JP2023066662A - 制御値設定装置及び制御値設定プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】制御値設定時の操作性を向上させる制御値設定装置及び制御値設定プログラムを提供する。【解決手段】制御値設定装置1において、CPUは、ユーザがタッチした位置であるタッチ位置を取得する位置取得部100aと、タッチ位置の移動方向を検出する移動方向検出部100bと、複数の機能のそれぞれに対して異なる第1の移動方向を対応付けて記憶する記憶部と、タッチ位置の移動方向として第1の移動方向が検出されると、検出された第1の移動方向に対応付けられた機能を設定する機能設定部100cと、機能の設定時点のタッチ位置を含む画面内の一部のエリアを、記憶部に記憶された第1の移動方向へのタッチ位置の移動操作を受け付けない第1の無効エリアとして設定する無効エリア設定部100dと、第1の移動方向と異なる第2の移動方向へのタッチ操作に応じて、機能設定部に設定された機能の制御値を設定する制御値設定部100eと、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、制御値設定装置及び制御値設定プログラムに関する。
所定の機能を制御するための制御値を設定する制御値設定装置が知れられている。この種の制御値設定装置の具体的構成は、例えば特許文献1に記載されている。
特許文献1に記載された制御値設定装置は、例えば表示中の地図を拡大又は縮小するためのソフトスイッチをタッチパネルに表示する。ユーザは、これらのソフトスイッチをタッチすることにより、制御値の一例である地図の縮尺値を変更することができる。
特許文献1では、制御値設定装置が車載用であり、運転手であるユーザが画面を注視せずにタッチ操作を行うことを想定している。このようなタッチ操作が誤操作につながらないように、ソフトスイッチの周囲の領域をタッチ操作無効な領域に設定する。
特許文献1に記載された制御値設定装置では、制御値を設定するためには、画面内のソフトスイッチ(言い換えると、画面内の特定の位置)をタッチするという正確な操作が必要である。画面を注視することが難しい状況では、このような正確なタッチ操作を行うことは難しい。
本発明は上記の事情に鑑み、所定の機能を制御するための制御値を設定する制御値設定装置及び制御値設定プログラムにおいて、制御値設定時の操作性を向上させることを目的とする。
本発明の一実施形態に係る制御値設定装置は、複数の機能のそれぞれを制御するための制御値を設定する装置であり、画面内のタッチ操作可能な領域に対してユーザがタッチした位置であるタッチ位置を取得する位置取得部と、画面内におけるタッチ位置の移動方向を検出する移動方向検出部と、複数の機能のそれぞれに対して異なる第1の移動方向を対応付けて記憶する記憶部と、移動方向検出部によりタッチ位置の移動方向として第1の移動方向が検出されると、検出された第1の移動方向に対応付けられた機能を設定する機能設定部と、機能設定部による機能の設定時点のタッチ位置を含む画面内の一部のエリアを、記憶部に記憶された第1の移動方向へのタッチ位置の移動操作を受け付けない第1の無効エリアとして設定する無効エリア設定部と、第1の無効エリアの設定後、第1の移動方向と異なる第2の移動方向へのタッチ操作に応じて、機能設定部に設定された機能の制御値を設定する制御値設定部と、を備える。
本発明の一実施形態に係る制御値設定装置及び制御値設定プログラムによれば、制御値設定時の操作性が向上する。
以下、本発明の一実施形態に係る制御値設定装置及び制御値設定プログラムについて説明する。
本発明の一実施形態に係る制御値設定装置は、例えばカーオーディオやナビゲーション装置等の車載型の装置である。なお、制御値設定装置は、車載型の装置に限らず、スマートフォン、フィーチャフォン、タブレット端末、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、PND(Portable Navigation Device)、携帯ゲーム機等の他の形態の装置であってもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る制御値設定装置1の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、制御値設定装置1は、制御部100、通信インタフェース部110、操作部120、表示部130、音声出力部140及び振動部150を備える。なお、図1では、本実施形態の説明に必要な主たる構成要素を図示しており、例えば制御値設定装置1として必須な構成要素である筐体など、一部の構成要素については、その図示を適宜省略する。
制御部100は、制御値設定装置1全体を制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)100A、RAM(Random Access Memory)100B、ROM(Read Only Memory)100C、入出力ポート100D及びこれらのポートを結ぶバスライン等よりなるマイクロコンピュータである。
