JP2023058769A - アンカー及びアンカーの施工治具、これらを用いたコンクリート支持柱の耐震補強工法 - Google Patents

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Hidekimi Imanishi
顕彰 鈴木
Akikage Suzuki
征一郎 濱上
Seiichiro Hamagami
拓己 上田
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Abstract

【課題】 アンカーを施工するコンクリート構造物に対する箱抜き(座掘り)の内径を最小限とする。【解決手段】 アンカー挿入孔81内に挿入する棒状のアンカー本体部30と、アンカー本体部30の先端側に設けられ、アンカー挿入孔81の奥部に挿入した状態で拡径させることによりアンカー挿入孔81の内壁面に押し当たって、アンカー本体部30をアンカー挿入孔81に定着させる定着部40と、アンカー本体部30の頭部に取り付ける断面円形状のナット20とを備える。アンカー本体部30は、頭部側の外周面に雄ネジ部31を有するとともに、頭部の先端面に直径方向の溝部32を有する。ナット20は、アンカー本体部30の頭部を挿入するための挿通孔22を備えるとともに、当該挿通孔22の内面に雌ネジ部23を設けてあり、上面に締め込み治具50を係合させる係合部21を有する。【選択図】図1

Description

本発明はアンカー及びアンカーの施工治具、これらを用いたコンクリート支持柱の耐震補強工法に関するものであり、詳しくは、例えば、コンクリート支持柱の耐震補強工事を行う際に、コンクリート支持柱の周囲に設置したパネルに対するはらみ止めアンカーや当該アンカーを施工するための治具(打ち込み治具、締め込み治具)に関するものである。本発明に係るアンカー及びアンカーの施工治具は、コンクリート支持柱(例えば、橋脚)の補強工事等に適用するものである。
従来のナットは六角形状をしているものが一般的であり、スパナ、モンキーレンチ、またはラチェットなどの工具を用いて締め付けるようになっている。このような形状のナットは、締め付け作業を行う際にナットの周りに支障物があると、工具の柄をナットと同一平面上で操作できない場合がある。工具の柄が邪魔になり締め付け作業ができない場合には、ボックスレンチやソケットレンチなどを使用してナットの締め付け作業を行うが、ボックスレンチやソケットレンチもナットに被せて作業を行う工具であり、ナットの周りにはある程度のスペースが必要である。
ナットの周りに支障物があり、レンチの柄をナットと同一平面上で操作できない場合として、例えば、コンクリートを箱抜き(座掘り)した底面において六角ナットを締付ける場合が考えられる。また、コンクリートを箱抜き(座掘り)した部分は、それ以外の部分に比較してコンクリートの厚さが薄くなるため、構造上、耐久性上の弱点になることが懸念される。
この箱抜き(座掘り)した部分は、ナットの締め付け作業が終了した後に、モルタル等の充填材(水中部ではエボキシ樹脂系のパテ)を充填して保護している。しかし、構造物の耐久性や施工性の観点からは、箱抜き(座掘り)を行う箇所はできるだけ小さくすることが望ましい。なお、この箱抜き(座掘り)の最小径は、六角ナットの外側にかぶせて回転させるボックスレンチやソケットレンチ等の工具の外径で決まるため、六角ナットの大きさに比較して大きな箱抜きが必要となる。
箱抜き(座掘り)の内径を小さくするためには、アンカーの頭部に取り付けるナットの外径を小さくすればよい。しかし、アンカーの頭部に取り付けるナットは、アンカーをプレキャストパネル等の被覆部材に取り付けて固定するためのものであり、アンカー挿入孔の内径よりも大きい外径を有していなければならない。すなわち、従来のように六角ナットを用いた場合には、締め付け工具の操作に支障を来さないようにするため、箱抜き(座掘り)の内径を小さくするには限界がある。したがって、スパナ、モンキーレンチ、またはラチェット等の締め付け工具を用いないで施工することができるアンカーの開発が望まれていた。
箱抜き(座掘り)の内径を小さくすることを目的とした技術ではないが、スパナ、モンキーレンチ、またはラチェット等の締め付け工具を用いることなく施工できるナットに関する技術が提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載された技術は、盗難防止機能等を目的としたダブルナット式締結具及び専用工具に関するものである。この技術は、ナットの上面部に嵌合凹部又は嵌合凸部を設けてある。そして、嵌合凹部又は嵌合凸部に嵌合する嵌合部を備えた専用工具を用いて、ナットを締め付けるようになっている。
