JP6956686B2 - 角度制御装置および角度制御方法 - Google Patents

角度制御装置および角度制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、角度制御装置および角度制御方法に関する。
従来のカーナビゲーション装置では、3次元(3D)地図の表示画面における地図平面の傾きの変更は、操作者によるタッチパネルの操作、キー操作などにより実現していた。つまり、その傾きの変更を行うには、操作者は実際にタッチパネルなど操作装置に触る必要があった。そのような手段では、現在の地図の向きもしくは傾きと指の操作とが直感的に一致せず、地図平面を操作者の意図した向きもしくは角度に設定することが容易ではなかった。
特許文献1には、無接触操作装置が開示されている。その無接触操作装置は、操作者が表示装置に直接接触することなく地図のスクロール操作などを実現している。具体的には、まず、無接触操作装置は、表示装置に設けられた非接触センサによって検出される手の平の2点間の傾きに応じた操作量を決定する。そして、その操作量に応じたスクロール方向またはスクロール移動量で、表示画面内の地図画像をスクロール表示する。
特開2008−083946号公報
操作者が表示装置に表示された地図平面の角度などを非接触のジェスチャによって変更する際、「平面の角度」と「ジェスチャ」とが操作者の直感に一致せず、操作の正確性が低下していた。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、操作者のジェスチャによる制御対象角度の制御に関する正確性が向上する角度制御装置の提供を目的とする。
本発明に係る角度制御装置は、車両に搭載されたディスプレイに3次元表示される地図画像の3次元表示角度を制御する。角度制御装置は、角度検出部と角度制御部とを含む。角度検出部は、操作者の手の平もしくは手の甲により構成される操作者側平面の角度を検出する。角度制御部は、ディスプレイに3次元表示される地図画像における地表面の角度と、角度検出部が検出した操作者側平面の角度と、に基づいて、地図画像の3次元表示角度を制御する。
本発明によれば、操作者のジェスチャによる制御対象角度の制御に関する正確性が向上する角度制御装置の提供が可能である。
本発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白になる。
実施の形態1における角度制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1における角度制御装置が有する処理回路の構成の一例を示す図である。 実施の形態1における角度制御装置が有する処理回路の別の構成の一例を示す図である。 実施の形態1における角度制御装置の動作および角度制御方法を示すフローチャートである。 実施の形態2における角度制御装置およびそれに関連して動作する装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2における角度制御装置の動作および角度制御方法を示すフローチャートである。 実施の形態2における操作者の手の平の画像を示す図である。 実施の形態2における操作者側平面の角度の検出方法を示すフローチャートである。 実施の形態2における操作者の手の平が時計回りに回転した状態を示す図である。 実施の形態2における操作者の手の平が反時計回りに回転した状態を示す図である。 実施の形態2における3次元地図の平面画像がディスプレイに表示された状態を示す図である。 実施の形態2における3次元地図の平面画像がディスプレイに表示された状態を示す図である。 実施の形態2における3次元地図の平面画像がディスプレイに表示された状態を示す図である。 実施の形態3における角度制御装置およびそれに関連して動作する装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3における角度制御装置の動作および角度制御方法を示すフローチャートである。 実施の形態4における角度制御装置およびそれに関連して動作する装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態5における角度制御装置およびそれに関連して動作する装置の構成を示すブロック図である。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1における角度制御装置100の構成を示すブロック図である。
角度制御装置100は、ディスプレイに3次元表示される画像の3次元表示角度、または、角度制御が可能な制御対象物の実角度である制御対象角度、のいずれかを制御する機能を有する。角度制御装置100は、角度検出部10および角度制御部20を有する。
