JP2023045938A - 照明システム - Google Patents

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祐也 大澤
Yuya Osawa
涼 館山
Ryo Tateyama
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Abstract

Figure 2023045938000001
【課題】照度センサの検出範囲に当たる昼光の変化を考慮して照明器具を適切に制御できる照明システムを提供する。
【解決手段】照明システムは、照度センサ3、照明器具2、算出部121、メモリ部11、算出部122、及び生成部123を備える。算出部122は、照度センサ3によって検出された現在照度値と算出部121によって算出された外部照度値とメモリ部11に記憶された昼光補正率とに基づいて、制御用照度値を算出する。メモリ部11に、一日のうちの複数の時間帯のそれぞれに対して昼光補正率が記憶される。算出部122は、複数の時間帯のうち現在時刻を含む時間帯に対して設定された昼光補正率を用いて制御用照度値を算出する。
【選択図】図2

Description

本開示は、照明システムに関する。
特許文献1に、照明器具を制御するためのシステムが記載されている。特許文献1に記載されたシステムは、照度センサ、及びコントローラを備える。照度センサは、検出範囲の照度値を検出する。コントローラは、照度センサによって検出された照度値から補正用の照度値を差し引いた値が得られるように照明器具を制御する。補正用の照度値は、昼光補正値を用いて算出される。
特開2019-200938号公報
特許文献1に記載されたシステムにおいて、昼光補正値は一定の値である。しかし、昼光は、照度センサの検出範囲に対して常に一定に当たっている訳ではない。特許文献1に記載されたシステムでは、照度センサの検出範囲に当たる昼光の変化に応じて照明器具を適切に制御することができなかった。
本開示は、上述のような課題を解決するためになされた。本開示の目的は、照度センサの検出範囲に当たる昼光の変化を考慮して照明器具を適切に制御できる照明システムを提供することである。
本開示に係る照明システムは、検出範囲の現在照度値を検出する照度センサと、検出範囲に光を放つ照明器具と、照度センサによって検出された現在照度値のうち昼光の寄与分である外部照度値を算出する第1算出部と、昼光補正率が記憶されたメモリ部と、照度センサによって検出された現在照度値と第1算出部によって算出された外部照度値とメモリ部に記憶された昼光補正率とに基づいて、制御用照度値を算出する第2算出部と、第2算出部によって算出される制御用照度値が目標照度値に追従するように、照明器具に対する制御指令を生成する生成部と、を備える。メモリ部に、一日のうちの複数の時間帯のそれぞれに対して昼光補正率が記憶される。第2算出部は、複数の時間帯のうち現在時刻を含む時間帯に対して設定された昼光補正率を用いて制御用照度値を算出する。
本開示に係る照明システムであれば、照度センサの検出範囲に当たる昼光の変化を考慮して照明器具を適切に制御できる。
実施の形態1における照明システムの例を示す図である。 照明システムの機能を説明するための図である。 照明器具の調光率と照度値との関係を示す図である。 昼光がある状態での照明器具の調光率と照度値との関係を示す図である。 算出部による制御用照度値の算出方法を説明するための図である。 実施の形態1における照明システムの他の例を示す図である。 実施の形態1における照明システムの他の例を示す図である。 コントローラのハードウェア資源の例を示す図である。 コントローラのハードウェア資源の他の例を示す図である。
以下に、図面を参照して詳細な説明を行う。重複する説明は、適宜簡略化或いは省略する。各図において、同一の符号は同一の部分又は相当する部分を示す。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における照明システムの例を示す図である。照明システムは、コントローラ1、照明器具2、照度センサ3、及び設定器4を備える。
図1は、照明システムが3つの照明器具2を備える例を示す。照明システムが備える照明器具2の数は、3つに限定されない。照明システムは、複数の照明器具2を備えることが好ましいが、照明器具2を1つしか備えていなくても良い。同様に、図1は、照明システムが3つの照度センサ3を備える例を示す。照明システム備える照度センサ3の数は、3つに限定されない。照明システムは、複数の照度センサ3を備えることが好ましいが、照度センサ3を1つしか備えていなくても良い。
照明器具2は、無線又は有線によってコントローラ1に接続される。照明器具2は、コントローラ1から無線信号又は有線信号による制御指令を受ける。当該制御指令には、点灯、消灯、調光、及び色温度を制御するための指令が含まれる。照度センサ3は、無線又は有線によってコントローラ1に接続される。照度センサ3は、無線信号又は有線信号によってコントローラ1と通信する。
