JP2023047226A - 皮膚外用剤 - Google Patents

皮膚外用剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2023047226A
JP2023047226A JP2021156188A JP2021156188A JP2023047226A JP 2023047226 A JP2023047226 A JP 2023047226A JP 2021156188 A JP2021156188 A JP 2021156188A JP 2021156188 A JP2021156188 A JP 2021156188A JP 2023047226 A JP2023047226 A JP 2023047226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
mass
ultraviolet
mmpc
external preparation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021156188A
Other languages
English (en)
Inventor
孝泰 松澤
Takayasu Matsuzawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lead Chemical Co Ltd
Original Assignee
Lead Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lead Chemical Co Ltd filed Critical Lead Chemical Co Ltd
Priority to JP2021156188A priority Critical patent/JP2023047226A/ja
Publication of JP2023047226A publication Critical patent/JP2023047226A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】パラメトキシケイヒ酸2-メチルフェニル配合皮膚外用剤において、良好なSPF値と、UVA吸収とUVB吸収のバランスに優れる紫外線防御能を実現できる、皮膚外用剤を提供すること。【解決手段】(a)累積度数分布における50体積%粒子径(D50)が50乃至1,000nmであるパラメトキシケイヒ酸2-メチルフェニル(MMPC)微粒子、(b)紫外線A吸収能を有する紫外線吸収剤、(c)界面活性剤、(d)水溶性基剤、(e)溶剤、及び(f)水を含む皮膚外用剤。【選択図】なし

Description

本発明は、皮膚外用剤に関し、詳細には分散性に優れたパラメトキシケイヒ酸2-メチルフェニル微粒子を含む皮膚外用剤に関するものである。
紫外線の皮膚に対する有害性の認識が広まるにつれ、化粧品分野などにおいて紫外線防御剤の需要は高まり、様々な製品形態にて、紫外線防御剤を配合した製品が使用されている。
紫外線はその波長により、長波長のUVA(320~400nm)、中波長のUVB(280~320nm)、短波長のUVC(100~280nm)に分類され、オゾン層の吸収をあまり受けずに地表に到達するUVAとUVBがヒトへの影響を及ぼす紫外線として対応が求められる。
紫外線防御剤は、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤に大別される。前者の紫外線吸収剤では、これまで、即時的な日焼け(サンバーン)を引き起こすUVBを効率よく抑制するべく、UVB吸収剤が主に活用されてきた。近年、光老化防止の意識の高まりから、皮膚のより深部の真皮まで到達し、シミやシワ、DNA損傷による皮膚がん発症などの原因となるUVAの防御が注目され、UVA吸収剤への要望が高まっている。
例えば、UVB領域を主たる紫外線吸収域とし、UVA領域にも吸収が及ぶパラメトキシケイヒ酸2-メチルフェニルが提案されている(特許文献1)。
特許第4229979号公報
上記パラメトキシケイヒ酸2-メチルフェニル(以下、MMPCとも称する)は優れたUVB吸収能に加えUBA吸収能を併せ持つ化合物であり、日焼け止め等に配合する紫外線吸収剤として非常に有用である。
本発明は、MMPCを配合する皮膚外用剤において、良好なSPF値(Sun Protection Factor:紫外線防御値)を実現するとともに、UVA吸収とUVB吸収のバランスに優れる紫外線防御能を実現できる、皮膚外用剤を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明者らが鋭意検討した結果、UVBに吸収域を有するパラメトキシケイヒ酸2-メチルフェニル(MMPC)を平均粒径が1μmを下回る程度にまで微粒子化したMMPC微粒子と、紫外線A吸収能を有する紫外線吸収剤、界面活性剤、水溶性基剤、溶剤及び水を含む態様、そしてこれら成分の最適な配合量を検討することにより、優れた紫外線防御能を有する皮膚外用剤を提供できることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち本発明は、第1観点として、
