JP7163423B2 - パケットデータコンバージェンスプロトコルデータ回復 - Google Patents

パケットデータコンバージェンスプロトコルデータ回復 Download PDF

Info

Publication number
JP7163423B2
JP7163423B2 JP2020573257A JP2020573257A JP7163423B2 JP 7163423 B2 JP7163423 B2 JP 7163423B2 JP 2020573257 A JP2020573257 A JP 2020573257A JP 2020573257 A JP2020573257 A JP 2020573257A JP 7163423 B2 JP7163423 B2 JP 7163423B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
base station
network
data processor
pdcp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020573257A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021528928A (ja
Inventor
マッテオ フィオラーニ,
パナヨティス サルトシディス,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)
Publication of JP2021528928A publication Critical patent/JP2021528928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7163423B2 publication Critical patent/JP7163423B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup
    • H04W76/19Connection re-establishment
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/08Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by repeating transmission, e.g. Verdan system
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • H04W88/085Access point devices with remote components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本明細書で説明される実施形態は、ユーザ機器(UE)と基地局分散型ユニット(DU)との間の無線リンク制御再確立をパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データ回復と同期させるための方法および装置に関する。
概して、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が、明確に与えられ、および/またはその用語が使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連する技術分野における、それらの用語の通常の意味に従って解釈されるべきである。1つの(a/an)/その(the)エレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどへのすべての言及は、別段明示的に述べられていない限り、そのエレメント、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの事例に言及しているものとしてオープンに解釈されるべきである。本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、ステップが、別のステップに後続するかまたは先行するものとして明示的に説明されない限り、および/あるいはステップが別のステップに後続するかまたは先行しなければならないことが暗黙的である場合、開示される厳密な順序で実施される必要はない。本明細書で開示される実施形態のうちのいずれかの任意の特徴は、適切であればいかなる場合も、任意の他の実施形態に適用され得る。同じように、実施形態のうちのいずれかの任意の利点は、任意の他の実施形態に適用され得、その逆も同様である。同封の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになろう。
図1は、現在の5G無線アクセスネットワーク(NG-RAN)アーキテクチャを示す。
NGアーキテクチャは、以下のようにさらに説明され得る。NG-RANは、新世代インターフェースを通して5Gコアネットワーク(5GC)に接続された、gNBまたは基地局のセットを備え得る。gNBは、周波数分割複信(FDD)モード、時分割複信(TDD)モードおよび/またはデュアルモード動作をサポートすることが可能であり得る。基地局(gNB)は、Xnインターフェースを通して相互接続され得る。各基地局は、基地局中央ユニット(gNB-CU)と少なくとも1つの基地局分散型ユニット(gNB-DU)とを備え得る。
基地局中央ユニットおよび(1つまたは複数の)基地局分散型ユニットは、F1論理インターフェースを介して接続され得る。いくつかの例では、各基地局分散型ユニット、たとえばgNB-DUは、1つの基地局中央ユニット、たとえばgNB-CUのみに接続される。
NG、XnおよびF1は、論理インターフェースの例を含む。NG-RANの場合、中央ユニット(gNB-CU)と分散型ユニット(gNB-DU)とを備える基地局(gNB)のためのNGおよびXn-Cインターフェースは、中央ユニット(gNB-CU)において終端する。Long Term Evolution(LTE)と5G新無線(new Radio)の両方へのデュアルコネクティビティの場合、中央ユニット(gNB-CU)と分散型ユニット(gNB-DU)とを備える基地局(gNB)のためのS1-UおよびX2-Cインターフェースは、gNB-CUにおいて終端する。いくつかの例では、中央ユニットと、接続された分散型ユニットとの間の区別は、他のgNBに認識可能でない。これらのユニットは、代わりに、単一のエンティティ、たとえばgNBとして見られる。
NG-RANは、無線ネットワークレイヤ(RNL)およびトランスポートネットワークレイヤ(TNL)にレイヤ化され得る。NG-RANアーキテクチャ、すなわち、NG-RAN論理ノードと、NG-RAN論理ノード間のインターフェースとは、RNLの一部として規定され得る。各NG-RANインターフェース(NG、Xn、F1)では、関係するTNLプロトコルと機能とが指定され得る。TNLは、ユーザプレーントランスポートとシグナリングトランスポートとのためのサービスを提供する。NG-Flex設定では、各基地局が、AMF領域内のすべてのアクセスおよびモビリティ機能ノード(AMF)に接続され得る。AMF領域は、3GPP TS23.501において指定されているように規定され得る。
F1インターフェースの仕様のためのいくつかの一般的な原理が、以下のように規定され得る。
- F1インターフェースはオープンであり得る、
- F1インターフェースは、インターフェースのエンドポイント間のシグナリング情報の交換をサポートし得る。さらに、F1インターフェースは、それぞれのエンドポイントへのデータ送信をサポートし得る、
- 論理的な観点から、F1インターフェースは、エンドポイント間のポイントツーポイントインターフェースと見なされ得る(ポイントツーポイント論理インターフェースは、エンドポイント間の物理的直接接続の不在下でさえ実現可能であり得る)、
- F1インターフェースは、制御プレーンおよびユーザプレーン分離をサポートし得る、
- F1インターフェースは、無線ネットワークレイヤとトランスポートネットワークレイヤとを分離し得る、
- F1インターフェースは、ユーザ機器(UE)関連の情報およびUE関連でない情報の交換を可能にし得る、
- F1インターフェースは、異なる新しい要件を満たし、新しいサービスと新しい機能とをサポートするために、将来性を保証するように規定され得る、
- 1つのgNB-CUとgNB-DUのセットとは、単一のノード、たとえばgNBとして、ネットワークにおける他の論理ノードに認識可能であり得る。gNBは、X2、Xn、NGおよびS1-Uインターフェースを終端する、ならびに
- 中央ユニットは、制御プレーン(CP)中央ユニット(CU-CP)とユーザプレーン(UP)中央ユニット(CU-UP)とに分離され得る。
CU-CPとCU-UPとの間にオープンインターフェースもあり得る。このインターフェースは、E1インターフェースと呼ばれることがある。
図2は、スプリットgNBアーキテクチャの一例を示す。
スプリットgNBアーキテクチャのための少なくとも3つの展開シナリオがあり得る。シナリオ1では、gNBのCU-CPとCU-UPとの両方が集中型である。シナリオ2では、CU-CPは分散型であり、CU-UPは集中型である。シナリオ3では、CU-CPは集中型であり、CU-UPは分散型である。
E1アプリケーションプロトコル(E1AP)は、UEにユーザプレーンサービスを提供するために、CU-CPとCU-UPとの間で交換され得るメッセージを規定し得る。
現在、(1つまたは複数の)ある課題が存在する。様々な条件下で、無線リンク制御(RLC)エンティティの再確立が必要とされ得る。パケットロスを防ぐために、RLC再確立は、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データ回復と組み合わせられ得る。
基地局の中央ユニットのユーザプレーンと制御プレーンとがスプリットされるシナリオでは、制御プレーンは、ユーザプレーンに、PDCPデータ回復が必要とされることを知らせ得る。このようにして、ユーザプレーンは、確認応答がない(unacknowledged)PDCPパケットデータユニット(PDU)をUEに再送信するように命令され得る。
しかしながら、現在、ユーザプレーンに、PDCPデータ回復が必要とされることを知らせるための機構がない。
本開示のいくつかの態様およびそれらの実施形態は、これらまたは他の課題のソリューションを提供し得る。本明細書で説明される実施形態は、(たとえば、基地局分散型ユニット(たとえば、gNB-DU))におけるRLC再確立を、基地局のユーザプレーンデータ処理装置におけるPDCPデータ回復と同期させるための機構を提供する。ソリューションは、ユーザプレーンデータ処理装置がPDCPデータ回復を実施することを要求する、E1インターフェース上のシグナリングを可能にするための機構を提供する。
本明細書で開示される問題点のうちの1つまたは複数に対処する様々な実施形態が、本明細書で提案される。
いくつかの実施形態は、(1つまたは複数の)以下の技術的利点のうちの1つまたは複数を提供し得る。指定されたPDCP方法を使用することによる、基地局の中央ユニットのユーザプレーン上での、影響を受ける専用無線ベアラ(DRB)のPDCPデータ回復の有効化。
現在の5G無線アクセスネットワーク(NG-RAN)アーキテクチャを示す図である。 スプリットgNBアーキテクチャの一例を示す図である。 制御プレーン処理とユーザプレーン処理とが2つの装置間でスプリットされた、PDCPデータ回復のためのプロシージャの一例を示す図である。 いくつかの実施形態による無線ネットワークを示す図である。 いくつかの実施形態によるユーザ機器を示す図である。 いくつかの実施形態による仮想化環境を示す図である。 いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す図である。 いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 いくつかの実施形態による方法を示す図である。 いくつかの実施形態による仮想化装置を示す図である。 いくつかの実施形態による方法を示す図である。 いくつかの実施形態による仮想化装置を示す図である。
添付の図面を参照しながら、次に、本明細書で企図される実施形態のうちのいくつかがより十分に説明される。しかしながら、他の実施形態は、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれており、開示される主題は、本明細書に記載される実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、当業者に主題の範囲を伝達するために、例として提供される。
停止(outage)が基地局の分散型ユニットとユーザ機器との間で発生するときにデータパケットのロスを回避するために、無線リンク制御(RLC)再確立がPDCPデータ回復と同期され得る。PDCPデータ回復についての要求を受信したとき、UEによって前に確認応答されなかった、および再送信されない場合に本来なら失われたであろう、すべてのPDCPパケットデータユニット(PDU)が再送信され得る。
図2において上記で示されたアーキテクチャでは、制御プレーン処理とユーザプレーン処理とがスプリットされるので、基地局の分散型ユニット(DU)が、DUとUEとの間でアップリンクおよび/またはダウンリンク送信における停止を検出し、RLC再確立を実施することを判断する場合、DUは、F1インターフェース上で制御プレーン処理装置(たとえば、gNB-CU-CP)に知らせ得る。基地局の制御プレーン処理装置は、次いで、E1インターフェース上で基地局のユーザプレーン処理装置(たとえばgNB-CU-UP)に知らせ得る。この通知は、各影響を受ける専用無線ベアラについて実施され得る。
制御プレーン処理装置は集中型または分散型であり得ることが諒解されよう。また、ユーザプレーン処理装置は集中型または分散型であり得ることが諒解されよう。制御プレーン処理装置が分散型であるいくつかの例では、制御プレーン処理装置はgNB-DUとコロケートされ得る。ユーザプレーン処理装置が分散型であるいくつかの例では、ユーザプレーン処理装置はgNB-DUとコロケートされ得る。
図3は、制御プレーン処理とユーザプレーン処理とが2つの装置間でスプリットされた、PDCPデータ回復のためのプロシージャの一例を示す。
ステップ0において、gNB-DUは、DL/UL停止が発生したことを検出し、RLCを再確立することを判断する。
ステップ1において、gNB-DUは、DL/UL停止が発生したという指示を制御プレーンデータ処理装置(eNB-CU-CP)に送信する。この例では、その指示は、(1)reestablishRLCフラグが真にセットされた、セルグループ設定(CellGroupConfig)を指示する情報エレメントと、(2)RLC再確立が実施されたことを制御プレーンデータ処理装置(gNB-CU-CP)に指示するための「RLCステータス」情報エレメントとを備える、UEコンテキスト修正必要メッセージ(UE Context Modification Required message)を備える。
いくつかの例では、たとえば、制御プレーンが分散型であり、ユーザプレーンが集中型であるシナリオ2では、基地局の分散型ユニットは、制御プレーンデータ処理装置とコロケートされ得る。この例では、制御プレーンデータ処理装置は、基地局の分散型ユニットが停止を検出したとき、ULおよび/またはDL停止が発生するという指示を取得し得る。
ステップ2において、制御プレーンデータ処理装置は、次いで、アップリンク(UL)およびダウンリンク(DL)においてPDCPデータ回復を実施することを判断し得る。ULの場合、制御プレーンデータ処理装置は、フィールド(gNB-DUによって生成された)CellGroupConfigとrecoverPDCP指示とを備える無線リソース制御(RRC)再設定メッセージを生成し得る。制御プレーンデータ処理装置は、次いで、RRC再設定メッセージをUEに送信し得る。
ステップ3において、制御プレーンデータ処理装置は、DLにおけるPDCPデータ回復を始動する。 たとえば、制御プレーンデータ処理装置は、UEによって確認応答されなかった、UEに前に送信されたデータプロトコルユニットを再送信するように、ユーザプレーンデータ処理装置に命令する要求をUPデータ処理装置に送信し得る。 たとえば、要求は、PDCPデータ回復が要求されることを指示するPDCPデータ回復情報エレメント(IE)を備える、ユーザプレーンにベアラコンテキストをセットアップするように要求するように設定されたベアラコンテキスト修正要求を備え得る。言い換えれば、いくつかの実施形態では、新しい「PDCPデータ回復」情報エレメントは、ベアラコンテキスト修正要求メッセージ中に含まれ得る。この情報エレメントを受信したとき、ユーザプレーンデータ処理装置は、すべての確認応答がないPDCPパケットデータユニットを当該のUEに再送信するように設定され得る。
ステップ4において、ユーザプレーンデータ処理装置は、ベアラコンテキスト修正応答で返答する。
いくつかの例では、新しい情報エレメントのこの導入を達成するために、新しい情報エレメントPDCPデータ回復指示が、ベアラコンテキスト修正要求メッセージ中のリストを修正すべき専用リソースベアラ(DRB)IEにおいて導入される。ユーザプレーンデータ処理装置が、PDCPデータ回復が要求されることを指示するそのような情報エレメントを受信したとき、ユーザプレーンデータ処理装置は、PDCP仕様によって指定されているように、関連するDRBのためにDLにおけるPDCPデータ回復を実施する。
そのような能力をサポートするために、ベアラコンテキスト修正要求メッセージは、以下の表1に示されているように修正され得る。
このメッセージは、gNB-CU-UPにベアラコンテキストをセットアップするように要求するために、gNB-CU-CPによって送信され得る。
Figure 0007163423000001
Figure 0007163423000002
Figure 0007163423000003
Figure 0007163423000004
Figure 0007163423000005
Figure 0007163423000006
Figure 0007163423000007
Figure 0007163423000008
Figure 0007163423000009
表1:いくつかの例によるベアラコンテキスト修正要求の一例を示す。
図4は、いくつかの実施形態による無線ネットワークを示す。