特開2014-15990号公報
上述したように、コンクリート構造物に対してアンカーを施工する際(例えば、コンクリート支持柱の補強工事を行う際)に、アンカーをプレキャストパネル等の被覆部材に取り付けて固定するためのナットを締め付ける必要がある。この際、スパナ、モンキーレンチ、またはラチェット等の締め付け工具を用いることなくナットを締め付けることができる構造とすることにより、箱抜き(座掘り)の内径を小さくすることができる。
そこで、従来用いられていた六角ナットを用いるアンカーに代えて、新たな構成を有するアンカー及びその施工治具を開発する必要があり、発明者等は鋭意研究を重ねた結果、アンカーに取り付けるナットに対して、上面側から操作することが可能な施工治具を用いることにより、箱抜き(座掘り)の内径を小さくできることに想到した。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、アンカーを施工するコンクリート構造物に対する箱抜き(座掘り)の内径を最小限とすることが可能なアンカー及びアンカーの施工治具、これらを用いたコンクリート支持柱の耐震補強工法を提供することを目的とする。
なお、特許文献1に記載された技術は、盗難防止を目的としたナット及びその専用工具に関するものであり、アンカーの施工対象となるコンクリート構造物における箱抜き(座掘り)の内径を小さくすることを目的としたものではない。したがって、アンカーの施工対象となるコンクリート構造物における箱抜き(座掘り)の内径を小さくするためには、ナットの形状だけではなく、アンカーを施工するための治具(打ち込み治具や締め込み治具)についても新たに開発する必要があり、これらの技術を総合的に開発しなければ、本発明の目的を達成することはできない。
本発明に係るアンカー及びアンカーの施工治具、これらを用いたコンクリート支持柱の耐震補強工法は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を有している。なお、コンクリート支持柱の耐震補強工法は、例えば、橋脚の耐震補強を行うための工法であって、本発明に係るアンカー及びアンカーの施工治具を用いて耐震補強工事を行う点に特徴がある。
本発明に係るアンカー及びアンカーの施工治具は、コンクリート構造物に被覆部材を取り付けるためのアンカーであって、アンカー挿入孔内に挿入する棒状のアンカー本体部と、アンカー本体部の先端側に設けられ、アンカー挿入孔の奥部に挿入した状態で拡径させることによりアンカー挿入孔の内壁面に押し当たって、アンカー本体部をアンカー挿入孔の奥部に定着させる定着部と、断面円形状であり、アンカー本体部の頭部に取り付けるナットとを備えている。そして、アンカー本体部は、少なくとも両端部の外周面に雄ネジ部を有するとともに、頭部の先端面に直径方向の溝部(所謂、すり割)を有する。また、ナットは、アンカー本体部の頭部を挿通するための挿通孔を備えるとともに、当該挿通孔の内面に雌ネジ部を設けてあり、上面に締め込み治具を係合させる係合部を有している。
本発明に係るアンカーの打ち込み治具は、棒状の打ち込み本体部と、打ち込み本体部の先端部に設けられ、アンカー本体部の頭部を挿入する凹部と、凹部内に突出して、アンカー本体部の頭部の先端面に設けた溝部に係合する突起部とを備えている。
本発明に係るアンカーの締め込み治具は、棒状の締め込み本体部と、締め込み本体部の先端に設けられ、ナットの上面に設けた係合部に係合する操作部とを備えている。さらに、締め込み本体部の操作部及びナットの上面に、対向して互いに吸着する吸着部を設けることが好ましく、対向する吸着部の少なくとも一方は磁石により構成することが可能である。
本発明に係るコンクリート支持柱の耐震補強工法は、少なくとも帯鉄筋を内包したプレキャストパネルをコンクリート支持柱の外周部に設置し、隣り合うプレキャストパネル同士を継手により閉合し、コンクリート支持柱とプレキャストパネルの空隙にグラウト材を充填することにより、コンクリート支持柱の耐震補強を行う工法である。そして、コンクリート支持柱にアンカー挿入孔を設ける工程と、挿入孔内にアンカーを打ち込んで定着させる工程と、アンカーの頭部にナットを取り付け、締め込み治具を用いて当該ナットを締め付けることにより、当該アンカーの頭部をプレキャストパネルに固定する工程と、コンクリート支持柱とプレキャストパネルの空隙内にグラウト材を充填することによるプレキャストパネルのはらみを防止する工程とを含んでいる。このコンクリート支持柱の耐震補強工法に用いるアンカー、アンカー打ち込み治具、アンカー締め込み治具は、上述した構成を備えている。
