介して、L字状に配置される。第二アーム3は、接触部8が設けられた部分と、被押圧部15とが、回転軸10を介して、L字状に配置される。本開示において、第一アーム2及び第二アーム3の形状は、このようなL字状に限定されない。例えば、第一アーム2及び第二アーム3は、湾曲した形状を有するものでもよい。
図2に示すように、掃除機96の延長管93の先端部には、延長管93からクリーナアタッチメント90を分離するための固定解除ボタン94が設けられている。本実施の形態のクリーナアタッチメント支持装置1は、固定解除ボタン94を押下するためのボタン押下部16を備える。ボタン押下部16は、第一アーム2及び第二アーム3よりも高い位置において、支柱6に取り付けられている。
土台5の上面は、クリーナアタッチメント90のヘッド部91を載置可能な載置面を形成している。掃除機96の延長管93の基端側には、掃除機96のハンドル95が設けられている。使用者は、クリーナアタッチメント90をクリーナアタッチメント支持装置1に支持させるときに、まず、ハンドル95を把持して、クリーナアタッチメント90のヘッド部91を床から持ち上げ、ヘッド部91を土台5の上面に載置する。これにより、図2中の左側の図の状態になる。この状態で、パイプ部92及び延長管93は、水平面に対して斜めになっている。
続いて、使用者は、パイプ部92及び延長管93が水平面に対して垂直になるように、ハンドル95を支柱6の上端部へ近づける。これにより、図2中の右側の図の状態になる。図2中の、左側の図から右側の図へのパイプ部92の移動により、パイプ部92が被押圧部14,15を押圧し、第一アーム2及び第二アーム3が回転する。その結果、第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との間にパイプ部92が挟まれて固定される。同時に、ボタン押下部16が固定解除ボタン94を押下することで、延長管93とパイプ部92との固定が解除される。図2中の右側の図の状態から、使用者がハンドル95を上方へ移動させると、延長管93がパイプ部92から分離し、クリーナアタッチメント90の取り外しが完了する。このように、本実施の形態であれば、使用者は、クリーナアタッチメント90に手を触れることなく、クリーナアタッチメント90を取り外すことが可能となる。
クリーナアタッチメント支持装置1によって保持されているクリーナアタッチメント90を、掃除機96の延長管93に取り付ける際には、使用者は、まず、延長管93の先端を、クリーナアタッチメント90のパイプ部92に差し込み、次に、延長管93を支柱6から離して傾けるようにハンドル95を操作する。これにより、使用者は、クリーナアタッチメント90に手を触れることなく、クリーナアタッチメント90を延長管93に取り付けることができる。
図3に示すように、支柱6に垂直スライダ17が取り付けられている。垂直スライダ17の上面から下面まで貫通する開口に支柱6が通されている。垂直スライダ17の側壁を貫通するネジ孔にネジ18が取り付けられている。ネジ18が締め付けられた状態では、ネジ18の先端が支柱6の側面に押し当てられることで、垂直スライダ17が支柱6に対して移動不能に固定されている。ネジ18を緩めると、垂直スライダ17は、支柱6に沿って、鉛直方向に移動可能になる。
垂直スライダ17に水平スライダ19が取り付けられている。水平スライダ19は、一対の先端突出部19aと、一対の基端突出部19bとを有する。水平スライダ19の一方の先端突出部19aに回転軸9を介して第一アーム2が取り付けられている。水平スライダ19の他方の先端突出部19aに回転軸10を介して第二アーム3が取り付けられている。水平スライダ19の一対の基端突出部19bは、垂直スライダ17に形成された一対の水平孔に挿入している。垂直スライダ17の側壁を貫通するネジ孔にネジ20が取り付けられている。ネジ20が締め付けられた状態では、ネジ20の先端が、水平スライダ19の一方の基端突出部19bに押し当てられることで、水平スライダ19が垂直スライダ17に対して移動不能に固定されている。ネジ20を緩めると、水平スライダ19は、垂直スライダ17に対して、水平方向に移動可能になる。
本実施の形態では、ネジ18を緩めて垂直スライダ17を支柱6に沿って鉛直方向に移動させることにより、第一アーム2及び第二アーム3の鉛直位置を調整することが可能となる。第一アーム2及び第二アーム3の鉛直位置を変えることで、形状及び寸法の異なる各種のクリーナアタッチメント90を第一アーム2及び第二アーム3で挟むことが可能となる。それゆえ、多種多様な掃除機96の多種多様なクリーナアタッチメント90に対応することが可能となる。垂直スライダ17及びネジ18は、装置本体4に対する第一アーム2及び第二アーム3の鉛直位置を調整可能な鉛直位置調整機構に相当する。
