JP2023080382A - クローンシステム、クローン元機器、クローン先機器及びクローンプログラム - Google Patents

クローンシステム、クローン元機器、クローン先機器及びクローンプログラム Download PDF

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寛 打木
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恵理子 井口
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Takuro Mishima
智子 土方
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Abstract

【課題】より簡便にクローン処理を実行可能な、クローンシステム、クローン元機器、クローン先機器及びクローンプログラムを提供する。【解決手段】クローンシステムは、クローン元機器とクローン先機器とを備え、前記クローン元機器及び前記クローン先機器は、共通のネットワーク接続情報をそれぞれ記憶しており、前記クローン先機器は、前記ネットワーク接続情報に基づいて前記クローン元機器を検出し、検出した前記クローン元機器に対してネットワーク接続要求を送信し、前記クローン元機器は、前記ネットワーク接続要求を受信すると、前記ネットワーク接続情報を用いて前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可するか否かを判定し、前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可すると判定した場合、前記クローン先機器にクローンするクローン情報を、前記クローン先機器に送信する。【選択図】図4

Description

本発明は、クローンシステム、クローン元機器、クローン先機器及びクローンプログラムに関する。
従来、可搬型媒体を用いて機器の設定データのクローン処理を実行する方法が知られている。例えば、特許文献1には、コンピュータ読取可能な可搬型媒体が、シンクライアントネットワーク装置にネットワーク設定および他の構成データを転送して、ネットワーク接続性および他の機能に関してシンクライアント装置を構成する方法が開示されている。
特開2005-216292号公報
しかしながら、特許文献1に開示された方法のように、可搬型媒体を用いてクローン処理を実行する場合、ユーザにより実施される作業が必要であった。例えば、可搬型媒体を用いてクローン処理を実行する場合、まず可搬型媒体をコンピュータなどの機器に接続して当該機器の構成データを可搬型媒体にコピーし、次に当該可搬型媒体をシンクライアント装置に接続して構成データをシンクライアント装置にコピーする、という作業が必要であった。
本開示は、上述の問題に鑑みてなされたものである。本開示の目的は、より簡便にクローン処理を実行可能な、クローンシステム、クローン元機器、クローン先機器及びクローンプログラムを提供することである。
本開示の一形態のクローンシステムは、クローン元機器とクローン先機器とを備えるデータクローンシステムであって、前記クローン元機器及び前記クローン先機器は、共通のネットワーク接続情報をそれぞれ記憶しており、前記クローン先機器は、前記ネットワーク接続情報に基づいて前記クローン元機器を検出し、検出した前記クローン元機器に対してネットワーク接続要求を送信し、前記クローン元機器は、前記ネットワーク接続要求を受信すると、前記ネットワーク接続情報を用いて前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可するか否かを判定し、前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可すると判定した場合、前記クローン先機器にクローンするクローン情報を、前記クローン先機器に送信する。
本開示の一形態のクローン元機器は、クローン先機器と共通のネットワーク接続情報を記憶する記憶部と、前記クローン先機器からネットワーク接続要求を受信すると、前記ネットワーク接続情報を用いて前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可するか否かを判定し、前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可すると判定した場合、前記クローン先機器にクローンするクローン情報を、前記クローン先機器に送信する制御部と、を備える。
本開示の一形態のクローン先機器は、クローン元機器と共通のネットワーク接続情報を記憶する記憶部と、前記ネットワーク接続情報に基づいて前記クローン元機器を検出し、検出した前記クローン元機器に対してネットワーク接続要求を送信し、前記クローン元機器から送信されるクローン情報を受信し、前記クローン情報を自機器に反映させる、制御部と、を備える。
本開示の一形態のクローンプログラムは、クローン先機器と共通のネットワーク接続情報を記憶するクローン元機器に、前記クローン先機器からネットワーク接続要求を受信すると、前記ネットワーク接続情報を用いて前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可するか否かを判定し、前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可すると判定した場合、前記クローン先機器にクローンするクローン情報を、前記クローン先機器に送信する、処理を実行させる。
本開示の他の一形態のクローンプログラムは、クローン元機器と共通のネットワーク接続情報を記憶するクローン先機器に、前記ネットワーク接続情報に基づいて前記クローン元機器を検出し、検出した前記クローン元機器に対してネットワーク接続要求を送信し、前記クローン元機器から送信されるクローン情報を受信し、前記クローン情報を自機器に反映させる、処理を実行させる。
一実施形態に係るクローン機器の概略構成を示す機能ブロック図である。 第1実施形態に係るクローンシステムの概略図である。 図2のクローンシステムの概略構成を示す機能ブロック図である。 図2のクローンシステムによるクローン処理の一例を示すシーケンス図である。 図1のクローン機器の制御部が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図3のクローン元機器の制御部が実行するクローン元モードの処理の一例を示すフローチャートである。 図3のクローン先機器の制御部が実行するクローン先モードの処理の一例を示すフローチャートである。 第1実施形態に係るクローンシステムの使用例を示す概略図である。 第2実施形態に係るクローンシステムによるクローン処理の一例を示すシーケンス図である。 第2実施形態においてクローン元機器の制御部が実行するクローン元モードの処理の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るクローンシステムの使用例を示す概略図である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面において、同一又は同等の構成要素には同一の符号を付し、同一又は同等の構成要素に関する説明が重複する場合は適宜省略する。
図1は、一実施形態に係るクローン機器1の概略構成を示す機能ブロック図である。クローン機器1は、例えばコンピュータ装置又はサーバ装置などの情報処理装置により構成されていてよい。クローン機器1は、例えばテレビジョン受像機などの電子機器により構成されていてもよい。クローン機器1は、クローン処理に用いられる機器である。クローン処理とは、ある機器に対して設定されている設定情報及び/又は当該機器がインストールしたアプリケーションの情報などのクローン情報を、他の機器に複製する処理をいう。
