JP2023061569A - 液剤投入ユニットおよび洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】給水弁からの配管の数を減らし、水漏れリスクを低減することのできる液剤投入ユニットおよび洗濯機を提供する。【解決手段】液剤投入ユニット10は、洗濯槽へ自動投入される液剤を収容する液剤タンク(洗剤タンク110または柔軟剤タンク120)と、洗濯槽へ投入される液剤を手動投入可能な手動投入用ケース130と、液剤タンクおよび手動投入用ケース130を内部に収容するケース本体100とを備えている。ケース本体100は、給水弁20と給水経路(第1および第2給水経路P1,P2)を介して接続され、給水経路から給水される水を手動投入用ケース130へ流入させる流入口(第1および第2流入口101,102)と、液剤を溶かした水を洗濯槽へ向けて排出する排出口104と、手動投入用ケース130から排出口104へ向けて水を流す流水路103とを有している。液剤タンクは、流水路103上への液剤の吐出が可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、洗濯槽への液剤投入に関し、自動投入および手動投入の両方が可能な液剤投入ユニットおよびそれを備えた洗濯機に関する。
液体洗剤や柔軟剤などの液剤を洗濯槽へ自動投入するための液剤投入ユニットを備えた洗濯機が知られている。このような液剤投入ユニットでは、液剤タンク(洗剤タンクや柔軟剤タンク)に収容された液剤を洗濯槽へ自動投入する自動投入機能と、ユーザが手動投入部へ手動投入した液剤(または粉末洗剤)を洗濯槽へ投入する手動投入機能とを備えたものがある。
特許文献1には、液剤の自動投入を行う場合に給水弁から液剤投入ユニットへの給水を行うための第1の配管と、液剤(または粉末洗剤)の手動投入を行う場合に給水弁から液剤投入ユニットへの給水を行うための第2の配管とを有する洗濯機が開示されている。
特許第6553550号公報
特許文献1の洗濯機は、例えば、液体洗剤の自動投入および手動投入を可能とするために、給水弁からの2本の配管を必要としている。また、柔軟剤に対しても自動投入および手動投入を可能とするには、さらに2本の配管を必要とする。このように給水弁からの配管が増えることで、配管接続部における水漏れリスクが増加するといった問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、給水弁からの配管の数を減らし、水漏れリスクを低減することのできる液剤投入ユニットおよびそれを備えた洗濯機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様である液剤投入ユニットは、洗濯機に備えられ、洗濯槽への液剤投入に関し、給水弁から給水されることで自動投入および手動投入の両方が可能な液剤投入ユニットであって、洗濯槽へ自動投入される液剤を収容する液剤タンクと、洗濯槽へ投入される液剤を手動投入可能な手動投入用ケースと、前記液剤タンクおよび前記手動投入用ケースを内部に収容するケース本体とを含み、前記ケース本体は、配管による給水経路を介して前記給水弁と接続され、前記給水経路から給水される水を前記手動投入用ケースへ流入させる流入口と、液剤を溶かした水を洗濯槽へ向けて排出する排出口と、前記手動投入用ケースから前記排出口へ向けて水を流す流水路とを有しており、前記液剤タンクから前記流水路上に液剤の吐出が可能であることを特徴としている。
上記の構成によれば、同一種類の液剤に対し、液剤投入ユニット内の水の流路が自動投入時と手動投入時とで共通化される。すなわち、液剤投入ユニット内の水の流路を、流入口、手動投入用ケース、流水路、排出口の順で繋がる流路のみとすることができる。手動投入時には手動投入用ケースに液剤を投入しておくことで洗濯槽への液剤投入が行え、自動投入時には液剤タンクから流水路上に液剤を吐出することで洗濯槽への液剤投入が行える。その結果、給水弁から液剤投入ユニットへの給水経路も、同一種類の液剤に対して自動投入時と手動投入時とで共通化することができ、給水弁からの配管数を減らすことで配管接続部での水漏れリスクを低減することができる。
