JP2023057834A - 体組成計、サービスシステム、測定値送信方法、及び測定値送信プログラム - Google Patents

Abstract

【課題】体組成計からユーザが利用するウェブサービスのサーバへ測定値を直接的に送信する体組成計、サービスシステム、測定値送信方法及び測定値送信プログラムを提供する。【解決手段】サービスシステム１０において、体組成計１４は、体組成計１４の測定値を用いてユーザにサービスを提供するアプリケーションが機能する端末装置１２から、測定値の送信先となるサーバ１６のアドレス情報を受信する。そして、体組成計１４は、受信したアドレス情報をユーザ毎に登録し、登録したアドレス情報のサーバ１６へ測定値を送信する。端末装置１２のアプリケーションは、サーバ１６に記憶された測定値を用いてユーザにサービスを提供する。【選択図】図１

Description

本発明は、体組成計、サービスシステム、測定値送信方法、及び測定値送信プログラムに関する。

近年、体組成計によるユーザの測定値を、ネットワークを介してサーバへ送信し、記憶させるシステムが構築されている。このようなシステムによって、体組成計の測定値を使用したウェブサービスをユーザが利用できる。

例えば特許文献１に記載の健康管理装置では、複数の測定装置とサーバとがネットワークを介して接続されており、利用者の生体情報を示す一又は複数の生体指標の測定値を取得し、これらの測定値がサーバに送信される。

特開２０２０－１６２６４９号公報

特許文献１のようなシステムでは、測定値の送信先となるサーバは固定されていることが通常であり、ユーザは、当該送信先が固定されたサーバが提供するユーザの測定値を用いたウェブサービスを利用できる。

ところで、ユーザによっては、測定値を用いた他のウェブサービスの利用を所望することも考えられ、測定値を用いた他のウェブサービスは、送信先が固定されたサーバとは別のサーバによって提供されることが考えられる。これを実現するために、当該別のサーバと当該送信先が固定されたサーバとが通信し、当該送信先が固定されたサーバに格納されているユーザの測定値を当該別のサーバが取得する、いわゆるサーバ間連携が行われていた。サーバ間連携には、ファイル転送、ＡＰＩ（Application Programming Interface）等の方法があるが、サーバ間連携するための準備および、取り決め等のための、時間とコストが必要になる。

ここで、例えば、体組成計が、ユーザが利用したウェブサービスのサーバへ直接的に送信するのであれば、ウェブサービスのサーバへ測定値を送信する処理が簡易になったり、ユーザの利便性向上したりすることが期待できる。

そこで、本発明は、体組成計からユーザが利用するウェブサービスのサーバへ測定値を直接的に送信することができる、体組成計、サービスシステム、測定値送信方法、及び測定値送信プログラムを提供することを目的とする。

本発明の一態様の体組成計は、体組成計と通信可能な端末装置から、前記体組成計の測定値の送信先となるサーバのアドレス情報を受信する通信手段と、前記通信手段によって受信された前記アドレス情報を登録する登録処理手段と、前記登録処理手段によって登録された前記アドレス情報の前記サーバへ前記測定値を送信する送信制御手段と、を備える。

本構成によれば、測定値の送信先となるサーバのアドレス情報を端末装置から体組成計が受信してアドレス情報を登録し、登録したアドレス情報のサーバに体組成計から直接的に測定値を送信する。従って本構成は、体組成計からユーザが利用するウェブサービスのサーバへ測定値を直接的に送信することができる。

上記の体組成計において、前記登録処理手段は、前記アドレス情報をユーザ毎に登録してもよい。本構成によれば、ユーザ毎に異なるサーバへ測定値を送信できる。

上記の体組成計において、前記登録処理手段は、前記測定値を前記サーバへ送信するための条件を前記アドレス情報に関連付けて登録し、前記送信制御手段は、前記条件を満たした前記測定値を前記条件に関連付けられた前記アドレス情報の前記サーバへ送信してもよい。本構成によれば、ユーザが所望する測定値をサーバに送信することができる。