設定器4は、無線又は有線によってコントローラ1に接続される。設定器4は、照明器具2及び照度センサ3と無線信号又は有線信号による通信を行っても良い。設定器4が照明器具2と通信する場合、設定器4は、照明器具2と直接通信しても良いし、コントローラ1を介して照明器具2と通信しても良い。設定器4は、照明器具2がコントローラ1と通信するラインを用いて照明器具2と通信しても良い。同様に、設定器4が照度センサ3と通信する場合、設定器4は、照度センサ3と直接通信しても良いし、コントローラ1を介して照度センサ3と通信しても良い。設定器4は、照度センサ3がコントローラ1と通信するラインを用いて照度センサ3と通信しても良い。
設定器4は、照明システムの管理者及び使用者によって用いられる。管理者等は、設定器4を用いることにより、各種の設定、状態監視、及び変更操作を行うことができる。当該設定には、照明器具2を制御するために必要なパラメータの設定、及び照度センサ3に関するパラメータの設定が含まれる。状態監視には、設定値の表示、及び運転状態の表示が含まれる。変更操作には、照明器具2の点灯、消灯、調光、及び色温度を変更するための操作が含まれる。設定器4は、赤外線リモコン、パソコン、或いはモバイル端末等で実現される。
以下においては、本照明システムが、ある部屋に適用された例について説明する。以下においては、本照明システムが適用された部屋を部屋Aと表記する。部屋Aには窓が設けられている。このため、部屋Aには、窓から昼光が差し込む。また、部屋Aが設けられた建物を建物Bと表記する。
図2は、照明システムの機能を説明するための図である。照度センサ3は、特定の検出範囲の照度値を検出する。一例として、照度センサ3は、部屋Aの天井に設けられる。かかる場合、照度センサ3には、照度センサ3の下方に配置された床面及び机上面等で反射した光が入力される。当該反射光が入力される範囲が照度センサ3の検出範囲となる。
図2に示す例では、照度センサ3は、メモリ部31、センサ部32、制御部33、及び通信部34を備える。
センサ部32は、検出範囲の明るさを検出する。センサ部32によって検出された明るさは、制御部33に出力される。一例として、センサ部32は、照度センサ素子を備える。照度センサ素子から出力される電圧値は、入力される光の量に応じて変化する。即ち、照度センサ素子は、入力される光の量を電圧信号に変換する。照度センサ素子から出力される電圧値はアナログ値である。
制御部33は、センサ部32によって検出された明るさ、即ちセンサ部32からの電圧値を照度値に変換する。一例として、メモリ部31に、電圧値を照度値に変換するための基準テーブルが記憶される。基準テーブルは、実測値に基づいて作成されたテーブルでも良い。制御部33は、この基準テーブルに基づいて照度値を取得する。メモリ部31に、電圧値から照度値を算出するための算出式が記憶されていても良い。算出式は、実測値に基づいて作成された式でも良い。
照度センサ3は、増幅回路を更に備えても良い。増幅回路は、センサ部32からの電圧値を、制御部33の機能を実現するためのマイコンに入力できる範囲の値に変換する。照度センサ3が天井に設けられる場合、上述したように、床面及び机上面等で反射した光が照度センサ3に入力される。床面、壁面、天井面、及び机上面等の反射率は、各面、即ち反射面の材質及び色によって異なる。このため、同じ量の光が反射面に当たっても、照度センサ3に入力する光の量は反射面の材質及び色によって変わる。
増幅回路の増幅度は、本照明システムが適用される環境に応じてセンサ部32からの電圧値を適切な範囲内の値に変換することができるように、複数の増幅度の中から選択できることが好ましい。増幅回路の増幅度は、照度センサ3において自動的に選択されても良い。例えば、照明器具2が特定の調光率で制御されている時に、増幅度を設定するための特定の設定操作が行われる。当該設定操作が行われると、照度センサ3では、登録されている複数の増幅度が順に再現される。これにより、マイコンに入力される電圧値が最適な値となる増幅度が特定される。特定された増幅度は、増幅回路が使用する増幅度として選択され、メモリ部31に記憶される。
通信部34は、制御部33によって得られた照度値の情報をコントローラ1に送信する。
コントローラ1は、照明器具2を制御する。照明器具2の制御には、点灯、消灯、調光、及び色温度の制御が含まれる。少なくとも、コントローラ1は、照度センサ3によって検出された照度値に基づいて、照明器具2の調光率を制御する。具体的に、コントローラ1では、照度センサ3から受信した照度値に基づいて、照明器具2を制御するための照度値、即ち制御用照度値を算出する。
図2に示す例では、コントローラ1は、メモリ部11、制御部12、日時情報管理部13、通信部14、通信部15、及び上位通信部16を備える。
通信部14は、照度センサ3との通信及び照明器具2との通信を行う。照度センサ3によって検出された照度値の情報は、通信部14によって受信される。通信部14は、定期的或いは必要に応じて、通信部34から照度値の情報を受信する。
