JP2023055379A - リソース管理システム、リソース管理装置、リソース管理方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

Figure 2023055379000001
【課題】従来の技術では、利用申請者の体調を考慮してリソースを割り当てるという発想は無いため、他のリソースを利用中の利用者への影響が懸念されるという課題があった。
【解決手段】リソース管理装置3は、利用申請者端末5を利用する利用申請者の体調に係る申請者体調情報を受信し(S76)、利用されていない一以上の空きリソースの中から、申請者体調情報に基づいて、利用申請者が利用可能な利用可能フロア及び利用可能な利用可能リソースを抽出し(S111)、抽出された利用可能フロア及び利用可能リソースに係るリソース利用許否情報を、利用申請者端末5に対して送信する(S116)。
【選択図】図2

Description

本発明は、リソース管理システム、リソース管理装置、リソース管理方法及びプログラムに関する。
近年、フリーアドレスオフィスの空間及びエリアに用意されている席のうち、選択された空席を利用可能とするフリーアドレスオフィス方式の導入が進められている。
そこで、利用者の属性や利用履歴に基づいて、座席を割り当てる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の技術では、利用申請者の体調を考慮してリソースを割り当てるという発想は無いため、他のリソースを利用中の利用者への影響が懸念されるという課題があった。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る発明は、利用対象となるリソースに係るリソース情報を管理するリソース管理装置と、前記リソースを利用するためのリソース利用申請情報を前記リソース管理装置に送信する利用申請者端末と、を有するリソース管理システムであって、前記利用申請者端末は、当該利用申請者端末を利用する利用申請者の体調に係る申請者体調情報を、前記リソース利用申請情報に含めて前記リソース管理装置に送信する送信手段、を有し、前記リソース管理装置は、前記リソースのうち利用されていない一以上の空きリソースの中から、前記申請者体調情報に基づいて、前記利用申請者が利用可能な利用可能フロア及び利用可能な利用可能リソースを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された前記利用可能フロア及び前記利用可能リソースに係るリソース利用許否情報を、前記利用申請者端末に送信する送信手段と、を有する、ことを特徴とするリソース管理システムを提供する。
以上説明したように本発明によれば、利用申請者の体調を考慮して利用可能なリソースを割り当てることで、他のリソースを利用中の利用者への影響を減らすことが可能になるという効果を奏する。
通信システムの全体構成の一例を示す図である。 (a)は利用申請者及びリソース利用者の体調が良い場合のリソース抽出の一例を示す概念図、(b)は利用申請者の体調が悪い場合のリソース抽出の一例を示す概念図、(c)は利用申請者の体調が良く、リソース利用者の体調が悪い場合のリソース抽出の一例を示す概念図である。 リソース管理装置、予約管理サーバ及び管理者端末のハードウエア構成の一例を示す図である。 利用申請者端末のハードウエア構成の一例を示す図である。 通信システムの機能構成の一例を示す図である。 フロア情報管理テーブルの一例を示す概念図である。 リソース情報管理テーブルの一例を示す概念図である。 条件情報管理テーブルの一例を示す概念図である。 リソースマップ管理テーブルの一例を示す概念図である。 予約管理テーブルの一例を示す概念図である。 リソース情報取得及び更新処理の一例を示すシーケンス図である。 体調不良者用フロアの登録処理の一例を示すシーケンス図である。 管理者端末における予約状況を確認する確認画面例である。 管理者端末における体調不良者用フロアを登録する登録画面例である。 管理者端末における体調不良者用フロアを確認する確認画面例である。 リソースを利用する際の各種条件情報登録処理の一例を示すシーケンス図である。 管理者端末におけるリソース(座席)一覧を確認する確認画面例である。 管理者端末における体調情報を登録する登録画面例である。 リソースのMAP情報登録処理の一例を示すシーケンス図である。 管理者端末におけるリソース情報及び周囲の位置関係を登録する登録画面例である。 管理者端末におけるリソース情報及び周囲の位置関係を登録する別の登録画面例である。 管理者端末におけるリソース情報及びMAP情報を登録する登録画面例である。 管理者端末におけるリソースのMAP位置を登録する登録画面例である。 QRコードの撮影処理及びリソース利用申請情報の送信処理の一例を示すシーケンス図である。 利用申請者端末におけるQRコードを撮影する撮影画面例である。 利用申請者端末における体調情報を入力する入力画面例である。 体調不良者用フロアが存在する場合のフロア検索処理及びリソース利用許否情報の送信処理の一例を示すシーケンス図である。 利用申請者端末におけるリソース利用不可を通知する通知画面例である。 利用可能リソースの検索処理及び利用許否情報の送信処理の一例を示すシーケンス図である。 利用申請者端末における他のフロアでのリソースの検索を促すための通知画面例である。 利用申請者の体調が良い場合のリソース検索処理の一例を示すシーケンス図である。 利用申請者の体調が悪い場合のリソース検索処理の一例を示すシーケンス図である。 抽出されたリソースの予約状況の更新処理及びリソース利用許否情報の送信処理の一例を示すシーケンス図である。 利用申請者端末における利用可能リソースの検索結果を通知する通知画面例である。
以下、図面を用いて、発明を実施するための形態について説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する部分があればその説明を省略する。
〔実施形態〕
図1乃至図34を用いて、実施形態について説明する。
〔通信システムの全体構成〕
<<システム構成例>>
<通信システム>
図1は、通信システムの全体構成の一例を示す図である。図1に示されているように、通信システム1は、リソース管理装置3、利用申請者端末5、予約管理サーバ7及び管理者端末9を含む各装置及びサーバを有している。リソース管理装置3、利用申請者端末5、予約管理サーバ7及び管理者端末9は、通信ネットワーク100を介してそれぞれ互いに接続されている。ここで、通信ネットワーク100は、不特定多数の通信が行われる通信ネットワークであり、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)等によって構築されている。なお、通信ネットワーク100には、有線通信だけでなく、3G(3rd Generation)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation)、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、LTE(Long Term Evolution)等の無線通信による通信ネットワークが含まれてもよい。
通信システム1は更に、リソース管理装置3及び利用申請者端末5によって構築されたリソース管理システム2を有している。なお、リソース管理装置3及び利用申請者端末5は、専用の構内ネットワーク等で互いに接続されていてもよいし、通信ネットワーク100の内側に、ファイアウォール(Fire Wall)を介して互いに接続されていてもよい。
通信システム1は更に、一以上のリソースが設置された一以上のリソースフリーアドレス実施フロアを有する。各フリーアドレス実施フロアには、テナント識別情報、各フロアのフロア識別情報、サーバ装置のURL(Uniform Resource Locator)情報を含むQRコード(登録商標。以下省略)等の二次元コードが設置されている。なお、各フリーアドレス実施フロアに設置されたリソース(フリーアドレス)ごとに、上述した二次元コードが設置されていてもよい。但し、二次元コードに限らず、一次元のバーコード、又はそれらに代わる他のコード情報が設置されていてもよい。
本実施形態に係るリソース管理システム2を含む通信システム1では、所定のリソースを利用する際に、リソースを利用しようとする利用申請者及びすでにリソースを利用中のリソース利用者の少なくとも一方の体調情報に基づいて、利用申請者に対して最適なリソースを提供することを実現する。以下、各装置及びサーバの基本的な機能については、以下に詳細を説明する。
<リソース管理装置>
リソース管理装置3は、一般的なサーバOSなどが搭載された一以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現される。また、リソース管理装置3は、リソース管理システム2を構築する一つの装置である。また、リソース管理装置3は、利用対象となるリソースに係るリソース情報を管理する。また、リソース管理装置3は、他の装置、通信端末、サーバと通信を行うための通信アプリを記憶手段に記憶している。
なお、リソース管理装置3は、一般的に使用されるPC(Personal Computer)、携帯型ノートPC等の単一のコンピュータによって構築されてもよいし、ストレージ等の各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されてもよい。また、リソース管理装置3の機能の全てまたは一部は、クラウド環境に存在するサーバコンピュータであってもよいし、オンプレミス環境に存在するサーバコンピュータであってもよい。リソース管理装置3は、更に、ブラウザソフトウエア等のソフトウエアを動作させることが可能な通信装置又は通信端末が用いられてもよい。
また、リソース管理装置3は、後述する利用申請者端末5に対してプッシュ通知(送信)によりデータ(情報)を通知(送信)してもよい。その場合、リソース管理装置3は、例えば、プッシュ通知サーバの一例であるFCM(Firebase Cloud Messaging)を利用してプッシュ通知することで実現することが可能である。
<利用申請者端末>
利用申請者端末5は、一般的なサーバOSなどが搭載された一以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現される。また、利用申請者端末5は、リソース管理システム2を構築する一つの装置である。また、利用申請者端末5は、リソースを利用するためのリソース利用申請情報をリソース管理装置3に送信する。なお、利用申請者端末5は、一般的に使用されるPC(Personal Computer)、携帯型ノートPC、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末(サングラス型、腕時計型等)の通信機能を有する通信端末であってもよい。利用申請者端末5は、更に、ブラウザソフトウエア等のソフトウエアを動作させることが可能な通信装置又は通信端末が用いられてもよい。
<予約管理サーバ>
予約管理サーバ7は、一般的なサーバOSなどが搭載された一以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現される。本実施形態に係る通信システムでは、予約管理サーバ7が、各種リソースに対する予約登録を管理するクラウドサービス機能を有している。具体的には、予約管理サーバ7は、各種リソースの予約、利用者の予定等の管理を可能とする他社サービスを利用するようにしてもよく、例えば、汎用のカレンダーサービスで提供されてもよい。
<管理者端末>
管理者端末9は、一般的なOSなどが搭載された通信を行うための情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現される。管理者端末9は、通信システム1において管理者端末9を管理する管理者が入力した利用申請者に係る体調情報、及び利用対象となる一以上のリソースのMAP情報等の入力を受け付け、入力された各種情報をリソース管理装置3に送信する。なお、管理者端末9は、一般的に使用されるPC(Personal Computer)、携帯型ノートPC、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末(サングラス型、腕時計型等)の通信機能を有する通信端末であってもよい。管理者端末9は、更に、ブラウザソフトウエア、各種アプリ(座席予約アプリ等)のソフトウエアを動作させることが可能な通信装置又は通信端末が用いられてもよい。
