JP2023037667A - 家電機器及び情報処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】警報音を高精度に検知することにより異常を検出可能な家電機器及び情報処理装置を提供する。【解決手段】家電機器は、外部の音声を受信する音声受信部であって、通常動作モードと音声記憶モードとを備え、音声記憶モードにおいて、外部から与えられた警報音を受信し、受信した警報音を所定の記憶部に記憶する音声受信部と、音声受信部が通常動作モードにおいて外部から受信した音声と、記憶部に記憶された警報音とを比較し、音声が警報音であるか否かを判定する警報音判定部と、警報音判定部において音声が警報音であると判定された際に、その旨の情報を外部の情報処理装置へ送信する送信部とを具備する。【選択図】図1
Description
本発明は、家電機器及び情報処理装置に関する。
従来の空気調和機として、室内の温度を検出することにより、火災発生を判定する機能を有するものが知られている。
特許文献1には、赤外線センサの検知に基づいて熱画素画像を生成し、その画像を解析することにより火災あるいは異常が何であるかを判別する空気調和機が開示されている。この点、日本においては消防法により住居への火災報知器の設置が義務付けられている。しかし、特許文献1記載の技術であると、火災報知器のような警報音を利用することにより火災等の異常を検知することについては何ら開示がない。
本発明の一形態は、警報音を高精度に検知することにより異常を検出可能な家電機器及び情報処理装置を提供する。
本発明の一形態の家電機器は、外部の音声を受信する音声受信部であって、通常動作モードと音声記憶モードとを備え、音声記憶モードにおいて、外部から与えられた警報音を受信し、受信した警報音を所定の記憶部に記憶する音声受信部と、音声受信部が通常動作モードにおいて外部から受信した音声と、記憶部に記憶された警報音とを比較し、音声が警報音であるか否かを判定する警報音判定部と、警報音判定部において音声が警報音であると判定された際に、その旨の情報を外部の情報処理装置へ送信する送信部とを具備する。
また、本発明の一形態の情報処理装置は、第1家電機器から、警報音の発生の旨の情報を受信する受信部と、情報を記憶する記憶部と、第1家電機器とは異なる第2家電機器に対して、警報音の発生に関する情報を送信する送信部とを具備する。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、図面については、同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(第1実施形態)
この発明の第1実施形態に係る家電機器及び情報処理装置について説明する。本実施形態は、例えば家屋等の建物内に設置された火災報知器等による警報音を検出し、その旨の情報をクラウドへ送信する家電機器に関する。以下では、火災報知器が火災を検出した際に報知される音声を警報音の例とし、これを検出する家電機器としてエアコンの場合を例に説明するが、警報音や家電機器はこれらに限らない。例えば警報音の他の例としては、ガス漏れセンサがガス漏れを検出した際に出力する音声や、防犯センサが外部からの侵入者を検知した際に出力音声など、何らかの異常を検出した際に出力される音声であればよい。また上記家電機器としては、エアコンに限らず、冷蔵庫、加熱調理機(例えば電子レンジなど)、及び空気清浄機など、特に限定されない。
この発明の第1実施形態に係る家電機器及び情報処理装置について説明する。本実施形態は、例えば家屋等の建物内に設置された火災報知器等による警報音を検出し、その旨の情報をクラウドへ送信する家電機器に関する。以下では、火災報知器が火災を検出した際に報知される音声を警報音の例とし、これを検出する家電機器としてエアコンの場合を例に説明するが、警報音や家電機器はこれらに限らない。例えば警報音の他の例としては、ガス漏れセンサがガス漏れを検出した際に出力する音声や、防犯センサが外部からの侵入者を検知した際に出力音声など、何らかの異常を検出した際に出力される音声であればよい。また上記家電機器としては、エアコンに限らず、冷蔵庫、加熱調理機(例えば電子レンジなど)、及び空気清浄機など、特に限定されない。
<家電システムの構成について>
図1は、本実施形態に係る家電システムのブロック図である。図示するように、家電システム1は、大まかには警報発生装置(本例では火災報知器)10、第1家電機器(本例ではエアコン)20、及び第2家電機器40を備えている。
図1は、本実施形態に係る家電システムのブロック図である。図示するように、家電システム1は、大まかには警報発生装置(本例では火災報知器)10、第1家電機器(本例ではエアコン)20、及び第2家電機器40を備えている。
警報発生装置10は、前述の通り、例えば火災報知器である(以下、火災報知器10と呼ぶ)。そして火災報知器10は、火災を検出した際に、予め定められた警報音を出力する。この警報音は、火災報知器10の製品ごとに異なっている場合がある。
