JP2023056942A - 検出装置及びステアリングホイール - Google Patents

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Yoshihiro Fujii
洋 大平
Hiroshi Ohira
康正 近藤
Yasumasa Kondo
浩司 武岡
Koji Takeoka
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Abstract

【課題】絶縁体と電極とを位置決めする。【解決手段】検出装置50を構成するセンサ50Aは、シート状の発泡体52と、発泡体52の裏面側に配置され、発泡体52より伸張しないシート状のキャンセル電極56と、を有している。さらに、検出装置50を構成するセンサ50Aは、発泡体52及びキャンセル電極56を貫通して形成され、後工程で使用するプレス加工機90の第一位置決めピン94Aと第二位置決めピン94Bが挿入されて、発泡体52とキャンセル電極56とが位置決めされる第一位置決め孔60と第二位置決め孔62と、を有している。【選択図】図4

Description

本発明は、検出装置及びステアリングホイールに関する。
自動車等の車両には、ステアリングホイールに乗員の手の接触を検出するセンサを備えることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、静電容量センサは、表面と裏面とを有する発泡性の発泡シートと、発泡シートの表面に配置される静電容量式のセンサ電極とを備える技術が開示されている。
ところで、静電容量センサ等のセンサにおいて、発泡シートを位置決めする場合には、発泡シートが変形しやすいことから、発泡シートとセンサ電極とを位置決めすることができない可能性がある。
特開2021-18692号公報
本発明は、上記事実を考慮し、絶縁体と電極とを位置決めすることができる検出装置及びステアリングホイールを得ることが目的である。
本発明の第1態様の検出装置は、シート状の絶縁体と、前記絶縁体の少なくとも一側面側に配置され、前記絶縁体より伸張しないシート状の電極と、前記絶縁体及び前記電極を貫通して形成され、前記絶縁体と前記電極とが位置決めされる位置決め孔と、を有し、接触体への人の接触を検出する検出部を備える。
本発明の第2態様の検出装置では、本発明の第1態様の検出装置において、前記電極は、前記絶縁体の一側面側に配置された第一電極と、前記絶縁体の他側面側に配置された第二電極と、を備え、前記位置決め孔は、前記第二電極より外側の前記第一電極に形成される。
本発明の第3態様の検出装置では、本発明の第2態様の検出装置において、前記位置決め孔は、さらに前記第一電極より外側の前記第二電極に形成される。
本発明の第4態様の検出装置では、本発明の第1態様から第3態様の何れか1つの検出装置において、前記位置決め孔は、2箇所に形成される。
本発明の第5態様の検出装置では、本発明の第4態様の検出装置において、一方の前記位置決め孔は、前記電極の一方側に形成され、他方の前記位置決め孔は、前記電極の他方側に形成される。
本発明の第6態様のステアリングホイールは、本発明の第1態様から第5態様の何れか1つの検出装置と、前記検出部が巻き付けられたリム芯金と、前記リム芯金に巻き付けられた前記検出部を覆う加飾部材と、を備える。
本発明の第1態様の検出装置では、位置決め孔が絶縁体より伸張しない電極及び絶縁体を貫通するように設けられる。そのため、位置決め孔によって絶縁体と電極とを位置決めすることができる。
本発明の第2態様の検出装置では、第二電極より外側の第一電極に位置決め孔が形成されることで、第二電極が配置されていない場所に、位置決め孔が形成される。そのため、第一電極と第二電極とが短絡することを抑制することができる。
本発明の第3態様の検出装置では、第一電極より外側の第二電極に位置決め孔が形成されることで、第一電極が配置されていない場所に、位置決め孔が形成される。そのため、第一電極と第二電極とが短絡することを抑制することができる。
本発明の第4態様の検出装置では、2箇所に位置決め孔を有することで、絶縁体より伸張しない電極及び絶縁体を貫通するように形成された2つの位置決め孔によって、絶縁体と電極とが位置決めされる。そのため、絶縁体と電極とをより狙いの位置に位置決めすることができる。
本発明の第5態様の検出装置では、電極の一方側に一方の位置決め孔が形成され、電極の他方側に他方の位置決め孔が形成されることで、電極の両側に位置決め孔が形成される。そのため、絶縁体と電極とをより狙いの位置に位置決めすることができる。
本発明の第6態様のステアリングホイールでは、絶縁体と電極とが位置決めされることで、絶縁体と電極とが正しい位置に位置決めされて、所望の検出部が製造される。そのため、検出部をリム芯金の所望の位置に巻き付けることができ、操作性のよいステアリングホイールとすることができる。
