JP2023074692A - 酸化物超電導線材、超電導コイル、および酸化物超電導線材の製造方法 - Google Patents

酸化物超電導線材、超電導コイル、および酸化物超電導線材の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】超電導コイルの運転時において酸化物超電導層に加わる圧縮力を軽減し、特性の低下を抑制できる酸化物超電導線材を提供する。【解決手段】酸化物超電導線材は、第1面および前記第1面とは反対側の第2面を有する基板と、前記基板の前記第2面と対向する第3面および前記第3面とは反対側の第4面を有する酸化物超電導層と、を含むテープ状の超電導積層体と、前記基板の前記第1面と対向する第1の部分と、前記酸化物超電導層の前記第4面と対向する第2の部分と、前記第1の部分と前記第2の部分とを接続する第3の部分と、を有し、前記超電導積層体を覆う安定化層と、金属テープと、を備え、前記金属テープの幅方向における寸法は、前記安定化層の幅方向における寸法よりも大きく、前記金属テープは、前記安定化層の前記第1の部分および前記第2の部分のうちいずれか一方にのみ接合されている。【選択図】図1

Description

本発明は、酸化物超電導線材、超電導コイル、および酸化物超電導線材の製造方法に関する。
特許文献1には、基板および酸化物超電導層を含む超電導積層体と、超電導積層体を覆う安定化層と、超電導積層体および安定化層を補強する金属テープと、を備える酸化物超電導線材が開示されている。また、特許文献2には、酸化物超電導線材を巻回して構成したパンケーキコイルを複数用意し巻胴の長さ方向に積層した超電導コイルが開示されている。
特開2011-40176号公報 特開2014-216412号公報
ところで、特許文献2のような超電導コイルの運転時においては、酸化物超電導線材に流れる電流と発生する磁場との相互作用によってパンケーキコイルの積層方向に圧縮する力(圧縮力)が働くことが知られている。このときパンケーキコイルを構成する酸化物超電導線材においては、積層方向に隣り合うパンケーキコイルからの圧縮力を受けて酸化物超電導線材の幅方向端部の酸化物超電導層が劣化し、酸化物超電導線材の特性が低下するという問題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされ、超電導コイルの運転時において酸化物超電導層に加わる圧縮力を軽減し、特性の低下を抑制できる酸化物超電導線材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る酸化物超電導線材は、第1面および前記第1面とは反対側の第2面を有する基板と、前記基板の前記第2面と対向する第3面および前記第3面とは反対側の第4面を有する酸化物超電導層と、を含むテープ状の超電導積層体と、前記基板の前記第1面と対向する第1の部分と、前記酸化物超電導層の前記第4面と対向する第2の部分と、前記第1の部分と前記第2の部分とを接続する第3の部分と、を有し、前記超電導積層体を覆う安定化層と、金属テープと、を備え、前記金属テープの幅方向における寸法は、前記安定化層の幅方向における寸法よりも大きく、前記金属テープは、前記安定化層の前記第1の部分および前記第2の部分のうちいずれか一方にのみ接合されている。
本発明の上記態様によれば、金属テープの幅が安定化層の幅よりも大きいため、隣り合うパンケーキコイルからの圧縮力は金属テープに対して加わり、金属テープよりも幅の小さい超電導積層体および安定化層には及ばない。したがって、超電導コイルの運転時において、酸化物超電導層の幅方向端部が劣化しにくくなり、酸化物超電導線材の特性低下を抑制することができる。
ここで、前記金属テープは、前記安定化層の前記第2の部分に接続されていてもよい。
この場合、例えば、金属テープが安定化層の第1の部分に接合されている場合と比較して、酸化物超電導層が、酸化物超電導線材の厚み方向における中立面に近づく。このため、酸化物超電導線材を曲げた際に酸化物超電導層に加わる応力が軽減される。
また、前記金属テープは、前記安定化層の少なくとも一部が収容される凹部を有していてもよい。
この場合、金属テープを介して酸化物超電導層にかかる圧縮力を軽減することができる。
