JP2023071481A - 紙幣取扱装置 - Google Patents
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Abstract
Description
更に、図6Bに示すように、ピッチプレート16は、ゲートローラ10とフィードローラ11との間の開閉動作を容易にするために、隙間SP1及び隙間SP2が設けられている。隙間SP1及び隙間SP2は、ゲートローラ軸受21とかぎ爪先端部16gとの間の隙間である。この隙間によるオーバーラップ量への影響はない。なぜならば、上述のように、紙幣BNがゲートローラ10とフィードローラ11に噛みこむと、図示黒矢印のように、ゲートローラ10とフィードローラ11が外側に広がる方向に力が加わる。そのためゲートローラ軸13はピッチプレート16のかぎ爪先端部16gの内側部分の一部(エッジ部)に突き当たり、ピッチプレート16とそれに取り付いているフィードローラ軸14、フィードローラブラケット15には白矢印の方向に力が加わる。よって設計されたオーバーラップ量より小さくなる方向である、ピッチプレート16に設けた隙間SP1及びSP2が存在する方向にゲートローラ軸13が振れることはなく、オーバーラップ量δは、設計値(所望の値)を確保することができる。
なお、軸受穴16aは、長円形状になっているので、穴形成面16a1及びフィードローラ軸受22との間の摩擦が低減されることによって、穴形成面16a1及びフィードローラ軸受22の摩耗を少なくすることができる。締結用穴16bは、ピッチプレート16の長手方向に沿った長軸を有する長円形状となるように形成されている。なお、締結用穴16bの長手方向の幅は、フィードローラ軸受22が軸受穴16a内を長手方向に沿って移動可能な幅より長くなるように形成されていることが好ましい。これにより、オーバーラップ量δを調整するためにフィードローラ軸受22をスライドしたときに、フィードローラ軸受22が穴形成面16a1の少なくとも一部に突き当たる前に、締結用穴16bに突き当たってしまうことを回避し易くできる。
<効果>
以上説明したように、本発明の実施形態に係る紙幣取扱装置101は、オーバーラップ量δを適切に管理することができると共にゲートローラ10とフィードローラ11の間に紙幣BNが詰まった場合に、詰まった状態の紙幣BNの除去を簡単に行うことができる。更に、紙幣取扱装置101は、詰まった状態の紙幣BNを除去する際に紙幣BNが破損する可能性を低下できる。
<変形例>
本発明は上記実施形態に限定されることなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。上記実施形態において挙げた形状及び数値は、あくまでも例に過ぎず、本発明の範囲内において、必要に応じてこれらと異なる形状及び数値を用いてもよい。例えば、上記実施形態において、軸受穴16aの形状は、フィードローラ軸受22が挿通可能であり、且つ、長手方向の幅がフィードローラ軸受22の径方向の面の径より大きい形状であれば、長円形状以外の形状であってもよい。例えば、上記実施形態において、支点穴18Lは、回転軸18が挿通可能であり、且つ、長手方向の幅が回転軸18の径方向の面の径より大きい形状であれば、長円形状以外の形状であってもよい。
Claims (10)
- 複数枚の紙幣を収納する収納部と、
前記収納部に収納されている前記紙幣を前記収納部外に繰出すフィードローラ、フィードローラ軸及びフィードローラ軸受を含むフィードローラユニットと、
前記フィードローラと対向配置され、軸方向において径方向の面の一部分が前記フィードローラの径方向の面の一部分と重なった閉状態で、繰出し対象外の前記紙幣を連れ出し防止するゲートローラ、ゲートローラ軸及びゲートローラ軸受を含むゲートローラユニットと、
前記ゲートローラ軸を左右で支持する第1フレームと、前記フィードローラ軸を左右で支持する第2フレームと、
前記第1フレーム及び前記第2フレームのそれぞれの左右に形成された支点穴に挿通される回転軸を含み、前記回転軸を軸に前記第2フレームを回動させることにより、前記閉状態から軸方向において前記フィードローラの一部分と前記ゲートローラの一部分とが重ならない開状態になるまで、前記フィードローラユニットを動かすことにより、前記フィードローラと前記ゲートローラとの間を開放し、前記回転軸を軸に前記第2フレームを回動させることにより、前記開状態から前記閉状態になるまで前記フィードローラユニットを動かすことにより、前記フィードローラと前記ゲートローラとの間を閉じることが可能な開閉機構と、
