JP2023080961A - システムおよび記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 記録媒体の消費を抑えつつレジストレーション調整値を取得することを目的とする。【解決手段】 インクを吐出するノズルを有する記録ヘッドと、レジ調整値を取得する第1の取得手段と、複数のレジ調整値と、複数のレジ調整値と紐づけられた複数の記録装置の使用条件を保有するサーバと、記録装置の使用条件をサーバに送信する送信手段と、を有するシステムであって、第1の取得手段はサーバからレジ調整値を取得することを特徴とする。【選択図】 図11
Description
本発明はシステムおよび記録装置に関する。
インクジェット記録装置は、記録ヘッドからのインク滴の吐出によって記録媒体上に画像を形成する。インクの吐出位置合わせ技術はレジストレーション調整技術と呼ばれ、この調整値を取得・適用することでインクの吐出位置を調整している。
特許文献1には、2つの調整パターンを記録媒体に記録し、それぞれの調整パターンを異なる方式で読み取ることによって2つの補正値を取得することが開示されている。
しかしながら、特許文献1の方法では、レジストレーション調整値を決定しているため、記録媒体を消費する。
本発明は上記課題に鑑みて為されたものであり、記録媒体の消費を抑えつつレジストレーション調整値を取得することを目的とする。
本発明は、インクを吐出するノズルを有する記録ヘッドと、レジ調整値を取得する第1の取得手段と、複数のレジ調整値と、前記複数のレジ調整値と紐づけられた複数の記録装置の使用条件を保有するサーバと、前記記録装置の使用条件をサーバに送信する送信手段と、を有するシステムであって、前記第1の取得手段は前記サーバからレジ調整値を取得することを特徴とする。
本発明によれば、記録媒体の消費を抑えつつレジストレーション調整値を取得することができる。
(第1の実施形態)
以下、図を参照して本発明を適用可能な一実施形態について詳細を記載する。
以下、図を参照して本発明を適用可能な一実施形態について詳細を記載する。
<記録装置の全体概要>
図1は、実施形態に係る液滴吐出装置の一例としてのインクジェット記録装置(以下、記録装置)100の外観を示す図である。
図1は、実施形態に係る液滴吐出装置の一例としてのインクジェット記録装置(以下、記録装置)100の外観を示す図である。
図1に示す記録装置100は、出力された記録媒体を積載する排紙ガイド101、種々の記録情報や設定結果などを表示するための表示パネル103と、記録モードや記録紙などの設定をするための操作パネル102などを備える。さらに記録装置100には、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローなどのインクタンクを収容して記録ヘッドにインクを供給するためのインクタンクユニット104を備える。図1の記録装置は60インチサイズの記録媒体までの複数の幅の記録媒体に記録可能な記録装置である。記録媒体203はロール紙やカット紙を使用することができる。また、記録媒体203は紙に限られるものではなく、例えば布やビニールであってもよい。
図2は、記憶装置の内部構成の一例を示す斜視図である。記録ヘッド201は、キャリッジ202に搭載される。記録ヘッド201は、インクジェット記録装置100に装着されたことなどを記録するメモリ(不図示)を備える。メインレール206は、キャリッジ202を支持するとともに、キャリッジ202を水平方向(記録媒体の搬送方向に対して直交方向)に往復走査させる。キャリッジ202は、キャリッジ搬送ベルト207を介してキャリッジモーター208により駆動される。キャリッジ202は、走査方向に配設したリニアスケール209をキャリッジ202に搭載したエンコーダセンサ210が検出することで位置情報を取得しつつ、記録媒体203の搬送方向と直交方向に往復走査される。さらに、キャリッジ202を支持するメインレール206の高さを段階的に可変するためのリフトカム(不図示)およびそのリフトカムを駆動するリフトモーター211を備える。リフトカムをリフトモーター211で駆動することで、記録ヘッド201と記録媒体203の間の距離を接近させたり離間させたりすることができる。