JP2023058326A - 電気加熱式触媒の制御装置 - Google Patents

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重正 廣岡
Shigemasa Hirooka
雅典 林
Masanori Hayashi
芳雄 山下
Yoshio Yamashita
真吾 是永
Shingo Korenaga
勝広 伊藤
Katsuhiro Ito
光 塩澤
Hikaru Shiozawa
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Abstract

【課題】通電開始時に適切な電力を触媒担体に供給する。【解決手段】内燃機関11は、通電により発熱する触媒担体に触媒を担持した排気浄化触媒であり触媒担体に通電することにより触媒担体を発熱させる電気加熱式触媒210を備える。制御装置100は、触媒担体への通電開始時に触媒担体へ供給する電力を通電開始時の触媒担体の温度に応じて制御する通電制御処理を実行する。【選択図】図1

Description

本発明は、電気加熱式触媒の制御装置に関する。
内燃機関の排気を浄化する排気浄化触媒は、活性化温度において十分な能力を発揮する。そのため、排気浄化触媒の温度が活性化温度未満の状態では、排気を十分に浄化できないおそれがある。そこで、例えば特許文献1に記載されているように、触媒担体に電力を供給することによって当該触媒担体を発熱させる電気加熱式触媒が知られている。
特許文献1に記載の装置は、触媒担体への通電を開始してから既定の期間が経過すると触媒担体に供給する電力を小さくすることにより、電気加熱式触媒の温度を速やかに高めるとともに内部の温度差が小さくなるようにしている。
特開2018-96209号公報
ところで、通電開始時において触媒担体に過剰な電力が供給されると過電流により電気加熱式触媒の電極などが損傷するおそれがある。また、通電開始時において触媒担体に供給する電力が不足すると触媒担体の温度上昇が遅くなり、エミッションが悪化するおそれがある。そのため、通電開始時には適切な電力を触媒担体に供給することが望まれる。
上記課題を解決する電気加熱式触媒の制御装置は、通電により発熱する触媒担体に触媒を担持した排気浄化触媒であり前記触媒担体に通電することにより前記触媒担体を発熱させる電気加熱式触媒の制御装置である。この制御装置は、前記触媒担体への通電開始時に同触媒担体に供給する電力を通電開始時の前記触媒担体の温度に応じて制御する通電制御処理を実行する。
触媒担体の温度に応じて当該触媒担体の電気抵抗は変化する。そこで、同構成では、通電開始時に触媒担体に供給する電力を、そうした電気抵抗に関与する触媒担体の温度に応じて設定するようにしている。従って、通電開始時に適切な電力を触媒担体に供給することができるようになる。
また、上記通電制御処理としては、前記触媒担体の温度に基づいて前記触媒担体の電気抵抗を算出する処理と、前記電気抵抗及び通電開始時の要求電力に基づいて前記触媒担体に印加する電圧を算出する処理とを含むようにしてもよい。
また、上記制御装置において、経年劣化による前記触媒担体の電気抵抗変化に合わせて前記触媒担体の温度に応じた前記電気抵抗を補正するための補正係数を算出する算出処理を実行してもよい。
触媒担体の電気抵抗は経年劣化によって変化する。この点、同構成によれば、触媒担体の温度に応じた前記電気抵抗が上記補正係数によって補正される。そのため、触媒担体の温度に応じた同触媒担体の電気抵抗についてその算出精度を高めることができる。
また、上記制御装置において、前記算出処理は、前記触媒担体の温度が、当該触媒担体の電気抵抗が大きくなる既定の温度領域にあるときに実行されてもよい。
触媒担体の電気抵抗は当該触媒担体の温度に応じて変化する。ここで、触媒担体の電気抵抗が大きいときほど、経年劣化による触媒担体の電気抵抗変化は顕著になる傾向がある。そこで、同構成では、触媒担体の温度が、触媒担体の電気抵抗が大きくなる既定の温度領域にあるときに上記補正係数を算出するようにしている。従って、補正係数の算出精度を高めることができる。
なお、温度が低いときほど電気抵抗が大きくなるNTC特性を有する触媒担体の場合には、既定の温度以下の領域を触媒担体の電気抵抗が大きくなる既定の温度領域とすることができる。また、温度が高いときほど電気抵抗が大きくなるPTC特性を有する触媒担体の場合には、既定の温度以上の領域を触媒担体の電気抵抗が大きくなる既定の温度領域とすることができる。
また、上記制御装置において、前記触媒担体の温度を推定する処理を実行してもよい。
