JP2023061233A - 車両用乗降補助装置 - Google Patents

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Hiroaki Takayasu
大輔 徳田
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Abstract

【課題】ボードの十分な支持剛性を確保すると共に、折りたたみ性を確保することができる車両用乗降補助装置を提供する。【解決手段】展開された第1姿勢P1と、折りたたまれた第2姿勢P2との間で回動可能であり、第1姿勢P1のとき乗員が一時的に着座可能なボード22と、ボード22を第1姿勢と第2姿勢との間で回動可能に支持する支持フレーム24と、支持フレーム24を下方から支持すると共に支持フレーム24を車体6に取り付けるための取付部26と、支持フレーム24を車両前後方向に回動させる回動軸部30と、支持フレーム24とボード22とを連結し、ボード22を下方から支持する荷重支持部材40とを備え、荷重支持部材40は、回動軸部30よりも車両後方側に離間した位置に設けられ、かつ、ボード22が第1姿勢P1にあるとき、支持フレーム24からボード22の下面に向かって斜め上方に延びる。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用乗降補助装置に係わり、特に、車両のドア開口部に隣接したシートの車幅方向外側に設けられ、乗員の乗降を補助する車両用乗降補助装置に関する。
従来、下肢が不自由な乗員、たとえば車椅子利用者である乗員が車両に乗り移る際の補助を目的として、車両のシート側方に移乗ボードを設けられたものが知られている。たとえば特許文献1には、後席シートの側方にガスダンパー式の移乗ボードが開示されている。
特開2014-079307号公報
ここで、特に車椅子利用者である乗員が車両に乗り移る際、移乗ボード(以下、ボードという)には、乗員がボードに着座した時に有効に支持するための剛性確保に加えて、自動車の運転時における運転操作への影響とならないような折りたたみ性を確保した構造が求められる。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、ボードの十分な支持剛性を確保すると共に、折りたたみ性を確保することができる車両用乗降補助装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、車両のドア開口部に隣接したシートの車幅方向外側に設けられ、乗員の乗降を補助する車両用乗降補助装置であって、展開されたときの第1姿勢と、折りたたまれたときの第2姿勢との間で回動可能であり、第1姿勢のとき乗員が一時的に着座可能なボードと、ボードを第1姿勢と第2姿勢との間で回動可能に支持する支持フレームと、支持フレームを下方から支持すると共に支持フレームを車体に取り付けるための支持基部と、支持基部に設けられ、支持フレームを車両前後方向に回動させる回動軸部と、支持フレームとボードとを連結し、ボードを下方から支持する支持部材と、を備え、支持部材は、回動軸部よりも車両後方側に離間した位置に設けられ、かつ、ボードが第1姿勢にあるとき、支持フレームからボードの下面に向かって斜め上方に延びる、ことを特徴としている。
このように構成された本発明によれば、展開されたときの第1姿勢と、折りたたまれたときの第2姿勢との間で回動可能であり、第1姿勢のとき乗員が一時的に着座可能なボードと、ボードを第1姿勢と第2姿勢との間で回動可能に支持する支持フレームと、支持フレームを車両前後方向に回動させる回動軸部と、備え、第1姿勢にあるボードに乗員が着座したとき、ボードに入力される荷重は、支持部材および回動軸部で受け止められる。本発明では、支持部材は、回動軸部よりも車両後方側に離間した位置に設けられ、かつ、ボードが第1姿勢にあるとき、支持フレームからボードの下面に向かって斜め上方に延びるので、支持部材と回動軸部とにより、ボード着座時の荷重を分散して受け止めると共に、斜め上方に延びる支持部材が荷重を確実に受け止めることができる。その結果、本発明によれば、ボードの十分な支持剛性を確保すると共に、折りたたみ性を確保することができる。
また、本発明において、好ましくは、回動軸部は、支持基部の前後方向前部に設けられ、支持部材は、ボードの前後方向後部に連結されるので、より効果的に、ボード着座時の荷重を分散して受け止めることができる。
また、本発明において、好ましくは、支持基部は、支持フレームの車幅方向内方側に縦壁部を有し、ボードが第1姿勢にあるとき、支持部材の支持フレームへの連結部は、支持基部の縦壁部に隣接している。