制御部12は、照明器具2を自動制御する機能を有する。具体的に、制御部12は、上述の制御用照度値を算出する。制御部12は、算出した制御用照度値を、予め設定された目標照度値と比較する。制御部12は、制御用照度値と目標照度値とに差があれば、当該差が小さくなるような制御指令を生成する。即ち、制御部12は、制御用照度値が目標照度値より大きければ、照明器具2の調光率を下げるための制御指令を生成する。制御部12は、制御用照度値が目標照度値より小さければ、照明器具2の調光率を上げるための制御指令を生成する。そして、このような処理を繰り返し行うことにより、検出範囲の照度値を目標照度値に一致させるための自動制御を実現する。
このような機能を実現するため、制御部12に、算出部121、算出部122、生成部123、及び抽出部124が備えられる。なお、上記目標照度値は、メモリ部11に予め記憶される。以下に、制御部12の機能について詳しく説明する。
照度センサ3の検出範囲には、照明器具2から光が放たれる。また、上述したように、部屋Aには窓から太陽の光が差し込む。このため、当該検出範囲には昼光が当たる。照度センサ3によって検出された照度値には、照明器具2からの光の寄与分と昼光の寄与分とが含まれる。以下においては、照度センサ3によって検出された照度値を現在照度値ともいう。現在照度値のうち昼光の寄与分を外部照度値ともいう。算出部121は、外部照度値を算出する。
図3は、照明器具2の調光率と照度値との関係を示す図である。図3に示す関係は、昼光がない状態での調光率と照度値との関係であり、メモリ部11に記憶される。図3に示す例では、照明器具2の調光率が100%であれば、照度センサ3によって800[lx]の照度値が検出される。照明器具2の調光率が50%であれば、照度センサ3によって400[lx]の照度値が検出される。図3は、照度センサ3が検出する照度値が照明器具2の調光率に比例する例を示す。即ち、照明器具2の調光率が0%であれば、照度センサ3によって検出される照度値は0[lx]である。なお、図3に示す関係は一例である。照明器具2の調光率と照度値との関係は曲線で示されても良い。
図3に示す関係は、実測値に基づいて取得されても良い。例えば、昼光がない状態で、照明器具2を特定の基準調光率に調整する。また、その状態で照度センサ3の検出範囲の照度値を照度計で測定し、測定した照度値を、当該基準調光率における昼光がない場合の基準照度値として登録する。そして、照度センサ3においてマイコンに入力される電圧値と上記登録した基準照度値とを紐付けてメモリ部11に記憶させる。これにより、照度センサ3においてマイコンに入力される電圧値が変化しても、図3に示す例のように、比例計算によって現在照度値を算出することができる。なお、基準調光率は100[%]でも良い。かかる場合は、照明器具2の最大出力状態における照度値が基準照度値となる。
以下においては、昼光がない状態において照度センサ3によって検出される照度値のことを照明照度値ともいう。図3に示す例であれば、照明器具2の調光率が100%の時の照明照度値は800[lx]である。照明器具2の調光率が50%の時の照明照度値は400[lx]である。
図4は、昼光がある状態での照明器具2の調光率と照度値との関係を示す図である。即ち、図4は、一定の昼光が検出範囲に当たっている状態での調光率と照度値との関係を示す。図4に示す例では、照明器具2の調光率が100%であれば、照度センサ3によって1100[lx]の照度値が検出される。図3に示すように、昼光がなければ、調光率が100%の時の照度値は800[lx]である。図4に示す例では、昼光によって照度値が300[lx]だけ増えている。図4に示す例では、調光率が0%でも、照度センサ3によって検出される照度値は300[lx]になる。
算出部121は、先ず、基準調光率と基準照度値との関係、即ち図3に示す関係に基づいて、照明器具2の現在の調光率から照明照度値を求める。次に、算出部121は、現在照度値から照明照度値を減算することにより、外部照度値を算出する。
算出部122は、目標照度値と比較するための制御用照度値を算出する。メモリ部11に、昼光補正率が記憶される。算出部122は、照度センサ3によって検出された現在照度値と算出部121によって算出された外部照度値とメモリ部11に記憶された昼光補正率とに基づいて、制御用照度値の算出を行う。以下においては、外部照度値の一部を検出照度値として照明照度値に加算することにより、算出部122が制御用照度値を得る例について説明する。昼光補正率は、検出照度値を算出するために用いられる。
図5は、算出部122による制御用照度値の算出方法を説明するための図である。上述したように、現在照度値には、照明器具2からの光の寄与分と昼光の寄与分とが含まれる。算出部122は、外部照度値の一部である検出照度値を照明照度値に加算する。例えば、算出部122は、算出部121によって算出された外部照度値に昼光補正率を乗算することによって検出照度値を得る。即ち、昼光補正率は、外部照度値のうち照明照度値に加算する割合を示す。図5は、昼光補正率が50%である例を示す。図4に示す例では、外部照度値は300[lx]である。このため、300[lx]の50%が検出照度値となる。照明照度値に150[lx]を加算した値が制御用照度値である。