第1家電機器20は、前述の通り、例えばエアコンである(以下、エアコン20と呼ぶ)。図1では、上記警報音を検出して、これをクラウドへ送信するための構成のみを図示しており、その他の構成は省略している。図示するようにエアコン20は、音声入力部50、音声記憶部51、音声バッファ52、スイッチ53、警報音判定部54、制御部55、運転状態記憶部56、センサ57、センサ値記憶部58、データ生成部59、通信部60、及びユーザ命令受付部61を備えている。
音声入力部(音声受信部)50は、外部の音声を受信する。スイッチ53は、音声入力部50で受信した音声を、音声記憶部51または音声バッファ52に転送する。音声入力部50及びスイッチ53は、例えば制御部55の命令に基づいて、通常動作モードと音声記憶モード(警報音記憶モード)とを備える。通常動作モードは、エアコン20が例えば家屋内に設置され、通常の動作を行うモードである。そして通常動作モードにおいてスイッチ53は、音声入力部50で受信された音声を音声バッファ52に転送する。他方で音声記憶モードは、火災報知器10で発生される警報音を予めエアコン20に記憶させるモードであり、この際、スイッチ53は、音声入力部50で受信した音声(警報音)を音声記憶部51に転送する。そして音声記憶部51及び音声バッファ52は、スイッチ53から転送された音声を記憶する。音声記憶部51及び音声バッファ52は、ハードディスクのような磁気記憶装置であってもよいし、フラッシュメモリやDRAM、SRAMなどの半導体記憶装置でもよい。そして、音声記憶部51及び音声バッファ52は、エアコン20外部に設けられる場合であってもよい。
警報音判定部54は、上記通常動作モードにおいて、音声記憶部51に記憶された音声と、音声バッファ52に記憶された音声とを比較することにより、火災報知器10から警報音が出力されたか否かを判定する。そして、警報音が出力されたと判定された際には、後述する警報フラグをオンとする。
運転状態記憶部56は、エアコンの運転状態を記憶する。例えば、エアコンの運転状態(例えば電源など)がオンであるかオフであるか、また運転モードが冷房であるか暖房であるか、などの状態に関するデータを記憶する。運転状態記憶部56は、例えばある一定の時間間隔で運転状態を記憶してもよいし、制御部55の命令に応答して記憶してもよい。
センサ57は、エアコン20が設置された環境における状態をセンスする。図1では、第1~第nセンサ(nは1以上の自然数)を図示しているが、センサ57は1つでもよいし複数あってもよく、これらをまとめてセンサ57と呼ぶ。本例の場合、センサ57の例としては、室温センサ、温度センサ、外気温センサ、及び人感センサなどである。
センサ値記憶部58は、センサ57で得られたデータを記憶する。センサ値記憶部58は、例えば運転状態記憶部56と同様に、例えばある一定の時間間隔で記憶してもよいし、制御部55の命令に応答して記憶してもよい。センサ値記憶部58は、音声記憶部51及び音声バッファ52と同様に、ハードディスクのような磁気記憶装置であってもよいし、フラッシュメモリやDRAM、SRAMなどの半導体記憶装置でもよい。そして、センサ値記憶部58もまた、エアコン20外部に設けられる場合であってもよい。
データ生成部59は、例えば制御部55の命令に応答して、運転状態記憶部56に保持されているデータと、センサ値記憶部58に保持されているデータとに基づいて、クラウド30へ送信すべきデータを生成する。
通信部(送信部)60は、クラウド30や第2家電機器40との間で、無線または有線により通信可能である。そして通信部60は、例えば制御部55の命令に基づいて、データ生成部59で生成されたデータをクラウド30へ送信する。また通信部60は、第1家電機器とは別に設置された第2家電機器40からのセンサ情報などを受信可能である。この点については、第2実施形態で詳細に説明する。
命令受付部61は、ユーザからエアコン20への命令を受け付ける。この命令の内容には、エアコン動作のオン/オフ設定、温度設定、また前述の通常動作モードか音声記憶モードかの選択命令などが含まれる。
制御部55は、エアコン20全体の動作を制御する。制御部55は、例えばCPUなどのプロセッサであり、例えば命令受付部61で受け付けた命令に基づいて、図1に含まれる各機能ブロックを制御する。
第2家電機器40は、例えば第1家電機器20と同じ家屋内に設置された家電機器であり、第1家電機器20に、運転状態や周囲の環境情報などの種々の情報を転送可能である。なお、第2家電機器40は、家電機器の代わりに、家屋内の環境情報をセンス可能な電子機器であってもよい。
クラウド30は、前述の通り、第1家電機器20から、センサデータや運転状態に関するデータを受信可能である。クラウド30の詳細については、第3実施形態において詳細に説明する。
<家電システムの動作について>
次に、上記家電システム1の動作につき、特に火災報知器10とエアコン20に着目して説明する。
次に、上記家電システム1の動作につき、特に火災報知器10とエアコン20に着目して説明する。
まず、上記説明した音声記憶モードについて図2Aを用いて説明する。図2Aは、音声記憶モードにおいて警報音を音声記憶部51に記憶させるための動作を示すフローチャートである。