図1に示すクローン機器1は、クローン元であるクローン元機器としても動作可能であり、クローン先であるクローン先機器としても動作可能である。すなわち、クローン機器1は、クローン元機器及びクローン先機器のいずれとしても動作可能な1台の機器として構成される。ここで、クローン元機器は、クローン処理のもとになる機器である。クローン処理では、当該クローン元機器のクローン情報が、他の機器に複製される。クローン先機器は、クローン処理を実行する対象の機器である。クローン処理では、クローン元機器のクローン情報が、当該クローン先機器に複製される。ここで、クローン情報は、クローン元機器に対して設定されている設定情報及びクローン元機器がインストールしたアプリケーションの情報のうち少なくともいずれかを含んでいてよい。
具体的には、クローン機器1に対しては、クローン元モード及びクローン先モードという2つの動作モードのいずれかが有効化される。クローン元モードが有効化されている場合、クローン機器1はクローン元機器として動作する。この場合、クローン機器1は、クローン元モードの処理を実行する。クローン先モードが有効化されている場合、クローン機器1は、クローン先機器として動作する。この場合、クローン機器1は、クローン先モードの処理を実行する。クローン元モードの処理及びクローン先モードの処理の詳細については、後述する。
図1に示すように、クローン機器1は、制御部2と、記憶部3と、通信部4と、入力部5と、表示部6と、を備える。
制御部2は、クローン機器1の各機能部をはじめとして、クローン機器1の全体を制御及び管理する。制御部2は、例えば記憶部3に格納された制御プログラムを動作させるなどして、各種制御を行う。例えば、制御部2は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro Processing Unit)などの制御デバイスにより構成することができる。制御部2は、クローン機器1を、クローン元機器又はクローン先機器のいずれかとして動作させることができる。制御部2が実行する処理の詳細については、後述する。
記憶部3は、プログラム及びデータを記憶可能な記憶媒体である。記憶部3は、例えば半導体メモリ又は磁気メモリなどで構成することができる。具体的には、記憶部3は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)により構成することができる。記憶部3は、例えば制御部2を動作させるためのプログラムなどを記憶してよい。具体的には、記憶部3は、本明細書で説明するクローン処理を実行させるクローンプログラムを記憶してよい。
本実施形態において、記憶部3は、ネットワーク接続情報を記憶している。ネットワーク接続情報は、ネットワーク接続を行うために必要な情報である。クローン機器1が、クローン処理において無線接続される場合、ネットワーク接続情報は、例えばSSID(Service Set Identifier)及びパスワードであってよい。本実施形態では。ネットワーク接続情報がSSID及びパスワードであるとして、以下説明する。ネットワーク接続情報は、クローン処理を実行させるクローン元機器及びクローン先機器に対して、例えば予めユーザが入力操作などを行って、記憶部3に記憶させる。
通信部4は、外部機器と通信可能な任意の通信インタフェースを含んで構成される。通信部4は、無線、有線、又は無線と有線との組合せによるネットワークを用いて外部機器と通信を行うことができる。通信部4は、例えば所定の無線通信規格の通信方式により通信する。通信部4は、所定の無線通信規格に対応する通信モジュールにより構成されていてよい。本実施形態では、通信部4は、外部のクローン機器1と無線LAN(Local Area Network)接続を行うことにより、無線でデータの送受信を行う。すなわち、本実施形態では、通信部4は、外部のクローン機器とWifi(登録商標)接続を行う。
入力部5は、クローン機器1に対してユーザが操作入力を実行可能な機構である。入力部5は、例えばクローン機器1の本体に設けられた操作ボタン群により構成されてよい。入力部5は、例えばリモートコントロール装置(以下、単に「リモコン」ともいう)及び当該リモコンから発信された操作信号を受信する操作信号受信部などにより構成されていてもよい。なお、表示部6にタッチセンサが設けられている場合、表示部6に設けられたタッチセンサが入力部5として機能してもよい。
表示部6は、映像を表示するデバイスである。表示部6は、例えば液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro-Luminescence Display)、又は無機ELディスプレイ(IELD:Inorganic Electro-Luminescence Display)などの周知のディスプレイにより構成されてよい。表示部6は、制御部2の制御により、例えばクローン処理が成功したこと又はクローン処理が失敗したことを表示してよい。また、表示部6は、制御部2の制御により、例えばクローン処理を行ったクローン先機器の台数を表示してもよい。
(第1実施形態)
次に、第1実施形態に係るクローンシステムについて説明する。図2は、第1実施形態に係るクローンシステム10の概略図である。図3は、図2のクローンシステム10の概略構成を示す機能ブロック図である。図2及び図3に示すクローンシステム10は、1台のクローン元機器11と、1台のクローン先機器21とを備える。ただし、クローンシステム10は、必ずしも1台のクローン元機器11と1台のクローン先機器21とにより構成されていなくてもよい。クローンシステム10は、少なくとも1台のクローン元機器11と、少なくとも1台のクローン先機器21とを備えていればよい。ここでは、説明を簡潔にするため、クローンシステム10は、1台のクローン元機器11と、1台のクローン先機器21とを備えるとして、以下説明する。クローン元機器11と、クローン先機器21とは、Wifi接続によりデータを送受信可能である。
クローン元機器11は、クローン元機器として動作する場合の図1のクローン機器1をいう。図3に示すように、クローン元機器11は、制御部12と、記憶部13と、通信部14と、入力部15と、表示部16と、を備える。クローン元機器11が備える、制御部12、記憶部13、通信部14、入力部15及び表示部16の構成及び機能は、それぞれ図1のクローン機器1が備える、制御部2、記憶部3、通信部4、入力部5及び表示部6と同様である。そのため、ここでは、これらの機能ブロックの詳細な説明を省略する。
クローン先機器21は、クローン先機器として動作する場合の図1のクローン機器1をいう。図3に示すように、クローン先機器21は、制御部22と、記憶部23と、通信部24と、入力部25と、表示部26と、を備える。クローン先機器21が備える、制御部22、記憶部23、通信部24、入力部25及び表示部26の構成及び機能は、それぞれ図1のクローン機器1が備える、制御部2、記憶部3、通信部4、入力部5及び表示部6と同様である。そのため、ここでは、これらの機能ブロックの詳細な説明を省略する。
クローンシステム10では、クローン元機器11及びクローン先機器21は、共通のネットワーク接続情報を記憶している。つまり、クローン元機器11及びクローン先機器21は、それぞれ記憶部13及び記憶部23において、同一のネットワーク接続情報を記憶している。クローン元機器11は、自機器と同一のネットワーク接続情報を記憶しているクローン先機器21に対して、クローン処理を実行する。
クローンシステム10では、クローン元機器11は、無線LANの親機として機能し、クローン先機器21は、無線LANの子機として機能する。従って、クローン元機器11とクローン先機器21との間で通信接続を確立するとき、クローン元機器11は、アクセスポイントとして動作する。子機として動作するクローン先機器21は、アクセスポイントとしてのクローン元機器11を検出し、ネットワーク接続情報を用いて認証を行うことにより、クローン元機器11とクローン先機器21との間の通信接続を確立させる。
