JP2023054362A - ガラス板の保持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】水密・気密性及び防火性に優れたガラス板の保持構造を提供する。【解決手段】網入りまたは防火性を備えたガラス板の周端部を枠体にて保持するガラス板の保持構造であって、前記ガラス板は、当該ガラス板の一方の面との間に設けられた不定形のシール材と、前記ガラス板の他方の面との間に設けられ、発火温度よりも低い温度で膨張するとともに脆弱化する定形のシール材により保持されている。【選択図】図3

Description

本発明は、ガラス板の周端部を枠体にて保持するガラス板の保持構造に関する。
ガラス板の保持構造としては、例えば、サッシの内周溝にセラミック繊維ロープよりなる不燃性バックアップ材を装填してから、内周溝に単板でなる金網入りのガラスを嵌め込み、ガラスと内周溝の開口縁との間に不定形のシーリング材を詰めて形成される防火ガラス戸のガラス板の保持構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。シーリング材は、ガラス及びサッシと各々糊着しており、ビードなどの定形のシーリング材より発火温度が高く、また高い水密・気密性を備えている。
特許第2756652号公報
上記ガラスの保持構造では、ガラスが単板の金網入りのガラスなので、例えば、Low-Eガラスのように遠赤外線を反射しないため、火災時には、ガラスの火元と反対側に設けられているシーリング材も加熱される虞がある。加熱されたシーリング材は溶融されて内周溝等に残存し、更に加熱されると発火する虞がある。すなわち、ガラスにより仕切られていたとしても、シーリング材が発火することにより、ガラスに対して火元と反対側の空間側に延焼してしまう虞がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、水密・気密性及び防火性に優れたガラス板の保持構造を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明のガラス板の保持構造は、網入りまたは防火性を備えたガラス板の周端部を枠体にて保持するガラス板の保持構造であって、前記ガラス板は、当該ガラス板の一方の面と前記枠体との間に設けられた不定形のシール材と、前記ガラス板の他方の面と前記枠体との間に設けられ、発火温度よりも低い温度で膨張するとともに脆弱化する定形のシール材により保持されていることを特徴とするガラス板の保持構造である。
このようなガラス板の保持構造によれば、ガラス板は、一方の面と枠体との間に不定形のシール材が設けられているので、両面がいずれも定形のシール材により保持されている場合より高い水密・気密性を備えることが可能である。また、ガラス板の他方の面と枠体との間には、発火温度よりも低い温度で膨張するとともに脆弱化する定形のシール材が設けられているので、一方の面側が火元となる火災の場合には、ガラス板の他方の面との間に設けられている定形のシール材が、加熱されて発火する前に膨張するとともに脆弱化する。このため、定形のシール材が、ガラス板の一方の面側の火炎により加熱されたとしても、脆弱化した定形のシール材は枠体外に膨出してしまうので、定形のシール材は発火する前にガラス板の他方の面と枠体との間から定形のシール材は存在しなくなる。このため、水密・気密性及び防火性に優れたガラス板の保持構造を提供することが可能である。
かかるガラス板の保持構造であって、前記ガラス板に対し、前記他方の面側に加熱発泡材が設けられていることを特徴とする。
このようなガラス板の保持構造によれば、ガラス板に対して他方の面側に設けられている加熱発泡材は、加熱されて膨張すると定形のシール材を押圧する。このため、加熱されて脆弱になった定形のシール材を、当該シール材が発火する前にガラス板と枠材との間からより早く、且つ、より確実に排出することが可能である。
かかるガラス板の保持構造であって、前記加熱発泡材は、加熱されて発泡し、膨張した前記定形のシール材を押圧して前記ガラス板の他方の面と前記枠体との間に進入することを特徴とする。
このようなガラス板の保持構造によれば、加熱されて発泡した加熱発泡材は、膨張した定形のシール材を押圧するので、膨張した定形のシール材は発泡した加熱発泡材により枠体の外方向に押圧され脆弱化すると、枠体の外側に押し出されやすくなる。このとき、発泡した加熱発泡材はガラス板の他方の面と枠体との間に進入するので、定形のシール材が押し出されて存在しなくなるときには、発泡した加熱発泡材がガラス板と枠材との間に存在する。このため、たとえ定形のシール材が存在しなくなったとしても発泡した加熱発泡材と不定形のシール材とによりガラス板を保持することが可能である。
