JP2023068978A - 制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理を実行する処理器を介して流れる電流経路において、処理器の下流側に配置されている端子の電圧の上昇を抑制する制御装置を提供する。【解決手段】車両用の制御装置11では、マイコン30を介して流れる電流の電流経路において、マイコン30の下流側に第1端子G1が配置される。マイコン30及び第1端子G1間の接続ノードに接続ダイオード34のアノードが接続される。接続ダイオード34のカソードに接続スイッチ22の一端が接続される。接続スイッチ22の他端に第2端子G2が接続される。切替え回路35は、第2端子G2の電位を基準電位とした第1端子G1の電圧が閾値以上の値に上昇した場合、接続スイッチ22をオフからオンに切替える。【選択図】図2

Description

本開示は制御装置に関する。
特許文献1には、電源から負荷への給電を制御する制御装置が開示されている。この制御装置では、電源から負荷に流れる電流の電流経路にスイッチが配置されている。スイッチは、IC(Integrated Circuit)が出力した信号に応じてオン又はオフに切替わる。ICは、電源の正極と、グランド端子とに接続されている。グランド端子はグランドに接続されている。電源の正極から、電流はIC、グランド端子及びグランドの順に流れる。これにより、ICに電力が供給される。
特開2014-103507号公報
特許文献1では、グランド端子及びグランドの接続が外れた場合、グランドの電位を基準電位としたグランド端子の電圧が上昇する。グランドの電位を基準電位としたグランド端子の電圧が上昇した場合、ICに印加される電圧が低下する。電圧の低下幅が大きい場合、ICが適切な動作を行わない可能性がある。
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、処理を実行する処理器を介して流れる電流経路において、処理器の下流側に配置されている端子の電圧の上昇を抑制する制御装置を提供することにある。
本開示の一態様に係る制御装置は、車両用の制御装置であって、処理を実行する処理器と、前記処理器を介して流れる電流の電流経路にて前記処理器の下流側に配置される第1端子と、前記処理器及び第1端子間の接続ノードにアノードが接続されるダイオードと、前記ダイオードのカソードに一端が接続される接続スイッチと、前記接続スイッチの他端に接続される第2端子と、前記第2端子の電位を基準電位とした前記第1端子の電圧が閾値以上の値に上昇した場合に前記接続スイッチをオフからオンに切替える切替え回路とを備える。
上記の態様によれば、処理を実行する処理器を介して流れる電流経路において、処理器の下流側に配置されている端子の電圧の上昇を抑制する。
実施形態1における電源システム1の要部構成を示すブロック図である。 制御装置の回路図である。 給電制御処理を説明するためのタイミングチャートである。 切替え回路の回路図である。 切替え回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。 制御装置の構成部の配置の説明図である。 実施形態2における制御装置の回路図である。 切替え回路の回路図である。 切替え回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本開示の一態様に係る制御装置は、車両用の制御装置であって、処理を実行する処理器と、前記処理器を介して流れる電流の電流経路にて前記処理器の下流側に配置される第1端子と、前記処理器及び第1端子間の接続ノードにアノードが接続されるダイオードと、前記ダイオードのカソードに一端が接続される接続スイッチと、前記接続スイッチの他端に接続される第2端子と、前記第2端子の電位を基準電位とした前記第1端子の電圧が閾値以上の値に上昇した場合に前記接続スイッチをオフからオンに切替える切替え回路とを備える。
上記の態様にあっては、第1端子及び第2端子それぞれは共通の導体に接続される。電流は、処理器、第1端子及び導体の順に流れ、処理器に電力が供給される。例えば、第1端子及び導体の接続が外れた場合、第2端子の電位を基準電位としたる第1端子の電圧が上昇する。第2端子の電位を基準電位とした第1端子の電圧が閾値以上の値に上昇した場合、切替え回路は接続スイッチをオンに切替える。接続スイッチがオンである場合、電流は、処理器、ダイオード、接続スイッチ、第2端子及び導体の順に流れる。
この場合、第2端子の電位を基準電位とした第1端子の電圧は順方向電圧である。従って、第2端子の電位を基準電位とした第1端子の電圧が上昇した場合であっても、第2端子の電位を基準電位とした第1端子の電圧は、閾値及び順方向電圧中の大きい電圧を超えることはなく、抑制される。
(2)本開示の一態様に係る制御装置は、直流電源から負荷への給電経路に配置される給電スイッチを備え、前記処理器は、前記給電スイッチのオン又はオフへの切替えを指示する。
上記の態様にあっては、処理器は、給電スイッチのオン又はオフへの切替えを指示することによって、直流電源から負荷への給電を制御する。
(3)本開示の一態様に係る制御装置は、前記処理器が配置される第1基板と、前記第1基板とは異なり、前記給電スイッチが配置される第2基板とを備える。
上記の態様にあっては、処理器及び給電スイッチそれぞれは、第1基板及び第2基板に配置されている。従って、第2基板を変更することによって、処理器を変更することなく、給電スイッチを変更することができる。
(4)本開示の一態様に係る制御装置は、前記給電スイッチ及び負荷間の接続ノードにカソードが接続されている第2のダイオードと、前記第2のダイオードのアノード、及び、前記第2端子間に接続されている第2の接続スイッチとを備え、前記負荷はインダクタを有する。
上記の態様にあっては、負荷に電力が供給されている間、負荷のインダクタにエネルギーが蓄えられる。第2端子及び負荷の一端が導体に接続されている場合において、第2の接続スイッチがオンであるとき、負荷の一端から、電流は、導体、第2端子、第2の接続スイッチ、第2のダイオード及び負荷の他端の順に流れる。これにより、インダクタに蓄えられているエネルギーが放出される。
(5)本開示の一態様に係る制御装置では、前記処理器は、前記給電スイッチのオンへの切替えを指示する場合に前記第2の接続スイッチのオンへの切替えを指示し、前記給電スイッチのオフへの切替えを指示する場合に前記第2の接続スイッチのオフへの切替えを指示する。
上記の態様にあっては、第2端子及び負荷の一端が導体に接続されている場合において、給電スイッチ及び第2の接続スイッチそれぞれがオン及びオフであるとき、給電スイッチを介して直流電源から負荷に電力が供給される。負荷のインダクタにエネルギーが蓄えられる。給電スイッチ及び第2の接続スイッチそれぞれがオフ及びオフに切替わった場合、インダクタに蓄えられているエネルギーが放出される。
