JP4815474B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は電気掃除機に関する。
従来の電気掃除機は、例えば特許文献1(特開2000−300484号公報)に開示されているように、グリップ部と延長パイプの間に延長パイプ折曲用アタッチメントを設けている。この折曲用アタッチメントは、L字状の2本のエルボパイプから構成され、この2本のエルボパイプを回動可能に接続している。そして、このエルボパイプを回動させることにより、ベッドやテーブルの下、あるいはエアコンなどの上部の掃除を行うようにしている。
また、特許文献2(特開2002−253456号公報)に開示されているように、上延長管と下延長管との間に回動可能な間接部を設け、ソファやベッドの下などの掃除を行うようにした電気掃除機が提案されている。
また、特許文献3(特開2007−44267号公報)に開示されているように、吸込口部に連結部を介して接続管を接続し、連結部の回動軸を中心にし接続管を吸込口部の吸込口側まで回動させ、エアコンや家具の上などの掃除を行うようにした電気掃除機が提案されている。
特開2000−300484号公報 特開2002−253456号公報 特開2007−44267号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の電気掃除機においては、回動部としての延長パイプ折曲用アタッチメントは、グリップ部と延長パイプの間にのみあるので、高所を掃除するにあたっては重い延長パイプと床用吸込具を高所の上面と同じ高さまで持ち上げる必要があり、また操作ハンドル位置も高いため、腕を上げながらの掃除を強いられ、身体的負担が大きい。また、床用吸込具に代えて簡単なブラシ付き吸込具にした場合、ブラシ面を高所の上面に押し付けるようにするため、延長管及び操作ハンドルはさらに高い位置に持ち上げながら掃除しなければならないという問題がある。
また、上記特許文献2に記載の電気掃除機においても、上延長管と下延長管との間に回動可能な間接部を設けているので、高所を掃除するにあたっては重い延長管と床用吸込具を高所の上面と同じ高さまで持ち上げる必要があり、腕を上げながらの掃除を強いられ、身体的負担が大きいものである。
また、上記特許文献3に記載の掃除機においては、高所掃除の場合、掃除箇所に接続管が接触するので、吸込口部の長さ分しか奥行きに対して掃除ができず、家具や冷蔵庫の天面などの奥が掃除できないものであった。
本発明の目的は上記課題を解決し、高所掃除等における操作性を向上させた電気掃除機のアタッチメントを提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の特徴とするところは、電動送風機及び集塵部を有する掃除機本体と、一端が前記掃除機本体に接続されたホースと、一端が前記ホースの他端に接続される手元操作部と、一端が該手元操作部の他端に接続される延長管と、前記延長管の他端に接続される吸口体と備えた電気掃除機において、前記手元操作部、または前記延長管の他端側に接続可能な吸込みアタッチメントを備え、該吸込みアタッチメント複数の回動連結部を有し、前記複数の回動連結部の間に接続管を有し、前記複数の回動連結部は、前記接続管の方向と異なる方向に回動軸を有し、前記複数の回動連結部は前記回動軸周りに回動し、前記接続管の先端部は、隙間を掃除可能な形状を有し、前記回動連結部のうち先端側の回動連結部の他端部は、前記接続管の先端部を受け入れ可能な筒形状を有し、前記先端側の回動連結部先端部は、当該先端部から他端側下方向に向かって傾斜して形成された吸い込み口を有し、前記回動連結部の少なくとも1つは、上下逆となっても前記接続管に対して着脱可能に接続されるようにしたことにある。
本発明によれば、高所等の掃除機における操作性を向上させた電気掃除機を提供することにある。
以下、本発明の実施例を添付の図面に基づいて説明する。