かかるガラス板の保持構造であって、前記不定形のシール材は、不燃性のバックアップ材とともに設けられていることを特徴とする。
このようなガラス板の保持構造によれば、不定形のシール材とともに設けられているバックアップ材は不燃性なので、不定形のシール材が溶融したとしてもバックアップ材が燃焼することはない。このため、より高い防火性を備えることが可能である。
本発明によれば、水密・気密性及び防火性に優れたガラス板の保持構造を提供することが可能である。
本実施形態に係るガラス板の保持構造を示す横断面図である。 本実施形態に係るガラス板の保持構造を示す縦断面図である。 図1におけるA部の拡大図である。 ガラス板が屋内側に配置されている場合のガラス板の保持構造を示す横断面図である。 ガラス板の屋外側にビードが、屋内側に湿式のシール材が設けられているガラス板の保持構造を示す横断面図である。 障子が備える框体のガラス板をビードと湿式のシール材とにより保持するガラス板の保持構造を示す横断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るガラス板の保持構造について図面を参照して説明する。
本実施形態では、ガラス板の保持構造を、建物に設けられるFIX窓を例に挙げて説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態のFIX窓用の建具1は、躯体2の開口2aにアンカー3を介して取り付けられる枠体4と、枠体4の内周側に取り付けられる単板の網入りガラス板(以下、ガラス板という)5と、を有している。
以下の説明においては、躯体2の取り付けられた建具1を屋内側から見たときに、上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向、屋内外方向である奥行き方向を見込み方向として示す。建具1の各部位であっても、また、建具1を構成する各部材については単体の状態であっても、建具1が躯体2に取り付けられている状態にて上下方向、左右方向、奥行き方向となる方向にて方向を特定して説明する。
枠体4は、4本の押し出し成形部材でなる上枠41、下枠42、左右の縦枠43が矩形状に枠組みされている。下枠42及び左右の縦枠43には、枠組みされた状態にて各々互いに対向する部位、すなわち矩形状をなす枠体4の内周部に、外周側に窪む溝状をなし、ガラス板5の周端部5aが収容されるガラス板収容部40が設けられている。
下枠42のガラス板収容部40は、下枠42が有する中空部42aを形成する下枠内周面42bに設けられ、上方が開放された開口部が、ガラス板5が挿入される挿入口をなして中空部42a内にガラス板5の下端部5aが収容されるように形成されている。
縦枠43のガラス板収容部40は、左右の縦枠43が各々有する互いに対向する縦枠内周面43aと、縦枠内周面43aから互いに対向する側に突出する2つの突出壁部43bにより形成されている。より具体的には、見込み方向に間隔を空けて設けられている2つの突出壁部43bの先端側の開口部が、ガラス板5が挿入される挿入口をなして、2つの突出壁部43bと縦枠内周面43aとにより形成される溝部内にガラス板5の左右の端部5aが収容されるように形成されている。
ガラス板収容部40の開放されている側、すなわちガラス板5が挿入される挿入口側の端部には、発火温度より低い温度で膨張するとともに脆弱化する定形のシール材としてのビード6が嵌合可能かつ不定形のシール材としての湿式のシール材7を不燃性のバックアップ材8とともにガラス板5との間に挟持可能なシール配置部40aが見込み方向に対向させて設けられている。ここで、定形のシール材のビード6としては、加熱されて熱膨張するとともに熱分解により弾性が消失することにより、ガラス板5が保持できないほど脆くなる、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)製のビードが挙げられ、不定形のシール材の湿式のシール材7としては、例えば、シリコーン系シール材が挙げられ、不燃性のバックアップ材8としては、例えば、グラスファイバー系バックアップ材が挙げられる。また、ここでビード6の発火温度とは、加熱されたときに火種が無くともビード6が発火する温度を示している。
下枠42及び縦枠43のシール配置部40aは、向きが異なるだけで同形状なので、ここでは縦枠43のシール配置部40aを例に挙げて説明する。