〔体調情報別のリソース抽出の考え方〕
続いて、図2を用いて体調情報別のリソース抽出の考え方について説明する。図2(a)は、利用申請者及びリソース利用者の体調が良い場合のリソース抽出の一例を示す概念図である。図2(a)に示されているように、通信システム1におけるフリーアドレス実施フロアのリソースを利用しようとする利用申請者の体調が良い場合は、リソース管理システム2は、以下のような考え方にしたがってリソース抽出を行う。例えば、リソース管理システム2は、リソースの一例である座席Eを利用中のリソース利用者の体調も良い場合は、リソースが利用されていない空きリソースであるリソースA,B,C,D,F,G,Hのうちいずれかの座席を利用可能なリソースとして抽出する。
図2(b)は、利用申請者の体調が悪い場合のリソース抽出の一例を示す概念図である。図2(b)に示されているように、通信システム1におけるフリーアドレス実施フロアのリソースを利用しようとする利用申請者の体調が悪い場合は、リソース管理システム2は、以下のような考え方にしたがってリソース抽出を行う。例えば、リソース管理システム2は、リソースの一例である座席Eを利用中のリソース利用者の体調が良ければ、空きリソースであるリソースA,B,C,D,F,G,Hのうち、座席Eの隣の座席A,座席Fを除いた座席B,C,D,G,Hのうちいずれかの座席を利用可能なリソースとして抽出する。
図2(c)は、利用申請者の体調が良く、リソース利用者の体調が悪い場合のリソース抽出の一例を示す概念図である。図2(c)に示されているように、通信システム1におけるフリーアドレス実施フロアのリソースを利用しようとする利用申請者の体調が良い場合は、リソース管理システム2は、以下のような考え方にしたがってリソース抽出を行う。例えば、リソース管理システム2は、リソースの一例である座席Eを利用中のリソース利用者の体調が悪ければ、空きリソースであるリソースA,B,C,D,F,G,Hのうち、座席Eの隣の座席A,座席Fを除いた座席B,C,D,G,Hのうちいずれかの座席を利用可能なリソースとして抽出する。つまり、図2(b)の場合と同様に、利用申請者又はリソース利用者のいずれかの体調が悪い場合は、図2(b)、図2(c)のような考え方にしたがって利用可能なリソースを抽出する。この場合、体調情報が入力された後、どのリソースを利用可能リソースの対象外とするかの処理は、
・管理者が手動で入力する(登録する)
・リソース管理装置3が登録されたマップ情報から判断する
のいずれかとなる。
なお、通信システム1では、利用申請者の体調が悪く、体調の悪い利用申請者が専用で利用可能な体調不良者用フロアに空きリソースがある場合は、後述する別の方法でリソース抽出処理が行われる。
●用語について●
本実施形態においてリソースとは、所定のデータ等の資源に加えて、ある会社、団体及び組織等が保有、貸借、又は管理している資源を示すものをいう。その資源としてのリソースには、例えば、フリーアドレスを有するフリースペース(以下、「フリースペース」という)、座席、会議室、ブース、レンタルオフィス、レンタルスタジオ、ホテル等の宿泊施設、催物会場等の場所、空間が挙げられる。これらのリソースは移動しにくいものであり、設備ともいう。更に、各種備品、各種電子機器、机、椅子、ロッカー、社用車、レンタカー(シェアリングカー)、駐車場、レンタルサイクル、駐輪場、遠隔会議システム、印刷サービスや仕組み、人(受付グループ)等もリソースとなり得る。なお、本実施形態では、リソースの一例として、フリーアドレス実施フロアに設置された一以上の座席を例に説明する。これにより、以降の説明で「リソース」と記載した場合は、特に断りがない限り「座席」を示すものとする。
更に、本実施形態において利用申請者とは、利用申請者端末5を利用してフリーアドレス実施フロアに設置された二次元コード等を読み取り、フリーアドレス実施フロアを含むフロアに存在するリソースを利用しようとする利用者(ユーザ)をいう。また、リソース利用者とは、所定のリソースを利用中の利用者(ユーザ)をいう。
〔ハードウエア構成〕
続いて、図3及び図4を用いて、実施形態に係る通信システムを構成する装置又は端末のハードウエア構成について説明する。なお、図3及び図4に示されている装置又は端末のハードウエア構成は、必要に応じて構成要素が追加又は削除されてもよい。
<リソース管理装置、予約管理サーバ及び管理者端末のハードウエア構成>
図3は、リソース管理装置、予約管理サーバ及び管理者端末のハードウエア構成の一例を示す図である。図3に示されているように、リソース管理装置3は、例えばコンピュータによって構築されており、CPU301、ROM302、RAM303、EEPROM304、HD305、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ306、ディスプレイ307、近距離通信I/F308、CMOSセンサ309、撮像素子I/F310、ネットワークI/F311、キーボード312、ポインティングデバイス313、メディアI/F315、外部機器接続I/F316、音入出力I/F317、マイク318、スピーカ319及びバスライン320を備えている。
これらのうち、CPU301は、リソース管理装置3全体の動作を制御する。ROM302は、CPU301の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。EEPROM304は、CPU301の制御にしたがって、アプリ等の各種データの読出し又は書込みを行う。HD305は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ306は、CPU301の制御にしたがってHD305に対する各種データの読出し又は書込みを制御する。ここで、リソース管理装置3は、HD305及びHDDコントローラ306に代えて、SSD(Solid State Drive)を搭載したハードウエア構成であってもよい。ディスプレイ307は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字又は画像などの各種情報を表示する。近距離通信I/F308は、NFC(Near Field Communication)、Bluetooth(登録商標。以下省略)、Wi-Fi(登録商標。以下省略)等の無線通信インターフェイスを備える通信装置、又は通信端末等とデータ通信を行うための通信回路である。CMOSセンサ309は、CPU301の制御にしたがって被写体を撮像して画像データ又は動画データを得る内蔵型の撮像手段の一種である。なお、撮像手段は、CMOSセンサではなく、CCD(Charge Coupled Device)センサ等で構成される撮像手段であってもよい。撮像素子I/F310は、CMOSセンサ309の駆動を制御する回路である。
ネットワークI/F311は、通信ネットワーク100を利用してデータ通信をするためのインターフェイスである。キーボード312は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス313は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。メディアI/F315は、フラッシュメモリ等の記録メディア314に対するデータの読出し又は書込み(記憶)を制御する。外部機器接続I/F216は、各種の外部機器を接続するためのインターフェイスである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ等である。音入出力I/F317は、CPU301の制御にしたがってマイク318及びスピーカ319との間で音信号の入出力を処理する回路である。マイク318は、音を電気信号に変える内蔵型の回路であり、外部のスピーカ等から発する音声や音波を取得し電気信号を用いた情報を取得する。スピーカ319は、電気信号を物理振動に変えて音楽や音声などの音を生み出す内蔵型の回路である。バスライン320は、CPU301等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
予約管理サーバ7は、例えばコンピュータによって構築されており、CPU701、ROM702、RAM703、EEPROM704、HD705、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ706、ディスプレイ707、近距離通信I/F708、CMOSセンサ709、撮像素子I/F710、ネットワークI/F711、キーボード712、ポインティングデバイス713、メディアI/F715、外部機器接続I/F716、音入出力I/F717、マイク718、スピーカ719及びバスライン720を備えている。これらのハードウエア資源は、リソース管理装置3のCPU301、ROM302、RAM303、EEPROM304、HD305、HDDコントローラ306、ディスプレイ307、近距離通信I/F308、CMOSセンサ309、撮像素子I/F310、ネットワークI/F311、キーボード312、ポインティングデバイス313、メディアI/F315、外部機器接続I/F316、音入出力I/F317、マイク318、スピーカ319及びバスライン320の各ハードウエア資源と同様であるため、説明を省略する。
管理者端末9は、例えばコンピュータによって構築されており、CPU901、ROM902、RAM903、EEPROM904、HD905、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ906、ディスプレイ907、近距離通信I/F908、CMOSセンサ909、撮像素子I/F910、ネットワークI/F911、キーボード912、ポインティングデバイス913、メディアI/F915、外部機器接続I/F916、音入出力I/F917、マイク918、スピーカ919及びバスライン920を備えている。これらのハードウエア資源は、リソース管理装置3のCPU301、ROM302、RAM303、EEPROM304、HD305、HDDコントローラ306、ディスプレイ307、近距離通信I/F308、CMOSセンサ309、撮像素子I/F310、ネットワークI/F311、キーボード312、ポインティングデバイス313、メディアI/F315、外部機器接続I/F316、音入出力I/F317、マイク318、スピーカ319及びバスライン320の各ハードウエア資源と同様であるため、説明を省略する。
<利用申請者端末のハードウエア構成>
図4は、利用申請者端末のハードウエア構成の一例を示す図である。図4に示されているように、利用申請者端末5は、例えばコンピュータによって構築されており、CPU501、ROM502、RAM503、EEPROM504、ディスプレイ507、近距離通信I/F508、CMOSセンサ509、撮像素子I/F510、ネットワークI/F511、ポインティングデバイス513、メディアI/F515、外部機器接続I/F516、音入出力I/F517、マイク518、スピーカ519及びバスライン520を備えている。これらのハードウエア資源は、図3に示したリソース管理装置3のCPU301、ROM302、RAM303、EEPROM304、ディスプレイ307、近距離通信I/F308、CMOSセンサ309、撮像素子I/F310、ネットワークI/F311、ポインティングデバイス313、メディアI/F315、外部機器接続I/F316、音入出力I/F317、マイク318、スピーカ319及びバスライン320の各ハードウエア資源と同様であるため、説明を省略する。なお、利用申請者端末5は、ブラウザソフトウエア等のプログラムを動作させることが可能な通信装置又は通信端末が用いられてもよい。
更に、上記プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読取り可能な記録媒体に記録、又はネットワークを介してダウンロードを行い流通させるようにしてもよい。記録媒体の例として、CD-R(Compact Disc Recordable)、DVD(Digital Versatile Disk)、Blu-ray Disc(Blu-rayは登録商標。以下省略)、SDカード、USBメモリ等が挙げられる。また、記録媒体は、プログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ提供されることができる。例えば、リソース管理装置3は、本発明に係るプログラムが実行されることで、本発明に係るリソース管理方法を実現する。
