JP2023070156A - 表示装置 - Google Patents

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Seongjoo Lee
チョンスン ペク,
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Changhyun Song
スンピョ ホン,
Seungpyo Hong
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Abstract

【課題】側面鏡形状のアノードを利用して有機発光素子の光効率を増加させ、消費電力を改善できる表示装置を提供する。【解決手段】表示装置は、複数のサブ画素を含む基板;前記基板上に配置され、ベース部及び突出部を含むオーバーコーティング層;前記ベース部及び前記突出部を覆うように配置される第1電極;前記第1電極の一部上に配置されるバンク;前記第1電極及び前記バンク上に配置される有機層;及び前記有機層上に配置される第2電極を含み、前記突出部の側面と前記バンクの側面との間の距離は、前記複数のサブ画素ごとに異なるように構成される。【選択図】図3

Description

本発明は、表示装置に関し、より詳細には、輝度視野角及び色視野角を改善できる表示装置に関する。
現在、本格的な情報化時代に入るに伴い、電気的情報信号を視覚的に表示する表示装置分野が急速に発展しており、様々な表示装置に対して、薄型化、軽量化及び低消費電力化等の性能を開発させるための研究が続いている。
このような多様な表示装置のうち、発光表示装置は、自己発光型表示装置であって、液晶表示装置とは異なり別途の光源が不要であり、軽量薄型に製造が可能である。また、発光表示装置は、低電圧駆動により消費電力の側面で有利であるだけではなく、色相具現、応答速度、視野角(viewing angle)、明暗対比比(Contrast Ratio;CR)にも優れており、多様な分野で活用が期待されている。
本発明が解決しようとする課題は、側面鏡形状のアノードを利用して有機発光素子の光効率を増加させ、消費電力を改善できる表示装置を提供することである。
本発明が解決しようとする他の課題は、オーバーコーティング層の側面とバンクの側面との間の距離をサブ画素ごとに異なるように設定することで輝度視野角と色視野角を改善できる表示装置を提供することである。
本発明の課題は、以上において言及した課題に制限されず、言及されていないまた他の課題は、下記の記載から当業者に明確に理解され得るだろう。
本発明の実施例に係る表示装置は、複数のサブ画素を含む基板;前記基板上に配置され、ベース部及び突出部を含むオーバーコーティング層;前記ベース部及び前記突出部を覆うように配置される第1電極;前記第1電極の一部上に配置されるバンク;前記第1電極及び前記バンク上に配置される有機層;及び前記有機層上に配置される第2電極を含み、前記突出部の側面と前記バンクの側面との間の距離は、前記複数のサブ画素ごとに異なるように構成される。
本発明の実施例に係る表示装置は、複数のサブ画素を含む基板;前記基板上に配置され、ベース部及び突出部を含むオーバーコーティング層;前記ベース部及び前記突出部を覆うように配置される第1電極;前記第1電極の一部上に配置されるバンク;前記第1電極及び前記バンク上に配置される有機層;及び前記有機層上に配置される第2電極を含み、前記突出部の側面と対応する前記バンクの幅は、前記複数のサブ画素ごとに異なるように構成される。
本発明の実施例に係る表示装置は、複数のサブ画素を含む基板;前記基板上に配置され、凹部を有するオーバーコーティング層;前記凹部を覆うように配置される第1電極;開口領域を通して前記第1電極の一部を露出させるバンク;前記第1電極上に配置される有機層;及び前記有機層上に配置される第2電極を含み、前記複数のサブ画素のうち少なくとも二つのサブ画素は、前記凹部の幅から前記開口領域の幅を差し引いた値が互いに異なるように構成される。
その他の実施例の具体的な事項は、詳細な説明及び図面に含まれている。
本発明は、側面鏡形状のアノードを利用して表示装置の光抽出効率を向上させることができる。
本発明は、サブ画素ごとにオーバーコーティング層の突出部の側面と対応するバンクの幅を調節することで輝度視野角と色視野角を向上させることができる。
本発明に係る効果は、以上において例示された内容により制限されず、さらに多様な効果が本発明内に含まれている。
本発明の一実施例に係る表示装置の平面図である。 図1のII-II’に沿った表示装置の断面図である。 図1のIII-III’に沿った表示装置の断面図である。 図3の概略的な平面図である。 視野角による輝度変化を示すグラフである。 本発明の他の実施例に係る表示装置の断面図である。 視野角による輝度変化を示すグラフである。 視野角によるカラーシフトを示すグラフである。
本発明の利点及び特徴、そして、それらを達成する方法は、添付の図面と共に詳細に後述されている実施例を参照すると、明確になるだろう。しかし、本発明は、以下において開示される実施例に制限されるものではなく、互いに異なる多様な形状に具現され、単に、本実施例は、本発明の開示が完全なものとなるようにし、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は、請求項の範疇により定義されるだけである。
本発明の実施例を説明するための図面に開示された形状、面積、比率、角度、個数等は、例示的なものであるので、本発明は、図示された事項に制限されるものではない。明細書全体にわたって、同じ参照符号は、同じ構成要素を指す。また、本発明を説明するにあたって、関連した公知技術についての具体的な説明が本発明の要旨を不要に濁す恐れがあると判断される場合、その詳細な説明は省略する。本発明上において言及された「含む」、「有する」、「なされる」等が使用される場合、「~だけ」が使用されない以上、他の部分が加えられ得る。構成要素を単数で表現した場合、特に明示的な記載事項がない限り、複数を含む場合を含む。
構成要素を解釈するにあたって、別途の明示的な記載がなくても誤差範囲を含むものと解釈する。
位置関係についての説明である場合、例えば、「~上に」、「~上部に」、「~下部に」、「~隣に」等と二部分の位置関係が説明される場合、「すぐ」または「直接」が使用されない以上、二部分の間に一つ以上の他の部分が位置してもよい。
素子または層が他の素子または層の「上(on)」と称されるものは、他の素子のすぐ上または中間に他の層または他の素子を介在した場合をいずれも含む。
また、第1、第2等が多様な構成要素を述べるために使用されるが、これらの構成要素は、これらの用語により制限されない。これらの用語は、単に一つの構成要素を他の構成要素と区別するために使用するものである。従って、以下において言及される第1構成要素は、本発明の技術的思想内で第2構成要素であってもよい。
明細書全体にわたって、同じ参照符号は、同じ構成要素を指す。
図面で示された各構成の面積及び厚さは、説明の便宜のために示されたものであり、本発明は、示された構成の面積及び厚さに必ずしも限定されるものではない。
本発明の様々な実施例のそれぞれの特徴は、部分的または全体的に互いに結合または組み合わせ可能であり、技術的に多様な連動及び駆動が可能であり、各実施例が互いに対して独立して実施可能であってもよく、関連関係で共に実施してもよい。
