JP2023064569A - 車両の操舵システム、反力トルクの制御方法、及びプログラム - Google Patents

車両の操舵システム、反力トルクの制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ステアリングホイールを含むステアリング装置と車輪を転舵する転舵装置とが信号によって接続される車両の操舵システムにおいてステアリングホイールの切り増し操作時と切り戻し操作時の両方において運転者の操作感を向上させる。【解決手段】ステアリングホイールに反力トルクを作用させる反力装置を制御する制御装置は、転舵装置の転舵限界に対応する仮想エンド角を操舵角に対して設定する。そして、操舵角が仮想エンド角に近づく場合、制御装置は、操舵角が仮想エンド角に近づくに連れて反力トルクを徐々に増大させる。一方、操舵角が仮想エンド角から遠ざかる場合、制御装置は、操舵角が仮想エンド角に近づく場合の操舵角の変化に対する反力トルクの変化の勾配よりも急な勾配で操舵角の変化に対して反力トルクを減少させる。【選択図】図3

Description

本開示は、車両の操舵システム、反力トルクの制御方法、及びプログラムに関する。詳しくは、本開示は、ステアリング装置と転舵装置とが信号で接続された操舵システム、ステアリングホイールに作用させる反力トルクの制御方法、及び反力トルクを制御するための処理をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
ステアリング装置と転舵装置とが信号で接続された所謂ステアバイワイヤシステムが知られている。特許文献1には、ステアバイワイヤシステムにおいてステアリングホイールに作用させる反力の制御に関する従来技術が開示されている。この従来技術は、実転舵角が最大転舵角に近づいた場合に操舵反力の増加率を上昇させる壁反力制御を実行する。運転者によるステアリングホイールの切り増し操作時、壁反力制御によって操舵反力が急激に立ち上がることで、運転者はそれ以上の切り増し操作をできないと感じるようになる。
特開2005-297667号公報
操舵反力の付与の方法として、操舵角が増大するに連れて反力トルクを増大させる方法が考えられる。ただし、上記の従来技術の壁反力制御のように反力トルクを急激に上昇させた場合、ステアリングホイールを握っている運転者に対してショックを与え、運転者の操作感を低下させてしまう。
これに対し、反力トルクを急激に立ち上げるのではなく、操舵角がエンド角に達する手前から操舵角に応じて反力トルクを徐々に上昇させれば、運転者に与えられるショックは和らげられる。ところが、この方法では、運転者が切り増し操作から切り戻し操作に変更したとき、反力トルクがステアリングホイールを戻す方向へ作用し、運転者の意図を越えてステアリングホイールが過剰に戻ってしまうおそれがある。ステアリングホイールの過剰な戻りもまた運転者の操作感を低下させてしまう。
本開示は、上述のような課題に鑑みてなされたものである。本開示は、ステアリングホイールを含むステアリング装置と車輪を転舵する転舵装置とが信号によって接続される車両の操舵システムにおいてステアリングホイールの切り増し操作時と切り戻し操作時の両方において運転者の操作感を向上させる技術を提供することを目的とする。
本開示は車両の操舵システムを提供する。本開示の車両の操舵システムは、ステアリング装置、転舵装置、反力装置、及び制御装置を備える。ステアリング装置はステアリングホイールの操舵角に応じた信号を出力するように構成されている。転舵装置はステアリング装置から入力された信号に基づいて車輪を転舵するように構成されている。反力装置はステアリングホイールに反力トルクを作用させるように構成されている。そして、制御装置は反力装置を制御するように構成されている。
制御装置は所定の処理を実行するようにプログラムされている。制御装置により実行される処理は転舵装置の転舵限界に対応する仮想エンド角を操舵角に対して設定することを含む。また、制御装置により実行される処理は、操舵角が仮想エンド角に近づく場合、操舵角が仮想エンド角に近づくに連れて反力トルクを徐々に増大させることを含む。そして、制御装置により実行される処理は、操舵角が仮想エンド角から遠ざかる場合、操舵角が仮想エンド角に近づく場合の操舵角の変化に対する反力トルクの変化の勾配よりも急な勾配で操舵角の変化に対して反力トルクを減少させることを含む。