このとき、記録ヘッド201と記録媒体203の間の距離は、記録媒体203を支持するプラテン212の製造バラツキやキャリッジ202の組付けバラツキにより所望の距離に対し誤差が生じることがある。しかしながら、リフトカムの停止位置に基づき所定の精度で多段階に高さを可変することが可能で、その高さの可変量については、相対的に駆動することで高精度に距離を設定することができる。記録媒体203は、プラテン212によって支持され、用紙搬送ローラ213によって搬送方向に搬送される。ここでの記録媒体203は、ロール紙を例に挙げて説明するが、これに限定するものではなく、例えば、カット紙が用いられてもよい。また、記録媒体203の幅についても、複数の用紙幅に対応できるように構成されてよい。
図3は、記録装置100の制御構成を示すブロック図である。記録装置は、装置全体を制御するCPU301、センサ・モーター制御部302、および吐出速度や記録媒体の厚さなどの各種情報を記憶するメモリ303を備える。CPU301、センサ・モーター制御部302、メモリ303は、通信可能に接続される。センサ・モーター制御部302は、距離検出センサ204や吐出速度検出センサ205にて検出された結果を取得する。また、センサ・モーター制御部302は、キャリッジ202を走査するキャリッジモーター208を制御する。さらに、センサ・モーター制御部302は、エンコーダセンサ210で検出した位置情報に基づきヘッド制御回路305を駆動する。上記構成において、ホスト装置(不図示)からの記録データは、ヘッド制御信号に変換され、記録ヘッド201による記録媒体203への印刷が行なわれる。CPU301は、ドライバ部306、シーケンス制御部307、画像処理部308、タイミング制御部309、およびヘッド制御部310を含んで構成される。シーケンス制御部307は、記録制御全般、具体的には、各機能ブロックの起動および停止、記録媒体の搬送制御、キャリッジ202の走査制御等を行なう。各機能ブロックは、例えば、CPU301が各種プログラムを読み出して実行することにより実現される。ドライバ部306は、シーケンス制御部307からの指令に基づき各制御信号を駆動し、各ユニットからの入力信号をシーケンス制御部307へ伝達する。画像処理部308は、ホスト装置からの入力画像データを色分解・変換する画像処理を行なう。タイミング制御部309は、キャリッジ202の位置と連動して、画像処理部308で変換・生成された記録データをヘッド制御部310に転送する。また、タイミング制御部309は、用紙検出センサ204で検出した記録ヘッド201と記録媒体203間の距離に基づいて、記録データの吐出のタイミングの制御も行なう。さらに吐出速度検出センサ205で検出した記録ヘッド201から吐出される各インク滴の吐出速度情報に基づいて、記録データの吐出のタイミングの制御も行なう。ヘッド制御部310は、タイミング制御部309から入力された記録データをヘッド制御信号に変換して出力する他、シーケンス制御部307の指令に基づいて記録ヘッド201の温度制御を行なう。パネル制御部311は、表示パネル103、操作パネル102を制御し、種々の記録情報や設定結果などを表示する。インターフェース制御部312は、インターフェース313を制御する。インターフェース313はホスト装置やネットワークに接続するインターフェース、例えば無線LANやUSBで、ホスト装置やネットワークからの記録データの受信、エラーなど各種データの送信を行う。
<記録ヘッド構成>
図5はキャリッジ202に装着される記録ヘッド201の構成を示す図である。図5(a)はインク吐出面からみた図である。記録ヘッド201はその基板上に6つのチップ(チップ1~6)を搭載しており、各チップから異なるインクを吐出することができる。なお6つのチップ506の構成は同じである。本実施形態の場合、6色のインクを吐出することができる。図中右からBK1(ブラック)、MBK(顔料ブラック)、BK2(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)である。図5(b)は記録ヘッド201の1つのチップ506の詳細な構成を示す図であり、図5(a)と同様にインク吐出面から見た図となっており、インク吐出ノズル(以下、単にノズルとも称する。)