(a)累積度数分布における50体積%粒子径(D50)が50乃至1,000nmであるパラメトキシケイヒ酸2-メチルフェニル(MMPC)微粒子、
(b)紫外線A吸収能を有する紫外線吸収剤、
(c)界面活性剤、
(d)水溶性基剤、
(e)溶剤、及び
(f)水を含む
皮膚外用剤に関する。
第2観点として、前記皮膚外用剤が、皮膚外用剤の全質量を100質量%としたとき
(a)1~15質量%、(b)1~10質量%、(c)1~15質量%、
(d)5~35質量%、(e)1~15質量%、及び(f)10~80質量%、
の割合にて含む、第1観点に記載の皮膚外用剤に関する。
第3観点として、さらに(g)紫外線散乱剤を、皮膚外用剤の全質量に対して、1~10質量%の割合にて含む、第1観点又は第2観点に記載の皮膚外用剤に関する。
第4観点として、前記(b)紫外線A吸収能を有する紫外線吸収剤が、メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール(MBBT)及び4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン(BMDBM)からなる群から選択される少なくとも1種であり、
前記(c)界面活性剤が、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、及びアルキル(ポリ)グリコシドからなる群から選択される少なくとも1種であり、
前記(d)水溶性基剤が、ポリエチレングリコール及びエタノールからなる群から選択される少なくとも1種であり、そして
前記(e)溶剤が、セチルアルコール、2-オクチルドデカノール、イソステアリン酸、セバシン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル、サリチル酸ブチルオクチル、安息香酸フェネチル、N-ラウロイルサルコシンイソプロピル、及び中鎖脂肪酸トリグリセライドからなる群から選択される少なくとも1種である、
第1観点乃至第3観点のうちいずれか一項に記載の皮膚外用剤に関する。
第5観点として、前記(g)紫外線散乱剤が、平均粒子径が1乃至1,000nmであり、表面がシリカ被覆された酸化チタン微粒子である、第3観点又は第4観点に記載の皮膚外用剤に関する。
第6観点として、化粧料である、第1観点乃至第5観点のうちいずれか一項に記載の皮膚外用剤に関する。
本発明の皮膚外用剤は、パラメトキシケイヒ酸2-メチルフェニル(MMPC)微粒子と、界面活性剤、水溶性基剤、溶剤及び水を含む態様とすることで、幅広い波長域において高い紫外線防御効果を得る皮膚外用剤を提供することができる。
図1はMMPC結晶の粒度分布を示す図である。 図2は粉砕後のMMPC微粒子の粒度分布を示す図である。 図3は実施例で調製した乳液中のMMPC微粒子の濃度変化に対するSPF値の変化を示す図である。 図4は実施例で調製した乳液中のMBBTの濃度変化に対するSPF値の変化を示す図である。 図5は実施例で調製した乳液中のポリエチレングリコールの濃度変化に対するSPF値の変化を、MMPC微粒子の配合量別に示す図である。
[皮膚外用剤]
本発明の皮膚外用剤は、(a)パラメトキシケイヒ酸2-メチルフェニル(以下、MM
PC)微粒子、(b)紫外線A吸収能を有する紫外線吸収剤、(c)界面活性剤、(d)水溶性基剤、(e)溶剤、及び(f)水を含み、さらに(g)紫外線散乱剤を含み得、所望によりその他成分を含むものである。
以下、本発明に関して更に説明するが、本明細書に記載された実施形態や具体的な実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内で種々の変更、変形が可能である。
(a)パラメトキシケイヒ酸2-メチルフェニル(MMPC)微粒子
本発明の皮膚外用剤は、紫外線吸収剤としてパラメトキシケイヒ酸2-メチルフェニル(MMPC)微粒子を含む。
MMPCは下記一般式Iで表される化合物であり、融点が93~94℃の白色結晶である。MMPCはUVA域に強い吸収能を有し、UVB域に吸収能が及ぶ紫外線抑制作用を有する。
Figure 2023047226000001
本発明に係るMMPC微粒子は、累積度数分布における50体積%粒子径(D50)が50乃至1,000nmである粒子を用いることができる。
本発明における50体積%粒子径とは、動的光散乱法により測定される体積基準による50%体積径の値を採用できる。
好ましくは、前記MMPC微粒子の粒子径(D50)は100乃至500nmとすることができ、また150nm乃至350nmとすることができる。
なお上記MMPC微粒子の形状は特に限定されず、例えば、球状、多面体状、角状、中空状、棒状、板状、もしくは不定形状などであってもよい。
前記MMP微粒子は、MMPC原末を粉砕によって微粒子化して得られる。該MMPC原末は一般に10μm乃至500μm程度の大きさを有する。
原末を粉砕により微粒子化する方法としては、メディア撹拌粉砕機による湿式粉砕などを採用することができる。本方法は、微小なビーズからなる粉砕メディアとともに、粉砕対象物を含有する液を撹拌し、メディアの剪断力で対象物を粉砕、分散させ、ナノレベルの微粒子を得る方法である。メディア撹拌粉砕機は、使用する粉砕メディアや目標到達粒子径などにより分類され、ボールミル、ビーズミル、サンドミル、バスケットミルなどの名称で知られている。