本実施形態に係るステアリングホイールを示す正面図である。 本実施形態に係るステアリングホイールを示す断面図であり、図1のA-A断面を示す。 本実施形態に係るステアリングホイールを右斜め前方から見た分解斜視図である。 本実施形態に係る検出装置を表面側から見た展開図である。 本実施形態に係る検出部を概略的に示す断面図であり、図4のB-B断面を示す。 本実施形態に係る検出部の製造工程を示すフロー図である。 本実施形態に係るカット工程を示す断面図である。 本実施形態に係るカット工程によってカットされた検出部を構成する部品を示す展開図であり、図8(a)はセンサ電極を示す図であり、図8(b)はキャンセル電極を示す図であり、図8(c)は発泡体を示す図である。 本実施形態に係るセット工程及び加熱・プレス工程を示す断面図であり、図4のC-C断面を示す。 本実施形態に係る後工程を示す断面図であり、図4のC-C断面を示す。
以下、本実施形態に係る検出装置及びステアリングホイールについて、図面を参照して説明する。本実施形態では、本発明の検出装置50を構成する検出部が、車両10の接触体としてのステアリングホイール20に設けられ、人の接触を検出する静電容量センサ(以下、センサという)50Aとして構成される例を説明する。
なお、図面では、ステアリングホイール20の前方側を矢印FRで示し、ステアリングホイール20の右方側を矢印RHで示し、ステアリングホイール20の上方側を矢印UPで示している。また、図面では、センサ50Aの厚さ方向を矢印Dで示し、センサ50Aの長手方向を矢印Lで示し、センサ50Aの短手方向を矢印Wで示している。
[ステアリングホイールの構成]
図1に示すように、本実施形態に係るステアリングホイール20は、車両10の車室内の前側に設けられたインストルメントパネル12の車両後方に配置されている。ステアリングホイール20は、ステアリングホイール20の正面が車両後方を向く姿勢で設けられ、運転席に着座したドライバが、ステアリングホイール20を操作することで、車両10が操舵される。
ステアリングホイール20は、環状に形成されるリム部40と、リム部40の径方向内側に配置されるボス部30と、リム部40とボス部30との間を接続する3つのスポーク部32と、を有している。
リム部40は、ステアリングホイール20の正面視において、円環状に形成され、運転席に着座したドライバが車両10を操舵する際に把持される。ボス部30は、ステアリングホイール20の正面視において、ステアリングホイール20の略中央に配置されている。スポーク部32は、ボス部30からリム部40に向かって、右方向、左方向及び下方向に延びて形成されている。
図1に示すように、ステアリングホイール20には、骨格部材としての金属製の芯金24が設けられている。芯金24は、ボス部30のボス芯金24Aと、スポーク部32のスポーク芯金24Bと、リム部40のリム芯金24Cと、を有している。
図1及び図3に示すように、ボス芯金24Aは、板状に形成され、図示しない操舵機構に連結されたステアリングシャフト22の先端に固定されている。ボス芯金24Aは、ボス部30の骨格を形成する。
図1に示すように、リム芯金24Cは、ステアリングホイール20の正面視において、円環状に形成されている。図2に示すように、リム芯金24Cは、リム芯金24Cの径方向の断面(図1のA-A断面)において、略U字状に形成されている。リム芯金24Cは、リム部40の骨格を形成する。
図1に示すように、スポーク芯金24Bは、板状に形成され、ボス芯金24Aとリム芯金24Cとの間を接続する。スポーク芯金24Bは、スポーク部32の骨格を形成する。
ボス芯金24A及びスポーク芯金24Bには、被覆部材34が取り付けられている。被覆部材34は、樹脂製とすることができる。被覆部材34は、ボス芯金24A及びスポーク芯金24Bの前側を覆うように形成されている。
ステアリングホイール20は、ステアリングシャフト22に一体回転可能に支持されている。運転席に着座したドライバが、リム部40を把持してステアリングホイール20を、ステアリングホイール20の周方向に回転操作することで、ステアリングシャフト22が回転されて、車両10が操舵される。
(リム部)
図2に示すように、リム部40は、リム芯金24Cと、内部材42と、センサ50Aと、加飾部材としての表皮44と、を有している。
内部材42は、軟性樹脂製(例えば、ポリウレタン製)とされ、リム芯金24Cの外周全体を覆うように形成されている。内部材42は、リム芯金24Cの径方向の断面において、リム芯金24Cの全周を覆うように形成されている。内部材42の外形は、リム芯金24Cの径方向の断面において、略円状に形成されている。