このように構成された本発明によれば、第1姿勢にあるボードに乗員が着座し、斜め上方に延びる支持部材が荷重を受け止めるとき、その荷重は、支持部材および支持フレームへの連結部を介して、隣接した車幅方向内方側の縦壁部で受け止めることが可能である。
また、本発明において、好ましくは、支持フレームには、支持部材よりも車両後方側の位置に、乗員がボードの折畳み操作をするための把持部が設けられているので、乗員によるボードの操作性と、ボードの支持剛性の確保とを両立することができる。
また、本発明において、好ましくは、ボードが第2姿勢にあるとき、支持部材および把持部はサイドドアのドアトリムに設けられた膨出部内に収納されるので、折りたたみ位置における車室内のレイアウト性を向上させて、ボードが運転者に干渉しないように配置することができる。
また、本発明において、好ましくは、さらに、一端が、ボードの前後方向前部に接続され、かつ、他端が、回動軸部に隣接しかつ回動軸部の車両前方側で支持基部に接続されたリンク部材を備えるので、効果的に、ボードの第1姿勢と第2姿勢との間の展開または折りたたみが可能となる。
また、本発明において、好ましくは、支持基部には、回動軸部の車両前方側に、支持基部から車体側に向けて突出する、支持基部の変形を防止する変形防止用部材が設けられている。
このように構成された本発明によれば、変形防止用部材により支持基部の変形が防止されるので、支持基部の下方に存在するたとえばハーネスのような部材の変形や切断を防止することができる。特に、衝突時、ボードおよび支持フレームが、慣性の法則で車両前方に倒れるように傾斜してしまうときに、回動軸部の車両前方側の支持基部の部分を変形させることを防止することができる。
本発明によれば、ボードの十分な支持剛性を確保すると共に、折りたたみ性を確保することができる。
本発明の実施形態による車両用乗降補助装置の概略構成および車室内での配置を示す側面図であり、ボードの展開状態を実線で、ボードの折りたたみ状態を破線で示す図である。 本発明の実施形態による車両用乗降補助装置の概略構成および車室内での配置を示す斜視図であり、ボードの折りたたみ状態を示す図である。 本実施形態の乗降補助装置を斜め後方から見た斜視図であり、ボードの展開状態を示す図である。 本実施形態の乗降補助装置を斜め後方から見た斜視図であり、ボードの折りたたみ状態を示す図である。 本実施形態の乗降補助装置およびその車体への固定構造を示す側面図であり、ボードの展開状態を示す図である。 本実施形態の乗降補助装置およびその車体への固定構造を示す側面図であり、ボードの折りたたみ状態を示す図である。 本実施形態の乗降補助装置を後方から見た一部断面図であり、ボードの展開状態を示す図である。 本実施形態の乗降補助装置の車体への固定構造を説明するための図5の一部拡大側面図である。 本実施形態の乗降補助装置の車体への固定構造を説明するための乗降補助装置、固定装置および車体の一部を示す分解斜視図ある。 図9に示す固定装置の支持ブラケットの変形例を示す斜視図である。
次に、添付図面を参照して、本発明の実施形態による乗降補助装置およびその車体への固定装置を説明する。
まず、図1および図2により、本発明の実施形態による乗降補助装置の概略構成を説明する。図1は、本発明の実施形態による車両用乗降補助装置の概略構成および車室内での配置を示す側面図であって、ボードの展開状態を実線で、ボードの折りたたみ状態を破線で示す図であり、図2は、本発明の実施形態による車両用乗降補助装置の概略構成および車室内での配置を示す斜視図であって、ボードの折りたたみ状態を示す図である。図1および図2中、矢印Fは車両前後方向の前方を、矢印Uは車両上下方向の上方を示す。
まず、図1に示すように、本実施形態の乗降補助装置1を備える車両Vには、ルーフサイドレール2と、センタピラー(リアピラー)4と、サイドシル6と、ヒンジピラー8と、フロントピラー10とで囲まれたドア開口部12が形成されている。図1および図2は、いわゆる観音ドアを備えた車両Vを示す。なお、本実施形態の乗降補助装置1は、2ドア型の車両、4ドア型の車両、スライドドアを備えた車両などに適用できる。
車室の前部には、運転席(シート)14および助手席(図示せず)が車幅方向に並ぶように設けられている。本実施形態はいわゆる右ハンドル車の例を示し、図1には、車両Vの車幅方向右側の運転席14およびドア開口部12を示している。なお、本発明の乗降補助装置1は、その後述する各構成を車両中央面に対して面対称に形成すれば、左ハンドル車の車幅方向左側にも適用できる。
ドア開口部12は、乗員が乗降する乗降口である。図1に示すように、本実施形態の乗降補助装置1は、車幅方向右側のドア開口部12に隣接した運転席14の車幅方向外側に配置される。