なお前記MMPC微粒子は、これを水に分散した形態(分散体)にて用いてもよい。上述の湿式粉砕によってMMPC原末を粉砕することで、MMPC微粒子の水分散体を得ることができる。この場合、水分散体中のMMPCの濃度は特に限定されないが、例えば1~50質量%とすることができ、10~30質量%とすることができる。MMPCの濃度が高すぎると水分散体の粘度が上昇してMMPCの均一な分散が困難となり得、またMMPCの濃度が低すぎた場合、最終製品となる皮膚外用剤中でのMMPCの濃度が低下するため、目的にあわせて水分散体中のMMPCの濃度を選択すればよい。
本発明の皮膚外用剤における(a)MMPC微粒子の配合量は特に限定されないが、皮
膚外用剤の全質量(100質量%)に対して、例えば1~15質量%、また2~10質量%とすることができる。
(b)紫外線A吸収能を有する紫外線吸収剤
本発明の皮膚外用剤には、紫外線A(UVA)吸収能を有する紫外線吸収剤を配合する。
UVA吸収能を有する紫外線吸収剤としては、例えば、メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール(MBBT)、4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン(BMDBM)、2-4[4-(ジエチルアミノ)-2-ヒドロキシベンゾイル]安息香酸ヘキシル、ジヒドロキシジメトキベンゾフェノンジスルホン酸ナトリウム(オキシベンゾン-9)、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2-エチルヘキシル、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸及びオキソチアゾリジン等が挙げられる。
また、UVAとUVBの双方に吸収があるとみられる紫外線吸収剤としては、例えば、ジヒドロキシベンゾフェノン(オキシベンゾン-1)、2,2’,4,4’-テトラヒドロキシベンゾフェノン(オキシベンゾン-2)、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン(オキシベンゾン-3)、2,2’-ジヒドロキシ-4,4’-ジメトキシベンゾフェノン(オキシベンゾン-6)、ドロメトリゾールトリシロキサン、4-ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン及びトリスビフェニルトリアジン等が挙げられる。
これらの中でも、メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール(MBBT)、4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン(BMDBM)を好適に使用できる。
これらUVA吸収能を有する紫外線吸収剤は、1種を単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
本発明の皮膚外用剤において(b)紫外線A吸収能を有する紫外線吸収剤の配合量は特に限定されないが、皮膚外用剤の全質量(100質量%)に対して、例えば1~10質量%、また1~5質量%とすることができる。
(c)界面活性剤
本発明において、界面活性剤の使用により、(a)MMPC微粒子やその他成分(例えば後述の(g)紫外線散乱剤等)の水への分散性を高め、分散状態を安定に良好に保つことができる。
本発明で使用可能な界面活性剤として、特に限定されるものではないが、皮膚外用剤への適用を考慮し、低皮膚刺激性・低毒性のもの、例えば非イオン性の界面活性剤を挙げることができる。
具体的には、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、アルキル(ポリ)グルコシド、アルキルアルカノールアミド等が挙げられる。
なかでも、ラウリン酸ポリグリセリル等のポリグリセリン脂肪酸エステル、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20EO)等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンラウリルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、モノラウリン酸ポリエチレングリコール等のポリエチレングリコール脂肪酸エステル、デシルグリコシド等のアルキル(ポリ)グルコシドなどを挙げることができ、これらは室温で液状である観点からも好適である。
また界面活性剤のHLB値は、水への分散を考慮すると、例えば10以上とすることができる。
本発明の皮膚外用剤における(c)界面活性剤の配合量は特に限定されないが、皮膚外用剤の全質量(100質量%)に対して、例えば1~15質量%、また2~10質量%とすることができる。また(a)上記MMPCの配合量(質量)に対して1~100質量%とすることができ、また5~30質量%とすることができる。