電気加熱式触媒に設けたセンサで触媒担体の温度を検出する場合には、当該センサを介した電気加熱式触媒の漏電を抑えるための対策が必要になる。この点、同構成では、触媒担体の温度は推定値であり、センサを用いていないため、電気加熱式触媒の絶縁性を高めることができる。
電気加熱式触媒の制御装置を備える車両の構成を示す模式図である。 同車両に搭載された電気加熱式触媒のシステム構成を示す模式図である。 同実施形態の制御装置が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 同実施形態の制御装置が実行する処理の手順を示すフローチャートである。 同実施形態の変更例において制御装置が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
以下、一実施形態にかかる電気加熱式触媒の制御装置である制御装置100について、図1~図4を参照して説明する。
<車両10の構成>
図1を参照して制御装置100が搭載された車両10の構成を説明する。
図1に示すように、車両10は、内燃機関11及び第2モータジェネレータ32を動力源として備えている。すなわち車両10は、ハイブリッド車両である。なお、車両10は、外部電源60に接続してバッテリ50を充電することができるプラグインハイブリッド車両である。そのため、バッテリ50には、外部充電用の充電器51が接続されている。なお、バッテリ50は、例えば400Vの高圧バッテリである。また、第2モータジェネレータ32は、例えば三相交流型のモータジェネレータである。
内燃機関11は、吸気通路12と排気通路21とを備えている。なお、図1に示す例では、内燃機関11は、4つの気筒を備えている。吸気通路12には、吸気通路12を流れる吸気の流量を調整するスロットルバルブ13が設けられている。内燃機関11には、吸気中に燃料を噴射する複数の燃料噴射弁14が各気筒に対して1つずつ設けられている。なお、複数の燃料噴射弁14は、各気筒に対して複数個ずつ設けられていてもよいし、各気筒に対して設けられている個数がそれぞれ異なっていてもよい。また、内燃機関11には、燃料と吸気との混合気を火花放電により点火する点火プラグ15が各気筒に対して1つずつ設けられている。なお点火プラグ15は、各気筒に対して複数個ずつ設けられていてもよいし、各気筒に設けられている個数がそれぞれ異なっていてもよい。
内燃機関11の排気通路21には、触媒コンバータ29が設置されている。触媒コンバータ29には通電に応じて発熱する電気加熱式触媒210が搭載されている。電気加熱式触媒210は、電源装置220を介してバッテリ50に接続されている。電気加熱式触媒210を含む電気加熱式触媒システム200の詳しい構成については、図2を参照して後述する。
また、排気通路21における触媒コンバータ29よりも下流側には、フィルタ36が設けられている。フィルタ36は、排気に含まれる粒子状物質を捕集する。粒子状物質は燃焼によって生じるカーボンを主成分とする微細な粒子状の物質である。
第2モータジェネレータ32は、パワーコントロールユニット35を介してバッテリ50に接続されている。また、第2モータジェネレータ32は、減速機構34を介して駆動輪40に連結されている。
内燃機関11は、動力分割機構30及び減速機構34を介して駆動輪40に連結されている。なお、動力分割機構30には、第1モータジェネレータ31も連結されている。第1モータジェネレータ31は、例えば三相交流型のモータジェネレータである。動力分割機構30は、遊星歯車機構であり、内燃機関11の駆動力を第1モータジェネレータ31と駆動輪40とに分割することができる。
第1モータジェネレータ31は、内燃機関11の駆動力や駆動輪40からの駆動力を受けて発電を行う。また、第1モータジェネレータ31は、内燃機関11を始動する際に、内燃機関11の回転軸を駆動するスタータとしての役割も担う。その際には、第1モータジェネレータ31は、バッテリ50からの電力の供給に応じて駆動力を発生するモータとして機能する。
第1モータジェネレータ31及び第2モータジェネレータ32は、パワーコントロールユニット35を介してバッテリ50に接続されている。第1モータジェネレータ31によって発電された交流電力は、パワーコントロールユニット35により直流に変換されてバッテリ50に充電される。すなわち、パワーコントロールユニット35はインバータとして機能する。