前記ゲートローラ軸受と係合する係合部を有し、前記フィードローラ軸受を支持する軸受穴が形成され、前記係合部が、前記ゲートローラ軸受と係合することにより前記閉状態を固定し、前記係合部の所定位置と前記軸受穴の所定位置との間の間隔により、前記軸方向において前記フィードローラの径方向の面の一部分と前記ゲートローラの径方向の面の一部分とが重なるオーバーラップ量を規定するピッチプレートと、
を備えた、
紙幣取扱装置。 - 請求項1に記載の紙幣取扱装置において、
前記ピッチプレートの前記軸受穴は、前記フィードローラ軸受を挿通可能であり、且つ、前記ピッチプレートの長手方向における前記軸受穴の幅が前記フィードローラ軸受の径方向の面の径より大きい形状を有し、
前記ゲートローラ及び前記フィードローラは、
前記軸受穴の中心軸より一方の側及び他方の側のうち、前記係合部に遠い側の前記軸受穴の穴形成面の一部に、前記フィードローラ軸受の一部が接触する第1固定状態、及び、
前記軸受穴の中心軸より一方の側及び他方の側のうち、前記係合部に近い側の前記軸受穴の穴形成面の一部に、前記フィードローラ軸受の一部が接触する第2固定状態のうちの、
何れかの状態で固定され、
前記オーバーラップ量が、前記第1固定状態に応じた量及び前記第2固定状態に応じた量の何れかに調整される、
紙幣取扱装置。 - 請求項2に記載の紙幣取扱装置において、
前記ゲートローラ及び前記フィードローラは、前記軸受穴内で前記フィードローラ軸受が移動することにより、固定状態を前記第1固定状態から前記第2固定状態、又は、前記第2固定状態から前記第1固定状態に変更可能である、
紙幣取扱装置。 - 請求項2に記載の紙幣取扱装置において、
前記ゲートローラ及び前記フィードローラが前記第1固定状態で固定されている場合、前記オーバーラップ量を規定する前記係合部の所定位置と前記軸受穴との所定位置との間の前記間隔は、前記係合部の所定位置と、前記ピッチプレートの前記長手方向における、前記軸受穴の穴形成面の一端及び他端のうちの、前記係合部に遠い側の前記一端の位置である第1位置と、の間の前記長手方向の間隔である第1ピッチであり、
前記ゲートローラ及び前記フィードローラが前記第2固定状態で固定されている場合、前記オーバーラップ量を規定する前記係合部の所定位置と前記軸受穴との所定位置との間の前記間隔は、前記係合部の所定位置と、前記軸受穴の穴形成面の前記係合部に近い側の前記他端の位置である第2位置と、の間の前記長手方向の間隔である第2ピッチであり、
前記第1ピッチと前記オーバーラップ量が所望の量となるように設定された第1設計値との絶対値の差が所定の値以下となるように、前記係合部及び前記軸受穴が形成され、
前記第2ピッチと前記オーバーラップ量が所望の量となるように設定された第2設計値との絶対値の差が所定の値以下となるように、前記係合部及び前記軸受穴が形成された、
紙幣取扱装置。 - 請求項2に記載の紙幣取扱装置において、
前記ピッチプレートに形成された前記軸受穴は、長軸が前記ピッチプレートの前記長手方向に沿った長円形状を有する、
紙幣取扱装置。 - 請求項1に記載の紙幣取扱装置において、
前記第2フレームに形成された前記支点穴の少なくとも一つは、前記回転軸が挿通可能であり、且つ、前記閉状態における前記ピッチプレートの長手方向における前記支点穴の幅が前記回転軸の径方向の面の径より大きい特定形状を有する、
紙幣取扱装置。 - 請求項6に記載の紙幣取扱装置において、
前記特定形状は、長軸が前記閉状態における前記ピッチプレートの前記長手方向に沿った長円形状である、
紙幣取扱装置。 - 請求項1に記載の紙幣取扱装置において、
前記閉状態で、前記ピッチプレートの前記係合部と、前記ゲートローラ軸受との間に隙間が形成される、
紙幣取扱装置。 - 請求項8に記載の紙幣取扱装置において、
前記ピッチプレートの前記係合部の形状は、かぎ爪形状である、
紙幣取扱装置。 - 請求項2に記載の紙幣取扱装置において、
前記ピッチプレートは、前記第2フレームと前記ピッチプレートとの間に配置されたブラケットを更に備え、
前記第2フレーム及び前記ブラケットには、ネジ締結用のネジ締結穴が形成され、前記ピッチプレートがネジ締結によって、前記ピッチプレートと共に前記第2フレームに固定され、
前記ネジ締結穴は、前記ピッチプレートの前記長手方向における幅が、前記フィードローラ軸受が前記軸受穴内を前記長手方向に沿って移動可能な幅より、長くなるように形成されている、
紙幣取扱装置。
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