JP2023082009A - 能力情報を送信する方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】能力情報の送受信を制御するために基地局及び無線装置によって実行される方法を提供する。【解決手段】無線デバイス(UE)は、ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの表示を受信し、無線デバイスが能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つをサポートすることに応答し、1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つから無線デバイスによってサポートされる第1プロトコルを選択し、第1プロトコルに従って無線デバイスに関連付けられた能力情報を基地局(gNB)に送信する。【選択図】図6

Description

本開示の実施形態は、ネットワークにおける方法及び装置、特に、無線デバイス、基地局、並びに、能力情報を送受信するための無線デバイス及び基地局における方法に関する。
一般的に、ここで使用されているすべての用語は、異なる意味が明確に与えられていないか、使用されている文脈から示唆されていない限り、関連する技術分野での通常の意味に従って解釈される。要素、装置、部品、手段、ステップ等への言及は、明示的に述べられない限り、オープン的に、要素、装置、部品、手段、ステップ等の少なくとも1つを参照しているものと解釈される。本明細書に開示されている方法のステップは、ステップが別のステップの後に続く、又は、前にあると明確に説明されていない限り、及び/又は、ステップが別のステップの前又は後になければならないことが暗黙的に示されている場合を除き、開示された正確な順序で実行される必要はない。本明細書に開示される実施形態の任意の特徴は、必要に応じて、他の実施形態に適用され得る。同様に、実施形態の任意の利点は、他の実施形態に適用することができ、逆もまた同様である。本実施形態の他の目的、特徴及び利点は、以下の説明から明らかになるであろう。
本明細書で説明される実施形態は、ユーザ装置(UE)の能力情報、及び、無線デバイスから基地局又はネットワークノード、例えば、無線アクセスネットワーク(RAN)ノード(例えば、NG-RANノード、gNB、ng-eNB)への能力情報の送信に関する。
通信ネットワークには、様々な種類の無線デバイスが存在し得る。第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)は、例えば、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM)、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA(登録商標))、ロングタームエボリューション(LTE)、そして現在においては、一般に"5G"と呼ばれる新世代のニューレディオ(NR)等の無線通信の様々な標準を標準化する。これらの様々な略語は、様々な無線アクセス技術を示している。これらのネットワークで動作する無線デバイスは、これらの技術/世代の1つを使用して通信できる、或いは、それは、幾つかの異なる技術をサポートし得る。同様に、無線通信に使用されている多くの異なる周波数が存在し、幾つかの無線デバイスは幾つかの周波数帯域での通信をサポートし、他の無線デバイスは他の周波数帯域での通信をサポートし得る。また、周波数帯域ごとに、例えば、様々な量の入出力ストリーム、例えば多入力多出力(MIMO)ストリームをサポートする際に、様々なレベルの複雑さが存在し、これは、特定の無線デバイスが何時でもサポートできる機能を適切に記述するためには、複雑な情報及び/又は大量の情報が必要であることを意味する。
3GPPにおいて、無線デバイスは、無線デバイスの通信能力についてネットワークに通知し得る。無線デバイスは、無線デバイスとネットワークとの間の通信パス又は接続を構成するための最良の方法を決定するために、ネットワークが利用可能な情報を有する様に、これを行い得る。これらの接続は、例えば、無線アクセスノードへの通信接続であり得る(例えば、3GPPでは、無線アクセスノードはNR/5Gの場合はgNB、LTE/EUTRAの場合はeNBと呼ばれ得る。)。RANノードで利用可能な無線デバイスの能力情報を用いることで、ネットワークは、ネットワークのどの機能をオンにしてアクティブにし、どの機能をアクティブにしないか等を決定することが可能になり、これは、例えば、様々な周波数ごとに固有であり得る。しかしながら、標準で多くの機能が追加され、多くの周波数がサポートされることにより、3GPPで仕様化されるUE無線能力のサイズが大きくなり、ネットワークリソースの観点からUE無線能力情報の送信のコストが大きくなり、例えば、無線デバイス(又はUE)と、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)と、次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)との間といった、関連するネットワークエンティティ間で能力情報を転送する必要がある場合、無線デバイスとネットワークノードの両方で処理が重くなる。
幾つかの例において、能力情報の量が多すぎると、無線デバイスは、総ての能力情報を転送でき無くなる。
特に、能力情報の送信に関連するインタフェースシグナリング、ノードでの処理、及びメモリ使用量を改善することが有益であり得る。能力情報の転送を可能にする必要、つまり、プロトコルの改善を提供することが有益であり得る。
図1は、ユーザ装置UE(又は無線デバイス)と、NRで能力情報を転送するために使用されるNG RANノードとの間の照会情報手順を示している。
図1のステップ101において、ネットワークは、UECapatbyEnquiryをUEに送信する。UECapabilityEnquiryは、UEがネットワークに能力情報を送信することを要求する。ネットワークは、(追加の)UE無線アクセス能力情報が必要なときに、RRC_CONNECTEDのUEにUECapabilityEnquiryを送信することによって手順を開始し得る。
UEはUECapabilityEnquiryを受信し、どの能力情報が要求されているかを判定する。これは、能力情報内の総ての可能な要素の中からUEに実際に示すため、"フィルタ"と呼ばれ、特定の要素のセットを除外し、要求された能力情報のみを送信する。これは、gNBが能力情報を要求する無線アクセス技術を示すUE-CapabilityRAT-RequestListを読み取ることによって行われる。これは、例えば、UEが、NR能力、E-UTRA能力、又は、UEが両方の無線アクセスに同時に接続され得る状況についての情報を提供すべきといった、様々な表示を含み得る。
各アクセス/無線アクセス技術(RAT)タイプについて、UEは、サポートされている帯域の組み合わせ、機能及び機能の組み合わせに関する情報を含めることができる。UEは、ネットワークが同じFreqBandList及び同じeutra-nrフラグ(該当する場合)でクエリする総てのUE能力コンテナ(RATごと)の機能セット、機能セットの組み合わせ、及び、帯域の組み合わせ全体で、機能セットIDと機能セットの組み合わせIDが一貫していることを確実にし得る。
現在、メッセージサイズ又はリストサイズの制約のためにUEが総ての機能セット及び機能セットの組み合わせを含めることができない場合、UECapabilityInformationの一部としての送信を優先する機能セット及び機能セットの組み合わせはUEの実装次第である。
UEは、FreqBandListに含まれる帯域のみで構成される"候補帯域の組み合わせ"のリストをコンパイルでき、これは、FreqBandListの順序で優先順位付けすることができる(つまり、最初にリストされた帯域を含む帯域の組み合わせを最初に含め、2番目にリストされた帯域を含む残りの帯域の組み合わせを次に含める。)。
上記の手順は、UEとgNBの間で能力情報を送信するためのシーケンスを説明している。通常、この情報は、UEがNG-RANノードに接続されているか、RRC_INACTIVEにある限り、他の情報と共にNG-RANノードに格納され得る。
UEに関連する能力情報はまた、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)のコンテキストに格納され得る。これらの例においては、その後、能力情報はAMFに格納するためNGAP/N2インタフェースを介して転送され得る。この手順は、UEの無線能力情報表示とも呼ばれ、図1Bに示されている。
UE無線能力情報表示手順の目的は、NG-RANノードがAMFにUE無線能力関連情報を提供できるようにすることであり得る。この手順は、UE関連のシグナリングを使用し得る。
UEに関連付けられた論理NG接続を制御するNG-RANノードは、UE無線能力情報を含むUE無線能力情報表示メッセージをAMFに送信することによって手順を開始し得る。
UE無線能力情報表示メッセージはまた、ページングIEのため、UE無線能力内のページング固有のUE無線能力情報を含み得る。
AMFによって受信されたUE無線能力情報は、UEのためにAMFに以前に格納された対応するUE無線能力情報を置き換え得る。
幾つかの例において、完全な能力情報を転送する代わりに、能力IDがUEからネットワークに転送される。次に、能力IDは、ネットワークに格納され得る特定の能力情報セットにマッピングされ得る。能力IDと実際の能力情報との間のマッピングがネットワーク側で利用可能である場合、能力IDのサイズを実際の能力情報よりもはるかに小さくすることができるという点で、その能力に関してネットワークを変更するUEのコストを減らすことができる。したがって、UEは、能力情報の表現として能力IDを送信することのみが必要である。次に、ネットワークは、能力IDと特定の能力情報セットとの間のマッピングから、UEの実際の能力情報を判定し得る。
一般に、ネットワークノード及びUEは、どの能力情報が特定の能力IDにマッピングされているかについての対応する理解を有することが要求され得る。
能力IDの使用の利点は、信号がより効率的になり得ることを含む。能力が各UEに関連付けられて格納されている場合、総てのUEの完全な能力情報よりも能力IDのみを格納する方が効率的であり得る。能力情報は、マッピングテーブルに一度だけ格納される必要があるであろう。これはメモリを節約し得る。同様に、ネットワークノードの能力情報を解析することは、処理の観点からコストがかかり、これに続いて、総ての可能な構成の内の構成を生成することも、処理を増加させ得る。特定の事前構成された構成をマッピングすることが可能であり、すでに解析済み能力セットが手元にあり、IDにマッピングできる場合、これは処理負荷に関する利点にもつながり得る。
能力IDの2つの例は以下であり得る。
1)製造者が割り当てたUE能力ID:UE能力IDはUEの製造者によって割り当てられ、その場合、UE能力IDは、UE製造者情報(例えば、永久機器識別子(PEI)の型式承認コード(TAC)フィールド)を伴い得る。この場合、UE能力IDは、この製造業者及びデバイスのUE無線能力のセットを一意に識別し、このUE製造者情報と共に、任意の公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)におけるこのUE無線機能のセットを一意に識別し得る。
2)PLMN固有の能力ID:製造業者によって割り当てられたUE能力IDがUE又はサービングネットワークによって使用されない場合、又は、それがサービングネットワークによって認識されない場合、サービングコアネットワークは、PLMNがUEから異なる時間に受信し得るUE無線能力の異なるセットに対応するUEにUE能力IDを割り当て得る。この場合、UEが受信するUE能力IDは、サービングPLMNに適用可能であり、そしてこのPLMN内のUE無線能力の対応するセットを一意に識別し得る。
UE能力フィルタが使用されるときにUE能力IDがPLMNによって割り当てられる場合、UE能力IDは能力フィルタに関連し得る。
ネットワーク又は製造者は、デバイスに関連付けられたUE能力IDを変更できる場合があり、これは、例えば、ネットワーク側でデバイス(製造者が割り当てたUE能力ID)の新しいUE無線能力を有効にするSWアップグレードによる。
任意の時点で、UEはネットワークに示されるUE能力IDを1つだけ持つことができる。
特定の能力IDと対応する能力情報との間のマッピングは、一度設定すると変更されない。
65536バイト(つまり>524288ビット)を超えるUE無線能力情報サイズをサポートする必要があり、頻繁に使用される手順(少なくともサービス要求、RRC接続再開、X2&Xnハンドオーバ、セカンダリgNB追加)に対して高速で信頼性が高く、処理の複雑さの低いメカニズムをサポートする必要があるため、完全なUE無線能力(つまり、UEに関連付けられた総ての能力情報)は、通常、これらの手順の一部として転送されない場合がある。これは、サービング及びターゲットRANが、そのRANノードを頻繁に使用するUEのUE能力IDと完全なUE無線能力との間のマッピングのローカルコピーを格納することを要求する。
PLMNによって割り当てられたUE能力IDが、ネットワークによって提供されるUE能力フィルタに関連するUEシグナリング能力情報の結果である場合、UE能力IDは、IDに関連付けられた能力がシグナリングされたときに、使用されたフィルタと一緒に(参照)格納され得る。
能力IDをサポートするAMFは、UEの総ての能力情報、及び、UE能力IDと少なくともこのAMFに登録されているUEの対応する能力情報との間のマッピングにアクセスする必要がある。
能力IDをサポートするNG-RANは、UE無線能力のローカルストレージを維持し、UE能力IDとUEの総ての能力情報との間のマッピングにアクセスする必要がある。
特定のUE能力IDと対応するUE無線能力との間のマッピングを持たない特定のNG-RANノードは、コアネットワーク(CN)からマッピングを取得し得る。
サービングAMFは、受信された場合、UEコンテキストにUE能力IDを格納し、N2メッセージ、例えば、初期コンテキスト設定要求を介してNG-RANに能力IDを提供し得る。
適用可能なUE能力IDがすでに割り当てられているUEの場合、初期登録でUE能力IDを通知することが必須になり得る。PLMNが割り当てたUE能力IDと製造者が割り当てたUE能力IDの両方が使用可能な場合、UEはPLMNが割り当てたUE能力IDを通知し得る。
X2/Xnインタフェースを介してアップグレードされたRANノードとアップグレードされていないRANノードを混在させるために、モビリティ管理エンティティ(MME)/AMFとRANとの間のパススイッチシグナリングにUE能力IDを含めることができる。
能力IDをサポートするノードと能力IDをサポートしないノードとの間の後方互換性のために、ピアノードが能力IDをサポートしていない場合、送信元ノードは、UE能力IDにマッピングされるUE能力情報をピアノードに送信することを試み得る。ただし、メッセージサイズの制限により、CNノード間のハンドオーバが体系的に失敗したり、ターゲットRANノードの無線インタフェースを介してUE能力情報を取得する必要が生じたりし得る。
UE能力IDがUE能力フィルタに関連付けられている場合、このフィルタへの関連付けは、UE能力IDとUE能力情報との間のマッピングが提供されるときに、シグナリングインターフェースを介して伝達され得る。これは、UEとネットワーク間のインタフェースを含み得る。
上記に加えて、能力IDは様々な方法で提供され得る。例えば、能力IDを提供する1つの可能な方法は、能力情報に対してハッシュ操作を実行することである。例えば、UEは、UEに関連付けられた能力情報のセットのハッシュ値を計算し、ハッシュ値をネットワークに送信することができ、ネットワークは、対応する能力情報のセットがすでに利用可能であるかどうかを決定する。対応する能力情報のセットが利用可能でない場合、能力情報をUEから取得する必要があり得る。ネットワークが能力情報を受信すると、受信した能力情報を受け入れる前に、ハッシュ値が以前に受信したハッシュ値に対応することを検証するため、RANは、ハッシュ値を計算する必要がある。
例えば、ハッシュを使用して能力IDを提供する2つのオプションは以下の通りである。
1)UE無線能力の各サブセットがSHA-256ハッシュを使用して計算されると仮定すると、2つの異なるUE無線能力が同じハッシュ値を持つ可能性は非常に低いため、このシナリオには解決策が提供されない可能性がある。
2)UE能力IDは、デバイス製造者の一意の識別子も含むように拡張され、これは、例えば、TACコードであり得る。UEベンダー/製造者は、一意のハッシュを確保するために、2つの個別のUE無線能力の順序が再配置されたときに、2つの異なるUE無線能力が同じハッシュ値を生成しないようにすることが必要となり得る。
現在、特定の課題が存在する。能力ID送信の態様の1つは、UEとネットワークの両方において能力IDが何にマッピングされるかを同じように理解する必要があることである。言い換えると、課題の1つは、能力IDが何を意味するのか、どの能力情報にマッピングされるのかを常に正しく把握することである。ネットワークノードとUEは、これを同じように理解する必要があり得る。
状況によっては、図1を参照して上記の能力照会/情報手順を利用する必要がある場合があり、このような状況では、転送に必要な情報を処理及びサポートする必要がある。したがって、実際に多くの能力情報を転送する必要がある状況をサポートするために、照会/情報手順を改善することが望ましい(ただし、能力ID解決策からのサポート等はほとんどない)。
照会/情報手順を改善するこれらのメカニズムが見つかり、導入された場合(現在、セグメン化と圧縮は、後で説明する、その様なメカニズムの例である)、ネットワークとUEは、これらのメカニズムのどれを能力情報の送信のために使用するかについて合意する必要がある。照会/情報手順では、UEからの能力情報の送信がまだ行われていないため、ネットワークは、UEがサポートするメカニズムを認識していない可能性があるため、これは課題となる。
同様に、ネットワークがサポートし、優先順位を付ける能力送信方法を選択できるようにする必要があり得る。
圧縮を使用する場合、幾つかの異なる圧縮プロトコルがサポートされ得る。圧縮プロトコルが異なれば、例えば処理やメモリ要件等、プロパティも異なり得る。例えば、圧縮プロトコルAはより複雑で、圧縮プロトコルBより大きなディクショナリの保存が必要であるが、プロトコルAはBよりも優れた圧縮を提供し得る。
一部の圧縮プロトコルは、幾つかの方法で構成され得る。例えば、gzipの場合、圧縮を高速にするか、可能な限り圧縮するように構成するための構成パラメータがある。2020年1月6日時点でhttps://www.freebsd.org/cgi/man.cgi?gzipで入手可能なUnixシステム上のgzipのマニュアルページの抜粋は、次のことを示している。
GZIP(1)BSDGeneralCommandsManualGZIP(1)

名前
gzip--Lempel-Ziv符号化を用いた圧縮/解凍ツール(LZ77)

概要
gzip[-cdfhkLlNnqrtVv][-Ssuffix]file[file[...]]
gunzip[-cfhkLNqrtVv][-Ssuffix]file[file[...]]
zcat[-fhV]file[file[...]]

