JP2023066480A - 業務情報検索システム、業務情報検索方法 - Google Patents

業務情報検索システム、業務情報検索方法 Download PDF

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Abstract

【課題】全作業員や、営業職員の各作業員がこれから行おうとしている業務に合わせた検索結果を提供することができる業務情報検索システム及び業務システム検索方法を提供する。【解決手段】作業員が選択した文言を検索キーとして全文検索し、検索キーを含む業務情報が記載された書類を抽出する全文検索部と作業員の現時刻よりも先であって、直近に予定されている作業内容を検索する直近予定作業検索部とを備える。また、作業員が閲覧している閲覧書類が示す関連業務を推定する書類トピック推定部と、直近予定作業検索部で検索された作業内容が示す関連業務、及び、閲覧書類が示す関連業務から、全文検索部において抽出された検索結果を並び替える推定業務順ソート部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、業務情報検索システム及び業務情報検索方法に関する。
発電機やエレベーター、採掘・建築機器といったインフラ設備は、社会では欠かせないものになってきている。これらの設備は、社会の多様化するニーズに合わせてモデルチェンジが為され、構成が複雑化していく。このため、設備の設計や製造過程ではもちろん、それらの設備を保全したり、販売したりする場合にも設備の専門知識が大量に必要になる。
このため、上述したインフラ設備における保全会社や、販売会社においては、保全作業や販売を行う人に対して、設備に関する専門教育が為されている。しかしながら、教育を指導する指導者の人材不足もあり、十分な指導、教育を行うことができない会社部署も増加している。そこで、インフラ設備に関する専門知識を効率よく取得できる仕組みが求められている。
特許文献1では、保守作業員を支援する保守作業員支援システムにおいて、作業員の受講教育、作業履歴、最終作業日等の過去のデータから、作業員のスキルレベルを推定し、レベルにあった保全マニュアルを作業員に提供する方法が開示されている。
特開2007-34712号公報
このように、特許文献1では、作業員の作業履歴など過去の情報から、作業員に提供する情報を推定している。しかしながら、作業員が必要とする技術情報はスキルレベルだけではなく、その情報を使ってこれから行おうとしている業務によって異なる。したがって、スキルレベルや、過去の作業履歴等から作業員に提供する情報が推定されるシステムでは、作業員がこれから行う予定の作業内容が、過去の作業内容と異なる場合、誤った情報を提供してしまう恐れがある。このため、作業員の異動や、期の変わり目等で業務傾向が変わった場合には、作業員がこれからの作業に必要とする技術情報を提供できない場合が出てくる。
そこで、本発明は、保全作業員や、営業職員の各作業員がこれから行おうとしている業務に合わせた検索結果を提供することができる業務情報検索システム及び業務システム検索方法を提供する。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、本発明の業務情報検索システムは、作業員が選択した文言を検索キーとして全文検索し、検索キーを含む業務情報が記載された書類を抽出する全文検索部を備える。また、作業員の現時刻よりも先であって、直近に予定されている作業内容を検索する直近予定作業検索部と、作業員が閲覧している閲覧書類が示す関連業務を推定する書類トピック推定部とを備える。また、直近予定作業検索部で検索された作業内容が示す関連業務、及び、閲覧書類が示す関連業務から、全文検索部において抽出された検索結果を並び替える推定業務順ソート部を備える
本発明の業務情報検索方法は、作業員が選択した文言を検索キーとして、全文検索して前記検索キーを含む業務情報が記載された書類を抽出する。また、作業員の現時刻よりも先であって、直近に予定されている作業内容を検索し、作業員が閲覧している閲覧書類が示す関連業務を推定する。また、検索された作業内容が示す関連業務、及び、閲覧書類が示す関連業務から、全文検索により抽出された書類を並び替える。
本発発明によれば、各作業員がこれから行うとしている業務に合わせた検索結果を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る業務情報検索システムの概略構成図である。 人材管理DBを構成するテーブルA及びテーブルBを示す図である。 予定表DBを構成するテーブルCを示す図である。 書類DBを構成するテーブルDを示す図である。 業務マスタDBを構成するテーブルEを示す図である。 本発明の一実施形態に係る業務情報検索方法のメインルーチンを示すフローである。 ステップS1において表示部105で表示され、作業員が閲覧している画面の例を示す図である。 ステップS3において取得され、一時記憶部に格納されたデータによって作成されたテーブルFの一例を示す図である。 ステップS4において取得され、一時記憶部に格納されたデータによって作成されたテーブルG、H、Iの一例を示す図である。 ステップS6において取得され、一時記憶部に格納されたデータによって作成されるテーブルの一例を示す図である。 ステップS7において取得され、一時記憶部に格納されたデータによって作成されるテーブルMの一例を示す図である。 推定業務順ソート部によって決定された順位に応じて関連業務を表示部に表示したときの画面の一例を示す図である。 ステップS10によって並べ替えられ、表示部に表示された検索結果を示す画面の一例を示す図である。 サブルーチン01のフローである。 サブルーチン02のフローである。 サブルーチン03のフローである。
