JP2023085749A - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Keita Suzuki
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Abstract

【課題】燃料タンクを保護しつつ、密閉弁の開弁によるタンク内圧の急激な低下を抑制する。【解決手段】蒸発燃料処理装置11は、燃料タンク14で発生した蒸発燃料をベーパ通路22を介して吸着するキャニスタ20と、ベーパ通路22を流れる蒸発燃料の流量を調整可能な密閉弁34と、燃料タンク14のタンク内圧を検出するタンク内圧センサ32と、密閉弁34を制御するECU30と、を備える。ECU30は、エンジン12の運転中に閉弁状態にある密閉弁34を開弁する際に、タンク内圧センサ32の検出情報に基づいて、タンク内圧が燃料タンク14の耐圧力を超えないように、かつ、タンク内圧の低下速度が燃料タンク14の燃料中にベーパが発生するタンク内圧の低下速度の閾値を超えないように、密閉弁34を制御する。【選択図】図1

Description

本明細書に開示の技術は蒸発燃料処理装置に関する。詳しくは、自動車等の車両の燃料タンクで発生する蒸発燃料を処理する蒸発燃料処理装置に関する。
従来、燃料タンクで発生する蒸発燃料をキャニスタに吸着させ、その蒸発燃料をエンジンの運転中に吸気系へとパージさせる蒸発燃料処理装置が知られている。このような蒸発燃料処理装置が搭載されたエンジンでは、キャニスタから脱離する蒸発燃料量を考慮して、燃料噴射量や吸入空気量が制御される。
一方、近年では、走行用モータを主体的に使用して走行し、エンジンを補助的に使用するハイブリッド車両(PHEV,PHV)が開発されている。このようなハイブリッド車両は、エンジンのみを動力源とする車両と比較してエンジンの作動時間が短く、キャニスタに吸着された蒸発燃料をパージする機会が少ない。そこで、燃料タンクとキャニスタとを接続するベーパ通路上に密閉弁を設け、燃料タンクの密閉状態をできるだけ長く維持する技術が提案されている。
特許文献1の蒸発燃料処理装置は、燃料タンクで発生した蒸発燃料をベーパ通路を介して吸着するキャニスタと、ベーパ通路を開閉する密閉弁(二位置切替弁)と、燃料タンクのタンク内圧を検出するタンク内圧センサと、密閉弁を制御する制御装置と、を備える。
特開2017-110559号公報
特許文献1によると、制御装置は、燃料タンクを保護するため、燃料タンクのタンク内圧が所定圧以上となった場合に密閉弁を開弁する。しかし、密閉弁として二位置切替弁が用いられているため、密閉弁が開弁されると同時に、タンク内圧が急激に低下する。すると、燃料タンクの気相部の非飽和化により、燃料の減圧沸騰によるベーパ(気泡)が発生し、燃料ポンプのベーパロックを招くことになる。
本明細書に開示の技術が解決しようとする課題は、燃料タンクを保護しつつ、密閉弁の開弁によるタンク内圧の急激な低下を抑制することにある。
上記課題を解決するため、本明細書が開示する技術は次の手段をとる。
第1の手段は、エンジンの燃料を貯留する燃料タンクで発生した蒸発燃料をベーパ通路を介して吸着するキャニスタと、前記ベーパ通路を流れる蒸発燃料の流量を調整可能な密閉弁と、前記燃料タンクのタンク内圧を検出するタンク内圧センサと、前記密閉弁を制御する制御装置と、を備えており、前記制御装置は、前記エンジンの運転中に、前記タンク内圧の上昇速度に基づいて前記密閉弁を開弁する際に、前記タンク内圧が該燃料タンクの耐圧力を超えないように、かつ、前記タンク内圧の低下速度が前記燃料タンクの燃料中にベーパが発生する低下速度の閾値を超えないように、前記密閉弁を制御する、蒸発燃料処理装置である。
第1の手段によると、エンジンの運転中に、タンク内圧の上昇速度に基づいて密閉弁を開弁する際に、燃料タンクのタンク内圧が燃料タンクの耐圧力を超えないため、燃料タンクを保護することができる。また、タンク内圧の低下速度が燃料タンクの燃料中にベーパが発生する低下速度の閾値を超えないため、密閉弁の開弁によるタンク内圧の急激な低下を抑制することができる。これにより、燃料タンクの燃料の減圧沸騰によるベーパの発生を抑制することができる。
第2の手段は、第1の手段の蒸発燃料処理装置であって、前記密閉弁は可変開度弁である、蒸発燃料処理装置である。
第2の手段によると、密閉弁としての可変開度弁により、ベーパ通路を流れる蒸発燃料の流量を調整することができる。