角度検出部10は、操作者の手の平または手の甲により構成される平面である操作者側平面の角度を検出する。角度検出部10は、例えば、カメラが撮影した手の平もしくは手の甲の画像に基づき、操作者側平面の角度を検出する。
角度制御部20は、操作者側平面の角度に基づいて、制御対象角度を制御する。角度制御部20は、例えば、操作者側平面の角度に応じて3次元表示される画像の3次元表示角度を回転させる制御を行う。3次元表示角度が回転した画像は、ディスプレイ(図示せず)に表示される。または、例えば、角度制御部20は、操作者側平面の角度に応じて制御対象物を回転させる制御を行う。制御対象物は、その制御により回転する。
図2は角度制御装置100が有する処理回路90の構成の一例を示す図である。角度検出部10および角度制御部20の各機能は、処理回路90により実現される。すなわち、処理回路90は、角度検出部10および角度制御部20を有する。
処理回路90が専用のハードウェアである場合、処理回路90は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせた回路等である。角度検出部10および角度制御部20の各機能は、複数の処理回路により個別に実現されてもよいし、1つの処理回路によりまとめて実現されてもよい。
図3は角度制御装置100が有する処理回路の別の構成の一例を示す図である。処理回路は、プロセッサ91とメモリ92とを有する。プロセッサ91がメモリ92に格納されるプログラムを実行することにより、角度検出部10および角度制御部20の各機能が実現される。例えば、プログラムとして記述されたソフトウェアまたはファームウェアがプロセッサ91により実行されることにより各機能が実現される。すなわち、角度制御装置100は、プログラムを格納するメモリ92と、そのプログラムを実行するプロセッサ91とを有する。
プログラムには、角度制御装置100が、操作者の手の平もしくは手の甲により構成される操作者側平面の角度を検出し、操作者側平面の角度に基づいて、制御対象角度を制御する機能が記述されている。また、プログラムは、角度検出部10および角度制御部20の手順または方法をコンピュータに実行させるものである。
プロセッサ91は、例えば、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)等である。メモリ92は、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリである。または、メモリ92は、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
上述した角度検出部10および角度制御部20の各機能は、一部が専用のハードウェアによって実現され、他の一部がソフトウェアまたはファームウェアにより実現されてもよい。このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現する。
図4は、実施の形態1における角度制御装置100の動作および角度制御方法を示すフローチャートである。
ステップS1にて、角度検出部10は、操作者の手の平もしくは手の甲により構成される操作者側平面の角度を検出する。
ステップS2にて、角度制御部20は、操作者側平面の角度に基づいて、制御対象角度を制御する。
以上をまとめると、実施の形態1における角度制御装置100は、ディスプレイに3次元表示される画像の3次元表示角度、または角度制御が可能な制御対象物の実角度、のいずれかである制御対象角度を制御する。角度制御装置100は、操作者の手の平もしくは手の甲により構成される操作者側平面の角度を検出する角度検出部10と、角度検出部10が検出した操作者側平面の角度に基づいて、制御対象角度を制御する角度制御部20と、を含む。
以上の構成により、角度制御装置100は、操作者のジェスチャによる制御対象角度の制御に関する正確性を向上させる。角度制御装置100は、操作者に対して直感的かつ効率的な操作手段を提供する。
以上をまとめると、実施の形態1における角度制御方法は、ディスプレイに3次元表示される画像の3次元表示角度、または角度制御が可能な制御対象物の実角度、のいずれかである制御対象角度を制御する。角度制御方法は、操作者の手の平もしくは手の甲により構成される操作者側平面の角度を検出し、操作者側平面の角度に基づいて、制御対象角度を制御する。
以上の構成により、角度制御方法は、操作者のジェスチャによる制御対象角度の制御に関する正確性を向上させる。角度制御装置100は、操作者に対して直感的かつ効率的な操作手段を提供する。
<実施の形態2>
実施の形態2における角度制御装置および角度制御方法を説明する。なお、実施の形態1と同様の構成および動作については説明を省略する。
(角度制御装置の構成)