以下、本発明の実施形態に係る業務情報検索システム、及び、業務情報検索方法の一例を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではない。以下で説明する各図において、共通の部材には同一の符号を付している。
<業務情報検索システムの構成>
まず、本発明の一実施形態に係る業務情報検索システムについて、図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態(以下、本実施形態とする)に係る業務情報検索システム1の概略構成図である。
図1に示すように、本実施形態の業務情報検索システム1は、保全作業員や営業職員等の技術員(以下、代表して「作業員102」と記す)が操作する個人端末100と、管理会社や保全事業所等に設置されるセンタ側システム130とで構成される。
[個人端末]
個人端末100は、作業員102が作業現場に移動する際に携帯しやすい携帯電話端末やスマートフォン、タブレット端末が好ましい。本実施形態では、作業員102が個人端末を持ち歩いて必要に応じて情報検索を行う構成とするため、個人端末100と、センタ側システム130とを別に構成している。しかしながら、個人端末100としては、管理会社等で管理者に操作されるパーソナルコンピューターであってもよく、センタ側システム130に組み込まれる構成であってもよい。
個人端末100は、表示部105、入力部120、及び、通信部125を備える。表示部105は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等で構成されるモニタで、業務情報検索システム1で行われる処理の結果等を表示する。入力部120は、作業員102によって操作が入力される部位であり、例えば、キーボード、マウス、タッチセンサ等によって構成される。また、表示部105と、入力部120とが一体になったタッチパネルで構成されていてもよい。
通信部125は、入力部120からの操作に応じて、センタ側システム130の通信部190との間で情報の送受信を行う。これらの、表示部105、入力部120、通信部125は、図示を省略する端末側制御部の制御の下、制御処理される。端末側制御部は、例えば、バスにそれぞれ接続されたCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)RAM(Random Access Memory)、不揮発性ストレージを備える。
CPUは、個人端末100において、本実施形態に係る各機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROMから読み出してRAMに展開して実行する。なお、端末側制御部は、CPUの代わりに、MPU(Micro-Processing Unit)等の処理装置を備えてもよい。RAMには、演算処理の途中に発生した変数やパラメータ等が一時的に書き込まれる。
不揮発性ストレージとしては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。この不揮発性ストレージには、OS(Operating System)、各種のパラメータの他に、端末側制御部を機能させるためのプログラム等が記録される。なお、プログラムは、ROMに格納されてもよい。
プログラムは、コンピュータが読取り可能なプログラムコードの形態で格納され、CPUは、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。つまり、ROM又は不揮発性ストレージは、コンピュータによって実行されるプログラムを格納した、コンピュータ読取可能な非一過性の記録媒体の一例として用いられる。
作業員102は、作業員IDを個人端末100に入力することで、センタ側システム130にログインすることができる。
[センタ側システム]
センタ側システム130は、作業員102が有する個人端末100からの入力に応じて、作業員102に最適な情報を提供するためのシステムである。具体的には、センタ側システム130は、ログイン時に個人端末100を介して入力された作業員IDに基づいて、作業員102が意図する(検索したい)業務情報を推定する。
センタ側システム130は、全文検索部137、実施業務絞り込み部140、直近予定作業検索部150、書類トピック推定部160、推定業務順ソート部170を備える。また、センタ側システム130は、一時記憶部135、人材管理データベース(DB)145、予定表データベース(DB)155、書類データベース(DB)165、業務マスタデータベース(DB)175を備える。
全文検索部137は、「検索キー」に基づいて、後述する書類DB165を全文検索する全文検索エンジンである。全文検索部137に適用される全文検索エンジンは、従来から用いられている既存のエンジンを適用することができる。ここで、検索キーは、作業員102が閲覧している書類の文中から作業員が選択した文言(単語を含む)である。したがって、全文検索部137では、個人端末100を用いて書類を閲覧している作業員102が選択した文言を検索キーとして、書類DB165に蓄積されたデータを全文検索し、検索キーを含む業務情報が記載された書類を検索結果として抽出する。