図15は本発明の一実施例に係る電気掃除機の外観斜視図である。図15において、10は吸引力を発生させる電動送風機及び集塵部を備えた掃除機本体、11は一端がホース継手11aを介して掃除機本体10に接続されたホースであり、集塵部と連通する。12は一端がホース11の他端に接続され、電動送風機の入切を行うスイッチ操作部12aを備えた手元操作部である。13は一端が手元操作部12の他端に接続され伸縮可能な延長管であり、14は延長管13の他端に接続された吸口体である。ホース11,手元操作部12,延長管13,吸口体14のそれぞれの内部には吸込み通路が形成され、吸口体14と掃除機本体10の集塵部とが連通する。使用者がスイッチ操作部12aを操作し電動送風機が運転を開始すると、吸引力が発生する。この吸引力は吸口体14に至り、吸口体14から吸込んだ塵埃は延長管13,手元操作部12,ホース11を通り、掃除機本体10の集塵部に集塵される。
手元操作部12と延長管13、延長管13と吸口体14とはそれぞれ着脱自在に接続されている。木床や畳,絨毯といった掃除の場合は、手元操作部12,延長管13,吸口体14を接続した状態で掃除を行う。家具の隙間、あるいは家具の上部やエアコンを掃除する場合には、手元操作部12から延長管13を、あるいは延長管13から吸口体14を取り外し、手元操作部12あるいは延長管13にアタッチメントを接続して目的に応じた掃除を行う。以下、本実施例においては、特に家具の上部やエアコンといった高所掃除に有効な掃除機用のアタッチメントについて説明する。
図1は本発明の一実施例に係る掃除機用アタッチメント100の全体外観図である。掃除機用アタッチメント100は、手元操作部12側にある回動接続部200(第1の回動接続部)と、中間の接続管300と、先端側の回動接続部400(第2の回動接続部)とから構成されている。中間の接続管300は回動接続部200と回動接続部400との間に位置し、伸縮可能となっている。
図2は回動接続部200の分解斜視図である。図2に示すように手元側の回動接続部200は、ホース11または延長管13と連通する筒形状部205とこの筒形状部205の軸方向と直角方向に開いている椀形状部206とから成る後継手201と、椀形状部206と略対称形状で対向してある椀形状カバー204と、筒形状部207と筒形状部207の軸方向と直角方向に軸を持つ樽形状部208とから成る前継手202とで構成されている。筒形状部207は中間の接続管300と接続される。
前継手202の樽形状部208は、後継手201の椀形状部206及び、椀形状カバー204の内側表面を略オフセットした形状であり、椀形状部206と椀形状カバー204に摺動可能(回動可能)に当接して組み立てられる。椀形状部206と椀形状カバー204には、それぞれ切り欠き部209,210があり、前継手202は切り欠き部の上端211と下端212の間を回動できる。前継手202と椀形状カバーの間には、回動角度位置を知らしめるノッチ感(クリック感)を発生させるノッチリング203を配置している。ノッチリング203は、円環形状で内周に回り止め突起213を有し、外周にはノッチ感を(クリック感)発生させるノッチ突起214(突起)を有し、ノッチ突起214は前継手202の樽形状部208の椀形状カバー204が当接する側の底面に設けた回り止め溝215に挿入してあり、前継手202と一緒に回動するようになっている。
図3に示すように椀形状カバー204の内側底面には、ノッチリング203の外周のノッチ突起214を押し込み、ノッチリング203をたわませる略円形リブ216があり、この円形リブ216にはノッチリング203の外周のノッチ突起214を押し込まない凹み部217が所定の角度に形成されている。これにより後継手201と前継手202は、椀形状部206と樽形状部208の中心軸を軸として回動可能で、ノッチリング203はノッチ突起214が略円形リブ216の凹み部217内に収まっていて、前継手202の回動に際しノッチリング203は前継手202と一緒に回動し、ノッチ突起214は凹み部217を乗り上げてリングの半径方向にたわみ、略円形リブ216に当接しながら回動先の凹み部217へ到達し、たわみが解放されて凹み部217に収まり、この収まりによって回動角度位置はある程度固定されるのである。
本実施例においては、ノッチ突起214の個数は2個で、凹み部217の箇所は2箇所であるが、本構成に限定されるものではない。ノッチリング203の設置については、本事例とは逆にノッチリング203を挿入する溝215を椀形状カバー204に、ノッチリング203をたわませる円形リブ216を前継手202に形成してもよい。また、ノッチリング203は、後継手201と前継手202が当接する側にあってもよく、さらに、両側に設けて2個使いとすれば、それぞれのノッチリングに掛かるたわみ力を分散できて、信頼性を向上することができる。ノッチ感を発生させる方法は、本事例の方法に限定されるものではなく、例えばリングの代わりにコイルバネを、ノッチ突起の代わりに鋼球を使用すれば、同様の効果を得られるのである。