CPU100Aは、ROM100Cに記憶されたプログラムを読み込み、読み込まれたプログラムに従って制御値設定装置1を制御する。CPU100Aは、機能ブロックとして、位置取得部100a、移動方向検出部100b、機能設定部100c、無効エリア設定部100d及び制御値設定部100eを備える。
プロセッサの一例であるCPU100Aは、例えばシングルプロセッサ又はマルチプロセッサであり、少なくとも1つのプロセッサを含む。複数のプロセッサを含む構成とした場合、プロセッサ10は、単一の装置としてパッケージ化されたものであってもよく、制御値設定装置1内で物理的に分離した複数の装置で構成されてもよい。
RAM100Bは、プログラムやデータを一時的に記憶する記憶部であり、ワークエリアを提供する。RAM100Bは、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
ROM100Cは、制御値設定プログラム102をはじめとする各種プログラム及びデータを記憶する不揮発性メモリである。ROM100Cは、例えばフラッシュメモリである。
ROM100Cに記憶された制御値設定プログラム102は、複数の機能のそれぞれを制御するための制御値を設定するプログラムであり、画面内のタッチ操作可能な領域に対してユーザがタッチした位置であるタッチ位置を取得させる位置取得ステップと、画面内におけるタッチ位置の移動方向を検出させる移動方向検出ステップと、所定の記憶部において複数の機能のそれぞれに対して異なる第1の移動方向が対応付けて記憶されており、移動方向検出ステップにてタッチ位置の移動方向として第1の移動方向が検出されると、検出された第1の移動方向に対応付けられた機能を設定させる機能設定ステップと、機能の設定時点のタッチ位置を含む画面内の一部のエリアを、記憶部に記憶された第1の移動方向へのタッチ位置の移動操作を受け付けない第1の無効エリアとして設定させる無効エリア設定ステップと、第1の無効エリアの設定後、第1の移動方向と異なる第2の移動方向におけるタッチ位置の移動量に応じて、機能設定ステップにて設定された機能の制御値を設定させる制御値設定ステップとを、コンピュータであるCPU100Aに実行させる。制御値設定プログラム102の実行により、制御値設定時の操作性が向上する。制御値設定プログラム102の詳細は後述する。
本実施形態において、CPU100Aの各機能ブロックは、ソフトウェアである制御値設定プログラム102により実現される。なお、CPU100Aの各機能ブロックは、一部又は全部が専用の論理回路等のハードウェアにより実現されてもよい。
入出力ポート100Dは、制御部100と他の構成要素(具体的には、通信インタフェース部110、操作部120、表示部130、音声出力部140及び振動部150)とを接続する。
通信インタフェース部110は、他の端末装置との通信処理を担うインタフェースである。制御値設定装置1は、通信インタフェース部110により、公衆回線やVPN(Virtual Private Network)等の閉域網の通信回線を介して他の端末装置と相互通信可能に接続される。
操作部120は、ボタンやスイッチなど、ユーザが制御値設定装置1を操作するための操作部材である。
表示部130は、タッチパネルディスプレイ132及びタッチパネルディスプレイ132を駆動するディスプレイドライバ134を有する。タッチパネルディスプレイ132は、画面全域がタッチ操作可能に構成される。なお、「タッチパネルディスプレイ」は、単に「タッチパネル」と呼ばれてもよく、また、「タッチスクリーン」又は「タッチ画面」と呼ばれてもよい。
タッチパネルディスプレイ132は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)を用いて構成される。タッチパネルディスプレイ132には、例えば、抵抗膜方式、静電容量方式、超音波表面弾性波方式、赤外線光学イメージング方式、電磁誘導方式が採用される。タッチパネルディスプレイ132には、画面(言い換えるとタッチ操作可能な領域)をタッチする圧力を感知する感圧センサ136が内蔵される。
音声出力部140は、スピーカ142及びスピーカ142を駆動するスピーカドライバ144を有する。スピーカドライバ144によりスピーカ142が駆動されることにより、例えばROM100Cや不図示の記憶媒体(HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、着脱可能なメモリカード等)に記憶された楽曲や音声がスピーカ142から出力される。
振動部150は、バイブレータ152及びバイブレータ152を駆動するバイブレータドライバ154を有する。バイブレータ152は、例えばERM(Eccentric Rotating Mass)やLRA(Linear Resonant Actuator)、ピエゾを用いて構成される。バイブレータドライバ154によりバイブレータ152が駆動されることにより、タッチパネルディスプレイ132の画面が振動する。
