JP2023077576A - 鉄塔基礎の補強構造 - Google Patents

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高志 藤原
Takashi Fujiwara
満克 西村
Mitsukatsu Nishimura
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Abstract

【課題】マット基礎に損傷が生じるのを抑えることができる鉄塔基礎の補強構造を提供する。【解決手段】鉄塔の各主脚材2にそれぞれいかり材4が固定され、主脚材2がいかり材4と共にマット基礎7内に埋め込まれる鉄塔基礎1の補強構造に関するものである。この発明において、いかり材4は、鉄塔の上方から下方に向かって平面視した形状が略L字形状となるように、主脚材2に取付板3を介して一対固定されている。また、4箇所の主脚材2のうちの隣り合う主脚材2の隣り合ういかり材4,4同士が補強材5で接続されて一体化され、隣り合う一対の補強材5,5が対辺材6で接続されることにより、隣り合う一対の補強材5,5と対辺材6とがトラス構造を形作る。【選択図】図2

Description

この発明は、鉄塔の主脚材をいかり材でマット基礎内に定着させるようになっている鉄塔基礎の補強構造に関するものである。
従来から、送電線鉄塔は、主脚材にいかり材を固定し、その主脚材をいかり材と共にマット基礎に埋め込んで、鉄塔上部から作用する荷重(鉄塔の自重、電線の自重、電線の張力、風力等の影響による荷重)をマット基礎に確実に伝達できるようになっており、また、主脚材が引っ張り荷重によってマット基礎から抜け出るのをいかり材で阻止するようになっている(特許文献1参照)。
このような送電線鉄塔は、経過地(鉄塔を建てる位置)が市街地等であり、鉄塔建設用地の広さが限られ、マット基礎の設置面積を十分に確保できない場合、図4(a)に示すようなT字形状に配置したいかり材101,102を図4(b)に示すようなL字形状に配置したいかり材101,101に変更することにより、マット基礎の設置面積を小さくすることが可能になる。
特許第3776408号公報
しかしながら、送電線鉄塔は、図5(a)に示すように、主脚材103がマット基礎104の設置面(水平面)105に対し傾斜しているため(鉛直でないため)、主脚材103に鉄塔からの圧縮荷重が作用すると、主脚材103の下端部103aを外側へ広げる方向(マット基礎104の端縁104aに近づける方向)の力(鉄塔からの圧縮荷重の水平方向の分力)が作用し、主脚材103からマット基礎104の端縁104aまでの寸法を十分に確保できない場合に、マット基礎104に損傷(例えば、クラック)が生じる虞がある。
そこで、本発明は、マット基礎に損傷が生じるのを抑えることができる鉄塔基礎の補強構造の提供を目的とする。
本発明は、鉄塔の各主脚材2にそれぞれいかり材4が固定され、前記主脚材2が前記いかり材4と共にマット基礎7内に埋め込まれる鉄塔基礎1の補強構造に関するものである。本発明において、前記いかり材4は、前記鉄塔の上方から下方に向かって平面視した形状が略L字形状となるように、前記主脚材2に取付板3を介して一対固定されている。また、前記4箇所の主脚材2のうちの隣り合う主脚材2の隣り合ういかり材4,4同士が補強材5で接続されて一体化され、隣り合う一対の前記補強材5,5が対辺材6で接続されることにより、隣り合う一対の前記補強材5,5と前記対辺材6とがトラス構造を形作る、ことを特徴としている。
本発明に係る鉄塔基礎の補強構造は、主脚材が外側へ広がるように変位するのを隣り合う一対の補強材と対辺材とで形作るトラス構造によって抑えることができるため、主脚材からマット基礎の端縁までの寸法を十分に確保できない場合であっても、マット基礎の損傷を抑えることができる。
本発明の実施例に係る鉄塔基礎の補強構造を示す正面図である。 図2(a)は本発明の実施例に係る鉄塔基礎の補強構造を示す平面図であり、図2(b)は図2(a)の変形例に係る鉄塔基礎の補強構造を示す平面図である。 図3(a)はマット基礎の平面図であり、図3(b)はマット基礎の正面図である。 図4(a)はT字形状に配置されたいかり材を示す平面図であり、図4(b)は略L字解錠に配置されたいかり材を示す平面図である。 図5(a)は主脚材に作用する荷重を示す図であり、図5(b)はマット基礎に損傷が生じる場合を模式的に示す図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づき詳述する。
