JP2023066594A - Combine harvester - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、コンバインに関する。 The present invention relates to combine harvesters.
従来、コンバインの脱穀制御として、送塵板(送塵ガイド)の角度を変更自在に構成し、該送塵板に作用する穀稈の送り反力を検出するセンサを設けて、該センサによる送塵板に作用する穀稈の送り反力の検出値が所定値になるように送塵板の角度を制御していた(特許文献1参照)。 Conventionally, as a threshing control for a combine, the angle of a dust feed plate (dust feed guide) is configured to be changeable, and a sensor is provided to detect the feeding reaction force of grain culms acting on the dust feed plate. The angle of the dust plate is controlled so that the detected value of the feeding reaction force of the grain culm acting on the dust plate becomes a predetermined value (see Patent Document 1).
センサが送塵板に作用する穀稈の送り反力を検出するものであるから、直接脱穀処理中の穀稈の量が多くなって詰まりが発生したことを検出するものではなく、然も、センサが扱歯が上から下に向けて移動する部分に配置されているので、適正に穀稈の詰まりを検出することが困難であり、良好な脱穀制御が行い難いものであった。また、送塵板が扱歯の回転方向と平行になると反力を検出できないという課題もあった。 Since the sensor detects the feeding reaction force of the culms acting on the dust feed plate, it does not directly detect clogging caused by an increase in the amount of culms during the threshing process. Since the sensor is arranged in the portion where the cusps move from top to bottom, it is difficult to properly detect culm clogging, and it is difficult to perform good threshing control. There is also a problem that the reaction force cannot be detected when the dust feed plate is parallel to the rotating direction of the teeth.
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、扱室内の穀稈の詰まりを早期に且つ適正に検出して、良好な脱穀が行えるコンバインを提供することである。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a combine harvester capable of early and appropriate detection of clogging of culms in a hulling chamber, thereby performing good threshing.
請求項1記載の発明は、走行装置2により前進する機体の前部に設けた刈取部4が刈り取った収穫物を脱穀処理する脱穀装置5を設けたコンバインにおいて、脱穀装置5の扱室51内で扱歯52を有する扱胴53が駆動回転し、収穫物が扱室51の入口側から出口側に向けて移動しながら脱穀処理される前半部分で扱歯52が下から上に向けて移動する部分の上方位置に収穫物の詰まりを検出する詰まりセンサ70を設けたコンバインである。
The invention described in claim 1 is a combine harvester provided with a
請求項1記載の発明によれば、脱穀装置5の扱室51内で扱歯52を有する扱胴53が駆動回転し、収穫物が扱室51の入口側から出口側に向けて移動しながら脱穀処理される前半部分で扱歯52が下から上に向けて移動する部分の上方位置に収穫物の詰まりを検出する感圧式の詰まりセンサ70を設けたので、収穫物の詰まりを扱室51の前半部分の早い段階で検出でき、然も扱歯52が下から上に向けて移動する部分の上方位置は収穫物が持ち上げられて溜まる部位であり適切に検出できる。
According to the first aspect of the invention, the
請求項2記載の発明は、詰まりセンサ70の詰まり検出により報知手段6g,6hを作動させる請求項1に記載のコンバインである。
The invention according to claim 2 is the combine harvester according to claim 1, wherein the detection of clogging by the
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加えて、詰まりセンサ70の詰まり検出により報知手段6g,6hを作動させるので、操縦者が機体の前進速度を減速する等の詰まりを解消する操作を即座に行える。
According to the invention of claim 2, in addition to the effects of the invention of claim 1, the notification means 6g and 6h are activated by the clogging detection of the
請求項3記載の発明は、詰まりセンサ70の詰まり検出が所定時間以上継続すると、機体の前進速度を所定量減速する請求項1または請求項2に記載のコンバインである。
The invention according to
請求項3記載の発明によれば、請求項1または請求項2に記載の発明の作用効果に加えて、詰まりセンサ70の詰まり検出が所定時間以上継続すると、機体の前進速度を所定量減速するので、詰まりが自動的に解消される。
According to the invention of
請求項4記載の発明は、詰まりセンサ70の詰まり検出が所定時間以上継続するごとに、機体の前進速度を段階的に所定量減速する請求項1~請求項3のいずれか1項に記載のコンバインである。
According to the fourth aspect of the present invention, every time the
請求項5記載の発明は、詰まりセンサ70の詰まり検出が所定時間以上継続すると、原動機を停止する請求項1~請求項4のいずれか1項に記載のコンバインである。
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided a combine harvester according to any one of the first to fourth aspects, wherein the prime mover is stopped when clogging detection by the
請求項5記載の発明によれば、請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の発明の作用効果に加えて、詰まりセンサ70の詰まり検出が所定時間以上継続すると、原動機を停止するので、詰まりを防止できると共に、扱胴53が回転不能になって破損することや伝動部が損傷することを防止できる。
According to the invention of
本発明を全稈投入型の汎用コンバインに適用した例を図1乃至図6の図面に基づいて説明する。 An example in which the present invention is applied to a general-purpose combine harvester of all culm-throwing-in type will be described with reference to FIGS. 1 to 6. FIG.