また、上記液剤投入ユニットは、前記液剤タンクとして、液体洗剤を収容する第1タンクと、液体洗剤以外の衣類処理剤を収容する第2タンクとを備えており、前記手動投入用ケースは、液体洗剤または粉末洗剤を手動投入可能な第1手動投入部と、衣類処理剤を投入可能な第2手動投入部とを有しており、前記流入口は、前記給水弁と第1給水経路を介して接続され、前記第1給水経路から給水される水を前記第1手動投入部へ流入させる第1流入口と、前記給水弁と第2給水経路を介して接続され、前記第2給水経路から給水される水を前記第2手動投入部へ流入させる第2流入口とを含む構成とすることができる。
上記の構成によれば、液剤として液体洗剤および衣類処理剤(例えば柔軟剤)の自動投入および手動投入を可能とする場合、液体洗剤および衣類処理剤のそれぞれに対して給水弁からの配管数を減らすことができる。
また、上記液剤投入ユニットは、前記ケース本体の壁面を貫通するように取り付けられ、前記ケース本体の内側では前記液剤タンクからの液剤の吐出部と対向する位置に配置されたシャワーノズルを備える構成とすることができる。
上記の構成によれば、シャワーノズルからのシャワー給水によって液剤タンクからの液剤の吐出部の洗浄を行うことができ、吐出部での液剤の固着を防止することができる。
また、上記液剤投入ユニットは、前記液剤タンクからの液剤の吐出部が、前記流水路を流れる水と接触する位置に配置されている構成とすることができる。
上記の構成によれば、流水路を流れる水によって、液剤タンクからの液剤の吐出部の洗浄を行うことができ、吐出部での液剤の固着を防止することができる。
また、上記の課題を解決するために、本発明の第2の態様である洗濯機は、上記記載の液剤投入ユニットを備えることを特徴としている。
また、上記洗濯機は、前記給水経路が途中で分岐され、分岐された給水経路が前記シャワーノズルに接続されている構成とすることができる。
上記の構成によれば、給水経路を分岐させてシャワーノズルに繋ぐことで、液剤投入時には同時に吐出部の洗浄が行われ、吐出部の洗浄用に給水弁から独立した給水経路を別途設置する必要がない。
本発明の液剤投入ユニットおよび洗濯機は、同一種類の液剤に対し、給水弁から液剤投入ユニットへの給水経路を自動投入時と手動投入時とで共通化することができ、給水弁からの配管数を減らすことで配管接続部での水漏れリスクを低減することができるといった効果を奏する。
本発明の一実施形態を示すものであり、液剤投入ユニットと給水弁との外観例を示す斜視図である。 液剤投入ユニットと給水弁との平面図である。 液剤投入ユニットを使用する洗濯機の外観例を示す斜視図である。 液剤投入ユニットからケース本体のみを抜き出して示す平面図である。 液剤投入ユニットからケース本体を取り外し、残りの部材を下から見た下面図である。 実施の形態2に係る液剤投入ユニットの斜視図である。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係る液剤投入ユニット10と給水弁20との外観例を示す斜視図である。図2は、液剤投入ユニット10と給水弁20との平面図である。図3は、液剤投入ユニット10を使用する洗濯機1の外観例を示す斜視図である。尚、ここでの液剤とは、液剤投入ユニット10から洗濯機1の洗濯槽へ投入される液剤のことであり、液体洗剤または柔軟剤などの衣類処理剤を指す。また、図3で示す洗濯機1はドラム型洗濯機を例示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明が適用される洗濯機は縦型洗濯機であってもよい。また、洗濯機1は洗濯乾燥機であってもよい。
液剤投入ユニット10は、配管により給水弁20に接続されて使用される。すなわち、液剤投入ユニット10は、液剤投入に関し、給水弁20から給水されることで液剤の自動投入および手動投入を行う。但し、図1および図2においては、給水弁20と液剤投入ユニット10とを接続する配管については図示を省略しており、配管によって形成される給水経路(第1給水経路P1および第2給水経路P2)を太破線にて簡略的に表示している。