本実施の形態では、ネジ20を緩めて水平スライダ19を水平方向に移動させることで、支柱6から、第一アーム2及び第二アーム3の先端までの距離を変えることが可能となる。これにより、形状及び寸法の異なる各種のクリーナアタッチメント90を第一アーム2及び第二アーム3で挟むことが可能となる。それゆえ、多種多様な掃除機96の多種多様なクリーナアタッチメント90に対応することが可能となる。水平スライダ19及びネジ20は、水平な径方向に沿って第一アーム2及び第二アーム3の位置を調整可能な径方向位置調整機構に相当する。
図4は、ボタン押下部16等の平面図である。図4に示すように、ボタン押下部16は、固定解除ボタン94を押下するための先端突出部16aの反対側に、一対の基端突出部16bを有する。支柱6に垂直スライダ21が取り付けられている。垂直スライダ21の上面から下面まで貫通する開口に支柱6が通されている。垂直スライダ21の側壁を貫通するネジ孔にネジ22が取り付けられている。ネジ22が締め付けられた状態では、ネジ22の先端が支柱6の側面に押し当てられることで、垂直スライダ21が支柱6に対して移動不能に固定されている。ネジ22を緩めると、垂直スライダ21は、支柱6に沿って、鉛直方向に移動可能になる。ボタン押下部16の一対の基端突出部16bは、垂直スライダ21に形成された一対の水平孔に挿入している。垂直スライダ21の側壁を貫通するネジ孔にネジ23が取り付けられている。ネジ23が締め付けられた状態では、ネジ23の先端が、ボタン押下部16の一方の基端突出部16bに押し当てられることで、ボタン押下部16が垂直スライダ21に対して移動不能に固定されている。ネジ23を緩めると、ボタン押下部16は、垂直スライダ21に対して、水平方向に移動可能になる。
本実施の形態では、ネジ22を緩めて垂直スライダ21を支柱6に沿って鉛直方向に移動させることにより、ボタン押下部16の鉛直位置を調整することが可能となる。また、ネジ23を緩めてボタン押下部16を水平方向に移動させることで、支柱6から、ボタン押下部16の先端突出部16aまでの突出長さを変えることが可能となる。ボタン押下部16の鉛直位置と、支柱6から先端突出部16aまでの突出長さとを変えることで、固定解除ボタン94の位置が異なる各種のクリーナアタッチメント90に対応することが可能となる。それゆえ、多種多様な掃除機96の多種多様なクリーナアタッチメント90に対応することが可能となる。
ネジ22を緩めて垂直スライダ21を支柱6の上端から引き抜くことで、ボタン押下部16及び垂直スライダ21を取り外すことも可能である。延長管93とクリーナアタッチメント90との結合が嵌め合いによるものであり、固定解除ボタン94を備えない構成の場合には、不要となるボタン押下部16を取り外すことで、ボタン押下部16がクリーナアタッチメント90に干渉することを確実に防止できる。
図示の例において、支柱6の長手方向に対して垂直な支柱6の断面形状は、四角形である。この例に限定されず、支柱6の長手方向に対して垂直な支柱6の断面形状は、円形でもよいし、六角形でもよいし、八角形でもよい。
本実施の形態では、第一アーム2及び第二アーム3の両方が回転移動可能である構成を例に説明した。この例に限定されず、本開示では、第一アーム2及び第二アーム3のいずれか一方のみが回転移動可能であり、第一アーム2及び第二アーム3のいずれか他方が回転移動不能な構成でもよい。当該構成においては、第一アーム2及び第二アーム3のうち、回転移動可能なアームが回転移動して第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との距離が縮まると第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との間にクリーナアタッチメント90が挟まれる。そして、第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との間にクリーナアタッチメント90が挟まれた状態で、回転移動可能なアームの回転位置を回転位置固定機構11により固定することで、クリーナアタッチメント90第一アーム2及び第二アーム3により保持される。
実施の形態2.