上記の体組成計において、前記条件は前記測定値の大きさに基づいた条件でもよい。

上記の体組成計において、前記条件は、前記測定値が取得された日時又は曜日に基づいた条件でもよい。

上記の体組成計において、前記登録処理手段は、前記測定値を送信する前記サーバとして、ユーザが選択した前記サーバを登録してもよい。本構成によれば、測定値を送信するサーバをユーザが簡易に変更できる。

本発明の一態様のサービスシステムは、体組成計と通信可能な端末装置と、上記記載の体組成計と、前記体組成計の測定値を記憶するサーバと、を備える。

上記のサービスシステムにおいて、前記端末装置は、前記体組成計の測定値を用いたアプリケーションが機能し、前記アプリケーションは前記サーバの前記アドレス情報を前記体組成計へ送信する機能を有してもよい。

本発明の一態様の測定値送信方法は、体組成計と通信可能な端末装置から、前記体組成計の測定値の送信先となるサーバのアドレス情報を体組成計が備える通信手段が受信する第１工程と、前記通信手段によって受信された前記アドレス情報を前記体組成計が登録する第２工程と、前記体組成計が登録した前記アドレス情報の前記サーバへ前記測定値を送信する第３工程と、を有する。

本発明の一態様の測定値送信プログラムは、体組成計の測定値の送信先となるサーバのアドレス情報を端末装置から受信する通信手段を有する体組成計が備えるコンピュータを、前記通信手段によって受信された前記アドレス情報を登録する登録処理手段と、前記登録処理手段によって登録された前記アドレス情報の前記サーバへ前記測定値を送信する送信制御手段と、して機能させる。

本発明によれば、体組成計からユーザが利用するウェブサービスのサーバへ測定値を直接的に送信することができる。

図１は、実施形態のサービスシステムの概略構成図である。 図２は、実施形態の体組成計におけるアドレス情報の登録機能と測定値の送信機能に関する機能ブロック図である。 図３は、実施形態のサーバ登録情報を示す模式図である。 図４は、実施形態のサーバアドレス登録処理の流れを示すフローチャートである。 図５は、実施形態の測定値送信処理の流れを示すフローチャートである。 図６は、他の実施形態のサービスシステムの概略構成図である。

以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明を実施する場合の一例を示すものであって、本発明を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。本発明の実施にあたっては、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてよい。

図１は、本実施形態のサービスシステム１０の概略構成図である。サービスシステム１０は、端末装置１２、体組成計１４、及び一又は複数のサーバ１６を備える。

端末装置１２は、体組成計１４と通信可能な情報処理装置であり、例えばスマートフォン、タブレット端末装置、ラップトップ型パソコン等である。本実施形態の端末装置１２は、体組成計１４の測定値を用いたアプリケーションを機能させる。このアプリケーションは、一例として、体組成計１４で取得されたユーザの測定値を用いて、ユーザにウェブサービスを提供する専用のアプリケーション（以下「サービス専用アプリ」という。）である。

ウェブサービスには、例えば、測定値に基づいてダイエットの助言をユーザに行うダイエットサービス、測定値に基づいて運動の提案をユーザに行うフィットネスサービス等がある。また、ダイエットサービスやフィットネスサービスは、異なる複数の事業者が提供しており、ユーザは自身に合ったウェブサービスを利用する。

体組成計１４は、生体情報測定装置であり、ユーザの体重及び生体インピーダンスを測定し、体重及び生体インピーダンスに基づく体組成値等の生体情報を測定する。体組成計１４は、体組成値として、脂肪率、脂肪量、除脂肪量、筋肉量、内臓脂肪量、内臓脂肪レベル、内臓脂肪面積、皮下脂肪量、基礎代謝量、骨量、体水分率、ＢＭＩ、細胞内液量、細胞外液量等を算出する。以下の説明では、体組成計１４で測定された体重や生体情報の値を測定値という。

