JP2023051448A - 移動体 - Google Patents

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Abstract

【課題】運搬中の荷物が非接触給電による漏洩磁界の影響を受けないようにすること。【解決手段】荷物を積んだ状態で電動走行が可能、かつ給電装置3から非接触で供給される電力を充電可能な小型移動体2であって、給電装置3からの給電時に荷物が漏洩磁界の影響を受ける場合には、給電装置3の上を通過しない迂回走行を実施し、給電装置3からの給電時に荷物が漏洩磁界の影響を受けない場合には、給電装置3の上を通過する。【選択図】図1

Description

本発明は、移動体に関する。
特許文献1には、電動車両に搭載された受電装置に非接触で電力を供給する給電装置を備えた非接触給電システムが開示されている。この給電装置は、送電コイルを有する給電マットを含んで構成されている。この給電マットは、持ち運びが可能な四角形のシート状に形成されており、電動車両が走行する路面の上に設置することが可能である。そして、給電マットの上を電動車両が通過する際、路面側の送電コイルから車両側の受電コイルへと非接触で電力を供給する。
特開2014-236540号公報
路面に給電装置を設置した非接触給電システムでは、特許文献1に記載された構成のような電動車両に限らず、自動運転が可能な車両や、人が乗れないほど小型の移動体や、荷物を運搬する移動体などを給電対象とすることが考えられる。
例えば、荷物を運搬する移動体では、荷物を載せたまま給電装置の上で充電を行うことが想定される。しかしながら、非接触給電では漏洩磁界が発生するため、運搬中の荷物に電子機器が含まれる場合には、電子機器が漏洩磁界による悪影響を受ける虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、運搬中の荷物が非接触給電による漏洩磁界の影響を受けないようにすることができる移動体を提供することを目的とする。
本発明は、荷物を積んだ状態で電動走行が可能、かつ給電装置から非接触で供給される電力を充電可能な移動体であって、前記給電装置からの給電時に前記荷物が漏洩磁界の影響を受ける場合には、前記給電装置の上を通過しない迂回走行を実施し、前記給電装置からの給電時に前記荷物が漏洩磁界の影響を受けない場合には、前記給電装置の上を通過することを特徴とする。
本発明では、運搬中の荷物が非接触給電による漏洩磁界の影響を受けないようにすることができる。
図1は、実施形態の非接触給電システムを模式的に示す図である。 図2は、小型移動体と給電装置との構成を示すブロック図である。 図3は、小型移動体での制御を示すフローチャート図である。 図4は、給電装置での制御を示すフローチャート図である。 図5は、変形例における小型移動体と給電装置との構成を示すブロック図である。 図6は、変形例における小型移動体での制御を示すフローチャート図である。 図7は、変形例における給電装置での制御を示すフローチャート図である。 図8は、別の変形例における給電装置での制御を示すフローチャート図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態における移動体について具体的に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
図1は、実施形態の非接触給電システムを模式的に示す図である。非接触給電システム1では、小型移動体2が走行する路面上に給電装置3が配置され、給電装置3の上を小型移動体2が通過する際に、給電装置3から小型移動体2へと非接触で電力を供給する。小型移動体2は、電動走行が可能、かつ給電装置3から非接触で供給される電力を充電することが可能な移動体である。
小型移動体2は、荷物を運搬する移動体である。例えば、小型移動体2は自動で走行して、荷物を所定の地点まで運搬することができる。そして、小型移動体2は荷物を載せたまま、給電装置3の上で給電を行うことが想定される。この場合、荷物が、給電時の漏洩磁界の影響を受ける場合がある。給電時の漏洩磁界による影響を受ける荷物として、電子機器4などが挙げられる。
図1に示すように、二台の小型移動体2A,2Bについて、一方の小型移動体2Aは電子機器4を積んでおり、他方の小型移動体2Bは電子機器4を積んでいない場合を想定する。本実施形態では、小型移動体2の判断により、電子機器4を積んでいない小型移動体2Bはそのまま給電装置3へと接近して給電装置3の上で給電し、電子機器4を積んでいる小型移動体2Aは給電装置3での給電を回避するように構成されている。
図2は、小型移動体と給電装置との構成を示すブロック図である。