図2は、タッチパネルディスプレイ132の画面138に表示される画像の一例を示す図である。画面138の全域がタッチ操作可能に構成される。なお、図2をはじめとする画像表示例を示す各図には、ユーザが画面138をタッチした様子を示す手のアイコンを記す。このアイコンの指先の位置が画面138に対するユーザのタッチ位置TPである。画面138に対するユーザのタッチ位置TPは、XとYの2次元の座標情報として取得される。
画面138の左右方向がX軸方向に対応し、画面138の上下方向がY軸方向に対応する。X軸を示す矢印が指す方向(すなわち画面138の右方向)がX軸の正方向であり、この正方向と反対方向(すなわち画面138の左方向)がX軸の負方向である。Y軸を示す矢印が指す方向(すなわち画面138の上方向)がY軸の正方向であり、この正方向と反対方向(すなわち画面138の下方向)がY軸の負方向である。X軸とY軸は互いに直交する。X軸、Y軸は、それぞれ、第1軸、第2軸の一例である。
ユーザは、画面138に対するタッチ操作により、所定の機能を制御するための制御値を設定することができる。所定の機能には、例えば、エア・コンディショナの温度調整機能、風量調整機能、ドライブモード切替機能(スノーモードやダートモードへの切替、2WDと4WDとの切替等)、エアサスペンションによる車高調整機能、カーオーディオのイコライザモード切替機能(J-Pop、オーケストラ等のジャンルの切替)、選択中のイコライザモードにおけるイコライジングの効き具合の調整機能、ノイズキャンセルモードの切替機能(外部音取り込みモード、ノイズキャンセルなしの切替等)と、ノイズキャンセルモードの適用範囲切替機能(全席でノイズキャンセル適用、前席側だけノイズキャンセル適用、後席側だけノイズキャンセル適用、等を切り替える。)、カーオーディオにおけるメディア再生速度の調整機能、メディアの再生方向の切替機能(巻き戻し、早送り等)、スピーカ142の出力モードの切替機能(例えば、運転席近傍のスピーカ142のみ出力、前席側のスピーカ142のみ出力、全てのスピーカ142で出力、等を切り替える。)、スピーカ142の音量調整機能、座席の座面高さの調整機能、座席の前後方向の位置調整機能、シートマッサージの強弱調整機能、シートヒータの温度調整機能、ナビゲーション用地図の縮尺変更機能、が挙げられる。
ユーザは、操作部120に対する操作や画面138に対するタッチ操作により、制御値を設定する対象の機能を指定することができる。指定可能な機能は、例えば互いに関連する2つの機能である。本実施形態では、この2つの機能を、温度調整機能(第1の機能と第2の機能の一方)と風量調整機能(第1の機能と第2の機能の他方)として以下の説明を行う。温度調整機能と風量調整機能は、何れも空調機能である点から、互いに関連する機能といえる。
車載型である制御値設定装置1では、運転手であるユーザが画面138を注視して操作に集中することが難しい。また、操作時に車両が振動してタッチ位置がぶれることもある。そのため、エア・コンディショナによる車室内温度を意図した温度に設定したりエア・コンディショナの風量を意図した風量に設定したりすることがユーザにとって難しい。
そこで、本実施形態では、CPU100Aにより制御値設定プログラム102が実行される。制御値設定プログラム102の実行によって温度調整機能と風量調整機能の制御値設定時の操作性が向上する。そのため、ユーザは、操作に集中することが難しく、また、車両が振動してタッチ位置がぶれやすい状況であっても、制御値を意図した値(例えばエア・コンディショナによる車室内温度を意図した温度)に容易に設定することができる。操作性の向上により、ユーザは、例えば適切な温度調整や風量調整を行いつつ運転にも集中することができる。
図3は、本発明の一実施形態においてCPU100Aにより実行される制御値設定プログラム102の処理を示すフローチャートである。例えば感圧センサ136によりある値以上の圧力(以下「押圧力」と記す。)が感知されると(言い換えると、ユーザが画面138をある程度の強さでタッチすると)、図3に示されるフローチャートの処理の実行が開始される。なお、特定の操作(例えばスワイプ操作やダブルタップ操作)が行われた場合に、図3に示されるフローチャートの処理の実行が開始されてもよい。
制御値設定プログラム102は、画面138に対してユーザのタッチが解除されたことを検出すると(すなわち、ユーザの指が画面138から離されると)、図3に示されるフローチャートの処理を終了する。言い換えると、画面138に対するタッチの解除が検出されない限り(すなわち、ユーザによるタッチ操作が継続する限り)、図3に示されるフローチャートの処理の実行が継続する。
制御値設定プログラム102は、表示部130の出力に基づき、画面138(言い換えると、画面138内のタッチ操作可能な領域)に対してユーザがタッチした位置であるタッチ位置TP、及び画面138に対するユーザのタッチが解除された位置(すなわち、ユーザの指が画面138から離される直前の画面138上の位置)であるタッチ解除位置を取得する位置取得部100aとして動作する。
ユーザが画面138をタッチした状態で指をスライドさせることにより、タッチ位置TPが移動する。制御値設定プログラム102は、位置取得部100aにより取得されるタッチ位置TPをモニタすることにより、画面138内におけるタッチ位置TPの移動方向を検出する移動方向検出部100bとして動作する。