図3に示すように、縦枠43に設けられているシール配置部40aは、2つの突出壁部43bの先端側に各々、対向する側に突出させて設けられている。各シール配置部40aは、突出壁部43bの先端から互いに対向する側に延出された先端壁部40bと、先端壁部40bから縦枠内周面43a側に延出された内周延出部40cと、先端壁部40bと左右方向において間隔を空けて対向し突出壁部43bの中央近傍から延出された中央延出部40dと、中央延出部40dから内周延出部40c側に延出された対向延出部40eと、を有している。
内周延出部40cと対向延出部40eとは、左右方向に沿って直線状に配置されており、内周延出部40cと対向延出部40eとの間にはスリット40fが設けられている。内周延出部40cは、対向延出部40eより左右方向の幅が広く形成されており、スリット40fは、中央延出部40d側に偏った位置に設けられている。中央延出部40dは、対向延出部40eよりも屋外側に突出する突部40gを有している。
下枠42においては、中空部42aを形成する下枠内周面42bをなす部位がシール配置部40aの先端壁部40bをなし、中空部42aを形成し屋外に臨む屋外壁部42cの先端部に屋外側のシール配置部40aが設けられ、屋外側のシール配置部40aと屋内側に間隔を空けて屋内側のシール配置部40aが設けられている。
上枠41は、下枠42と対向する上枠内周面41aから下方に垂設され下端の屋外側にシール配置部40aが設けられている垂設壁部41bと、上枠内周面41aに設けられた係止部41cに係止される押縁9と、上枠内周面41aの一部とによりガラス板5の上端部5aが収容されるように形成されている。
ガラス板5は、下枠42の中空部42aにおける底部42dに配置された不燃性のセッティングブロック10上に載置され、屋内側に設けられたビード6と、屋外側に設けられた湿式のシール材7とにより挟持されて保持されている。より具体的には、ガラス板5の屋内側は、矩形状に枠組みされた上枠41、下枠42、左右の縦枠43の屋内側のシール配置部40aに嵌合されたビード6が設けられている。
ガラス板5の屋外側には、下枠42、左右の縦枠43の屋外側のシール配置部40a及び押縁9のシール配置部40aとガラス板5との間に、枠体4の内周側から挿入されて突部40gに当接されて位置決めされスリット40fを塞ぐように配置される不燃性のバックアップ材8が設けられており、バックアップ材8の内周側に湿式のシール材7が充填されている。本実施形態にいては、ガラス板5の一方の面が、屋外側の面に相当し、他方の面が屋内側の面に相当する。
下枠42のガラス板収容部40の底をなす中空部42aの底部42dは、屋外側に水平な平底部42eと、平底部42eの屋内側に、屋内側に向かって高くなる傾斜を有する傾斜底部42fと、を有している。平底部42eと傾斜底部42fとの境界部分は、屋内側のシール配置部40aと上下方向に対向する位置より屋内側に位置している。
セッティングブロック10は、下枠42の全長より大幅に短いピース状の部材であり、平底部42eに配置されている。平底部42eにおいてセッティングブロック10が配置されていない部位には、加熱された際に発泡する加熱発泡材11が設けられている。すなわち、ガラス板5に対して屋内側であり、ビード6が設けられている屋内側のシール配置部40aとガラス板5との間と上下方向に対向する位置にも加熱発泡材11が設けられている。また、中空部42aを形成する屋外壁部42cの内面にも加熱発泡材11が設けられている。ここで、加熱発泡材11としては、例えば、熱膨張性黒鉛が挙げられる。
上枠41のガラス板収容部40内には、垂設壁部41bのシール配置部40aよりも外周側に、また、押縁9のシール配置部40aよりも外周側に、上枠41及び押縁9の全長に亘って加熱発泡材11が設けられている。
左右の縦枠43のガラス板収容部40内には、縦枠内周面43aの屋内側の部位、より具体的には、ガラス板5の屋外側の面より屋外側の位置から屋内側の領域に、縦枠43の全長に亘って加熱発泡材11が設けられている。すなわち、ガラス板5に対し屋内側であり、ビード6が設けられている屋内側のシール配置部40aとガラス板5との間と左右方向に対向する位置にも加熱発泡材11が設けられている。
本実施形態のガラス板5の保持構造によれば、ガラス板5は、屋外側の面との間に湿式のシール材7が設けられているので、両面がいずれも定形のシール材により保持されている場合より高い水密・気密性を備えることが可能である。