液剤投入ユニット10は、ケース本体100に、洗剤タンク(第1タンク)110、柔軟剤タンク(第2タンク)120、および手動投入用ケース130を収容可能(装着可能)となっている。洗剤タンク110および柔軟剤タンク120は、洗濯機1の洗濯槽へ自動投入される液剤を収容するための液剤タンクであり、洗剤タンク110には液体洗剤が収容され、柔軟剤タンク120には柔軟剤などの衣類処理剤が収容される。手動投入用ケース130は、ユーザが液剤を手動投入するためのケースであり、洗剤投入部(第1手動投入部)131および柔軟剤投入部(第2手動投入部)132を有している。但し、洗剤投入部131には、液体洗剤だけでなく粉末洗剤の投入も可能である。
液剤投入ユニット10は、図3に示す洗濯機1に対し、前方側(ドア2の配置されている側)から見て上部左側付近において洗濯機1の内部に配置される。洗濯機1の上面には、蓋3および蓋4が配置されている。蓋3を開くと、液剤投入ユニット10の洗剤投入部131および柔軟剤投入部132が露出し、ユーザが液剤を手動投入することができる。また、蓋4を開くと、洗剤タンク110および柔軟剤タンク120が露出し、ユーザが洗剤タンク110または柔軟剤タンク120を洗濯機1に対して抜き差しできるようになる。これにより、ユーザが洗剤タンク110または柔軟剤タンク120を取り外して液剤補充を行うことができる。
洗濯機1において、給水弁20は液剤投入ユニット10の後方側に配置される。給水弁20は、液剤投入ユニット10に給水する水道水を流入させるための水道供給口21を有している。また、給水弁20の内部には、複数の電磁弁が備えられており、これら複数の電磁弁の開閉を適宜制御することにより、液剤投入ユニット10に対して異なる経路で水道水を供給できるようになっている。給水弁20は、洗濯機1に装着された状態において、水道供給口21を洗濯機1の上面後部付近で露出させる(図3参照)。これにより、給水弁20は、水道供給口21と水道蛇口とをホースで繋ぎ、水道水の供給を受けることができる。
また、給水弁20は、液剤投入ユニット10と配管を介して接続される第1排出口22および第2排出口23を有している。具体的には、第1排出口22は、配管による第1給水経路P1にて、ケース本体100の一方の側面に形成された第1流入口101(図6参照)と接続されている。また、第2排出口23は、配管による第2給水経路P2にて、ケース本体100の他方の側面に形成された第2流入口102と接続される。
第1流入口101が設けられた側面では、手動投入用ケース130における洗剤投入部131の側面が対向しており、洗剤投入部131の側面にも、第1流入口101と対向する位置に流入口(図示せず)が設けられている。これにより、給水弁20は、第1排出口22から第1給水経路P1および第1流入口101を介して、洗剤投入部131へ給水を行えるようになっている。
同様に、第2流入口102が設けられた側面では、手動投入用ケース130における柔軟剤投入部132の側面が対向しており、柔軟剤投入部132の側面にも、第2流入口102と対向する位置に流入口(図示せず)が設けられている。これにより、給水弁20は、第2排出口23から第2給水経路P2および第2流入口102を介して、柔軟剤投入部132へ給水を行えるようになっている。
洗剤投入部131の底部には開口131a(図2参照)が設けられており、洗剤投入部131へ給水された水は、開口131aからケース本体100の底部に落下する。このとき、洗剤投入部131に投入された洗剤があれば、洗剤投入部131へ給水された水は洗剤を溶かしながら洗剤投入部131からケース本体100へ流れる。また、柔軟剤投入部132の底部にはサイホン構造132a(図2参照)が設けられており、柔軟剤投入部132へ給水された水は、サイホン構造132aを介してケース本体100の底部に落下する。このとき、柔軟剤投入部132に投入された柔軟剤があれば、柔軟剤投入部132へ給水された水は柔軟剤を溶かしながら柔軟剤投入部132からケース本体100へ流れる。