実施業務絞り込み部140は、作業員102が個人端末100の入力部120から入力する作業員IDに基づいて、後述する人材管理DB145に蓄積された情報を参照し、作業員102が保有する資格情報を抽出する機能を有する。そして、実施業務絞り込み部140は、作業員102が保有する資格情報に基づいて、全文検索部137による検索結果から、作業員102が実施することができる業務に関する検索結果に絞り込む機能を有する。
直近予定作業検索部150は、後述する予定表DB155を参照し、作業員102の作業日時及び作業内容を抽出することにより、作業員102が今後実施する予定の作業内容が示す関連業務を検索して抽出する機能を有する。
書類トピック推定部160は、作業員102が、現在閲覧している書類(以下、閲覧書類)に含まれる単語の出現回数から、その閲覧書類のトピックを抽出し、その閲覧書類が示す関連業務を推定して、抽出する機能を有する。また、書類トピック推定部160は、全文検索部137によって検索された各書類に含まれる単語の出現回数から、全文検索部137によって抽出された各書類のそれぞれにおいて、各書類のトピックを抽出する。そして、書類トピック推定部160は、各書類が示す関連業務を推定して、抽出する機能を有する。
推定業務順ソート部170は、直近予定作業検索部150で抽出された関連業務、及び、書類トピック推定部160によって抽出された閲覧書類の関連業務を示す単語の出現回数が多い順に、全文検索部137の検索結果を並び変える機能を有する。
通信部190は、個人端末100の入力部120からの操作に応じて、個人端末100の通信部125との間で情報の送受信を行う。
一時記憶部135は、上述した全文検索部137、実施業務絞り込み部140、直近予定作業検索部150、書類トピック推定部160、推定業務順ソート部170、及び、通信部190によって行われる処理の途中で一時的に発生するデータを一時的に記憶する。一時記憶部135に生成されるデータの構成については後で後述する。
人材管理DB145は、それぞれの作業員が保有する資格毎の実施可能な業務内容に関する情報と、それぞれの作業員が保有する資格に関する情報が蓄積されたデータベースである。図2に、人材管理DB145を構成するテーブルA及びテーブルBを示す。
テーブルAは、資格と、資格を保有する作業員102が実施可能な業務とを対応付けて示したテーブルであり、『資格』、及び、『業務』の項目を有する。『資格』の項目には、例えば、A級、B級、C級・・・など、資格を表す名称が記憶されている。また、『業務』の項目には、対応する資格を保有する作業員102が実施可能な業務名が記憶されている。例えば、『資格』がA級の場合、『業務』の項目には、不具合対応、定期点検、完成検査、法定検査の4つの業務が記憶されている。また、『資格』がB級の場合、『業務』の項目には、不具合検査、定期点検、完成検査の3つの業務が記憶されている。
テーブルBは、個々の作業員102がどの資格を保有しているかを示すテーブルであり、『作業員ID』、及び、『資格』の項目を有する。『作業員ID』の項目には、例えば、W01、W02、W03…等、個々の作業員102を特定する作業員IDが記憶されている。『資格』の項目には、対応する作業員IDで特定される作業員102が保有する資格が記憶されている。例えば、テーブルBの一行目によれば、作業員IDがW01の作業員102は、A級の資格を保有していることを示す。
したがって、実施業務絞り込み部140では、人材管理DB145におけるテーブルAとテーブルBとを統合することにより、個々の作業員102が実施可能な業務を抽出することができる。
予定表DB155は、各作業員102の予定表を記憶したデータベースである。図3に、予定表DB155を構成するテーブルCを示す。
テーブルCは、作業員102を特定する作業員IDと、作業員102の作業予定とを対応付けて示したテーブルであり、『作業員ID』、『日時』、及び、『作業内容』の項目を有する。『作業員ID』の項目は、テーブルBの『作業員ID』の項目と同様である。『日時』の項目には、対応する作業員IDで特定される作業員102の予定されている作業日時が記憶されている。『作業内容』の項目には、対応する『作業員ID』及び『日時』毎に、作業員102が行う予定の作業内容が記録されている。例えば、テーブルCの一行目によれば、作業員IDがW01の作業員102が、「2021年8月27日の13時~17時に、不具合対応をXビルにて行う」ことが記録されている。
書類DB165は、書類ファイルが置いてある書類アドレスとその書類内容の情報が蓄積されたデータベースである。図4に、書類DB165を構成するテーブルDを示す。
テーブルDは、各書類アドレスに置かれている書類を示すテーブルであり、『書類アドレス』、及び、『書類内容』の項目を有する。『書類アドレス』の項目には、書類が保管されているアドレスが記憶されている。『書類内容』の項目には、対応する書類アドレスに紐づけられた書類のテキストデータが記憶されている。全文検索部137は、書類DB165を参照して『書類内容』のテキストデータを全文検索することで、検索キーに基づく書類アドレス及び書類を検索結果として抽出する。
業務マスタDB175は、作業員102が行なう可能性がある業務内容を蓄積したデータベースである。図5に、業務マスタDB175を構成するテーブルEを示す。