以下においては、図面を参照して、本発明について説明する。
図1は、本発明の一実施例に係る表示装置の平面図である。図2は、図1のII-II’に沿った表示装置の断面図である。
図1及び図2を参照すると、表示装置100は、基板110、トランジスタ120、オーバーコーティング層130、第1発光素子140a及びバンク150を含む。表示装置100は、トップエミッション(top emission)方式の表示装置に具現され得るが、これに制限されない。
基板110は、表示装置100の様々な構成要素を支持し、保護するための基板である。基板110は、ガラスまたはフレキシビリティ(flexibility)を有するプラスチック物質からなり得る。基板110がプラスチック物質からなる場合、例えば、ポリイミド(polyimide;PI)からなり得る。しかし、これに制限されるものではない。
基板110は、表示領域AA及び非表示領域NAを含む。
表示領域AAは、表示装置100で映像が表示される領域であって、表示領域AAにおいては、表示素子及び表示素子を駆動するための多様な駆動素子が配置され得る。例えば、表示素子は、第1電極141a、有機層142a及び第2電極143aを含む第1発光素子140aを含むことができる。また、表示素子を駆動するためのトランジスタ120、キャパシタ、配線等のような多様な駆動素子が表示領域AAに配置され得る。
表示領域AAには、複数のサブ画素SPが含まれ得る。サブ画素SPは、画面を構成する最小単位であり、複数のサブ画素SPそれぞれは、表示素子及び駆動回路を含むことができる。複数のサブ画素SPそれぞれは、互いに異なる波長の光を発光し得る。例えば、複数のサブ画素SPは、赤色光を発光する第1サブ画素SP1、緑色光を発光する第2サブ画素SP2及び青色光を発光する第3サブ画素SP3を含むことができる。第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2及び第3サブ画素SP3は、表示領域AA内で順次に配列され得るが、これに制限されるものではない。また、図1においては、第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2及び第3サブ画素SP3がそれぞれ同じ面積を有するように示されたが、これに制限されるものではない。即ち、第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2及び第3サブ画素SP3は、互いに異なる面積を有するように構成されてもよい。また、図1においては、第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2及び第3サブ画素SP3が正方形の形態を有するものと示されたが、これに制限されるものではない。即ち、第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2及び第3サブ画素SP3は、円形、多角形等の形態を有するように構成されてもよい。
サブ画素SPの駆動回路は、表示素子の駆動を制御するための回路である。例えば、駆動回路は、トランジスタ120及びキャパシタのような駆動素子を含んで構成され得るが、これに制限されるものではない。
非表示領域NAは、映像が表示されない領域であって、表示領域AAに配置された複数のサブ画素SPを駆動するための多様な構成要素が配置され得る。例えば、複数のサブ画素SPの駆動のための信号を供給する駆動IC、フレキシブルフィルム等が配置されてもよい。
非表示領域NAは、図1に示されたように、表示領域AAを囲む領域であってよい。しかし、これに制限されない。例えば、非表示領域NAは、表示領域AAから延びる領域であってもよい。
以下においては、図2を参照して、表示領域AAに配置された複数のサブ画素SPのうち第1サブ画素SP1についてより詳細に説明する。
基板110上には、バッファ層111が配置される。バッファ層111は、バッファ層111上に形成される層と基板110間の接着力を向上させ、基板110から流出されるアルカリ成分等を遮断する役割等を果たすことができる。バッファ層111は、無機物である窒化シリコン(SiNx)または酸化シリコン(SiOx)の単一層、あるいは窒化シリコン(SiNx)または酸化シリコン(SiOx)の多重層に構成され得るが、これに制限されるものではない。バッファ層111は、必須な構成要素ではなく、基板110の種類及び物質、トランジスタ120の構造及びタイプ等に基づいて省略されてもよい。
トランジスタ120は、バッファ層111上に配置される。トランジスタ120は、表示領域AAの第1発光素子140aを駆動するための駆動素子として使用され得る。トランジスタ120は、アクティブ層121、ゲート電極122、ソース電極123及びドレイン電極124を含む。図2に示されたトランジスタ120は、駆動トランジスタであり、ゲート電極122がアクティブ層121上に配置されるトップゲート(top gate)構造の薄膜トランジスタである。ただし、これに制限されず、トランジスタ120は、ボトムゲート(bottom gate)構造のトランジスタに具現されてもよい。
アクティブ層121は、バッファ層111上に配置される。アクティブ層121は、トランジスタ120の駆動時、チャネルが形成される領域である。アクティブ層121は、酸化物(oxide)半導体で形成されてもよく、非晶質シリコン(amorphous silicon、a-Si)、多結晶シリコン(polycrystalline silicon、poly-Si)、または有機物(organic)半導体等で形成され得る。
アクティブ層121上には、ゲート絶縁層112が配置される。ゲート絶縁層112は、アクティブ層121とゲート電極122を電気的に絶縁させるための層であり、絶縁物質からなり得る。例えば、ゲート絶縁層112は、無機物である窒化シリコン(SiNx)または酸化シリコン(SiOx)の単一層、あるいは窒化シリコン(SiNx)または酸化シリコン(SiOx)の多重層に構成され得るが、これに制限されるものではない。
ゲート絶縁層112には、ソース電極123及びドレイン電極124それぞれがアクティブ層121のソース領域及びドレイン領域それぞれにコンタクトするためのコンタクトホールが形成される。ゲート絶縁層112は、図2に示されたように、基板110の前面にわたって形成されてもよく、ゲート電極122と同じ幅を有するようにパターニングされてもよいが、これに限定されるものではない。
ゲート電極122は、ゲート絶縁層112上に配置される。ゲート電極122は、アクティブ層121のチャネル領域と重畳するようにゲート絶縁層112上に配置される。ゲート電極122は、多様な金属物質、例えば、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、金(Au)、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、ネオジム(Nd)、及び銅(Cu)のいずれか一つであるか二以上の合金、またはこれらの多重層であってよいが、これに制限されるものではない。