〔通信システムの機能構成〕
次に、図5乃至図10を用いて、本実施形態の機能構成について説明する。図5は、通信システムの機能構成の一例を示す図である。
<リソース管理装置の機能構成>
図5に示されているように、リソース管理装置3は、送受信部31、算出部33、表示制御部34、判断部35,検索抽出部36、生成部37、登録部38及び記憶読出部39を有する。これら各機能部は、図3に示された各ハードウエア資源のいずれかが、ROM302、EEPROM304及びHD305のうち少なくとも一つからRAM303に展開されたリソース管理装置3用のプログラムに従ったCPU301からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。また、リソース管理装置3は、図3に示されているROM302、EEPROM304及びHD305のうち少なくとも一つにより構築される記憶部3000を有している。更に、記憶部3000には、各装置、各端末と通信ネットワーク100を介して通信を行うための通信プログラム(通信アプリ)、ブラウザアプリ等が記憶されている。
<<リソース管理装置の各機能構成>>
次に、リソース管理装置3の各機能構成について詳細に説明する。図5に示されているリソース管理装置3の送受信部31は、主に、ネットワークI/F311及び近距離通信I/F308に対するCPU301の処理によって実現され、通信ネットワーク100を介して各端末、各装置との間で各種データ(又は情報)の送受信を行う。また、送受信部31は、検索抽出部36によって抽出された利用可能フロア及び利用可能リソースに係るリソース利用許否情報を、利用申請者端末5に送信する。本実施形態において、送受信部31は、送信手段及び受信手段のうち少なくとも一方の手段の一例として機能する。
算出部33は、主に、CPU301の処理によって実現され、利用申請者端末5が送信したリソース利用申請に含まれる申請者識別情報に基づいて空きリソースを検索、抽出する際に、後述するリソースマップ管理テーブルで管理されているそれぞれのリソースのマップX座標、マップY座標の各座標値から互いのリソースの相対的な位置関係を算出し、算出された結果を検索抽出部36に渡す。本実施形態において、算出部33は、算出手段の一例として機能する。
表示制御部34は、主に、ディスプレイ307に対するCPU301の処理によって実現され、リソース管理装置3における各種画面及び情報(データ)の表示制御を行う。また、表示制御部34は、例えば、ブラウザを用いて、HTML等により作成された表示画面を、ディスプレイ307に表示させる。本実施形態において、表示制御部34は、表示制御手段の一例として機能する。
判断部35は、主に、CPU301の処理によって実現され、リソース管理装置3における各種判断を行う。本実施形態において、判断部35は、判断手段の一例として機能する。
検索抽出部36は、主に、CPU301の処理によって実現され、利用申請者端末5が送信したリソース利用申請に含まれる申請者識別情報に基づいて、リソースのうち利用されていない一以上の空きリソースの中から、利用申請者が利用可能な利用可能フロア及び利用可能な利用可能リソースを抽出する。
また、検索抽出部36は、一以上の空きリソースに対して、各空きリソースの所定の距離内で他のリソースを利用中のリソース利用者の体調に係る利用者体調情報に基づいて、利用可能フロア及び利用可能リソースを抽出する。
また、検索抽出部36は、申請者体調情報に含まれる所定の情報が所定の条件を満たすことで、利用申請者が体調不良の状態にあり、リソース利用申請情報が送信された所定のフロアと異なる他のフロアに体調不良の利用者が利用可能な体調不良者用フロアが存在する場合、体調不良者用フロアに存在する一以上のリソースから、利用可能リソースを抽出する。
また、検索抽出部36は、申請者体調情報に含まれる所定の情報が他の所定の条件を満たすことで、利用申請者が体調良好の状態にあり、且つ所定のフロアに存在する他のリソースを利用中のリソース利用者の体調に係る利用者体調情報に含まれる所定の情報が所定の条件を満たすことで体調不良の状態にある場合、所定のフロアに存在する一以上の空きリソースのうち、リソース利用者が利用中の利用中リソースと所定の距離を空けて存在する空きリソースを、利用可能リソースとして抽出する。本実施形態において、検索抽出部36は、抽出手段の一例として機能する。
生成部37は、主に、CPU301の処理によって実現され、利用申請者端末5に対して通知するリソース抽出用リスト等を生成する。本実施形態において、生成部37は、生成手段の一例として機能する。
登録部38は、主に、CPU301の処理によって実現される。登録部38は、管理者端末9に対して入力された体調情報、リソースのMAP(マップ)情報等の各種情報を、リソース管理装置3で管理されている各種DB、及び記憶部3000の所定領域のいずれかに記憶、登録する。本実施形態において、登録部38は、登録手段の一例として機能する。
記憶読出部39は、主に、ROM302、EEPROM304及びHD305のうち少なくとも一つに対するCPU301の処理によって実現され、記憶部3000に各種データ(又は情報)を記憶したり、記憶部3000から各種データ(又は情報)を読み出したりする。本実施形態において、記憶読出部39は、記憶読出手段の一例として機能する。
●フロア情報管理テーブル●
図6は、フロア情報管理テーブルの一例を示す概念図である。記憶部3000には、図6に示されているようなフロア情報管理テーブルによって構成されたフロア情報管理DB3001が構築されている。フロア情報管理テーブルでは、テナント識別情報、テナント名、ロケーション識別情報、フロア識別情報、フロア名、階数、マップ保存場所、体調不良者用の各項目が関連付けられて記憶、管理されている。
これらのうち、テナント識別情報は、通信システム1を利用する利用者、管理者等が所属する組織、団体等のテナントを識別するための識別情報であり、例えば、「T0001」、「T0002」等で与えられる。なお、テナントは、会社、学校等の組織、団体等を一例とする。テナント名は、会社、団体等のテナントを表す名称であり、例えば、「リコー」等で与えられる。ロケーション識別情報は、テナントが存在する地域、場所を表すための識別情報であり、例えば、「L0001」、「L0002」等で与えられる。フロア識別情報は、リソースが存在する建造物のフロアを識別するための識別情報であり、例えば、「F0001」、「F0002」等で与えられる。フロア名は、建造物のフロア名称を表す名称であり、例えば、「海老名1F」、「本社7F」等で与えられる。階数は管理対象となる建造物の階数であり、例えば、「1」、「2」等の数字で与えられる。マップ保存場所は、一以上のリソースが存在するフロアのフロアマップが保存されている保存場所を表し、例えば、「http://jp.ricoh.com/...1f」等で与えられる。体調不良者用は、体調不良者専用に設けられた体調不良者用のフロアの有無を管理するフラグであり、例えば、「False」、「True」で与えられる。「False」の場合は、フロア識別情報に対応するフロアが体調不良者用のフロアでないことを表し、「True」の場合は、フロア識別情報に対応するフロアが体調不良者用のフロアであることを表している。
本実施形態において、フロア情報管理DB3001は、所定の建造物の各フロア情報を、テナント識別情報、ロケーション識別情報、フロア識別情報ごとに対応付けて管理するフロア情報管理手段の一例である。
なお、フロア情報管理テーブルの構成は、上述した内容に限らない。例えば、テナント識別情報及びロケーション識別情報を一組のタブとし、このタブで分けられたフロア識別情報ごとに、残りの各項目を関連付けて記憶、管理するようにしてもよい。
●リソース情報管理テーブル●
図7は、リソース情報管理テーブルの一例を示す概念図である。記憶部3000には、図7に示されているようなリソース情報管理テーブルによって構成されたリソース情報管理DB3002が構築されている。リソース情報管理テーブルでは、テナント識別情報及びロケーション識別情報を一組のタブとして各タブで分けられたフロア識別情報ごとに、フロア名、リソース情報識別情報、リソース名、利用状態、利用者体調及び周囲のリソースが関連付けられて記憶、管理されている。
これらのうち、リソース識別情報は、座席等のリソースを識別するための識別情報であり、例えば、「R0001」、「R0003」等で与えられる。リソース名は、リソースの名称を表し、例えば、「海老名1F-座席001」等で与えられる。
利用状態は、リソース識別情報又はリソース名に対応する座席等のリソースが利用中であるか否かを表す状態である。利用状態は、例えば、「利用中」、「空席」等で与えられ管理される。
利用者体調は、座席等のリソースを利用中のリソース利用者の体調を表し、例えば、「良好」、「不良」等で管理される。なお、利用者体調は、リソース利用者が入力した体温情報、その他の体調に係る各種情報をリソース管理装置3が総合的に判断することにより、「良好」、「不良」が決定される。すなわち、利用者体調は、リソース利用者によって与えられた体調情報に対して、所定の条件を満たすか否かによって決定される状態を表す。なお、利用者体調を入力するタイミングについては、リソース利用者が利用申請者の時点で入力した体調情報を引き継いで利用する、若しくは、利用申請を完了させた所定時間後に別途入力した最新の体調情報を利用する、のいずれかでよい。
周囲のリソースは、リソース識別情報に対応するリソースの周囲に他の利用者によって利用されるリソースがある場合に、利用中のリソースのリソース識別情報が管理される。例えば、リソース識別情報が「R0001」のリソース「海老名1F-座席001」の周囲では、斜めに設置された「R0006」のリソースの利用者がいることを示している。
本実施形態において、リソース情報管理DB3002は、あるリソースの利用状態、利用者体調及び周囲のリソースを、テナント識別情報及びロケーション識別情報でタブ付けされたフロア識別情報及びリソース識別情報ごとに対応付けて管理するリソース情報管理手段の一例である。
●条件情報管理テーブル●
図8は、条件情報管理テーブルの一例を示す概念図である。記憶部3000には、図8に示されているような条件情報管理テーブルによって構成された条件情報管理DB3003が構築されている。条件情報管理テーブルでは、テナント識別情報及びロケーション識別情報を一組のタブとして各タブで分けられたフロア識別情報ごとに、リソース情報識別情報、座席間距離、体温閾値、体調情報1、体調情報2、体調情報3等が関連付けられて記憶、管理されている。
これらのうち、座席間距離は、例えば[pixel]の単位で与えられ、リソース(座席)を管理するフロアマップ上の座標上の距離を[pixel]で表したものである。但し、座標上の単位は[pixel]に限らず、[dot]、[mm]等の任意の単位を与えてもよいし、無単位数でもよい。体温閾値は、利用申請者及びリソース利用者の体調の良好、不良を判断するための閾値を表し、例えば、「37.0℃」等で与えられる。体調情報は、利用申請者及びリソース利用者の体調に係る状態を管理する項目であり、例えば、「咳」、「倦怠感」、「吐き気」等で与えられる。
なお、条件情報管理テーブルで管理される各体調情報は、各フロアにおいて同じ条件であるが、例えば、座席どうしの物理的な間隔が他のフロアの座席と比較して大きいフロア、又は、換気が良好なフロア等の場合は、体温閾値を37.2[℃]までとするなど、周囲の状況に応じて変えて管理されてもよい。
本実施形態において、条件情報管理DB3003は、利用申請者及びリソース利用者の体温閾値と体調情報を、テナント識別情報及びロケーション識別情報でタブ付けされたフロア識別情報及びリソース識別情報ごとに対応付けて管理する条件情報管理手段の一例である。
●リソースマップ管理テーブル●
図9は、リソースマップ管理テーブルの一例を示す概念図である。記憶部3000には、図9に示されているようなリソースマップ管理テーブルによって構成されたリソースマップ管理DB3004が構築されている。リソースマップ管理テーブルでは、テナント識別情報及びロケーション識別情報を一組のタブとして各タブで分けられたフロア識別情報ごとに、フロア名、リソース識別情報、リソース名、マップX座標、マップY座標が関連付けられて記憶、管理されている。
これらのうち、マップX座標及びマップY座標は、フロア情報管理DB3001(図6参照)で示したマップ保存場所で示される各フロアマップで管理される各リソースの座標値(X,Y)の値を示すものである。このX座標及びY座標も、例えば、[pixel]等の単位で管理されてよい。