図5は、実施の形態2における角度制御装置101およびそれに関連して動作する装置の構成を示すブロック図である。角度制御装置101は、角度検出部10、角度制御部20および映像制御部30を有する。また、図5には、角度制御装置101に関連して動作する装置として、車内カメラ110、ストレージ120およびディスプレイ140が示されている。角度制御装置101は、車両の搭乗者がディスプレイ140に3次元表示された地図の平面画像を操作するに際し、その3次元表示された地図の3次元表示角度を制御する。
ディスプレイ140は、実施の形態2において、フラットパネルディスプレイである。角度制御装置101は、フラットパネルディスプレイに3次元表示される平面画像の3次元表示角度を制御する。
3次元表示される平面画像とは、投影図法または透視図法により3次元対象物が平面に描画された画像であって、3次元的に視認される画像である。実施の形態2において、3次元表示される平面画像は、3次元表示された地図(以下、3次元地図という。)の平面画像である。
また、実施の形態2における角度制御装置101が制御する制御対象角度は、3次元表示地図の3次元表示角度である。3次元表示角度は、投影図法または透視図法により描画された平面画像における少なくとも3つの軸の傾きに対応する。その少なくとも3つの軸のうち2軸は、例えば、3次元地図の地表面を平面画像として表す際に基準とされる軸であり、残る1軸はその地表面に対して垂直な軸である。
車内カメラ110は、車両の内部に設けられたカメラであり、3次元地図の平面画像を操作する操作者の手の平または手の甲の画像を撮影する。操作者は、車両の搭乗者である。
角度検出部10は、車内カメラ110が撮影した操作者の手の平または手の甲の画像を取得する。角度検出部10は、その画像に基づき、手の平または手の甲により構成される平面である操作者側平面の角度を検出する。操作者側平面は、例えば、手の平の複数の特定部位(指の先端、指の腹、指尖球、母指球、小指球など)を含む平面である。この際、角度検出部10は、画像解析により操作者側平面の角度を検出する。例えば、角度検出部10は、1つのカメラが撮影した手の画像から複数の特徴点を画像認識し、手の特徴に関するデータベースと照合して操作者側平面の角度を検出する。または、角度検出部10は、異なる位置に設けられた2つの車内カメラ110が撮影する2つの画像から操作者側平面の角度を検出してもよい。
角度制御部20は、操作者側平面の角度に基づいて、制御対象角度である3次元地図の平面画像における3次元表示角度を制御する。角度制御部20は、例えば、操作者側平面の角度に応じて3次元表示角度を回転させる制御、すなわち、3次元地図の表示を回転させる制御を行う。なお、3次元地図の地図データは、ストレージ120に格納された地図データベース130から取得する。ストレージ120は、例えばサーバに設けられている。
映像制御部30は、角度制御部20が制御した3次元表示角度で3次元地図の平面画像を作成し、ディスプレイ140に表示させる制御を行う。
ディスプレイ140は、車両に搭載されており、角度制御部20が3次元表示角度を制御し映像制御部30が作成した3次元地図の平面画像を表示する。
(角度制御装置の動作および角度制御方法)
図6は、実施の形態2における角度制御装置101の動作および角度制御方法を示すフローチャートである。
ステップS10にて、角度制御装置101は、角度制御モードであるか否かを判定する。つまり、実施の形態2における角度制御装置101は、3次元表示角度を操作するモードであるか否かを判定する。角度制御モードであると判定された場合、ステップS20が実行される。角度制御モードでないと判定された場合、角度制御方法は終了する。
ステップS20にて、角度検出部10は、車内カメラ110が撮影した手の平もしくは手の甲の画像を取得する。図7は、車内カメラ110によって撮影された操作者の手の平2の画像を示す図である。
ステップS30にて、角度検出部10は、操作者側平面の角度を検出する。図8は、実施の形態2における操作者側平面の角度の検出方法を示すフローチャートである。すなわち、図8は、図6におけるステップS30のサブルーチンを示している。
ステップS310にて、角度検出部10は、画像解析により操作者側平面を構成する3軸を検出し、各軸の傾きを解析する。3軸のうち2軸は、操作者側平面を構成するx軸およびy軸であり、残りの1軸は、その操作者側平面に垂直なz軸である。図7には、それら3軸が示されている。角度検出部10は、それら3軸を解析することにより操作者側平面3の角度を検出する。
ステップS320にて、角度検出部10は、一連のステップにおいて、最初に検出された操作者側平面3か否かを判定する。ステップS310にて、最初に検出された操作者側平面3であると角度検出部10が判定した場合には、ステップS330が実行される。最初に検出された操作者側平面3ではないと、角度検出部10が判定した場合には、ステップS340が実行される。
ステップS330にて、角度検出部10は、操作者側平面3の角度つまり各軸の傾きを初期値として、例えば角度制御装置101が有する記憶部(図示せず)に保存する。