制御装置により実行される処理はステアリングホイールの操作方向が変化した際の反力トルクの時間当たりの変化量を制限することを含んでもよい。制御装置により実行される処理は車両の状態に応じて、或いは、運転者の手動操作に応じて仮想エンド角を変更することを含んでもよい。
本開示は反力トルクの制御方法を提供する。本開示の反力トルクの制御方法は、ステアリング装置から入力されたステアリングホイールの操舵角に応じた信号に基づいて転舵装置が車輪を転舵する操舵システムにおいて、反力装置からステアリングホイールに作用させる反力トルクを制御する方法である。本開示の反力トルクの制御方法は転舵装置の転舵限界に対応する仮想エンド角を操舵角に対して設定することを含む。また、本開示の反力トルクの制御方法は、操舵角が仮想エンド角に近づく場合、操舵角が仮想エンド角に近づくに連れて反力トルクを徐々に増大させることを含む。そして、本開示の反力トルクの制御方法は、操舵角が仮想エンド角から遠ざかる場合、操舵角が仮想エンド角に近づく場合の操舵角の変化に対する反力トルクの変化の勾配よりも急な勾配で操舵角の変化に対して反力トルクを減少させることを含む。
本開示はプログラムを提供する。本開示のプログラムは、ステアリング装置から入力されたステアリングホイールの操舵角に応じた信号に基づいて転舵装置が車輪を転舵する操舵システムにおいて、反力装置からステアリングホイールに作用させる反力トルクを制御するための処理をコンピュータに実行させるプログラムである。本開示のプログラムがコンピュータに実行させる処理は転舵装置の転舵限界に対応する仮想エンド角を操舵角に対して設定することを含む。また、本開示のプログラムがコンピュータに実行させる処理は、操舵角が仮想エンド角に近づく場合、操舵角が仮想エンド角に近づくに連れて反力トルクを徐々に増大させることを含む。そして、本開示のプログラムがコンピュータに実行させる処理は、操舵角が仮想エンド角から遠ざかる場合、操舵角が仮想エンド角に近づく場合の操舵角の変化に対する反力トルクの変化の勾配よりも急な勾配で操舵角の変化に対して前記反力トルクを減少させることを含む。
以上説明した本開示の技術によれば、転舵装置の転舵限界に対応する仮想エンド角に操舵角が近づく場合、操舵角が仮想エンド角に近づくに連れてステアリングホイールに作用する反力トルクは徐々に増大する。これによりステアリングホイールを切り増し操作する運転者に加わるショックは抑えられる。一方、操舵角が仮想エンド角から遠ざかる場合、ステアリングホイールに作用する反力トルクは操舵角の変化に対して急な勾配で減少する。これによりステアリングホイールを切り戻し操作する運転者の意図を越えてステアリングホイールが過剰に戻ってしまうことは抑えられる。つまり、本開示の技術によれば、ステアリングホイールの切り増し操作時と切り戻し操作時の両方において運転者の操作感を向上させることができる。
本開示の実施形態に係る車両の操舵システムの概略構成を示す図である。 図1に示す操舵システムの制御装置の構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る反力トルクの制御方法を説明する操舵角-反力トルクグラフである。 図2に示す反力制御ユニットの第1の構成例を示す図である。 図2に示す反力制御ユニットの第2の構成例を示す図である。 本開示の実施形態に係る仮想エンド角制御の概要を説明する操舵角-反力トルクグラフである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。ただし、以下に示す実施形態において各要素の個数、数量、量、範囲等の数に言及した場合、特に明示した場合や原理的に明らかにその数に特定される場合を除いて、その言及した数に、本発明に係る思想が限定されるものではない。また、以下に示す実施形態において説明する構造等は、特に明示した場合や明らかに原理的にそれに特定される場合を除いて、本発明に係る思想に必ずしも必須のものではない。