図3に示されるフローチャートの処理の実行が開始されると、制御値設定プログラム102は、機能設定モードに遷移して、機能を設定するための機能設定画面を画面138に表示させる(ステップS101)。
図4は、機能設定モード時に画面138に表示される機能設定画面の一例を示す図である。図4に示されるように、機能設定画面では、画面中央にポインタPが表示される。また、ポインタPの右側に、温度調整機能の現在の制御値(すなわち現在の設定温度)を示すインジケータI1が表示され、ポインタPの左側に、風量調整機能の現在の制御値(すなわち現在の設定風量)を示すインジケータI2が表示される。
ROM100Cに、機能とタッチ位置TPの移動方向とが対応付けて記憶される。例示的には、温度調整機能と画面138の右方向(X軸の正方向)とが対応付けて記憶され、また、風量調整機能と画面138の左方向(X軸の負方向)とが対応付けて記憶される。
すなわち、記憶部の一例であるROM100Cは、複数の機能(ここでは、温度調整機能と風量調整機能)のそれぞれに対して異なる第1の移動方向(ここでは、X軸の正方向とX軸の負方向)を対応付けて記憶する。
制御値設定プログラム102は、タッチ位置TPが第1の移動方向(すなわちX軸の正方向又はX軸の負方向)に移動したことを検出すると(ステップS102:YES)、検出された第1の移動方向にポインタPを移動させ、ポインタPの移動先に位置するインジケータにフォーカスを当てるとともに、制御値設定装置1の機能を、検出された第1の移動方向に対応付けられた機能に設定する(ステップS103)。
具体的には、制御値設定プログラム102は、タッチ位置TPが画面138の右方向に移動したことを検出すると、ROM100Cにおいて画面138の右方向に対応付けられた温度調整機能に設定する。制御値設定プログラム102は、タッチ位置TPが画面138の左方向に移動したことを検出すると、ROM100Cにおいて画面138の左方向に対応付けられた風量調整機能に設定する。
なお、機能の誤設定を防止するため、制御値設定プログラム102は、タッチ位置TPが第1の移動方向に所定量以上移動したときに、その移動方向に対応付けられた機能に設定してもよい。言い換えると、制御値設定プログラム102は、第1の移動方向へのタッチ位置TPの移動量が所定量に達しない限り、機能の設定を行わなくてもよい。
ユーザは、画面138内の任意の位置をタッチして画面138の右方向又は左方向に指をスライドさせるだけで機能を設定することができる。ユーザは、画面138内の特定の位置をタッチする必要がないため、機能を容易に設定することができる。
画面138内をX軸方向に正確に沿って指をスライドさせることはユーザにとって難しい。そこで、本実施形態では、ユーザが指を適当に(例えば画面138内の斜め方向やジグザグに)スライドさせた場合であっても、タッチ位置TPが画面138内を右側に移動すれば温度調整機能に設定し、また、タッチ位置TPが画面138内を左側に移動すれば風量調整機能に設定する。
このように、ステップS102~S103において、制御値設定プログラム102は、移動方向検出部100bによりタッチ位置TPの移動方向として第1の移動方向(X軸の正方向又はX軸の負方向)が検出されると、検出された第1の移動方向に対応付けられた機能を設定する機能設定部100cとして動作する。
制御値設定プログラム102は、ステップS103にて設定された機能に応じた音声をスピーカ142から出力させる(ステップS104)。温度調整機能が設定された場合、「オンド」と発音する音声がスピーカ142から出力される。風量調整機能が設定された場合、「フウリョウ」と発音する音声がスピーカ142から出力される。
ステップS104において、制御値設定プログラム102は、音声に代えて、ステップS103にて設定された機能に応じた振動パターンで画面138を振動させてもよい。温度調整機能が設定された場合、例えば「ブッ(短い1回の振動)」という振動パターンで画面138が振動する。風量調整機能が設定された場合、例えば「ブブッ(短い2回の振動)」という振動パターンで画面138が振動する。
ステップS104において、制御値設定プログラム102は、ステップS103にて設定された機能に応じた音声をスピーカ142から出力させるとともに、ステップS103にて設定された機能に応じた振動パターンで画面138を振動させてもよい。
制御値設定プログラム102は、制御値設定モードに遷移して、無効エリアIA1を設定する(ステップS105)。無効エリアIA1は、ROM100Cに記憶された第1の移動方向(X軸の正方向及びX軸の負方向)へのタッチ位置TPの移動操作を受け付けないエリアである。
図5は、制御値設定モード時に画面138に表示される制御値設定画面の一例を示す図である。図5では、説明の便宜上、画面138に表示されない無効エリアIA1(具体的には、ハッチングで示されるエリア)を図示する。図5の例では、インジケータI1にフォーカスFが当てられ、温度調整機能が設定されている。なお、無効エリアIA1は、画面138に表示されてもよい。