図2及び図3に示すように、センサ50Aは、シート状に形成され、内部材42の外周(外周縁)から内周(内周縁)に向けて、内部材42に巻き付けられている。
図2に示すように、表皮44は、センサ50Aを覆うように、リム部40の外周全体に被覆されている。
[センサの構成]
図3に示すように、センサ50Aは、リム部40の右側部分と左側部分とにそれぞれ配置されている。リム部40の右側部分に配置されるセンサ50Aと、リム部40の左側部分に配置されるセンサ50Aとは、左右対称に形成される以外は、同様の構成であるため、以下では、リム部40の右側部分に配置されるセンサ50Aについて説明する。
図4に示すように、センサ50Aは、略矩形の長尺シート状に形成されている。図4及び図5に示すように、センサ50Aは、第一絶縁体(絶縁体の一例)としての発泡体52と、発泡体52の裏面側に配置された第一電極(電極の一例)としてのキャンセル電極56と、発泡体52の表面側に配置された第二電極(電極の一例)としてのセンサ電極54と、第二絶縁体(絶縁体の一例)としてのホットメルト体55と、を有している。
(発泡体)
図4、図5及び図8(c)に示すように、発泡体52は、略矩形の長尺シート状に形成されている。発泡体52は、弾性伸張可能な発泡体(例えば、発泡ゴム)とすることができる。発泡体52は、キャンセル電極56及びセンサ電極54より伸張する性質を有する。発泡体52は、電気的に絶縁する材質で形成されている。発泡体52は、センサ電極54とキャンセル電極56とを電気的に絶縁する。
発泡体52は、発泡成形した成形品(塊体)をスライスして、所定の厚さ(例えば、約1mm)に形成されている。発泡体52には、多数の気泡が形成されている。
<突出部>
図4及び図8(c)に示すように、発泡体52の周縁には、面内方向外側に突出した突出部52Fを複数形成することができる。これにより、センサ50Aを内部材42に巻き付ける際に、作業者が突出部52Fを引っ張ることでセンサ50Aが伸張して、センサ50Aを内部材42に巻き付けやすくすることができる。
<延出部>
図4及び図8(c)に示すように、発泡体52には、発泡体52の長手方向Lの一端付近であって、短手方向Wの一端付近の外周縁から、面内方向外側に延出した延出部52Aが形成されている。
(センサ電極)
図4及び図5に示すように、センサ電極54は、発泡体52より小さいサイズの略矩形の長尺シート状に形成され、発泡体52の表面側に配置されている。センサ電極54は、発泡体52の外周縁より面内方向内側に設けられている。センサ電極54は、後述する第一延出部54Aを除く部分において、キャンセル電極56の外周縁より面内方向内側に設けられている。
センサ電極54は、伸張可能な繊維布地の表面に金属メッキ処理を施した導電性のある導電布とすることができる。センサ電極54は、発泡体52より伸張しない性質とすることができる。センサ電極54には、センサ電極54の長手方向Lの一端付近であって、短手方向Wの一端付近の外縁から、面内方向外側に延出した第一延出部54Aが形成されている。
(キャンセル電極)
図4及び図5に示すように、キャンセル電極56は、発泡体52より小さく、センサ電極より大きいサイズの略矩形の長尺シート状に形成され、発泡体52の裏面側に配置されている。キャンセル電極56は、発泡体52の外周縁より面内方向内側に設けられている。キャンセル電極56は、第一延出部54Aを除く部分において、センサ電極54の外周縁より面内方向外側に設けられている。
キャンセル電極56は、伸張可能な繊維布地の表面に金属メッキ処理を施した導電性のある導電布とすることができる。キャンセル電極56は、発泡体52より伸張しない性質とすることができる。キャンセル電極56には、キャンセル電極56の長手方向Lの一端付近であって、短手方向Wの一端付近の外縁から、面内方向外側に延出した第二延出部56Aが形成されている。
(ホットメルト体)
図5に示すように、ホットメルト体55は、センサ電極54と発泡体52との間と、キャンセル電極56と発泡体52との間に介在されている。ホットメルト体55は、電気的な絶縁性を有するホットメルトで形成されている。
(端子)
図4に示すように、センサ電極54の第一延出部54Aには、金属製の第一端子が設けられている。この第一端子は、センサ電極54の第一延出部54Aと、発泡体52の延出部52Aとが貼り合わされた状態でリベットされ、カシメられることで形成される。この第一端子は、後述する第三位置決め孔64を構成する。この第一端子は、制御装置58(ECU)に電気的に接続されている。