本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図4に示されている例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関して説明される。簡単のために、図4の無線ネットワークは、ネットワーク406、ネットワークノード460および460b、ならびにWD410、410b、および410cのみを図示する。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間の通信、あるいは無線デバイスと、固定電話、サービスプロバイダ、または任意の他のネットワークノードもしくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに好適な任意の追加のエレメントをさらに含み得る。示されている構成要素のうち、ネットワークノード460および無線デバイス(WD)410は、追加の詳細とともに図示される。無線ネットワークは、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供して、無線デバイスの、無線ネットワークへのアクセス、および/あるいは、無線ネットワークによってまたは無線ネットワークを介して提供されるサービスの使用を容易にし得る。
無線ネットワークは、任意のタイプの通信、通信、データ、セルラー、および/または無線ネットワーク、あるいは他の同様のタイプのシステムを備え、および/またはそれらとインターフェースし得る。いくつかの実施形態では、無線ネットワークは、特定の規格あるいは他のタイプのあらかじめ規定されたルールまたはプロシージャに従って動作するように設定され得る。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)、Long Term Evolution(LTE)、ならびに/あるいは他の好適な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、ならびに/あるいは、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMax)、Bluetooth、Z-Waveおよび/またはZigBee規格など、任意の他の適切な無線通信規格を実装し得る。
ネットワーク406は、1つまたは複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード460およびWD410は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供することなど、ネットワークノードおよび/または無線デバイス機能を提供するために協働する。異なる実施形態では、無線ネットワークは、任意の数の有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、ならびに/あるいは有線接続を介してかまたは無線接続を介してかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたはその通信に参加し得る、任意の他の構成要素またはシステムを備え得る。
本明細書で使用されるネットワークノードは、無線デバイスと、ならびに/あるいは、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または提供する、および/または、無線ネットワークにおいて他の機能(たとえば、アドミニストレーション)を実施するための、無線ネットワーク中の他のネットワークノードまたは機器と、直接または間接的に通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、限定はしないが、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、エボルブドノードB(eNB)およびNRノードB(gNB))を含む。基地局は、基地局が提供するカバレッジの量(または、言い方を変えれば、基地局の送信電力レベル)に基づいてカテゴリー分類され得、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーを制御する、リレーノードまたはリレードナーノードであり得る。ネットワークノードは、リモート無線ヘッド(RRH)と呼ばれることがある、集中型デジタルユニットおよび/またはリモートラジオユニット(RRU)など、分散型無線基地局の1つまたは複数(またはすべて)の部分をも含み得る。そのようなリモートラジオユニットは、アンテナ統合無線機としてアンテナと統合されることも統合されないこともある。分散型無線基地局の部分は、分散型アンテナシステム(DAS)において、ノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのまたさらなる例は、マルチ規格無線(MSR)BSなどのMSR機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地トランシーバ局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E-SMLC)、および/あるいはMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、以下でより詳細に説明されるように、仮想ネットワークノードであり得る。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスに提供し、あるいは、無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能な任意の好適なデバイス(またはデバイスのグループ)を表し得る。
図4では、ネットワークノード460は、処理回路470と、デバイス可読媒体480と、インターフェース490と、補助機器484と、電源486と、電力回路487と、アンテナ462とを含む。図4の例示的な無線ネットワーク中に示されているネットワークノード460は、ハードウェア構成要素の示されている組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せをもつネットワークノードを備え得る。ネットワークノードが、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能および方法を実施するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウェアの任意の好適な組合せを備えることを理解されたい。その上、ネットワークノード460の構成要素が、より大きいボックス内に位置する単一のボックスとして、または複数のボックス内で入れ子にされている単一のボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の示されている構成要素を組成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体480は、複数の別個のハードドライブならびに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード460は、複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から組み立てられ得、これらは各々、それら自体のそれぞれの構成要素を有し得る。特に、ネットワークノード460は、図2に示されているようなものであり得るgNBを備え得る。言い換えれば、分散型ユニットと中央ユニットとを備え得る。特に、ユーザプレーン処理と制御プレーン処理とはスプリットされ得る。ネットワークノード460が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS構成要素およびBSC構成要素)を備えるいくつかのシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つまたは複数が、いくつかのネットワークノードの間で共有され得る。たとえば、単一のRNCが、複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各一意のノードBとRNCとのペアは、いくつかの事例では、単一の別個のネットワークノードと見なされ得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード460は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は複製され得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体480)、いくつかの構成要素は再使用され得る(たとえば、同じアンテナ462がRATによって共有され得る)。ネットワークノード460は、ネットワークノード460に統合された、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための様々な示されている構成要素の複数のセットをも含み得る。これらの無線技術は、同じまたは異なるチップまたはチップのセット、およびネットワークノード460内の他の構成要素に統合され得る。
処理回路470は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定される。処理回路470によって実施されるこれらの動作は、処理回路470によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
処理回路470は、単体で、またはデバイス可読媒体480などの他のネットワークノード460構成要素と併せてのいずれかで、ネットワークノード460機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。たとえば、処理回路470は、デバイス可読媒体480に記憶された命令、または処理回路470内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路470は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
いくつかの実施形態では、処理回路470は、無線周波数(RF)トランシーバ回路472とベースバンド処理回路474とのうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路472とベースバンド処理回路474とは、別個のチップ(またはチップのセット)、ボード、または無線ユニットおよびデジタルユニットなどのユニット上にあり得る。代替実施形態では、RFトランシーバ回路472とベースバンド処理回路474との一部または全部は、同じチップまたはチップのセット、ボード、あるいはユニット上にあり得る。
いくつかの実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNBまたは他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体480、または処理回路470内のメモリに記憶された、命令を実行する処理回路470によって実施され得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路470によって提供され得る。それらの実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路470は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路470単独に、またはネットワークノード460の他の構成要素に限定されないが、全体としてネットワークノード460によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
デバイス可読媒体480は、限定はしないが、永続記憶域、固体メモリ、リモートマウントメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリ、ならびに/あるいは、処理回路470によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを備え得る。デバイス可読媒体480は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、表などのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路470によって実行されることが可能であり、ネットワークノード460によって利用される、他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶し得る。デバイス可読媒体480は、処理回路470によって行われた計算および/またはインターフェース490を介して受信されたデータを記憶するために使用され得る。いくつかの実施形態では、処理回路470およびデバイス可読媒体480は、統合されていると見なされ得る。
インターフェース490は、ネットワークノード460、ネットワーク406、および/またはWD410の間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線通信において使用される。示されているように、インターフェース490は、たとえば有線接続上でネットワーク406との間でデータを送るおよび受信するための(1つまたは複数の)ポート/(1つまたは複数の)端末494を備える。インターフェース490は、アンテナ462に結合されるか、またはいくつかの実施形態では、アンテナ462の一部であり得る、無線フロントエンド回路492をも含む。無線フロントエンド回路492は、フィルタ498と増幅器496とを備える。無線フロントエンド回路492は、アンテナ462および処理回路470に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナ462と処理回路470との間で通信される信号を調節するように設定され得る。無線フロントエンド回路492は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路492は、デジタルデータを、フィルタ498および/または増幅器496の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ462を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ462は無線信号を集め得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路492によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路470に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
いくつかの代替実施形態では、ネットワークノード460は別個の無線フロントエンド回路492を含まないことがあり、代わりに、処理回路470は、無線フロントエンド回路を備え得、別個の無線フロントエンド回路492なしでアンテナ462に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路472の全部または一部が、インターフェース490の一部と考えられ得る。さらに他の実施形態では、インターフェース490は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末494と、無線フロントエンド回路492と、RFトランシーバ回路372とを含み得、インターフェース490は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路474と通信し得る。
アンテナ462は、無線信号を送るおよび/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得る。アンテナ462は、無線フロントエンド回路492に結合され得、データおよび/または信号を無線で送信および受信することが可能な任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナ462は、たとえば2GHzから66GHzの間の無線信号を送信/受信するように動作可能な1つまたは複数の全方向、セクタまたはパネルアンテナを備え得る。全方向アンテナは、任意の方向に無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、パネルアンテナは、比較的直線ラインで無線信号を送信/受信するために使用される見通し線アンテナであり得る。いくつかの事例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれることがある。いくつかの実施形態では、アンテナ462は、ネットワークノード460とは別個であり得、インターフェースまたはポートを通してネットワークノード460に接続可能であり得る。
アンテナ462、インターフェース490、および/または処理回路470は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作および/またはいくつかの取得動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ462、インターフェース490、および/または処理回路470は、ネットワークノードによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路487は、電力管理回路を備えるか、または電力管理回路に結合され得、本明細書で説明される機能を実施するための電力を、ネットワークノード460の構成要素に供給するように設定される。電力回路487は、電源486から電力を受信し得る。電源486および/または電力回路487は、それぞれの構成要素に好適な形式で(たとえば、各それぞれの構成要素のために必要とされる電圧および電流レベルにおいて)、ネットワークノード460様々な構成要素に電力を提供するように設定され得る。電源486は、電力回路487および/またはネットワークノード460中に含まれるか、あるいは電力回路487および/またはネットワークノード460の外部にあるかのいずれかであり得る。たとえば、ネットワークノード460は、電気ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能であり得、それにより、外部電源は電力回路487に電力を供給する。さらなる例として、電源486は、電力回路487に接続された、または電力回路487中で統合された、バッテリーまたはバッテリーパックの形態の電力源を備え得る。バッテリーは、外部電源が落ちた場合、バックアップ電力を提供し得る。光起電力デバイスなどの他のタイプの電源も使用され得る。
ネットワークノード460の代替実施形態は、本明細書で説明される機能、および/または本明細書で説明される主題をサポートするために必要な機能のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能のいくつかの態様を提供することを担当し得る、図4に示されている構成要素以外の追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード460は、ネットワークノード460への情報の入力を可能にするための、およびネットワークノード460からの情報の出力を可能にするための、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ユーザが、ネットワークノード460のための診断、メンテナンス、修復、および他のアドミニストレーティブ機能を実施することを可能にし得る。