本発明に係るアンカー及びアンカーの施工治具、これらを用いたコンクリート支持柱の耐震補強工法によれば、アンカーの頭部に取り付けるナットは、断面円形状で上面に係合部を備えている。そして、打ち込み治具は、アンカー本体部の頭部に被さるとともに、アンカー本体部の頭部に設けた溝部に係合する突起部を備えているため、容易にアンカー本体部の頭部に取り付けることができ、コンクリート構造物に対してアンカーを確実に打ち込むことができる。また、締め込み治具は、ナットの上面に設けた係合部に係合する操作部を備えており、係合部に操作部を係合することによりナットを容易かつ確実に締め込むことができる。
さらに、打ち込み治具に設けた突起部は、アンカー本体部の頭部に設けた溝部と噛み合うようになっている。そこで、溝部に突起部を噛み合わせて、打ち込み治具を軸周りに回転させると、アンカー本体部を回転させることができる。これにより、定着部に対するアンカー本体部のねじ込み長さを調整して、箱抜き(座掘り)内へ突出するアンカー本体部の長さ(出しろ)を適切なものとすることができる。
このような形状のナットを備えたアンカーを用いることにより、コンクリート構造物に対して被覆部材を取り付ける際に、被覆部材に設ける箱抜き(座掘り)の内径を最小限とすることができる。
また、このようなアンカー及びアンカーの施工治具は、コンクリート支持柱(橋脚等)の耐震補強工事を行う際に好適に用いることができ、コンクリート支持柱(橋脚等)に取り付ける被覆部材(プレキャストパネル)において、箱抜き(座掘り)の内径を最小限とすることができるので、構造上、耐久性上の弱点となる部分が殆ど無くなる。
本発明の実施形態に係るアンカーの側面図。 本発明の実施形態に係るアンカーに使用するナットの側面図及び平面図。 本発明の実施形態に係るアンカーの打ち込み治具の側面図及び一部拡大図。 本発明の実施形態に係るアンカーの締め込み治具の側面図及びナットの平面図。 本発明の実施形態に係るアンカーの締め込み治具(磁石付き)の側面図及びナットの平面図。 本発明の実施形態に係るアンカーの施工方法の説明図。 本発明の実施形態に係るアンカーを使用する橋脚の耐震補強工事の手順を示す説明図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係るアンカー及びアンカーの施工治具、これらを用いたコンクリート支持柱の耐震補強工法を説明する。図1~7は本発明の実施形態に係るアンカー及びアンカーの施工治具、これらを用いたコンクリート支持柱の耐震補強工法を説明するもので、図1はアンカーの側面図、図2はナットの側面図(a)及び平面図(b)、図3は打ち込み治具の側面図(a)及び一部拡大図(b)、図4及び図5は締め込み治具の側面図(a)及びナットの平面図(b)、図6はアンカーの施工方法の説明図、図7(a)~(f)は橋脚の耐震補強工事の手順を示す説明図である。なお、アンカーの施工治具とは、アンカーの締め込み治具及びアンカーの打ち込み治具のことである。
<アンカーの概要>
本発明の実施形態に係るアンカー10は、従来は断面が六角形であったナットを円形断面としたものであり、図1~図6に示すように、ナット20の上面からナット20を回転させる工具(締め込み治具50、50a)を用いることにより、ナット20の設置に必要である箱抜き91の開口径が最小限となるようにしている。すなわち、ナット20の上面に係合部21を設け、この係合部21に係合する操作部51を設けた工具(締め込み治具50、50a)を用いてこのナット20を回転させる。ナット20の上面に設けた係合部21は、孔、一文字の溝、十文字の溝等からなり、締め込み治具50、50aは、係合部21に係合する形状の操作部51を備えている。本発明の実施形態に係るアンカー10は、一般的に広く使用できる汎用的な工法に適用できるが、特に水中施工で橋脚の耐震補強を行う工事(図7参照)において、プレキャストパネル90を固定するための「はらみ止め」のアンカー10として好適に適用することができる。
<アンカー>