第3の手段は、第1の手段の蒸発燃料処理装置であって、前記密閉弁はデューティ制御弁である、蒸発燃料処理装置である。
第3の手段によると、密閉弁としてのデューティ制御弁により、ベーパ通路を流れる蒸発燃料の流量を調整することができる。
第4の手段は、第1~3のいずれか1つの手段の蒸発燃料処理装置であって、前記制御装置は、前記タンク内圧の低下速度と前記燃料タンクの燃料中にベーパが発生する低下速度の閾値との速度差が大きい場合に、前記タンク内圧の低下速度を速くするように前記密閉弁を制御する、である。
第4の手段によると、タンク内圧の低下速度と燃料タンクの燃料中にベーパが発生する低下速度の閾値との速度差が大きい場合に、制御装置がタンク内圧の低下速度を速くするように密閉弁を制御する。これにより、タンク内圧を効率良く低下させることができる。
本明細書に開示の技術によると、燃料タンクを保護しつつ、密閉弁の開弁によるタンク内圧の急激な低下を抑制することができる。
実施形態にかかるエンジンシステムを示す模式図である。 時間とタンク内圧との関係を示す特性図である。 密閉弁の制御例1にかかる時間と開閉動作との関係を示す特性図である。 密閉弁の制御例2にかかる時間と開閉動作との関係を示す特性図である。 密閉弁の制御例3にかかる時間と開閉動作との関係を示す特性図である。 変更例1にかかる時間とタンク内圧との関係を示す特性図である。 変更例2にかかる時間とタンク内圧との関係を示す特性図である。
以下、本明細書に開示の技術を実施するための一実施形態について図面を用いて説明する。本実施形態の蒸発燃料処理装置は、自動車等の車両に搭載されるものである。
(エンジンシステム)
図1はエンジンシステムを示す模式図である。図1に示すように、エンジンシステム10は、エンジン(内燃機関)12、及び、エンジン12の燃料を貯留する密閉状の燃料タンク14を備える。燃料タンク14内には、揮発性の高いガソリン等の燃料Fが貯留されている。
燃料タンク14の底部には燃料ポンプ16が設置されている。燃料ポンプ16は、燃料タンク14内の燃料Fを燃料供給通路18を介してエンジン12へ供給する。
(蒸発燃料処理装置11)
蒸発燃料処理装置11はエンジンシステム10に含まれる。蒸発燃料処理装置11は、燃料タンク14で発生した蒸発燃料をキャニスタ20に吸着し、キャニスタ20内の蒸発燃料をエンジン12の吸気系の負圧を利用してその吸気系にパージする。キャニスタ20内には、蒸発燃料を吸着及び脱離可能な活性炭等の吸着材が充填されている。
キャニスタ20と燃料タンク14とは、ベーパ通路22を介して接続されている。また、キャニスタ20とエンジン12の吸気系とは、パージ通路24を介して接続されている。キャニスタ20は、大気通路26を介して大気に開放されている。パージ通路24の途中には、そのパージ通路24を開閉するパージ弁28が設けられている。
燃料ポンプ16及びパージ弁28は、電子制御装置(ECU)30によって制御される。ECU30によって燃料ポンプ16が駆動されると、燃料Fが燃料供給通路18を介してエンジン12に供給される。また、ECU30によって、エンジン12の運転中にパージ弁28が開弁されると、エンジン12の吸気系の負圧がパージ通路24を介してキャニスタ20に作用し、キャニスタ20内の蒸発燃料がエンジン12の吸気系にパージされる。これにともない、大気通路26から大気がキャニスタ20内に導入される。
ECU30は、中央処理装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)などを有する。ROMに所定の制御プログラムが予め記憶されており、CPUが、制御プログラムに基づいて各構成要素を所定のタイミングで制御操作したり演算処理する。ECU30は本明細書でいう「制御装置」に相当する。
燃料タンク14には、気相部の圧力いわゆるタンク内圧を検出するタンク内圧センサ32が設けられている。タンク内圧センサ32による検出信号はECU30に入力される。
ベーパ通路22の途中には、そのベーパ通路22を流れる蒸発燃料の流量を調整可能な密閉弁34が設けられている。密閉弁34は、開度を多段階に調整可能なステップモータ式の開度可変弁である。密閉弁34は、閉弁により燃料タンク14を密閉状態に保持可能である。また、密閉弁34は、通常、閉弁状態にあり、エンジン12の運転中においてECU30によって制御される。
(ECU30による密閉弁34の制御)
