JP2023085830A - 半導体発光装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型化および高輝度化を図ることが可能な半導体発光装置を提供すること。【解決手段】 半導体発光素子61と、ツェナーダイオード62と、半導体発光素子61およびツェナーダイオード62を支持する導通支持部材1と、を備え、半導体発光素子61は、第1電極611を有し、ツェナーダイオード62と第1電極611とに接続されたワイヤ73をさらに備える。【選択図】 図1

Description

本開示は、半導体発光装置に関する。
LEDチップを光源とした半導体発光装置が広く普及している。特許文献1には、従来の半導体発光装置の一例が開示されている。同文献に開示された半導体発光装置は、LEDチップ、蛍光部、リードおよびケースを備える。
特開2014-7355号公報
半導体発光装置は、小型化の要請が強い。また、半導体発光装置は、高輝度化が望まれる。
本開示は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、小型化および高輝度化を図ることが可能な半導体発光装置を提供することをその課題とする。
本開示によって提供される半導体発光装置は、半導体発光素子と、ツェナーダイオードと、前記半導体発光素子および前記ツェナーダイオードを支持する導通支持部材と、を備え、前記半導体発光素子は、第1電極を有し、前記ツェナーダイオードと前記第1電極とに接続された第1ワイヤをさらに備える。
本開示によれば、半導体発光装置の小型化および高輝度化を図ることができる。
本開示のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
図1は、本開示の第1実施形態に係る半導体発光装置を示す平面図である。 図2は、図1のII-II線に沿う断面図である。 図3は、図1のIII-III線に沿う断面図である。 図4は、図1のIV-IV線に沿う断面図である。 図5は、本開示の第1実施形態に係る半導体発光装置の導通支持部材を示す平面図である。 図6は、本開示の第1実施形態に係る半導体発光装置の導通支持部材を示す底面図である。 図7は、図5のVII-VII線に沿う断面図である。 図8は、図5のVIII-VIII線に沿う断面図である。 図9は、図5のIX-IX線に沿う断面図である。 図10は、図5のX-X線に沿う断面図である。 図11は、図5のXI-XI線に沿う断面図である。 図12は、本開示の第1実施形態に係る半導体発光装置の第1変形例を示す断面図である。 図13は、本開示の第1実施形態に係る半導体発光装置の第1変形例を示す断面図である。 図14は、本開示の第1実施形態に係る半導体発光装置の第2変形例を示す平面図である。 図15は、本開示の第1実施形態に係る半導体発光装置の第3変形例を示す断面図である。 図16は、本開示の第2実施形態に係る半導体発光装置を示す平面図である。 図17は、図16のXVII-XVII線に沿う断面図である。 図18は、本開示の第2実施形態に係る半導体発光装置の第1変形例を示す平面図である。 図19は、図18のXIX-XIX線に沿う断面図である。
以下、本開示の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
本開示における「第1」、「第2」、「第3」等の用語は、単にラベルとして用いたものであり、それらの対象物に順列を付することを意図していない。
本開示において、「ある物Aがある物Bに形成されている」および「ある物Aがある物B上に形成されている」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに直接形成されていること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物を介在させつつ、ある物Aがある物Bに形成されていること」を含む。同様に、「ある物Aがある物Bに配置されている」および「ある物Aがある物B上に配置されている」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに直接配置されていること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物を介在させつつ、ある物Aがある物Bに配置されていること」を含む。同様に、「ある物Aがある物B上に位置している」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bに接して、ある物Aがある物B上に位置していること」、および、「ある物Aとある物Bとの間に他の物が介在しつつ、ある物Aがある物B上に位置していること」を含む。また、「ある物Aがある物Bにある方向に見て重なる」とは、特段の断りのない限り、「ある物Aがある物Bのすべてに重なること」、および、「ある物Aがある物Bの一部に重なること」を含む。また、本開示において「ある面Aが方向B(の一方側または他方側)を向く」とは、面Aの方向Bに対する角度が90°である場合に限定されず、面Aが方向Bに対して傾いている場合を含む。
<第1実施形態>
図1~図11は、本開示の第1実施形態に係る半導体発光装置を示している。本実施形態の半導体発光装置A1は、導通支持部材1、半導体発光素子61、ツェナーダイオード62、ワイヤ71,72,73、ケース8および透光樹脂9を備える。半導体発光装置A1の用途等は何ら限定されず、たとえば電子機器の回路基板に実装されることにより、電子機器等の発光デバイスとして用いられる。
