JP2023042110A - 布帛および繊維製品 - Google Patents

布帛および繊維製品 Download PDF

Info

Publication number
JP2023042110A
JP2023042110A JP2021149220A JP2021149220A JP2023042110A JP 2023042110 A JP2023042110 A JP 2023042110A JP 2021149220 A JP2021149220 A JP 2021149220A JP 2021149220 A JP2021149220 A JP 2021149220A JP 2023042110 A JP2023042110 A JP 2023042110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aromatic polyamide
wholly aromatic
type wholly
fabric
polyamide fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021149220A
Other languages
English (en)
Inventor
博樹 島田
Hiroki Shimada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Ltd filed Critical Teijin Ltd
Priority to JP2021149220A priority Critical patent/JP2023042110A/ja
Publication of JP2023042110A publication Critical patent/JP2023042110A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)
  • Woven Fabrics (AREA)

Abstract

【課題】メタ型全芳香族ポリアミド繊維を含み、極めて優れた難燃性を有する布帛であり、染料の使用量を低減することができ、かつ洗濯後の外観品位に優れた布帛および繊維製品を提供する。【解決手段】メタ型全芳香族ポリアミド繊維と、顔料または染料を含むパラ型全芳香族ポリアミド繊維と、導電糸とを含む布帛であり、前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維が染色されている。【選択図】なし

Description

本発明は、メタ型全芳香族ポリアミド繊維を含み、極めて優れた難燃性を有する布帛であり、染料の使用量を低減することができ、かつ洗濯後の外観品位に優れた布帛および繊維製品に関する。
従来、防護服、消防防火服、消防活動服、救助服、難燃ワークウェア、警察制服、自衛
隊衣服、軍服などの用途で、難燃性を有する布帛が用いられている(例えば、特許文献1~3)。
一方、近年では、環境に配慮したものや外観品位に優れた布帛が求められている。
特開2015-094043号公報 特表2019-529725号公報 特開2009-263815号公報
本発明は上記の背景に鑑みなされたものであり、その目的は、メタ型全芳香族ポリアミド繊維を含み、極めて優れた難燃性を有する布帛であり、染料の使用量を低減することができ、かつ洗濯後の外観品位に優れた布帛および繊維製品を提供することにある。
本発明者は上記の課題を達成するため鋭意検討した結果、所望の布帛が得られることを見出し、さらに鋭意検討を重ねることにより本発明を完成するに至った。
かくして、本発明によれば「メタ型全芳香族ポリアミド繊維と、顔料または染料を含むパラ型全芳香族ポリアミド繊維と、導電糸とを含む布帛であり、前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維が染色されていることを特徴とする布帛。」が提供される。
その際、前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維と前記パラ型全芳香族ポリアミド繊維が、質量比(前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維/前記パラ型全芳香族ポリアミド繊維)50/50~97/3で布帛に含まれることが好ましい。また、前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維と前記パラ型全芳香族ポリアミド繊維との合計質量が布帛質量対比70質量%以上であることが好ましい。また、前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維において、残存溶媒量が0.1質量%以下であることが好ましい。また、前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維において、結晶化度が15~50%の範囲内であることが好ましい。また、前記パラ型全芳香族ポリアミド繊維が、黒色顔料または黒色染料を含むことが好ましい。