後継手201の筒形状部205には手元操作部11の接続部または延長管13が接続可能となっており、手元操作部11または延長管13に設けられた着脱用クランプの抜け止め用の爪(図示せず)を受ける凹み部218がある。また前継手202の筒形状部207には接続管300が接続部305によって接続可能となっており、接続管の抜け止め用突起305aを受ける穴部219がある。
図4,図5に示すように接続管300は、中空の鞘体301(外管)に中空のブレード体302(内管)が伸縮自在に収められている。ブレード体302の外側下面には等間隔で凹み部309が形成されている。鞘体301のブレード体302が伸縮出入りする側の端部には、ストッパー303が軸304で回動自在に備えられている。鞘体301の他端側(接続部305)の外周には、抜け止め突起305aが形成され、ブレード体302の先端側面にも抜け止め突起306aが形成されている。ブレード体302の先端部は、先端部から他端側下方に向かって傾斜するように形成されている。この傾斜により、手元操作部12あるいは延長管13に接続管300を接続した状態で、隙間等の掃除を行うことができる。また、このブレード体302の先端部は回動接続部400との接続部306となっており、この接続部306に回動接続部400と接続した時の抜け止め突起306aが形成されている。
図6,図7にストッパー303の構成を示す。図6,図7に示すようにストッパー303は、バネ等の弾性体307により爪部308がブレード体302の外表面に形成された複数の凹み部309に嵌まる方向に付勢されており、ブレード体302の伸縮位置を固定する。弾性体307の付勢に抗して使用者が指でストッパー303を押している間は、爪部308がブレード体302の凹み部309から離れるので、ブレード体302の伸縮を自由に行うことができる。
図8に回動接続部400の構成を示す。図8に示すように先端側の回動接続部400は、接続管300のブレード体302の先端部を受け入れる筒形状部406と、略円形の回動ベース部407とから成る継手401と、略円形の回動部408と吸込み口409とから成る回動吸込み口402と、回動吸込み口402の回動部408と対向してある回動カバー405と、蓋体404とから構成されている。回動吸込み口402の回動部408と回動カバー405は、継手401の回動ベース部407を覆うように、且つ回動ベース部407に対し摺動可能に組み立てられる。
回動吸込み口402の回動部408と回動カバー405には、それぞれ切り欠き部410,411があり、回動吸込み口402は切り欠き部の上端部412と下端部413が継手401に突き当たるまでの間を回動できる。回動ベース部407と回動部408の接続間には、回動角度位置を知らしめるノッチ感を発生させるノッチリング403を配置している。ノッチリング403は、ノッチリング203と同様な形状であり、回り止め突起414とノッチ突起415(突起)を有し、継手401の回動ベース部407の側面に設けた回り止め溝416に挿入してある。
回動吸込み口402の回動部408には、ノッチリング403の外周のノッチ突起415を押し込みノッチリング403をたわませる略円形穴417があり、この円形穴417にはノッチリング403の外周のノッチ突起214を押し込まない凹み部418が所定の角度に形成されている。また、回動部408には爪穴419が形成されており、蓋体404は爪420を嵌め合わせ固定されている。
これにより継手401と回動吸込み口402は、回動ベース部407と回動部408の中心軸を軸として回動可能で、ノッチリング403はノッチ突起415が略円形穴417の凹み部418内に収まっていて、回動吸込み口402の回動に際し、ノッチ突起415は凹み部418を乗り上げてリングの半径方向にたわみ、略円形穴417に当接しながら回動先の凹み部418へ到達し、たわみが解放されて凹み部418に収まり、この収まりによって回動角度位置はある程度固定されるのである。
本実施例においては、ノッチ突起415の個数は2個で、ノッチする箇所は2箇所であるが、本構成に限定されるものではない。ノッチリング403の設置については、本実施例とは逆にノッチリング403を挿入する溝416を回動吸込み口402に、ノッチリング403をたわませる略円形穴417を継手401に形成してもよい。