次に、クローンシステム10が実行するクローン処理の一例について説明する。図4は、図2のクローンシステム10による処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、クローン元機器11は、クローン情報を生成する(ステップS11)。クローン情報は、クローン先機器21に複製させる情報である。クローン情報は、クローン元機器11に対して設定されている設定情報及びクローン元機器11がインストールしたアプリケーションの情報のうち少なくともいずれかを含んでよい。ステップS11において、クローン元機器11は、例えば記憶部13などに記憶された、自機器の設定及びデータなどのクローン情報を、クローン先機器21に送信できる形式に生成する。
そして、クローン元機器11は、ネットワーク接続を有効化する(ステップS12)。本実施形態では、クローン元機器11とクローン先機器21とは無線LAN接続を行うため、クローン元機器11は、記憶部13に記憶されたSSIDに基づきアクセスポイントを起動させる。これにより、クローン元機器11は、アクセスポイント(親機)としての動作を開始する。例えば、クローン元機器11は、通信部14からビーコンを送信する。このようにして、クローン先機器21は、クローン元機器11のSSIDを検出可能となる。
クローン先機器21は、アクセスポイントとして動作するクローン元機器11を検出する(ステップS13)。具体的には、クローン先機器21は、ネットワーク接続情報に基づいて、クローン元機器11を検出する。例えば、クローン先機器21は、記憶部23に記憶されているSSIDと同一のSSIDのクローン元機器11を検出する。
クローン先機器21は、クローン元機器11を検出すると、当該クローン元機器11に対して、ネットワーク接続要求を送信する(ステップS14)。ネットワーク接続要求は、例えばクローン元機器11とクローン先機器21との間でネットワークの接続を確立させることを要求する信号である。
クローン元機器11は、ネットワーク接続要求を受信すると、ネットワーク接続情報を用いてクローン先機器21によるネットワーク接続を許可するか否かを判定する。クローン元機器11は、例えばネットワーク接続情報を用いて認証を行うことにより、クローン先機器21によるネットワーク接続を許可するか否かを判定してよい。具体的には、クローン元機器11は、クローン先機器21が記憶するSSIDとクローン元機器11が記憶するSSIDとが一致することを確認するとともに、クローン先機器21に対してパスワードの認証を行うことにより、クローン先機器21によるネットワーク接続を許可すると判定してよい。クローン元機器11は、クローン先機器21の認証に成功した場合、クローン先機器21によるネットワーク接続を許可する(ステップS15)。クローン元機器11がネットワーク接続を許可すると、クローン元機器11とクローン先機器21との間でネットワーク接続が確立される。
クローン元機器11は、クローン先機器21との間でネットワーク接続が確立されると、当該クローン先機器21に対して、ステップS11で生成したクローン情報を送信する(ステップS16)。
クローン先機器21は、クローン元機器11からクローン情報を受信すると、受信したクローン情報の完全性をチェックする(ステップS17)。クローン先機器21は、例えば、受信したクローン情報に欠損又は不整合などが存在するか否かをチェックする。クローン先機器21は、任意の公知の方法で、クローン情報の完全性をチェックすることができる。クローン先機器21は、受信したクローン情報が完全性を満たさない場合、つまりクローン情報に欠損又は不整合などが存在する場合、クローン元機器11に対し、クローン情報の再送を要求する信号である再送要求を送信してよい。
クローン先機器21は、受信したクローン情報が完全性を満たすと判定した場合、当該クローン情報をクローン先機器21に反映させる(ステップS18)。これにより、クローン元機器11のクローン情報が、クローン先機器21に複製された状態となる。このようにして、クローン処理が実行される。
クローン先機器21は、クローン情報をクローン先機器21に反映させると、クローン処理が終了ことを通知する(ステップS19)。例えば、クローン先機器21は、クローン処理が終了したことを表示部26に表示させることにより通知してよい。
また、クローン処理が終了すると、クローン元機器11は、ネットワーク接続情報を無効化する(ステップS20)。これにより、クローン元機器11からクローン先機器21へのクローン処理が実行されなくなる。そのため、不正なクローン処理の実行を防止することができる。
以上のようにして、クローンシステム10により、クローン処理が実行される。なお、上述したように、本実施形態では、クローン機器1が、クローン元機器11としても動作可能であり、クローン先機器21としても動作可能である。そこで、次に、クローン機器1が実行する処理について、詳細に説明する。
図5は、図1のクローン機器1の制御部2が実行する処理の一例を示すフローチャートである。図5のフローの開始時点において、クローン機器1に対しては、クローン元モード及びクローン先モードのいずれも有効化されていない。また、図5のフローの開始時点において、クローン機器1の電源はオフの状態である。
まず、ユーザは、クローン機器1を起動するための所定の起動操作を行う。起動操作は、クローン機器1の電源をオンにするための任意の操作であってよい。起動操作は、例えば、入力部5としての電源ボタンを押下する操作であってもよく、リモコンに対する電源をオンにする操作であってもよい。制御部2は、起動操作を検出すると、クローン機器1を起動する(ステップS21)。すなわち、制御部2は、クローン機器1の電源をオンにする。
次に、制御部2は、クローン機器1に対して、切替えトリガが入力されたか否かを判定する(ステップS22)。切替えトリガは、クローン機器1をクローン元機器11として動作させるためのトリガとなる操作入力である。切替えトリガは、クローン機器1に対する所定の操作入力として、適宜定められてよい。切替えトリガは、例えば入力部5に対する所定の操作入力であってもよく、リモコンに対する所定の操作入力であってもよい。制御部2は、例えばクローン機器1を起動してから所定時間内に切替えトリガが入力されたことを検出した場合、クローン機器1をクローン元機器11として動作させてよい。一方、制御部2は、例えばクローン機器1を起動してから所定時間内に切替えトリガが入力されたことを検出しなかった場合、クローン機器1をクローン先機器21として動作させてよい。
制御部2は、クローン機器1に対して、切替えトリガが入力されたと判定した場合(ステップS22のYes)、クローン元モードを有効化する(ステップS23)。これにより、クローン機器1は、クローン元機器11として動作する。
そして、制御部2(制御部12)は、クローン元モードの処理を実行する(ステップS24)。クローン元モードでは、クローン機器1(クローン元機器11)は、無線LANの親機として機能する。そのため、クローン機器1(クローン元機器11)は、例えばビーコンを送信する。クローン元モードの処理の詳細については、後述する。
一方、制御部2は、クローン機器1に対して、切替えトリガが入力されていないと判定した場合(ステップS22のNo)、クローン先モードを有効化する(ステップS25)。これにより、クローン機器1は、クローン先機器21として動作する。クローン先モードでは、クローン機器1(クローン先機器21)は、無線LANの子機として機能する。
この場合、制御部2(制御部22)は、記憶部23に記憶されたネットワーク接続情報に基づいて、クローン元機器11をネットワーク上で検索する。具体的には、制御部2(制御部22)は、記憶部23に記憶されたSSIDと同一のSSIDのクローン元機器11をネットワーク上で検索する。そして、制御部2(制御部22)は、無線LAN親機として機能するクローン元機器11を検出したか否かを判定する(ステップS26)。例えば、制御部2(制御部22)は、クローン元機器11のビーコンを検出したか否かを判定する。