本実施形態において、リソースマップ管理DB3004は、各リソースのフロアマップ上のX座標及びY座標を、テナント識別情報及びロケーション識別情報でタブ付けされたフロア識別情報及びリソース識別情報ごとに対応付けて管理するリソースマップ管理手段の一例である。
<利用申請者端末の機能構成>
図5に示されているように、利用申請者端末5は、送受信部51、操作受付部52、撮像取得部53、表示制御部54、情報管理部56及び記憶読出部59を有する。これら各機能部は、図4に示された各ハードウエア資源のいずれかが、ROM502及びEEPROM504のうち少なくとも一つからRAM503に展開された利用申請者端末5用のプログラムに従ったCPU501からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。また、利用申請者端末5は、図4に示されているROM502及びEEPROM504のうち少なくとも一つにより構築される記憶部5000を有している。更に、記憶部5000には、各装置、各端末と通信ネットワーク100を介して通信を行うための通信プログラム(通信アプリ)、ブラウザアプリ、座席予約アプリ等が記憶されている。
<<利用申請者端末の各機能構成>>
次に、利用申請者端末5の各機能構成について詳細に説明する。図5に示されている利用申請者端末5の送受信部51は、主に、ネットワークI/F511及び近距離通信I/F508に対するCPU501の処理によって実現され、通信ネットワーク100を介して各端末、各装置との間で各種データ(又は情報)の送受信を行う。また、送受信部51は、リソース利用申請情報が送信された所定のフロアを識別するフロア識別情報を、リソース利用申請情報に含めてリソース管理装置3に送信する。本実施形態において、送受信部51は、送信手段及び受信手段のうち少なくとも一方の手段の一例として機能する。
操作受付部52は、主に、ポインティングデバイス513が受け付けた各種操作により生成された信号をCPU501が処理することによって実現される。なお、操作受付部52は、ポインティングデバイス513に代えて、キーボード、タッチパネル等の入力手段が用いられてもよい。本実施形態において、操作受付部52は、受付手段の一例として機能する。
撮像取得部53は、主に、CMOSセンサ509及び撮像素子I/F510に対するCPU501の処理によって実現される。撮像取得部53は、利用申請者端末5を利用する利用申請者が撮影した所定のフロアとして存在するフリーアドレス実施フロアに設置されたQRコード等の二次元コード(所定のコード情報)を撮影する(読み取る)ことにより、フロア識別情報、テナント識別情報、URL情報等の各種情報を取得する。本実施形態において、撮像取得部53は、取得手段の一例として機能する。
表示制御部54は、主に、ディスプレイ507に対するCPU501の処理によって実現され、利用申請者端末5における各種画面及び情報(データ)の表示制御を行う。また、表示制御部54は、例えば、ブラウザを用いて、HTML等により作成された表示画面を、ディスプレイ507に表示させる。本実施形態において、表示制御部54は、表示制御手段の一例として機能する。
情報管理部56は、主に、CPU501の処理によって実現され、利用申請者が利用申請者端末5を利用する際の利用申請者の認証情報を管理する。情報管理部56は、利用申請者がリソース(座席)予約に係る座席予約アプリを起動した際に、必要な認証処理が行われているかを管理し、認証処理が行われていない場合には、後述する認証要求を行う。本実施形態において、情報管理部56は、管理手段の一例として機能する。
記憶読出部59は、主に、ROM502及びEEPROM504のうち少なくとも一つに対するCPU501の処理によって実現され、記憶部5000に各種データ(又は情報)を記憶したり、記憶部5000から各種データ(又は情報)を読み出したりする。本実施形態において、記憶読出部59は、記憶読出手段の一例として機能する。
<予約管理サーバの機能構成>
図5に示されているように、予約管理サーバ7は、送受信部71、取得部72、登録部76及び記憶読出部79を有する。これら各機能部は、図3に示された各ハードウエア資源のいずれかが、ROM702、EEPROM704及びHD705のうち少なくとも一つからRAM703に展開された予約管理サーバ7用のプログラムに従ったCPU701からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。また、予約管理サーバ7は、図3に示されているROM702、EEPROM704及びHD705のうち少なくとも一つにより構築される記憶部7000を有している。更に、記憶部7000には、リソース管理装置3と通信ネットワーク100を介して通信を行うための通信プログラム(通信アプリ)等が記憶されている。
<<予約管理サーバの各機能構成>>
次に、予約管理サーバ7の各機能構成について詳細に説明する。図5に示されている予約管理サーバ7の送受信部71は、主に、ネットワークI/F711及び近距離通信I/F708に対するCPU701の処理によって実現され、通信ネットワーク100を介してリソース管理装置3との間で各種データ(又は情報)の送受信を行う。本実施形態において、送受信部71は、送信手段及び受信手段のうち少なくとも一方の手段の一例として機能する。
取得部72は、主に、CPU701の処理によって実現され、リソース管理装置3が送信したリソースの更新要求に係る情報を取得する。本実施形態において、取得部72は、取得手段の一例として機能する。
登録部76は、主に、CPU701の処理によって実現され、予約管理サーバ7に対して送信された各種予約に係るデータ(情報)を、記憶部7000の所定領域に記憶、登録する。本実施形態において、登録部76は、登録手段の一例として機能する。但し、登録部76の機能はクラウドサービスにより実現される機能の一つであるため、上述した機能、方法に限らない。
記憶読出部79は、主に、ROM702、EEPROM704及びHD705のうち少なくとも一つに対するCPU701の処理によって実現され、記憶部7000に各種データ(又は情報)を記憶したり、記憶部7000から各種データ(又は情報)を読み出したりする。本実施形態において、記憶読出部79は、記憶読出手段の一例として機能する。
●予約管理テーブル●
図10は、予約管理テーブルの一例を示す概念図である。記憶部7000には、図10に示されているような予約管理テーブルによって構成された予約管理DB7001が構築されている。予約管理テーブルでは、テナント識別情報をタブとして分けられた予約識別情報ごとに、予約名、ロケーション識別情報、フロア識別情報、リソース識別情報、リソース名、利用者識別情報、予約開始日時、予約終了日時が関連付けられて記憶、管理されている。
これらのうち、予約識別情報は、予約対象を識別するための識別情報であり、例えば、「E0001」、「E0002」等で与えられる。予約名は、予約におけるイベントを表し、例えば、「業務」、「オンラインセミナー」等で与えられる。ロケーション識別情報は、予約対象のリソースを有する建造物が存在する地域、ロケーションを識別するための識別情報であり、例えば、「L0001」、「L0002」等で与えられる。利用者識別情報は、予約をした利用者を識別するための識別情報であり、例えば、「User001」、「User002」等で与えられる。予約開始日時及び予約終了日時は、予約対象のリソースを予約した開始日時及び終了日時を表し、例えば、「2021/09/22 10:00」、「2021/09/22 16:00」等の日時情報で与えられる。
本実施形態において、予約管理DB7001は、各リソースの予約に係る情報を、テナント識別情報をタブとして予約識別情報ごとに対応付けて管理する予約管理手段の一例である。
<管理者端末の機能構成>
図5に示されているように、管理者端末9は、送受信部91、操作受付部92、表示制御部94及び記憶読出部99を有する。これら各機能部は、図3に示された各ハードウエア資源のいずれかが、ROM902及びEEPROM904のうち少なくとも一つからRAM903に展開された管理者端末9用のプログラムに従ったCPU901からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。また、管理者端末9は、図3に示されているROM902及びEEPROM904のうち少なくとも一つにより構築される記憶部9000を有している。更に、記憶部9000には、各装置、各端末と通信ネットワーク100を介して通信を行うための通信プログラム(通信アプリ)、ブラウザアプリ、座席予約アプリ等が記憶されている。
<<管理者端末の各機能構成>>
次に、管理者端末9の各機能構成について詳細に説明する。図5に示されている管理者端末9の送受信部91は、主に、ネットワークI/F911及び近距離通信I/F908に対するCPU901の処理によって実現され、通信ネットワーク100を介して各端末、各装置との間で各種データ(又は情報)の送受信を行う。本実施形態において、送受信部91は、送信手段及び受信手段のうち少なくとも一方の手段の一例として機能する。
操作受付部92は、主に、キーボード912及びポインティングデバイス913のうち少なくとも一方が受け付けた各種操作により生成された信号をCPU901が処理することによって実現される。なお、操作受付部92は、ポインティングデバイス913に代えて、タッチパネル等の入力手段が用いられてもよい。本実施形態において、操作受付部92は、受付手段の一例として機能する。
表示制御部94は、主に、ディスプレイ907に対するCPU901の処理によって実現され、管理者端末9における各種画面及び情報(データ)の表示制御を行う。また、表示制御部94は、例えば、ブラウザを用いて、HTML等により作成された表示画面を、ディスプレイ907に表示させる。本実施形態において、表示制御部94は、表示制御手段の一例として機能する。
記憶読出部99は、主に、図3に示されているROM902及びEEPROM904のうち少なくとも一つに対するCPU901の処理によって実現され、記憶部9000に各種データ(又は情報)を記憶したり、記憶部9000から各種データ(又は情報)を読み出したりする。本実施形態において、記憶読出部99は、記憶読出手段の一例として機能する。
〔実施形態の処理又は動作〕
次に、図11乃至図34を用いて、実施形態に係る音声記録管理システムにおける各処理又は動作を説明する。なお、以降に説明する各シーケンス図において、各装置間での通信は、所定の手順による各種認証処理、セッション確立のための処理等が成功し、互いに通信可能な状態であることを前提とする。更に、各装置においては、通信ネットワーク100を介した通信におけるブラウザの起動処理、所定のアプリの起動処理等も実行済みであることを前提とする。この場合、ブラウザ及び各種アプリの起動は、それぞれの装置、通信端末の記憶読出部が各種アプリ等を読み出すことにより実行されてもよい。
<リソース情報の更新処理>
まず、リソース情報の更新処理について説明する。図11は、リソース情報取得及び更新処理の一例を示すシーケンス図である。まず、リソース管理装置3の記憶読出部39は、リソース情報管理DB3002(図7参照)から、テナント識別情報及びロケーション識別情報を読み出す(ステップS11)。
次に、送受信部31は、予約管理サーバ7に対してリソース利用情報の取得要求に係る情報を送信する(ステップS12)。これにより、予約管理サーバ7の送受信部71は、リソース管理装置3が送信したリソース利用情報の取得要求に係る情報を受信する。このとき、リソース利用情報の取得要求には、ステップS11で読みだしたテナント識別情報及びロケーション識別情報が含まれる。
続いて、予約管理サーバ7の記憶読出部79は、テナント識別情報及びロケーション識別を検索キーとして予約管理DB7001(図10参照)を検索することにより、対応する予約情報を読み出す(ステップS13)。
次に、送受信部71は、リソース管理装置3に対してリソース利用情報の取得応答を送信する(ステップS14)。これにより、リソース管理装置3の送受信部31は、予約管理サーバ7が送信したリソース利用情報の取得応答を受信する。このとき、リソース利用情報の取得応答には、予約識別情報、フロア識別情報、リソース識別情報、予約開始日時情報及び予約終了日時情報の各種情報が含まれる。