(6)本開示の一態様に係る制御装置は、前記第1端子の電位を基準電位とした直流電源の電源電圧を目標電圧に降圧し、前記目標電圧を前記処理器に印加するレギュレータを備え、前記切替え回路は、前記電源電圧が前記目標電圧以上である状態で前記接続スイッチをオフからオンに切替える。
上記の態様にあっては、切替え回路は、第1端子の電位を基準電位とした電源電圧が目標電圧未満の値に低下する前に、接続スイッチをオフからオンに切替える。このため、第2端子の電位を基準電位とした第1端子の電圧が上昇した場合であっても、レギュレータは処理器に目標電圧を印加し続ける。
(7)本開示の一態様に係る制御装置は、前記第2端子に一端が接続される抵抗を備え、前記接続スイッチは、制御端を有し、前記抵抗の他端は前記接続スイッチの前記制御端に接続され、前記接続スイッチは、前記第2端子の電位を基準電位とした前記制御端の電圧が所定電圧以上の値に上昇した場合にオフからオンに切替わり、前記切替え回路は、電流が入力される入力端、及び、電流が出力される出力端を有する回路スイッチを有し、前記回路スイッチの前記出力端は、前記接続スイッチの前記制御端に接続され、前記回路スイッチの前記入力端には、回路電圧が印加されており、前記回路スイッチは、前記第2端子の電位を基準電位とした前記第1端子の電圧が前記閾値以上の値に上昇した場合にオフからオンに切替わる。
上記の態様にあっては、第2端子の電位を基準電位とした第1端子の電圧が閾値以上の値に上昇した場合、回路スイッチがオフからオンに切替わる。回路スイッチがオンである場合、電流は、回路スイッチ、抵抗及び第2端子の順に流れる。これにより、抵抗において電圧降下が生じる。結果、第2端子の電位を基準電位とした制御端の電圧が所定電圧以上の値に上昇し、接続スイッチはオフからオンに切替わる。
(8)本開示の一態様に係る制御装置では、前記回路スイッチは、第2の制御端を有し、前記回路スイッチは、前記入力端の電位を基準電位とした前記第2の制御端の電圧が第2の所定電圧以下である場合にオンであり、前記切替え回路は、前記回路スイッチの前記入力端及び第2の制御端間に接続される回路抵抗と、前記回路スイッチの前記第2の制御端、及び、前記第2端子間に接続される第2の回路スイッチとを有し、前記第2の回路スイッチは、前記第2端子の電位を基準電位とした前記第1端子の電圧が前記閾値以上の値に上昇した場合にオフからオンに切替わる。
上記の態様にあっては、第2端子の電位を基準電位とした第1端子の電圧が閾値以上の値に上昇した場合、第2の回路スイッチはオフからオンに切替わる。第2の回路スイッチがオンである場合、電流は、回路抵抗、第2の回路スイッチ及び第2端子の順に流れ、回路抵抗において電圧降下が生じる。これにより、入力端の電位を基準電位とした第2の制御端の電圧が第2の所定電圧以下の値に低下し、回路スイッチはオンに切替わる。
(9)本開示の一態様に係る制御装置では、前記第1端子の電位を基準電位とした直流電源の電源電圧を検出する電圧検出回路を備え、前記切替え回路は、前記電圧検出回路が検出した電源電圧が第3の所定電圧未満である状態で、前記第2端子の電位を基準電位とした前記第1端子の電圧が前記閾値以上の値に上昇した場合に前記接続スイッチをオフからオンに切替える。
上記の態様にあっては、第2端子の電位を基準電位とした第1端子の電圧が上昇した場合、第1端子の電位を基準電位とした電源電圧が低下する。第1端子の電位を基準電位とした電源電圧が第3の所定電圧未満である状態で、第2端子の電位を基準電位とした第1端子の電圧が閾値以上の値に上昇した場合に接続スイッチがオフからオンに切替わる。従って、第1端子の電圧が上昇した可能性が高い場合に接続スイッチがオフからオンに切替わる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示の実施形態に係る電源システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(実施形態1)
<電源システムの構成>
図1は、実施形態1における電源システム1の要部構成を示すブロック図である。電源システム1は車両Mに搭載されている。電源システム1は、直流電源10、制御装置11、誘導性負荷12及びグランド導体13を備える。直流電源10は、例えばバッテリである。誘導性負荷12は、インダクタ12aを有し、例えばモータである。グランド導体13は、例えば車両Mのボディである。グランド導体13への接続により、接地が実現される。
直流電源10の正極は制御装置11に接続されている。制御装置11は、更に、誘導性負荷12の一端と、グランド導体13とに接続されている。誘導性負荷12の他端と、直流電源10の負極とはグランド導体13に接続されている。
制御装置11は給電スイッチ20(図2参照)を有する。給電スイッチ20がオフからオンに切替わった場合、電流は、直流電源10の正極から、給電スイッチ20、誘導性負荷12及びグランド導体13の順に流れ、誘導性負荷12に電力が供給される。誘導性負荷12に電力が供給された場合、誘導性負荷12は作動する。給電スイッチ20は、直流電源10から誘導性負荷12への給電経路に配置されている。
給電スイッチ20がオンからオフに切替わった場合、直流電源10から誘導性負荷12への給電は停止する。誘導性負荷12への給電が停止した場合、誘導性負荷12は動作を停止する。制御装置11は、給電スイッチ20をオン又はオフに切替えることによって、給電スイッチ20を介した直流電源10から誘導性負荷12への給電を制御する。
<制御装置11の構成>
図2は制御装置11の回路図である。制御装置11は、給電スイッチ20に加えて、放電スイッチ21、接続スイッチ22、給電抵抗23,24、放電抵抗25,26、接続抵抗27,28、レギュレータ29、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)30、駆動回路31、反転器32、放電ダイオード33、接続ダイオード34、切替え回路35、第1端子G1、第2端子G2、電源端子Gb及び負荷端子Gfを有する。第1端子G1及び第2端子G2はグランド導体13に接続されている。電源端子Gbは直流電源10の正極に接続されている。負荷端子Gfに誘導性負荷12の一端に接続されている。前述したように、誘導性負荷12の他端はグランド導体13に接続されている。
誘導性負荷12、第1端子G1及び第2端子G2それぞれは、グランド導体13上の3つの位置に接続されている。なお、誘導性負荷12、第1端子G1及び第2端子G2中の少なくとも2つがグランド導体13上の共通の位置に接続されてもよい。
給電スイッチ20、放電スイッチ21及び接続スイッチ22それぞれは、Nチャネル型のFET(Field Effect Transistor)である。給電スイッチ20を製造した場合、寄生ダイオード20aが形成される。寄生ダイオード20aのカソード及びアノードそれぞれは、給電スイッチ20のドレイン及びソースに接続されている。給電スイッチ20のゲート及びソース間に給電抵抗23が接続されている。給電スイッチ20のゲートは、更に、給電抵抗24の一端が接続されている。