本明細書で使用される無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信することが可能な、そうするように設定された、構成された、および/または動作可能なデバイスを指す。別段に記載されていない限り、WDという用語は、本明細書ではユーザ機器(UE)と互換的に使用され得る。無線で通信することは、空中で情報を伝達するのに好適な、電磁波、電波、赤外波、および/または他のタイプの信号を使用して無線信号を送信および/または受信することを伴い得る。いくつかの実施形態では、WDは、直接人間対話なしに情報を送信および/または受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部または外部イベントによってトリガされたとき、あるいはネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、限定はしないが、スマートフォン、モバイルフォン、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、無線カメラ、ゲーミングコンソールまたはデバイス、音楽記憶デバイス、再生器具、ウェアラブル端末デバイス、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、無線顧客構内機器(CPE:customer-premise equipment)、車載無線端末デバイスなどを含む。WDは、たとえばサイドリンク通信、V2V(Vehicle-to-Vehicle)、V2I(Vehicle-to-Infrastructure)、V2X(Vehicle-to-Everything)のための3GPP規格を実装することによって、D2D(device-to-device)通信をサポートし得、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれることがある。また別の特定の例として、モノのインターネット(IoT)シナリオでは、WDは、監視および/または測定を実施し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、マシンツーマシン(M2M)デバイスであり得、M2Mデバイスは、3GPPコンテキストではMTCデバイスと呼ばれることがある。1つの特定の例として、WDは、3GPP狭帯域モノのインターネット(NB-IoT)規格を実装するUEであり得る。そのようなマシンまたはデバイスの特定の例は、センサー、電力計などの計量デバイス、産業用機械類、あるいは家庭用または個人用電気器具(たとえば冷蔵庫、テレビジョンなど)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカーなど)である。他のシナリオでは、WDは車両または他の機器を表し得、車両または他の機器は、その動作ステータスを監視することおよび/またはその動作ステータスに関して報告すること、あるいはその動作に関連する他の機能が可能である。上記で説明されたWDは無線接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスは無線端末と呼ばれることがある。さらに、上記で説明されたWDはモバイルであり得、その場合、デバイスはモバイルデバイスまたはモバイル端末と呼ばれることもある。
示されているように、無線デバイス410は、アンテナ411と、インターフェース414と、処理回路420と、デバイス可読媒体430と、ユーザインターフェース機器432と、補助機器434と、電源436と、電力回路437とを含む。WD410は、WD410によってサポートされる、たとえば、ほんの数個を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはBluetooth無線技術など、異なる無線技術のための示されている構成要素のうちの1つまたは複数の複数のセットを含み得る。これらの無線技術は、WD410内の他の構成要素と同じまたは異なるチップまたはチップのセットに統合され得る。
アンテナ411は、無線信号を送るおよび/または受信するように設定された、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、インターフェース414に接続される。いくつかの代替実施形態では、アンテナ411は、WD410とは別個であり、インターフェースまたはポートを通してWD410に接続可能であり得る。アンテナ411、インターフェース414、および/または処理回路420は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実施するように設定され得る。任意の情報、データおよび/または信号が、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信され得る。いくつかの実施形態では、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ411は、インターフェースと見なされ得る。
示されているように、インターフェース414は、無線フロントエンド回路412とアンテナ411とを備える。無線フロントエンド回路412は、1つまたは複数のフィルタ418と増幅器416とを備える。無線フロントエンド回路412は、アンテナ411および処理回路420に接続され、アンテナ411と処理回路420との間で通信される信号を調節するように設定される。無線フロントエンド回路412は、アンテナ411に結合されるか、またはアンテナ411の一部であり得る。いくつかの実施形態では、WD410は別個の無線フロントエンド回路412を含まないことがあり、むしろ、処理回路420は、無線フロントエンド回路を備え得、アンテナ411に接続され得る。同様に、いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路422の一部または全部が、インターフェース414の一部と見なされ得る。無線フロントエンド回路412は、無線接続を介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるべきであるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路412は、デジタルデータを、フィルタ418および/または増幅器416の組合せを使用して適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ411を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ411は無線信号を集め得、次いで、無線信号は無線フロントエンド回路412によってデジタルデータに変換される。デジタルデータは、処理回路420に受け渡され得る。他の実施形態では、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。
処理回路420は、単体で、またはデバイス可読媒体430などの他のWD410構成要素と併せてのいずれかで、WD410機能を提供するように動作可能な、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、リソースのうちの1つまたは複数の組合せ、あるいはハードウェア、ソフトウェアおよび/または符号化された論理の組合せを備え得る。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利益のうちのいずれかを提供することを含み得る。たとえば、処理回路420は、本明細書で開示される機能を提供するために、デバイス可読媒体430に記憶された命令、または処理回路420内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
示されているように、処理回路420は、RFトランシーバ回路422、ベースバンド処理回路424、およびアプリケーション処理回路426のうちの1つまたは複数を含む。他の実施形態では、処理回路は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを備え得る。いくつかの実施形態では、WD410の処理回路420は、SOCを備え得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路422、ベースバンド処理回路424、およびアプリケーション処理回路426は、別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。代替実施形態では、ベースバンド処理回路424およびアプリケーション処理回路426の一部または全部は1つのチップまたはチップのセットになるように組み合わせられ得、RFトランシーバ回路422は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。さらに代替の実施形態では、RFトランシーバ回路422およびベースバンド処理回路424の一部または全部は同じチップまたはチップのセット上にあり得、アプリケーション処理回路426は別個のチップまたはチップのセット上にあり得る。また他の代替実施形態では、RFトランシーバ回路422、ベースバンド処理回路424、およびアプリケーション処理回路426の一部または全部は、同じチップまたはチップのセット中で組み合わせられ得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路422は、インターフェース414の一部であり得る。RFトランシーバ回路422は、処理回路420のためのRF信号を調節し得る。
いくつかの実施形態では、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される機能の一部または全部は、デバイス可読媒体430に記憶された命令を実行する処理回路420によって提供され得、デバイス可読媒体430は、いくつかの実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体であり得る。代替実施形態では、機能の一部または全部は、ハードワイヤード様式などで、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに、処理回路420によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、処理回路420は、説明される機能を実施するように設定され得る。そのような機能によって提供される利益は、処理回路420単独に、またはWD410の他の構成要素に限定されないが、全体としてWD410によって、ならびに/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
処理回路420は、WDによって実施されるものとして本明細書で説明される、任意の決定動作、計算動作、または同様の動作(たとえば、いくつかの取得動作)を実施するように設定され得る。処理回路420によって実施されるようなこれらの動作は、処理回路420によって取得された情報を、たとえば、取得された情報を他の情報に変換することによって、処理すること、取得された情報または変換された情報をWD410によって記憶された情報と比較すること、ならびに/あるいは、取得された情報または変換された情報に基づいて、および前記処理が決定を行ったことの結果として、1つまたは複数の動作を実施することを含み得る。
デバイス可読媒体430は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、論理、ルール、コード、表などのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/または処理回路420によって実行されることが可能な他の命令を記憶するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体430は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、リムーバブル記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは、処理回路420によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶する、任意の他の揮発性または不揮発性、非一時的デバイス可読および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。いくつかの実施形態では、処理回路420およびデバイス可読媒体430は、統合されていると見なされ得る。
ユーザインターフェース機器432は、人間のユーザがWD410と対話することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような対話は、視覚、聴覚、触覚など、多くの形式のものであり得る。ユーザインターフェース機器432は、ユーザへの出力を作り出すように、およびユーザがWD410への入力を提供することを可能にするように動作可能であり得る。対話のタイプは、WD410にインストールされるユーザインターフェース機器432のタイプに応じて変動し得る。たとえば、WD410がスマートフォンである場合、対話はタッチスクリーンを介したものであり得、WD410がスマートメーターである場合、対話は、使用量(たとえば、使用されたガロンの数)を提供するスクリーン、または(たとえば、煙が検出された場合)可聴警報を提供するスピーカーを通したものであり得る。ユーザインターフェース機器432は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに、出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース機器432は、WD410への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路420が入力情報を処理することを可能にするために、処理回路420に接続される。ユーザインターフェース機器432は、たとえば、マイクロフォン、近接度または他のセンサー、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、あるいは他の入力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器432はまた、WD410からの情報の出力を可能にするように、および処理回路420がWD410からの情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器432は、たとえば、スピーカー、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、または他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器432の1つまたは複数の入力および出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD410は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、エンドユーザおよび/または無線ネットワークが本明細書で説明される機能から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器434は、概してWDによって実施されないことがある、より固有の機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための特殊なセンサー、有線通信などの追加のタイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器434の構成要素の包含、および補助機器434の構成要素のタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変動し得る。
電源436は、いくつかの実施形態では、バッテリーまたはバッテリーパックの形態のものであり得る。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光起電力デバイスまたは電池など、他のタイプの電源も使用され得る。WD410は、電源436から、本明細書で説明または指示される任意の機能を行うために電源436からの電力を必要とする、WD410の様々な部分に電力を配信するための、電力回路437をさらに備え得る。電力回路437は、いくつかの実施形態では、電力管理回路を備え得る。電力回路437は、追加または代替として、外部電源から電力を受信するように動作可能であり得、その場合、WD410は、電力ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して(電気コンセントなどの)外部電源に接続可能であり得る。電力回路437はまた、いくつかの実施形態では、外部電源から電源436に電力を配信するように動作可能であり得る。これは、たとえば、電源436の充電のためのものであり得る。電力回路437は、電源436からの電力に対して、その電力を、電力が供給されるWD410のそれぞれの構成要素に好適であるようにするために、任意のフォーマッティング、変換、または他の修正を実施し得る。
図5は、いくつかの実施形態によるユーザ機器を示す。
図5は、本明細書で説明される様々な態様による、UEの一実施形態を示す。本明細書で使用されるユーザ機器またはUEは、必ずしも、関連するデバイスを所有し、および/または動作させる人間のユーザという意味におけるユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売、または人間のユーザによる動作を意図されるが、特定の人間のユーザに関連しないことがあるか、または特定の人間のユーザに初めに関連しないことがある、デバイス(たとえば、スマートスプリンクラーコントローラ)を表し得る。代替的に、UEは、エンドユーザへの販売、またはエンドユーザによる動作を意図されないが、ユーザに関連するか、またはユーザの利益のために動作され得る、デバイス(たとえば、スマート電力計)を表し得る。UE500は、NB-IoT UE、マシン型通信(MTC)UE、および/または拡張MTC(eMTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEであり得る。図5に示されているUE500は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)のGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、3GPPによって公表された1つまたは複数の通信規格による通信のために設定されたWDの一例である。前述のように、WDおよびUEという用語は、互換的に使用され得る。したがって、図5はUEであるが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆も同様である。