図1は、半導体発光装置A1を示す平面図である。図2は、図1のII-II線に沿う断面図である。図3は、図1のIII-III線に沿う断面図である。図4は、図1のIV-IV線に沿う断面図である。図5は、半導体発光装置A1の導通支持部材1を示す平面図である。図6は、半導体発光装置A1の導通支持部材1を示す底面図である。図7は、図5のVII-VII線に沿う断面図である。図8は、図5のVIII-VIII線に沿う断面図である。図9は、図5のIX-IX線に沿う断面図である。図10は、図5のX-X線に沿う断面図である。図11は、図5のXI-XI線に沿う断面図である。これらの図において、z方向は本開示の厚さ方向に相当し、x方向は本開示の第1方向に相当し、y方向は本開示の第2方向に相当する。図1においては、理解の便宜上、透光樹脂9を省略している。
〔導通支持部材1〕
導通支持部材1は、半導体発光素子61を機械的に支持するためのものであり、半導体発光素子61に電力を供給するための導通経路を構成するものである。また、本実施形態においては、導通支持部材1は、ツェナーダイオード62を機械的に支持するためのものであり、ツェナーダイオード62に導通する導通経路を構成するものである。導通支持部材1は、導電部2および絶縁部5を含む。
〔絶縁部5〕
絶縁部5は、導電部2の適所を絶縁するためのものである。絶縁部5の材質は何ら限定されず、たとえばエポキシ樹脂等の絶縁性樹脂を含む。図2~図11に示すように、絶縁部5は、絶縁主面51および絶縁裏面52を有する。絶縁主面51と絶縁裏面52とは、z方向において互いに反対側を向く。絶縁主面51は、z方向の一方側を向いており、絶縁裏面52は、z方向の他方側を向いている。絶縁部5の厚さは、たとえば0.05mm~0.2mmである。
〔導電部2〕
導電部2は、半導体発光素子61およびツェナーダイオード62に導通する導通経路を構成している。また、導電部2は、半導体発光素子61およびツェナーダイオード62を機械的に支持する機能を果たす。導電部2の材質は何ら限定されず、良好な導電体を含む。導電体としては、たとえばCu(銅)、Cu(銅)合金、Ni(ニッケル)、Fe(鉄)等が挙げられる。また、導通支持部材1の適所には、Ni(ニッケル)、Ag(銀)等を含むめっき層(図示略)が設けられていてもよい。導電部2は、図1~図11に示すように、第1導電部3および第2導電部4を含む。
本実施形態においては、第1導電部3および第2導電部4は、x方向に離隔して配置されている。第1導電部3は、x方向の一方側に配置されており、第2導電部4は、x方向の他方側に配置されている。第1導電部3および第2導電部4は、絶縁部5によって互いに絶縁されている。
第1導電部3は、第1主面部31、第1裏面部32および第1連結部33を含む。
第1主面部31は、絶縁部5の絶縁主面51から露出している部位である。第1主面部31は、導通支持部材1をz方向の一方側から視て、絶縁主面51から露出した部位であればよく、絶縁主面51からz方向の一方側に突出していてもよいし、絶縁主面51と面一の関係であってもよい。図示された例においては、第1主面部31は、絶縁主面51からz方向の一方側に突出しており、z方向の厚さがたとえば0.03mm~0.1mmである。
図示された例においては、第1主面部31は、第1主面基部311および第1主面延出部312を含む。第1主面基部311は、x方向の一方側に位置しており、第1主面延出部312は、第1主面基部311からx方向の他方側に延出している。第1主面延出部312のy方向の大きさは、第1主面基部311のy方向の大きさよりも小さい。図示された例においては、第1主面延出部312のy方向の大きさは、第1主面基部311のy方向の大きさの半分以下である。第1主面延出部312は、第1主面基部311に対してy方向の一方側に偏って繋がっている。第1主面部31は、導通支持部材1(半導体発光装置A1)のx方向の一方側端に到達している。
第1裏面部32は、絶縁部5の絶縁裏面52から露出している部位である。第1裏面部32は、導通支持部材1をz方向の他方側から視て、絶縁裏面52から露出した部位であればよく、絶縁裏面52からz方向の他方側に突出していてもよいし、絶縁裏面52と面一の関係であってもよい。図示された例においては、第1裏面部32は、絶縁裏面52からz方向の他方側に突出しており、z方向の厚さがたとえば0.01mm~0.05mmである。
第1連結部33は、z方向において第1主面部31と第1裏面部32との間に位置する。第1連結部33は、z方向において絶縁部5の絶縁主面51と絶縁裏面52との間に位置する。第1連結部33は、第1主面部31と第1裏面部32とを連結している。第1連結部33は、x方向に視て、第1主面部31の少なくとも一部および第1裏面部32の少なくとも一部と重なる。第1裏面部32は、導通支持部材1(半導体発光装置A1)のx方向の他方側端に到達している。
第1主面部31は、z方向に視て、第1裏面部32および第1連結部33からx方向の他方側に延出している。第1主面延出部312は、z方向に視て、第1裏面部32および第1連結部33と重ならない。図示された例においては、第1裏面部32のすべてが、z方向に視て、第1連結部33と重なっている。
図示された例においては、第1導電部3は、凹部38を有する。凹部38は、z方向の他方側およびx方向の一方側から凹んだ部分である。これにより、第1裏面部32は、z方向に視て、x方向の一方側から凹んだ形状である。
第2導電部4は、第2主面部41、第2裏面部42および第2連結部43を含む。
第2主面部41は、絶縁部5の絶縁主面51から露出している部位である。第2主面部41は、導通支持部材1をz方向の一方側から視て、絶縁主面51から露出した部位であればよく、絶縁主面51からz方向の一方側に突出していてもよいし、絶縁主面51と面一の関係であってもよい。図示された例においては、第2主面部41は、絶縁主面51からz方向の一方側に突出しており、z方向の厚さがたとえば0.03mm~0.1mmである。