アンカー10は、図1に示すように、アンカー本体部30と、定着部40と、ナット20を備えている。アンカー本体部30は、円柱状の部材であり、外周面には雄ネジ部31を有している。なお、雄ネジ部31はアンカー本体部30の全体に設けてもよいが、ナット20をねじ込む頭部付近及びスリーブ41にねじ込む先端部付近にのみ設けてもよい。定着部40は、筒状のスリーブ41と、スリーブ41の先端部からスリーブ41内に押し込むことによりスリーブ41を押し広げるテーパーボルト42とからなる。筒状のスリーブ41の内面には雌ネジ部43を設けてあり、この雌ネジ部43に対してアンカー本体部30の外周面に設けた雄ネジ部31をねじ込むことにより、アンカー本体部30にスリーブ41を取り付けることができる。また、アンカー本体部30の頭部の先端面には、溝部32(所謂、すり割)を設けてある。
そして、図6に示すように、定着部40を先端として、アンカー挿入孔81の奥部までアンカー本体部30を押し込み、打ち込み治具60を用いて、アンカー10をアンカー挿入孔81に打ち込むと、テーパーボルト42がスリーブ41を押し広げ、スリーブ41の外周面がアンカー挿入孔81の内面に押し当たって、アンカー挿入孔81内にアンカー10を定着させることができる。
<ナット>
本実施形態のアンカー10は、特に、ナット20及びその施工治具(打ち込み治具60、締め込み治具50)に特徴を有している。ナット20は、図2に示すように、断面円形状となっており、軸心部にアンカー本体部30を挿通する挿通孔22を設け、挿通孔22の内面にはアンカー本体部30の外周面に設けた雄ネジ部31が噛み合う雌ネジ部23を設けてある。
ナット20の上面には、締め込み治具50の操作部51を係合させるための係合部21を設けてある。図2に示す係合部21は、ナット20の上面の円周方向に等間隔で3箇所の断面円形状の凹部を設けることにより構成している。なお、係合部21は、図2に示す態様に限られず、ナット20の上面側からアクセスしてナット20を回すことができれば、どのような態様であってもよい。例えば、一文字の溝や十文字の溝を設けることにより、係合部21を形成してもよい。この係合部21の態様に合わせて、締め込み治具50の操作部51の態様を決定する。
<打ち込み治具>
打ち込み治具60は、ナット20を取り付ける前のアンカー10をアンカー挿入孔81内に挿入して、定着部40をアンカー挿入孔81の底部に定着させるための治具である。この打ち込み治具60は、図3(a)に示すように、打ち込み本体部61と、頭部挿入孔62と、突起部63を備えている。打ち込み本体部61は、アンカー本体部30を延長してアンカー10の打ち込みを行うための棒状の部分であり、アンカー本体部30の外径よりも若干大きな外径を有している。打ち込み本体部61の長さは、作業者が扱い易いように適宜設定するが、少なくとも箱抜き91(座掘り)の深さよりも長くなっている。
打ち込み本体部61の先端部には、アンカー本体部30の頭部を挿入する頭部挿入孔62を設けてある。また、頭部挿入孔62の底面には、頭部挿入孔62内に突出して、アンカー本体部30の頭部の先端面に設けた溝部32(すり割)に係合する突起部63を設けてある。本実施形態の打ち込み治具60は、図3(b)に示すように、打ち込み本体部61の先端に設けられ、打ち込み本体部61の外径よりも小さな外径を有する接続部64と、接続部64の先端側に取り付ける嵌合部65とを備えている。なお、打ち込み本体部61に設けた突起部63の突出長さは、アンカー本体部30に設けた溝部32の深さよりも短くなっている。
また、接続部64の外周面には雄ネジ部66を設けてあり、接続部64の先端部には突起部63を設けてある。嵌合部65には、その先端側にアンカー本体部30の頭部を挿入するための頭部挿入孔62を形成してある。また、嵌合部65に設けた頭部挿入孔62の基端側内周面には、接続部64の外周面に設けた雄ネジ部66をネジ付けるための雌ネジ部67を設けてある。
そして、打ち込み本体部61の先端部に頭部挿入孔62を臨ませて、雌ネジ部67に雄ネジ部64をネジ付けることにより、打ち込み本体部61の先端に、頭部挿入孔62及び突起部63を備えた打ち込み治具60を形成することができる。また、打ち込み本体部61の頭部側に、打ち込み治具60の保持具(保持紐や保持輪)を取り付けるための保持具取付孔68を設けてもよい。