小型移動体2は、通信部21と、制御部22と、受電部23と、駆動部24とを備える。
通信部21は、給電装置3との間で無線通信を行う。通信部21は、給電装置3から送信された信号を受信するとともに、小型移動体2からの信号を給電装置3へ送信する。
制御部22は、小型移動体2を制御する電子制御装置である。この電子制御装置は、CPU、RAM、ROM、入出力インターフェースを備えたマイクロコンピュータを含んで構成されている。つまり、制御部22はROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行う。そして、制御部22は、小型移動体2を制御するための各種制御を実行する。例えば、制御部22は、受電部23による非接触充電を制御する非接触充電制御と、駆動部24による電動走行を制御する駆動制御とを実行する。
非接触充電制御では、制御部22からの制御信号が受電部23に出力され、受電部23を、非接触で電力を受電可能な状態に制御する。受電部23は、給電装置3から供給される電力を非接触で受電するとともに、その受電した電力をバッテリに充電する。具体的には、受電部23は、給電装置3から供給される電力を非接触で受電する受電コイルを有する。さらに、受電部23は、受電コイルで受電した電力をバッテリに充電する充電器として機能する。このバッテリは、放電および蓄電が可能な二次電池であり、例えばリチウムイオン電池やニッケル水素電池などにより構成される。なお、送電コイルと受電コイルとを含む非接触給電システムは、磁界共鳴方式と電磁誘導方式とのうちのどちらであってもよい。
駆動制御では、制御部22からの制御信号が駆動部24に出力され、小型移動体2の走行状態が所望の状態になるよう駆動部24を制御する。駆動部24は、走行用の動力源となるモータを有する。小型移動体2の走行時に、小型移動体2の駆動力を発生させるための電力がバッテリからモータに供給されることによりモータが駆動する。
また、制御部22は、荷物判定部22aと、接近信号作成部22bと、駆動制御部22cと、迂回判定部22dと、を備える。
荷物判定部22aは、小型移動体2が運搬している荷物の種類を判定する。この荷物判定部22aは、荷物の種類を判定することにより、現在運搬中の荷物のなかに電子機器4が含まれているか否かを判定する。例えば、荷物にはICタグが付けられている。また、小型移動体2はRFIDリーダを備えている。そのため、小型移動体2は、そのICタグの情報を取得することにより、運搬中の荷物のなかに電子機器4が含まれていると判断することができる。
接近信号作成部22bは、接近信号を作成する。小型移動体2は、接近信号作成部22bにより作成された接近信号を周囲に向けて通信部21から発信する。
駆動制御部22cは、駆動制御を実行する。この駆動制御部22cは、給電装置3からの信号を通信部21で受信することにより、小型移動体2が迂回走行を行うように駆動部24を制御する。迂回走行は、給電装置3を迂回して走行を継続する走行状態である。
迂回判定部22dは、給電装置3を迂回すべきか否かを判定する。この迂回判定部22dは、電子機器4を運搬中に給電装置3からの信号を通信部21で受信したか否かを判定する。小型移動体2は迂回行動を自動で取るように構成されている。そのため、迂回判定部22dにより給電装置3を迂回すべきと判定された場合、駆動制御部22cが迂回走行を実施する。
給電装置3は、通信部31と、制御部32と、給電部33と、を備える。
通信部31は、小型移動体2との間で無線通信を行う。通信部31は、小型移動体2から送信された信号を受信するとともに、給電装置3から小型移動体2へと信号を送信する。
制御部32は、給電装置3を制御する電子制御装置である。この電子制御装置は、CPU、RAM、ROM、入出力インターフェースを備えたマイクロコンピュータを含んで構成されている。つまり、制御部32はROMに予め記憶されたプログラムに従って信号処理を行う。そして、制御部32は、通信部31から入力された信号に基づいて各種制御を実行する。例えば、制御部32は、非接触給電制御を実行して給電部33を制御する。その際、制御部32から給電部33に制御信号が出力される。給電部33は、送電コイルを含んで構成されている。
また、制御部32は、移動体検出部32aと、返信信号作成部32bと、給電制御部32cと、を備える。
移動体検出部32aは、給電装置3に接近する小型移動体2を検出する。給電のために給電装置3に接近してくる小型移動体2は接近信号を周囲に向けて発信する。そのため、給電装置3の通信部31が小型移動体2からの接近信号を受信することにより、移動体検出部32aは接近中の小型移動体2を検出する。