記述
gzipプログラムは、Lempel-Ziv符号化(LZ77)を用いてファイルの圧縮及び解凍を行う。ファイルが指定されていない場合、gzipは標準入力から圧縮、或いは、標準出力に解凍する。
圧縮モードの場合、各ファイルは、可能であれば、-Sサフィックスオプションで設定されたサフィックスが追加された別のファイルに置き換えられる。
解凍モードでは、サフィックスが追加されたファイルと同様に、各ファイルの存在がチェックされる。

複数のファイルが示されている場合、各ファイル引数には、個別の完全なアーカイブが含まれている必要があり、それぞれが順番に解凍される。

gzcatの場合、結果のデータはcat(1)の方法で連結される。

gunzipとして呼び出された場合、-dオプションが有効になる。zcat又はgzcatとして呼び出された場合、-cオプションと-dオプションの両方が有効になる。

このバージョンのgzipは、compress(1)、bzip2(1)、又はxz(1)を使用して圧縮されたファイルを解凍することもできる。

オプション
以下のオプションが可能

-1,--高速

-2,-3,-4,-5,-6,-7,-8

-9,--最良これらのオプションは、使用される圧縮レベルを変更し、-1オプションは最も速いが圧縮率が低く、-9オプションは最も遅いが最適な圧縮率である。

圧縮レベルの初期値は6である。

・・・残りは省略
ネットワークからの指示なしに各プロトコル内で幾つかの圧縮プロトコル及び/又は構成オプションをサポートする結果として、UEはネットワークに最適ではない圧縮方法又は構成を使用することを選択し得る。例えば、多くの処理やメモリを必要とする圧縮方法を使用することは、一部の動作条件では許容できる場合がある。ただし、他の動作条件では、解凍を実行するユニットにすでに大きな負荷がかかっている可能性があり、その場合は、複雑さが少なく、必要なストレージが少ない圧縮方法又は構成を使用すると便利である。
さらに、これは、実装を商用ネットワークに展開する前に、より多くのテストと検証が必要になり得ることを意味する。
既存の方法は、他の圧縮プロトコル又は構成よりも現在好ましい圧縮プロトコル又は構成を示す手段を提供していない。
[1]TS38.331v15.4.0availableathttps://portal.3gpp.org/desktopmodules/Specifications/SpecificationDetails.aspx?specificationId=3197asof6January2020specifiestheRadioResourceControlprotocolfortheradiointerfacebetweenUEandNG-RAN.
[2]TS38.413v15.2.0availableathttps://portal.3gpp.org/desktopmodules/Specifications/SpecificationDetails.aspx?specificationId=3223asof6January2020specifiestheradionetworklayersignallingprotocolfortheNGinterface.
[3]TR23.743v1.1.0availableathttps://portal.3gpp.org/desktopmodules/Specifications/SpecificationDetails.aspx?specificationId=3484asof6January2020considersoptimizationsofsystemprocedurespertainingtothetransferUERadioCapabilitiesrelatedinformationtoRAN,andoptimizationsofsystemproceduresrelatedtotransferUERadioCapabilitiesimpactingtheCoreNetwork.
[4]TS23.501v15.4.0availableathttps://portal.3gpp.org/desktopmodules/Specifications/SpecificationDetails.aspx?specificationId=3144asof6January2020definestheStage2systemarchitectureforthe5GSystem.5Gシステムは、データ接続とサービスを提供する。
本開示の目的は、UE能力情報転送の効率を改善し、それによって、プロセッサ使用量、メモリ使用量、及び、インタフェースシグナリング要件を最小化することである。
本開示の実施形態は、特定された問題の幾つか又は総てを軽減する装置及び方法を提供することを目的としている。
本開示の一実施形態の一態様は、ネットワーク内の基地局に能力情報を送信するために無線デバイスによって実行される方法を提供し、この方法は、ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ又は複数のプロトコルの表示を受信することと、能力情報の送信のための1つ又は複数のプロトコルの内の少なくとも1つを無線デバイスがサポートすることに応答し、1つ又は複数のプロトコルの内の少なくとも1つから無線デバイスによってサポートされる第1プロトコルを選択することと、第1プロトコルに従って無線デバイスに関連付けられた能力情報を基地局に送信することと、を含む。
本開示の一実施形態のさらなる態様は、基地局で無線デバイスからの能力情報の受信を制御するために基地局によって実行される方法を提供し、この方法は、ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ又は複数のプロトコルの表示の送信を開始することと、1つ又は複数のプロトコルの内の少なくとも1つを無線デバイスがサポートすることに応答し、1つ又は複数のプロトコルの内の第1プロトコルに従って無線デバイスに関連付けられた能力情報を受信することと、を含む。
本開示の一実施形態のさらなる一態様は、ネットワーク内の基地局に能力情報を送信する無線デバイスを提供し、無線デバイスは、ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ又は複数のプロトコルの表示を受信することと、能力情報の送信のための1つ又は複数のプロトコルの内の少なくとも1つを無線デバイスがサポートすることに応答し、1つ又は複数のプロトコルの内の少なくとも1つから無線デバイスによってサポートされる第1プロトコルを選択することと、第1プロトコルに従って無線デバイスに関連付けられた能力情報を基地局に送信することと、を含むステップを実行する様に構成された処理回路と、無線デバイスに電力を供給する様に構成された電源供給回路と、を備えている。
本開示の一実施形態のさらなる態様は、無線デバイスからの能力情報の受信を制御する基地局を提供し、基地局は、ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ又は複数のプロトコルの表示の送信を開始することと、1つ又は複数のプロトコルの内の少なくとも1つを無線デバイスがサポートすることに応答し、1つ又は複数のプロトコルの内の第1プロトコルに従って無線デバイスに関連付けられた能力情報を受信することと、を含むステップのいずれかを実行する様に構成された処理回路と、基地局に電力を供給する様に構成された電源供給回路と、を備えている。
本開示のより良い理解のために、そしてそれがどのように実施され得るかを示すために、ここで、一例として添付の図面を参照する。
UE能力情報転送手順のシグナリング図。 UE無線能力情報表示転送手順のシグナリング図。 5Gシステムアーキテクチャの例を示す図。 RRC状態マシンを示す図。 能力IDの使用例を示すシグナリング図。 能力情報のセグメント化を示す図。 実施形態の態様において、無線デバイス及びgNBによって実行されるステップを示す図。 幾つかの実施形態による、無線ネットワークを示す図。 幾つかの実施形態による、ユーザ装置を示す図。 幾つかの実施形態による、仮想化環境を示す図。 幾つかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続される通信ネットワークを示す図。 幾つかの実施形態による、少なくとも部分的な無線接続を介して、基地局経由でユーザ装置と通信するホストコンピュータを示す図。 幾つかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置を含む通信システムで実行される方法を示すフローチャート。 幾つかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置を含む通信システムで実行される方法を示すフローチャート。 幾つかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置を含む通信システムで実行される方法を示すフローチャート。 幾つかの実施形態による、ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置を含む通信システムで実行される方法を示すフローチャート。 幾つかの実施形態による方法のフローチャート。 幾つかの実施形態による仮想化装置を示す図。 幾つかの実施形態によるさらなる方法のフローチャート。 幾つかの実施形態によるさらなる仮想化装置を示す図。
本開示の特定の態様及びそれらの実施形態は、これら又は他の課題に対する解決策を提供し得る。幾つかの実施形態において、ネットワークは、基地局によってサポートされる能力情報の送信のための1つ又は複数のプロトコルの表示を送信することができる。表示はまた、1つ又は複数のプロトコルのそれぞれに関連付けられた優先度を識別し得る。したがって、これは、ネットワークがサポートする送信プロトコルと、基地局が優先するプロトコルの両方をUEに示し得る。
幾つかの実施形態において、UEは、それがサポートする能力情報を送信するための総てのプロトコルの中から、ネットワーク/gNB表示から最高の優先度に関連付けられたプロトコルを選択し得る。
UEが能力送信方法のいずれもサポートしていない場合は、最低の優先度、又は、UEがネットワークでサポートされていると認識しているレガシープロトコルにフォールバックし得る。
幾つかの実施形態において、基地局からの表示は、1つ又は複数のプロトコルのそれぞれに関連付けられたサイズ表示をさらに含み、サイズインジケータは、無線デバイスによって送信される能力情報を含むメッセージの最大サイズと、能力情報を送信するために無線デバイスによって送信されるメッセージ数のいずれかを示す。サイズ表示は、例えば、ビット、又は、例えばセグメント化に関連する送信方法のセグメント数で表され得る。
幾つかの実施形態において、表示は、1つ又は複数のプロトコルのそれぞれに関連付けられたフィルタを識別し、フィルタは、無線デバイスが関連付けられたプロトコルに従ってどの能力情報を送信すべきかを示す。異なる優先プロトコルについてのネットワークから受信したリストがある場合、これらは関連付けられたフィルタを有し得る。これは、例えば、UEが多くの能力情報の送信を可能にするプロトコルをサポートする場合、基地局は、UEが可能な限り多くの能力情報を送信することに関心があるかもしれないが、UEが送信される能力情報の少ないプロトコルのみをサポートする場合、基地局は能力情報のサブセットに関心を持ち得ることを意味する。
幾つかの例において、1つ又は複数のプロトコルは、圧縮を利用する複数のプロトコルを含み得る。この表示は、圧縮を利用する一部のプロトコルが他のプロトコルよりも使用に適していることを示し得る。
優先度の表示は、幾つかの異なる方法で実行され得る。例えば、1つの可能性は、優先度の値を表示された各プロトコルに関連付けることである。別の可能性は、プロトコルがリストされている順序に基づいて、UEがリストからどのプロトコルが優先プロトコルであるかを理解できるように、プロトコルのリストを優先度(増加又は減少)で並べ替えることである。
ここで開示された課題の1つ以上を解決する種々の実施形態が存在し、ここで提案される。
特定の実施形態は、以下の技術的利点のうちの1つ又は複数を提供し得る。本明細書に記載の実施形態は、UEが何をサポートしているかを知らなくても、gNB/ネットワークからUEへの能力送信方法を示す問題に対処する。
本明細書で企図される実施形態の幾つかは、添付の図面を参照してより完全に説明される。しかしながら、他の実施形態は、本明細書に開示される主題の範囲内に含まれ、開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されると解釈されるべきではない。むしろ、これらの実施形態は、主題の範囲を当業者に伝えるために例として提供されている。
次に、5Gシステム、5Gアーキテクチャ及び様々なステートマシンを参照して実施形態を説明する。
1つの"ステートマシン"は、接続管理状態モデル又はCM状態モデルである。
一般に、接続管理は、UEとコアネットワークノードとの間のシグナリング接続を確立及び解放するための機能で構成され、5Gの場合、このノードはAMF(アクセス及びモビリティ管理機能)であり得る。
図2は、ノード(AMF、UE、(R)AN等)とインタフェース名を含む5Gシステムのアーキテクチャの例を示している。接続管理は、図2に示すN1インタフェースを介したシグナリング接続に関連し得る。
N1を介したシグナリング接続は、UEとコアネットワーク間の非アクセス層(NAS)シグナリング交換を可能にするために使用され得る。N1インタフェースは、UEとAN(アクセスノード)との間のアクセスノード(AN)シグナリング接続と、ANとAMFとの間のN2接続(図2にも示されている)との両方を含み得る。
CM-IDLEとCM-CONNECTEDの2つのCM状態が定義され得る。
CM-IDLEのUEは、N1を介するAMFへのNASシグナリング接続を有していないが、CM-CONNECTEDの場合は、シグナリング接続が存在する。
AMFの場合と同様に、アクセスネットワークであるANにも状態モデルが存在し得る。
以下では、"gNB"という用語は、アクセスネットワークノードに使用されるが、別のノードタイプ、例えば、ng-eNB、eNBでも同様であり得る。したがって、"gNB"という用語は、本開示の適用可能性における制限ではなく、例と見なされるべきである。
図3に示すように、gNBの1つの状態モデルはRRCステートマシンである。
UEは、RRC_CONNECTED、RRC_INACTIVE、又は、RRC_IDLEのいずれかにある。
図3は、RRCステートマシンが機能する意図と、UEを状態間でトリガ/遷移させるために使用されるメッセージを示している。この図は、遷移原理を示している。
ANとAMFの異なるステートマシン(図2及び3に示すもの等)間のマッピングでは、CM-CONNECTEDはRRC_CONNECTED又はRRC_INACTIVEのいずれかにマッピングできるが、CM-IDLEは常にRRC_IDLEにマッピングされる。
RRC接続が確立されると、UEはRRC_CONNECTED状態又はRRC_INACTIVE状態になる。そうでない場合、つまりRRC接続が確立されていない場合、UEはRRC_IDLE状態である。
例えば、UEは、UEがRRCセットアップ要求/確立要求をNG-RANノードに送信することから始まるシグナリングシーケンスで、ネットワークに登録を行う。この要求は、RANへの制御メッセージの送信だけでなく、N1インタフェースを介したAMF等のコアネットワークノードへのメッセージの送信も可能にするシグナリング接続を確立するために送信される。本開示の例示的な実施形態において、関与する主なインタフェースは以下の通りである。
1)AMFとNG RANノードとの間のインタフェース(gNB、ng-eNB等)。これは、NGAP又はN2インタフェースと呼ばれる。
2)AMFとUEとの間のインタフェース。これは、N1インタフェースと呼ばれる。NASシグナリングとも呼ばれる。これは、N1インタフェースで送信されるシグナリングを参照、つまり、RANノードがNASメッセージの転送に関与している場合でも、NG-RANノードによって解釈されない。
3)NG-RANノードとUEとの間のインタフェース。これはUuインタフェースと呼ばれ、このインタフェースを介した関連するシグナリングプロトコルはRRC、無線リソース制御プロトコルである。
ここで、初期登録シナリオに関連して、主にこれらのノード間のシグナリングに目を向ける。
信号のシーケンスには様々なバリエーションがあり、無線アクセス技術が異なれば信号の命名規則も異なるが、図4は、能力IDの使用例を示している。
シグナリングは、RRC接続の設定と共に、UEとgNBとの間で開始される。図4のステップ1~3はこれを示している。セットアップ完了メッセージは、ピギーバックされたNASメッセージを含む場合があり、あるいは、アップリンクでのNASトランスポートは、初期UEメッセージを送信した後のgNBとAMF間の幾つかの情報交換後に発生する場合もある。
一例では、能力IDは、AMFへの初期UEメッセージに含まれ得る、つまり、それは、セットアップ完了ステップ3でピギーバックされたNASメッセージを含む。この例では、能力IDは、AMFからgNBにInitialContextSetupRequestを送信する前にAMFに到達する。
InitialContextSetupRequestがgNBで受信されると、gNBは、InitialContextSetupRequestに解釈できる能力IDがあるかどうか、特にこの能力IDのマッピングに十分な能力情報があるかどうかを検出する。
gNBで利用可能な能力IDに対応する情報が十分でないと見なされる場合、又は、AMFでもgNBでも、マッピングデータがないか、明示的な情報が利用できない場合、gNBは、gNBとUE間の照会情報交換で能力情報を要求するプロセスを開始する必要があり得る。この図では、この手順は、セキュリティコマンドの後で、すなわち、UEとgNBとの間のセキュリティ設定後に実行されることが理解される。能力IDの感度レベルによっては、これが推奨される場合がある。能力IDが盗聴等の影響を受けない場合は、セキュリティがアクティブになる前に照会手順を実行することができる。
照会/情報の情報交換は、実際の能力IDを含み得る。
能力情報がgNBによって受信されると、gNBは必要な総ての能力情報を取得でき、gNBは通常、AMFに情報がない場合に、その特定のUEの能力情報でAMFを更新する。次に、AMFは、マッピングデータ、つまり、マッピングテーブルに格納できる能力IDの解釈も間接的に取得する。
幾つかの例によれば、能力情報のシグナリングは、総てを能力IDに置き換えるのではなく、他のメカニズムを導入することによって、能力照会及び能力情報送信を実際に最適化することによっても対処され得る。
能力IDが実装されているかどうかに関係なく、照会情報交換での送信の最適化が必要になる場合がある。特定のネットワークにおいて、そもそも能力IDを送信するための解決策がない場合があり、どのネットワークノードでも能力が利用できない場合は、常にUE能力照会/情報手順が使用される。
したがって、照会/情報交換における能力情報の送信を改善するための様々なプロトコルが検討される。一例として、能力情報を送信するために圧縮を利用するプロトコルが考えられ得る。圧縮を使用すると、コンテンツを失うことなく、多くの能力情報をより少ない量の能力情報に減らすことが可能であり得る。圧縮の例は、よく知られているzip圧縮やgzipである。データが実際に失われることはないため、一般にロスレス圧縮と呼ばれる。情報を圧縮するために、辞書が使用される場合があり、辞書により、長い文字列、短い文字列を繰り返し送信する代わりに、短い単語が送信される。
様々な種類の辞書と、それらをどの様に扱うかについての様々な方法があり得る。一例では、辞書は実際の能力情報と共に送信され得る。辞書は、例えば、辞書への変更がどのように導入されるかに応じて、静的又は動的であり得る。したがって、圧縮アルゴリズムを使用すると、大量の情報を取得して、それをより少ない量で表すことが可能になり得る。圧縮の効率は、圧縮される実際のデータの変動性と、圧縮方法の構成と、とりわけ使用される辞書のタイプと、に依存する。状況によっては、圧縮によって非圧縮文字列よりも長いシーケンスが生成される可能性さえある。
UEからネットワークに能力情報を送信するために考慮される別のメカニズムは、それを1つのセグメント又はメッセージではなく、複数のセグメントで送信することによって実行できるかどうかを検討することである。現在、複数のPDCPデータユニットで能力情報を送信する方法はなく、これに含めることができるデータの量には制限がある。ただし、複数のデータユニットを送信できる場合は、より多くのデータを送信でき、この例では、より多くの能力情報になる。
E-UTRA、NR(ニューレディオ)、及び、デュアルコネクティビティ(DC)無線能力の能力情報を組み合わせたサイズの予想される最大サイズは、非常に大きくなる可能性がある(数十キロオクテット)。現在、PDCPプロトコルは、シングルショット能力シグナリングをE-UTRANで8188オクテット、NRで9000オクテットに制限している。
したがって、RRCシグナリングはセグメント化され得る。このようにして、UEは、それぞれが9000バイトの最大サイズを有するセグメントで能力情報を提供し得る。能力情報のセグメント化の例を図5に示す。
セグメントを標準化又は実行する方法も幾つかある。例えば、各セグメントは、受信機、gNBによって復号され得るか、又は、各セグメントは、それが復号される前に総てのセグメントが収集される必要があるように送信され得る。
圧縮とセグメント化の両方は、UEがより多くの能力情報をネットワークノード、つまりNG-RANノードに転送できるようにするプロトコルのオプションと見なされる。これらのプロトコルと他のプロトコルの組み合わせも検討され得る。
ネットワークによって指定又はサポートされるプロトコルに関係なく、ネットワークとUEは、サポートするプロトコル、及び、能力情報の送信に使用するプロトコルに関する情報を交換できる必要があり得る。
ネットワークは通常、UEがRRC_IDLEモード及びRRC_INACTIVEモードからネットワークにアクセスするために知る必要がある必要な情報をUEにブロードキャストすることができる。UEがRRC_CONNECTEDになると、シグナリングは、特定のUE専用となり得る。
UEが明示的な能力情報を転送する唯一の機会は、能力照会/情報手順にあり、この手順は通常、上記のように、UECapabilityEnquiryメッセージ、すなわちネットワークからの要求の送信を伴うRRC_CONNECTEDから開始され得る。したがって、UE能力情報を転送するために利用可能な幾つかのフォーマットのうち、UEがどのプロトコルを選択できるかの表示が照会メッセージに含まれ得るので、情報をブロードキャストする必要はない。
課題の1つは、ネットワークが照会を送信する時点で、通常、UEがサポートするプロトコルに関する情報を持っていないことである。UEは、必ずしも総ての可能な能力送信プロトコルを実装しているとは限らず、例えば、圧縮なしで1つのRRCメッセージを送信する方法しか知らない場合がある。言い換えると、UEは、例えば、圧縮又はセグメント化無しで、レガシープロトコルを使用してのみ能力を送信することができる場合がある。
したがって、幾つかの例では、UEがUECapabilityInformationメッセージでgNBに能力情報を送信することができる少なくとも3つの異なるプロトコルがあり得る。
a)従来の方法としての能力情報(例:1つのRRCセグメント、圧縮なし)
b)複数のセグメントを含む、RRCセグメント化された方法での能力情報
c)圧縮アルゴリズム(及びこの可能なオプション)で圧縮された能力情報。
これらのプロトコルの組み合わせが使用され得る。
この観点から、幾つかの実施形態において、ネットワークノードは、能力情報の送信のためにネットワークによってサポートされる1つ以上のプロトコルの表示の無線デバイスへの送信を開始し得る。ネットワークノードは、基地局を含み得るか、又は、基地局を制御するように構成された別のネットワークノードを含み得る。
無線デバイスが、1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つをサポートすることに応答して、無線デバイスは、1つ以上のプロトコルの内の第1プロトコルに従って、無線デバイスに関連付けられた能力情報を送信し得る。言い換えると、無線デバイスは、無線デバイスもサポートする、ネットワークによってサポートされるプロトコルからプロトコルを選択し得る。
幾つかの例において、表示は、1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられた優先度を識別する。無線デバイスは、無線デバイスによってサポートされる1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つから、最も高い優先度に関連付けられたプロトコルを選択することによって、第1プロトコルを選択し得る。場合によっては、"優先度"は、可能な限り高い優先度を持つプロトコルを選択するために無線デバイスが使用すべき、必要な動作を定義するものと見なされる得る。別の方法は、優先度を使用してネットワークノードの優先度を示すことであり、これに無線デバイスは従いえるが、無線デバイスにとってより望ましい場合、無線デバイスは別のプロトコルの使用を許可される。
無線デバイスが多くのプロトコルをサポートしているが、ネットワークが1つ又は2つの方法のみの使用を優先する場合、ネットワークノードは基地局がサポートする総てのプロトコルを含める必要はない。
無線デバイスは、無線デバイスによってサポートされる1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つから、最も高い優先度に関連付けられたプロトコルを選択することによって、第1プロトコルを選択し得る。このようにして、ネットワークから、無線デバイスが能力情報を転送するために選択するプロトコルを制御すると同時に、無線デバイスがサポートするプロトコルを知らなくてもこれを行うことが可能になる。
表示は、優先度の順に1つ以上のプロトコルをリスト化することにより、1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられた優先度を識別し得る。
表示は、明示的な優先度の値を1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けることにより、1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられた優先度を識別し得る。
以下に、ネットワークから無線デバイスに送信される表示の例を示す。
-能力メッセージRRCセグメント化、5
-能力情報-R15
これは、ネットワークが最大5つのRRCセグメント(第1プロトコル)で能力情報の受信をサポートし、リリース15(つまりレガシープロトコル)に従って能力情報を送信するよりもこれを優先することを示すものとして無線デバイスによって解釈され得る。
第2の例の表示は次のとおりである。
-能力の圧縮、デフレート-セグメント化、3
-能力メッセージRRCセグメント化、5
-能力情報-R15
上記の例の表示は、ネットワークが圧縮デフレートもサポートし、無線デバイスもこのプロトコルをサポートする場合、このプロトコルが最大5つのRRCセグメント(第1プロトコル)で能力情報を受信するよりも優先的に使用されることを意味し、これは、リリース15(つまりレガシープロトコル)に従って能力情報を送信するよりも優先的に使用される。
上記例の表示は、1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられたサイズ表示を識別し、サイズ表示は、無線デバイスによって送信される能力情報を含むメッセージの最大サイズと、能力情報を送信するために無線デバイスによって送信されるメッセージの最大数の内の1つを示す。この例において、具体的には、サイズ表示(インジケータ)は、能力情報を送信するために無線デバイスによって使用されるセグメント又はメッセージの数を示す。
したがって、この上記の例は、最も優先度の高いプロトコルは、圧縮及びデフレート(収縮)された能力情報を受信するためであり、最大3つのRRCセグメントで送信されることを示している。2番目の優先順位は、最大5つのRRCセグメントを介して送信される非圧縮情報の送信であり、最も低い優先順位のプロトコルは、リリース15、別名フォールバック送信モードに従う能力情報である。
別の実施形態において、表示は、無線デバイスが使用することをネットワークが好む能力IDのタイプの表示を含み、例えば、ネットワークは、以下のものを示し得る。
PLMN割り当てID
ベンダーが割り当てたID
ハッシュベースのID
これは、能力IDの優先タイプがPLMN割り当てID、ベンダー割り当てID、ハッシュベースIDの順であるとネットワークが示していると解釈され得る。幾つかの例において、無線デバイスは、要求された能力情報と共に能力IDを含み得る。
幾つかの実施形態において、最後の(レガシー)オプションは省略され、表示がまったく含まれていない場合(これは能力のいずれもサポートしないネットワークの状況である)、又は、表示されたオプションが無線デバイスによりサポートされていない場合、フォールバックと見なされ得る。
したがって、能力情報を明示的に送信するオプション、つまりフォールバック方式と同じ方法で、表示に明示的に指定する必要がない場合がある。
この情報は、能力情報の送信に関連する場合にのみ関連する可能性があるため、幾つかの実施形態では、ネットワークからのこの表示は、UECapabilityEnquiryメッセージに含まれる。別の態様において、これがネットワークに明示的に示されるように、UEがどのプロトコルを選択したかについて、UECapabilityInformationメッセージに含まれる表示もある。ネットワークが受信するセグメントの数等、どのプロトコルが使用されているかが明確な場合もあるが、使用できる圧縮アルゴリズム等、明確でない場合もあり得る。
したがって、幾つかの例では、無線デバイスは、UECapabilityEnquiryメッセージからの表示に従い、UECapabilityEnquiryメッセージに複数のプロトコルが示されている場合、無線デバイスは、無線デバイスでサポートされている最も優先度の高い方法を選択する等、UECapabilityInformationのプロトコルを選択し得る。ただし、表示されたプロトコルのいずれも無線デバイスでサポートされていない場合、無線デバイスはレガシープロトコルを選択して、それに応じてUECapabilityInformationメッセージを送信し得る。無線デバイスは、UECapabilityInformationメッセージに選択されたプロトコルの表示を含めることができる。
圧縮を利用するプロトコルがサポートされている場合、表示は、圧縮方法で使用できる様々な構成オプションの様々な優先度(又はプリファレンス)を識別し得る。言い換えると、1つ以上のプロトコルは、圧縮を利用するプロトコルを含み、表示は、圧縮を利用するプロトコルで利用可能な複数の構成オプションのそれぞれに関連付けられたそれぞれのプリファレンスを識別し得る。
圧縮を利用する幾つかのプロトコルがサポートされる場合、各プロトコルに関連付けられた優先度は、圧縮を利用する異なるプロトコルのそれぞれに関連付けられた優先度を含み得る。
本発明の代替の実施形態において、照会メッセージで1つのフィルタのみをシグナリングする代わりに、UEがサポートする能力送信のタイプに応じて異なる量の情報を送信する等、複数のフィルタをシグナリングすることが可能である。このようにして、ネットワークが要求するものと、UEがその能力シグナリング手段で提供できるものとのを自動的に接続する。
本発明のこの実施形態の一例において、表示は、1つ又は複数のプロトコルのそれぞれに関連付けられたフィルタを識別し、フィルタは、無線デバイスが関連付けられたプロトコルに従ってどの能力情報を送信すべきかを示す。
例えば、能力照会メッセージは以下のものを示し得る。
-能力の圧縮、デフレート-セグメント化、4-フィルタ-1
-能力メッセージRRCセグメント化、5-フィルタ-2
-能力情報-R15-フィルタ-3
フィルタ-1、-2、及び-3の違いは、フィルタ-1に従って総ての能力情報を送信するには、特定の送信機能に接続されている場合にのみ可能であり得るからである。これがサポートされていない場合、UEは代わりに、例えばフィルタ-3を使用し得る。
本開示の範囲は、特定の圧縮及びセグメント化等の能力シグナリング機能に限定されず、セグメント化及び圧縮の両方がオプションであり得る。特定のフィルタへの接続は、例えば上記のように能力IDがある場合、又は、能力セグメント化のサポートのみがある場合にも実行され得る。そのような一例では、照会メッセージにおけるネットワークから無線デバイスへの優先リストは、以下のようになり得る。
-RRC-セグメント化、5-フィルタ-1
-能力情報-R15-フィルタ-3
したがって、より一般的には、無線デバイスがサポートする機能に応じて、最も優先度の高いプロトコルを選択し、そのプロトコルに従って能力情報メッセージを送信するための応答を準備し得る。
したがって、幾つかの実施形態において、無線デバイスは、UECapabilityInformationメッセージからの表示に従うことができ、UECapabilityInformationの送信のためのプロトコルを選択し、UECapabilityEnquiryメッセージに複数のプロトコルが示されている場合、無線デバイスは、無線デバイスでサポートされている最も優先度の高いプロトコルを選択し、選択したプロトコルに関連付けられたこのフィルタに従って能力情報を準備し得る。示されたプロトコルが無線デバイスによってサポートされていない場合、無線デバイスはR15に従ってUECapabilityInformationメッセージを送信し、R15レガシープロトコルに関連付けられたこのフィルタに従って能力情報を準備し得る。無線デバイスは、選択されたプロトコルとフィルタをUECapabilityInformationメッセージに含めることもできる。
図6は、一実施形態による、無線デバイス及びgNBにおけるステップをそれぞれ示している。
仕様の変更
図6に示す実施形態に基づいて、UECapabilityEnquiryメッセージは、以下に示すように、新しいIEであるUE-CapabilitySignalling-RequestListを使用することで、TS38.331仕様を拡張する。
UECapabilityEnquiry情報要素
--ASN1START
--TAG-UECAPABILITYENQUIRY-START