制御部2(制御部22)は、クローン元機器11を検出していないと判定した場合(ステップS26のNo)、ステップS22に移行する。この場合、制御部2は、切替えトリガが入力されたと判定すると(ステップS22のYes)、クローン元機器11として動作し、切替えトリガが入力されていないと判定すると(ステップS22のNo)、引き続きクローン先機器21として動作する。
一方、制御部2(制御部22)は、クローン元機器11を検出したと判定した場合(ステップS26のYes)、クローン先モードの処理を実行する(ステップS27)。クローン先モードの処理の詳細については、後述する。
このように、クローン機器1は、切替えトリガの有無に応じて、クローン元機器11又はクローン先機器21のいずれかとして動作を実行することができる。つまり、1つのクローン機器1は、クローン元にもクローン先にもなることができる。
次に、クローン元モードの処理の詳細について説明する。図6は、図3のクローン元機器11の制御部12が実行するクローン元モードの処理の一例を示すフローチャートである。すなわち、図6は、図5のステップS24の処理の詳細を示すフローチャートである。従って、制御部12は、図5のステップS23の後に、図6のフローを実行する。
クローン元機器11の制御部12は、クローン情報を生成する(ステップS31)。そして、制御部12は、ネットワーク接続を有効化する(ステップS32)。図6のステップS31及びステップS32で実行される処理は、それぞれ図4のステップS11及びステップS12と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。このように、クローン元機器11は、クローン先機器21からネットワーク接続要求を受信する前に、クローン情報を生成してよい。
制御部12は、ステップS32でネットワーク接続を有効化した後、ネットワーク接続要求を検出したか否かを判定する(ステップS33)。ネットワーク接続要求は、図4のステップS14で説明した、クローン先機器21が送信する信号である。
制御部12は、ネットワーク接続要求を検出していないと判定した場合(ステップS33のNo)、ネットワーク接続要求を検出したと判定するまで、ステップS33を繰り返してよい。
一方、制御部12は、ネットワーク接続要求を検出したと判定した場合(ステップS33のYes)、ネットワーク接続要求を送信したクローン先機器21とのネットワーク接続を許可するか否かを判定する(ステップS34)。
ステップS34において、制御部12は、例えばネットワーク接続情報を用いて認証を行うことにより、クローン先機器21によるネットワーク接続を許可するか否かを判定してよい。具体的には、制御部12は、クローン先機器21の記憶部23が記憶するSSIDとクローン元機器11の記憶部13が記憶するSSIDとが一致することを確認するとともに、クローン先機器21に対してパスワードの認証を行うことにより、クローン先機器21によるネットワーク接続を許可すると判定してよい。つまり、制御部12は、クローン先機器21の記憶部23に記憶されたSSID及びパスワードが、クローン元機器11の記憶部13に記憶されたSSID及びパスワードと一致する場合、クローン先機器21とのネットワーク接続を許可すると判定してよい。このようにして、制御部12は、ユーザによってクローン元機器11と同一のネットワーク接続情報が予め設定されたクローン先機器21に対してのみ、ネットワーク接続を許可することができる。
制御部12は、クローン先機器21の認証に失敗した場合、つまりクローン先機器21とのネットワーク接続を許可しないと判定した場合(ステップS34のNo)、クローン先機器21とのネットワーク接続を確立することなく、ステップS33に移行する。
一方、制御部12は、クローン先機器21の認証に成功した場合、つまりクローン先機器21とのネットワーク接続を許可すると判定した場合(ステップS34のYes)、クローン先機器21とのネットワーク接続を確立する。そして、制御部12は、通信部14から、ステップS31で生成したクローン情報をクローン先機器21に送信する(ステップS35)。
そして、制御部12は、クローン先機器21から再送要求を受信したか否かを判定する(ステップS36)。再送要求は、クローン先機器21が受信したクローン情報に欠損又は不整合などが存在する場合に、クローン先機器21がクローン元機器11に対してクローン情報の再送を要求する信号である。クローン先機器21から再送要求が送信され、クローン元機器11が通信部14で再送要求を受信すると、制御部12は、再送要求を受信したと判定する。
制御部12は、再送要求を受信していないと判定した場合(ステップS36のNo)、ステップS37を実行することなく、ステップS38に移行する。
一方、制御部12は、再送要求を受信したと判定した場合(ステップS36のYes)、クローン情報を再度送信する(ステップS37)。
そして、制御部12は、クローン情報を送信した後、クローン先機器21との間で通信が行われない状態で所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS38)。所定時間は、適宜定められてよく、例えば数秒から数十秒の範囲で定められてよい。制御部12がクローン情報を送信した後、クローン先機器21から再送要求などの信号を受信する場合があるため、所定時間は、クローン先機器21から送信される信号の有無を確認するための待機時間として設けられる。
なお、ステップS38において、制御部12は、再送要求を受信していない場合、ステップS35でクローン情報を送信した後、所定時間が経過したか否かを判定してよい。一方、制御部12は、再送要求を受信した場合、ステップS37でクローン情報を送信した後、所定時間が経過したか否かを判定してよい。すなわち、制御部12は、ステップS38において、最後にクローン情報を送信してから所定時間が経過したか否かを判定してよい。
制御部12は、所定時間が経過していないと判定した場合(ステップS38のNo)、ステップS36に移行する。
一方、制御部12は、所定時間が経過したと判定した場合(ステップS38のYes)、ネットワーク接続情報を無効化する(ステップS20)。クローン先機器21との間で通信が行われない状態で所定時間が経過した場合、クローン先機器21でクローン情報が正常に受信できたと考えられるためである。ネットワーク接続情報の無効化により、クローン元機器11からクローン先機器21へのクローン処理が実行されなくなる。そのため、不正なクローン処理の実行を防止することができる。
なお、クローン元機器11は、ステップS38で所定時間が経過する前に、クローン先機器21とは異なる他のクローン先機器から、例えばネットワーク接続要求を受信するなどにより、通信が行われた場合には、所定時間の計時を停止し、当該他のクローン先機器との通信を実行してよい。
次に、クローン先モードの処理の詳細について説明する。図7は、図3のクローン先機器21の制御部22が実行するクローン先モードの処理の一例を示すフローチャートである。すなわち、図7は、図5のステップS27の処理の詳細を示すフローチャートである。従って、制御部22は、図5のステップS26において、クローン元機器11を検出したと判定した場合(ステップS26のYes)、図7のフローを実行する。
制御部22は、クローン元機器11を検出すると(ステップS26のYes)、クローン元機器11にネットワーク接続要求を送信する(ステップS41)。ネットワーク接続要求に基づき、クローン元機器11は、図6のステップS34で説明したように、クローン先機器21に対してネットワーク接続を許可するか否かが判定され、許可された場合、ステップS35で説明したように、クローン情報が送信される。
クローン先機器21は、通信部24において、クローン元機器11から送信されたクローン情報を受信する(ステップS42)。