<コンバインの全体構成>
汎用コンバインは、稲や麦などを収穫するものであって、機体フレーム1と、機体を支持する左右一対のクローラ式の走行装置2と、機体フレーム1の前部に上下揺動可能に支持されたエレベータ3と、エレベータ3の前端に連結された刈取部4と、機体フレーム1の左側に配設された脱穀装置5と、脱穀装置5の右横側に配設されたグレンタンクと、エレベータ3及び脱穀装置5の右側かつグレンタンクの前側に配設された運転部6とを備えている。なお、走行装置2やエレベータ3や刈取部4や脱穀装置5やグレンタンクの穀粒移送装置等は、機体フレーム1に搭載された原動機(エンジン)にて駆動される。
<Overall configuration of combine harvester>
A general-purpose combine harvester harvests rice, wheat, and the like, and includes a body frame 1, a pair of left and right crawler-type traveling devices 2 that support the body, and a front portion of the body frame 1 that is supported so as to be able to swing vertically. an
運転部6には、操縦座席6a、原動機の始動スイッチ6b、走行装置2への駆動を前後進に切り換えると共に無断変速する静油圧式無段変速装置を操作するHSTレバー6c、左右走行装置2の左右駆動を入り切りして機体を操向操作すると共に刈取部4を手動上下動操作する操向レバー6d、刈取脱穀クラッチレバー6e、各部構成部材を制御する制御装置6f、モニタ6g、警報ブザー6h等が設けられている。
The
<刈取部4>
刈取部4は、左右一対の分草杆7と、プラットホーム8と、収穫物掻き込み用の回転リール9と、プラットホーム8の前端において左右の分草杆7に亘って配設されたバリカン型の切断装置10と、プラットホーム8の上に配設され、左右方向向きの軸芯回りに回転するオーガ11とを備えている。
<Reaping part 4>
The reaping unit 4 includes a pair of left and right weeding rods 7, a
機体フレーム1とエレベータ3との間に油圧シリンダを配備し、エレベータ3が左右方向の軸芯回りに脱穀装置5に対して上下に揺動操作可能にもうけられている。エレベータ3が上下揺動操作されると、刈取部4は、プラットホーム8が地面近くに下降した作業状態と、プラットホーム8が地面から高く上昇した非作業状態とになる。
A hydraulic cylinder is arranged between the body frame 1 and the
回転リール9は、刈取部4に対して揺動軸芯P回りに上下揺動可能に支持されたリールアーム12に回転自在に支持され、該リールアーム12に支持される回転体13に常に下方を向くように支持され、植立穀稈を掻き込む複数のタイン14を備えている。
The
刈取部4を下降させた作業状態で、コンバインを前進走行させると、植立穀稈が分草杆7によって刈取り対象と非刈取り対象とに分草され、回転リール9の回転駆動によって刈取り対象の植立穀稈がプラットホーム8に掻き込まれながらバリカン型の切断装置10で刈取られる。プラットホーム8に掻き込まれた刈取穀稈は、オーガ11によってエレベータ3の前方に横送りされ、さらにエレベータ3に掻き込まれる。刈取穀稈はエレベータ3によって後方に搬送され、刈取穀稈の株元から穂先までの全体が脱穀装置5に投入される。
When the combine is moved forward while the reaping part 4 is lowered, the planted grain culms are divided into the reaping target and the non-reaping target by the splitting rod 7, and the reaping target is separated by the rotation of the
<オーガ>
オーガ11は、エレベータ3前部の右側部分と左側部分に螺旋である左右スパイラを備え、エレベータ3の前方まで刈取穀稈を横送りし、掻き込み杆によってエレベータ3前部内に掻き込む。
<Ogre>
The
<エレベータ>
エレベータ3は、矩形筒形状の前端開口と後端開口とを有するエレベータケース体30と、エレベータケース体30に内装され刈取穀稈を後方の脱穀装置5に搬送するコンベヤとを備えている。
<Elevator>
The
<脱穀装置>
脱穀装置5は、上部に扱胴カバー50にて形成される円筒状の扱室51内に扱歯52を有する扱胴53を機体前後方向に向けて軸装している。