返信信号作成部32bは、小型移動体2への返信信号を作成する。返信信号は、給電装置3の存在を小型移動体2に知らせるための信号である。そのため、返信信号には、迂回を指示する指示情報が必ずしも含まれていなくてよい。
給電制御部32cは、非接触給電制御を実行する。非接触給電制御では、制御部32により給電部33が制御されることにより、給電部33から小型移動体2に非接触で電力を送電する。
図3は、小型移動体での制御を示すフローチャート図である。図3に示す制御は、荷物に電子機器4が含まれる場合に実施される制御である。つまり、荷物判定部21aにより電子機器4を運搬中と判定された場合には、図3に示す制御が制御部22により繰り返し実施される。すなわち、荷物判定部21aにより電子機器4の運搬中ではないと判定された場合には、図3に示す制御は実施されない。
図3に示すように、小型移動体2の制御部22は、接近信号を前回送信したタイミングから所定時間が経過したか否かを判定する(ステップS1)。制御部22は、接近信号を前回送信した履歴情報に基づいて、前回送信時からの経過時間を把握することができる。
接近信号を前回送信したタイミングから所定時間が経過していない場合(ステップS1:No)、この制御ルーチンは終了する。
接近信号を前回送信したタイミングから所定時間が経過した場合(ステップS1:Yes)、小型移動体2は、接近信号を送信する(ステップS2)。ステップS2では、接近信号作成部22bにより作成された接近信号が通信部21から周囲に発信される。また、ステップS2により接近信号を送信すると、制御部22は、送信時間を含む履歴情報を記憶部に記憶する。
そして、制御部22は、給電装置3からの返信信号を受信したか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3では、通信部21で返信信号を受信したか否かが判定される。
給電装置3からの返信信号を受信しない場合(ステップS3:No)、この制御ルーチンは終了する。
給電装置3からの返信信号を受信した場合(ステップS3:Yes)、制御部22は、迂回制御を実行する(ステップS4)。ステップS4では、返信信号を受信したという情報をもって迂回制御が実行される。制御部22により迂回制御が実行されると、小型移動体2は自動で給電装置3を迂回する。ステップS4の処理を実施すると、この制御ルーチンは終了する。
このように図3に示す制御が実施される前提条件として、電子機器4を運搬中であることが挙げられる。そのため、返信信号に含まれている情報の種類を問わず、返信信号の受信を条件にして、迂回制御を実施することが可能である。
図4は、給電装置での制御を示すフローチャート図である。なお、図4に示す制御は、給電装置3の制御部32により繰り返し実施される。
給電装置3の制御部32は、接近信号を受信したか否かを判定する(ステップS11)。ステップS11では、通信部31で接近信号を受信したか否かが判定される。給電装置3の近くに小型移動体2が存在する場合には接近信号を受信可能であり、給電装置3の近くに小型移動体2が存在しない場合には接近信号を受信しない。
接近信号を受信しない場合(ステップS11:No)、この制御ルーチンは終了する。
接近信号を受信した場合(ステップS11:Yes)、制御部32は、返信信号を送信する(ステップS12)。ステップS12では、接近信号を送信した小型移動体2に対して返信信号が送信される。ステップS12の処理を実施すると、この制御ルーチンは終了する。
このように構成された小型移動体2では、給電時に荷物が漏洩磁界の影響を受ける場合には、給電装置3の上を通過しない迂回走行を実施する。また、小型移動体2は、給電装置3からの給電時に荷物が漏洩磁界の影響を受けない場合には、給電装置3の上を通過する。
以上説明した通り、実施形態によれば、非接触給電システム1を対象に、小型移動体2で運搬中の荷物が非接触給電による漏洩磁界の影響を受けないようにすることができる。
また、上述した例では、給電装置3との無線通信により小型移動体2が自ら判断し、迂回する構成について説明したが、これに限定されない。変形例として、給電装置3が、小型移動体2との無線通信により、迂回の要否を判断し、迂回指示を小型移動体2に出力するように構成できる。この変形例の構成を図5~図7に例示する。なお、変形例の説明では、上述した実施形態と同様の構成については、その参照符号を引用し、説明を省略する。
図5は、変形例における小型移動体と給電装置との構成を示すブロック図である。
小型移動体2では、制御部22が、荷物判定部22aと、接近信号作成部22bと、駆動制御部22cと、を備える。
接近信号作成部22bは、電子機器4を積んでいることを示す荷物情報と、小型移動体2の識別情報とを含む接近信号を作成する。小型移動体2は、荷物情報と識別情報とを含む接近信号を通信部21から出力する。
