JP2023055420A - ステアリング - Google Patents

ステアリング Download PDF

Info

Publication number
JP2023055420A
JP2023055420A JP2021164785A JP2021164785A JP2023055420A JP 2023055420 A JP2023055420 A JP 2023055420A JP 2021164785 A JP2021164785 A JP 2021164785A JP 2021164785 A JP2021164785 A JP 2021164785A JP 2023055420 A JP2023055420 A JP 2023055420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
sensor
occupant
rim portion
grip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021164785A
Other languages
English (en)
Inventor
啓宏 藤井
Yoshihiro Fujii
洋 大平
Hiroshi Ohira
康正 近藤
Yasumasa Kondo
浩司 武岡
Koji Takeoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2021164785A priority Critical patent/JP2023055420A/ja
Priority to US17/952,497 priority patent/US20230104284A1/en
Publication of JP2023055420A publication Critical patent/JP2023055420A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/04Hand wheels
    • B62D1/046Adaptations on rotatable parts of the steering wheel for accommodation of switches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/04Hand wheels
    • B62D1/06Rims, e.g. with heating means; Rim covers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L5/00Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes
    • G01L5/22Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers
    • G01L5/221Apparatus for, or methods of, measuring force, work, mechanical power, or torque, specially adapted for specific purposes for measuring the force applied to control members, e.g. control members of vehicles, triggers to steering wheels, e.g. for power assisted steering

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

【課題】検出部のコストを低減する。【解決手段】ステアリングホイールでは、乗員の手とリム部10Bのセンサ電極24との間に発生する静電容量が検出されて、乗員の手のリム部10Bへの接触が検出される。ここで、センサ電極24がリム部10Bの周方向において第1電極24Aと第2電極24Bとに分離されている。このため、センサ電極24の設置面積を小さくできて、センサ電極24のコストを低減できる。【選択図】図5

