JP7189341B2 - ハンドオーバにおけるサービスデータアプリケーションプロトコル(SDApP)のエンドマーカーのハンドリング - Google Patents

ハンドオーバにおけるサービスデータアプリケーションプロトコル(SDApP)のエンドマーカーのハンドリング Download PDF

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Description

本開示の実施形態は、ネットワークにおける方法および装置に関し、特に、ネットワークにおける基地局間のハンドオーバのための方法および装置に関する。
一般に、本明細書で使用されるすべての用語は、異なる意味が明確に与えられ、および/またはそれが使用されるコンテキストから暗示されない限り、関連する技術分野におけるそれらの通常の意味に従って解釈されるべきである。a/an/the+要素、装置、構成要素、手段、ステップなどへの言及はすべて、特に明記しない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つのインスタンスを指すものとして開放的に解釈されるべきである。本明細書に開示される任意の方法のステップは、ステップが別のステップの後または前として明示的に記載されていない限り、および/またはステップが別のステップの後または前になければならないことが暗黙的でない限り、開示される正確な順序で実行される必要はない。本明細書に開示される実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切な場合には、任意の他の実施形態に適用されてもよい。同様に、任意の実施形態の任意の利点は、任意の他の実施形態に適用することができ、その逆も同様である。添付の実施形態の他の目的、特徴、および利点は、以下の説明から明らかになるであろう。
NG-RANにおけるRRCコネクテッド(接続)中のモビリティ
ネットワーク制御のモビリティは、RRC_CONNECTED中のUEに適用され、2つのタイプのモビリティ、すなわち、セルレベルモビリティとビームレベルモビリティとに分類される。セルレベルモビリティは、トリガされるべき明示的なRRCシグナリング、すなわちハンドオーバを必要とする。gNB間ハンドオーバの場合、シグナリング手順は、図1に示される少なくとも以下の要素部品からなり、ステップの番号付けは図1に示す通りである:
1. ソースgNBは、ハンドオーバを開始し、Xnインターフェースを介してハンドオーバ要求を発行する。
2. ターゲットgNBは、アドミッション制御を実行し、ハンドオーバアクノレッジメント(肯定応答)の一部としてRRCコンフィギュレーション(構成)を提供する。
3.ソースgNBは、ハンドオーバコマンドでUEに対してRRCコンフィギュレーションを提供する。ハンドオーバコマンドメッセージは、少なくともセルIDと、UEがシステム情報を読み取ることなくターゲットセルに対してアクセスできるようにする、ターゲットセルにアクセスするために必要なすべての情報と、を含む。場合によっては、コンテンションベースのランダムアクセスとコンテンションフリーのランダムアクセスとに必要となる情報を、ハンドオーバコマンドメッセージに含めることができる。ターゲットセルへのアクセス情報は、もしあれば、ビーム固有情報を含むことができる。
4. UEは、RRCコネクションをターゲットgNBに移動し、ハンドオーバ完了を返信する。
RRCによってトリガされるハンドオーバメカニズムは、UEが少なくともMACエンティティをリセットし、RLCを再確立することを必要とする。PDCPエンティティの再確立を伴うものと、伴わないものとの両方のRRC管理ハンドオーバがサポートされる。RLC AM モードを使用するDRBの場合、PDCPは、セキュリティキーの変更と共に再確立されるか、または、キーの変更なしにデータリカバリ手順を開始することができる。RLC UM モードを使用するDRBおよびSRBの場合、PDCPは、セキュリティキーの変更と共に再確立されるか、または、キーの変更なしでそれをそのまま残すことができる。
ターゲットgNBがソースgNBと同じDRBコンフィギュレーションを使用する場合、ハンドオーバ時のデータ転送、インシーケンス配信、および重複回避が保証されうる。タイマベースのハンドオーバ障害手続きが、NRでサポートされている。RRCコネクション再確立手続きが、ハンドオーバ障害からの回復のために、使用される。
ビームレベルモビリティは、明示的なRRCシグナリングがトリガされることを必要としない。gNBは、RRCを介して、UEに、SSB/CSIリソースおよびリソースセットのコンフィギュレーションを含む測定コンフィギュレーションをシグナリングし、チャネルおよび干渉測定およびレポートをトリガするためのレポートおよびトリガ状態を提供する。次に、ビームレベルモビリティは、物理層およびMAC層の制御シグナリングによって下位レイヤで処理されるが、RRCは、所定の時点でどのビームが使用されているかを知る必要はない。
ハンドオーバー:Cプレーンハンドリング
NR RAN内ハンドオーバは、5GCの関与なしに実行されるハンドオーバ手順の準備および実施段階を実行し、すなわち、準備メッセージがgNB間で直接的に交換(送受信)される。ハンドオーバ完了フェーズ中においてソースgNBでのリソースの解放は、ターゲットgNBによって、トリガされる。図2は、AMFもUPFも変更しない基本的なハンドオーバシナリオを示し、ステップの番号付けは図2に示す通りである:
0. ソースgNB内のUEコンテキストは、コネクション確立時または最後(直近)のTAアップデート時に提供されたローミングおよびアクセス制限に関する情報を有している。
1. ソースgNBは、UE測定手順を構成し、UEは、測定コンフィギュレーション(構成)に従って報告する。
2. ソースgNBは、MeasurementReport(測定報告)およびRRM情報に基づいて、UEをハンドオーバすることを決定する。
3. ソースgNBは、ターゲット側でハンドオーバを準備するために必要となる情報を持つトランスペアレントなRRCコンテナを渡し、ターゲットgNBにハンドオーバ要求メッセージを発行する。この情報は、少なくとも、ターゲットセルID、KgNB*、ソースgNB内のUEのC-RNTI、UE非アクティブ時間を含むRRMコンフィギュレーション、アンテナ情報およびDLキャリア周波数を含む基本ASコンフィギュレーション、UEに適用されるDRBマッピングルールへの現在のQoSフロー、ソースgNBからの最小システム情報、様々なRATのためのUE能力、PDUセッション関連情報を含み、利用可能であれば、ビーム関連情報を含むUE報告の測定情報を含むことができる。PDUセッション関連情報には、スライス情報(サポートされている場合)とQoSフローレベルQoSプロファイルが含まれる。
4. アドミッション制御は、ターゲットgNBによって実行されてもよい。スライス情報がターゲットgNBに送信される場合、スライス認識アドミッション制御が実行される。PDUセッションがサポートされていないスライスに関連付けられている場合、ターゲットgNBは、そのようなPDUセッションを拒否する。
5. ターゲットgNBは、L1/L2を用いてハンドオーバを準備し、ハンドオーバを実行するためのRRCメッセージとしてUEに送信されるトランスペアレントコンテナを含むHANDOVER REQUEST ACKNOWLEDGE(ハンドオーバリクエストアクノレッジ)をソースgNBに送信する。
6. ソースgNBは、ターゲットセルにアクセスするために必要な情報(少なくともターゲットセルID、新しいC-RNTI、選択されたセキュリティアルゴリズムのターゲットgNBセキュリティアルゴリズム識別子)を含むRRCReconfiguration(RRC再構成)メッセージをUEに送信することによってUuハンドオーバをトリガする。それはまた、専用のRACHリソースのセット、RACHリソースとSSBとの間の関連付け、RACHリソースとUE固有CSI-RS構成との間の関連付け、共通RACHリソース、およびターゲットセルSIBなどを含むことができる。
7. ソースgNBは、SN STATUS TRANSFER(ステータス転送)メッセージをターゲットgNBに送信する。
8. UEは、ターゲットセルに同期し、RRCReconfigurationComplete(RRC再構成完了)メッセージをターゲットgNBに送信することによって、RRCハンドオーバ手順を完了する。
9. ターゲットgNBはPATH SWITCH REQUEST(経路切替要求)メッセージをAMFに送信して、5GCをトリガしてターゲットgNBに向けてDLデータパスを切り替え、ターゲットgNBに向かうNG-Cインタフェースインスタンスを確立する。
10. 5GCは、ターゲットgNBに向かうDLデータパスを切り替える。UPFは、旧い経路上の1つ以上の「エンドマーカー」パケットをPDUセッション/トンネルごとにソースgNBに送信し、その後、ソースgNBに対して任意のU-plane(ユーザプレーン)/TNLリソースを解放できる。
11. AMFは、PATH SWITCH REQUESTメッセージをPATH SWITCH REQUEST ACKNOWLEDGE(経路切替要求アクノレッジ)メッセージで確認する。
12. ターゲットgNBは、AMFからPATH SWITCH REQUEST ACKNOWLEDGEメッセージを受信すると、UE CONTEXT RELEASE(コンテキスト解放)を送信して、ハンドオーバの成功をソースgNBに通知する。次いで、ソースgNBは、UEコンテキストに関連する無線およびCプレーン関連リソースを解放することができる。任意の進行中のデータ転送を継続することができる。
以下の両方のタイプの測定が利用可能である場合、(1つまたは複数の)SSBに関連する(レイヤ3モビリティのための)ビーム測定情報と、(1つまたは複数の)報告されたセルのための(1つまたは複数の)CSI-RSと、の両方を、RRMコンフィギュレーションは含むことができる。また、CAが構成されると、RRMコンフィギュレーションは、測定情報を利用可能な、各周波数上での最良のセルのリストを含むことができる。また、RRM測定情報は、ターゲットgNBの配下にある、リストに掲載されたセル、のビーム測定結果を含むこともできる。
ターゲットセル内での複数のビームのための共通のRACHコンフィギュレーションは、SSB(複数可)にのみ関連付けられる。ネットワークは、SSB(複数可)に関連付けられた専用のRACHコンフィギュレーションを有することができ、および/または、セル内のCSI-RS(複数可)に関連付けられた専用RACHコンフィギュレーションを有することができる。ターゲットgNBは、UEがターゲットセルにアクセスすることを可能にするために、ハンドオーバコマンドに以下のRACHコンフィギュレーションのうちの1つのみを含むことができる:
i) 共通RACHコンフィギュレーション、
ii) 共通RACHコンフィギュレーション + SSBに関連付けられた専用RACHコンフィギュレーション、
iii) 共通RACHコンフィギュレーション+CSI-RSに関連する専用RACHコンフィギュレーション。
専用RACHコンフィギュレーションは、RACHリソース(複数可)を、それらを使用するための品質しきい値と共に割り当てる。専用RACHリソースが提供される場合、それらは、UEによって優先順位付けされ、UEは、それらの専用リソースの品質しきい値が満たされる限り、コンテンションベースのRACHリソースに切り替わらないものとする。専用RACH リソースにアクセスする順序は、UEの実装次第である。
Uプレーンのハンドリング(取り扱い)
RRC_CONNECTED中のUEのためのIntra-NR-Accessモビリティアクティビティの期間において、Uプレーンハンドリングは、HO中のデータ損失を避けるために、以下の原則が考慮される:
● HO準備中に、ソースgNBとターゲットgNBとの間にUプレーントンネルが確立可能である、
● HO実行中に、ユーザデータがソースgNBからターゲットgNBに転送可能である。
● 転送は、UPFからのパケットがソースgNBで受信されるか、ソースgNBバッファが空になっていない限り、順番に行われる必要がある。
● HO完了時:
● ターゲットgNBは、UEがアクセスを獲得したことを知らせるために、経路切替要求メッセージをAMFに送信し、次いで、AMFは、UPF内のターゲットgNBへのソースgNBの経路切替関連の5GC内部シグナリングおよび実際の経路切替をトリガする、
● ソースgNBは、UPF からのパケットがソースgNBで受信されるか、ソースgNBバッファが空になっていない限り、データの転送を続行する必要がある。
RLC-AMベアラの場合:
● インシーケンス配信と重複回避のために、PDCP SNはDRBごとに維持され、ソースgNBは、PDCPシーケンス番号をまだ有していないパケットに対して割り当てる次のDL PDCP SN について、(ソースgNBまたはUPF から)ターゲットgNBに通知する。
● セキュリティ同期のために、HFNも維持され、ソースgNBは、ULのための1つの基準HFNと、DLのための1つと、すなわちHFNおよび対応するSNを、ターゲットに提供する。
● UEおよびターゲットgNBの両方において、重複検出および並べ替えのためのウィンドウベースのメカニズムが使用される。
● ターゲットgNBにおけるエアインターフェース上での重複の発生は、UEによるターゲットgNBでのPDCP SNベースの報告によって最小限に抑えられる。アップリンクにおいて、レポート(報告)は、オプションでgNBによってDRBごとに構成され、許可されたリソースがターゲットgNBにあるときに、UEは最初にそれらのレポートの送信を開始する必要がある。ダウンリンクにおいて、gNBは、いつ、どのベアラについて報告が送信されるかを自由に決定することができ、UEは、レポートを待つことなく、アップリンク送信を再開する。
● ターゲットgNBは、ソースgNBによって転送されてきたすべてのダウンリンクデータを再送信するとともに優先順位を付与する(すなわち、ターゲットgNBは、まず、PDCP SNを持つすべての転送されてきたPDCP SDUを送信し、次に、新しいデータが5GC から送信される前に、すべての転送されてきたダウンリンクSDAP SDUを送信する必要がある)。ただし、UEによるPDCP SN ベースのレポートによって受信がアクノレッジ(確認)されたPDCP SDU は除く。
メモ:QoSフローがハンドオーバ時に別のDRBにマッピングされている場合のロスレス配信では、ターゲットセルで旧いDRBを構成(設定)する必要がある。DLでのインオーダー(順番通りの)配信の場合、ターゲットgNBは、新しいDRBで5GCNから新しいデータを送信する前に、まず旧いDRBで転送されてきたPDCP SDUを送信する必要がある。ULにおいて、ターゲットgNBは、UEから旧いDRB上でエンドマーカーを受信する前に、QoSフローのデータを新しいDRBから5GCNに配信すべきではない。
● UEは、ソースのRLCでアクノレッジされていない最も旧いPDCP SDUから始まるすべてのアップリンクPDCP SDUをターゲットgNBで再送信する。ただし、ターゲットによるPDCP SN ベースのレポートによって受信されたことがアクノレッジされたPDCP SDUは除く。
RLC-UMベアラの場合:
● PDCP SNおよびHFNは、ターゲットgNBにおいてリセットされる、
● ターゲットgNBでPDCP SDUが再送信されない、
● ターゲットgNBは、コアネットワークからのデータを介してソースgNBによって転送されるすべてのダウンリンクSDAP SDUに優先順位を付与する、
メモ:ハンドオーバ時にQoSフローが異なるDRBにマッピングされるときの損失を最小化するために、旧いDRBはターゲットセルにおいて構成される必要がある。DLでのインオーダー配信の場合、ターゲットgNBは、新しいDRBで5GCNから新しいデータを送信する前に、まず旧いDRBで転送されたPDCP SDUを送信する必要がある。ULにおいて、ターゲットgNBは、UEから旧いDRB上のエンドマーカーを受信する前に、QoSフローのデータを新しいDRBから5GCNに配信すべきではない。
● UEは、ソースセルにおいて送信が完了したPDCP SDUをターゲットセルにおいて再送信しない。
データフォワーディング(転送)
以下の記述は、システム内ハンドオーバのためのデータ転送原理を示す。ソースNG-RANノードは、PDUセッションのために確立されたQoSフローごとのダウンリンクデータの転送を示唆し、そしてQoSフローをDRBにどのようにマッピングするかを示す情報を提供することがある。ターゲットNG-RANノードは、PDUセッションのために確立されたQoSフローごとにデータ転送を決定する。「ロスレスハンドオーバ」が必要で、ターゲットNG-RANノードがDRBのためのDRBマッピングに同じQoSフローを適用し、そのDRBにマッピングされたすべてのQoSフローがデータ転送を受け入れられる場合、ターゲットNG-RANノードはそのDRBのダウンリンク転送トンネルを確立する。SNステータスの保存が適用されるDRBに対して、ターゲットNG-RANノードは、ULデータ転送トンネルを確立することを決定することができる。ターゲットNG-RANノードは、また、それぞれのPDUセッションのためのダウンリンク転送トンネルを確立することを決定してもよい。この例では、ターゲットNG-RANノードは、QoSフローデータ転送が受け入れられた情報と、ソースNG-RANノードとターゲットNG-RANノードとの間で確立されるデータ転送トンネルのための対応するUP TNL情報とを、提供する。DLのユーザデータパケットのデータ転送が行われる限り、ソースNG-RANノードは、同一の転送トンネルでユーザデータを転送する。