また、給電装置3では、制御部32が、移動体検出部32aと、迂回判定部32dと、返信信号作成部32bと、給電制御部32cと、を備える。
移動体検出部32aは、荷物情報と識別情報とを含む接近信号を受信することにより、電子機器4を積んだ小型移動体2が給電のために給電装置3に接近してきていることを検出する。
迂回判定部32dは、接近中の小型移動体2を迂回させるべきか否か判定する。この迂回判定部32dは、移動体検出部32aにより検出された小型移動体2が電子機器4を積んでいるか否かを判定する。この場合、受信した接近信号が、電子機器4を運搬中であることを示す荷物情報を含んでいるか否かを判定することにより、迂回対象の小型移動体2であるか否かを判断できる。
返信信号作成部32bは、迂回指示を含む返信信号を作成する。迂回判定部32dにより迂回すべきと判定された小型移動体2を対象に、迂回指示を含む返信信号が作成される。
図6は、変形例における小型移動体での制御を示すフローチャート図である。なお、図6に示すステップS21,S23,S25は、図3に示すステップS1,S3,S5と同様の処理である。
図6に示すように、接近信号を前回送信したタイミングから所定時間が経過した場合(ステップS21:Yes)、小型移動体2は、接近信号作成部22bにより作成された接近信号を送信する(ステップS22)。接近信号作成部22bは、荷物判定部22aでの判定結果に基づいた接近信号を作成するため、荷物情報と識別情報とを含む接近信号を作成する場合と、荷物情報を含まない接近信号を作成する場合とがある。そのため、ステップS22には、荷物情報と識別情報とを含む接近信号が通信部21から周囲に発信される場合と、荷物情報を含まない接近信号が通信部21から周囲に発信される場合とが含まれる。
そして、給電装置3からの返信信号を受信した場合(ステップS23:Yes)、制御部22は、返信信号の情報の中に迂回すべきとの情報があるか否かを判定する(ステップS24)。ステップS24では、迂回指示を含む返信信号であるか否かが判定される。すなわち、小型移動体2は、迂回指示を含む返信信号を受信したか否かを判定する。
返信信号の情報の中に迂回すべきとの情報がないと判定された場合(ステップS24:No)、この制御ルーチンは終了する。ステップS22で、電子機器4を積んでいることを示す荷物情報が含まれない接近信号を送信している場合には、ステップS24で否定的に判定されることになる。
返信信号の情報の中に迂回すべきとの情報があると判定された場合(ステップS24:Yes)、制御部22は、迂回制御を実行する(ステップS25)。ステップS25では、返信信号に迂回指示を示す情報が含まれていることをもって迂回制御が実行される。ステップS25の処理を実施すると、この制御ルーチンは終了する。ステップS22で、電子機器4を積んでいることを示す荷物情報が含まれる接近信号を送信している場合には、ステップS24で肯定的に判定されることになる。
図7は、変形例における給電装置での制御を示すフローチャート図である。なお、図7に示す制御は、給電装置3の制御部32により繰り返し実施される。
給電装置3の制御部32は、接近信号を受信したか否かを判定する(ステップS31)。
接近信号を受信しない場合(ステップS31:No)、この制御ルーチンは終了する。
接近信号を受信した場合(ステップS31:Yes)、制御部32は、その接近信号を送信した小型移動体2が給電装置3を迂回すべきか否かを判断する(ステップS32)。制御部32の迂回判定部32dは、接近信号に基づいて迂回すべきか否かを判断することができる。電子機器4を積んでいることを示す荷物情報を含む接近信号を受信した場合には、その接近信号を出力した小型移動体2は迂回すべきと判断される。一方、電子機器4を積んでいることを示す荷物情報を含まない接近信号を受信した場合には、その接近信号を出力した小型移動体2は迂回する必要がないと判断される。
そして、制御部32は、返信信号を送信する(ステップS33)。ステップS33では、接近信号を送信した小型移動体2に対して返信信号が送信される。つまり、接近信号を受信した全ての小型移動体2を対象に返信信号が送信される。そのため、返信信号には、迂回指示を含む信号と、迂回指示を含まない信号とが存在する。返信信号作成部32bにより、迂回指示を含む返信信号が作成された場合には、ステップS33において、迂回指示を含む返信信号がその小型移動体2に送信される。一方、返信信号作成部32bにより、迂回指示を含まない返信信号が作成された場合には、ステップS33において、迂回指示を含まない返信信号がその小型移動体2に送信される。