例えば、照明器具2の調光率が100%であれば、照明照度値800[lx]に検出照度値150[lx]を足した950[lx]が制御用照度値として算出される。照明器具2の調光率が50%であれば、照明照度値400[lx]に検出照度値150[lx]を足した550[lx]が制御用照度値として算出される。
生成部123は、算出部122によって算出される制御用照度値が目標照度値に追従するように、照明器具2に対する制御指令を生成する。例えば、生成部123は、算出部122によって算出された制御用照度値が目標照度値より小さければ、照明器具2の調光率を上げるための制御指令を生成する。生成部123は、算出部122によって算出された制御用照度値が目標照度値より大きければ、照明器具2の調光率を下げるための制御指令を生成する。
通信部14は、生成部123によって生成された制御指令を照明器具2に送信する。
上述の処理が繰り返し行われることにより、コントローラ1では、算出される制御用照度値を目標照度値に追従させるための自動制御が行われる。
なお、部屋Aに差し込む昼光は、照明器具2からの光と異なり、一定に制御できる訳ではない。部屋Aに差し込む昼光は種々の要因によって変化し、それに伴い、外部照度値も変動する。制御部12によって実現される昼光補正機能は、窓から差し込む昼光によって現在照度値の上昇率が大きく変化するような場合等に、照明器具2の調光率を適切に調整するために備えられている。例えば、朝方及び夕方は太陽の高度が低いため、窓の位置によっては部屋Aに太陽光が直接差し込む。また、窓付近が極端に明るくなることによって、現在照度値が急激に上がることもある。このような場合に、昼光補正機能は特に効果を奏する。
本実施の形態に示す例では、制御部12は、特定の条件に基づいて、使用する昼光補正率を選択する機能を有する。即ち、本実施の形態に示す例では、メモリ部11に記憶される昼光補正率は1つではない。メモリ部11には、複数の昼光補正率が記憶される。抽出部124は、メモリ部11に記憶された複数の昼光補正率から、特定の条件に基づいて1つの昼光補正率を抽出する。算出部122は、抽出部124によって抽出された昼光補正率を用いて、検出照度値を算出する。以下に、抽出部124の機能について詳しく説明する。
表1は、コントローラ1によるスケジュール機能を説明するための表である。表1に示すスケジュール情報はメモリ部11に記憶される。表1は、メモリ部11に、一年のうちの複数の期間毎且つ一日のうちの複数の時間帯毎に昼光補正率が記憶された例を示す。
Figure 2023045938000002
表1には、スケジュール情報のうち、照明器具2の調光率を自動制御するための情報が示されている。スケジュール情報には、照明器具2の点灯、消灯、及び色温度を自動制御するための情報が更に含まれても良い。コントローラ1は、メモリ部11に記憶されたスケジュール情報に基づいて、自動制御を実現する。
表1に示す例では、一日のうちの3つの時間帯のそれぞれに対して昼光補正率が設定されている。以下においては、6時から9時までの時間帯を第1時間帯ともいう。即ち、第1時間帯には、6時台、7時台、及び8時台の時刻が含まれる。同様に、9時から15時までの時間帯を第2時間帯ともいう。15時から18時までの時間帯を第3時間帯ともいう。また、表1に示す例では、一年が4つの期間に分けられ、4つの期間のそれぞれに対して昼光補正率が設定されている。以下においては、5月から7月の期間を夏季ともいう。同様に、8月から10月の期間を秋季ともいう。11月から1月の期間を冬季ともいう。2月から4月の期間を春季ともいう。
表1に示す例では、夏季の第1時間帯の昼光補正率は40%に設定されている。夏季の第3時間帯の昼光補正率は30%に設定されている。朝方及び夕方は、太陽の高度が低く、窓から昼光が入り易い。朝方及び夕方の検出範囲の明るさは朝日及び夕日の影響を受け易いため、第1時間帯の昼光補正率及び第3時間帯の昼光補正率は低い値に設定されることが好ましい。
一方、日中の第2時間帯は、太陽の高度が高く、窓から昼光が入り難い。このため、第2時間帯の昼光補正率は、第1時間帯の昼光補正率及び第3時間帯の昼光補正率より高い値に設定されることが好ましい。表1に示す例では、夏季の第2時間帯の昼光補正率は60%に設定されている。
日時情報管理部13は、カレンダー機能を有する。日時情報管理部13は、現在の日時情報を出力する。日時情報には、年月日の情報及び時刻の情報が含まれる。抽出部124は、日時情報管理部13から日時情報を取得する。抽出部124は、日時情報管理部13から取得した日時情報に基づいて、算出部122が検出照度値を算出する際に用いる昼光補正率を抽出する。即ち、抽出部124は、現在日時を含む期間の時間帯に対して設定された昼光補正率を抽出する。算出部122は、抽出部124によって抽出された昼光補正率を用いて制御用照度値を算出する。
