JP2023046164A - 半導体装置 - Google Patents

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    • H01L29/401Multistep manufacturing processes
    • H01L29/4011Multistep manufacturing processes for data storage electrodes
    • H01L29/40117Multistep manufacturing processes for data storage electrodes the electrodes comprising a charge-trapping insulator

Abstract

【課題】後熱負荷による導電膜内からの酸素の拡散を抑制する。【解決手段】半導体装置は、トンネル絶縁膜と、トンネル絶縁膜上に設けられた電荷捕獲膜と、導電膜と、電荷捕獲膜と導電膜との間に設けられたブロック絶縁膜と、を備えている。導電膜は、ブロック絶縁膜上の第1金属膜と、第1金属膜上の第2金属膜、を含み、第1金属膜の第2金属膜側の界面粗さが、前記第1金属膜の前記ブロック絶縁膜側の界面粗さよりも大きい。【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、半導体装置に関する。
半導体装置の一例として3次元メモリが知られている。
米国特許第10,777,453号公報
後熱負荷による導電膜内からの酸素の拡散を抑制する。
本発明の実施形態は、半導体装置であって、トンネル絶縁膜と、トンネル絶縁膜上に設けられた電荷捕獲膜と、導電膜と、電荷捕獲膜と導電膜との間に設けられたブロック絶縁膜と、を備えている。導電膜は、ブロック絶縁膜上の第1金属膜と、第1金属膜上の第2金属膜、を含み、第1金属膜の第2金属膜側の界面粗さが、前記第1金属膜の前記ブロック絶縁膜側の界面粗さよりも大きい。
第1実施形態に係る半導体装置の構成例を示す斜視図である。 3次元構造のメモリセルアレイの構成例を示す断面図である。 図2のIII-III断面を示す断面図である。 導電膜及びその周辺のより詳細な構成例を示す断面図である。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 本実施形態に係る半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。 導電膜及びその周辺のTEM像である。 界面粗さの定義を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。以下の実施形態において、半導体基板の上下方向は、半導体素子が設けられる面を上とした場合の相対方向を示し、重力加速度に従った上下方向と異なる場合がある。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。明細書と図面において、既出の図面に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る半導体装置100aの構成例を示す斜視図である。ここでは、積層体2の積層方向をZ方向とする。Z方向と交差する方向をY軸方向とする。ZおよびY軸方向のそれぞれと交差する方向をX方向とする。
本実施形態において、半導体装置100aは、複数のメモリセルを3次元配置して構成された立体型メモリセルアレイを有する不揮発性メモリである。例えば、不揮発性メモリ
は、NAND型フラッシュメモリである。
半導体装置100aは、基体部1と、積層体2と、複数の柱状部CLとを含む。
基体部1は、基板10と、絶縁膜11と、導電膜12と、半導体部13とを含む。絶縁膜11は、基板10上に設けられている。導電膜12は、絶縁膜11上に設けられている。半導体部13は、導電膜12上に設けられている。基板10は、半導体基板、例えば、シリコン基板である。基板10の表面領域には、例えば、素子分離領域10iが設けられている。素子分離領域10iは、例えば、シリコン酸化物を含む絶縁領域であり、基板10の表面領域にアクティブエリアAAを区画する。アクティブエリアAAには、トランジスタTrのソースおよびドレイン領域が設けられる。トランジスタTrは、不揮発性メモリの周辺回路を構成する。絶縁膜11は、例えば、シリコン酸化物を含み、トランジスタTrを絶縁する。絶縁膜11内には、配線11aが設けられている。配線11aは、トランジスタTrと電気的に接続された配線である。導電膜12には、例えば、タングステン等の導電性金属が用いられる。半導体部13には、例えば、シリコン等の半導体材料が用いられる。