また、本発明の一態様に係る超電導コイルにおいては、上記いずれかの酸化物超電導線材が巻回されていてもよい。
この場合、例えば金属テープの幅と安定化層の幅とが等しい酸化物超電導線材を用いた超電導コイルと比較して、超電導コイルの運転時において酸化物超電導層に加わる圧縮力を軽減することができる。したがって、酸化物超電導層が劣化しにくくなり、超電導コイルの特性の低下を抑制することができる。
また、本発明の一態様に係る酸化物超電導線材の製造方法は、酸化物超電導層を含む少なくとも一つ以上の層をテープ状の基板上に積層して超電導積層体を形成する積層工程と、前記超電導積層体の周囲に安定化層を形成する安定化層形成工程と、幅方向における寸法が前記安定化層の幅方向における寸法よりも大きい金属テープを、前記安定化層の一つの面にのみ接合する接合工程と、を含む。
この場合、安定化層に覆われた酸化物超電導層の端部が圧迫されにくくなり、超電導コイルの運転時において酸化物超電導層に加わる圧縮力を軽減することができる。
また、本発明の一態様に係る酸化物超電導線材の製造方法は、酸化物超電導層を含む少なくとも一つ以上の層をテープ状の基板上に積層して超電導積層体を形成する積層工程と、前記超電導積層体を長手方向に切断し、細線化した超電導積層体を切り出す切断工程と、前記細線化した超電導積層体の周囲に安定化層を形成する安定化層形成工程と、幅方向における寸法が前記安定化層の幅方向における寸法よりも大きい金属テープを、前記安定化層の一つの面にのみ接合する接合工程と、を含む。
この場合、安定化層に覆われた酸化物超電導層の端部が圧迫されにくくなり、超電導コイルの運転時において酸化物超電導層に加わる圧縮力を軽減することができる。
本発明の上記態様によれば、超電導コイルの運転時において酸化物超電導層に加わる圧縮力を軽減し、特性の低下を抑制できる酸化物超電導線材を提供できる。
第1実施形態に係る酸化物超電導線材を示す断面図である。 第1実施形態に係る超電導コイルを示す図である。 第1の変形例に係る酸化物超電導線材を示す断面図である。 第2実施形態に係る酸化物超電導線材を示す断面図である。 第2の変形例に係る酸化物超電導線材を示す断面図である。 第3の変形例に係る酸化物超電導線材を示す断面図である。 第4の変形例に係る酸化物超電導線材を示す断面図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係る酸化物超電導線材1、超電導コイルC、および酸化物超電導線材1の製造方法について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、酸化物超電導線材1は、テープ状の超電導積層体10と、超電導積層体10を覆う安定化層20と、安定化層20に接合された金属テープ30と、を備える。超電導積層体10は、基板11と、中間層12と、酸化物超電導層13と、保護層14と、を含む。基板11、中間層12、酸化物超電導層13、および保護層14の各々は、テープ状に形成されており、超電導積層体10の厚み方向に積層されている。安定化層20は、超電導積層体10の外周を被覆しており、酸化物超電導層に過剰な電流が流れた際の迂回経路となる。金属テープ30は、安定化層20に接合されることで超電導積層体10および安定化層20を補強する。また、安定化層20と電気的にも接合することで、安定化層20と同様に過剰電流の迂回経路として機能する。
(方向定義)
ここで、本実施形態では、XYZ直交座標系を設定して各構成の位置関係を説明する。Z軸方向は、超電導積層体10の長手方向に沿う方向である。Y軸方向は、Z軸方向に直交する方向であって、超電導積層体10の厚み方向に沿う方向である。Y軸方向は、超電導積層体10の各層11~14が積層される方向でもある。X軸方向は、Z軸方向およびY軸方向の双方に直交する方向であって、超電導積層体10の幅方向に沿う方向である。本明細書では、X軸方向を幅方向Xと称し、Y軸方向を厚み方向Yと称し、Z軸方向を長手方向Zと称する場合がある。幅方向Xに沿う一方の向きを、+Xの向きまたは右方と称する。+Xの向きとは反対の向きを、-Xの向きまたは左方と称する。厚み方向Yに沿って、基板11から酸化物超電導層13に向かう向きを、+Yの向き、上方、または表側と称する。+Yの向きとは反対の向きを、-Yの向き、下方、または裏側と称する。長手方向Zに沿う一方の向きを、+Zの向きと称する。+Zの向きとは反対の向きを、-Zの向きと称する。