● ターゲットNG-RANノードによるデータ転送で受け入れられたいずれかのQoSフローであって、このQoSフローをソースNG-RANノードでマッピングされたDRBのためのDRB DL転送トンネルが確立されている、QoSフローの場合、このQoSフローにおける新しいパケットは、マッピングされたDRB DL転送トンネルを介して、PDCP SDUとして転送される。
● SNステータスの保存が適用されるDRBの場合、ソースNG-RANノードは、UEによってアクノレッジされていないPDCP PDU に対応するSNを有するすべてのダウンリンクPDCP SDUを、DRB DL転送トンネルを介して、ターゲットNG-RANノードに転送することがある。
● SNステータスの保存を適用するDRBの場合、ソースNG-RANノードは:
● ソースNG-RANノードがターゲットNG-RANノードからアップリンク転送のための要求を受け付けていない場合、または、ターゲットNG-RANノードがハンドオーバ準備手順中にベアラのアップリンク転送を要求していない場合、間違った順序で受信されたアップリンクPDCP PDUを廃棄する。または、
● ソースNG-RANノードがハンドオーバ準備手順中にベアラのアップリンク転送のための要求をターゲットNG-RANノードからすでに受け付けている場合、間違った順序受信されたアップリンクPDCP PDUをターゲットNG-RANノードに転送する。
エンドマーカーパケットのハンドリング:
● ソースNG-RANノードは、PDUセッションごとに1つまたは複数のGTP-UエンドマーカーパケットをUPFから受信し、そのトンネル経由で転送するユーザデータパケットがなくなったときに、各データ転送トンネルにおいてエンドマーカーパケットを折り返し送信する。
● データ転送トンネル経由で送信されるエンドマーカーパケットは、そのトンネル経由で転送されるすべてのQoSフローに適用される。エンドマーカーパケットが転送トンネルを介して受信された後、ターゲットNG-RANノードは、NG-U PDUセッショントンネルからターゲットNG-RANノードで受信され、その転送トンネルに関連付けられている、QoSフローのパケットを考慮に入れ始めることができる。
現在、いくつかの課題が存在する。既知のハンドオーバシステムでは、ハンドオーバ手順が開始される直前に、ソースNG-RANノードにおいて、DRBへのQoSフローのマッピングが変更されることがある。このとき、ハンドオーバ準備が行われている間、ソースNG-RANノードでのリマッピングが進行していることがある。
図3が示すように、以下のシナリオを考えてみよう:
ソースNG-RANノードは、DRBへのQoSフローのマッピングを変更することを決定し、(ULのために)UEを再構成し、重複回避および再順序付けがサポートされるべきであるDRBのために、DLにおけるQoSフローをリマッピングする。図3は、データ転送が開始される前の、ULおよびDLに3つのDRBが存在するシナリオを示す:
● DRB1 DL:HOでは、旧いマッピングに従ったパケットはまだ送信プロセス中であり、バッファ内では、新しいマッピングに従ったパケットにはすでにPDCP SNが割り当てられている。
● DRB2 DL:HOでは、旧いマッピングに従ったすべてのパケットが送信され、新しいマッピングに従ったパケットにはすでにPDCP SNが割り当てられている。
● DRB3 DL:HOでは、旧いマッピングに従ったすべてのパケットと、新しいマッピングに従ったパケットとがすでに送信されている。新しいマッピングに従ったパケットには、すでにPDCP SNが割り当てられている。
● DRB1 UL:HOにおいて、旧いマッピングに従ったすべてのパケットが提出され、新しいマッピングに沿った送信が進行中である。UEは、新しいマッピングを適用することを示すために、(DRBから除去されたQFIごとに)SDAPエンドマーカーを送信してしまっている。
● DRB2 UL:HOにおいて、旧いマッピングに従ったすべてのパケットが提出(送信)された。
UEは、旧い側で(DRBから除去されたQFIごとに)SDAPエンドマーカーをすでに送信しているか、または、新しい側で送信する。
● DRB3 UL:HOでは、旧いマッピングに沿ったパケットの提出が依然として進行中である。
現行のハンドオーバシステムは、上記のシナリオのいずれにも対処できていない。
3GPP TS38.423 v 15.1.0は、NG-RANにおけるNG-RANノード間の制御プレーンの無線ネットワークレイヤーシグナリング手順を開示している。XnAPは、規格書で定義されているシグナリング手順を使用して、Xnインタフェースの機能をサポートする。
3GPP TS 38.413 v 15.1.0は、NGインタフェースのための無線ネットワークレイヤーシグナリングプロトコルを開示している。NGAP (NGアプリケーションプロトコル)は、規格書で定義されているシグナリング手順によってNG インタフェースの機能をサポートする。
本開示の目的は、NG-RANノード間でのハンドオーバと、デュアルコネクティビティ(二重接続)におけるNG-RANノード間でのコンテキスト転送と、を含む、QoSフローのDRBへのリマッピング手順中に、基地局ハンドオーバをにサポート(支援)することである。
本開示の実施形態は、特定された問題のいくつかまたはすべてを軽減する装置および方法を提供することを目的とする。
3GPP TS 38.413 v 15.1.0は、NGインタフェースのための無線ネットワークレイヤーシグナリングプロトコルを開示している。NGAP (NGアプリケーションプロトコル)は、規格書で定義されているシグナリング手順によってNG インタフェースの機能をサポートする。
"Discussion on data forwarding and QoS flow remapping"、Huawei、3rd Generation Partnership Project(3GPP)、Draft R3-185817、XP051529086、 https://www. 3gpp.org/DynaReport/TDocExMtg--R3-101b--18804.htm、2020年7月30日発行によれば、ハンドオーバ手順の直前におけるソースNG-RANノードにおいて発生するQoSフローの再マッピングに関する状況が説明されている。
本開示の実施形態のさらなる態様は、基地局によって実行される方法を提供し、この方法は、QoSフローのDRBへのリマッピング(再割り当て)を開始することと、リマッピングが進行中であることをターゲット基地局に通知することと、QoSフローのDRBへの旧いマッピングおよび新しいマッピングをターゲット基地局に提供することとを有し、旧いマッピングは、リマッピングの前に実行され、新しいマッピングは、リマッピングの後に実行される。
本開示の実施形態のさらに別の態様は、基地局によって実行される方法を提供し、この方法は、データ無線ベアラ(DRB)へのQoSフローのリマッピングが進行中であるというインジケーションを別の基地局から受信することと、別の基地局からDRBへのQoSフローの旧いマッピングおよび新しいのマッピングを受信することと、DRBへのQoSフローの旧いマッピングおよび新しいのマッピングを使用して無線デバイスから信号を受信することとを有する。
本開示の実施形態のさらなる態様は、基地局によって実行される方法を提供し、この方法は、QoSフローのDRBへのリマッピング(再割り当て)を開始することと、リマッピングが進行中であることをターゲット基地局に通知することと、QoSフローのDRBへの旧いマッピングおよび新しいマッピングをターゲット基地局に提供することとを有し、旧いマッピングは、リマッピングの前に実行され、新しいマッピングは、リマッピングの後に実行され、基地局は、ソース次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)ノードであり、ターゲット基地局は、ハンドオーバのためのターゲットNG-RANノードであり、ソースNG-RANノードは、シーケンス番号(SN)ステータス転送メッセージをターゲットNG-RANノードに送信し、SNステータス転送メッセージは、ステータス転送の対象となるDRBのリストを有する。
本開示の実施形態のさらに別の態様は、ソースNG-RANノードと無線デバイスとを有するシステムによって実行される方法であって、当該方法は、上述の基地局によって実行されるステップを有するとともに、さらに、無線デバイスによって、データ無線ベアラ(DRB)へのサービス品質フロー(QoSフロー)の第一マッピングを使用してデータパケットを送信することと、新しいマッピングを受信することと、無線デバイスが新しいマッピングを適用していることを示すサービスデータアプリケーションプロトコル(SDAP)エンドマーカーを送信することと、を有する
実施形態の追加の態様は、本明細書で説明される方法を実行するように構成された基地局と、基地局および無線デバイスを有するシステムと、を提供する。
o DLデータのハンドリングで、HO(通常は別のNG-RANノードへのSDAPの引っ越し)がトリガされたときに、ソース側でのリマッピングがまだ終了していない場合、ソース側のマッピング情報が、ソースNG-RANノードの最新のマッピング決定に沿ってターゲットノードに提供される。
既存の仕様に影響はない。
● アップリンクハンドリング:
o ULパケットのターゲット側へのデータ転送は、ソース側でパケットが欠落している場合に、発生する。この場合、PDCP SNを有するULパケットはターゲットノードに転送される。図3は、DRB1およびDRB2の2つの興味深いケースを示しており、ターゲット側でも同様にリマッピングが行われる。QoSフローのためのパケットと、その後の、QoSフローのSDAPエンドマーカPDUは、ターゲットNG-RANノードによってDRB上で受信される可能性があるQoSフローのためのものであり、そこから、ターゲットノードは、このようなことを予期しないだろう。なぜなら、ソース側で進行中のリマッピングを認識していないからである。言い換えれば、ターゲットは、予想されたものとは異なるDRB上で所与のQoSフローのためのULパケットを受信することができる。これは、たとえば、ターゲットノードが、UE側からの誤動作を想定して、DRBをリリース(解放)することを決定しうるような、特定の実装で、問題を引き起こすかもしれない。
o この問題を解決するには、(1) ソースNG-RANノードは、ソース側でリマッピングが進行中であることをターゲットNG-RAN に通知する必要がある。(2) ソースNG-RANノードは、旧いマッピングと新しいマッピングの両方をターゲットNG-RANノードに提供する必要がある。これにより、ターゲットNG-RANノードは、UEからSDAPヘッダーを受信する準備が整う。
実施形態の態様は、ハンドオーバ準備が実行されている間に、ソースNG-RANノードが、ソースにおいてリマッピングが進行中であることをターゲットNG-RANに通知することを可能にするメカニズムを提供する。
本明細書で開示される問題のうちの1つ以上に対処する様々な実施形態が、本明細書で提案される。特定の実施形態によれば、ネットワークノードによって実行される方法が開示される。ネットワークノードは、DRBへのQoSフローのリマッピングを開始する。ネットワークノードは、リマッピングが進行中であることを対象ネットワークノードに通知する。ネットワークノードは、ターゲットネットワークノードにDRBに対するQoSフローの新旧マッピングも提供する。ここで、旧いマッピングはリマッピングの前に実行され、新しいマッピングはリマッピングの後に実行される。これにより、ターゲットネットワークノードがUEからSDAPヘッダーを受信できるようになる。
特定の実施形態によれば、ターゲットネットワークノードによって実行される一方法が開示される。ソースネットワークノードがDRBへのQoSフローのリマッピングを開始した後、ソースネットワークノードからターゲットネットワークノードが、リマッピングが進行中であることをインジケーションを受信する。また、ターゲットネットワークノードは、ソースネットワークノードから、DRBへのQoSフローの新旧マッピングを受信する。ここで、旧いマッピングはリマッピングの前に配置され、新しいマッピングはリマッピングの後に配置される。これにより、ターゲットネットワークノードがUEからSDAPヘッダーを受信できるようになる。
特定の実施形態によれば、ネットワークノードが開示される。ネットワークノードは、上述の方法のいずれかを実行するように構成されたプロセッシング回路(および他のハードウエア)を有する。
いくつかの実施形態によれば、以下でより詳細に説明するように、UEおよびUEによって実行される方法も開示される。
特定の実施形態は、以下の技術的利点のうちの1つ以上を提供し得る。たとえば、提案されたメカニズムは、DRBへのQoSフローのリマッピングがソースノードで実行されている間に、ハンドオーバ準備が実行されるという状況をサポートする。これにより、ターゲットノードは、期待されるDRB上で特定のQoSフローのULパケットを受信する。これにより、ターゲットノードがUEからのエラーを仮定してしまってDRBを解放してしまうことが、防止される。追加の技術的利点は、本開示に照らして当業者には容易に明らかであろう。
ここで、本明細書で企図される実施形態のいくつかを、添付の図面を参照してより完全に説明する。しかしながら、他の実施形態は、本明細書に開示された主題の範囲内に含まれ、開示された主題は、本明細書に記載された実施形態のみに限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、主題の範囲を当業者に伝えるために例として提供される。
上で説明したように、図3で説明したシナリオは、既存の仕様に影響を与える必要なく、DLでサポート可能である。他方、正しいULハンドリングのために、ソースNG-RANノードは、リマッピングが進行中であること、および、新旧のマッピングについて、ターゲットNG-RANノードに通知する必要がある。これは、たとえば、以下で論じるように、Xnインターフェースに新しいSNステータス転送メッセージを追加することによって実行可能である。
SNステータス転送
いくつかの実施形態によれば、このメッセージは、ハンドオーバ中またはデュアルコネクティビティのためにアップリンク/ダウンリンクPDCP SNおよびHFNステータスを伝送するために、適切なネットワークノード(たとえば、ソースNG-RANノード)によって別の適切なネットワークノード(たとえば、ターゲットNG-RANノード)に送信される。
方向: ソースNG-RANノード -> ターゲットNG-RANノード(ハンドオーバの場合)、DRBコンテキストを転送元であるNG-RANノード -> DRB コンテキストの転送先であるNG-RANノード(デュアルコネクティビティの場合)。
いくつかの実施形態によれば、提案された解決策は、以下の表1に示される3GPP TS 38.423に対する提案された変更を用いて実装されうる。しかしながら、これは単に例示の目的のためであり、本開示の範囲または本明細書で説明される機能から逸脱することなく、TS 38.423または他の仕様のいずれかにおいて、他の変更または用語が使用され得ることが理解されるであろう。
Figure 0007189341000001
本開示の一部として、太い下線付きテキストを有する部分が紹介される。
ターゲットノードがCU-CP とCU-UPに分割されている場合(TS 38.401 で説明されているアーキテクチャによる)、この情報はE1インターフェースでも配布される必要がある。これは、TS 38.463内のベアラコンテキストセットアップ要求メッセージ内に旧フローマッピング情報-ULエンドマーカ-期待IEを追加することによって、実行されてもよい。同様に、NGハンドオーバの場合にこのシナリオをハンドリングするために、同様のIEもNGインターフェースを介して導入されるべきである。
SNステータス転送手順の目的は、PDCP SNおよびHFNステータスの保存が適用されるソースDRBコンフィギュレーションのそれぞれのDRBごとに、Xnハンドオーバ中にソースからターゲットNG-RANノードに、または、デュアルコネクティビティに関与するNG-RANノード間に、アップリンクPDCP SNと、HFN受信機ステータスと、ダウンリンクPDCP SNと、HFN送信機ステータスと、を転送することである。
実施形態の態様がハンドオーバの文脈で議論され、SNステータス転送手順が後続の明細書の説明におけるデュアルコネクティビティの過程で適用される場合、使用される用語は、以下のように解釈されるべきである:
● DRBコンテキストの転送元であるNG-RANノード、すなわち、データ転送のデュアルコネクティビティに関与するNG-RANノードの挙動は、「ソースNG-RANノード」の挙動によって特定される。
● DRBコンテキストの転送先であるNG-RANノードの挙動、すなわち、データの転送先であり、デュアルコネクティビティに関与するNG-RANノードの挙動は、「ターゲットNG-RANノード」の挙動によって特定される。
実施形態の態様では、手順は、UE関連シグナリングを使用する。
TS 38.423は、以下に述べるように修正されてもよい:
8.2.2.2 オペレーションの成功
一実施形態の一態様によるSNステータス転送オペレーションでは、図3Aに示されるように、ソースNG-RANノードは、PDCP SNをダウンリンクSDUに割り当てることを停止し、UL SDUを5GCに向けて配信することを停止し、送信機/受信機ステータスがフリーズ(停止)しているとみなされた時点で、SNステータス転送メッセージをターゲットNG-RANノードに送信することによって、手順を開始する。TS 38.300[9]によるこのハンドオーバのためのフルコンフィギュレーションを使用するターゲットNG-RANノードは、このメッセージで受信された情報を無視する。
PDCP-SNおよびHFNステータス保存が適用される各々のDRBに対して、ソースNG-RANノードは、SNステータス転送メッセージ内のステータス転送リストIEの対象DRB内に、DRB ID IE、ULカウント値IEおよびDLカウント値IE、を含める含む。
ソースNG-RANノードは、ソースNG-RANノードがアップリンク転送のためにターゲットNG-RANノードからのリクエスト(要求)を受け付けたDRBごとに、UL PDCP SDU IEの受信ステータスにおいて欠落しているアップリンクSDUと受信されたるアップリンクSDUとを、SNステータス転送メッセージに含めることもできる。
ステータス転送対象DRBリストIEの中のDRBの各々に対して、ターゲットNG-RANノードは、ULカウント値IEの中に含まれる値より低いPDCP-SNをもつアップリンクパケットを配信しない。
ステータス転送リストIEのDRBの中の各DRBに対して、ターゲットNG-RANノードは、PDCP-SNがまだ割り当てられていない最初のダウンリンクパケットに対して、DLカウント値IEの中に含まれるPDCP SNの値を使用しなければならない。
もしメッセージの少なくとも1つのDRBについて、UL PDCP SDUの受信ステータスIE(Receive Status of UL PDCP SDUs IE)がSNステータス転送(SN STATUS TRANSFER)メッセージに含まれる場合、ターゲットNG-RANノードは無線インターフェース経由でUEに送信されるステータスレポート(状態報告)メッセージ内で、それを使用してもよい。
8.2.2.3 オペレーション失敗
該当事項はない。
8.2.2.4 アブノーマルコンディション(異常な状況)
ターゲットNGRANノードにおいて準備の整ったハンドオーバーが存在しないようなUEについて、ターゲットNG-RANノードがこのメッセージを受信すると、ターゲットNG-RANノードはこのメッセージを無視する。
本明細書で説明される主題は、任意の好適な構成要素を使用して任意の適切な種類のシステムで実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図4に示される例示的な無線ネットワークなどの無線ネットワークに関連して説明され、簡潔にするために、図4の無線ネットワークは、ネットワーク406、ネットワークノード460および460b、ならびにWD410、410b、および410cのみを示す。実際には、無線ネットワークは、無線デバイス間または無線デバイスと他の通信装置、たとえば固定電話、サービスプロバイダ、または他のネットワークノードまたはエンド装置との間の通信をサポートするのに適した任意の追加要素をさらに含むことができる。図示された構成要素のうち、ネットワークノード460および無線デバイス(WD)410は、さらなる詳細物を伴って示されている。無線ネットワークは、無線ネットワークによって、または無線ネットワークを介して提供されるサービスへの無線デバイスのアクセスおよび/またはサービスの使用を容易にするために、1つまたは複数の無線デバイスに通信および他のタイプのサービスを提供してもよい。
無線ネットワークは、任意の種類の通信、電気通信、データ通信、セルラ、および/または無線ネットワーク、または他の同様の種類のシステムを含んでいてもよく、および/またはインターフェースであってもよい。いくつかの実施形態で、無線ネットワークは、特定の標準または他のタイプの事前定義されたルールまたは手順に従って動作するように構成されてもよい。したがって、無線ネットワークの特定の実施形態は、グローバル移動体通信システム(GSM)、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、ロングタームエボリューション(LTE)、および/または他の適切な2G、3G、4G、または5G規格などの通信規格、IEEE 802.11規格などの無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)規格、および/またはマイクロ波アクセスのためのワールドワイドインターオペラビリティ(WiMax)、ブルートゥース(登録商標)、Zウェーブ、および/またはZigBee規格などの任意の他の適切な無線通信規格を実装することができる。
ネットワーク406は、1つ以上のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、および装置間の通信を可能にする他のネットワークを含むことができる。
ネットワークノード460およびWD 410は、以下でより詳細に説明される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、無線ネットワークで無線コネクションを提供するなど、ネットワークノードや無線デバイスの機能を提供するために連携する。様々な実施形態で、無線ネットワークは、有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、および/または、有線または無線コネクションを介するかどうかにかかわらず、データおよび/または信号の通信を容易にするかまたは参加してもよい任意の他の構成要素またはシステムを備えてもよい。
本明細書で使用される「ネットワークノード」とは、無線ネットワーク内の無線デバイスおよび/または他のネットワークノードまたは装置と直接的または間接的に通信して、無線デバイスへの無線アクセスを可能にし、および/または無線ネットワーク内の他の機能(たとえば、管理)を実行することができる、構成され、配置され、および/または動作可能な装置を指す。ネットワークノードの例は、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、および、進化型ノードB(eNB))を含むが、これらに限定されない。基地局は、それらが提供する(または、別の言い方をすれば、それらの送信電力レベル)カバレッジの量に基づいて分類されうるもので、次いで、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局とも呼ばれ得る。基地局は、リレーを制御するリレーノードまたはリレードナーノードであってもよい。ネットワークノードはまた、集中デジタルユニット、および/または、遠隔無線ヘッド(RRH)と呼ばれることもある遠隔無線ユニット(RRU)などの分散型の無線基地局の1つまたは複数の(またはすべての)部分を含むことができる。このような遠隔無線ユニットは、アンテナ一体型無線機としてアンテナと一体化される場合とされない場合がある。分散型の無線基地局の一部は、分散アンテナシステムにおいてノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのさらなる例は、MSR BSなどのマルチ標準規格無線(MSR)機器、無線ネットワークコントローラ(RNC)または基地局コントローラ(BSC)などのネットワークコントローラ、基地送受信局(BTS)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャスト協調動作エンティティ(MCE)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O & Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(たとえば、E-SMLC)、および/またはMDTを有する。別の実施形態として、ネットワークノードは、以下にさらに詳しく説明するように、仮想ネットワークノードであってもよい。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、無線ネットワークへのアクセスを可能にし、および/または無線デバイスにアクセスを提供し、または無線ネットワークにアクセスした無線デバイスに何らかのサービスを提供するよう、構成され、配置され、および/または動作可能な任意の適当な装置(または装置群)を表してもよい。
図4において、ネットワークノード460は、プロセッシング回路470、デバイス可読媒体480、インターフェース490、補助機器484、電源486、電源回路487、およびアンテナ462を有する。図4の例示的な無線ネットワークに示されたネットワークノード460は、図示されたハードウエア構成要素の組合せを含むデバイスを表すことができるが、他の実施形態は、構成要素の様々な組合せを有するネットワークノードを含むことができる。ネットワークノードは、本明細書で開示されるタスク、特徴、機能、および方法を実行するために必要とされるハードウェアおよび/またはソフトウエアの任意の好適な組合せを含むことを理解されたい。さらに、ネットワークノード460の構成要素は、より大きなボックス内に配置された単一のボックスとして示されているか、または複数のボックス内に入れ子にされているが、実際には、ネットワークノードは、単一の図示された構成要素を構成する複数の様々な物理構成要素を含むことができる(たとえば、デバイス可読媒体480は、複数の別個のハードディスクドライブならびに複数のRAMモジュールを含むことができる)。
同様に、ネットワークノード460は、多数の物理的に別個の構成要素(たとえば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、またはBTS構成要素およびBSC構成要素など)から構成されてもよく、それらはそれぞれ、それら自体のそれぞれの構成要素を有してもよい。ネットワークノード460が複数の別々の構成要素(たとえば、BTSおよびBSC構成要素)を含む特定の状況では、1つまたは複数の別々の構成要素を複数のネットワークノード間で共有してもよい。たとえば、単一のRNCは、複数のノードBを制御してもよい。このようなシナリオでは、ユニークなノードBとRNCとの各組は、場合によっては、単一の個別のネットワークノードと見なされる可能性がある。いくつかの実施形態で、ネットワークノード460は、マルチプル(多元)無線アクセス技術(RAT)をサポートするように構成されうる。そのような実施形態で、いくつかの構成要素は、複製されてもよく(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体480)、いくつかの構成要素は、再使用されてもよい(たとえば、同じアンテナ462は、RATによって共有されてもよい)。ネットワークノード460はまた、たとえば、GSM、WCDMA(登録商標)、LTE、NR、WiFi、またはブルートゥース(登録商標)無線技術のような、ネットワークノード460に統合された様々な無線技術のための様々な例示された構成要素の多数の設定を含んでもよい。これらのワイヤレス技術は、ネットワークノード460内の同じまたは異なったチップまたはチップセットおよび他の構成要素に統合されてもよい。
プロセッシング回路470は、ネットワークノードによって提供されるものとして本明細書で説明される任意の決定、演算、または類似の動作(たとえば、ある取得動作)を実行するように構成される。プロセッシング回路470によって実行されるこれらの動作は、たとえば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報または変換された情報をネットワークノードに格納された情報と比較すること、および/または取得された情報または変換された情報に基づいて1つまたは複数の動作を実行すること、および前記処理の結果として判定を行うことによって、プロセッシング回路470によって取得された情報を処理することを含み得る。
プロセッシング回路470は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央演算処理装置、デジタルシグナルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の好適なコンピューティングデバイス、資源、またはハードウェア、ソフトウェア、および/またはエンコードロジックの組合せのうちの1つまたは複数の組合せを備えることができ、これらは、単独で、またはデバイス可読媒体480、ネットワークノード460機能などの他のネットワークノード460構成要素と併せてのいずれかで提供するように動作可能である。たとえば、プロセッシング回路470は、デバイス可読媒体480またはプロセッシング回路470内のメモリに格納された命令を実行してもよい。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴、機能、または利益のいずれかを提供することを含むことができる。いくつかの実施形態で、プロセッシング回路470は、システムオンチップ(SOC)を含むことができる。
いくつかの実施形態では、プロセッシング回路470は、無線周波数(RF)トランシーバ回路472およびベースバンドプロセッシング回路474のうちの1つ以上を含んでもよい。いくつかの実施形態で、無線周波数(RF)トランシーバ回路472およびベースバンドプロセッシング回路474は、無線ユニットおよびデジタルユニットなどの、別個のチップ(またはチップセット)、ボード、またはユニット上にあってもよい。代替実施形態で、RFトランシーバ回路472およびベースバンドプロセッシング回路474の一部または全部は、同じチップまたはチップセット、ボード、またはユニット上にあってもよい。いくつかの実施形態で、ネットワークノード、基地局、eNB、または他のそのようなネットワークデバイスによって提供されるものとして本明細書で説明される機能の一部またはすべては、デバイス可読媒体480またはプロセッシング回路470内のメモリ上に格納された命令を実行するプロセッシング回路470によって実現されてもよい。代替の実施形態で、機能のいくつかまたはすべては、ハードワイヤード方式などで、別個のまたは個別のデバイス可読媒体上に格納された命令を実行することなく、プロセッシング回路470によって提供されてもよい。これらの実施形態のいずれにおいても、デバイス可読記憶媒体上に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、プロセッシング回路470は、説明された機能を実行するように構成されてもよい。そのような機能性によって提供される利点は、プロセッシング回路470単独またはネットワークノード460の他の構成要素に限定されず、ネットワークノード460全体によって、および/またはエンドユーザおよび無線ネットワーク全体によって享受される。
デバイス読み取り可能媒体480は、限定されるものではないが、永続的記憶装置、ソリッドステートメモリ、遠隔でマウントされたメモリ、磁気媒体、光学媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み出し専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、取り外し可能記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、および/またはプロセッシング回路470によって使用され得る情報、データ、および/または命令を記憶するその他の揮発性または不揮発性、一時的でないデバイス読み取り可能および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含む、任意の形態の揮発性または不揮発性コンピュータ可読メモリを含むことができる。デバイス可読媒体480は、コンピュータプログラム、ソフトウエア、ロジック、ルール、コード、テーブル等のうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/またはプロセッシング回路470によって実行可能な、ネットワークノード460によって利用可能な他の命令を含む、任意の好適な命令、データまたは情報を記憶してもよい。デバイス可読媒体480は、プロセッシング回路470によって行われた任意の計算、および/またはインターフェース490を介して受信された任意のデータを格納するために使用され得る。いくつかの実施形態で、プロセッシング回路470およびデバイス可読媒体480は、集積されていると考えられてもよい。