テーブルEは、個々の業務を特定する業務IDとその業務IDが示す業務内容の名称一覧を示すテーブルであり、『業務ID』、『業務名1』、『業務名2』・・・・『業務名S』の項目を有する。『業務ID』の項目には、個々の業務を特定するためのIDが記憶されており、業務毎に、例えば、01、02、03・・・等と記憶されている。『業務名1』~『業務名S』には、対応する業務IDで示される業務における、それぞれ別の呼び名が記憶されている。各業務は、場合に応じて、「完成検査」を「完検」等と、略称や別名で呼ばれる場合がある。このように、1つの業務に対して複数の呼び名が存在する場合が多い。したがって、テーブルEでは、1つの業務に対して、最大S種類の名前が定義できるように、業務名1~業務名Sまで定義可能になっている。なお、Sは設計値であるが、100などできるだけ大きな値に設定しておくのが好ましい。
上述したセンタ側システム130では、全文検索部137、実施業務絞り込み部140、直近予定作業検索部150、書類トピック推定部160、推定業務順ソート部170、及び、通信部190は、図示を省略するセンタ側制御部の制御の下、制御処理される。センタ側制御部は、例えば、バスにそれぞれ接続されたCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性ストレージを備える。ここで、RAMは、一時記憶部135を構成するものである。
CPUは、センタ側システム130において、本実施形態に係る各機能を実現するソフトウェアのプログラムコードをROMから読み出してRAMに展開して実行する。なお、端末側制御部は、CPUの代わりに、MPU(Micro-Processing Unit)等の処理装置を備えてもよい。一時記憶部135には、演算処理の途中に発生した変数やパラメータ等が一時的に書き込まれる。
不揮発性ストレージとしては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。この不揮発性ストレージには、OS(Operating System)、各種のパラメータの他に、端末側制御部を機能させるためのプログラム等が記録される。なお、プログラムは、ROMに格納されてもよい。
プログラムは、コンピュータが読取り可能なプログラムコードの形態で格納され、CPUは、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。つまり、ROM又は不揮発性ストレージは、コンピュータによって実行されるプログラムを格納した、コンピュータ読取可能な非一過性の記録媒体の一例として用いられる。
<業務情報検索方法>
次に、本実施形態の業務情報検索システム1における業務情報検索方法について説明する。図6は、本実施形態の業務情報検索方法のメインルーチンを示すフローである。
[メインルーチン]
まず、作業員102が個人端末100からセンタ側システム130に自分の作業員IDを用いてログインする。そして、作業員102が閲覧したい書類の書類アドレスを入力することで、個人端末100の表示部105に、該当する書類アドレスのテキストデータが表示される(ステップS1)。図7に、ステップS1において表示部105で表示され、作業員102が閲覧している画面の例を示す。図7は、個人端末100で書類を閲覧するためのビューアソフトの画面1410であり、その画面1410中に作業員102による書類アドレスの入力によって表示されたテキストデータ1420が表示されている。
ステップS1では、個人端末100の入力部120を介して入力した作業員IDと書類アドレスとの情報が通信部125を介してセンタ側システム130に送信される。これにより、全文検索部137は、書類DB165を参照して該当する書類アドレスに置かれたテキストデータを抽出する。その後、抽出されたテキストデータは、通信部190、125を介して個人端末100に送信され、表示部105に表示される。
次に、作業員102は、閲覧している書類(閲覧書類)内において、作業員102自身の不明点や、業務との関係において詳細に調べたい事柄に基づいて、任意の文言(単語を含む)を選択する(ステップS2)。例えば、図7のテキストデータ1420において、作業員が「コネクタ」について詳細に知りたい場合には、作業員102が入力部120を操作し「コネクタ」を選択する。選択された文言の情報は、通信部125、190を介して、センタ側システム130に送信される。
次に、センタ側システム130では、全文検索部137は、ステップS2において個人端末100から送信されてきた文言を検索キーとして、全文検索を行う(ステップS3)。全文検索部137は、検索キーを書類DB165に蓄積された『書類アドレス』と『書類内容』とに照らし合わせることで、検索キーが含まれるレコード行を抽出して取得する。ステップS3において取得したレコード行を含む書類の情報は、一時記憶部135に記憶される。
図8に、ステップS3において取得され、一時記憶部135に格納されたデータによって作成されたテーブルFの一例を示す。図8に示すように、ステップSによって抽出されるデータによって構成されるテーブルFは、『書類アドレス』、『書類内容』、『関連業務1位』、『関連業務2位』、『関連業務3位』の項目を有する。『書類アドレス』の項目には、検索キーを含むテキストデータがおかれた書類アドレスが記録されている。『書類内容』は、『書類アドレス』に置かれたテキストデータであり、検索キーを含むテキストデータである。『関連業務1位』、『関連業務2位』、『関連業務3位』の項目については、後で作成される予定であり、ステップS3の段階では、空白“-”となっている。
次に、書類トピック推定部160は、ステップS3で取得した検索キーを含む各書類における書類トピックを推定し、その『書類内容』に関連の深い業務(関連業務)を1~N位まで算出する(ステップS4)。ステップS4では、書類トピック推定部160は、図8に示したテーブルFを参照して、『書類内容』のテキストデータに出現した業務名をカウントすることで書類トピックを推定する。ステップS4における処理内容の詳細は、図14を用いたサブルーチン01で詳述する。