本発明の布帛において、布帛の目付けが120~300g/mの範囲内であることが好ましい。また、布帛のL値が40以下であることが好ましい。また、布帛をJIS L0849II法で規定される摩擦堅牢度(乾燥方式)を測定して、汚染が3.5級以上であることが好ましい。また、前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維がカチオン染料および/または分散染料で染色されており、染料が繊維表層部に偏在していることが好ましい。また、布帛をISO6330 6NFで洗濯した後と、洗濯前との色相差ΔEが1以下であることが好ましい。また、ISO15025:2000 A法で測定される残炎時間が2秒以下であることが好ましい。また、ISO5077に規定される方法で5回洗濯した後の収縮率が5%以下であることが好ましい。また、ISO17493に規定される180℃5分間の熱処理を行った際の熱収縮率が5%以下であることが好ましい。
また、本発明によれば、前記の布帛を用いてなり、防護服、消防防火服、消防活動服、救助服、ワークウェア、警察制服、自衛隊衣服、および軍服からなる群より選択されるいずれかの繊維製品が提供される。
本発明によれば、メタ型全芳香族ポリアミド繊維を含み、極めて優れた難燃性を有する布帛であり、染料の使用量を低減することができ、かつ洗濯後の外観品位に優れた布帛および繊維製品が得られる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。まず、本発明で用いるメタ型全芳香族ポリアミド繊維とは、その繰返し単位の85モル%以上がm-フェニレンイソフタルアミドであるポリマーからなる繊維である。かかるメタ型全芳香族ポリアミドは、15モル%未満の範囲内で第3成分を含んだ共重合体であっても差しつかえない。
このようなメタ型全芳香族ポリアミドは、従来から公知の界面重合法により製造することができ、そのポリマーの重合度としては、0.5g/100mlの濃度のN-メチル-2-ピロリドン溶液で測定した固有粘度(I.V.)が1.3~1.9dl/gの範囲のものが好ましく用いられる。
上記メタ型全芳香族ポリアミドにはアルキルベンゼンスルホン酸オニウム塩が含有されていてもよい。アルキルベンゼンスルホン酸オニウム塩としては、ヘキシルベンゼンスルホン酸テトラブチルフォスフォニウム塩、ヘキシルベンゼンスルホン酸トリブチルベンジルフォスフォニウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸テトラフェニルフォスフォニウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸トリブチルテトラデシルフォスフォニウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸テトラブチルフォスフォニウム塩、ドデシルベンゼンスルホン酸トリブチルベンジルアンモニウム塩等の化合物が好ましく例示される。なかでもドデシルベンゼンスルホン酸テトラブチルフォスフォニウム塩、又はドデシルベンゼンスルホン酸トリブチルベンジルアンモニウム塩は、入手しやすく、熱的安定性も良好なうえ、N-メチル-2-ピロリドンに対する溶解度も高いため特に好ましく例示される。
上記アルキルベンゼンスルホン酸オニウム塩の含有割合は、十分な染色性の改良効果を得るために、ポリ-m-フェニレンイソフタルアミドに対して2.5モル%以上、好ましくは3.0~7.0モル%の範囲にあるものが好ましい。
また、ポリ-m-フェニレンイソフタルアミドとアルキルベンゼンスルホン酸オニウム塩を混合する方法としては、溶媒中にポリ-m-フェニレンイソフタルアミドを混合、溶解し、それにアルキルベンゼンスルホン酸オニウム塩を溶媒に溶解する方法などが用いられ、そのいずれを用いてもよい。このようにして得られたドープは、従来から公知の方法により繊維に形成される。
メタ型全芳香族ポリアミド繊維に用いるポリマーは、染着性や耐変褪色性を向上させる等目的で、下記の式(1)で示される反復構造単位を含む芳香族ポリアミド骨格中に、反復構造の主たる構成単位とは異なる芳香族ジアミン成分、または芳香族ジカルボン酸ハライド成分を、第3成分として芳香族ポリアミドの反復構造単位の全量に対し1~10mol%となるように共重合させることも可能である。
-(NH-Ar1-NH-CO-Ar1-CO)- ・・・式(1)
ここで、Ar1はメタ配位又は平行軸方向以外に結合基を有する2価の芳香族基である。
また、第3成分として共重合させることも可能であり、式(2)、(3)に示した芳香族ジアミンの具体例としては、例えば、p-フェニレンジアミン、クロロフェニレンジアミン、メチルフェニレンジアミン、アセチルフェニレンジアミン、アミノアニシジン、ベンジジン、ビス(アミノフェニル)エーテル、ビス(アミノフェニル)スルホン、ジアミノベンズアニリド、ジアミノアゾベンゼン等が挙げられる。式(4)、(5)に示すような芳香族ジカルボン酸ジクロライドの具体例としては、例えば、テレフタル酸クロライド、1,4-ナフタレンジカルボン酸クロライド、2,6-ナフタレンジカルボン酸クロライド、4,4’-ビフェニルジカルボン酸クロライド、5-クロルイソフタル酸クロライド、5-メトキシイソフタル酸クロライド、ビス(クロロカルボニルフェニル)エーテルなどが挙げられる。