インターフェース490は、ネットワークノード460、ネットワーク406、および/またはWD410間のシグナリングおよび/またはデータの有線または無線の通信に使用される。図示のように、インターフェース490は、たとえば、有線コネクションを介してネットワーク406との間でデータを送受信するためのポート/端子494を有する。インターフェース490は、また、アンテナ462に結合されているか、または、特定の実施形態で、アンテナ462の一部である、無線フロントエンド回路492を有する。無線フロントエンド回路492は、フィルタ498および増幅器496を有する。無線フロントエンド回路492は、アンテナ462およびプロセッシング回路470に接続されてもよい。無線フロントエンド回路は、アンテナ462とプロセッシング回路470との間で通信される信号を調整するように構成されてもよい。無線フロントエンド回路492は、無線コネクションを介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるデジタルデータを受信してもよい。無線フロントエンド回路492は、フィルタ498および/または増幅器496の組合せを使用して、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換してもよい。次いで、無線信号は、アンテナ462を介して送信されてもよい。同様に、データを受信する場合、アンテナ462は、無線信号を収集し、次いで、無線フロントエンド回路492によってデジタルデータに変換されてもよい。デジタルデータは、プロセッシング回路470に渡されてもよい。他の実施形態で、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを含むことができる。
特定の代替実施形態では、ネットワークノード460は、別個の無線フロントエンド回路492を含まなくてもよく、代わりに、プロセッシング回路470は、無線フロントエンド回路を含んでもよく、別個の無線フロントエンド回路492を伴わずに、アンテナ462に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態で、RFトランシーバ回路472のすべてまたは一部は、インターフェース490の一部とみなされてもよい。さらに他の実施形態で、インターフェース490は、無線ユニット(図示せず)の一部として、1つまたは複数のポートまたは端末494、無線フロントエンド回路492、およびRFトランシーバ回路472を含んでもよく、インターフェース490は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンドプロセッシング回路474と通信してもよい。
アンテナ462は、無線信号を送信および/または受信するように構成された1つまたは複数のアンテナ、またはアンテナアレイを含み得る。アンテナ462は、無線フロントエンド回路490に結合することができ、データおよび/または信号を無線で送受信してもよい任意のタイプのアンテナとしてもよい。いくつかの実施形態で、アンテナ462は、たとえば、2GHzと66GHzとの間で無線信号を送受信するように動作可能な、1つまたは複数の無指向性、セクタまたはパネルアンテナを含んでもよい。無指向性アンテナは、任意の方向に無線信号を送受信するために使用されてもよく、セクタアンテナは、特定の領域内のデバイスから無線信号を送受信するために使用されてもよく、パネルアンテナは、比較的直線状に無線信号を送受信するために使用されるラインオブサイト(視線)アンテナであってもよい。いくつかの例では、2つ以上のアンテナの使用は、MIMOと呼ばれることがある。特定の実施形態で、アンテナ462は、ネットワークノード460とは別個であってもよく、インターフェースまたはポートを介してネットワークノード460に接続可能であってもよい。
アンテナ462、インターフェース490、および/または、プロセッシング回路470は、ネットワークノードによって実行されるものとして、本明細書に記載される任意の受信動作および/または一定の取得動作を実行するように構成されてもよい。任意の情報、データおよび/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノードおよび/または任意の他のネットワーク機器から受信されてもよい。同様に、アンテナ462、インターフェース490、および/またはプロセッシング回路470は、ネットワークノードによって実行されるものとして、本明細書に記載される任意の送信動作を実行するように構成されてもよい。任意の情報、データ、および/または信号は、無線デバイス、別のネットワークノード、および/または任意の他のネットワーク機器に送信されてもよい。
電源回路487は、パワーマネージメント(電力管理)回路を備えてもよく、または電力管理回路に結合されてもよく、本明細書に記載される機能を実行するための電力をネットワークノード460の構成要素に供給するように構成される。電源回路487は、電源486から電力を受け取ることができる。電源486および/または電源回路487は、それぞれの構成要素に適した形態(たとえば、それぞれの構成要素に必要な電圧および電流レベル)で、ネットワークノード460の様々な構成要素に電力を供給するように構成されてもよい。電源486は、電源回路487および/またはネットワークノード460に含まれてもよいし、外部にあってもよい。たとえば、ネットワークノード460は、電気ケーブルなどの入力回路またはインターフェースを介して、外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能であってもよく、それによって、外部電源は、電源回路487に電力を供給する。さらなる例として、電源486は、電源回路487に接続される、または集積される、バッテリまたはバッテリパックの形態の電源を含んでもよい。外部電源に障害が発生した場合、バッテリからバックアップ電力が供給されることがある。光発電装置のような他のタイプの電源も使用してもよい。
ネットワークノード460の代替的な実施形態は、本明細書で説明される機能のいずれか、および/または、本明細書で説明される主題を支援するために不可欠な任意の機能を含む、ネットワークノードの機能の特定の態様を提供する役割を果たすことができる、図4に示されるものを超える追加の構成要素を含むことができる。たとえば、ネットワークノード460は、ネットワークノード460への情報の入力を可能にし、ネットワークノード460からの情報の出力を可能にするユーザインターフェース装置を含むことができる。これにより、ユーザは、ネットワークノード460の診断、保守、修理、および他の管理機能を実行してもよい。
本明細書で使用されるように、無線デバイス(WD)は、ネットワークノードおよび/または他の無線デバイスと無線で通信するように、構成され、配置され、および/または動作可能な装置を指す。特に断らない限り、用語WDは、本明細書では、ユーザ装置(UE)と互換的に使用されてもよい。無線通信は、電磁波、電波、赤外線、および/またはエア(大気)を介して情報を伝達するのに適した他のタイプの信号を使用して、無線信号を送信および/または受信することを伴ってもよい。いくつかの実施形態では、WDは、直接的な人間の対話なしに情報を送信および/または受信するように構成されてもよい。たとえば、WDは、所定のスケジュールで、内部または外部イベントによってトリガされたとき、またはネットワークからの要求に応答して、ネットワークに情報を送信するように設計されてもよい。WDの例としては、スマートフォン、携帯電話、携帯電話、VoIP(ボイスオーバIP)電話、無線ローカルループ電話、デスクトップコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、無線カメラ、ゲームコンソールまたはデバイス、音楽記憶装置、再生装置、ウェアラブル端末装置、無線エンドポイント、移動局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ埋め込み装置(LEE)、ラップトップ搭載装置(LME)、スマートデバイス、無線カスタマー構内装置(CPE)が挙げられるが、これらに限定されない。車載無線端末機器等であってもよい。WDは、たとえば、サイドリンク通信のための3GPP標準を実装することによって、デバイスツーデバイス(D2D)通信をサポートすることができ、この場合、D2D通信装置と呼ばれてもよい。さらに別の具体例として、ものインターネット(IoT)のシナリオにおいて、WDは、監視および/または測定を実行し、そのような監視および/または測定の結果を別のWDおよび/またはネットワークノードに送信するマシンまたは他のデバイスを表すことができる。この場合、WDは、マシンツーマシン(M2M)デバイスとすることができ、3GPPの文脈では、マシンタイプ通信(MTC)デバイスと呼ばれてもよい。具体例として、WDは3GPPのナローバンドインターネットオブシングス(NB-IoT)規格を実装するUEであってもよい。そのような機械または装置の特定の例は、センサ、電力計、産業機械などの計量装置、または家庭用もしくは個人用機器(たとえば、冷蔵庫、テレビなど)、個人用ウェアラブル(たとえば、時計、フィットネストラッカなど)である。他のシナリオでは、WDは、その動作状態またはその動作に関連する他の機能を監視および/または報告することができる車両または他の機器を表すことができる。上述のようなWDは、無線コネクションのエンドポイントを表すことができ、そのケースでは、装置は、無線端末と呼ばれてもよい。さらに、上述されたようなWDは、モバイルであってもよく、その場合、モバイルデバイスまたはモバイル端末とも呼ばれてもよい。
図示されるように、無線デバイス410は、アンテナ411、インタフェース414、プロセッシング回路420、デバイス可読媒体430、ユーザインターフェース装置432、補助装置434、電源436、および電源回路437を有する。WD 410は、ほんの数例を挙げると、たとえば、GSM、WCDMA(登録商標)、LTE、NR、WiFi、WiMAX、またはブルートゥース(登録商標)無線技術など、WD 410によってサポートされる異なる無線技術のための例示された構成要素のうちの1つまたは複数を含む複数のセットを含むことができる。これらの無線技術は、WD 410内の他のコンポーネントと同じまたは異なるチップまたはチップセットに統合されてもよい。
アンテナ411は、無線信号を送信および/または受信するように構成された1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含むことができ、インターフェース414に接続される。特定の代替実施形態では、アンテナ411は、WD 410とは別個であってもよく、インターフェースまたはポートを介してWD 410に接続可能であってもよい。アンテナ411、インターフェース414、および/またはプロセッシング回路420は、WDによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の受信動作または送信動作を実行するように構成されてもよい。任意の情報、データおよび/または信号は、ネットワークノードおよび/または別のWDから受信されてもよい。いくつかの実施形態で、無線フロントエンド回路および/またはアンテナ411は、インターフェースとみなされてもよい。
図示されるように、インターフェース414は、無線フロントエンド回路412およびアンテナ411を有する。無線フロントエンド回路412は、1つまたは複数のフィルタ418および増幅器416を有する。無線フロントエンド回路414は、アンテナ411およびプロセッシング回路420に接続され、アンテナ411とプロセッシング回路420との間で通信される信号を調整するように構成される。無線フロントエンド回路412は、アンテナ411に結合されてもよく、またはその一部であってもよい。いくつかの実施形態では、WD 410は、別個の無線フロントエンド回路412を含まなくてもよく、むしろ、プロセッシング回路420は、無線フロントエンド回路を含んでもよく、アンテナ411に接続されてもよい。同様に、いくつかの実施形態で、RFトランシーバ回路422の一部または全部は、インターフェース414の一部とみなされてもよい。無線フロントエンド回路412は、無線コネクションを介して他のネットワークノードまたはWDに送出されるデジタルデータを受信してもよい。無線フロントエンド回路412は、フィルタ418および/または増幅器416の組合せを用いて、デジタルデータを適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換することができる。次いで、無線信号は、アンテナ411を介して送信されてもよい。同様に、データを受信する場合、アンテナ411は、無線信号を収集し、次いで、無線フロントエンド回路412によってデジタルデータに変換されてもよい。デジタルデータは、プロセッシング回路420に渡されてもよい。他の実施形態で、インターフェースは、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを含むことができる。
プロセッシング回路420は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央演算処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の適切なコンピューティングデバイス、リソース、またはハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化ロジックの組合せのうちの1つまたは複数の組合せを備えることができ、これらは、単独で、またはデバイス可読媒体430、WD 410機能などの他のWD 410構成要素と併せてのいずれかで提供するように動作可能である。そのような機能は、本明細書で説明される様々な無線特徴または利点のいずれかを提供することを含むことができる。たとえば、プロセッシング回路420は、本明細書で開示される機能を提供するために、デバイス可読媒体430またはプロセッシング回路420内のメモリに格納された命令を実行してもよい。
図示されるように、プロセッシング回路420は、RFトランシーバ回路422、ベースバンドプロセッシング回路424、およびアプリケーションプロセッシング回路426のうちの1つ以上を含む。他の実施形態で、プロセッシング回路は、異なる構成要素および/または構成要素の異なる組合せを含むことができる。いくつかの実施形態では、WD 410のプロセッシング回路420は、SOCを備えてもよい。いくつかの実施形態で、RFトランシーバ回路422、ベースバンドプロセッシング回路424、およびアプリケーションプロセッシング回路426は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。代替の実施形態で、ベースバンドプロセッシング回路424およびアプリケーションプロセッシング回路426の一部または全部は、1つのチップまたはチップセットに組み合わされてもよく、RFトランシーバ回路422は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。さらに代替の実施形態で、RFトランシーバ回路422およびベースバンドプロセッシング回路424の一部または全部は、同じチップまたはチップセット上にあってもよく、アプリケーションプロセッシング回路426は、別個のチップまたはチップセット上にあってもよい。さらに他の代替実施形態で、RFトランシーバ回路422、ベースバンドプロセッシング回路424、およびアプリケーションプロセッシング回路426の一部または全部が、同じチップまたはチップセットに組み合わされてもよい。
いくつかの実施形態で、RFトランシーバ回路422は、インターフェース414の一部であってもよい。RFトランシーバ回路422は、プロセッシング回路420のためのRF信号を調整してもよい。
特定の実施形態では、WDによって実行されるものとして本明細書で説明される機能の一部またはすべては、特定の実施形態ではコンピュータ可読記憶媒体とすることができるデバイス可読媒体430上に記憶された命令を実行するプロセッシング回路420によって提供されてもよい。代替の実施形態で、機能のいくつかまたはすべては、ハードワイヤード方式などであって、別個のまたは個別のデバイス可読記憶媒体上に記憶された命令を実行することなく、プロセッシング回路420によって提供されてもよい。これらの特定の実施形態のいずれにおいても、デバイス可読記憶媒体上に記憶された命令を実行するか否かにかかわらず、プロセッシング回路420は、説明された機能を実行するように構成されてもよい。そのような機能性によって提供される利点は、プロセッシング回路420単独またはWD 410の他の構成要素に限定されず、WD 410全体によって、および/またはエンドユーザおよび無線ネットワーク全体によって享受される。