ゲート電極122上には、層間絶縁層113が配置される。層間絶縁層113は、無機物である窒化シリコン(SiNx)または酸化シリコン(SiOx)の単一層、あるいは窒化シリコン(SiNx)または酸化シリコン(SiOx)の多重層に構成され得るが、これに制限されるものではない。層間絶縁層113には、ソース電極123及びドレイン電極124それぞれがアクティブ層121のソース領域及びドレイン領域それぞれにコンタクトするためのコンタクトホールが形成される。
ソース電極123及びドレイン電極124は、層間絶縁層113上に配置される。ソース電極123及びドレイン電極124は、同じ層で離隔されて配置される。ソース電極123及びドレイン電極124は、ゲート絶縁層112及び層間絶縁層113のコンタクトホールを通してアクティブ層121と電気的に連結される。ソース電極123及びドレイン電極124は、多様な金属物質、例えば、モリブデン(Mo)、アルミニウム(Al)、クロム(Cr)、金(Au)、チタン(Ti)、ニッケル(Ni)、ネオジム(Nd)、及び銅(Cu)のいずれか一つであるか二以上の合金、またはこれらの多重層であってよいが、これに制限されるものではない。
図2においては、表示装置100に含まれる多様なトランジスタ120のうち駆動トランジスタだけを示したが、スイッチングトランジスタ等のような他のトランジスタも配置されてもよい。
ソース電極123及びドレイン電極124上には、パッシベーション層114が配置される。パッシベーション層114は、トランジスタ120をカバーすることでトランジスタ120と他の構成要素を電気的に絶縁及び保護することができる。パッシベーション層114には、トランジスタ120のドレイン電極124を露出させるためのコンタクトホールが形成される。図2においては、パッシベーション層114にドレイン電極124を露出させるためのコンタクトホールが形成されるものと示されたが、これに限定されるものではない。例えば、パッシベーション層114には、ソース電極123を露出させるためのコンタクトホールが形成されてもよい。パッシベーション層114は、無機物である窒化シリコン(SiNx)または酸化シリコン(SiOx)の単一層、あるいは窒化シリコン(SiNx)または酸化シリコン(SiOx)の多重層に構成され得るが、これに制限されるものではない。
オーバーコーティング層130は、パッシベーション層114上に配置される。オーバーコーティング層130は、トランジスタ120を保護し、トランジスタ120の上部を平坦化するための絶縁層である。オーバーコーティング層130には、トランジスタ120のドレイン電極124を露出させるためのコンタクトホールが形成される。図2においては、オーバーコーティング層130にドレイン電極124を露出させるためのコンタクトホールが形成されるものと示されたが、これに限定されるものではない。例えば、オーバーコーティング層130には、ソース電極123を露出させるためのコンタクトホールが形成されてもよい。オーバーコーティング層130は、アクリル系樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂、ポリフェニレン系樹脂、ポリフェニレンスルファイド系樹脂、ベンゾシクロブテン及びフォトレジストのうち一つで形成され得るが、これに制限されない。
オーバーコーティング層130は、ベース部131と複数の突出部132を含む。ベース部131と複数の突出部132は、図2に示されたように、一体になされ得る。例えば、ベース部131と複数の突出部132は、同じ物質からなると同時に同じ工程、例えば、マスク工程を通して形成され得るが、これに制限されるものではない。
ベース部131は、パッシベーション層114上に配置される。ベース部131の上面は、基板110と平行な面を有する。そこで、ベース部131は、下部に配置された構成要素によって発生し得る段差を平坦化することができる。
複数の突出部132は、ベース部131上に配置される。複数の突出部132は、ベース部131と一体に形成されてベース部131から突出した形状を有する。複数の突出部132は、下面より上面がさらに小さな形状を有し得るが、これに制限されるものではない。
複数の突出部132それぞれは、上面及び側面を含む。突出部132の上面は、突出部132で最上部に位置する面であり、ベース部131または基板110と実質的に平行な面であってよい。突出部132の側面は、突出部132の上面とベース部131を連結する第1傾斜面SLO1であってよい。第1傾斜面SLO1は、上面でベース部131に向かって傾斜した形状を有し得る。
一方、オーバーコーティング層130中、複数の突出部132によってベース部131の上面が露出された領域は、開口領域と定義され得る。また、オーバーコーティング層130の開口領域は、凹部とも定義され得る。即ち、オーバーコーティング層130の開口領域は、ベース部131の上面と突出部132の第1傾斜面SLO1で構成され、凹な形状を有し得る。
第1発光素子140aは、オーバーコーティング層130上に配置される。第1発光素子140aは、トランジスタ120のドレイン電極124と電気的に連結された第1電極141a、第1電極141a上に配置された有機層142a及び有機層142a上に形成された第2電極143aを含む。ここで、第1発光素子140aは、赤色光を発光する赤色発光素子であってよい。
第1電極141aは、複数のサブ画素SPそれぞれと対応するようにオーバーコーティング層130の凹部に配置される。第1電極141aは、ベース部131及び複数の突出部132を覆うように配置される。具体的に、第1電極141aは、突出部132が配置されていないベース部131の上面及び複数の突出部132の側面に配置され得る。即ち、第1電極141aは、ベース部131及び突出部132の形状に沿って配置される。そこで、第1電極141aは、第1傾斜面SLO1と対応する第2傾斜面SLO2を含むように構成され得る。また、第1電極141aは、複数の突出部132の上面中の一部の領域にも形成され得る。
第1電極141aは、第1発光素子140aのアノードであってよい。第1電極141aは、第2オーバーコーティング層130に形成されたコンタクトホールを通してトランジスタ120のドレイン電極124と電気的に連結され得る。しかし、トランジスタ120の種類、駆動回路の設計方式等によって、第1電極141aは、トランジスタ120のソース電極123と電気的に連結されるように構成されてもよい。
図2においては、第1電極141aが単一層と示されたが、第1電極141aは、多重層に構成され得る。例えば、第1電極141aは、有機層142aで発光された光を第2電極143a側に反射させるための反射層及び有機層142aに正孔を供給するための透明導電層を含むことができる。
反射層は、オーバーコーティング層130上に配置され、第1発光素子140aで発光された光を上部に反射させることができる。第1発光素子140aの有機層142aで生成された光は、上部にのみ発光されず、側部にも発光され得る。側部に発光された光は、表示装置100の内部に向かうようになり、全反射によって表示装置100の内部に閉じ込められ得、さらに表示装置100の内部の方向に進行して消滅することもあり得る。そこで、反射層は、有機層142aの下部で第1傾斜面SLO1を覆うように配置され、有機層142aの側部に進行する光の進行方向を正面方向に変えることができる。