キャンセル電極56の第二延出部56Aには、金属製の第二端子が設けられている。この第二端子は、キャンセル電極56の第二延出部56Aと、発泡体52の延出部52Aとが貼り合わされた状態でリベットされ、カシメられることで形成される。この第二端子は、後述する第一位置決め孔60を構成する。この第二端子は、制御装置58(ECU)に電気的に接続されている。センサ50Aと制御装置58とは、検出装置50を構成する。なお、制御装置58は、ステアリングホイール20に設けられても良いし、他の部品に設けられてもよい。
[位置決め孔の構成]
図4に示すように、センサ50Aは、位置決め孔としての第一位置決め孔60と、位置決め孔としての第二位置決め孔62と、位置決め孔としての第三位置決め孔64と、第四位置決め孔66と、第五位置決め孔68と、を有している。
(第一位置決め孔)
図4,図8(b)及び図8(c)に示すように、第一位置決め孔60は、キャンセル電極56及び発泡体52の長手方向Lの一端付近であって、短手方向Wの一端付近に形成されている。第一位置決め孔60は、略矩形の長尺シート状に形成されたキャンセル電極56及び発泡体52の角部付近に形成されている。第一位置決め孔60は、センサ電極54の外縁より面内方向外側に設けられている。
第一位置決め孔60は、キャンセル電極56に設けられた電極貫通孔としての第一キャンセル電極貫通孔56Bと、発泡体52に設けられた絶縁体貫通孔としての第一発泡体貫通孔52Bと、で構成されている。
第一キャンセル電極貫通孔56Bは、キャンセル電極56の厚さ方向に貫通した貫通孔として、第二延出部56Aに形成されている。第一キャンセル電極貫通孔56Bは、所定の直径(例えば、約3mm)の円形の貫通孔とすることができる。
第一発泡体貫通孔52Bは、発泡体52の厚さ方向に貫通した貫通孔として、延出部52Aに形成されている。第一発泡体貫通孔52Bは、第一キャンセル電極貫通孔56Bと同じ大きさの円形の貫通孔とすることができる。第一発泡体貫通孔52Bは、第一キャンセル電極貫通孔56Bに繋がる貫通孔として形成されている。第一発泡体貫通孔52Bは、第一キャンセル電極貫通孔56Bと、長手方向L及び短手方向Wにおいて、同じ位置に形成されている。
(第二位置決め孔)
図4、図8(b)及び図8(c)に示すように、第二位置決め孔62は、キャンセル電極56及び発泡体52の長手方向Lの他端付近であって、短手方向Wの他端付近に形成されている。第二位置決め孔62は、略矩形の長尺シート状に形成されたキャンセル電極56及び発泡体52の、第一位置決め孔60が形成された角部と対角をなす角部付近に形成されている。第二位置決め孔62は、センサ電極54の外縁より面内方向外側に設けられている。
第二位置決め孔62は、キャンセル電極56に設けられた電極貫通孔としての第二キャンセル電極貫通孔56Cと、発泡体52に設けられた絶縁体貫通孔としての第二発泡体貫通孔52Cと、で構成されている。
第二キャンセル電極貫通孔56Cは、キャンセル電極56の厚さ方向に貫通した貫通孔として形成されている。第二キャンセル電極貫通孔56Cは、所定の直径(例えば、約3mm)の円形の貫通孔とすることができる。
第二発泡体貫通孔52Cは、発泡体52の厚さ方向に貫通した貫通孔として形成されている。第二発泡体貫通孔52Cは、第二キャンセル電極貫通孔56Cと同じ大きさの円形の貫通孔とすることができる。第二キャンセル電極貫通孔56C及び第二発泡体貫通孔52Cは、長孔状(楕円状)の貫通孔とすることもできる。第二発泡体貫通孔52Cは、第二キャンセル電極貫通孔56Cに繋がる貫通孔として形成されている。第二発泡体貫通孔52Cは、第二キャンセル電極貫通孔56Cと、長手方向L及び短手方向Wにおいて、同じ位置に形成されている。
(第三位置決め孔)
図4,図8(a)及び図8(c)に示すように、第三位置決め孔64は、センサ電極54及び発泡体52の長手方向Lの一端付近であって、短手方向Wの一端付近に形成されている。第三位置決め孔64は、略矩形の長尺シート状に形成されたセンサ電極54及び発泡体52の角部付近に形成されている。第三位置決め孔64は、キャンセル電極56の外縁より面内方向外側に設けられている。
第三位置決め孔64は、センサ電極54に設けられた第一センサ電極貫通孔54Bと、発泡体52に設けられた第三発泡体貫通孔52Dと、で構成されている。
第一センサ電極貫通孔54Bは、センサ電極54の厚さ方向に貫通した貫通孔として、第一延出部54Aに形成されている。第一センサ電極貫通孔54Bは、所定の直径(例えば、約3mm)の円形の貫通孔とすることができる。
第三発泡体貫通孔52Dは、発泡体52の厚さ方向に貫通した貫通孔として、延出部52Aに形成されている。第三発泡体貫通孔52Dは、第一センサ電極貫通孔54Bと同じ大きさの円形の貫通孔とすることができる。第三発泡体貫通孔52Dは、第一センサ電極貫通孔54Bに繋がる貫通孔として形成されている。第三発泡体貫通孔52Dは、第一センサ電極貫通孔54Bと、長手方向L及び短手方向Wにおいて、同じ位置に形成されている。