次に、図5及び図6を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。
次に、図5及び図6を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。
図5は、実施の形態2によるクリーナアタッチメント支持装置1を示す斜視図である。図6は、実施の形態2によるクリーナアタッチメント支持装置1によりクリーナアタッチメント97を取り外す際の動作例を示す斜視図である。
これらの図に示すように、本実施の形態のクリーナアタッチメント支持装置1では、第一アーム2、第二アーム3、及びボタン押下部16が、実施の形態1よりも高い位置に取り付けられている。第一アーム2、第二アーム3、及びボタン押下部16は、支柱6の下端よりも支柱6の上端に近い位置に配置されている。
垂直スライダ17の下に位置する垂直スライダ24が支柱6に取り付けられている。垂直スライダ24は、垂直スライダ17と同様の構成を有しており、支柱6に沿って、鉛直位置を調整可能になっている。
垂直スライダ24に水平スライダ25が取り付けられている。水平スライダ25は、水平スライダ19と同様の構成を有しており、垂直スライダ24に対して、水平方向に位置を調整可能になっている。
水平スライダ25に下方支持部26が取り付けられている。下方支持部26は、カップ状の形状を有する。下方支持部26は、クリーナアタッチメント97を第一アーム2及び第二アーム3に支持させる操作のときにクリーナアタッチメント97を下から支える。下方支持部26は、水平な回転軸を介して水平スライダ25に連結されており、水平な回転軸を中心に回転可能になっている。
図6に示すように、クリーナアタッチメント97は、延長管93が取り外された掃除機96の先端に取り付けられている。クリーナアタッチメント97は、例えば、隙間を掃除するための隙間ノズルでもよいし、植毛を有する毛ブラシでもよい。
使用者は、クリーナアタッチメント97をクリーナアタッチメント支持装置1に支持させるときに、まず、ハンドル95を把持して、図6中の左側の図のような状態で、クリーナアタッチメント97を、カップ状の下方支持部26の内部に差し込む。この状態で、掃除機96は、水平面に対して斜めになっている。続いて、使用者は、掃除機96が水平面に対して垂直になるように、ハンドル95を支柱6の上端部へ近づけると、図6中の右側の図の状態になる。このとき、下方支持部26が支点となって回転する。すなわち、下方支持部26が、掃除機96及びクリーナアタッチメント97の重量を支えながら、回転する。それゆえ、使用者は、操作がしやすい。
図6中の、左側の図から右側の図へのクリーナアタッチメント97の移動により、クリーナアタッチメント97が被押圧部14,15を押圧し、第一アーム2及び第二アーム3が回転する。その結果、第一アーム2の接触部7と第二アーム3の接触部8との間にクリーナアタッチメント97が挟まれて固定される。同時に、ボタン押下部16が固定解除ボタン94を押下することで、掃除機96とクリーナアタッチメント97との固定が解除される。図6中の右側の図の状態から、使用者がハンドル95を上方へ移動させると、掃除機96がクリーナアタッチメント97から分離し、クリーナアタッチメント97の取り外しが完了する。このように、本実施の形態であれば、使用者は、クリーナアタッチメント97に手を触れることなく、クリーナアタッチメント97を取り外すことが可能となる。
クリーナアタッチメント支持装置1によって保持されているクリーナアタッチメント97を、掃除機96に取り付ける際には、使用者は、まず、クリーナアタッチメント97に掃除機96の先端を差し込み、次に、掃除機96を支柱6から離して傾けるようにハンドル95を操作する。これにより、使用者は、クリーナアタッチメント97に手を触れることなく、クリーナアタッチメント97を掃除機96に取り付けることができる。
本実施の形態では、垂直スライダ24を支柱6に沿って鉛直方向に移動させることにより、下方支持部26の鉛直位置を調整することが可能となる。また、水平スライダ25を水平方向に移動させることで、下方支持部26の水平位置を調整することが可能となる。下方支持部26の鉛直位置及び水平位置を変えることで、形状及び寸法が異なる各種のクリーナアタッチメント97に対応することが可能となる。それゆえ、多種多様な掃除機96の多種多様なクリーナアタッチメント97に対応することが可能となる。
実施の形態3.
