JP2023059162A - 駐車支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転者の望む駐車位置に車両を停車させて利便性を向上させることができる駐車支援装置の提供。【解決手段】本開示の駐車支援装置は、車両の運転者の駐車に関する嗜好を学習し、学習結果に基づいて車両の駐車支援を実行するものであり、運転者が自らの運転操作により車両を駐車させる際に、乗員の着座状態と、荷室の荷物の積載状態との少なくとも何れか一方を取得すると共に、着座状態と積載状態との少なくとも何れか一方から定まる搭載状態ごとに運転者の駐車に関する嗜好を学習し、駐車支援の実行が要求された際に、学習結果に基づいて車両の目標駐車位置を設定する。【選択図】図1
Description
本開示は、車両の駐車支援を実行する駐車支援装置に関する。
従来、車両の駐車プロセスを制御するための方法として、ドライバーを識別するステップと、ドライバーによって実施された駐車プロセス中にドライバーパラメータを学習し、識別されたドライバーに帰属させるステップと、学習したドライバーパラメータを基に駐車パラメータを決定するステップと、駐車パラメータを基に駐車アシストシステムによって実施される車両の駐車プロセスを制御するステップとを含むものが知られている(例えば、特許文献1参照)。かかる方法では、有料駐車場の使用の可否、縁石への乗り上げの可否、前進駐車および後進駐車の何れを好むか、といったドライバーの好みが特定の駐車パラメータの決定に際して考慮される。
しかしながら、上記従来の方法によって車両の駐車プロセスが制御されても、ドライバーの駐車に関する嗜好が制御に十分に反映されるとは限らず、当該ドライバーの望む駐車位置に車両を停車させることができなくなって利便性が低下してしまうことがあった。
そこで、本開示は、運転者の望む駐車位置に車両を停車させて利便性を向上させることができる駐車支援装置の提供を主目的とする。
本開示の駐車支援装置は、車両の運転者の駐車に関する嗜好を学習し、学習結果に基づいて前記車両の駐車支援を実行する駐車支援装置であって、前記運転者が自らの運転操作により前記車両を駐車させる際に、乗員の着座状態と、荷室の荷物の積載状態との少なくとも何れか一方を取得すると共に、前記着座状態と前記積載状態との少なくとも何れか一方から定まる搭載状態ごとに前記運転者の前記駐車に関する嗜好を学習し、前記駐車支援の実行が要求された際に、前記学習結果に基づいて前記車両の目標駐車位置を設定するものである。
本開示の駐車支援装置は、運転者が駐車支援を利用することなく自らの運転操作により車両を駐車させる際に、乗員の着座状態と、荷室の荷物の積載状態との少なくとも何れか一方を取得し、着座状態と積載状態との少なくとも何れか一方から定まる搭載状態ごとに運転者の駐車に関する嗜好を学習する。更に、当該駐車支援装置は、駐車支援の実行が要求された際に、学習結果に基づいて車両の目標駐車位置を設定する。これにより、駐車支援の実行が要求された際に、搭載状態ごとに取得された、運転者が自らの運転操作により車両を駐車させるときの嗜好を目標駐車位置に反映させることができる。この結果、着座状態や積載状態に応じた、運転者の望む駐車位置に車両を停車させ、ドアやトランクフード、リヤゲート等の開閉性を良好に確保して利便性を向上させることが可能となる。
また、前記駐車支援装置は、前記運転者の前記駐車に関する嗜好として、前記運転者の前記運転操作により移動する前記車両の所定箇所と周囲の物体との最小距離と、最終駐車位置での前記車両の所定箇所と周囲の物体との距離とを取得し、前記搭載状態に紐付けて学習情報として記憶装置に記憶させるものであってもよい。
更に、前記駐車支援装置は、前記駐車支援の実行が要求された際に、前記搭載状態を取得すると共に、取得した前記搭載状態に対応した学習情報に基づいて前記目標駐車位置を設定すると共に、前記学習情報と前記目標駐車位置とに基づいて前記車両の目標軌道を設定するものであってもよい。