以降、本明細書では、幅方向Xにおける寸法を、単に「幅」と称する場合がある。同様に、厚み方向Yにおける寸法を、単に「厚み」と称する場合がある。長手方向Zにおける寸法を、単に「長さ」と称する場合がある。
(酸化物超電導線材)
本実施形態に係る超電導積層体10において、基板11、中間層12、酸化物超電導層13、保護層14は、下方から上方に向かう向きにおいてこの順に積層されている。ただし、超電導積層体10は、中間層12および保護層14のうち少なくとも一方を含んでいなくてもよい。超電導積層体10の幅は、例えば、2~12mmの範囲内である。超電導積層体10の厚みは、例えば、10~500μmの範囲内である。超電導積層体10の長さは、例えば、1~100mの範囲内である。
基板11は、テープ状の金属基板である。基板11は、第1面11aと、第1面11aとは反対側の第2面11bと、を有する。基板11を構成する金属の具体例としては、ハステロイ(登録商標)に代表されるニッケル合金、ステンレス鋼、およびニッケル合金に集合組織を導入した配向Ni-W合金等が挙げられる。本実施形態において、基板11は、各層11~14の中で最も厚みが大きい。基板11の厚みは、例えば、10~500μmの範囲内である。
中間層12は、基板11の第2面11b上に積層されている。中間層12の構成は、図1の例に限定されない。例えば、中間層12は、多層構造を有していてもよい。この場合、中間層12は、基板11から酸化物超電導層13に向かう方向において順に、拡散防止層、ベッド層、配向層、およびキャップ層等を有していてもよい。
酸化物超電導層13は、中間層12上に積層されている。酸化物超電導層13は、第3面13aと、第3面13aとは反対側の第4面13bと、を有する。第3面13aは、基板11の第2面11bと厚み方向Yにおいて対向する。ただし、本明細書において、文言「対向する」には、2つの部材の間に介在物が存在している場合、および2つの部材の間に介在物が存在していない場合の双方が含まれる。
酸化物超電導層13は、酸化物超電導体から構成される。酸化物超電導層13を構成する酸化物超電導体としては、例えば、一般式REBaCu(RE123)等で表されるRE-Ba-Cu-O系酸化物超電導体(REBCO系酸化物超電導体)が挙げられる。希土類元素REとしては、Y、La、Ce、Pr、Nd、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luのうちの1種または2種以上が挙げられる。RE123の一般式において、yは、7-x(酸素欠損量x:約0~1程度)である。酸化物超電導層13の厚みは、例えば、0.5~5μmの範囲内である。
保護層14は、酸化物超電導層13の第4面13b上に積層されている。保護層14は、事故時に発生する過電流をバイパスしたり、酸化物超電導層13と保護層14の上に設けられる層との間で起こる化学反応を抑制したりする等の機能を有する。保護層14の材質としては、例えば、銀(Ag)、銅(Cu)、金(Au)、金と銀との合金、その他の銀合金、銅合金、金合金等が挙げられる。
本実施形態に係る安定化層20は、長手方向Zに垂直な断面視において環状に形成されている。安定化層20は、第1の部分21と、第2の部分22と、一対の第3の部分23と、を有する。第1の部分21は、幅方向Xに延びている。第1の部分21は、基板11の第1面11aと厚み方向Yにおいて対向している。第2の部分22は、幅方向Xに延びている。第2の部分22は、酸化物超電導層13の第4面13bと厚み方向Yにおいて対向している。一対の第3の部分23は、厚み方向Yに延びている。第3の部分23は、第1の部分21の幅方向Xにおける両端部と、第2の部分22の幅方向Xにおける両端部と、を接続している。
第1の部分21は、下方(裏側)を向く裏面21aを有する。本実施形態において、第1の部分21は、基板11の第1面11aに接している。第2の部分22は、上方(表側)を向く表面22aを有する。本実施形態において、第2の部分22は、保護層14の上面に接している。各第3の部分23は、幅方向Xにおける外側を向く側面23aを有する。本実施形態において、各第3の部分23は、超電導積層体10の各層11~14の側面に接している。また、本実施形態において、酸化物超電導層13の第4面13bと第2の部分22の表面22aとの間の厚み方向Yにおける距離は、酸化物超電導層13の第3面13aと第1の部分21の裏面21aとの間の厚み方向Yにおける距離よりも、短い。