の配列の詳細な構成を示している。図5(b)に示すように、1つのチップ506にはA列504とB列505からなるノズル列(これらを第1ノズル列、台2ノズル列ともいう)が設けられている。更に各ノズル列に関し、これを構成する複数のノズル501に配列方向にその一端から他端にむかって順に番号を付すと、奇数番号のノズルで構成されるノズル列をOdd列503、偶数番号のノズルで構成されるノズル列をEven列502という。記録ヘッド201がキャリッジ202に装着された場合、ノズルの配列方向は、記録媒体の搬送方向(副走査方向)に対応する。また、ノズル列の配列方向はキャリッジの移動方向(主走査方向)に対応する。ただ、ノズル配列方向がキャリッジの移動方向に直交する必要は必ずしも必要ではなく、ノズル配列方向がキャリッジの移動方向と交差していれば良い。
図5はキャリッジ202に装着される記録ヘッド201の構成を示す図である。図5(a)はインク吐出面からみた図である。記録ヘッド201はその基板上に6つのチップ(チップ1~6)を搭載しており、各チップから異なるインクを吐出することができる。なお6つのチップ506の構成は同じである。本実施形態の場合、6色のインクを吐出することができる。図中右からBK1(ブラック)、MBK(顔料ブラック)、BK2(ブラック)、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)である。図5(b)は記録ヘッド201の1つのチップ506の詳細な構成を示す図であり、図5(a)と同様にインク吐出面から見た図となっており、インク吐出ノズル(以下、単にノズルとも称する。)の配列の詳細な構成を示している。図5(b)に示すように、1つのチップ506にはA列504とB列505からなるノズル列(これらを第1ノズル列、台2ノズル列ともいう)が設けられている。更に各ノズル列に関し、これを構成する複数のノズル501に配列方向にその一端から他端にむかって順に番号を付すと、奇数番号のノズルで構成されるノズル列をOdd列503、偶数番号のノズルで構成されるノズル列をEven列502という。記録ヘッド201がキャリッジ202に装着された場合、ノズルの配列方向は、記録媒体の搬送方向(副走査方向)に対応する。また、ノズル列の配列方向はキャリッジの移動方向(主走査方向)に対応する。ただ、ノズル配列方向がキャリッジの移動方向に直交する必要は必ずしも必要ではなく、ノズル配列方向がキャリッジの移動方向と交差していれば良い。
そして、A列とB列のEven列、Odd列夫々の各ノズル間のピッチ間隔は600dpiであり、A列とB列各々においてEven列とOdd列のノズルはその配列方向に半ピッチ(即ち、1200dpi)ずれてチップ上に構成される。さらに、A列とB列とがそのノズル配列方向にその半分のピッチ(即ち、2400dpi)ずれてチップ上に構成される。従って、ヘッドユニット全体としては、ノズル配列方向に2400dpiの解像度で記録を行うことができる。このように、ノズル列間の相対位置がずらされてチップ上に構成されているために、高い解像度で画像を形成することができる。記録の際には、各チップの各ノズル列の同じノズル番号のノズルから吐出されるインクが記録媒体の同じ位置に付着するように、ノズル列間の距離507に従って吐出タイミングを異ならせて各ノズルは駆動される。しかし、記録ヘッドの製造ばらつきなどによりこれらノズル列間の距離はばらつきを持っているため、その分がインクによる記録位置のずれにつながる。これら記録位置のずれ量を補正する技術をレジ調整とも呼ぶ。
<レジ調整測定のセンサ構成>
図4はレジ調整の測定に用いる反射センサの構成とパターンを示す図である。
図4はレジ調整の測定に用いる反射センサの構成とパターンを示す図である。
図4に示すように、反射センサ204は記録媒体の紙面に光を照射するLED401と、紙面からの反射光を受光するフォトダイオード402からなる。照射光の照射エリアと受光側の検出エリアには反射面で重なるように検出スポット403を構成している。大きさは5mm×5mmとしている。紙面に形成したパターン404に光を照射した場合、パッチの濃度を反映した反射強度のレベルを検知することができる。白い紙面上では反射強度は強くなり、濃度の濃いパッチ上では反射強度は弱くなる。