また、図2に示すように、ドア開口部12には、車両前側のドアヒンジを介して開閉可能に取り付けられたサイドドア16(図2参照)が設けられる。図2に示すように、乗降補助装置1の折りたたみ位置では、後述するボード22および支持フレーム24が、運転席の前方側かつ側方側に位置している。
本実施形態の乗降補助装置1は、このように運転席14の車幅方向外側に配置され、下肢が不自由な乗員が車両に対して乗降する際、運転席14と車両外側の車椅子との間を移動時に乗員の臀部等を後述するボード22に仮置きすることで、乗員の運転席14と車椅子との間の移動を補助するための装置である。
次に、図3および図4により、本実施形態の乗降補助装置1の基本構成を説明する。図3は、本実施形態の乗降補助装置を斜め後方から見た斜視図であって、ボードの展開状態を示す図であり、図4は、本実施形態の乗降補助装置を斜め後方から見た斜視図であって、ボードの折りたたみ状態を示す図である。
まず、図3および図4に示すように、乗降補助装置1は、ボード22と、支持フレーム24と、支持基部(取付部)26と、リンク機構28とを備えている。
まず、ボード22、支持フレーム24、支持基部26、リンク機構28の各構成を説明する。
まず、ボード22は、水平姿勢(P1)において乗員の臀部を仮置きしたり、乗員の上半身を腕で支持するために手を置くことが可能な大きさおよび強度を有する板状に形成されている。ここで、図2に示すように、ボード22は、その前後方向(ボード22が展開位置(図1、図3)にあるときの車両前後方向に相当する)の前部22Aであって、幅が狭まっている前方部分22Aと、その前後方向の後部22Bであって、幅が拡げられている後方部分22Bを有する。
前方部分22Aは、乗員(例えば下肢障害者)が車椅子(図示略)と運転席14との間をボード22を介して移乗時に、乗員が手をついて自らの身体を支えるための手つき領域として必要十分な大きさを有する。
後方部分22Bは、乗員の臀部(左右一対からなる坐骨間およびその周辺部)等を仮置き(支持)可能な大きさを有する。
次に、支持フレーム24は、側面視で、車幅方向に延びる軸線(後述する回動軸部30)回りに支持基部26に回動可能に取り付けられている。また、支持フレーム24の上縁部は、ボード22の前方部分22Aと後方部分22Bとにわたる領域に対向するよう延びており、水平姿勢(P1)のボード22の車幅内方の内縁側部分を、2つのボード用回動軸部32を介して支持している。
次に、支持基部(取付部)26は、支持フレーム24を回動可能に下方から支持すると共に、乗降補助装置1の車体(本実施形態ではサイドシル6)への取付部として機能するものである。この支持基部26には、支持フレーム24を車体に対して車両前後方向に回動可能に軸支する支持フレーム用回動軸部30が設けられ、また、支持フレーム24の上縁部には、ボード22を支持フレーム24に対して回動可能に軸支するボード用回動軸部32が設けられている。
本実施形態では、支持フレーム用回動軸部30は、支持基部(取付部)26の前後方向前部26bに取り付けられている(図8参照)。
次に、リンク機構28は、リンク部材34を有し、支持基部26には、支持フレーム用回動軸部30に隣接した位置、かつ、支持フレーム用回動軸部30より車両前方側の位置に、リンク部材34の一端部が連結される第1継手36が設けられている。一方、ボード22の前方部分22Aの下面には、リンク部材34の他端部が連結される第2継手38が設けられている。リンク部材34は、水平姿勢(P1)のボード22と支持基部26との間の車両上下方向の間隔よりも長尺である。リンク機構28は、主に、これらのリンク部材34、第1継手36および第2継手38で構成されている。
次に、ボード22は、上述した回動軸部30、32およびリンク機構28により、運転席14の車幅方向外側位置に展開されたときの水平姿勢(第1姿勢、展開位置)P1と、このシート側部位置(P1)から前方に跳ね上げられ、折りたたまれたときの垂直姿勢(第2姿勢、折りたたみ位置)P2との間で、展開または折りたたみが可能となっている。
たとえば、図4に示すような折りたたみ位置からの展開時、支持フレーム用回動軸部30回りに支持フレーム24が車両後方側に向けて回動すると同時に、リンク機構28のリンク部材34がボード22を展開側に引っ張り、引っ張られたボード22がボード用回動軸部32回りに回動し、展開終了時、ボード22および支持フレーム24は、図3に示すような展開状態となる。
一方、図5に示すような展開位置からの折りたたみ時には、支持フレーム用回動軸部30回りに支持フレーム24が車両前方側に向けて回動すると同時に、リンク機構28のリンク部材34がボード22を押し上げ、押し上げられたボード22がボード用回動軸部32回りに回動し、折りたたみ終了時、ボード22および支持フレーム24は、図4に示すような折りたたみ状態となる。