<Threshing device>
In the
扱胴53は、扱歯52を複数設けた扱歯支持部材54を、扱胴軸55と径方向(放射方向)に所定間隔をおいて配置すると共に、扱歯支持部材54は互いに周方向(回転方向)に所定間隔を置いて配置し、扱歯支持部材54の内側に多角形状のドラム部56を設け、ドラム部56と扱歯支持部材54とは、ドラム部56の頂部(角部)を扱胴軸55の周方向で、扱歯支持部材54間に臨ませて配置する。
The handling
扱胴53は、ドラム部56の先端部に後側が大径となる円錐状のテーパー部57に形成し、後方に刈取穀稈を搬送する螺旋58を設けている。
The handling
扱胴カバー50にて形成される扱室51の下部には、一般的な唐箕59a、揺動選別棚59b、移送棚部59c、シーブ59d、ストローラック59e、一番コンベア59f、二番コンベア59gを設けている。
In the lower part of the
また、脱穀装置5の後部には、脱穀装置5から排出されるワラ屑類等を切断するスプレッダ式の切断処理装置60を設け、切断処理装置60には、排稈等を切断する回転刃(チョッパ)61と、切断処理装置60の前部の下部に起立・倒伏可能な切刃62を設けて構成する。
Further, at the rear of the
従って、脱穀装置5にエレベータ3から刈取穀稈が供給されると、脱穀装置5の扱室51内で扱胴53が矢印イ方向に回転して脱穀処理する。その時、扱胴53が矢印イ方向に回転することにより、刈取穀稈は脱穀処理されながら、扱室51の出口50d側に移送され、脱穀された脱穀物は、受け網50bより揺動選別棚59b上に落下し、揺動選別棚59bの揺動と唐箕59aからの送風により選別され、揺動選別棚59bから落下した穀粒が一番コンベア59fに回収され、グレンタンクに送られる。藁は、出口50dから切断処理装置60に送られて、細断後に機外に放出される。
Therefore, when the harvested culms are supplied from the
なお、脱穀処理された穀粒は、グレンタンクに送られて一旦貯留され、随時、排出用オーガ15にてグレンタンクから排出される。
The threshed grains are sent to a grain tank, temporarily stored, and discharged from the grain tank by the
扱胴カバー50は、脱穀装置5の機枠50aに固定された穀粒等が下方に落下する網状に形成された受け網50bと、受け網50bに対して機体左右方向内方側が回動自在に枢支され外方側がロック装置に閉状態にロックされる上方に開く板体にて形成された上部扱胴カバー50cとで構成されている。
The threshing
<脱穀詰まり防止制御>
扱室51の入口側部(扱室51の前半部分)には、扱胴53が矢印イ方向に回転して扱歯52が下から上に向けて移動する部分の上方位置に穀稈が滞留して詰まり気味になったことを検出する感圧式の詰まりセンサ70を設けている。なお、詰まりセンサ70は、上部扱胴カバー50cに設けている。
<Threshing blockage prevention control>
In the inlet side portion of the handling chamber 51 (the front half of the handling chamber 51), the culms stay above the portion where the
そして、制御装置6fは、該詰まりセンサ70が連続して1秒以上詰まりを検出すると、運転部6の報知手段としての警報ブザー6hを鳴らし及び/又はモニタ6gの警告ランプをつけて脱穀詰まりの発生を操縦者に報知する。なお、報知手段は、上記以外に音声警報等の如何なるものでも良い。
Then, when the clogging
操縦者は、該報知に気付けば、すぐにHSTレバー6cを操作して機体の進行速度を減速し、扱室51の穀稈の滞留が解消して通常状態になり詰まりセンサ70の詰まり検出が解消するまで減速状態を維持し、詰まりセンサ70の詰まり検出が解消すればHSTレバー6cを操作してもとの走行速度に戻して刈取り作業を続行する。
When the operator notices the notification, he/she immediately operates the
操縦者が該報知に気付かず、詰まりセンサ70が連続して2秒以上詰まりを検出すると、制御装置6fは、HSTレバー6cをアクチュエータにて自動減速操作して機体の進行速度を所定速度減速する(例えば、10%減速)。
If the operator does not notice the notification and the
