JP6250251B1 - 位置特定装置、位置特定方法及び位置特定プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
太陽光パネルと空気調和機とのようなモノ同士が繋がる仕組みは、M2M(Machine to Machine)システム又はIoT(Internet of Things)システムと呼ばれ、今後の広がりが期待されている。
他システムの位置情報を取得する方法としては、屋内の位置測位技術を用いた方法がある。非特許文献2では、管理装置と機器の双方に装置を取り付け、GPS(Global Positioning System)の位置情報を送受信することにより、屋内における機器の位置を特定している。
他システムの位置情報を取得する方法としては、他にも、宅内の機器の位置情報を、各システムの管理装置がデータベースで管理しておき、RESTに代表される通信API(Application Programming Interface)経由で管理された位置情報を取得する方法がある。非特許文献3では、煙警報器やサーモスタット等の機器の位置を、“Bedroom”といった部屋名で管理しておき、この情報をRESTの通信API経由で取得している。
機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信する指示部と、
前記指示部によって制御指示が送信されると、複数の検出装置によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する取得部と、
前記取得部によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する特定部と
を備える。
実施の形態1では、位置特定装置10が管理装置40の制御下の機器50を制御し、位置特定装置10が管理する検出装置の位置情報と、その検出装置の検出値とから、機器50が設置されたエリアを特定する。
図1を参照して、実施の形態1に係る位置特定装置10が設置されるネットワークシステム100の構成を説明する。
ネットワークシステム100は、ホームネットワーク31と、機器ネットワーク32,33を備える。
ホームネットワーク31は、住居101内に設置されたホームルータ41により構成される。ホームネットワーク31は、無線LAN(Local Area Network)又は有線LANを用いて構成される。ホームネットワーク31は、ホームルータ41を介してインターネット42に接続される。ホームネットワーク31は、位置特定装置10と管理装置40とが接続される。
位置特定装置10と管理装置40とは、IP(Internet Protocol)通信を行う。実施の形態1では、位置特定装置10と管理装置40とは、M2Mシステムの管理装置であり、コンピュータである。
機器ネットワーク33は、管理装置40により構成される。機器ネットワーク33は、特小電力無線といった通信媒体を用いて構成される。機器ネットワーク33は、住居100内に設置された機器50である家電機器54と、住宅設備55と、センサ56とが接続される。
機器ネットワーク32,33は、特小電力無線に限らず、Bluetooth(登録商標)、無線LAN、有線LANといった他の通信媒体によって構成されてもよい。
位置特定装置10は、プロセッサ11と、記憶装置12と、第1通信インタフェース13と、第2通信インタフェース14とのハードウェアを備える。プロセッサ11は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
記憶装置12には、位置特定装置10の各部の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ11により読み込まれ、プロセッサ11によって実行される。これにより、位置特定装置10の各部の機能が実現される。また、記憶装置12は、位置記憶部121を実現する。
位置記憶部121は、機器50毎に、設置位置を示す位置情報として、設置されたエリアを示す第1識別情報である名称を記憶する。エリアは、機器50が設置されている部屋、フロアといった粒度の範囲を示す。
具体例としては、図3では、冷蔵庫は“キッチン”という名称が割り当てられたエリアに設置され、照明センサ2は“リビング”という名称が割り当てられたエリアに設置されていることが示されている。
位置記憶部121は、初期状態として少なくとも、位置特定装置10の制御下にある、機器ネットワーク32に接続された機器50についてのエリアを記憶している。位置記憶部121は、後述する位置特定処理により、管理装置40の制御下にある、機器ネットワーク33に接続された機器50についてのエリアが追加される。
図4から図7を参照して、実施の形態1に係る位置特定装置10の動作を説明する。
実施の形態1に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態1に係る位置特定方法に相当する。また、実施の形態1に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態1に係る位置特定プログラムの処理に相当する。
図4では、具体例として、管理装置40の制御下にある照明装置1が設置されたエリアを特定する場合の処理シーケンスが示されている。
図4の例では、特定部22は、制御対象の機器50である照明装置1の識別子と、制御内容である点灯とを指示部23に送信する。すると、取得部24は、機器50の種類である照明装置と、制御内容である点灯とに応じ、センサ53である照度センサ1,2,...から検出値を取得し始める。