<レジ調整の説明>
レジストレーション調整(以降レジ調整と称する。)は、往復記録の場合、ノズル列間だけでなく、記録ヘッドの往路記録(Fwdとも称する)と復路記録(Backとも称する)と間での記録位置の補正にも適用される。これら補正値は補正の対象によっていくつかの種類がある。図6(a)はレジ調整の種類を示す図である。
レジストレーション調整(以降レジ調整と称する。)は、往復記録の場合、ノズル列間だけでなく、記録ヘッドの往路記録(Fwdとも称する)と復路記録(Backとも称する)と間での記録位置の補正にも適用される。これら補正値は補正の対象によっていくつかの種類がある。図6(a)はレジ調整の種類を示す図である。
1.Even-Odd列間補正値
各列(本実施形態ではA列またはB列)の中のEven列とOdd列と間の記録位置を調整するための補正値である。Even列を基準に、Odd列から吐出したインク滴がEven列で吐出したインク滴と記録媒体上で一致するように、Odd列の駆動タイミングを補正する。往路方向の補正と、復路方向の補正がある。
各列(本実施形態ではA列またはB列)の中のEven列とOdd列と間の記録位置を調整するための補正値である。Even列を基準に、Odd列から吐出したインク滴がEven列で吐出したインク滴と記録媒体上で一致するように、Odd列の駆動タイミングを補正する。往路方向の補正と、復路方向の補正がある。
2.AB列間補正値
A列とB列の間の記録位置を補正するための補正値である。各チップについて行い、A列のEven列とB列のEven列との間の記録位置を補正することにより行う。
A列とB列の間の記録位置を補正するための補正値である。各チップについて行い、A列のEven列とB列のEven列との間の記録位置を補正することにより行う。
3.色間補正値
一つのチップを基準とし、他のチップの記録位置を補正するための補正値である。ブラックインクの充填されたチップを基準とし、このチップのA列Even列の往路記録による記録位置と、調整対象チップのA列Even列の往路記録による記録位置とを補正することによって行う。
一つのチップを基準とし、他のチップの記録位置を補正するための補正値である。ブラックインクの充填されたチップを基準とし、このチップのA列Even列の往路記録による記録位置と、調整対象チップのA列Even列の往路記録による記録位置とを補正することによって行う。
図7は本実施形態の機器制御システムの全体構成を示す図である。記録装置はクラウドサーバとデータの送受信を行える環境にある。サーバとのデータ送受信はホスト装置経由でも構わない。
記録装置とサーバとのデータのやりとりを図8の本実施形態のサーバの構成を示す図を用いて説明する。記録装置801からの使用条件とデータ要求をサーバ801の要求受信部803が受ける。データベース(以下、DB)検索部804で要求がする記録装置の使用条件に合う調整値を調整値DB805から検索する。DB検索部804は、使用条件の一つ、例えば記録ヘッドの製造ロットが同じもしくは近いデータを検索し、さらに、その中から記録媒体の種類が同じもしくは近いデータを選ぶ機能がある。使用条件が一致もしくは近いデータがない場合は、同じ機種の記録装置の平均値など統計処理したデータ選択することも可能である。他の方法として、例えば記録ヘッドが影響する調整値は記録ヘッドのLotが同じものから選択する。記録媒体が影響する調整値は記録媒体が同じ調整値から選択することも可能である。
調整値DB805には、デフォルトでいくつかの使用条件と調整値が紐づけられているデータが登録されているDB検索部804が検索して選択した調整値をデータ送信部806から記録装置801へ送信する。記録装置は記録装置本体で調整後の決定したレジ調整値と使用条件をサーバ802に送信する。サーバ802のデータ受信部808で受信し、DB更新部807にて調整値DB805を更新する。このようにユーザから送信された使用条件と調整値を蓄え調整値DBは随時更新する。サーバに調整値DB805を設置するのは、集まったデータ数に応じてDB検索部804の検索条件を更新していくことも可能になり、より精度の高い調整値の提供が可能になる。