次に、ボード22に加わる荷重を支持するための構成およびボード22の操作性について説明する。
まず、図3および図4に示すように、ボード22および支持フレーム24には、それらを互いに連結するように、軸方向に伸縮可能に二重構造となっている荷重支持部材40が、それぞれヒンジ42、44により取り付けられている。
この荷重支持部材40は、図3に示す展開時、すなわち、ボード22が水平姿勢にあるとき、支持フレーム24からボード22の下面に向かって斜め上方に延びることで、乗員の荷重を支持するためのものである(図7参照)。特に、荷重支持部材40は、ボード22の後方部分22Bの下面に(ヒンジ42を介して)取り付けられており、このボード22の後方部分22Bは、上述したように乗員の臀部等を仮置きされる部分であり、乗員の荷重の多くが加わる部分である。したがって、荷重支持部材40は、ボード22を有効に支持するのである。ここで、ボード22に加わる荷重は、主に、この荷重支持部材40と、支持フレーム24を(回動可能に)支持する支持フレーム用回動軸部30とに伝達される。本実施形態では、図3および図4に示すように、荷重支持部材40を、支持フレーム用回動軸部30から離間した車両後方側の位置に設けて、このような伝達荷重を分散させるようにしている。
次に、図3および図4に示すように、支持フレーム24には、乗員が乗降補助装置1を操作する操作部(把持部)46が設けられている。この操作部46は、主に、乗降補助装置1を、折りたたみ位置P2から展開位置P1へと展開させる際に、乗員が把持して操作するものである。折りたたみ位置P2において、乗員が操作部46を手前に引っ張るように操作すると、支持フレーム24が回動して、上述したように、乗降補助装置1が展開状態となる。この操作部46は、上述した荷重支持部材40よりも車両後方側に位置にしており、乗員の操作性を荷重支持部材40が阻害しないようにしている。また、この把持部46は、ボード22の支持フレーム24に対する回動範囲の外側に位置するとともに、垂直姿勢P2にあるボード22の後端より後方位置になるように設けられている。
ここで、図2に示すように、折りたたみ位置P2では、上述した荷重支持部材40および操作部46などは、それらがサイドドア16に干渉しないよう、サイドドア16のドアトリム18に形成された膨出部20内に収納されるようになっている。膨出部20は、アームレスト(アシストグリップを含む)19の下方から前方にわたって形成されている。また、垂直姿勢のボード22は、車両走行中や車両発進時等に、意に反して車両後方へ変位しようとした際に、ボード22の上部が、アームレスト19やアシストグリップに当接することで車両後方へ変位することが規制される。
次に、図5および図6により、本実施形態の乗降補助装置1におけるボード22の展開時の操作性を確保するための緩衝装置について詳細に説明する。図5は、本実施形態の乗降補助装置およびその車体への固定構造を示す側面図であって、ボードの展開状態を示す図であり、図6は、本実施形態の乗降補助装置およびその車体への固定構造を示す側面図であって、ボードの折りたたみ状態を示す図である。
まず、図5および図6に示すように、支持基部26には、ボード22の展開時の乗員の操作性を確保するための緩衝装置(Cushioning Device)50が設けられている。この緩衝装置50は、それぞれ、支持基部26に取り付けられた第1緩衝装置52および第2緩衝装置54を有する。
第1緩衝装置52は、支持基部26から上方に延びる第1固定部56と、この第1固定部56に一端が取り付けられ、この第1固定部56を基点に伸縮することにより反力を発生させるばね部材58と、このばね部材58の内方で、ばね部材58の軸方向(長手方向)に延び、第1固定部56に対して車両前後方向に移動可能な軸部材60と、軸部材60(ばね部材58)の車両前方側の端部に当接するよう構成された可動部材62と、この可動部材62の車両前後方向へのスライドをガイドするためのガイド部材64と、可動部材62に一端が連結されると共に他端が支持フレーム24に連結され、支持フレーム24の回動に伴って揺動可能なアーム部材66と、軸部材60の車両後方側の先端部(68)に設けられた異音防止部材68と、を主に備える。
第2緩衝装置54は、支持基部26から上方に延びる第2固定部70と、この第2固定部70に固定され、軸部材60の先端部60a(異音防止部材68の先端部)が当接して伸縮することにより反力を発生されるダンパ部材72と、を主に備える。