次に、リソース管理装置3の登録部38は記憶読出部39と共同して、リソース情報を更新する(ステップS15)。具体的には、登録部38は、ステップS14で受信した情報のうち、フロア識別情報、リソース識別情報、現在時刻情報に基づいて、リソース情報管理DB3002(図7参照)で管理されているフロア識別情報及びリソース識別情報に対応するリソースの利用状態、周囲のリソースの状態を更新して登録する。例えば、現在時刻が2021/09/22 14:15であるとすると、「海老名1F-座席001」と「海老名1F-座席002」の二つのリソース(座席)の利用状態が、「空席」から「利用中」に更新、登録される。
本実施形態における通信システム1では、以上説明したステップS12-S15までの処理が、リソース管理装置3と予約管理サーバ7との間で定期的に繰り返して実行する。これにより、リソース管理装置3は、予約管理サーバ7で管理されている各種情報と同期を取り、リソース情報管理DB3002(図7参照)で管理されている各リソースに対して最新の情報に更新して登録することが可能となる。
なお、ステップS15で実行されるリソース情報の更新処理に関しては、以下のような方法で処理を実行してもよい。例えば、ステップS12で、リソース管理装置3は現在時刻情報を含めて送信することも可能である。この場合、予約管理サーバ7は、ステップS12で受信した現在時刻情報を含む予約対象だけを抽出し、ステップS14のリソース情報の取得応答に含めて送信するようにしてもよい。
本実施形態に係る通信システムでは、例えば、上述したステップS12及びS14の処理が実行される場合、リソース管理装置3と予約管理サーバ7との間に他の装置等が存在してもよい。つまり、リソース管理装置3と予約管理サーバ7との間で送受信される各情報(データ)は、一度他の装置を介して送受信されるような構成であってもよい。上述した構成は、リソース管理装置3と予約管理サーバ7との間に他の処理ステップが存在した場合でも適用することが可能である。
<体調不良者用フロアの設定処理>
次に、管理者が管理者端末9を用いて体調不良者用フロアを登録する場合の処理について説明する。図12は、体調不良者用フロアの登録処理の一例を示すシーケンス図である。まず、管理者端末9の表示制御部94は、管理者端末9のディスプレイ907に予約状況画面を表示する(ステップS21)。
●画面表示例●
次に、管理者端末9に表示される予約状況確認のための画面表示例を説明する。図13は、管理者端末における予約状況を確認する確認画面例である。図13に示されているように、管理者端末9によって座席予約アプリが起動されると、ディスプレイ907には、表示制御部94によって、予約状況確認画面9011が表示される。予約状況確認画面9011は、例えば、管理者端末9で起動された座席予約アプリのホーム画面に表示される画面である。この予約状況確認画面9011では、リソース管理装置3で管理されるリソースの予約状況(予約の有無、等)が表示される。このとき、「フロアから探す」、「履歴から参照する」といった選択メニューも同時に表示され、管理者の選択によってそれぞれの画面に遷移することが可能である。予約状況確認画面9011には更に、メニューバーの中に「フロア一覧」、「座席一覧」、「利用履歴」、「設定」等のメニューが配置されている。
図12に戻り、操作受付部92は、管理者によるフロア設定操作を受け付ける(ステップS22)。
続いて、表示制御部94は、ディスプレイ907にフロア一覧画面を表示する(ステップS23)。
●画面表示例●
次に、管理者端末9に表示されるフロア一覧確認のための画面表示例を説明する。図14は、管理者端末における体調不良者用フロアを登録する登録画面例である。図14に示されているように、管理者端末9のディスプレイ907には、表示制御部94によって、フロア一覧画面9012が表示される。フロア一覧画面9012は、例えば、座席予約アプリの起動により表示されるメニューの「フロア一覧」をマウスオーバー操作及びクリック操作等をした際に表示される画面である。フロア一覧画面9012では、フロア一覧としてフロア名、ロケーション、階数、体調不良者用設定部ごとにそれぞれのフロア情報が一覧として表示される。これらのフロア一覧情報には、更に「MAP」、「編集」、「削除」の操作ボタン(アイコン)が付与され、それぞれのフロアに対する操作が可能になっている。なお、体調不良者用設定部では、体調不良者用フロアを登録するための登録部が設けられており、管理者は体調不良者用フロアとして登録したいフロアに対応する体調不良者用登録部(ダイアログ等)を操作することで、そのフロアを体調不良者用フロアとして登録することが可能である。このときの操作は、例えば、「海老名-3F」のフロア名に対応する体調不良者用設定部に対して○を入力した後、「登録」ボタン9051を操作することで登録が可能になるようにしてもよい。このとき、入力した内容を取り消すための「キャンセル」ボタン9052が別途設けられてもよい。
●画面表示例●
図15は、管理者端末における体調不良者用フロアを確認する確認画面例である。図15は、図14に示した体調不良者用設定部において、「海老名-3F」のフロアが体調不良者用フロアとして設定されていることを示している。このように、管理者は、フロア一覧画面9012を操作することで、任意のフロアを体調不良者用フロアとして登録することが可能になる。
再び図12に戻り、操作受付部92は、管理者による体調不良者用フロアの入力を受け付ける(ステップS24)。
次に、送受信部91は、リソース管理装置3に対して体調不良者用フロア設定要求に係る情報を送信する(ステップS25)。これにより、リソース管理装置3の送受信部31は、管理者端末9が送信した体調不良者用フロア設定要求に係る情報を受信する。このとき、体調不良者用フロア設定要求には、ロケーション識別情報、フロア識別情報が含まれる。
次に、リソース管理装置3の登録部38は、体調不良者用フロアをフロア情報管理DB3001(図6参照)に登録する(ステップS26)。具体的には、登録部38は、ステップS25で受信したロケーション識別情報、フロア識別情報に関連付けられたフロア名に対応するフロアを体調不良者用フロアとして設定し、体調不良者用の項目を「True」に設定する。
次に、送受信部31は、管理者端末9に対して体調不良者用フロア設定要求に対する体調不良者用フロア設定応答を送信する(ステップS27)。これにより、管理者端末9の送受信部91は、リソース管理装置3が送信した体調不良者用フロア設定応答を受信する。このとき、体調不良者用フロア設定応答には、設定完了通知情報が含まれる。
次に、管理者端末9の表示制御部94は、ディスプレイ907にフロア一覧画面を表示する(ステップS28)。このときに表示される画面の内容は、ステップS23で表示されたフロア一覧画面9012と同様の内容でもよい。
本実施形態に係る通信システムでは、例えば、上述したステップS25及びS27の処理が実行される場合、管理者端末9とリソース管理装置3との間に他の装置等が存在してもよい。つまり、管理者端末9とリソース管理装置3との間で送受信される各情報(データ)は、一度他の装置を介して送受信されるような構成であってもよい。上述した構成は、管理者端末9とリソース管理装置3との間に他の処理ステップが存在した場合でも適用することが可能である。
<各種条件情報登録処理>
次に、管理者が管理者端末9を用いて各種条件情報を登録する場合の処理について説明する。図16は、リソースを利用する際の各種条件情報登録処理の一例を示すシーケンス図である。まず、管理者端末9の操作受付部92は、管理者による座席設定操作を受け付ける(ステップS31)。具体的には、操作受付部92は、上述したステップS28で表示されたフロア一覧画面において、管理者が「座席一覧」メニューを操作することで、座席設定操作を受け付ける。
次に、送受信部91は、リソース管理装置3に対して、リソース情報取得要求に係る情報を送信する(ステップS32)。これにより、リソース管理装置3の送受信部31は、管理者端末9が送信したリソース情報設定要求に係る情報を受信する。このとき、リソース情報設定要求には、ロケーション識別情報、フロア識別情報が含まれる。
次に、リソース管理装置3の記憶読出部39は、ステップS32で受信したロケーション識別情報及びフロア識別情報を検索キーとしてリソース情報管理DB3002(図7参照)を検索することにより、対応するリソース情報を読み出す(ステップS33)。
次に、送受信部31は、管理者端末9に対してリソース情報取得要求に対する応答として、リソース情報取得応答を送信する(ステップS34)。これにより、管理者端末9の送受信部91は、リソース管理装置3が送信したリソース情報取得応答を受信する。このとき、リソース情報取得応答には、リソース識別情報、リソース名、フロア名が含まれる。
次に、管理者端末9の表示制御部94は、ディスプレイ907に座席一覧画面を表示する(ステップS35)。
●画面表示例●
次に、管理者端末9に表示される座席一覧確認のための画面表示例を説明する。図17は、管理者端末におけるリソース(座席)一覧を確認する確認画面例である。図17に示されているように、管理者端末9のディスプレイ907には、表示制御部94によって、リソースの一例である座席一覧画面9014が表示される。座席一覧画面9014は、例えば、座席予約アプリの起動により表示されるメニューの「座席一覧」をマウスオーバー操作及びクリック操作等をした際に表示される画面である。座席一覧画面9014では、座席一覧として座席名、フロアごとにそれぞれの座席情報が一覧として表示される。これらの座席一覧情報には、更に「編集」、「削除」の操作ボタン(アイコン)が付与され、それぞれの座席に対する操作が可能になっている。
図16に戻り、操作受付部92は、管理者による設定操作の入力を受け付ける(ステップS36)。具体的には、操作受付部92は、座席一覧画面9014における所定の座席の「編集」ボタン(アイコン)に対する操作を受け付ける。
続いて、表示制御部94は、ディスプレイ907に設定画面を表示する(ステップS37)。
●画面表示例●
次に、管理者端末9に表示される体調情報を入力、登録するための登録画面表示例を説明する。図18は、管理者端末における体調情報を登録する登録画面例である。図18に示されているように、管理者端末9のディスプレイ907には、表示制御部94によって、体調情報を登録する体調情報登録画面9015が表示される。体調情報登録画面9015は、例えば、座席予約アプリの起動により表示されるメニューの「設定」をマウスオーバー操作及びクリック操作等をした際に表示される画面である。体調情報登録画面9015では、登録する項目として、「利用状況を確認する座席間の距離」、「体調不良とする体温」、「確認する体調情報(咳、倦怠感、吐き気等)」、「利用履歴に登録する体調情報」の各項目が表示される。ここで、「利用状況を確認する座席間の距離」は、リソース間距離情報の一例、「体調不良とする体温」は、体温閾値情報の一例、「確認する体調情報(咳、倦怠感、吐き気等)」は、確認体調情報の一例、「利用履歴に登録する体調情報」は、履歴登録情報の一例である。更に、利用申請者によって入力された体温情報及び確認体調情報を含めて、利用申請者の申請者体調情報又はリソース利用者の利用者体調情報という。
管理者は、それぞれの項目に必要な情報、数値を入力し、「登録」ボタン9051又は「キャンセル」ボタン9052を操作して登録操作又はキャンセル操作を実行することができる。なお、図18に示した例では、「体調不良とする体温」の項目を入力必須の項目とし、その他の項目として「確認する体調情報」を入力するようにしてもよい。この理由は、例えば、通信システム1において、赤外線センサ等を用いた体温測定器によって利用申請者の体温を自動計測する機能を有する場合に、測定された体温情報に対して体調不良であるか否かの判断が必要となるためである。また、「確認する体温情報」の項目に対しては、項目を追加するメニューがあってよく、例えば、感染症の種類、症状の特徴等に応じて確認する項目を可変にしてもよい。更に、「利用履歴に登録する体調情報」の項目にも項目を追加するメニューがあってもよい。この項目に対しても、感染症の種類、症状の特徴等に応じて自由に記入することが可能な項目、記入欄を増減できるようにしてもよい。
再び図16に戻り、操作受付部92は、管理者による各種条件情報の入力を受け付ける(ステップS38)。具体的には、操作受付部92は、上述した体調情報登録画面9015に対する操作を受け付ける。