図11(a)は、本実施形態のレジ調整を行うフローチャートを示す図である。
新品の記録装置を設置するときに、まず電源が入るとステップS1101でユーザはインクタンクの取り付け、プリンタドライバのインストール、インターフェースの設定などの初期設定を行う。続けてステップS1102でユーザが記録ヘッド201を取り付けると、ステップS1103にてパネル制御部311はレジ調整の実施を表示パネル103に表示させ、ユーザにレジ調整のいずれか1項実施を促す。ステップS1104でユーザが操作パネル102を介してレジ調整実施を選択すると、ステップS1104で、図6(b)の表にある現在の使用条件と共にCPU301がサーバへデータを要求する。ステップS1105では取得した調整値を前述のS1001の粗調整で得られた補正値とする。そして微調整(S1106)を実施し、調整値を決定する。ステップS1106で、決定した調整値と現在の使用条件をサーバへ送信する。ステップS1106の微調整は記録媒体にレジ調整パターンを記録し、反射センサ204でパターンを読み取ることでレジ調整値を取得する。
以上のような処理によって、適切なレジ調整値を設定することができる。レジ調整を実施するときにステップS1106の微調整のレジ調整のみを実施すればよく、レジ調整に使用する記録媒体が少なくて済む。また、パターンを記録、読み取る時間も短くなり、レジ調整に掛かる時間を短くすることができる。
図11(a)ステップS1103で“No”すなわちレジ調整を行わない選択をした場合の説明をする。図11(a)ステップS1107へ進んだ場合、図6(b)表の現在の使用条件と共にサーバへデータを要求し、レジ調整値を取得する。ユーザはレジ調整用記録をするつもりがないため、記録する記録媒体をユーザが設定していないことがある。その場合は、デフォルトの記録媒体を条件とする。デフォルトの記録条件とは、サーバに記憶されている調整値の中で、図6(b)の使用条件と近い使用条件において使用されている調整値である。また、記録媒体を設定していれば、設定された記録媒体も使用条件としてサーバへ送信されるため、より適切な調整値を選択される可能性がある。使用条件に基づき選択した調整データをサーバから提供されるので、ステップS1108で、取得した調整値を記録媒体の調整値とする。
以上のような処理によって、ユーザがレジ調整パターンを記録しないことを選択した場合でも、初期に設定されている調整値よりは適切な調整値を設定することができる。調整パターンを記録しないので、レジ調整に掛かる時間が短くて済む。
(第2の実施形態)
図11(b)は、本実施形態のレジ調整を行うフローチャートを示す図である。第1の実施形態では、記録装置の新規設置時のタイミングであったが、本実施形態では、ステップS1110で記録媒体を交換すると記録装置にセットしている記録媒体の設定を変更する。そうすると図6(b)使用条件が変化する。ステップS1111では、図6(b)使用条件をサーバへ送信し調整データを要求する。ステップS1102では、記録装置がサーバから取得した調整値(粗調値)を記録媒体の調整値として設定する。本実施形態は記録媒体を変えた場合だけでなく、記録ヘッドを交換した場合でも適応可能である。
図11(b)は、本実施形態のレジ調整を行うフローチャートを示す図である。第1の実施形態では、記録装置の新規設置時のタイミングであったが、本実施形態では、ステップS1110で記録媒体を交換すると記録装置にセットしている記録媒体の設定を変更する。そうすると図6(b)使用条件が変化する。ステップS1111では、図6(b)使用条件をサーバへ送信し調整データを要求する。ステップS1102では、記録装置がサーバから取得した調整値(粗調値)を記録媒体の調整値として設定する。本実施形態は記録媒体を変えた場合だけでなく、記録ヘッドを交換した場合でも適応可能である。
(第3の実施形態)
上述の実施形態は図7のクラウドサーバにあるデータベースにレジ調整値と使用条件を格納している例をあげた。
上述の実施形態は図7のクラウドサーバにあるデータベースにレジ調整値と使用条件を格納している例をあげた。