ここで、まず、図6に示す折りたたみ状態では、第1緩衝装置52のばね部材58は自由長となっている。また、第1緩衝装置52の軸部材60の先端部60aと、第2緩衝装置54のダンパ部材72の先端部72aとは、図6に示すように距離Sだけ離間している。
この状態から乗降補助装置1を展開させはじめると、支持フレーム24の車両後方側への回動に伴ってアーム部材66が揺動して、可動部材62を車両後方側にストロークさせ、この可動部材62は、第1緩衝装置52の軸部材60およびばね部材58の車両前方側の端部を押し、これにより、軸部材60が車両後方側に移動すると共に、ばね部材58の圧縮が開始される(ストロークの開始)。
続いて、ばね部材58の圧縮および軸部材60の移動が、所定の第1ストロークに至るまで、すなわち、距離Sだけ後方に移動した軸部材60の先端部60aがダンパ部材72の先端部72aに当接するストローク位置に至るまで、ばね部材58は所定の変位量(基本的に距離Sに相当する)だけ圧縮されて、所定の大きさの初期反力(ストローク開始から第1ストロークまでの間に発生する反力)を発生させる。発生した反力は、アーム部材66を介して支持フレーム24に伝達され、乗員が操作部46を操作するときの操作力の手応えとなる。本実施形態では、ばね部材58の弾性力は、乗員が、操作の手応えを感じつつ容易に操作することができるような反力(第1ストロークまでの初期反力)となるように設定される。このとき、第2緩衝装置54による反力は発生しない。
続いて、軸部材60の先端部60aがダンパ部材72の先端部72aに当接した第1ストローク位置から、さらに、軸部材60がダンパ部材72を押すと、ダンパ部材72の変位速度に応じた反力が発生する。なお、ダンパ部材72は、非常に遅い速度では反力が小さいが、本実施形態では、乗降補助装置1の通常の操作によりダンパ部材72に生じる変位速度(乗降補助装置1の展開に1秒から数秒かかる程度に相当する速度)に適した反力を発生させるようダンパ部材72の減衰力が調整されている。
続いて、第1ストロークから、図5に示す展開位置(ストロークの終了)までのストローク範囲では、上述した第1緩衝装置52のばね部材58による反力と、第2緩衝装置54のダンパ部材72による反力との両方の反力が、アーム部材66を介して支持フレーム24に伝達され、乗員が操作部46を操作するときの操作力の手応えとなる。本実施形態では、乗員による操作の終期、すなわち、図5に示すような展開位置となる時、急激に反力が高まるような底付き感を感じることを抑制するよう、ばね部材58の弾性力およびダンパ部材72の減衰力が設定されている。
本実施形態では、より有効に上述したような操作反力が得られるよう、第2緩衝装置54のダンパ部材72が生じさせる反力が、第1緩衝装置52のばね部材58が生じさせる反力よりも大きくなるように設定されている。
また、図5に示す展開位置では、ばね部材58が生じさせる反力が、ボード22の自重により発生する、その位置に留まるような荷重と釣り合うように設定されている。これにより、ばね部材58の反力により、乗員が操作していないのに、乗降補助装置1が折りたたみ位置に戻ってしまうことを防止している。また、乗員の意思(操作)で折りたたみ位置に戻そうとするときに、小さい力で容易に戻すことができるようにしている。なお、ばね部材58の反力が、ボード22の自重による荷重(展開位置に留めるような荷重)より小さくなるようになるようにしてもよい。
ここで、図7に示すように、展開位置では、ボード22自体の荷重は、上述した荷重支持部材40を介して支持フレーム24に加わり、この荷重が、支持フレーム24をその位置に保持しようとする。本実施形態では、ばね部材58の反力は、このような保持荷重と同じか、または、小さくなるようにしているのである。
次に、図7乃至図10により、乗降補助装置1の車体への取付部となる支持基部26の構成、車体への乗降補助装置1の固定構造およびその固定装置を説明する。図7は、本実施形態の乗降補助装置を後方から見た図5の荷重支持部材40の位置での一部断面図であって、ボードの展開状態を示す図であり、図8は、本実施形態の乗降補助装置の車体への固定構造を説明するための図5の一部拡大側面図であり、図9は、本実施形態の乗降補助装置の車体への固定構造を説明するための乗降補助装置、固定装置および車体の一部を示す分解斜視図あり、図10は、図9に示す固定装置の支持ブラケットの変形例を示す斜視図である。
まず、図7に示すように、支持基部26(以下、取付部26という)は、サイドシルインナ6の上面6aに取り付けられる。取付部26は、このサイドシルインナ6への取付部から車幅方向内方に延びている。