(c)界面活性剤の配合量が少ない場合、目的とする分散性向上の効果を得るこができず、また配合量が多すぎた場合には皮膚に適用した際にべとつきの原因となるなど、使用感を悪化させる虞がある。
(d)水溶性基剤
本発明において、水溶性基剤は、前記(a)MMPC微粒子の分散性を向上させる役割を担うことが期待できる。
本発明で使用可能な水溶性基剤として、特に限定されるものではないが、例えば、エタノール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ソルビトールなどのアルコール及びグリコール類などを挙げることができる。これらの中でもポリエチレングリコール及びエタノールを好ましく用いることができる。
本発明の皮膚外用剤における(d)水溶性基剤の配合量は特に限定されないが、皮膚外用剤の全質量(100質量%)に対して、例えば5~35質量%、また10~30質量%とすることができる。
(e)溶剤
溶剤は、セチルアルコール、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、2-オクチルドデカノール、ポリエチレングリコール等の高級(多価)アルコール類;ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、12-ヒドロキシステアリン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、エルカ酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、イソヘキサデカン酸等の長鎖脂肪酸類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、セバチン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジブチルオクチル、アジピン酸ジイソブチル、コハク酸ジオクチル、クエン酸トリエチル、サリチル酸ブチルオクチル、安息香酸フェネチル、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール等のカルボン酸エステル類;N-ラウロイルサルコシンイソプロピル等のアシルサルコシンアルキルエステル;ヤシ油脂肪酸グリセリル、中鎖脂肪酸トリグリセライド等のグリセリン脂肪酸(部分)エステル類;グリセリン及びグリセリンのアルキレンオキシド誘導体等を挙げることができる。
これらの中でも好適な溶剤として、例えばセチルアルコール、2-オクチルドデカノール、イソステアリン酸、セバシン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル、サリチル酸ブチルオクチル、安息香酸フェネチル、N-ラウロイルサルコシンイソプロピル、中鎖脂肪酸トリグリセライドを挙げることができ、特に、セバシン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル、中鎖脂肪酸トリグリセライド等を好適に用いることができる。
本発明の皮膚外用剤における(e)溶剤の配合量は特に限定されないが、皮膚外用剤の全質量(100質量%)に対して、例えば1~15質量%、また3~10質量%とすることができる。
(f)水
本発明の皮膚外用剤は水を含むものであり、また前述したように(a)MMPC微粒子はMMPCの水分散体として用いることができる。
本明細書において皮膚外用剤に含まれる「水」とは、皮膚外用剤の調製時に水として別に添加したものだけでなく、上記MMPCの水分散体や、あるいはエマルションや水溶液などの形態として含まれる水も含む。(f)水の配合量は特に限定されないが、皮膚外用剤の全質量(100質量%)に対して、例えば10~80質量%、また30~70質量%とすることができる。
(g)紫外線散乱剤
本発明の皮膚外用剤には、紫外線散乱剤を好ましく配合することができる。
上記紫外線散乱剤としては、金属酸化物微粒子を挙げることができ、例えば平均粒子径が1乃至1,000nmである金属酸化物微粒子を含有することができる。
上記紫外線散乱剤としては、例えば酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、及び酸化ジルコニウムからなる群から選択される金属酸化物の微粒子を使用することができる。これら金属酸化物微粒子は1種を単独で、また2種以上を組み合わせて用いてもよく、また2種以上の金属の複合酸化物であってもよい。
金属酸化物微粒子の形状は特に限定されず、例えば、球状、多面体状、角状、中空状、コア-シェル状、多孔質状、棒状、板状、もしくは不定形状などをとることができる。
また上記金属酸化物微粒子は、その表面が親水性に処理されてなることで、水への分散性が良好となるため好ましく、該親水性処理は常法によって行うことができる。親水性処理としては、例えば、微粒子表面をシリカ被覆すればよい。
本発明に用いる金属酸化物微粒子は、好ましくは、表面がシリカ被覆された微粒子であり、例えば平均粒子径が1~1000nmに微粒子化されたシリカ被覆酸化チタンまたはシリカ被覆酸化亜鉛を用いることができる。
