JP2023076954A - 医療用トレイおよび医療用長尺体組立体 - Google Patents
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Abstract
【課題】医療用長尺体に液体を容易に接触させることができるとともに、医療用長尺体に液体を接触させる際に液体が外部に飛散することを防止する医療用トレイを提供する。【解決手段】医療用トレイ1は、液体が収容可能である本体部10と、医療用長尺体90を収納可能な収納チューブ20と、本体部に設けられ、収納チューブを支持する支持部12と、を有し、収納チューブは、本体部の外周面及び内周面に位置するとともに、収納チューブの先端20Bは、本体部の内部に配置される。【選択図】図1
Description
本発明は、医療用トレイおよび医療用長尺体組立体に関する。
医療現場では診断、検査及び治療を行う前、それらの処置に必要とされる医療器具や薬剤等が滅菌された医療用トレイにセットされ、処置に当って医療用トレイ内から取り出されて用いられる。近年では、医療現場で医療器具や薬剤等を準備する手間を省くため、必要な医療器具や薬剤等を予め医療用トレイに収納し、医療用トレイごと包装袋に入れて滅菌した使い捨てのパッケージ製品の開発が進んでいる。
医療用トレイは、カテーテルやガイドワイヤを用いる処置においては医療器具や薬剤等を入れておくためだけでなく、カテーテルやガイドワイヤ等(医療用長尺体)の表面を湿潤した状態にするためにも用いられる。処置に応じて必要なカテーテルやガイドワイヤ等が医療用トレイ内にセットされ、そして医療用トレイ内に生理食塩水等(液体)が満たされることによってカテーテルやガイドワイヤの表面を湿潤した状態にする(例えば下記の特許文献1参照)。
ところで、上記の先行技術文献に開示された医療用トレイの場合、医療用長尺体に液体を接触させる際に、医療用トレイから液体が飛散して、周囲を汚染する可能性がある。
本発明は、上記課題の解決を図るものであり、医療用長尺体に液体を容易に接触させることができるとともに、医療用長尺体に液体を接触させる際に液体が外部に飛散することを防止する医療用トレイを提供することを目的とする。
医療用トレイは、液体が収容可能である本体部と、医療用長尺体を収納可能な収納チューブと、前記本体部に設けられ、前記収納チューブを支持する支持部と、を有する。前記収納チューブは、前記本体部の外周面及び/又は内周面に位置するとともに、前記収納チューブの先端は、前記本体部の内部に配置される。
本発明に係る医療用トレイによれば、収納チューブの基端から先端に向けて液体を流通させることによって、医療用長尺体に液体を容易に接触させることができる。また、医療用長尺体を収納可能な収納チューブの先端が、本体部の内部に配置されているため、医療用長尺体に液体を接触させる際に、液体が外部に飛散することを防止できる。以上から、医療用長尺体に液体を容易に接触させることができるとともに、医療用長尺体に液体を接触させる際に液体が外部に飛散することを防止する医療用トレイを提供することができる。
以下、図1~図5を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
図1は、本発明の実施形態に係る医療用トレイ1を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る医療用トレイ1を示す正面図である。図3は、図1の3-3線に沿う断面図である。図4は、図1の4-4線に沿う断面図である。図5は、図1のA部を示す部分正面断面図である。図5では、医療用長尺体90としてガイドワイヤを図示している。
本明細書において、生理食塩水等の液体を供給する際の手元側を「基端」と定義し、手元側とは反対側を「先端」と定義する。
本実施形態に係る医療用トレイ1は、図1~図5に示すように、液体が収容可能である本体部10と、本体部10の外周面に螺旋状に配置された収納チューブ20と、を有する。医療用トレイ1の収納チューブ20に、医療用長尺体90が収納された構成を、医療用長尺体組立体と称する。医療用長尺体90としては、特に限定されないが、ガイディングカテーテル、サポートカテーテル、血管造影用カテーテル、血管造影用ガイドワイヤ、またはPTCAガイドワイヤ等を挙げることができる。
<本体部10>