(第四位置決め孔)
図4及び図8(a)に示すように、第四位置決め孔66は、長手方向Lの第二位置決め孔62より一端側であって、短手方向Wの他端付近に形成されている。第四位置決め孔66は、略矩形の長尺シート状に形成されたセンサ電極54の長手方向Lの中央付近に設けることができる。第四位置決め孔66は、センサ電極54の外縁付近に設けられている。
第四位置決め孔66は、センサ電極54に設けられた第二センサ電極貫通孔54Cによって構成されている。
第二センサ電極貫通孔54Cは、センサ電極54の厚さ方向に貫通した貫通孔として形成されている。第二センサ電極貫通孔54Cは、所定の直径(例えば、約3mm)の円形の貫通孔とすることができる。第二センサ電極貫通孔54Cは、長孔状(楕円状)の貫通孔とすることもできる。
(第五位置決め孔)
図4及び図8(c)に示すように、第五位置決め孔68は、長手方向Lの第二位置決め孔62より一端側であって、短手方向Wの一端付近に形成されている。第五位置決め孔68は、発泡体52の外縁付近に設けられている。
第五位置決め孔68は、発泡体52に設けられた第四発泡体貫通孔52Eによって構成されている。
第四発泡体貫通孔52Eは、発泡体52の厚さ方向に貫通した貫通孔として形成されている。第四発泡体貫通孔52Eは、所定の直径(例えば、約3mm)の円形の貫通孔とすることができる。第四発泡体貫通孔52Eは、長孔状(楕円状)の貫通孔とすることもできる。
[センサの製造方法]
図6に示すように、センサ50Aは、ラミネート工程(ステップS101)と、カット工程(ステップS102)と、セット工程(ステップS103)と、加熱・プレス工程(ステップS104)と、後工程(ステップS105)と、を経て製造される。
(ラミネート工程)
ラミネート工程(ステップS101)では、図7に示すように、センサ電極54を形成する矩形の長尺シート状のセンサ電極シート154の一側面に、ホットメルト体55を形成する矩形の長尺シート状のホットメルトシート155を貼り合わせる。
また、キャンセル電極56の一側面に、キャンセル電極56を形成する矩形の長尺シート状のキャンセル電極シート(図示せず)の一側面に、ホットメルト体55を形成する矩形の長尺シート状のホットメルトシート155を貼り合わせる。
(カット工程)
カット工程(ステップS102)では、図7に示すように、ホットメルトシート155が貼り合わされたセンサ電極シート154を、切刃72Aを備えた上型72と下型75からなるプレス加工機70にセットして、せん断加工により、所望の形状の、ホットメルトシート155が貼り合わされたセンサ電極54を形成する。また、抜き加工により、ホットメルトシート155が貼り合わされたセンサ電極54に、第一センサ電極貫通孔54B及び第二センサ電極貫通孔54Cを形成する。
同様に、ホットメルトシート155が貼り合わされたキャンセル電極シートを、プレス加工機70にセットして、せん断加工により、所望の形状の、ホットメルトシート155が貼り合わされたキャンセル電極56を形成する。また、抜き加工により、ホットメルトシート155が貼り合わされたキャンセル電極56に、第一キャンセル電極貫通孔56B及び第二キャンセル電極貫通孔56Cを形成する。
同様に、矩形の長尺シート状の発泡体シート152(図8(c)参照)を、プレス加工機70にセットして、せん断加工により、所望の形状の発泡体52を形成する。また、抜き加工により、発泡体52に、第一発泡体貫通孔52B、第二発泡体貫通孔52C、第三発泡体貫通孔52D及び第四発泡体貫通孔52Eを形成する。
(セット工程)
セット工程(ステップS103)では、図9に示すように、貼り付けられたホットメルトシート155を上に向けたセンサ電極54と、発泡体52と、貼り付けられたホットメルトシート155を下に向けたキャンセル電極56と、をこの順番に積層して、上型82と下型84からなる加熱・プレス加工機80にセットする。
下型84は、第一位置決め孔60に挿入される第一位置決めピン84Aと、第二位置決め孔62に挿入される第二位置決めピン84Bと、第三位置決め孔64に挿入される第三位置決めピン84Cと、第四位置決め孔66に挿入される第四位置決めピン84Dと、を有している。下型84は、第五位置決め孔68に挿入される第五位置決めピン(図示せず)を有していてもよい。
上型82は、第一位置決めピン84Aが挿入される第一挿入穴82Aと、第二位置決めピン84Bが挿入される第二挿入穴82Bと、第三位置決めピン84Cが挿入される第三挿入穴82Cと、を有している。上型82は、第五位置決めピン(図示せず)が挿入される第五挿入穴(図示せず)を有していてもよい。