N-Ar2-NH ・・・式(2)
N-Ar2-Y-Ar2-NH ・・・式(3)
XOC-Ar3-COX ・・・式(4)
XOC-Ar3-Y-Ar3-COX ・・・式(5)
ここで、Ar2はAr1とは異なる2価の芳香族基、Ar3はAr1とは異なる2価の芳香族基、Yは酸素原子、硫黄原子、アルキレン基からなる群から選ばれる少なくとも1種の原子又は官能基であり、Xはハロゲン原子を表す。
また、メタ型全芳香族ポリアミド繊維の結晶化度は、染料の吸尽性がよく、より少ない染料でまたは染色条件が弱くても狙いの色に調整し易いという点で、5~35%であることが好ましい。さらには、染料の表面偏在が起こり難く耐変褪色性も高い点および実用上必要な寸法安定性も確保できる点で15~25%であることがより好ましい。
また、メタ型全芳香族ポリアミド繊維と原着タイプのパラ型全芳香族ポリアミド繊維を含むことが肝要である。また、メタ型全芳香族ポリアミド繊維の残存溶媒量は、メタ型全芳香族ポリアミド繊維の優れた難燃性能を損なわない点で、0.1質量%以下(好ましくは0.001~0.1質量%)であることが好ましい。
前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維は以下の方法により製造することができ、特に後述する方法により、結晶化度や残存溶媒量を上記範囲とすることができる。
メタ型全芳香族ポリアミドポリマーの重合方法としては、特に限定する必要はなく、例えば特公昭35-14399号公報、米国特許第3360595号公報、特公昭47-10863号公報などに記載された溶液重合法、界面重合法を用いてもよい。
紡糸溶液としては、とくに限定する必要はないが、上記溶液重合や界面重合などで得られた、芳香族コポリアミドポリマーを含むアミド系溶媒溶液を用いても良いし、上記重合溶液から該ポリマーを単離し、これをアミド系溶媒に溶解したものを用いても良い。
ここで用いられるアミド系溶媒としては、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、N-メチル-2-ピロリドン、ジメチルスルホキシドなどを例示することができるが、とくにN,N-ジメチルアセトアミドが好ましい。
上記の通り得られた共重合芳香族ポリアミドポリマー溶液は、さらにアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩を含むことにより安定化され、より高濃度、低温での使用が可能となり好ましい。好ましくはアルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩がポリマー溶液の全重量に対して1質量%以下、より好ましくは0.1質量%以下である。
紡糸・凝固工程においては、上記で得られた紡糸液(メタ型全芳香族ポリアミド重合体溶液)を凝固液中に紡出して凝固させる。
紡糸装置としては特に限定されるものではなく、従来公知の湿式紡糸装置を使用することができる。また、安定して湿式紡糸できるものであれば、紡糸口金の紡糸孔数、配列状態、孔形状等は特に制限する必要はなく、例えば、孔数が1000~30000個、紡糸孔径が0.05~0.2mmのスフ用の多ホール紡糸口金等を用いてもよい。
また、紡糸口金から紡出する際の紡糸液(メタ型全芳香族ポリアミド重合体溶液)の温度は、20~90℃の範囲が適当である。
繊維を得るために用いる凝固浴としては、実質的に無機塩を含まない、アミド系溶媒、好ましくはNMPの濃度が45~60質量%の水溶液を、浴液の温度10~50℃の範囲で用いる。アミド系溶媒(好ましくはNMP)の濃度が45質量%未満ではスキンが厚い構造となってしまい、洗浄工程における洗浄効率が低下し、繊維の残存溶媒量を低減させることが困難となる。一方、アミド系溶媒(好ましくはNMP)の濃度が60質量%を超える場合には、繊維内部に至るまで均一な凝固を行うことができず、このためやはり、繊維の残存溶媒量を低減させることが困難となる。なお、凝固浴中への繊維の浸漬時間は、0.1~30秒の範囲が適当である。
引続き、アミド系溶媒、好ましくはNMPの濃度が45~60質量%の水溶液であり、浴液の温度を10~50℃の範囲とした可塑延伸浴中にて、3~4倍の延伸倍率で延伸を行う。延伸後、10~30℃のNMPの濃度が20~40質量%の水溶液、続いて50~70℃の温水浴を通して十分に洗浄を行う。
洗浄後の繊維は、温度270~290℃にて乾熱処理を施し、上記の結晶化度および残存溶媒量の範囲を満たすメタ型全芳香族ポリアミド繊維を得ることができる。
前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維において、繊維は、長繊維(マルチフィラメント)でもよいし短繊維でもよい。特に、他の繊維と混紡する上で繊維長25~200mmの短繊維が好ましい。また、単繊維繊度としては1~5dtexの範囲が好ましい。