UECapabilityEnquiry::=SEQUENCE{
rrc-TransactionIdentifierRRC-TransactionIdentifier,
criticalExtensionsCHOICE{
ueCapabilityEnquiryUECapabilityEnquiry-IEs,
criticalExtensionsFutureSEQUENCE{}



UECapabilityEnquiry-IEs::=SEQUENCE{
ue-CapabilityRAT-RequestListUE-CapabilityRAT-RequestList,

lateNonCriticalExtensionOCTETSTRINGOPTIONAL,
nonCriticalExtensionUECapabilityEnquiry-IEs-v16OPTIONAL


UECapabilityEnquiry-IEs-v16-IEs::=SEQUENCE{

ue-CapabilityRAT-RequestListUE-CapabilityRAT-RequestList,
ue-CapabilitySignalling-RequestListUE-CapabilitySignalling-RequestList,

lateNonCriticalExtensionOCTETSTRINGOPTIONAL,
nonCriticalExtensionSEQUENCE{}OPTIONAL



--TAG-UECAPABILITYENQUIRY-STOP
--ASN1STOP

UE-CapabilitySignalling-RequestListinformationelement
--ASN1START
--TAG-UE-CAPABILITYRAT-REQUESTLIST-START

UE-CapabilitySignalling-RequestList::=SEQUENCE{
signalling-TypeSignalling-Type,
signalling-detail Signalling-Detail
...


Signalling-Type::= SEQUENCE{
Compression BITSTRING(SIZE(2)) OPTIONAL,
Segmentation BITSTRING(SIZE(2)) OPTIONAL,
CapabilityID BITSTRING(SIZE(6)) OPTIONAL,


Signalling-Detail::= SEQUENCE{

Compression-type::= SEQUENCE{
Gzip ENUMERATED{true}OPTIONAL,
Winzip ENUMERATED{true}OPTIONAL,
Zip ENUMERATED{true}OPTIONAL,
Dictionary-avaialble ENUMERATED{true}OPTIONAL,

........


Signalling-ID-type SEQUENCE{
Vendor-assigned ENUMERATED{true}OPTIONAL,
PLMN-assigned ENUMERATED{true}OPTIONAL,
Hash-based ENUMERATED{true}OPTIONAL,
........