次に、図面を参照しながら、本開示の発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本開示の駐車支援装置である駐車支援電子制御装置(以下、「駐車支援ECU」という)20を含む車両1を示すブロック図である。同図に示す車両1は、駐車支援ECU20に加えて、走行駆動装置2、制動装置3、操舵装置4等を含むものである。走行駆動装置2は、エンジン(内燃機関)および電動機(モータジェネレータ)の少なくとも何れか一方と、当該エンジンおよび電動機の少なくとも何れか一方を制御する電子制御ユニット(ECU)とを含む。すなわち、走行駆動装置2は、エンジンおよび変速機構を含むものであってもよく、エンジンおよび電動機を含むハイブリッド駆動装置であってもよく、電動機のみを含むものであってもよく、電動機およびギヤ機構を含むものであってもよい。
制動装置3は、例えば、マスタシリンダ、車両1の各車輪に取り付けられたブレーキディスクを挟持して対応する車輪に制動トルク(摩擦制動トルク)を付与する複数のブレーキパッド、対応するブレーキパッドを駆動する複数のホイールシリンダ(何れも図示省略)、各ホイールシリンダに油圧を供給する油圧式のブレーキアクチュエータ、ブレーキアクチュエータを制御する電子制御ユニット(ECU)等を含むものである。操舵装置4は、例えば車両1の前輪を転舵させるものであり、ステアリングホイールやラックピニオン機構、電動アクチュエータ、当該電動アクチュエータを制御する電子制御ユニット(ECU)等を含むものである。かかる操舵装置4では、電動アクチュエータからのアシストトルクにより操舵力を補填したり、電動アクチュエータからのトルクにより運転者による操舵力無しに前輪等を転舵させたりすることができる。
更に、車両1は、図1に示すように、シフトレバー5と、スタートスイッチ(IGスイッチ)6と、表示装置7と、それぞれ車両1と周囲の物体との距離を検出する複数の距離センサ11と、それぞれ予め定められた撮像可能範囲を撮像する複数のカメラ(撮像蔵置)12と、荷室カメラ13と、それぞれ乗員の有無を検出する複数の着座センサ14とを含む。シフトレバー5は、駐車(P)ポジション、リバース(R)ポジション、ニュートラル(N)ポジション、走行(D)ポジション、ブレーキ(B)ポジションあるいはスポーツ(S)ポジションといったシフトポジションの選択を運転者に許容するものである。
スタートスイッチ6は、図示しない車両1のインストルメントパネルに設けられており、当該スタートスイッチ6をオンすることで車両1がシステム起動される。表示装置7は、車両1のインストルメントパネルに設けられたタッチパネルであり、当該表示装置7には、各種情報が表示される。距離センサ11は、少なくとも車両1の四隅(所定箇所)に1つずつ取り付けられ、カメラ12は、車両1の前部、後部、および左右の側部(ドアミラー等)に1つずつ取り付けられている。荷室カメラ13は、トランクルーム等の車両1の荷室に設置され、当該荷室内を撮像する。着座センサ14は、車両1の各シートに1つずつ設けられている。
かかる車両1の駐車支援ECU20は、CPU,ROM,RAM、入出力装置等を有する図示しないコンピュータ(マイコン)と、記憶装置21と、当該駐車支援ECU20による駐車支援の実行を指示するためのスイッチPsと含む。また、駐車支援ECU20には、CPUやROM,RAMといったハードウエアと、予めインストールされた各種プログラムとの協働により、画像処理部22、学習処理部23、および駐車支援処理部25が構築されている。
画像処理部22は、複数のカメラ12や荷室カメラ13により取得された画像データに対する各種画像処理を実行し、より広い視野角の画像や、車両1を上方から見た仮想的な俯瞰画像(平面画像)等を生成する。学習処理部23は、車両1の運転者が駐車支援ECU20による駐車支援を利用することなく自らの運転操作により車両1を駐車させる際に当該運転者の駐車に関する嗜好を示す情報を取得し、取得した情報を記憶装置21に学習情報として記憶させる。駐車支援処理部25は、運転者によるスイッチPsのオン操作に応じて駐車支援が実行される際に、車両1の目標駐車位置(最終駐車位置)と当該目標駐車位置に至るまでの目標軌道とを設定する。また、駐車支援処理部25は、車両1の目標駐車位置および目標軌道に基づいて、走行駆動装置2、制動装置3および操舵装置4への指令値を生成する。