図4は、ケース本体100の平面図である。ケース本体100は、その底部に流水路103(図4において斜線ハッチングで示す)を有している。流水路103は、図4における矢印A方向に沿って水を流すことのできる傾斜面とされており、流水路103の下流側端部には、洗剤または柔軟剤を溶かした水を洗濯槽へ向けて排出する排出口104が設けられている。
洗剤投入部131または柔軟剤投入部132からケース本体100の底部に落下する水は、流水路103の上流側における第1落下領域R1にて流水路103上に落下する。第1落下領域R1に落下した水は、流水路103を流れて排出口104から洗濯槽へ供給される。
すなわち、洗剤投入部131に手動投入された洗剤は、第1排出口22、第1給水経路P1、洗剤投入部131、流水路103および排出口104の順で流れる水と共に洗濯槽へ投入される。また、柔軟剤投入部132に手動投入された柔軟剤は、第2排出口23、第2給水経路P2、柔軟剤投入部132、流水路103および排出口104の順で流れる水と共に洗濯槽へ投入される。
続いて、液剤投入ユニット10における洗剤または柔軟剤の自動投入方法について説明する。図5は、液剤投入ユニット10からケース本体100を取り外し、残りの部材を下から見た下面図である。図5に示すように、液剤投入ユニット10において、液剤タンク(洗剤タンク110および柔軟剤タンク120)の下方には投入制御板140が配置されており、液剤投入ユニット10に装着される液剤タンクは投入制御板140の上に載置される。投入制御板140には、洗剤タンク110の載置領域内に第1電磁弁141が設けられており、柔軟剤タンク120の載置領域内に第2電磁弁142が設けられている。第1電磁弁141、第2電磁弁142およびその下方が液剤の吐出部となる。
一方、液剤タンクの底面には液剤排出口(図示せず)が設けられており、液剤タンクを液剤投入ユニット10に装着することで(液剤タンクを投入制御板140の上に載置することで)液剤タンクの液剤排出口と、第1電磁弁141または第2電磁弁142とが接続される。すなわち、洗剤タンク110の液剤排出口が第1電磁弁141と接続され、柔軟剤タンク120の液剤排出口が第2電磁弁142と接続される。また、液剤タンクの液剤排出口には止水弁が設けられており、この止水弁は、液剤タンクを液剤投入ユニット10に装着したときに開き、液剤タンクを液剤投入ユニット10から取り外したときに閉じるようになっている。
液剤の自動投入は、第1電磁弁141または第2電磁弁142の開閉制御を含む。すなわち、液体洗剤の自動投入時は、第1電磁弁141を所定時間開き、所定量の液体洗剤を洗剤タンク110からケース本体100の底部に吐出する(落下させる)。また、柔軟剤の自動投入時は、第2電磁弁142を所定時間開き、所定量の柔軟剤を柔軟剤タンク120からケース本体100の底部に吐出する。このとき、液剤タンクから吐出する液剤の落下領域は、流水路103内の第2落下領域R2である。
さらに、液体洗剤の自動投入時には、洗剤の手動投入時と同様に、給水弁20の第1排出口22から給水が行われ、第1排出口22、第1給水経路P1、洗剤投入部131、流水路103および排出口104の順で水が流れる。また、柔軟剤の自動投入時には、柔軟剤の手動投入時と同様に、給水弁20の第2排出口23から給水が行われ、第2排出口23、第2給水経路P2、柔軟剤投入部132、流水路103および排出口104の順で水が流れる。この水の流れによって、流水路103に吐出された液剤が水と共に洗濯槽へ投入される。
尚、流水路103は、図4に示すように、経路の途中で上流から下流に向かって経路幅が狭くなっており、この部分で流速が増すようになっている。そして、第2落下領域R2は、流水路103における流速の増す箇所に設けられている。これにより、液剤タンクから流水路103に吐出された液剤は、流速の増した水によって流され、ケース本体100の底部に固着することなく全てが洗濯槽へ投入される。