図4の例では、特定部22は、制御対象の機器50である照明装置1の識別子と、制御内容である点灯とを指示部23に送信する。すると、指示部23は、照明装置1を点灯させることを示す制御指示を管理装置40に送信する。
図4の例では、特定部22は、各照度センサによって検出された検出値が基準値以上に変化したか否かを判定する。そして、特定部22は、基準値以上に変化した検出値である該当値を検出した照度センサが存在するエリアを照明装置1が設置されたエリアとして特定する。
ステップS151では、特定部22は、ステップS14で送信された各検出装置から取得された複数の検出値を受信する。
図5では、各検出装置にインデックスi=1,...,Nを割り当て、インデックスi=1から昇順にステップS152からステップS154の処理が実行される。但し、ステップS154でループ1の処理を抜ける場合がある。
ステップS154では、特定部22は、ステップS152で検索された最大値と、ステップS153で検索された最小値との差が、基準値以上か否かを判定する。特定部22は、差が基準値以上の場合には、ループ1の処理を抜け、処理をステップS155に進める。一方、特定部22は、差が基準値未満の場合には、ループ1の処理を継続する。
図6に示すように、各照度センサで検出された検出値が得られたとする。図6の例では、基準値が100(ルクス:lx)であるとする。
この場合、ステップS15で、特定部22は、照度センサ1から順にループ1の処理を実行する。
すると、照度センサ1については、ステップS152で最大値が15(lx)、ステップS153で最小値が13(lx)と検索され、その差が2(lx)となる。そのため、ステップS154で差が基準値未満と判定され、ループ1が継続される。
続いて、照度センサ2については、ステップS152で最大値が300(lx)、ステップS153で最小値が10(lx)と検索され、その差が290(lx)となる。そのため、ステップS154で差が基準値以上と判定され、ステップS155で照度センサ2が存在するエリアが照明装置1が設置されたエリアとして特定される。
ここで、図7の左側の表に示すように、照度センサ2は、リビングに設置されているため、照明装置1が設置されたエリアはリビングになる。したがって、ステップS16で、特定部22は、位置記憶部121に照度センサ1が設置されたエリアとしてリビングを示すレコードが書き込まれ、位置記憶部121は図7の右側の表を記憶した状態になる。
そして、検出装置は、上述した通り、機器50の種類と制御内容とに応じて決められる。具体例としては、空気調和機を冷房又は暖房運転させる場合のように温度変化が起こる場合には、検出装置として温度センサが用いられる。また、洗濯機を運転させる場合のように音が発生する場合には、検出装置としてマイクロホンといった音センサが用いられる。
つまり、検出装置は、機器50の種類と制御内容とに応じて、照度センサ、音センサ、温度センサ、湿度センサ、風速センサ、電力量センサ、電流値センサ、家電機器や住設機器に付属するセンサ機器といった装置を用いることができる。そして、検出値は、照度、音量、温度、湿度、風速、電力量、電流値といった値になる。
以上のように、実施の形態1に係る位置特定装置10は、管理装置40に制御下にある機器50を制御させた場合に、変化が見られた検出値を検出した検出装置が存在するエリアに機器50が設置されていると特定する。これにより、別途機器を設けるといったことをすることなく、簡便な構成により、管理装置40の制御下にある機器50が設置されたエリアを特定することが可能である。
<変形例1>
実施の形態1では、ステップS15の該当値特定処理では、ステップS14で送信された全ての検出値を用いてエリアの特定を行った。しかし、変形例1として、指示部23が制御指示を送信した送信時刻と、指示部23が完了通知を受信した受信時刻とを記憶しておき、送信時刻と受信時刻との間に検出された検出値のみを用いるようにしてもよい。つまり、指示部23によって制御指示が送信されてから、完了通知が受信されるまでの間に、取得部24によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定するようにしてもよい。
これにより、不要な検出値を用いてエリアの特定が行われず、特定精度が高くなる。
実施の形態1では、機器制御部21から指示が特定部22に送信され、特定部22が受信することにより、位置特定処理が開始された。しかし、変形例2として、ユーザによって管理装置40が制御されたタイミング、又は、機器50あるいは新たな管理装置40が導入されたタイミングといった他のタイミングに、位置特定処理が開始されてもよい。
実施の形態1では、位置特定装置10の各部の機能がソフトウェアで実現された。しかし、変形例3として、位置特定装置10の各部の機能はハードウェアで実現されてもよい。この変形例3について、実施の形態1と異なる点を説明する。
各部の機能がハードウェアで実現される場合、位置特定装置10は、プロセッサ11と記憶装置12とに代えて、処理回路15を備える。処理回路15は、位置特定装置10の各部の機能及び記憶装置12の機能を実現する専用の電子回路である。
各部の機能を1つの処理回路15で実現してもよいし、各部の機能を複数の処理回路15に分散させて実現してもよい。