反射層は、金属物質からなり得、例えば、アルミニウム(Al)、銀(Ag)、銅(Cu)、マグネシウム-銀合金(Mg:Ag)等のような金属物質からなってもよいが、これに制限されるものではない。
透明導電層は、反射層上に配置される。透明導電層は、有機層142aに正孔を供給するために仕事関数の高い導電性物質からなり得る。例えば、透明導電層は、インジウムスズ酸化物(Indium Tin Oxide、ITO)、インジウム亜鉛酸化物(Indium Zinc Oxide、IZO)、インジウムスズ亜鉛酸化物(Indium Tin Zinc Oxide、ITZO)、亜鉛酸化物(Zinc Oxide、ZnO)及びスズ酸化物(Tin Oxide、TO)系列の透明導電性酸化物からなり得るが、これに制限されるものではない。
バンク150は、オーバーコーティング層130及び第1電極141a上に配置される。バンク150は、上面及び側面を含む。バンク150の上面は、バンク150で最上部に位置する面であり、基板110と実質的に平行な面であってよい。バンク150の側面は、バンク150の上面と第1電極141aを連結する第3傾斜面SLO3であってよい。第3傾斜面SLO3は、第1傾斜面SLO1及び第2傾斜面SLO2と対応し得る。第3傾斜面SLO3は、上面で第1電極141aに向かって傾斜した形状を有し得る。
バンク150は、第1電極141aの一部をカバーして開口領域と非開口領域を定義できる。開口領域は、複数のサブ画素SPそれぞれで有機層142aによって実質的に光が生成される第1発光領域EA1を意味し得る。第1発光領域EA1には、バンク150が配置されず、第1電極141a上に有機層142aが直に位置して光が生成され得る。非開口領域は、バンク150が配置される光が生成されない領域を意味し得る。ただし、非開口領域は、光が生成されることはないが、光が正面に抽出されるように光を反射させる第2発光領域EA2を含むことができる。第2発光領域EA2は、光反射領域であって、第1傾斜面SLO1及び第2傾斜面SLO2と対応する領域に該当し得る。第2発光領域EA2では、突出部132の第1傾斜面SLO2に沿って配置された第1電極141aにより第1発光素子140aから側部に発光された光が正面に抽出され得る。また、非開口領域は、第1発光領域EA1と第2発光領域EA2との間の第1非発光領域NEA1及び隣接するサブ画素SPの第2発光領域EA2の間の第2非発光領域NEA2をさらに含むことができる。
一方、第1発光領域EA1、第1非発光領域NEA1、第2発光領域EA2及び第2非発光領域NEA2によって、第1電極141aは、第1領域、第2領域及び第3領域に区分され得る。例えば、第1電極141aの第1領域は、ベース部131上に配置された平坦な領域であってよい。第1領域は、第1発光領域EA1及び第1非発光領域NEA1と対応して発光に寄与できる。第1電極141aの第2領域は、第1傾斜面SLO1と対応し、第2傾斜面SLO2を含む領域であってよい。第2領域は、第2発光領域EA2と対応して光反射に寄与できる。第1電極141aは、第2領域の第2傾斜面SLO2によって側面鏡形状を有することで、表示装置100の光抽出効率を向上させることができる。第1電極141aの第3領域は、突出部132の上面に配置された平坦な領域であってよい。第3領域は、第2非発光領域NEA2と対応し得る。第1電極141aの第1領域、第2領域及び第3領域は、同じ工程により一つの構成に蒸着され得る。
バンク150は、有機物からなり得る。例えば、バンク150は、ポリイミド、アクリルまたはベンゾシクロブテン系樹脂等のような有機物からなってもよいが、これに限定されるものではない。即ち、バンク150は、無機物からなってもよい。
有機層142aは、第1電極141a及びバンク150上に配置される。例えば、有機層142aは、第1発光領域EA1では第1電極141a上に配置され、非開口領域ではバンク150上に配置される。具体的に、有機層142aは、非開口領域でバンク150の第3傾斜面SLO3及びバンク150の上面の一部上に配置され得る。有機層142aは、第1電極141a及びバンク150の形状に沿って配置され得る。有機層142aは、複数のサブ画素SPそれぞれと対応するようにパターニングされ得る。有機層142aは、特定色相の光を発光できる。図2の第1サブ画素SP1は、赤色サブ画素であるので、第1サブ画素SP1に配置された第1発光素子140aは、赤色発光素子であり、有機層142aは、赤色光を発光する赤色発光層を含むことができる。また、有機層142aは、正孔輸送層、正孔注入層、正孔阻止層、電子注入層、電子阻止層、電子輸送層等のような多様な層をさらに含んでもよい。
第2電極143aは、有機層142a及びバンク150上に配置される。第2電極143aは、有機層142aの形状に沿って配置され得る。第2電極143aは、複数のサブ画素SP全体と対応する共通の単一層に形成され得る。第2電極143aは、有機層142aに電子を供給するので、仕事関数の低い導電性物質からなり得る。第2電極143aは、第1発光素子140aのカソードであってよい。第2電極143aは、インジウムスズ酸化物(Indium Tin Oxide、ITO)、インジウム亜鉛酸化物(Indium Zinc Oxide、IZO)等のような透明導電性物質またはMgAgのような金属合金やイッテルビウム(Yb)合金等で形成され得、金属ドーピング層がさらに含まれてもよく、これに制限されない。
一方、図面に示されてはいないが、第1発光素子140a上には、水分に脆弱な第1発光素子140aを水分に露出されないように保護するための封止部が形成され得る。封止部は、外部から表示装置100の内部に浸透する酸素と水分を遮断することができる。封止部は、無機層と有機層が交互に積層された構造を有し得るが、これに制限されない。
図3は、図1のIII-III’に沿った表示装置の断面図である。図4は、図3の概略的な平面図である。図4においては、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3それぞれの突出部132による開口領域及びバンク150による開口領域だけが簡略に示された。図4においては、それぞれの開口領域が六角形の形態を有するものと示されたが、本発明は、これに制限されるものではない。
図3を参照すると、複数のサブ画素SPは、第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2及び第3サブ画素SP3を含む。第1サブ画素SP1は、赤色サブ画素で構成され、第2サブ画素SP2は、緑色サブ画素で構成され、第3サブ画素SP3は、青色サブ画素で構成される。それぞれのサブ画素SP1、SP2、SP3は、互いに異なる色の光を発光することを除いては、図2に示された第1サブ画素SPと同じ構造を有するので、重複した説明は省略する。
第1サブ画素SP1は、赤色発光素子である第1発光素子140aを含む。第1発光素子140aは、第1電極141a、有機層142a及び第2電極143aを含むことができる。ここで、有機層142aは、赤色光を発光する赤色発光層を含むことができる。