上記の所定速度の減速にもかかわらず、詰まりセンサ70が連続して4秒以上詰まりを検出すると、制御装置6fは、HSTレバー6cをアクチュエータにて自動減速操作して機体の進行速度を更に所定速度減速する(例えば、20%減速)。
If the clogging
上記の更なる所定速度の減速にもかかわらず、詰まりセンサ70が連続して5秒以上詰まりを検出すると、制御装置6fは、原動機の始動スイッチ6bを切って原動機(エンジン)を停止する。
If the clogging
そして、上記原動機を停止した後、制御装置6fは、刈取脱穀クラッチレバー6eを切りにし、且つ、HSTレバー6cを中立にしないと、原動機の始動スイッチ6bを入りにしても原動機を始動しない。なお、刈取脱穀クラッチレバー6e及びHSTレバー6cには、各々ポジションセンサが設けられており、各々の操作位置を制御装置6fに出力している。
After stopping the motor, the
従って、刈取脱穀クラッチレバー6eを切りにし、且つ、HSTレバー6cを中立にしないと、原動機の始動スイッチ6bを入りにしても原動機が再始動しないので、安全性が保たれると共に、急な作動による破損や損傷を防止できる。
Therefore, unless the reaping and threshing
また、上記のHSTレバー6cをアクチュエータにて自動減速操作して機体の進行速度を所定速度減速した状態で、または、HSTレバー6cをアクチュエータにて自動減速操作して機体の進行速度を更に所定速度減速した状態で、詰まりセンサ70の詰まり検出が解消して2秒以上詰まりセンサ70が詰まりを検出しない場合、制御装置6fは、HSTレバー6cをアクチュエータにて自動操作して減速前の速度に戻す。
The
以上要するに、扱室51の入口側部(扱室51の前半部分)で扱胴53が矢印イ方向に回転して扱歯52が下から上に向けて移動する部分の上方位置に穀稈が滞留して詰まり気味になったことを検出する感圧式の詰まりセンサ70を設けたので、穀稈が滞留して詰まり気味になったことを扱室51の入口側部(扱室51の前半部分)の早い段階で検出でき、然も扱歯52が下から上に向けて移動する部分の上方位置は穀稈が持ち上げられて溜まる部位であり圧力が高くて適切に検出できる。
In short, at the entrance side of the handling chamber 51 (the front half of the handling chamber 51), the shaving
また、扱歯52が下から上に向けて移動する部分の上方位置のデッドスペースを詰まりセンサ70の配置に用いることで構成も簡潔となる。
Further, by using the dead space above the portion where the handling
そして、詰まりセンサ70の詰まり検出により、制御装置6fは、運転部6の警報ブザー6hを鳴らし及び/又はモニタ6gの警告ランプをつけて脱穀詰まりの発生を操縦者に報知するので、操縦者は、HSTレバー6cを操作して機体の進行速度を減速する等の詰まりを解消する操作を即座に行える。
Then, when the clogging
そして、操縦者がHSTレバー6cを操作して機体の進行速度を減速する等の詰まりを解消する操作を怠ったとしても、詰まりセンサ70の詰まり検出が所定時間以上継続すると、制御装置6fは、HSTレバー6cをアクチュエータにて自動減速操作して機体の進行速度を徐々に所定速度減速するので、詰まりが自動的に解消される。
Then, even if the operator neglects to operate the
更に、自動減速してもなお詰まりセンサ70の詰まり検出が所定時間以上継続すると、制御装置6fは、原動機の始動スイッチ6bを切って原動機(エンジン)を停止するので、詰まりを防止できると共に、扱胴53が回転不能になって破損することや伝動部が損傷することを防止できる。
Furthermore, if the clogging
<扱歯>
扱室51の入口側から出口側に穀稈が進むにつれて脱穀されて、中間位置以降においては、殆ど籾が付いていない状態であるにもかかわらず、従来、扱室51内の入口側から出口側まで扱歯52が同一ピッチで設けられていたので、籾の無い藁を扱ぐことに馬力を浪費し、収量の多い穀稈を脱穀する場合に馬力不足になり、適切な脱穀作業が行えない事態が発生していた。
<Handled teeth>
The culms are threshed as they advance from the entrance side to the exit side of the threshing
そこで、扱胴53に取付ける扱歯52を設けた扱歯支持部材54において、扱歯52の配列が異なる扱歯支持部材54を複数パターン用意し、異なる扱歯パターンの扱歯支持部材54を組み合わせることにより、脱穀精度の向上と馬力の浪費を低減可能にする。