以上のように、液剤投入ユニット10は、同一種類の液剤に対し、ユニット内の水の流路が自動投入時と手動投入時とで共通化されている。その結果、給水弁20から液剤投入ユニット10への給水経路も、同一種類の液剤に対して自動投入時と手動投入時とで共通化することができる。具体的には、液体洗剤に対して、自動投入時と手動投入時とで第1給水経路P1が共通使用されるようになっている。同様に、柔軟剤に対して、自動投入時と手動投入時とで第2給水経路P2が共通使用されるようになっている。
これにより、液剤投入ユニット10は、給水弁20からの配管を液剤の自動投入用と手動投入用とで1つにまとめることを可能とし、その結果、配管接続部での水漏れリスクを低減することができる。また、液剤の自動投入時と手動投入時とで、給水弁20から液剤投入ユニット10への給水動作が同じであるため、給水弁20内部における電磁弁の制御プラグラム(給水弁20の制御プラグラム)を自動投入時と手動投入時とで変える必要がなく、給水弁20の制御プラグラムを簡素化できるメリットもある。
尚、上述した液剤投入ユニット10では、液剤タンクからの液剤投入は、第1電磁弁141または第2電磁弁142の開時間中における自由落下によるものとしている。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、液剤投入用ポンプ(以下、ポンプ)を用いて液剤タンクからの液剤投入を行う構成としてもよい。この場合のポンプは、液剤タンクと吐出部との間に配置され、液剤タンクの止水弁→ポンプ→吐出部といった流れで液剤タンクからの液剤投入が行われる。
液剤投入ユニット10におけるポンプの配置箇所は特に限定されるものではなく、ポンプは、液剤タンクの側方や液剤タンクの下方に設けることができる。ポンプを液剤タンクの側方に設ける場合は、例えば、液剤タンク(洗剤タンク110および柔軟剤タンク120)と手動投入部(洗剤投入部131および柔軟剤投入部132)との間に、内部にポンプを備えたポンプ投入ユニット150(図2,図5参照)を配置することができる。また、ポンプを液剤タンクの下方に設ける場合は、例えば、投入制御板140の一部にポンプを設けることができる。無論、ポンプによって液剤自動投入を行う場合は、液剤タンクからの液剤の吐出部において、第1電磁弁141および第2電磁弁142は省略可能である。
〔実施の形態2〕
液剤投入ユニット10は、同一種類の液剤に対し、自動投入時と手動投入時とで水の流路が共通であり、自動投入時はその流路の途中に液剤を吐出する。このとき、投入制御板140の液剤の吐出部(第1電磁弁141または第2電磁弁142など)に液剤の原液が付着し、その液剤が固着すると、流路への液剤の吐出が正常に行えなくなる恐れがある。このため、本実施の形態2では、吐出部での液剤の固着を防止できる構成について説明する。
図6は、本実施の形態2に係る液剤投入ユニット10の斜視図である。この液剤投入ユニット10は、図6に示すように、ケース本体100の壁面(第1流入口101と同一側の側面)を貫通するようにシャワーノズル105を設けている。また、第1給水経路P1は途中で2本に分岐しており、分岐した一方は実施の形態1と同様に第1流入口101に接続され、分岐した他方はシャワーノズル105に接続されている。
シャワーノズル105は、ケース本体100の内側で投入制御板140の液剤の吐出部と対向する位置に配置される。このため、洗剤投入(液体洗剤の自動投入または洗剤の手動投入)を行う際には、第1給水経路P1によって洗剤投入部131への給水が行われると同時に、シャワーノズル105からケース本体100内へのシャワー給水も行われる。そして、このシャワー給水によって吐出部にある第1電磁弁141および第2電磁弁142などの洗浄を行うことができ、吐出部での液剤の固着を防止することができる。また、液剤投入ユニット10では、第1給水経路P1を分岐させてシャワーノズル105に繋ぐことで、洗剤投入時には常に吐出部の洗浄が行われ、吐出部の洗浄用に給水弁20から独立した給水経路を別途設置する必要がない。
〔実施の形態3〕