また、ノッチリング403は、継手401と回動カバー405が当接する側にあってもよく、さらに、両側に設けて2個使いとすれば、それぞれのノッチリングに掛かるたわみ力を分散できて、信頼性を向上することができる。
ノッチ感(クリック感)を発生させる方法は、本事例の方法に限定されるものではなく、例えばリングの代わりにコイルバネを、ノッチ突起の代わりに鋼球を使用すれば、同様の効果を得られるのである。
継手401の筒形状部406には、接続管300のブレード体302の先端部にある抜け止め突起306aを受ける穴部421がある。
そして、回動吸込み口402の先端部は、先端部から他端側下方に向かって傾斜するように形成されている。この傾斜により、手元操作部12あるいは延長管13に接続管300を接続した状態で、隙間等の掃除を行うことができる。また、傾斜した切り口には、本実施例のように、切り口部の端面に刷毛422を植毛することもでき、この刷毛422により、掃き,拭きといった掃除効果も得られる。
図9は接続管300に回動接続部200及び回動接続部400を接続した状態を示す図である。図9では、回動接続部200が接続管300に接続された状態で接続管300を下方に向けるように回動しており、さらに回動接続部400が接続管300に接続された状態で回動接続部400の先端部が下方に向くように回動している。図9に示すように、手元側の回動接続部200と中間の接続管300と先端側の回動接続部400はそれぞれの接続部で接続され、抜け止め突起により容易に外れなくなっている。手元側の回動接続部200と先端側の回動接続部400は、それぞれ回動角45°回動させ、ノッチにより回動位置がある程度固定される。手元操作部12に延長管12の一端を接続し、延長管12の他端に回動接続部200を接続し、中間の接続管300を最長に延長すると、図10に示すように、例えば家具の上面や一般的な冷蔵庫の上面を掃除することができる。手元操作部12は家具900より低い位置にあり、これに接続される延長管13の一端も家具900より低い位置にあるが、延長管13は他端(先端)は家具900の上方に位置している。延長管13は他端側が上を向くように傾斜した状態となっている。延長管13の他端に接続される回動接続部200は、これに接続される接続管300が家具900の上面に沿うように、下方に向けて回動している。この回動により、接続管300は家具900の上面を沿うような状態となる。さらに接続管300に接続される回動接続部400は、回動吸込み口402の先端部が家具900の上面に向くように下方に向けて回動し、回動吸込み口402の先端部に設けられた刷毛422が家具900の上面に接触する。これにより、家具の上面や一般的な冷蔵庫の上面を掃除することが可能となる。本実施例の場合、高さ寸法が1800mm、奥行き寸法が600mmあるような家具900においても、手元操作部12を1200mm程度の高さまで持ち上げると、家具900の上面の奥まで容易に掃除を行うことができる。
本実施例においては、手元側の回動接続部200と先端側の回動接続部400といったように回動接続部を複数設けたことにより、手元操作部11の高さ位置は高所の被掃除面よりも低い位置にあり、使用者の腕に掛かる負担は小さいのである。また、回動接続部間を伸縮可能としているので、奥行き寸法が短い高所にも対応するのである。ノッチは、ロックに比べロック解除の操作が不要であり、また、無理に力が掛かった場合、ロックではロック箇所が破損する恐れがあるのに対し、ノッチでは回動することで力が集中せず逃げるので破損の恐れは少ない。
ここで、掃除機用アタッチメント100は、手元操作部11の接続部にも接続可能であるから、延長管13を接続せずに使用することもできる。また、接続方法は抜け止め突起による方法に限らず、ねじ接続やクランプ接続で構成して、強固な接続としてもよい。
また、図11に示すように、手元側の回動接続部200と中間の接続管300と先端側の回動接続部400は、分離可能としてもよい。これらは、抜け止め突起で容易に外れないようになってはいるものの接続しないで使用することは可能であり、例えば先端側の回動接続部400を接続しないようにすれば、先端側の回動接続部400の幅では入らなかった狭い隙間にも到達することが可能となるし、また、手元側の回動接続部200に短い吸込み口(図示せず)を接続すれば身近な所の掃除に適するのである。