Therefore, in the
即ち、図6(A)~(F)の6パターンの扱歯支持部材54を用意する。
That is, six patterns of bristle
(A)は、扱歯支持部材54に扱歯52が広いピッチで設けられている。
In (A), the
(B)は、扱歯支持部材54に扱歯52が狭いピッチで設けられている。
In (B), the
(C)は、扱歯支持部材54に扱歯52が入口側は狭いピッチ、出口側は広いピッチで設けられている。
In (C), the
(D)は、扱歯支持部材54に扱歯52が入口側と出口側は狭いピッチ、中間位置は広いピッチで設けられている。
In (D), the
(E)は、扱歯支持部材54に扱歯52が入口側と出口側は広いピッチ、中間位置は狭いピッチで設けられている。
In (E), the
(F)は、扱歯支持部材54に扱歯52が入口側は広いピッチ、出口側は狭いピッチで設けられている。
・扱歯支持部材54の組み合わせ例1
扱胴53に周方向に等間隔で6つの扱歯支持部材54を設けるに、(C)の扱歯52が入口側は狭いピッチで出口側は広いピッチで設けた扱歯支持部材54を3つと、(B)の扱歯52が狭いピッチで設けた扱歯支持部材54を3つとを交互に配置し、または、適宜位置に配置して取り付ける。
In (F), the
・Combination example 1 of the
In order to provide six bristle
従って、扱室51の入口側で狭いピッチの扱歯52が効率良く穀稈を脱穀し、脱穀が殆ど終わっている中央位置から出口側ではピッチの広い扱歯52となるので負荷が少なく、脱穀精度の向上と馬力の浪費低減が図れて良好な脱穀性能を発揮する。
・扱歯支持部材54の組み合わせ例2
扱胴53に周方向に等間隔で6つの扱歯支持部材54を設けるに、(D)の扱歯52が入口側と出口側は狭いピッチで中間位置は広いピッチで設けた扱歯支持部材54を6つ取り付ける。
・扱歯支持部材54の組み合わせ例3
扱胴53に周方向に等間隔で6つの扱歯支持部材54を設けるに、(C)の扱歯52が入口側は狭いピッチで出口側は広いピッチで設けた扱歯支持部材54を6つ取り付ける。
・扱歯支持部材54の組み合わせ例4
扱胴53に周方向に等間隔で6つの扱歯支持部材54を設けるに、(C)の扱歯52が入口側は狭いピッチで出口側は広いピッチで設けた扱歯支持部材54を3つと、(A)の扱歯52が広いピッチで設けた扱歯支持部材54を3つとを交互に配置し、または、適宜位置に配置して取り付ける。
・扱歯支持部材54の組み合わせ例5
扱胴53に周方向に等間隔で6つの扱歯支持部材54を設けるに、(C)の扱歯52が入口側は狭いピッチで出口側は広いピッチで設けた扱歯支持部材54を3つと、(F)の扱歯52が入口側は広いピッチで出口側は狭いピッチで設けた扱歯支持部材54を3つとを交互に配置し、または、適宜位置に配置して取り付ける。
・扱歯支持部材54の組み合わせ例6
扱胴53に周方向に等間隔で6つの扱歯支持部材54を設けるに、(C)の扱歯52が入口側は狭いピッチで出口側は広いピッチで設けた扱歯支持部材54を3つと、(E)の扱歯52が入口側と出口側は広いピッチで中間位置は狭いピッチで設けた扱歯支持部材54を3つとを交互に配置し、または、適宜位置に配置して取り付ける。
・扱歯支持部材54の組み合わせ例7
扱胴53に周方向に等間隔で6つの扱歯支持部材54を設けるに、(C)の扱歯52が入口側は狭いピッチで出口側は広いピッチで設けた扱歯支持部材54を3つと、(D)の扱歯52が入口側と出口側は狭いピッチで中間位置は広いピッチで設けた扱歯支持部材54を3つとを交互に配置し、または、適宜位置に配置して取り付ける。
・扱歯支持部材54の組み合わせ例8
扱胴53に周方向に等間隔で6つの扱歯支持部材54を設けるに、(C)の扱歯52が入口側は狭いピッチで出口側は広いピッチで設けた扱歯支持部材54を2つと、(B)の扱歯52が狭いピッチで設けた扱歯支持部材54を4つとを適宜位置に配置して取り付ける。
・扱歯支持部材54の組み合わせ例9
扱胴53に周方向に等間隔で6つの扱歯支持部材54を設けるに、(C)の扱歯52が入口側は狭いピッチで出口側は広いピッチで設けた扱歯支持部材54を2つと、(F)の扱歯52が入口側は広いピッチで出口側は狭いピッチで設けた扱歯支持部材54を4つとを適宜位置に配置して取り付ける。
・扱歯支持部材54の組み合わせ例10
扱胴53に周方向に等間隔で6つの扱歯支持部材54を設けるに、(C)の扱歯52が入口側は狭いピッチで出口側は広いピッチで設けた扱歯支持部材54を2つと、(E)の扱歯52が入口側と出口側は広いピッチで中間位置は狭いピッチで設けた扱歯支持部材54を4つとを適宜位置に配置して取り付ける。
・扱歯支持部材54の組み合わせ例11