本発明の布帛において、メタ型全芳香族ポリアミド繊維と、顔料または染料を含むパラ型全芳香族ポリアミド繊維と、導電糸とが含まれる。その際、前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維と、顔料または染料を含むパラ型全芳香族ポリアミド繊維とが質量比(前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維/前記パラ型全芳香族ポリアミド繊維)50/50~97/3で含まれることが好ましい。より好ましくは、質量比(前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維/前記パラ型全芳香族ポリアミド繊維)60/40~97/3であり、特に好ましくは質量比(前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維/前記パラ型全芳香族ポリアミド繊維)70/30~97/3である。
前記パラ型全芳香族ポリアミド繊維は公知のパラ系アラミド繊維でもよく、例えば、トワロンブラック(商品名)やテクノーラスーパーブラック(商品名)などが挙げられる。
ここで、前記の顔料または染料を含むパラ型全芳香族ポリアミド繊維として、黒色顔料または黒色染料を含むパラ型全芳香族ポリアミド繊維が布帛に含まれていると、布帛を濃色に(すなわち、L値が小さい)に染色する際に染料の使用量を低減することができ、環境に配慮したものとなる。また、洗濯によってフィブリル化しても白化が防止され好ましい。その際、黒色顔料または黒色染料がパラ型全芳香族ポリアミド繊維の繊維質量対比0.1~10質量%含まれることが好ましい。また、かかる黒色顔料または黒色染料を含むパラ型全芳香族ポリアミド繊維が布帛に布帛の質量対比1~50%含まれることが外観品位、摩擦堅牢度、L値を向上させる点で好ましい。
ここで、黒色顔料または黒色染料の繊維含有量が0.1質量%よりも小さいと、外観品位、摩擦堅牢度、L値の向上を得られないおそれがある。逆に、黒色顔料または黒色染料の繊維含有量が10質量%よりも大きいと、繊維の機械的物質が低下するおそれがある。
黒色顔料または黒色染料としては、それ自体がマトリックスポリマーを侵さず、入手や取扱いも容易である点からカーボンブラックが好ましい。カーボンブラックとしては、公知のものが使用でき、例えば、アセチレンブラック、オイルファーネスブラック、サーマルブラック、チャネルブラック、ケッチェンブラックなどが挙げられる。これらは、通常、微粉末としてマトリックスポリマーに分散して用いることができる。
また、カーボンブラックの一次粒径は、好ましくは10~100nmである。ここで、一次粒径とは、粒子が凝集し二次粒子を形成する前の粒子径をいう。
カーボンブラックを含有するパラ型全芳香族ポリアミド繊維を製造する方法としては、パラ型全芳香族ポリアミド含有ドープにカーボンブラックを添加し、これを、湿式紡糸、延伸等など常法により製造することができる。
また、布帛に導電糸が布帛質量対比1質量%以上(好ましくは1~10質量%、より好ましくは1~5質量%)含まれることが好ましい。導電糸は、規格ISO11612にて必須であることが記載されており、布帛に導電糸が含まれることにより、生地での静電気を防ぐことが可能になる。
かかる導電性糸としては、導電性アクリル繊維からなる導電糸が好ましい。布帛にメタ型全芳香族ポリアミド繊維と導電性アクリル繊維が含まれていると、カチオン染料で染色することにより、メタ型全芳香族ポリアミド繊維および導電性アクリル繊維がいずれも濃色に、かつ布帛全体として均一に染色される。その際、前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維および導電性繊維が同一の色に着色してなることが好ましい。ここで、前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維および導電性繊維の色相差としては、ΔEが3以下であることが好ましい。
前記導電性アクリル繊維としては、アクリル繊維に導電性カーボンを練り込んだ繊維、導電性微粒子を含有する芯部と、導電性微粒子を含有しない鞘部より構成される芯鞘型複合繊維などが好ましい。特に、鞘部が導電性微粒子を含有しないアクリルからなり、かつ芯部が導電性カーボン含有ポリマーからなる芯鞘型複合繊維(または偏心芯鞘型複合繊維)などが好ましい。かかる導電性アクリル繊維を布帛に含有させることで、布帛の摩擦により発生する静電気を低減することができ、その結果、塵埃の付着、放電による弊害、防爆環境での着火などの問題を低減することができる。
前記導電性アクリル繊維として、例えば、特開2009-221632号公報に記載のものが好ましい。すなわち、導電性微粒子を含有する芯部と、導電性微粒子を含有しない鞘部より構成され、芯鞘比率が15/85~50/50であり、芯部の導電性微粒子含有率が20~60質量%であり、単繊維比抵抗値が10~10Ω・cmの芯鞘型導電性アクリル繊維である。
前記導電性繊維において、繊維の形態は、長繊維(マルチフィラメント)でもよいし短繊維でもよい。特に、他の繊維と混紡する上で繊維長25~200mm(より好ましくは30~150mm)の短繊維が好ましい。また、単繊維繊度としては1~5dtexの範囲が好ましい。