次に、送受信部91は、リソース管理装置3に対して条件情報登録要求に係る情報を送信する(ステップS39)。これにより、リソース管理装置3の送受信部31は、管理者端末9が送信した条件情報登録要求に係る情報を受信する。このとき、条件情報登録要求には、ステップS38で管理者による入力によって受け付けられたリソース識別情報、リソース間距離情報、体温閾値情報、履歴登録情報が含まれる。
次に、リソース管理装置3の登録部38は、条件情報管理DB3003(図8参照)で管理され、ステップS39で受信したリソース識別情報に関連付けられた座席間距離、体温閾値、体調情報1,2,3,・・・の各項目に対して、受信したリソース間距離情報、体温閾値情報、履歴登録情報を対応付けて登録する(ステップS40)。
次に、送受信部31は、管理者端末9に対して、条件情報登録要求に対する応答として条件情報登録応答を送信する(ステップS41)。これにより、管理者端末9の送受信部91は、リソース管理装置3が送信した条件情報登録応答に係る情報を受信する。
<座席情報登録処理>
次に、管理者が管理者端末9を用いてリソース(座席)情報を登録する場合の処理について説明する。図19は、リソースのMAP情報登録処理の一例を示すシーケンス図である。まず、管理者端末9の表示制御部94は、ディスプレイ907に座席登録画面を表示する(ステップS51)。
●画面表示例●
次に、管理者端末9に表示される座席情報を登録するための設定画面表示例を説明する。図20は、管理者端末におけるリソース情報及び周囲の位置関係を登録する登録画面例である。図20に示されているように、管理者端末9のディスプレイ907には、表示制御部94によって、リソース(座席)情報及び周囲の位置関係を登録する座席登録画面9016が表示される。座席登録画面9016は、例えば、座席予約アプリの起動により表示されるメニューの「座席一覧」を操作した際に表示される画面である。座席登録画面9016では、登録する項目として、「座席名」、「座席ID」、「フロア」、「周囲の座席」の各項目が表示される。「周囲の座席」の項目では、一以上の座席と、ある座席に対してどの位置にあるかを示す「隣」、「対面」、「斜め」等の位置がドロップダウンメニューによって選択可能である。また、「周囲の座席」の項目に対しては、項目を追加するメニューがあってよい。この座席登録画面9016においても、「登録」ボタン9051、「キャンセル」ボタン9052が設けられている。
●画面表示例●
図21は、管理者端末におけるリソース情報及び周囲の位置関係を登録する別の設定画面例である。図21に示されているように、管理者端末9のディスプレイ907には、表示制御部94によって、リソース(座席)情報及び周囲の位置関係を登録する座席登録画面9017が表示される。座席登録画面9017では、図20に示した座席登録画面9016において「周囲の座席」の項目が追加され、新たなダイアログとして複数の座席情報が追加された状態が示されている。これにより、管理者は、周囲の座席に係る情報を任意に追加することが可能となる。具体的には、管理者は、所定の座席が配置(設置)されたフロアの中からその座席の周囲に存在する他の座席と所定の座席との位置関係を追加することができる。この座席登録画面9017においても、「登録」ボタン9051、「キャンセル」ボタン9052が設けられている。
図19に戻り、操作受付部52は、管理者による座標情報の入力を受け付ける(ステップS52)。
次に、送受信部51は、リソース管理装置3に対して、座標情報登録要求に係る情報を送信する(ステップS53)。これにより、リソース管理装置3の送受信部31は、管理者端末9が送信した座席情報登録要求に係る情報を受信する。このとき、座席情報登録要求に係る情報には、リソース識別情報、リソース名情報、周囲のリソース情報が含まれる。
次に、リソース管理装置3の登録部38は、座席情報を登録する(ステップS54)。具体的には、登録部38は、ステップS53で受信したリソース識別情報に関連付けられ、リソース情報管理DB3002(図7参照)で管理されているリソース名、周囲のリソースの各項目を登録する。
次に、送受信部31は、座席情報登録要求に対する応答として、管理者端末9に対して座席情報登録応答を送信する(ステップS55)。これにより、管理者端末9の送受信部91は、リソース管理装置3が送信した座席情報登録応答を受信する。
次に、管理者端末9の表示制御部94は、ディスプレイ907にMAP座席登録画面を表示する(ステップS56)。
●画面表示例●
図22は、管理者端末におけるリソース情報及びMAP情報を登録する登録画面例である。図22に示されているように、管理者端末9のディスプレイ907には、表示制御部94によって、リソース(座席)情報及びMAP情報を登録するMAP座標登録画面9018が表示される。MAP座標登録画面9018では、図20に示した座席登録画面9016の「座席名」、「座席ID」、「フロア」までは同様に表示される。そして、MAP座標登録画面9018では、新たに「MAP座標」の項目が追加され、X座標及びY座標の設定値が表示される。管理者は、この項目に対して「変更」ボタンを操作することにより、MAP座標を変更することができる。このMAP座標登録画面9018においても、「登録」ボタン9051、「キャンセル」ボタン9052が設けられている。
●画面表示例●
図23は、管理者端末におけるリソースのMAP位置を登録する登録画面例である。図23に示されているように、管理者端末9のディスプレイ907には、表示制御部94によって、リソース(座席)情報及びMAP情報を登録するMAP座標登録画面9018に重畳させて、リソース(座席)のMAP座標を登録するMAP座標登録ダイアログ9021が表示される。MAP座標登録ダイアログ9021は、例えば、図22に示したMAP座標登録画面9018の「設定」メニューを操作することによって、MAP座標登録画面9018に重畳させたダイアログとして表示されてもよい。MAP座標登録ダイアログ9021では、座席が配置(設置)されたフロアに対応するフロアマップが表示される。このフロアマップには、管理者の操作によって任意の位置に所望のリソース(座席)の座標を与える際に、ピンマークが表示されてもよい。このようなUI(User Interface)を管理者に提供することにより、管理者は、MAP座標登録ダイアログ9021の任意の座標位置に、所望のリソース(座席)を指定することができる。MAP座標登録ダイアログ9021には更に、設定したピンマークの位置を確定させるための「登録」ボタン9061及びキャンセルさせるための「キャンセル」ボタン9062があわせて表示される。
なお、リソース利用者が所定の座席の利用申請を行ったとき、リソース管理装置3の算出部33は、所定の座席と同じフロアに存在する各座席との距離を求め、一定の距離以下の座席を所定の座席の周囲の座席とする。そして、後述する検索抽出部36は、対応する座席の利用状況を調査する。
図19に戻り、操作受付部92は、ステップS56で表示した図22、図23に示したようなMAP座標登録画面9018、及びMAP座標登録ダイアログ9021に対するMAP座標情報の入力を受け付ける(ステップS57)。
次に、送受信部91は、リソース管理装置3に対して、MAP座標情報登録要求に係る情報を送信する(ステップS58)。これにより、リソース管理装置3の送受信部31は、管理者端末9が送信したMAP座標情報登録要求に係る情報を受信する。このとき、MAP座標情報登録要求に係る情報には、リソース識別情報、リソース名情報、MAP座標情報が含まれる。
次に、リソース管理装置3の登録部38は、MAP座標情報を登録する(ステップS59)。具体的には、登録部38は、ステップS58で受信したリソース識別情報に関連付けられ、リソースマップ管理DB3004(図97参照)で管理されているリソース名、マップX座標、マップY座標の各項目を登録する。
次に、送受信部31は、管理者端末9に対して、MAP座席情報登録要求に対する応答としてのMAP座席情報登録応答に係る情報を送信する(ステップS60)。これにより、管理者端末9の送受信部91は、リソース管理装置3が送信したMAP座席情報登録応答に係る情報を受信する。
<フロアの座席利用申請処理>
次に、リソース(座席)を利用する利用申請者が利用申請者端末5を用いてフロアの座席利用申請を行う場合の処理について説明する。図24は、QRコードの撮影処理及びリソース利用申請情報の送信処理の一例を示すシーケンス図である。まず、所定のフロアにいる利用申請者は、利用申請者が利用する利用申請者端末5を用いて、所定のフロアに設けられた二次元コードの一例であるQRコードを撮影する。これにより、利用申請者端末5の撮像取得部53は、QRコードを撮影(撮像)する(ステップS71)。なお、本実施形態において、二次元コードの一例としてQRコードを示したが、二次元コードに限らず、一次元のバーコード、その他の形態のコード情報が用いられてもよい。
●画面表示例●
図25は、利用申請者端末におけるQRコードを撮影する撮影画面例である。図25に示されているように、利用申請者端末5のディスプレイ507には、撮像取得部53によって起動されたQRコード撮影画面5011が表示される。QRコード撮影画面5011が表示されることにより、利用申請者は、QRコード撮影画面5011中の所定の領域内にQRコードを収めて撮影し、必要な情報を取得することができる。
図24に戻り、情報管理部56は、利用申請者がリソース予約に係る座席予約アプリを起動した際に、必要な認証処理が行われているかを管理し、認証処理が行われていない場合には、認証要求を行う。この場合、表示制御部54は、ディスプレイ507に認証要求に係る画面を表示する(ステップS72)。
次に操作受付部52は、利用申請者の操作による認証情報の入力を受け付ける(ステップS73)。
次に、表示制御部54は、ディスプレイ507に利用申請者の体調情報の入力要求を表示する(ステップS74)。
●画面表示例●
ここで、体調情報の入力画面例について説明する。図26は、利用申請者端末における体調情報を入力する入力画面例である。図26に示されているように、利用申請者端末5のディスプレイ507には、表示制御部54によって体調情報入力画面5012が表示される。体調情報入力画面5012では、利用申請者に対して、利用申請者自身の体温の入力を促す体温入力部が表示される。利用申請者は、この体温入力部に現在の体温を入力することができる。体調情報入力画面5012では更に、利用申請者自身の体調として、「咳」、「倦怠感」、「吐き気」の有無をチェックするチェックボックスが表示される。これにより、利用申請者は自身の現在の体調で当てはまる項目にチェックを入れることができる。なお、体調情報は一例であり、上述した管理者によって適宜項目を追加、変更することができる。体調情報入力画面では更に、ワクチン接種、マスク装着の有無などについてもチェックを入れることが可能なチェックボックスがあわせて表示される。以上の項目に対する入力、チェックを行い、「送信」ボタン5051が操作されることにより、上述したステップS76のフロアの座席利用申請の送信処理が実行される。他方、「キャンセル」ボタン5052が操作された場合は、送信処理がキャンセルされ、入力した体調情報は取り消されるか、そのままの状態が維持される。
再び図24に戻り、操作受付部52は、利用申請者による体調情報の入力を受け付ける(ステップS75)。この処理において、利用申請者は、必要な項目に対して現在の利用申請者自身の体温を含む申請者体調情報を入力する。
続いて送受信部51は、リソース管理装置3に対してフロアの座席利用申請を送信する(ステップS76)。これにより、リソース管理装置3の送受信部31は、利用申請者端末5が送信したフロアの座席利用申請を受信する。このとき、フロアの座席利用申請には、テナント識別情報、ロケーション識別情報、フロア識別情報、利用者識別情報、及びステップS75で入力された申請者体調情報が含まれる。
<利用者の体調別処理(利用申請者の体調が悪い場合)>
図27は、体調不良者用フロアが存在する場合のフロア検索処理及びリソース利用許否情報の送信処理の一例を示すシーケンス図である。まず、リソース管理装置3の判断部35は、ステップS76で受信した申請者体調情報と条件情報管理DB3003(図8参照)で管理されている各項目を比較することにより、利用申請者の体調を判断する(ステップS81)。このとき、判断部35は、例えば、利用申請者の体温が体温閾値を超えている、又は、チェックした体調に関する項目が複数の体調情報に該当するなどの場合に、利用申請者の体調が悪いと判断することができる。