扱胴53に周方向に等間隔で6つの扱歯支持部材54を設けるに、(C)の扱歯52が入口側は狭いピッチで出口側は広いピッチで設けた扱歯支持部材54を2つと、(D)の扱歯52が入口側と出口側は狭いピッチで中間位置は広いピッチで設けた扱歯支持部材54を4つとを適宜位置に配置して取り付ける。
・扱歯支持部材54の組み合わせ例12
扱胴53に周方向に等間隔で6つの扱歯支持部材54を設けるに、(C)の扱歯52が入口側は狭いピッチで出口側は広いピッチで設けた扱歯支持部材54を2つと、(A)の扱歯52が広いピッチで設けた扱歯支持部材54を4つとを適宜位置に配置して取り付ける。
Therefore, the narrow-
・Combination example 2 of the
In order to provide six bridle
・Combination example 3 of the
In order to provide six bristle
・Combination example 4 of the
In order to provide six bristle
・Combination example 5 of the
In order to provide six bristle
・Combination example 6 of the
In order to provide six bristle
・Combination example 7 of the
In order to provide six bristle
・Combination example 8 of the
In order to provide six bristle
・Combination example 9 of the
In order to provide six bristle
・Combination example 10 of the
In order to provide six bristle
・Combination example 11 of the
In order to provide six bristle
・Combination example 12 of the
In order to provide six bristle
<別実施形態>
(1)上記実施形態1では、詰まりセンサ70が所定時間以上詰まりを検出すると、制御装置6fがHSTレバー6cをアクチュエータにて自動減速操作して機体の進行速度を所定速度減速して詰まりを解消する例をしましたが、実施形態2として、送塵ガイド80を姿勢変更して送塵量を制御して詰まりを解消するようにしても良い。
<Another embodiment>
(1) In the first embodiment, when the
即ち、送塵ガイド80は、送塵ガイド角度変更アクチュエータにて角度が変更時に構成され、詰まりセンサ70が所定時間以上詰まりを検出すると、制御装置6fが送塵ガイド角度変更アクチュエータを作動させて送塵ガイド80を開き(送り方向に角度が緩くなる)、扱室51内の穀稈や藁屑等を出口側に送る作用が強くなるように調節して詰まりを解消する。
That is, the
詳述すると、制御装置6fは、該詰まりセンサ70が連続して1秒以上詰まりを検出すると、運転部6の警報ブザー6hを鳴らし及び/又はモニタ6gの警告ランプをつけて脱穀詰まりの発生を操縦者に報知する。なお、報知は、前記以外に音声警報等の如何なるものでも良い。
More specifically, when the clogging
操縦者は、該報知に気付けば、手動操作で送塵ガイド角度変更アクチュエータを作動させて送塵ガイド80を開き(送り方向に角度が緩くなる)、扱室51内の穀稈や藁屑等を出口側に送る作用が強くなるように調節して詰まりを解消し、詰まりセンサ70の詰まり検出が解消すれば手動操作で送塵ガイド角度変更アクチュエータを作動させて送塵ガイド80をもとの角度に戻して刈取り作業を続行する。
When the operator notices the notification, the operator manually operates the dust feed guide angle changing actuator to open the dust feed guide 80 (the angle becomes looser in the feed direction), and the culms, straw waste, etc. in the handling
操縦者が該報知に気付かず、詰まりセンサ70が連続して2秒以上詰まりを検出すると、制御装置6fは、送塵ガイド角度変更アクチュエータを作動させて送塵ガイド80を所定角度開き(送り方向に角度が所定角度緩くなる)、扱室51内の穀稈や藁屑等を出口側に送る作用が強くなるように調節する。
If the operator does not notice the notification and the clogging