1.車両の操舵システムの概要
図1は本実施形態に係る車両の操舵システム2の概略構成を示す。操舵システム2はステアリング装置40、転舵装置30、及び制御装置10を備える。ステアリング装置40は運転者の操舵操作が入力されるステアリングホイール41を有する。転舵装置30は車輪(操向輪)33を転舵させる機構を有する。ステアリング装置40と転舵装置30とは機械的に切り離され、制御装置10を介して信号により接続されている。すなわち、操舵システム2は、ステアリング装置40から出力される信号に基づいて転舵装置30に車輪33を転舵させるステアバイワイヤシステムである。
ステアリング装置40はステアリングホイール41と、ステアリングホイール41を支持するステアリングシャフト42とを備える。ステアリングシャフト42には、ステアリングホイール41の回転角度、すなわち操舵角θsに応じた信号を出力する操舵角センサ43が設けられている
ステアリングシャフト42にはステアリングホイール41に反力トルクを作用させる反力モータ44が取り付けられている。反力モータ44は図示しない減速機構を介してステアリングシャフト42に接続されている。反力モータ44と減速機構とは反力装置を構成する。反力モータ44はモータ駆動電流Imsの供給を受けてトルクを発生し、そのトルクがステアリングホイール41に反力トルクとして作用する。
転舵装置30は車輪33を転舵させる転舵モータ34を備える。転舵モータ34は減速機構35を介してラックシャフト31に取り付けられている。ラックシャフト31はステアリングシャフト42には機械的に連結されていない。車輪33はタイロッド32を介してラックシャフト31に連結されている。転舵モータ34を回転させてラックシャフト31をその軸方向に直線運動させることにより、タイロッド32を介して車輪33の転舵角が変更される。転舵モータ34はモータ駆動電流Imtの供給を受けてトルクを発生させる。また、転舵モータ34には、車輪33の転舵角θtに応じた信号を出力する転舵角センサ36が取り付けられている。
制御装置10は少なくとも1つのプロセッサ10aと少なくとも1つのメモリ10bとを有するコンピュータである。メモリ10bはマップを含む各種のデータや各種のプログラムを記憶している。プロセッサ10aがメモリ10bからプログラムを読みだして実行することにより、後述する機能が制御装置10において実現される。なお、制御装置10を構成するコンピュータは例えば1つのECU(Electronic Control Unit)であってもよいし、複数のECUの集合体であってもよい。
制御装置10はステアリング装置40と転舵装置30のそれぞれと信号によって接続されている。制御装置10は操舵角θsに応じた信号を操舵角センサ43から取得し、反力モータ44にモータ駆動電流Imsを供給する。また、制御装置10は転舵角θtに応じた信号を転舵角センサ36から取得し、転舵モータ34にモータ駆動電流Imtを供給する。
図2は図1に示す制御装置10の構成を示すブロック図である。制御装置10は転舵角制御ユニット11と反力トルク制御ユニット12とを備える。制御装置10が備えるこれらの制御ユニット11,12は、制御装置10のメモリ10bに記憶されたプログラム或いはその一部に対応している。プログラムがメモリ10bから読みだされてプロセッサ10aで実行されることによって、これらの制御ユニット11,12の機能が制御装置10にて実現される。以下、各制御ユニット11,12の機能について説明する。
転舵角制御ユニット11は、まず、操舵角センサ43の信号から得られた操舵角θsを目標転舵角に変換する。目標転舵角は転舵モータ34の制御によって実現すべき転舵角の目標値である。操舵角の目標転舵角への変換にはギア比が用いられる。ステアリング装置40と転舵装置30とはギア機構を介して接続されていない。しかし、本明細書では、便宜上、操舵角の変化量と転舵角の変化量との比をギア比と称する。ギア比が小さくなるほど、操舵角の変化量に対する転舵角の変化量の比は大きくなるので、運転者によるステアリングホイール41の操作に対して転舵角はより素早く変化することになる。ギア比は例えば操舵角及び車速に応じて可変である。