例えば、日時情報管理部13からの日時情報が示す日時、即ち現在の日時が6月1日の12:00であれば、抽出部124は、夏季の第2時間帯の昼光補正率を取得する。かかる場合、算出部122は、外部照度値の60%を検出照度値として算出する。抽出部124は、現在の日時が7月1日の17:00であれば、夏季の第3時間帯の昼光補正率を取得する。かかる場合、算出部122は、外部照度値の30%を検出照度値として算出する。
コントローラ1に対する電源が一時的にオフになっても時計の機能を継続させるため、コントローラ1は、バックアップ用の二次電池或いはキャパシタを備えても良い。これにより、コントローラ1に対する電源がオフになっても、一定の期間は、時間の計測を行うことができる。かかる場合は、コントローラ1に対する電源がオンになった際に、時間の計測が引き続き行われて日時情報が消去されないことが好ましい。時計の機能は、マイコンに搭載されたRTC機能によって実現されても良い。他の例として、時計の機能は、RTC機能を持つ電子部品がコントローラ1に外付けされることによって実現されても良い。時間の計測精度を高めるために、水晶振動子或いはセラミック発振子等の部品がコントローラ1に備えられても良い。
また、表1は、建物Bの東の方角に高層の建物が存在する場合の例を示す。地球の自転軸は、公転軸に対して傾いている。このため、日の出及び日の入の方角、並びに日中の太陽の高度は、季節によって異なる。建物Bの真東の方角に高層の建物が存在する場合、秋季及び春季の朝方には、部屋Aに太陽の光が入り難くなる。一方、日の出の方角が秋季及び春季における日の出の方角からずれる夏季及び冬季には、部屋Aに太陽の光が直接差し込む。このため、表1に示す例では、朝日の影響を受け難い秋季の第1時間帯の昼光補正率及び春季の第1時間帯の昼光補正率は、それぞれ80%と高い値に設定されている。一方、朝日の影響を受け易い夏季の第1時間帯の昼光補正率及び冬季の第1時間帯の昼光補正率はそれぞれ40%であり、80%より低い値に設定されている。なお、部屋Aには、季節に関わらず夕日が差し込む。このため、第3時間帯の昼光補正率については、季節に関わらず一律に30%に設定されている。
また、日中の太陽の高度は、夏季が高く、冬季が低い。秋季及び春季の日中の太陽の高度は、夏季の高度より低く、冬季の高度より高い。表1に示す例では、太陽の高度に合わせて第2時間帯の昼光補正率が設定されている。例えば、太陽の高度が低く、太陽の光が窓から入り易い冬季では、第2時間帯の昼光補正率は40%と低い値に設定されている。一方、冬季より太陽の高度が高くなる秋季及び春季では、第2時間帯の昼光補正率は50%に設定されている。更に、秋季及び春季より太陽の高度が高くなる夏季では、第2時間帯の昼光補正率は60%に設定されている。即ち、太陽の高度が高くなるにつれて、昼光補正率が高くなるように設定されている。
表1は、スケジュール情報の一例を示す。管理者は、本システムが適用される環境に合わせて、スケジュール情報を任意に変更できる。例えば、建物Bの南の方角に建物が隣接することにより、冬季の第2時間帯より秋季の第2時間帯の方が太陽の光が窓から差し込む場合がある。かかる場合は、冬季の第2時間帯の昼光補正率は、秋季の第2時間帯の昼光補正率より高い値でも良い。
一例として、管理者は、設定器4を使用してスケジュール情報を変更する。図2に示す例では、設定器4は、入力部41、及び通信部42を備える。管理者は、入力部41から、スケジュール情報を変更するための変更要求を入力する。当該変更要求には、スケジュール情報を変更する旨の情報と、変更内容を示す情報とが含まれる。通信部42は、入力部41から入力された変更要求をコントローラ1に送信する。コントローラ1では、通信部15が設定器4から変更要求を受信する。制御部12は、通信部15が受信した変更要求に基づいて、メモリ部11に記憶されたスケジュール情報を変更する。
表1は、複数の期間及び複数の時間帯の組み合わせのそれぞれに対して昼光補正率が設定された好適な例を示す。昼光補正率は、期間によらず、一日のうちの複数の時間帯のそれぞれに対して設定されても良い。かかる場合、抽出部124は、日時情報管理部13から現在の時刻情報を取得する。算出部122は、上記複数の時間帯のうち現在時刻を含む時間帯に対して設定された昼光補正率を用いて制御用照度値を算出すれば良い。
表2は、メモリ部11に記憶されたスケジュール情報の他の例を示す。表2は、期間及び時間帯に加え、本照明システムが適用される建物の緯度にも応じて昼光補正率が設定されている例を示す。なお、表2は、第2時間帯に対して設定された昼光補正率の例を示す。メモリ部11には、第1時間帯に対して設定された昼光補正率及び第3時間帯に対して設定された昼光補正率が登録されたスケジュール情報も記憶されている。
Figure 2023045938000003
日本列島は、南北に延びる縦長の形をしている。具体的に、日本列島の大部分は、北緯20°から北緯45°の範囲に位置している。緯度が異なれば日中の太陽の高度が変わるため、窓から差し込む太陽の光の量は、本システムが適用される建物の緯度にも影響を受ける。緯度が高い地域では日中の太陽の高度が低く、窓から昼光が入り易い。このため、緯度が高い地域にある建物に本システムが適用される場合、昼光補正率は低い値に設定されることが好ましい。一方、緯度が低い地域では日中の太陽の高度が高く、窓から昼光が入り難い。このため、緯度が低い地域にある建物に本システムが適用される場合、昼光補正率は高い値に設定されることが好ましい。