次に、図2を参照しながら、駐車支援ECU20の学習処理部23による車両1の運転者の駐車に関する嗜好の学習手順について説明する。
図2は、駐車支援ECU20の学習処理部23により所定時間おきに実行される学習ルーチンの一例を示すフローチャートである。図2のルーチンの開始に際し、駐車支援ECU20の学習処理部23は、スイッチPsのオン操作の有無等、車両1の運転者が駐車支援ECU20による駐車支援を利用することなく自らの運転操作により車両1を駐車させるか否かを判定するのに必要な情報を取得する(ステップS100)。更に、学習処理部23は、ステップS100にて取得した情報に基づいて運転者が自らの運転操作により車両1を駐車させるか否かを判定する(ステップS110)。運転者が自らの運転操作により車両1を駐車させる状況にはないと判定した場合(ステップS110:NO)、学習処理部23は、学習条件が成立していないとみなし、以降の処理を実行することなく図2のルーチンを終了させる。
一方、運転者が駐車支援を利用することなく自らの運転操作により車両1を駐車させると判定した場合(ステップS110:YES)、学習処理部23は、学習条件が成立したとみなし、各距離センサ11の検出値、すなわち各距離センサ11(車両1の各角部)と周囲の物体との距離を取得してRAMに格納すると共に(ステップS120)、スタートスイッチ6のオンオフ状態等に基づいて車両1が最終駐車位置で停止したか否かを判定する(ステップS130)。車両1が最終駐車位置で停止していないと判定される間(ステップS130:NO)、学習処理部23は、所定時間(微小時間)おきに各距離センサ11の検出値を取得してRAMに格納する。また、車両1が最終駐車位置で停止したと判定すると(ステップS130:YES)、学習処理部23は、複数の距離センサ11ごとに、ステップS120にて取得した車両1の角部と周囲の物体との距離の最小値(最小距離)を取得する(ステップS140)。
次いで、学習処理部23は、最終駐車位置での各距離センサ11(車両1の各角部)と周囲の物体との距離を取得する(ステップS150)。更に、学習処理部23は、複数の着座センサ14からの信号に基づいて最終駐車位置(降車前)での車両1の着座状態を取得すると共に、荷室カメラ13により取得された画像データに基づいて車両1の荷室における荷物の積載状態を取得する(ステップS160)。ステップS160において、学習処理部23は、最終駐車位置での乗員の数および着座位置を着座状態として取得すると共に、最終駐車位置での荷室における荷物の有無(常時積載されている備品以外の荷物の有無)を荷物の積載状態として取得する。
ステップS160の処理の後、学習処理部23は、着座状態および積載状態から定まる車両1の搭載状態(乗員数+着座位置+荷室における荷物の有無)に、運転者の駐車に関する嗜好を示す情報として、運転者の運転操作により移動する車両1の各角部(四隅)と周囲の物体との最小距離と、最終駐車位置での車両1の各角部(四隅)と周囲の物体との距離とを紐付けて学習情報(学習結果)として記憶装置21に記憶させる(ステップS170)。更に、学習処理部23は、同一の搭載状態について、所定回数(例えば、20回)だけ学習情報が記憶装置21に記憶されたか否かを判定する(ステップS180)。学習処理部23は、当該搭載状態について所定回数だけ学習情報が記憶装置21に記憶されたと判定した場合(ステップS180:YES)、学習済み情報を搭載状態に紐付けて記憶装置21に記憶させ(ステップS190)、図2の学習ルーチンを終了させる。また、同一の搭載状態について所定回数だけ学習情報が記憶装置21に記憶されていないと判定した場合(ステップS180:NO)、学習処理部23は、ステップS190の処理を実行することなく図2の学習ルーチンを終了させる。
続いて、図3を参照しながら、図2の学習ルーチンの実行により得られた学習情報を用いた駐車支援ECU20による駐車支援手順について説明する。