回動接続部400は、接続管300に接続された状態で刷毛422が下方側を向くような状態(図1,図9,図10,図11)の他に、図12に示すように、接続管300に接続された状態で刷毛422が上方側を向くような状態となるように、先端側の回動接続部400を上下(左右)逆にして取付けることができる。すなわち、回動接続部400の回動方向が接続管300に対して異なる方向に回動するように、回動接続部400が接続管300に着脱自在となっている。回動接続部400を接続管300に対して上下方向(左右方向)を逆に接続することにより、接続管300に対する回動接続部400の回動方向を異ならせることができ、掃除できる範囲が広がる。
本実施例では、接続管300に接続された状態で刷毛422が上方側を向くようにすると、図13に示すように、例えば天井800など、掃除面が真下を向いた箇所も掃除することができ、しかも回動接続部間を伸縮可能としているので、家具900などが邪魔をして延長管13などが届かない、奥行きのある狭い空間の天井面でも掃除することができる。
手元操作部12は天井800より低い位置にあり、これに接続される延長管13の一端も天井800より低い位置にあるが、延長管13は他端(先端)は天井800の近くに位置している。延長管13は他端側が上を向くように傾斜した状態となっている。延長管13の他端に接続される回動接続部200は、これに接続される接続管300が天井800に沿うように、下方に向けて回動している。この回動により、接続管300は天井800の下面を沿うような状態となる。さらに接続管300に接続される回動接続部400は、回動吸込み口402の先端部が天井800を向くように上方に向けて回動し、回動吸込み口402の先端部に設けられた刷毛422が天井800に接触する。これにより、天井800を掃除することが可能となる。しかも家具900の上方に位置する天井800であっても、家具900と干渉することなく、家具900との接触を回避しつつ天井800の掃除を行うことができる。本実施例の場合、高さ寸法が2200mmの天井800においても、手元操作部12を1400mm程度の高さまで持ち上げると、天井800の清掃を容易に掃除を行うことができる。
また、本実施例では、図14に示すように机1000の下など、床面との空間が狭く、延長管13の入らない奥行きのある隙間でも掃除することができる。この場合、接続管300に接続される回動接続部200を、図9,図10,図13に示す状態とは上下逆に回動するように取付ける。図9,図10,図13においては、延長管13に接続された回動接続部200が、延長管13に対して接続管300を下方に回動するように接続している。図14では、これとは逆に延長管13に接続された回動接続部200が、延長管13に対して接続管300を上方に回動するよう接続にしている。
手元操作部12は机1000より高い位置にあり、これに接続される延長管13の一端も机1000より高い位置にあるが、延長管13は他端(先端)は下方の床面1200近くに位置している。延長管13は他端側が下を向くように傾斜した状態となっている。延長管13の他端に接続される回動接続部200は、これに接続される接続管300が床面1200に沿うように、延長管13の軸方向に対して上方に向けて回動している。この回動により、接続管300は床面1200を沿うような状態となる。さらに接続管300に接続される回動接続部400は、回動吸込み口402の先端部が床面1200を向くように下方に向けて回動し、回動吸込み口402の先端部に設けられた刷毛422が床面1200に接触する。これにより、床面1200を掃除することが可能となる。
また、図12に示すように後継手201の筒形状部205を、凹み部218で受ける形状ではなく、テーパ嵌合とすれば、抜け止め用の爪がない延長管や操作ハンドルにも接続することができ、専用の接続部品を必要としないことが可能である。
テーパ嵌合とした場合には、掃除機用アタッチメント100自体を手元操作部12、または延長管13の他端側に上下逆に取付けすることができる。この場合でも、上述した本実施例の効果を得ることが出来る。
以上のように本実施例によれば、掃除機用アタッチメントに回動連結部を複数設け、回動連結部の間に設けた接続管に対して回動連結部の少なくとも一方を接続管に対して上下逆に取付け可能にしたので、家具などが邪魔をして延長管などが届かない、奥行きのある狭い空間の天井面でも掃除することができる。