プロセッシング回路420は、WDによって実行されるものとして本明細書で説明される任意の決定、演算、または類似の動作(たとえば、ある取得動作)を実行するように構成されてもよい。プロセッシング回路420によって実行されるこれらの動作は、たとえば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報または変換された情報をWD 410によって記憶された情報と比較すること、および/または取得された情報または変換された情報に基づいて1つまたは複数の動作を実行すること、および前記処理の結果として決定を行うことによって、プロセッシング回路420によって取得された情報を処理することを含み得る。
デバイス可読媒体430は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、ロジック、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含むアプリケーション、および/またはプロセッシング回路420によって実行されることが可能な他の命令を格納するように動作可能であり得る。デバイス可読媒体430は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読み出し専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、取り外し可能記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、および/またはプロセッシング回路420によって使用される情報、データ、および/または命令を格納するその他の揮発性または不揮発性、一時的でないデバイス読み取り可能および/またはコンピュータ実行可能メモリデバイスを含むことができる。いくつかの実施形態で、プロセッシング回路420およびデバイス可読媒体430は、集積されていると考えられてもよい。
ユーザインターフェース機器432は、人間のユーザがWD 410と対話することを可能にするコンポーネントを提供することができる。このような対話的操作は、視覚的、聴覚的、触覚的などの多くの形態であり得る。ユーザインターフェース機器432は、ユーザに出力を生成し、ユーザがWD 410に入力を提供することを可能にするように動作可能であってもよい。対話のタイプは、WD 410にインストールされたユーザインターフェース機器432のタイプに応じて変わり得る。たとえば、WD 410がスマートフォンである場合、対話は、タッチスクリーンを介して行われてもよく、WD 410がスマートメータである場合、対話は、使用量(たとえば、使用されるガロン数)を提供するスクリーン、または可聴警報(たとえば、煙が検出される場合)を提供するスピーカを介して行われてもよい。ユーザインターフェース機器432は、入力インターフェース、デバイスおよび回路、ならびに出力インターフェース、デバイスおよび回路を含み得る。ユーザインターフェース装置432は、WD 410への情報の入力を可能にするように構成され、プロセッシング回路420に接続されて、プロセッシング回路420が入力情報を処理することを可能にする。ユーザインターフェース機器432は、たとえば、マイクロフォン、近接または他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、または他の入力回路を含むことができる。ユーザインターフェース機器432はまた、WD 410からの情報の出力を可能にし、プロセッシング回路420がWD 410から情報を出力することを可能にするように構成される。ユーザインターフェース機器432は、たとえば、スピーカ、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドホンインターフェース、または他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器432の1つまたは複数の入出力インターフェース、デバイス、および回路を使用して、WD 410は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信することができ、本明細書で説明する機能性からの利益をエンドユーザおよび/または無線ネットワークに与えることができる。
補助装置434は、WDによって一般に実行されない可能性があるより具体的な機能を提供するように動作可能である。これは、様々な目的のために測定を行うための専用センサ、有線通信などの追加のタイプの通信のためのインターフェースを含むことができる。補助装置434の構成要素の搭載およびそのタイプは、実施形態および/またはシナリオに応じて変わり得る。
電源436は、一部の実施形態で、バッテリまたはバッテリパックの形態であってもよい。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光発電デバイス、またはパワーセルなどの他のタイプの電源が使用されてもよい。WD 410は、電源436からの電力を、電源436からの電力を必要とするWD 410の様々な部分に送り、本明細書に記載または示される任意の機能を実行するための電源回路437をさらに備えてもよい。電源回路437は、特定の実施形態で、電力管理回路を備えてもよい。電源回路437は、追加的または代替的に、外部電源から電力を受け取るように動作可能であってもよく、その場合、WD 410は、入力回路または電力ケーブルなどのインターフェースを介して、外部電源(電気コンセントなど)に接続可能であってもよい。また、特定の実施形態において、電源回路437は、外部電源から電源436に電力を配分するように動作可能であってもよい。これは、たとえば、電源436の充電のためであってもよい。電源回路437は、電力が供給されるWD 410のそれぞれの構成要素に適した電力にするために、電源436からの電力に対して、任意のフォーマット、変換、または他の修正を実行することができる。
図5は、本明細書で説明される様々な態様によるUEの一実施形態を示す。本明細書で使用されるように、ユーザ装置またはUEは、必ずしも、関連するデバイスを所有し、および/または操作する人間のユーザという意味でユーザを有するとは限らない。代わりに、UEは、人間のユーザへの販売または人間のユーザによる操作が意図されているが、最初は特定の人間のユーザに関連付けられていてもいなくてもよい、または関連付けられていなくてもよいデバイスを表してもよい。UEはまた、人間のユーザへの販売または人間のユーザによる操作が意図されていないNB-IoT UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別される任意のUEを備えることができる。UE500は、図5に示すように、3GPPのGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格など、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公布された1つまたは複数の通信規格に従って通信するように構成されたWDの一例である。前述のように、用語WDおよびUEは、置換可能に使用されてもよい。したがって、図5はUEであるが、本明細書で説明される構成要素は、WDに等しく適用可能であり、その逆もまた同様である。
図5では、UE500は、入出力インターフェース505、無線周波数(RF)インターフェース509、ネットワークコネクションインターフェース511、ランダムアクセスメモリ(RAM)517を含むメモリ515、読み出し専用メモリ(ROM)519、および記憶媒体521など、通信サブシステム531、電源533、および/または任意の他の構成要素、またはそれらの任意の組合せに動作可能に結合されたプロセッシング回路501を含む。記憶媒体521は、オペレーティングシステム523、アプリケーションプログラム525、およびデータ527を有する。他の実施形態で、記憶媒体521は、他の同様のタイプの情報を含むことができる。いくつかのUEは、図5に示される構成要素のすべて、または構成要素のサブセットのみを利用してもよい。構成要素間の統合のレベルは、1つのUEから別のUEへと変化してもよい。さらに、いくつかのUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ(送受信機)、送信機、受信機など、部品の複数のインスタンスを含み得る。
図5では、プロセッシング回路501は、コンピュータ命令およびデータを処理するように構成されてもよい。プロセッシング回路501は、1つまたは複数のハードウェア実装シーケンシャルステートマシン(たとえば、ディスクリートロジック、FPGA、ASICなど)、適切なファームウェアとともにプログラマブルロジック、1つまたは複数の格納されたプログラム、マイクロプロセッサまたはデジタル信号プロセッサ(DSP)などの汎用プロセッサ、ならびに適切なソフトウェア、または上記の任意の組合せなど、機械可読コンピュータプログラムとしてメモリに格納された機械命令を実行するように動作する任意のシーケンシャルステートマシンを実装するように構成され得る。たとえば、プロセッシング回路501は、2つの中央演算処理装置(CPU)を含んでもよい。データは、コンピュータによる使用に適した形態の情報であってもよい。
図示の実施形態で、入力/出力インターフェース505は、入力デバイス、出力デバイス、または入力および出力デバイスに通信インターフェースを提供するように構成されてもよい。UE500は、入力/出力インターフェース505を介して出力デバイスを使用するように構成されてもよい。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェイスポートを使用できる。たとえば、USBポートを使用して、UE500との間で入力および出力を行うことができる。出力デバイスは、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、またはそれらの任意の組合せとされてもよい。UE500は、ユーザが情報をUE500にキャプチャさせるために、入力/出力インターフェース505を介して入力デバイスを使用するように、構成されてもよい。入力デバイスは、タッチセンシティブ(接触感知)またはプレゼンスセンシティブ(存在感知)ディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサ、マウス、トラックボール、方向キー、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含むことができる。存在感知ディスプレイは、ユーザからの入力を感知するために、容量性または抵抗性タッチセンサを含んでもよい。センサは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、傾斜センサ、力センサ、磁力計、光学センサ、近接センサ、別の同様のセンサ、またはそれらの任意の組合せとしてもよい。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロホン、および光センサであってもよい。
図5では、RFインターフェース509は、送信機、受信機、およびアンテナなどのRF構成要素に通信インターフェースを提供するように構成されてもよい。ネットワークコネクションインターフェース511は、ネットワーク543aへの通信インターフェースを提供するように構成されてもよい。ネットワーク543aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、その他の同様のネットワークまたはこれらの任意の組合せなどの有線および/または無線ネットワークを含むことができる。たとえば、ネットワーク543aは、Wi-Fiネットワークを有してもよい。ネットワークコネクションインターフェース511は、イーサネット(登録商標)、TCP/IP、SONET、ATMなどの1つまたは複数の通信プロトコルに従って、通信ネットワークを介して1つまたは複数の他のデバイスと通信するために使用される受信機および送信機インターフェースを含むように構成されてもよい。ネットワークコネクションインターフェース511は、通信ネットワークリンク(たとえば、光、電子など)に適した受信機および送信機の機能を実施してもよい。送信機機能および受信機機能は、回路構成要素、ソフトウェア、またはファームウェアを共有することができ、あるいは、別々に実装されてもよい。
RAM 517は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびデバイスドライバなどのソフトウエアプログラムの実行中に、データまたはコンピュータ命令の記憶またはキャッシュを提供するために、バス502を介してプロセッシング回路501にインターフェースするように構成されてもよい。ROM 519は、コンピュータ命令またはデータをプロセッシング回路501に提供するように構成されてもよい。たとえば、ROM 519は、不揮発性メモリに記憶されるものであって、基本入出力(I/O)、スタートアップ、またはキーボードからのキーストロークの受信などの基本的なシステム機能のための、不変の低レベルシステムコードまたはデータを記憶するように構成されてもよい。記憶媒体521は、RAM、ROM、プログラム可能読み出し専用メモリ(PROM)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピーディスク、ハードディスク、リムーバブルカートリッジ、またはフラッシュドライブなどのメモリを含むように構成されてもよい。一例では、記憶媒体521は、動作システム523、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションプログラム525、ウィジェットまたはガジェットエンジンまたは別のアプリケーション、およびデータファイル527を含むように構成されてもよい。記憶媒体521は、UE500による使用のために、様々なオペレーティングシステムのうちの任意のもの、または複数のオペレーティングシステムの組合せを記憶してもよい。
記憶媒体521は、独立ディスクの冗長アレイ(RAID)、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD-DVD)光ディスクドライブ、内部ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM)、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュールまたはリムーバブルユーザ識別(SIM/RUIM)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、またはそれらの任意の組合せなどの、いくつかの物理駆動部含むように構成され得る。記憶媒体521は、一時的または非一時的記憶媒体に記憶されたコンピュータ実行可能命令、アプリケーションプログラム等にアクセスし、データをオフロードし、またはデータをアップロードすることをUE500に可能にしてもよい。通信システムを利用するものなどの製品は、デバイス可読媒体を含む、記憶媒体521内に有形に具現化されうる。
図5では、プロセッシング回路501は、通信サブシステム531を使用してネットワーク543bと通信するように構成されてもよい。ネットワーク543aおよびネットワーク543bは、同じネットワークであってもよいし、異なるネットワークであってもよい。通信サブシステム531は、ネットワーク543bと通信するために使用される1つまたは複数のトランシーバを含むように構成されてもよい。たとえば、通信サブシステム531は、IEEE 802.5、CDMA、WCDMA(登録商標)、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなどの1つ以上の通信プロトコルに従って、無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、または基地局などの無線通信が可能な別の装置の1つ以上のリモートトランシーバと通信するために使用される1つ以上のトランシーバを含むように構成されてもよい。各トランシーバは、RANリンクに適切な送信機または受信機の機能(たとえば、周波数割り当てなど)をそれぞれ実装するために、送信機533および/または受信機535を含むことができる。さらに、各トランシーバの送信機533および受信機535は、回路構成要素、ソフトウェア、またはファームウェアを共有してもよく、あるいは、別々に実装されてもよい。
図示の実施形態では、通信サブシステム531の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、ブルートゥース(登録商標)などの短距離通信、近距離通信、位置を決定するための全地球測位システム(GPS)の使用などの位置ベース通信、別の同様の通信機能、またはそれらの任意の組合せを含むことができる。たとえば、通信サブシステム531は、セルラー通信、Wi-Fi通信、ブルートゥース(登録商標)通信およびGPS通信を含むことができる。ネットワーク543bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、無線ネットワーク、通信ネットワーク、その他の同様のネットワークまたはこれらの任意の組合せなどの有線および/または無線ネットワークを含むことができる。たとえば、ネットワーク543bは、セルラーネットワーク、Wi-Fiネットワーク、および/または近距離無線ネットワークであってもよい。電源513は、UE500の構成要素に交流(AC)または直流(DC)電力を供給するように構成されてもよい。