また、本実施形態の体組成計１４は、ユーザの年齢、性別、及び身長等のユーザ情報を端末装置１２から受信して記憶する。なお、ユーザ情報は、体組成計１４に直接入力されてもよい。本実施形態では、体組成計１４は家庭で使用され、一人のユーザだけでなく、複数のユーザが使用する場合を想定している。

サーバ１６は、体組成計１４からユーザ毎の測定値を受信して記憶する。また、サーバ１６は、端末装置１２で動作するサービス専用アプリの求めに応じて、測定値を端末装置１２に送信し、端末装置１２のディスプレイに表示させる。

ここで、本実施形態の体組成計１４は、サーバ１６へ測定値を送信する。このため、体組成計１４は、測定値の送信先となるサーバ１６のアドレス情報を端末装置１２から受信して登録する。サーバ１６のアドレス情報とは、ウェブサービス毎に定められている。

このため、本実施形態のサービス専用アプリにはサーバ１６のアドレス情報を体組成計１４へ送信する機能（以下「アドレス情報送信機能」という。）を有する。ユーザは、アドレス情報送信機能を用いて、ウェブサービスに応じたサーバ１６のアドレス情報を体組成計１４へ送信して登録させる。なお、サーバ１６へ送信（登録）される情報は、アドレス情報の他に、測定値をサーバ１６へ送信するための条件（以下「送信条件」という。）、ユーザ情報、及びウェブサービスに応じた専用の暗号化用証明書等である。暗号化用証明書は、体組成計１４からサーバ１６へ測定値を暗号化して送信する場合に用いられる。

図２は、本実施形態の体組成計１４におけるアドレス情報の登録機能と測定値の送信機能に関する機能ブロック図である。体組成計１４は、短距離通信部２０、登録処理部２２、登録情報記憶部２４、送信制御部２６、及び広域通信部２８を備える。図２に示される各機能は、一例としてプログラムが起動することによって体組成計１４の演算部で実行されてもよいし、ＡＳＩＣ（Application Specific Integrated Circuit）等の個別のハードウェアによって実現されてもよい。

短距離通信部２０は、通信領域が狭い無線通信規格によって端末装置１２等の他の情報処理装置等と通信を行う。本実施形態の短距離通信部２０は、一例として、ＢＬＥ（Bluetooth Low Energy）によって端末装置１２と通信を行うが、他の規格によって無線通信を行ってもよい。短距離通信部２０は、体組成計１４の測定値の送信先となるサーバ１６のアドレス情報、送信条件、及びユーザ情報等を端末装置１２から受信する。

登録処理部２２は、短距離通信部２０によって受信されたサーバ１６のアドレス情報等を登録する。なお、ここでいう登録とは、アドレス情報等を登録情報記憶部２４に記憶させることをいう。

登録情報記憶部２４は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、アドレス情報等のユーザに関する各種情報を記憶する。

送信制御部２６は、登録処理部２２によって登録されたアドレス情報のサーバ１６へ測定値を送信するように広域通信部２８を制御する。なお、本実施形態の送信制御部２６は、送信条件を満たした場合に、測定値をサーバ１６へ送信する。

広域通信部２８は、短距離通信部２０よりも通信領域が広い無線通信規格によってサーバ１６等の他の情報処理装置と通信を行う。本実施形態の広域通信部２８は、一例として、ルータを介して無線ＬＡＮ（Local Area Network）によってサーバ１６と通信を行うが、他の規格によって無線通信を行ってもよい。広域通信部２８は、体組成計１４の測定値をサーバ１６へ送信する。なお、体組成計１４は、無線ＬＡＮに限らず、体組成計１４にＳＩＭ（Subscriber Identity Module）カードが搭載され、４Ｇ又は５Ｇ等により通信が行われてもよい。