安定化層20は、酸化物超電導層13が常電導状態に転移した際に発生する過電流を転流(バイパス)させる役割を有する。安定化層20を構成する安定化材としては、銅、銅合金(例えばCu-Zn合金、Cu-Ni合金等)、アルミニウム、アルミニウム合金、銀等の金属が挙げられる。第1の部分21の厚さは、10~500μmの範囲内である。第2の部分22の厚さおよび各第3の部分23の幅についても同様である。安定化層20は、例えば、めっき(例えば電解めっき)によって形成することができる。本実施形態において、第1の部分21、第2の部分22、および一対の第3の部分23は、一体に形成されている。
金属テープ30は、厚み方向Yに垂直な接合面30aと、幅方向Xにおける外側に向く一対の側面30bと、を有する。接合面30aは、安定化層20の第1の部分21(裏面21a)および第2の部分22(表面22a)のいずれか一方にのみ接合されている。本実施形態において、金属テープ30は、第2の部分22の表面22aに接合されている。一方、第1の部分21には金属テープが接合されていない。金属テープ30を構成する金属としては、銅、銅合金(例えばCu-Zn合金、Cu-Ni合金等)、アルミニウム、アルミニウム合金、銀等の金属が挙げられる。金属テープ30の厚みは、例えば50~500μmである。
金属テープ30の接合面30aと、第2の部分22の表面22aとは、接合層40によって互いに接合されている。接合層40を構成する接合材としては、例えば、はんだ、Sn、Sn合金、In(インジウム)、In合金等の金属が挙げられる。はんだとしては、Sn-Pb系、Pb-Sn-Sb系、Sn-Pb-Bi系、Bi-Sn系、Sn-Cu系、Sn-Pb-Cu系、Sn-Ag系等の合金が挙げられる。ただし、安定化層20と金属テープ30とが電気的に接合されていれば、酸化物超電導線材1は接合層40を有していなくてもよい。この場合、金属テープ30と安定化層20とが拡散接合等によって接合されていてもよい。
図1に示すように、金属テープ30の幅L1は、安定化層20の幅L2よりも大きい。言い換えれば、金属テープ30の各側面30bは、安定化層20の各側面23aよりも幅方向Xにおける外側に位置する。
(超電導コイル)
次に、本実施形態に係る超電導コイルCについて説明する。
図2に示すように、超電導コイルCは、中心軸線Oと平行な方向に積層された複数の超電導コイルユニットCU(パンケーキコイル)を有する。ただし、超電導コイルCは、1つのみの超電導コイルユニットCUを有していてもよい。各超電導コイルユニットCUにおいては、上述した酸化物超電導線材1が、中心軸線Oまわりにコイル状に巻回されている。各超電導コイルユニットCU間は、公知の接続構造によって電気的に接続されていてもよい。隣接する2つの超電導コイルユニットCU間には、仕切り板(セパレータ)が設けられていてもよい。
以降の説明において、超電導コイルCの中心軸線Oと平行な方向を、軸方向と称する場合がある。軸方向は、複数の超電導コイルユニットCUが積層される方向(積層方向)でもある。中心軸線Oに直交する方向を、径方向と称する場合がある。径方向に沿って、中心軸線Oに接近する向きを、径方向内側と称し、中心軸線Oから離反する方向を、径方向外側と称する場合がある。軸方向から見て、中心軸線Oまわりに周回する方向を、周方向または巻回方向と称する場合がある。
各超電導コイルユニットCUにおいて、酸化物超電導線材1は、酸化物超電導線材1の幅方向Xと超電導コイルCの軸方向とが一致するように、中心軸線Oまわりに巻回されている。特に本実施形態において、酸化物超電導線材1は、表面22a(酸化物超電導層13)が径方向内側を向き、裏面21a(基板11)が径方向外側を向くように、中心軸線Oまわりに巻回されている。つまり、酸化物超電導線材1は、金属テープ30が超電導積層体10および安定化層20よりも径方向内側に位置するように、中心軸線Oまわりに巻回されている。
(酸化物超電導線材の製造方法)
次に、本実施形態に係る酸化物超電導線材1の製造方法の一例について説明する。