本体部10は、液体が収容可能である。本体部10は、図1に示すように、鉛直方向から視て円形状を備える。本体部10は、図1、図2に示すように、鉛直方向の下方に連れて、径が小さくなるように構成されている。本体部10は、鉛直方向の上方において、開口するように構成されている。本体部10は、中空状に構成され、底部を備える。
本体部10は、液体が収容可能である。本体部10は、図1に示すように、鉛直方向から視て円形状を備える。本体部10は、図1、図2に示すように、鉛直方向の下方に連れて、径が小さくなるように構成されている。本体部10は、鉛直方向の上方において、開口するように構成されている。本体部10は、中空状に構成され、底部を備える。
本体部10は、図1~図5に示すように、側面に設けられる開口部11と、収納チューブ20を支持する支持部12と、を有する。
開口部11は、図1に示すように、水平方向が長径となるように楕円状に形成されている。図1~図4に示すように、収納チューブ20は、本体部10の開口部11を介して、本体部10の外周面から内周面に挿通される。
開口部11は、図3に示すように、鉛直方向の内径(短径)が、収納チューブ20の外径と同一となるように構成されている。なお、ここで同一とは完全同一だけでなく略同一も含まれるものとする。鉛直方向では、収納チューブ20は、開口部11に差し込まれることによって、本体部10に対して固定される。
開口部11は、図4に示すように、水平方向の内径(長径)が、収納チューブ20の外径よりも大きく構成されている。水平方向では、収納チューブ20が開口部11に挿通された状態で、固定部材50によって本体部10に対して固定される。固定部材50は、特に限定されないが、例えば接着剤である。固定部材50が設けられることによって、開口部11からの液漏れを防止することもできる。
このように、鉛直方向および水平方向の一方において差し込みによって固定するとともに、鉛直方向および水平方向の他方において固定部材50によって固定するため、収納チューブ20を容易に開口部11に挿通することができるとともに、収納チューブ20を本体部10に対して好適に固定することができる。
支持部12は、図5に示すように、本体部10に収納チューブ20が嵌め合い可能に設けられた凹部である。この構成によれば、簡易な構造によって、収納チューブ20を支持することができる。なお、凹部は収納チューブ20の全長に亘って連続的に本体部10の外周に設けられてもよいし、断続的に本体部10の外周に設けられてもよい。
本体部10の外周の径は、特に限定されないが、200~300mmとすることができる。また、本体部10の高さは、特に限定されないが、100~150mmとすることができる。
本体部10を構成する材料は、特に限定されないが、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、またはポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、ABS樹脂等の各種樹脂材料が挙げられる。
<収納チューブ20>
収納チューブ20は、図5に示すように、医療用長尺体90を収納する。収納チューブ20は、図1、図2に示すように、本体部10の外周面を鉛直方向下側に向かって螺旋状に配置される。収納チューブ20の先端20Bは、収納チューブ20の基端20Aより鉛直方向の下方に配置される。本実施形態において、収納チューブ20は1本設けられる。
収納チューブ20は、図5に示すように、医療用長尺体90を収納する。収納チューブ20は、図1、図2に示すように、本体部10の外周面を鉛直方向下側に向かって螺旋状に配置される。収納チューブ20の先端20Bは、収納チューブ20の基端20Aより鉛直方向の下方に配置される。本実施形態において、収納チューブ20は1本設けられる。
収納チューブ20の基端20Aは、図1、図2に示すように、本体部10の外周に配置される。この構成によれば、収納チューブ20に容易に液体を供給することができる。また、収納チューブ20の先端20Bは、図1~図4に示すように、本体部10の内部に配置される。この構成によれば、収納チューブ20の基端20Aから注入された液体は、収納チューブ20内を流通する際に、医療用長尺体90に接触して、先端20Bまで移動した後に、先端20Bから本体部10の内部に吐出される。したがって、液体が外部に飛散することを好適に防止することができる。