Segmentation-details SEQUENCE{
Max-segment-number INTEGER(0..X) OPTIONAL,





--TAG-UE-CAPABILITYRAT-REQUESTLIST-STOP
--ASN1STOP
開示される主題は、任意の適切なコンポーネントを使用する任意の適切なシステムとして実現され得るが、開示する実施形態は、図7に示す例示的な無線ネットワーク等の、無線ネットワークに関連して説明される。簡略化のため、図7の無線ネットワークは、ネットワーク706、ネットワークノード760及び760b、並びに、WD710、710b、及び710cのみを示している。無線デバイス710、710b及び710cは、上記の任意の実施形態で説明した無線デバイス又はUEとして構成され得る。ネットワークノード760及び760bは、上記の任意の実施形態で説明した様に構成され得る。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間、又は無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、又は任意の他のネットワークノード又はエンドデバイス等の別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに適した任意の追加要素をさらに含み得る。図示するコンポーネントの内、ネットワークノード760及び無線デバイス(WD)710は、追加の詳細とともに示されている。無線ネットワークは、1つ以上の無線デバイスに通信及び他のタイプのサービスを提供して、無線ネットワークによって、又は無線ネットワークを介して提供されるサービスへの無線デバイスのアクセス及び/又は使用を容易にする。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信、電気通信、データ、セルラ、及び/又は、無線ネットワーク又は他の同様のタイプのシステムを含む、及び/又は、インタフェースし得る。幾つかの実施形態において、無線ネットワークは、特定の標準又は他のタイプの事前定義されたルール又は手順に従って動作するように構成され得る。この様に、無線ネットワークの特定の実施形態は、モバイル通信のためのグローバルシステム(GSM)、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)、ロングタームエボリューション(LTE)、及び/又は、他の適切な2G、3G、4G又は5Gの様な通信規格、IEEE802.11標準等の無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、及び/又は、WiMax(WorldwideInteroperabilityforMicrowaveAccess)、ブルートゥース(登録商標)、Z-Wave、及び/又は、ZigBee等のその他の適切なワイヤレス通信規格を実装し得る。
ネットワーク706は、1つ以上のバックホールネットワークと、コアネットワークと、IPネットワークと、公衆交換電話網(PSTN)と、パケットデータネットワークと、光ネットワークと、広域ネットワーク(WAN)と、ローカルエリアネットワーク(LAN)と、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)と、有線ネットワークと、無線ネットワークと、メトロポリタンエリアネットワークと、デバイス間の通信を可能にするその他のネットワークとの1つ以上を含み得る。
ネットワークノード760及びWD710は、以下でより詳細に説明される様々なコンポーネントを含む。これらのコンポーネントは連携して、無線ネットワークで無線接続を提供する等、ネットワークノード及び/又は無線デバイス機能を提供する。異なる実施形態において、無線ネットワークは、任意の数の有線又は無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、及び/又は、有線又は無線接続を介してデータ及び/又はシグナルの通信を促進又は参加し得る他のコンポーネント又はシステムを含み得る。
本明細書で使用される場合、ネットワークノードは、無線デバイスと直接又は間接的に通信する、及び/又は、無線ネットワーク内の他のネットワークノード又は機器と通信して、無線デバイスの無線アクセスを可能にする、及び/又は、提供できる、及び/又は、無線ネットワークにおいて他の機能(例えば、管理)を実行する様に構成、配置及び/又は動作可能な装置を指す。ネットワークノードの例は、アクセスポイント(AP)(例えば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(例えば、無線基地局、ノードB、進化型ノードB(eNB)、及びNRNodeB(gNBs))を含むが、これらに限定されない。基地局は、提供するカバレッジの量(又は、言い方を変えると、それらの送信電力レベル)に基づいて分類され、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、又はマクロ基地局として参照され得る。基地局は、中継ノード又は中継を制御する中継ドナーノードであり得る。ネットワークノードは、集中型デジタルユニット及び/又はリモート無線ユニット(RRU)(リモート無線ヘッド(RRH)とも呼ばれ得る)等の分散型無線基地局の1つ以上(又は総て)の部分を含み得る。そのようなリモート無線ユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されてもされなくても良い。分散型無線基地局の一部は、分散型アンテナシステム(DAS)のノードとも呼ばれ得る。ネットワークノードのさらに他の例には、MSR BS等のマルチスタンダード無線(MSR)機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)又は基地局コントローラ(BSC)等のネットワークコントローラ、基地局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト調整エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(MSC、MME等)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、ポジショニングノード(E-SMLC等)及び/又はMDT等を含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線デバイスに無線ネットワークへのアクセスを可能にする及び/又は提供するか、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することができる、構成、配置、及び/又は動作可能な任意の適切なデバイス(又はデバイスのグループ)を表し得る。
図7において、ネットワークノード760は、処理回路770、デバイス可読媒体780、インタフェース790、補助機器784、電源786、電力回路787、及びアンテナ762を含む。図7の例示的な無線ネットワークに示されるネットワークノード760は、ハードウェアコンポーネントの図示された組み合わせを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、コンポーネントの異なる組み合わせを有するネットワークノードを含み得る。ネットワークノードは、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能、及び方法を実行するために必要なハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の適切な組み合わせを備えることを理解されたい。さらに、ネットワークノード760のコンポーネントは、より大きなボックス内に配置される単一のボックスとして示されるか、又は複数のボックス内にネストされるが、実際には、ネットワークノードは、単一の図示されたコンポーネント(例えば、デバイス読み取り可能媒体780は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを含み得る)を構成する複数の異なる物理コンポーネントを含み得る。
同様に、ネットワークノード760は、それぞれが独自のそれぞれのコンポーネントを有し得る、複数の物理的に別個のコンポーネント(例えば、NodeBコンポーネント及びRNCコンポーネント、又はBTSコンポーネント及びBSCコンポーネント等)から構成され得る。ネットワークノード760が複数の別個のコンポーネント(例えば、BTS及びBSCコンポーネント)を含む特定のシナリオでは、別個のコンポーネントの1つ又は複数は、幾つかのネットワークノード間で共有され得る。例えば、単一のRNCが複数のノードBを制御することができる。そのようなシナリオでは、一意のノードBとRNCの各ペアは、場合によっては単一の個別のネットワークノードと見なされる。幾つかの実施形態では、ネットワークノード760は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように構成され得る。そのような実施形態では、幾つかの構成要素は複製され(例えば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体780)、幾つかの構成要素は再利用され得る(例えば、同じアンテナ762がRATによって共有され得る)。ネットワークノード760はまた、例えば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、又はブルートゥース無線技術等、ネットワークノード760に統合された異なる無線技術のための様々な図示されたコンポーネントの複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、ネットワークノード760内の同じ又は異なるチップ又はチップのセット及び他のコンポーネントに統合され得る。
処理回路770は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される任意の決定、計算、又は同様の操作(例えば、特定の取得操作)を実行するように構成される。処理回路770によって実行されるこれらの動作は、例えば、取得した情報を他の情報に変換する、取得した情報又は変換した情報をネットワークノードに格納された情報と比較する、及び/又は、得られた情報又は変換された情報に基づいて、1つ以上の動作を実行し、その処理の結果として決定することにより、処理回路770によって取得された情報を処理することを含み得る。
処理回路770は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は他の任意の適切なコンピューティングデバイス、リソース、ハードウェア、ソフトウェアの組み合わせ、及び/又は、単独で、又はデバイス可読媒体780、ネットワークノード760機能等の他のネットワークノード760コンポーネントと組み合わせて提供するように動作可能なエンコードされたロジックの1つ以上の組み合わせを含み得る。例えば、処理回路770は、デバイス可読媒体780又は処理回路770内のメモリに格納された命令を実行し得る。そのような機能は、本明細書で論じられる様々な無線機能、又は利益のいずれかを提供することを含み得る。幾つかの実施形態では、処理回路770は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
幾つかの実施形態において、処理回路770は、無線周波数(RF)トランシーバ回路772及びベースバンド処理回路774の内の1つ以上を含み得る。幾つかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路772及びベースバンド処理回路774は、別個のチップ(又はチップのセット)、ボード、又は無線ユニット及びデジタルユニット等のユニット上にあり得る。代替の実施形態では、RFトランシーバ回路772及びベースバンド処理回路774の一部又は総ては、同じチップ又はチップ、ボード、又はユニットのセット上にあり得る。
特定の実施形態において、ネットワークノード、基地局、eNB又は他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能の一部又は総ては、デバイス可読媒体780又は処理回路770内のメモリに格納された命令を実行する処理回路770によって実行され得る。代替の実施形態では、機能の一部又は総ては、配線等の方法で、別個又は個別のデバイス可読媒体に格納された命令を実行することなく、処理回路770によって提供され得る。これらの実施形態のいずれにおいても、デバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行するかどうかにかかわらず、処理回路770は、説明した機能を実行するように構成することができる。そのような機能によって提供される利点は、処理回路網770単独又はネットワークノード760の他のコンポーネントに限定されず、全体としてネットワークノード760によって、及び/又は一般にエンドユーザ及びワイヤレスネットワークによって享受される。
デバイス可読媒体780は、永続的ストレージ、ソリッドステートメモリ、リモートマウントされたメモリ、磁気媒体、光学媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(ハードディスク等)、リムーバブル記憶媒体(フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)、デジタルビデオディスク(DVD)等)、及び/又は、処理回路770によって使用され得る情報、データ、及び/又は命令を記憶する、その他の揮発性若しくは不揮発性、非一時的なデバイス読み取り可能及び/又はコンピュータ実行可能メモリデバイスを含むがこれらに限定されない。デバイス可読媒体780は、コンピュータプログラムや、ソフトウェアや、ロジック、ルール、コード、テーブル等の1つ以上を含むアプリケーションや、処理回路770によって実行可能であり、ネットワークノード760によって利用される他の命令を含む、任意の適切な命令、データ又は情報を格納し得る。デバイス可読媒体780は、処理回路770によって行われた任意の計算及び/又はインタフェース790を介して受信された任意のデータを格納するために使用され得る。幾つかの実施形態では、処理回路770及びデバイス可読媒体780は、統合されていると見なすことができる。
インタフェース790は、ネットワークノード760、ネットワーク706、及び/又はWD710間のシグナリング及び/又はデータの有線又は無線通信で使用される。図示する様に、インタフェース790は、例えば、有線接続を介してネットワーク706との間でデータを送受信するためのポート/端子794を備える。インタフェース790は、アンテナ762に接続され、特定の実施形態においてアンテナ1662の一部であり得る無線フロントエンド回路792も含む。無線フロントエンド回路792は、フィルタ798及び増幅器796を備える。無線フロントエンド回路792は、アンテナ762及び処理回路770に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナ762と処理回路770との間で通信される信号を調整するように構成され得る。無線フロントエンド回路792は、無線接続を介して他のネットワークノード又はWDに送出されるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路792は、フィルタ798及び/又は増幅器796の組み合わせを使用して、適切なチャネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号にデジタルデータを変換し得る。そして、無線信号は、アンテナ762を介して送信され得る。同様に、データを受信した場合、アンテナ762は、無線信号を収集し、無線信号は、無線フロントエンド回路792によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路770に出力され得る。他の実施形態において、インタフェース回路は、異なるコンポーネント及び/又はコンポーネントの異なる組み合わせを含み得る。
特定の代替の実施形態において、ネットワークノード760は、個別の無線フロントエンド回路792を含まず、代わりに、処理回路770は、無線フロントエンド回路を含み、個別の無線フロントエンド回路792無しアンテナ762に接続され得る。同様に、幾つかの実施形態では、RFトランシーバ回路772の総て又は一部は、インタフェース790の一部と考えられ得る。さらに他の実施形態において、インタフェース790は、1つ以上のポート又は端末794、無線フロントエンド回路792、及び、RFトランシーバ回路772を、無線ユニット(図示せず)の一部として含み、インタフェース790は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路774と通信し得る。
アンテナ762は、無線信号を送信及び/又は受信するように構成された1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイを含み得る。アンテナ762は、無線フロントエンド回路790に結合され、データ及び/又は信号を無線で送受信できる任意のタイプのアンテナであり得る。幾つかの実施形態では、アンテナ762は、例えば2GHzと66GHzとの間で無線信号を送信/受信するように動作可能な1つ以上の無指向性、セクタ又はパネルアンテナを含み得る。無指向性アンテナは、無線信号を任意の方向に送受信するために使用され、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送受信するために使用され、パネルアンテナは、無線信号を比較的直線的に送受信するために使用される見通し内アンテナであり得る。幾つかの例では、複数のアンテナの使用はMIMOとして参照され得る。特定の実施形態では、アンテナ762は、ネットワークノード760から分離され、インタフェース又はポートを介してネットワークノード760に接続可能であり得る。
アンテナ762、インタフェース790、及び/又は処理回路770は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作及び/又は特定の取得動作を実行するように構成され得る。任意の情報、データ、及び/又は信号は、無線デバイス、別のネットワークノード及び/又は任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ762、インタフェース790、及び/又は処理回路770は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実行するように構成され得る。任意の情報、データ、及び/又は信号は、無線デバイス、別のネットワークノード及び/又は任意の他のネットワーク機器から送信され得る。
電源回路787は、電力管理回路を備えるか、又はそれに接続され、本明細書で説明される機能を実行するための電力をネットワークノード760の構成要素に供給するように構成される。電源回路787は、電源786から電力を受け取ることができる。電源786及び/又は電源回路787は、それぞれのコンポーネントに適した形(例えば、各コンポーネントに必要なレベル電圧及び電流)で、でネットワークノード760の様々なコンポーネントに電力を供給するように構成され得る。電源786は、電源回路787及び/又はネットワークノード760に含まれるか、又はそれらの外部にあり得る。例えば、ネットワークノード760は、入力回路又は電力ケーブルの様なインタフェースを介して外部電源(例えば、電気コンセント)に接続可能であり、これにより、外部電源が電源回路787に電力を供給する。さらに別の例として、電源786は、電池又は電池パックの形の電源を含み、これらは、電源回路787に接続、又は、含まれる。外部電源が故障した場合、電池はバックアップ電力を提供し得る。光起電装置等の他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノード760の他の実施形態は、上述した任意の機能及び/又は上述した主題をサポートするのに必要な任意の機能を含む、ネットワークノードの機能のある態様を提供するのに責任を負う、図7に示す以外の追加のコンポーネントを含み得る。例えば、ネットワークノード760は、ネットワークノード760への情報の入力を可能にし、ネットワークノード760からの情報の出力を可能にするユーザインタフェイス機器を含み得る。これは、ユーザがネットワークノード760の診断、保守、修理、及び他の管理機能を実行できるようにし得る。
本明細書で使用されるように、無線デバイス(WD)は、ネットワークノード及び/又は他の無線デバイスと無線で通信することができる、その様に構成、配置され、及び/又は、その様に動作可能なデバイスを参照する。特に明記しない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ装置(UE)と互換的に使用され得る。無線通信は、電磁波、電波、赤外線、及び/又は空気を通じて情報を伝達するのに適した他のタイプの信号を使用して無線信号を送信及び/又は受信することを含み得る。幾つかの実施形態において、WDは、人間との直接的な相互作用無しに情報を送信及び/又は受信するように構成され得る。例えば、WDは、内部又は外部のイベントによってトリガされたとき、又はネットワークからの要求に応じて、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、スマートフォン、移動電話、携帯電話、ボイスオーバーIP(VoIP)電話、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲームコンソール又はデバイス、音楽ストレージデバイス、再生装置、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、モバイルステーション、タブレット、ラップトップ、ラップトップ組み込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客宅内機器(CPE)、車載無線端末デバイス等を含むが、これらに限定されない。WDは、例えば、サイドリンク通信、車車間(V2V)、車両インフラストラクチャ間(V2I)、車両任意間(V2X)の3GPP標準を実装することによりデバイス間(D2D)通信をサポートでき、この場合、D2D通信デバイスとして参照され得る。さらに別の例として、IOT(Internet оf Things)シナリオでは、WDは、監視及び/又は測定を実行し、そのような監視及び/又は測定の結果を別のWD及び/又はネットワークノードに送信する機器又は他のデバイスを表し得る。この場合、WDは、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり、3GPPの文脈ではマシン型通信(MTC)デバイスとして参照され得る。一例として、WDは、3GPP狭帯域IoT(NB-IoT)標準を実装するUEであり得る。そのような機器又はデバイスの例は、センサ、電力メータ等の計測デバイス、産業機械、又は、家庭用又は個人用機器(冷蔵庫、テレビ等)、個人用のウェアラブル(時計、フィットネストラッカー等)である。他のシナリオでは、WDは、その動作状態又はその動作に関連する他の機能を監視及び/又は報告できる車両又は他の機器を表し得る。上記のWDは、無線接続の終端点を表し、その場合、デバイスは無線端末として参照され得る。さらに、上記のWDはモバイルであり得、その場合、それはモバイルデバイス又はモバイル端末として参照され得る。
図示するように、無線デバイス710は、アンテナ711、インタフェース714、処理回路720、デバイス可読媒体730、ユーザインタフェース機器732、補助機器734、電源736及び電源回路737を含む。WD710は、WD710によってサポートされる異なる無線技術のための、図示されたコンポーネントの1つ以上のセットを、複数、含むことができ、異なる無線技術のほんの幾つかを言及すると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、又は、Bluetooth無線技術等である。これらの無線技術は、WD710内の他のコンポーネントとして、同じ又は異なるチップ又はチップセットに統合され得る。
アンテナ711は、無線信号を送信及び/又は受信するように構成された1つ以上のアンテナ又はアンテナアレイを含み、インタフェース714に接続され得る。特定の実施形態では、アンテナ711は、WD710から分離され、インタフェース又はポートを介してWD710に接続可能であり得る。アンテナ711、インタフェース714、及び/又は処理回路720は、WDによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の受信又は送信動作を実行するように構成され得る。任意の情報、データ、及び/又は信号は、ネットワークノード及び/又は別のWDから受信され得る。幾つかの実施形態では、無線フロントエンド回路及び/又はアンテナ711は、インタフェースと見なされ得る。