ECU30は、エンジン12の運転中に、タンク内圧の上昇速度(増圧速度)に基づいて密閉弁34を開弁する際に、タンク内圧が燃料タンク14の耐圧力(許容圧力)を超えないように、かつ、タンク内圧の低下速度(減圧速度)が燃料タンク14の燃料中にベーパが発生する低下速度の閾値を超えないように、密閉弁34を制御する。なお、ECU30のメモリには、燃料タンク14の燃料中にベーパが発生するタンク内圧の低下速度の閾値が記憶されている。また、タンク内圧の上昇速度及び低下速度は、ECU30によりタンク内圧センサ32の検出結果に基づいて算出される。
(時間とタンク内圧との関係)
図2は時間とタンク内圧との関係を示す特性図である。図2中、線L1は、タンク内圧の上昇速度を示す特性線である。また、線L2は、密閉弁34の開弁によるタンク内圧の低下速度を示す特性線である。図2に示すように、特性線L1が燃料タンク14の耐圧力P1に達するか又は達する直前の時刻t1で、ECU30は密閉弁34の制御を開始することにより、タンク内圧が緩やかに低下する(図2中、特性線L2参照)。これにより、タンク内圧が燃料タンク14の耐圧力を超えないため、燃料タンク14を保護することができる。
また、図2に特性線L2で示すように、タンク内圧の低下速度が、燃料タンク14の燃料中にベーパが発生する低下速度の閾値(図2中、線L3参照)を超えないように、密閉弁34が制御される。すなわち、ベーパ通路22を流れる蒸発燃料がキャニスタ20へ緩やかに流れるように流量が調整される。なお、ベーパ通路22を流れる蒸発燃料の流量調整にかかる密閉弁34の制御については後述する。
ちなみに、図2において、線L4は、従来例にかかる二位置切替弁の開弁によるタンク内圧の低下速度を示す特性線である。特性線L4で示すように、二位置切替弁の開弁後、タンク内圧の低下速度が、燃料タンク14の燃料中にベーパが発生するタンク内圧の低下速度の閾値(図2中、特性線L4に沿って付された二点鎖線L3参照)を超えている。このため、タンク内圧の急激な低下によって燃料の減圧沸騰によるベーパが発生する。
これに対し、本実施形態によると、特性線L2で示すように、タンク内圧の低下速度が、燃料タンク14の燃料中にベーパが発生する低下速度の閾値(図2中、線L3参照)を超えないため、密閉弁34の開弁によるタンク内圧の急激な低下を抑制することができる。これにより、燃料タンク14の燃料の減圧沸騰によるベーパの発生を抑制することができる。
(ベーパ通路22を流れる蒸発燃料の流量調整にかかる密閉弁34の制御)
ECU30は、ベーパ通路22を流れる蒸発燃料がキャニスタ20へ緩やかに流れるように流量を調整するため、密閉弁34を例えば制御例1~3に示すように制御する。
(密閉弁34の制御例1)
図3は密閉弁の制御例1にかかる時間と開閉動作との関係を示す特性図である。図3に特性線で示すように、密閉弁34は、所定の開弁制御時間T1の間に段階的に開弁したり閉弁したりする開閉動作を所定の回数(例えば4回半)繰り返す。
(密閉弁34の制御例2)
図4は密閉弁の制御例2にかかる時間と開閉動作との関係を示す特性図である。図4に特性線で示すように、密閉弁34は、所定の開弁制御時間T2の間に閉弁位置から開弁位置まで10段階をもって徐々に開度を増加する。
(密閉弁34の制御例3)
図5は密閉弁の制御例3にかかる時間と開閉動作との関係を示す特性図である。図5に特性線で示すように、密閉弁34は、所定の開弁制御時間T3の間に閉弁位置から開弁位置まで5段階をもって徐々に開度を増加する。
なお、ECU30は、タンク内圧が所定圧力(例えば大気圧)まで低下した後、密閉弁34を閉弁する。
(変更例1)
図6は変更例1にかかる時間とタンク内圧との関係を示す特性図である。図6に特性線L5で示すように、時刻t1で密閉弁34の開弁が開始された直後にタンク内圧が燃料タンク14の耐圧力P1以上にオーバーシュートする場合が予想される。この場合、変更例1では、ECU30は、タンク内圧の上昇中(特性線L1参照)において、燃料タンク14の耐圧力P1よりも低いタンク内圧P2の時刻t2で開弁を開始する。これにより、図6に特性線L6で示すように、タンク内圧が燃料タンク14の耐圧力P1を超えないようにすることができる。
(変更例2)
図7は変更例2にかかる時間とタンク内圧との関係を示す特性図である。図7に特性線L7で示すように、タンク内圧の上昇速度が速い場合がある。この場合、変更例2では、ECU30は、タンク内圧の上昇中(特性線L7参照)において、タンク内圧P2(図6参照)よりも更に低いタンク内圧P3の時刻t3で開弁を開始する。これにより、図7に特性線L8で示すように、タンク内圧が燃料タンク14の耐圧力P1を超えないようにすることができる。