積層体2は、基板10の上方に設けられており、半導体部13に対してZ方向に位置する。積層体2は、Z方向に、交互に積層された複数の導電膜21および複数の絶縁膜22を含む。よって、Z方向が積層体2の積層方向となる。導電膜21には、例えば、モリブデンが用いられている。絶縁膜22には、例えば、シリコン酸化物が用いられている。絶縁膜22は、Z方向に隣接する複数の導電膜21間を電気的に絶縁する。導電膜21および絶縁膜22のそれぞれの積層数は任意である。絶縁膜22は、例えば、空間(ギャップ)であってもよい。積層体2と、半導体部13との間には、例えば、絶縁膜2gが設けられている。絶縁膜2gには、例えば、シリコン酸化物が用いられている。絶縁膜2gには、シリコン酸化物よりも比誘電率が高い高誘電体が用いられてもよい。
導電膜21は、少なくとも1つのソース側選択ゲートSGSと、複数のワード線WLと、少なくとも1つのドレイン側選択ゲートSGDと、を構成する。ソース側選択ゲートSGSは、ソース側選択トランジスタSTSのゲート電極である。ワード線WLは、メモリセルMCのゲート電極である。ドレイン側選択ゲートSGDは、ドレイン側選択トランジスタSTDのゲート電極である。ソース側選択ゲートSGSは、積層体2の下部領域に設けられる。ドレイン側選択ゲートSGDは、積層体2の上部領域に設けられる。ワード線WLは、ソース側選択ゲートSGSとドレイン側選択ゲートSGDとの間に設けられる。
半導体装置100aは、ソース側選択トランジスタSTSとドレイン側選択トランジスタSTDとの間に直列に接続された複数のメモリセルMCを有する。ソース側選択トランジスタSTS、複数のメモリセルMCおよびドレイン側選択トランジスタSTDが直列に接続された構造は“メモリストリング”もしくは“NANDストリング”と呼ばれる。メモリストリングは、例えば、コンタクトCbを介してビット線BLに接続される。ビット線BLは、積層体2の上方に設けられ、Y方向に延伸している。
図2は、3次元構造のメモリセルアレイの構成例を示す断面図である。図3は、図2のIII-III線における断面図である。複数の柱状部CLのそれぞれは、積層体2内に設けられたメモリホールMH内に設けられている。メモリホールMHは、積層体2の上端から積層体2内を貫通するようにZ方向に設けられている。メモリホールMHの内部には、半導体ボディ210、メモリ膜220およびコア層230が設けられている。半導体ボディ210、メモリ膜220およびコア層230は、メモリホールMHに沿ってZ方向に延伸している。半導体柱としての半導体ボディ210は、半導体部13と電気的に接続されている。y方向に配列された複数の柱状部CLは、コンタクトCbを介して1本のビット線BLに共通に接続される。
図3に示すように、X-Y平面におけるメモリホールMHの形状は、例えば、円または楕円である。導電膜21と絶縁膜22との間には、メモリ膜220の一部を構成する第1ブロック絶縁膜21aが設けられている。第1ブロック絶縁膜21aは、例えば、酸化アルミニウム等の絶縁性の金属酸化物膜である。第1ブロック絶縁膜21aは、導電膜21の周囲に設けられ、導電膜21と半導体ボディ210との間、導電膜21と絶縁膜22との間に設けられている。第1ブロック絶縁膜21aは、導電膜21からメモリ膜220側への電荷のバックトンネリングを抑制する。
半導体ボディ210の形状は、例えば、筒状である。半導体ボディ210には、例えば、ポリシリコンシリコン等の半導体材料が用いられる。半導体ボディ210は、ドレイン側選択トランジスタSTD、メモリセルMCおよびソース側選択トランジスタSTSのそれぞれのチャネル領域となる。
メモリ膜220は、第1ブロック絶縁膜21aと、第2ブロック絶縁膜221と、電荷捕獲膜222と、トンネル絶縁膜223とを含む。メモリ膜220は、メモリホールMHの内壁に沿ってZ方向に延伸するように筒状に設けられている。また、メモリ膜220は、半導体ボディ210と導電膜21または絶縁膜22との間に介在している。複数のメモリセルMCは、半導体ボディ210とワード線WLとしての導電膜21との間のメモリ膜220を記憶領域として有し、Z方向に配列されている。半導体ボディ210、トンネル絶縁膜223、電荷捕獲膜222および第2ブロック絶縁膜221のそれぞれは、メモリホールMHの内壁に沿って成膜されており、Z方向に延伸している。
第2ブロック絶縁膜221は、絶縁膜22と電荷捕獲膜222との間、および導電膜21と電荷捕獲膜222との間に設けられている。第2ブロック絶縁膜221には、例えば、シリコン酸化物が用いられている。第2ブロック絶縁膜221は、犠牲膜を導電膜21にリプレースするとき、電荷捕獲膜222がエッチングされないように保護する。また、第1ブロック絶縁膜21aと第2ブロック絶縁膜221は、電荷捕獲膜222から導電膜21への電荷漏れを防ぐブロック絶縁膜として機能する。