また、返信信号が送信されると、制御部32は、迂回すべきと判断したか否かを判定する(ステップS34)。ステップS34では、ステップS32において、迂回すべきと判断したか否かが判定される。
迂回すべきと判断したと判定された場合(ステップS34:Yes)、この制御ルーチンは終了する。この場合、小型移動体2は給電装置3を迂回するため、その小型移動体2が給電装置3の上を通過いないことになる。そのため、給電装置3での給電準備が不要となる。
一方、迂回すべきと判断していないと判定された場合(ステップS34:No)、制御部32は、給電準備を行う(ステップS35)。ステップS35では、給電制御部32cにより給電部33が制御され、給電準備が行われる。この場合、返信信号を送信した小型移動体2は給電のために給電装置3の上を通過することになるため、それに備えて給電準備が実施される。ステップS35の処理を実施すると、この制御ルーチンは終了する。
この変形例によれば、給電時に荷物が漏洩磁界の影響を受ける場合には、給電装置3の迂回指示により小型移動体2は給電装置3の上を通過しない迂回走行を行うことができる。
また、別の変形例として、接近信号に、要求給電量が0であることを示す情報を含めることが可能である。この変形例の小型移動体2は、荷物に電子機器4が含まれると判断した場合に、要求給電量が0であることを示す情報を含めた接近信号を作成し、送信する。そして、給電装置3は、受信した接近信号が、要求給電量が0であること示す情報を含む接近信号であるか否かを判断することにより、給電準備の有無を判定する。さらに、接近信号を送信した小型移動体2は、そのまま給電装置3の上を通過するように構成されている。この変形例の制御の一例を図8に示す。
図8は、別の変形例における給電装置での制御を示すフローチャート図である。
給電装置3の制御部32は、接近信号を受信したか否かを判定する(ステップS41)。
接近信号を受信しない場合(ステップS41:No)、この制御ルーチンは終了する。
接近信号を受信した場合(ステップS41:Yes)、制御部32は、要求給電量がゼロであるか否かを判定する(ステップS42)。ステップS42では、接近信号に、要求給電量がゼロであることを示す情報が含まれるか否かが判定される。すなわち、要求給電量がゼロであることを示す接近信号を受信したか否かが判定される。
要求給電量がゼロであると判定された場合(ステップS42:Yes)、制御部32は、給電準備を実施しない(ステップS43)。ステップS43の処理を実施すると、この制御ルーチンは終了する。ステップS42で肯定的に判定された場合、給電できない状態の給電装置3の上を、電子機器4を運搬中の小型移動体2が通過することになる。
要求給電量がゼロであると判定されない場合(ステップS42:No)、制御部32は、給電準備を行う(ステップS44)。この場合、返信信号を送信した小型移動体2は給電のために給電装置3の上を通過することになるため、それに備えて給電準備が実施される。ステップS44の処理を実施すると、この制御ルーチンは終了する。
なお、上述した各変形例では、迂回判断を給電装置3が行う構成について説明したが、これに限定されない。例えば、非接触給電システム1は、サーバを備え、サーバは、ネットワークを介して小型移動体2および給電装置3と情報の送受信が可能に接続されている。この場合、迂回判断をサーバが行い、その迂回指示をサーバの制御のもと、小型移動体2に出力してもよい。
また、小型移動体2について説明したが、給電対象となる移動体はこれに限定されない。つまり、電動自動車や、小型ではない移動体などを給電対象とした非接触給電システム1に適用可能である。
また、接近信号を送信するタイミングは、前回送信から所定時間が経過したタイミングに限定されない。例えば、周期的に送信してもよく、あるいは他の条件に応じて送信してもよい。
1 非接触給電システム
2 小型移動体
3 給電装置
21 通信部
22 制御部
22a 荷物判定部
22b 接近信号作成部
22c 駆動制御部
22d 迂回判定部
23 受電部
24 駆動部
31 通信部
32 制御部
32a 移動体検出部
32b 返信信号作成部
32c 給電制御部
33 給電部

Claims (1)

  1. 荷物を積んだ状態で電動走行が可能、かつ給電装置から非接触で供給される電力を充電可能な移動体であって、
    前記給電装置からの給電時に前記荷物が漏洩磁界の影響を受ける場合には、前記給電装置の上を通過しない迂回走行を実施し、
    前記給電装置からの給電時に前記荷物が漏洩磁界の影響を受けない場合には、前記給電装置の上を通過する
    ことを特徴とする移動体。
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