また、ガラス板5の屋内側の面との間には、発火温度よりも低い温度で膨張するとともに脆弱化するビード6が設けられているので、屋外側が火元となる火災の場合には、ガラス板5の屋内側の面との間に設けられているビード6は発火する前に膨張するとともに脆弱化する。このため、ビード6が屋外側の火炎により加熱されたとしても、脆弱化したビード6は枠体4のガラス板収容部40の外に膨出するので、発火する前にビード6はガラス板5と枠体4との間には存在しなくなる。よって、屋外側が火元となる火災の場合には、ガラス板5の屋内側のビード6は発火しないので、屋内側への延焼を防止することが可能である。このため、水密・気密性及び防火性に優れたガラス板5の保持構造を提供することが可能である。
また、ガラス板5に対して屋内側に設けられている加熱発泡材11は、加熱されて膨張するとビード6を押圧する。このとき、加熱発泡材11は、発泡による体積の増加速度が、ビード6の熱膨張による体積の増加速度より速く、体積の増加率も大きい。このため、加熱発泡材11が発泡し始めて体積が増加すると、まず熱膨張し始めたビード6に接触して押圧し始める。一方、ビード6は、加熱され続けると揮発性ガスが脱けつつ質量が減少し次第に脆弱になる。加熱発泡材11が完全に発泡し終わる頃には、ビード6はガラス板5が保持できないほど脆くなるため、ビード6は、発泡した加熱発泡材11により、屋内側のシール配置部40aとガラス板5との間から枠体4の外に徐々に押し出される。このため、加熱されて脆弱になったビード6を、当該ビード6が発火する前にガラス板5と枠体4との間からより早く、かつ、より確実に排出することが可能である。
また、発泡した加熱発泡材11は、ガラス板5の屋内側の面と枠体4との間に進入するので、ビード6が押し出されて存在しなくなるときには、発泡した加熱発泡材11がガラス板5の屋内側の面と枠材4との間に存在している。このため、たとえビード6が存在しなくなったとしても発泡した加熱発泡材11と湿式のシール材7とによりガラス板5を保持することが可能である。このとき、ビード6が、ガラス板5が保持できないほど脆くなる温度は、ビード6が加熱されて火種が無くとも発火する発火温度よりも十分低く、ビード6は発火温度に達する前に、ガラス板5と枠材4との間から押し出されているので、ビード6がガラス板5と枠材4との間およびその近傍にて発火することを防止することが可能である。
また、湿式のシール材7とともに設けられているバックアップ材8は不燃性なので、湿式のシール材7が溶融したとしてもバックアップ材8は燃焼することはない。このため、より高い防火性を備えることが可能である。
上記実施形態においては、ガラス板5の屋外側に湿式のシール材7、屋内側にビード6が設けられている例について説明したが、図4に示すように、ガラス板5が建物の屋内寄りに配置されている場合や、屋内側に火元となる可能性がある装置や設備が備えられているなど、建具1が設置される現場に応じて、図5に示すようにガラス板5の屋外側にビード6を、屋内側に湿式のシール材7を設けても構わない。
上記実施形態においては、FIX窓用の建具1が備える枠体4を例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば、図6に示すように、枠体12に装着される障子13が備える枠体としての框体14のガラス板5をビード6と湿式のシール材7とにより保持しても構わない。
上記実施形態においては、ガラス板の一例として網入りのガラス板を例に挙げて説明したが、これに限らず、耐火・耐熱など防火性を備えたガラス板であれば構わない。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 建具、4 枠体、5 ガラス板、5a 周端部(上端部、下端部、左右の端部)
6 ビード、7 湿式のシール材、8 バックアップ材、11 加熱発泡材、
12 枠体、14 框体
本発明は、ガラス板の周端部を枠体にて保持するガラス板の保持構造に関する。
ガラス板の保持構造としては、例えば、サッシの内周溝にセラミック繊維ロープよりなる不燃性バックアップ材を装填してから、内周溝に単板でなる金網入りのガラスを嵌め込み、ガラスと内周溝の開口縁との間に不定形のシーリング材を詰めて形成される防火ガラス戸のガラス板の保持構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。シーリング材は、ガラス及びサッシと各々糊着しており、ビードなどの定形のシーリング材より発火温度が高く、また高い水密・気密性を備えている。
特許第2756652号公報