アンカー10を打ち込むには、打ち込み治具60の頭部挿入孔62内にアンカー本体部30の頭部を嵌め込み、頭部挿入孔62内に突出した突起部63を、アンカー本体部30の頭部の先端面に設けた溝部32に係合し、打ち込み治具60の頭部をハンマー等により打撃すればよい。この際、打ち込み本体部61に設けた接続部64の先端面が、アンカー本体部30の頭部の先端面に押し当たり、アンカー挿入孔81の奥部までアンカー10を打ち込むことができる。上述したように、突起部63の突出長さは溝部32の深さよりも短いため、アンカー10を打ち込む際に、溝部32の底面に突起部63の先端面が当接することはない。
ところで、コンクリート構造物80(例えば、橋脚100)に対するアンカー10の施工において、アンカー挿入孔81の削孔深さや削孔精度、既設のコンクリート構造物80(例えば、橋脚等100)の出来形精度などにより、箱抜き91(座掘り)内へ突出するアンカー本体部30の長さ(出しろ)にバラツキが生じることがある。そして、アンカー本体部30の突出量(出しろ)が少なければ、ナット20の取り付けに支障が生じてしまう。一方、アンカー本体部30の突出量(出しろ)が多ければ、箱抜き91(座掘り)に保護材(充填材)を充填したとしても、保護材の被り厚が小さくなってしまい、保護材の機能を十分に発揮することができない。
本実施形態のアンカー本体部30の頭部に設けた溝部32と、打ち込み治具60に設けた突起部63は、それぞれマイナスネジとマイナスドライバーの機能を有している。そこで、このドライバー機能を利用して、定着部40のスリーブ41に対するアンカー本体部30のねじ込み長さを調整することにより、箱抜き91(座掘り)内へ突出するアンカー本体部30の長さ(出しろ)を適切なものとすることができる。なお、箱抜き91(座掘り)内へ突出するアンカー本体部30の長さ(出しろ)を調整できるのは、スリーブ41に設けた雌ネジ部43の長さの範囲内である。
<締め込み治具>
締め込み治具50は、アンカー本体部30の頭部に取り付けたナット20を締め込むための治具である。この締め込み治具50は、図4に示すように、締め込み本体部52と、締め込み本体部52の先端に設けた操作盤55と、操作盤55の前面に設けた操作部51とを備えている。締め込み本体部52は、図4に示すように、棒状の部材であり、先端にナット20の上面に設けた係合部21に係合する操作部51を備えている。上述したように、操作部51は、ナット20の上面の円周方向に等間隔で3箇所の断面円形状の係合部21内にそれぞれ嵌まり込むようにして設けた凸部からなる。なお、ナット20の上面に設けた係合部21が一文字の溝や十文字の溝である場合には、操作部51はこれらの溝に係合する一文字の突出部や十文字の突出部により構成する。
締め込み治具50を用いて、アンカー本体部30の頭部に取り付けたナット20を締め込むには、例えば、被覆部材(プレキャストパネル90)に設けた箱抜き91(座掘り)内に、アンカー本体部30の頭部を突出させ、箱抜き91(座掘り)内に突出した頭部にナット20をネジ付ける。そして、ナット20の上面に設けた係合部21に対して締め込み治具50の操作部51を係合させ、締め込み本体部52を締め込み方向に回転させればよい。
本実施形態では、締め込み本体部52の頭部に六角ボルト53を取り付けるためのボルト取り付け孔54を設け、このボルト取り付け孔54の内周面に雌ネジ部を形成してある。そして、ボルト取り付け孔54内に六角ボルト53の軸部をネジ付けることにより、締め込み本体部52の頭部に六角ボルト53を取り付けることができるようになっている。
締め込み治具50の締め込み本体部52は、被覆部材(プレキャストパネル90)に設けた箱抜き91(座掘り)より突出する長さに設定してあるため、箱抜き91(座掘り)の外部に突出した六角ボルト53にスパナ、モンキーレンチ、またはラチェット等の締め付け工具を噛み合わせることにより、締め付け工具により締め込み治具50を回転させ、アンカー本体部30の頭部に取り付けたナット20を締め込むことができる。締め込み本体部52の長さは、作業者が扱い易いように適宜設定するが、少なくとも箱抜き91(座掘り)の深さよりも長くなっている。
<締め込み治具/磁石による吸着>
ナット20に対して、締め込み治具を容易かつ確実に係合させるための実施例について説明する。なお、上述した締め込み治具50と同様の機能を有する部分には同一の符号を付して説明を行う。この締め込み治具50aは、図5に示すように、締め込み本体部52の操作部51及びナット20の上面にそれぞれ対向して設けた吸着部70a、70bを備えている。そして、対向する一対の吸着部70a、70bの少なくとも一方は磁石により構成する。その他の構成は、上述した締め込み治具50と同様である。