図示するように、ステップS10において例えば制御部55は、音声記憶モードがオンであるか否かを判断する。音声記憶モードがオンの場合、制御部55は、ステップS11においてスイッチ53を音声記憶部51側に設定する。なお、音声記憶モードをオンにするには、例えばユーザからの命令を命令受付部61により受け付けてもよいし、またはエアコン20の出荷時に初期設定として音声記憶モードがオンとされてもよい。
そして、火災報知器10が火災検出時の警報音を出力すると、ステップS12において、音声入力部50はこれを受信し、例えば制御部55は、スイッチ53を介して警報音を音声記憶部51に記憶させる。なお、火災報知器10が複数あり、各々の警報音が異なる場合には、それぞれの警報音を記憶してもよい。
警報音の記憶が完了すると、ステップS13において、例えば制御部55の命令などにより、音声記憶モードがオフとされ、通常動作モードが選択される。音声記憶モードをオフとする方法は、例えばユーザからの命令を命令受付部61により受け付けてもよいし、または一定期間、警報音の入力がないことを検知することであってもよいし、または警報音の記憶が完了し、その後警報音の種類が変わることなく、一定期間が経過したことを検知することであってもよい。
以上により、ステップS14において火災報知器10の警報音の記憶が完了すると、制御部55は、ステップS15において、スイッチ53を音声バッファ52側に設定する。
次に、上記説明した通常動作モードにおける警報音判定動作について図2Bを用いて説明する。図2Bは、通常動作モードにおいて火災報知器10から警報音が出力されたか否かを判定するための動作を示すフローチャートである。
図示するように、音声入力部50で何らかの音声が受信されると、ステップS20において、制御部55は受信された音声を音声バッファ52に記憶させる。音声入力部50で音声が受信されたことに応答して、例えば制御部55の命令に応答して、警報音判定部54は、音声バッファ52から、ステップS20で記憶された音声を読み出す。そして警報音判定部54は、ステップS21において、音声バッファ52から読み出した音声の音量を測定する。ステップS21の処理は、例えば音声バッファ52から読み出された音声の音量が、警報音判定部54に予め保持された基準値と比較することによって行われる。また、音声と基準値との比較動作は、例えば音声の波形の振幅が基準値を超えたか否かによって可能である。
ステップS22において、音量が基準値より大きい場合、警報音判定部54は、ステップS23において警報音判定動作を開始する。すなわち、警報音判定部54は、ステップS24において、音声バッファ51から読み出された音声と、音声記憶部51から読み出された音声とを比較する。なお、音声記憶部51に保持されている音声(図2Aで説明した警報音)は、ステップS24において例えば制御部55の命令に応答して読み出されてもよいし、または警報音が音声記憶部51に記憶された後に速やかに警報音判定部に転送されてもよく、任意のタイミングで転送されてよい。なお、ステップS22において、音量が基準値以下であった場合には、制御部55はその後の処理は行わずに通常動作を継続する。
ステップS24における比較の結果、ステップS25において音声が一致した場合、警報音判定部54は、火災報知器10から警報音が出力されたと判断し、ステップS26において警報フラグをオンとする。他方で、ステップS25において音声が一致しなかった場合には、ステップS27において警報音判定部54は、火災報知器10から警報音が出力されていないと判断し、警報フラグをオフとする。
以上のように、火災報知器10の警報音を予めエアコン20内に保持させ、外部から受信した音声を、予め保持された警報音と比較することにより、精度よく警報音の発生を検知できる。
すなわち、火災報知器は、日本において消防法により住居への設置が義務付けられている。しかし、火災報知器警報音は製品によって様々である。そのため、警報音が鳴っても、それが火災報知器による適切な警報音であるか否かを判定することが困難である場合がある。しかし本実施形態によれば、予め適切な警報音を音声記憶部51に記憶させる。そして、何らかの音声を受信した際に、音声記憶部51に記憶された警報音と比較することにより、それが警報音であるか否かを判断する。したがって、火災報知器10がどのような製品であっても、換言すればどのような警報音であっても、警報音の発生を精度よく判断できる。
更に上記構成によれば、安価な家電機器により火災などの異常を検知できる。すなわち、一般の家電製品であると、例えば火災発生時の煙の発生や、異常に高温を検知できるほどの高性能なセンサを搭載していることは稀である。そして、このような高性能なセンサを搭載することで、家電機器も高価格となる。しかし本実施形態によれば、このような高性能なセンサを必要とすることなく、精度よく警報音の発生、すなわち火災などの異常を検知できる。
次に、上記説明した通常動作モードにおける警報音判定動作に関連するデータをクラウド30に送信する動作について図2Cを用いて説明する。図2Cは、通常動作モードにおいてエアコン20がクラウド30にデータを送信する際の動作を示すフローチャートである。
図示するように、ステップS30において制御部55は、運転状態記憶部56から、エアコン20の運転状態に関するデータを取得する。またステップS31において制御部55は、センサ値記憶部58からセンサデータを取得する。更にステップS32において制御部55は、警報音判定部54から警報フラグを取得する。なお、これらのステップS30~S32の順番は限定されず、並列に実行されてもよい。