図3は、駐車支援ECU20の駐車支援処理部25により所定時間おきに実行される駐車支援ルーチンの一例を示すフローチャートである。図3のルーチンの開始に際し、駐車支援処理部25は、スイッチPsのオン操作の有無を示す情報を取得する(ステップS200)。更に、駐車支援処理部25は、ステップS200にて取得した情報に基づいて、運転者により駐車支援の実行が要求されているか否かを判定する(ステップS210)。運転者により駐車支援が要求されていないと判定した場合(ステップS210:NO)、駐車支援処理部25は、以降の処理を実行することなく図3のルーチンを終了させる。
一方、運転者により駐車支援が要求されていると判定した場合(ステップS210:YES)、駐車支援処理部25は、複数の着座センサ14からの信号に基づいて、その時点での車両1の着座状態を取得すると共に、荷室カメラ13により取得された画像データに基づいて車両1の荷室における荷物の積載状態を取得する(ステップS220)。また、駐車支援処理部25は、着座状態および積載状態から定まる車両1の搭載状態(乗員数+着座位置+荷室における荷物の有無)に対応した学習情報(運転者の運転操作により移動する車両1の各角部(四隅)と周囲の物体との最小距離と、最終駐車位置での車両1の各角部(四隅)と周囲の物体との距離)を記憶装置21から読み出す(ステップS230)。更に、駐車支援処理部25は、現在の搭載状態に対応した学習情報を記憶装置21から取得し得たか否かを判定する(ステップS240)。
駐車支援処理部25は、現在の車両1の搭載状態に対応した学習情報を記憶装置21から取得し得た場合(ステップS240:YES)、取得した学習情報や画像処理部22により生成された俯瞰画像データ等に基づいて車両1の目標駐車位置を設定すると共に、周知の軌道算出手法を利用して車両1の現在位置から目標駐車位置までの目標軌道(誘導経路)を設定する(ステップS250)。ステップS250において、駐車支援処理部25は、各距離センサ11(車両1の各角部)と周囲の物体との距離が、記憶装置21から読み出された現在の搭載状態に対応した最終駐車位置での各距離センサ11(車両1の各角部)と周囲の物体との距離の中の最小値未満にならないように目標駐車位置を設定する。更に、ステップS250において、駐車支援処理部25は、駐車支援により車両1が移動する間に、車両1の各角部(四隅)と周囲の物体との距離が記憶装置21から読み出された対応する上記最小距離未満にならないように目標軌道を設定する。また、本実施形態において、目標軌道は、必要に応じて切り返しを含むものとして設定される。
ステップS250の処理後、駐車支援処理部25は、図4に示すように、設定した目標駐車位置を表示装置7の表示画面に表示させる(ステップS260)。本実施形態において、目標駐車位置は、図示するように、車両1のすべてのドアおよびリヤゲート等が開けられた状態で表示画面に表示される。更に、駐車支援処理部25は、運転者がタッチパネルである表示画面上で目標駐車位置を調整(微調整)したか否かを判定する(ステップS270)。図5に示すように、運転者が表示画面上で目標駐車位置を調整したと判定した場合(ステップS270:YES)、駐車支援処理部25は、表示画面上での車両1の位置に基づいて目標駐車位置および目標軌道を再設定する(ステップS280)。これに対して、運転者が表示画面上で目標駐車位置を調整していないと判定した場合(ステップS270:NO)、駐車支援処理部25は、ステップS280の処理をスキップする。
ステップS270またはS280の処理の後、駐車支援処理部25は、表示装置7に運転者に対する操作要求(例えば、ドライブポジションあるいはリバースポジションの選択等)を適宜表示させた上で、目標駐車位置および目標軌道に基づいて走行駆動装置2、制動装置3および操舵装置4に対する指令値を設定して対応するECUに送信する(ステップS290)。これにより、走行駆動装置2、制動装置3および操舵装置4が対応するECUにより制御され、車両1が運転者による運転操作無しに目標軌道に沿って目標駐車位置まで移動する。そして、駐車支援処理部25は、車両1が目標駐車位置で停止すると、図3のルーチンを終了させる。