本発明の布帛において、布帛が前記の繊維だけで構成されていてもよいが、さらに他の繊維が含まれていてもよい。その際、他の繊維としては、ポリエステル繊維、顔料や染料を含まないパラ型全芳香族ポリアミド繊維、全芳香族ポリエステル繊維、ポリベンズオキサゾール(PBO)繊維、ポリベンズイミダゾール(PBI)繊維、ポリベンズチアゾール(PBTZ)繊維、ポリイミド(PI)繊維、ポリスルホンアミド(PSA)繊維、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)繊維、ポリエーテルイミド(PEI)繊維、ポリアリレート(PAr)繊維、メラミン繊維、フェノール繊維、フッ素系繊維、ポリフェニレンスルフィド(PPS)繊維、セルロース繊維、ポリオレフィン繊維、アクリル繊維、コットン繊維、獣毛繊維、ポリウレタン繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、アセテート繊維、ポリカーボネート繊維などが例示される。
ここで、これらの繊維は混紡され紡績糸として布帛に含まれていることが好ましい。その際、メタ型全芳香族ポリアミド繊維の優れた耐熱性と難燃性を発揮させるために、まずメタ型全芳香族ポリアミド繊維が紡績糸重量対比50質量%以上であることが好ましい。より具体的な例としては、メタ型全芳香族ポリアミド繊維が紡績糸重量対比30~98質量%、パラ型全芳香族ポリアミド繊維が紡績糸重量対比2~10質量%、導電糸が紡績糸重量対比0~5質量%の混率として染色性と高品位、高摩擦堅牢度を併せ持つようにすることもできる。また、布帛を構成する繊維に、難燃剤、紫外線吸収剤、反射剤などを含ませてもよい。
本発明において、布帛の製造方法は特に限定するものではなく、公知のいかなる方法でも用いる可能である。例えば、上記繊維の紡績糸を混綿して紡績糸を得た後、単糸または双糸にてレピア織機などを用いて、綾織、平織などの組織に製織することが好ましい。
次いで、かかる布帛に染色加工を施す。その際に用いる染料としては、カチオン染料および/または分散染料が好ましい。かかる染色加工により前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維が染色される。
その際、前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維がカチオン染料および/または分散染料で染色されており、染料が繊維表層部に偏在(リングダイ)していると、少ない染料で布帛を濃色に染色することができ好ましい。なお、前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維をリングダイに染色する方法としては、例えば、特開2019-81968号公報に記載された方法を用いるとよい。
かくして得られた布帛は、極めて優れた難燃性を有する布帛であり、染料の使用量を低減することができ、かつ洗濯後の外観品位に優れる。
ここで、布帛の目付けが120~300g/mの範囲内であることが好ましい。また、布帛のL値が40以下(より好ましくは5~31)であることが好ましい。また、布帛をJIS L0849II法で規定される摩擦堅牢度(乾燥方式)を測定して、汚染が3.5級以上であることが好ましい。また、布帛をISO6330 6NFで洗濯した後と、洗濯前との色相差ΔEが1以下であることが好ましい。また、ISO15025:2000 A法で測定される残炎時間が2秒以下であることが好ましい。また、ISO5077に規定される方法で5回洗濯した後の収縮率が5%以下であることが好ましい。また、ISO17493に規定される180℃5分間の熱処理を行った際の熱収縮率が5%以下であることが好ましい。
次に、本発明の繊維製品は前記の布帛を用いてなる、防護服、消防防火服、消防活動服、救助服、ワークウェア、警察制服、自衛隊衣服、および軍服からなる群より選択されるいずれかの繊維製品である。かかる繊維製品は前記の布帛を用いているので、極めて優れた難燃性を有し、染料の使用量を低減することができ、かつ洗濯後の外観品位に優れる。
以下、実施例をあげて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。なお、実施例中の各物性は下記の方法により測定したものである。
(1)目付け
JIS L 1096 A法で規定される方法で測定した。
(2)燃焼性
ISO15025:2000 A法、JISL1091A-1法で規定される方法で測定した。
(3)洗濯収縮率
ISO5077に規定される方法で5回洗濯した後の収縮率を測定した。n数5で経と緯について測定し両者の平均をとった。
(4)乾熱収縮率
ISO17493に規定される180℃5分間の熱処理を行った際の熱収縮率を測定した。n数5で経と緯について測定し両者の平均をとった。
(5)リングダイ観察
布帛からメタ型全芳香族ポリアミド繊維を採取し、繊維断面をカットし、光学顕微鏡を用いて、表面観察し、染料の繊維への拡散性を確認した。単繊維断面において中心部よりも外周部の方が濃色に、芯鞘型に染色された場合、リングダイとした。