図5に示す例では、ナット20の上面の円周方向に等間隔で3箇所に円柱状の磁石(一方の吸着部70a)を埋め込んである。そして、操作部51には、磁石(一方の吸着部70a)にそれぞれ対向して磁石が吸着する金属(他方の吸着部70b)を取り付けてある。なお、ナット20の上面に磁石が吸着する金属を取り付けて一方の吸着部70aとするとともに、操作部51に対して磁石を埋め込むことにより他方の吸着部70aとしてもよい。
また、操作部51及びナット20の上面の双方に磁石を取り付けて一対の吸着部70a、70bとしてもよい。この場合には、操作部51に設けた磁石とナット20の上面に設けた磁石とが互いに吸着する極性(N極とS極)となるようにする。このような態様では、対向する一対の磁石が、一方の吸着部70a及び他方の吸着部70bとして機能する。
さらに、対向する一方の吸着部70aを、操作部51またはナット20の上面から突出するようにして設け、これに対向する他方の吸着部70bは、操作部51またはナット20の上面から突出した吸着部70aが嵌まり込む凹部(図示せず)としてもよい。
<アンカーの施工手順>
本実施形態のアンカー10及びその施工治具(打ち込み治具60、締め込み治具50)は、コンクリート構造物(例えば、橋脚)に対して、被覆部材(例えば、プレキャストパネル90)を取り付ける際に使用する。図6を参照して、アンカー10の施工手順を説明する。なお、図6では、締め込み治具50を用いてアンカー10にナット20を締め込む状態のみを示してある。
アンカー10を施工するには、図6に示すように、まず初めに、ドリル等の穿孔工具を用いて、コンクリート構造物80にアンカー挿入孔81を穿孔する。アンカー挿入孔81の内径及び深さは、施工するアンカー10に合わせて調整する。一方、被覆部材(例えば、プレキャストパネル90)には、予めアンカー本体部30の頭部を突出させてナット20を取り付けるための箱抜き91(座掘り)を設けておく。
アンカー挿入孔81を設けたら、アンカー本体部30を定着部40側からアンカー挿入孔81内に挿入し、定着部40の先端部をアンカー挿入孔81の奥部(孔底)に位置させる。続いて、打ち込み治具60の頭部挿入孔62内にアンカー本体部30の頭部を嵌め込み、頭部挿入孔62内に突出した突起部63をアンカー本体部30の頭部の先端面に設けた溝部32に係合し、打ち込み治具60の頭部をハンマー等により打撃する。これにより、定着部40のスリーブ41が拡径して、アンカー挿入孔81内にアンカー本体部30を定着させることができる。
また、被覆部材(例えば、プレキャストパネル90)に設けた箱抜き91(座掘り)内に突出したアンカー本体部30の頭部にナット20をネジ付ける。アンカー本体部30の頭部にナット20をネジ付けるには、ナット20の上面に設けた係合部21に対して締め込み治具50の操作部51を係合させ、締め込み本体部52を締め込み方向に回転させる。
この際、操作部51及びナット20の上面に吸着部70a、70bを設けてある場合には、対向する吸着部70a、70b同士を吸着させればよい。これにより、ナット20の上面に設けた係合部21に対する操作部51の位置決めが容易となるとともに、ナット20の上面に設けた係合部21に対して操作部51を確実に係合させることができる。このようにして、コンクリート構造物(例えば、橋脚)に対して、被覆部材(例えば、プレキャストパネル90)を取り付けることができる。
<コンクリート支持柱の耐震補強工事>
本発明に係るアンカー10及びアンカー施工治具(打ち込み治具60、締め込み治具50)は、コンクリート支持柱(鉄道・道路・水路などの橋梁、その他柱構造物一般、特に水中に設置された橋脚等)の耐震補強工事を行う際に、好適に用いることができる。コンクリート支持柱の耐震補強工事とは、少なくとも帯鉄筋を内包したプレキャストパネル90をコンクリート支持柱の外周部に設置し、隣り合うプレキャストパネル90同士を継手により閉合し、コンクリート支持柱とプレキャストパネル90の空隙にグラウト材を充填することにより、コンクリート支持柱の耐震補強を行う工事のことである。
コンクリート支持柱の耐震補強工事では、プレキャストパネル90をコンクリート支持柱の外周部に設置する際に、本発明に係るアンカー10及びアンカー施工治具(打ち込み治具60、締め込み治具50)を使用する。本発明に係るアンカー10の取り付け方法及びアンカー施工治具の使用方法は、上述したとおりである。