図示された例においては、第2主面部41は、第2主面基部411および第2主面延出部412を含む。第2主面基部411は、x方向の他方側に位置しており、第2主面延出部412は、第2主面基部411から第1導電部3に向かって延出しており、言い換えると、第2主面基部411からx方向の一方側に延出している。第2主面延出部412のy方向の大きさは、第2主面基部411のy方向の大きさよりも小さい。図示された例においては、第2主面延出部412のy方向の大きさは、第2主面基部411のy方向の大きさの半分以下である。第2主面延出部412は、第2主面基部411に対してy方向の他方側に偏って繋がっている。第2主面部41は、z方向に視て、第2連結部43からx方向の一方側に延出している。
第2裏面部42は、絶縁部5の絶縁裏面52から露出している部位である。第2裏面部42は、導通支持部材1をz方向の他方側から視て、絶縁裏面52から露出した部位であればよく、絶縁裏面52からz方向の他方側に突出していてもよいし、絶縁裏面52と面一の関係であってもよい。図示された例においては、第2裏面部42は、絶縁裏面52からz方向の他方側に突出しており、z方向の厚さがたとえば0.01mm~0.05mmである。
図示された例においては、第2裏面部42は、第2裏面基部421および第2裏面延出部422を含む。第2裏面基部421は、z方向に視て、第2連結部43と重なる部位である。第2裏面延出部422は、第2裏面基部421からx方向の一方側に延出した部位である。
本実施形態においては、第1主面部31および第2主面部41のz方向の大きさが、第1裏面部32および第2裏面部42のz方向の大きさよりも大きい。この関係は、たとえば、導通支持部材1の製造手法に依存する。たとえば、金属板材料を片面からエッチングすることにより、第1主面部31、第2主面部41、第1連結部33および第2連結部43となる部位を形成し、次いで、絶縁部5を形成する。そして、絶縁部5に対して第1主面部31および第2主面部41となる部位とはz方向において反対側から、スパッタリングおよびめっき等によって、第1裏面部32および第2裏面部42となる部位を形成する。このような製造手法によれば、エッチングで残存した部位である第1主面部31および第2主面部41は、スパッタリングおよびめっき等によって形成された部位である第1裏面部32および第2裏面部42よりもz方向の大きさ(厚さ)が大きく(厚く)なる。ただし、導通支持部材1の製造手法は、これに限定されず、種々の製造手法を採用可能である。
第2連結部43は、z方向において第2主面部41と第2裏面部42との間に位置する。第2連結部43は、z方向において絶縁部5の絶縁主面51と絶縁裏面52との間に位置する。第2連結部43は、第2主面部41と第2裏面部42とを連結している。第2連結部43は、x方向に視て、第2主面部41の少なくとも一部および第2裏面部42の少なくとも一部と重なる。
図示された例においては、第2導電部4は、凹部48を有する。凹部48は、z方向の他方側およびx方向の他方側から凹んだ部分である。これにより、第2裏面部42は、z方向に視て、x方向の他方側から凹んだ形状である。
図5、図6、図10および図11に示すように、第1主面部31の第1主面延出部312と第2裏面部42とが重なる。図示された例においては、第1主面延出部312の一部と第2裏面部42の第2裏面延出部422の一部とが、z方向に視て重なっている。図5および図6においては、z方向に視て第1主面延出部312と第2裏面延出部422とが重なっている部分に、ハッチングを施している。
また、第1主面延出部312と第2主面延出部412とは、y方向に視て互いに重なる。z方向に視て、第1主面延出部312と第2主面延出部412とは、隙間を隔ててy方向に並んで配置されている。第1主面延出部312と第2主面基部411とは、隙間を隔ててx方向に並んで配置されている。第2主面延出部412と第1主面基部311とは、隙間を隔ててx方向に並んで配置されている。第1主面部31と第2主面部41との間の隙間は、z方向に見て屈曲形状をなしている。
第1主面部31は、半導体発光装置A1(導通支持部材1)のx方向の中心よりもx方向の他方側に延出している。第2主面部41は、半導体発光装置A1(導通支持部材1)のx方向の中心よりもx方向の他方側に位置している。
第2主面延出部412は、第2裏面部42よりもx方向の一方側に延出している。第2主面延出部412と第1裏面部32とは、z方向に視て重なっていない。
〔半導体発光素子61〕
半導体発光素子61は、半導体発光装置A1の光源である。半導体発光素子61は、直流電力が供給されることにより、所定の波長域の光を発する。半導体発光素子61の具体的構成は何ら限定されず、本実施形態においては、図1~図4に示すように、本体部610、第1電極611および第2電極612を有する。半導体発光素子61のz方向の高さは、たとえば100μm~200μmである。
本体部610は、GaN系半導体材料、GaAs系半導体材料等を含み、たとえばp型半導体層、n型半導体層、およびこれらに挟まれた活性層を有する。本体部610が発する光は、たとえば青色光、緑色光、赤色光等が例示される。
第1電極611および第2電極612は、本体部610のz方向一方側に配置されている。第1電極611および第2電極612は、Al(アルミ)、Au(金)、Cu(銅)、Ni(ニッケル)等の金属を含み、たとえば一方がアノード電極であり、他方がカソード電極である。