制御部22は、クローン情報を受信すると、受信したクローン情報が完全性を満たしているか否かを判定する(ステップS43)。例えば上述したように、制御部22は、例えば、受信したクローン情報に欠損又は不整合などが存在するか否かをチェックする。クローン情報に欠損又は不整合などが存在する場合、制御部22は、クローン情報が完全性を満たしていないと判定する。
制御部22は、受信したクローン情報が完全性を満たしていないと判定した場合(ステップS43のNo)、既に、クローン元機器11に再送要求を所定回数送信したか否かを判定する(ステップS44)。つまり、制御部22は、クローン元機器11に再送要求を送信した回数が、所定回数に達したか否かを判定する。所定回数は、適宜定められてよく、例えば数回から十数回の範囲で定められてよい。
制御部22は、クローン元機器11に再送要求を送信した回数が、未だ所定回数に達していないと判定した場合(ステップS44のNo)、クローン元機器11に再送要求を送信する(ステップS45)。クローン元機器11は、再送要求を受信すると、図6のステップS36及びステップS37で説明したように、クローン情報を再度クローン先機器21に送信する。クローン先機器21の制御部22は、ステップS42に移行し、クローン元機器11から再送されたクローン情報を受信する。
一方、制御部22は、クローン元機器11に再送要求を送信した回数が、既に所定回数に達したと判定した場合(ステップS44のYes)、クローン処理を中止する。この場合、制御部22は、クローン処理が失敗したことを通知してよい。例えば、制御部22は、クローン処理が終了したことを表示部26に表示させることにより通知してよい(ステップS46)。このように、所定回数再送要求を行い、クローン情報を受信しても、クローン情報が正常に受信されない場合、何らかの原因でクローン情報を正常に受信できない可能性があるため、クローン処理を中止し、再送要求の送信が繰り返される状態を停止できる。
制御部22は、ステップS43において、受信したクローン情報が完全性を満たしていると判定した場合(ステップS43のYes)、当該クローン情報をクローン先機器21に反映させる(ステップS47)。
この場合、制御部22は、クローン処理が成功したことを通知してよい。例えば、制御部22は、クローン処理が成功したことを表示部26に表示させることにより通知してよい(ステップS48)。
このようにして、クローンシステム10によれば、クローン元機器11及びクローン先機器21に記憶された共通のネットワーク接続情報を用いて、クローン元機器11からクローン先機器21にクローン情報が送信される。具体的には、クローン元機器11は、ネットワーク接続情報を用いてクローン先機器21によるネットワーク接続を許可するか否かを判定し、許可すると判定した場合、クローン情報をクローン先機器21に送信する。クローン先機器21は、受信したクローン情報を自機器に反映させることにより、クローン元機器11のクローン情報がクローン先機器21に複製される。このようにして、ユーザによる作業を必要とすることなく、通信によって、より簡便にクローン処理を実行することができる。
次に、クローン機器1を用いたクローンシステムの使用例について説明する。図8は、第1実施形態に係るクローンシステムの使用例を示す概略図である。
図8に示すクローンシステム30は、第1クローン機器31、第2クローン機器32、第3クローン機器33、第4クローン機器34及び第5クローン機器35という、5台のクローン機器を備える。第1クローン機器31、第2クローン機器32、第3クローン機器33、第4クローン機器34及び第5クローン機器35は、いずれも図1で説明したクローン機器1と同様の構成及び機能を有する。従って、第1クローン機器31、第2クローン機器32、第3クローン機器33、第4クローン機器34及び第5クローン機器35は、いずれもクローン元モード及びクローン先モードという2つの動作モードのいずれかが有効化され、有効化された動作モードに応じて、クローン元機器又はクローン先機器のいずれかとして動作する。
また、第1クローン機器31、第2クローン機器32、第3クローン機器33、第4クローン機器34及び第5クローン機器35は、いずれも共通のネットワーク接続情報を記憶している。共通のネットワーク接続情報は、例えば予めユーザの入力操作により記憶されている。
ここでは、第1クローン機器31のクローン情報を、第2クローン機器32、第3クローン機器33、第4クローン機器34及び第5クローン機器35に複製する場合の処理の一例について説明する。
例えば、クローンシステム30のユーザは、まず第1クローン機器31及び第2クローン機器32を起動したとする。ユーザは、第1クローン機器31をクローン元機器として動作させるために、第1クローン機器31に対して、切替えトリガを入力する。第1クローン機器31は、切替えトリガが入力されると、クローン元モードを有効化し、図6で説明したクローン元モードの処理を実行する。すなわち、第1クローン機器31は、クローン元機器として動作する。一方、第2クローン機器32には、切替えトリガが入力されず、第2クローン機器32は、クローン先モードを有効化する。この場合、第2クローン機器32は、クローン先機器として動作する。すなわち、第2クローン機器32は、クローン元機器として動作する第1クローン機器31を検出すると、図7で説明したクローン先モードの処理を実行する。クローン先モードの処理において、第2クローン機器32がクローン情報を自機器に反映させることにより、第1クローン機器31のクローン情報が第2クローン機器32に複製される。
第2クローン機器32は、第1クローン機器31が送信したクローン情報を受信し、受信したクローン情報を第2クローン機器32に反映させた後、他のクローン先機器に対してクローン情報を送信可能な新たなクローン元機器として動作してよい。第2クローン機器32が新たなクローン元機器として動作する場合、ユーザは、第2クローン機器32に対して切替えトリガを入力する。すなわち、ユーザが、第2クローン機器32に対して、切替えトリガを入力すると、第2クローン機器32も、クローン元モードを有効化し、図6で説明したクローン元モードの処理を実行する。すなわち、第2クローン機器32も、第1クローン機器31と同様に、クローン元機器として動作する。この状態で、ユーザが、第3クローン機器33、第4クローン機器34及び第5クローン機器35を起動したとする。第3クローン機器33、第4クローン機器34及び第5クローン機器35には、切替えトリガが入力されず、第3クローン機器33、第4クローン機器34及び第5クローン機器35は、クローン先モードが有効化される。つまり、第3クローン機器33、第4クローン機器34及び第5クローン機器35は、クローン先機器として動作する。
この場合、例えば、第3クローン機器33が、クローン元機器として動作する第1クローン機器31を検出すると、第1クローン機器31と第3クローン機器33との間でクローン処理が実行され、クローン情報が第1クローン機器31から第3クローン機器33に複製される。
また、例えば、第4クローン機器34及び第5クローン機器35が、クローン元機器として動作する第2クローン機器32を検出すると、第2クローン機器32と、第4クローン機器34及び第5クローン機器35との間でクローン処理が実行され、クローン情報が第2クローン機器32から第4クローン機器34及び第5クローン機器35に複製される。第2クローン機器32が有するクローン情報は、第1クローン機器31から複製されたものであるため、以上のクローン処理により、第2クローン機器32、第3クローン機器33、第4クローン機器34及び第5クローン機器35に、第1クローン機器31のクローン情報が複製される。
