JP2023057925A5 - - Google Patents

Description

従来より、所定の条件が成立すると図柄の可変表示が行われ、当り判定の結果が表示される遊技機が知られている。図柄の可変表示が停止し、当り判定の結果として大当りが表示されると、大当り遊技状態に移行する。

この種の遊技機として、通常遊技状態の他に、所定の条件が成立する頻度が高められる時短遊技状態に制御される遊技機が知られている。この時短遊技状態に制御される遊技機として、大当りが表示されると終了するものや、図柄の可変表示が所定回数行われると終了するものが知られている。例えば特許文献１には、図柄の可変表示が５０回行われると時短遊技状態が終了する場合と、図柄の可変表示が１００回行われると終了する場合とがある遊技機が開示されている。

特開２０１９－１７０６９７号公報

特許文献１に記載の遊技機によれば、図柄の可変表示が５０回行われると時短遊技状態が終了する場合と、図柄の可変表示が１００回行われると終了する場合とがあるため興趣を高めることができるものの、図柄の可変表示が行われた回数だけで時短の終了が決まるため、遊技が単調となるおそれがあった。

本発明に係る遊技機は、
第１所定条件が成立することに基づいて実行可能な第１図柄（例えば、第１特別図柄、第２特別図柄）の結果として、第１の結果（例えば、小当り）と、前記第１の結果とは異なる第２の結果（例えば、大当り）と、を少なくとも含むいずれかを判定可能な第１判定手段（例えば、メインＣＰＵ２２０１）と、
第２所定条件が成立することに基づいて実行可能な第２図柄（例えば、普通図柄）の結果として、前記第１所定条件の成立を容易とすることが可能な所定結果（例えば、普通図柄の当り）を判定可能な第２判定手段（例えば、メインＣＰＵ２２０１）と、
通常遊技状態と、前記通常遊技状態とは遊技者にとっての有利度合いが異なる特定遊技状態（例えば、時短遊技状態）と、を少なくとも含むいずれかの遊技状態に制御可能な遊技状態制御手段（例えば、メインＣＰＵ２２０１）と、
前記第１図柄の結果が前記第１の結果となることに基づいて制御可能であり、遊技者に所定の遊技価値を付与可能な特殊遊技状態（例えば、小当り遊技状態）に制御可能な特殊遊技状態制御手段（例えば、メインＣＰＵ２２０１）と、
前記第１図柄の結果が前記第２の結果となることに基づいて制御可能であり、前記特殊遊技状態よりも相対的に多くの遊技価値を遊技者に付与可能な特別遊技状態（例えば、大当り遊技状態）に制御可能な特別遊技状態制御手段（例えば、メインＣＰＵ２２０１）と、
を備え、
前記特定遊技状態に制御されているときに複数種類の終了条件のうち何れかが成立すると前記通常遊技状態に制御することが可能であり、
前記特殊遊技状態に制御されているときに特別条件（例えば、Ｖ入賞）が成立すると特別遊技状態に制御可能であり、
前記特定遊技状態に制御されているときに前記第２図柄があらかじめ定められた回数実行されると、前記複数種類の終了条件のうちの所定の終了条件（例えば、条件Ｗ）が成立し、
前記特殊遊技状態制御手段により前記特殊遊技状態に制御されており、且つ、前記遊技状態制御手段により前記通常遊技状態に制御されているときに前記特別条件が成立する場合と、前記特殊遊技状態制御手段により前記特殊遊技状態に制御されており、且つ、前記遊技状態制御手段により前記特定遊技状態に制御されているときに前記特別条件が成立する場合とで、前記特別遊技状態の終了後に移行する前記特定遊技状態における前記複数種類の終了条件のうち少なくとも一部の終了条件が異なる
ことを特徴とする。

Claims (1)

1. 第１所定条件が成立することに基づいて実行可能な第１図柄の結果として、第１の結果と、前記第１の結果とは異なる第２の結果と、を少なくとも含むいずれかを判定可能な第１判定手段と、
   第２所定条件が成立することに基づいて実行可能な第２図柄の結果として、前記第１所定条件の成立を容易とすることが可能な所定結果を判定可能な第２判定手段と、
   通常遊技状態と、前記通常遊技状態とは遊技者にとっての有利度合いが異なる特定遊技状態と、を少なくとも含むいずれかの遊技状態に制御可能な遊技状態制御手段と、
   前記第１図柄の結果が前記第１の結果となることに基づいて制御可能であり、遊技者に所定の遊技価値を付与可能な特殊遊技状態に制御可能な特殊遊技状態制御手段と、
   前記第１図柄の結果が前記第２の結果となることに基づいて制御可能であり、前記特殊遊技状態よりも相対的に多くの遊技価値を遊技者に付与可能な特別遊技状態に制御可能な特別遊技状態制御手段と、
   を備え、
   前記特定遊技状態に制御されているときに複数種類の終了条件のうち何れかが成立すると前記通常遊技状態に制御することが可能であり、
   前記特殊遊技状態に制御されているときに特別条件が成立すると特別遊技状態に制御可能であり、
   前記特定遊技状態に制御されているときに前記第２図柄があらかじめ定められた回数実行されると、前記複数種類の終了条件のうちの所定の終了条件が成立し、
   前記特殊遊技状態制御手段により前記特殊遊技状態に制御されており、且つ、前記遊技状態制御手段により前記通常遊技状態に制御されているときに前記特別条件が成立する場合と、前記特殊遊技状態制御手段により前記特殊遊技状態に制御されており、且つ、前記遊技状態制御手段により前記特定遊技状態に制御されているときに前記特別条件が成立する場合とで、前記特別遊技状態の終了後に移行する前記特定遊技状態における前記複数種類の終了条件のうち少なくとも一部の終了条件が異なる
   ことを特徴とする遊技機。