また、タンク内圧の低下速度(図7中、特性線L8参照)と燃料タンク14の燃料中にベーパが発生する低下速度の閾値(図7中、線L3参照)との速度差が大きい場合がある。この場合、ECU30は、タンク内圧の低下速度を速くするように密閉弁34を制御する(図7中、特性線L9参照)。これにより、ベーパ通路22を流れる蒸発燃料の流量が増加することで、タンク内圧を効率良く低下させることができる。
(実施形態の作用効果)
本実施形態によると、エンジン12の運転中に、タンク内圧の上昇速度に基づいて密閉弁34を開弁する際に、タンク内圧が燃料タンク14の耐圧力を超えないため、燃料タンク14を保護することができる。すなわち、燃料タンク14の変形を抑制することができる。
また、タンク内圧の低下速度が燃料タンク14の燃料中にベーパが発生する低下速度の閾値を超えないため、密閉弁34の開弁によるタンク内圧の急激な低下を抑制することができる。これにより、燃料タンク14の燃料の減圧沸騰によるベーパの発生を抑制することができる。ひいては、燃料ポンプ16のベーパロックを防止することができる。
また、密閉弁34としての可変開度弁により、ベーパ通路22を流れる蒸発燃料の流量を調整することができる。
また、密閉弁34は、可変開度弁に限らず、ON-OFFによる開閉時間がデューティ比で制御されるデューティ制御弁でもよい。この場合も、ECU30により、エンジン12の運転中に、タンク内圧の上昇速度に基づいて密閉弁34を開弁する際に、タンク内圧が燃料タンク14の耐圧力を超えないように、かつ、タンク内圧の低下速度が燃料タンク14の燃料中にベーパが発生する低下速度の閾値を超えないように、デューティ制御弁をデューティ制御すればよい。
また、タンク内圧の低下速度と燃料タンク14の燃料中にベーパが発生する低下速度の閾値との速度差が大きい場合に、ECU30がタンク内圧の低下速度を速くするように密閉弁34を制御する。これにより、タンク内圧を効率良く低下させることができる。
[他の実施形態]
本明細書に開示の技術は、前記した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の形態で実施可能である。例えば、可変開度弁は、開度を多段階に調整可能なものに限らず、開度を無段階で調整可能な比例制御弁でもよい。また、ECU30は、密閉弁34の開弁時期(タンク内圧又は開弁時刻)とベーパ通路22を流れる蒸発燃料の流量との少なくとも一方を制御するものであればよい。
11 蒸発燃料処理装置
12 エンジン
14 燃料タンク
20 キャニスタ
22 ベーパ通路
30 ECU(制御装置)
32 タンク内圧センサ
34 密閉弁

Claims (4)

  1. エンジンの燃料を貯留する燃料タンクで発生した蒸発燃料をベーパ通路を介して吸着するキャニスタと、
    前記ベーパ通路を流れる蒸発燃料の流量を調整可能な密閉弁と、
    前記燃料タンクのタンク内圧を検出するタンク内圧センサと、
    前記密閉弁を制御する制御装置と、
    を備えており、
    前記制御装置は、前記エンジンの運転中に、前記タンク内圧の上昇速度に基づいて前記密閉弁を開弁する際に、前記タンク内圧が該燃料タンクの耐圧力を超えないように、かつ、前記タンク内圧の低下速度が前記燃料タンクの燃料中にベーパが発生する低下速度の閾値を超えないように、前記密閉弁を制御する、蒸発燃料処理装置。
  2. 請求項1に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記密閉弁は可変開度弁である、蒸発燃料処理装置。
  3. 請求項1に記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記密閉弁はデューティ制御弁である、蒸発燃料処理装置。
  4. 請求項1~3のいずれか1つに記載の蒸発燃料処理装置であって、
    前記制御装置は、前記タンク内圧の低下速度と前記燃料タンクの燃料中にベーパが発生する低下速度の閾値との速度差が大きい場合に、前記タンク内圧の低下速度を速くするように前記密閉弁を制御する、蒸発燃料処理装置。
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