上記送塵ガイド80を所定角度開いたにもかかわらず、詰まりセンサ70が連続して4秒以上詰まりを検出すると、制御装置6fは、送塵ガイド角度変更アクチュエータを作動させて送塵ガイド80を更に所定角度開き(送り方向に角度が更に所定角度緩くなる)、扱室51内の穀稈や藁屑等を出口側に送る作用が更に強くなるように調節する。
If the clogging
上記の送塵ガイド80を更に所定角度開いたにもかかわらず、詰まりセンサ70が連続して5秒以上詰まりを検出すると、制御装置6fは、原動機の始動スイッチ6bを切って原動機(エンジン)を停止する。
If the clogging
そして、上記原動機を停止した後、制御装置6fは、刈取脱穀クラッチレバー6eを切りにし、且つ、HSTレバー6cを中立にしないと、原動機の始動スイッチ6bを入りにしても原動機を始動しない。
After stopping the motor, the
また、上記の送塵ガイド角度変更アクチュエータを作動させて送塵ガイド80を所定角度開いた状態で、または、送塵ガイド角度変更アクチュエータを作動させて送塵ガイド80を更に所定角度開いた状態で、詰まりセンサ70の詰まり検出が解消して2秒以上詰まりセンサ70が詰まりを検出しない場合、制御装置6fは、送塵ガイド角度変更アクチュエータを作動させて送塵ガイド80をもとの角度に戻す。
Further, in a state in which the dust feeding guide angle changing actuator is operated to open the
(2)実施形態1の詰まりセンサ70が所定時間以上詰まりを検出すると、制御装置6fがHSTレバー6cをアクチュエータにて自動減速操作して機体の進行速度を所定速度減速して詰まりを解消する手段と、実施形態2の送塵ガイド80を姿勢変更して送塵量を制御して詰まりを解消する手段を兼用しても良い。
(2) When the clogging
(3)実施形態1及び実施形態2では、詰まりセンサ70を扱室51の入口側部(扱室51の前半部分)で扱歯52が下から上に向けて移動する部分の上方位置に設けた例を示したが、図4に示すように、扱歯52が下から上に向けて移動し、下向きの移動にかわる位置(頂点部分)に詰まりセンサ70を設けても良い。なお、詰まりセンサ70は、上部扱胴カバー50cに設けている。
(3) In Embodiments 1 and 2, the clogging
また、図5に示すように、扱歯52が上から下に向けて移動する部分の上方位置に詰まりセンサ70を設けても良い。なお、詰まりセンサ70は、上部扱胴カバー50cに設けている。
Further, as shown in FIG. 5, a clogging
2 走行装置
4 刈取部
5 脱穀装置
6g 報知手段(モニタ)
6h 報知手段(警報ブザー)
51 扱室
52 扱歯
53 扱胴
70 詰まりセンサ
2 traveling device 4 reaping
6h Notification means (warning buzzer)
51
Claims (5)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021177272A JP2023066594A (en) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | Combine harvester |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021177272A JP2023066594A (en) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | Combine harvester |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2023066594A true JP2023066594A (en) | 2023-05-16 |
Family
ID=86326611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021177272A Pending JP2023066594A (en) | 2021-10-29 | 2021-10-29 | Combine harvester |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2023066594A (en) |
-
2021
- 2021-10-29 JP JP2021177272A patent/JP2023066594A/en active Pending
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