変形例4として、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。つまり、位置特定装置10の各部のうち、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。
実施の形態2は、位置特定装置10でエリアに割り当てられた名称である第1識別情報と、管理装置40でエリアに割り当てられた名称である第2識別情報との対応情報を用いて、機器50が設置されたエリアを特定する点が実施の形態1と異なる。
図9を参照して、実施の形態2に係る位置特定装置10が設置されるネットワークシステム100の構成を説明する。
ネットワークシステム100は、管理装置40に位置記憶部401が設けられている点が図1に示すネットワークシステム100と異なる。
位置記憶部401は、位置記憶部121と同様に、機器50毎に、設置位置を示す位置情報として、設置されたエリアを示す第2識別情報である名称を記憶する。位置記憶部401は、少なくとも、管理装置40の制御下にある、機器ネットワーク33に接続された機器50についてのエリアを記憶している。位置特定装置10で第1識別情報として割り当てられる名称と、管理装置40で第2識別情報として割り当てられる名称とは、異なる可能性がある。
位置特定装置10は、管理装置40から通信API経由で、位置記憶部401に記憶された情報を取得可能である。
位置特定装置10は、記憶装置12が、対応記憶部122を実現する点が、図2に示す位置特定装置10と異なる。
対応記憶部122は、位置特定装置10で第1識別情報として割り当てられた名称と、管理装置40で第2識別情報として割り当てられた名称との対応関係を示す対応情報を記憶する。対応記憶部122は、管理装置40が複数存在する場合には、位置特定装置10で割り当てられた名称と、各管理装置40で割り当てられた名称との対応情報を記憶する。
具体例としては、図11では、位置特定装置10における“リビング”は、管理装置40における“居間”と対応している。また、位置特定装置10における“子供部屋”は、管理装置40におけるどのエリアと対応しているか不明である。
図12を参照して、実施の形態2に係る位置特定装置10の動作を説明する。
実施の形態2に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態2に係る位置特定方法に相当する。また、実施の形態2に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態2に係る位置特定プログラムの処理に相当する。
図12では、具体例として、管理装置40の制御下にある照明装置2が設置されたエリアを特定する場合の処理シーケンスが示されている。
図12の例では、特定部22は、制御対象の機器50である照明装置2の識別子を指示部23に送信する。すると、指示部23は、照明装置2のエリアの取得依頼を管理装置40に送信する。
特定部22は、位置特定装置10における名称が取得できた場合には、取得された名称が示すエリアを制御対象の機器50が設置されたエリアとして特定する。つまり、特定部22は、管理装置40から機器50が設置されたエリアの第2識別情報である名称を取得して、取得された第2識別情報である名称を対応記憶部122に記憶された対応情報により第1識別情報である名称に変換して、変換された第1識別情報である名称が示すエリアを機器50が設置されたエリアとして特定する。そして、特定部22は、特定されたエリアを、制御対象の機器50が設置されたエリアとして示すレコードを位置記憶部121に書き込み、位置特定処理を終了する。
一方、特定部22は、位置特定装置10における名称が取得できない場合には、実施の形態1で説明した図4に示す処理により、制御対象の機器50が設置されたエリアを特定する。
これにより、これ以降、ステップS22で同じ名称が送信された場合に、ステップS23で特定部22は位置特定装置10における名称を取得できるようになる。
以上のように、実施の形態2に係る位置特定装置10は、第1識別情報と第2識別情報との対応情報を用いて、機器50が設置されたエリアを特定する。これにより、第1識別情報と第2識別情報との対応付けがされている場合には、機器50を動作させることなく、エリアを特定することができる。また、実施の形態1で説明した説明した図4に示す処理によりエリアを特定できない場合にも、エリアを特定できる可能性がある。
実施の形態3は、位置検出可能であり、音データを取得する携帯端末43を検出装置として用いる点が実施の形態1,2と異なる。実施の形態3では、この異なる点を説明する。実施の形態3では、実施の形態1と異なる点を説明する。
図13を参照して、実施の形態3に係る位置特定装置10が設置されるネットワークシステム100の構成を説明する。
ネットワークシステム100は、ホームネットワーク31に1つ以上の携帯端末43が接続されている点が図1に示すネットワークシステム100と異なる。
携帯端末43は、WiFiの電波強度を使用する方法、Bluetooth(登録商標) Beaconを使用する方法、音波を使用する方法といった何らかの方法により、建物内において位置を検出することができる。また、携帯端末43は、マイクロホンといった音データを取得する装置を備える。携帯端末43は、具体例としては、スマートフォン、携帯電話、携帯型のPC(Personal Computer)といった端末である。
位置特定装置10は、指示部23が第1通信インタフェース13を介して携帯端末43から送信された情報を受信する点と、取得部24が第1通信インタフェース13と接続されている点とが、図2に示す位置特定装置10と異なる。