(6)残存溶媒量
布帛からメタ型全芳香族ポリアミド繊維を約8.0g採取し、105℃で120分間乾燥させた後にデシケーター内で放冷し、繊維質量(M1)を秤量した。続いて、この繊維について、メタノール中で1.5時間、ソックスレー抽出器を用いて還流抽出を行い、繊維中に含まれるアミド系溶媒の抽出を行った。抽出を終えた繊維を取り出して、150℃で60分間真空乾燥させた後にデシケーター内で放冷し、繊維質量(M2)を秤量した。繊維中に残存する溶媒量(アミド系溶媒質量)は、得られるM1およびM2を用いて、下記式により算出した。
残存溶媒量(%)=[(M1-M2)/M1]×100
(7)結晶化度
X線回折測定装置(リガク社製 RINT TTRIII)を用い、原繊維を約1mm径の繊維束に引きそろえて繊維試料台に装着して回折プロファイルを測定した。測定条件は、Cu-Kα線源(50kV、300mA)、走査角度範囲10~35°、連続測定0.1°幅計測、1°/分走査でおこなった。実測した回折プロファイルから空気散乱、非干渉性散乱を直線近似で補正して全散乱プロファイルを得た。次に、全散乱プロファイルから非晶質散乱プロファイルを差し引いて結晶散乱プロファイルを得た。結晶化度は、結晶散乱プロファイルの面積強度(結晶散乱強度)と全散乱プロファイルの面積強度(全散乱強度)から、次式により求めた。
結晶化度(%)=[結晶散乱強度/全散乱強度]×100
(8)濃色性(L値)
マクベス分光光度計Color-Eye3100を用いてL値を測色した。
(9)摩擦堅牢度(乾燥方式)
JIS L 0849II法で規定される方法で測定した。
(10)色相差(ΔE)
ISO6330 6NFで規定される条件で布帛を洗濯し、洗濯後と洗濯前の色相差ΔEを測定した。測定方法は、マクベス分光光度計Color-Eye3100を用いてL値(L*)、a値(a*)、b値(b*)を測定し、下記式によりΔE(ΔE*)を算出した。ΔEが小さいほど、洗濯後の外観品位が良好である。
ΔE*=〔(ΔL*)+(Δa*)+(Δb*)1/2
[メタ型全芳香族ポリアミド繊維の製造]
メタ型全芳香族ポリアミド繊維は、次の方法で作製した。
特公昭47-10863号公報記載の方法に準じた界面重合法により製造した、固有粘度(I.V.)が1.9のポリメタフェニレンイソフタルアミド粉末20.0質量部を、-10℃に冷却したN-メチル-2-ピロリドン(NMP)80.0質量部中に懸濁させ、スラリー状にした。引き続き、懸濁液を60℃まで昇温して溶解させ、透明なポリマー溶液を得た。該ポリマー溶液に、ポリマー対比3.0質量%の2-[2H-ベンゾトリアゾール-2-イル]-4-6-ビス(1-メチル-1-フェニルエチル)フェノール粉末(水への溶解度:0.01mg/L)およびリン系難燃剤を混合溶解させ、減圧脱法して紡糸液(紡糸ドープ)とした。
[紡糸・凝固工程]
上記紡糸ドープを、孔径0.07mm、孔数500の紡糸口金から、浴温度30℃の凝固浴中に吐出して紡糸した。凝固液の組成は、水/NMP=45/55(質量部)であり、凝固浴中に糸速7m/分で吐出して紡糸した。
[可塑延伸浴延伸工程]
引き続き、温度40℃の水/NMP=45/55の組成の可塑延伸浴中にて、3.7倍の延伸倍率で延伸を行った。
[洗浄工程]
延伸後、20℃の水/NMP=70/30の浴(浸漬長1.8m)、続いて20℃の水浴(浸漬長3.6m)で洗浄し、さらに60℃の温水浴(浸漬長5.4m)に通して十分に洗浄を行った。
[乾熱処理工程]
洗浄後の繊維について、表面温度280℃の熱ローラーにて乾熱処理を施し、メタ型全芳香族ポリアミド繊維を得た。
[原繊維の物性]
得られたメタ型全芳香族ポリアミド繊維の物性は、単繊維繊度1.7dtex、残存溶媒量0.08質量%、結晶化度は19%であった。得られた原繊維を用いて、捲縮加工、カットを行い、長さ51mmのステープルファイバー(原綿)を得た。
その他の繊維原綿は下記の物を用いた。
パラ型全芳香族ポリアミド繊維として、単繊維繊度1.7dtexのパラ型全芳香族ポリアミド繊維を用い、捲縮加工、カットを行い、長さ50mmのステープルファイバ(原綿)を得た。また、導電糸として、単繊維繊度3.3dtexのアクリル導電繊維を用い、捲縮加工、カットを行い、長さ38mmのステープルファイバ(原綿)を得た。
(後加工)
織り成した織物を常法の毛焼、精練、セット(温度160℃×時間30秒)を行った後、カチオン染料(日本化薬製:Kayacryl Blue GSL ED 3%owf、Kayacryl Red GL-ED 0.5%owf、キャリア剤10g/l、酢酸3g/l、硝酸ナトリウム20g/l、分散剤(明成化学性:ディスパーVG)1g/lを含んだ染色液(浴比1:20)で常温から昇温して、温度120℃で90分間染色した。還元洗浄、ソーピング、および湯洗を行った後、ファイナルセット(160℃で30秒間)乾燥し、染色布帛を得た。
[実施例1]
メタ型全芳香族ポリアミド繊維(MA)(長さ51mm)、導電糸(AS)(長さ38mm)、カーボンブラック含有パラ型全芳香族ポリアミド繊維(PA:トワロンブラック4072))(長さ51mm)の各ステープルファイバーを、MA/AS/PA=93/2/5の比率で混紡した紡績糸40番手/双糸とし、織密度 経63本/25.4mm、緯52本/25.4mmで製織し、目付160g/mの平織物を得た。これを用いて、上記の方法で加工した。メタ型全芳香族ポリアミド繊維は芯鞘型に染色されリングダイであった。結果を表1に示す。