本発明の皮膚外用剤において、(g)紫外線散乱剤(金属酸化物微粒子)を配合する場合、その配合量は特に限定されないが、皮膚外用剤の全質量(100質量%)に対して、例えば1~10質量%、また1~5質量%とすることができる。また上記(a)MMPCの配合量(質量)に対して1~200質量%とすることができ、また20~100質量%、あるいは30~50質量%とすることができる。(g)紫外線散乱剤(金属酸化物微粒子)の配合量が少ない場合、目的とする紫外線散乱効果を得ることができず、すなわち配合による恩恵を得られず、また配合量が多すぎた場合には皮膚に適用した際に白残りの原因となるなど、使用感を悪化させる虞がある。
(その他成分)
本発明の皮膚外用剤には、前記(a)MMPC微粒子、(b)紫外線A吸収能を有する紫外線吸収剤、(c)界面活性剤、(d)水溶性基剤、(e)溶剤、(f)水、さらに(g)紫外線散乱剤の他、医薬品や医薬部外品、化粧品に通常配合可能な成分を配合可能である。
例えば、前記(a)及び(b)以外のその他の紫外線吸収剤、水溶性高分子、増粘剤、保湿剤、油脂類、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、低級アルコール、多価アルコール、エステル類、シリコーン類、被膜形成剤、キレート剤、糖類、アミノ酸類、有機アミン類、ビタミン類、pH調整剤、安定化剤、酸化防止剤、香料、色素等を配合することができる。
これらその他成分が配合される場合、その配合量は、皮膚外用剤の全質量(100質量%)に対して、例えば0.001~10質量%程度である。
例えば、上記(a)MMPC微粒子及び(b)紫外線A吸収能を有する紫外線吸収剤以外の紫外線吸収剤としては、例えば、パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル(EHMC)、サリチル酸2-エチルヘキシル、ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸及びその水和物(オキシベンゾン-4)、及び2-シアノ-3,3-ジフェニル-2-プロペン酸 2-エチルヘキシルエステル(オクトクリレン)等のUVB吸収能を有する紫外線吸収剤を挙げることができる。
また、水溶性高分子・増粘剤として、カラギーナン、キサンタンガム、ペクチン、プルラン、メチルセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸及びそのナトリウム塩、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、アクリレーツコポリマーなどを挙げることができる。
本発明の皮膚外用剤は、これまで医薬品、医薬部外品、化粧品等に使用されてきた形態を制限することなく適用可能である。
例えば、軟膏、クリーム、乳液、液体、ゲル、スプレー、また貼付剤等の製品形態を挙げることができ、また化粧水(ローション)、美容液、日焼け止め、口紅、フェイスカラー、アイライナー、ヘアスプレー、ヘアトニック、ヘアリキッド等の種々の医薬品、医薬部外品、化粧品への適用が可能である。
本発明の皮膚外用剤は、上記(a)~(f)を必須の成分とし、さらにはこれら成分の最適な配合量を検討することで、優れた紫外線防御能を有することを見い出したものである。本発明では、(e)溶剤の存在によって、紫外線吸収剤である(a)MMPC微粒子と(b)紫外線A吸収能を有する紫外線吸収剤の一部の結晶が溶解されることで、紫外線吸収剤が皮膚外用剤中で分散してなる状態と溶解してなる状態の双方にて存在することとなり、このことが優れた紫外線防御能を実現した一因と推定される。
以下に本発明の実施例をあげて、本発明についてさらに詳細な説明を行なうが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、配合量は全て質量%で示す。
パラメトキシケイヒ酸2-メチルフェニルの結晶50gと精製水450gを混合して混合液とし、これをビーズミル(ラボスター(登録商標)ミニ LMZ015)、アシザワ・ファインテック株式会社)を使用し、直径0.1mmと0.05mmのジルコニアビーズを用い、2段階で湿式粉砕・分散させて、MMPC微粒子が分散した白色の分散液を得た。
得られたMMPC微粒子が分散した白色分散液について、マイクロトラックベル(株)(旧 日機装(株))の粒子径分布測定装置:マイクロトラック UPA150ST(動的光散乱(DLS)法)により粒度分布を得た。また粉砕前のMMPC結晶について、マイクロトラック MT3300EXII(レーザ回折・散乱法)により粒度分布を得た。
図1に粉砕前のMMPC結晶の粒度分布を、図2に白色分散液(粉砕後のMMPC微粒子)の粒度分布を示す。
図1及び図2に示すように、粉砕前のMMPC結晶は、およそ10μm乃至500μmの粒径を有し、累積度数分布における50体積%粒子径(D50)は104.9μm(図1)であるのに対し、粉砕後のMMPC微粒子は、およそ50nm乃至2000nmの粒径を有し、累積度数分布における50体積%粒子径(D50)は263nm(図2)であることが確認された。
[例1~例4]
下記表1に示す処方にて各成分を混合し、MMPC微粒子の配合量を変化させた例1~例4の乳液を得た。