以下、ステップS81の判断処理により、リソース利用者の体調が悪い場合について説明する。検索抽出部36は記憶読出部39と協働して、ステップS76で受信したテナント識別情報、ロケーション識別情報、フロア識別情報を検索キーとしてフロア情報管理DB3001(図6参照)を検索することにより、対応する体調不良者用フラグを読み出し、体調不良者用フロアを検索する(ステップS82)。
続いて、検索抽出部36は、フロアFの中で利用可能なリソース(座席)が存在するフロアF’を検索する(ステップS83)。ここで、フロアFとは、フロア情報管理DB3001(図6参照)に登録された対応する体調不良者用フロアのうち、利用申請者がQRコードを撮影したフロアが体調不良者用フロアでない場合の体調不良者用フロアをいう。具体的には、フロア情報管理DB3001(図6参照)で登録された体調不良者用フロアは、海老名10Fである。そこで、海老名10Fのロケーション識別情報(「L0002」)と同一のロケーション識別情報に対応するフロアのうち、海老名10F以外のフロア(1階、2階、3階等)が「フロアF」となる。さらに、フロアF’とは、フロアF内で現在利用可能な座席(空きリソース、すなわち「空席」)が存在するフロアをいう。
フロアF’が存在する場合、送受信部31は、利用申請者端末に対して送信するリソース利用許否通知に係る情報のうち、不許可通知に係る情報を送信する(ステップS84)。これにより、利用申請者端末5の送受信部51は、リソース管理装置3が送信したリソース利用許否通知に係る情報のうちの不許可通知に係る情報を受信する。このとき、リソース利用許否通知に係る情報のうちの不許可通知に係る情報には、不許可を示す通知メッセージ、体調不良者用フロアのリスト情報が含まれる。このとき、体調不良者用フロアは、代替フロアの一例として用いられる。リソース管理装置3が利用申請者端末5に対して不許可通知に係る情報を送る理由は、例えば、以下のとおりである。利用申請者がQRコードを撮影したフロアには、体調不良の利用申請者が利用可能なリソース(座席)は存在しないが、QRコードを撮影したフロアとは異なるフロアに体調不良者用フロアがあり、その体調不良者用フロアに空席がある。そのため、その体調不良者用フロアに移動し、そのフロアに設置された空席を利用してもらうという意図があるからである。このとき、体調不良者用フロアに存在する空席は、代替リソースの一例として用いられる。
次に、利用申請者端末5の表示制御部54は、ディスプレイ507にリソース利用許否通知及びフロアF’のリストを表示する(ステップS85)。
●画面表示例●
ここで、不許可通知の表示画面例について説明する。図28は、利用申請者端末におけるリソース利用不可を通知する通知画面例である。図28に示されているように、利用申請者端末5のディスプレイ507には、表示制御部54によって利用不可通知画面5013が表示される。利用不可通知画面5013では、体調不良の利用申請者に対して、利用可能なフロアのリスト(例えば、「海老名-10F」、「海老名-11F」)が表示される。これにより、利用申請者は、いずれかの体調不良者用フロアに移動して、空きリソース(空席)を利用することが可能になる。
なお、リソース管理装置3は、利用申請者の体調に応じて、移動距離を考慮した通知を利用申請者端末に送信してもよい。具体的には、リソース管理装置3の判断部35は、利用申請者の体調不良の度合いを、入力された体温情報及び体調情報の内容から判断する。判断部35により、入力された体調情報の内容から、体調不良の度合いが高い、すなわち、所定の体温以上、及び所定の項目よりも多く体調情報が入力されたと判断された場合は、生成部37は、フロアの移動距離を短くできるような通知内容を生成する。そして、送受信部31は、生成部37により生成された利用申請者の体調別通知情報を利用申請者端末5に対して送信してもよい。
<利用可能なリソース検索処理(利用申請者の体調を問わない場合)>
次に、利用可能なリソース検索処理について説明する。図29は、利用可能リソースの検索処理及び利用許否情報の送信処理の一例を示すシーケンス図である。まず、検索抽出部36は記憶読出部39と協働して、ステップS76で受信したテナント識別情報、ロケーション識別情報、フロア識別情報を検索キーとしてリソース情報管理DB3002(図7参照)を検索することにより、対応する利用可能なリソースXを検索する(ステップS91)。なお、利用可能なリソースXとは、利用状態が「利用中」となっていない座席、すなわち「空席」の座席をいう。
続いて、検索抽出部36は、利用可能なリソースが存在するフロアを検索する(ステップS92)。具体的には、検索抽出部36は、リソース情報管理DB3002(図7参照)で管理されているリソースのうち、利用可能なリソースXが存在するフロアを検索する。図7に示した例では、利用可能なリソースXは「海老名7F-座席002」であり、そのリソースX(座席)が存在するフロアは、「海老名7F」ということになる。
続いて、送受信部31は、利用申請者端末に対して送信するリソース利用許否通知に係る情報のうち、不許可通知に係る情報を送信する(ステップS93。これにより、利用申請者端末5の送受信部51は、リソース管理装置3が送信したリソース利用許否通知に係る情報のうちの不許可通知に係る情報を受信する。このとき、リソース利用許否通知に係る情報のうちの不許可通知に係る情報には、不許可を示す通知メッセージ、体調不良者用フロアのリスト情報が含まれる。
次に、利用申請者端末5の表示制御部54は、ディスプレイ507にリソース利用許否通知及びフロアF’のリストを表示する(ステップS94)。
●画面表示例●
ここで、不許可通知の別の表示画面例について説明する。図30は、利用申請者端末における他のフロアでのリソースの検索を促すための通知画面例である。図30に示されているように、利用申請者端末5のディスプレイ507には、表示制御部54によって利用不可通知画面5014が表示される。利用不可通知画面5014では、利用申請者に対して、利用可能なフロアのリスト(例えば、「海老名-2F」、「海老名-3F」、・・・)が表示される。これにより、利用申請者は、いずれかのフロアでの空きリソース(空席)の利用を検討することが可能になる。
本実施形態に係る通信システムでは、例えば、上述したステップS76及びS84(S93)の処理が実行される場合、利用申請者端末5とリソース管理装置3との間に他の装置等が存在してもよい。つまり、利用申請者端末5とリソース管理装置3との間で送受信される各情報(データ)は、一度他の装置を介して送受信されるような構成であってもよい。上述した構成は、利用申請者端末5とリソース管理装置3との間に他の処理ステップが存在した場合でも適用することが可能である。
<リソースXが存在する場合のリソース検索処理(利用申請者の体調が良い場合)>
次に、利用可能なリソース検索処理について説明する。図31は、利用申請者の体調が良い場合のリソース検索処理の一例を示すシーケンス図である。まず、リソース管理装置3の検索抽出部36は記憶読出部39と協働して、利用可能なリソースXのうち、周囲に体調の悪いリソース利用者が存在するリソースYを検索する(ステップS101)。具体的には、検索抽出部36は、ステップS76で受信したテナント識別情報、ロケーション識別情報、フロア識別情報を検索キーとしてリソース情報管理DB3002(図7参照)を検索することにより、上述したリソースYを検索する。例えば、図7に示したリソース情報管理テーブルの場合、リソースXは、「空席」で示された「海老名1F-座席003」である。このとき、リソースXの隣に位置する「海老名1F-座席004」(リソース識別情報「R0004」で管理されているリソース)を利用中のリソース利用者は体調不良として管理されている。そこで、リソースXである「海老名1F-座席003」は、リソースYに該当することになる。
リソースYが存在する場合、検索抽出部36は更に、リソースXからリソースYを除いたリソースX’を抽出する(ステップS102)。
続いて、検索抽出部36は、周囲のリソースの利用状況でリソースX’をフィルタリング(選択的に排除)する(ステップS103)。具体的には、検索抽出部36は、以下の条件に基づいて、リソースX’をフィルタリングする。その条件は、例えば、
・周囲にリソースYの数が最も少ないリソース(座席)であること
・リソースYとの位置関係が「斜め」のリソース(座席)であること(但し、存在しない場合は「隣」→「対面」の順に再度フィルタリングする)
である。
次に、生成部37は、リソースX’でリソース抽出用リストを生成する(ステップS104)。以上、ステップS102-S104までの処理が、リソースYが存在する場合のリソース管理装置3における処理となる。
他方、ステップS101の処理においてリソースYが存在しない場合は、生成部37は、リソースXでリソース抽出用リストを生成する(ステップS105)。
<リソースXが存在する場合のリソース検索処理(利用申請者の体調が悪い場合)>
続いて、利用可能なリソース検索処理の他の例について説明する。図32は、利用申請者の体調が悪い場合のリソース検索処理の一例を示すシーケンス図である。図32に示されているように、まず、リソース管理装置3の検索抽出部36は記憶読出部39と協働して、利用可能なリソースのうち、周囲のリソースが利用されていないリソースZを検索する(ステップS106)。具体的には、検索抽出部36は、ステップS76で受信したテナント識別情報、ロケーション識別情報、フロア識別情報を検索キーとしてリソース情報管理DB3002(図7参照)を検索することにより、対応する利用可能なリソースのうち、周囲のリソースが利用されていないリソースZを検索する。
リソースZが存在する場合、検索抽出部36は更に、リソースXからリソースZを抽出する(ステップS107)。
続いて、生成部37は、リソースZでリソース抽出用リストを生成する(ステップS108)。以上、ステップS107及びS108の処理が、リソースZが存在する場合のリソース管理装置3における処理となる。
他方、リソースZが存在しない場合、検索抽出部36は、周囲のリソースの利用状況でリソースXをフィルタリング(選択的に排除)する(ステップS109)。具体的には、検索抽出部36は、以下の条件に基づいて、リソースXをフィルタリングする。その条件は、例えば、
・周囲に利用中のリソース数が最も少ないリソース(座席)であること
・リソースYとの位置関係が「斜め」のリソース(座席)であること(但し、存在しない場合は「隣」→「対面」の順に再度フィルタリングする)
である。
次に、生成部37は、リソースXでリソース抽出用リストを生成する(ステップS110)。以上、ステップS109及びS110の処理が、リソースZが存在しない場合のリソース管理装置3における処理となる。
<リソースの更新及びリソース利用許否通知の表示処理(利用可能通知)>
次に、リソースの更新及びリソース利用許否通知の表示処理について説明する。図33は、抽出されたリソースの予約状況の更新処理及びリソース利用許否情報の送信処理の一例を示すシーケンス図である。図33に示されているように、まず、リソース管理装置3の検索抽出部36は、図31及び図32の各生成ステップにより生成されたリソース抽出用リストでリソースを抽出する(ステップS111)。具体的には、検索抽出部36は、それぞれの条件において生成されたリソース抽出用リストから、利用申請者が利用可能な利用可能リソースを無作為に抽出する。但し、検索抽出部36は、無作為ではなく一定の規則にしたがって、リソースを抽出するようにしてもよい。この場合の一定の規則とは、例えば、利用申請者がQRコードを読み込んだ時刻順、利用申請者の所属ごと、などが考えられる。
続いて、登録部38は、抽出されたリソースの利用状況を更新する(ステップS112)。具体的には、登録部38は、リソース情報管理DB3002(図7参照)で管理され、抽出されたリソース識別情報に関連付けられたリソースの利用状況(利用状態)を「利用中」に更新する。
次に、送受信部31は、予約管理サーバ7に対して、リソースの利用申請者と抽出されたリソースの更新要求に係る情報を送信する(ステップS113)。これにより、予約管理サーバ7の送受信部71は、リソース管理装置3が送信したリソースの利用申請者と抽出されたリソースの更新要求に係る情報を受信する。このとき、リソースの利用申請者と抽出されたリソースの更新要求に係る情報には、リソース識別情報が含まれる。
次に、予約管理サーバ7の登録部78は、ステップS113で受信したリソース識別情報で関連付けられ、予約管理DB7001(図10参照)で管理されている対象リソースの予約状況を更新する(ステップS114)。