[実施例2]
メタ型全芳香族ポリアミド繊維(MA)(長さ51mm)、導電糸(AS)(長さ38mm)、カーボンブラック含有パラ型全芳香族ポリアミド繊維(PA:トワロンブラック4072))(長さ51mm)の各ステープルファイバーを、MA/AS/PA=83/2/15の比率で混紡した紡績糸40番手/双糸とし、織密度 経63本/25.4mm、緯52本/25.4mmで製織し、目付160g/mの平織物を得た。これを用いて、上記の方法で加工した。メタ型全芳香族ポリアミド繊維は芯鞘型に染色されリングダイであった。結果を表1に示す。
[実施例3]
メタ型全芳香族ポリアミド繊維(MA)(長さ51mm)、導電糸(AS)(長さ38mm)、カーボンブラック含有パラ型全芳香族ポリアミド繊維(PA:トワロンブラック4072)(長さ51mm)の各ステープルファイバーを、MA/AS/PA=73/2/25の比率で混紡した紡績糸40番手/双糸とし、織密度 経63本/25.4mm、緯52本/25.4mmで製織し、目付160g/mの平織物を得た。これを用いて、上記の方法で加工した。メタ型全芳香族ポリアミド繊維は芯鞘型に染色されリングダイであった。結果を表1に示す。
[実施例4]
メタ型全芳香族ポリアミド繊維(MA)(長さ51mm)、導電糸(AS)(長さ38mm)、カーボンブラック含有パラ型全芳香族ポリアミド繊維(PA:テクノーラ T331SB 帝人製)(長さ51mm)の各ステープルファイバーを、MA/AS/PA=93/2/5の比率で混紡した紡績糸40番手/双糸とし、織密度 経63本/25.4mm、緯52本/25.4mmで製織し、目付160g/mの平織物を得た。これを用いて、上記の方法で加工した。メタ型全芳香族ポリアミド繊維は芯鞘型に染色されリングダイであった。結果を表1に示す。
[比較例1]
メタ型全芳香族ポリアミド繊維(MA)(長さ51mm)、導電糸(AS)(長さ38mm)、パラ型全芳香族ポリアミド繊維(PA:トワロン1072)(長さ51mm)の各ステープルファイバーを、MA/AS/PA=93/2/5の比率で混紡した紡績糸40番手/双糸とし、織密度 経63本/25.4mm、緯52本/25.4mmで製織し、目付160g/mの平織物を得た。これを用いて、上記の方法で加工した。パラ型全芳香族ポリアミド繊維が顔料または染料を含んでいないため、後加工で実施例と同量の染料量で、洗濯によるフィブリルによる白化が見られた。
[比較例2]
メタ型全芳香族ポリアミド繊維(MA)(長さ51mm)、導電糸(AS)(長さ38mm)、パラ型全芳香族ポリアミド繊維(PA:テクノーラ T330)(長さ51mm)の各ステープルファイバーを、MA/AS/PA=93/2/5の比率で混紡した紡績糸40番手/双糸とし、織密度 経63本/25.4mm、緯52本/25.4mmで製織し、目付160g/mの平織物を得た。これを用いて、上記の方法で加工した。本比較例もパラ型全芳香族ポリアミド繊維が顔料または染料を含んでいないため、後加工で実施例と同量の染料量で、洗濯によるフィブリルによる白化が見られた。
Figure 2023042110000001
本発明によれば、メタ型全芳香族ポリアミド繊維を含み、極めて優れた難燃性を有する布帛であり、染料の使用量を低減することができ、かつ洗濯後の外観品位に優れた布帛および繊維製品が提供され、その工業的価値は極めて大である。

Claims (15)

  1. メタ型全芳香族ポリアミド繊維と、顔料または染料を含むパラ型全芳香族ポリアミド繊維と、導電糸とを含む布帛であり、前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維が染色されていることを特徴とする布帛。
  2. 前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維と前記パラ型全芳香族ポリアミド繊維が、質量比(前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維/前記パラ型全芳香族ポリアミド繊維)50/50~97/3で布帛に含まれる、請求項1に記載の布帛。
  3. 前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維と前記パラ型全芳香族ポリアミド繊維との合計質量が布帛質量対比70質量%以上である、請求項1または請求項2に記載の布帛。
  4. 前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維において、残存溶媒量が0.1質量%以下である、請求項1~3のいずれかに記載の布帛。
  5. 前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維において、結晶化度が15~50%の範囲内である、請求項1~4のいずれかに記載の布帛。