ステップS105において、制御値設定プログラム102は、ステップS103における機能の設定時点のタッチ位置TPを含む、X軸方向に所定幅をもつ矩形エリアを、無効エリアIA1として設定する。より詳細には、無効エリアIA1は、画面138のY軸方向全体に亘る長さと、X軸方向に、機能の設定時点のタッチ位置TPを中心とした所定幅(例えば成人男性の人差し指の平均的な太さ6本分)と、を有する矩形エリアとなっている。
このように、ステップS105において、制御値設定プログラム102は、機能設定部100cによる機能の設定時点のタッチ位置TPを含む画面138内の一部のエリア(上記の矩形エリア)を、ROM100C(記憶部)に記憶された第1の移動方向(X軸の正方向及びX軸の負方向)へのタッチ位置TPの移動操作を受け付けない無効エリアIA1(第1の無効エリア)として設定する無効エリア設定部100dとして動作する。
ユーザが無効エリアIA1内で指をスライドさせると、制御値設定プログラム102は、Y軸方向へのタッチ位置TPの移動操作を受け付ける一方、X軸方向へのタッチ位置TPの移動操作を受け付けない。
但し、ユーザが無効エリアIA1外まで指をスライドさせると、制御値設定プログラム102は、無効エリアIA1の設定を解除して、X軸方向へのタッチ位置TPの移動操作を受け付ける。この場合、制御値設定プログラム102は、タッチ位置TPが第1の移動方向(すなわちX軸の正方向又はX軸の負方向)に移動したことを検出し(ステップS106:YES)、制御値設定装置1の機能を、検出された第1の移動方向に対応付けられた機能に設定する(ステップS103)。
制御値設定プログラム102は、第1の移動方向へのタッチ位置TPの移動を検出することなく(ステップS106:NO)画面138に対するタッチの解除を検出すると(ステップS107:YES)、ステップS103における機能の設定時点のタッチ位置TPからタッチ解除位置までの、Y軸方向の距離(すなわち、画面138をタッチした指の、Y軸方向の移動量)に応じて、現在設定されている機能の制御値を設定する(ステップS108)。例示的には、制御値設定プログラム102は、Y軸の正方向への指の移動量に応じてエア・コンディショナの設定温度を上げ、また、Y軸の負方向への指の移動量に応じてエア・コンディショナの設定温度を下げる。
制御値設定プログラム102は、ステップS108にて設定された制御値に応じた音声をスピーカ142から出力させて(ステップS109)、制御値設定モードを終了するとともに本フローチャートの処理を終了する。ステップS109において、制御値設定プログラム102は、音声に代えて又は加えて、ステップS108にて設定された制御値に応じた振動パターンで画面138を振動させてもよい。
上記においては、画面138に対するタッチの解除が検出された時点ではじめて、ステップS103における機能の設定時点のタッチ位置TPからタッチ解除位置までの、Y軸方向の距離に応じた設定温度の変更が行われるが、例えば、機能の設定時点以降、タッチ位置TPがY軸方向に所定距離移動されるごとに所定値(例えば0.5℃)ずつ設定温度が変更されてもよい。
制御値設定プログラム102は、上記のY軸方向の距離に代えて、ユーザが画面138を強く押し込む操作を行った回数に応じて、現在設定されている機能の制御値を設定してもよい。例示的には、ユーザが画面138をタッチした状態で強く押し込む動作と押し込みを弱める動作とを繰り返す毎に(別の観点では、感圧センサ136により感知される圧力の値が所定閾値を下から上に跨ぐ度に)、エア・コンディショナの設定温度が所定値ずつ上がり、最大の設定温度に達すると最小の設定温度に下がり、再度、所定値ずつ上がる。
すなわち、制御値設定プログラム102は、画面138を押し込む方向(画面138(言い換えるとX軸及びY軸)に直交するZ軸方向)へのタッチ操作に応じて、現在設定されている機能の制御値を設定してもよい。
ステップS108において、制御値設定プログラム102は、無効エリアIA1(第1の無効エリア)の設定後、第1の移動方向(X軸の正方向及びX軸の負方向)と異なる第2の移動方向へのタッチ操作に応じて、機能設定部100cに設定された機能の制御値を設定する制御値設定部100eとして動作する。ここでいう第2の移動方向は、第1軸であるX軸と直交する第2軸(Y軸又はZ軸)の方向である。
このように、本実施形態では、無効エリアIA1を設定することにより、無効エリアIA1内で指が適当に(例えば画面138内の斜め方向やジグザグに)スライドされたり車両の振動でタッチ位置がぶれたりした場合にも、機能が変更されない。すなわち、ユーザによる制御値の設定操作中、機能の不用意な変更が防がれる。ユーザは、操作に集中しなくても、例えばエア・コンディショナの設定温度を意図した温度に容易に設定することができる。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
上記の実施形態では、タッチ位置TPをX軸方向(画面138の左右方向)に移動させることにより機能を設定し、タッチ位置TPをY軸方向(画面138の上下方向)に移動させることにより制御値を設定するが、本発明の構成はこれに限らない。別の実施形態では、タッチ位置TPをY軸方向(画面138の上下方向)に移動させることにより機能を設定し、タッチ位置TPをX軸方向(画面138の左右方向)に移動させることにより制御値を設定してもよい。この場合、無効エリアIA1内では、Y軸の正方向及びY軸の負方向へのタッチ位置TPの移動操作が受け付けられない。