また、バッテリ50の直流電力は、パワーコントロールユニット35により交流に変換されて、第2モータジェネレータ32に供給される。なお、車両10を減速させる際には、駆動輪40からの駆動力を利用して第2モータジェネレータ32で発電を行う。そして、発電した電力はバッテリ50に充電される。すなわち、この車両10では回生充電を行う。この際には、第2モータジェネレータ32は、ジェネレータとして機能する。このときには、第2モータジェネレータ32によって発電された交流電力は、パワーコントロールユニット35により直流に変換されてバッテリ50に充電される。
なお、第1モータジェネレータ31をスタータとして機能させるときは、パワーコントロールユニット35は、バッテリ50の直流電力を交流に変換して第1モータジェネレータ31に供給する。
<制御装置100について>
制御装置100は、内燃機関11、第1モータジェネレータ31及び第2モータジェネレータ32を制御する。すなわち、制御装置100は、プラグインハイブリッド車両である車両10のパワートレーンを制御する制御装置である。そのため、制御装置100は、電気加熱式触媒システム200を含む内燃機関11を制御する。
制御装置100には、車両10の各部に設けられたセンサの検出信号が入力されている。制御装置100に入力される検出信号には、車速、アクセルペダル開度、バッテリ50の残容量に応じた充電状態SOCが含まれる。また、制御装置100には、内燃機関11の冷却水の温度である水温Twを検出する水温センサ101が接続されている。また、制御装置100には、車両10の運転者が車両10のシステムの起動及び停止を行うためのパワースイッチ102も接続されている。そのため、制御装置100は、パワースイッチ102からの入力信号に基づいて、車両10のシステムの起動状態を把握する。制御装置100には、内燃機関11から排出された排気の温度である排気温度を検出する上流側排気温センサ103が接続されている。なお、上流側排気温センサ103は排気通路21における触媒コンバータ29よりも上流側に配置されている。また、排気通路21における触媒コンバータ29よりも下流側であり且つフィルタ36よりも上流側の部分には、下流側排気温センサ107が配置されている。下流側排気温センサ107は、触媒コンバータ29を通過した排気の温度を検出する。また、上流側排気温センサ103及び下流側排気温センサ107と同様に、触媒コンバータ29の上流側と下流側には、それぞれ空燃比センサが設けられている。排気通路21における触媒コンバータ29よりも上流側の部分に配置されている上流側空燃比センサ105は、触媒コンバータ29に導入される排気の空燃比を検出する。排気通路21における触媒コンバータ29よりも下流側であり且つフィルタ36よりも上流側の部分には、下流側空燃比センサ106が配置されている。下流側空燃比センサ106は、触媒コンバータ29を通過した排気の空燃比を検出する。そして、排気通路21における触媒コンバータ29とフィルタ36との間の部分には、排気の圧力を検出する排気圧センサ104が配置されている。これらのセンサはいずれも制御装置100に接続されている。制御装置100には、これらのセンサの検出信号が入力されている。
上記のように構成された車両10は、バッテリ50に蓄えられている電力を利用して第2モータジェネレータ32を駆動することにより、第2モータジェネレータ32のみを利用して駆動輪40を駆動するモータ走行を行うことができる。また、内燃機関11と第2モータジェネレータ32を利用して駆動輪40を駆動するハイブリッド走行を行うこともできる。
<電気加熱式触媒システム200の構成>
次に図2を参照して電気加熱式触媒システム200の構成を説明する。
図2に示すように、触媒コンバータ29には、電気加熱式触媒210を構成する第1排気浄化触媒26に加えて、第2排気浄化触媒27が搭載されている。第1排気浄化触媒26及び第2排気浄化触媒27は、いずれも排気の流れる方向に延びる複数の通路が区画されたハニカム構造の触媒担体S1、S2に、三元触媒を担持させたものである。
第1排気浄化触媒26及び第2排気浄化触媒27は、ケース24に収容されている。ケース24は、金属、例えばステンレス鋼によって形成された筒である。ケース24は、排気通路21の一部を構成する排気管である。ケース24内において、第1排気浄化触媒26及び第2排気浄化触媒27と、ケース24との間には、マット28が介在している。マット28は、絶縁体であり、例えば、アルミナを主成分とする無機繊維によって形成されている。
マット28は、圧縮された状態で第1排気浄化触媒26及び第2排気浄化触媒27とケース24との間に介在している。そのため、第1排気浄化触媒26及び第2排気浄化触媒27は、圧縮されたマット28の復元力によってケース24内に保持されている。