このように、クローン情報が複製された第2クローン機器32が、新たなクローン元機器として動作することにより、クローン元機器として動作するクローン機器の台数を増やすことができる。そのため、例えばクローン先機器が複数台存在する場合、クローン情報が複製されたクローン先機器を新たなクローン元機器として動作させることにより、より速く、全てのクローン先機器に対して、クローン情報を複製することができるようになる。
なお、クローン元機器として動作するクローン機器が複数存在する場合、クローン先機器は、いずれかのクローン元機器に対してネットワーク接続要求を送信してよい。このとき、クローン先機器は、所定の基準に基づいて、ネットワーク接続要求の送信先となるクローン元機器を選択してよい。例えば、クローン先機器は、複数のクローン元機器が送信するビーコンのRSSI(Received Signal Strength Indicator)が強いクローン元機器を、ネットワーク接続要求の送信先として選択してよい。従って、図8の例では、第3クローン機器33は、第2クローン機器32よりもビーコンのRSSIが強い第1クローン機器31を、ネットワーク接続要求の送信先として選択してよい。同様に、図8の例では、第4クローン機器34及び第5クローン機器35は、第1クローン機器31よりもビーコンのRSSIが強い第2クローン機器32を、ネットワーク接続要求の送信先として選択してよい。
また、第2クローン機器32は、第4クローン機器34及び第5クローン機器35の双方に対して、同時にクローン処理を実行してもよく、1台ずつ順にクローン処理を実行してもよい。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係るクローンシステムについて説明する。第2実施形態に係るクローンシステムでは、クローン処理を実行可能な回数を設定又は制限することができる。第2実施形態に係るクローンシステムについて、第1実施形態と同様の点については適宜説明を省略し、異なる点を中心に説明する。
第2実施形態に係るクローンシステムの構成は、第1実施形態に係るクローンシステム10と同様であってよい。すなわち、第2実施形態に係るクローンシステムは、図2及び図3を参照して説明したように、クローン元機器11及びクローン先機器21を備えていてよい。
第2実施形態では、クローン元機器11において、クローン処理を実行可能な回数を設定することができる。具体的には、第2実施形態では、クローン元機器11の記憶部13は、クローン情報を送信可能なクローン先機器の台数に関する台数情報を記憶している。台数情報は、例えば予めユーザによって設定される。台数情報は、任意の方法で設定されてよい。
台数情報は、例えばネットワーク接続情報のSSIDに含まれるように設定されてよい。この場合、本来のSSIDに対して、台数情報が加えられてよい。例えば、SSIDの末尾に台数情報が加えられてよい。具体的には、SSIDは、例えば「xxxx_yyy」のように設定されてよい。この例では、アンダーバーの前の「xxxx」が、SSIDを示す情報である。この例では、アンダーバーの後の「yyy」が、台数情報である。台数情報は、数値により示されてよい。当該数値は、クローン情報を送信可能なクローン先機器の台数を示す。台数情報は、例えば1から255の範囲で定められてよい。ただし、台数情報の範囲はここで示した例に限られず、255よりも大きい数値に設定されてもよい。また、台数情報は、ここで示した例に限られず、他の方法により記憶部13に記憶されてよい。本実施形態では、台数情報がSSIDに含まれるように設定されるとして、以下説明する。台数情報がSSIDに含まれることにより、例えばクローン元機器11のSSIDを外部の機器が受信すると、当該SSIDに台数情報が含まれることとなるため、クローン元機器11の台数情報を容易に確認することができる。
図9は、第2実施形態に係るクローンシステムによるクローン処理の一例を示すシーケンス図である。
第2実施形態に係るクローンシステムでは、まず、クローン元機器11に対して、クローン情報を送信可能なクローン先機器の台数に関する台数情報が設定される(ステップS51)。台数情報は、例えばユーザが入力部15に対して所定の入力操作を行うことにより設定される。設定された台数情報は、例えば記憶部13に記憶される。
そして、クローン元機器11は、クローン先機器21とのクローン処理を実行する。具体的には、ステップS11からステップS19により、クローン処理が実行される。ステップS11からステップS19の詳細は、図4で説明した内容と同様であるため、ここでは説明を省略する。
クローン先機器21は、ステップS18において、クローン情報をクローン先機器21に反映させると、ステップS19で、クローン処理が終了ことを通知する(ステップS19)。第2実施形態では、クローン先機器21は、さらに、クローン処理が完了したことを示すクローン処理完了通知を、クローン元機器11に送信する(ステップS52)。
本実施形態において、クローン元機器11は、クローン先機器21に対してクローン情報を送信した場合、クローン情報を送信可能な台数を、クローン情報を送信したクローン先機器21の台数分デクリメントする。例えば、図9に示すフローでは、クローン元機器11は、クローン処理完了通知を受信すると、記憶部13に記憶された台数情報をデクリメントする(ステップS53)。具体的には、クローン元機器11は、1台のクローン先機器21に対するクローン処理が完了した場合、台数情報を「1」デクリメントする。これにより、台数情報が「1」少なくなる。つまり、クローン情報を送信可能なクローン先機器の台数が「1」少なくなる。クローン処理完了通知には、クローン処理が完了した台数の情報が含まれていてもよい。あるいは、クローン処理完了通知は、1台のクローン先機器21に対してクローン処理が完了すると、1回送信されてもよい。
第2実施形態では、クローン元機器11は、台数情報が「0」になった場合、つまりクローン情報を送信可能なクローン先機器の台数が0台となった場合、ネットワーク接続情報を無効化してよい(ステップS20)。これにより、クローン元機器11からクローン先機器21へのクローン処理が実行されなくなり、不正なクローン処理の実行を防止することができる。
図10は、第2実施形態においてクローン元機器11の制御部12が実行するクローン元モードの処理の一例を示すフローチャートである。
第2実施形態では、図9のステップS51で説明したように、クローン元機器11に対して、クローン情報を送信可能なクローン先機器の台数に関する台数情報が設定される。制御部12は、台数情報が設定済みか否かを判定する(ステップS61)。
制御部12は、台数情報が設定されていないと判定した場合(ステップS61のNo)、台数情報が設定されるまでステップS61を繰り返す。
制御部12は、台数情報が設定済であると判定した場合(ステップS61のYes)、ステップS31からステップS36の処理を実行する。ステップS31からステップS36の詳細は、図6で説明した内容と同様であるため、ここでは説明を省略する。
制御部12は、ステップS35でクローン情報を送信した後、再送要求を受信したと判定した場合(ステップS36のYes)、ステップS35に移行し、再度クローン情報を送信する。
一方、制御部12は、再送要求を受信していないと判定した場合(ステップS36のNo)、クローン先機器21からクローン処理完了通知を受信したか否かを判定する(ステップS62)。
制御部12は、クローン処理完了通知を受信していないと判定した場合(ステップS62のNo)、ステップS36に移行する。
一方、制御部12は、クローン処理完了通知を受信したと判定した場合(ステップS62のYes)、台数情報をデクリメントする(ステップS63)。制御部12は、例えば上述したように、1台のクローン先機器21に対するクローン処理が完了した場合、台数情報を「1」デクリメントする。これにより、台数情報が「1」少なくなる。
次に、制御部12は、台数情報が「0」か否かを判定する(ステップS64)。これにより、制御部12は、クローン情報を送信可能な回数分、クローン情報を送信したか否かを判定できる。