なお、現在の車両1の搭載状態に対応した学習情報を記憶装置21から取得し得なかった場合(ステップS240:NO)、駐車支援処理部25は、予め定められた複数の閾値や画像処理部22により生成された俯瞰画像データ等に基づいて車両1の目標駐車位置を設定すると共に、周知の軌道算出手法を利用して車両1の現在位置から目標駐車位置までの目標軌道(誘導経路)を設定する(ステップS255)。ステップS255において、駐車支援処理部25は、各距離センサ11(車両1の各角部)と周囲の物体との距離が、予め定められた対応する閾値未満にならないように目標駐車位置を設定する。更に、ステップS255において、駐車支援処理部25は、駐車支援により車両1が移動する間に、車両1の各角部(四隅)と周囲の物体との距離が予め定められた対応する閾値未満にならないように目標軌道を設定する。この場合も、目標軌道は、必要に応じて切り返しを含むものとして設定される。かかるステップS255の処理後、ステップS260-S290の処理が実行されることになる。
以上説明したように、車両1の駐車支援ECU20は、運転者が駐車支援を利用することなく自らの運転操作により車両1を駐車させる際に、乗員の着座状態と、荷室の荷物の積載状態との少なくとも何れか一方を取得し(図2のステップS160)、着座状態と積載状態とから定まる搭載状態ごとに運転者の駐車に関する嗜好を学習する(図2のステップS170-S190)。更に、駐車支援ECU20は、運転者により駐車支援の実行が要求された際に、学習結果に基づいて車両1の目標駐車位置を設定する(図3のステップS250)。これにより、駐車支援の実行が要求された際に、搭載状態ごとに取得された、運転者が自らの運転操作により車両1を駐車させるときの嗜好を目標駐車位置に反映させることができる。この結果、着座状態や積載状態に応じた、運転者の望む駐車位置に車両1を停車させ、ドアやトランクフード、リヤゲート等の開閉性を良好に確保して利便性を向上させることが可能となる。
なお、車両1において、荷室カメラ13の代わりに、それぞれ荷物が載置されたこと検出する複数の重量センサが荷室に配設されてもよい。また、図2のステップS250では、学習済み情報が紐付けられている学習情報のみが用いられてもよく、学習済み情報が紐付けられている学習情報と学習済み情報が紐付けられていない学習情報との双方が用いられてもよい。更に、学習情報が紐付けられる搭載状態は、着座状態および積載状態の何れか一方であってもよい。
そして、本開示の発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の外延の範囲内において様々な変更をなし得ることはいうまでもない。更に、上記実施形態は、あくまで発明の概要の欄に記載された発明の具体的な一形態に過ぎず、発明の概要の欄に記載された発明の要素を限定するものではない。
本開示の発明は、駐車支援装置を搭載した車両の製造産業等において利用可能である。
1 車両、2 走行駆動装置、3 制動装置、4 操舵装置、5 シフトレバー、6 スタートスイッチ、7 表示装置、11 距離センサ、12 カメラ、13 荷室カメラ、14 着座センサ、20 駐車支援電子制御装置(駐車支援ECU)、21 記憶装置、22 画像処理部、23 学習処理部、25 駐車支援処理部、Ps スイッチ。
Claims (1)
- 車両の運転者の駐車に関する嗜好を学習し、学習結果に基づいて前記車両の駐車支援を実行する駐車支援装置であって、
前記運転者が自らの運転操作により前記車両を駐車させる際に、乗員の着座状態と、荷室の荷物の積載状態との少なくとも何れか一方を取得すると共に、前記着座状態と前記積載状態との少なくとも何れか一方から定まる搭載状態ごとに前記運転者の前記駐車に関する嗜好を学習し、前記駐車支援の実行が要求された際に、前記学習結果に基づいて前記車両の目標駐車位置を設定する駐車支援装置。
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