Description

本発明は、把持部への乗員の接触を検出部が検出するステアリングに関する。
下記特許文献1に記載のステアリングホイールでは、リムに静電容量センサが設けられており、リムへの乗員の接触を静電容量センサが検出する。
ここで、このステアリングホイールでは、リムの周方向(断面周方向)において静電容量センサが連続して配置されている。
特開2021-28221号公報
本発明は、上記事実を考慮し、検出部のコストを低減できるステアリングを得ることが目的である。
本発明の第1態様のステアリングは、乗員が把持する把持部と、前記把持部に設けられると共に、前記把持部の周方向において第1分離部と第2分離部とに分離され、前記把持部への乗員の接触を検出する検出部と、を備える。
本発明の第2態様のステアリングは、本発明の第1態様のステアリングにおいて、前記第1分離部が前記把持部の乗員側に配置されると共に、前記第2分離部が前記把持部の乗員とは反対側に配置される。
本発明の第3態様のステアリングは、本発明の第1態様又は第2態様のステアリングにおいて、前記第1分離部と前記第2分離部とが接続される。
本発明の第4態様のステアリングは、本発明の第1態様~第3態様の何れか1つのステアリングにおいて、前記把持部の周方向における前記第1分離部の配置範囲及び前記把持部の周方向における前記第2分離部の配置範囲の少なくとも一方が前記把持部の周方向における前記第1分離部及び前記第2分離部の非配置範囲に比し小さくされる。
本発明の第5態様のステアリングは、本発明の第1態様~第4態様の何れか1つのステアリングにおいて、前記検出部が前記把持部の操作径方向片側に配置される。
本発明の第6態様のステアリングは、本発明の第1態様~第5態様の何れか1つのステアリングにおいて、前記把持部の操作径方向一側と操作径方向他側とに連続して配置され、前記把持部の操作径方向一側に配置される前記検出部と前記把持部の操作径方向他側に配置される前記検出部とを支持する支持部を備える。
本発明の第1態様のステアリングでは、乗員が把持部を把持する。また、把持部の検出部が把持部への乗員の接触を検出する。
ここで、検出部が把持部の周方向において第1分離部と第2分離部とに分離される。このため、検出部が把持部の周方向において分離されない場合とは異なり、検出部を小さくできて、検出部のコストを低減できる。
本発明の第2態様のステアリングでは、検出部の第1分離部が把持部の乗員側に配置されると共に、検出部の第2分離部が把持部の乗員とは反対側に配置される。このため、乗員による把持部の乗員側と乗員とは反対側との間での挟持を検出部が検出できる。
本発明の第3態様のステアリングでは、検出部の第1分離部と第2分離部とが接続される。このため、第1分離部と第2分離部とをそれぞれ制御する必要をなくすことができ、検出部の制御を簡単にできる。
本発明の第4態様のステアリングでは、把持部の周方向における第1分離部の配置範囲及び把持部の周方向における第2分離部の配置範囲の少なくとも一方が、把持部の周方向における第1分離部及び第2分離部の非配置範囲に比し小さくされる。このため、検出部を一層小さくできて、検出部のコストを一層低減できる。
本発明の第5態様のステアリングでは、検出部が把持部の操作径方向片側に配置される。このため、把持部に対する乗員の片手の接触を検出部が検出できる。
本発明の第6態様のステアリングでは、把持部の操作径方向一側に配置される検出部と把持部の操作径方向他側に配置される検出部とを支持部が支持する。
ここで、支持部が把持部の操作径方向一側と操作径方向他側とに連続して配置される。このため、把持部に支持部を組付けることで、把持部に操作径方向一側及び操作径方向他側の検出部を容易に組付けることができる。
本発明の実施形態に係るステアリングホイールを示す前側から見た正面図である。 (A)及び(B)は、本発明の実施形態に係るステアリングホイールの主要部を示す図であり、(A)は、前側から見た正面図であり、(B)は、後側から見た背面図である。 本発明の実施形態に係るステアリングホイールの主要部を示す前側から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るステアリングホイールのセンサを示す表側から見た展開図である。 本発明の実施形態に係るステアリングホイールのリム部を示す断面図(図1の5-5線断面図)である。
図1には、本発明の実施形態に係るステアリングとしてのステアリングホイール10が前側から見た正面図にて示されている。なお、図面では、ステアリングホイール10の前側を矢印FRで示し、ステアリングホイール10の右側を矢印RHで示し、ステアリングホイール10の上側を矢印UPで示している。
本実施形態に係るステアリングホイール10は、車両後側において車両の運転席に対向されており、ステアリングホイール10は、運転席に着座する乗員(運転者、接触者)の車両前側に配置されている。また、ステアリングホイール10の前側、右側及び上側は、それぞれ車両の後側、右側及び上側に向けられている。
図1に示す如く、ステアリングホイール10の中央部分には、固定部としてのボス部10Aが設けられており、ステアリングホイール10の外周部分には、把持部としての正面視円環状のリム部10Bが設けられている。ボス部10Aとリム部10Bとの間には、連結部としてのスポーク部10Cが3個設けられており、スポーク部10Cは、ボス部10Aから左側、右側及び下側に延出されて、ボス部10Aとリム部10Bとを連結している。
ステアリングホイール10には、骨格部材としての金属製の芯金12が設けられている。
芯金12の中央部分には、板状のボス芯金12Aが設けられており、ボス芯金12Aは、ボス部10Aを構成している。ボス芯金12Aは、車両における支持軸としての円柱状のステアリングシャフト14の車両後側端(車両上側端)に固定されており、ステアリングシャフト14は、リム部10Bと同軸上に配置されている。ステアリングホイール10(芯金12)は、ステアリングシャフト14に一体回転可能に支持されており、乗員がリム部10Bを把持してステアリングホイール10を周方向に回転操作することで、ステアリングシャフト14が中心軸線周りに回転されて、車両が操舵される。