取付部26の車幅方向内方の部分には、支持フレーム24の車幅方向内方側の位置、かつ、支持フレーム24に隣接した位置に縦壁部26aが形成されている。そして、荷重支持部材40の支持フレーム24への連結部(ヒンジ44)は、図7に示すように、取付部26の縦壁部26aに隣接している。本実施形態では、このような配置により、斜め上方に延びる荷重支持部材40がボード22の荷重を受け止めるとき、その荷重を連結部(ヒンジ44)を介して、隣接した車幅方向内方側の縦壁部26aによっても受け止めるようにしている。
次に、乗降補助装置(車載装置)1に適用される固定装置を説明する。
まず、図8に示すように、本実施形態では、固定装置74を用いて、乗降補助装置1の取付部26をサイドシル6の上面6aに固定するようにしている。
本実施形態の固定装置74は、図8および図9に示すように、支持プレート76、2つの支持ブラケット78、2つの締結ボルト80および2つのナット81を有する。
支持プレート76は、取付部26と支持ブラケット78とに挟持される本体部76aと、この本体部76aの両端部から下方に延びる2つの当接脚部76bとを有している。
また、2つの支持ブラケット78は、それぞれ、サイドシル6の孔部6bに係合するように形成された係合部78aと、この係合部78aから支持プレート76の本体部76a側に向けて延びるように形成された取付脚部78bとを有している。
係合部78aは、図示の状態で、取付脚部78bに対して車幅方向に突出するように延びており、この突出量は、サイドシル6の孔部6bを通り(本例では長孔6bであり、係合部78aの向きを変えて上方から通すようにしている)、かつ、サイドシル6の下面に係合するような大きさである。
締結ボルト80は、下方から順に、支持ブラケット78、支持プレート76、取付部26を互いに共締めするためのものである。
次に、乗降補助装置1の取付部26の車体への固定構造を説明する。
本実施形態では、図8および図9に示すように、上述した支持プレート76、支持ブラケット78および締結ボルト80(およびナット81)を用いて、サイドシル上面6aにも、車両Vの製造時に形成された孔部(固定用孔部)6b(たとえばサイドガーニッシュ用にもともと形成されていた孔部)を利用して、固定するようにしている。
図8に示すように、2つの支持ブラケット78のぞれぞれの係合部78aは、サイドシル6の下面に係合している。また、2つの支持ブラケット78の取付脚部78bは、サイドシル6の孔部6bから上方に離れる方向に延びて、その上方の一部分が支持プレート76の本体部76aに当接している。さらに、車両前後方向に離間した2箇所で、支持ブラケット78の取付脚部78bの当接部分および支持プレート76の本体部76aが、締結ボルト80によって取付部26に締結されている。
このとき、支持プレート76の2つの当接脚部76bの下端は、それぞれ、孔部6bの側方で、サイドシル6の上面6aに当接している。
また、支持プレート76の本体部76aは、サイドシル6の孔部6bあるいはサイドシル上面6aから離間した位置で、支持ブラケット78と共に取付部26に締結されるよう構成されている。
ここで、図8に示すように、支持プレート76の当接脚部76bは、上下方向の所定長さL1を有し、この所定長さL1は、当接脚部76bの下端から本体部76aの下面までの上下方向長さである。また、各支持ブラケット78の取付脚部78bは、上下方向の所定長さL2を有し、この所定長さL2は、サイドシル上面6aと同じ高さ位置から支持プレート76の本体部76aへの当接面までの上下方向長さである。
本実施形態では、当接脚部76bの所定長さL1は、取付脚部78bの所定長さL2より、たとえば1mm程度長くなるように形成して、締結ボルト80による本体部76aに加わる締結力を、当接脚部76bを介してサイドシル6に伝達するようにしている。これにより、本実施形態では、取付部26を支持ブラケット78によってサイドシル6の孔部6bに固定すると共に、取付部26を支持プレート76の当接脚部76bによってサイドシル6の上面6aに固定するようにしている。このとき、支持ブラケット78の係合部78aは、サイドシル6の下面に係合している。また、支持プレート78は、当接脚部78b、本体部78aおよび取付部26を介して乗降補助装置1を下方から支持ししている。
なお、たとえば、当接脚部76bの所定長さL1が、取付脚部78bの所定長さL2より短く設定してしまうと、当接脚部76bの下端がサイドシル6の上面6aから浮いた状態となってしまい、支持プレートから当設脚部を介して締結力が車体に伝達されなくなる。そこで、本実施形態では、当接脚部76bを確実にサイドシル(車体)6と当接した状態に固定するために、当接脚部76bの所定長さL1を、取付脚部78bの所定長さL2より長く設定しているのである。なお、このような長さの違いに起因して、締結ボルト80を締結したとき、支持プレート76の本体部76aが若干下方に撓む。