同様に、放電スイッチ21を製造した場合、寄生ダイオード21aが形成される。寄生ダイオード21aのカソード及びアノードそれぞれは、放電スイッチ21のドレイン及びソースに接続されている。放電スイッチ21のゲート及びソース間に放電抵抗25が接続されている。放電スイッチ21のゲートは、更に、放電抵抗26の一端が接続されている。接続スイッチ22を製造した場合、寄生ダイオード22aが形成される。寄生ダイオード22aのカソード及びアノードそれぞれは、接続スイッチ22のドレイン及びソースに接続されている。接続スイッチ22のゲート及びソース間に接続抵抗27が接続されている。接続スイッチ22のゲートは、更に、接続抵抗28の一端が接続されている。
給電スイッチ20のドレイン及びソースそれぞれは、電源端子Gb及び負荷端子Gfに接続されている。給電スイッチ20のドレインは、更に、レギュレータ29に接続されている。レギュレータ29は、更に、マイコン30及び第1端子G1に接続されている。駆動回路31及び反転器32それぞれは、入力端及び出力端を有する。マイコン30は、更に、駆動回路31及び反転器32の入力端と、第1端子G1とに接続されている。
駆動回路31の出力端は給電抵抗24の他端に接続されている。反転器32の出力端は放電抵抗26の他端に接続されている。マイコン30及び第1端子G1間の接続ノードに接続ダイオード34のアノードが接続されている。接続ダイオード34のカソードは、接続スイッチ22のドレインに接続されている。接続スイッチ22のソースは第2端子G2に接続されている。給電スイッチ20及び負荷端子Gf間の接続ノードに放電ダイオード33のカソードが接続されている。給電スイッチ20及び負荷端子Gf間の接続ノードは、給電スイッチ20及び誘導性負荷12間の接続ノードである。このため、放電ダイオード33は第2のダイオードとして機能する。
放電ダイオード33のアノードは、放電スイッチ21のソースに接続されている。放電スイッチ21のドレインは第2端子G2に接続されている。切替え回路35は、接続抵抗28の他端、第1端子G1及び第2端子G2に接続されている。
給電スイッチ20、放電スイッチ21及び接続スイッチ22それぞれについて、ソースの電位を基準電位としたゲートの電圧をゲート電圧と記載する。給電スイッチ20、放電スイッチ21及び接続スイッチ22それぞれは、ゲート電圧が一定電圧以上の値に上昇した場合、オフからオンに切替わる。接続スイッチ22のゲートは制御端として機能する。接続スイッチ22の一定電圧は所定電圧に相当する。給電スイッチ20、放電スイッチ21及び接続スイッチ22それぞれがオンである場合、ドレイン及びソース間の抵抗値は十分に小さい。このため、ドレイン及びソースを介して電流が流れることが可能である。一定電圧は正値である。
給電スイッチ20、放電スイッチ21及び接続スイッチ22それぞれは、ゲート電圧が一定電圧未満の値に低下した場合、オフに切替わる。給電スイッチ20、放電スイッチ21及び接続スイッチ22それぞれがオフである場合、ドレイン及びソース間の抵抗値は十分に大きい。このため、ドレイン及びソースを介して電流が流れることはない。
駆動回路31は、給電スイッチ20に関して、第2端子G2の電位を基準電位としたゲートの電圧を上昇させる。これにより、給電スイッチ20のゲート電圧は一定電圧以上の値に上昇し、給電スイッチ20はオンに切替わる。駆動回路31は、給電スイッチ20に関して、第2端子G2の電位を基準電位としたゲートの電圧を低下させる。これにより、給電スイッチ20のゲート電圧は一定電圧未満の値に低下し、給電スイッチ20はオフに切替わる。以上のように、駆動回路31は、給電スイッチ20をオン又はオフに切替える。
反転器32は、出力端から、第2端子G2の電位を基準電位としたローレベル電圧及びハイレベル電圧を出力する。反転器32が出力するローレベル電圧は、例えば0Vである。反転器32が出力するハイレベル電圧は、例えば直流電源10の両端間の電圧である。
反転器32が出力電圧をローレベル電圧からハイレベル電圧に切替えた場合、放電スイッチ21に関して、第2端子G2の電位を基準電位としたゲートの電圧が上昇する。これにより、放電スイッチ21のゲート電圧は一定電圧以上の値に上昇し、放電スイッチ21はオンに切替わる。反転器32が出力電圧をハイレベル電圧からローレベル電圧に切替えた場合、放電スイッチ21に関して、第2端子G2の電位を基準電位としたゲートの電圧が低下する。これにより、放電スイッチ21のゲート電圧は一定電圧未満の値に低下し、放電スイッチ21はオフに切替わる。以上のように、反転器32は、出力電圧をローレベル電圧又はハイレベル電圧に切替えることによって、放電スイッチ21をオン又はオフに切替える。
電流は、直流電源10の正極から、電源端子Gb、レギュレータ29、第1端子G1、グランド導体13及び直流電源10の負極の順に流れ、レギュレータ29に電力が供給される。直流電源10の正極の電圧を電源電圧と記載する。レギュレータ29は、第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧を一定の目標電圧に降圧し、降圧によって得られた目標電圧をマイコン30に印加する。目標電圧の基準電位は、第1端子G1の電位である。目標電圧の印加により、マイコン30に電力が供給される。
マイコン30に電力が供給されている間、電流は、矢印が示すように、直流電源10の正極から、電源端子Gb、レギュレータ29、マイコン30、第1端子G1、グランド導体13及び直流電源10の負極の順に流れる。従って、第1端子G1は、マイコン30を介して流れる電流経路において、マイコン30の下流側に配置されている。
マイコン30は、駆動回路31及び反転器32の入力端にハイレベル電圧又はローレベル電圧を出力する。マイコン30が出力するハイレベル電圧及びローレベル電圧の基準電位は、第1端子G1の電位である。ハイレベル電圧は、例えば、レギュレータ29から出力される目標電圧である。ローレベル電圧は、例えば0Vである。マイコン30が、出力電圧をローレベル電圧からハイレベル電圧に切替えた場合、駆動回路31は給電スイッチ20をオフからオンに切替えるとともに、反転器32は、出力電圧をハイレベル電圧からローレベル電圧に切替える。これにより、放電スイッチ21はオンからオフに切替わる。
マイコン30が、出力電圧をハイレベル電圧からローレベル電圧に切替えた場合、駆動回路31は給電スイッチ20をオンからオフに切替えるとともに、反転器32は、出力電圧をローレベル電圧からハイレベル電圧に切替える。これにより、放電スイッチ21はオフからオンに切替わる。
以上のように、マイコン30は、出力電圧をハイレベル電圧に切替えることによって、給電スイッチ20のオンへの切替えを駆動回路31に指示するとともに、放電スイッチ21のオフへの切替えを反転器32に指示する。更に、マイコン30は、出力電圧をローレベル電圧に切替えることによって、給電スイッチ20のオフへの切替えを駆動回路31に指示するとともに、放電スイッチ21のオンへの切替えを反転器32に指示する。