図３は、登録情報記憶部２４に記憶されるサーバ登録情報を示す模式図である。サーバ登録情報は一例としてユーザ番号、サービス、アドレス情報、及び送信条件の項目が含まれる。ユーザ番号は、登録されるユーザ毎に与えられる異なる番号であり、例えば、数字、アルファベット、又はこれらの組み合わせである。サービスは、ウェブサービスの名称である。

本実施形態の登録処理部２２はアドレス情報をユーザ毎に登録する。これにより、本実施形態の体組成計１４は、ユーザ毎に異なるサーバ１６へ測定値を送信できる。また、本実施形態の登録処理部２２は、体組成計１４の測定値をサーバ１６へ送信するための送信条件をアドレス情報に関連付けて登録する。送信制御部２６は、送信条件を満たした測定値を送信条件に関連付けられたアドレス情報のサーバ１６へ送信する。これにより、本実施形態の体組成計１４は、ユーザが所望する測定値をサーバ１６に送信することができる。

図３の例では、ユーザＡのサーバ登録情報として、フィットネスサービス１のサービスを受けるためにアドレス情報ｘｘｘｘｘが登録され、送信条件として火曜日が登録される。すなわち、ユーザＡがフィットネスサービス１によるサービスの提供を受けるために、火曜日に測定された測定値がアドレス情報ｘｘｘｘｘのサーバ１６へ送信される。

同様に、ユーザＡがダイエットサービス１によるサービスの提供を受けるために、前回の測定結果から体重が増加した場合にアドレス情報ｙｙｙｙｙのサーバ１６へ測定値が送信される。

さらに、図３の例では、ユーザＢがフィットネスサービス１によるサービスの提供を受けるために、木曜日に測定された測定値がアドレス情報ｘｘｘｘｘのサーバ１６へ送信される。また、ユーザＢがダイエットサービス２によるサービスの提供を受けるために、前回の測定結果から所定値以上の体重の増加があった場合又は前回の測定結果から所定値以上の体重の減少があった場合にアドレス情報ｕｕｕｕｕのサーバ１６へ測定値が送信される。

送信条件は、上記のように、測定値の大きさに基づいた条件、測定値が取得された日時又は曜日に基づいた条件に限らず、様々な条件が登録されてもよい。例えば、全ての測定値を送信するとのような送信条件が登録されてもよい。また、送信条件として、測定時にエラーが起こったデータをサーバ１６とは異なるサーバに送るとしてもよい。これによりメーカ側がエラーの解析を行うことが容易になる。また、送信条件は、サービス専用アプリを介してユーザが適宜変更可能とされる。また、異なる複数のアドレス情報で同じ送信条件が登録されてもよい。

プリセットとされているサービスのアドレス情報ｚｚｚｚｚは、ユーザの登録情報が何ら記憶されていない場合に測定値が送信されるサーバ１６のアドレス情報であり、ユーザに関連付けられることなく予め登録されている。なお、登録情報が登録されていない場合には、測定値をサーバ１６に送信しないとしてもよい。また、サーバ１６のアドレス情報が登録されているか否かにかかわらず、測定値がプリセットのアドレス情報ｚｚｚｚｚのサーバへ送信されてもよい。

また、測定値の送信先となるサーバ１６は、ユーザによって選択されてもよい。このため、登録処理部２２は、測定値を送信するサーバ１６として、ユーザが選択したサーバ１６を登録する。これにより、測定値を送信するサーバ１６をユーザが簡易に変更できる。具体的には、利用するウェブサービスをユーザが変更したい場合や、ダイエットの経過によってユーザ自身でウェブサービスを決定したい場合に、ユーザがウェブサービスに応じたサーバ１６を選択することとなる。

図４は、本実施形態のサーバアドレス登録処理の流れを示すフローチャートである。

まず、ステップ１００では、ユーザが所望のウェブサービスの提供を受けるためのサービス専用アプリを自身の端末装置１２にダウンロードし、インストールする。

次のステップ１０２では、サービス専用アプリによって、ユーザがウェブサービスのユーザ登録を行う。

次のステップ１０４では、サービス専用アプリによって、ユーザが体組成計１４の測定値の送信条件の入力を行う。

次のステップ１０６では、サービス専用アプリのアドレス情報送信機能によって、ユーザがサーバ１６のアドレス情報及び送信条件等を体組成計１４へ送信する。なお、アドレス情報は、サービス専用アプリに予め設定されている。