図示する様に、インタフェース714は、無線フロントエンド回路712及びアンテナ711を含む。無線フロントエンド回路712は、1つ以上のフィルタ718及び増幅器716を備える。無線フロントエンド回路714は、アンテナ711及び処理回路720に接続され、アンテナ711と処理回路720との間で通信される信号を調整するように構成される。無線フロントエンド回路712は、アンテナ711に、又は、その部分に接続され得る。幾つかの実施形態において、WD710は、個別の無線フロントエンド回路712を含まず、むしろ、処理回路720は、無線フロントエンド回路を含み、アンテナ711に接続され得る。同様に、幾つかの実施形態では、RFトランシーバ回路722の総て又は一部は、インタフェース714の一部と考えられ得る。無線フロントエンド回路712は、無線接続を介して他のネットワークノード又はWDに送出されるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路712は、フィルタ718及び/又は増幅器716の組み合わせを使用して、適切なチャネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号にデジタルデータを変換し得る。そして、無線信号は、アンテナ711を介して送信され得る。同様に、データを受信した場合、アンテナ711は、無線信号を収集し、無線信号は、無線フロントエンド回路712によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路720に出力され得る。他の実施形態において、インタフェース回路は、異なるコンポーネント及び/又はコンポーネントの異なる組み合わせを含み得る。
処理回路720は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は他の任意の適切なコンピューティングデバイス、リソース、ハードウェア、ソフトウェアの組み合わせ、及び/又は、単独で、又はデバイス可読媒体730、WD710機能等の他のWD710コンポーネントと組み合わせて提供するように動作可能なエンコードされたロジックの1つ以上の組み合わせを含み得る。そのような機能は、本明細書で論じられる様々な無線機能、又は利益のいずれかを提供することを含み得る。例えば、処理回路720は、本開示の機能を提供するために、デバイス可読媒体730又は処理回路720内のメモリに格納された命令を実行し得る。
図示のように、処理回路720は、RFトランシーバ回路722、ベースバンド処理回路724、及びアプリケーション処理回路726のうちの1つ以上を含む。他の実施形態において、処理回路は、異なるコンポーネント及び/又はコンポーネントの異なる組み合わせを含み得る。特定の実施形態では、WD710の処理回路720は、SOCを含み得る。幾つかの実施形態では、RFトランシーバ回路網722、ベースバンド処理回路網724、及びアプリケーション処理回路網726は、別個のチップ又はチップのセット上にあり得る。代替実施形態では、ベースバンド処理回路724、アプリケーション処理回路726の一部又は総てを1つのチップ又はチップのセットに結合することができ、RFトランシーバ回路722は別のチップ又はチップのセットにあり得る。さらに別の実施形態では、RFトランシーバ回路722及びベースバンド処理回路724の一部又は総ては、同じチップ又はチップセットにあり、アプリケーション処理回路726は、別のチップ又はチップのセットにあり得る。さらに他の実施形態では、RFトランシーバ回路網722、ベースバンド処理回路網724、及びアプリケーション処理回路726は、同じチップ又はチップセットに結合され得る。幾つかの実施形態では、RFトランシーバ回路722は、インタフェース714の一部と考えられ得る。RFトランシーバ回路722は、処理回路720のためにRF信号を調整し得る。
特定の実施形態では、WDによって実行されるものとして本明細書で説明される機能の一部又は総ては、特定の実施形態ではコンピュータ可読記憶媒体であり得るデバイス可読媒体730に格納された命令を実行する処理回路720によって提供され得る。代替の実施形態では、機能の一部又は総ては、配線等の方法で、別個又は個別のデバイス可読媒体に格納された命令を実行することなく、処理回路720によって提供され得る。これらの実施形態のいずれにおいても、デバイス可読記憶媒体に格納された命令を実行するかどうかにかかわらず、処理回路720は、説明した機能を実行するように構成することができる。そのような機能によって提供される利点は、処理回路網720単独又はWD710の他のコンポーネントに限定されず、WD710によって、及び/又は一般にエンドユーザ及び無線ネットワークによって享受される。
処理回路720は、WDによって提供されるものとして本明細書で説明される任意の決定、計算、又は同様の操作(例えば、特定の取得操作)を実行するように構成される。処理回路720によって実行されるこれらの動作は、例えば、取得した情報を他の情報に変換する、取得した情報又は変換した情報をWD70に格納された情報と比較する、及び/又は、得られた情報又は変換された情報に基づいて、1つ以上の動作を実行し、その処理の結果として決定することを含む、処理回路720により得られる情報処理を含み得る。
デバイス可読媒体730は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、ロジック、ルール、コード、テーブル等の1つ以上を含むアプリケーション、及び/又は処理回路720によって実行可能な他の命令を格納するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体730の例は、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)又はリードオンリーメモリ(ROM))、マス記憶媒体(例えば、ハードディスクドライブ)、リムーバブル記憶媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)又はデジタルビデオディスク(DVD))、及び/又は、処理回路720が使用する、情報、データ、及び/又は命令を格納する、任意の他の揮発性若しくは不揮発性の非一時的なデバイス可読及び/又はコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む。幾つかの実施形態では、処理回路720及びデバイス可読媒体730は、統合されていると見なすことができる。
ユーザインタフェース機器732は、人間のユーザがWD710と相互作用することを可能にするコンポーネントを提供し得る。そのような相互作用は、視覚、聴覚、触覚等の多くの形態であり得る。ユーザインタフェース機器732は、ユーザへの出力を生成するように動作可能であり、ユーザがWD710に入力を提供することを可能にする。対話のタイプはWD710にインストールされたユーザインタフェース機器732の種類に応じて異なり得る。例えば、WD710がスマートフォンである場合、相互作用は、タッチスクリーンを介して行われ、WD710がスマートメーターである場合、対話は、使用状況を提供する画面(例えば、使用されたガロン数)又は可聴アラートを提供するスピーカ(例えば、煙が検出された場合)を介して行われ得る。ユーザインタフェース機器732は、入力インタフェース、デバイス及び回路、ならびに出力インタフェース、デバイス及び回路を含み得る。ユーザインタフェース機器732は、WD710への情報の入力を可能にするように構成され、処理回路720が入力情報を処理することを可能にするように処理回路720に接続される。ユーザインタフェース機器732は、例えば、マイクロホン、近接又は他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つ以上のカメラ、USBポート、又は他の入力回路を含み得る。ユーザインタフェース機器732はまた、WD710からの情報の出力を可能にし、処理回路720がWD710からの情報を出力することを可能にするように構成される。ユーザインタフェース機器732は、例えば、スピーカ、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインタフェイス、又はその他の出力回路を含み得る。ユーザインタフェース機器732の1つ以上の入力及び出力インタフェース、デバイス、及び回路を使用して、WD710は、エンドユーザ及び/又は無線ネットワークと通信し、それらが本明細書に記載の機能から利益を得ることができる。
補助機器734は、WDによって一般的に実行されないより特別な機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のための測定を行うための特殊なセンサ、有線通信等の追加のタイプの通信のためのインタフェースを備え得る。補助機器734の構成要素及びタイプは、実施形態及び/又はシナリオに応じて異なり得る。
電源736は、幾つかの実施形態では、電池又は電池パックの形態であり得る。外部電源(例えば、電気コンセント)、光起電装置又は電力セル等の他のタイプの電源も使用され得る。WD710は、本明細書に記載又は示される任意の機能を実行するために電源736からの電力を必要とするWD710の様々な部分に、電源736からの電力を送達する電源回路737をさらに含み得る。電源回路737は、特定の実施形態では、電力管理回路を含み得る。電源回路737は、追加的又は代替的に、外部電源から電力を受け取るように動作可能であり、その場合、WD710は、入力回路又は電力ケーブル等のインタフェースを介して外部電源(コンセント等)に接続可能であり得る。電源回路737はまた、特定の実施形態では、外部電源から電源736に電力を送達するように動作可能であり得る。これは、例えば、電源736の充電のためであり得る。電源回路737は、電力が供給されるWD710のそれぞれのコンポーネントに適した電力を生成するため、電源736からの電力の、任意のフォーマット、変換、又は他の修正を実行し得る。
図8は、本開示の種々の態様に従うUEの一実施形態を示している。本明細書で使用される"ユーザ装置"又は"UE"は、関連するデバイスを所有及び/又は操作する人間のユーザの意味で"ユーザ"を必ずしも有する必要はない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売又は人間のユーザによる操作を目的とするが、最初は特定の人間のユーザに関連付けられていないデバイス(例えば、スマートスプリンクラーコントローラ)を表し得る。代わりに、UEは、エンドユーザへの販売又はエンドユーザによる操作を目的としないが、ユーザの利益のために関連付けられるか又は操作され得るデバイス(例えば、スマートパワーメータ)を表し得る。UE8200は、NB-IoT UE、マシン型通信(MTC)UE、及び/又は拡張MTC(EMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)により特定される任意のUEであり得る。図8に示す様に、UE800は、3GPPのGSM、UMTS、LTE及び/又は5G規格等、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公布された1つ以上の通信規格に従って通信するように構成されたWDの一例である。上述した様に、用語WD及びUEは、総合に交換可能であり得る。したがって、図8ではUEであるが、以下の述べるコンポーネントは、WDにも等しく適用でき、その逆も同様である。
図8において、UE800は、入力/出力インタフェース805、無線周波数(RF)インタフェース809、ネットワーク接続インタフェース811、ランダムアクセスメモリ(RAM)817、読み出し専用メモリ(ROM)819及び記憶媒体821等を含むメモリ815、通信サブシステム831、電源833、及び/又は、任意の他のコンポーネント若しくはそれらの任意の組み合わせと、動作可能に接続された処理回路801を含む。記憶媒体821は、オペレーティングシステム823、アプリケーションプログラム825、及びデータ827を含む。他の実施形態では、記憶媒体821は、他の同様のタイプの情報を含み得る。特定のUEは、図8に示されるコンポーネントの総て、又はコンポーネントのサブセットのみを利用することができる。コンポーネント間の統合のレベルは、UEごとに異なる。さらに、特定のUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機等のコンポーネントの複数のインスタンスを含み得る。
図8において、処理回路801は、コンピュータ命令及びデータを処理するように構成され得る。処理回路801は、メモリに機械可読コンピュータプログラムとして格納された機械命令を実行するように動作する任意の順次状態マシンとして構成することができ、順次状態マシンは、例えば、1つ以上のハードウェア実装状態マシン(例えば、非離散論理、FPGA、ASIC等)、適切なファームウェアを有するプログラマブルロジック、1つ以上の格納プログラム、マイクロプロセッサ又はデジタル信号プロセッサ(DSP)の様な適切なソフトウェアを有する汎用処理回路、或いは、それらの任意の組み合わせである。例えば、処理回路801は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に適した形式の情報である。
本実施形態では、入力/出力インタフェース805は、入力デバイス、出力デバイス、又は、入出力デバイスに通信インタフェースを提供する様に構成され得る。UE800は、入出力インタフェース805を介して出力デバイスを使用する様に構成され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインタフェースポートを使用し得る。例えば、USBポートは、UE800への入力と、UE800からの出力と、を提供するために使用され得る。出力デバイスは、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、他の出力装置、或いは、それらの任意の組み合わせであり得る。UE800は、ユーザがUE800に情報を取り込むことを可能にするために入力/出力インタフェース805を介して入力デバイスを使用するように構成され得る。入力デバイスは、タッチセンシティブ又はプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(例えば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラ等)、マイク、センサ、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカード等を含み得る。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を感知するための容量性又は抵抗性タッチセンサを含み得る。センサは、例えば、加速度計、ジャイロスコープ、傾斜センサ、力センサ、磁力計、光学センサ、近接センサ、他の同様のセンサ、又は、それらの任意の組み合わせであり得る。例えば、入力装置は、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロホン、及び、光学センサであり得る。
図8において、RFインタフェース809は、送信機、受信機及びアンテナ等のRFコンポーネントに通信インタフェースを提供するように構成され得る。ネットワーク接続インタフェース811は、ネットワーク843aへの通信インタフェースを提供するように構成され得る。ネットワーク843aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、他の同様のネットワーク、或いは、それらの任意の組み合わせ等の、有線及び無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク843aは、Wi-Fiネットワークを含み得る。ネットワーク接続インタフェース811は、イーサネット(登録商標)、TCP/IP、SONET、ATM等の1つ以上の通信プロトコルに従い、通信ネットワークを介して1つ以上の他のデバイスと通信するために使用される受信機及び送信機インタフェースを含むように構成され得る。ネットワーク接続インタフェース811は、通信ネットワークリンクに適切な受信機及び送信機機能(例えば、光、電気等)を実現し得る。送信機機能及び受信機機能は、回路コンポーネント、ソフトウェア又はファームウェアを共有してもよく、あるいはその代わりに別々に実装されてもよい。
RAM817は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、及び、デバイスドライバ等のソフトウェアプログラムの実行中にデータ又はコンピュータ命令の記憶又はキャッシングを提供するためにバス802を介して処理回路801にインタフェースするように構成され得る。ROM819は、コンピュータ命令又はデータを処理回路801に提供するように構成され得る。例えば、ROM819は、基本入出力(I/O)、不揮発性メモリに記憶されているキーボードからのキーストロークの起動又は受信等の基本システム機能のための不変の低レベルシステムコード又はデータであるように構成され得る。記憶媒体821は、RAM、ROM、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、フラッシュドライブ等のメモリを含むように構成され得る。一例では、記憶媒体821は、オペレーティングシステム823、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェット若しくはガジェットエンジ、又は、他のアプリケーション等のアプリケーションプログラム825、データファイル827を含むように構成され得る。記憶媒体821は、UE800による使用のために、様々なオペレーティングシステム又はオペレーティングシステムの組み合わせを格納し得る。
記憶媒体821は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)、光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS)、光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMMSDRAM、加入者識別モジュール又はリムーバブルユーザ識別(SIM/RUIM)モジュール等のスマートカードメモリ、他のメモリ、或いは、それらの任意の組み合わせといった、複数の物理ドライブユニットを含むように構成され得る。記憶媒体821は、UE800が、一時的又は非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラム等にアクセスすること、データをオフロードすること、データをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品は、コンピュータ可読媒体を含み得る記憶媒体821内に有形に具体化することができる。
図8において、処理回路801は、通信サブシステム831を使用してネットワーク843bと通信するように構成され得る。ネットワーク843a及びネットワーク843bは、同じネットワーク、又は、異なる複数のネットワークであり得る。通信サブシステム831は、ネットワーク843bと通信するために使用される1つ以上のトランシーバを含むように構成され得る。例えば、通信サブシステム831は、IEEE802、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxといった、1つ以上の通信プロトコルに従って、別のWD、UE又は無線アクセスネットワーク(RAN)の基地局の様な無線通信が可能な他のデバイスの1つ以上の遠隔トランシーバと通信するために使用される1つ以上のトランシーバを含むように構成され得る。各トランシーバは、RANリンク(例えば、周波数割り当て等)に適切な、送信機又は受信機の機能それぞれを実現するための送信機833及び/又は受信機835を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機833及び受信機835は、回路コンポーネント、ソフトウェア、ファームウェアを共有してもよく、あるいは別々に実装されてもよい。
図示する実施形態において、通信サブシステム831の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、ブルートゥース等の近距離通信、近距離無線通信、位置を判定するための全地球測位システム(GPS)の使用等の位置ベースの通信、他の同様の通信機能、或いは、それらの任意の組み合わせを含み得る。例えば、通信サブシステム831は、セルラ通信、Wi-Fi通信、ブルートゥース通信、GPS通信を含み得る。ネットワーク843bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、他の同様のネットワーク、或いは、それらの任意の組み合わせ等の、有線及び無線通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク843bは、セルラネットワーク、Wi-Fiネットワーク、及び/又は近距離無線ネットワークであり得る。電源813は、UE800のコンポーネントに交流(AC)電力又は直流(DC)電力を供給するように構成され得る。
本開示の特徴、利点及び/又は機能は、UE800のコンポーネントのうちの1つに実装することも、UE800の複数のコンポーネントにわたって分割することもできる。さらに、本開示の特徴、利点及び/又は機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアの任意の組み合わせで実現され得る。一例において、通信サブシステム831は、本開示のコンポーネントのいずれかを含むように構成され得る。さらに、処理回路801は、バス802を介してそのようなコンポーネントのうちのいずれかと通信するように構成され得る。別の例において、そのようなコンポーネントのうちのいずれかは、メモリに格納されたプログラム命令によって表され、処理回路801で実行されると、本開示の対応する機能を実行する。別の例において、そのようなコンポーネントのうちのいずれかの機能は、処理回路801と通信サブシステム831とに分割され得る。別の例において、そのようなコンポーネントのうちのいずれかの非計算集約的機能は、ソフトウェア又はファームウェアで実装され、計算集約的機能はハードウェアで実装され得る。
図9は、幾つかの実施形態によって実装される機能を仮想化し得る仮想化環境900を示す概略ブロック図である。本文脈において、仮想化とは、ハードウェアプラットフォーム、ストレージデバイス、及びネットワークリソースの仮想化を含み得る、装置又はデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される様に、仮想化は、ノード(例えば、仮想化基地局又は仮想化無線アクセスノード)又はデバイス(例えば、UE、無線デバイス又は任意の他のタイプの通信デバイス)又はそれらのコンポーネントに適用され、機能の少なくとも一部が、(例えば、1つ以上のネットワークの1つ以上の物理処理ノードを実行する、1つ以上のアプリケーション、コンポーネント、機能、仮想マシン、又はコンテナを介して)1つ以上の仮想コンポーネントとして実現することに関連する。
幾つかの実施形態では、本明細書で説明される機能の一部又は総ては、1つ以上のハードウェアノード930でホストされる、1つ以上の仮想環境900で実現される1つ以上の仮想マシンにより実行される仮想コンポーネントとして実現され得る。仮想ノードが無線アクセスノードではない、或いは、無線接続を必要としない場合(コアネットワークノード等)の実施形態において、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
機能は、本実施形態で説明される特徴、機能、及び/又は利点の幾つかを実現する様に動作する1つ以上のアプリケーション920(ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能等と呼ばれ得る)によって実現され得る。アプリケーション920は、処理回路960及びメモリ990を含むハードウェア930を提供する仮想化環境900で実行される。メモリ990は、処理回路960によって実行可能な命令995を含み、それにより、アプリケーション920は、開示されている特徴、利点、及び/又は機能の1つ以上を提供する様に動作する。
仮想化環境900は、市販の(COTS)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)であり得る1つ以上のプロセッサ又は処理回路960、又は、デジタル又はアナログのハードウェアコンポーネントや専用プロセッサを含むその他のタイプの処理回路のセットを有する汎用又は専用ネットワークハードウェアデバイス930を備える。各ハードウェアデバイスは、命令995又は処理回路960によって実行されるソフトウェアを一時的に格納するための非永続的メモリであり得るメモリ990-1を含み得る。各ハードウェアデバイスは、ネットワークインターフェースカードとしても知られ、物理ネットワークインタフェース980を含む、1つ以上のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)970を含み得る。各ハードウェアデバイスは、また、ソフトウェア995及び/又は処理回路960により実行可能な命令を格納する、非一時的、永続的、かつ、機械可読記憶媒体990-2を含み得る。ソフトウェア995は、1つ以上の仮想化層950(ハイパーバイザとも呼ばれる)をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン940を実行するためのソフトウェア、ならびに本明細書の幾つかの実施形態に関連して説明される機能、特徴及び/又は利点を実行することを可能にするソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン940は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキング又はインタフェース及び仮想ストレージを含み、対応する仮想化層950又はハイパーバイザによって実行され得る。仮想アプライアンス920のインスタンスの異なる実施形態は、1つ以上の仮想マシン940上で実行されてもよく、実装は、異なる方法でも行われ得る。