ケース24の上流側の部分には、上流側ほど径が小さくなっている上流側接続管23が外側から被せられて固定されている。また、ケース24の下流側の部分には、下流側ほど径が小さくなっている下流側接続管25が外側から被せられて固定されている。
図2に示すように、上流側接続管23は、ケース24よりも直径の小さな上流側排気管22とケース24とを接続する。同様に、下流側接続管25は、ケース24よりも直径の小さな下流側の排気管とケース24とを接続する。このように、第1排気浄化触媒26及び第2排気浄化触媒27を収容したケース24と上流側接続管23と下流側接続管25とは、排気通路21の一部を構成する触媒コンバータ29を構成している。
なお、ケース24の上流側の端部は、上流側排気管22に近づくにつれて径が小さくなっており、最も上流側排気管22に近い部分の直径は、上流側排気管22の直径とほぼ等しくなっている。
第1排気浄化触媒26は、第2排気浄化触媒27よりも上流側に位置している。第1排気浄化触媒26の触媒担体S1は、通電されると電気抵抗となって発熱する素材によって形成されている。例えば、こうした素材として本実施形態では炭化ケイ素を用いている。なお、炭化ケイ素で形成される触媒担体S1は、温度が高いときには温度が低いときよりも電気抵抗が小さくなるNTC特性を有している。
第1排気浄化触媒26には、第1電極211及び第2電極212が取り付けられている。第1電極211は正電極であり、第2電極212は負電極である。第1電極211と第2電極212の間に電圧をかけることによって第1排気浄化触媒26に電流が流れる。第1排気浄化触媒26に電流が流れると、触媒担体S1の電気抵抗によって触媒担体S1が発熱する。
触媒担体S1の全体に対して均一に電流を流すために、第1電極211及び第2電極212は、触媒担体S1の外周面に沿って周方向及び軸方向に延びている。また、第1電極211及び第2電極212は、それぞれケース24を貫通している。
第1電極211及び第2電極212のそれぞれとケース24との間には、アルミナなどの絶縁材料で構成された絶縁碍子213が嵌め込まれている。また、ケース24の内周面には、絶縁材料を塗布して絶縁コートが施されている。すなわち、排気管であるケース24において触媒担体S1が配置される部位には、絶縁コートが施されている。絶縁コートとしては、例えば、ガラスコートを用いることができる。これにより、第1排気浄化触媒26は、ケース24に対して電気的に絶縁されている。
上記のように、第1排気浄化触媒26には、第1電極211及び第2電極212が取り付けられている。これにより、第1排気浄化触媒26は、電力を供給することによって発熱する電気加熱式触媒210になっている。以下では、電気加熱式触媒210をEHC210と称する。通電によって触媒担体S1が発熱することで第1排気浄化触媒26が加熱され、活性化が促進される。
また、内燃機関11が稼働して排気が流れるようになると、EHC210を通過して温められた排気によって、熱が第2排気浄化触媒27にも移動する。これにより、第2排気浄化触媒27の暖機も促進される。
第1電極211及び第2電極212は、パワーケーブルによって電源装置220にそれぞれ接続されている。こうしてEHC210は、電源装置220の電源回路221を介してバッテリ50に接続されている。電源装置220は、絶縁トランジスタ及びパワースイッチング素子を含む電源回路221と、電源回路221を制御する電源用制御装置である電源用マイコン222を備えている。電源回路221には、電流センサ224と、電圧センサ225とが設けられている。電流センサ224及び電圧センサ225は電源用マイコン222に接続されている。電源用マイコン222は、電流センサ224が出力する信号に基づいてEHC210に供給されている電流を検出する。また、電源用マイコン222は、電圧センサ225が出力する信号に基づいてEHC210に印加している電圧を検出する。なお、電源装置220には、補機バッテリ55が接続されている。
また、電源装置220の電源回路221には、EHC210の絶縁抵抗Rtを検出して漏電を検知するための漏電検知回路223が設けられている。例えば、漏電検知回路223は、基準抵抗を備えている。漏電を検知する際には、補機バッテリ55から漏電検知回路223を含む電源回路221に電力を供給する。そして、電源用マイコン222は、このときに電流センサ224及び電圧センサ225によって検出される電流I及び電圧Eに基づいてEHC210の絶縁抵抗Rtを算出する。なお、絶縁抵抗Rtは絶縁コートの電気抵抗値である。絶縁抵抗Rtが低いことに基づいて漏電を検知する。