収納チューブ20の基端20Aには、医療用長尺体90に接触させる液体を供給するシリンジ(不図示)と接続される接続部30が設けられる。医療用長尺体90がガイドワイヤのとき、接続部30としては公知のワイヤークリップを用いることができる。
収納チューブ20は、図5に示すように、断面が円形状を備える。この構成によれば、本体部10の支持部12である凹部に対して好適に嵌まることができる。また、収納チューブ20の内部に配置される医療用長尺体90の形状を損なうことを防止できる。
収納チューブ20の内径、外径、および長さは、収納する医療用長尺体90に液体を確実に接触させることができる限りにおいて、特に限定されない。
収納チューブ20を構成する材料は特に限定されないが、本体部10と同一の材料を用いることができる。
また、図示を省略するが、医療用長尺体90がガイドワイヤのとき、ガイドワイヤを収納チューブ20に固定するための固定部が設けられることが好ましい。この構成によれば、ガイドワイヤが収納チューブ20から意図せず脱落することを防止できる。固定部としては、ガイドワイヤを収納チューブ20に固定できる限りにおいて特に限定されないが、例えば、公知のワイヤークリップを用いることができる。
<医療用トレイの使用方法>
次に、本実施形態に係る医療用トレイ1の使用方法について説明する。
次に、本実施形態に係る医療用トレイ1の使用方法について説明する。
まず術者は、収納チューブ20の基端20Aに配置された接続部30に対して、液体が入ったシリンジを接続する。
次に術者は、シリンジを操作して、収納チューブ20に液体を供給して、医療用長尺体90に液体を接触させる(フラッシュ)。収納チューブ20に供給された液体は、収納チューブ20を基端20Aから先端20Bに向けて流通して、収納チューブ20の先端20Bから本体部10の内部に流出される。したがって、液体が外部に飛散することを好適に防止することができる。
次に術者は、医療用長尺体90を収納チューブ20から取り出して、所定の医療行為を行う。
以上説明したように、本実施形態に係る医療用トレイ1は、液体が収容可能である本体部10と、医療用長尺体90を収納可能な収納チューブ20と、本体部10に設けられ、収納チューブ20を支持する支持部12と、を有する。収納チューブ20は、本体部10の外周面及び内周面に位置するとともに、収納チューブ20の先端20Bは、本体部10の内部に配置される。このように構成された医療用トレイ1によれば、収納チューブ20の基端20Aから先端20Bに向けて液体を流通させることによって、医療用長尺体90に液体を容易に接触させることができる。また、収納チューブ20の先端20Bが、本体部10の内部に配置されているため、医療用長尺体90に液体を接触させる際に、液体が外部に飛散することを防止できる。以上から、医療用長尺体90に液体を容易に接触させることができるとともに、医療用長尺体90に液体を接触させる際に液体が外部に飛散することを防止する医療用トレイ1を提供することができる。
また、本体部10は開口部11を備え、収納チューブ20は本体部10の開口部11を介して外周面から内周面に挿通される。このように構成された医療用トレイ1によれば、収納チューブ20の先端20Bを確実に本体部10の内部に配置することができる。したがって、医療用長尺体90に液体を接触させる際に、液体が外部に飛散することを防止できる。
また、収納チューブ20は、本体部10の外周面を鉛直方向下側に向かって螺旋状に配置される。このように構成された医療用トレイ1によれば、収納チューブ20の基端20Aから先端20Bに向けて液体を流通させる際に、重力で液体を移動させることができるため、容易に液体を医療用長尺体90に接触させることができる。
また、収納チューブ20の基端20Aは、本体部10の外部に配置される。このように構成された医療用トレイ1によれば、本体部10の外部に収納チューブ20の基端20Aが配置されるため、本体部10の外部から液体を収納チューブ20に供給することができ、作業性が向上する。
また、収納チューブ20の基端20Aには、医療用長尺体90に接触する液体を供給するシリンジと接続される接続部30が設けられる。このように構成された医療用トレイ1によれば、接続部30を介して、シリンジおよび収納チューブ20を接続できるため、容易に収納チューブ20に液体を供給することができる。