図5では、UE500は、入出力インターフェース505、無線周波数(RF)インターフェース509、ネットワーク接続インターフェース511、ランダムアクセスメモリ(RAM)517と読取り専用メモリ(ROM)519と記憶媒体521などとを含むメモリ515、通信サブシステム531、電源513、および/または他の構成要素、あるいはそれらの任意の組合せに動作可能に結合された、処理回路501を含む。記憶媒体521は、オペレーティングシステム523と、アプリケーションプログラム525と、データ527とを含む。他の実施形態では、記憶媒体521は、他の同様のタイプの情報を含み得る。いくつかのUEは、図5に示されている構成要素のすべてを利用するか、またはそれらの構成要素のサブセットのみを利用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEごとに変動し得る。さらに、いくつかのUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信機、受信機など、構成要素の複数のインスタンスを含んでいることがある。
図5では、処理回路501は、コンピュータ命令およびデータを処理するように設定され得る。処理回路501は、(たとえば、ディスクリート論理、FPGA、ASICなどにおける)1つまたは複数のハードウェア実装状態機械など、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに記憶された機械命令を実行するように動作可能な任意の逐次状態機械、適切なファームウェアと一緒のプログラマブル論理、適切なソフトウェアと一緒のマイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)など、1つまたは複数のプログラム内蔵、汎用プロセッサ、あるいは上記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路501は、2つの中央処理ユニット(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に好適な形式での情報であり得る。
図示された実施形態では、入出力インターフェース505は、入力デバイス、出力デバイス、または入出力デバイスに通信インターフェースを提供するように設定され得る。UE500は、入出力インターフェース505を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、UE500への入力およびUE500からの出力を提供するために、USBポートが使用され得る。出力デバイスは、スピーカー、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せであり得る。UE500は、ユーザがUE500に情報をキャプチャすることを可能にするために、入出力インターフェース505を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンシティブまたはプレゼンスセンシティブディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサー、マウス、トラックボール、方向パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンシティブディスプレイは、ユーザからの入力を検知するための容量性または抵抗性タッチセンサーを含み得る。センサーは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、チルトセンサー、力センサー、磁力計、光センサー、近接度センサー、別の同様のセンサー、またはそれらの任意の組合せであり得る。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、および光センサーであり得る。
図5では、RFインターフェース509は、送信機、受信機、およびアンテナなど、RF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース511は、ネットワーク543aに通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク543aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク543aは、Wi-Fiネットワークを備え得る。ネットワーク接続インターフェース511は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って通信ネットワーク上で1つまたは複数の他のデバイスと通信するために使用される、受信機および送信機インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース511は、通信ネットワークリンク(たとえば、光学的、電気的など)に適した受信機および送信機機能を実装し得る。送信機および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
RAM517は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなど、ソフトウェアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシングを提供するために、バス502を介して処理回路501にインターフェースするように設定され得る。ROM519は、処理回路501にコンピュータ命令またはデータを提供するように設定され得る。たとえば、ROM519は、不揮発性メモリに記憶される、基本入出力(I/O)、起動、またはキーボードからのキーストロークの受信など、基本システム機能のための、不変低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体521は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、またはフラッシュドライブなど、メモリを含むように設定され得る。一例では、記憶媒体521は、オペレーティングシステム523と、ウェブブラウザアプリケーション、ウィジェットまたはガジェットエンジン、あるいは別のアプリケーションなどのアプリケーションプログラム525と、データファイル527とを含むように設定され得る。記憶媒体521は、UE500による使用のために、多様な様々なオペレーティングシステムまたはオペレーティングシステムの組合せのうちのいずれかを記憶し得る。
記憶媒体521は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピーディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内蔵ハードディスクドライブ、Blu-Ray光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータ記憶(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたはリムーバブルユーザ識別情報(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、あるいはそれらの任意の組合せなど、いくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体521は、UE500が、一時的または非一時的メモリ媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、あるいはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを利用する製造品などの製造品は、記憶媒体521中に有形に具現され得、記憶媒体521はデバイス可読媒体を備え得る。
図5では、処理回路501は、通信サブシステム531を使用してネットワーク543bと通信するように設定され得る。ネットワーク543aとネットワーク543bとは、同じ1つまたは複数のネットワークまたは異なる1つまたは複数のネットワークであり得る。通信サブシステム531は、ネットワーク543bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステム531は、IEEE802.11、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなど、1つまたは複数の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局など、無線通信が可能な別のデバイスの1つまたは複数のリモートトランシーバと通信するために使用される、1つまたは複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、RANリンク(たとえば、周波数割り当てなど)に適した送信機機能または受信機機能をそれぞれ実装するための、送信機533および/または受信機535を含み得る。さらに、各トランシーバの送信機533および受信機535は、回路構成要素、ソフトウェアまたはファームウェアを共有し得るか、あるいは、代替的に、別個に実装され得る。
示されている実施形態では、通信サブシステム531の通信機能は、データ通信、ボイス通信、マルチメディア通信、Bluetoothなどの短距離通信、ニアフィールド通信、ロケーションを決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などのロケーションベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステム531は、セルラー通信と、Wi-Fi通信と、Bluetooth通信と、GPS通信とを含み得る。ネットワーク543bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワークまたはそれらの任意の組合せなど、有線および/または無線ネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク543bは、セルラーネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/またはニアフィールドネットワークであり得る。電源513は、UE500の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を提供するように設定され得る。
本明細書で説明される特徴、利益および/または機能は、UE500の構成要素のうちの1つにおいて実装されるか、またはUE500の複数の構成要素にわたって分割され得る。さらに、本明細書で説明される特徴、利益、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェアまたはファームウェアの任意の組合せで実装され得る。一例では、通信サブシステム531は、本明細書で説明される構成要素のうちのいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路501は、バス502上でそのような構成要素のうちのいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかは、処理回路501によって実行されたとき、本明細書で説明される対応する機能を実施する、メモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの機能は、処理回路501と通信サブシステム531との間で分割され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの非計算集約的機能が、ソフトウェアまたはファームウェアで実装され得、計算集約的機能がハードウェアで実装され得る。
図6は、いくつかの実施形態による仮想化環境を示す。
図6は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境600を示す概略ブロック図である。本コンテキストでは、仮想化することは、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイスおよびネットワーキングリソースを仮想化することを含み得る、装置またはデバイスの仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用される仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)に、あるいはデバイス(たとえば、UE、無線デバイスまたは任意の他のタイプの通信デバイス)またはそのデバイスの構成要素に適用され得、機能の少なくとも一部分が、(たとえば、1つまたは複数のネットワークにおいて1つまたは複数の物理処理ノード上で実行する、1つまたは複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシンまたはコンテナを介して)1つまたは複数の仮想構成要素として実装される、実装形態に関する。
いくつかの実施形態では、本明細書で説明される機能の一部または全部は、ハードウェアノード630のうちの1つまたは複数によってホストされる1つまたは複数の仮想環境600において実装される1つまたは複数の仮想マシンによって実行される、仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが、無線アクセスノードではないか、または無線コネクティビティ(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、ネットワークノードは完全に仮想化され得る。
機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの特徴、機能、および/または利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な、(代替的に、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれることがある)1つまたは複数のアプリケーション620によって実装され得る。アプリケーション620は、処理回路660とメモリ690-1とを備えるハードウェア630を提供する、仮想化環境600において稼働される。メモリ690-1は、処理回路660によって実行可能な命令695を含んでおり、それにより、アプリケーション620は、本明細書で開示される特徴、利益、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境600は、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路660を備える、汎用または専用のネットワークハードウェアデバイス630を備え、1つまたは複数のプロセッサのセットまたは処理回路要素660は、商用オフザシェルフ(COTS:commercial off-the-shelf)プロセッサ、専用の特定用途向け集積回路(ASIC)、あるいは、デジタルもしくはアナログハードウェア構成要素または専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路であり得る。各ハードウェアデバイスはメモリ690-1を備え得、メモリ690-1は、処理回路660によって実行される命令695またはソフトウェアを一時的に記憶するための非永続的メモリであり得る。各ハードウェアデバイスは、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)670を備え得、ネットワークインターフェースコントローラ(NIC)670は物理ネットワークインターフェース680を含む。各ハードウェアデバイスは、処理回路660によって実行可能なソフトウェア695および/または命令を記憶した、非一時的、永続的、機械可読記憶媒体690-2をも含み得る。ソフトウェア695は、1つまたは複数の(ハイパーバイザとも呼ばれる)仮想化レイヤ650をインスタンス化するためのソフトウェア、仮想マシン640を実行するためのソフトウェア、ならびに、それが、本明細書で説明されるいくつかの実施形態との関係において説明される機能、特徴および/または利益を実行することを可能にする、ソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン640は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキングまたはインターフェース、および仮想記憶域を備え、対応する仮想化レイヤ650またはハイパーバイザによって稼働され得る。仮想アプライアンス620の事例の異なる実施形態が、仮想マシン640のうちの1つまたは複数上で実装され得、実装は異なるやり方で行われ得る。
動作中に、処理回路660は、ソフトウェア695を実行してハイパーバイザまたは仮想化レイヤ650をインスタンス化し、ハイパーバイザまたは仮想化レイヤ650は、時々、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることがある。仮想化レイヤ650は、仮想マシン640に、ネットワーキングハードウェアのように見える仮想動作プラットフォームを提示し得る。
図6に示されているように、ハードウェア630は、一般的なまたは特定の構成要素をもつスタンドアロンネットワークノードであり得る。ハードウェア630は、アンテナ6225を備え得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。代替的に、ハードウェア630は、多くのハードウェアノードが協働し、特に、アプリケーション620のライフサイクル管理を監督する、管理およびオーケストレーション(MANO)6100を介して管理される、(たとえば、データセンタまたは顧客構内機器(CPE)の場合のような)ハードウェアのより大きいクラスタの一部であり得る。
ハードウェアの仮想化は、いくつかのコンテキストにおいて、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、データセンタおよび顧客構内機器中に位置し得る、業界標準高ボリュームサーバハードウェア、物理スイッチ、および物理記憶域上にコンソリデートするために使用され得る。
NFVのコンテキストでは、仮想マシン640は、プログラムを、それらのプログラムが、物理的な仮想化されていないマシン上で実行しているかのように稼働する、物理マシンのソフトウェア実装形態であり得る。仮想マシン640の各々と、その仮想マシンに専用のハードウェアであろうと、および/またはその仮想マシンによって仮想マシン640のうちの他の仮想マシンと共有されるハードウェアであろうと、その仮想マシンを実行するハードウェア630のその一部とは、別個の仮想ネットワークエレメント(VNE)を形成する。
さらにNFVのコンテキストにおいて、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ630の上の1つまたは複数の仮想マシン640において稼働する特定のネットワーク機能をハンドリングすることを担当し、図6中のアプリケーション620に対応する。