電源装置220は、制御装置100と相互に通信可能に接続されており、電源用マイコン222によって算出された絶縁抵抗Rtは制御装置100に出力される。また、制御装置100は、電源装置220に指令を出力し、電源装置220を介してEHC210への通電を制御する。すなわち、制御装置100は、電源装置220を介してバッテリ50の電力をEHC210に供給する。
<走行モードについて>
プラグインハイブリッド車両である車両10では、バッテリ50の充電状態SOCに十分な余裕がある場合には、第2モータジェネレータ32のみを走行用の動力源として用いるモータ走行モードで走行する。このときの制御装置100は、内燃機関11を停止した状態に維持している。そして、制御装置100は、第2モータジェネレータ32が要求駆動力分の駆動力が得られるトルクを発生するようにパワーコントロールユニット35を制御する。
また、制御装置100は、モータ走行モードでの走行中に、バッテリ50の充電状態SOCが一定の値を下回ると、車両10の走行モードをモータ走行モードからハイブリッド走行モードに切り替える。ハイブリッド走行モードは、内燃機関11及び第2モータジェネレータ32の双方を走行用の動力源として用いる走行モードである。
<EHCの通電について>
図3を参照しながらEHC210の通電にかかる処理の手順について説明する。この図3に示す処理は、制御装置100によって繰り返し実行される。
本処理を開始すると、制御装置100は、触媒床温Tehcを取得する(S100)。触媒床温Tehcは触媒担体S1の温度であり、別の処理で制御装置100が推定値を算出している。なお、こうした触媒床温Tehcの推定は適宜行うことができる。例えば、機関停止中に低下していく触媒床温Tehcは、機関停止時の触媒床温Tehc、触媒床温Tehcの収束先となる外気温(吸気温で代用化)、機関停止してからの経過時間などに基づいて算出される。また、機関運転中の触媒床温Tehcは、機関始動を開始したときの触媒床温TehcやEHC210に投入された電力の積算値等に基づいて算出される。
次に、制御装置100は、取得した触媒床温Tehcが既定の判定値Tehcref1以下であるか否かを判定する(S110)。判定値Tehcref1としては、例えば第1排気浄化触媒26の活性化温度などを挙げることができる。
触媒床温Tehcが判定値Tehcref1以下であると判定する場合(S110:YES)、制御装置100は、EHC210への通電、すなわち触媒担体S1への通電を要求する通電要求フラグをONに設定する(S120)。
次に、制御装置100は、要求電力Pdの算出を行う(S130)。要求電力Pdは、例えば既定の固定値とすることができる。ただし、第2モータジェネレータ32の駆動要求に応じて要求電力Pdは制限される。
次に、制御装置100は、現在、触媒担体S1への通電中であるか否かは判定する(S140)。
そして、通電中ではないと判定する場合、つまり通電要求はあるもののまだ通電が開始されていない場合には(S140:NO)、制御装置100は、S100で取得した触媒床温Tehcに基づいて触媒担体S1の電気抵抗Rを算出する(S150)。このS150の処理では以下のように電気抵抗Rが算出される。
まず、新品状態のEHC210における触媒床温Tehcと触媒担体S1の電気抵抗との関係が予め調べられており、その関係がマップデータである抵抗マップとして制御装置100が有するメモリに記憶されている。制御装置100は、その抵抗マップを参照することにより、S100で取得した触媒床温Tehcに対応する電気抵抗である基準抵抗Rbを算出する。なお、触媒担体S1は上述したNTC特性を有している。従って、抵抗マップとしてメモリに記憶されている基準抵抗Rbの値は、触媒床温Tehcが高いほど小さい値になっている。
そして、この基準抵抗Rbに補正係数HKを乗算して当該基準抵抗Rbを補正することにより、触媒床温Tehcに対応する電気抵抗Rを算出する。なお、補正係数HKは、次の値である、すなわち、応力などによる経年劣化により触媒担体S1に亀裂が入ると、その亀裂の発生によって露出した炭化ケイ素の表面が酸化して酸化膜が形成される。こうした酸化膜の形成が進むと、触媒担体S1の電気抵抗は徐々に高くなっていく。補正係数HKは、こうした経年劣化による触媒担体S1の電気抵抗変化に合わせて、触媒床温Tehcに応じた電気抵抗Rを補正するための補正係数であり、後述する図4の算出処理にて算出される。
一方、上記S140の処理にて、通電中であると判定する場合(S140:YES)、制御装置100は、センサで検出されている現在の上記電流I及び電圧Eを取得する(S160)。