そしてステップS33において制御部55は、データ生成部59に対して、運転状態記憶部56から取得されたデータと、センサ値記憶部58から取得されたデータと、警報フラグとに基づいて、送信用データを生成させる。そして制御部55はステップS34において警報フラグを確認し、警報フラグがオンであった場合、ステップS35において、通信部60に対して、ステップS33で生成されたデータをクラウド30へ送信させる。その後、制御部55はステップS36において、エアコン20全体につき、警報フラグがオンとされている際の動作制御を行い、ステップS37において警報フラグをオフとする。
他方、ステップS34において警報フラグがオフであった場合、制御部55はステップS38において、定期データ送信タイミングであるか、またはクラウド30からデータ要求があるかを判断する。本例では、エアコン20は、ステップS33で生成されたデータを、定期的(予め定められた第1所定期間毎)にクラウド30へ送信可能である。更に、クラウド30からデータの要求があった際には、この要求に応答して、ステップS33で生成されたデータをクラウド30へ送信可能である。
ステップS38において、データ送信タイミングであるか、データ要求があった際には、ステップS35と同様に、制御部55はステップS39において、通信部60に対して、ステップS33で生成されたデータをクラウド30へ送信させる。他方で、ステップS38において、データ送信タイミングではなく、且つデータ要求も無い場合には、データ送信は行われない。
前述のように、火災報知器は住居への設置が義務付けられているが、現時点において、クラウドへの接続機能を有しないものがほとんどである。この点、本実施形態に係る構成によれば、警報フラグがオンの場合や、定期的なタイミングで、エアコン20で検知されたデータをクラウド30に送信可能である。そのため、クラウド30への接続機能を有しない火災報知器を使用している場合であっても、火災などの異常が検知された際に、その旨の情報をクラウド30へ送信できる。特に、警報フラグに基づいてクラウドへ自動的に火災発生に関するデータが送信されることで、不在時であっても、クラウド30からその旨の情報をユーザに送信することで、外出先でも火災発生を知ることができる。なお、この点に関するクラウドの動作に関しては第3実施形態で詳細に説明する。
なお、警報フラグがオンの場合には、エアコン20はデータを繰り返しクラウド30へ送信してもよい。このような例につき、図2Dを用いて説明する。図2Dは図2Cの変形例であり、特に図2CのステップS35~S37に対応するフローチャートである。
図2Dに示すように、図2CのステップS34において警報フラグがオンであった場合、制御部55は、ステップS36の処理を行う。そして制御部55は、ステップS40において、予め定められた第2所定期間が経過するのを待ち、ステップS41において依然として警報フラグがオンを維持しているかを判定する。ステップS41において警報フラグがオンを維持している場合、制御部55は、ステップS42において、通信部60に対して、ステップS33で生成されたデータをクラウド30へ送信させる。そして、ステップS40の処理に戻り、第2所定期間が経過しても警報フラグがオンを維持する限り、ステップS42の処理を繰り返す。なお、第2所定期間は、第1所定期間よりも短い期間に設定される。
他方、ステップS41で警報フラグがオフであった際には、制御部55はステップS43において、通信部60に対して、ステップS33で生成されたデータをクラウド30へ送信させる。そしてステップS37において制御部は、警報フラグをオフさせる。
本構成によれば、警報フラグがオンの期間は、制御部55は、定期的にデータをクラウド30へ送信する。すなわち、警報フラグがオンになっているということは、火災など何らかの異常が発生している可能性が高い。つまり、警報フラグがオンの期間のデータは、例えば火災原因に関連するような重要な情報を含む可能性が高い。よって本例では、データを繰り返しクラウド30に送信することにより、重要と思われるデータを可能な限りクラウド30に転送する。また、警報フラグはいつオフになるか分からず、また大きな火災などが発生していれば、いつまでデータがクラウド30に送信できるか分からない。よって、定期的な送信期間である第1送信期間よりも短い第2送信期間を用いて、高頻度でデータをクラウド30に送信する。これにより、多くのデータ量をクラウド30へ送信できる。なお、ステップS36においては、ユーザを危険に晒さないような動作が行われる(これは図2E及び図2Fを用いて後述する)。しかし、本例においては、センサ57や運転状態記憶部56のデータはクラウド30に送る必要があるので、これらのデータを取得し、且つクラウド30へ送信するための機能は有効とされる。
図2E及び図2Fは、図2C及び図2Dで説明したステップS36の動作例を示すフローチャートであり、それぞれ第1家電機器20がエアコンである場合と電子レンジなどの加熱調理機の場合について示している。