ステップS340にて、角度検出部10は、記憶部に保存されている初期値を読み込み、現在の各軸の傾きと初期値との差分を変化量として出力する。図9は、操作者の手の平2がx軸を中心に時計回りに回転した状態を示す図である。角度検出部10は、図9に示された各軸の傾きと初期値との差分を算出する。また、図10は、操作者の手の平2がx軸を中心に反時計回りに回転した状態を示す図である。この場合も、角度検出部10は、図10に示された各軸の傾きと初期値との差分を算出する。
ステップS40にて、角度検出部10は、操作者側平面3の角度が検出できたか否かを判定する。操作者側平面3の角度が検出できたと判定された場合、ステップS50が実行される。操作者側平面3の角度が検出できていないと判定された場合、角度制御方法は終了する。
ステップS50にて、角度制御部20は、3次元表示された平面画像の3次元表示角度を制御する。ここでは、3次元表示された平面画像は、3次元地図の平面画像である。
角度制御部20は、例えば、3次元表示される地図における地表面と操作者側平面3とが平行になるよう、3次元表示角度を制御する。図11は、3次元地図の平面画像がディスプレイ140に表示された状態を示す図である。ここでは、3次元地図には、一例として、地表面4、道路および地平線が描画されている。角度制御部20は、3次元地図における地表面4と図7に示された操作者側平面3とが平行になるよう、3次元表示角度つまり3次元地図における各軸の角度を制御する。図11に示される各軸は、図7に示される各軸と平行である。
または、例えば、角度制御部20は、3次元表示角度の変化量が角度検出部10にて検出される操作者側平面3の角度の変化量に一致するように、3次元表示角度を制御する。操作者の手の平2が、図7に示される状態から時計回りに回転することによって図11に示される状態に変化した場合、ステップS340にて、各軸の変化量が算出される。角度制御部20は、その変化量に一致するよう3次元地図の平面画像における各軸を時計回りに回転させて3次元表示角度を制御する。図12は、図9に示される操作者側平面3に対応する3次元地図の平面画像がディスプレイ140に表示された状態を示す図である。地表面4が傾くことにより、道路5および地平線6も傾いて描画されている。図12に示される各軸は、図9に示される各軸と平行である。操作者の手の平2が、反時計回りに回転し、図7に示される状態から図10に示される状態に変化した場合も同様に、各軸の変化量が算出される。角度制御部20は、その変化量に一致するよう3次元地図の平面画像における各軸を反時計回りに回転させて3次元表示角度を制御する。図13は、図10に示される操作者側平面3に対応する3次元地図の平面画像がディスプレイ140に表示された状態を示す図である。地表面4が傾くことにより、道路5および地平線6も傾いて描画されている。図13に示される各軸は、図10に示される各軸と平行である。
ステップS60にて、映像制御部30は、角度制御部20によって制御された3次元表示角度で3次元表示された平面画像を作成し、ディスプレイ140に出力する。つまり、ここでは、映像制御部30は、3次元地図の平面画像を出力する。
ステップS70にて、ディスプレイ140は、3次元表示された平面画像を表示する。
(実施の形態2の変形例)
角度制御部20は、ステップS50において、必ずしも3次元地図の地表面4と操作者側平面3とが平行になるよう3次元表示角度を制御しなくてもよい。その場合、角度制御部20は、3次元地図の地表面4と操作者側平面3との角度差を一定に保ちつつ、3次元地図の地表面4を回転させて3次元表示角度を制御する。すなわち、角度制御部20は、3次元地図の地表面4と操作者側平面3とは平行ではないが、互いの角度の変化量は一致するように3次元地図の地表面4を動かす。
また、角度制御部20は、ステップS50において、3次元表示角度の変化量が角度検出部10にて検出される操作者側平面3の角度の変化量に比例するように、3次元表示角度を制御してもよい。例えば、角度制御部20は、ステップS340にて検出される操作者側平面3の角度の変化量の数倍もしくは数分の1倍の変化量で3次元地図の地表面4を回転させてもよい。
実施の形態2においては、3次元表示された平面画像が3次元表示された地図の平面画像である例が示されたが、3次元表示された平面画像はそれに限定されるものではない。3次元表示された平面画像は、カメラで撮影された画像または映像であってもよい。3次元表示された平面画像は、フラットパネルディスプレイに3次元的に表示されるあらゆる平面画像を含む。
また、角度検出部10は、非接触センサ(図示せず)によってセンシングされた手の平2または手の甲の形状データに基づいて操作者側平面3の角度を検出してもよい。