動作中、処理回路960は、ソフトウェア995を実行して、ハイパーバイザ又は仮想化層950をインスタンス化し、これは、仮想マシンモニタ(VMM)として参照され得る。仮想化層950は、仮想マシン940に対してネットワークハードウェアの様に見える仮想オペレーティングプラットフォームを提示し得る。
図9に示す様に、ハードウェア930は、一般的な又は特定のコンポーネントを備えたスタンドアロンネットワークノードであり得る。ハードウェア930は、アンテナ9225を備えることができ、仮想化を介して幾つかの機能を実装し得る。あるいは、ハードウェア930は、多くのハードウェアノードが連携して動作し、アプリケーション920のライフサイクル管理を監督する、管理及びオーケストレーション(MANO)9100を介して管理されるハードウェアの大きなクラスタ(例えば、データセンタや顧客宅内機器(CPE)等)の一部であり得る。
ハードウェアの仮想化は、一部の文脈ではネットワーク機能仮想化(NFV)と参照される。NFVを使用して、多くのネットワーク機器タイプを、業界標準の大容量サーバハードウェア、物理スイッチ、及びデータセンタに配置できる物理ストレージ、及び顧客宅内機器に統合できる。
NFVの文脈において、仮想マシン940は、あたかもそれらが物理的な非仮想化マシンで実行されているかの様にプログラムを実行する物理マシンのソフトウェア実装であり得る。仮想マシン940のそれぞれ、及びその仮想マシンを実行するハードウェア930のその部分は、その仮想マシン専用のハードウェア及び/又はその仮想マシンによって他の仮想マシン940と共有されるハードウェアであり、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を形成する。
NFVの文脈において、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ930上の1つ以上の仮想マシン940で実行され、図9のアプリケーション920に対応する特定のネットワーク機能を処理するとに責任を負う。
幾つかの実施形態では、それぞれが1つ以上の送信機9220及び1つ以上の受信機9210を含む1つ以上の無線ユニット9200は、1つ以上のアンテナ9225に結合され得る。無線ユニット9200は、1つ以上の適切なネットワークインタフェースを介してハードウェアノード930と直接通信し、無線アクセスノードや基地局等の仮想ノードに無線能力を提供するために、仮想コンポーネントと組み合わせて使用され得る。
幾つかの実施形態において、幾つかのシグナリングは、ハードウェアノード930と無線ユニット9200との間の通信に代わりに使用され得る制御システム9230を使用してもたらされ得る。
一実施形態に従う図10を参照すると、通信システムは、3GPPタイプのセルラネットワーク等の通信ネットワーク1010を含み、通信ネットワーク1010は、無線アクセスネットワーク等のアクセスネットワーク1011とコアネットワーク1014とを含む。アクセスネットワーク1011は、NB、eNB、gNB又は他のタイプの無線アクセスポイント等の複数の基地局1012a、1012b、1012cを備え、それぞれが対応するカバレッジエリア1013a、1013b、1013cを定義する。各基地局1012a、1012b、1012cは、有線又は無線接続1015を介してコアネットワーク1014に接続可能である。カバレッジエリア1013cに位置する第1UE1091は、対応する基地局1012cに無線で接続する、或いは、ページングされるように構成される。カバレッジエリア1013aの第2UE1092は、対応する基地局1012aに無線で接続可能である。複数のUE1091、1092がこの例に示されているが、開示された実施形態は、単一UEがカバレッジエリアにある状況、又は、単一UEが対応する基地局1012に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク1010自体は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバのハードウェア及び/又はソフトウェアにより、又は、サーバファームの処理リソースとして具現化され得るホストコンピュータ1030に接続される。ホストコンピュータ1030は、サービスプロバイダの所有権又は管理下にあり得るか、又はサービスプロバイダによって又はサービスプロバイダに代わって操作され得る。通信ネットワーク1010とホストコンピュータ1030との間の接続1021、1022は、コアネットワーク1014からホストコンピュータ1030まで直接延長してもよく、又はオプションの中間ネットワーク1020を介してもよい。中間ネットワーク1020は、パブリック、プライベート、又はホストされたネットワークの1つ、又は2つ以上の組み合わせであっても良く、中間ネットワーク1020(ある場合)は、バックボーンネットワーク又はインターネットである場合があり、特に、中間ネットワーク1020は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を備えてもよい。
図10の通信システムは全体として、接続されたUE1001、1092とホストコンピュータ1030との間の接続を可能にする。接続性は、オーバーザトップ(OTT)接続1050として説明され得る。ホストコンピュータ1030及び接続されたUE1091、1092は、アクセスネットワーク1011、コアネットワーク1014、任意の中間ネットワーク1020及び、仲介者としての可能なさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を使用して、OTT接続1050を介してデータ及び/又はシグナリングを通信するように構成される。OTT接続1050は、OTT接続1050が通過する参加通信デバイスがアップリンク及びダウンリンク通信のルーティングを認識しないという意味で透過的であり得る。例えば、基地局1012は、接続されたUE1091に転送される(例えば、引き渡される)ホストコンピュータ1030から発信されるデータとの着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて通知されないか、又は通知される必要はない。同様に、基地局1012は、UE1091からホストコンピュータ1030に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
一実施形態による、前述の段落で説明したUE、基地局、及びホストコンピュータの例示的な実装形態を、図11を参照して説明する。通信システム1100において、ホストコンピュータ1110は、通信システム1100の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線接続をセットアップ及び維持するように構成された通信インタフェース1116を含むハードウェア1115を備える。ホストコンピュータ1110は、記憶及び/又は処理能力を有し得る処理回路1118をさらに備える。特に、処理回路1118は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ1110は、処理回路1118によって実行可能であるソフトウェア1111をさらに備え、ソフトウェア511は、ホストコンピュータ1110に格納されるか、ホストコンピュータ510によってアクセス可能である。ソフトウェア1111は、ホストアプリケーション1112を含む。ホストアプリケーション1112は、UE1130とホストコンピュータ1110で終端されるOTT接続1150を介して接続する、UE1130の様なリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際、ホストアプリケーション1112は、OTT接続1150を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム1100は、通信システムに設けられ、ホストコンピュータ1110及びUE1130と通信することを可能にするハードウェア1125を備える基地局1120をさらに含む。ハードウェア1125は、通信システム1100の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線又は無線接続を設定及び維持するための通信インタフェース1126と、少なくとも、基地局1120がサービスを提供するカバレッジエリア(図11には示されていない)にあるUE1130との無線接続1170を設定及び維持するための無線インタフェース1127と、を含み得る。通信インタフェース1126は、ホストコンピュータ1110への接続1160を促進するように構成され得る。接続1160は直接であってもよいし、通信システムのコアネットワーク(図11には図示せず)及び/又は通信システムの外部の1つ以上の中間ネットワークを通過してもよい。実施形態において、基地局1120のハードウェア1125は、処理回路1128をさらに備え、処理回路528は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を備え得る。基地局1120は、内部に格納されたソフトウェア1121又は外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア521をさらに有する。
通信システム1100は、既に言及したUE1130をさらに含む。そのハードウェア1135は、UE1130が現在位置するカバレッジエリアにサービスを提供する基地局との無線接続1170を設定及び維持するように構成された無線インタフェース1137を含み得る。UE1130のハードウェア1135は、処理回路1138をさらに備え、処理回路2038は、命令を実行するように適合された1つ以上のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらの組み合わせ(図示せず)を備え得る。UE1130は、処理回路1138によって実行可能であるソフトウェア1131をさらに備え、ソフトウェア1131は、UE1130に格納されるか、UE1130によってアクセス可能である。ソフトウェア1131は、クライアントアプリケーション1132を含む。クライアントアプリケーション1132は、ホストコンピュータ1110のサポートにより、UE1130を介して人間又は非人間のユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ1110において、実行中のホストアプリケーション1112は、UE1130及びホストコンピュータ1110で終端するOTT接続1150を介して実行中のクライアントアプリケーション1132と通信することができる。ユーザにサービスを提供する際、クライアントアプリケーション1132は、ホストアプリケーション1112からリクエストデータを受信し、リクエストデータに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続1150は、リクエストデータとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション1132は、ユーザと対話して、提供するユーザデータを生成することができる。
図11に示されるホストコンピュータ1110、基地局1120及びUE1130は、それぞれ、図10のホストコンピュータ1030、基地局1012a、1012b、1012cのうちの1つ、及び、UE1091、1092のうちの1つと同様又は同一であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部動作は図11のようになり、独立して、周囲のネットワークトポロジは図10のようになり得る。
図11において、OTT接続1150は、基地局1120を介したホストコンピュータ1110とUE1130間の通信を示すために抽象的に描かれ、中間デバイスやこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングは明示されていない。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを決定してもよく、ルーティングは、UE1130又はホストコンピュータ1110を操作するサービスプロバイダ、又はその両方から隠すように構成されてもよい。OTT接続1150がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを動的に変更する決定をさらに行うことができる(例えば、ネットワークの負荷分散の検討又は再構成に基づいて)。
UE1130と基地局1120との間の無線接続1170は、本開示を通して説明される実施形態の教示に従う。1つ以上の様々な実施形態は、無線接続1170が最後のセグメントを形成するOTT接続1150を使用して、UE1130に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、無線デバイスからネットワークノードへの情報の送信を改善し、それによって、信号の減少等の利点を提供し得る。
測定手順は、データレート、待ち時間、及び1つ以上の実施形態が改善される他の要因を監視する目的で提供されてもよい。さらに、測定結果の変動に応じて、ホストコンピュータ1110とUE1130との間のOTT接続1150を再構成するためのオプションのネットワーク機能があり得る。OTT接続1150を再構成するための測定手順及び/又はネットワーク機能は、ホストコンピュータ1110のソフトウェア1111及びハードウェア1115、UE1130のソフトウェア1131及びハードウェア1135、或いは、その両方で実装され得る。実施形態において、センサ(図示せず)は、OTT接続1150が通過する通信デバイス内に、又はそれに関連して配置され、センサは、上記で例示した監視量の値を提供するか、ソフトウェア1111、1131が監視量を計算又は推定できる他の物理量の値を提供することにより、測定手順に参加できる。OTT接続1150の再構成には、メッセージ形式、再送信設定、優先ルーティング等が含まれ、再構成は基地局1120に影響を与えず、基地局1120にとって未知又は感知できない可能性がある。そのような手順及び機能は、当技術分野で知られ実践されている場合がある。特定の実施形態において、測定は、スループット、伝播時間、待ち時間等のホストコンピュータ1110の測定を容易にする独自のUEシグナリングを含み得る。測定は、ソフトウェア1111、1131が、OTT接続1150を使用して、伝播時間、エラー等を監視しながら、メッセージ、特に空又は"ダミー"メッセージを送信するように実装できる。
図12は、一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、及びUEを含み、それらは図10及び11を参照して説明されたものであり得る。本開示を単純化するために、図12への参照図面のみがこのセクションに含まれる。ステップ1210では、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ1210のサブステップ1211(オプションであり得る)において、ホストコンピュータはホストアプリケーションを実行することによりユーザデータを提供する。ステップ1220において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。ステップ1230において、基地局は、本開示を通して説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信で搬送されたユーザデータをUEに送信する。ステップ1240(オプションであり得る)において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図13は、一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、及びUEを含み、それらは図10及び11を参照して説明されたものであり得る。本開示を単純化するために、図13への参照図面のみがこのセクションに含まれる。この方法のステップ1310において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。オプションのサブステップ(図示せず)では、ホストコンピュータはホストアプリケーションを実行することによりユーザデータを提供する。ステップ1320において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに搬送する送信を開始する。本開示を通して説明される実施形態の教示に従い、送信は、基地局を通過し得る。ステップ1330(オプションであり得る)において、UEは、送信で搬送されたユーザデータを受信する。
図14は、一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、及びUEを含み、それらは図10及び11を参照して説明されたものであり得る。本開示を単純化するために、図14への参照図面のみがこのセクションに含まれる。ステップ1410(オプションであり得る)において、UEは、ホストコンピュータにより提供されたデータを入力する。追加又は代替として、ステップ1420で、UEはユーザデータを提供する。ステップ1420のサブステップ1421(オプションであり得る)において、UEはクライアントアプリケーションを実行することによりユーザデータを提供する。ステップ1410のサブステップ1411(オプションであり得る)において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受け取ったユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の方法に関係なく、UEは、サブステップ1430(オプションであり得る)において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。方法のステップ1440において、ホストコンピュータは、本開示を通して説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図15は、一実施形態による、通信システムで実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、及びUEを含み、それらは図10及び11を参照して説明されたものであり得る。本開示を単純化するために、図15への参照図面のみがこのセクションに含まれる。ステップ1510(オプションであり得る)において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局はUEからユーザデータを受信する。ステップ1520(オプションであり得る)において、基地局は、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。ステップ1530(オプションであり得る)において、ホストコンピュータは、基地局により開始された送信で搬送されたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、又は利点は、1つ又は複数の仮想装置の1つ又は複数の機能ユニット又はモジュールを通じて実行され得る。各仮想装置は、これらの機能ユニットを幾つか備え得る。これらの機能ユニットは、1つ以上のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含み得る処理回路と、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理等を含み得る他のデジタルハードウェアと、を含み得る。処理回路は、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成され、メモリは、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光ストレージデバイス等の1つ以上のタイプのメモリを含み得る。メモリに格納されたプログラムコードは、1以上の通信及び/又はデータ通信プロトコルを実行するプログラム命令と、幾つかの実施形態においては、本明細書に記載された技術の一つ以上を実行するためのプログラム命令を含む。幾つかの実装形態において、処理回路は、本開示の1つ以上の実施形態による対応する機能を各機能ユニット実行させるために使用され得る。
図16は、特定の実施形態による方法を示し、方法は、ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの表示を受信するステップ1602で始まる。ステップ1604において、方法は、能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つを無線デバイスがサポートすることに応答して、1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つから第1プロトコルを選択することを含む。ステップ1606において、方法は、第1プロトコルに従い、基地局に無線デバイスに関連付けられた能力情報を送信することを含む。方法は、ネットワークの基地局に能力情報を送信するために無線デバイスによって実行され得る。
図17は、無線ネットワーク(例えば、図7に示す無線ネットワーク)内の装置1700の概略的なブロック図である。装置は、無線デバイス又はネットワークノード(例えば、図7に示される無線デバイス710又はネットワークノード760)として実現され得る。装置1700は、図16を参照して説明した例示的な方法、及びおそらく本明細書で開示される他の任意のプロセス又は方法を実行するように動作可能である。図16の方法は必ずしも装置1700によってのみ実行されるとは限らないことも理解されるべきである。方法の少なくとも幾つかの動作は、1つ以上の他のエンティティによって実行され得る。
仮想装置1700は、1つ以上のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含み得る処理回路と、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理等を含み得る他のデジタルハードウェアと、を含み得る。処理回路は、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成され、メモリは、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光ストレージデバイス等の1つ以上のタイプのメモリを含み得る。メモリに格納されたプログラムコードは、1つ以上の通信及び/又はデータ通信プロトコルを実行するプログラム命令と、幾つかの実施形態においては、本明細書に記載された技術の一つ以上を実行するためのプログラム命令を含む。幾つかの実装形態において、処理回路は、受信ユニット1702、選択ユニット1704、送信ユニット1706、及び、装置1700の他の任意の適切なユニットに、本開示の1つ以上の実施形態による対応する機能を実行させるために使用され得る。
図17に示されるように、装置1700は、受信ユニット1702、選択ユニット1704、及び送信ユニット1706を含む。受信ユニット1702は、ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの表示を受信する様に構成される。選択ユニット1704は、能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つを無線デバイスがサポートすることに応答して、1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つから第1プロトコルを選択する様に構成される。送信ユニット1706は、第1プロトコルに従い、基地局に無線デバイスに関連付けられた能力情報を送信する様に構成される。
図18は、特定の実施形態による方法を示し、方法は、ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの表示の送信を開始するステップ1802で始まる。ステップ1804において、方法は、無線デバイスが1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つをサポートすることに応答して、1つ以上のプロトコルの内の第1プロトコルに従って、無線デバイスに関連付けられた能力情報を受信することを含む。方法は、基地局又はネットワークの別のノードによって実行され得る。
図19は、無線ネットワーク(例えば、図7に示す無線ネットワーク)内の装置1900の概略的なブロック図である。装置は、無線デバイス又はネットワークノード(例えば、図7に示される無線デバイス710又はネットワークノード760)として実現され得る。装置1900は、図18を参照して説明した例示的な方法、及びおそらく本明細書で開示される他の任意のプロセス又は方法を実行するように動作可能である。図18の方法は必ずしも装置1900によってのみ実行されるとは限らないことも理解されるべきである。方法の少なくとも幾つかの動作は、1つ以上の他のエンティティによって実行され得る。