図2Eに示すように、第1家電機器20がエアコンである場合、ステップS50において制御部55は、エアコン20が動作中であるか否かを判断する。そしてエアコン20が動作中である場合には、ステップS51において制御部55はエアコン動作を停止させる。エアコン動作の停止は、具体的にはヒートポンプのサイクル停止、風量の最小化、または送風停止であってもよい。また図2Fに示すように、第1家電機器20が加熱調理機である場合、ステップS60において制御部55は、加熱調理中であるか否かを判断する。そして加熱調理機20が加熱調理中である場合には、ステップS61において制御部55は調理を停止させる。
(第2実施形態)
次に、この発明の第2実施形態に係る家電機器及び情報処理装置について説明する。上記第1実施形態では、第1家電機器20が、第1家電機器のセンサデータなどをクラウド30に送信する場合について説明した。しかし、例えば同じ家屋内に設置された第2家電機器40によって取得されたデータを合わせてクラウドに送信してもよい。本実施形態は、そのような場合における第1家電機器(エアコン)20の動作に関するものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
次に、この発明の第2実施形態に係る家電機器及び情報処理装置について説明する。上記第1実施形態では、第1家電機器20が、第1家電機器のセンサデータなどをクラウド30に送信する場合について説明した。しかし、例えば同じ家屋内に設置された第2家電機器40によって取得されたデータを合わせてクラウドに送信してもよい。本実施形態は、そのような場合における第1家電機器(エアコン)20の動作に関するものである。以下では、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
<エアコン20の動作について>
図3は、本実施形態に係るエアコン20の動作を示すフローチャートであり、第1実施形態で説明した図2Cに対応する。
図3は、本実施形態に係るエアコン20の動作を示すフローチャートであり、第1実施形態で説明した図2Cに対応する。
図示するように、ステップS30及びS31の後、ステップS70及びS71においてエアコン20は、第2家電機器40から、第2家電機器40の運転状態及びセンサデータを取得する。具体的には、例えば制御部55は、通信部60を介して第2家電機器40に対してデータの送信要求を送信する。この送信要求に応答して、第2家電機器40は、運転状態及びセンサデータをエアコン20に送信する。または、一定期間毎に定期的に第2家電機器40がエアコン20にデータを送信する場合であってもよい。その後、ステップS32において制御部55は、警報フラグを警報音判定部54から取得する。なお、第2家電機器40もエアコン20と同様に警報音判定部54を有する場合には、第2家電機器40から警報フラグを受信してもよい。この場合、第2家電機器40において警報フラグがオンとなった際には、エアコン20からの送信要求や定期的な送信タイミングに関わらず、第2家電機器40が警報フラグと各種データをエアコン20に送信してもよい。なお、ステップS30、S31、S70、S71、S32は、第1の実施形態と同様に、その順番は限定されず、並列に実施されてもよい。
ステップS32の後、ステップS72において制御部55は、エアコン20で得られたデータと、第2家電機器40で得られたデータに基づいて、送信用データを生成する。その後の動作は、第1実施形態と同様である。
本実施形態によれば、複数の家電機器の運転状況やセンサデータをクラウド30に送信する。したがって、クラウドに保持されたデータを参照することにより、例えば火災発生時の状況をより正確に把握することが可能となる。
次に、第1家電機器20及び第2家電機器40からクラウド30に送信されるデータの例について説明する。以下で説明するデータはクラウド30に送信される情報の一例に過ぎず、その一部のみがクラウド30に送信される場合であってもよいし、更に付加情報が送信される場合であってもよい。
図4Aは、第1家電機器20(または第2家電機器40)がエアコンである場合について示している。図示するように、運転状態に関するデータは、動作状態、運転モード、設定温度、風量、及び風向を含む。またセンサデータは、室温、湿度、外気温、及び人感センサ情報を含む。そして、これらに加えて警報フラグがクラウド30へ送信される。図4Aの例では、2021/8/1の10:40:00において警報フラグがオンとされている。したがって、この時間におけるデータは、定期的な送信タイミングやクラウド30の要求に関わらず、クラウド30へ送信される。
図4Bは、第1家電機器20(または第2家電機器40)が冷蔵庫である場合について示している。図示するように、運転状態に関するデータは、動作状態、ドア状態(ドアの開閉情報)、冷蔵設定、及び冷凍設定を含む。またセンサデータは、冷蔵温度、冷凍温度、コンプレッサ回転数、及び人感センサ情報を含む。そして、これらに加えて警報フラグがクラウド30へ送信される。
図4Cは、第1家電機器20(または第2家電機器40)が加熱調理機である場合について示している。図示するように、運転状態に関するデータは、動作状態、運転状態、ドア状態、ファン動作、及びヒータ動作を含む。またセンサデータは、庫内温度、ファン回転数、及びヒータ温度を含む。そして、これらに加えて警報フラグがクラウド30へ送信される。