芯金12の外周部分には、正面視円環状のリム芯金12B(図5参照)が設けられており、リム芯金12Bは、リム部10Bを構成している。ボス芯金12Aとリム芯金12Bとの間には、長尺板状のスポーク芯金12Cが3個設けられており、スポーク芯金12Cは、ボス芯金12Aから左側、右側及び下側(ステアリングホイール10の径方向外側)に延出されて、ボス芯金12Aとリム芯金12Bとを一体に連結すると共に、スポーク部10Cを構成している。
ボス部10A及びスポーク部10Cには、被覆部材としての板状のパッド16が設けられており、パッド16は、ボス芯金12A及びスポーク芯金12Cの前側に取付けられて、ボス芯金12A及びスポーク芯金12Cの前側を被覆している。
リム部10Bの長手方向(ステアリングホイール10の周方向)及び周方向(長手方向周りの方向)における全体には、設置部材としての正面視円環状の内部材18(図3及び図5参照)が設けられており、内部材18は、軟質樹脂製(例えばポリウレタン製)にされると共に、長手方向に垂直な断面の外形が略円状にされている。内部材18内には、リム芯金12Bが収容されており、内部材18は、リム芯金12Bに固定されている。
リム部10Bの左側部分及び右側部分には、それぞれ検出機構20を構成する検出部材としての略長尺矩形シート状のセンサ22(図2の(A)及び(B)、図3、図4参照)が設けられており、センサ22は、内部材18の外周に巻付けられて貼付けられている。センサ22の長手方向は、リム部10Bの長手方向に沿って湾曲されて配置されており、センサ22の長手方向一側(図4の矢印Lの方向)は、リム部10Bの長手方向下側に向けられている。センサ22の幅方向は、リム部10Bの周方向に沿って湾曲されて配置されており、センサ22の幅方向一側(図4の矢印Wの方向)は、リム部10Bの周方向後側に向けられている。センサ22の幅方向中央側は、リム部10Bのステアリングホイール10径方向外側に配置されており、センサ22の幅方向両端は、リム部10Bのステアリングホイール10径方向内側に配置されている。
センサ22の表側部分(リム部10Bの径方向外側部分)には、検出部(センサ部)としての略長尺矩形状のセンサ電極24が設けられており、センサ電極24の長手方向一側及び幅方向一側は、それぞれセンサ22の長手方向一側及び幅方向一側に向けられている。センサ電極24は、布の外周全体に金属メッキ26が形成されて構成されており、センサ電極24は、金属メッキ26によって導電性を有している。
センサ電極24の長手方向一側端部以外の部分は、センサ電極24の幅方向(リム部10Bの周方向)において、第1分離部としての略長尺矩形状の第1電極24Aと第2分離部としての略長尺矩形状の第2電極24Bとに分離されており(図5参照)、第1電極24A及び第2電極24Bは、センサ電極24の長手方向に延伸されている。第1電極24Aは、センサ電極24の幅方向他側に配置されて、リム部10Bの前側(乗員側)に配置されており、第2電極24Bは、センサ電極24の幅方向一側に配置されて、リム部10Bの後側(乗員とは反対側)に配置されている。
第1電極24Aのリム部10B周方向寸法は、第2電極24Bのリム部10B周方向寸法に比し大きくされており、リム部10Bの周方向における第1電極24Aの配置範囲は、リム部10Bの周方向における第2電極24Bの配置範囲に比し大きくされている。第1電極24Aのリム部10B周方向寸法及び第2電極24Bのリム部10B周方向寸法のそれぞれは、リム部10Bのステアリングホイール10径方向外側及び径方向内側における第1電極24Aと第2電極24Bとの間の周方向寸法に比し小さくされており、リム部10Bの周方向における第1電極24Aの配置範囲及びリム部10Bの周方向における第2電極24Bの配置範囲のそれぞれは、リム部10Bの周方向における第1電極24A及び第2電極24Bの非配置範囲のそれぞれに比し小さくされている。
センサ電極24の長手方向一側端部は、接続部としての略矩形状の接続電極24Cにされており、接続電極24Cは、第1電極24A及び第2電極24Bと接続されて、第1電極24Aと第2電極24Bとを接続(電気的に接続)している。
センサ22の裏側部分(リム部10Bの径方向内側部分)には、支持部を構成するキャンセル部としての略長尺矩形状のキャンセル電極30が設けられており、キャンセル電極30は、センサ電極24と略同一の構成にされている。また、キャンセル電極30の長手方向一側端部以外の部分は、センサ電極24とは異なり、分離されていない。
センサ電極24の長手方向一側かつ幅方向一側の端部とキャンセル電極30の長手方向一側かつ幅方向一側の端部とは、それぞれ車両の制御装置32(ECU、図4参照)に電気的に接続されている。
センサ電極24とキャンセル電極30との間には、支持部を構成する絶縁部としての略長尺矩形シート状の絶縁体34が設けられており、絶縁体34の長手方向一側及び幅方向一側は、それぞれセンサ22の長手方向一側及び幅方向一側に向けられている。絶縁体34は、樹脂製にされると共に、センサ電極24及びキャンセル電極30が固定されており、絶縁体34は、センサ電極24とキャンセル電極30とを電気的に絶縁している。
リム部10Bの外周全体には、検出機構20を構成する外周部材としての皮革38が設けられており、皮革38は、センサ22を被覆すると共に、リム部10Bの表側面(径方向外側面)を構成している。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成のステアリングホイール10では、乗員の手がリム部10Bの皮革38の表側面に接触した際に、制御装置32において、乗員の手とセンサ22のセンサ電極24との間に発生する静電容量が検出されて、乗員の手のリム部10B(皮革38)への接触が検出される。そして、リム部10Bのセンサ電極24配置位置(リム部10B外周の径方向内側にセンサ電極24が配置される位置)への乗員の手の接触面積が所定面積以上にされて、乗員の手とセンサ電極24との間の静電容量が所定静電容量以上である場合には、制御装置32において、乗員によるリム部10Bの把持が検出される。また、制御装置32によりセンサ22のセンサ電極24とキャンセル電極30とが同電位に制御されている。これにより、センサ電極24とリム芯金12Bとの間に寄生容量が発生することがキャンセル電極30により制限されることで、乗員の手とセンサ電極24との間に発生する静電容量が当該寄生容量により変化することが抑制されて、乗員によるリム部10Bの把持の検出精度が低下することが抑制される。