マイコン30は、誘導性負荷12の給電を制御する給電制御処理を実行する。マイコン30は処理器として機能する。マイコン30は、給電スイッチ20のオン又はオフへの切替えを指示することによって、直流電源10から誘導性負荷12への給電を制御する。
図3は給電制御処理を説明するためのタイミングチャートである。図3には、マイコン30の出力電圧の推移と、給電スイッチ20及び放電スイッチ21の状態の推移とが示されている。各推移の横軸には時間が示されている。図3では、ハイレベル電圧及びローレベル電圧それぞれは、H及びLで示されている。
マイコン30は、出力電圧をローレベル電圧からハイレベル電圧に切替えた場合、駆動回路31は給電スイッチ20をオフからオンに切替えるとともに、反転器32は放電スイッチ21をオンからオフに切替える。これにより、電流は、直流電源10の正極から、給電スイッチ20、負荷端子Gf、誘導性負荷12、グランド導体13及び直流電源10の負極の順に流れる。これにより、誘導性負荷12に電力が供給され、誘導性負荷12は作動する。誘導性負荷12に電力が供給されている間、電流はインダクタ12aを介して流れ続け、インダクタ12aにエネルギーが蓄積される。
放電ダイオード33のアノードは、放電スイッチ21の寄生ダイオード21aのアノードに接続されている。このため、放電スイッチ21がオフである場合、放電ダイオード33を介して電流が流れることはない。
マイコン30は、出力電圧をハイレベル電圧からローレベル電圧に切替えた場合、駆動回路31は給電スイッチ20をオンからオフに切替えるとともに、反転器32は放電スイッチ21をオフからオンに切替える。給電スイッチ20がオフに切替わった場合、誘導性負荷12を介した電流の通流が停止する。これにより、誘導性負荷12への給電が停止し、誘導性負荷12は動作を停止する。
給電スイッチ20がオフに切替わった場合、放電スイッチ21はオンに切替わる。放電スイッチ21がオンである場合、グランド導体13側の誘導性負荷12の一端から、電流は、グランド導体13、第2端子G2、放電スイッチ21、放電ダイオード33、負荷端子Gf及び誘導性負荷12の他端の順に流れる。これにより、インダクタ12aのエネルギーが放出される。結果、グランド導体13の電位を基準電位とした負荷端子Gfの電圧の大きな低下が防止される。
<切替え回路35の構成>
図4は、切替え回路35の回路図である。切替え回路35は、第1回路スイッチ41、第2回路スイッチ42、第1回路抵抗43,44及び第2回路抵抗45,46を有する。第1回路スイッチ41は、PNP型のバイポーラトランジスタである。第2回路スイッチ42は、NPN型のバイポーラトランジスタである。第1回路スイッチ41のエミッタには、一定の回路電圧Vcが印加されている。回路電圧Vcの第1例は、直流電源10の両端間の電圧である。回路電圧Vcの第2例は、レギュレータ29が出力する目標電圧である。
第1回路スイッチ41のコレクタは、接続抵抗28の他端に接続されている。従って、第1回路スイッチ41のコレクタは、接続抵抗28を介して接続スイッチ22のゲートに接続されている。第1回路スイッチ41のエミッタ及びベース間には、第1回路抵抗43が接続されている。第1回路スイッチ41のベースと、第2回路スイッチ42のコレクタとの間に第1回路抵抗44が接続されている。第2回路スイッチ42のエミッタは第2端子G2に接続されている。従って、第1回路スイッチ41のベースと、第2端子G2との間に第2回路スイッチ42が接続されている。第2回路スイッチ42のベース及びエミッタ間に第2回路抵抗45が接続されている。第2回路スイッチ42のベースは、更に、第2回路抵抗46の一端に接続されている。第2回路抵抗46の他端は、第1端子G1に接続されている。
第1回路スイッチ41及び第2回路スイッチ42それぞれについて、エミッタの電位を基準電位としたベースの電圧をベース電圧と記載する。第1回路スイッチ41について、ベース電圧が一定の第1電圧以下である場合、第1回路スイッチ41はオンである。第1電圧は、負値であり、第2の所定電圧に相当する。第1回路スイッチ41がオンである場合、エミッタ及びコレクタ間の抵抗値は十分に小さい。このため、電流は、エミッタ及びコレクタの順に流れることが可能である。第1回路スイッチ41のエミッタは、電流が入力される入力端として機能する。第1回路スイッチ41のコレクタは、電流が出力される出力端として機能する。第1回路スイッチ41のベースは第2の制御端として機能する。
第1回路スイッチ41について、ベース電圧が第1電圧を超えている場合、第1回路スイッチ41はオフである。第1回路スイッチ41がオフである場合、エミッタ及びコレクタ間の抵抗値は十分に大きい。このため、電流は、エミッタ及びコレクタを介して流れることはない。
第2回路スイッチ42について、ベース電圧が一定の第2電圧以上である場合、第2回路スイッチ42はオンである。第2電圧は正値である。第2回路スイッチ42がオンである場合、コレクタ及びエミッタ間の抵抗値は十分に小さい。このため、電流は、コレクタ及びエミッタの順に流れることが可能である。第2回路スイッチ42のコレクタは、電流が入力される入力端として機能する。第2回路スイッチ42のエミッタは電流が出力される出力端として機能する。
第2回路スイッチ42について、ベース電圧が第2電圧未満である場合、第2回路スイッチ42はオフである。第2回路スイッチ42がオフである場合、エミッタ及びコレクタ間の抵抗値は十分に大きい。このため、電流は、エミッタ及びコレクタを介して流れることはない。
以下では、第2端子G2の電位を基準電位とした第1端子G1の電圧を端子電圧と記載する。第1端子G1がグランド導体13に接続されている場合、端子電圧は0Vである。端子電圧が0Vである場合、第2回路抵抗45,46を介して電流が流れることはない。このため、第2回路スイッチ42のベース電圧は、0Vであり、正の第2電圧未満である。従って、第2回路スイッチ42はオフである。
第2回路スイッチ42がオフである場合、第1回路抵抗43,44を介して電流が流れることはない。このため、第1回路スイッチ41のベース電圧は、0Vであり、負の第1電圧を超えている。従って、第1回路スイッチ41はオフである。第1回路スイッチ41がオフである場合、接続抵抗27,28を介して電流が流れることはない。このため、接続スイッチ22のゲート電圧は、0Vであり、正の一定電圧未満である。従って、接続スイッチ22はオフである。
以上のように、第2回路スイッチ42がオフである場合、第1回路スイッチ41がオフである。第1回路スイッチ41がオフである場合、接続スイッチ22はオフである。
第1端子G1及びグランド導体13の接続が外れた場合、第1端子G1を介した電流の通流が停止し、端子電圧が上昇する。また、第1端子G1に、外乱ノイズが入った場合、端子電圧が上昇する可能性がある。端子電圧が0Vを超えている場合、電流は、第2回路抵抗46,45及び第2端子G2の順に流れ、第2回路抵抗45において電圧降下が発生する。これにより、第2回路スイッチ42のベース電圧は上昇する。端子電圧が電圧閾値である場合、第2回路スイッチ42のベース電圧は第2電圧である。