半導体発光素子61は、第1主面部31の第1主面部310に搭載されている。図示された例においては、本体部610は、第1主面部310の第1主面基部311に搭載されている。半導体発光素子61の搭載には、たとえば接合材(図示略)が用いられている。当該接合材は、絶縁性であってもよいし、導電性であってもよい。図示された例においては、半導体発光素子61は、z方向に視て導通支持部材1(半導体発光装置A1)のx方向の中心に重なっている。また、半導体発光素子61は、z方向に視て導通支持部材1(半導体発光装置A1)のy方向の中心に重なっている。半導体発光素子61は、z方向に視て、第1裏面部32および第1連結部33と重なっていない。
〔ツェナーダイオード62〕
ツェナーダイオード62は、半導体発光素子61に過大な逆電圧が印加されることを回避するためのものである。ツェナーダイオード62の具体的構成は何ら限定されず、図1~図3に示すように、図示された例においては、本体部620、第1電極621および第2電極622を有する。本体部620は、所定の半導体材料からなる部位である。第1電極621は、本体部620のz方向の一方側に配置されている。第2電極622は、本体部620のz方向の他方側に配置されている。
ツェナーダイオード62は、半導体発光素子61に対してx方向の一方側に配置されている。ツェナーダイオード62は、第1主面部31の第1主面部310に搭載されている。図示された例においては、ツェナーダイオード62は、第1主面部310の第1主面基部311に搭載されている。また、ツェナーダイオード62は、z方向に視て第1裏面部32と重なっている。また、ツェナーダイオード62は、z方向にみて第1連結部33と重なっている。ツェナーダイオード62の搭載には、導電性接合材が用いられている。当該導電性接合材によって、ツェナーダイオード62の第2電極622と第1主面基部311とが導通接合されている。
〔ワイヤ71〕
ワイヤ71は、図1~図4に示すように、半導体発光素子61の第1電極611に接続されている。ワイヤ71は、本開示の第2ワイヤに相当する。また、ワイヤ71は、第2導電部4の第2主面部41の第2主面延出部412に接続されている。ワイヤ71は、たとえばAu(金)を含む。
ワイヤ71は、ファーストボンディング部711およびセカンドボンディング部712を有する。ファーストボンディング部711は、半導体発光素子61の第1電極611に接続されている。セカンドボンディング部712は、第2導電部4の第2主面部41の第2主面延出部412に接続されている。
図示された例においては、第1電極611上において、ワイヤ73のセカンドボンディング部732とワイヤ71のファーストボンディング部711とが接続されている。より具体的には、ワイヤ73のセカンドボンディング部732が第1電極611上に形成された後に、z方向に視てセカンドボンディング部732と重なるようにファーストボンディング部711が形成されている。すなわち、ワイヤ73とワイヤ71とは、直接導通している。また、ファーストボンディング部711は、セカンドボンディング部732を介して第1電極611に接続されている。
〔ワイヤ72〕
ワイヤ72は、図1~図3に示すように、半導体発光素子61の第2電極612に接続されている。ワイヤ72は、本開示の第3ワイヤに相当する。また、ワイヤ72は、第1導電部3の第1主面部31の第1主面延出部312に接続されている。ワイヤ72は、たとえばAu(金)を含む。
ワイヤ72は、ファーストボンディング部721およびセカンドボンディング部722を有する。ファーストボンディング部721は、第1導電部3の第1主面部31の第1主面延出部312に接続されている。セカンドボンディング部722は、半導体発光素子61の第2電極612に接続されている。
〔ワイヤ73〕
ワイヤ73は、図1~図3に示すように、ツェナーダイオード62の第1電極621に接続されている。ワイヤ73は、本開示の第1ワイヤに相当する。また、ワイヤ73は、半導体発光素子61の第1電極611に接続されている。ワイヤ73は、たとえばAu(金)を含む。
ワイヤ73は、ファーストボンディング部731およびセカンドボンディング部732を有する。ファーストボンディング部731は、ツェナーダイオード62の第1電極621に接続されている。セカンドボンディング部732は、半導体発光素子61の第1電極611に接続されている。
〔ケース8〕
ケース8は、図1に示すように、z方向に視て半導体発光素子61およびツェナーダイオード62を囲む部分を有する部材である。ケース8は、たとえば半導体発光素子61からの光をz方向の一方側に向かわせる反射材として機能する。また、ケース8は、透光樹脂9を形成するための箱型形状を形成するために用いられる。ケース8の材質は何ら限定されず、たとえばエポキシ樹脂、シリコーン樹脂等が適宜用いられる。また、ケース8の反射率を高める場合には、白色樹脂が用いられる。
本実施形態のケース8は、図1~図4に示すように、天面80、第1外面811、第2外面812、第3外面813、第4外面814、第5外面815、第1内面821、第2内面822、第3内面823、第4内面824および第5内面825を有する。また、ケース8は、壁部85を有する。
天面80、第1外面811、第2外面812、第3外面813、第4外面814および第5外面815は、ケース8の外表面を構成する。天面80は、z方向の一方側を向く面であり、図示された例においては、z方向に直交する矩形環状の平面である。第1外面811は、x方向の一方側を向く面であり、図示された例においては、x方向に直交する平面である。第2外面812は、x方向の他方側を向く面であり、図示された例においては、x方向に直交する平面である。第3外面813は、y方向の他方側を向く面であり、図示された例においては、y方向に直交する平面である。第4外面814は、y方向の一方側を向く面であり、図示された例においては、y方向に直交する平面である。第5外面815は、第1外面811と第4外面814との間に介在しており、x方向およびy方向に対して傾斜している。