仮想装置1900は、1つ以上のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含み得る処理回路と、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理等を含み得る他のデジタルハードウェアと、を含み得る。処理回路は、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成され、メモリは、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光ストレージデバイス等の1つ以上のタイプのメモリを含み得る。メモリに格納されたプログラムコードは、1以上の通信及び/又はデータ通信プロトコルを実行するプログラム命令と、幾つかの実施形態においては、本明細書に記載された技術の一つ以上を実行するためのプログラム命令を含む。幾つかの実装形態において、処理回路は、送信ユニット1902、受信ユニット1904、及び、装置1900の他の任意の適切なユニットに、本開示の1つ以上の実施形態による対応する機能を実行させるために使用され得る。
図19に示されるように、装置1900は、送信ユニット1902及び受信ユニット1904を含む。送信ユニット1902は、ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの表示の送信を開始する様に構成される。受信ユニット1904は、1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つを無線デバイスがサポートすることに応答して、1つ以上のプロトコルの内の第1プロトコルに従って、無線デバイスに関連付けられた能力情報を受信する様に構成される。
ユニットという用語は、電気、電気デバイス、及び/又は、電子デバイスの分野で従来の意味を有し、例えば、電気及び/又は電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理ソリッドステート及び/又はディスクリートデバイス、それぞれのタスク、手順、計算、出力、及び/又は表示機能等を実行するためのコンピュータプログラム又は命令を含み得る。
以下の番号付きステートメントは、実施形態の特定の態様に関する追加情報を提供する。
1.ネットワークの基地局に能力情報を送信するために無線デバイスによって実行される方法であって、
ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの表示を受信することと、
能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つを無線デバイスがサポートすることに応答して、
1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つから第1プロトコルを選択することと、
第1プロトコルに従い、基地局に無線デバイスに関連付けられた能力情報を送信することと、
を含む方法。
2.ステートメント1に記載の方法であって、
表示は、1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられた優先度を識別し、
選択するステップは、無線デバイスによってサポートされる1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つから、最も高い優先度に関連付けられたプロトコルを選択することによって、第1プロトコルを選択することを含む、方法。
3.ステートメント2に記載の方法であって、
表示は、優先度の順に1つ以上のプロトコルをリスト化することにより、1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられた優先度を識別する、方法。
4.ステートメント2に記載の方法であって、
表示は、明示的な優先度の値を1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けることにより、1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられた優先度を識別する、方法。
5.前述のステートメントのいずれかに記載の方法であって、
無線デバイスが、1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つをサポートしないことに応答して、能力情報を送信するためのレガシープロトコルを選択し、レガシープロトコルに従って基地局に無線デバイスに関連付けられた能力情報を送信することを含む、方法。
6.前述のステートメントのいずれかに記載の方法であって、
第1プロトコルに従って基地局に無線デバイスに関連付けられた能力情報を送信するステップは、第1プロトコルの表示と共に能力情報を送信することをさらに含む、方法。
7.前述のステートメントのいずれかに記載の方法であって、
表示は、1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられたフィルタを識別し、フィルタは、関連付けられたプロトコルに従って無線デバイスが送信すべき能力情報を示す、方法。
8.ステートメント7に記載の方法であって、
無線デバイスに関連付けられた能力情報は、第1プロトコルに関連付けられた第1フィルタによって示される能力情報を含む、方法。
9.前述のステートメントのいずれかに記載の方法であって、
1つ以上のプロトコルは、圧縮を利用するプロトコル、セグメン化を利用するプロトコル、及び、圧縮とセグメント化の両方を利用する組み合わせプロトコルのうちの1つ以上を含む、方法。
10.前述のステートメントのいずれかに記載の方法であって、
1つ以上のプロトコルの表示は、能力情報の要求の一部として基地局から受信される、方法。
11.前述のステートメントのいずれかに記載の方法であって、
表示は、1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられたサイズ表示を識別子、サイズ表示は、無線デバイスによって送信される能力情報を含むメッセージの最大サイズと、能力情報を送信するために無線デバイスによって送信されるメッセージの最大数の内の1つを示す、方法。
12.前述のステートメントのいずれかに記載の方法であって、
1つ以上のプロトコルは、圧縮を利用するプロトコルを含み、表示は、圧縮を利用するプロトコルで利用可能な複数の構成オプションのそれぞれに関連付けられたそれぞれの優先度を識別する、方法。
13.前述のステートメントのいずれかに記載の方法であって、さらに、
ユーザデータを提供することと、
ユーザデータを、基地局への送信を介してホストコンピュータに転送することと、をさらに含む方法。
14.基地局で無線デバイスからの能力情報の受信を制御するためにネットワークノードによって実行される方法であって、
ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの表示の送信を開始することと、
1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つを無線デバイスが、サポートすることに応答して、1つ以上のプロトコルの内の第1プロトコルに従って、無線デバイスに関連付けられた能力情報を受信することと、を含む方法。
15.ステートメント14に記載の方法であって、
表示は、1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられた優先度を識別する、方法。
16.ステートメント15に記載の方法であって、
表示は、優先度の順に1つ以上のプロトコルをリスト化することにより、1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられた優先度を識別する、方法。
17.ステートメント14に記載の方法であって、
表示は、明示的な優先度の値を1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けることにより、1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられた優先度を識別する、方法。
18.ステートメント14から17のいずれか1つに記載の方法であって、
無線デバイスが、1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つをサポートしないことに応答して、レガシープロトコルに従って、無線デバイスに関連付けられた能力情報を受信することを含む、方法。
19.ステートメント14から17のいずれか1つに記載の方法であって、
無線デバイスに関連付けられた能力情報を受信するステップは、第1プロトコルの表示と共に能力情報を受信することをさらに含む、方法。
20.ステートメント14から17のいずれか1つに記載の方法であって、
表示は、1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられたフィルタを識別し、フィルタは、関連付けられたプロトコルに従って無線デバイスが送信すべき能力情報を示す、方法。
21.ステートメント20に記載の方法であって、
無線デバイスに関連付けられた能力情報は、第1プロトコルに関連付けられた第1フィルタによって示される能力情報を含む、方法。
22.ステートメント14から21のいずれか1つに記載の方法であって、
1つ以上のプロトコルは、圧縮を利用するプロトコル、セグメン化を利用するプロトコル、及び圧縮とセグメント化の両方を利用する組み合わせプロトコルの内の1つ以上を含む、方法。
23.ステートメント14から22のいずれか1つに記載の方法であって、
1つ以上のプロトコルの表示は、無線デバイスからの能力情報の要求の一部として送信される、方法。
24.ステートメント14から23のいずれか1つに記載の方法であって、
表示は、1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられたサイズ表示を識別し、サイズ表示は、無線デバイスによって送信される能力情報を含むメッセージの最大サイズと、能力情報を送信するために無線デバイスによって送信されるメッセージの最大数の内の1つを示す、方法。
25.ステートメント14から24のいずれか1つに記載の方法であって、
1つ以上のプロトコルは、圧縮を利用するプロトコルを含み、表示は、圧縮を利用するプロトコルで利用可能な複数の構成オプションのそれぞれに関連付けられたそれぞれの優先度を識別する、方法。
26.前述のステートメントのいずれかに記載の方法であって、さらに、
ユーザデータを取得することと、
ユーザデータをホストコンピュータ又は無線デバイスに転送することと、をさらに含む方法。
27.基地局に能力情報を送信する無線デバイスであって、
ステートメント1から13のいずれかのステップのいずれかを実行する様に構成された処理回路と、
無線デバイスに電力を供給する様に構成された電力供給回路と、
を備えている無線デバイス。
28.無線デバイスからの能力情報の受信を制御する基地局であって、
ステートメント14から26のいずれかのステップのいずれかを実行する様に構成された処理回路と、
基地局に電力を供給する様に構成された電力供給回路と、
を備えている基地局。
29.基地局に能力情報を送信するユーザ装置(UE)であって、
無線信号を送受信する様に構成されたアンテナと、
アンテナ及び処理回路に接続され、アンテナと処理回路との間で通信される信号を調整する様に構成された無線フロントエンド回路と、
ステートメント1から13のいずれかのステップのいずれかを実行する様に構成された処理回路と、
処理回路に接続され、処理回路により処理される情報のUEへの入力を可能とする様に構成された入力インタフェースと、
処理回路に接続され、処理回路により処理された情報をUEから出力する様に構成された出力インタフェースと、
処理回路に接続され、UEに電力を供給する様に構成されたバッテリと、
を備えているUE。
30.ホストコンピュータを含む通信システムであって、
ユーザデータを提供する様に構成された処理回路と、
ユーザ装置(UE)への送信のため、ユーザデータをセルラネットワークに転送する様に構成された通信インタフェースと、を備え、
セルラネットワークは、無線インタフェース及び処理回路を有する基地局を含み、基地局の処理回路は、ステートメント14から26のいずれかのステップのいずれかを実行する様に構成された、通信システム。
31.ステートメント30に記載の通信システムであって、
基地局をさらに含む、通信システム。
32.ステートメント30又は31の通信システムであって、
UEをさらに備え、UEは、基地局と通信する様に構成される、通信システム。
33.ステートメント30から32のいずれか1つに記載の通信システムであって、
ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように構成され、それによりユーザデータを提供し、
UEは、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する様に構成された処理回路を有する、通信システム。
34.ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置(UE)を含む通信システムで実行される方法であって、
ホストコンピュータがユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータが、基地局を含むセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を開始することと、を含み、基地局は、ステートメント14から26のいずれかのステップのいずれかを実行する様に構成される、方法。
35.ステートメント34に記載の方法であって、基地局がユーザデータを送信することをさらに含む、方法。
36.ステートメント34又は35に記載の方法であって、
ユーザデータは、ホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータで提供され、
方法は、UEが、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行することをさらに含む、方法。
37.基地局と通信する様に構成されたユーザ装置(UE)であって、
無線インタフェースと、
ステートメント34から36のいずれかのステップのいずれかを実行する様に構成された処理回路と、
を備えているUE。
38.ホストコンピュータを含む通信システムであって、
ユーザデータを提供する様に構成された処理回路と、
ユーザ装置(UE)への送信のため、ユーザデータをセルラネットワークに転送する様に構成された通信インタフェースと、を備え、
UEは、無線インタフェース及び処理回路を有し、UEのコンポーネントは、ステートメント1から13のいずれかのステップのいずれかを実行する様に構成される、通信システム。
39.ステートメント38に記載の通信システムであって、
セルラネットワークは、UEと通信する様に構成された基地局をさらに含む、通信システム。
40.ステートメント38から39のいずれか1つに記載の通信システムであって、
ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように構成され、それによりユーザデータを提供し、
UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する様に構成される、通信システム。
41.ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置(UE)を含む通信システムで実行される方法であって、
ホストコンピュータがユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータが、基地局を含むセルラネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を開始することと、を含み、
基地局は、ステートメント1から13のいずれかのステップのいずれかを実行する様に構成される、方法。
42.ステートメント41に記載の方法であって、
UEが基地局からユーザデータを受信することをさらに含む、方法。
43.ホストコンピュータを含む通信システムであって、
ユーザ装置(UE)から基地局への送信により生じるユーザデータを受信するように構成された通信インタフェースを備え、
UEは、無線インタフェース及び処理回路を有し、UEのコンポーネントは、ステートメント1から13のいずれかのステップのいずれかを実行する様に構成される、通信システム。
44.ステートメント43に記載の通信システムであって、
UEをさらに含む、通信システム。
45.ステートメント43又は44に記載の通信システムであって、
基地局をさらに含み、基地局は、
UEと通信するように構成された無線インタフェースと、
UEから基地局への送信によって搬送されるユーザデータをホストコンピュータに転送するように構成された通信インタフェースと、を備える、通信システム。
46.ステートメント43から45のいずれか1つに記載の通信システムであって、
ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように構成され、
UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する様に構成され、それによりユーザデータを提供する、通信システム。
47.ステートメント43から46のいずれか1つに記載の通信システムであって、
ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように構成され、それにより要求データを提供し、
UEの処理回路は、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する様に構成され、それにより要求データに応答してユーザデータを提供する、通信システム。
48.ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置(UE)を含む通信システムで実行される方法であって、
ホストコンピュータが、UEから基地局に送信されたユーザデータを受信することを含み、UEは、ステートメント1から13のいずれかのステップのいずれかを実行する、方法。
49.ステートメント48に記載の方法であって、UEが基地局にユーザデータを提供することをさらに含む、方法。
50.ステートメント48又は49に記載の方法であって、さらに、
UEが、クライアントアプリケーションを実行し、それにより、送信されるユーザデータを提供することと、
ホストコンピュータが、クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行することと、
を含む、方法。
51.ステートメント48又は50に記載の方法であって、さらに、
UEが、クライアントアプリケーションを実行することと、
UEが、クライアントアプリケーションへの入力データを受信することと、を含み、
入力データは、クライアントアプリケーショに関連付けられたホストアプリケーションを実行することによりホストコンピュータに提供され、
送信されるユーザデータは、入力データに応答してクライアントアプリケーションにより提供される、方法。
52.ホストコンピュータを含む通信システムであって、
ホストコンピュータは、ユーザ装置(UE)から基地局への送信から生じたユーザデータを受信する様に構成された通信インタフェースを備え、
基地局は、無線インタフェース及び処理回路を備え、基地局の処理回路は、ステートメント14から16のいずれかのステップのいずれかを実行する様に構成される、通信システム。
53.ステートメント52に記載の通信システムであって、
基地局をさらに含む、通信システム。
54.ステートメント52又は53の通信システムであって、
UEをさらに備え、
UEは、基地局と通信する様に構成される、通信システム。
55.ステートメント52から54のいずれか1つに記載の通信システムであって、
ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように構成され、
UEは、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する様に構成され、それによりホストコンピュータによって受信されるユーザデータを提供する、通信システム。
56.ホストコンピュータ、基地局及びユーザ装置(UE)を含む通信システムで実行される方法であって、
ホストコンピュータが、基地局から、基地局がUEから受信した送信から生じたユーザデータを受信することを含み、
UEは、ステートメント1から13のいずれかのステップのいずれかを実行する、方法。
57.ステートメント56に記載の方法であって、
基地局がUEからユーザデータを受信することをさらに含む、方法。
58.ステートメント56又は57に記載の方法であって、
基地局が、受信したユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始することをさらに含む、方法。
略語
以下の略語の少なくとも幾つかが、本開示において使用され得る。略語間に矛盾がある場合は、上記での使用方法を優先する必要がある。以下に複数回リストされている場合は、最初のリストが後続のリストよりも優先される。
1xRTT:CDMA2000 1x無線送信技術
3GPP:第3世代パートナーシッププロジェクト
5G:第5世代
ABS:略ブランクのサブフレーム
ARQ:自動再送要求
AWGN:加法性ホワイトガウスノイズ
BCCH:ブロードキャスト制御チャネル
BCH:ブロードキャストチャネル
CA:キャリアグリゲーション
CC:キャリコンポーネント
CCCH SDU:共通制御チャネル SDU
CDMA:符号分割多重アクセス
CGI:セルグローバル識別子
CIR:チャネルインパルス応答
CP:サイクリックプレフィクス
CPICH:共通パイロットチャネル
CPICH Ec/No:チップあたりのCPICH受信エネルギを帯域内の電力密度で割った値
CQI:チャネル品質情報
C-RNTI:セルRNTI
CSI:チャネル状態情報
DCCH:専用制御チャネル
DL:ダウンリンク
DM:復調
DMRS:復調基準信号
DRX:不連続受信
DTX:不連続送信
DTCH:専用トラフィックチャネル
DUT:テスト下のデバイス
E-CID:拡張セルID(位置決め方法)
E-SMLC:発展型サービング移動ロケーションセンタ
ECGI:発展CGI
eNB:E-UTRAN ノードB
ePDCCH:拡張物理下りリンク制御チャネル
E-SMLC:発展型サービング移動ロケーションセンタ
E-UTRA:発展型UTRA
E-UTRAN:発展型UTRAN
FDD:周波数分割複信
FFS:更なる調査要
GERAN:GSM EDGE無線アクセスネットワーク
gNB:NRの基地局
GNSS:グローバルナビゲーション衛星システム
GSM:移動通信汎用システム
HARQ:ハイブリッド自動再送要求
HO:ハンドオーバ
HSPA:高速パケットアクセス
HRPD:高レートパケットデータ
LOS:視線
LPP:LTEポジショニングプロトコル
LTE:ロングタームエボリューション
MAC:媒体アクセス制御
MBMS:マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN:マルチメディアブロードキャストマルチキャスト単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS:MBSFNオールモーストブランクサブフレーム
MDT:ドライブテストの最小化
MIB:マスタ情報ブロック
MME:モビリティ管理エンティティ
MSC:移動交換センタ
NPDCCH:狭帯域物理下りリンク制御チャネル
NR:ニューレディオ
OCNG:OFDMAチャネル雑音生成器
OFDM:直交周波数分割多重
OFDMA:直交周波数分割多重アクセス
OSS:運用サポートシステム
OTDOA:観察される到着時間差
O&M:運用管理
PBCH:物理ブロードキャストチャネル
P-CCPCH:プライマリ共通制御物理チャネル
PCell:プライマリセル
PCFICH:物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH:物理ダウンリンク制御チャネル
PDP:プロファイル遅延プロファイル
PDSCH:物理下りリンク共用チャネル
PGW:パケットゲートウェイ
PHICH:物理ハイブリッドARQインジケータチャネル
PLMN:公衆地上移動ネットワーク
PMI:プリコーダマトリクスインジケータ
PRACH:物理ランダムアクセスチャネル
PRS:位置決め基準信号
PSS:プライマリ同期信号
PUCCH:物理上りリンク制御チャネル
PUSCH:物理上りリンク共用チャネル
RACH:ランダムアクセスチャネル
QAM:直交振幅変調
RAN:無線アクセスネットワーク
RAT:無線アクセス技術
RLM:無線リンク管理
RNC:無線ネットワークコントローラ
RNTI:無線ネットワーク一時識別子
RRC:無線リソース制御
RRM:無線リソース管理
RS:参照信号
RSCP:受信信号符号電力
RSRP:参照シンボル受信電力又は参照信号受信電力
RSRQ:参照信号受信品質又は参照シンボル受信品質
RSSI:受信信号強度インジケータ
RSTD:基準信号時間差
SCH:同期チャネル
SCell:セカンダリセル
SDU:サービスデータユニット
SFN:システムフレーム番号
SGW:サービングゲートウェイ
SI:システム情報
SIB:システム情報ブロック
SNR:信号対雑音比
SON:自己最適化ネットワーク
SS:同期信号
SSS:セカンダリ同期信号
TDD:時分割複信
TDOA:到着時間差
TOA:到着時間
TSS:三次同期信号
TTI:送信時間間隔
UE:ユーザ装置
UL:上りリンク
UMTS:汎用移動通信システム
USIM:汎用加入者識別モジュール
UTDOA:アップリンク到着時間差
UTRA:汎用地上無線アクセス
UTRAN:汎用地上無線アクセスネットワーク
WCDMA:ワイドCDMA
WALN:無線ローカルエリアネットワーク