本実施形態では、図9のイントラネット内のサーバにレジ調整値と使用条件を格納しているデータベースでも実現可能である。
(第4の実施形態)
上述の実施形態では使用条件が近いレジ調整値を選択する例をあげたが、サーバで保有するレジ調整値は、記録ヘッドの製造ロット毎に統計処理をした調整値を提供してもよい。また、記録媒体種類毎に平均値をとるなど統計処理をした調整値を提供してもよい。
上述の実施形態では使用条件が近いレジ調整値を選択する例をあげたが、サーバで保有するレジ調整値は、記録ヘッドの製造ロット毎に統計処理をした調整値を提供してもよい。また、記録媒体種類毎に平均値をとるなど統計処理をした調整値を提供してもよい。
100 記録装置
201 記録ヘッド
203 記録媒体
204 反射センサ
301 CPU
302 センサ・モーター制御部
303 メモリ
201 記録ヘッド
203 記録媒体
204 反射センサ
301 CPU
302 センサ・モーター制御部
303 メモリ
Claims (9)
- インクを吐出するノズルを有する記録ヘッドと、
レジ調整値を取得する第1の取得手段と、
複数のレジ調整値と、前記複数のレジ調整値と紐づけられた複数の記録装置の使用条件を保有するサーバと、
前記記録装置の使用条件をサーバに送信する送信手段と、
を有するシステムであって、
前記第1の取得手段は前記サーバからレジ調整値を取得することを特徴とするシステム。 - 記録媒体に記録された画像を読み取る読み取り手段と、
前記第1の取得手段が取得したレジ調整値と、前記記録ヘッドによって記録媒体に記録されたパターンを前記読み取り手段によって読み取った結果と、に基づいて、前記記録ヘッドによって画像を記録する際に使用するレジ調整値を取得する第2の取得手段と、をさらに有することを特徴とする請求項1に記載のシステム。 - ユーザのレジ調整値の設定を行うか否かの選択を受け付ける受け付け手段をさらに有し、
前記受け付け手段が前記レジ調整値の設定を行わないことが選択されたことを受け付けると前記記録ヘッドは前記第1の取得手段が取得したレジ調整値に従ってインクの吐出を行い、前記受け付け手段が前記レジ調整値の設定を行うことが選択されたことを受け付けると前記記録ヘッドは前記第2の取得手段が取得したレジ調整値に従ってインクの吐出を行うことを特徴とする請求項2に記載のシステム。 - 前記送信手段は前記使用条件と、前記第2の取得手段で取得したレジ調整値を前記サーバに送信することを特徴とする請求項2または3に記載のシステム。
- 前記送信手段は、前記記録ヘッドを交換したタイミングで前記記録装置の使用条件をサーバに送信し、
前記第1の取得手段は前記送信手段が送信した使用条件に合うレジ調整値を前記サーバから取得することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のシステム。 - 前記送信手段は、前記記録装置を設置したタイミングで前記記録装置の使用条件をサーバに送信し、
前記第1の取得手段は前記送信手段が送信した使用条件に合うレジ調整値を前記サーバから取得することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のシステム。 - 前記使用条件は複数の条件を含み、
前記第1の取得手段は、前記送信手段が送信した前記記録媒体の使用条件に含まれる複数の条件のうち第1の条件と一致あるいは近い、前記サーバで保有されているレジ調整値を取得することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のシステム。 - 前記サーバで保有されているレジ調整値は、複数の記録装置でのレジ調整値の平均値であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のシステム。
- インクを吐出するノズルを有する記録ヘッドと、
レジ調整値を取得する第1の取得手段と、
を有する記録装置であって、
前記記録装置の使用条件をサーバに送信する送信手段をさらに有し、
前記第1の取得手段は前記サーバからレジ調整値を取得することを特徴とする記録装置。
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