いくつかの実施形態では、各々、1つまたは複数の送信機6220と1つまたは複数の受信機6210とを含む、1つまたは複数の無線ユニット6200は、1つまたは複数のアンテナ6225に結合され得る。無線ユニット6200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード630と直接通信し得、無線アクセスノードまたは基地局など、無線能力をもつ仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
いくつかの実施形態では、何らかのシグナリングが、ハードウェアノード630と無線ユニット6200との間の通信のために代替的に使用され得る制御システム6230を使用して、実現され得る。
図7は、いくつかの実施形態による、中間ネットワークを介してホストコンピュータに接続された通信ネットワークを示す。
図7を参照すると、一実施形態によれば、通信システムが、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク711とコアネットワーク714とを備える、3GPPタイプセルラーネットワークなどの通信ネットワーク710を含む。アクセスネットワーク711は、NB、eNB、gNBまたは他のタイプの無線アクセスポイントなど、複数の基地局712a、712b、712cを備え、各々が、対応するカバレッジエリア713a、713b、713cを規定する。基地局712a、712b、712cは、図2に示されているようにgNBを備え得ることが諒解されよう。言い換えれば、各基地局は、ユーザプレーンデータ処理装置と制御プレーンデータ処理装置とを備え得る。各基地局712a、712b、712cは、有線接続または無線接続715上でコアネットワーク714に接続可能である。カバレッジエリア713c中に位置する第1のUE791が、対応する基地局712cに無線で接続するか、または対応する基地局712cによってページングされるように設定される。カバレッジエリア713a中の第2のUE792が、対応する基地局712aに無線で接続可能である。この例では複数のUE791、792が示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア中にある状況、または唯一のUEが対応する基地局712に接続している状況に等しく適用可能である。
通信ネットワーク710は、それ自体、ホストコンピュータ730に接続され、ホストコンピュータ730は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散型サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム中の処理リソースとして具現され得る。ホストコンピュータ730は、サービスプロバイダの所有または制御下にあり得、あるいはサービスプロバイダによってまたはサービスプロバイダに代わって動作され得る。通信ネットワーク710とホストコンピュータ730との間の接続721および722は、コアネットワーク714からホストコンピュータ730に直接延び得るか、または随意の中間ネットワーク720を介して進み得る。中間ネットワーク720は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク、またはホストされたネットワークのうちの1つ、またはそれらのうちの2つ以上の組合せであり得、中間ネットワーク720は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、特に、中間ネットワーク720は、2つまたはそれ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
図7の通信システムは全体として、接続されたUE791、792とホストコンピュータ730との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティは、オーバーザトップ(OTT)接続750として説明され得る。ホストコンピュータ730および接続されたUE791、792は、アクセスネットワーク711、コアネットワーク714、任意の中間ネットワーク720、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTT接続750を介して、データおよび/またはシグナリングを通信するように設定される。OTT接続750は、OTT接続750が通過する、参加する通信デバイスが、アップリンクおよびダウンリンク通信のルーティングに気づいていないという意味で、透過的であり得る。たとえば、基地局712は、接続されたUE791にフォワーディング(たとえば、ハンドオーバ)されるべき、ホストコンピュータ730から発生したデータを伴う着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて、通知されないことがあるかまたは通知される必要がない。同様に、基地局712は、UE791から発生してホストコンピュータ730に向かう発信アップリンク通信の将来のルーティングに気づいている必要がない。
図8は、いくつかの実施形態による、部分的無線接続上で基地局を介してユーザ機器と通信するホストコンピュータを示す。
次に、一実施形態による、前の段落において説明されたUE、基地局およびホストコンピュータの例示的な実装形態が、図8を参照しながら説明される。通信システム800では、ホストコンピュータ810が、通信システム800の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するように設定された通信インターフェース816を含む、ハードウェア815を備える。ホストコンピュータ810は、記憶能力および/または処理能力を有し得る、処理回路818をさらに備える。特に、処理回路818は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ810は、ホストコンピュータ810に記憶されるかまたはホストコンピュータ810によってアクセス可能であり、処理回路818によって実行可能である、ソフトウェア811をさらに備える。ソフトウェア811は、ホストアプリケーション812を含む。ホストアプリケーション812は、UE830およびホストコンピュータ810において終端するOTT接続850を介して接続するUE830など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション812は、OTT接続850を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム800は、通信システム中に提供される基地局820をさらに含み、基地局820は、基地局820がホストコンピュータ810およびUE830と通信することを可能にするハードウェア825を備える。ハードウェア825は、通信システム800の異なる通信デバイスのインターフェースとの有線接続または無線接続をセットアップおよび維持するための通信インターフェース826、ならびに基地局820によってサーブされるカバレッジエリア(図8に図示せず)中に位置するUE830との少なくとも無線接続870をセットアップおよび維持するための無線インターフェース827を含み得る。通信インターフェース826は、ホストコンピュータ810への接続860を容易にするように設定され得る。接続860は直接であり得るか、あるいは、接続860は、通信システムのコアネットワーク(図8に図示せず)を、および/または通信システムの外部の1つまたは複数の中間ネットワークを通過し得る。図示の実施形態では、基地局820のハードウェア825は、処理回路828をさらに含み、処理回路828は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。基地局820は、内部的に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア821をさらに有する。
通信システム800は、すでに言及されたUE830をさらに含む。UE830のハードウェア835は、UE830が現在位置するカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続870をセットアップおよび維持するように設定された、無線インターフェース837を含み得る。UE830のハードウェア835は、処理回路838をさらに含み、処理回路838は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または、命令を実行するように適応されたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。UE830は、UE830に記憶されるかまたはUE830によってアクセス可能であり、処理回路838によって実行可能である、ソフトウェア831をさらに備える。ソフトウェア831はクライアントアプリケーション832を含む。クライアントアプリケーション832は、ホストコンピュータ810のサポートのもとに、UE830を介して人間のまたは人間でないユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ810では、実行しているホストアプリケーション812は、UE830およびホストコンピュータ810において終端するOTT接続850を介して、実行しているクライアントアプリケーション832と通信し得る。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション832は、ホストアプリケーション812から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供し得る。OTT接続850は、要求データとユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション832は、クライアントアプリケーション832が提供するユーザデータを生成するためにユーザと対話し得る。
図8に示されているホストコンピュータ810、基地局820およびUE830は、それぞれ、図7のホストコンピュータ730、基地局712a、712b、712cのうちの1つ、およびUE791、792のうちの1つと同様または同等であり得ることに留意されたい。つまり、これらのエンティティの内部の働きは、図8に示されているようなものであり得、別個に、周囲のネットワークトポロジーは、図7のものであり得る。
図8では、OTT接続850は、仲介デバイスとこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングとへの明示的言及なしに、基地局820を介したホストコンピュータ810とUE830との間の通信を示すために抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャが、ルーティングを決定し得、ネットワークインフラストラクチャは、UE830からまたはホストコンピュータ810を動作させるサービスプロバイダから、またはその両方からルーティングを隠すように設定され得る。OTT接続850がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに、ネットワークインフラストラクチャが(たとえば、ネットワークの負荷分散考慮または再設定に基づいて)ルーティングを動的に変更する判断を行い得る。
UE830と基地局820との間の無線接続870は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続870が最後のセグメントを形成するOTT接続850を使用して、UE830に提供されるOTTサービスの性能を改善する。
1つまたは複数の実施形態が改善する、データレート、レイテンシおよび他のファクタを監視する目的での、測定プロシージャが提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ810とUE830との間のOTT接続850を再設定するための随意のネットワーク機能がさらにあり得る。測定プロシージャおよび/またはOTT接続850を再設定するためのネットワーク機能は、ホストコンピュータ810のソフトウェア811およびハードウェア815でまたはUE830のソフトウェア831およびハードウェア835で、またはその両方で実装され得る。実施形態では、OTT接続850が通過する通信デバイスにおいてまたはそれに関連して、センサー(図示せず)が展開され得、センサーは、上記で例示された監視された量の値を供給すること、またはソフトウェア811、831が監視された量を算出または推定し得る他の物理量の値を供給することによって、測定プロシージャに参加し得る。OTT接続850の再設定は、メッセージフォーマット、再送信セッティング、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は、基地局820に影響を及ぼす必要がなく、再設定は、基地局820に知られていないかまたは知覚不可能であり得る。そのようなプロシージャおよび機能は、当技術分野において知られ、実施され得る。いくつかの実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ810の測定を容易にするプロプライエタリUEシグナリングを伴い得る。測定は、ソフトウェア811および831が、ソフトウェア811および831が伝搬時間、エラーなどを監視する間にOTT接続850を使用して、メッセージ、特に空のまたは「ダミー」メッセージが送信されることを引き起こすことにおいて、実装され得る。
図9は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す。
図9は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図9への図面参照のみがこのセクションに含まれる。ステップ910において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ910の(随意であり得る)サブステップ911において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ920において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。(随意であり得る)ステップ930において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが始動した送信において搬送されたユーザデータをUEに送信する。(また、随意であり得る)ステップ940において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図10は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す。
図10は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図10への図面参照のみがこのセクションに含まれる。方法のステップ1010において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。随意のサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1020において、ホストコンピュータは、UEにユーザデータを搬送する送信を始動する。送信は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局を介して進み得る。(随意であり得る)ステップ1030において、UEは、送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図11は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す。
図11は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図11への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1110において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加または代替として、ステップ1120において、UEはユーザデータを提供する。ステップ1120の(随意であり得る)サブステップ1121において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ1110の(随意であり得る)サブステップ1111において、UEは、ホストコンピュータによって提供された受信された入力データに反応してユーザデータを提供する、クライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された特定の様式にかかわらず、UEは、(随意であり得る)サブステップ1130において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を始動する。方法のステップ1140において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図12は、いくつかの実施形態による、ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器とを含む通信システムにおいて実装される方法を示す。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8を参照しながら説明されたものであり得る、ホストコンピュータと基地局とUEとを含む。本開示の簡単のために、図12への図面参照のみがこのセクションに含まれる。(随意であり得る)ステップ1210において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。(随意であり得る)ステップ1220において、基地局は、ホストコンピュータへの、受信されたユーザデータの送信を始動する。(随意であり得る)ステップ1230において、ホストコンピュータは、基地局によって始動された送信において搬送されたユーザデータを受信する。
図13は、いくつかの実施形態による方法を示す。
図13は、特定の実施形態による、ユーザ機器(UE)と基地局分散型ユニット(DU)との間の無線リンク制御再確立をパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データ回復と同期させるための、制御プレーン(CP)データ処理装置によって実施される方法を図示し、方法は、ステップ1302において始まり、制御プレーンデータ処理装置が、アップリンクおよび/またはダウンリンク停止が基地局DUとUEとの間で発生したという指示を取得する。ステップ1304において、制御プレーンデータ処理装置は、UEによって確認応答されなかった、UEに前に送信されたデータプロトコルユニットを再送信するように、ユーザプレーン(UP)データ処理装置に命令する要求をUPデータ処理装置に送信する。