体組成計１４は、アドレス情報及び送信条件等を受信すると、登録処理部２２が登録情報記憶部２４に記憶させることでユーザ毎に登録する。なお、登録処理部２２は、体組成計１４に登録されているユーザ番号に関連付けて、送信されたアドレス情報及び送信条件等をサーバ登録情報に追加する。

次に、体組成計１４による測定値送信処理の流れを図５のフローチャートを参照して説明する。測定値送信処理を行うためには、図４に示されるサーバアドレス登録処理が既に完了している必要がある。

まず、ステップＳ２００では、ユーザが予め体組成計１４に登録されている自身のユーザ番号を入力して、体組成計１４で自身の体組成を測定する。これにより、体組成計１４は、ユーザの測定値を取得する。

次のステップＳ２０２では、送信制御部２６が測定値の条件判定を行う。すなわち、送信制御部２６は、登録情報記憶部２４に記憶されているサーバ登録情報を参照して、送信条件を満たすサーバ１６を決定する。

次のステップＳ２０４では、送信制御部２６が広域通信部２８を介してサーバ１６へ測定値を送信する。サーバ１６への測定値の送信は、一例として暗号化用証明書を用いて暗号化して行われる。サーバ１６は、体組成計１４から測定値を受信すると、所定の記憶領域にユーザに関連付けて測定値を記憶する。

このように、本実施形態の体組成計１４は、体組成計１４の測定値を用いてユーザにサービスを提供するサービス専用アプリが機能する端末装置１２から、測定値の送信先となるサーバ１６のアドレス情報を受信する。そして、体組成計１４は、受信したアドレス情報をユーザ毎に登録し、登録したアドレス情報のサーバ１６へ測定値を送信する。

従って、本実施形態の体組成計１４は、端末装置１２を介してサーバ１６へ測定値を送信する送信処理、又は所定のサーバを介してサーバ１６へ測定値を送信する送信処理（サーバ間連携）によらずに、ユーザが利用するウェブサービスのサーバ１６へ測定値を直接的に送信することができる。

以上、本発明を、上記実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。

上記実施形態では、体組成計１４からウェブサービスに応じたサーバ１６へ測定値が送信される形態について説明したが、本発明はこれに限られない。例えば、図６に示すように、ウェブサービスとは関連性のないサーバ１５を介してウェブサービスに応じたサーバ１６へ測定値が送信される形態でもよい。サーバ１５は、例えば、測定値を収集することを目的としたサーバである。

図６に示される形態では、体組成計１４の測定値は体組成計１４からサーバ１５へ送信され、サーバ１５に記憶される。そして、測定値は、サーバ１５からアドレス情報により示されるサーバ１６へ送信され、サーバ１６でも記憶される。

具体例として、体組成計１４からサーバ１５を介して、送信条件に応じたサーバ１６又はユーザが選択したサーバ１６に測定値が送信される。サーバ１５は、体組成計１４から送信された測定値に付加されているアドレス情報が示すサーバ１６へ測定値を送信する。この例では、体組成計１４がアドレス情報を記憶しているので、サーバ１５にはアドレス情報を記憶する必要はない。また、他の例として、サーバ１５がアドレス情報を記憶し、送信条件又はユーザの選択に応じて、測定値の送信先となるサーバ１６をサーバ１５が決定してもよい。

また、上記実施形態では、体組成計１４による測定値をサーバ１６へ送信する形態について説明したが、本発明はこれに限られない。体組成計１４だけでなく、活動量計、体温計、血圧計、体重計、睡眠計等の他の生体情報測定装置による測定値がサーバ１６へ送信されてもよい。