続いて、送受信部71は、リソース管理装置3に対して、リソースの利用申請者と抽出されたリソースの更新要求に対する応答として、更新応答に係る情報を送信する(ステップS115)。これにより、リソース管理装置3の送受信部31は、予約管理サーバ7が送信した更新応答に係る情報を受信する。
次に、リソース管理装置3の送受信部31は、利用申請者端末5に対して、リソース利用許否通知のうちの許可通知に係る情報を送信する(ステップS116)。これにより、利用申請者端末5の送受信部51は、リソース管理装置3が送信したリソース利用許否通知のうちの許可通知に係る情報を受信する。このとき、リソース利用許否通知のうちの許可通知に係る情報には、利用可能リソース情報としてのフロア名情報、リソース名情報、利用可能日時情報が含まれる。
次に利用申請者端末5の表示制御部54は、ディスプレイ507に、リソース利用許否通知を表示する(ステップS117)。具体的には、表示制御部54は、ディスプレイ507に、リソース利用許否通知のうち、利用可能リソースを含む利用可能通知(利用許可通知)を表示する。
●画面表示例●
ここで、不許可通知の別の表示画面例について説明する。図34は、利用申請者端末における利用可能リソースの検索結果を通知する通知画面例である。図34に示されているように、利用申請者端末5のディスプレイ507には、表示制御部54によって利用許可通知画面5015が表示される。利用許可通知画面5015では、利用申請者に対して、利用可能なフロアと座席、並びに利用開始日時、利用終了日時が表示される。利用許可通知画面5015には更に、「終了」ボタン5053が表示される。利用申請者は、この「終了」ボタンを操作することにより、この画面から他の画面に遷移することが可能となる。他方、利用申請者端末5は、この「終了」ボタンが操作されることにより、表示されたリソースの利用を終了する通知をリソース管理装置3に対して送信するようにしてもよい。これに伴いリソース管理装置3は、利用を終了するリソースの更新要求を、予約管理サーバ7に対して送信するようにしてもよい。
〔実施形態の主な効果〕
以上説明したように本実施形態によれば、リソース管理装置3は、利用申請者端末5を利用する利用申請者の体調に係る申請者体調情報を受信し(S76)、利用されていない一以上の空きリソースの中から、申請者体調情報に基づいて、利用申請者が利用可能な利用可能フロア及び利用可能な利用可能リソースを抽出し(S111)、抽出された利用可能フロア及び利用可能リソースに係るリソース利用許否情報を、利用申請者端末5に対して送信する(S116)。これにより、利用申請者の体調を考慮して利用可能かリソースを割り当てることで、他のリソースを利用中の利用者への影響を減らすことが可能になるという効果を奏する。
更に、本実施形態によれば、リソース管理装置3は、利用申請者が体調不良であり、体調情報を送信したフロアに利用可能なリソースが無い場合でも、利用申請者の体調情報に応じた体調不良者用フロアを利用申請者端末5に対して送信する(S84,S93)。これにより、利用申請者が体調不良の状態でリソースの利用申請を行っても、他のリソース利用者への影響を減らすことが可能になるという効果を奏する。
更に、本実施形態によれば、リソース管理装置3は、利用申請者の体調に応じて、移動距離を考慮した通知を利用申請者端末に送信する。これにより、利用申請者の体調不良の程度に応じて、利用申請者の負担を軽減した利用可能リソースを選択的に提示することも可能になるという効果を奏する。
〔実施形態の補足〕
上述した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウエアによって各機能を実行するようプログラミングされたデバイスを含むものとする。このデバイスとは、例えば、プロセッサ、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)、SOC(System on a chip)、GPU(Graphics Processing Unit)、及び従来の回路モジュール等をいう。
更に、上述した実施形態により得られる利用可能リソースに係る情報は、人工知能(AI)を利用した機械学習の学習効果によって取得されたものでもよい。ここで、機械学習とは、コンピュータに人のような学習能力を獲得させるための技術であり、コンピュータが、データ識別等の判断に必要なアルゴリズムを事前に取り込まれる学習データから自律的に作成、新たなデータについてこれを適用して予測を行う技術のことをいう。機械学習のための学習方法は、教師あり学習、教師なし学習、半教師学習、強化学習、深層学習のいずれかの方法でもよい、更に、機械学習のための学習方法は、これらの学習方法を組み合わせた学習方法でもよく、機械学習のための学習方法は問わない。
これまで本発明の一実施形態に係るリソース管理システム、リソース管理装置、リソース管理方法及びプログラムについて説明してきたが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態の追加、変更又は削除等、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
1 通信システム
2 リソース管理システム
3 リソース管理装置
5 利用申請者端末
7 予約管理サーバ(クラウドサービス)
9 管理者端末
31 送受信部(送信手段の一例)
36 検索抽出部(抽出手段の一例)
51 送受信部(送信手段の一例)
53 撮像取得部(取得手段の一例)
54 表示制御部(表示制御手段の一例)
特開2020-038552号公報

Claims (12)

  1. 利用対象となるリソースに係るリソース情報を管理するリソース管理装置と、前記リソースを利用するためのリソース利用申請情報を前記リソース管理装置に送信する利用申請者端末と、を有するリソース管理システムであって、
    前記利用申請者端末は、
    当該利用申請者端末を利用する利用申請者の体調に係る申請者体調情報を、前記リソース利用申請情報に含めて前記リソース管理装置に送信する送信手段、
    を有し、
    前記リソース管理装置は、
    前記リソースのうち利用されていない一以上の空きリソースの中から、前記申請者体調情報に基づいて、前記利用申請者が利用可能な利用可能フロア及び利用可能な利用可能リソースを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記利用可能フロア及び前記利用可能リソースに係るリソース利用許否情報を、前記利用申請者端末に送信する送信手段と、
    を有する、
    ことを特徴とするリソース管理システム。
  2. 前記抽出手段は、
    前記一以上の空きリソースに対して、各空きリソースの所定の距離内で他のリソースを利用中のリソース利用者の体調に係る利用者体調情報に基づいて、前記利用可能フロア及び前記利用可能リソースを抽出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のリソース管理システム。
  3. 前記申請者体調情報に含まれる所定の情報が所定の条件を満たすことで、前記利用申請者が体調不良の状態にあり、前記リソース利用申請情報が送信された所定のフロアと異なる他のフロアに体調不良の利用者が利用可能な体調不良者用フロアが存在する場合、前記抽出手段は、
    前記体調不良者用フロアに存在する一以上のリソースから、前記利用可能リソースを抽出する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のリソース管理システム。
  4. 前記申請者体調情報に含まれる所定の情報が他の所定の条件を満たすことで、前記利用申請者が体調良好の状態にあり、且つ前記所定のフロアに存在する前記他のリソースを利用中のリソース利用者の体調に係る利用者体調情報に含まれる所定の情報が所定の条件を満たすことで体調不良の状態にある場合、前記抽出手段は、
    前記所定のフロアに存在する前記一以上の空きリソースのうち、前記リソース利用者が利用中の利用中リソースと所定の距離を空けて存在する空きリソースを、前記利用可能リソースとして抽出する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のリソース管理システム。
  5. 前記利用申請者端末の送信手段は、
    前記リソース利用申請情報が送信された所定のフロアを識別するフロア識別情報を、前記リソース利用申請情報に含めて前記リソース管理装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のリソース管理システム。
  6. 前記利用申請者端末は、更に、
    前記所定のフロアに設置された所定のコード情報を読み取ることにより、前記フロア識別情報を取得する取得手段、
    を有する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のリソース管理システム。
  7. 前記取得手段は、前記所定のコード情報として二次元コードを読み取ることにより、前記フロア識別情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項6に記載のリソース管理システム。
  8. 前記利用申請者端末は、更に、
    前記申請者体調情報を入力するための体調情報入力画面を表示手段に表示する表示制御手段、
    を有する、
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のリソース管理システム。
  9. 前記表示制御手段は、
    前記リソース管理装置が送信した、前記リソース利用許否情報に含まれる前記リソースの利用許否、利用可能な場合の利用可能リソースに係る利用可能リソース情報、利用不可能な場合の代替リソースに係る代替リソース情報を、前記表示手段に表示する、
    ことを特徴とする請求項8に記載のリソース管理システム。
  10. 利用対象となるリソースに係るリソース情報を管理するリソース管理装置であって、
    前記リソースの利用を申請するための利用申請者端末が送信した、前記リソースを利用する利用申請者の体調に係る申請者体調情報を含むリソース利用申請情報を受信する受信手段と、
    前記リソースのうち利用されていない一以上の空きリソースの中から、前記申請者体調情報に基づいて、前記利用申請者が利用可能な利用可能フロア及び利用可能な利用可能リソースを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された前記利用可能フロア及び前記利用可能リソースに係るリソース利用許否情報を、前記利用申請者端末に送信する送信手段と、
    を有する、
    ことを特徴とするリソース管理装置。
  11. 利用対象となるリソースに係るリソース情報を管理するリソース管理装置が実行するリソース管理方法であって、
    前記リソースの利用を申請するための利用申請者端末が送信した、前記リソースを利用する利用申請者の体調に係る申請者体調情報を含むリソース利用申請情報を受信する受信ステップと、
    前記リソースのうち利用されていない一以上の空きリソースの中から、前記申請者体調情報に基づいて、前記利用申請者が利用可能な利用可能フロア及び利用可能な利用可能リソースを抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップによって抽出された前記利用可能フロア及び前記利用可能リソースに係るリソース利用許否情報を、前記利用申請者端末に送信する送信ステップと、
    を含む処理を実行することを特徴とするリソース管理方法。
  12. 利用対象となるリソースに係るリソース情報を管理するリソース管理装置に、
    前記リソースの利用を申請するための利用申請者端末が送信した、前記リソースを利用する利用申請者の体調に係る申請者体調情報を含むリソース利用申請情報を受信する受信ステップと、
    前記リソースのうち利用されていない一以上の空きリソースの中から、前記申請者体調情報に基づいて、前記利用申請者が利用可能な利用可能フロア及び利用可能な利用可能リソースを抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップによって抽出された前記利用可能フロア及び前記利用可能リソースに係るリソース利用許否情報を、前記利用申請者端末に送信する送信ステップと、
    を含む処理を実行させるプログラム。
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