転舵角制御ユニット11は目標転舵角を実現するためのモータ駆動電流Imtを計算する。詳しくは、転舵角制御ユニット11は転舵角センサ36からフィードバックされる転舵角θtと目標転舵角との差に基づいてモータ駆動電流Imtを計算し、モータ駆動電流Imtを転舵モータ34に供給する。
反力トルク制御ユニット12は操舵角センサ43の信号から得られた操舵角θsに基づいてモータ駆動電流Imsを計算し、モータ駆動電流Imsを反力モータ44に供給する。反力トルク制御ユニット12によるモータ駆動電流Imsの計算には反力トルクマップが用いられる。反力トルクマップは反力モータ44に発生させる反力トルクを操舵角に関連づけて規定したマップである。次の章では、反力トルク制御ユニット12による反力トルクの制御方法について説明する。
2.反力トルクの制御方法
図3は本実施形態に係る反力トルクの制御方法を説明する操舵角-反力トルクグラフである。反力トルク制御ユニット12が用いる反力トルクマップには、このグラフに示すような操舵角と反力トルクと関係がマップ化されている。
反力トルク制御ユニット12はステアリングホイール41の切り増し操作が行われているときとステアリングホイール41の切り戻し操作が行われているときとで異なる反力トルクマップを使用する。図3Aはステアリングホイール41の切り増し操作時に用いられる反力トルクマップの操舵角と反力トルクとの関係を示すグラフである。図3Bはステアリングホイール41の切り戻し操作時に用いられる反力トルクマップの操舵角と反力トルクとの関係を示すグラフである。
各グラフに示すように、反力モータ44がステアリングホイール41に作用させる反力トルクはステアリングホイール41の操舵角に応じて決められている。各グラフの操舵角の軸には、ラックシャフト31のエンドに相当する位置(ラックエンド相当位置)が示されている。ラックエンド相当位置とはラックシャフト31がエンド当てまで移動したと仮定した場合の操舵角である。ラックエンド相当位置の一例は510degである。
ステアリング装置と転舵装置とが機械的に連結されている操舵システムでは、転舵装置においてラック軸がエンド当てに当たることで反力が発生し、ステアリングホイールにはそれ以上の操舵を妨げる反力トルクが作用する。しかし、ステアリング装置40と転舵装置30とが機械的に連結されていないステアバイワイヤシステムでは、転舵装置30からステアリング装置40への反力の作用は無い。
そこで、各グラフに示すように、反力トルク制御ユニット12は反力モータ44からステアリングホイール41に作用させる反力トルクをラックエンド相当位置の近傍において増大させる。反力トルクを大きく増大させることで、反力トルクを増大させた操舵角を越えてステアリングホイール41を操舵することは抑制される。つまり、反力トルクを増大させた操舵角は運転者が操舵できる限界の操舵角となる。そして、ステアリングホイール41の操舵角に応じて転舵装置30が車輪33を転舵することから、限界の操舵角から決まる転舵角が転舵装置30の転舵限界となる。この転舵限界は機械的に決まる転舵角ではなくソフトウェアによって設定される仮想の転舵限界であることから、本明細書では、転舵限界を仮想的に与える操舵角を仮想エンド角と称する。各グラフでは、ラックエンド相当位置が仮想エンド角として設定されている。
ただし、反力トルクの突然の増大が運転者の違和感を招かないように、反力トルク制御ユニット12は反力トルクを操舵角に対して徐々に変化させる。詳しくは、反力トルク制御ユニット12は反力トルクの立ち上がり開始角を仮想エンド角よりもニュートラル位置に近い位置に設定し、立ち上がり開始角から仮想エンド角まで操舵角の増大に応じて反力トルクを徐々に増大させる。反力トルクの最大値、すなわち、仮想エンド角であるラックエンド相当位置での反力トルクは、例えば、30Nmに設定される。
図3Aに示すグラフと図3Bに示すグラフとの違いは、反力トルクの立ち上がり開始角と操舵角の変化に対する反力トルクの変化の勾配である。図3Aには図3Bに示す操舵角と反力トルクとの関係が点線で示され、図3Bには図3Aに示す操舵角と反力トルクとの関係が点線で示されている。両者の比較から分かるように、図3Bに示すグラフにおける反力トルクの立ち上がり開始角は図3Aに示すグラフにおけるそれよりも仮想エンド角に近い。また、図3Bに示すグラフにおける操舵角の変化に対する反力トルクの変化の勾配は図3Aに示すグラフにおけるそれよりも急である。