端子電圧が電圧閾値以上の値に上昇した場合、第2回路スイッチ42のベース電圧は第2電圧以上の値に上昇する。結果、第2回路スイッチ42はオンに切替わる。第2回路スイッチ42がオンである場合、電流は、第1回路抵抗43,44、第2回路スイッチ42、第2端子G2及びグランド導体13の順に流れる。これにより、第1回路抵抗43において電圧降下が発生する。この電圧降下により、第1回路スイッチ41のベース電圧は第1電圧以下の値に低下する。従って、第2回路スイッチ42がオフからオンに切替わった場合、第1回路スイッチ41もオフからオンに切替わる。
第1回路スイッチ41がオンである場合、電流は、第1回路スイッチ41、接続抵抗28,27、第2端子G2及びグランド導体13の順に流れる。これにより、接続抵抗27において電圧降下が発生する。この電圧降下により、接続スイッチ22のゲート電圧は一定電圧以上の値に上昇する。従って、第1回路スイッチ41がオフからオンに切替わった場合、接続スイッチ22もオフからオンに切替わる。
以上のように、第2回路スイッチ42がオンである場合、第1回路スイッチ41はオンである。第1回路スイッチ41がオンである場合、接続スイッチ22はオンである。
図5は切替え回路35の動作を説明するためのタイミングチャートである。図5には、電源電圧及び端子電圧の推移が示されている。図5に示す電源電圧の基準電位は、第1端子G1の電位である。前述したように、端子電圧は、第2端子G2の電位を基準電位とした第1端子G1の電圧である。図5には、更に、第2回路スイッチ42、第1回路スイッチ41及び接続スイッチ22の状態の推移が示されている。図5に示す5つの推移について、横軸には時間が示されている。ハイレベル電圧及びローレベル電圧それぞれはH及びLで示されている。
レギュレータ29は、第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧を目標電圧に降圧する。Vsは目標電圧を示す。Vthは電圧閾値を示す。Vdは、電流が接続ダイオード34のアノード及びカソードの順に流れている場合における接続ダイオード34の両端間の電圧である。Vdは、所謂、接続ダイオード34の順方向電圧である。
以下では、外乱ノイズが発生していない場合の切替え回路35の動作を説明する。第1端子G1がグランド導体13に接続されている場合、端子電圧は0Vである。このため、第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧は、直流電源10の両端間の電圧であり、目標電圧Vsよりも高い。端子電圧が0Vである場合、前述したように、第2回路スイッチ42はオフである。第2回路スイッチ42がオフである場合、第1回路スイッチ41及び接続スイッチ22もオフである。
第1端子G1及びグランド導体13間の接続が外れた場合、第1端子G1を介した電流の通流が停止し、端子電圧は上昇する。端子電圧が上昇した場合、第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧は低下する。端子電圧が電圧閾値Vth以上の値に上昇した場合、第2回路スイッチ42はオフからオンに切替わる。これにより、第1回路スイッチ41及び接続スイッチ22が順次、オフからオンに切替わる。
接続スイッチ22がオンである場合、直流電源10の正極から、電流は、電源端子Gb、レギュレータ29、接続ダイオード34、接続スイッチ22、第2端子G2及び直流電源10の負極の順に流れる。これにより、レギュレータ29に電力が供給される。レギュレータ29は、第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧を目標電圧Vsに降圧し、第1端子G1の電位を基準電位とした目標電圧Vsをマイコン30に印加する。この場合、直流電源10の正極から、電流は、電源端子Gb、レギュレータ29、マイコン30、接続ダイオード34、接続スイッチ22、第2端子G2及び直流電源10の負極の順に流れる。マイコン30に電力が供給される。
第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧が目標電圧Vs未満の値に低下する前に第2回路スイッチ42がオフからオンに切替わる。従って、切替え回路35は、第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧が目標電圧Vs以上である状態で接続スイッチ22をオフからオンに切替える。このため、第1端子G1及びグランド導体13間の接続外れによって、端子電圧が上昇した場合であっても、レギュレータ29は、マイコン30に目標電圧Vsを印加し続ける。
接続スイッチ22がオンである場合、端子電圧は、接続ダイオード34の順方向電圧Vdに低下する。端子電圧が順方向電圧Vdに低下した場合、第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧は上昇する。順方向電圧Vdは電圧閾値Vth未満である。従って、端子電圧が順方向電圧Vdに低下した場合、第2回路スイッチ42がオンからオフに切替わる。これにより、第1回路スイッチ41及び接続スイッチ22が順次、オンからオフに切替わる。
端子電圧が順方向電圧Vdに低下した場合、第1端子G1及びグランド導体13間の接続が外れている状態で接続スイッチ22がオフに切替わる。このため、端子電圧は再び上昇する。端子電圧が電圧閾値Vth以上の値に上昇した場合、端子電圧は再び順方向電圧Vdに低下する。従って、第1端子G1及びグランド導体13間の接続が外れた場合、端子電圧は、順方向電圧Vd及び電圧閾値Vth間で変動する。結果、マイコン30には、目標電圧Vsが印加され続ける。
第1端子G1がグランド導体13に接続されている場合であっても、外乱ノイズにより、端子電圧が電圧閾値以上の値に上昇したとき、第2回路スイッチ42、第1回路スイッチ41及び接続スイッチ22が順次、オフからオンに切替わる。結果、端子電圧は順方向電圧Vdに低下する。従って、外乱ノイズが第1端子G1に入った場合であっても、端子電圧は電圧閾値Vthを超えることはない。
以上のように、端子電圧が電圧閾値Vth以上の値に上昇した場合、第2回路スイッチ42がオフからオンに切替わる。第2回路スイッチ42がオフからオンに切替わった場合、第1回路スイッチ41のゲート電圧は負の第1電圧以下の値に低下し、第1回路スイッチ41がオフからオンに切替わる。第1回路スイッチ41がオフからオンに切替わった場合、切替え回路35は、接続スイッチ22をオフからオンに切替える。
なお、接続ダイオード34の順方向電圧Vdが電圧閾値Vth以上である場合においては、第2回路スイッチ42がオフからオンに切替わった後、端子電圧は、接続ダイオード34の順方向電圧Vdに維持される。第2回路スイッチ42、第1回路スイッチ41及び接続スイッチ22はオンに固定され、第2回路スイッチ42のオン及びオフへの切替えが交互に繰り返されることはない。