次に、図7を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。
次に、図7を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。
図7は、実施の形態3によるクリーナアタッチメント支持装置1を示す斜視図である。図7に示すように、本実施の形態のクリーナアタッチメント支持装置1は、第一アーム2及び第二アーム3の組を複数組備える。鉛直軸を中心とする周方向の位置に関して、複数組の第一アーム2及び第二アーム3の位置が互いに異なるように配置されている。これにより、本実施の形態であれば、一つのクリーナアタッチメント支持装置1により、複数のクリーナアタッチメント90,97を支持することができる。
図示の例では、一方の組の第一アーム2及び第二アーム3が支柱6から突出する方向とは反対方向に、他方の組の第一アーム2及び第二アーム3が支柱6から突出している。図示の例では、クリーナアタッチメント支持装置1は、第一アーム2及び第二アーム3の組を二組備える。この例に限らず、クリーナアタッチメント支持装置1は、第一アーム2及び第二アーム3の組を三組備えていてもよいし、第一アーム2及び第二アーム3の組を四組備えていてもよい。例えば、四組の第一アーム2及び第二アーム3が、鉛直軸である支柱6を中心とする周方向の位置に関して、90°ずつ異なる位置に配置されていてもよい。すなわち、平面視において、支柱6から、四組の第一アーム2及び第二アーム3が、90°ずつ異なる四方向へそれぞれ突出していてもよい。
図示の例では、一方の組の第一アーム2及び第二アーム3は、実施の形態1と同様に、支柱6の上端よりも支柱6の下端に近い位置に配置されている。この組の第一アーム2及び第二アーム3に対して、ボタン押下部16が配置されている。この組の第一アーム2及び第二アーム3を用いて、実施の形態1と同様にして、床掃除用のクリーナアタッチメント90を付け替えることが可能となる。
他方の組の第一アーム2及び第二アーム3は、実施の形態2と同様に、支柱6の下端よりも支柱6の上端に近い位置に配置されている。この組の第一アーム2及び第二アーム3に対して、ボタン押下部16及び下方支持部26が配置されている。この組の第一アーム2及び第二アーム3を用いて、実施の形態2と同様にして、クリーナアタッチメント97を付け替えることが可能となる。
実施の形態4.
次に、図8を参照して、実施の形態4について説明するが、前述した実施の形態との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。
次に、図8を参照して、実施の形態4について説明するが、前述した実施の形態との相違点を中心に説明し、共通する説明を簡略化または省略する。また、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付す。
図8は、実施の形態4によるクリーナアタッチメント支持装置1が備える第一アーム2及び第二アーム3等を模式的に示す平面図と、当該第一アーム2及び第二アーム3を拡大した斜視図である。
図8中の斜視図に示すように、本実施の形態のクリーナアタッチメント支持装置1が備える第一アーム2は、上部アーム2aと、下部アーム2bとにより構成されている。下部アーム2bは、上部アーム2aよりも低い位置に配置される。上部アーム2aと下部アーム2bとの間には、隙間27が形成されている。上部アーム2aと下部アーム2bとのそれぞれに、接触部7が設けられている。上部アーム2aと下部アーム2bとは、一体となって回転する。
本実施の形態では、第一アーム2が第二アーム3と交差可能である。図8中の斜視図は、第一アーム2が第二アーム3と交差する寸前まで、第一アーム2及び第二アーム3が閉じた状態を示す。この状態よりもさらに第一アーム2及び第二アーム3が閉じる方向に第一アーム2及び第二アーム3が回転すると、上部アーム2aと下部アーム2bとの間の隙間27に第二アーム3が入り込むことにより、第一アーム2が第二アーム3と交差した状態になる。
本実施の形態であれば、第一アーム2が第二アーム3と交差した状態になることで、外径が小さいクリーナアタッチメントであっても、第一アーム2と第二アーム3との間にクリーナアタッチメントを挟んで保持することが可能となる。それゆえ、多種多様な掃除機96の多種多様なクリーナアタッチメントに、より確実に対応することが可能となる。