上記の実施形態では、互いに関連する2つの機能である温度調整機能と風量調整機能とを切り替える内容を説明したが、切替対象の機能は、操作部120に対する操作又は画面138に対するタッチ操作により変更可能であってもよい。互いに関連する、切替対象の2つの機能として、例えば次のものが挙げられる。
・ドライブモード切替機能と、エアサスペンションによる車高調整機能
・カーオーディオのイコライザモード切替機能と、選択中のイコライザモードにおけるイコライジングの効き具合の調整機能
・ノイズキャンセルモードの切替機能と、ノイズキャンセルモードの適用範囲切替機能
・カーオーディオにおけるメディア再生速度の調整機能と、メディアの再生方向の切替機能
・スピーカ142の出力モードの切替機能と、スピーカ142の音量調整機能
・座席の座面高さの調整機能と、座席の前後方向の位置調整機能
・シートマッサージの強弱調整機能と、シートヒータの温度調整機能
・カーオーディオのイコライザモード切替機能と、選択中のイコライザモードにおけるイコライジングの効き具合の調整機能
・ノイズキャンセルモードの切替機能と、ノイズキャンセルモードの適用範囲切替機能
・カーオーディオにおけるメディア再生速度の調整機能と、メディアの再生方向の切替機能
・スピーカ142の出力モードの切替機能と、スピーカ142の音量調整機能
・座席の座面高さの調整機能と、座席の前後方向の位置調整機能
・シートマッサージの強弱調整機能と、シートヒータの温度調整機能
上記の実施形態では、互いに関連する2つの機能を切り替える構成としたが、互いに関連しない2つの機能を切り替える構成も本発明の範疇である。また、互いに関連する又は互いに関連しない3つ以上の機能を切り替える構成も本発明の範疇である。
無効エリアIA1の形状は、図5に示されるものに限らない。図6、図7に、それぞれ、変形例1、2に係る無効エリアIA1の形状を図示する。
図6に示されるように、変形例1に係る無効エリアIA1は、ステップS103における機能の設定時点のタッチ位置TPを頂点とし且つ画面138の上端辺138aに底辺をもつ逆三角形と、当該タッチ位置TPを頂点とし且つ画面138の下端辺138bに底辺をもつ三角形と、を組み合わせたエリアとなっている。
図7に示されるように、変形例2に係る無効エリアIA1は、ステップS103における機能の設定時点のタッチ位置TPより下方に位置する頂点V1と画面138の上端辺138aに底辺をもつ逆三角形と、当該タッチ位置TPより上方に位置する頂点V2と画面138の下端辺138bに底辺をもつ三角形と、を組み合わせたエリアとなっている。
Y軸方向に沿ってスライドさせようとするユーザの指がX軸方向に徐々に大きくずれていくことが考えられる。そこで、変形例1及び2では、無効エリアIA1は、タッチ位置TPからY軸方向に離れるほどX軸方向に幅が広い形状になっている。
別の観点では、無効エリアIA1は、Y軸方向においてタッチ位置TPに近いほどX軸方向に幅が狭い形状になっている。そのため、ユーザは、タッチ位置TPをX軸方向に少し移動させただけで機能を変更することができる。
無効エリアIA1をなす上記の逆三角形と三角形は、例えば頂角が直角の直角二等辺三角形である。この頂角は直角に限らず、鋭角であってもよく、また、鈍角であってもよい。
図8は、変形例3に係る無効エリアIA2を説明するための図である。無効エリア設定部100dとして動作する制御値設定プログラム102は、図3に示されるフローチャートの処理の実行中、位置取得部100aにより取得されたタッチ位置TPを中心とした所定の円形エリアを、何れの方向のタッチ位置TPの移動操作も受け付けない無効エリアIA2(第2の無効エリア)として設定する。
タッチ位置TPの移動が検出されない期間中、図8に示されるように、無効エリアIA2は、所定の最小サイズから最大サイズに達するまで、徐々に大きくなる。ユーザが無効エリアIA2外まで指をスライドさせると、制御値設定プログラム102は、無効エリアIA2の設定を解除して、タッチ位置TPの移動操作を受け付ける。
例えば機能設定モード時にタッチ位置TPが第1の移動方向に無効エリアIA2外まで移動された場合を考える。この場合、制御値設定プログラム102は、タッチ位置TPが第1の移動方向(すなわちX軸の正方向又はX軸の負方向)に移動したことを検出し、制御値設定装置1の機能を、検出された第1の移動方向に対応付けられた機能に設定する。
例えば設定値設定モード時にタッチ位置TPが第2の移動方向に無効エリアIA2外まで移動された場合を考える。この場合、制御値設定プログラム102は、タッチ位置TPが第2の移動方向(すなわちY軸の正方向又はY軸の負方向)に移動したことを検出し、検出された第2の移動方向におけるタッチ位置TPの移動量に応じて、現在設定されている機能の制御値を設定する。