第2サブ画素SP2は、緑色発光素子である第2発光素子140bを含む。第2発光素子140bは、第1電極141b、有機層142b及び第2電極143bを含むことができる。ここで、有機層142bは、緑色光を発光する緑色発光層を含むことができる。
第3サブ画素SP3は、青色発光素子である第3発光素子140cを含む。第3発光素子140cは、第1電極141c、有機層142c及び第2電極143cを含むことができる。ここで、有機層142cは、青色光を発光する青色発光層を含むことができる。
本発明の一実施例に係る表示装置100は、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3の発光素子140a、140b、140cが側面鏡形状のアノードを含むように構成される。即ち、側面鏡形状の第1電極141a、141b、141cによって表示装置の内部に閉じ込められる光が外部に抽出されることで光抽出効率が改善され、消費電力が向上し得る。
第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2及び第3サブ画素SP3それぞれで突出部132の側面とバンク150の側面との間の距離は異なるように構成され得る。具体的に、第1傾斜面SLO1と第3傾斜面SLO2との間の距離は、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3ごとに異なるように構成され得る。例えば、第1サブ画素SP1で第1傾斜面SLO1と第3傾斜面SLO2は、第1距離d1を有するように離隔され得る。第2サブ画素SP2で第1傾斜面SLO1と第3傾斜面SLO2は、第2距離d2を有するように離隔され得る。第3サブ画素SP3で第1傾斜面SLO1と第3傾斜面SLO2は、第3距離d3を有するように離隔され得る。
ここで、それぞれの距離d1、d2、d3は、基板110の上面と平行な方向である第1方向での距離であってよい。また、それぞれの距離d1、d2、d3は、突出部132の側面と対応する第1電極141a、141b、141cの幅とバンク150の幅の和を意味し得る。即ち、それぞれの距離d1、d2、d3は、突出部132の側面に配置される第1電極141a、141b、141cの傾斜した領域の幅と第1電極141a、141b、141cの傾斜した領域をカバーするバンク150の傾斜した領域の幅を足した値であってよい。第1電極141a、141b、141cは、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3で類似した厚さ及び幅を有するので、バンク150の傾斜した領域の幅は、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3ごとに互いに異なるように構成され得る。ここで、第1電極141a、141b、141cの幅及びバンク150の幅もまた第1方向での幅であってよい。
第1距離d1は、第2距離d2及び第3距離d3より大きく構成され得る。また、第2距離d2は、第3距離d3より大きく構成され得る。即ち、第1距離d1、第2距離d2及び第3距離d3のうち第1距離d1が最も大きく、第3距離d3が最も小さい。また、バンク150の傾斜した領域の幅は、第1サブ画素SP1で最も大きく、第3サブ画素SP3で最も小さい。このとき、第1距離d1は、2.5μm以上であってよい。また、第2距離d2は、1.5μm~2.5μmであってよい。また、第3距離d3は、1μm~2μmであってよい。
第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2及び第3サブ画素SP3ごとに距離d1、d2、d3が異なるように設計することで、それぞれのサブ画素SP1、SP2、SP3の輝度視野角と色視野角を向上させることができる。ここで、輝度視野角は、視野角が変化することによる輝度偏差を意味し、色視野角は、視野角が変化することによる色変化を意味する。そこで、輝度視野角が向上する場合、視野角が変わっても輝度偏差が最小化され、側面視認性が向上し得る。特に、サブ画素SP1、SP2、SP3ごとに距離d1、d2、d3が異なるように設計することで、視野角によってカラーシフト(color shift)が発生することを最小化し、色視野角を向上させることができる。
一方、図3及び図4を参照すると、第1サブ画素SP1でバンク150による開口領域の幅BWa、第2サブ画素SP2でバンク150による開口領域の幅BWb及び第3サブ画素SP3でバンク150による開口領域の幅BWcは、いずれも同一に構成され得る。ここで、バンク150による開口領域は、それぞれのサブ画素SP1の第1発光領域EA1に対応し得る。即ち、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3の第1発光領域EA1の幅BWa、BWb、BWcは、いずれも同一であってよい。このような場合、オーバーコーティング層130の凹部の幅OWa、OWb、OWcは、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3ごとに異なるようになされ得る。即ち、第1サブ画素SP1の凹部の幅OWaは、第2サブ画素SP2の凹部の幅OWbより大きく、第2サブ画素SP2の凹部の幅OWbは、第3サブ画素SP3の凹部の幅OWcより大きい。
ただし、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3の凹部の幅OWa、OWb、OWcがいずれも同一であり、第1発光領域EA1の幅BWa、BWb、BWcが複数のサブ画素SP1、SP2、SP3ごとに異なるようになされてもよい。このような場合、第1サブ画素SP1の第1発光領域EA1の幅BWaは、第2サブ画素SP2の第1発光領域EA1の幅BWbより小さく、第2サブ画素SP2の第1発光領域EA1の幅BWbは、第3サブ画素SP3の第1発光領域EA1の幅BWcより小さい。
第1発光領域EA1の幅BWa、BWb、BWcを凹部の幅OWa、OWb、OWcで除した値が大きいほど第1発光領域EA1と第2発光領域EA2との間の距離が近くなり、第1非発光領域NEA1の幅が小さくなる。また、凹部の幅OWa、OWb、OWcから第1発光領域EA1の幅BWa、BWb、BWcを差し引いた値が小さいほど第1発光領域EA1と第2発光領域EA2との間の距離が近くなり、第1非発光領域NEA1の幅が小さくなる。
図5は、視野角による輝度変化を示すグラフである。具体的に、図5(a)は、赤色サブ画素での視野角による輝度変化を示したものであり、図5(b)は、緑色サブ画素での視野角による輝度変化を示したものであり、図5(c)は、青色サブ画素での視野角による輝度変化を示したものである。ここで、赤色サブ画素の発光素子の最大波長は、624nmであり、半値幅は、26nmに構成された。緑色サブ画素の発光素子の最大波長は、532nmであり、半値幅は、25nmに構成された。青色サブ画素の発光素子の最大波長は、464nmであり、半値幅は、16nmに構成された。
比較例1は、赤色サブ画素、緑色サブ画素及び青色サブ画素がいずれも側面鏡形状のアノードを含まない場合である。即ち、比較例1のサブ画素は、オーバーコーティング層が突出部を含まずにベース部だけで構成され、アノードは、傾斜した領域を含まずに平坦な領域だけで構成される。1μm、1.5μm、2μm及び3μmは、側面鏡形状のアノードを含むサブ画素で突出部の側面である第1傾斜面とバンクの側面である第3傾斜面との間の距離である。以下においては、説明の便宜のために、第1傾斜面と第3傾斜面との間の距離を略して「距離」と記載する。