図4Dは、第1家電機器20(または第2家電機器40)が空気清浄機である場合について示している。図示するように、運転状態に関するデータは、動作状態、運転モード、及び風量を含む。またセンサデータは、室温、湿度、ほこり、におい、PM2.5、及び人感センサ情報を含む。そして、これらに加えて警報フラグがクラウド30へ送信される。
上記のエアコン、冷蔵庫、加熱調理機、及び空気清浄機のいずれかが第1家電機器20である場合には、第2家電機器40であるその他の家電機器から図4A乃至図4Dに相当するデータを受信して、クラウド30へ送信する。例えば第1家電機器20がエアコンであり、第2家電機器40が冷蔵庫である場合には、図4A及び図4Bに示すデータがクラウド30に送信される。なお、第2家電機器40も第1家電機器20と同様の構成を備える場合には、第1家電機器20からは第1家電機器20に関する運転情報及びセンサデータがクラウド30に送信され、第2家電機器40からは第2家電機器40に関する運転情報及びセンサデータがクラウド30に送信される場合であってもよい。また、第2家電機器40は、例えば第1家電機器20と同じ家屋に設定されてよく、例えば同一フロア内に近接、または離隔して設置される場合であってもよいし、互いに異なるフロア、例えば第1家電機器20が1階に設置され、第2家電機器40が2階に設置される場合であってもよい。更に、前述のとおり、第2家電機器40は家電に限らず、家屋内の環境に関するデータを検出可能な電子機器であれば限定されない。
(第3実施形態)
次に、この発明の第3実施形態に係る家電機器及び情報処理装置について説明する。本実施形態は、上記第1及び第2実施形態で説明したクラウド30の構成の詳細に関するものである。以下では、第1及び第2実施形態に関連する点についてのみ説明する。
次に、この発明の第3実施形態に係る家電機器及び情報処理装置について説明する。本実施形態は、上記第1及び第2実施形態で説明したクラウド30の構成の詳細に関するものである。以下では、第1及び第2実施形態に関連する点についてのみ説明する。
<クラウド30の構成について>
図5は、クラウド30を構成するサーバ70のブロック図である。図5では1つのサーバのみを図示しているが、ネットワークで接続された複数のサーバによってクラウド30が実現されてもよい。
図5は、クラウド30を構成するサーバ70のブロック図である。図5では1つのサーバのみを図示しているが、ネットワークで接続された複数のサーバによってクラウド30が実現されてもよい。
図示するようにサーバ70は、受信部71、記憶部72、判断部73、及び送信部74を備えている。受信部71は、例えば無線通信により第1家電機器20からデータを受信する。サーバ70において受信されるデータは、例えば第1実施形態で説明したステップS33や、第2実施形態で説明したステップS72で生成された送信用データである。記憶部72は、受信部71で受信されたデータを保持する。判断部73は、記憶部72に保持されたデータに基づいて、例えば火災などの異常事態が発生しているか否かを判定し、異常事態の発生、または発生の可能性について通知の必要があるか否かを判断する。送信部74は、判断部73の判断結果に基づいて、予め登録された家電機器やスマートフォンなどの電子機器に、異常発生の通知を送信する。
図6は、サーバ70の動作を示すフローチャートである。図示するように、ステップS80においてサーバ70は、火災などの異常発生時の連絡先情報を記憶する。具体的には、例えば専用のアプリなどを用いて、ユーザによる、異常発生時にその旨の通知を希望する家電機器情報や、スマートフォンの電話番号や電子メールアドレスなどの登録をサーバ70が受け付け、これらの情報を記憶部72が記憶する。
そして、ステップS81において受信部71が、第1家電機器20(または第2家電機器40)から、第2実施形態で説明した図4A乃至図4Dに示すようなデータを受信する。すると、これらのデータは記憶部72に保持され、また判断部73はステップS82において、火災などの異常事態が発生しているか否かを判断する。具体的には、例えば図2Dに示す方法を第1家電機器20が実行する場合に、データが繰り返し何度もサーバ70に送信され、その回数が予め記憶部に記憶された閾値を超えた場合に、異常事態が発生していると判断する。または、データの送信回数に関わらず、図4A乃至図4Dに示す各種データに基づいて判断してもよい。例えば図4Aで説明したエアコンの場合に、室温が80~100℃を超えるような、明らかな異常値(これは、予め記憶部に定められた閾値と比較することで判断できる)を示し、且つ警報フラグがオンである場合には、火災が発生していると判断する。あるいは、図4Dで説明した空気清浄機の場合に、室温がやはり通常よりも高温であり、且つほこりやにおいの数値が一定の閾値を超えた場合には、火災が発生していると判断する。このように、明らかに異常な数値を受信した際には、異常事態が発生していると判断できる。