次に、制御装置100は、取得した電流I及び電圧Eに基づいて触媒担体S1の電気抵抗Rを算出する(S170)。S170の処理では、電圧Eを電流Iで除することにより電気抵抗Rが算出される。
S150またはS170の処理が終わると、制御装置100は、要求電力Pdを得るために必要な電圧である要求電圧Edを算出する(S180)。S180の処理では、S150またはS170の処理で算出された電気抵抗Rと要求電力Pdとの乗算値の平方根が算出されてその算出された値が要求電圧Edに設定される。なお、S150及びS180の処理は、触媒担体への通電開始時に同触媒担体に供給する電力を通電開始時の触媒担体の温度に応じて制御する通電制御処理に相当する。
S180の処理にて要求電圧Edを算出すると、制御装置100は、EHC210に対する要求電圧Edの印加を電源用マイコン222に指示することにより、通電を実施する(S190)。
他方、上記S110の処理にて、触媒床温Tehcが判定値Tehcref1を超えていると判定する場合(S110:NO)、制御装置100は、通電要求フラグをOFFに設定する(S200)。通電要求フラグがOFFに設定されると、EHC210への通電が停止される。
そして、制御装置100は、S190やS200の処理を終了した場合、図3に示す一連の処理を一旦終了する。
<補正係数の算出について>
図4を参照しながら上記補正係数HKの算出にかかる処理手順を説明する。この図4に示す処理も、制御装置100によって繰り返し実行される。
本処理を開始すると、制御装置100は、EHC210への通電を開始したか否かを判定する(S300)。
そして、通電を開始したと判定する場合(S300:YES)、制御装置100は、初期床温Tehcsを取得する(S310)。初期床温Tehcsは、通電を開始した時点の触媒床温Tehcである。
次に、制御装置100は、初期床温Tehcsが既定の判定値Tehcref2以下であるか否かを判定する(S320)。このS320の判定処理は、次の理由により実行される。すなわち、上述したように、触媒担体S1の電気抵抗は当該触媒担体S1の温度に応じて変化する。より詳細には、触媒担体S1の電気抵抗は、触媒担体S1の温度が低いときほど大きくなる。ここで、触媒担体S1の電気抵抗が大きいときほど、経年劣化による触媒担体S1の電気抵抗変化は顕著になる傾向がある。そこで、S320の処理では、初期床温Tehcsが、経年劣化によって触媒担体S1の電気抵抗が大きくなる低温領域の温度であるか否かを判定している。
そして、初期床温Tehcsが判定値Tehcref2以下であると判定する場合(S320:YES)、制御装置100は、初期抵抗Rsを取得する(S330)。初期抵抗Rsは、上記初期床温Tehcsを取得したときの触媒担体S1の電気抵抗Rである。より詳細には、初期抵抗Rsは、上記初期床温Tehcsを取得したときにセンサで検出された上記電流I及び上記電圧Eに基づいて算出される値であり、その算出式は、図3のS170における算出式と同一である。
次に、制御装置100は、S310で取得した初期床温Tehcsに基づいて触媒担体S1の基準抵抗Rbを取得する(S340)。このS340の処理では、上述した抵抗マップを参照することにより、初期床温Tehcsに対応する電気抵抗である基準抵抗Rbが算出される。
次に、制御装置100は、補正係数HKの算出処理として次の処理を実行する。すなわち、S340で算出した基準抵抗Rbで上記初期抵抗Rsを除した値を算出し、その算出した値を補正係数HKに代入する処理を実行する(S350)。
次に、制御装置100は、算出した補正係数HKを制御装置100が有するメモリに書き込むことにより、初期値を「1」として同メモリに記憶されていた補正係数HKを更新する(S360)。
なお、制御装置100は、S360の処理を終了した場合や、S300、S320の各処理にて否定判定した場合には、図4に示す一連の処理を一旦終了する。
<作用及び効果について>
本実施形態の効果及び効果を説明する。
(1)触媒担体S1の温度に応じて当該触媒担体S1の電気抵抗Rは変化する。そこで、通電開始時には、触媒床温Tehcに基づいて触媒担体S1の電気抵抗Rを算出する処理(図3のS150の処理)を実行する。また、算出した電気抵抗R及び通電開始時の要求電力Pdに基づいて触媒担体S1に印加する要求電圧Edを算出する処理(図3のS180の処理)を実行する。このように、本実施形態では、通電開始時に触媒担体S1に供給する電力を、電気抵抗Rに関与する触媒床温Tehcに応じて設定するようにしている。従って、通電開始時に適切な電力を触媒担体S1に供給することができるようになる。そのため、EHC210の損傷を抑えつつ触媒担体S1の温度を早期に高めることが可能になる。