上記ガラスの保持構造では、ガラスが単板の金網入りのガラスなので、例えば、Low-Eガラスのように遠赤外線を反射しないため、火災時には、ガラスの火元と反対側に設けられているシーリング材も加熱される虞がある。加熱されたシーリング材は溶融されて内周溝等に残存し、更に加熱されると発火する虞がある。すなわち、ガラスにより仕切られていたとしても、シーリング材が発火することにより、ガラスに対して火元と反対側の空間側に延焼してしまう虞がある。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、水密・気密性及び防火性に優れたガラス板の保持構造を提供することにある。
かかる目的を達成するために本発明のガラス板の保持構造は、上枠、下枠及び左右の縦枠が矩形状に枠組みされた枠体の内周側に取り付けられ、網入りまたは防火性を備えた単板のガラス板の周端部が、前記左右の縦枠に、互いに対向する側に突出された突出壁部と、各々の前記縦枠に係止される押縁とが形成するガラス収容部、及び、前記上枠に、下方に垂設された垂設壁部と、前記上枠に係止される押縁とが形成するガラス収容部、に収容され、前記ガラス収容部の前記ガラス板が挿入される側の端部は、前記ガラス板との間にシール材を介して前記ガラス板を保持しており、前記突出壁部、前記垂設壁部、及び、各々の前記押縁における前記シール材よりも外周側に加熱発泡材が設けられていることを特徴とするガラス板の保持構造である。
かかるガラス板の保持構造であって、前記ガラス板の一方の面と前記押縁との間に設けられた前記シール材は不定形のシール材であり、前記ガラス板の他方の面と前記枠体との間に設けられた前記シール材は、発火温度よりも低い温度で膨張するとともに脆弱化する定形のシール材により保持されていることを特徴とする。
なお、以下に示す実施の形態には、参考技術として下記の発明も含まれる。
網入りまたは防火性を備えたガラス板の周端部を枠体にて保持するガラス板の保持構造であって、前記ガラス板は、当該ガラス板の一方の面と前記枠体との間に設けられた不定形のシール材と、前記ガラス板の他方の面と前記枠体との間に設けられ、発火温度よりも低い温度で膨張するとともに脆弱化する定形のシール材により保持されていることを特徴とするガラス板の保持構造である。
このようなガラス板の保持構造によれば、ガラス板は、一方の面と枠体との間に不定形のシール材が設けられているので、両面がいずれも定形のシール材により保持されている場合より高い水密・気密性を備えることが可能である。また、ガラス板の他方の面と枠体との間には、発火温度よりも低い温度で膨張するとともに脆弱化する定形のシール材が設けられているので、一方の面側が火元となる火災の場合には、ガラス板の他方の面との間に設けられている定形のシール材が、加熱されて発火する前に膨張するとともに脆弱化する。このため、定形のシール材が、ガラス板の一方の面側の火炎により加熱されたとしても、脆弱化した定形のシール材は枠体外に膨出してしまうので、定形のシール材は発火する前にガラス板の他方の面と枠体との間から定形のシール材は存在しなくなる。このため、水密・気密性及び防火性に優れたガラス板の保持構造を提供することが可能である。
かかるガラス板の保持構造であって、前記ガラス板に対し、前記他方の面側に加熱発泡材が設けられていることを特徴とする。
このようなガラス板の保持構造によれば、ガラス板に対して他方の面側に設けられている加熱発泡材は、加熱されて膨張すると定形のシール材を押圧する。このため、加熱されて脆弱になった定形のシール材を、当該シール材が発火する前にガラス板と枠材との間からより早く、且つ、より確実に排出することが可能である。
かかるガラス板の保持構造であって、前記加熱発泡材は、加熱されて発泡し、膨張した前記定形のシール材を押圧して前記ガラス板の他方の面と前記枠体との間に進入することを特徴とする。
このようなガラス板の保持構造によれば、加熱されて発泡した加熱発泡材は、膨張した定形のシール材を押圧するので、膨張した定形のシール材は発泡した加熱発泡材により枠体の外方向に押圧され脆弱化すると、枠体の外側に押し出されやすくなる。このとき、発泡した加熱発泡材はガラス板の他方の面と枠体との間に進入するので、定形のシール材が押し出されて存在しなくなるときには、発泡した加熱発泡材がガラス板と枠材との間に存在する。このため、たとえ定形のシール材が存在しなくなったとしても発泡した加熱発泡材と不定形のシール材とによりガラス板を保持することが可能である。
かかるガラス板の保持構造であって、前記不定形のシール材は、不燃性のバックアップ材とともに設けられていることを特徴とする。