制御部12は、台数情報が「0」でないと判定した場合(ステップS64のNo)、他のクローン先機器にクローン情報を送信可能である。この場合、制御部12は、ステップS33に移行する。制御部12は、ステップS33で他のクローン先機器からネットワーク接続要求を受信すると、ステップS34で当該他のクローン先機器の認証を行い、認証に成功すれば、ステップS35で当該他のクローン先機器にクローン情報を送信することができる。
一方、制御部12は、台数情報が「0」であると判定した場合(ステップS64のYes)、クローン元機器11は、これ以上、クローン先機器に対してクローン情報を送信しない。この場合、制御部12は、ネットワーク接続情報を無効化する(ステップS39)。
第2実施形態では、このように台数情報を用いることにより、クローン処理を実行可能な回数を設定できる。また、台数情報で示された回数のクローン処理を実行した後は、クローン元機器11は、クローン情報を送信しないため、台数情報を用いることにより、クローン処理を実行可能な回数を制限できる。さらに、クローン処理を実行することにより台数情報がデクリメントされるため、台数情報は、クローン元機器11がクローン情報を送信可能な残り台数を示している。そのため、例えばユーザは、台数情報を確認することにより、クローン元機器11がクローン情報を送信可能な残り台数を認識したり、最初に設定した台数情報と比較することによって何台のクローン先機器にクローン情報が送信されたかを認識したりすることができる。
第2実施形態において、クローン先機器21の制御部22が実行するクローン先モードの処理は、クローン処理が成功した場合に、制御部22がクローン元機器11にクローン処理完了通知を送信することを除いて、図7で説明した処理と同様であってよい。すなわち、第2実施形態で、クローン先機器21の制御部22は、図7のステップS47において、クローン情報をクローン先機器21に反映させると、ステップS48で、クローン処理が成功したことを表示するとともに、クローン処理が完了したことを示すクローン処理完了通知を、クローン元機器11に送信する。その他の点については、図7で説明した処理と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
次に、クローン機器1を用いたクローンシステムの使用例について説明する。図11は、第2実施形態に係るクローンシステムの使用例を示す概略図である。
図11に示すクローンシステム40は、第1クローン機器41、第2クローン機器42、第3クローン機器43、第4クローン機器44及び第5クローン機器45という、5台のクローン機器を備える。第1クローン機器41、第2クローン機器42、第3クローン機器43、第4クローン機器44及び第5クローン機器45は、いずれも図1で説明したクローン機器1と同様の構成及び機能を有する。従って、第1クローン機器41、第2クローン機器42、第3クローン機器43、第4クローン機器44及び第5クローン機器45は、いずれもクローン元モード及びクローン先モードという2つの動作モードのいずれかが有効化され、有効化された動作モードに応じて、クローン元機器又はクローン先機器のいずれかとして動作する。
また、第1クローン機器41、第2クローン機器42、第3クローン機器43、第4クローン機器44及び第5クローン機器45は、いずれも共通のネットワーク接続情報を記憶している。共通のネットワーク接続情報は、例えば予めユーザの入力操作により記憶されている。
ここでは、第1クローン機器41のクローン情報を、第2クローン機器42、第3クローン機器43、第4クローン機器44及び第5クローン機器45に複製する場合の処理の一例について説明する。
例えば、クローンシステム40のユーザは、まず第1クローン機器41及び第2クローン機器42を起動したとする。ユーザは、第1クローン機器41をクローン元機器として動作させるために、第1クローン機器41に対して、切替えトリガを入力する。第1クローン機器41は、切替えトリガが入力されると、クローン元モードを有効化し、図10で説明したクローン元モードの処理を実行する。ここで、ユーザは、第1クローン機器41に対して、台数情報を設定する。例えば、ユーザは、台数情報として「4」と設定することができる。つまり、ユーザは、クローン情報を送信可能なクローン先機器の台数を4台に設定することができる。
一方、第2クローン機器42には、切替えトリガが入力されず、第2クローン機器42は、クローン先モードを有効化する。この場合、第2クローン機器42は、クローン先機器として動作する。すなわち、第2クローン機器42は、クローン元機器として動作する第1クローン機器41を検出すると、クローン先モードの処理を実行する。クローン先モードの処理において、第2クローン機器42がクローン情報を自機器に反映させることにより、第1クローン機器41のクローン情報が第2クローン機器42に複製される。この場合、第2クローン機器42は、クローン処理完了通知を第1クローン機器41に送信する。第1クローン機器41は、第2クローン機器42からクローン処理完了通知を受信すると、台数情報を「1」デクリメントする。これにより、第1クローン機器41が記憶している台数情報は「3」になる。
第2クローン機器42は、第1クローン機器41が送信したクローン情報を受信し、受信したクローン情報を第2クローン機器42に反映させた後、他のクローン先機器に対してクローン情報を送信可能な新たなクローン元機器として動作してよい。第2クローン機器42が新たなクローン元機器として動作する場合、ユーザは、第2クローン機器42に対して切替えトリガを入力する。すなわち、ユーザが、第2クローン機器42に対して、切替えトリガを入力すると、第2クローン機器42も、クローン元モードを有効化し、クローン元モードの処理を実行する。この場合、第2クローン機器42には、台数情報が設定されなくてよい。また、この場合、新たなクローン元機器は、他のクローン先機器に対してクローン情報を送信した場合、クローン情報を送信した他のクローン先機器の台数に関する情報を、クローン情報の提供を受けたクローン元機器(ここでは第1クローン機器41)に送信する。つまり、新たなクローン元機器として動作する第2クローン機器42は、クローン先機器に対してクローン情報を送信し、クローン処理が完了した場合、第1クローン機器41にクローン処理完了通知を送信する。
図11の例では、ユーザが、第3クローン機器43、第4クローン機器44及び第5クローン機器45を起動したとする。第3クローン機器43、第4クローン機器44及び第5クローン機器45には、切替えトリガが入力されず、第3クローン機器43、第4クローン機器44及び第5クローン機器45は、クローン先モードが有効化される。つまり、第3クローン機器43、第4クローン機器44及び第5クローン機器45は、クローン先機器として動作する。
例えば、第3クローン機器43が、クローン元機器として動作する第1クローン機器41を検出すると、第1クローン機器41と第3クローン機器43との間でクローン処理が実行され、クローン情報が第1クローン機器41から第3クローン機器43に複製される。第3クローン機器43は、クローン情報を第3クローン機器43に反映させると、クローン処理完了通知を第1クローン機器41に送信する。第1クローン機器41は、第3クローン機器43からクローン処理完了通知を受信すると、台数情報を「1」デクリメントする。これにより、第1クローン機器41が記憶している台数情報は「2」になる。