また、回動連結部間を伸縮自在としたので、さまざまな高所の奥行きに対応可能である。
さらに、アタッチメントは手元操作部、または延長管の他端側に上下逆に取付け可能にしたので、机の下など、床面との空間が狭く、延長管の入らない奥行きのある隙間でも掃除することができる。
本発明の一実施例に係る掃除機用アタッチメントの斜視図。 本発明の一実施例に係る手元側の回動接続部の分解図。 本発明の一実施例に係る椀形状カバーのP視図。 本発明の一実施例に係る接続管の斜視図。 本発明の一実施例に係る接続管の延長時斜視図。 本発明の一実施例に係る接続管のストッパー断面図。 本発明の一実施例に係る接続管のストッパー押し時断面図。 本発明の一実施例に係る先端側の回動接続部の分解図。 本発明の一実施例に係る掃除機用アタッチメントの回動及び延長時の斜視図。 本発明の一実施例に係る高所掃除の一例図。 本発明の一実施例に係る掃除機用アタッチメントの分離時斜視図。 本発明の一実施例に係る掃除機用アタッチメントの分離時斜視図。(逆組) 本発明の一実施例に係る天井掃除の一例図。 本発明の一実施例に係る床面掃除の一例図。 本発明の一実施例に係る電気掃除機の外観斜視図。
符号の説明
100 掃除機用アタッチメント
200,400 回動接続部
300 接続管
600 延長管

Claims (8)

  1. 電動送風機及び集塵部を有する掃除機本体と、一端が前記掃除機本体に接続されたホースと、一端が前記ホースの他端に接続される手元操作部と、一端が該手元操作部の他端に接続される延長管と、前記延長管の他端に接続される吸口体と備えた電気掃除機において、
    前記手元操作部、または前記延長管の他端側に接続可能な吸込みアタッチメントを備え、
    該吸込みアタッチメント複数の回動連結部を有し、
    前記複数の回動連結部の間に接続管を有し、
    前記複数の回動連結部は、前記接続管の方向と異なる方向に回動軸を有し、前記複数の回動連結部は前記回動軸周りに回動し、
    前記接続管の先端部は、隙間を掃除可能な形状を有し、
    前記回動連結部のうち先端側の回動連結部の他端部は、前記接続管の先端部を受け入れ可能な筒形状を有し、
    前記先端側の回動連結部先端部は、当該先端部から他端側下方向に向かって傾斜して形成された吸い込み口を有し、
    前記回動連結部の少なくとも1つは、上下逆となっても前記接続管に対して着脱可能に接続されることを特徴とする電気掃除機。
  2. 請求項1において、
    前記接続管の先端部は、隙間を掃除可能なように断面が上下方向に細長い形状を有し、 前記先端側の回動連結部他端部は、前記接続管の先端部を受け入れ可能なように断面が上下方向に細長い形状を有することを特徴とする電気掃除機。
  3. 請求項1または2において、
    前記接続管は伸縮可能であることを特徴とする電気掃除機。
  4. 請求項1乃至3の何れかにおいて、
    前記吸込みアタッチメントは前記手元操作部、または前記延長管の他端側に上下逆に取付け可能なことを特徴とする電気掃除機。
  5. 請求項1乃至4の何れかにおいて、
    前記接続管の先端部と前記先端側の回動連結部他端部とは、前記接続管の先端部と前記先端側の回動連結部他端部とが接続された場合に、抜け止め突起とその抜け止め突起を受ける穴とによって固定されることを特徴とする電気掃除機。
  6. 請求項5において、
    前記抜け止め突起は、前記接続管の先端部の側面に形成されることを特徴とする電気掃除機。
  7. 請求項1乃至6の何れかにおいて、
    前記先端側の回動連結部他端部の前記吸い込み口は、刷毛を備えることを特徴とする電気掃除機。
  8. 請求項1乃至7の何れかにおいて、
    前記先端側の回動連結部先端側に位置する回動吸込み口は、前記回動連結部の少なくとも1つの他端側に位置する継手の回動ベース部を覆う回動部と回動カバーとを備え、
    前記回動吸込み口は、前記回動部および前記回動カバーに形成された切り欠き部によって、前記継手に対する回動が規制され、
    前記回動連結部の少なくとも1つは、45度まで回動可能であることを特徴とする電気掃除機。
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