このようなガラス板の保持構造によれば、不定形のシール材とともに設けられているバックアップ材は不燃性なので、不定形のシール材が溶融したとしてもバックアップ材が燃焼することはない。このため、より高い防火性を備えることが可能である。
本発明によれば、水密・気密性及び防火性に優れたガラス板の保持構造を提供することが可能である。
本実施形態に係るガラス板の保持構造を示す横断面図である。 本実施形態に係るガラス板の保持構造を示す縦断面図である。 図1におけるA部の拡大図である。 ガラス板が屋内側に配置されている場合のガラス板の保持構造を示す横断面図である。 ガラス板の屋外側にビードが、屋内側に湿式のシール材が設けられているガラス板の保持構造を示す横断面図である。 障子が備える框体のガラス板をビードと湿式のシール材とにより保持するガラス板の保持構造を示す横断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るガラス板の保持構造について図面を参照して説明する。
本実施形態では、ガラス板の保持構造を、建物に設けられるFIX窓を例に挙げて説明する。
図1、図2に示すように、本実施形態のFIX窓用の建具1は、躯体2の開口2aにアンカー3を介して取り付けられる枠体4と、枠体4の内周側に取り付けられる単板の網入りガラス板(以下、ガラス板という)5と、を有している。
以下の説明においては、躯体2の取り付けられた建具1を屋内側から見たときに、上下となる方向を上下方向、左右となる方向を左右方向、屋内外方向である奥行き方向を見込み方向として示す。建具1の各部位であっても、また、建具1を構成する各部材については単体の状態であっても、建具1が躯体2に取り付けられている状態にて上下方向、左右方向、奥行き方向となる方向にて方向を特定して説明する。
枠体4は、4本の押し出し成形部材でなる上枠41、下枠42、左右の縦枠43が矩形状に枠組みされている。下枠42及び左右の縦枠43には、枠組みされた状態にて各々互いに対向する部位、すなわち矩形状をなす枠体4の内周部に、外周側に窪む溝状をなし、ガラス板5の周端部5aが収容されるガラス板収容部40が設けられている。
下枠42のガラス板収容部40は、下枠42が有する中空部42aを形成する下枠内周面42bに設けられ、上方が開放された開口部が、ガラス板5が挿入される挿入口をなして中空部42a内にガラス板5の下端部5aが収容されるように形成されている。
縦枠43のガラス板収容部40は、左右の縦枠43が各々有する互いに対向する縦枠内周面43aと、縦枠内周面43aから互いに対向する側に突出する2つの突出壁部43bにより形成されている。より具体的には、見込み方向に間隔を空けて設けられている2つの突出壁部43bの先端側の開口部が、ガラス板5が挿入される挿入口をなして、2つの突出壁部43bと縦枠内周面43aとにより形成される溝部内にガラス板5の左右の端部5aが収容されるように形成されている。
ガラス板収容部40の開放されている側、すなわちガラス板5が挿入される挿入口側の端部には、発火温度より低い温度で膨張するとともに脆弱化する定形のシール材としてのビード6が嵌合可能かつ不定形のシール材としての湿式のシール材7を不燃性のバックアップ材8とともにガラス板5との間に挟持可能なシール配置部40aが見込み方向に対向させて設けられている。ここで、定形のシール材のビード6としては、加熱されて熱膨張するとともに熱分解により弾性が消失することにより、ガラス板5が保持できないほど脆くなる、例えば、ポリ塩化ビニル樹脂(PVC)製のビードが挙げられ、不定形のシール材の湿式のシール材7としては、例えば、シリコーン系シール材が挙げられ、不燃性のバックアップ材8としては、例えば、グラスファイバー系バックアップ材が挙げられる。また、ここでビード6の発火温度とは、加熱されたときに火種が無くともビード6が発火する温度を示している。
下枠42及び縦枠43のシール配置部40aは、向きが異なるだけで同形状なので、ここでは縦枠43のシール配置部40aを例に挙げて説明する。
図3に示すように、縦枠43に設けられているシール配置部40aは、2つの突出壁部43bの先端側に各々、対向する側に突出させて設けられている。各シール配置部40aは、突出壁部43bの先端から互いに対向する側に延出された先端壁部40bと、先端壁部40bから縦枠内周面43a側に延出された内周延出部40cと、先端壁部40bと左右方向において間隔を空けて対向し突出壁部43bの中央近傍から延出された中央延出部40dと、中央延出部40dから内周延出部40c側に延出された対向延出部40eと、を有している。