また、ディスプレイ140は、ヘッドアップディスプレイまたは3次元裸眼立体視ディスプレイであってもよい。この場合、角度制御装置101は、平面画像に限られず、3次元表示される画像の3次元表示角度を制御する。
また、角度制御装置101およびディスプレイ140は、カーナビゲーションシステムの一部を構成するものであってもよい。
(効果)
以上をまとめると、実施の形態2における角度制御装置101において、3次元表示される画像は、3次元表示される地図の画像を含む。角度制御部20は、3次元表示される地図における地表面4と操作者側平面3とが平行になるように、制御対象角度として3次元表示角度を制御する。
このような角度制御装置101によれば、手の平2もしくは手の甲で構成される操作者側平面3の傾きとディスプレイ140に表示される3次元地図の平面画像における地表面4の傾きとが一致するため、操作者は直感的に操作することができる。
また、実施の形態2における角度制御装置101の角度制御部20は、制御対象角度の変化量が角度検出部10にて検出される操作者側平面3の角度の変化量に比例するように、制御対象角度を制御する。
このような角度制御装置101によれば、手の平2もしくは手の甲で構成される操作者側平面3の角度変化量とディスプレイ140に表示される3次元地図の平面画像における地表面4の角度変化量とが比例するため、操作者は直感的に操作することができる。
また、実施の形態2における角度制御装置101の角度制御部20は、制御対象角度の変化量が角度検出部10にて検出される操作者側平面3の角度の変化量と一致するように、制御対象角度を制御する。
このような角度制御装置101によれば、手の平2もしくは手の甲で構成される操作者側平面3の角度変化量とディスプレイ140に表示される3次元地図の平面画像における地表面4の角度変化量とが一致するため、操作者は直感的に操作することができる。
<実施の形態3>
実施の形態3における角度制御装置および角度制御方法を説明する。なお、実施の形態1または2と同様の構成および動作については説明を省略する。
図14は、実施の形態3における角度制御装置102およびそれに関連して動作する装置の構成を示すブロック図である。角度制御装置102は、角度検出部10および角度制御部20を有する。また、図14には、角度制御装置102に関連して動作する装置として、車内カメラ110、車外カメラ150および電子ミラー160が示されている。
角度制御装置102は、車両の搭乗者が電子ミラー160に表示される映像を操作するに際し、その映像を撮影する車外カメラ150の実角度を制御する。つまり、角度制御装置102が制御する制御対象角度は、角度制御が可能な制御対象物の実角度である。角度制御が可能な制御対象物は、車外カメラ150である。
車外カメラ150は、車両に設けられ、車両の周辺の映像を撮影する。車外カメラ150は、撮影する方向つまり実角度を変更可能である。
電子ミラー160は、車内に設けられ、車外カメラ150が撮影する車両の周辺の映像を表示する。
角度検出部10の構成および機能は、実施の形態2と同様である。
角度制御部20は、操作者側平面3の角度に基づいて、車外カメラ150の実角度を制御する。つまり、角度制御部20は、操作者側平面3の角度に応じて、車外カメラ150を回転させる制御を行う。
図15は、実施の形態3における角度制御装置102の動作および角度制御方法を示すフローチャートである。
ステップS10からステップS40までは、実施の形態2における図6と同様である。ただし、ステップS40にて、操作者側平面3の角度が検出できたと判定された場合、ステップS55が実行される。
ステップS55にて、角度制御部20は、制御対象物である車外カメラ150の実角度を制御する。
ステップS65にて、制御対象物である車外カメラ150は、角度制御部20によって制御された実角度で回転する。例えば、角度制御部20は、車外カメラ150の実角度の変化量が角度検出部10にて検出される操作者側平面3の角度の変化量に比例するように、車外カメラ150の実角度を制御する。または、例えば、角度制御部20は、車外カメラ150の実角度の変化量が角度検出部10にて検出される操作者側平面3の角度の変化量と一致するように、車外カメラ150の実角度を制御する。
ステップS75にて、電子ミラー160は、実角度が制御された車外カメラ150が撮影した映像を表示する。
制御対象物は、電子ミラー160に表示する映像を撮影する車外カメラ150に限定されるものではない。制御対象物は、例えば、車両に設けられた他のカメラ、ドアミラー、リアビューミラー、ディスプレイ、エアコンの吹出口、シートなどであってもよい。その場合、角度制御装置102は、それらの実角度を制御する。
(効果)
以上をまとめると、実施の形態3における角度制御装置102において、制御対象物は、車両に設けられる電子ミラー160に表示される映像を撮影するために車両に設けられた車外カメラ150を含む。