本実施形態に係る酸化物超電導線材1の製造方法は、積層工程と、安定化層形成工程と、接合工程と、を有する。
積層工程においては、まず、テープ状の基板11が準備される。次に、基板11上に、中間層12、酸化物超電導層13、保護層14が順に積層(成膜)される。基板11上に各層12~14が積層されることにより、テープ状の超電導積層体10が製造される。積層工程において用いられる積層(成膜)方法は、特に限定されず、公知の成膜方法を用いてよい。保護層14を形成した後に、酸素アニール処理が行われてもよい。中間層12および保護層14は堆積されなくてもよい。
積層工程を終えたあとの超電導積層体10に対して、切断工程を実施してもよい。切断工程を行うことにより、超電導積層体10(酸化物超電導層13)が長手方向Zに切断される。超電導積層体10がこのように切断されることにより、超電導積層体10から、超電導積層体10よりも幅の小さいテープ状の細線化された超電導積層体10´が切り出される。超電導積層体10を長手方向Zに切断する方法は、特に限定されず、例えば、刃やレーザー等を用いて超電導積層体10を切断してもよい。
安定化層形成工程においては、積層工程を終えたあとの超電導積層体10、または切断工程を終えたあとの細線化された超電導積層体10´の周囲に安定化材が堆積されて安定化層20が形成される。安定化層20の積層には、例えば、金属めっき法が用いられる。金属めっき法に用いられる金属(安定化材)としては、例えば、先述した金属を採用することができる。
接合工程においては、安定化層20と、金属テープ30とが、接合材によって互いに接合される。つまり、安定化層20と金属テープ30とを互いに接合する接合層40が形成される。接合層40を構成する接合材としては、例えば、先述した金属を用いることができる。接合工程においては、幅L1が安定化層20の幅L2よりも大きい金属テープ30が用いられる。金属テープ30は、安定化層20の裏面21aおよび表面22aのいずれか一方のみに接合される。本実施形態において、金属テープ30は、安定化層20の表面22aに接合される。
以上説明した積層工程、安定化層形成工程、接合工程が行われることにより、図1に示す酸化物超電導線材1が製造される。積層工程の後に、切断工程が行われてもよい。また、接合工程の後に、洗浄等の公知の工程が行われてもよい。
次に、以上のように構成された酸化物超電導線材1、超電導コイルCの作用について説明する。
金属テープ30の幅L1と安定化層20の幅L2とが等しい酸化物超電導線材を用いてパンケーキコイルを作製し、このパンケーキコイルを積層した超電導コイルを製造した場合、超電導コイルの積層方向(酸化物超電導線材の幅方向X)において隣接する2つのパンケーキコイルのうち一方のパンケーキコイルと他方のパンケーキコイルとが仕切り板(セパレータ)を介して互いに向き合う状態となる。ここで、超電導コイルCに電流が流れている際、超電導コイルCには、酸化物超電導線材1中を流れる電流に起因する電磁力(ローレンツ力)が印加される。具体的には、超電導コイルCには、超電導コイルCを軸方向における内側に向けて押し縮めようとする力(圧縮力)と、超電導コイルCを径方向における外側に向けて押し拡げようとする力(膨張力)と、が印加される。超電導コイルCに上記のような圧縮力が印加されたとき、積層方向に隣り合うパンケーキコイル同士が互いを圧迫し、安定化層20を介して酸化物超電導層13に負荷が加わって酸化物超電導層13に損傷や劣化が生じる可能性がある。
これに対して本実施形態に係る酸化物超電導線材1においては、金属テープ30の幅L1が、安定化層20の幅L2よりも大きい。この構成により、超電導コイルC内において、積層方向に隣り合うパンケーキコイル同士が互いを圧迫し合ったとしても、圧縮力は金属テープ30に対して直接的に加わるものの、超電導積層体10および安定化層20に対しては直接的には作用しない。したがって、酸化物超電導層13が幅方向Xにおいて圧迫されにくくなり、超電導コイルCの運転時において酸化物超電導層13に加わる圧縮力を軽減することができる。これにより、酸化物超電導層13に損傷や劣化が生じる可能性を低減することができる。