図9に、ステップS4において取得され、一時記憶部135に格納されたデータによって作成されるテーブルG、H、Iの一例を示す。テーブルG、Hは、後述するサブルーチン01で作成されるテーブルであるため、これらのテーブルG、Hについては後述する。ステップS4では、最終的に、図9のテーブルIが得られる。図9に示すように、ステップS4によって抽出されるデータによって最終的に作成されるテーブルIは、図8に示したテーブルFの、『関連業務1位』、『関連業務2位』、『関連業務3位』の項目が書き込まれたテーブルである。
テーブルIに示すように、『関連業務1位』には、『書類内容』のテキストデータに出現した業務名に関連する単語のうち、最も出現回数が多かった業務名とその出現回数が記録されている。『関連業務2位』には、『書類内容』のテキストデータに出現した業務名に関連する単語のうち、2番目に出現回数が多かった業務名とその出現回数が記録されている。『関連業務3位』には、『書類内容』のテキストデータに出現した業務名に関連する単語のうち、3番目に出現回数が多かった業務名とその出現回数が記録されている。なお、図9では『関連業務3位』までを例示しているが、『関連業務N位』の項目まで書き込まれる構成とすることができる。以下の説明では、『関連業務1位』~『関連業務N位』を単に、『関連業務』と記す場合もある。
次に、実施業務絞り込み部140は、ステップS4で求めた『関連業務』のうち、ログインしている作業員102が実施可能な業務によって、検索結果を絞り込む(ステップS5)。ステップS5では、実施業務絞り込み部140は、人材管理DB145に構成されたテーブルBを参照し、ログインされた作業員IDの資格情報を抽出した後、テーブルAを参照し、資格保有者が実施可能な業務を抽出する。これにより、該当する作業員IDを有する作業員102が実施可能な業務を抽出する。その後、実施業務絞り込み部140は、全文検索部137で検出された検索結果である図9のテーブルIを参照して、保有する資格によって作業員102が実施可能な業務が含まれるすべての『関連業務』を検索し、それらの『関連業務』に紐づく『書類アドレス』と『書類内容』を抽出する。
なお、本実施形態では、実施業務絞り込み部140で抽出した『書類アドレス』及び『書類内容』のデータによって作成されるテーブルは、図9で示したテーブルGと同様であるものとする。このように、ステップS5では、全文検索部137において、検索キーを用いた全文検索によって検索された検索結果から、作業員102が保有する資格に基づいて作業員102が実施可能な業務に関連する検索結果に絞り込まれる。
次に、直近予定作業検索部150は、予定表DB155に記憶されたテーブルCを参照してログインしている作業員102がこれから行う予定の作業内容を現在時刻に近い順に検索すると共に、作業員102の予定表に関連業務の情報を付与する(ステップS6)。ステップS6の処理内容については図15を用いたサブルーチン02の説明で詳述する。
図10に、ステップS6において取得され、一時記憶部135に格納されたデータによって作成されるテーブルの一例を示す。テーブルJ及びテーブルKは、サブルーチン02によって得られるテーブルであるので、後で詳述する。ステップS6では、最終的にテーブルLが得られる。テーブルLは、図10に示すように、『作業員ID』、『日時』、『作業内容』、『関連業務』の項目を有する。『作業員ID』、『日時』、『作業内容』は、図3のテーブルCと同様である。『関連業務』の項目は、ステップS6で追加された項目であり、『作業内容』に対して関連が高いと判断された関連業務の名称が記憶される。
次に、書類トピック推定部160は、ステップS1で表示部105に表示され、作業員102が閲覧していた閲覧書類のトピックを推定し、関連業務の推定及び抽出を行う(ステップS7)。ステップS7では、ステップS4と同様、図14を用いたサブルーチン01の説明と同様にして関連業務の推定及び抽出を行う。
図11に、ステップS7において取得され、一時記憶部135に格納されたデータによって作成されるテーブルMの一例を示す。図11に示すように、テーブルMは、『書類アドレス』、『書類内容』、『関連業務1位』、『関連業務2位』、『関連業務3位』の項目を有する。これらの項目は、図9に示すテーブルFと同様である。
次に、推定業務順ソート部170は、ステップS6とステップS7との結果を用いて、各関連業務のMRR(Mean Reciprocal Rank)スコアを算出し、MRRスコアの高い順に各関連業務に順位を付けて並べ替えると共に、並べ替えた結果を、通信部190、125を介して個人端末100に送信する(ステップS8)。表示部105は、推定業務順ソート部170から送信されてきた検索結果を表示する。
以下に、推定業務順ソート部に170おいて為されるMRRスコアの算出方法について説明する。まず、ステップS7で抽出され、テーブルMを構成する『関連業務』の順位を用いて、基準点1を各関連業務の順位で除算することで、第1スコアを算出する。本実施形態では、図11のテーブルMに示すように、「完成検査」が1位、「据付作業」が2位、「不具合対応」が3位となっている。したがって、この場合、「完成検査」の第1スコアは1/1、「据付作業」の第1スコアは1/2、「不具合対応」の第1スコアは1/3となる。