このような角度制御装置102によれば、手の平2もしくは手の甲で構成される操作者側平面3の角度と制御対象物の角度とが一致するため、操作者は直感的に車外カメラの撮影方向を操作することができる。
<実施の形態4>
実施の形態4における角度制御装置および角度制御方法を説明する。なお、実施の形態1から3のいずれかと同様の構成および動作については説明を省略する。
図16は、実施の形態4における角度制御装置103およびそれに関連して動作する装置の構成を示すブロック図である。角度制御装置103は、角度検出部10、角度制御部20および映像制御部30を有する。角度制御装置103は、実施の形態2と同様に、ディスプレイ140に3次元表示された地図の平面画像を車両の搭乗者が操作するに際し、その3次元表示された地図の3次元表示角度を制御する。また、図16には、角度制御装置103に関連して動作する装置として、実施の形態2に示された装置に加えて、非接触センサ170、マイク180、スピーカ190およびシート200が示されている。
非接触センサ170は、車内に設けられており、操作者のジェスチャを検出する。角度検出部10は、非接触センサ170が操作者による予め定められたジェスチャを検知した後に、操作者側平面3の角度の検出を開始する。または、角度検出部10は、非接触センサ170が操作者による予め定められたジェスチャを検知した後に、操作者側平面3の角度の検出を終了する。例えば、操作者が手を握り締めているときは、角度制御装置103は、角度制御を行わない。操作者が手の平2を開いているときに、角度制御装置103は、角度制御を行う。その予め定められたジャスチャーは、非接触センサ170に代えて、車内カメラ110が検出してもよい。
マイク180は、車内に設けられており、操作者の音声を集音する。角度検出部10は、マイク180から入力された操作者による音声命令を検知した後に、操作者側平面3の角度の検出を開始する。または、角度検出部10は、マイク180から入力された操作者による音声命令を検知した後に、操作者側平面3の角度の検出を終了する。
スピーカ190は、車内に設けられている。スピーカ190は、報知装置である。角度制御部20は、制御対象角度の制御を実行中に、スピーカ190から音声を出力させる制御を行う。これにより、角度制御部20は、制御対象角度の制御を実行中であることを操作者に報知することができる。
シート200は、車内に設けられている。シート200には振動部が設けられている。角度制御部20は、制御対象角度の制御を実行中に、シート200の振動部が振動するように制御を行う。これにより、角度制御部20は、制御対象角度の制御を実行中であることを操作者に報知することができる。
<実施の形態5>
実施の形態5における角度制御装置および角度制御方法を説明する。なお、実施の形態1から4のいずれかと同様の構成および動作については説明を省略する。
各実施の形態に記載の角度制御装置は、ナビゲーション装置と、通信端末と、サーバと、これらにインストールされるアプリケーションの機能とを適宜に組み合わせて構築されるシステムにも適用することができる。ここで、ナビゲーション装置とは、例えば、PND(Portable Navigation Device)などを含む。通信端末とは、例えば、携帯電話、スマートフォンおよびタブレットなどの携帯端末を含む。
図17は、実施の形態5における角度制御装置100およびそれに関連して動作する装置の構成を示すブロック図である。
角度制御装置100および通信装置210は、サーバ300に設けられている。角度制御装置100は、車両に設けられた車内カメラ110から通信装置220および通信装置210を介して、操作者の手の平2または手の甲の画像を取得する。角度制御装置100は、各実施の形態にて記載された角度検出部10と角度制御部20とにより、各通信装置を介して制御対象角度を制御する。例えば、角度制御装置100が実施の形態2に示された角度制御装置101である場合、ディスプレイ140に3次元表示される画像の3次元表示角度を制御する。または、例えば、例えば、角度制御装置100が実施の形態3に示された角度制御装置102である場合、角度制御が可能な制御対象物である車外カメラ150の実角度を制御する。
このように、角度制御装置100がサーバ300に配置されることにより、車載装置の構成を簡素化することができる。
また、角度制御装置100の機能あるいは構成要素の一部がサーバ300に設けられ、他の一部が車両に設けられるなど、分散して配置されてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
本発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての態様において、例示であって、本発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、本発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