ところで、前述したとおり、刃やレーザーを用いた切断加工によって細線化された超電導積層体10´を製造する場合には、酸化物超電導層13の幅方向Xにおける端部が劣化する可能性があり、酸化物超電導層13が、幅方向Xにおける圧縮力に対して脆弱になることが考えられる。そのような場合においても、本実施形態に係る酸化物超電導線材1は、上記の特徴を備えているため、酸化物超電導層13に加わる圧縮力が軽減され、酸化物超電導層13の損傷を抑制しつつ好適に利用することができる。
また、本実施形態に係る酸化物超電導線材1においては、金属テープ30が、安定化層20の表面22aおよび裏面21aのうち一方のみに接合されている。このため、例えば、酸化物超電導線材1が2枚の金属テープ30を有し、安定化層20の表面22aおよび裏面21aの各々に対して1枚ずつ金属テープ30が接合されている場合と比較して、酸化物超電導線材1の厚みを低減することができる。また、厚みが小さい酸化物超電導線材1を用いて超電導コイルCを製造することで、酸化物超電導線材1の巻きをより密にすることができる(図2も参照)。
また、本実施形態に係る酸化物超電導線材1においては、金属テープ30が、安定化層20の表面22aに接合されている。これにより、例えば、金属テープ30が安定化層20の裏面21aに接合されている場合と比較して、酸化物超電導層13が、酸化物超電導線材1の厚み方向Yにおける中立面に近づく。このため、酸化物超電導線材1を曲げた際に酸化物超電導層13に加わる応力が軽減される。これにより、例えば、酸化物超電導線材1を巻回して超電導コイルCを製造する際に、酸化物超電導層13に生じる曲げ歪み(圧縮歪み、引張歪み)を低減することができる。また、金属テープ30が安定化層20の裏面21aに接合されている場合と比較して、金属テープ30と酸化物超電導層13との間の距離を短くすることができる。これにより、酸化物超電導層13が常電導状態に転移した際に発生する過電流が、金属テープ30に転流(バイパス)されやすくなる。
ただし、酸化物超電導線材1の構成は、金属テープ30が安定化層20の表面22aに接合される構成に限られない。例えば、図3に示す酸化物超電導線材1Aのように、金属テープ30が安定化層20の裏面21aに接合されていてもよい。
先述したように、超電導コイルCの各超電導コイルユニットCUにおいて、酸化物超電導線材1Aは、表面22aが径方向内側を向き、裏面21aが径方向外側を向くように、中心軸線Oまわりに巻回される。したがって、金属テープ30が安定化層20の裏面21aに接合されている場合、安定化層20および超電導積層体10は、金属テープ30よりも径方向内側に位置する。このため、酸化物超電導層13と、超電導コイルCの中心軸線Oとが近接する。これにより、酸化物超電導線材1を巻回した際、酸化物超電導層13には、長手方向Z(巻回方向)における圧縮歪みが生じる。
先述したように、超電導コイルCに電流が流れている際、超電導コイルCには、超電導コイルCを径方向における外側に向けて押し拡げようとする膨張力が印加される。ここで、この膨張力は、酸化物超電導線材1A(酸化物超電導層13)を長手方向Zに伸長させるように働く。したがって、金属テープ30を安定化層20の裏面21aに接合することにより、超電導コイルCの運転時に発生する膨張力を、酸化物超電導層13の圧縮歪みで打ち消すことができる。つまり、金属テープ30を安定化層20の裏面21aに接合することで、超電導コイルCの運転時において酸化物超電導層13にかかる負荷を軽減することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る酸化物超電導線材1は、第1面11aおよび第1面11aとは反対側の第2面11bを有する基板11と、基板11の第2面11bと対向する第3面13aおよび第3面13aとは反対側の第4面13bを有する酸化物超電導層13と、を含むテープ状の超電導積層体10と、基板11の第1面11aと対向する第1の部分21と、酸化物超電導層13の第4面13bと対向する第2の部分22と、第1の部分21と第2の部分22とを接続する第3の部分23と、を有し、超電導積層体10を覆う安定化層20と、金属テープ30と、備え、金属テープ30の幅L1は、安定化層20の幅L1よりも大きく、金属テープ30は、安定化層20の第1の部分21および第2の部分22のうちいずれか一方にのみ接合されている。