次に、ステップS6で抽出され、図10のテーブルLを構成する『関連業務』を、現在時刻に近い順に順位付けする。そして、その順位を用いて、基準点1を各関連業務の順位で除算することで、第2スコアを算出する。本実施形態では、図10のテーブルLに示すように、現在時刻に近い順に順位付けすると、「不具合対応」が1位、「完成検査」が2位、「定期点検」が3位となっている。したがって、この場合、「不具合対応」の第2スコアが1/1、「完成検査」の第2スコアが1/2、「定期点検」の第2スコアが1/3である。
なお、第1スコアの算出においては、「定期点検」が関連業務として挙げられておらず、第2スコアの算出においては「据付作業」が関連業務として挙げられていない。この場合には、「定期点検」の第1スコアは0、「据付作業」の第2スコアは0となる。
そして、算出された第1スコアと第2スコアとを加算することで、以下に示すように、各関連業務の最終的なMRRスコアが算出される。
「完成検査」のMRRスコア=1/1+1/3=3/4
「据付作業」のMRRスコア=1/2+0=1/2
「不具合対応」のMRRスコア=1/3+1/1=4/3
「定期点検」のMRRスコア=0+1/3=1/3
上述の関連業務をMRRスコアの高い順に並べると、1位「完成検査」、2位「不具合対応」、3位「据付作業」、4位「定期点検」となる。なお、「完成検査」と、「不具合対応」のようにMRRスコアが同じ場合には、順位はランダムに決定してもよい。推定業務順ソート部170は、上述のようにして関連業務のMRRスコアを算出し関連業務の順位を決定した後、その結果を通信部190、125を介して、個人端末100に送信する。
図12は、推定業務順ソート部170によって決定された順位に応じて関連業務を表示部105に表示したときの画面1410の一例である。図12に示すように、本実施形態では、画面1410に、関連業務選択部1510が表示され、関連業務選択部1510に4件の関連業務群1515が推定業務順ソート部170によって順位付けされた順に表示されている。本実施形態では、4件の関連業務群1515を表示しているが、関連業務の数が多い場合には、上位の何件かに絞って表示部105に表示するような構成としてもよい。
以上のようにして、ステップS8では、ステップS6とステップS7との結果を受けて推定業務順ソート部170が関連業務を順位付けし、表示部105は、その結果を受けて順位付けされた関連業務を表示する。
次に、作業員102は、入力部120を操作し、図12に示す表示画面1410の関連業務選択部1510の関連業務群1515のうち、関心のある(調べたい)業務を選択する(ステップS9)。本実施形態では、作業員102は、図12の関連業務選択部1510において、上から2行面の「不具合対応」を選択したこととする。作業員102によって選択された関連業務の情報は、通信部125、190を介してセンタ側システム130に送信される。
次に、再度、推定業務順ソート部170は、作業員102に選択され送信されてきた関連業務の情報(本実施形態では「不具合対応」)に基づいて図9の検索結果を並べ替え、個人端末100では、並べ替えられた検索結果を表示部105に表示する(ステップS10)。ステップS10では、まず、推定業務順ソート部170は、選択された関連業務の名称の出現回数が多い順に、図9のテーブルIに示す検索結果を並べ変える。ステップS10における検索結果の並べ替えについては図16を用いた[サブルーチン03]で説明する。その後、推定業務順ソート部170は、並べ替えた検索結果を、通信部190、125を介して個人端末100に送信する。個人端末100では、送信されてきた検索結果を、表示部105に表示する。
図13は、ステップS10によって並べ替えられ、表示部105に表示された検索結果を示す画面の一例である。図13に示すように、画面1410に表示される検索結果1620は、作業員102によって選択された「不具合対応」の出現回数の多い順に並び変えられた「書類アドレス」及びその「書類内容」を表示している。なお、本実施形態では、図13に示す画面1410の上部の選択バー1630に表示された複数の関連業務を作業員102が適宜選択すると、再度、ステップ10の処理によって、選択された関連業務に応じて「書類アドレス」及びその「書類内容」が並び替えられる。
以上で、業務検索方法におけるメインルーチンは終了する。次に、メインルーチンの所定のステップで実施されるサブルーチンについて説明する。
[サブルーチン01]
まず、メインルーチンのステップS4で呼び出されるサブルーチン01について説明する。図14に、サブルーチン01のフローを示す。サブルーチン01は、ステップS4で取得した検索結果の各レコードにおいて関連が深い業務(関連業務)を1~N位まで求めて、図9のテーブルIを作成する処理である。
まず、書類トピック推定部160は、準備として、業務マスタDB175に記憶されたテーブルEを構成する業務名一覧をロードする(ステップS11)。
次に、書類トピック推定部160は、図8に示すテーブルFの『書類アドレス』毎に『書類内容』のテキストデータを1行ずつロードする(ステップS12)。その後、書類トピック推定部160は、そのテキストデータ中における業務名の出現回数を業務名毎にカウントする(ステップS13)。業務名のカウント結果は、一時記憶部135において、図9のテーブルGに示す型式で格納される。テーブルGの『業務ID』の項目には、『出現業務名』に記憶される業務名と、業務マスタDB175に記憶されたテーブルEにおいて業務名毎に割り当てられた業務IDが記憶される。また、『出現業務名』の項目には、テキストデータに出現した業務名が記憶される。前述したように、業務名は、略称で記載されることも多いため、書類トピック推定部160では、業務マスタDB175に記憶された複数の業務名をすべて抽出する構成としている。