センサ電極54、発泡体52及びキャンセル電極56を加熱・プレス加工機80にセットする際は、第一位置決めピン84Aを第一位置決め孔60に挿入し、第二位置決めピン84Bを第二位置決め孔62に挿入し、第三位置決めピン84Cを第三位置決め孔64に挿入し、第四位置決めピン84Dを第四位置決め孔66に挿入して、センサ電極54、発泡体52及びキャンセル電極56を加熱・プレス加工機80に対して位置決めをする。なお、第五位置決めピン(図示せず)を第五位置決め孔68に挿入してもよい。
(加熱・プレス工程)
加熱・プレス工程(ステップS104)では、セット工程(ステップS103)でセットされた積層体を加熱し、ホットメルトシート155を溶融し、積層体を厚さ方向に加圧することで、センサ50Aが製造される。なお、加熱・プレス加工機80が積層体を加熱する温度は、ホットメルトシート155が溶融する温度に設定する。
(後工程)
後工程(ステップS105)では、図10に示すように、加熱・プレス工程(ステップS104)で製造されたセンサ50Aを、切刃92Aを備える上型92と下型94からなる後工程で使用する装置としてのプレス加工機90にセットする。
下型94は、第一位置決め孔60に挿入される位置決めピンとしての第一位置決めピン94Aと、第二位置決め孔62に挿入される位置決めピンとしての第二位置決めピン94Bと、を有している。
上型82は、第一位置決めピン94Aが挿入される第一挿入穴92Bと、第二位置決めピン94Bが挿入される第二挿入穴92Cと、を有している。
センサ50Aをプレス加工機90にセットする際は、第一位置決めピン94Aを第一位置決め孔60に挿入し、第二位置決めピン94Bを第二位置決め孔62に挿入して、センサ50Aをプレス加工機90に対して位置決めをする。なお、第一位置決め孔60と、第二位置決め孔62と、さらに第三位置決め孔64と、を使用して、センサ50Aをプレス加工機90に対して位置決めしてもよい。
そして、プレス加工機90に対してセンサ50Aが位置決めされた状態で、下型94に対して上型92が下降して、センサ50Aが切刃92Aによってせん断されることで、所望の形状のセンサ50Aが成形される。
[本実施形態の作用]
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のステアリングホイール20では、ステアリングホイール20のリム部40を乗員が把持して、乗員の手が表皮44に接触した際には、制御装置58において、乗員の手とセンサ電極54との間に発生する静電容量が検出されて、乗員のリム部40の把持(手の表皮44への接触)が検出される。また、制御装置58によりセンサ電極54とキャンセル電極56とが同電位に制御されている。これにより、センサ電極54とリム芯金24Cとの間に寄生容量が発生することが制限される。そのため、乗員の手とセンサ電極54との間に発生する静電容量が、センサ電極54とリム芯金24Cとの間の寄生容量により変化することが抑制されて、乗員のリム部40の把持の検出精度が低下することが抑制される。
本実施形態の検出装置50を構成するセンサ50Aは、シート状の発泡体52と、発泡体52の裏面側に配置され、発泡体52より伸張しないシート状のキャンセル電極56と、発泡体52及びキャンセル電極56を貫通して形成され、後工程で使用するプレス加工機90の第一位置決めピン94Aと第二位置決めピン94Bが挿入されて、発泡体52とキャンセル電極56とが位置決めされる第一位置決め孔60と第二位置決め孔62と、を有している。
第一位置決め孔60と第二位置決め孔62を発泡体52より伸張しないキャンセル電極56及び発泡体52を貫通するように設けることで、後工程で使用するプレス加工機90の第一位置決めピン94Aと第二位置決めピン94Bが第一位置決め孔60と第二位置決め孔62に挿入されて、発泡体52とキャンセル電極56とが位置決めされる。そのため、後工程で使用するプレス加工機90に対して、発泡体52とキャンセル電極56とを狙いの位置に位置決めすることができる。その結果、センサ50Aを精度よく位置決めすることができる。
しかも、第一位置決め孔60と第二位置決め孔62は、発泡体52及びキャンセル電極56を貫通するように設けられるため、第一位置決め孔60及び第二位置決め孔62のセンサ50Aの厚さ方向の長さが長くなる。その結果、第一位置決めピン94Aと第二位置決めピン94Bが挿入されたセンサ50Aは、第一位置決めピン94Aと第二位置決めピン94Bから外れ難くなる。そのため、後工程の作業性を向上させることができる。
本実施形態の検出装置50を構成するセンサ50Aでは、発泡体52の表面側に配置されたシート状のセンサ電極54を備え、第一位置決め孔60と第二位置決め孔62は、センサ電極54より外側に形成されている。
ところで、センサ50Aにキャンセル電極56及びセンサ電極54を貫通する貫通孔を形成してしまうと、この貫通孔を介して、キャンセル電極56とセンサ電極54との間で短絡が生じる可能性がある。