図5を参照すると、側面鏡形状のアノードを含む場合、側面鏡形状のアノードを含まない場合に比してサブ画素のいずれでも輝度視野角が改善される。ただし、サブ画素ごとに輝度視野角特性に最も優れる距離は異なる。例えば、赤色サブ画素では、距離が1μmである時に輝度視野角特性に最も優れ、緑色サブ画素では、距離が2μmである時に輝度視野角特性に最も優れ、青色サブ画素では、距離が2μmである時に輝度視野角特性に最も優れる。また、視野角による輝度値は、サブ画素及び距離ごとに異なる。例えば、視野角30゜を基準に、距離が1μmである赤色サブ画素の輝度値と距離が2μmである緑色サブ画素の輝度値と距離が2μmである青色サブ画素の輝度値は全て異なる。仮に、いずれか一つのサブ画素の輝度値が他のサブ画素の輝度値より相対的に高いか低く構成される場合、カラーシフトが発生して視野角によって色が変化する問題が発生し得る。例えば、赤色サブ画素の輝度値が相対的に高くなる場合、赤色サブ画素そのものの個別的な輝度視野角は向上し得るが、複数のサブ画素が共に発光する場合、カラーシフトが発生して全体的な色視野角は低下し得る。
本発明の一実施例に係る表示装置100は、第1サブ画素SP1での第1距離d1が第2サブ画素SP2での第2距離d2及び第3サブ画素SP3での第3距離d3より大きく構成され得る。また、第2サブ画素SP2での第2距離d2は、第3サブ画素SP3での第3距離d3より大きく構成され得る。従って、表示装置100の輝度視野角を改善させると同時にカラーシフトの発生を最小化することができる。具体的に、第1距離d1、第2距離d2及び第3距離d3のうち第1距離d1が最も大きく、第3距離d3が最も小さい場合、サブ画素SP1、SP2、SP3それぞれの視野角による輝度値が類似し得る。そこで、視野角によって色が変わることが最小化され、色視野角が改善され得る。従って、輝度視野角と色視野角をいずれも改善することで、表示装置100の表示品質を向上させることができる。
図6は、本発明の他の実施例に係る表示装置の断面図である。図6の表示装置600は、図1乃至図4の表示装置100と比較して突出部132の側面とバンク650の側面との間の距離を除いては実質的に同一であるので、重複した説明は省略する。
図6を参照すると、表示装置600は、赤色光を発光する第1発光素子140aを含む第1サブ画素SP1、緑色光を発光する第2発光素子140bを含む第2サブ画素SP2、及び青色光を発光する第3発光素子140cを含む第3サブ画素SP3を含む。
第1サブ画素SP1、第2サブ画素SP2及び第3サブ画素SP3それぞれでオーバーコーティング層130の側面とバンク650の側面との間の距離は異なるように構成され得る。具体的に、突出部132の側面とバンク650の側面との間の距離は、複数のサブ画素SP1、SP2、SP3ごとに異なるように構成され得る。例えば、第1サブ画素SP1で突出部132の側面とバンク650の側面は、第1距離d1を有するように離隔され得る。第2サブ画素SP2で突出部132の側面とバンク650の側面は、第2距離d2を有するように離隔され得る。第3サブ画素SP3で突出部132の側面とバンク650の側面は、第3距離d3を有するように離隔され得る。
第1距離d1は、第2距離d2及び第3距離d3より大きく構成され得る。また、第2距離d2は、第3距離d3と同一に構成され得る。即ち、第1距離d1、第2距離d2及び第3距離d3のうち第1距離d1が最も大きく、第2距離d2と第3距離d3は同一に構成され得る。そこで、バンク650の傾斜した領域の幅は、第1サブ画素SP1で最も大きく、第2サブ画素SP2と第3サブ画素SP3では同一である。このとき、第1距離d1は、2.5μm以上であってよい。また、第2距離d2は、1.5μm~2.5μmであってよい。また、第3距離d3は、1μm~2μmであってよい。
本発明の他の実施例に係る表示装置600は、第1距離d1、第2距離d2及び第3距離d3を適切に調節することで輝度視野角と色視野角を同時に向上させることができる。具体的に、側面鏡形状の第1電極141a、141b、141cを通して光抽出効率を向上させ、視野角による輝度偏差を改善できる。また、第1距離d1、第2距離d2及び第3距離d3のうち第1距離d1が最も大きく、第2距離d2と第3距離d3が同一である場合、サブ画素SP1、SP2、SP3それぞれの視野角による輝度値が類似し得る。そこで、視野角によって色が変わることが最小化され、色視野角が改善され得る。従って、輝度視野角と色視野角をいずれも改善することで、表示装置600の表示品質を向上させることができる。
図7は、視野角による輝度変化を示すグラフである。図7の比較例1は、図5の比較例1と同一である。図7の実施例1は、赤色サブ画素の突出部の側面とバンクの側面との間の距離が3μmに構成され、緑色サブ画素の突出部の側面とバンクの側面との間の距離が2μmに構成され、青色サブ画素の突出部の側面とバンクの側面との間の距離が1.5μmに構成される。それぞれのサブ画素の発光素子の最大波長と半値幅は、図5において設定されたものと同一に設定された。
表1は、比較例1及び実施例1の視野角による輝度とカラーシフトの程度を示したものである。ここで、カラーシフトは、JND値として表現されており、JNDは、色の変化を示す数値である。具体的に、JND値が増加するほどユーザが色の変化をさらに明らかに認知できる。
Figure 2023070156000002
図7及び表1を参照すると、視野角30゜、45゜、60゜それぞれで比較例1に対比して実施例1の輝度が向上することが分かる。具体的に、視野角30゜、45゜、60゜それぞれで実施例1の輝度は、比較例1の輝度に対比して略5.3%、17.3%、38.1%増加した値を有する。従って、実施例1は、正面での輝度と側面での輝度との間の偏差が改善され得る。即ち、実施例1は、輝度視野角が改善されて側面視認性が向上し得る。また、表1を参照すると、視野角30゜、45゜、60゜それぞれで比較例1に対比して実施例1のJND値が減少することを確認することができる。特に、実施例1は、視野角45゜、60゜でJND値が相当減少する。従って、実施例1は、正面で視認される色と側面で視認される色との間の変化が改善され得る。即ち、実施例1は、色視野角が改善されて表示品質が向上し得る。
図8は、視野角によるカラーシフトを示すグラフである。具体的に、図8(a)は、比較例2の視野角によるカラーシフトを示したものであり、図8(b)は、比較例3の視野角によるカラーシフトを示したものであり、図8(c)は、実施例1の視野角によるカラーシフトを示したものであり、図8(d)は、実施例2の視野角によるカラーシフトを示したものである。図8は、色座標を示すものであって、図面上に表現されてはいないが、左側上部は緑色、右側上部は黄色、右側下部は赤色、左側下部は青色を意味する。スペック(spec)線は、最適な条件を示すものであって、スペック線から外れるほど色変化が激しいと判断できる。例えば、スペック線から70%が越える場合、ユーザが色の変化をより明らかに認知可能であって不良と判断できる。