以上のように、制御装置11では、第1端子G1の接続外れ、又は、外乱ノイズによって端子電圧が上昇した場合であっても、端子電圧は、電圧閾値Vth及び順方向電圧Vd中の大きい電圧を超えることはなく、抑制される。
<制御装置11の構成部の配置>
図6は、制御装置11の構成部の配置の説明図である。制御装置11は、第1基板B1及び第2基板B2を有する。第2基板B2は第1基板B1とは異なる。第1基板B1には、レギュレータ29及びマイコン30が配置されている。第2基板B2には、給電スイッチ20、放電スイッチ21、接続スイッチ22、駆動回路31及び切替え回路35が配置されている。切替え回路35の配置は、切替え回路35が有する第1回路スイッチ41、第2回路スイッチ42、第1回路抵抗43,44及び第2回路抵抗45,46の配置を意味する。
図6では、給電抵抗23,24、放電抵抗25,26、接続抵抗27,28、反転器32、放電ダイオード33、接続ダイオード34、第1端子G1、第2端子G2、電源端子Gb及び負荷端子Gfの記載を省略している。第1端子G1は第1基板B1に配置されている。給電抵抗23,24、放電抵抗25,26、接続抵抗27,28、反転器32、放電ダイオード33、接続ダイオード34、第2端子G2、電源端子Gb及び負荷端子Gfは第2基板B2に配置されている。第1基板B1及び第2基板B2は接続線によって接続されている。
以上のように、第1基板B1及び第2基板B2それぞれに回路部品が配置されている場合においては、例えば、第2基板B2に配置されている給電スイッチ20において故障が発生したとき、第2基板B2を変更することによって、レギュレータ29及びマイコン30を変更することなく、給電スイッチ20を変更することができる。
なお、接続スイッチ22、接続抵抗27,28、接続ダイオード34及び切替え回路35が配置される基板は、第2基板B2に限定されず、第1基板B1に配置されてもよい。制御装置11の回路部品が配置される基板の数は、2に限定されず、1、又は、3以上であってもよい。回路部品は、図2に示す給電スイッチ20、放電スイッチ21、接続スイッチ22、レギュレータ29、マイコン30、駆動回路31、反転器32、放電ダイオード33、接続ダイオード34及び切替え回路35等である。
(実施形態2)
実施形態1において、マイコン30は、第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧を監視してもよい。
以下では、実施形態2について、実施形態1と異なる点を説明する。後述する構成を除く他の構成については、実施形態1と共通している。このため、実施形態1と共通する構成部には実施形態1と同一の参照符号を付し、その構成部の説明を省略する。
<制御装置11の構成>
図7は、実施形態2における制御装置11の回路図である。実施形態2における制御装置11は、実施形態1における制御装置11が有する構成部を同様に有する。制御装置11は、更に、電圧検出回路36を有する。電圧検出回路36は、分圧抵抗50,51を有する。分圧抵抗50の一端は、給電スイッチ20のドレインに接続されている。分圧抵抗50の他端は、分圧抵抗51の一端に接続されている。分圧抵抗51の他端は第1端子G1に接続されている。分圧抵抗50,51間の接続ノードはマイコン30に接続されている。
分圧抵抗50,51は、第1端子G1の電位を基準電位とした直流電源10の電源電圧を分圧する。分圧抵抗50,51が電源電圧を分圧することによって得られる分圧電圧は、分圧抵抗51の両端間の電圧であり、第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧に比例する。分圧電圧は電源電圧を示す電源電圧情報である。以上のように、電圧検出回路36は、第1端子G1の電位を基準電位とした直流電源10の電源電圧を検出し、検出した電源電圧をマイコン30に通知する。
<切替え回路35の構成>
図8は切替え回路35の回路図である。実施形態2における切替え回路35は、実施形態1における切替え回路35が有する構成部を同様に有する。実施形態2における切替え回路35は、更に、AND回路47及び第3回路抵抗48を有する。AND回路47は、2つの入力端と、1つの出力端とを有する。第3回路抵抗48は、第1回路スイッチ41のコレクタと、第2端子G2との間に接続されている。
AND回路47の一方の入力端はマイコン30に接続されている。AND回路47の他方の入力端は、第1回路スイッチ41及び第3回路抵抗48間の接続ノードに接続されている。実施形態1の説明で述べたように、接続抵抗28の一端は接続スイッチ22のゲートに接続されている。AND回路47の出力端は、接続抵抗28の他端に接続されている。
マイコン30は、電圧検出回路36が検出した電源電圧が設定電圧以上である場合、ローレベル電圧をAND回路47の入力端に出力する。設定電圧は、一定値であり、予め設定されている。マイコン30からAND回路47に入力されるローレベル電圧の基準電位は第1端子G1の電位である。ローレベル電圧は、例えば0Vである。マイコン30は、電圧検出回路36が検出した電源電圧が設定電圧未満である場合、ハイレベル電圧をAND回路47の入力端に出力する。マイコン30からAND回路47に入力されるハイレベル電圧の基準電位も第1端子G1の電位である。ハイレベル電圧は、例えば、レギュレータ29が出力した目標電圧である。
AND回路47には、第3回路抵抗48の両端間の電圧が入力される。以下では、第3回路抵抗48の両端間の電圧を抵抗電圧と記載する。AND回路47では、第2の電圧閾値が設定されている。第2の電圧閾値は、0Vを超えており、かつ、回路電圧Vc以下である。
AND回路47は、マイコン30からAND回路47に入力されている入力電圧がローレベル電圧であるか、又は、抵抗電圧が第2の電圧閾値未満である場合、出力端からローレベル電圧を出力する。AND回路47が出力するローレベル電圧の基準電位は第2端子G2の電位である。ローレベル電圧は例えば0Vである。AND回路47の出力電圧がローレベル電圧である場合、接続抵抗27,28を介して電流が流れることはない。このため、接続スイッチ22のゲート電圧は、0Vであり、正の一定電圧未満である。従って、接続スイッチ22はオフである。
AND回路47は、マイコン30からAND回路47に入力されている入力電圧がハイレベル電圧であり、かつ、抵抗電圧が第2の電圧閾値以上である場合、出力端からハイレベル電圧を出力する。AND回路47が出力するハイレベル電圧の基準電位は第2端子G2の電位である。ここで、ハイレベル電圧の第1例は、直流電源10の両端間の電圧である。ハイレベル電圧の第2例は、レギュレータ29が出力した目標電圧である。
AND回路47がハイレベル電圧を出力している場合、電流は、接続抵抗28,27、第2端子G2及びグランド導体13の順に流れる。これにより、接続抵抗27において電圧降下が発生する。この電圧降下により、接続スイッチ22のゲート電圧は一定電圧以上の値に上昇する。従って、AND回路47がハイレベル電圧を出力している場合、接続スイッチ22はオンである。