(2)触媒担体S1の電気抵抗Rは経年劣化によって変化する。この点、本実施形態では、触媒床温Tehcに応じて求められる電気抵抗が上述した補正係数HKで補正される。そのため、触媒床温Tehcに応じた触媒担体S1の電気抵抗Rについてその算出精度を高めることができる。
(3)触媒担体S1の電気抵抗は当該触媒担体S1の温度に応じて変化する。ここで、触媒担体S1の電気抵抗が大きいときほど、経年劣化による触媒担体S1の電気抵抗変化は顕著になる傾向がある。そこで、本実施形態では、触媒担体S1の温度が、触媒担体S1の電気抵抗が大きくなる既定の温度領域にあるときに上記補正係数HKを算出するようにしている。より具体的には、図4に示したS320の処理にて肯定判定される場合、つまり触媒担体S1の温度が、判定値Tehcref2以下の低温領域の温度である場合には、S330以降の処理を実行して補正係数HKを算出するようにしている。従って、補正係数HKの算出精度を高めることができる。
(4)触媒担体S1の温度をセンサで検出する場合には、当該センサを介した漏電を抑える対策が必要になる。この点、EHC210に設けたセンサで触媒担体S1の温度を検出する場合には、当該センサを介したEHC210の漏電を抑えるための対策が必要になる。この点、本実施形態では、触媒担体S1の温度である触媒床温Tehcを推定しており、EHC210には触媒床温Tehcを検出するためのセンサを設けていない。そのため、EHC210の絶縁性を高めることができる。
<変更例>
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・補正係数HKの算出が完了していない場合には、図5に示すS400及びS410の処理を行うようにしてもよい。
図5に示すように、この変更例では、図3に示したS140の処理において否定判定される場合、制御装置100は、S400の処理として、補正係数HKの算出が完了しているか否かを判定する処理を実行する。このS400では、図4に示したS360の処理が完了している場合に、制御装置100は肯定判定する。そして、補正係数HKの算出が完了していると判定する場合(S400:YES)、制御装置100は、上述したS150以降の処理を実行する。
一方、補正係数HKの算出が完了していないと判定する場合(S400:NO)、制御装置100は、S410の処理として、要求電圧Edを算出する処理を実行する。このS410の処理において、制御装置100は、要求電圧Edに最小電圧Eminを代入する処理を実行する。最小電圧Eminとは、例えば以下のような電圧とすることができる。すなわち、触媒担体S1の電気抵抗として想定される最も低い抵抗値を最小抵抗Rminとする。そして、制御装置100は、上記要求電力Pdと最小抵抗Rminとの乗算値の平方根を算出する。そして、その算出された値を最小電圧Eminとする。なお、最小電圧Eminとして、過電流によるEHC210の損傷を抑える上で適切な低電圧を予め設定しておいてもよい。
そして、S410の処理を終えると、制御装置100は、図3に示したS190の処理を実行する。つまり、制御装置100は、EHC210に対する上記最小電圧Eminの印加を電源用マイコン222に指示することにより通電を実施する。
こうした変更例によれば、補正係数HKの算出が完了していない場合でも、通電開始時におけるEHC210の損傷を抑えることができる。
・内燃機関11が停止してある程度の時間が経過すると、触媒担体S1の内部温度が均一になるため、触媒担体S1の電気抵抗が安定するようになる。そこで、機関停止してから触媒担体S1の内部温度が均一になるまでに要する時間が経過した後に、EHC210に対して一時的な通電を行う。そして、その通電を行った際に、図4に示した補正係数HKの算出処理を行うようにしてもよい。この場合には、S330の処理で取得する初期抵抗Rsが安定した値になっているため、補正係数HKの算出精度をさらに高めることができる。
・触媒床温Tehcに対応する基準抵抗Rbをマップデータから求めるようにしたが他の態様で求めてもよい。例えば、触媒床温Tehcを入力変数、基準抵抗Rbを出力変数とする関数式から基準抵抗Rbを求めてもよい。
・触媒床温Tehcを推定するようにしたが、EHC210の温度センサを設けて当該温度センサで触媒床温Tehcを検出してもよい。この場合でも、上記(4)以外の作用効果が得られる。
・図4に示したS320の処理を省略する。そして、S310の処理を終えるとS330以降の処理を実行するようにしてもよい。この場合でも、上記(3)以外の作用効果が得られる。なお、この変更例の場合には、初期床温Tehcs及び初期抵抗Rsを取得する処理の実行順序は適宜変更してもよい。