第1内面821、第2内面822、第3内面823、第4内面824および第5内面825は、ケース8の内側面を構成する。第1内面821は、x方向の他方側を向く面であり、図示された例においては、x方向およびz方向に対して若干傾いた平面である。第2内面822は、x方向の一方側を向く面であり、図示された例においては、x方向およびz方向に対して若干傾いた平面である。第3内面823は、y方向の一方側を向く面であり、図示された例においては、y方向およびz方向に対して若干傾いた平面である。第4内面824は、y方向の他方側を向く面であり、図示された例においては、y方向およびz方向に対して若干傾いた平面である。第5内面825は、第1内面821と第4内面824との間に介在しており、x方向、y方向およびz方向に対して傾斜している。
壁部85は、z方向に視て半導体発光素子61とツェナーダイオード62との間に位置している。壁部85は、第1導電部3の第1主面部31に接しており、第1主面部31からz方向の一方側に突出している。壁部85は、y方向に沿って延びた形状である。図示された例においては、壁部85は、第3内面823および第4内面824に繋がっている。
壁部85の大きさは、何ら限定されない。図示された例においては、壁部85の第1主面部31からのz方向の大きさは、ツェナーダイオード62の第1主面部31からのz方向の大きさよりも大きい。また、図示された例においては、壁部85の第1主面部31からのz方向の大きさは、半導体発光素子61の第1主面部31からのz方向の大きさよりも大きい。壁部85のz方向の大きさは、たとえば110μm~300μmである。半導体発光素子61のz方向の大きさは、たとえば100μm~200μmである。ツェナーダイオード62のz方向の大きさは、たとえば100μm~200μmである。ワイヤ73は、壁部85を跨ぐようにして設けられている。
〔透光樹脂9〕
透光樹脂9は、図2~図4に示すように、導通支持部材1およびケース8によって規定された領域に充填されている。透光樹脂9は、たとえば半導体発光素子61およびツェナーダイオード62を保護する機能を果たす。透光樹脂9は、たとえば透光性を有するエポキシ樹脂、シリコーン樹脂等を含む。透光樹脂9は、透明であってもよいし、半透明であってもよい。透光樹脂9は、蛍光材料を含んでいてもよい。この場合、透光樹脂9から発せられた光によって蛍光材料が励起されることにより、透光樹脂9からの光とは異なる波長域の光を発する。この混色効果によって、たとえば、半導体発光素子61が青色光を発し、蛍光材料から黄色光が発せられることにより、半導体発光装置A1は、白色光を発する。
次に、半導体発光装置A1の作用について説明する。
本実施形態においては、図1および図2に示すように、ワイヤ73は、半導体発光素子61の第1電極611に接続されている。第1電極611には、ワイヤ71が接続されている。ワイヤ71は、第2導電部4に接続されている。このため、ツェナーダイオード62の第1電極621は、ワイヤ73、第1電極611およびワイヤ71を介して第2導電部4に導通する。本実施形態とは異なり、ワイヤ73が、半導体発光素子61の第1電極611と第2導電部4とに接続される構成では、半導体発光素子61のz方向直上に、図1に示すワイヤ71およびワイヤ72に加えて、ワイヤ73が半導体発光素子61を横断するように存在する。このような構成では、半導体発光素子61からの光がワイヤ73によって著しく遮られてしまう。また、第2導電部4にワイヤ73とワイヤ71とを接続する必要があるため、第2導電部4を拡大することが強いられる。これは、半導体発光装置A1の大型化を招来する。本実施形態によれば、z方向に視て、ワイヤ73は、半導体発光素子61を横断する態様ではなく、ワイヤ73の一部のみが半導体発光素子61と重なる。これにより、半導体発光素子61からの光がワイヤ73によって遮られることを抑制することが可能である。また、第2導電部4には、ワイヤ73が接続されないため、第2導電部4の拡大を回避することが可能である。したがって、半導体発光装置A1の小型化と高輝度化とを図ることができる。
ワイヤ73とワイヤ71とは、第1電極611上において互いに接続されている。このため、ワイヤ73とワイヤ71とを第1電極611に接続しつつ、ワイヤ73とワイヤ71とが第1電極611上において占める面積を縮小することが可能である。これは、半導体発光素子61の小型化、ひいては半導体発光装置A1の小型化に好ましい。
ワイヤ73のセカンドボンディング部732が第1電極611に接続されており、セカンドボンディング部732にワイヤ71のファーストボンディング部711が接続されている。このような態様は、ファーストボンディング部711の形成において、セカンドボンディング部732を第1電極611により強固に接続する効果が奏される。
図5、図6、図10および図11に示すように、z方向に視て、第1主面延出部312と第2裏面部42とが重なっている。これにより、第1主面部31をx方向の他方側(図10および図11の図中左方)に延出させつつ、第2裏面部42をx方向の一方側(図10および図11の図中右方)により大きく張り出す形状とすることができる。これにより、半導体発光装置A1全体の大きさを拡大させることを避けつつ、半導体発光素子61およびツェナーダイオード62を搭載する領域と、ワイヤ72を接続する領域とを、第1主面部31に十分に確保することが可能である。また、半導体発光装置A1全体の大きさを拡大させることを避けつつ、半導体発光装置A1を回路基板等に実装するのに十分な大きさの第2裏面部42を形成することが可能である。したがって、半導体発光装置A1の小型化を図ることができる。