図14は、いくつかの実施形態による仮想化装置を示す。
図14は、無線ネットワーク(たとえば、図4に示されている無線ネットワーク)における装置1400の概略ブロック図を示す。装置は、無線デバイスまたはネットワークノード(たとえば、図4に示されている無線デバイス410またはネットワークノード460)において実装され得る。装置1400は、図13に関して説明された例示的な方法、および、場合によっては、本明細書で開示される任意の他のプロセスまたは方法を行うように動作可能である。また、図13の方法は、必ずしも装置1400のみによって行われるとは限らないことを理解されたい。その方法の少なくともいくつかの動作は、1つまたは複数の他のエンティティによって実施され得る。
仮想装置1400は、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを備え得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、いくつかの実施形態では、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、取得ユニット1402および送信ユニット1404、ならびに装置1400の任意の他の好適なユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
図14に示されているように、装置1400は、取得ユニット1402と送信ユニット1404とを含み、取得ユニット1402は、アップリンクおよび/またはダウンリンク停止が基地局DUとUEとの間で発生したという指示を取得するように設定される。送信ユニット1404は、UEによって確認応答されなかった、UEに前に送信されたデータプロトコルユニットを再送信するように、ユーザプレーン(UP)データ処理装置に命令する要求をUPデータ処理装置に送信するように設定される。
図15は、いくつかの実施形態による方法を示す。
図15は、特定の実施形態による、ユーザ機器(UE)と基地局分散型ユニット(DU)との間の無線リンク制御(RLC)再確立をパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データ回復と同期させるための、ユーザプレーン(UP)データ処理装置によって実施される方法を図示し、方法は、ステップ1502において始まり、ユーザプレーンデータ処理装置が、制御プレーン(CP)データ処理装置から、UEによって確認応答されなかった、UEに前に送信されたデータプロトコルユニットを再送信する要求を受信する。ステップ1504において、ユーザプレーンデータ処理装置は、要求を受信したことに応答して、UEによって確認応答されなかった、UEに前に送信されたデータプロトコルユニットをUEに再送信する。
図16は、いくつかの実施形態による仮想化装置を示す。
図16は、無線ネットワーク(たとえば、図4に示されている無線ネットワーク)における装置1600の概略ブロック図を示す。装置は、無線デバイスまたはネットワークノード(たとえば、図4に示されている無線デバイス410またはネットワークノード460)において実装され得る。装置1600は、図15に関して説明された例示的な方法、および、場合によっては、本明細書で開示される任意の他のプロセスまたは方法を行うように動作可能である。また、図15の方法は、必ずしも装置1600のみによって行われるとは限らないことを理解されたい。その方法の少なくともいくつかの動作は、1つまたは複数の他のエンティティによって実施され得る。
仮想装置1600は、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含み得る、処理回路、ならびに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタル論理などを含み得る、他のデジタルハードウェアを備え得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つまたはいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、いくつかの実施形態では、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技法のうちの1つまたは複数を行うための命令を含む。いくつかの実装形態では、処理回路は、受信ユニット1602および送信ユニット1604、ならびに装置1600の任意の他の好適なユニットに、本開示の1つまたは複数の実施形態による、対応する機能を実施させるために使用され得る。
図16に示されているように、装置1600は、受信ユニット1602と送信ユニット1604とを含み、受信ユニット1602は、制御プレーン(CP)データ処理装置から、UEによって確認応答されなかった、UEに前に送信されたデータプロトコルユニットを再送信する要求を受信するように設定される。送信ユニット1604は、要求を受信したことに応答して、UEによって確認応答されなかった、UEに前に送信されたデータプロトコルユニットをUEに再送信するように設定される。
ユニットという用語は、エレクトロニクス、電気デバイス、および/または電子デバイスの分野での通常の意味を有し得、たとえば、本明細書で説明されるものなど、それぞれのタスク、プロシージャ、算出、出力、および/または表示機能を行うための、電気および/または電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、論理固体および/または個別デバイス、コンピュータプログラムまたは命令などを含み得る。
実施形態
グループAの実施形態
1. ユーザ機器(UE)と基地局分散型ユニット(DU)との間の無線リンク制御再確立をパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データ回復と同期させるための、制御プレーン(CP)データ処理装置によって実施される方法であって、方法は、
a. アップリンクおよび/またはダウンリンク停止が基地局DUとUEとの間で発生したという指示を取得することと、
b. UEによって確認応答されなかった、UEに前に送信されたデータプロトコルユニットを再送信するように、ユーザプレーン(UP)データ処理装置に命令する要求をUPデータ処理装置に送信することと
を含む、方法。
2. 取得するステップが、
a. 基地局DUから指示を受信すること
を含む、実施形態1に記載の方法。
3. CPデータ処理装置が基地局DUとコロケートされる、実施形態1に記載の方法。
4. 指示がUEコンテキスト修正必要メッセージを備える、実施形態1から3のいずれか1つに記載の方法。
5. 指示を取得したことに応答して、無線リソース制御(RRC)再設定メッセージを生成することと、UEにRRC再設定メッセージを送信することとをさらに含む、実施形態1から4のいずれか1つに記載の方法。
6. 要求は、PDCPデータ回復が要求されることを指示するPDCPデータ回復情報エレメント(IE)を備える、ベアラコンテキスト修正要求を備える、実施形態1から5のいずれか1つに記載の方法。
7.
- ユーザデータを提供することと、
- 基地局への送信を介してホストコンピュータにユーザデータをフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態1から6のいずれか1つに記載の方法。
8. ユーザ機器(UE)と基地局分散型ユニット(DU)との間の無線リンク制御(RLC)再確立をパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データ回復と同期させるための、ユーザプレーン(UP)データ処理装置によって実施される方法であって、方法は、
a. 制御プレーン(CP)データ処理装置から、UEによって確認応答されなかった、UEに前に送信されたデータプロトコルユニットを再送信するための要求を受信することと、
b. 要求を受信したことに応答して、UEによって確認応答されなかった、UEに前に送信されたデータプロトコルユニットをUEに再送信することと
を含む、方法。
9. CPデータ処理装置が基地局DUとコロケートされる、実施形態8に記載の方法。
10. 要求は、PDCPデータ回復が要求されることを指示するPDCPデータ回復情報エレメント(IE)を備える、ベアラコンテキスト修正要求を備える、実施形態8または9に記載の方法。
11.
- ユーザデータを提供することと、
- 基地局への送信を介してホストコンピュータにユーザデータをフォワーディングすることと
をさらに含む、実施形態8から10のいずれか1つに記載の方法。
グループCの実施形態
12. ユーザ機器(UE)と基地局分散型ユニット(DU)との間の無線リンク制御再確立をパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データ回復と同期させるための基地局であって、基地局は、
- グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された処理回路と、
- 基地局に電力を供給するように設定された電力供給回路と
を備える、基地局。
13.
- ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
- ユーザ機器(UE)への送信のためにユーザデータをセルラーネットワークにフォワーディングするように設定された通信インターフェースと
を備えるホストコンピュータを含む通信システムであって、
- セルラーネットワークが、無線インターフェースと処理回路とを有する基地局を備え、基地局の処理回路が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、
通信システム。
14. 基地局をさらに含む、実施形態13に記載の通信システム。
15. UEをさらに含み、UEが基地局と通信するように設定された、実施形態13または14に記載の通信システム。
16.
- ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行し、それによりユーザデータを提供するように設定され、
- UEが、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路を備える、
実施形態13から15のいずれか1つに記載の通信システム。
17. ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ機器(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、方法は、
- ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
- ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラーネットワークを介してUEにユーザデータを搬送する送信を始動することであって、基地局が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施する、送信を始動することと
を含む、方法。
18. 基地局においてユーザデータを送信することをさらに含む、実施形態17に記載の方法。
19. ユーザデータが、ホストコンピュータにおいて、ホストアプリケーションを実行することによって提供され、方法が、UEにおいて、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行することをさらに含む、実施形態17または18に記載の方法。
20. 基地局と通信するように設定されたユーザ機器(UE)であって、UEが、実施形態17から19のいずれか1つを実施するように設定された、無線インターフェースと処理回路とを備える、ユーザ機器(UE)。
21. ホストコンピュータを含む通信システムであって、ホストコンピュータが、ユーザ機器(UE)から基地局への送信から発生したユーザデータを受信するように設定された通信インターフェースを備え、基地局が、無線インターフェースと処理回路とを備え、基地局の処理回路が、グループAの実施形態のいずれか1つに記載のステップのいずれかを実施するように設定された、通信システム。
22. 基地局をさらに含む、実施形態21に記載の通信システム。
23. UEをさらに含み、UEが基地局と通信するように設定された、実施形態21または22に記載の通信システム。
24.
- ホストコンピュータの処理回路が、ホストアプリケーションを実行するように設定され、
- UEが、ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行し、それによりホストコンピュータによって受信されるべきユーザデータを提供するように設定された、
実施形態21から23のいずれか1つに記載の通信システム。
略語
以下の略語のうちの少なくともいくつかが本開示で使用され得る。略語間の不整合がある場合、その略語が上記でどのように使用されるかが選好されるべきである。以下で複数回リストされる場合、最初のリスティングが(1つまたは複数の)後続のリスティングよりも選好されるべきである。
CU 中央ユニット
DU 非集中型ユニット
NGC 新世代コア
NR 新世代無線
PDCP パケットデータコンバージェンスプロトコル
UE ユーザ機器
UPF ユーザプレーン機能
AMF アクセスおよびモビリティ機能
1x RTT CDMA2000 1x無線送信技術
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
ABS オールモストブランクサブフレーム
ARQ 自動再送要求
AWGN 加法性白色ガウス雑音
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
CA キャリアアグリゲーション
CC キャリアコンポーネント
CCCH SDU 共通制御チャネルSDU
CDMA 符号分割多重化アクセス
CGI セルグローバル識別子
CIR チャネルインパルス応答
CP サイクリックプレフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CPICH Ec/No 帯域中の電力密度で除算されたチップごとのCPICH受信エネルギー
CQI チャネル品質情報
C-RNTI セルRNTI
CSI チャネル状態情報
DCCH 専用制御チャネル
DL ダウンリンク
DM 復調
DMRS 復調用参照信号
DRX 間欠受信
DTX 間欠送信
DTCH 専用トラフィックチャネル
DUT 被試験デバイス
E-CID 拡張セルID(測位方法)
E-SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
ECGI エボルブドCGI
eNB E-UTRANノードB
ePDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
E-SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
E-UTRA エボルブドUTRA
E-UTRAN エボルブドUTRAN
FDD 周波数分割複信
FFS さらなる検討が必要
GERAN GSM EDGE無線アクセスネットワーク
gNB NRにおける基地局
GNSS グローバルナビゲーション衛星システム
GSM モバイル通信用グローバルシステム
HARQ ハイブリッド自動再送要求
HO ハンドオーバ
HSPA 高速パケットアクセス
HRPD 高速パケットデータ
LOS 見通し線
LPP LTE測位プロトコル
LTE Long-Term Evolution
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS MBSFNオールモストブランクサブフレーム
MDT ドライブテスト最小化
MIB マスタ情報ブロック
MME モビリティ管理エンティティ
MSC モバイルスイッチングセンタ
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NR 新無線
OCNG OFDMAチャネル雑音生成器
OFDM 直交周波数分割多重
OFDMA 直交周波数分割多元接続
OSS 運用サポートシステム
OTDOA 観測到達時間差
O&M 運用保守
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
P-CCPCH 1次共通制御物理チャネル
PCell 1次セル
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDP プロファイル遅延プロファイル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PGW パケットゲートウェイ
PHICH 物理ハイブリッド自動再送要求指示チャネル
PLMN パブリックランドモバイルネットワーク
PMI プリコーダ行列インジケータ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRS 測位参照信号
PSS 1次同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
QAM 直交振幅変調
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RLM 無線リンク管理
RNC 無線ネットワークコントローラ
RNTI 無線ネットワーク一時識別子
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 参照信号
RSCP 受信信号コード電力
RSRP 参照シンボル受信電力または
参照信号受信電力
RSRQ 参照信号受信品質または
参照シンボル受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSTD 参照信号時間差
SCH 同期チャネル
SCell 2次セル
SDU サービスデータユニット
SFN システムフレーム番号
SGW サービングゲートウェイ
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
SNR 信号対雑音比
SON 自己最適化ネットワーク
SS 同期信号
SSS 2次同期信号
TDD 時分割複信
TDOA 到達時間差
TOA 到達時間
TSS 3次同期信号
TTI 送信時間間隔
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UMTS Universal Mobile Telecommunication System
USIM ユニバーサル加入者識別モジュール
UTDOA アップリンク到達時間差
UTRA ユニバーサル地上無線アクセス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA ワイドCDMA
WLAN ワイドローカルエリアネットワーク