図9は切替え回路35の動作を説明するためのタイミングチャートである。図9には、電源電圧、端子電圧及びAND回路47の入力電圧の推移が示されている。図9に示す電源電圧の基準電位は、第1端子G1の電位である。実施形態1の説明で述べたように、端子電圧は、第2端子G2の電位を基準電位とした第1端子G1の電圧である。図9には、更に、第1回路スイッチ41、第2回路スイッチ42及び接続スイッチ22の状態の推移が示されている。図9に示す5つの推移について、横軸には時間が示されている。ハイレベル電圧及びローレベル電圧それぞれはH及びLで示されている。
図5と同様に、Vs、Vth及びVdそれぞれは、目標電圧、電圧閾値及び接続ダイオード34の順方向電圧である。Vrは設定電圧である。
以下では、外乱ノイズが発生しておらず、かつ、電圧閾値が接続ダイオード34の順方向電圧Vdを超えている場合の切替え回路35の動作を説明する。第1端子G1がグランド導体13に接続されている場合、端子電圧は0Vである。このため、第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧は、直流電源10の両端間の電圧であり、設定電圧Vrよりも高い。目標電圧Vsは設定電圧Vrよりも高い。従って、マイコン30からAND回路47に入力される入力電圧はローレベル電圧である。
端子電圧が0Vである場合、実施形態1の説明で述べたように、第1回路スイッチ41、第2回路スイッチ42及び接続スイッチ22はオフである。従って、第3回路抵抗48を介して電流が流れないので、抵抗電圧は0Vであり、第2の電圧閾値未満である。従って、AND回路47の出力電圧はローレベル電圧であり、接続スイッチ22はオフである。
第1端子G1及びグランド導体13間の接続が外れた場合、第1端子G1を介した電流の通流が停止し、端子電圧は上昇する。端子電圧が上昇した場合、第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧は低下する。第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧が設定電圧Vr未満の値に低下した場合、マイコン30からAND回路47に入力される入力電圧は、ローレベル電圧からハイレベル電圧に切替わる。
AND回路47の入力電圧がハイレベル電圧である状態で端子電圧が電圧閾値Vth以上の値に上昇した場合、第2回路スイッチ42はオフからオンに切替わる。これにより、第1回路スイッチ41がオフからオンに切替わる。第1回路スイッチ41がオンである場合、電流は、第1回路スイッチ41、第3回路抵抗48、第2端子G2及びグランド導体13の順に流れる。結果、抵抗電圧は、0Vから回路電圧Vcに上昇する。回路電圧Vcは第2の電圧閾値以上であるので、AND回路47は出力電圧をローレベル電圧からハイレベル電圧に切替える。これにより、接続スイッチ22はオフからオンに切替わる。
実施形態1の説明で述べたように、接続スイッチ22がオンである場合、端子電圧は、接続ダイオード34の順方向電圧Vdに低下する。端子電圧が順方向電圧Vdに低下した場合、第2回路スイッチ42がオンからオフに切替わる。これにより、第1回路スイッチ41はオンからオフに切替わり、抵抗電圧は回路電圧Vcから0Vに低下する。結果、AND回路47は、出力電圧をハイレベル電圧からローレベル電圧に切替え、接続スイッチ22はオンからオフに切替わる。実施形態1の説明で述べたように、端子電圧が順方向電圧Vdに低下した場合、第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧は上昇する。これにより、第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧が設定電圧Vr以上の値に上昇することはない。
第1端子G1及びグランド導体13間の接続が外れている状態で接続スイッチ22がオフに切替わるので、端子電圧は再び上昇する。第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧が設定電圧Vr未満である状態で端子電圧が電圧閾値Vth以上の値に上昇した場合、端子電圧は再び順方向電圧Vdに低下する。従って、第1端子G1及びグランド導体13間の接続が外れた場合、端子電圧は、順方向電圧Vd及び電圧閾値Vth間で変動する。結果、マイコン30には、目標電圧Vsが印加され続ける。
第1端子G1がグランド導体13に接続されている場合であっても、外乱ノイズにより、端子電圧が電圧閾値以上の値に上昇し、かつ、第1端子G1の電位を基準電位とした電源電圧が設定電圧Vr未満の値に低下した場合、接続スイッチ22がオフからオンに切替わる。結果、端子電圧は順方向電圧Vdに低下する。従って、外乱ノイズが第1端子G1に入った場合であっても、端子電圧は電圧閾値Vthを超えることはない。
以上のように、切替え回路35は、電圧検出回路36が検出した電源電圧が設定電圧Vr未満である状態で端子電圧が電圧閾値Vth以上の値に上昇した場合、接続スイッチをオフからオンに切替える。従って、端子電圧が上昇した可能性が高い場合に接続スイッチ22がオフからオンに切替わる。設定電圧Vrは第3の所定電圧に相当する。
なお、設定電圧Vrは、端子電圧が電圧閾値Vthである場合における電源電圧を超えていればよい。従って、設定電圧Vrは、端子電圧が接続ダイオード34の順方向電圧Vdである場合における電源電圧以下であってもよい。この構成においても、第2回路スイッチ42、第1回路スイッチ41及び接続スイッチ22それぞれは、オン及びオフを交互に繰り返す。
端子電圧が接続ダイオード34の順方向電圧Vdである場合の電源電圧は設定電圧Vr以上であり、かつ、接続ダイオード34の順方向電圧Vdは電圧閾値Vth以上であると仮定する。この場合においては、第2回路スイッチ42がオフからオンに切替わった後、端子電圧は、接続ダイオード34の順方向電圧Vdに維持される。第2回路スイッチ42、第1回路スイッチ41及び接続スイッチ22はオンに固定され、第2回路スイッチ42のオン及びオフへの切替えが交互に繰り返されることはない。
実施形態2における制御装置11は、実施形態1における制御装置11が奏する効果の中で、第1回路スイッチ41のコレクタが接続抵抗28に接続されることによって得られる効果を除く他の効果を同様に奏する。
<変形例>
実施形態1,2における切替え回路35について、第1回路スイッチ41は、PNP型のバイポーラトランジスタに限定されず、例えば、Pチャネル型のFETであってもよい。第2回路スイッチ42は、NPN型のバイポーラトランジスタに限定されず、Nチャネル型のFET又はIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であってもよい。切替え回路35は、端子電圧が電圧閾値以上の値に上昇した場合に接続スイッチ22をオフからオンに切替える構成であればよい。このため、切替え回路35の構成は、第1回路スイッチ41及び第2回路スイッチ42を用いた構成に限定されない。