そして、ステップS83において異常が発生していると判断された場合、ステップS84において判断部73は、送信部74に対して、異常発生の旨の通知を、ステップS80で登録された連絡先に通知する。
上記の例について、図7を用いて説明する。図7は、本実施形態に係る家電システム1の概念図である。図示するように、サーバ70は、ネットワーク80を介して第1家屋90の第1家電機器、スマートフォン100、及び第2家屋110の第3家電機器に接続されている。そして、第1家電機器のユーザが、異常発生時の通知先として、スマートフォン100と、近隣の家屋110の第3家電機器を登録していたとする。そして、第1家屋90において火災が発生し、データがサーバ70へ送信される。するとサーバ70は、受信したデータに基づいて第1家屋90において火災が発生したと判断する。そしてサーバ70は、火災発生の旨を、スマートフォン100及び第2家屋110の第3家電機器に通知する。
上記構成によれば、クラウドに接続されていない火災報知器が設置されている住居においても、火災発生の旨をクラウド30に送信し、更にクラウドからユーザのスマートフォンなどに通知することで、外出時であっても、住居に火災が発生したことを知ることができる。また、上記実施形態では、図6を用いて説明したように、予め記憶された連絡先にのみ通知がなされる場合を例に説明したが、これに限らない。例えば、第1家電機器(または第2家電機器)の位置情報に基づいて、近隣の住居においてクラウド30に接続可能な家電機器やスマートフォンなどの電子機器に対してサーバ70が自発的に異常発生の旨を通知してもよい。これにより、迅速な避難を可能とする。
なお、本実施形態では、判断部73が、火災が発生したか否か、の判断を行う場合を例に説明した。しかし、確実な判断が困難である場合がある。よって、火災発生の旨の通知に限らず、火災発生の可能性がある旨も通知する場合であってもよい。これによりユーザは、近隣の知人に対して、自宅の様子を観察してもらうよう依頼することができ、不要な火災通知や、誤った避難の発生を抑制できる。また、図7の例では、サーバ70は、火災が発生した第1家屋90とは別の家屋110や、外出中のユーザのスマートフォンに対して通知を行う場合を例に説明した。しかし、通知の対象は、火災の発生可能性の高い第1家屋90内の家電機器やスマートフォンなどであってもよい。すなわち、夜間の就寝中に1階で火災が発生した場合、2階が寝室の場合には火災に気づかない場合があり得る。よってサーバ70は、第1家屋90内の種々の電子機器に通知を行ってもよい。
更に、近年では、パラメトリック型保険という新たな形態の保険商品が登場してきている。パラメトリック型保険は、インデックス保険あるいはインデックスベース保険とも呼ばれる。そして、既存の通常型の保険の場合、被保険者の実存在の補償を目的として保険金を支払うのに対して、パラメトリック型保険は、予め保険契約締結時に指標(パラメータ、インデックス)と、どの閾値を定め、契約期間中にその閾値を超えたトリガーイベントの発生時に、保険金を支払うものである。したがって、被保険者が災害などで甚大な被害を被った場合でも、その保険設計により、受け取る保険金が少額となることもある一方で、実際には損害が軽微であっても、損害を大きく上回る保険金が支払われる可能性がある。そして、パラメトリック型保険の支払いのためには、被保険者から保険会社に対して、トリガーイベントに起因する何らかの損害発生(またはその見込み)の通知が必要とされている。
この点、本実施形態によれば、例えば火災発生時のデータは、警報フラグがオンとなったタイミングでクラウド30に送信される。つまり、異常事態発生時の状況が、極めて速やかにクラウド30に蓄えられる。そして、クラウド30に保持されたデータから、異常事態の発生が容易に判断できる場合も考えられる。したがって、保険金の支払いのためのトリガーイベントを、クラウド30内のデータから得ることができる可能性がある。そのため、例えば通常の保険のように、例えば火災現場の調査などを待つことなく、被保険者は速やかに保険金を受け取ることが可能となり得る。このように、新たなパラメトリック型保険のトリガーとしても利用できる可能性がある。
もちろん、異常事態発生時の周囲の状況が電子データとしてサーバ70に送信されることから、異常発生の原因特定、例えば火災であれば火災の発生元や、その原因究明のために、サーバ70内のデータを有効利用できる可能性がある。
なお、実施形態は上記説明した形態に限定されず、種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、センサデータなどと共に警報フラグをクラウド30に送信する場合を例に説明した。しかし、センサデータなどは送信せずに警報フラグを送信する場合であってもよい。この場合であっても、サーバ70は何らかの異常が発生したことを認識することができ、その旨をユーザに通知することができる。また、クラウド30に送信する主体は、家電機器に限らず、インターネットに接続されたパーソナルコンピュータであってもよい。もしパーソナルコンピュータのカメラが有効である場合には、室内の様子を写した動画データをクラウド30に送信してもよい。この場合であっても、例えば家電機器とパーソナルコンピュータとがリンクしている場合には、パーソナルコンピュータから得られた動画データと共に警報フラグがクラウド30に送信される場合であってもよい。