本実施の形態3では、吐出部での液剤の固着を防止できる他の構成について説明する。本実施の形態3では、液剤投入ユニット10における投入制御板140において、吐出部の位置を下げ(ケース本体100の底部に近付け)、流水路103を水が流れるときに、この水に吐出部が接触するような配置とする。この構成では、流水路103を流れる水によって、吐出部の洗浄を行うことができる。
本実施の形態3の構成では、実施の形態2の構成に比べ、シャワーノズル105が不要であり、液剤投入ユニット10や第1給水経路P1の配管を簡素化することができる。また、洗剤投入時だけでなく柔軟剤投入時にも吐出部の洗浄が行えるといったメリットもある。
今回開示した実施形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
1 洗濯機
2 ドア
3 蓋
4 蓋
10 液剤投入ユニット
100 ケース本体
101 第1流入口
102 第2流入口
103 流水路
104 排出口
105 シャワーノズル
110 洗剤タンク(第1タンク)
120 柔軟剤タンク(第2タンク)
130 手動投入用ケース
131 洗剤投入部(第1手動投入部)
131a 開口
132 柔軟剤投入部(第2手動投入部)
132a サイホン構造
140 投入制御板
141 第1電磁弁(吐出部)
142 第2電磁弁(吐出部)
20 給水弁
21 水道供給口
22 第1排出口
23 第2排出口
P1 第1給水経路
P2 第2給水経路
R1 第1落下領域
R2 第2落下領域

Claims (6)

  1. 洗濯機に備えられ、洗濯槽への液剤投入に関し、給水弁から給水されることで自動投入および手動投入の両方が可能な液剤投入ユニットであって、
    洗濯槽へ自動投入される液剤を収容する液剤タンクと、
    洗濯槽へ投入される液剤を手動投入可能な手動投入用ケースと、
    前記液剤タンクおよび前記手動投入用ケースを内部に収容するケース本体とを含み、
    前記ケース本体は、
    配管による給水経路を介して前記給水弁と接続され、前記給水経路から給水される水を前記手動投入用ケースへ流入させる流入口と、
    液剤を溶かした水を洗濯槽へ向けて排出する排出口と、
    前記手動投入用ケースから前記排出口へ向けて水を流す流水路とを有しており、
    前記液剤タンクから前記流水路上に液剤の吐出が可能であることを特徴とする液剤投入ユニット。
  2. 請求項1に記載の液剤投入ユニットであって、
    前記液剤タンクとして、液体洗剤を収容する第1タンクと、液体洗剤以外の衣類処理剤を収容する第2タンクとを備えており、
    前記手動投入用ケースは、液体洗剤または粉末洗剤を手動投入可能な第1手動投入部と、衣類処理剤を投入可能な第2手動投入部とを有しており、
    前記流入口は、前記給水弁と第1給水経路を介して接続され、前記第1給水経路から給水される水を前記第1手動投入部へ流入させる第1流入口と、前記給水弁と第2給水経路を介して接続され、前記第2給水経路から給水される水を前記第2手動投入部へ流入させる第2流入口とを含むことを特徴とする液剤投入ユニット。
  3. 請求項1または2に記載の液剤投入ユニットであって、
    前記ケース本体の壁面を貫通するように取り付けられ、前記ケース本体の内側では前記液剤タンクからの液剤の吐出部と対向する位置に配置されたシャワーノズルを備えることを特徴する液剤投入ユニット。
  4. 請求項1または2に記載の液剤投入ユニットであって、
    前記液剤タンクからの液剤の吐出部が、前記流水路を流れる水と接触する位置に配置されていることを特徴する液剤投入ユニット。
  5. 上記請求項1から4の何れか1項に記載の液剤投入ユニットを備えることを特徴とする洗濯機。
  6. 上記請求項3に記載の液剤投入ユニットを備える洗濯機であって、
    前記給水経路が途中で分岐され、分岐された給水経路が前記シャワーノズルに接続されていることを特徴とする洗濯機。
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