得られた例1~例4の乳液について、下記〈紫外線抑制効果:評価方法〉にて、SPFアナライザー(SPF-290S、Optometrics社製)を用いて、in vitroにてSPF値を測定した。
得られた結果を表1にあわせて示す。
〈紫外線抑制効果:評価方法〉
得られた製剤を、1.3mg/cmとなるようにヘリオプレートHD6(Helioscreen社製)上に均一に塗布し、小さいスポット状にまんべんなくサンプルを載せ、最初の約30秒は軽く塗り広げ、後の30秒は強く擦りこむように塗り広げ、暗所で15分間放置し、測定サンプルとした。
SPFアナライザー(SPF-290S、Optometrics社製)を用いて、in vitroにてSPF値を測定した。
Figure 2023047226000002
表1に示すように、MMPC微粒子分散液の配合量に応じて、SPF値が増加傾向にあることが確認された。
[例5~例8]
下記表2に示す処方にて各成分を混合し、MMPC微粒子の配合量を変化させた例5~例8の乳液を得た。
得られた例5~例8の乳液について、前記〈紫外線抑制効果:評価方法〉と同様の手段にて、SPFアナライザー(SPF-290S、Optometrics社製)を用いて、in vitroにてSPF値を測定した。
乳液中のMMPC微粒子の配合量(濃度:2.5~10%)に対するSPF値の変化を
図3に示す。
Figure 2023047226000003
図3に示すように、本処方ではMMPC微粒子の配合量が8%程度となる濃度において最大のSPF値を示した。
[例9~例12]
下記表3に示す処方にて各成分を混合し、UVA吸収能を有する紫外線吸収剤:メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール(MBBT)を50%含むチノソルブMの配合量を変化させた例9~12の乳液を得た。
得られた例9~例12の乳液について、前記〈紫外線抑制効果:評価方法〉と同様の手段にて、SPFアナライザー(SPF-290S、Optometrics社製)を用いて、in vitroにてSPF値を測定した。
得られた結果を表3にあわせて示す。
Figure 2023047226000004
表3に示すように、チノソルブM(MMBT50%含有)の配合量に応じて、SPF値が増加傾向にあることが確認された。
[例13~例16]
下記表4に示す処方にて各成分を混合し、UVA吸収能を有する紫外線吸収剤:メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール(MBBT)を50%含むチノソルブMの配合量を変化させた例13~例16の乳液を得た。
得られた例13~例16の乳液について、前記〈紫外線抑制効果:評価方法〉と同様の手段にて、SPFアナライザー(SPF-290S、Optometrics社製)を用いて、in vitroにてSPF値を測定した。
乳液中のチノソルブMとして配合されたMBBTの配合量(濃度:0~4.5%)に対するSPF値の変化を図4に示す。
Figure 2023047226000005
図4に示すように、本処方ではMBBTの配合量が3%程度となる濃度において最大のSPF値を示した。
[例17~例23]
下記表5に示す処方にて各成分を混合し、水溶性基剤であるポリエチレングリコールの配合量を変化させた例17~例23の乳液を得た。
得られた例17~例23の乳液について、前記〈紫外線抑制効果:評価方法〉と同様の手段にて、SPFアナライザー(SPF-290S、Optometrics社製)を用いて、in vitroにてSPF値を測定した。
得られた結果を表5にあわせて示す。
Figure 2023047226000006
表5に示すように、ポリエチレングリコールの配合量に応じてSPF値が変化し、本処方ではポリエチレングリコールの配合量が15%を超えるとSPF値は30を超え、また35%ではSPF値が減少傾向に転じることが確認された。
[例24~例41]
下記表6に示す処方にて各成分を混合し、MMPC微粒子及びポリエチレングリコールの配合量を変化させた例24~例41の乳液を得た。
得られた例24~例41の乳液について、前記〈紫外線抑制効果:評価方法〉と同様の手段にて、SPFアナライザー(SPF-290S、Optometrics社製)を用いて、in vitroにてSPF値を測定した。
乳液中のポリエチレングリコールの配合量(濃度:10~30%)に対するSPF値の変化を、MMPC微粒子の配合量(濃度:5%、8%、10%)別に図5に示す。
Figure 2023047226000007
図5に示すように、本処方ではMMPC微粒子の配合量(5%~10%)において、ポリエチレングリコールの配合量が15~25%程度において最大のSPF値を示すことが確認された。
[例42~例46]
下記表7に示す処方にて各成分を混合し、溶剤であるセバシン酸イソプロピルの配合量を変化させた例42~例46の乳液を得た。
得られた例42~例46の乳液について、前記〈紫外線抑制効果:評価方法〉と同様の手段にて、SPFアナライザー(SPF-290S、Optometrics社製)を用いて、in vitroにてSPF値を測定した。
得られた結果を表7にあわせて示す。
Figure 2023047226000008