コンクリート構造物がコンクリート支持柱であり、被覆部材がプレキャストパネル90であって、コンクリート支持柱の周囲にプレキャストパネル90を巻き立てて耐震補強を行う場合には、アンカー本体部30の頭部に対するナット20の締め込みトルクは厳密に規定しなくてよい。なぜならば、ここで使用するアンカー10は、所謂「はらみ止め」のためのアンカー10であり、橋脚の外周面とプレキャストパネル90の内周面にモルタル等の充填材を充填した際に、充填材の圧力によりプレキャストパネル90が外周方向に「はらむ」ことを防止する役目を有する部材だからである。
本発明に係るアンカー10及びアンカー施工治具を用いることにより、プレキャストパネル90における箱抜き91(座掘り)の内径を最小限とすることができる。そして、プレキャストパネル90における箱抜き91(座掘り)の内径を最小限とすることにより、構造上、耐久性上の弱点になる部分が殆ど無くなる。
<橋脚の耐震補強工事への適用>
図7を参照して、コンクリート支持柱が水中に設置された橋脚である場合について、さらに詳しく説明する。図7(a)~(f)は、水中に設置された橋脚100の補強工事の手順を示す模式図である。
水中に設置された橋脚100の補修工事を行うには、まず初めに、橋脚100に近接して仮設桟橋110を設置する。そして、フーチング120上の堆積土砂を撤去するとともに、橋脚100の表面処理を行う。さらに、仮設桟橋110に、部材の移送に使用するホイストクレーン130を設置する(a)。
その後、橋脚100の周囲に曲げ補強筋140を設置する(b)。曲げ補強筋140の設置が完了したら、仮設桟橋110上で巻き立てに使用するプレキャストパネル90を組み立てる。プレキャストパネル90は、複数に分割されており、橋脚100との間に所定間隔(グラウト材の充填部)を隔てて設置するようになっている(c)。
橋脚100の全周を覆うようにプレキャストパネル90を組み立てたら、円筒状に一体となったプレキャストパネル90を沈設する(d)。この後、本発明に係るアンカー10及びアンカー施工治具を使用して、橋脚100にアンカー10(アンカー本体部30)を定着させるとともに、プレキャストパネル90に設けた箱抜き91(座掘り)内に突出したアンカー本体部30の頭部にナット20を締め付ける。
プレキャストパネル90の設置が完了したら、橋脚100の外周面とプレキャストパネル90の内周面との間に、水中分離性モルタルまたはコンクリートを充填する。なお、箱抜き91(座掘り)内に充填材(水中部ではエボキシ樹脂系のパテ)を充填して、アンカー本体部30の頭部及びナット20を防錆する(e)。
上述した手順を繰り返して行うことにより、プレキャストパネル90を所望の高さまで積み上げて、補強工事を完了する(f)。上述した橋脚100の耐震補強工事は、工場製作の高耐久性プレキャストパネル90で既設橋脚100を外包するため、初期欠陥が生じにくく、耐久性に優れている。
また、グラウト部に鉄筋を建込み、フーチング120に定着することで曲げ補強にも対応することができる。また、水中に設置した橋脚100では、仮締め切りおよびドライアップをせずに施工することも可能となる。さらに、水中に設置した橋脚100の耐震補強工事の一部は、潜水作業員による水中作業となるため、本発明に係るアンカー10及びアンカー施工治具を用いることにより、作業が容易なものとなり、作業の安全性を高めることができるとともに、施工品質が向上する。なお、水中部における施工性や耐久性の向上は、橋脚だけではなく、水中工事を行わなければならないコンクリート構造物全般において発揮される本願発明に特有の優れた作用効果である。
10 アンカー
20 ナット
21 係合部
22 挿通孔
23 雌ネジ部
30 アンカー本体部
31 雄ネジ部
32 溝部
40 定着部
41 スリーブ
42 テーパーボルト
43 雌ネジ部
50 締め込み治具
50a 締め込み治具(磁石付き)
51 操作部
52 締め込み本体部
53 六角ボルト
54 ボルト取り付け孔
55 操作盤
60 打ち込み治具
61 打ち込み本体部
62 凹部
63 突起部
64 接続部
65 嵌合部
66 雄ネジ部
67 雌ネジ部
68 保持具取付孔
70a、b 吸着部
80 コンクリート構造物
81 アンカー挿入孔
90 プレキャストパネル
91 箱抜き