電荷捕獲膜222は、第2ブロック絶縁膜221とトンネル絶縁膜223との間に設けられている。電荷捕獲膜222には、例えば、シリコン窒化物が用いられる。電荷捕獲膜222は、電荷をトラップするトラップサイトを有する。電荷捕獲膜222のうち、導電膜21(ワード線WL)と半導体ボディ210との間に挟まれた部分は、電荷捕獲部としてメモリセルMCの記憶領域を構成する。メモリセルMCのしきい値電圧は、電荷捕獲部中にトラップされた電荷量によって変化する。これにより、メモリセルMCは、データを保持することができる。
トンネル絶縁膜223は、半導体ボディ210と電荷捕獲膜222との間に設けられている。トンネル絶縁膜223には、例えば、シリコン酸化物、シリコン窒化物、シリコン酸窒化膜等の絶縁材料が用いられる。半導体ボディ210から電荷捕獲部へ電子を注入するとき(書き込み動作)、および、半導体ボディ210から電荷捕獲部へ正孔を注入するとき(消去動作)、電子および正孔が、それぞれトンネル絶縁膜223の電位障壁を通過(トンネリング)する。
このように、トンネル絶縁膜223は、導電膜21と半導体ボディ210との間に設けられている。そして、電荷捕獲膜222はトンネル絶縁膜223と導電膜21との間に介在し、第1ブロック絶縁膜21aおよび第2ブロック絶縁膜221は電荷捕獲膜222と導電膜21との間に介在する。これにより、電荷捕獲膜222は、トンネル絶縁膜223を介して半導体ボディ210から電荷を取り込みあるいは放出する。一方、第1ブロック絶縁膜21aおよび第2ブロック絶縁膜221は、電荷捕獲膜222に蓄積された電荷を導電膜21へ通過させず、また、導電膜21からの電荷を電荷捕獲膜222へ通過させない。これによって、メモリセルMCは、電荷捕獲膜222に、データを格納し、あるいは、データを消去することができる。
コア層230は、筒状の半導体ボディ210の内部スペースを埋め込む。コア層230は、例えば、柱状であり、例えば、シリコン酸化物等の絶縁材料で構成されている。
半導体装置100aは、半導体部14をさらに含む。半導体部14は、積層体2と半導体部13との間に位置している。半導体部14は、半導体部13に最も近い絶縁膜22と絶縁膜2gとの間に設けられている。半導体部14は、例えば、ソース側選択ゲートSGSとして機能する。
図4は、導電膜21およびその周辺のより詳細な構成例を示す断面図である。 ワード線WLとして機能する導電膜21は、Z方向に互いに隣接する複数の絶縁膜22間に設けられている。導電膜21の周囲には、第1ブロック絶縁膜21aが設けられている。本実施形態では、導電膜21は、第1金属膜211、第2金属膜212、及び第3金属膜213を含む。
第1金属膜211は、チタン(Ti)またはタングステン(W)と、窒素(N)を含む。第1金属膜211は、例えば、窒化チタンまたは窒化タングステンを含む。第1金属膜211は、例えば、窒化チタンまたは窒化タングステンである。第1金属膜211は、第1ブロック絶縁膜21aと第2金属膜212との間に設けられている。第2金属膜212は、タングステン(W)を含む。第2金属膜212は、例えば、タングステン(W)である。第2金属膜212は、第1金属膜211と第3金属膜213との間に設けられている。第3金属膜213は、モリブデン(Mo)を含む。第3金属膜213は、例えば、モリブデン(Mo)である。
図5から図7を参照しながら、導電膜21の形成方法について説明する。図5に示されるように、第1ブロック絶縁膜21aが形成された状態までプロセスを進める。第1ブロック絶縁膜21aは、熱CVD(Chemical Vapor Deposition)法またはALD(Atomic Layer Deposition)法等を用いて、空間の内壁にAlを薄く成膜することで形成される。
続いて、図6に示されるように、第1金属膜211を形成する。第1金属膜211は、例えば、熱CVD法またはALD法により、NHを還元ガスとし、TiCl、WCl、またはWOClを用いて、第1ブロック絶縁膜21a上に形成される。
続いて、図7に示されるように、第2金属膜212を形成する。第2金属膜212は、熱CVD法またはALD法により、Hを還元ガスとし、WClやWOClを用いて、第1金属膜211上に形成される。WClやWOClといった塩化物タングステンを用いることで、第1金属膜211が部分的にエッチングされ、第1金属膜211の第2金属膜212側の界面粗さは増大する。第1金属膜211を削れやすくするため、第1金属膜211の成膜温度を低くし、第2金属膜212の成膜温度を高めることが望ましい。より望ましくは、第1金属膜211の成膜温度を第2金属膜212の成膜温度よりも低くする。また、第1金属膜211に含まれる塩素を増やすことで、第1金属膜211の第2金属膜212側の界面粗さを増大することができる。例えば、第1金属膜211形成時に用いる、NH3の供給量を少なくする、または、TiCl、WClまたはWOClの供給量を多くすることで、第1金属膜211に含まれる塩素を増やすことができる。