図15を参照して、実施の形態3に係る位置特定装置10の動作を説明する。
実施の形態3に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態3に係る位置特定方法に相当する。また、実施の形態3に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態3に係る位置特定プログラムの処理に相当する。
図15では、具体例として、管理装置40の制御下にある空気調和機が設置されたエリアを特定する場合の処理シーケンスが示されている。
図15の例では、特定部22が取得部24を起動させると、取得部24は、携帯端末43A,43B,...から検出値である音データと位置データとの複数の組を取得し始める。
図15の例では、特定部22は、制御対象の機器50である空気調和機の識別子と、制御内容である起動とを指示部23に送信する。すると、指示部23は、空気調和機を起動させることを示す制御指示を管理装置40に送信する。管理装置40は、空気調和機を起動させる制御を行う。管理装置40は、制御が完了すると、完了通知を指示部23に送信する。指示部23は、第1通信インタフェース13を介して完了通知を受信すると、完了通知を特定部22に送信する。
図15の例では、特定部22は、携帯端末43A,43B,...それぞれによって取得された音データの音量が基準値以上に変化したか否かを順に判定する。そして、特定部22は、基準値以上に音量が変化した音データがあった場合、その音データと同じ組に含まれる位置データが示す位置を含むエリアを空気調和機が設置されたエリアとして特定する。
なお、ここでは、音データの音量が変化したことを利用したが、音量に限らず、音の高さといった音質が変化したことを利用してもよい。
以上のように、実施の形態3に係る位置特定装置10は、位置検出可能であり、音データを取得する携帯端末43を検出装置として用いる。これにより、設置されたエリアが特定された検出装置がないエリアであっても、携帯端末43を配置することにより、管理装置40の制御下にある機器50が設置されたエリアを特定することが可能である。
実施の形態3では、取得部24が携帯端末43のみから検出値を取得した。しかし、変形例5として、携帯端末43から検出値を取得するとともに、実施の形態1と同様に、他の検出装置からも検出値を取得するようにしてもよい。これにより、設置されたエリアが特定された検出装置に加えて、携帯端末43を検出装置として用いて、機器50が設置されたエリアを特定することが可能である。
実施の形態1〜3では、管理装置40の制御下にある機器50が設置されたエリアを特定する方法を説明した。実施の形態4は、既に設置されたエリアが特定された機器50を制御した場合に、制御指示に従い機器50が制御されたことを特定する点が実施の形態1〜3と異なる。実施の形態4では、この異なる点を説明する。実施の形態4では、実施の形態1と異なる点を説明する。
実施の形態4では、管理装置40から完了通知が行われない場合にも、管理装置40による制御が行われたか否かを特定する。
図16を参照して、実施の形態4に係る位置特定装置10の動作を説明する。
実施の形態4に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態4に係る位置特定方法に相当する。また、実施の形態4に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態4に係る位置特定プログラムの処理に相当する。
図16では、具体例として、管理装置40の制御下にある照明装置1を点灯する場合の処理シーケンスが示されている。また、図16では、照度センサ2が照明装置1と同じエリアに設置されているとする。
図16の例では、特定部22は、制御対象の機器50である照明装置1と同じエリアに設置され、機器50の種類である照明装置と、制御内容である点灯とに応じた照度センサ2の識別子を指示部23に送信する。すると、取得部24は、照度センサ2から検出値を取得し始める。
図16の例では、特定部22は、制御対象の機器50である照明装置1の識別子と、制御内容である点灯とを指示部23に送信する。すると、指示部23は、照明装置1を点灯させることを示す制御指示を管理装置40に送信する。
特定部22は、検出値が基準値以上に変化した場合には、管理装置40による制御が完了したと判定し、処理をステップS47に進める。
一方、特定部22は、検出値が基準値以上に変化していない場合には、管理装置40による制御が完了していないと判定し、処理をステップS45に戻す。特定部22は、基準回数だけステップS45からステップS46の処理を実行しても、管理装置40による制御が完了したと判定されない場合には、制御が失敗した可能性があると判定する。
以上のように、実施の形態4に係る位置特定装置10では、制御対象の機器50と同じエリアに設置された検出装置で検出された検出値が変化したか否かにより、制御対象の機器50が制御されたか否かを判定する。これにより、管理装置40が完了通知を送信しない場合にも、管理装置40による制御が行われたことを確認することができる。
実施の形態5は、既に設置されたエリアが特定された機器50を制御した場合に、機器50の異常を特定する点が実施の形態1〜4と異なる。実施の形態5では、この異なる点を説明する。実施の形態5では、実施の形態4と異なる点を説明する。
図17を参照して、実施の形態4に係る位置特定装置10の動作を説明する。