Claims (18)

  1. ユーザ機器(UE)と基地局分散型ユニット(DU)との間の無線リンク制御再確立をパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データ回復と同期させるための、制御プレーン(CP)データ処理装置によって実施される方法であって、前記方法は、
    a. アップリンクおよび/またはダウンリンク停止が前記基地局DUと前記UEとの間で発生したという指示を取得することと、
    b. 前記UEによって確認応答されなかった、前記UEに前に送信されたデータプロトコルユニットを再送信するように、ユーザプレーン(UP)データ処理装置に命令する要求を前記UPデータ処理装置に送信することと
    を含む、方法。
  2. 前記取得するステップが、
    a. 前記基地局DUから前記指示を受信すること
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記CPデータ処理装置が前記基地局DUとコロケートされる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記指示がUEコンテキスト修正必要メッセージを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記指示を取得したことに応答して、無線リソース制御(RRC)再設定メッセージを生成することと、前記UEに前記RRC再設定メッセージを送信することとをさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記要求は、PDCPデータ回復が要求されることを指示するPDCPデータ回復情報エレメント(IE)を備える、ベアラコンテキスト修正要求を含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. ユーザ機器(UE)と基地局分散型ユニット(DU)との間の無線リンク制御(RLC)再確立をパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データ回復と同期させるための、ユーザプレーン(UP)データ処理装置によって実施される方法であって、前記方法は、
    a. 制御プレーン(CP)データ処理装置から、前記UEによって確認応答されなかった、前記UEに前に送信されたデータプロトコルユニットを再送信するための要求を受信することと、
    b. 前記要求を受信したことに応答して、前記UEによって確認応答されなかった、前記UEに前に送信されたデータプロトコルユニットを前記UEに再送信することと
    を含む、方法。
  8. 前記CPデータ処理装置が前記基地局DUとコロケートされる、請求項7に記載の方法。
  9. 前記要求は、PDCPデータ回復が要求されることを指示するPDCPデータ回復情報エレメント(IE)を備える、ベアラコンテキスト修正要求を含む、請求項7または8に記載の方法。
  10. ユーザ機器(UE)と基地局分散型ユニット(DU)との間の無線リンク制御再確立をパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データ回復と同期させるための制御プレーン(CP)データ処理装置であって、前記CPデータ処理装置は、
    a. アップリンクおよび/またはダウンリンク停止が前記基地局DUと前記UEとの間で発生したという指示を取得することと、
    b. 前記UEによって確認応答されなかった、前記UEに前に送信されたデータプロトコルユニットを再送信するように、ユーザプレーン(UP)データ処理装置に命令する要求を前記UPデータ処理装置に送信することと
    を行うように設定された処理回路を備える、制御プレーン(CP)データ処理装置。
  11. 前記処理回路が、
    a. 前記基地局DUから前記指示を受信すること
    によって前記取得するステップを実施するように設定された、請求項10に記載のCPデータ処理装置。
  12. 前記CPデータ処理装置が前記基地局DUとコロケートされる、請求項10に記載のCPデータ処理装置。
  13. 前記指示がUEコンテキスト修正必要メッセージを含む、請求項10から12のいずれか一項に記載のCPデータ処理装置。
  14. 前記処理回路が、前記指示を取得したことに応答して、無線リソース制御(RRC)再設定メッセージを生成することと、前記UEに前記RRC再設定メッセージを送信することとを行うようにさらに設定された、請求項10から13のいずれか一項に記載のCPデータ処理装置。
  15. 前記要求は、PDCPデータ回復が要求されることを指示するPDCPデータ回復情報エレメント(IE)を備える、ベアラコンテキスト修正要求を含む、請求項10から14のいずれか一項に記載のCPデータ処理装置。
  16. ユーザ機器(UE)と基地局分散型ユニット(DU)との間の無線リンク制御(RLC)再確立をパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)データ回復と同期させるためのユーザプレーン(UP)データ処理装置であって、前記UPデータ処理装置は、
    a. 制御プレーン(CP)データ処理装置から、前記UEによって確認応答されなかった、前記UEに前に送信されたデータプロトコルユニットを再送信するための要求を受信することと、
    b. 前記要求を受信したことに応答して、前記UEによって確認応答されなかった、前記UEに前に送信されたデータプロトコルユニットを前記UEに再送信することと
    を行うように設定された処理回路を備える、ユーザプレーン(UP)データ処理装置。
  17. 前記CPデータ処理装置が前記基地局DUとコロケートされる、請求項16に記載のUPデータ処理装置。
  18. 前記要求は、PDCPデータ回復が要求されることを指示するPDCPデータ回復情報エレメント(IE)を備える、ベアラコンテキスト修正要求を含む、請求項16または17に記載のUPデータ処理装置。
JP2020573257A 2018-07-02 2019-06-27 パケットデータコンバージェンスプロトコルデータ回復 Active JP7163423B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201862693003P 2018-07-02 2018-07-02
US62/693,003 2018-07-02
PCT/SE2019/050632 WO2020009643A1 (en) 2018-07-02 2019-06-27 Packet data convergence protocol data recovery