ところで、乗員がステアリングホイール10を回転操作するためには、乗員がリム部10Bを適切に把持する必要があり、乗員がリム部10Bを適切に把持する場合には、リム部10Bの前側(乗員側)における乗員の掌とリム部10Bの後側(乗員とは反対側)における乗員の手指(例えば親指以外の全ての手指)との間でリム部10Bが挟持される。
ここで、センサ電極24がリム部10Bの周方向において第1電極24Aと第2電極24Bとに分離されている。このため、センサ電極24がリム部10Bの周方向において分離されない場合とは異なり、乗員がリム部10Bを適切に把持しない場合でも、リム部10Bのセンサ電極24配置位置への乗員の手の接触面積が大きくなって乗員によるリム部10Bの把持が検出されることを抑制できる。しかも、センサ電極24の設置面積を小さくできて、センサ電極24のコストを低減できる。
さらに、センサ電極24の第1電極24Aがリム部10Bの前側に配置されると共に、センサ電極24の第2電極24Bがリム部10Bの後側に配置されている。このため、乗員の手によるリム部10Bの前側と後側との間での挟持をセンサ電極24が検出でき、乗員がリム部10Bを適切に把持した場合に、リム部10Bのセンサ電極24配置位置への乗員の手の接触面積を大きくできて、乗員によるリム部10Bの把持を検出できる。また、乗員の手によりリム部10Bがステアリングホイール10径方向内側とステアリングホイール10径方向外側との間で挟持されて、乗員がリム部10Bを適切に把持しない場合には、リム部10Bのセンサ電極24配置位置への乗員の手の接触面積を小さくできて、乗員によるリム部10Bの把持が検出されることを抑制できる。
しかも、リム部10Bの周方向における第1電極24Aの配置範囲及びリム部10Bの周方向における第2電極24Bの配置範囲のそれぞれがリム部10Bの周方向における第1電極24A及び第2電極24Bの非配置範囲のそれぞれに比し小さくされている。このため、センサ電極24の設置面積を一層小さくできて、センサ電極24のコストを一層低減できる。また、リム部10Bの周方向における第1電極24A及び第2電極24Bの非配置範囲のそれぞれがリム部10Bの周方向における第1電極24Aの配置範囲及びリム部10Bの周方向における第2電極24Bの配置範囲のそれぞれに比し大きくされる。このため、乗員の手によりリム部10Bがステアリングホイール10径方向内側とステアリングホイール10径方向外側との間で挟持されて、乗員がリム部10Bを適切に把持しない場合には、リム部10Bのセンサ電極24配置位置への乗員の手の接触面積を効果的に小さくできて、乗員によるリム部10Bの把持が検出されることを効果的に抑制できる。
また、センサ電極24では、第1電極24Aと第2電極24Bとが接続電極24Cによって接続されている。このため、制御装置32が第1電極24Aと第2電極24Bとをそれぞれ制御する必要をなくすことができ、制御装置32によるセンサ電極24の制御を簡単にできる。しかも、第1電極24Aと第2電極24Bとのセンサ電極24幅方向における配置間隔の精度を接続電極24Cによって高くでき、第1電極24A及び第2電極24Bのリム部10B周方向における配置位置の精度を高くできる。
さらに、センサ22では、センサ電極24とは異なり、絶縁体34及びキャンセル電極30が幅方向において分離されていない。このため、内部材18の外周にセンサ22を容易に巻付けることができ、リム部10Bにセンサ22を容易に組付けることができると共に、センサ電極24(第1電極24A及び第2電極24Bを含む)のリム部10Bにおける配置位置の精度を高くできる。
しかも、上述の如く、センサ22では、センサ電極24が幅方向において第1電極24Aと第2電極24Bとに分離されている。このため、センサ22を容易に長手方向及び幅方向において湾曲させることができて、内部材18の外周にセンサ22を容易に巻付けることができ、リム部10Bにセンサ22を容易に組付けることができる。
また、リム部10Bの左側(回転操作径方向一側)及び右側(回転操作径方向他側)のそれぞれに、センサ22が配置されて、センサ電極24が配置されている。このため、左側のセンサ電極24が乗員の片手(例えば左手)によるリム部10Bの把持を検出できると共に、右側のセンサ電極24が乗員の片手(例えば右手)によるリム部10Bの把持を検出できる。
なお、本実施形態では、センサ電極24の長手方向一側端部において第1電極24Aと第2電極24Bとが接続電極24Cによって接続される。しかしながら、これと共に、又は、これに代えて、センサ電極24の長手方向一側端部以外の部分(例えば長手方向他側端部)において第1電極24Aと第2電極24Bとが接続されてもよい。
さらに、本実施形態では、リム部10Bの左側におけるセンサ22の絶縁体34及びキャンセル電極30とリム部10Bの右側におけるセンサ22の絶縁体34及びキャンセル電極30とがそれぞれ別体にされる。しかしながら、左側の絶縁体34と右側の絶縁体34とが一体にされてもよく、左側のキャンセル電極30と右側のキャンセル電極30とが一体にされてもよい。この場合、左側のセンサ22と右側のセンサ22とが一体にされて、リム部10Bの左側と右側とに絶縁体34及びキャンセル電極30の少なくとも一方が連続して配置される。このため、リム部10B(内部材18の外周)に絶縁体34及びキャンセル電極30を組付けることで、リム部10Bに左側及び右側のセンサ電極24を容易に組付けることができると共に、リム部10Bの長手方向における左側及び右側のセンサ電極24の配置位置の精度を高くできる。
10・・・ステアリングホイール(ステアリング)、10B・・・リム部(把持部)、24・・・センサ電極(検出部)、24A・・・第1電極(第1分離部)、24B・・・第2電極(第2分離部)、30・・・キャンセル電極(支持部)、34・・・絶縁体(支持部)