第1主面部31は、第1主面延出部312を有する。第1主面延出部312は、半導体発光素子61よりもx方向の他方側に延出している。この第1主面延出部312は、ワイヤ72を接続する部位として好ましい。
第2主面部41は、第2主面延出部412を有する。第2主面延出部412は、x方向の一方側に延出している。この第2主面延出部412は、ワイヤ71を接続する部位として好ましい。
第1主面延出部312は、第1主面基部311よりもy方向の大きさが小さく、第2主面延出部412は、第2主面基部411よりもy方向の大きさが小さい。また、第1主面延出部312と第2主面延出部412とは、y方向に視て互いに重なる。これにより、ワイヤ71およびワイヤ72を接続する部位を確保しつつ、半導体発光装置A1のx方向の大きさを縮小することができる。
第1主面延出部312は、第1主面基部311に対してy方向の一方側に偏って繋がっている。第2主面延出部412は、第2主面基部411に対してy方向の他方側に偏って繋がっている。このような構成は、第1主面延出部312と第2主面延出部412とをy方向に視て互いに重ならせるのに好ましい。
図1~図3に示すように、ケース8は、壁部85を有する。壁部85は、z方向に視て、半導体発光素子61とツェナーダイオード62との間に位置する。これにより、半導体発光素子61からの光がツェナーダイオード62によって吸収されることを抑制することが可能である。したがって、半導体発光装置A1の高輝度化を図ることができる。
壁部85は、第3内面823および第4内面824に繋がっている。これにより、半導体発光素子61からの光がツェナーダイオード62によって吸収されることをさらに抑制することができる。
壁部85のz方向の大きさは、ツェナーダイオード62のz方向の大きさよりも大きい。これは、半導体発光素子61からの光がツェナーダイオード62によって吸収されることを抑制するのに好ましい。また、壁部85のz方向の大きさは、半導体発光素子61のz方向の大きさよりも大きい。これは、半導体発光素子61からの光がツェナーダイオード62によって吸収されることを抑制するのに好ましい。
図12~図19は、本開示の変形例および他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。また、各変形例および各実施形態における各部の構成は、技術的な矛盾を生じない範囲において相互に適宜組み合わせ可能である。
<第1実施形態 第1変形例>
図11および図12は、半導体発光装置A1の第1変形例を示している。本変形例の半導体発光装置A11は、サブボンディング部75およびサブボンディング部76を有する。
図12に示すように、サブボンディング部75は、第1電極611とセカンドボンディング部732との間に介在している。このようなサブボンディング部75は、セカンドボンディング部732の形成に先立ち、たとえばワイヤ73を形成するためのキャピラリから溶融した金属材料を第1電極611に付着させることによって形成される。サブボンディング部75を形成した後には、サブボンディング部75上にセカンドボンディング部732を形成し、さらにセカンドボンディング部732上にファーストボンディング部711が形成される。
図13に示すように、サブボンディング部76は、第2電極612とセカンドボンディング部722との間に介在している。このようなサブボンディング部77は、セカンドボンディング部722の形成に先立ち、たとえばワイヤ72を形成するためのキャピラリから溶融した金属材料を第2電極612に付着させることによって形成される。サブボンディング部76を形成した後には、サブボンディング部76上にセカンドボンディング部722が形成される。
このような変形例によっても、上述の半導体発光装置A1と同様の効果を奏する。また、サブボンディング部75が設けられていることにより、セカンドボンディング部732を形成する際に半導体発光素子61に負荷される力を減少させることができる。また、サブボンディング部76が設けられていることにより、セカンドボンディング部722を形成する際に半導体発光素子61に負荷される力を減少させることができる。これらは、半導体発光素子61の保護に好ましい。
<第1実施形態 第2変形例>
図14は、半導体発光装置A1の第2変形例を示している。本変形例の半導体発光装置A12においては、ワイヤ73のセカンドボンディング部732とワイヤ71のファーストボンディング部711とが、第1電極611上において互いに離隔している。セカンドボンディング部732とファーストボンディング部711との位置関係は何ら限定されず、図示された例においては、セカンドボンディング部732とファーストボンディング部711とは、y方向に互いに離隔している。
本変形例によっても、半導体発光装置A1と同様の効果を奏する。また、セカンドボンディング部732(ワイヤ73)とファーストボンディング部711(ワイヤ71)とは、第1電極611を介して互いに導通している。このため、半導体発光装置A12においても、半導体発光素子61を横切るようにワイヤ73を形成する必要がない。
<第1実施形態 第3変形例>
図15は、半導体発光装置A1の第3変形例を示している。本変形例の半導体発光装置A13においては、導通支持部材1の導電部2および絶縁部5の構成が上述した例と異なっている。
本変形例の導電部2では、第1導電部3および第2導電部4は、絶縁部5の絶縁主面51および絶縁裏面52から突出していない。このため、本変形例の第1主面部31は、第1導電部3のうち絶縁主面51から露出する面によって構成されている。また、第2主面部41は、第2導電部4のうち絶縁主面51から露出する面によって構成されている。