以上のように操舵角と反力トルクとの関係が設定されることによって、ステアリングホイール41の切り増し操作時と切り戻し操作時のそれぞれにおいて以下のような作用及び効果が得られる。
運転者がステアリングホイール41を切り増し操作すると、図3Aに実線で示すように操舵角が仮想エンド角に近づくに連れて反力トルクは徐々に増大していく。仮に、図3Aに点線で示すように仮想エンド角の近傍で反力トルクが急な勾配で上昇する場合、ステアリングホイール41を握っている運転者に対してショックを与え、運転者の操作感を低下させてしまう。しかし、反力トルクを徐々に上昇させる場合には、ステアリングホイール41から運転者に加わるショックは抑えられ、運転者の操作感は向上する。
運転者がステアリングホイール41を切り戻し操作すると、図3Bに実線で示すように操舵角が仮想エンド角に遠ざかるときに反力トルクは急な勾配で減少する。仮に、図3Bに点線で示すように仮想エンド角から反力トルクが徐々に減少する場合、反力トルクがステアリングホイール41を戻す方向へ作用し、運転者の意図を越えてステアリングホイール41が過剰に戻ってしまうおそれがある。ステアリングホイール41の過剰な戻りもまた運転者の操作感を低下させてしまう。しかし、反力トルクを急な勾配で減少させる場合には、ステアリングホイール41を切り戻し操作する運転者の意図を越えてステアリングホイール41が過剰に戻ってしまうことは抑えられ、運転者の操作感は向上する。
反力トルク制御ユニット12は図3Aで示される反力トルクマップと図3Bで示される反力トルクマップとをステアリングホイール41の操作方向の変化に応じて切り替える。
ステアリングホイール41の操作方向が切り替えられた場合、反力トルク制御ユニット12は反力トルクの時間当たりの変化量に制限を加える。これによりステアリングホイール41の操作方向の切り替えに伴う反力トルクの急変を抑えることができる。次の章では、反力制御ユニット12の具体的な構成例について説明する。
3.反力制御ユニットの構成例
3-1.第1の構成例
図4は反力制御ユニット12の第1の構成例を示す。反力制御ユニット12が操舵角センサ43から取得した操舵角θsは偏差角計算器106及び108に並行して入力される。偏差角計算器106は記憶部102に記憶された左側の仮想エンド角の設定値と操舵角θsとの間の偏差角(左側偏差角)を計算する。偏差角計算器108は記憶部104に記憶された右側の仮想エンド角の設定値と操舵角θsとの間の偏差角(右側偏差角)を計算する。
左側偏差角と右側偏差角とは判定器110に入力される。判定器110は左側偏差角が右側偏差角以下であればTrueを出力し、左側偏差角が右側偏差角より大きければFalseを出力する。判定器110の出力がTrueであることは、ステアリングホイール41が中立位置よりも左側に切られていることを意味する。判定器110の出力がFalseであることは、ステアリングホイール41が中立位置よりも右側に切られていることを意味する。
判定器110の出力は切り替え器112に入力される。切り替え器112はモータ駆動電流計算器120に接続されている。判定器110の出力がTrueの場合、切り替え器112はモータ駆動電流計算器120へ入力するモータ回転方向設定値を記憶部114に記憶された値「1」に切り替える。判定器110の出力がFalseの場合、切り替え器112はモータ駆動電流計算器120へ入力するモータ回転方向設定値を記憶部116に記憶された値「-1」に切り替える。
また、左側偏差角と右側偏差角とは最小値選択器118に入力される。最小値選択器118は左側偏差角と右側偏差角のうち小さい方の偏差角(最小偏差角)を選択し、選択した最小偏差角を出力する。最小偏差角は切り増し側反力トルクマップ122と切り戻し側反力トルクマップ124とに入力される。
切り増し側反力トルクマップ122は図3Aに示す操舵角と反力トルクとの関係から得られた仮想エンド角に対する操舵角の偏差角と反力トルクとの関係が規定されたマップである。切り増し側反力トルクマップ122は、偏差角が小さくなってゼロに近づくにつれて反力トルクが徐々に上昇するように作成されている。切り増し側反力トルクマップ122からは最小偏差角に応じた切り増し側反力トルクが出力される。