内周延出部40cと対向延出部40eとは、左右方向に沿って直線状に配置されており、内周延出部40cと対向延出部40eとの間にはスリット40fが設けられている。内周延出部40cは、対向延出部40eより左右方向の幅が広く形成されており、スリット40fは、中央延出部40d側に偏った位置に設けられている。中央延出部40dは、対向延出部40eよりも屋外側に突出する突部40gを有している。
下枠42においては、中空部42aを形成する下枠内周面42bをなす部位がシール配置部40aの先端壁部40bをなし、中空部42aを形成し屋外に臨む屋外壁部42cの先端部に屋外側のシール配置部40aが設けられ、屋外側のシール配置部40aと屋内側に間隔を空けて屋内側のシール配置部40aが設けられている。
上枠41は、下枠42と対向する上枠内周面41aから下方に垂設され下端の屋外側にシール配置部40aが設けられている垂設壁部41bと、上枠内周面41aに設けられた係止部41cに係止される押縁9と、上枠内周面41aの一部とによりガラス板5の上端部5aが収容されるように形成されている。
ガラス板5は、下枠42の中空部42aにおける底部42dに配置された不燃性のセッティングブロック10上に載置され、屋内側に設けられたビード6と、屋外側に設けられた湿式のシール材7とにより挟持されて保持されている。より具体的には、ガラス板5の屋内側は、矩形状に枠組みされた上枠41、下枠42、左右の縦枠43の屋内側のシール配置部40aに嵌合されたビード6が設けられている。
ガラス板5の屋外側には、下枠42、左右の縦枠43の屋外側のシール配置部40a及び押縁9のシール配置部40aとガラス板5との間に、枠体4の内周側から挿入されて突部40gに当接されて位置決めされスリット40fを塞ぐように配置される不燃性のバックアップ材8が設けられており、バックアップ材8の内周側に湿式のシール材7が充填されている。本実施形態にいては、ガラス板5の一方の面が、屋外側の面に相当し、他方の面が屋内側の面に相当する。
下枠42のガラス板収容部40の底をなす中空部42aの底部42dは、屋外側に水平な平底部42eと、平底部42eの屋内側に、屋内側に向かって高くなる傾斜を有する傾斜底部42fと、を有している。平底部42eと傾斜底部42fとの境界部分は、屋内側のシール配置部40aと上下方向に対向する位置より屋内側に位置している。
セッティングブロック10は、下枠42の全長より大幅に短いピース状の部材であり、平底部42eに配置されている。平底部42eにおいてセッティングブロック10が配置されていない部位には、加熱された際に発泡する加熱発泡材11が設けられている。すなわち、ガラス板5に対して屋内側であり、ビード6が設けられている屋内側のシール配置部40aとガラス板5との間と上下方向に対向する位置にも加熱発泡材11が設けられている。また、中空部42aを形成する屋外壁部42cの内面にも加熱発泡材11が設けられている。ここで、加熱発泡材11としては、例えば、熱膨張性黒鉛が挙げられる。
上枠41のガラス板収容部40内には、垂設壁部41bのシール配置部40aよりも外周側に、また、押縁9のシール配置部40aよりも外周側に、上枠41及び押縁9の全長に亘って加熱発泡材11が設けられている。
左右の縦枠43のガラス板収容部40内には、縦枠内周面43aの屋内側の部位、より具体的には、ガラス板5の屋外側の面より屋外側の位置から屋内側の領域に、縦枠43の全長に亘って加熱発泡材11が設けられている。すなわち、ガラス板5に対し屋内側であり、ビード6が設けられている屋内側のシール配置部40aとガラス板5との間と左右方向に対向する位置にも加熱発泡材11が設けられている。
本実施形態のガラス板5の保持構造によれば、ガラス板5は、屋外側の面との間に湿式のシール材7が設けられているので、両面がいずれも定形のシール材により保持されている場合より高い水密・気密性を備えることが可能である。
また、ガラス板5の屋内側の面との間には、発火温度よりも低い温度で膨張するとともに脆弱化するビード6が設けられているので、屋外側が火元となる火災の場合には、ガラス板5の屋内側の面との間に設けられているビード6は発火する前に膨張するとともに脆弱化する。このため、ビード6が屋外側の火炎により加熱されたとしても、脆弱化したビード6は枠体4のガラス板収容部40の外に膨出するので、発火する前にビード6はガラス板5と枠体4との間には存在しなくなる。よって、屋外側が火元となる火災の場合には、ガラス板5の屋内側のビード6は発火しないので、屋内側への延焼を防止することが可能である。このため、水密・気密性及び防火性に優れたガラス板5の保持構造を提供することが可能である。