太陽の高度は、緯度に加え、季節によっても変化する。同じ緯度の地域であっても、夏季は太陽の高度が高く、窓から昼光が入り難い。このため、夏季の昼光補正率は高い値に設定される。一方、冬季は太陽の高度が低く、窓から昼光が入り易い。このため、冬季の昼光補正率は低い値に設定される。秋季の昼光補正率及び春季の昼光補正率は、夏季の昼光補正率より低い値であり、且つ冬季の昼光補正率より高い値に設定される。
表2は、北緯20°から北緯50°の範囲が12分割され、分割された緯度の範囲のそれぞれに対して季節毎に昼光補正率が設定された例を示す。緯度のみを考慮すると、高い緯度を含む範囲に対して設定された昼光補正率ほど、その値は小さくなる。
本照明システムにおける緯度の設定は、例えばコントローラ1が工場から出荷される際に行われる。管理者が設定器4を使用することによって緯度の設定及び変更が実施できても良い。
メモリ部11に緯度に応じた昼光補正率が記憶されている場合、抽出部124は、設定された緯度の情報にも基づいて昼光補正率を抽出する。例えば、東京の緯度である北緯36°の情報がコントローラ1に設定されている場合、現在の日時が7月1日の14:00であれば、当該緯度における夏季の第2時間帯の昼光補正率が抽出部124によって抽出される。表2に示す例であれば、算出部122は、外部照度値の52.5%を検出照度値として算出する。
表2は、スケジュール情報の一例である。表2に示す例では北緯20°から北緯49.9°の範囲が12分割されているが、緯度の範囲の分け方は表2に示す例に限定されない。また、期間の分け方及び時間帯の分け方についても、表1に示す例及び表2に示す例に限定されない。例えば、本照明システムが日本以外の地域で適用される場合は、その地域の緯度を含む緯度の範囲に対して昼光補正率が設定される。また、本照明システムが南半球で適用される場合は、南緯の範囲に対して昼光補正率が設定される。スケジュール機能を利用することにより、特定の季節或いは特定の時間帯のみ、設定された緯度の情報も考慮して昼光補正率が抽出されても良い。
照明器具2は、コントローラ1からの制御指令によって制御される。図2に示す例では、照明器具2は、点灯部21、メモリ部22、制御部23、及び通信部24を備える。コントローラ1からの制御指令は、通信部24によって受信される。点灯部21は、LED或いは蛍光ランプ等の光源を備える。制御部23は、通信部24によって受信された制御指令に基づいて、点灯部21を制御する。当該制御には、点灯、消灯、調光、及び色温度を変更するための動作が含まれる。
本実施の形態に示す例では、一日のうちの複数の時間帯のそれぞれに対して昼光補正率が設定される。算出部122は、上記複数の時間帯のうち現在時刻を含む時間帯に対して設定された昼光補正率を用いて制御用照度値を算出する。したがって、本実施の形態に示す例であれば、照度センサ3の検出範囲に当たる昼光の変化に応じて照明器具2を適切に制御できる。更に、季節による昼光の変化、及び緯度による昼光の違いにも応じて、照明器具2を適切に制御することが可能である。
コントローラ1によるスケジュール機能により、緯度、季節、及び時間帯に合わせた昼光補正率が抽出部124によって自動で抽出される。照度センサ3による現在照度値の検出が一定の周期で行われることにより、適切な昼光補正率を用いたフィードバック制御が実現できる。
制御部12による昼光補正機能は、現在照度値のうちの昼光の寄与分である外部照度値のみを補正する機能である。このため、曇天であるために太陽の光が差し込まず、部屋Aが暗いような状況では、昼光補正率を設定したことによる影響は小さい。このため、昼光補正率が小さい値に設定されていても、検出範囲の照度が足りなくなるような問題は発生しない。
本実施の形態では、コントローラ1が照明器具2を個別に制御する個別制御を行う例について説明した。かかる場合、照明器具2のメモリ部22に個別アドレスが記憶される。照度センサ3のメモリ部31に個別アドレスが記憶される。コントローラ1のメモリ部11には、照明器具2の個別アドレスと照度センサ3の個別アドレスとを管理するための端末管理情報が記憶される。制御部12は、端末管理情報に基づいて、照明器具2と照度センサ3との割り付けを管理する。即ち、制御部12は、端末管理情報に基づいて、対応する照明器具2と照度センサ3とを特定する。
他の例として、コントローラ1は、複数の照明器具2をまとめて制御するグループ制御を行っても良い。グループ制御の対象となる1つのグループには、複数の照明器具2が含まれる。かかる場合、照明器具2のメモリ部22に、グループ番号が更に記憶される。照度センサ3のメモリ部31に、グループ番号が更に記憶される。メモリ部11に記憶された端末管理情報には、照明器具2のグループ番号と照度センサ3のグループ番号とが含まれる。制御部12は、端末管理情報に基づいて、照明器具2のグループと照度センサ3のグループとの割り付けを管理する。即ち、制御部12は、端末管理情報に基づいて、対応する照明器具2のグループと照度センサ3のグループとを特定する。コントローラ1によってグループ制御が行われる場合、制御部12は、1つのグループに含まれる複数の照度センサ3によって検出された照度値の平均値に基づいて、当該グループに対する制御用照度値を算出しても良い。