  6. 前記パラ型全芳香族ポリアミド繊維が、黒色顔料または黒色染料を含む、請求項1~5のいずれかに記載の布帛。
  7. 布帛の目付けが120~300g/mの範囲内である、請求項1~6のいずれかに記載の布帛。
  8. 布帛のL値が40以下である、請求項1~7のいずれかに記載の布帛。
  9. 布帛をJIS L0849II法で規定される摩擦堅牢度(乾燥方式)を測定して、汚染が3.5級以上である、請求項1~8のいずれかに記載の布帛。
  10. 前記メタ型全芳香族ポリアミド繊維がカチオン染料および/または分散染料で染色されており、染料が繊維表層部に偏在している、請求項1~9のいずれかに記載の布帛。
  11. 布帛をISO6330 6NFで洗濯した後と、洗濯前との色相差ΔEが1以下である、請求項1~10のいずれかに記載の布帛。
  12. ISO15025:2000 A法で測定される残炎時間が2秒以下である、請求項1~11のいずれかに記載の布帛。
  13. ISO5077に規定される方法で5回洗濯した後の収縮率が5%以下である、請求項1~12のいずれかに記載の布帛。
  14. ISO17493に規定される180℃5分間の熱処理を行った際の熱収縮率が5%以下である、請求項1~13のいずれかに記載の布帛。
  15. 請求項1~14のいずれかに記載された布帛を用いてなり、防護服、消防防火服、消防活動服、救助服、ワークウェア、警察制服、自衛隊衣服、および軍服からなる群より選択されるいずれかの繊維製品。
JP2021149220A 2021-09-14 2021-09-14 布帛および繊維製品 Pending JP2023042110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021149220A JP2023042110A (ja) 2021-09-14 2021-09-14 布帛および繊維製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021149220A JP2023042110A (ja) 2021-09-14 2021-09-14 布帛および繊維製品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023042110A true JP2023042110A (ja) 2023-03-27

Family

ID=85717404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021149220A Pending JP2023042110A (ja) 2021-09-14 2021-09-14 布帛および繊維製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2023042110A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11078608B2 (en) Fabric, method for manufacturing same, and fiber product
JP6570703B2 (ja) 着色した有機繊維および布帛および衣料および布帛の製造方法
RU2671648C2 (ru) Ткань и волоконный продукт
JP6162463B2 (ja) 紡績糸および布帛および衣料
JP6820754B2 (ja) 布帛および繊維製品
JP2017201063A (ja) 難燃性布帛および繊維製品
JP2014129616A (ja) 高ピリング性耐熱布帛
WO2016060143A1 (ja) 布帛およびその製造方法および繊維製品
US20150299905A1 (en) Heat-resistant fabric
EP3779004B1 (en) Fabric and textile product
JP6162462B2 (ja) 紡績糸および布帛および衣料
JP2022061288A (ja) 紡績糸および布帛および繊維製品
JP2023042110A (ja) 布帛および繊維製品
JP6196062B2 (ja) 布帛および衣料
JP6887220B2 (ja) 難燃性布帛および繊維製品
JP6199603B2 (ja) 布帛および衣料
JP2012154002A (ja) メタ型全芳香族ポリアミド繊維布帛
JP2023118159A (ja) 布帛および繊維製品
JP2022147094A (ja) 難燃性布帛および繊維製品
JP2017133115A (ja) 蓄熱性難燃布帛およびその製造方法および繊維製品
JP2021188196A (ja) 布帛および繊維製品
JP2023056160A (ja) 布帛および繊維製品
JP2017197852A (ja) 難燃性布帛および繊維製品
JP2016084548A (ja) 布帛および繊維製品および布帛の処理方法
WO2020262671A1 (ja) 染色布帛、それを用いた繊維製品、および、布帛の染色方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240321