また、支持プレート76および支持ブラケット78は、鋼板製の板状部材から形成され、支持プレート76の板厚は、本例では3.2mm、支持ブラケット78の板厚は、本例では4.5mmとなっており、支持ブラケット78の板厚は、支持プレート76の板厚よりも大きい。なお、図10に示す変形例による支持ブラケット79では、特に、取付脚部79bの板厚が、それぞれ、4.5mmとなっている。
なお、図10に示すように、支持ブラケット78の変形例として、2つの取付脚部79bが1つの係合部79aから二股に延びるよう形成された支持ブラケット79を1つだけ用いるようにしてもよい。
次に、図8および図9により、本実施形態の取付部26の変形防止構造を説明する。
図8および図9に示すように、取付部26には、上述した支持プレート76および支持ブラケット78の締結部分より車両前方側の部分26bに、取付部26から車体側に向けて突出するボルト82が固定されている。このボルト82の下端は、サイドシル6の上面6aに接触するか、または、若干離れた位置にある。このような構成により、たとえば車両Vの前方衝突時、乗降補助装置1の主にボード22および支持フレーム24が、慣性力により、図6に示すような折りたたみ位置から車両前方に倒れ込むようなとき、上述した支持フレーム用回動軸部30を介して取付部26が荷重を受けるが、本実施形態では、特に、このような荷重を受けたとき、取付部26の車両前方側の部分26bが変形してしまうことを防止している。たとえば、本実施形態の車両Vでは、取付部26の下方にハーネス84が車両前後方向に延びるように配置されているが、本実施形態では、取付部26の前方部分26bが下方に変形して、ハーネス84を変形または断線してしまうことを防止することができる。
次に、本発明の実施形態による車両用乗降補助装置1の作用効果を説明する。
まず、本実施形態では、展開されたときの第1姿勢P1と、折りたたまれたときの第2姿勢P2との間で回動可能であり、第1姿勢P1のとき乗員が一時的に着座可能なボード22と、ボード22を第1姿勢と第2姿勢との間で回動可能に支持する支持フレーム24と、支持フレーム24を下方から支持すると共に支持フレーム24を車体(サイドシル6)に取り付けるための取付部26と、取付部26に設けられ、支持フレーム24を車両前後方向に回動させる回動軸部30と、支持フレーム24とボード22とを連結し、ボード22を下方から支持する荷重支持部材40と、を備え、荷重支持部材40は、回動軸部30よりも車両後方側に離間した位置に設けられ、かつ、ボード22が第1姿勢P1にあるとき、支持フレーム24からボード22の下面に向かって斜め上方に延びる。
このように構成された本実施形態によれば、第1姿勢P1にあるボード22に乗員が着座したとき、ボード22に入力される荷重は、荷重支持部材40および回動軸部30で受け止められる。荷重支持部材40は、回動軸部30よりも車両後方側に離間した位置に設けられ、かつ、ボード22が第1姿勢P1にあるとき、支持フレーム24からボード22の下面に向かって斜め上方に延びるので、荷重支持部材40と回動軸部30とにより、ボード22着座時の荷重を分散して受け止めると共に、斜め上方に延びる荷重支持部材40が荷重を確実に受け止めることができる。その結果、本実施形態によれば、ボード22の十分な支持剛性を確保すると共に、折りたたみ性を確保することができる。
また、本発明において、好ましくは、回動軸部は、取付部の前後方向前部に設けられ、支持部材は、ボードの前後方向後部に連結されるので、より効果的に、ボード着座時の荷重を分散して受け止めることができる。
また、本実施形態では、取付部26は、支持フレーム24の車幅方向内方側に縦壁部26aを有し、ボード22が第1姿勢P1にあるとき、荷重支持部材40の支持フレーム24への連結部44は、取付部26の縦壁部26aに隣接している。したがって、本実施形態によれば、第1姿勢P1にあるボード22に乗員が着座し、斜め上方に延びる荷重支持部材40が荷重を受け止めるとき、その荷重は、荷重支持部材40および支持フレーム24への連結部44を介して、隣接した車幅方向内方側の縦壁部26aで受け止めることが可能である。
また、本実施形態では、支持フレーム24には、荷重支持部材40よりも車両後方側の位置に、乗員がボード22の折畳み操作をするための操作部(把持部)46が設けられているので、乗員によるボード22の操作性と、ボード22の支持剛性の確保とを両立することができる。
また、本実施形態では、ボード22が第2姿勢P2にあるとき、荷重支持部材40および操作部(把持部)46はサイドドア16のドアトリム18に設けられた膨出部20内に収納されるので、装置1の折りたたみ位置における車室内のレイアウト性を向上させて、ボード22が運転者に干渉しないように配置することができる。