比較例2は、赤色サブ画素、緑色サブ画素及び青色サブ画素の突出部の側面とバンクの側面との間の距離がいずれも同一に1.5μmに構成された。比較例3は、赤色サブ画素と緑色サブ画素の突出部の側面とバンクの側面との間の距離が同一に1μmに構成され、青色サブ画素の突出部の側面とバンクの側面との間の距離は3μmに構成された。実施例1は、図7の実施例1と同一である。実施例2は、赤色サブ画素の突出部の側面とバンクの側面との間の距離が3μmに構成され、緑色サブ画素の突出部の側面とバンクの側面との間の距離が2μmに構成され、青色サブ画素の突出部の側面とバンクの側面との間の距離が2μmに構成された。それぞれのサブ画素の発光素子の最大波長と半値幅は、図5において設定されたものと同一に設定された。
図8を参照すると、比較例2と比較例3の場合、視野角30゜、45゜、60゜のいずれでもスペック線を外れるようにカラーシフトが発生した。即ち、比較例2のように、突出部の側面とバンクの側面との間の距離が赤色、緑色及び青色サブ画素でいずれも同一に構成される場合、ユーザが明らかに認知する程度にカラーシフトが発生することが分かる。また、比較例3のように、赤色、緑色及び青色サブ画素のうち青色サブ画素で突出部の側面とバンクの側面との間の距離が最も大きい場合、ユーザが明らかに認知する程度にカラーシフトが発生することが分かる。実施例1と実施例2の場合、比較例2と比較例3に比してカラーシフトが最小化される。特に、カラーシフトの程度がスペック線をほとんど外れないようになされるので、ユーザは、視野角による色変化をほとんど認知できないか、微細に感じることができる。従って、赤色、緑色及び青色サブ画素のうち赤色サブ画素での第1距離を最も大きくし、青色サブ画素での第3距離を最も小さくする場合、視野角によるカラーシフトが最小化され、色視野角が改善され得る。または、赤色、緑色及び青色サブ画素のうち赤色サブ画素での第1距離を最も大きくし、緑色及び青色サブ画素での第2距離と第3距離を同一にする場合、視野角によるカラーシフトが最小化され、色視野角が改善され得る。
本発明の実施態様は、下記のように記載することもできる。
本発明の態様によれば、表示装置は、複数のサブ画素を含む基板;前記基板上に配置され、ベース部及び突出部を含むオーバーコーティング層;前記ベース部及び前記突出部を覆うように配置される第1電極;前記第1電極の一部上に配置されるバンク;前記第1電極及び前記バンク上に配置される有機層;及び前記有機層上に配置される第2電極を含み、前記突出部の側面と前記バンクの側面との間の距離は、前記複数のサブ画素ごとに異なるように構成される。
本発明の他の特徴によれば、前記複数のサブ画素は、第1サブ画素、第2サブ画素及び第3サブ画素を含み、前記第1サブ画素の前記突出部の側面と前記バンクの側面は、第1距離を有するように離隔され、前記第2サブ画素の前記突出部の側面と前記バンクの側面は、第2距離を有するように離隔され、前記第3サブ画素の前記突出部の側面と前記バンクの側面は、第3距離を有するように離隔され得る。
本発明のまた他の特徴によれば、前記第1距離は、前記第2距離及び前記第3距離より大きくてよい。
本発明のまた他の特徴によれば、前記第2距離は、前記第3距離より大きくてよい。
本発明のまた他の特徴によれば、前記第2距離は、前記第3距離と同一であってよい。
本発明のまた他の特徴によれば、前記第1距離は、2.5μm以上であってよい。
本発明のまた他の特徴によれば、前記第2距離は、1.5μm~2.5μmであってよい。
本発明のまた他の特徴によれば、前記第3距離は、1μm~2μmであってよい。
本発明のまた他の特徴によれば、前記第1サブ画素は赤色サブ画素であり、前記第2サブ画素は緑色サブ画素であり、前記第3サブ画素は青色サブ画素であってよい。
本発明のまた他の特徴によれば、前記距離は、前記基板の上面と平行な方向の距離であってよい。
本発明の他の態様によれば、表示装置は、複数のサブ画素を含む基板;前記基板上に配置され、ベース部及び突出部を含むオーバーコーティング層;前記ベース部及び前記突出部を覆うように配置される第1電極;前記第1電極の一部上に配置されるバンク;前記第1電極及び前記バンク上に配置される有機層;及び前記有機層上に配置される第2電極を含み、前記突出部の側面と対応する前記バンクの幅は、前記複数のサブ画素ごとに異なるように構成される。
本発明の他の特徴によれば、前記複数のサブ画素は、赤色サブ画素、緑色サブ画素及び青色サブ画素を含み、前記突出部の側面と対応する前記バンクの幅は、前記赤色サブ画素で最も大きくてよい。
本発明のまた他の特徴によれば、前記複数のサブ画素は、赤色サブ画素、緑色サブ画素及び青色サブ画素を含み、前記突出部の側面と対応する前記バンクの幅は、前記青色サブ画素で最も小さくてよい。
本発明のまた他の特徴によれば、前記複数のサブ画素は、赤色サブ画素、緑色サブ画素及び青色サブ画素を含み、前記突出部の側面と対応する前記バンクの幅は、前記緑色サブ画素及び前記青色サブ画素で互いに同一であってよい。
本発明のまた他の特徴によれば、前記バンクの幅は、前記基板の上面と平行な方向の距離であってよい。
本発明のまた他の態様によれば、表示装置は、複数のサブ画素を含む基板;前記基板上に配置され、凹部を有するオーバーコーティング層;前記凹部を覆うように配置される第1電極;開口領域を通して前記第1電極の一部を露出させるバンク;前記第1電極上に配置される有機層;及び前記有機層上に配置される第2電極を含み、前記複数のサブ画素のうち少なくとも二つのサブ画素は、前記凹部の幅から前記開口領域の幅を差し引いた値が互いに異なるように構成される。
本発明の他の特徴によれば、前記凹部は、傾斜面を含み、前記複数のサブ画素それぞれは、前記開口領域と対応する第1発光領域及び前記傾斜面と対応する第2発光領域を含むことができる。
本発明のまた他の特徴によれば、前記複数のサブ画素のうち少なくとも二つのサブ画素は、前記第1発光領域と前記第2発光領域との間の距離が異なるように構成され得る。
本発明のまた他の態様によれば、表示装置は、基板上のオーバーコーティング層;及び、前記オーバーコーティング層上に配置され、第1電極、前記第1電極上の有機層及び前記有機層上の第2電極を含む複数の発光素子を含み、前記第1電極は、第1部分、前記第1部分の第1側面で前記第1部分に対して傾斜した第2部分及び前記第1部分の第2側面で前記第1部分に対して傾斜した第3部分を含み、前記有機層は、第1パート、前記第1パートの第1側面で前記第1パートに対して傾斜した第2パート及び前記第1パートの第2側面で前記第1パートに対して傾斜した第3パートを含み、前記複数の発光素子どうしで互いに異なる距離だけ、前記有機層の第1パートは前記第1電極の第1部分より小さな幅を有し、前記第2電極は、第1領域、前記第1領域の第1側面で前記第1領域に対して傾斜した第2領域及び前記第1領域の第2側面で前記第1領域に対して傾斜した第3領域を含む。
本発明の他の特徴によれば、前記複数の発光素子は、第1発光素子、第2発光素子及び第3発光素子を含み、前記第1発光素子の前記距離は、前記第2発光素子と前記第3発光素子の前記距離より大きくてよい。
本発明のまた他の特徴によれば、前記第2発光素子の前記距離は、前記第3発光素子の前記距離と同一であるか大きくてよい。
本発明のまた他の特徴によれば、前記第1発光素子は赤色を発光し、前記第2発光素子は緑色を発光し、前記第3発光素子は青色を発光し得る。