この構成によれば、金属テープ30の幅L1が安定化層20の幅L2よりも大きいため、超電導コイルC内において、積層方向に隣り合うパンケーキコイルから受けた圧縮力は金属テープ30に加わるものの、金属テープ30より幅の小さい超電導積層体10および安定化層20には直接作用しない。したがって、酸化物超電導層13の幅方向X端部が圧迫されにくくなり、超電導コイルCの運転時において酸化物超電導層13に加わる圧縮力を軽減することができる。
また、金属テープ30は、安定化層20の第2の部分22に接合されている。この構成によれば、例えば、金属テープ30が安定化層20の第1の部分21に接合されている場合と比較して、酸化物超電導層13が、酸化物超電導線材1の厚み方向Yにおける中立面に近づく。このため、酸化物超電導線材1を曲げた際に酸化物超電導層13に加わる応力が軽減される。
また、本実施形態に係る超電導コイルCにおいては、上記した酸化物超電導線材1が巻回されている。この構成によれば、例えば金属テープ30の幅L1と安定化層20の幅L2とが等しい酸化物超電導線材を用いた超電導コイルと比較して、超電導コイルCの運転時において酸化物超電導層13に加わる圧縮力を軽減することができる。
また、本実施形態に係る酸化物超電導線材1の製造方法は、酸化物超電導層13を含む少なくとも一つ以上の層12~14をテープ状の基板11上に積層して超電導積層体10を形成する積層工程と、超電導積層体10の周囲に安定化層20を形成する安定化層形成工程と、幅L1が安定化層20の幅L2よりも大きい金属テープ30を、安定化層20の一つの面にのみ接合する接合工程と、を含む。
また、本実施形態に係る酸化物超電導線材1の別の製造方法は、酸化物超電導層13を含む少なくとも一つ以上の層12~14をテープ状の基板11上に積層して超電導積層体10を形成する積層工程と、超電導積層体10を長手方向Zに切断し、細線化した超電導積層体10´を切り出す切断工程と、細線化した超電導積層体10´の周囲に安定化層20を形成する安定化層形成工程と、幅L1が安定化層20の幅L2よりも大きい金属テープ30を、安定化層20の一つの面にのみ接合する接合工程と、を含む。
この構成によれば、安定化層20に覆われた酸化物超電導層13が圧迫されにくくなり、超電導コイルCの運転時において酸化物超電導層13に加わる圧縮力を軽減することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図4に示すように、本実施形態に係る酸化物超電導線材2においては、金属テープ30に凹部31が形成されている。凹部31は、金属テープ30の接合面30aから上方に向けて窪んでいる。接合層40は、凹部31の中に位置している。安定化層20の少なくとも一部は、凹部31の中に収容されている。
この構成によれば、安定化層20の少なくとも一部が凹部31の中に収容されているため、例えば、金属テープ30に凹部31が形成されていない場合と比較して、安定化層20と接合層40との接触面積が広くなる。これにより、超電導コイルCの運転時において金属テープ30を通じて安定化層20(酸化物超電導層13)に伝わる圧縮力が分散され、酸化物超電導層13にかかる圧縮力がより軽減される。また、金属テープ30に凹部31が形成されていない場合と比較して、酸化物超電導線材2の厚みをより低減することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る酸化物超電導線材2は、安定化層20の少なくとも一部が収容される凹部31を有する。この構成により、金属テープ30を介して酸化物超電導層13にかかる圧縮力を軽減することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、図5に示す酸化物超電導線材3Aのように、接合層40の側面は厚み方向Yに平行でなくてもよい。図5に示すように、接合層40の側面は、金属テープ30から安定化層20に向かう方向において漸次幅方向Xにおける内側に向かうように傾斜していてもよい。なお、接合層40の側面の形状は平坦面状であってもよいし、曲面状であってもよい。
図6に示す酸化物超電導線材3Bのように、接合層40が安定化層20の第3の部分23の少なくとも一部を覆っていてもよい。あるいは、図7に示す酸化物超電導線材3Cのように、接合層40が安定化層20の第1の部分21を覆っていてもよい。つまり、接合層40は、安定化層20の全体を覆っていてもよい。