本実施形態では、センサ電極54より外側に第一位置決め孔60と第二位置決め孔62が形成されることで、センサ電極54が配置されていない場所に、第一位置決め孔60と第二位置決め孔62が形成される。その結果、キャンセル電極56とセンサ電極54とが短絡することを抑制することができる。
しかも、センサ電極54より外側に第一位置決め孔60と第二位置決め孔62が形成されることで、人の接触の検出に影響の少ない場所に第一位置決め孔60と第二位置決め孔62が形成される。そのため、検出装置50の検出精度を維持することができる。
本実施形態の検出装置50を構成するセンサ50Aでは、第三位置決め孔64は、キャンセル電極56より外側に形成されている。
キャンセル電極56より外側に第三位置決め孔64が形成されることで、キャンセル電極56が配置されていない場所に、第三位置決め孔64が形成される。その結果、キャンセル電極56とセンサ電極54とが短絡することを抑制することができる。また、後工程で使用するプレス加工機90に対して、センサ50Aを第一位置決め孔60、第二位置決め孔62及び第三位置決め孔64によって位置決めすることができる。そのため、発泡体52とキャンセル電極56とをより狙いの位置に位置決めすることができる。その結果、センサ50Aをより精度よく位置決めすることができる。
本実施形態の検出装置50を構成するセンサ50Aでは、位置決め孔は、2箇所に形成されている。
2箇所に位置決め孔(第一位置決め孔60と第二位置決め孔62)を有することで、発泡体52より伸張しないキャンセル電極56及び発泡体52を貫通するように形成された第一位置決め孔60と第二位置決め孔62に、第一位置決めピン94Aと第二位置決めピン94Bが挿入されて、発泡体52とキャンセル電極56とが位置決めされる。そのため、後工程で使用するプレス加工機90に対して、発泡体52とキャンセル電極56とをより狙いの位置に位置決めすることができる。その結果、センサ50Aをより精度よく位置決めすることができる。
本実施形態の検出装置50を構成するセンサ50Aでは、一方の第一位置決め孔60は、キャンセル電極56の一方端に形成され、他方の第二位置決め孔62は、キャンセル電極56の他方端に形成されている。
キャンセル電極56の一方端に第一位置決め孔60が形成され、キャンセル電極56の他方端に第二位置決め孔62が形成されることで、キャンセル電極56の両端に位置決め孔が形成される。そのため、センサ50Aを精度よく位置決めすることができる。
しかも、キャンセル電極56の両端に第一位置決め孔60と第二位置決め孔62が形成されることで、人の接触の検出に影響の少ない場所に位置決め孔が形成される。そのため、検出装置50の検出精度を維持することができる。
本実施形態のステアリングホイール20は、検出装置50と、センサ50Aが巻き付けられたリム芯金24Cと、リム芯金24Cに巻き付けられたセンサ50Aを覆う表皮44と、を備える。
ところで、ステアリングホイール20に検出装置50を設ける場合、センサ50Aは、リム芯金24Cに巻き付けられて取り付けられる。このような場合、ステアリングホイール20の操作に影響を及ぼさないようにするため、リム芯金24Cに巻き付けられたセンサ50Aに皺や重なりが発生しないようにする必要がある。そのため、センサ50Aを位置決めして、センサ50Aの外形を正確な大きさカットしたり、検査したりすることが求められる。
本実施形態のステアリングホイール20では、上記したセンサ50Aは、後工程で使用するプレス加工機90の第一位置決めピン94Aと第二位置決めピン94Bが第一位置決め孔60と第二位置決め孔62に挿入されて、発泡体52とキャンセル電極56とが位置決めされることで、後工程で使用するプレス加工機90に対して正しい位置に位置決めされる。そのため、センサ50Aは、後工程において、狙いの外形にカットされる。その結果、センサ50Aをリム芯金24Cに巻き付けた際に、皺や重なりの発生が抑制され、ステアリングホイール20の操作性を維持することができる。
以上、本発明の検出装置及びステアリングホイールを、上記実施形態に基づき説明してきた。しかし、具体的な構成については、この実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更などは許容される。
上記実施形態では、発泡体52の裏面側にキャンセル電極56が配置され、発泡体52の表面側にセンサ電極54に配置される例を示した。しかし、電極は、発泡体の一側面だけに配置されてもよい。
上記実施形態では、センサ50Aには、後工程で使用する装置の位置決めピンが挿入される位置決め孔として、第一位置決め孔60と第二位置決め孔62が設けられる例を示した。しかし、センサには、後工程で使用する装置の位置決めピンが挿入される位置決め孔として、1つの位置決め孔が設けられてもよいし、3つ以上の位置決め孔が設けられてもよい。