また、本実施形態では、一端が、ボード22の前後方向前部に接続され、かつ、他端が、回動軸部30に隣接しかつ回動軸部30の車両前方側で取付部26に接続されたリンク部材34を備えるので、効果的に、ボード22の第1姿勢P1と第2姿勢P2との間の展開または折りたたみが可能となる。
また、本実施形態では、取付部26には、回動軸部30の車両前方側に、取付部26から車体側に向けて下方に突出する、取付部26の変形を防止する変形防止用のボルト82が設けられているので、取付部26の下方に存在するたとえばハーネス84のような部材の変形や切断を防止することができる。特に、衝突時、ボード22および支持フレーム24が、慣性の法則で車両前方に倒れるように傾斜してしまうときに、回動軸部30の車両前方側の取付部26の前方部分26aを変形させることを防止することができる。
1 乗降補助装置(車両用乗降補助装置)
6 サイドシル(サイドシルインナ)
12 ドア開口部
18 ドアトリム
20 膨出部
22 ボード
22A ボードの前方部分(前後方向前部)
24B ボードの後方部分(前後方向後部)
24 支持フレーム
26 支持基部、取付部
26a 縦壁部
26b 車両前方側の部分
28 リンク機構
30 支持フレーム用回動軸部
32 ボード用回動軸部
34 リンク部材
40 荷重支持部材(支持部材)
46 操作部(把持部)
50 緩衝装置
60a 先端部
52 第1緩衝装置
54 第2緩衝装置
58 ばね部材
60 軸部材
62 可動部材
64 ガイド部材
66 アーム部材
72 ダンパ部材
72a 先端部
74 固定装置
76 支持プレート
76a 本体部
76b 当接脚部
78、79 支持ブラケット
78a 係合部
78b 取付脚部
80 締結ボルト(固定用ボルト)
82 取付部変形防止用ボルト
P1 水平姿勢、第1姿勢、展開位置
P2 垂直姿勢、第2姿勢、折りたたみ位置

Claims (7)

  1. 車両のドア開口部に隣接したシートの車幅方向外側に設けられ、乗員の乗降を補助する車両用乗降補助装置であって、
    展開されたときの第1姿勢と、折りたたまれたときの第2姿勢との間で回動可能であり、上記第1姿勢のとき乗員が一時的に着座可能なボードと、
    上記ボードを上記第1姿勢と上記第2姿勢との間で回動可能に支持する支持フレームと、
    上記支持フレームを下方から支持すると共に上記支持フレームを車体に取り付けるための支持基部と、
    上記支持基部に設けられ、上記支持フレームを車両前後方向に回動させる回動軸部と、
    上記支持フレームと上記ボードとを連結し、上記ボードを下方から支持する支持部材と、を備え、
    上記支持部材は、上記回動軸部よりも車両後方側に離間した位置に設けられ、かつ、上記ボードが上記第1姿勢にあるとき、上記支持フレームから上記ボードの下面に向かって斜め上方に延びる、ことを特徴とする車両用乗降補助装置。
  2. 上記回動軸部は、上記支持基部の前後方向前部に設けられ、
    上記支持部材は、上記ボードの前後方向後部に連結される、請求項1に記載の車両用乗降補助装置。
  3. 上記支持基部は、上記支持フレームの車幅方向内方側に縦壁部を有し、
    上記ボードが上記第1姿勢にあるとき、上記支持部材の上記支持フレームへの連結部は、上記支持基部の縦壁部に隣接している、請求項1または請求項2に記載の車両用乗降補助装置。
  4. 上記支持フレームには、上記支持部材よりも車両後方側の位置に、乗員がボードの折畳み操作をするための把持部が設けられている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用乗降補助装置。
  5. 上記ボードが上記第2姿勢にあるとき、上記支持部材および上記把持部はサイドドアのドアトリムに設けられた膨出部内に収納される、請求項4に記載の車両用乗降補助装置。
  6. さらに、一端が、上記ボードの前後方向前部に接続され、かつ、他端が、上記回動軸部に隣接しかつ上記回動軸部の車両前方側で上記支持基部に接続されたリンク部材を備える、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両用乗降補助装置。
  7. 上記支持基部には、上記回動軸部の車両前方側に、上記支持基部から車体側に向けて突出する、上記支持基部の変形を防止する変形防止用部材が設けられている、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の車両用乗降補助装置。
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