また、本体部10は、鉛直方向から視て円形状を備え、収納チューブ20は、断面が円形状を備える。このように構成された医療用トレイ1によれば、本体部10が鉛直方向から視て円形状を備えるため、本体部10の外周面に沿って、収納チューブ20を配置することができる。また、収納チューブ20は断面が円形状を備えるため、収納されている医療用長尺体90の製品を損なわない形状とすることができる。
また、支持部12は、本体部10に収納チューブ20が嵌め合い可能に設けられた凹部である。このように構成された医療用トレイ1によれば、支持部12は好適に収納チューブ20を支持することができる。
また、医療用トレイ1は、医療用長尺体90を収納チューブ20に固定するための固定部をさらに有する。このように構成された医療用トレイ1によれば、収納チューブ20から医療用長尺体90が意図せず脱落することを抑制できる。
また、本体部10の開口部11の鉛直方向の内径(短径)は、収納チューブ20の外径と同一であって、収納チューブ20は、開口部11に差し込まれることによって本体部10に固定されている。また、本体部10の開口部11の水平方向の内径(長径)は、収納チューブ20の外径より大きく構成され、収納チューブ20は、開口部11に挿通された状態で固定部材50によって本体部10に固定されている。このように構成された医療用トレイ1によれば、鉛直方向および水平方向の一方において差し込みによって固定するとともに、鉛直方向および水平方向の他方において固定部材50によって固定するため、収納チューブ20を容易に開口部11に挿通することができるとともに、収納チューブ20を本体部10に対して好適に固定することができる。
以上、実施形態を通じて本発明に係る医療用トレイ1を説明したが、本発明は上述した実施形態にのみ限定されず、特許請求の範囲において種々の変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、支持部12は、図5に示すように、本体部10に収納チューブ20が嵌め合い可能に設けられた凹部であった。しかしながら、支持部112は、図6に示すように、本体部10に収納チューブ20が接合可能に設けられた接着部であってもよい。接着部は、収納チューブ20の全長に亘って連続的に本体部10の外周に設けられてもよいし、断続的に本体部10の外周に設けられてもよい。この構成によれば、本体部10に凹部を設ける必要が無く、本体部10の構成を簡易化することができる。さらに、支持部212は、図7に示すように、本体部10に収納チューブ20が挿通可能に設けられた孔部であってもよい。この構成によれば、収納チューブ20が本体部10から脱落することを確実に防止できる。
また、上述した実施形態では、医療用長尺体90がガイドワイヤのとき、接続部30としては公知のワイヤークリップを用いることができることを説明した。しかしながら、医療用長尺体200が、図8に示す公知のカテーテルのとき、接続部としてはカテーテル本体部のハブ220を用いることができる。
また、上述した実施形態では、収納チューブ20は、1本設けられた。しかしながら、収納チューブ20は、図9に示すように、鉛直方向に沿って複数(図9では2本)設けられてもよい。この構成によれば、複数本の医療用長尺体90に対して、液体を接触させることができ、効率が向上する。また、このように収納チューブ20が鉛直方向に沿って複数設けられるとき、一の開口部11Aおよび他の開口部11Bは、図9に示すように、鉛直方向において、異なる位置に配置されることが好ましい(図9の点線参照)。この構成によれば、鉛直方向の上方側の開口部11Aから流出した液体が下方側の開口部11Bに流れ込むことを抑制できる。
また、上述した実施形態では、収納チューブ20は、本体部10の外周面および内周面に配置されるとともに、収納チューブ20の先端20Bは、本体部10の内部に配置された。しかしながら、収納チューブ20の先端20Bが、本体部10の内部に配置されている限りにおいて、収納チューブ20の配置位置は限定されない。
また、上述した実施形態では、収納チューブ20は、本体部10の外周面を鉛直方向下側に向かって螺旋状に配置され、収納チューブ20の先端20Bは、収納チューブ20の基端20Aより鉛直方向の下方に配置された。しかしながら、収納チューブ20の先端20Bは、収納チューブ20の基端20Aよりも鉛直方向の上方に配置されてもよい。
また、上述した実施形態では、医療用トレイ1は、医療用長尺体90を収納チューブ20に固定するための固定部を有したが、固定部が設けられていなくてもよい。