図1は、本発明の実施例に係る鉄塔基礎1の補強構造を示す正面図である。また、図2(a)は、本発明の実施例に係る鉄塔基礎1の補強構造を示す平面図である。なお、図2(a)は、鉄塔基礎1の略半分を示す平面図であり、同様の構造である鉄塔基礎1の他の半分を省略して示す平面図である。
これらの図に示すように、鉄塔の4本の各主柱の下端にそれぞれ固定される主脚材2は、断面がL字形状の山形鋼であり、取付板3が各辺に複数本のボルトで固定されている。そして、取付板3には、いかり材4が複数本のボルトで固定されている。すなわち、主脚材2には、鉄塔の上方から下方に向かって平面視した場合、一対のいかり材4,4が取付板3を介して略L字形状となるように固定されている(図2(a)参照)。なお、取付板3は平板(鋼板)であり、いかり材4は山形鋼である。
4箇所の主脚材2のうちの隣り合う主脚材2の隣り合ういかり材4,4同士は、補強材5で接続されて一体化されている。補強材5は、一方のいかり材4から他方のいかり材4に向かって直線状に延びる山形鋼であり、長手方向の一端が一対のいかり材4,4の一方にボルトで固定され、長手方向の他端が一対のいかり材4,4の他方にボルトで固定されている。
直交するように隣り合う一対の補強材5,5は、長手方向の中間部分に対辺材6の端部がボルトで固定されており、対辺材6と直角二等辺三角形を形作っている。すなわち、鉄塔基礎1の4コーナーには、隣り合う一対の補強材5,5と対辺材6とによってトラス構造が形作られている。そして、主脚材2の一部、取付板3、いかり材4、補強材5、及び対辺材6は、図1に示すように、マット基礎7内に埋め込まれるようになっている。なお、図1において、マット基礎7は、内部構造を明らかにするため、仮想線で模式的に示してある。
図3は、マット基礎7を示すものである。このマット基礎7は、平面形状が四角状の板状体であり、4隅にそれぞれ杭体主鉄筋8が配置され、各杭体主鉄筋8とコーナー端部10との間に主脚材立ち上げ部11が形成されている。このマット基礎7の主脚材立ち上げ部11は、マット基礎7の内部に一部が埋設された主脚材2の他部が斜め上方に向かって(鉄塔の主柱材の延びる方向に沿って)突出するようになっている(図1参照)。そして、このマット基礎7内において、対辺材6は、杭体主鉄筋8と干渉しない位置に配置されている(図2(a)参照)。なお、杭体主鉄筋8は、上端部がマット基礎7内に固定され、他部が地中12に打ち込まれる。そして、マット基礎7は、その一部が地中12に埋められる。
図2(b)は、上記実施例の変形例に係る鉄塔基礎1の補強構造を示す平面図である。この図2(b)に示すように、隣り合う補強材5,5の中間部分を接続する対辺材6が杭体主鉄筋8と干渉する場合には、杭体主鉄筋8よりも外側(杭体主鉄筋8と主脚材2との間)で且つ杭体主鉄筋8と干渉しない位置に対辺材6を配置する。
以上のような本実施例に係る鉄塔基礎1の補強構造によれば、鉄塔からの荷重が主脚材2に作用しても、隣り合う一対の補強材5,5とこれら補強材5,5を接続する対辺材6とによって形作ったトラス構造によって主脚材2の外側(マット基礎7の各コーナー端部10側)への変位を抑えることができるため、主脚材2からマット基礎7の端縁7aまでの寸法を十分に確保できない場合であっても、マット基礎7の損傷を抑えることができる。
1……鉄塔基礎、2……主脚材、3……取付板、4……いかり材、5……補強材、6……対辺材、7……マット基礎

Claims (1)

  1. 鉄塔の4箇所の主脚材にそれぞれいかり材が固定され、前記主脚材が前記いかり材と共にマット基礎内に埋め込まれる鉄塔基礎の補強構造において、
    前記いかり材は、前記鉄塔の上方から下方に向かって平面視した形状が略L字形状となるように、前記主脚材に取付板を介して一対固定され、
    前記4箇所の主脚材のうちの隣り合う前記主脚材の隣り合う前記いかり材同士が補強材で接続されて一体化され、
    隣り合う一対の前記補強材が対辺材で接続されることにより、隣り合う一対の前記補強材と前記対辺材とがトラス構造を形作る、
    ことを特徴とする鉄塔基礎の補強構造。
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