・図3に示したS150の処理では、基準抵抗Rbを補正係数HKで補正したが、そうした補正を省略して、基準抵抗Rbを電気抵抗Rとしてもよい。この場合でも、上記(1)及び(4)の作用効果が得られる。
・触媒担体S1は、NTC特性を有していた。この他、触媒担体S1は、温度が高いときほど電気抵抗が大きくなるPTC特性を有していてもよい。この場合には、上記抵抗マップとしてメモリに記憶されている基準抵抗Rbの値は、触媒床温Tehcが低いほど小さい値になる。
そして、図4に示したS320の処理では、初期床温Tehcsが既定の判定値Tehcref3以上であるか否かを判定する。この変更例におけるS320の判定処理は、次の理由により実行される。すなわち、PTC特性を有する触媒担体S1の電気抵抗は、触媒担体S1の温度が高いときほど大きくなる。ここで、触媒担体S1の電気抵抗が大きいときほど、経年劣化による触媒担体S1の電気抵抗変化は顕著になる傾向がある。そこで、この変更例におけるS320の処理では、初期床温Tehcsが、経年劣化によって触媒担体S1の電気抵抗が大きくなる高温領域の温度であるか否かを判定する。
こうした変更例によれば、触媒担体S1がPTC特性を有していても、上記実施形態に準じた作用効果を得ることができる。
・触媒コンバータ29の構成は、適宜変更可能である。例えば、第2排気浄化触媒27を備えていない構成であってもよい。
・排気浄化触媒の触媒担体に担持される触媒は、三元触媒に限らず、例えば、酸化触媒、吸蔵還元型NOx触媒、又は選択還元型NOx触媒であってもよい。
・電気加熱式触媒システム200及び制御装置100が搭載される車両10は、プラグインハイブリッド車両だけでなく、プラグイン機能を有しないハイブリッド車両や、内燃機関11のみを動力源とする車両であってもよい。
・制御装置100は、コンピュータプログラム(ソフトウェア)に従って各種処理を実行する1つ以上のプロセッサ、各種処理のうち少なくとも一部の処理を実行する特定用途向け集積回路(ASIC)等の1つ以上の専用のハードウェア回路として構成し得る。また、制御装置100は、これらの組み合わせを含む回路(circuitry)としても構成し得る。プロセッサは、CPU並びに、RAM及びROM等のメモリを含み、メモリは、処理をCPUに実行させるように構成されたプログラムコードまたは指令を格納している。メモリすなわちコンピュータ可読媒体は、汎用または専用のコンピュータでアクセスできるあらゆる利用可能な媒体を含む。
10…車両
11…内燃機関
21…排気通路
24…ケース
26…第1排気浄化触媒
27…第2排気浄化触媒
28…マット
29…触媒コンバータ
36…フィルタ
50…バッテリ
55…補機バッテリ
100…制御装置
101…水温センサ
102…パワースイッチ
103…上流側排気温センサ
104…排気圧センサ
105…上流側空燃比センサ
106…下流側空燃比センサ
107…下流側排気温センサ
200…電気加熱式触媒システム
210…電気加熱式触媒(EHC)
220…電源装置
221…電源回路
222…電源用マイコン
224…電流センサ
225…電圧センサ

Claims (5)

  1. 通電により発熱する触媒担体に触媒を担持した排気浄化触媒であり前記触媒担体に通電することにより前記触媒担体を発熱させる電気加熱式触媒の制御装置であって、
    前記触媒担体への通電開始時に同触媒担体に供給する電力を通電開始時の前記触媒担体の温度に応じて制御する通電制御処理を実行する
    電気加熱式触媒の制御装置。
  2. 前記通電制御処理は、前記触媒担体の温度に基づいて前記触媒担体の電気抵抗を算出する処理と、前記電気抵抗及び通電開始時の要求電力に基づいて前記触媒担体に印加する電圧を算出する処理と、を含む
    請求項1に記載の電気加熱式触媒の制御装置。
  3. 経年劣化による前記触媒担体の電気抵抗変化に合わせて前記触媒担体の温度に応じた前記電気抵抗を補正するための補正係数を算出する算出処理を実行する
    請求項2に記載の電気加熱式触媒の制御装置。
  4. 前記算出処理は、前記触媒担体の温度が、当該触媒担体の電気抵抗が大きくなる既定の温度領域にあるときに実行される
    請求項3に記載の電気加熱式触媒の制御装置。
  5. 前記触媒担体の温度を推定する処理を実行する
    請求項1~4のいずれか1項に記載の電気加熱式触媒の制御装置。
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