なお、上述した複数の実施の形態が有する特徴のうち、組み合わせることが可能な二つ以上の特徴を組み合わせて実施してもよい。
1 クリーナアタッチメント支持装置、 2 第一アーム、 2a 上部アーム、 2b 下部アーム、 3 第二アーム、 4 装置本体、 5 土台、 6 支柱、 7 接触部、 8 接触部、 9 回転軸、 10 回転軸、 11 回転位置固定機構、 12 歯車、 13 爪部、 14 被押圧部、 15 被押圧部、 16 ボタン押下部、 16a 先端突出部、 16b 基端突出部、 17 垂直スライダ、 18 ネジ、 19 水平スライダ、 19a 先端突出部、 19b 基端突出部、 20 ネジ、 21 垂直スライダ、 22 ネジ、 23 ネジ、 24 垂直スライダ、 25 水平スライダ、 26 下方支持部、 27 隙間、 90 クリーナアタッチメント、 91 ヘッド部、 92 パイプ部、 93 延長管、 94 固定解除ボタン、 95 ハンドル、 96 掃除機、 97 クリーナアタッチメント
Claims (8)
- クリーナアタッチメントに接する接触部を有する第一アームと、
前記クリーナアタッチメントに接する接触部を有する第二アームと、
前記第一アーム及び前記第二アームを支える装置本体と、
を備え、
前記第一アーム及び前記第二アームの少なくとも一方のアームは、回転移動可能であり、
前記少なくとも一方のアームが回転移動して前記第一アームの前記接触部と前記第二アームの前記接触部との距離が縮まると前記第一アームの前記接触部と前記第二アームの前記接触部との間に前記クリーナアタッチメントが挟まれ、
前記第一アームの前記接触部と前記第二アームの前記接触部との間に前記クリーナアタッチメントが挟まれた状態で前記少なくとも一方のアームの回転位置を固定可能な回転位置固定機構をさらに備えるクリーナアタッチメント支持装置。 - 前記装置本体に対する前記第一アーム及び前記第二アームの鉛直位置を調整可能な鉛直位置調整機構を備える請求項1に記載のクリーナアタッチメント支持装置。
- 水平な径方向に沿って前記第一アーム及び前記第二アームの位置を調整可能な径方向位置調整機構を備える請求項1または請求項2に記載のクリーナアタッチメント支持装置。
- 前記少なくとも一方のアームは、前記クリーナアタッチメントにより押圧される被押圧部を有し、
前記クリーナアタッチメントが前記被押圧部を押圧することで前記少なくとも一方のアームが回転移動すると、前記第一アームの前記接触部と前記第二アームの前記接触部との距離が縮まって前記第一アームの前記接触部と前記第二アームの前記接触部との間に前記クリーナアタッチメントが挟まれる請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のクリーナアタッチメント支持装置。 - 掃除機から前記クリーナアタッチメントを分離するためのボタンを押下するボタン押下部を備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のクリーナアタッチメント支持装置。
- 前記クリーナアタッチメントを前記第一アーム及び前記第二アームに支持させる操作のときに前記クリーナアタッチメントを下から支える下方支持部を備え、
水平な回転軸を中心に前記下方支持部が回転可能である請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のクリーナアタッチメント支持装置。 - 前記第一アーム及び前記第二アームの組を複数組備え、
鉛直軸を中心とする周方向の位置に関して、前記複数組の前記第一アーム及び前記第二アームの位置が互いに異なる請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のクリーナアタッチメント支持装置。 - 前記第一アームが前記第二アームと交差可能である請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のクリーナアタッチメント支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021200907A JP2023086405A (ja) | 2021-12-10 | 2021-12-10 | クリーナアタッチメント支持装置 |
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