本発明のまた他の特徴によれば、前記複数の発光素子それぞれは、前記第1電極の前記第2部分と前記有機層の前記第2、3パートとの間に配置されるバンクをさらに含み、前記バンクの少なくとも一部は、前記第1電極の前記第1部分に対して傾斜し得る。
以上、添付の図面を参照して、本発明の実施例をさらに詳細に説明したが、本発明は、必ずしもこのような実施例に限定されるものではなく、本発明の技術思想を外れない範囲内で多様に変形実施され得る。従って、本発明に開示された実施例は、本発明の技術思想を制限するためのものではなく、説明するためのものであり、このような実施例によって本発明の技術思想の範囲が制限されるものではない。それゆえ、以上において記述した実施例は、全ての面で例示的なものであり、制限的ではないものと理解すべきである。本発明の保護範囲は、下記の請求の範囲によって解釈されるべきであり、それと同等な範囲内にある全ての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。

Claims (23)

  1. 複数のサブ画素を含む基板、
    前記基板上に配置され、ベース部及び突出部を含むオーバーコーティング層、
    前記ベース部及び前記突出部を覆うように配置される第1電極、
    前記第1電極の一部上に配置されるバンク、
    前記第1電極及び前記バンク上に配置される有機層、及び
    前記有機層上に配置される第2電極を含み、
    前記突出部の側面と前記バンクの側面との間の距離は、前記複数のサブ画素ごとに異なるように構成される、表示装置。
  2. 前記複数のサブ画素は、第1サブ画素、第2サブ画素及び第3サブ画素を含み、
    前記第1サブ画素の前記突出部の側面と前記バンクの側面は、第1距離を有するように離隔され、
    前記第2サブ画素の前記突出部の側面と前記バンクの側面は、第2距離を有するように離隔され、
    前記第3サブ画素の前記突出部の側面と前記バンクの側面は、第3距離を有するように離隔される、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1距離は、前記第2距離及び前記第3距離より大きい、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第2距離は、前記第3距離より大きい、請求項2に記載の表示装置。
  5. 前記第2距離は、前記第3距離と同一である、請求項2に記載の表示装置。
  6. 前記第1距離は、2.5μm以上である、請求項2に記載の表示装置。
  7. 前記第2距離は、1.5μm~2.5μmである、請求項2に記載の表示装置。
  8. 前記第3距離は、1μm~2μmである、請求項2に記載の表示装置。
  9. 前記第1サブ画素は赤色サブ画素であり、前記第2サブ画素は緑色サブ画素であり、前記第3サブ画素は青色サブ画素である、請求項2に記載の表示装置。
  10. 前記距離は、前記基板の上面と平行な方向の距離である、請求項1に記載の表示装置。
  11. 複数のサブ画素を含む基板、
    前記基板上に配置され、ベース部及び突出部を含むオーバーコーティング層、
    前記ベース部及び前記突出部を覆うように配置される第1電極、
    前記第1電極の一部上に配置されるバンク、
    前記第1電極及び前記バンク上に配置される有機層、及び
    前記有機層上に配置される第2電極を含み、
    前記突出部の側面と対応する前記バンクの幅は、前記複数のサブ画素ごとに異なるように構成される、表示装置。
  12. 前記複数のサブ画素は、赤色サブ画素、緑色サブ画素及び青色サブ画素を含み、
    前記突出部の側面と対応する前記バンクの幅は、前記赤色サブ画素で最も大きい、請求項11に記載の表示装置。
  13. 前記複数のサブ画素は、赤色サブ画素、緑色サブ画素及び青色サブ画素を含み、
    前記突出部の側面と対応する前記バンクの幅は、前記青色サブ画素で最も小さい、請求項11に記載の表示装置。
  14. 前記複数のサブ画素は、赤色サブ画素、緑色サブ画素及び青色サブ画素を含み、
    前記突出部の側面と対応する前記バンクの幅は、前記緑色サブ画素及び前記青色サブ画素で互いに同一である、請求項11に記載の表示装置。
  15. 前記バンクの幅は、前記基板の上面と平行な方向の距離である、請求項11に記載の表示装置。
  16. 複数のサブ画素を含む基板、
    前記基板上に配置され、凹部を有するオーバーコーティング層、
    前記凹部を覆うように配置される第1電極、
    開口領域を通して前記第1電極の一部を露出させるバンク、
    前記第1電極上に配置される有機層、及び
    前記有機層上に配置される第2電極を含み、
    前記複数のサブ画素のうち少なくとも二つのサブ画素は、前記凹部の幅から前記開口領域の幅を差し引いた値が互いに異なるように構成される、表示装置。
  17. 前記凹部は、傾斜面を含み、
    前記複数のサブ画素それぞれは、前記開口領域と対応する第1発光領域及び前記傾斜面と対応する第2発光領域を含む、請求項16に記載の表示装置。
  18. 前記複数のサブ画素のうち少なくとも二つのサブ画素は、前記第1発光領域と前記第2発光領域との間の距離が異なるように構成される、請求項17に記載の表示装置。
  19. 基板上のオーバーコーティング層、及び
    前記オーバーコーティング層上に配置され、第1電極、前記第1電極上の有機層及び前記有機層上の第2電極を含む複数の発光素子を含み、
    前記第1電極は、第1部分、前記第1部分の第1側面で前記第1部分に対して傾斜した第2部分及び前記第1部分の第2側面で前記第1部分に対して傾斜した第3部分を含み、
    前記有機層は、第1パート、前記第1パートの第1側面で前記第1パートに対して傾斜した第2パート及び前記第1パートの第2側面で前記第1パートに対して傾斜した第3パートを含み、
    前記複数の発光素子どうしで互いに異なる距離だけ、前記有機層の第1パートは前記第1電極の第1部分より小さな幅を有し、
    前記第2電極は、第1領域、前記第1領域の第1側面で前記第1領域に対して傾斜した第2領域及び前記第1領域の第2側面で前記第1領域に対して傾斜した第3領域を含む、表示装置。
  20. 前記複数の発光素子は、第1発光素子、第2発光素子及び第3発光素子を含み、
    前記第1発光素子の前記距離は、前記第2発光素子と前記第3発光素子の前記距離より大きい、請求項19に記載の表示装置。
  21. 前記第2発光素子の前記距離は、前記第3発光素子の前記距離と同一であるか大きい、請求項20に記載の表示装置。
  22. 前記第1発光素子は赤色を発光し、前記第2発光素子は緑色を発光し、前記第3発光素子は青色を発光する、請求項20に記載の表示装置。
  23. 前記複数の発光素子それぞれは、前記第1電極の前記第2部分と前記有機層の前記第2、3パートとの間に配置されるバンクをさらに含み、前記バンクの少なくとも一部は、前記第1電極の前記第1部分に対して傾斜した、請求項19に記載の表示装置。
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