切り戻し側反力トルクマップ124は図3Bに示す操舵角と反力トルクとの関係から得られた仮想エンド角に対する操舵角の偏差角と反力トルクとの関係が規定されたマップである。切り戻し側反力トルクマップ122は、偏差角が大きくなってゼロから遠ざかるにつれて反力トルクが急に減少するように作成されている。切り戻し側反力トルクマップ124からは最小偏差角に応じた切り戻し側反力トルクが出力される。
また、最小偏差角は遅延器126で1クロックだけ遅延された最小偏差角(遅延最小偏差角)とともに判定器128に入力される。判定器128は最小偏差角が遅延最小偏差角以下であればTrueを出力し、最小偏差角が遅延最小偏差角より大きければFalseを出力する。判定器128の出力がTrueであることは、ステアリングホイール41が切り増し操作されていることを意味する。判定器128の出力がFalseであることは、ステアリングホイール41が切り戻し操作されていることを意味する。
判定器128の出力は切り替え器130に入力される。切り替え器130は配分比変化量ガード器140に接続されている。判定器128の出力がTrueの場合、切り替え器130は配分比変化量ガード器140へ入力する配分比を記憶部132に記憶された値「1」に切り替える。判定器128の出力がFalseの場合、切り替え器130は配分比変化量ガード器140へ入力する配分比を記憶部134に記憶された値「0」に切り替える。配分比は最終的な反力トルクに対する切り増し側反力トルクと切り戻し側反力トルクとの間の配分比である。配分比が1であることは切り増し側反力トルクを最終的な反力トルクとすることを意味し、配分比が0であることは切り戻し側反力トルクを最終的な反力トルクとすることを意味する。
配分比変化量ガード器140は切り替え器130から入力された配分比の変化量に対して制限を加え、変化量を制限した配分比(ガード後配分比)を出力する。入力された配分比が0から1に変化した場合、記憶部142に記憶された値「a」が所定時間当たりの配分比の変化量として用いられる。つまり、入力された配分比が0から1に変化した場合、配分比変化量ガード器140は0から1まで所定時間当たりaずつ徐々に増やされたガード後配分比を出力する。一方、入力された配分比が1から0に変化した場合、記憶部144に記憶された値「-b」が所定時間当たりの配分比の変化量として用いられる。つまり、入力された配分比が1から0に変化した場合、配分比変化量ガード器140は1から0まで所定時間当たり-bずつ徐々に減らされたガード後配分比を出力する。
切り増し側反力トルク、切り戻し側反力トルク、及びガード後配分比は配分器136に入力される。配分器136は以下の式によって反力トルクを計算する。ただし、以下の式でβはガード後配分比である。配分器136は計算された反力トルクをモータ駆動電流計算器120に入力する。
反力トルク=β×切り増し側反力トルク+(1-β)×切り戻し側反力トルク
モータ駆動電流計算器120は切り替え器112から入力されたモータ回転方向設定値からモータ駆動電流Imsの符号を決定し、配分器136から入力された反力トルクからモータ駆動電流Imsの大きさを計算する。反力制御ユニット12はモータ駆動電流計算器120で計算されたモータ駆動電流Imsを反力モータ44に供給する。モータ駆動電流Imsの符号が正の場合、反力モータ44はステアリングホイール41を右方向に回転させる反力トルクを発生させる。モータ駆動電流Imsの符号が負の場合、反力モータ44はステアリングホイール41を左方向に回転させる反力トルクを発生させる。
第1の構成例によれば、配分比変化量ガード器140によって切り増し側反力トルクと切り戻し側反力トルクとの配分比の変化量に制限が加えられるので、ステアリングホイール41の操作方向の切り替えに伴う反力トルクの急変を抑えることができる。
3-2.第2の構成例