表7に示すように、セバシン酸ジイソプロピルの配合量に応じてSPF値が変化し、本処方ではおよそ5~10%にて最大のSPF値を得られることが確認された。
[例47~例52]
下記表8に示す処方にて各成分を混合し、界面活性剤であるポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合量を変化させた例47~例52の乳液を得た。
得られた例47~例52の乳液について、前記〈紫外線抑制効果:評価方法〉と同様の手段にて、SPFアナライザー(SPF-290S、Optometrics社製)を用いて、in vitroにてSPF値を測定した。
得られた結果を表8にあわせて示す。
Figure 2023047226000009
表8に示すように、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油の配合量に応じてSPF値が変化し、本処方ではおよそ5~10%にて最大のSPF値を得られることが確認された。
[例52~例65]
下記表9に示す基本処方において、溶剤を表10に示す通り種々変えて各成分を混合し、例52~例65の乳液を得た。
得られた例52~例65の乳液について、前記〈紫外線抑制効果:評価方法〉と同様の手段にて、SPFアナライザー(SPF-290S、Optometrics社製)を用いて、in vitroにてSPF値を測定し、またUVA/UVB比(UVA(320~400nm)とUVB(290~320nm)の吸収度の比)を算出した。
得られた結果を表10にあわせて示す。
Figure 2023047226000010
Figure 2023047226000011
表10に示すように、溶剤によってSPF値が大きく変化し、本処方では、例52:セバシン酸ジイソプロピル、例53:アジピン酸ジイソプロピル、例54:パナセート(中鎖脂肪酸トリグリセライド)、例55:サリチル酸ブチルオクチル、例56:エルデュウSL-205(N-ラウロイルサルコシンイソプロピル)、例57:イソステアリン酸、例58:オクチルドデカノール、例59:セタノール(セチルアルコール)及び例60:X-TEND226(安息香酸フェネチル)が25を超えるSPF値を示し、UVA/UVBも0.5に近似した。中でも、例52:セバシン酸ジイソプロピル、例53:アジピン酸ジイソプロピル、例54:パナセート(中鎖脂肪酸トリグリセライド)のSPF値が高く、またUVA/UVBが0.5に近似し、広い吸収領域で紫外線吸収能を有する皮膚外用剤となることが確認された。
[例66~例68]
下記表11に示す処方にて各成分を混合し、界面活性剤の種類を変化させた例66~例68の乳液を得た。
得られた例66~例68の乳液について、前記〈紫外線抑制効果:評価方法〉と同様の手段にて、SPFアナライザー(SPF-290S、Optometrics社製)を用
いて、in vitroにてSPF値を測定した。
得られた結果を表11にあわせて示す。
Figure 2023047226000012
表11に示すように、いずれの処方も25を超えるSPF値を示した。
[例69~例71]
下記表12に示す処方にて各成分を混合し、例69~例70のクリーム又は例71~例72の乳液を得た。
得られた例69~例70のクリーム又は例71~例72の乳液をについて、前記〈紫外線抑制効果:評価方法〉と同様の手段にて、SPFアナライザー(SPF-290S、Optometrics社製)を用いて、in vitroにてSPF値を測定した。
得られた結果を表12にあわせて示す。
Figure 2023047226000013
表12に示すように、いず処方においても30以上の高いSPF値を有するクリーム又は乳液処方を得ることができた。

Claims (6)

  1. (a)累積度数分布における50体積%粒子径(D50)が50乃至1,000nmであるパラメトキシケイヒ酸2-メチルフェニル(MMPC)微粒子、
    (b)紫外線A吸収能を有する紫外線吸収剤、
    (c)界面活性剤、
    (d)水溶性基剤、
    (e)溶剤、及び
    (f)水を含む
    皮膚外用剤。
  2. 前記皮膚外用剤が、皮膚外用剤の全質量を100質量%としたとき
    (a)1~15質量%、
    (b)1~10質量%、
    (c)1~15質量%、
    (d)5~35質量%、
    (e)1~15質量%、及び
    (f)10~80質量%、
    の割合にて含む、請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. さらに(g)紫外線散乱剤を、皮膚外用剤の全質量に対して、1~10質量%の割合にて含む、
    請求項1又は請求項2に記載の皮膚外用剤。
  4. 前記(b)紫外線A吸収能を有する紫外線吸収剤が、メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール(MBBT)及び4-tert-ブチル-4’-メトキシジベンゾイルメタン(BMDBM)からなる群から選択される少なくとも1種であり、
    前記(c)界面活性剤が、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、及びアルキル(ポリ)グリコシドからなる群から選択される少なくとも1種であり、