他の例として、コントローラ1は、複数のグループをまとめて制御するゾーン制御を行っても良い。ゾーン制御の対象となる1つのゾーンには、複数のグループが含まれる。
本実施の形態では、照度センサ3からコントローラ1に現在照度値の情報が送信される例について説明した。他の例として、照度センサ3において、外部照度値の算出、検出照度値の算出、及び制御用照度値の算出が行われても良い。かかる場合、照度センサ3に、上記各値を算出するために必要な昼光補正率等の情報が記憶される。また、照度センサ3からコントローラ1に対して、算出された制御用照度値の情報が送信される。コントローラ1では、受信した制御用照度値が目標照度値に追従するように、照明器具2に対する制御指令が生成される。
本実施の形態では、コントローラ1に、照明器具2及び照度センサ3が接続される例について説明した。他の例として、コントローラ1に、照明器具2及び照度センサ3以外の端末機器が更に接続されても良い。当該端末機器は、照明器具2及び照度センサ3が接続された通信ラインを用いてコントローラ1に接続されても良いし、他の通信ラインを用いてコントローラ1に接続されても良い。当該端末機器として、人の存在を検出するための人感センサが採用されても良い。当該端末機器として、人の存在を検出するための画像センサが採用されても良い。当該端末機器として、使用者が操作するための壁スイッチが採用されても良い。コントローラ1は、照明器具2の自動制御を行うためにこれらの端末機器からの信号を用いても良い。
図6は、実施の形態1における照明システムの他の例を示す図である。図6に示す例は、コントローラ1と照度センサ3とが一体化している点で図1に示す例と相違する。即ち、図1に示す例では、照度センサ3によって検出された照度値の情報は通信部34によってコントローラ1に送信されていたが、図6に示す例では当該送信機能は不要になる。また、図6に示す例では、照度センサ3がコントローラ1に内蔵されるため、メモリ部31が記憶する情報をコントローラ1において一元管理できる。図6に示す例においても、図1に示す例と同様に、各メモリ部は不揮発メモリで構成されることが好ましい。
図7は、実施の形態1における照明システムの他の例を示す図である。図7は、照明システムがゲートウェイ装置5を介して上位システムの中央管理装置6に接続される例を示す。図7に示す例では、照明システムは複数のコントローラ1を備える。コントローラ1のそれぞれに、照明器具2及び照度センサ3が接続される。コントローラ1は、無線又は有線によってゲートウェイ装置5に接続される。コントローラ1は、上位通信部16を介してゲートウェイ装置5と通信を行う。図7に示す例では、設定器4は、コントローラ1とゲートウェイ装置5とを接続する上位の通信ラインを用いてコントローラ1に接続されても良い。
ゲートウェイ装置5は、コントローラ1からの信号を中央管理装置6に送信するための変換機能を有する。ゲートウェイ装置5は、中央管理装置6からの信号をコントローラ1に送信するための変換機能を有する。中央管理装置6は、例えば建物Bの設備を管理するための他のシステムに備えられる。中央管理装置6は、照明システムがゲートウェイ装置5に接続する通信規格とは異なる通信規格でゲートウェイ装置5に接続されても良い。
中央管理装置6は、照明システムの動作状態を管理しても良い。これにより、中央管理装置6は、建物Bに備えられた他の設備機器、例えば空調装置等の設備機器を照明システムに連動させても良い。中央管理装置6は、照明システムと他の設備機器とを一括管理しても良い。かかる場合、中央管理装置6は、照明システムの動作状態と他の設備機器の動作状態とをモニタに表示させても良い。中央管理装置6からコントローラ1に対して、照明器具2に対する制御指令、及び各種設定値を変更するための指令が送信されても良い。
また、ゲートウェイ装置5の機能は、コントローラ1に備えられても良い。照明システムを他の設備機器と連動させるために、コントローラ1は、他の機器或いは複数の機器を介して他のシステムに接続されても良い。
図8は、コントローラ1のハードウェア資源の例を示す図である。コントローラ1は、ハードウェア資源として、プロセッサ51とメモリ52とを含む処理回路50を備える。処理回路50に複数のプロセッサ51が含まれても良い。処理回路50に複数のメモリ52が含まれても良い。
本実施の形態において、符号11~16、121~124に示す各部は、コントローラ1が有する機能を示す。メモリ部11の機能は、メモリ52によって実現される。符号12~16、121~124に示す各部の機能は、プログラムとして記述されたソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせによって実現できる。当該プログラムは、メモリ52に記憶される。コントローラ1は、メモリ52に記憶されたプログラムをプロセッサ51によって実行することにより、符号12~16、121~124に示す各部の機能を実現する。