Claims (6)

  1. 乗員が把持する把持部と、
    前記把持部に設けられると共に、前記把持部の周方向において第1分離部と第2分離部とに分離され、前記把持部への乗員の接触を検出する検出部と、
    を備えるステアリング。
  2. 前記第1分離部が前記把持部の乗員側に配置されると共に、前記第2分離部が前記把持部の乗員とは反対側に配置される請求項1記載のステアリング。
  3. 前記第1分離部と前記第2分離部とが接続される請求項1又は請求項2記載のステアリング。
  4. 前記把持部の周方向における前記第1分離部の配置範囲及び前記把持部の周方向における前記第2分離部の配置範囲の少なくとも一方が前記把持部の周方向における前記第1分離部及び前記第2分離部の非配置範囲に比し小さくされる請求項1~請求項3の何れか1項記載のステアリング。
  5. 前記検出部が前記把持部の操作径方向片側に配置される請求項1~請求項4の何れか1項記載のステアリング。
  6. 前記把持部の操作径方向一側と操作径方向他側とに連続して配置され、前記把持部の操作径方向一側に配置される前記検出部と前記把持部の操作径方向他側に配置される前記検出部とを支持する支持部を備える請求項1~請求項5の何れか1項記載のステアリング。
JP2021164785A 2021-10-06 2021-10-06 ステアリング Pending JP2023055420A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021164785A JP2023055420A (ja) 2021-10-06 2021-10-06 ステアリング
US17/952,497 US20230104284A1 (en) 2021-10-06 2022-09-26 Steering apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021164785A JP2023055420A (ja) 2021-10-06 2021-10-06 ステアリング