また、ガラス板5に対して屋内側に設けられている加熱発泡材11は、加熱されて膨張するとビード6を押圧する。このとき、加熱発泡材11は、発泡による体積の増加速度が、ビード6の熱膨張による体積の増加速度より速く、体積の増加率も大きい。このため、加熱発泡材11が発泡し始めて体積が増加すると、まず熱膨張し始めたビード6に接触して押圧し始める。一方、ビード6は、加熱され続けると揮発性ガスが脱けつつ質量が減少し次第に脆弱になる。加熱発泡材11が完全に発泡し終わる頃には、ビード6はガラス板5が保持できないほど脆くなるため、ビード6は、発泡した加熱発泡材11により、屋内側のシール配置部40aとガラス板5との間から枠体4の外に徐々に押し出される。このため、加熱されて脆弱になったビード6を、当該ビード6が発火する前にガラス板5と枠体4との間からより早く、かつ、より確実に排出することが可能である。
また、発泡した加熱発泡材11は、ガラス板5の屋内側の面と枠体4との間に進入するので、ビード6が押し出されて存在しなくなるときには、発泡した加熱発泡材11がガラス板5の屋内側の面と枠材4との間に存在している。このため、たとえビード6が存在しなくなったとしても発泡した加熱発泡材11と湿式のシール材7とによりガラス板5を保持することが可能である。このとき、ビード6が、ガラス板5が保持できないほど脆くなる温度は、ビード6が加熱されて火種が無くとも発火する発火温度よりも十分低く、ビード6は発火温度に達する前に、ガラス板5と枠材4との間から押し出されているので、ビード6がガラス板5と枠材4との間およびその近傍にて発火することを防止することが可能である。
また、湿式のシール材7とともに設けられているバックアップ材8は不燃性なので、湿式のシール材7が溶融したとしてもバックアップ材8は燃焼することはない。このため、より高い防火性を備えることが可能である。
上記実施形態においては、ガラス板5の屋外側に湿式のシール材7、屋内側にビード6が設けられている例について説明したが、図4に示すように、ガラス板5が建物の屋内寄りに配置されている場合や、屋内側に火元となる可能性がある装置や設備が備えられているなど、建具1が設置される現場に応じて、図5に示すようにガラス板5の屋外側にビード6を、屋内側に湿式のシール材7を設けても構わない。
上記実施形態においては、FIX窓用の建具1が備える枠体4を例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば、図6に示すように、枠体12に装着される障子13が備える枠体としての框体14のガラス板5をビード6と湿式のシール材7とにより保持しても構わない。
上記実施形態においては、ガラス板の一例として網入りのガラス板を例に挙げて説明したが、これに限らず、耐火・耐熱など防火性を備えたガラス板であれば構わない。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
1 建具、4 枠体、5 ガラス板、5a 周端部(上端部、下端部、左右の端部)
6 ビード、7 湿式のシール材、8 バックアップ材、11 加熱発泡材、
12 枠体、14 框体、

Claims (4)

  1. 網入りまたは防火性を備えたガラス板の周端部を枠体にて保持するガラス板の保持構造であって、
    前記ガラス板は、
    当該ガラス板の一方の面と前記枠体との間に設けられた不定形のシール材と、
    前記ガラス板の他方の面と前記枠体との間に設けられ、発火温度よりも低い温度で膨張するとともに脆弱化する定形のシール材により保持されていることを特徴とするガラス板の保持構造。
  2. 請求項1に記載のガラス板の保持構造であって、
    前記ガラス板に対し、前記他方の面側に加熱発泡材が設けられていることを特徴とするガラス板の保持構造。
  3. 請求項2に記載のガラス板の保持構造であって、
    前記加熱発泡材は、加熱されて発泡し、膨張した前記定形のシール材を押圧して前記ガラス板の他方の面と前記枠体との間に進入することを特徴とするガラス板の保持構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のガラス板の保持構造であって、
    前記不定形のシール材は、不燃性のバックアップ材とともに設けられていることを特徴とするガラス板の保持構造。


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