また、例えば、第4クローン機器44及び第5クローン機器45が、クローン元機器として動作する第2クローン機器42を検出すると、第2クローン機器42と、第4クローン機器44及び第5クローン機器45との間でクローン処理が実行され、クローン情報が第2クローン機器42から第4クローン機器44及び第5クローン機器45に複製される。第4クローン機器44及び第5クローン機器45は、それぞれ自機器にクローン情報を反映させると、クローン処理完了通知を第2クローン機器42に送信する。第2クローン機器42は、第4クローン機器44及び第5クローン機器45からクローン処理完了通知を受信すると、クローン情報を送信したクローン先機器の台数に関する情報を、第1クローン機器41に送信する。ここでは、第2クローン機器42は、2台のクローン先機器にクローン情報を送信したことを、第1クローン機器41に送信する。この場合、第1クローン機器41は、第2クローン機器42から受信した台数に関する情報に応じた数だけ、台数情報をデクリメントしてよい。つまり、ここでは、第1クローン機器41は、台数情報を「2」デクリメントする。これにより、第1クローン機器41が記憶する台数情報は「0」になる。この場合、第1クローン機器41は、ネットワーク接続情報を無効化してよい。また、この場合、第1クローン機器41は、第2クローン機器42に、台数情報が「0」になったことを通知してもよい。第2クローン機器42は、台数情報が「0」になったという通知を受信すると、ネットワーク接続情報を無効化してよい。
なお、第2クローン機器42は、第4クローン機器44及び第5クローン機器45からクローン処理完了通知を受信した場合、第4クローン機器44及び第5クローン機器45からクローン処理完了通知を受信するたびに、クローン処理完了通知を第1クローン機器41に送信してもよい。この場合も、第1クローン機器41は、第2クローン機器42から受信したクローン処理完了通知に基づいて、台数情報を1ずつデクリメントする。
このようにして、クローン情報が複製された第2クローン機器32が、新たなクローン元機器として動作する場合にも、台数情報を用いることにより、クローン処理を実行可能な回数を設定又は制限できる。
本開示を諸図面及び実施形態に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形及び修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各機能部又は各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の機能部又はステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
1 クローン機器
2,12,22 制御部
3,13,23 記憶部
4,14,24 通信部
5,15,25 入力部
6,16,26 表示部
10,30,40 クローンシステム
11 クローン元機器
21 クローン先機器
31,41 第1クローン機器
32,42 第2クローン機器
33,43 第3クローン機器
34,44 第4クローン機器
35,45 第5クローン機器

Claims (12)

  1. クローン元機器とクローン先機器とを備えるクローンシステムであって、
    前記クローン元機器及び前記クローン先機器は、共通のネットワーク接続情報をそれぞれ記憶しており、
    前記クローン先機器は、前記ネットワーク接続情報に基づいて前記クローン元機器を検出し、検出した前記クローン元機器に対してネットワーク接続要求を送信し、
    前記クローン元機器は、前記ネットワーク接続要求を受信すると、前記ネットワーク接続情報を用いて前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可するか否かを判定し、前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可すると判定した場合、前記クローン先機器にクローンするクローン情報を、前記クローン先機器に送信する、
    クローンシステム。
  2. 前記ネットワーク接続情報は、SSID(Service Set Identifier)及びパスワードを含み、
    前記クローン元機器は、前記クローン先機器が記憶するSSIDと前記クローン元機器が記憶するSSIDとが一致することを確認するとともに、前記クローン先機器に対して前記パスワードの認証を行うことにより、前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可すると判定する、
    請求項1に記載のクローンシステム。
  3. 前記クローン元機器は、
    前記クローン情報を送信可能な台数に関する台数情報を記憶し、
    前記クローン先機器に対して前記クローン情報を送信した場合、前記クローン情報を送信可能な台数を、前記クローン情報を送信した前記クローン先機器の台数分デクリメントする、請求項2に記載のクローンシステム。
  4. 前記台数情報は、前記SSIDに含まれるように設定される、請求項3に記載のクローンシステム。
  5. 前記クローン先機器は、前記クローン元機器が送信した前記クローン情報を受信し、前記受信したクローン情報を前記クローン先機器に反映させた後、他のクローン先機器に対して前記クローン情報を送信可能な新たなクローン元機器として動作する、請求項1から4のいずれか一項に記載のクローンシステム。
  6. 前記新たなクローン元機器は、前記他のクローン先機器に対して前記クローン情報を送信した場合、前記クローン情報を送信した前記他のクローン先機器の台数に関する情報を、前記クローン元機器に送信する、請求項5に記載のクローンシステム。
  7. 前記クローン情報は、前記クローン元機器に対して設定されている設定情報及び前記クローン元機器がインストールしたアプリケーションの情報のうち少なくともいずれかを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載のクローンシステム。
  8. 前記クローン元機器は、前記ネットワーク接続要求を受信する前に、前記クローン情報を生成する、請求項1から7のいずれか一項に記載のクローンシステム。
  9. クローン先機器と共通のネットワーク接続情報を記憶する記憶部と、
    前記クローン先機器からネットワーク接続要求を受信すると、前記ネットワーク接続情報を用いて前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可するか否かを判定し、前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可すると判定した場合、前記クローン先機器にクローンするクローン情報を、前記クローン先機器に送信する制御部と、
    を備える、クローン元機器。
  10. クローン元機器と共通のネットワーク接続情報を記憶する記憶部と、
    前記ネットワーク接続情報に基づいて前記クローン元機器を検出し、検出した前記クローン元機器に対してネットワーク接続要求を送信し、前記クローン元機器から送信されるクローン情報を受信し、前記クローン情報を自機器に反映させる、制御部と、
    を備える、クローン先機器。
  11. クローン先機器と共通のネットワーク接続情報を記憶するクローン元機器に、
    前記クローン先機器からネットワーク接続要求を受信すると、前記ネットワーク接続情報を用いて前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可するか否かを判定し、
    前記クローン先機器によるネットワーク接続を許可すると判定した場合、前記クローン先機器にクローンするクローン情報を、前記クローン先機器に送信する、
    処理を実行させる、クローンプログラム。
  12. クローン元機器と共通のネットワーク接続情報を記憶するクローン先機器に、
    前記ネットワーク接続情報に基づいて前記クローン元機器を検出し、
    検出した前記クローン元機器に対してネットワーク接続要求を送信し、
    前記クローン元機器から送信されるクローン情報を受信し、
    前記クローン情報を自機器に反映させる、
    処理を実行させる、クローンプログラム。
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