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021528928A JP2021528928A (ja) 2021-10-21
JP7163423B2 true JP7163423B2 (ja) 2022-10-31

Family

ID=67470611

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020573257A Active JP7163423B2 (ja) 2018-07-02 2019-06-27 パケットデータコンバージェンスプロトコルデータ回復

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11606833B2 (ja)
EP (1) EP3818776B1 (ja)
JP (1) JP7163423B2 (ja)
CN (1) CN112314044B (ja)
WO (1) WO2020009643A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11601841B2 (en) * 2018-08-01 2023-03-07 Nec Corporation Radio station, radio communication method, non-transitory computer readable medium, and radio communication system
KR102597009B1 (ko) * 2018-08-27 2023-11-01 삼성전자주식회사 이종 네트워크에서 이중 연결 동작을 수행하기 위한 방법 및 장치.
KR20210094955A (ko) * 2020-01-22 2021-07-30 삼성전자주식회사 차세대 이동통신 시스템에서 조건적 핸드오버 (Conditional Handover)와 듀얼 스택 프로토콜 핸드오버 (Dual Stack Protocol Handover) 시 데이터 포워딩 지원 방법
CN114390448A (zh) * 2020-10-21 2022-04-22 北京三星通信技术研究有限公司 组播传输的方法和设备
CN113780902B (zh) * 2021-11-12 2022-08-05 江西省国土空间调查规划研究院 一种基于云计算的灾害风险预警管理系统
WO2023219314A1 (en) * 2022-05-07 2023-11-16 Samsung Electronics Co., Ltd. A method and a system for design of signaling radio bearer and handling control plane data transmission and reception
WO2024020945A1 (en) * 2022-07-28 2024-02-01 Zte Corporation Method, device, and system for data transmission in wireless networks

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7424566B2 (en) * 2005-11-16 2008-09-09 Sun Microsystems, Inc. Method, system, and apparatus for dynamic buffer space allocation
EP2204057B1 (en) * 2007-09-28 2016-12-21 InterDigital Patent Holdings, Inc. Operation of control protocol data units in packet data convergence protocol
US8396037B2 (en) * 2008-06-23 2013-03-12 Htc Corporation Method for synchronizing PDCP operations after RRC connection re-establishment in a wireless communication system and related apparatus thereof
US10321513B2 (en) * 2015-08-17 2019-06-11 Samsung Electronics Co., Ltd Method for PDCP control PDU transmission by user equipment (UE)
KR20180050015A (ko) * 2016-11-04 2018-05-14 삼성전자주식회사 무선통신시스템에서 고신뢰 저지연 통신을 위한 데이터 송수신 방법 및 장치
WO2018128528A1 (ko) * 2017-01-09 2018-07-12 엘지전자(주) 무선 통신 시스템에서 pdu 세션 관리 방법 및 이를 위한 장치
US11330653B2 (en) * 2018-06-14 2022-05-10 Qualcomm Incorporated Mobility robustness and spatial reliability using multi-connectivity
US11212867B2 (en) * 2018-09-19 2021-12-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for transmitting and receiving data in wireless communication system
KR20200035904A (ko) * 2018-09-27 2020-04-06 삼성전자주식회사 무선 통신 시스템에서 이중 접속을 수행하는 방법 및 장치.
US11533773B2 (en) * 2020-03-31 2022-12-20 Ofinno, Llc Early data transmission
US11832277B2 (en) * 2020-07-07 2023-11-28 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for paging for multicast and broadcast service in a wireless communication system

Non-Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
AT & T, KDDI,Lossless Data Transfer for IAB Design with Hop-by-Hop RLC ARQ,3GPP TSG RAN WG3 adhoc_R3-AH-1807 R3-184185,フランス,3GPP,2018年06月26日
AT & T,L2-based multi-hop architecture to support IAB architecture requirements,3GPP TSG RAN WG3 #99 R3-181345,フランス,3GPP,2018年02月17日
Ericsson, CMCC,Description of solutions for centralised retransmission with Option 2,3GPP TSG RAN WG3 #95bis R3-171169,フランス,3GPP,2017年03月25日
Nokia, Nokia Shanghai Bell,Discussion on additional cause values,3GPP TSG RAN WG3 #99bis R3-182051,フランス,3GPP,2018年04月06日
Samsung,Centralized retransmission for multi-connectivity case,3GPP TSG RAN WG3 #97bis R3-173851,フランス,3GPP,2017年09月30日
ZTE, China Telecom,Remaining Issues of Centralized Retransmissions,3GPP TSG RAN WG3 #98 R3-174409,フランス,3GPP,2017年11月17日
ZTE,Clarification on SN modification procedure,3GPP TSG RAN WG2 #101 R2-1802395,フランス,3GPP,2018年02月16日
ZTE,E1 cause values for TS38.463,3GPP TSG RAN WG3 adhoc_R3-AH-1807 R3-183720,フランス,3GPP,2018年06月25日

Also Published As

Publication number Publication date
CN112314044B (zh) 2024-05-28
JP2021528928A (ja) 2021-10-21
US20210235534A1 (en) 2021-07-29
EP3818776A1 (en) 2021-05-12
CN112314044A (zh) 2021-02-02
US11606833B2 (en) 2023-03-14
EP3818776B1 (en) 2023-05-17
US20230189376A1 (en) 2023-06-15
WO2020009643A1 (en) 2020-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111937435B (zh) 测量间隙通信
JP7065183B2 (ja) En-dcにおけるフルrrc設定
CN110915262B (zh) 用于初始用户设备接入的信息交换
JP7218362B2 (ja) Ranインタフェースを介した通知制御
JP7163423B2 (ja) パケットデータコンバージェンスプロトコルデータ回復
JP7165794B2 (ja) 5g nasトランスポートによって運ばれるシグナリングの複数の再送信の回避
JP7110395B2 (ja) マルチセルidシナリオにおけるセルid選択
US20200228245A1 (en) Method to manage downlink data delivery status
US20230328582A1 (en) Methods and apparatus for data volume counting
JP7407310B2 (ja) 複数のセルについての情報を記憶することを求める要求
JP7189341B2 (ja) ハンドオーバにおけるサービスデータアプリケーションプロトコル(SDApP)のエンドマーカーのハンドリング
JP2023510772A (ja) Ne-dcのためのueケイパビリティ協調
WO2020091679A1 (en) Mobile terminated early data transmission reachability for ran context
CN112970302A (zh) 用于控制无线设备的操作模式的方法和装置
US12004250B2 (en) Packet data convergence protocol data recovery
US20220131774A1 (en) Data volume reporting in 5gs
WO2022214844A1 (en) Master node to enb change with sn node direct forwarding

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210301

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220301

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221011

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7163423

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150