続いて、第3金属膜213を形成する。第3金属膜213は、熱CVD法またはALD法により、Hを還元ガスとし、MoOClやMoOClを用いて、第2金属膜212上に形成される。第3金属膜213を形成すると導電膜21が完成し、図4に示される状態となる。
図8は、第1ブロック絶縁膜(AlOx)、第1金属膜211(TiN)および第2金属膜212(W)の一部を映したTEM像である。図9に示されるように、各測長位置での界面のばらつきを算出する。具体的には、平均高さに対するばらつきZnを各位置で算出する。
ばらつきZnに基づいて、算術平均粗さRa値は式f1によって算出される。
Figure 2023046164000002
(f1)
ばらつきZnに基づいて、二乗平均粗さRMS値は式f2によって算出される。
Figure 2023046164000003
(f2)
上記説明したように、本実施形態に係る半導体装置100aは、電荷捕獲膜222と、導電膜21と、電荷捕獲膜222と導電膜21との間に設けられた第1ブロック絶縁膜21aおよび第2ブロック絶縁膜221と、を備えている。導電膜21は、第1金属膜211、第2金属膜212、及び第3金属膜213の積層膜として形成されている。第1金属膜211の第2金属膜212側の界面粗さが、第1金属膜211の第1ブロック絶縁膜21a側の界面粗さよりも大きい。つまり、第1金属膜211の第2金属膜212側の界面におけるRa値は、第1金属膜211の第1ブロック絶縁膜21a側の界面におけるRa値より大きい。また、第1金属膜211の第2金属膜212側の界面におけるRMS値は、第1金属膜211の第1ブロック絶縁膜21a側の界面におけるRMS値より大きい。
このように、第1金属膜211の第2金属膜212側における界面粗さが大きいことで、後熱負荷により第3金属膜213中より拡散する酸素を第1金属膜211と第2金属膜212との界面にてトラップすることができ、電荷捕獲膜222への酸素拡散による電荷保持特性劣化を抑制できる。
第1金属膜211は、TiN又はWNを含んでいる。第2金属膜は、Wを含んでいる。第3金属膜は、Moを含んでいる。
第1金属膜211の第2金属膜212側の界面粗さのRa値は、例えば、0.2nm以上、1.0nm以下である。第1金属膜211の第2金属膜212側の界面粗さのRMS値は、例えば、0.3nm以上、1.5nm以下である。
以上、具体例を参照しつつ本実施形態について説明した。しかし、本開示はこれらの具体例に限定されるものではない。これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本開示の特徴を備えている限り、本開示の範囲に包含される。前述した各具体例が備える各要素およびその配置、条件、形状などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。前述した各具体例が備える各要素は、技術的な矛盾が生じない限り、適宜組み合わせを変えることができる。
100a:半導体装置
2:積層体
21:導電膜
21a:第1ブロック絶縁膜
22:絶縁膜
210:半導体ボディ
211:第1金属膜
212:第2金属膜
213:第3金属膜
220:メモリ膜
221:第2ブロック絶縁膜
222:電荷捕獲膜
223:トンネル絶縁膜
230:コア層

Claims (6)

  1. トンネル絶縁膜と、
    前記トンネル絶縁膜上に設けられた電荷捕獲膜と、
    導電膜と、
    前記電荷捕獲膜と前記導電膜との間に設けられたブロック絶縁膜と、を備え、
    前記導電膜は、前記ブロック絶縁膜上の第1金属膜と、前記第1金属膜上の第2金属膜を含み、
    前記第1金属膜の前記第2金属膜側の界面粗さが、前記第1金属膜の前記ブロック絶縁膜側の界面粗さよりも大きい、半導体装置。
  2. 前記第1金属膜は、Ti又はWと、Nを含む、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2金属膜は、Wを含む、請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記導電膜は、前記第2金属膜上の第3金属膜をさらに含み、
    前記第3金属膜は、Moを含む、請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記第1金属膜の前記第2金属膜側の界面粗さのRa値が0.2nm以上、1.0nm以下である、請求項1に記載の半導体装置。
  6. 前記第1金属膜の前記第2金属膜側の界面粗さのRMS値が0.3nm以上、1.5nm以下である、請求項1に記載の半導体装置。
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