Claims (39)

  1. ネットワークの基地局に能力情報を送信するために無線デバイスによって実行される方法であって、
    前記ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの表示を受信することと、
    前記無線デバイスが、能力情報の送信のための前記1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つをサポートすることに応答して、前記1つ以上のプロトコルの内の前記少なくとも1つから前記無線デバイスによってサポートされる第1プロトコルを選択し、前記第1プロトコルに従って前記基地局に前記無線デバイスに関連付けられた能力情報を送信することと、
    を含む方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、
    前記表示は、前記1つ以上のプロトコルそれぞれに関連付けられた優先度を識別し、
    前記選択するステップは、前記無線デバイスによってサポートされる前記1つ以上のプロトコルの内の前記少なくとも1つから、最も高い優先度に関連付けられたプロトコルを選択することによって、前記第1プロトコルを選択することを含む、方法。
  3. 請求項2に記載の方法であって、
    前記表示は、優先度の順に前記1つ以上のプロトコルをリスト化することにより、前記1つ以上のプロトコルそれぞれに関連付けられた優先度を識別する、方法。
  4. 請求項2に記載の方法であって、
    前記表示は、明示的な優先度の値を前記1つ以上のプロトコルそれぞれに関連付けることにより、前記1つ以上のプロトコルそれぞれに関連付けられた優先度を識別する、方法。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記無線デバイスが、前記1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つをサポートしないことに応答して、能力情報の送信のためのレガシープロトコルを選択し、前記レガシープロトコルに従って前記基地局に前記無線デバイスに関連付けられた前記能力情報を送信することを含む、方法。
  6. 請求項1から4のいずれか1項に記載の方法であって、
    レガシープロトコルは、前記ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの前記表示に含まれ、前記表示に含まれる他のプロトコルが前記無線デバイスによってサポートされていない場合、前記レガシープロトコルが前記第1プロトコルとして選択される、方法。
  7. 請求項1から4及び6のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記第1プロトコルに従って前記基地局に前記無線デバイスに関連付けられた前記能力情報を送信するステップは、前記第1プロトコルの表示と共に前記能力情報を送信することをさらに含む、方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、
    前記第1プロトコルの前記表示は、前記能力情報の送信に使用される圧縮アルゴリズムの識別を含む、方法。
  9. 請求項1から4、6、7及び8のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記表示は、前記1つ以上のプロトコルそれぞれに関連付けられたフィルタを識別し、前記フィルタは、前記関連付けられたプロトコルに従って前記無線デバイスが送信すべき能力情報を示す、方法。
  10. 請求項9に記載の方法であって、
    前記無線デバイスに関連付けられた前記能力情報は、前記第1プロトコルに関連付けられた第1フィルタによって示される能力情報を含む、方法。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記1つ以上のプロトコルは、圧縮を利用するプロトコルと、セグメン化を利用するプロトコルと、圧縮とセグメント化の両方を利用する組み合わせプロトコルと、の内の1つ以上を含む、方法。
  12. 請求項1から11に記載の方法であって、
    前記1つ以上のプロトコルの前記表示は、能力情報の要求の一部として前記基地局から受信される、方法。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記表示は、前記1つ以上のプロトコルそれぞれに関連付けられたサイズ表示を識別し、前記サイズ表示は、前記無線デバイスによって送信される前記能力情報を含むメッセージの最大サイズと、前記能力情報を送信するために前記無線デバイスによって送信されるメッセージの最大数と、の内の1つを示す、方法。
  14. 請求項1から13のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記1つ以上のプロトコルは、圧縮を利用するプロトコルを含み、前記表示は、圧縮を利用する前記プロトコルで利用可能な複数の構成オプションそれぞれに関連付けられた優先度を識別する、方法。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載の方法であって、さらに、
    ユーザデータを提供することと、
    前記ユーザデータを、前記基地局への前記送信を介してホストコンピュータに転送することと、
    を含む方法。
  16. 基地局で無線デバイスからの能力情報の受信を制御するために前記基地局によって実行される方法であって、
    ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの表示の送信を開始することと、
    前記無線デバイスが、前記1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つをサポートすることに応答して、前記1つ以上のプロトコルの内の第1プロトコルに従って前記無線デバイスに関連付けられた能力情報を受信することと、
    を含む方法。
  17. 請求項16に記載の方法であって、
    前記表示は、前記1つ以上のプロトコルそれぞれに関連付けられた優先度を識別する、方法。
  18. 請求項17に記載の方法であって、
    前記表示は、優先度の順に前記1つ以上のプロトコルをリスト化することにより、前記1つ以上のプロトコルそれぞれに関連付けられた優先度を識別する、方法。
  19. 請求項17に記載の方法であって、
    前記表示は、明示的な優先度の値を前記1つ以上のプロトコルそれぞれに関連付けることにより、前記1つ以上のプロトコルのそれぞれに関連付けられた優先度を識別する、方法。
  20. 請求項16から19のいずれか1項に記載の方法であって、さらに、
    前記無線デバイスが、前記1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つをサポートしないことに応答して、レガシープロトコルに従って、前記無線デバイスに関連付けられた前記能力情報を受信することを含む、方法。
  21. 請求項16から19のいずれか1項に記載の方法であって、
    レガシープロトコルは、前記ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの前記表示に含まれ、
    前記方法は、さらに、前記無線デバイスが、前記1つ以上のプロトコルの内の前記レガシープロトコル以外のプロトコルをサポートしないことに応答して、前記レガシープロトコルに従って、前記無線デバイスに関連付けられた前記能力情報を受信することを含む、方法。
  22. 請求項16から19及び21のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記無線デバイスに関連付けられた前記能力情報を受信するステップは、前記第1プロトコルの表示と共に前記能力情報を受信することをさらに含む、方法。
  23. 請求項22に記載の方法であって、
    前記第1プロトコルの前記表示は、前記能力情報の送信に使用される圧縮アルゴリズムの識別を含む、方法。
  24. 請求項16から19、21、22及び23のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記表示は、前記1つ以上のプロトコルそれぞれに関連付けられたフィルタを識別し、前記フィルタは、前記関連付けられたプロトコルに従って前記無線デバイスが送信すべき能力情報を示す、方法。
  25. 請求項24に記載の方法であって、
    前記無線デバイスに関連付けられた前記能力情報は、前記第1プロトコルに関連付けられた第1フィルタによって示される能力情報を含む、方法。
  26. 請求項16から25のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記1つ以上のプロトコルは、圧縮を利用するプロトコルと、セグメン化を利用するプロトコルと、圧縮とセグメント化の両方を利用する組み合わせプロトコルと、の内の1つ以上を含む、方法。
  27. 請求項16から26のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記1つ以上のプロトコルの前記表示は、前記無線デバイスからの能力情報の要求の一部として送信される、方法。
  28. 請求項16から26のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記表示は、前記1つ以上のプロトコルそれぞれに関連付けられたサイズ表示を識別し、前記サイズ表示は、前記無線デバイスによって送信される前記能力情報を含むメッセージの最大サイズと、前記能力情報を送信するために前記無線デバイスによって送信されるメッセージの最大数と、の内の1つを示す、方法。
  29. 請求項16から28のいずれか1項に記載の方法であって、
    前記1つ以上のプロトコルは、圧縮を利用するプロトコルを含み、前記表示は、圧縮を利用する前記プロトコルで利用可能な複数の構成オプションそれぞれに関連付けられたそれぞれの優先度を識別する、方法。
  30. 請求項16から29のいずれか1項に記載の方法であって、さらに、
    前記無線デバイスに関連付けられた前記能力情報の受信に応答して、アクセス及びモビリティ管理機能(AMF)を前記無線デバイスに関連付けられた前記能力情報で更新することを含む、方法。
  31. 請求項1から30のいずれか1項に記載の方法であって、
    ユーザデータを取得することと、
    前記ユーザデータをホストコンピュータ又は無線デバイスに転送することと、
    をさらに含む方法。
  32. ネットワークの基地局に能力情報を送信する無線デバイスであって、
    前記ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの表示を受信するステップと、前記無線デバイスが、能力情報の送信のための前記1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つをサポートすることに応答して、前記1つ以上のプロトコルの内の前記少なくとも1つから前記無線デバイスによってサポートされる第1プロトコルを選択するステップと、前記第1プロトコルに従って前記基地局に前記無線デバイスに関連付けられた能力情報を送信するステップと、を実行する様に構成された処理回路と、
    前記無線デバイスに電力を供給する様に構成された電力供給回路と、
    を備えている無線デバイス。
  33. 請求項32に記載の無線デバイスであって、
    請求項2から15のいずれか1項に記載のステップを実行する様に構成された、無線デバイス。
  34. 無線デバイスからの能力情報の受信を制御する基地局であって、
    ネットワークによってサポートされる能力情報の送信のための1つ以上のプロトコルの表示の送信を開始するステップと、前記無線デバイスが、前記1つ以上のプロトコルの内の少なくとも1つをサポートすることに応答して、前記1つ以上のプロトコルの内の第1プロトコルに従って、前記無線デバイスに関連付けられた能力情報を受信するステップと、を実行する様に構成された処理回路と、
    前記基地局に電力を供給する様に構成された電力供給回路と、
    を備えている基地局。
  35. 請求項34に記載の基地局であって、
    請求項17から31のいずれか1項に記載のステップを実行する様に構成された、基地局。
  36. ホストコンピュータを含む通信システムであって、
    ユーザデータを提供する様に構成された処理回路と、
    無線デバイスへの送信のため、ユーザデータをセルラネットワークに転送する様に構成された通信インタフェースと、
    を備え、
    前記セルラネットワークは、無線インタフェース及び処理回路を有する基地局を含み、前記基地局の処理回路は、請求項16から31のいずれか1項に記載のステップのいずれかを実行する様に構成された、通信システム。
  37. 請求項36に記載の通信システムであって、
    前記基地局をさらに含む、通信システム。
  38. ホストコンピュータを含む通信システムであって、
    ユーザデータを提供する様に構成された処理回路と、
    無線デバイスへの送信のため、ユーザデータをセルラネットワークに転送する様に構成された通信インタフェースと、
    を備え、
    前記無線デバイスは、無線インタフェース及び処理回路を有し、前記無線デバイスのコンポーネントは、請求項1から16のいずれか1項に記載のステップのいずれかを実行する様に構成される、通信システム。
  39. 請求項38に記載の通信システムであって、
    前記セルラネットワークは、前記UEと通信する様に構成された基地局をさらに含む、通信システム。
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