さらに、ステップS13では、書類トピック推定部160は、テーブルGに基づいて、業務ID毎に出現業務名の出現回数をカウントする。カウントした結果は、一時記憶部135において、テーブルHに示す形式で格納される。テーブルHの『業務ID』は、テーブルEの『業務ID』と同様であり、『出現回数』の項目には、『業務ID』毎に出現業務名の出現回数がカウントされた回数が格納される。例えば、テーブルGに示す「完成検査」と「完検」は同じ業務IDであるので、テーブルHでは、テーブルGのそれぞれの出現回数を加算した値(20+2=22)が格納される。
次に、書類トピック推定部160は、テーブルHで示される出現回数が上位N位(本実施形態では3位)までの業務IDが示す関連業務を、テーブルIの『書類アドレス』毎に格納する(ステップS14)。例えば、出現回数が一番多い業務IDに対応する関連業務を『関連業務1位』に格納し、2番目に多い業務IDに対応する関連業務を『関連業務2位』に格納し、3番目に多い業務IDに対応する関連業務を『関連業務3位』に格納する。本実施形態では、業務IDのうち、『業務名1』の名称を格納する例としたが、業務IDかそれに紐づく業務名、あるいはその両方を格納する構成であってもよい。このようにして、書類アドレス毎に、関連業務の推定、抽出が行われる。
次に、書類トピック推定部160は、検索結果に含まれるすべての書類が示す関連業務を推定したか否かを判定する(ステップS15)。ステップS15において、「NO」と判定された場合、すなわち、全ての書類が示す関連業務を推定していないと判定された場合には、再度ステップS12~ステップS15を行う。ステップS12において、「YES」と判定された場合、すなわち、全ての書類が示す関連業務を推定したと判定された場合には、メインルーチンに戻る。
なお、図6のステップS7においても、図14を用いて説明したサブルーチン01を用いて、関連業務を推定し、抽出する。ステップS7においては、図11のテーブルMに示すように、作業員102が閲覧していた閲覧書類の書類アドレスの書類内容に基づいてのみ、関連業務の推定、抽出が為される。
[サブルーチン02]
次に、図6のステップS6で呼び出されるサブルーチン02について説明する。図15に、サブルーチン02のフローを示す。サブルーチン02は、作業員102がこれから行う予定の業務を現在時刻に近い順に検索して各業務の業務IDと紐づける処理である。
まず、直近予定作業検索部150は、作業員ID(本実施形態では、W01とする)を検索キーとして、予定表DB155に記憶されたテーブルCを検索する(ステップS21)。次に、ステップS21で取得した検索結果から、対応する作業員IDの予定表から、現在時刻に近い順に予定内容をX件(>N件)抽出する(ステップS22)。ステップS22で抽出された結果は、図10のテーブルJの形式で一時記憶部135に記憶される。ここで、予定件数Xは、設計値であり種々の変更が可能であるが、作業員102に最終的に提示する業務の件数N(本実施形態では3件)より十分に多い100件等に設定しておくことが好ましい。
次に、直近予定作業検索部150は、業務マスタDB175に蓄積されたテーブルEから業務名一覧をロードする(ステップS23)。
次に、直近予定作業検索部150は、ロードされた業務名一覧に基づき、ステップS22で取得したX件のそれぞれの作業内容に含まれる業務名を抽出する(ステップS24)。ここでは、作業内容に、業務名が含まれていた場合には、図10のテーブルKに示すように、『関連業務』の項目に、業務名を追加する。作業内容に業務名が含まれていない場合には、空白を示す“-”が記憶される。さらに、ステップS24では、直近予定作業検索部150は、テーブルKにおいて、『関連業務』の項目で空白“-”が記憶されているレコードを削除し、図10に示す新たなテーブルLを作成する。
その後、直近予定作業検索部150は、N件の業務名を抽出完了したか否かを判定する(ステップS25)。ステップS25において、「NO」と判定された場合、すなわち、N件の業務名の抽出が完了していない場合には、ステップS22に戻る。一方、ステップS25において「YES」と判定された場合、すなわち、N件の業務名の抽出が完了した場合には、抽出結果をサブルーチン02の結果としてメインルーチンに返却すると共に、メインルーチンに戻る。
[サブルーチン03]
次に、図6のステップS10で呼び出されるサブルーチン03について説明する。図16は、サブルーチン03を示すフローである。サブルーチン03は、作業員が選択した業務名の出現回数が多い順に、ステップS5で得られた検索結果(書類アドレス及び書類内容)を並べ変えて表示する処理である。
まず、推定業務順ソート部170は、図6のステップS9において作業員102が画面1410の関連業務選択部1510で選択した関連業務名が関連業務1位~N位に含まれる検索結果のみを抽出する(ステップS31)。本実施形態では、作業員102が、「不具合対応」を選択した場合には、図9のテーブルIにおいて、『関連業務』に「不具合対応」が含まれない書類を検索結果から除く。
次に、推定業務順ソート部170は、作業員102が選択した関連業務(本実施形態では「不具合対応」)の出現回数の多い順に、ステップS31で抽出された検索結果を並べ替える(ステップS32)。