2 手の平、3 操作者側平面、4 地表面、10 角度検出部、20 角度制御部、30 映像制御部、100 角度制御装置、110 車内カメラ、140 ディスプレイ、150 車外カメラ、160 電子ミラー。

Claims (14)

  1. 車両に搭載されたディスプレイに3次元表示される地図画像の3次元表示角度を制御する角度制御装置であって、
    操作者の手の平もしくは手の甲により構成される操作者側平面の角度を検出する角度検出部と、
    前記ディスプレイに3次元表示される前記地図画像における地表面の角度と、前記角度検出部が検出した前記操作者側平面の前記角度と、に基づいて、前記地図画像の前記3次元表示角度を制御する角度制御部と、を備える角度制御装置。
  2. 記角度制御部は、前記ディスプレイに3次元表示される前記地図画像における前記地表面と前記操作者側平面とが平行になるように、前記地図画像の前記3次元表示角度を制御する、請求項1に記載の角度制御装置。
  3. 前記角度制御部は、前記3次元表示角度の変化量が前記角度検出部にて検出される前記操作者側平面の前記角度の変化量に比例するように、前記3次元表示角度を制御する、請求項1に記載の角度制御装置。
  4. 前記角度制御部は、前記3次元表示角度の前記変化量が前記角度検出部にて検出される前記操作者側平面の前記角度の前記変化量と一致するように、3次元表示角度を制御する、請求項3に記載の角度制御装置。
  5. 前記ディスプレイは、フラットパネルディスプレイであり、
    前記3次元表示される前記地図画像は、前記フラットパネルディスプレイに3次元表示される平面画像である、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の角度制御装置。
  6. 車両に搭載されたカメラの実角度を制御する角度制御装置であって、
    操作者の手の平もしくは手の甲により構成される操作者側平面の角度を検出する角度検出部と、
    前記車両に搭載されたディスプレイに表示される前記カメラの映像における地表面の角度と、前記角度検出部が検出した前記操作者側平面の前記角度と、に基づいて、前記カメラの前記実角度を制御する角度制御部と、を備え
    前記角度制御部は、前記ディスプレイに表示される前記映像における前記地表面と前記操作者側平面とが平行になるように、前記カメラの前記実角度を制御する、角度制御装置。
  7. 前記角度制御部は、前記カメラの前記実角度の変化量が前記角度検出部にて検出される前記操作者側平面の前記角度の変化量に比例するように、前記カメラの前記実角度を制御する、請求項に記載の角度制御装置。
  8. 前記角度制御部は、前記カメラの前記実角度の前記変化量が前記角度検出部にて検出される前記操作者側平面の前記角度の前記変化量と一致するように、前記カメラの前記実角度を制御する、請求項に記載の角度制御装置。
  9. 前記カメラは、前記車両の周辺を撮影し、
    前記ディスプレイは、前記車両に設けられた電子ミラーとして、前記車両の周辺の映像を表示する、請求項6から請求項8のいずれか一項に記載の角度制御装置。
  10. 前記ディスプレイは、ヘッドアップディスプレイまたは3次元裸眼立体視ディスプレイである、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の角度制御装置。
  11. 前記角度検出部は、前記操作者による予め定められたジェスチャを検知した後に、前記操作者側平面の前記角度の検出を開始する、または終了する、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の角度制御装置。
  12. 前記角度検出部は、前記操作者による音声命令を検知した後に、前記操作者側平面の前記角度の検出を開始する、または終了する、請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の角度制御装置。
  13. 前記角度制御部は、角度制御を実行中であることを前記車両に設けられた報知装置に報知させる制御をさらに行う、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の角度制御装置。
  14. 車両に搭載されたディスプレイに3次元表示される地図画像の3次元表示角度を制御する角度制御方法であって、
    操作者の手の平もしくは手の甲により構成される操作者側平面の角度を検出し、
    前記ディスプレイに3次元表示される前記地図画像における地表面の角度と、前記操作者側平面の前記角度と、に基づいて、前記地図画像の前記3次元表示角度を制御する、角度制御方法。
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