プロセッサ51は、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、或いはDSPともいわれる。メモリ52として、半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、或いはDVDを採用しても良い。採用可能な半導体メモリには、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、及びEEPROM等が含まれる。
図9は、コントローラ1のハードウェア資源の他の例を示す図である。図9に示す例では、コントローラ1は、プロセッサ51、メモリ52、及び専用ハードウェア53を含む処理回路50を備える。図9は、コントローラ1が有する機能の一部を専用ハードウェア53によって実現する例を示す。コントローラ1が有する機能の全部を専用ハードウェア53によって実現しても良い。専用ハードウェア53として、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらの組み合わせを採用できる。
照明器具2のハードウェア資源は、図8或いは図9に示す例と同様である。照明器具2は、ハードウェア資源として、プロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。照明器具2は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、図2に示す各部の機能を実現する。照明器具2は、ハードウェア資源として、プロセッサ、メモリ、及び専用ハードウェアを含む処理回路を備えても良い。照明器具2が有する機能の一部或いは全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。
照度センサ3のハードウェア資源は、図8或いは図9に示す例と同様である。照度センサ3は、ハードウェア資源として、プロセッサとメモリとを含む処理回路を備える。照度センサ3は、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサによって実行することにより、図2に示す各部の機能を実現する。照度センサ3は、ハードウェア資源として、プロセッサ、メモリ、及び専用ハードウェアを含む処理回路を備えても良い。照度センサ3が有する機能の一部或いは全部を専用ハードウェアによって実現しても良い。
1 コントローラ、 2 照明器具、 3 照度センサ、 4 設定器、 5 ゲートウェイ装置、 6 中央管理装置、 11 メモリ部、 12 制御部、 121 算出部、 122 算出部、 123 生成部、 124 抽出部、 13 日時情報管理部、 14 通信部、 15 通信部、 16 上位通信部、 21 点灯部、 22 メモリ部、 23 制御部、 24 通信部、 31 メモリ部、 32 センサ部、 33 制御部、 34 通信部、 41 入力部、 42 通信部、 50 処理回路、 51 プロセッサ、 52 メモリ、 53 専用ハードウェア

Claims (3)

  1. 検出範囲の現在照度値を検出する照度センサと、
    前記検出範囲に光を放つ照明器具と、
    前記照度センサによって検出された現在照度値のうち昼光の寄与分である外部照度値を算出する第1算出部と、
    昼光補正率が記憶されたメモリ部と、
    前記照度センサによって検出された現在照度値と前記第1算出部によって算出された外部照度値と前記メモリ部に記憶された昼光補正率とに基づいて、制御用照度値を算出する第2算出部と、
    前記第2算出部によって算出される制御用照度値が目標照度値に追従するように、前記照明器具に対する制御指令を生成する生成部と、
    を備え、
    前記メモリ部に、一日のうちの複数の時間帯のそれぞれに対して昼光補正率が記憶され、
    前記第2算出部は、前記複数の時間帯のうち現在時刻を含む時間帯に対して設定された昼光補正率を用いて制御用照度値を算出する照明システム。
  2. 日時情報を出力する日時情報管理部と、
    前記日時情報管理部から日時情報を取得する抽出部と、
    を備え、
    前記メモリ部に、一年のうちの複数の期間毎且つ前記複数の時間帯毎に昼光補正率が記憶され、
    前記抽出部は、現在日時を含む期間の時間帯に対して設定された昼光補正率を抽出し、
    前記第2算出部は、前記抽出部によって抽出された昼光補正率を用いて制御用照度値を算出する請求項1に記載の照明システム。
  3. 抽出部を備え、
    前記メモリ部に、緯度に応じた昼光補正率が記憶され、
    前記抽出部は、設定された緯度の情報にも基づいて昼光補正率を抽出する請求項1又は請求項2に記載の照明システム。
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