本明細書で説明される特徴、利点、および/または機能は、UE500の構成要素のうちの1つにおいて実装されてもよいか、またはUE500の複数の構成要素にわたって区分されてもよい。さらに、本明細書で説明される特徴、利点、および/または機能は、ハードウェア、ソフトウェア、またはファームウェアの任意の組合せで実装されてもよい。一例では、通信サブシステム1は、本明細書で説明される構成要素のいずれかを含むように構成されてもよい。さらに、プロセッシング回路501は、バス502を介してそのような構成要素のいずれかと通信するように構成されてもよい。別の例では、そのような構成要素のいずれも、プロセッシング回路501によって実行されるときに本明細書で説明される対応する機能を実行する、メモリに格納されたプログラム命令によって表されてもよい。別の例では、そのような構成要素のいずれかの機能は、プロセッシング回路501と通信サブシステム531との間で別れていてもよい。別の例では、そのような構成要素のいずれかの演算負荷の軽い機能をソフトウェアまたはファームウェアで実装し、演算負荷の重い機能をハードウェアで実装してもよい。
図6は、いくつかの実施形態によって実装される機能を仮想化することができる仮想化環境600を示す概略ブロック図である。本文中では、仮想化とは、ハードウェアプラットフォーム、記憶装置およびネットワークリソースを仮想化することを含む装置または装置の仮想バージョンを作成することを意味する。本明細書で使用されるように、仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局または仮想化された無線アクセスノード)またはデバイス(たとえば、UE、無線デバイス、または任意の他のタイプの通信装置)またはそのコンポーネントに適用されることができ、機能の少なくとも一部が、1つまたは複数の仮想コンポーネントとして(たとえば、1つまたは複数のネットワーク内の1つまたは複数の物理プロセッシングノード上で実行される1つまたは複数のアプリケーション、コンポーネント、機能、仮想マシン、またはコンテナを介して)実装されるインプリメンテーションに関係する。
いくつかの実施形態では、本明細書に記載する機能の一部または全部は、ハードウェアノード630の1つ以上によってホストされる1つ以上の仮想環境600に実装される1つ以上の仮想マシンによって実行される仮想コンポーネントとして実装してもよい。さらに、仮想ノードが無線アクセスノードではないか、無線コネクティビティを必要としない実施形態(たとえば、コアネットワークノード)では、ネットワークノードは完全に仮想化されてもよい。
機能は、本明細書で開示される実施形態のいくつかの特徴、機能、および/または利益のいくつかを実装するように動作する1つまたは複数のアプリケーション620(代替として、ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと呼ばれ得る)によって実装されてもよい。アプリケーション620は、プロセッシング回路660およびメモリ690を有するハードウェア630を提供する仮想化環境600において実行される。メモリ690は、プロセッシング回路660によって実行可能なインストラクション(命令)695を含み、それによって、アプリケーション620は、本明細書で開示される特徴、利点、および/または機能のうちの1つまたは複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境600は、市販の既製(COTS)プロセッサ、専用特定用途向け集積回路(ASIC)、またはデジタルもしくはアナログハードウェア構成要素もしくは専用プロセッサを含む任意の他のタイプのプロセッシング回路であってもよい、1つまたは複数のプロセッサまたはプロセッシング回路660のセットを備える汎用または専用ネットワークハードウェアデバイス630を備える。各ハードウェアデバイスは、プロセッシング回路660によって実行される命令695またはソフトウェアを一時的に格納するための非永続的メモリであり得るメモリ690-1を備え得る。各ハードウェアデバイスは、物理ネットワークインターフェース680を含むネットワークインタフェースカードとしても知られる、1つまたは複数のネットワークインターフェースコントローラ670を含むことができる。各ハードウェアデバイスはまた、ソフトウェア695および/またはプロセッシング回路660によって実行可能な命令を格納した、非一時的な、永続的な、機械可読記憶媒体690-2を含んでもよい。ソフトウェア695は、本明細書に記載するいくつかの実施形態に関連して記載される機能、特徴および/または利益を実行できるソフトウェアだけでなく、1つ以上の仮想化レイヤ650(ハイパーバイザとも呼ばれる)、仮想マシン640を実行するソフトウェアを具備するソフトウェアを含む任意のタイプのソフトウェアを含んでもよい。
仮想マシン640は、仮想化処理、仮想化メモリ、仮想化ネットワークワーキングまたはインターフェースおよび仮想化ストレージを含み、対応する仮想化レイヤ650またはハイパーバイザによって実行されうる。仮想アプライアンス620のインスタンスの異なる実施形態は、1つまたは複数の仮想マシン640上で実装されてもよく、実装は、異なる方法で行われてもよい。
動作中、プロセッシング回路660は、仮想マシンモニタ(VMM)と呼ばれることもあるハイパーバイザまたは仮想化レイヤ650をインスタンス化するためにソフトウェア695を実行する。仮想化レイヤ650は、ネットワークハードウェアのように見える仮想オペレーティングプラットフォームを仮想マシン640に提示してもよい。
図6に示されるように、ハードウェア630は、一般的または特定の構成要素を有する独立型ネットワークノードであってもよい。ハードウェア630は、アンテナ6225を有することができ、仮想化を介していくつかの機能を実装してもよい。あるいは、ハードウェア630は、多くのハードウェアノードが協働して動作し、特にアプリケーション620のライフサイクル管理を監視する管理最適化部(MANO)6100を介して管理される、より大きなハードウェアのクラスター(たとえば、データセンタまたは顧客構内装置(CPE)内)の一部であってもよい。
ハードウェアの仮想化は、ネットワーク機能仮想化(NFV)と呼ばれるいくつかのコンテキストにそって行われる。NFVは、多くのネットワーク機器タイプを、業界標準の大容量サーバハードウェア、物理スイッチ、およびデータセンタ内に配置可能な物理ストレージ、ならびに顧客構内機器に統合するために、使用されてもよい。
NFVのコンテキストによれば、仮想マシン640は、あたかも物理的な仮想化されていないマシン上で実行されているかのようにプログラムを実行する物理マシンのソフトウェア実装であってもよい。仮想マシン640の各々、およびその仮想マシンを実行するハードウェア630のその一部は、その仮想マシンおよび/またはその仮想マシンによって他の仮想マシン640と共有されるハードウェア専用のハードウェアであり、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を形成する。
さらに、NFVのコンテキストでは、仮想ネットワーク機能(VNF)は、ハードウェアネットワークインフラストラクチャ630の上の1つ以上の仮想マシン640で実行され、図6のアプリケーション620に対応する特定のネットワーク機能を処理する責任を負う。
いくつかの実施形態では、それぞれが1つまたは複数の送信機6220および1つまたは複数の受信機6210を含む1つまたは複数の無線ユニット6200は、1つまたは複数のアンテナ6225に結合され得る。無線ユニット6200は、1つまたは複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード630と直接的に通信することができ、仮想コンポーネントと組み合わせて使用して、無線アクセスノードまたは基地局などの無線機能を仮想ノードに提供してもよい。
いくつかの実施形態では、いくつかの信号は、ハードウェアノード630と無線ユニット6200との間の通信のために代わりに使用されてもよい制御システム6230を使用して達成されてもよい。
図7に関して、一実施形態によれば、通信システムは、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク711と、コアネットワーク714とを備える、3GPPタイプのセルラネットワークなどの通信ネットワーク710を含む。アクセスネットワーク711は、NB、eNB、gNB、または他のタイプのワイヤレスアクセスポイントなどの複数の基地局712a、712b、712cを備え、それぞれが対応するカバレッジエリア713a、713b、713cを確定する。それぞれの基地局712a、712b、712cは、有線または無線コネクション715を介してコアネットワーク714に接続可能である。カバレッジエリア713cに位置する第1のUE791は、対応する基地局712cと無線で接続されるか、またはページングされるように構成されている。カバレッジエリア713a内の第2のUE792は、対応する基地局712aに無線で接続可能である。この例では、複数のUE791、792が示されているが、開示された実施形態は、単一のUEがカバレッジエリア内に存在する状況や、単一のUEが対応する基地局712に接続している状況にも、等しく適用可能である。
電気通信ネットワーク710は、それ自体がホストコンピュータ730に接続されており、これは、スタンドアロンサーバ、クラウド実装サーバ、分散サーバ、またはサーバファーム内の処理リソースのハードウェアおよび/またはソフトウェアに具現化することができる。ホストコンピュータ730は、サービスプロバイダの所有権または制御下にあってもよいし、サービスプロバイダによって、またはサービスプロバイダの代わりに運用されてもよい。通信ネットワーク710とホストコンピュータ730との間のコネクション721および722は、コアネットワーク714からホストコンピュータ730まで直接的に延びてもよく、あるいは任意の中間ネットワーク720を介してもよい。中間ネットワーク720は、パブリック、私設またはホストされたネットワークのうちの1つまたはそれ以上の組合せであってもよい。中間ネットワーク720は、もしあれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであってもよい。特に、中間ネットワーク720は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含んでもよい。
図7の通信システムは、全体として、コネクティビティされたUE791、792とホストコンピュータ730との間のコネクティビティを可能にする。コネクティビティ(接続性)は、オーバーザトップ(OTT)コネクション750として記述されてもよい。
ホストコンピュータ730および接続されたUE791、792は、アクセスネットワーク711、コアネットワーク714、任意の中間ネットワーク720、および考えられるさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を媒介として使用して、OTTコネクション750を介してデータおよび/またはシグナリングを通信するように構成される。OTTコネクション750は、OTTコネクション750が通過する参加通信装置が、アップリンク通信およびダウンリンク通信の経路指定に気付かないという意味でトランスペアレントであり得る。たとえば、基地局712は、接続されたUE791に転送される(たとえば、ハンドオーバされる)ためにホストコンピュータ730から発信されるデータをもつ着信ダウンリンク通信の過去のルーティングについて知らされる必要はない。同様に、基地局712は、UE791からホストコンピュータ730へ向かう発信されるアップリンク通信の将来のルーティングを認識する必要はない。
実施例では、先の段落で説明したUEの実施例に従って、基地局およびホストコンピュータは、図8を参照して説明される。通信システム800において、ホストコンピュータ810は、通信システム800の別の通信装置のインターフェースと有線または無線コネクションをセットアップし維持するように構成された通信インターフェース816を含むハードウェア815を含む。ホストコンピュータ810は、記憶および/または処理能力を有し得るプロセッシング回路818をさらに備える。特に、プロセッシング回路818は、命令を実行するように適合した1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組み合わせ(図示せず)を含んでもよい。ホストコンピュータ810はさらにソフトウェア811を構成し、それはホストコンピュータ810に記憶されるか、またはアクセス可能であり、プロセッシング回路818によって実行可能である。ソフトウェア811は、ホストアプリケーション812を含む。ホストアプリケーション812は、UE830およびホストコンピュータ810で終端するOTTコネクション850を介して接続するUE830などのリモートユーザにサービスを提供するように動作可能であってもよい。リモートユーザにサービスを提供する際に、ホストアプリケーション812は、OTTコネクション850を使用して送信されるユーザデータを提供してもよい。
通信システム800はさらに、通信システム内に設けられ、ホストコンピュータ810およびUE830と通信することを可能にするハードウェア825を備える基地局820を含む。ハードウェア825は、通信システム800の別の通信装置のインターフェースとの有線または無線コネクションをセットアップおよび維持するための通信インターフェース826、ならびに基地局820によってサービスされるカバレッジエリア(図8には示されていない)に位置するUE830との少なくとも無線コネクション870をセットアップおよび維持するための無線インターフェース827を含むことができる。通信インターフェース826は、ホストコンピュータ810へのコネクション860を容易にするように構成されてもよい。コネクション860は、直接的なものであってもよいし、通信システムのコアネットワーク(図8には示されていない)を通過するものであってもよいし、および/または通信システムの外部の1つ以上の中間ネットワークを通過するものであってもよい。図示の実施形態では、基地局820のハードウェア825は、命令を実行するように適合された1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれらの組み合わせ(図示せず)を含み得るプロセッシング回路828をさらに含む。さらに、基地局820は、内部に記憶されるか、または外部コネクションを介してアクセス可能なソフトウェア821を有する。
通信システム800は、すでに言及したUE830をさらに含む。そのハードウェア835は、UE830が現在位置しているカバレッジエリアにサービスを提供する基地局との無線コネクション870をセットアップして、維持するように構成された無線インターフェース837を有してもよい。UE830のハードウェア835は、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または命令を実行するように適合されたこれらの組合せ(図示せず)を備えることができるプロセッシング回路838をさらに含む。UE830は、さらに、UE830内に格納され、またはUE830によってアクセス可能であり、プロセッシング回路838によって実行可能であるソフトウェア831を備える。ソフトウェア831は、クライアントアプリケーション832を含む。クライアントアプリケーション832は、ホストコンピュータ810のサポートを受けて、UE830を介して人間または非人間のユーザにサービスを提供するように動作可能である。ホストコンピュータ810において、実行中のホストアプリケーション812は、UE830で終了するOTTコネクション850およびホストコンピュータ810を介して実行中のクライアントアプリケーション832と通信してもよい。ユーザにサービスを提供する際に、クライアントアプリケーション832は、ホストアプリケーション812から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供してもよい。コネクション850は、リクエストデータとユーザデータの両方を伝送することができる。クライアントアプリケーション832は、ユーザと対話して、ユーザが提供するユーザデータを生成することができる。