図5は反力制御ユニット12の第2の構成例を示す。第1の構成例は配分比の変化量に制限を加えるものであるが、第2の構成例は配分後の反力トルクの変化量に制限を加えるものである。以下の説明では、図5に示す反力制御ユニット12の構成要素のうち、既に説明した第1の構成例の構成要素と同一のものについての説明は省略するか簡略化する。
第2の構成例では、最小値選択器118の後段にローパスフィルタ160が配置される。最小値選択器118で選択された最小偏差角はローパスフィルタ160で処理された後に切り増し側反力トルクマップ122、切り戻し側反力トルクマップ124、遅延器126、及び判定器128に入力される。
第2の構成例では、切り増し側反力トルク及び切り戻し側反力トルクとともに、切り替え器130から出力された配分比がそのまま配分器136に入力される。配分器136は以下の式によって反力トルクを計算する。ただし、以下の式でαは配分比である。配分器136は計算された反力トルクを反力トルク変化量ガード器150に入力する。
反力トルク=α×切り増し側反力トルク+(1-α)×切り戻し側反力トルク
反力トルク変化量ガード器150は配分器136から入力された反力トルクの変化量に対して制限を加え、変化量を制限した反力トルク(ガード後反力トルク)を出力する。入力された反力トルクが増加する場合、記憶部152に記憶された値「c」が所定時間当たりの反力トルクの増加量の制限値として用いられる。反力トルク変化量ガード器150は、増加量を制限値cで制限されたガード後反力トルクを出力する。一方、入力された反力トルクが減少する場合、記憶部154に記憶された値「-d」が所定時間当たりの反力トルクの減少量の制限値として用いられる。反力トルク変化量ガード器150は、減少量を制限値-dで制限されたガード後反力トルクを出力する。
反力トルク変化量ガード器150の出力はモータ駆動電流計算器120に入力される。モータ駆動電流計算器120は切り替え器112から入力されたモータ回転方向設定値からモータ駆動電流Imsの符号を決定し、反力トルク変化量ガード器150から入力されたガード後反力トルクからモータ駆動電流Imsの大きさを計算する。
第2の構成例によれば、反力トルク変化量ガード器150によって反力トルクの変化量に制限が加えられるので、ステアリングホイール41の操作方向の切り替えに伴う反力トルクの急変を抑えることができる。
4.仮想エンド角制御
図4及ぶ図5に示す反力制御ユニット12の構成例において、記憶部102に記憶された左側の仮想エンド角と記憶部104に記憶された右側の仮想エンド角とはそれぞれ任意の操舵角に設定することができる。また、左右の仮想エンド角を異なる操舵角に設定することもできる。
図6は仮想エンド角制御の概要を説明する操舵角-反力トルクグラフである。図6に示すように仮想エンド角制御では、仮想エンド角は例えば車両の状態に応じて、或いは、運転者の手動操作に応じて任意の操舵角に設定することができる。
仮想エンド角が変更された場合、操舵角と反力トルクとの関係も変更される。ただし、仮想エンド角の位置に関係なく、ステアリングホイール41の切り戻し操作時の反力トルクの立ち上がり開始角は、切り増し操作時の反力トルクの立ち上がり開始角よりも仮想エンド角に近い。また、仮想エンド角の位置に関係なく、ステアリングホイール41の切り戻し操作時の操舵角の変化に対する反力トルクの変化の勾配は、切り増し操作時の操舵角の変化に対する反力トルクの変化の勾配よりも急である。
なお、図4及ぶ図5に示す切り増し側反力トルクマップ122や切り戻し側反力トルクマップ124のように、仮想エンド角と操舵角との間の偏差角と反力トルクとの関係を規定するマップであれば、仮想エンド角が変更された場合でもマップを変更する必要はない。つまり、図4及ぶ図5に示す反力制御ユニット12の構成例であれば、仮想エンド角制御にも対応することができる。
5.その他実施形態
ステアリング装置40と転舵装置30とが信号によって接続された操舵システム2には、ステアバイワイヤシステムの他にも、無線通信を用いて車両を遠隔運転する遠隔運転システムが含まれる。遠隔運転システムでは、移動体通信等の無線通信を用いて遠隔地に設置されたステアリング装置40から転舵装置30に信号が入力される。本実施形態に係る操舵システム2が遠隔運転システムである場合、制御装置10は転舵装置30ともに車両に配置してもよいし、ステアリング装置40とともに遠隔運転センタに配置してもよいし、インターネット上のサーバに配置してもよい。或いは、制御装置10の機能を車両と遠隔運転センタとサーバのいずれか2つ或いは全部に分散して配置してもよい。