なお、送信条件は生体情報測定装置の種類に応じた条件となってもよい。例えば、生体情報測定装置が血圧計の場合、測定値が基準値以上なら医療サービスを受けられるサーバ１６に測定値を送信する。例えば、生体情報測定装置が睡眠計の場合、無呼吸症候群の症状がみられた場合、所定の記録用のサーバ１６に測定値を送信する。また、睡眠計によってユーザの離床が検知された場合に所定の通知用のサーバ１６にユーザが離床したことを送信してもよい。

また、上記実施形態では、端末装置１２にインストールされるサービス専用アプリによって、ユーザが利用するウェブサービスが提供される形態について説明したが、本発明はこれに限られない。ユーザに提供されるウェブサービスは、例えば、ウェブブラウザに表示されるホームページを介して提供されるものでもよい。この形態の場合、端末装置１２にインストールされて機能するアプリケーションとは、ウェブブラウザである。

また、体組成計１４から測定値を送信するサーバ１６は、ウェブサービスのサーバに限らず、例えば、体組成計１４の設定を行うサーバ等でもよい。

また、体組成計１４で取得された測定値は、サーバ１６へ送信されると共に、短距離通信部２０を介してユーザの端末装置１２へ送信されてもよい。

１０ サービスシステム
１２ 端末装置
１４ 体組成計
１６ サーバ
２０ 短距離通信部（通信手段）
２２ 登録処理部（登録処理手段）
２６ 送信制御部（送信制御手段）

Claims (10)

1. 体組成計と通信可能な端末装置から、前記体組成計の測定値の送信先となるサーバのアドレス情報を受信する通信手段と、
   前記通信手段によって受信された前記アドレス情報を登録する登録処理手段と、
   前記登録処理手段によって登録された前記アドレス情報の前記サーバへ前記測定値を送信する送信制御手段と、
   を備える体組成計。
2. 前記登録処理手段は、前記アドレス情報をユーザ毎に登録する、請求項１に記載の体組成計。
3. 前記登録処理手段は、前記測定値を前記サーバへ送信するための条件を前記アドレス情報に関連付けて登録し、
   前記送信制御手段は、前記条件を満たした前記測定値を前記条件に関連付けられた前記アドレス情報の前記サーバへ送信する、請求項１又は請求項２に記載の体組成計。
4. 前記条件は、前記測定値の大きさに基づいた条件である、請求項３に記載の体組成計。
5. 前記条件は、前記測定値が取得された日時又は曜日に基づいた条件である、請求項３又は請求項４に記載の体組成計。
6. 前記登録処理手段は、前記測定値を送信する前記サーバとして、ユーザが選択した前記サーバを登録する、請求項１又は請求項２に記載の体組成計。
7. 体組成計と通信可能な端末装置と、
   請求項１から請求項６の何れか１項に記載の体組成計と、
   前記体組成計の測定値を記憶するサーバと、
   を備える、
   サービスシステム。
8. 前記端末装置は、前記体組成計の測定値を用いたアプリケーションが機能し、
   前記アプリケーションは、前記サーバの前記アドレス情報を前記体組成計へ送信する機能を有する、請求項７記載のサービスシステム。
9. 体組成計と通信可能な端末装置から、前記体組成計の測定値の送信先となるサーバのアドレス情報を体組成計が備える通信手段が受信する第１工程と、
   前記通信手段によって受信された前記アドレス情報を前記体組成計が登録する第２工程と、
   前記体組成計が登録した前記アドレス情報の前記サーバへ前記測定値を送信する第３工程と、
   を有する測定値送信方法。
10. 体組成計の測定値の送信先となるサーバのアドレス情報を端末装置から受信する通信手段を有する体組成計が備えるコンピュータを、
    前記通信手段によって受信された前記アドレス情報を登録する登録処理手段と、
    前記登録処理手段によって登録された前記アドレス情報の前記サーバへ前記測定値を送信する送信制御手段と、
    して機能させる測定値送信プログラム。
    

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