実施形態1,2において、給電スイッチ20及び接続スイッチ22それぞれは、Nチャネル型のFETに限定されず、Pチャネル型のFET又はバイポーラトランジスタ等であってもよい。接続スイッチ22がPチャネル型のFETである場合、切替え回路35の構成は、第1回路スイッチ41及び第2回路スイッチ42を用いた構成とは異なる。放電スイッチ21は、Nチャネル型のFETに限定されず、例えば、NPN型のバイポーラトランジスタであってもよい。
実施形態1,2において、直流電源10が電力を供給する負荷は、誘導性負荷12に限定されず、インダクタ12aを含まない負荷であってもよい。この場合、制御装置11において、放電スイッチ21、放電抵抗25,26、反転器32及び放電ダイオード33を配置する必要はない。制御装置11内では、負荷端子Gf及び第2端子G2間の直接の接続は存在しない。
実施形態1,2において、制御装置11は、給電を制御する装置に限定されない。制御装置11は制御を行う装置であればよい。この場合、マイコン30は、給電を制御する処理とは異なる制御の処理を実行する。この処理は、例えば、車両Mの制御に関する制御信号を送信する処理である。マイコン30は、給電を制御する処理とは異なる制御の処理を実行する場合、制御装置11内では、給電スイッチ20、放電スイッチ21、給電抵抗23,24、放電抵抗25,26、駆動回路31及び反転器32は配置されていない。
開示された実施形態1,2はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電源システム
10 直流電源
11 制御装置
12 誘導性負荷
12a インダクタ
13 グランド導体
20 給電スイッチ
20a,21a,22a 寄生ダイオード
21 放電スイッチ
22 接続スイッチ
23,24 給電抵抗
25,26 放電抵抗
27,28 接続抵抗
29 レギュレータ
30 マイコン(処理器)
31 駆動回路
32 反転器
33 放電ダイオード(第2のダイオード)
34 接続ダイオード
35 切替え回路
36 電圧検出回路
41 第1回路スイッチ
42 第2回路スイッチ
43,44 第1回路抵抗
45,46 第2回路抵抗
47 AND回路
48 第3回路抵抗
50,51 分圧抵抗
B1 第1基板
B2 第2基板
G1 第1端子
G2 第2端子
Gb 電源端子
Gf 負荷端子
M 車両

Claims (9)

  1. 車両用の制御装置であって、
    処理を実行する処理器と、
    前記処理器を介して流れる電流の電流経路にて前記処理器の下流側に配置される第1端子と、
    前記処理器及び第1端子間の接続ノードにアノードが接続されるダイオードと、
    前記ダイオードのカソードに一端が接続される接続スイッチと、
    前記接続スイッチの他端に接続される第2端子と、
    前記第2端子の電位を基準電位とした前記第1端子の電圧が閾値以上の値に上昇した場合に前記接続スイッチをオフからオンに切替える切替え回路と
    を備える制御装置。
  2. 直流電源から負荷への給電経路に配置される給電スイッチを備え、
    前記処理器は、前記給電スイッチのオン又はオフへの切替えを指示する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記処理器が配置される第1基板と、
    前記第1基板とは異なり、前記給電スイッチが配置される第2基板と
    を備える請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記給電スイッチ及び負荷間の接続ノードにカソードが接続されている第2のダイオードと、
    前記第2のダイオードのアノード、及び、前記第2端子間に接続されている第2の接続スイッチと
    を備え、
    前記負荷はインダクタを有する
    請求項2又は請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記処理器は、
    前記給電スイッチのオンへの切替えを指示する場合に前記第2の接続スイッチのオンへの切替えを指示し、
    前記給電スイッチのオフへの切替えを指示する場合に前記第2の接続スイッチのオフへの切替えを指示する
    請求項4に記載の制御装置。
  6. 前記第1端子の電位を基準電位とした直流電源の電源電圧を目標電圧に降圧し、前記目標電圧を前記処理器に印加するレギュレータを備え、
    前記切替え回路は、前記電源電圧が前記目標電圧以上である状態で前記接続スイッチをオフからオンに切替える
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記第2端子に一端が接続される抵抗を備え、
    前記接続スイッチは、制御端を有し、
    前記抵抗の他端は前記接続スイッチの前記制御端に接続され、
    前記接続スイッチは、前記第2端子の電位を基準電位とした前記制御端の電圧が所定電圧以上の値に上昇した場合にオフからオンに切替わり、
    前記切替え回路は、電流が入力される入力端、及び、電流が出力される出力端を有する回路スイッチを有し、
    前記回路スイッチの前記出力端は、前記接続スイッチの前記制御端に接続され、
    前記回路スイッチの前記入力端には、回路電圧が印加されており、
    前記回路スイッチは、前記第2端子の電位を基準電位とした前記第1端子の電圧が前記閾値以上の値に上昇した場合にオフからオンに切替わる
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記回路スイッチは、第2の制御端を有し、
    前記回路スイッチは、前記入力端の電位を基準電位とした前記第2の制御端の電圧が第2の所定電圧以下である場合にオンであり、
    前記切替え回路は、
    前記回路スイッチの前記入力端及び第2の制御端間に接続される回路抵抗と、
    前記回路スイッチの前記第2の制御端、及び、前記第2端子間に接続される第2の回路スイッチと
    を有し、
    前記第2の回路スイッチは、前記第2端子の電位を基準電位とした前記第1端子の電圧が前記閾値以上の値に上昇した場合にオフからオンに切替わる
    請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記第1端子の電位を基準電位とした直流電源の電源電圧を検出する電圧検出回路を備え、
    前記切替え回路は、前記電圧検出回路が検出した電源電圧が第3の所定電圧未満である状態で、前記第2端子の電位を基準電位とした前記第1端子の電圧が前記閾値以上の値に上昇した場合に前記接続スイッチをオフからオンに切替える
    請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の制御装置。
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