なお、移動方向検出部100bとして動作する制御値設定プログラム102は、位置取得部100aにより取得されるタッチ位置TPをモニタしている。タッチ位置TPが無効エリアIA2外まで移動されると、制御値設定プログラム102は、無効エリアIA2内に位置していた期間中のタッチ位置TPの平均座標値を計算し、計算された平均座標値を始点として、タッチ位置TPの移動方向を検出する。
変形例3によれば、無効エリアIA2を設定することにより、例えば車両の振動でタッチ位置TPがぶれた場合に起こり得る誤設定が防がれる。
上記の実施形態では、図3のステップS109の処理の実行後に図3のフローチャートの処理を終了するが、本発明の構成はこれに限らない。
変形例4では、図3のステップS109の処理の実行後も制御値設定モードを継続する。但し、制御値を設定した直後であるため、制御値を再設定する可能性は高くないものと考えられる。そこで、変形例4では、図3のステップS109の処理の実行後に画面138がタッチされると、制御値設定プログラム102は、タッチされたタッチ位置TPを含む画面138内の一部のエリアを、第2の移動方向へのタッチ位置TPの移動操作を受け付けない無効エリアIA3として設定する。
図9は、無効エリアIA3の一例を示す図である。図9に示されるように、無効エリアIA3は、画面138のX軸方向全体に亘る長さと、Y軸方向に、図3のステップS109の処理の実行後に最初にタッチされたタッチ位置TPを中心とした所定幅(例えば成人男性の人差し指の平均的な太さ6本分)と、を有する矩形エリアとなっている。
無効エリアIA3は、第2の移動方向(ここではY軸方向)へのタッチ位置TPの移動操作を受け付けないエリアである。無効エリアIA3を設定することにより、無効エリアIA3内で指が適当に(例えば画面138内の斜め方向やジグザグに)スライドされたり車両の振動でタッチ位置がぶれたりした場合にも、設定値が変更されない。すなわち、設定値の不用意な変更が防がれる。無効エリアIA3内では、X軸方向へのタッチ位置TPの移動操作は受け付けられるため、ユーザは、機能を容易に設定変更することができる。設定値を変更したい場合、ユーザは、無効エリアIA3外まで指をスライドさせればよい。
このように、変形例4において、制御値設定部100eによる制御値の設定後、無効エリア設定部100dとして動作する制御値設定プログラム102は、現在のタッチ位置TPを含む画面138内の一部のエリアを、第2の移動方向(Y軸方向又はZ軸方向)へのタッチ位置TPの移動操作を受け付けない無効エリアIA3(第3の無効エリア)として設定する。
1 :制御値設定装置
10 :プロセッサ
100 :制御部
100A :CPU
100B :RAM
100C :ROM
100D :入出力ポート
100a :位置取得部
100b :移動方向検出部
100c :機能設定部
100d :無効エリア設定部
100e :制御値設定部
102 :制御値設定プログラム
110 :通信インタフェース部
120 :操作部
130 :表示部
132 :タッチパネルディスプレイ
134 :ディスプレイドライバ
136 :感圧センサ
140 :音声出力部
142 :スピーカ
144 :スピーカドライバ
150 :振動部
152 :バイブレータ
154 :バイブレータドライバ
10 :プロセッサ
100 :制御部
100A :CPU
100B :RAM
100C :ROM
100D :入出力ポート
100a :位置取得部
100b :移動方向検出部
100c :機能設定部
100d :無効エリア設定部
100e :制御値設定部
102 :制御値設定プログラム
110 :通信インタフェース部
120 :操作部
130 :表示部
132 :タッチパネルディスプレイ
134 :ディスプレイドライバ
136 :感圧センサ
140 :音声出力部
142 :スピーカ
144 :スピーカドライバ
150 :振動部
152 :バイブレータ
154 :バイブレータドライバ
Claims (8)
- 複数の機能のそれぞれを制御するための制御値を設定する制御値設定装置であって、
画面内のタッチ操作可能な領域に対してユーザがタッチした位置であるタッチ位置を取得する位置取得部と、
前記画面内における前記タッチ位置の移動方向を検出する移動方向検出部と、
前記複数の機能のそれぞれに対して異なる第1の前記移動方向を対応付けて記憶する記憶部と、
前記移動方向検出部により前記タッチ位置の移動方向として前記第1の移動方向が検出されると、検出された第1の移動方向に対応付けられた機能を設定する機能設定部と、
前記機能設定部による前記機能の設定時点の前記タッチ位置を含む前記画面内の一部のエリアを、前記記憶部に記憶された前記第1の移動方向への前記タッチ位置の移動操作を受け付けない第1の無効エリアとして設定する無効エリア設定部と、
前記第1の無効エリアの設定後、前記第1の移動方向と異なる第2の移動方向へのタッチ操作に応じて、前記機能設定部に設定された機能の制御値を設定する制御値設定部と、を備える、
制御値設定装置。 - 前記第1の無効エリア外で、前記移動方向検出部により前記タッチ位置の移動方向として前記第1の移動方向が検出されると、前記機能設定部は、検出された第1の移動方向に対応付けられた機能を設定する、