そして、ステップS32において並べ替えた検索結果を、通信部190、125を介して個人端末100に送信し、表示部105は、その検索結果を表示する(ステップS33)。そして、表示部105が図13に示す画面1410を表示した後、メインルーチンに戻る。
以上のようにして、本実施形態では、作業員が閲覧している閲覧書類が示す関連業務と、作業員がこれから行う予定の作業内容が示す関連業務とを用いて、全文検索部によって検索され抽出された複数の書類を並び替えることができる。これにより、作業者が今後行う可能性のある未来の作業内容に適した業務情報が記載された書類を、効率よく作業者に提供することができる。この結果、作業員のこれからの業務内容が従来の業務内容から変化するような場合でも、今後予定されている作業に適した書類を作業員に提供することができる。
さらに、本実施形態では、実施業務絞り込み部により、作業員が保有する資格によって実施可能な業務を抽出し、実施可能な業務に関連していない業務情報を含む書類を、検索結果から省くことができる。これにより、作業員に対して、作業員が保有する資格に応じた書類を提供することができる。
上述した実施形態は、本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。例えば、実施形態の構成の一部を他の構成に置き換えることが可能であり、また、実施形態の構成について他の構成を加えることも可能である。また、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…業務情報検索システム、100…個人端末、102…作業員、105…表示部、120…入力部、125…通信部、130…センタ側システム、135…一時記憶部、137…全文検索部、140…実施業務絞り込み部、145…人材管理データベース、150…直近予定作業検索部、155…予定表データベース、160…書類トピック推定部、
165…書類データベース、170…推定業務順ソート部、175…業務マスタDB、190…通信部、145…人材管理DB、155…予定表DB、165…書類DB、175…業務マスタDB

Claims (8)

  1. 作業員に業務情報を提供する業務情報検索システムにおいて、
    作業員が選択した文言を検索キーとして全文検索し、前記検索キーを含む業務情報が記載された書類を抽出する全文検索部と、
    前記作業員の現時刻よりも先であって、直近に予定されている作業内容を検索する直近予定作業検索部と、
    前記作業員が閲覧している閲覧書類が示す関連業務を推定する書類トピック推定部と、
    前記直近予定作業検索部で検索された作業内容が示す関連業務、及び、前記閲覧書類が示す関連業務から、前記全文検索部において抽出された検索結果を並び替える推定業務順ソート部と、を備える
    業務情報検索システム。
  2. 関連業務毎に、複数の業務名が設定されたデータを有する業務マスタデータベースを備え、
    前記書類トピック推定部は、前記業務マスタデータベースを参照して、前記関連業務毎に設定された業務名に基づいて前記閲覧書類のテキストデータに出現した業務名の出現回数をカウントすることにより、前記閲覧書類が示す関連業務を推定する
    請求項1に記載の業務情報検索システム。
  3. 関連業務毎に、複数の業務名が設定されたデータを有する業務マスタデータベースを備え、
    前記直近予定作業検索部は、前記業務マスタデータベースを参照して、前記関連業務毎に設定された業務名に基づいて前記作業内容に含まれる業務名から、前記作業内容が示す関連業務を推定する
    請求項1又は2に記載の業務情報検索システム。
  4. 関連業務毎に、複数の業務名が設定されたデータを有する業務マスタデータベースを備え、
    前記書類トピック推定部は、前記業務マスタデータベースを参照して、前記関連業務毎に設定された業務名に基づいて前記全文検索部で抽出された各書類のテキストデータに出現した業務名の出現回数をカウントすることにより、各書類が示す関連業務を上位1位からN位まで推定する
    請求項1に記載の業務情報検索システム。
  5. 前記推定業務順ソート部は、
    前記閲覧書類が示す複数の関連業務のうち、業務名の出現回数がより多い関連業務であって、かつ、前記予定されている作業内容が示す複数の関連業務のうち現時刻から近い時刻に予定された作業内容が示す関連業務から順に、複数の関連業務の順位付けをする
    請求項3に記載の業務情報検索システム。
  6. 前記推定業務順ソート部は、前記順位付けされた複数の関連業務のうち、前記作業員に選択された関連業務に関する業務名の出現回数が多い順に、前記全文検索部によって抽出された複数の書類を並び替える
    請求項5に記載の業務情報検索システム。
  7. 前記作業員が実施可能な業務を抽出すると共に、前記抽出された前記作業員が実施可能な業務に基づいて、前記全文検索部によって抽出された書類から、前記実施可能な業務に関する書類を抽出する実施業務絞り込み部、を備える
    請求項1に記載の業務情報検索システム。
  8. 作業員が選択した文言を検索キーとして、全文検索して前記検索キーを含む業務情報が記載された書類を抽出し、
    作業員の現時刻よりも先であって、直近に予定されている作業内容を検索し、
    作業員が閲覧している閲覧書類が示す関連業務を推定し、
    前記検索された作業内容が示す関連業務、及び、前記閲覧書類が示す関連業務から、前記全文検索により抽出された書類を並び替える
    業務情報検索方法。
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