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023055420A true JP2023055420A (ja) 2023-04-18

Family

ID=85775334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021164785A Pending JP2023055420A (ja) 2021-10-06 2021-10-06 ステアリング

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20230104284A1 (ja)
JP (1) JP2023055420A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023105693A (ja) * 2022-01-19 2023-07-31 株式会社東海理化電機製作所 ステアリング

Also Published As

Publication number Publication date
US20230104284A1 (en) 2023-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5041447B2 (ja) 回転コネクタ装置
JP2023055420A (ja) ステアリング
JP4994223B2 (ja) 一体形エアバッグモジュール付きステアバイワイヤ型ステアリングホイール
JP6642703B2 (ja) ステアリングホイールの製造方法
JP2019023009A (ja) ステアリングホイール、ステアリングホイールユニットおよびセンサシート
JP6992951B2 (ja) ステアリング体
JP6449832B2 (ja) ステアリングホイールユニット
JP6674556B2 (ja) ステアリングホイールユニット
JP2007283856A (ja) 乗車検知装置
JP7425630B2 (ja) 検出機構
JP2022148332A (ja) 車両のステアリング装置
JP2023048028A (ja) 検出機構
CN109383699B (zh) 驱动单元和电动助力自行车
US20230119523A1 (en) Decorative body
JP5421712B2 (ja) 鞍乗り型車両の操舵トルク検出装置
JP2024030374A (ja) ステアリング
JP7054728B2 (ja) ステアリングホイール
US20240044672A1 (en) Detection mechanism
JP2023048029A (ja) 検出機構
JP2019095229A (ja) 静電容量センサ及びステアリング
JP7191149B2 (ja) 車両のステアリング装置
JP5936432B2 (ja) 位置決め部材および回転検出装置
JP2023105693A (ja) ステアリング
WO2020075461A1 (ja) タッチ検出装置
JP6155238B2 (ja) 高精度計測ステアリングホイール型荷重計測装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240528