また、上述した実施形態では、本体部10は、図1に示すように、鉛直方向の下方に連れて、径が小さくなるように構成されていた。しかしながら、本体部110は、図10に示すように、鉛直方向の下方に連れて、径が大きくなるように構成されていてもよい。さらに、本体部210は、図11に示すように、鉛直方向に沿って、径が一定となるように構成されていてもよい。
1 医療用トレイ、
10、110、210 本体部、
11、11A、11B 開口部、
12、112、212 支持部、
20 収納チューブ、
20A 収納チューブの基端、
20B 収納チューブの先端、
30 接続部、
90、200 医療用長尺体。
10、110、210 本体部、
11、11A、11B 開口部、
12、112、212 支持部、
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20A 収納チューブの基端、
20B 収納チューブの先端、
30 接続部、
90、200 医療用長尺体。
Claims (16)
- 液体が収容可能である本体部と、
医療用長尺体を収納可能な収納チューブと、
前記本体部に設けられ、前記収納チューブを支持する支持部と、を有し、
前記収納チューブは、前記本体部の外周面及び/又は内周面に位置するとともに、前記収納チューブの先端は、前記本体部の内部に配置される、医療用トレイ。 - 前記本体部は開口部を備え、前記収納チューブは前記本体部の前記開口部を介して前記外周面から前記内周面に挿通される請求項1に記載の医療用トレイ。
- 前記収納チューブは、前記本体部の前記外周面を鉛直方向下側に向かって螺旋状に配置される請求項1または2に記載の医療用トレイ。
- 前記収納チューブの基端は、前記本体部の外部に配置される、請求項1~3のいずれか1項に記載の医療用トレイ。
- 前記収納チューブの基端には、前記医療用長尺体に接触するように前記液体を供給するシリンジと接続される接続部が設けられる、請求項1~4のいずれか1項に記載の医療用トレイ。
- 前記本体部は、鉛直方向から視て円形状を備え、
前記収納チューブは、断面が円形状を備える、請求項1~5のいずれか1項に記載の医療用トレイ。 - 前記支持部は、前記本体部に前記収納チューブが嵌め合い可能に設けられた凹部である、請求項1~6のいずれか1項に記載の医療用トレイ。
- 前記支持部は、前記本体部に前記収納チューブが接合可能に設けられた接着部である、請求項1~6のいずれか1項に記載の医療用トレイ。
- 前記支持部は、前記本体部に前記収納チューブが挿通可能に設けられた孔部である、請求項1~6のいずれか1項に記載の医療用トレイ。
- 前記医療用長尺体を前記収納チューブに固定するための固定部をさらに有する、請求項1~9のいずれか1項に記載の医療用トレイ。
- 前記本体部の前記開口部の内径は、前記収納チューブの外径と同一であって、
前記収納チューブは、前記開口部に差し込まれることによって前記本体部に固定されている、請求項2に記載の医療用トレイ。 - 前記本体部の前記開口部の内径は、前記収納チューブの外径より大きく構成され、
前記収納チューブは、前記開口部に挿通された状態で固定部材によって前記本体部に固定されている、請求項2に記載の医療用トレイ。 - 前記収納チューブは、鉛直方向に沿って複数設けられる、請求項1~12のいずれか1項に記載の医療用トレイ。
- 一の前記収納チューブが挿通される一の開口部は、他の前記収納チューブが挿通される他の開口部と、鉛直方向において、異なる位置に配置される、請求項13に記載の医療用トレイ。
- 請求項1~14のいずれか1項に記載の医療用トレイの前記収納チューブに前記医療用長尺体が収納された医療用長尺体組立体。
- 前記医療用長尺体は、ガイディングカテーテル、サポートカテーテル、血管造影用カテーテル、血管造影用ガイドワイヤ、またはPTCAガイドワイヤである、請求項15に記載の医療用長尺体組立体。
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- 2021-11-24 JP JP2021190003A patent/JP2023076954A/ja active Pending
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