また、上記第1家電機器20は、エアコン、冷蔵庫、加熱調理機、及び空気清浄機など、ユーザが使用する際に、その位置が固定される設置型の機器であることが望ましい。これは、常に同じ位置で使用されることにより、得られるデータを高精度なものとできるからである。しかし、その他の例えば扇風機など、ユーザが持ち運ぶことによって使用位置が変わる機器であってもよい。また、データのクラウド30への送信は、例えば人感センサによりユーザがいないと判断された場合に行われてもよい。なぜなら、例えば室内にユーザがいる場合には、ユーザが火災などに気付くことができる可能性が高く、またユーザが不在の際に火災が起きた際の方が、被害が大きくなり得るからである。なお、図1に記載した構成は一例に過ぎず、各フローチャートで示した処理が実行可能な構成であればよく、またフローチャートの各ステップは可能な限り、その処理の順番を入れ替えることができる。
上記では、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、上述した形態に限定されるものではなく、適宜変形可能である。そして上記の構成は、実質的に類似の構成、類似の作用効果を奏する構成または類似の目的を達成できる構成で置き換えることができる。
1…家電システム、20、40…家電機器、30…クラウド、50…音声入力部、51…音声記憶部、52…音声バッファ、53…スイッチ、54…警報音判定部、55…制御部、56…運転状態記憶部、57…センサ、58…センサ値記憶部、59…データ生成部、60…通信部、61…命令受付部、70…サーバ、71…受信部、72…記憶部、73…判断部、74…送信部、80…ネットワーク、90、110…家屋、100…スマートフォン
Claims (12)
- 外部の音声を受信する音声受信部であって、通常動作モードと音声記憶モードとを備え、前記音声記憶モードにおいて、外部から与えられた警報音を受信し、受信した前記警報音を所定の記憶部に記憶する音声受信部と、
前記音声受信部が前記通常動作モードにおいて外部から受信した音声と、前記記憶部に記憶された前記警報音とを比較し、前記音声が前記警報音であるか否かを判定する警報音判定部と、
前記警報音判定部において前記音声が前記警報音であると判定された際に、その旨の情報を外部の情報処理装置へ送信する送信部と
を具備する家電機器。 - 前記警報音判定部は、前記外部から受信した音声の音量が基準値より大きいか否かを判定し、大きい場合に、前記記憶部に記憶された前記警報音と比較する、請求項1記載の家電機器。
- 前記送信部は、前記警報音判定部において前記音声が前記警報音であると判定された際、その旨の情報を、一定の期間、繰り返し前記外部の情報処理装置へ送信する、請求項1または2記載の家電機器。
- 前記家電機器は、当該家電機器周囲の状況を検出するセンサを更に備え、
前記送信部は、前記警報音である旨の情報と、前記センサで検出された情報とを前記外部の情報処理装置へ送信する、請求項1乃至3いずれか1項記載の家電機器。 - 前記送信部は、前記家電機器が動作中に、第1の時間間隔で、前記センサで検出された情報を前記外部の情報処理装置へ送信可能であり、
前記警報音判定部において前記音声が前記警報音であると判定された場合には、前記センサで検出された情報を、一定の期間、前記第1の時間間隔より短い第2の時間間隔で繰り返し前記外部の情報処理装置へ送信する、請求項4記載の家電機器。 - 外部の電子機器からの情報を受信する受信部を更に備え、
前記送信部は、前記警報音判定部において前記音声が前記警報音であると判定された際に、その旨の情報を、前記外部の電子機器から受信した情報と共に前記外部の情報処理装置へ送信する、請求項1乃至5いずれか1項記載の家電機器。 - 人感センサを更に備え、
前記送信部は、前記人感センサにおいて人が不在であると判断された場合に、前記音声が前記警報音である旨の情報を前記外部の情報処理装置へ送信する、請求項1乃至6いずれか1項記載の家電機器。 - 前記家電機器は、建物内の一定の場所に据え置かれる、請求項1乃至7いずれか1項記載の家電機器。
- 第1家電機器から、警報音の発生の旨の情報を受信する受信部と、
前記情報を記憶する記憶部と、
前記第1家電機器とは異なる第2家電機器に対して、前記警報音の発生に関する情報を送信する送信部と
を具備する情報処理装置。 - 前記受信部は、前記警報音の発生の旨の情報と共に、前記第1家電機器から、センサによって取得された情報を受信し、前記記憶部に記憶させる、請求項9記載の情報処理装置。
- 前記受信部は、前記第1家電機器の通常動作時には、第1の時間間隔で、前記センサによって取得された情報を受信し、
前記警報音の発生の旨の情報と共に前記センサによって取得された情報を受信する際には、前記第1の時間間隔よりも短い第2の時間間隔で繰り返し受信する、請求項10記載の情報処理装置。 - 前記第2家電機器は、前記第1家電機器とは異なる家屋または部屋に設置された機器、または携帯端末である、請求項9乃至11いずれか1項記載の情報処理装置。
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