    前記(d)水溶性基剤が、ポリエチレングリコール及びエタノールからなる群から選択される少なくとも1種であり、そして
    前記(e)溶剤が、セチルアルコール、2-オクチルドデカノール、イソステアリン酸、セバシン酸ジイソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル、サリチル酸ブチルオクチル、安息香酸フェネチル、N-ラウロイルサルコシンイソプロピル、及び中鎖脂肪酸トリグリセライドからなる群から選択される少なくとも1種である、
    請求項1乃至請求項3のうちいずれか一項に記載の皮膚外用剤。
  5. 前記(g)紫外線散乱剤が、平均粒子径が1乃至1,000nmであり、表面がシリカ被覆された酸化チタン微粒子である、
    請求項3又は請求項4に記載の皮膚外用剤。
  6. 化粧料である、請求項1乃至請求項5のうちいずれか一項に記載の皮膚外用剤。
JP2021156188A 2021-09-24 2021-09-24 皮膚外用剤 Pending JP2023047226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021156188A JP2023047226A (ja) 2021-09-24 2021-09-24 皮膚外用剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021156188A JP2023047226A (ja) 2021-09-24 2021-09-24 皮膚外用剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023047226A true JP2023047226A (ja) 2023-04-05

Family

ID=85778461

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021156188A Pending JP2023047226A (ja) 2021-09-24 2021-09-24 皮膚外用剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023047226A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI459974B (zh) Water-based emulsified cosmetic
TWI491411B (zh) Oil in the water emulsion sunscreen cosmetics
US20080219938A1 (en) SPF compositions
Lacatusu et al. Design of soft lipid nanocarriers based on bioactive vegetable oils with multiple health benefits
CN1372452A (zh) 防护有害紫外辐射和增强天然皮肤阻挡层的紫外辐射反射剂或吸收剂
WO2010110020A1 (ja) 日焼け止め化粧料
US20150110724A1 (en) High SPF Transparent or Translucent Naturally Derived, Cytoprotective, UV Radiation Resistant Compositions
TWI386227B (zh) 化粧料
JP6022323B2 (ja) 水中油型日焼け止め化粧料
US9827186B2 (en) Waxes having oil-in-water self-emulsifying and water gel-forming properties, compositions, uses and methods relating to same
JP5827079B2 (ja) 粉体含有皮膚外用剤
JP2022551959A (ja) 非可溶化微粉化ワックスを含む耐水性および/または光防護組成物
CN108472227A (zh) 新型闭塞组合物
FR2855751A1 (fr) Cosmetique pour la protection contre les rayons ultraviolets
JP2009102236A (ja) 水中油型乳化組成物及びその製造方法
JP2010150172A (ja) 日焼け止め化粧料
KR101006343B1 (ko) 이산화티탄의 유분산액을 함유하는 자외선 차단용 화장료조성물
JP3614511B2 (ja) 日焼け止め用水中油型乳化化粧料
CN105188853A (zh) 光防护个人护理组合物
JP3920380B2 (ja) 紫外線遮断機能を有する保湿剤分散体及びこれを配合してなる化粧料
JPH09249542A (ja) 紫外線遮蔽剤及び紫外線遮蔽効果を有する皮膚外用剤
JP2023047226A (ja) 皮膚外用剤
JP4927442B2 (ja) 油中水乳化剤形の皮膚外用剤
JP2015042620A (ja) 化粧料
JP2023047220A (ja) 紫外線防御剤