第1裏面部32は、第1導電部3のうち絶縁裏面52から露出する面によって構成されており、第2裏面部42は、第2導電部4のうち絶縁裏面52から露出する面によって構成されている。
このような変形例によっても、半導体発光装置A1と同様の効果を奏する。また、本変形例から理解されるように、第1主面部31、第1裏面部32、第2主面部41および第2裏面部42は、絶縁主面51および絶縁裏面52から突出する構成であってもよいし、絶縁主面51および絶縁裏面52と面一である構成であってもよい。
<第2実施形態>
図16および図17は、本開示の第2実施形態に係る半導体発光装置を示している。本実施形態の半導体発光装置A2は、ケース8の構成が上述した半導体発光装置A1のケース8と異なっている。
本実施形態のケース8は、壁部85を有していない。このため、ワイヤ73は、壁部85を跨ぐ形態とはなっていない。
このような実施形態によっても、壁部85に関する効果を除き、半導体発光装置A1と同様の効果を奏する。また、本実施形態から理解されるように、ケース8の具体的な構成は何ら限定されない。壁部85を有さないことにより、たとえば、透光樹脂9を形成する際の樹脂材料をケース8に囲まれた領域によりスムーズに充填することができるという利点がある。
<第2実施形態 第1変形例>
図18および図19は、半導体発光装置A2の第1変形例を示している。本変形例の半導体発光装置A21は、導通支持部材1の構成が上述した実施形態と異なっている。
本変形例においては、第2裏面部42が、上述の第2裏面延出部422を有していない。すなわち、第2裏面部42は、そのすべてがz方向に視て第2連結部43と重なる。このため、z方向に視て、第1主面部31は、第2裏面部42とは重ならない。
このような実施形態によっても、第1主面部31と第2裏面部42とが重なることに関する効果を除き、半導体発光装置A2と同様の効果を奏する。また、本変形例から理解されるように、第1導電部3(第1主面部31)と第2導電部4(第2裏面部42)との関係は、何ら限定されない。
本開示に係る半導体発光装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本開示に係る半導体発光装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
〔付記1〕
半導体発光素子と、
ツェナーダイオードと、
前記半導体発光素子および前記ツェナーダイオードを支持する導通支持部材と、を備え、
前記半導体発光素子は、第1電極を有し、
前記ツェナーダイオードと前記第1電極とに接続された第1ワイヤをさらに備える、
半導体発光装置。
〔付記2〕
前記第1電極に接続された第2ワイヤをさらに備える、付記1に記載の半導体発光装置。
〔付記3〕
前記第1電極上において、前記第1ワイヤと前記第2ワイヤとが接続されている、付記2に記載の半導体発光装置。
〔付記4〕
前記第1ワイヤのセカンドボンディング部が、前記第1電極に接続されている、付記2または3に記載の半導体発光装置。
〔付記5〕
前記第1ワイヤのファーストボンディング部が、前記ツェナーダイオードに接続されている、付記4に記載の半導体発光装置。
〔付記6〕
前記第2ワイヤのファーストボンディング部が、前記第1電極に接続されている、付記4または5に記載の半導体発光装置。
〔付記7〕
前記第1ワイヤは、サブボンディング部を介して、前記第1電極に接続されている、付記4ないし6のいずれかに記載の半導体発光装置。
〔付記8〕
前記第1電極上において、前記第1ワイヤと前記第2ワイヤとは互いに離隔している、付記2に記載の半導体発光装置。
〔付記9〕
前記導通支持部材は、導電部および絶縁部を含み、
前記導電部は、前記絶縁部を介して互いに絶縁された第1導電部および第2導電部を含み、
前記半導体発光素子は、前記第1導電部に搭載されている、付記2ないし8のいずれかに記載の半導体発光装置。
〔付記10〕
前記第2導電部は、前記半導体発光素子に対して前記ツェナーダイオードとは反対側に配置されている、付記9に記載の半導体発光装置。
〔付記11〕
前記絶縁部は、厚さ方向において互いに反対側を向く絶縁主面および絶縁裏面を有し、
前記第1導電部は、前記絶縁主面から露出した第1主面部を含み、
前記第2導電部は、前記絶縁裏面から露出した第2裏面部を含み、
前記第1主面部は、前記半導体発光素子が搭載された第1主面基部と、前記第1主面基部から前記厚さ方向と直交する第1方向に延出する第1主面延出部と、を含み、
前記厚さ方向に視て、前記第1主面延出部と前記第2裏面部とが重なる、付記10に記載の半導体発光装置。
〔付記12〕
前記第1導電部は、前記絶縁裏面から露出する第1裏面部と、前記厚さ方向において前記第1主面部と前記第1裏面部との間に位置する第1連結部と、をさらに含み、
前記第2導電部は、前記絶縁主面から露出する第2主面部と、前記厚さ方向において前記第2主面部と前記第2裏面部との間に位置する第2連結部と、をさらに含む、付記11に記載の半導体発光装置。
〔付記13〕
前記第2主面部は、第2主面基部および第2主面延出部をさらに含み、
前記第2主面延出部は、前記第1方向において前記第2主面基部から前記第1導電部に向かって延出している、付記12に記載の半導体発光装置。
〔付記14〕
前記第2ワイヤは、前記第2主面延出部に接続されている、付記13に記載の半導体発光装置。
〔付記15〕
前記半導体発光素子は、第2電極をさらに含み、
前記第2電極と前記第1主面延出部とに接続された第3ワイヤをさらに備える、付記14に記載の半導体発光装置。
〔付記16〕