上記実施形態では、絶縁体を発泡体52とする例を示した。しかし、絶縁体は、この態様に限定されるものではなく、電気的な絶縁性を有するものであればよい。
上記実施形態では、センサ電極54と発泡体52との間と、キャンセル電極56と発泡体52との間に、ホットメルト体55が介在されている例を示した。しかし、センサ電極と発泡体との間と、キャンセル電極と発泡体との間には、接着力のあるもの(例えば、両面テープ)が介在されていてもよい。
上記実施形態では、キャンセル電極56及びセンサ電極54を導電布で構成する例を示した。しかし、キャンセル電極及びセンサ電極は、この態様に限定されるものではない。
上記実施形態では、第一電極をキャンセル電極56とし、第二電極をセンサ電極54とする例を示した。しかし、第一電極をセンサ電極とし、第二電極をキャンセル電極としてもよい。
上記実施形態では、後工程で使用する装置として、センサ50Aをせん断加工するプレス加工機90とする例を示した。しかし、後工程で使用する装置としては、この態様に限定されるものではなく、センサ50Aを後加工する加工装置や、センサ50Aを検査するためのジグ装置とすることもできる。
上記実施形態では、第一位置決め孔60と第二位置決め孔62とは、後工程において位置決めに使用される例を示した。しかし、第一位置決め孔と第二位置決め孔とは、後工程とは別の工程において、位置決めに使用されてもよい。また、第三位置決め孔64と第二位置決め孔62とが、後工程において位置決めに使用されてもよい。また、第一位置決め孔60と第二位置決め孔62と第三位置決め孔64とが、後工程において位置決めに使用されてもよい。
上記実施形態では、センサ電極54及び発泡体52を貫通して形成される位置決め孔としての第三位置決め孔64を1つ形成する例を示した。しかし、センサ電極54及び発泡体52を貫通して形成される位置決め孔は、2つ以上形成されてもよい。
上記実施形態では、本発明の検出装置を構成する検出部を静電容量式のセンサとする例を示した。しかし、本発明の検出装置を構成する検出部は、絶縁体の少なくとも一側面側に電極が配置されるセンサに適用することができる。
上記実施形態では、本発明の検出装置を構成する検出部をステアリングホイール20のリム部40に設ける例を示した。しかし、本発明の検出装置を構成する検出部は、ステアリングホイール20以外の部品(例えば、インストルメントパネル)に設けられてもよい。
20・・・ステアリングホイール(接触体の一例)、24C・・・リム芯金、44・・・表皮(加飾部材の一例)、50・・・検出装置、50A・・・センサ(検出部の一例)、54・・・センサ電極(第二電極の一例)、52・・・発泡体(絶縁体の一例)、56・・・キャンセル電極(電極、第一電極の一例)、60・・・第一位置決め孔(位置決め孔の一例)、62・・・第二位置決め孔(位置決め孔の一例)、64・・・第三位置決め孔64(位置決め孔の一例)、94A・・・第一位置決めピン(位置決めピンの一例)、94B・・・第二位置決めピン(位置決めピンの一例)

Claims (6)

  1. シート状の絶縁体と、
    前記絶縁体の少なくとも一側面側に配置され、前記絶縁体より伸張しないシート状の電極と、
    前記絶縁体及び前記電極を貫通して形成され、前記絶縁体と前記電極とが位置決めされる位置決め孔と、
    を有し、接触体への人の接触を検出する検出部
    を備える検出装置。
  2. 前記電極は、前記絶縁体の一側面側に配置された第一電極と、前記絶縁体の他側面側に配置された第二電極と、を備え、
    前記位置決め孔は、前記第二電極より外側の前記第一電極に形成される
    請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記位置決め孔は、さらに前記第一電極より外側の前記第二電極に形成される
    請求項2に記載の検出装置。
  4. 前記位置決め孔は、2箇所に形成される
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の検出装置。
  5. 一方の前記位置決め孔は、前記電極の一方側に形成され、
    他方の前記位置決め孔は、前記電極の他方側に形成される
    請求項4に記載の検出装置。
  6. 請求項1から請求項5の何れか1項に記載の検出装置と、
    前記検出部が巻き付けられたリム芯金と、
    前記リム芯金に巻き付けられた前記検出部を覆う加飾部材と、
    を備えるステアリングホイール。
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