2 操舵システム
10 制御装置
10a プロセッサ
10b メモリ
11 転舵角制御ユニット
12 反力トルク制御ユニット
30 転舵装置
33 車輪
34 転舵モータ
36 転舵角センサ
40 ステアリング装置
41 ステアリングホイール
43 操舵角センサ
44 反力モータ

Claims (5)

  1. ステアリングホイールの操舵角に応じた信号を出力するように構成されたステアリング装置と、
    前記ステアリング装置から入力された前記信号に基づいて車輪を転舵するように構成された転舵装置と、
    前記ステアリングホイールに反力トルクを作用させるように構成された反力装置と、
    前記反力装置を制御するように構成された制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記転舵装置の転舵限界に対応する仮想エンド角を前記操舵角に対して設定することと、
    前記操舵角が前記仮想エンド角に近づく場合、前記操舵角が前記仮想エンド角に近づくに連れて前記反力トルクを徐々に増大させることと、
    前記操舵角が前記仮想エンド角から遠ざかる場合、前記操舵角が前記仮想エンド角に近づく場合の前記操舵角の変化に対する前記反力トルクの変化の勾配よりも急な勾配で前記操舵角の変化に対して前記反力トルクを減少させることと、を実行するようにプログラムされた
    ことを特徴とする車両の操舵システム。
  2. 請求項1に記載の車両の操舵システムにおいて、
    前記制御装置は、前記ステアリングホイールの操作方向が変化した際の前記反力トルクの時間当たりの変化量を制限すること、を実行するようにプログラムされた
    ことを特徴とする車両の操舵システム。
  3. 請求項1又は2に記載の車両の操舵システムにおいて、
    前記制御装置は、前記車両の状態に応じて、或いは、運転者の手動操作に応じて前記仮想エンド角を変更すること、を実行するようにプログラムされた
    ことを特徴とする車両の操舵システム。
  4. ステアリング装置から入力されたステアリングホイールの操舵角に応じた信号に基づいて転舵装置が車輪を転舵する操舵システムにおいて、反力装置から前記ステアリングホイールに作用させる反力トルクを制御する方法であって、
    前記転舵装置の転舵限界に対応する仮想エンド角を前記操舵角に対して設定することと、
    前記操舵角が前記仮想エンド角に近づく場合、前記操舵角が前記仮想エンド角に近づくに連れて前記反力トルクを徐々に増大させることと、
    前記操舵角が前記仮想エンド角から遠ざかる場合、前記操舵角が前記仮想エンド角に近づく場合の前記操舵角の変化に対する前記反力トルクの変化の勾配よりも急な勾配で前記操舵角の変化に対して前記反力トルクを減少させることと、を含む
    ことを特徴とする反力トルクの制御方法。
  5. ステアリング装置から入力されたステアリングホイールの操舵角に応じた信号に基づいて転舵装置が車輪を転舵する操舵システムにおいて、反力装置から前記ステアリングホイールに作用させる反力トルクを制御するための処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記転舵装置の転舵限界に対応する仮想エンド角を前記操舵角に対して設定することと、
    前記操舵角が前記仮想エンド角に近づく場合、前記操舵角が前記仮想エンド角に近づくに連れて前記反力トルクを徐々に増大させることと、
    前記操舵角が前記仮想エンド角から遠ざかる場合、前記操舵角が前記仮想エンド角に近づく場合の前記操舵角の変化に対する前記反力トルクの変化の勾配よりも急な勾配で前記操舵角の変化に対して前記反力トルクを減少させることと、を前記コンピュータに実行させるように構成された
    ことを特徴とするプログラム。
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