図8に示されるホストコンピュータ810、基地局820、およびUE830は、それぞれ、ホストコンピュータ730、基地局712a、712b、712cのうちの1つ、および図7のUE791、792のうちの1つと類似または同一であり得ることに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部動作は、図8に示されるようなものであってもよいし、これとは独立したものであってもよいし、周囲のネットワークトポロジは図7のものであってもよい。
図8では、基地局820を介したホストコンピュータ810とUE830との間の通信を示すために、任意の中間デバイスへの明示的な言及およびこれらのデバイスを介したメッセージの正確なルーティングなしに、OTTコネクション850が抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを決定してもよく、ルーティングは、UE830から、またはサービスプロバイダオペレーティングホストコンピュータ810から、あるいはその両方から隠すように構成されてもよい。OTTコネクション850がアクティブな間、ネットワークインフラストラクチャは、(たとえば、ロードバランシングの考慮またはネットワークの再構成に基づいて)ルーティングを動的に変更する決定をさらに行うことができる。
UE830と基地局820との間の無線コネクション870は、本開示全体を通じて説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線コネクション870が最後の区間を形成するOTTコネクション850を使用して、UE830に提供されるOTTサービスの性能を改善する。より正確には、これらの実施形態の教示は、データレートおよびレイテンシ(遅延時間)を改善し、それによって、低減されたユーザ待ち時間およびより良好な応答性などの利点を提供することができる。
1つまたは複数の実施形態により改善されるであろう、データレート、遅延時間、および他の要因を監視する目的で、測定手順を提供することができる。さらに、計測結果のばらつきに応じて、ホストコンピュータ810とUE830との間でOTTコネクション850を再構成するための任意のネットワーク機能があってもよい。OTTコネクション850を再構成するための測定手順および/またはネットワーク機能は、ホストコンピュータ810のソフトウェア811およびハードウェア815、またはUE830のソフトウェア831およびハードウェア835、あるいはその両方で実装されてもよい。実施形態では、センサ(図示せず)は、OTTコネクション850が通過する通信デバイスに、またはそれに関連して配備されてもよく、センサは、上記で例示された監視量の値を供給することによって、またはソフトウェア811、831が監視量を演算または推定することができる他の物理量の値を供給することによって、測定手続に関与してもよい。OTTコネクション850の再構成は、メッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティングなどを含むことができ、再構成は、基地局820に影響を及ぼす必要はなく、基地局820には知られていないか、または知覚できないことがある。このような手順および機能性は、当技術分野で公知であり、実践されているものであってもよい。ある実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ810の測定を容易にする独自のUEシグナリングを含むことができる。測定は、ソフトウェア811および831が、伝搬時間、誤差等を監視している間に、OTTコネクション850を使用して、メッセージ、特に、空または「ダミー」メッセージを送信させることによって実施されてもよい。
図9は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8に関連して説明したような、ホストコンピュータ、基地局、および、UEを含む。本開示を簡単にするために、図9を参照する図面のみがこのセクションに含まれる。ステップ910において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。ステップ910のサブステップ911では、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ920において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに運ぶ送信を開始する。ステップ930(オプションであってもよい)において、基地局は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信により搬送されてきたユーザデータをUEに送信する。ステップ940(オプションであってもよい)において、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行する。
図10は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8に関連して説明したような、ホストコンピュータ、基地局、および、UEを含む。本開示を簡単にするために、図10を参照する図面のみがこのセクションに含まれる。本方法のステップ1010において、ホストコンピュータはユーザデータを提供する。任意のサブステップ(図示せず)では、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1020において、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに運ぶ送信を開始する。送信された信号は、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示にしたがって、基地局を介して渡されてもよい。ステップ1030(任意であってもよい)において、UEは、送信信号により搬送されるユーザデータを受信する。
図11は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8に関連して説明したような、ホストコンピュータ、基地局、および、UEを含む。本開示を簡単にするために、図11を参照する図面のみがこのセクションに含まれる。ステップ1110(オプションであってもよい)において、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。これに加えて、またはこれに代えて、ステップ1120において、UEは、ユーザデータを提供する。ステップ1120のサブステップ1121(オプションであってもよい)において、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによってユーザデータを提供する。ステップ1110のサブステップ1111(オプションであってもよい)において、UEは、ホストコンピュータによって提供されて受信された入力データに応答してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際に、実行されたクライアントアプリケーションは、ユーザから受け取ったユーザ入力をさらに考慮してもよい。ユーザデータが提供された特定の方法にかかわらず、UEは、サブステップ1130において、ユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。本方法のステップ1140において、ホストコンピュータは、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図7および図8に関連して説明したような、ホストコンピュータ、基地局、および、UEを含む。本開示を簡単にするために、図12を参照する図面のみがこのセクションに含まれる。ステップ1210(オプションであってもよい)において、本開示全体にわたって説明される実施形態の教示に従って、基地局は、UEからユーザデータを受信する。ステップ1220(オプションでよい)において、基地局は、受信されたユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。ステップ1230(任意であってもよい)において、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信において搬送されるユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、または利益は、1つまたは複数の機能ユニット、または1つまたは複数の仮想装置のモジュールを介して実行されてもよい。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備えてもよい。これらの機能ユニットは、1つまたは複数のマイクロプロセッサまたはマイクロコントローラを含むことができるプロセッシング回路、ならびにデジタルシグナルプロセッサ(DSP)、専用デジタルロジックなどを含むことができる他のデジタルハードウェアを介して実装されてもよい。プロセッシング回路は、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなどの1つまたは複数のタイプのメモリを含むことができる、メモリに格納されたプログラムコードを実行するように構成されてもよい。メモリに格納されたプログラムコードは、1つまたは複数の通信および/またはデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令、ならびに本明細書で説明される技術のうちの1つまたは複数を実行するための命令を有する。いくつかの実装形態では、プロセッシング回路は、本開示の1つまたは複数の実施形態に従って、それぞれの機能ユニットに対応する機能を行わせるために、使用されてもよい。
以下の番号付けされたステートメントは、実施形態の特定の態様に関する追加情報を提供する:
1.無線デバイスによって実行される方法であって、前記方法は、以下を含む:
● DRBへのQoSフローの 第一のマッピングを使用してデータパケットを送信することと、
● 新しいマッピングの受信することと、
● 前記無線デバイスが前記新しいマッピングを適用していることを示すSDAPエンドマーカーを送信すること。
2. ステートメント1に記載の方法であって、さらに、以下を有する:
● ユーザデータを提供することと、
● 前記基地局への送信を介して前記ユーザデータをホストコンピュータに転送すること。
3.基地局によって実行される方法であって、前記方法は、以下を有する:
● DRBへのQoSフローのリマッピングを開始することと、
● ターゲット基地局にリマッピングが進行中であることを通知することと、
● 前記ターゲット基地局にDRBへのQoSフローの旧いマッピングと新しいマッピングとを提供すること。ここで、旧いマッピングはリマッピングの前に配置され、新しいマッピングはリマッピングの後に配置される。
4.ステートメント3に記載の方法であって、前記基地局は、ソースNG-RANノードであり、前記ターゲット基地局は、ハンドオーバのためのターゲットNG-RANノードである。
5.ステートメント3に記載の方法であって、前記基地局は、DRBコンテキストの転送元であるNG-RANノードであり、前記ターゲット基地局は、デュアルコネクティビティによる前記DRBコンテキストの転送先であるのNG-RANノードである。
6.先のステートメントのいずれかに記載の方法であって、さらに、以下を有する:
● ユーザデータを取得することと、
● ホストコンピューターまたは無線デバイスへ前記ユーザデータを転送すること。
7.無線デバイスであって、前記無線デバイスは、以下を有する:
● ステートメント1およびステートメント2のステップのいずれかを実行するように構成されたプロセッシング回路と、
● 前記無線デバイスに電力を供給するように構成された電源回路。
8.基地局であって、前記基地局は、以下を有する:
● ステートメント3から6のステップのいずれかを実行するように構成されたプロセッシング回路と、
● 無線デバイスに電力を供給するように構成された電源回路。
9.ユーザ装置(UE)であって、前記UEは、以下を有する:
● 無線信号を送受信するように構成されたアンテナと、
● 前記アンテナおよびプロセッシング回路に接続され、前記アンテナと前記プロセッシング回路との間で通信される信号を調整するように構成された無線フロントエンド回路と、
● ステートメント1および2のステップのいずれかを実行するように構成されている前記プロセッシング回路と、
● 前記プロセッシング回路に接続され、前記プロセッシング回路によって処理される前記UEへの情報の入力を可能にするように構成された入力インターフェースと、
● 前記プロセッシング回路に接続され、前記プロセッシング回路によって処理された情報を前記UEから出力するように構成された出力インターフェースと、
● 前記プロセッシング回路に接続され、前記UEに電力を供給するように構成されたバッテリ。
10.ホストコンピュータを含む通信システムであって:
● ユーザデータを提供するように構成されたプロセッシング回路と、
● ユーザ装置(UE)に送信するためにユーザデータをセルラネットワークに転送するように構成された通信インターフェースと、を有し、
● 前記セルラネットワークは、無線インターフェースおよびプロセッシング回路を有する基地局を有し、前記基地局の前記プロセッシング回路は、ステートメント3から6のステップのいずれかを実行するように構成されている。
11.ステートメント10に記載の通信システムであって、前記基地局をさらに有する。
12.ステートメント10および11のいずれかに記載の通信システムであって、前記UEをさらに有し、前記UEは、前記基地局と通信するように構成されている。
13.ステートメント10から12のいずれかに記載の通信システムであって:
● 前記ホストコンピュータの前記プロセッシング回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによって前記ユーザデータを提供するように構成されており、
● 前記UEは、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように構成されたプロセッシング回路を有する。
14.ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ装置(UE)とを有する通信システムにおいて実装される方法であって、前記方法は、以下を含む:
● 前記ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
● 前記ホストコンピュータにおいて、前記基地局を含むセルラネットワークを介して、前記ユーザデータを前記UEに搬送する送信を開始すること。ここで、前記基地局は、ステートメント3から6のステップのいずれかを実行する。
15.ステートメント14に記載の方法であって、前記基地局において、前記ユーザデータを送信すること、をさらに有する。
16.ステートメント14および15のいずれかに記載の方法であって、前記ユーザデータは、ホストアプリケーションを実行することによって、前記ホストコンピュータにおいて提供され、前記方法は、前記UEにおいて、前記ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行することをさらに有する。
17.基地局と通信するように構成されたユーザ機器(UE)であって、前記UEは、無線インターフェースと、ステートメント14から16のステップのいずれかを実行するように構成されたプロセッシング回路と、を有する。
18.ホストコンピュータを含む通信システムであって:
● ユーザデータを提供するように構成されたプロセッシング回路と、
● ユーザ装置(UE)に送信するためにセルラネットワークにユーザデータを転送するように構成された通信インターフェースとを有し、
● 前記UEは、無線インターフェースおよびプロセッシング回路を有し、前記UEの構成要素は、ステートメント1および2のステップのいずれかのいずれかを実行するように構成されている。
19.ステートメント18に記載の通信システムであって、前記セルラネットワークは、前記UEと通信するように構成された基地局をさらに有する。
20.ステートメント18および19のいずれかに記載の通信システムであって:
● 前記ホストコンピュータの前記プロセッシング回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによってユーザデータを提供するように構成されており、
● 前記UEの前記プロセッシング回路は、前記ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように構成されている。
21.ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ装置(UE)とを有する通信システムにおいて実行される方法であって、前記方法は、以下を有する:
● 前記ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
● 前記ホストコンピュータにおいて、基地局を含むセルラネットワークを介して、前記ユーザデータを前記UEに搬送する送信を開始することと、ここで、前記UEは、ステートメント1および2のステップのいずれかを実行する。