請求項1に記載の制御値設定装置。 - 前記位置取得部は、前記画面に対する前記ユーザのタッチが解除された位置であるタッチ解除位置を取得し、
前記制御値設定部は、前記位置取得部により前記タッチ解除位置が取得されると、前記機能の設定時点の前記タッチ位置から前記タッチ解除位置までの、前記第2の移動方向の距離に応じて、前記機能の制御値を設定する、
請求項1又は請求項2に記載の制御値設定装置。 - 前記複数の機能は、第1の機能と第2の機能を含み、
前記第1の機能は、前記画面の第1軸の正方向に対応付けられ、
前記第2の機能は、前記第1軸の正方向と反対方向である、前記第1軸の負方向に対応付けられ、
前記機能設定部は、前記移動方向検出部により前記タッチ位置の移動方向として前記第1軸の正方向が検出されると、前記第1の機能を設定し、前記移動方向検出部により前記タッチ位置の移動方向として前記第1軸の負方向が検出されると、前記第2の機能を設定する、
請求項1から請求項3の何れか一項に記載の制御値設定装置。 - 前記第2の移動方向は、前記第1軸と直交する第2軸の方向である、
請求項4に記載の制御値設定装置。 - 前記無効エリア設定部は、前記位置取得部により取得された前記タッチ位置を中心とした所定の円形エリアを、何れの方向の前記タッチ位置の移動操作も受け付けない第2の無効エリアとして設定し、
前記第2の無効エリア外で、前記移動方向検出部により前記タッチ位置の移動方向として前記第1の移動方向が検出されると、前記機能設定部は、検出された第1の移動方向に対応付けられた機能を設定し、
前記第2の無効エリア外で、前記移動方向検出部により前記タッチ位置の移動方向として前記第2の移動方向が検出されると、前記制御値設定部は、検出された第2の移動方向における前記タッチ位置の移動量に応じて、前記制御値を設定する、
請求項1から請求項5の何れか一項に記載の制御値設定装置。 - 前記制御値設定部による前記制御値の設定後、前記無効エリア設定部は、現在の前記タッチ位置を含む前記画面内の一部のエリアを、前記第2の移動方向への前記タッチ位置の移動操作を受け付けない第3の無効エリアとして設定する、
請求項1から請求項6の何れか一項に記載の制御値設定装置。 - 複数の機能のそれぞれを制御するための制御値を設定する制御値設定プログラムであって、
コンピュータに、
画面内のタッチ操作可能な領域に対してユーザがタッチした位置であるタッチ位置を取得させる位置取得ステップと、
前記画面内における前記タッチ位置の移動方向を検出させる移動方向検出ステップと、
所定の記憶部において前記複数の機能のそれぞれに対して異なる第1の前記移動方向が対応付けて記憶されており、前記移動方向検出ステップにて前記タッチ位置の移動方向として前記第1の移動方向が検出されると、検出された第1の移動方向に対応付けられた機能を設定させる機能設定ステップと、
前記機能の設定時点の前記タッチ位置を含む前記画面内の一部のエリアを、前記記憶部に記憶された前記第1の移動方向への前記タッチ位置の移動操作を受け付けない第1の無効エリアとして設定させる無効エリア設定ステップと、
前記第1の無効エリアの設定後、前記第1の移動方向と異なる第2の移動方向における前記タッチ位置の移動量に応じて、前記機能設定ステップにて設定された機能の制御値を設定させる制御値設定ステップと、を実行させる、
制御値設定プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021177379A JP2023066662A (ja) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | 制御値設定装置及び制御値設定プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2021177379A JP2023066662A (ja) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | 制御値設定装置及び制御値設定プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023066662A true JP2023066662A (ja) | 2023-05-16 |
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ID=86326055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021177379A Pending JP2023066662A (ja) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | 制御値設定装置及び制御値設定プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2023066662A (ja) |
-
2021
- 2021-10-29 JP JP2021177379A patent/JP2023066662A/ja active Pending
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