また、超電導コイルCにおいて、酸化物超電導線材1、1Aは、表面22a(酸化物超電導層13)が径方向内側を向き、裏面21a(基板11)が径方向外側を向くように、中心軸線Oまわりに巻回されると説明したが、超電導コイルCの構成はこれに限られない。酸化物超電導線材1、1Aは、裏面21aが径方向内側を向き、表面22aが径方向外側を向くように巻回されてもよい。ただし、表面22aが径方向内側を向き、裏面21aが径方向外側を向いている場合、酸化物超電導層13は、先述した電磁力に起因する膨張力によって基板11に対して押し付けられる。このため、酸化物超電導層13が基板11から引き剥がされることに起因する超電導特性の低下を抑制することができる。
また、前記実施形態において、切断工程は、超電導積層体10上に各層12~14の全てが堆積された状態において行われていたが、切断工程が行われるタイミングはこれに限られない。例えば、超電導積層体10上に中間層12および酸化物超電導層13の2つの層が堆積された時点で切断工程が行われてもよい。この場合、テープ状に切り出された酸化物超電導層13の上に保護層14が堆積されてもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
例えば、第1実施形態の変形例に係る酸化物超電導線材1Aと、第2実施形態に係る酸化物超電導線材2と、を組み合わせて、凹部31を有する金属テープ30が、安定化層20の第1の部分21(裏面21a)に接合されていてもよい。また、凹部31を有する金属テープ30を備えた酸化物超電導線材2を巻回することで、超電導コイルCが製造されてもよい。
1、1A、2、3A、3B、3C…酸化物超電導線材 10…超電導積層体 11…基板 11a…第1面 11b…第2面 13…酸化物超電導層 13a…第3面 13b…第4面 13c…側端部(端部) 20…安定化層 21…第1の部分 22…第2の部分 23…第3の部分 30…金属テープ 31…凹部 C…超電導コイル X…幅方向

Claims (6)

  1. 第1面および前記第1面とは反対側の第2面を有する基板と、前記基板の前記第2面と対向する第3面および前記第3面とは反対側の第4面を有する酸化物超電導層と、を含むテープ状の超電導積層体と、
    前記基板の前記第1面と対向する第1の部分と、前記酸化物超電導層の前記第4面と対向する第2の部分と、前記第1の部分と前記第2の部分とを接続する第3の部分と、を有し、前記超電導積層体を覆う安定化層と、
    金属テープと、を備え、
    前記金属テープの幅方向における寸法は、前記安定化層の幅方向における寸法よりも大きく、
    前記金属テープは、前記安定化層の前記第1の部分および前記第2の部分のうちいずれか一方にのみ接合されている、酸化物超電導線材。
  2. 前記金属テープは、前記安定化層の前記第2の部分に接続されている、請求項1に記載の酸化物超電導線材。
  3. 前記金属テープは、前記安定化層の少なくとも一部が収容される凹部を有する、請求項1または2に記載の酸化物超電導線材。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の酸化物超電導線材が巻回されている、超電導コイル。
  5. 酸化物超電導層を含む少なくとも一つ以上の層をテープ状の基板上に積層して超電導積層体を形成する積層工程と、
    前記超電導積層体の周囲に安定化層を形成する安定化層形成工程と、
    幅方向における寸法が前記安定化層の幅方向における寸法よりも大きい金属テープを、前記安定化層の一つの面にのみ接合する接合工程と、を含む、酸化物超電導線材の製造方法。
  6. 酸化物超電導層を含む少なくとも一つ以上の層をテープ状の基板上に積層して超電導積層体を形成する積層工程と、
    前記超電導積層体を長手方向に切断し、細線化した超電導積層体を切り出す切断工程と、
    前記細線化した超電導積層体の周囲に安定化層を形成する安定化層形成工程と、
    幅方向における寸法が前記安定化層の幅方向における寸法よりも大きい金属テープを、前記安定化層の一つの面にのみ接合する接合工程と、を含む、酸化物超電導線材の製造方法。
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