100 橋脚
110 仮設桟橋
120 フーチング
130 ホイストクレーン
140 補強筋

Claims (5)

  1. コンクリート構造物に被覆部材を取り付けるためのアンカーであって、
    アンカー挿入孔内に挿入する棒状のアンカー本体部と、
    前記アンカー本体部の先端側に設けられ、アンカー挿入孔の奥部に挿入した状態で拡径させることによりアンカー挿入孔の内壁面に押し当たって、前記アンカー本体部をアンカー挿入孔の奥部に定着させる定着部と、
    断面円形状であり、前記アンカー本体部の頭部に取り付けるナットと、を備え、
    前記アンカー本体部は、少なくとも両端部の外周面に雄ネジ部を有するとともに、頭部の先端面に直径方向の溝部を有し、
    前記ナットは、前記アンカー本体部の頭部を挿通するための挿通孔を備えるとともに、当該挿通孔の内面に雌ネジ部を設けてあり、上面に締め込み治具を係合させる係合部を有する、
    ことを特徴とするアンカー。
  2. 前記請求項1に記載のアンカーを打ち込むための治具であって、
    棒状の打ち込み本体部と、
    前記打ち込み本体部の先端部に設けられ、前記アンカー本体部の頭部を挿入する頭部挿入孔と、
    前記頭部挿入孔内に突出して、前記アンカー本体部の頭部の先端面に設けた溝部に係合する突起部と、
    を備えたことを特徴とするアンカーの打ち込み治具。
  3. 前記請求項1に記載のアンカーの頭部に取り付けたナットを締め込むための治具であって、
    棒状の締め込み本体部と、
    前記締め込み本体部の先端に設けられ、前記ナットの上面に設けた係合部に係合する操作部と、
    を備えたことを特徴とするアンカーの締め込み治具。
  4. 前記締め込み本体部の操作部及び前記ナットの上面に、対向して互いに吸着する吸着部を設け、
    前記対向する吸着部の少なくとも一方は磁石である、
    ことを特徴とする請求項3に記載のアンカーの締め込み治具。
  5. 少なくとも帯鉄筋を内包したプレキャストパネルをコンクリート支持柱の外周部に設置し、隣り合う前記プレキャストパネル同士を継手により閉合し、前記コンクリート支持柱と前記プレキャストパネルの空隙にグラウト材を充填することにより、前記コンクリート支持柱の耐震補強を行う工法であって、
    前記コンクリート支持柱にアンカー挿入孔を設ける工程と、
    前記挿入孔内にアンカーを打ち込んで定着させる工程と、
    前記アンカーの頭部にナットを取り付け、締め込み治具を用いて当該ナットを締め付けることにより、当該アンカーの頭部を前記プレキャストパネルに固定する工程と、
    前記コンクリート支持柱と前記プレキャストパネルの空隙内に前記グラウト材を充填することによるプレキャストパネルのはらみを防止する工程とを含み、
    前記アンカーは、
    前記アンカー挿入孔内に挿入する棒状のアンカー本体部と、
    前記アンカー本体部の先端側に設けられ、アンカー挿入孔の奥部に挿入した状態で拡径させることによりアンカー挿入孔の内壁面に押し当たって、前記アンカー本体部をアンカー挿入孔の奥部に定着させる定着部と、
    断面円形状であり、前記アンカー本体部の頭部に取り付けるナットと、を備えて構成され、
    前記アンカー本体部は、少なくとも両端部の外周面に雄ネジ部を有するとともに、頭部の先端面に直径方向の溝部を有し、
    前記ナットは、前記アンカー本体部の頭部を挿入するための挿通孔を備えるとともに、当該挿通孔の内面に雌ネジ部を設けてあり、上面に締め込み治具を係合させる係合部を有しており、
    前記アンカーをコンクリート支持柱に設けたアンカー挿入孔に打ち込むためのアンカーの打ち込み治具は、
    棒状の打ち込み本体部と、
    前記打ち込み本体部の先端部に設けられ、前記アンカー本体部の頭部を挿入する頭部挿入孔と、
    前記頭部挿入孔内に突出して、前記アンカー本体部の頭部の先端面に設けた溝部に係合する突起部と、を備えて構成され、
    前記アンカーの頭部に取り付けた前記ナットを締め込むための締め込み治具は、
    棒状の締め込み本体部と、
    前記締め込み本体部の先端に、前記ナットの係合部に係合する操作部と、を備えて構成されている、
    ことを特徴とするコンクリート支持柱の耐震補強工法。
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