前記第1主面延出部と前記第2主面延出部は、前記厚さ方向および前記第1方向に直交する第2方向に視て互いに重なる、付記15に記載の半導体発光装置。
〔付記17〕
前記第1主面延出部は、前記第1主面基部に対して前記第2方向一方側に偏って繋がっており、前記第2主面延出部は、前記第2主面基部に対して前記第2方向他方側に偏って繋がっている、付記16に記載の半導体発光装置。
A1,A11,A12,A13,A2,A21:半導体発光装置
1 :導通支持部材
2 :導電部
3 :第1導電部
4 :第2導電部
5 :絶縁部
8 :ケース
9 :透光樹脂
31 :第1主面部
32 :第1裏面部
33 :第1連結部
38 :凹部
41 :第2主面部
42 :第2裏面部
43 :第2連結部
48 :凹部
51 :絶縁主面
52 :絶縁裏面
61 :半導体発光素子
62 :ツェナーダイオード
71 :ワイヤ(第2ワイヤ)
72 :ワイヤ(第3ワイヤ)
73 :ワイヤ(第1ワイヤ)
75,76:サブボンディング部
80 :天面
85 :壁部
310 :第1主面部
311 :第1主面基部
312 :第1主面延出部
411 :第2主面基部
412 :第2主面延出部
421 :第2裏面基部
422 :第2裏面延出部
610 :本体部
611 :第1電極
612 :第2電極
620 :本体部
621 :第1電極
622 :第2電極
711 :ファーストボンディング部
712 :セカンドボンディング部
721 :ファーストボンディング部
722 :セカンドボンディング部
731 :ファーストボンディング部
732 :セカンドボンディング部
811 :第1外面
812 :第2外面
813 :第3外面
814 :第4外面
815 :第5外面
821 :第1内面
822 :第2内面
823 :第3内面
824 :第4内面
825 :第5内面

Claims (17)

  1. 半導体発光素子と、
    ツェナーダイオードと、
    前記半導体発光素子および前記ツェナーダイオードを支持する導通支持部材と、を備え、
    前記半導体発光素子は、第1電極を有し、
    前記ツェナーダイオードと前記第1電極とに接続された第1ワイヤをさらに備える、
    半導体発光装置。
  2. 前記第1電極に接続された第2ワイヤをさらに備える、請求項1に記載の半導体発光装置。
  3. 前記第1電極上において、前記第1ワイヤと前記第2ワイヤとが接続されている、請求項2に記載の半導体発光装置。
  4. 前記第1ワイヤのセカンドボンディング部が、前記第1電極に接続されている、請求項2または3に記載の半導体発光装置。
  5. 前記第1ワイヤのファーストボンディング部が、前記ツェナーダイオードに接続されている、請求項4に記載の半導体発光装置。
  6. 前記第2ワイヤのファーストボンディング部が、前記第1電極に接続されている、請求項4または5に記載の半導体発光装置。
  7. 前記第1ワイヤは、サブボンディング部を介して、前記第1電極に接続されている、請求項4ないし6のいずれかに記載の半導体発光装置。
  8. 前記第1電極上において、前記第1ワイヤと前記第2ワイヤとは互いに離隔している、請求項2に記載の半導体発光装置。
  9. 前記導通支持部材は、導電部および絶縁部を含み、
    前記導電部は、前記絶縁部を介して互いに絶縁された第1導電部および第2導電部を含み、
    前記半導体発光素子は、前記第1導電部に搭載されている、請求項2ないし8のいずれかに記載の半導体発光装置。
  10. 前記第2導電部は、前記半導体発光素子に対して前記ツェナーダイオードとは反対側に配置されている、請求項9に記載の半導体発光装置。
  11. 前記絶縁部は、厚さ方向において互いに反対側を向く絶縁主面および絶縁裏面を有し、
    前記第1導電部は、前記絶縁主面から露出した第1主面部を含み、
    前記第2導電部は、前記絶縁裏面から露出した第2裏面部を含み、
    前記第1主面部は、前記半導体発光素子が搭載された第1主面基部と、前記第1主面基部から前記厚さ方向と直交する第1方向に延出する第1主面延出部と、を含み、
    前記厚さ方向に視て、前記第1主面延出部と前記第2裏面部とが重なる、請求項10に記載の半導体発光装置。
  12. 前記第1導電部は、前記絶縁裏面から露出する第1裏面部と、前記厚さ方向において前記第1主面部と前記第1裏面部との間に位置する第1連結部と、をさらに含み、
    前記第2導電部は、前記絶縁主面から露出する第2主面部と、前記厚さ方向において前記第2主面部と前記第2裏面部との間に位置する第2連結部と、をさらに含む、請求項11に記載の半導体発光装置。
  13. 前記第2主面部は、第2主面基部および第2主面延出部をさらに含み、
    前記第2主面延出部は、前記第1方向において前記第2主面基部から前記第1導電部に向かって延出している、請求項12に記載の半導体発光装置。
  14. 前記第2ワイヤは、前記第2主面延出部に接続されている、請求項13に記載の半導体発光装置。
  15. 前記半導体発光素子は、第2電極をさらに含み、
    前記第2電極と前記第1主面延出部とに接続された第3ワイヤをさらに備える、請求項14に記載の半導体発光装置。
  16. 前記第1主面延出部と前記第2主面延出部は、前記厚さ方向および前記第1方向に直交する第2方向に視て互いに重なる、請求項15に記載の半導体発光装置。
  17. 前記第1主面延出部は、前記第1主面基部に対して前記第2方向一方側に偏って繋がっており、前記第2主面延出部は、前記第2主面基部に対して前記第2方向他方側に偏って繋がっている、請求項16に記載の半導体発光装置。
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