22.ステートメント21に記載の方法であって、さらに、前記UEにおいて、前記基地局から前記ユーザデータを受信することを有する。
23.ホストコンピュータを含む通信システムであって、以下を有する:
● ユーザ装置(UE)から基地局への送信から生じるユーザデータを受信するように構成された通信インターフェース。
● ここで、前記UEは、無線インターフェースおよびプロセッシング回路を有し、前記UEの前記プロセッシング回路は、ステートメント1および2のステップのいずれかを実行するように構成されている。
24.ステートメント23に記載の通信システムであって、前記UEをさらに有する。
25.ステートメント23および24のいずれかに記載の通信システムであって、前記基地局をさらに有し、前記基地局は、前記UEと通信するように構成された無線インターフェースと、前記UEから前記基地局への送信によって搬送される前記ユーザデータを前記ホストコンピュータに転送するように構成された通信インターフェースとをさらに有する。
26.ステートメント23から25のいずれかに記載の通信システムであって、
● 前記ホストコンピュータの前記プロセッシング回路は、ホストアプリケーションを実行するように構成され、
● 前記UEの前記プロセッシング回路は、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように構成されており、それによってユーザデータを提供する。
27.ステートメント23から26のいずれかに記載の通信システムであって:
● 前記ホストコンピュータの前記プロセッシング回路は、ホストアプリケーションを実行し、それによってリクエストデータを提供するように構成されており、
● 前記UEの前記プロセッシング回路は、前記ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行し、それによって前記リクエストデータに応答してユーザデータを提供するように構成されている。
28.ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ装置(UE)とを含む通信システムにおいて実行される方法であって、前記方法は、以下を有する:
● 前記ホストコンピュータにおいて、前記UEから前記基地局に送信されたユーザデータを受信すること。
● 前記UEは、ステートメント1および2のステップのいずれかを実行する。
29.ステートメント28に記載の方法であって、前記UEにおいて、前記ユーザデータを前記基地局に提供することをさらに有する。
30.ステートメント28および29のいずれかの方法であって、さらに以下を有する:
● 前記UEで、クライアントアプリケーションを実行し、それによって送信されるべきユーザデータを提供し、
● 前記ホストコンピュータで、前記クライアントアプリケーションに関連付けられたホストアプリケーションを実行する。
31.ステートメント28から30のいずれかに記載の方法であって、さらに、以下を有する:
● 前記UEにおいて、クライアントアプリケーションを実行することと、
● 前記UEにおいて、前記クライアントアプリケーションへの入力データを受信することと、を有し、
● 前記入力データは、前記クライアントアプリケーションに関連するホストアプリケーションを実行することによって、前記ホストコンピュータにおいて提供され、-ここで、前記送信されるべきユーザデータは、前記入力データに応答して、前記クライアントアプリケーションによって提供される。
32.ユーザ装置(UE)から基地局への送信から生じるユーザデータを受信するように構成された通信インターフェースを備えるホストコンピュータを含む通信システムであって、前記基地局は、無線インターフェースおよびプロセッシング回路を有し、前記基地局の前記プロセッシング回路は、ステートメント3から6のステップのいずれかのいずれかを実行するように構成されている。
33.ステートメント32に記載の通信システムであって、前記基地局をさらに有する。
34.ステートメント32および33のいずれかに記載の通信システムであって、前記UEをさらに有し、前記UEは、前記基地局と通信するように構成されている。
35.ステートメント32から34のいずれかに記載の通信システムであって:
● 前記ホストコンピュータの前記プロセッシング回路は、ホストアプリケーションを実行するように構成され、
● 前記UEは、前記ホストアプリケーションに関連付けられたクライアントアプリケーションを実行するように構成され、それによって、前記ホストコンピュータによって受信されることになる前記ユーザデータを提供する。
36.ホストコンピュータと、基地局と、ユーザ装置(UE)とを含む通信システムにおいて実装される方法であって、前記方法は、以下を有する:
● 前記ホストコンピュータにおいて、前記基地局が前記UEから受信した送信信号から生じたユーザデータを前記基地局から受信すること。ここで、前記UEは、ステートメント1および2のいずれかにおけるステップのいずれかを実行する。
37.ステートメント36に記載の方法であって、前記基地局において、前記UEから前記ユーザデータを受信することをさらに有する。
38.ステートメント36および37のいずれかに記載の方法であって、前記基地局において、前記受信されたユーザデータの前記ホストコンピュータへ送信を開始することをさらに有する。
略語
本開示では、以下の略語の少なくともいくつかを使用されることがある。略語間に不一致がある場合、それが上記でどのように使用されるかが優先されるべきである。以下に複数回列挙される場合、第1の列挙は、その後の任意の列挙よりも優先されるべきである。
1x RTT CDMA2000:1x無線送信技術
3GPP: 第三世代パートナーシッププロジェクト
5G: 第5世代
ABS: ほとんど空白のサブフレーム
ARQ: 自動再送要求
AWGN: 加法性の白色ガウス雑音
BCCH: ブロードキャスト制御チャネル
BCH: ブロードキャストチャネル
CA: キャリアアグリゲーション
CC: キャリアコンポーネント
CCCH SDU: 共通制御チャネルSDU
CDMA: 符号分割多元接続
CGI: セルグローバル識別子
CIR: チャネルのインパルス応答
CP: サイクリックプレフィックス
CPICH: 共通パイロットチャネル
CPICH Ec/No: チップあたりのCPICH受信エネルギーをバンドの電力密度で割ったもの
CQI: チャネル品質情報
C-RNTI: セルRNTI
CSI: チャネル状態情報
DCCH: 専用制御チャネル
DL: ダウンリンク
DM: 復調
DMRS: 復調基準信号
DRX: 間欠受信
DTX: 間欠送信
DTCH: 専用トラフィックチャンネル
DUT: 被試験デバイス
E-CID: 拡張セルID (測位方式)
E-SMLC: 進化型サービングモバイルロケーションセンター
ECGI: 進化型CGI
eNB: E-UTRANノードB
ePDCCH: 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
E-SMLC: 進化型サービングモバイルロケーションセンター
E-UTRA: 進化型UTRA
E-UTRAN: 進化型UTRAN
FDD: 周波数分割デュープレックス
FFS: さらなる研究のためのもの
GERAN:GSM EDGE無線アクセスネットワーク
NR内のgNB基地局(LTE内のeNBに対応)
GNSS: グローバルナビゲーション衛星システム
GSM: 移動通信のためのグローバルシステム
HARQ: ハイブリッド自動再送要求
HO: ハンドオーバ
HSPA: 高速パケットアクセス
HRPD: 高速パケットデータ
LOS: ラインオブサイト(見通し線)
LPP: LTE測位プロトコル
LTE: ロングタームエボリューション
MAC: 媒体アクセス制御
MBMS: マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN: マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS: MBSFNのほとんどブランクのサブフレーム
MDT: ドライブテストの最小化
MIB: マスター情報ブロック
MME: モビリティ管理エンティティ
MSC: 移動交換センター
NPDCCH: 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NR: ニューレディオ(新無線)
OCNG: OFDMAチャネルノイズ発生器
OFDM: 直交周波数分割多重方式
OFDMA: 直交周波数分割多元接続方式
OSS: 業務サポートシステム
OTDOA: 観測された到達時間差時
O&M: 運営および保守
PBCH: 物理ブロードキャストチャネル
P-CCPCH: プライマリ共通制御物理チャネル
PCell: プライマリセル
PCFICH: 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH: 物理ダウンリンク制御チャネル
PDP: 伝搬遅延プロファイル
PDSCH: 物理ダウンリンク共有チャネル
PGW: パケットゲートウェイ
PHICH: 物理ハイブリッドARQインジケータチャネル
PLMN: 公衆陸上モバイルネットワーク
PMI: プリコーダマトリックスインジケータ
PRACH: 物理ランダムアクセスチャネル
PRS: 測位基準信号
PSS: プライマリ同期信号
PUCCH: 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH: 物理アップリンク共有チャネル
RACH: ランダムアクセスチャネル
QAM: 直交振幅変調
RAN: 無線アクセスネットワーク
RAT: 無線アクセス技術
RLM: 無線リンク管理
RNC: 無線ネットワークコントローラ
RNTI: 無線ネットワーク一時識別情報
RRC: 無線リソース制御
RRM: 無線リソースの管理
RS: 基準信号
RSCP: 受信信号符号電力
RSRP: 基準シンボル受信電力、または、
基準信号受信電力
RSRQ: 基準信号受信品質、または、
基準シンボル受信品質
RSSI: 受信信号強度インジケータ
RSTD: 基準信号時間差
SCH: 同期チャネル
SCell: セカンダリセル
SDU: サービスデータユニット
SFN: システムフレーム番号
SGW: サービングゲートウェイ
SI: システム情報
SIB: システム情報ブロック
SNR: 信号対ノイズ比
SON: 自己最適化ネットワーク
SS: 同期信号
SSS: セカンダリ同期信号
TDD: 時分割デュープレックス
TDOA: 到達時間差
TOA: 到達タイミング
TSS: ターシャリ(三次)同期信号
TTI: 送信時間間隔
UE: ユーザ装置
UL: アップリンク
UMTS: ユニバーサル移動通信システム
USIM: ユニバーサル加入者識別モジュール
UTDOA: アップリンク到達時間差
UTRA: ユニバーサル地上無線アクセス
UTRAN: ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA(登録商標): 広帯域CDMA
WLAN: 無線ローカルエリアネットワーク

Claims (13)

  1. 基地局によって実行される方法であって、前記方法は、
    ● データリソースベアラ(DRB)へのサービス品質フロー(QoSフロー)リマッピングを開始することと、
    ● ターゲット基地局にリマッピングが進行中であることを通知することと、
    ● 前記ターゲット基地局にDRBへのQoSフローの旧いマッピングと新しいマッピングとを提供することと、を有し、
    ここで、前記旧いマッピングは前記リマッピングの前に実行されていたものであり、前記新しいマッピングは前記リマッピングの後に実行されるものであり、
    前記基地局は、ソース次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)ノードであり、前記ターゲット基地局は、ハンドオーバのためのターゲットNG-RANノードであり、
    前記ソースNG-RANノードは、シーケンス番号(SN)ステータス転送メッセージを前記ターゲットNG-RANノードに送信し、前記SNステータス転送メッセージは、ステータス転送の対象となるDRBのリストを有
    前記ステータス転送の対象となるDRBの前記リストは、DRB識別情報(DRB ID)と、アップリンク(UL)カウント値およびダウンリンク(DL)カウント値のうちの少なくとも1つと、を有する、
    ● ステータス転送の対象となるDRBの前記リストがULカウント値を有する場合、前記ターゲットNG-RANノードは、前記ULカウント値内に含まれる値よりも低いパケットデータコンバージェンスプロトコルシーケンス番号(PDCP-SN)を有しているいずれのアップリンクパケットも配信しない、および/または、
    ● ステータス転送の対象となるDRBの前記リストがDLカウント値を有する場合、前記ターゲットNG-RANノードは、以前にPDCP-SNが割り当てられたことのない最初のダウンリンクパケットに対して、前記DLカウント値からの前記PDCP-SNの前記値を使用する、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記ソースNG-RANノードから前記ターゲットNG-RANノードへの前記ハンドオーバがトリガされたときには、DRBへのQoSフローの前記リマッピングがまだ完了していない、方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法であって、前記ソースNG-RANノードがDRBに関連して前記ターゲットNG-RANノードからのアップリンク転送のリクエストを承諾すると、前記SNステータス転送メッセージは、そのDRBの欠落および受信されたアップリンクSDUのリストを有する、方法。
  4. 請求項1に記載の方法であって、前記ソースNG-RANノードは、DRBコンテキストを転送するノードであり、前記ターゲットNG-RANノードは、前記DRBコンテキストがデュアルコネクティビティにおいて転送されるノードである、方法。
  5. 請求項に記載の方法であって、前記方法は、前記DRBコンテキストの転送がトリガされて、DRBへのQoSフローの前記リマッピングが進行中であるときに実行される、方法。
  6. 請求項1からのいずれか一項に記載の方法であって、DRBへのQoSフローの前記旧いマッピングおよび新しいマッピングは、前記ターゲットNG-RANノードが無線デバイスからSDAPヘッダーを受信することを可能にする、方法。
  7. 請求項1からのいずれか一項に記載の方法であって、前記ソースNG-RANノードにおいてSDAPエンドマーカーが受信されていないQoSフローについて、DRBへのQoSフローの前記旧いマッピングおよび新しいマッピングが前記ターゲットNG-RANノードに提供される、方法。
  8. ソースNG-RANノードと無線デバイスとを有するシステムによって実行される方法であって、前記方法は、請求項1ないしのいずれか一項に記載のステップを有し、さらに、前記無線デバイスによって、
    ● データ無線ベアラ(DRB)へのサービス品質フロー(QoSフロー)の第一マッピングを使用してデータパケットを送信することと、
    ● 新しいマッピングを受信することと、
    ● 前記無線デバイスが新しいマッピングを適用していることを示す、サービスデータアプリケーションプロトコル(SDAP)エンドマーカーを送信することと、
    を有する方法。
  9. 請求項に記載の方法であって、前記無線デバイスによって、前記SDAPエンドマーカーを送信した後に、前記新しいマッピングを使用してデータパケットを送信することをさらに有する、方法。
  10. 請求項に記載の方法であって、さらに、前記無線デバイスによって、
    ● ユーザデータを提供することと、
    ● 前記ソースNG-RANノードへの送信を介して前記ユーザデータをホストコンピューターに転送することと、を有する方法。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の方法であって、さらに、前記ソースNG-RANノードによって、
    ● ユーザデータを取得することと、
    ● ホストコンピューターまたは無線デバイスへ前記ユーザデータを転送することと、を有する方法。
  12. ソース次世代無線アクセスネットワーク(NG-RAN)ノードである基地局であって、
    請求項1から7および11のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されたプロセッシング回路と、
    ● 前記基地局に電力を供給するように構成された電源回路と、を有する基地局。
  13. 請求項12に記載された基地局を有するとともに、さらに、無線デバイスを有するシステムであって、前記無線デバイスは、
    請求項8から10のいずれか一項に記載の方法を実行するように構成されたプロセッシング回路と、
    ● 前記無線デバイスに電力を供給するように構成された電源回路と、を有するシステム。
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