実施の形態5に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態5に係る位置特定方法に相当する。また、実施の形態5に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態5に係る位置特定プログラムの処理に相当する。
図17では、具体例として、図16の例と同様に、管理装置40の制御下にある照明装置1を点灯する場合の処理シーケンスが示されている。また、図17では、照度センサ2が照明装置1と同じエリアに設置されているとする。
特定部22は、検出値が基準値以上に変化した場合には、正常であると判定する。一方、特定部22は、検出値が基準値以上に変化していない場合には、異常であると判定し、表示装置に表示するといった方法により、異常をユーザあるいはシステム管理者に通知する。特定部22は、異常を機器制御部21に通知してもよい。
以上のように、実施の形態5に係る位置特定装置10では、制御対象の機器50と同じエリアに設置された検出装置で検出された検出値が変化したか否かにより、制御対象の機器50が正常に動作しているか否かを判定する。これにより、管理装置40から異常が通知されない場合にも、機器50の異常を特定することができる。
なお、管理装置40によっては、完了通知とともに機器50の異常を通知するものもある。しかし、管理装置40が異常を通知しない場合、及び、管理装置40で異常として検出されなかった場合にも、機器50の異常を特定することができる。例えば、機器50が動作はしているものの、経年劣化により正常時と比べて異なる動作状態となった場合、異音が発生する場合といった完全に故障する前の異常な状態を特定することができる。
Claims (11)
- 機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信するとともに、前記管理装置から前記制御指示に従う制御が完了したことを示す完了通知を受信する指示部と、
前記指示部によって制御指示が送信されると、複数の検出装置によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する取得部と、
前記指示部によって前記制御指示が送信されてから、前記完了通知が受信されるまでの間に、前記取得部によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する特定部と
を備える位置特定装置。 - 機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信する指示部と、
前記指示部によって制御指示が送信されると、複数の検出装置によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する取得部と、
位置特定装置でエリアに割り当てられた第1識別情報と、前記管理装置でエリアに割り当てられた第2識別情報との対応情報を記憶する対応記憶部と、
前記管理装置から前記機器が設置されたエリアの第2識別情報を取得して、取得された前記第2識別情報を前記対応記憶部に記憶された前記対応情報により第1識別情報に変換して、変換された前記第1識別情報が示すエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定するとともに、前記取得部によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する特定部と
を備える位置特定装置。 - 機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信する指示部と、
前記指示部によって制御指示が送信されると、位置検出可能な携帯端末である複数の検出装置によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する取得部と、
前記取得部によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置によって特定された位置を含むエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する特定部と
を備える位置特定装置。 - 前記位置特定装置は、さらに、
前記複数の検出装置それぞれについて、設置されたエリアを記憶した位置記憶部
を備え、
前記特定部は、前記該当値を検出した検出装置について前記位置記憶部に記憶されたエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する
請求項1又は2に記載の位置特定装置。 - 前記指示部は、既にエリアが特定されている特定機器に対する制御指示を送信し、
前記取得部は、前記特定機器が設置されたエリアに存在する検出装置によって検出された検出値を取得し、
前記特定部は、前記特定機器によって検出された検出値が基準値以上に変化したか否かによって、前記制御指示に従い前記特定機器が制御されたか否かと、前記特定機器が正常に動作したか否かとの少なくともいずれかを特定する
請求項1から4までのいずれか1項に記載の位置特定装置。 - プロセッサが、機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信とともに、前記管理装置から前記制御指示に従う制御が完了したことを示す完了通知を受信し、
プロセッサが、前記制御指示が送信されると、複数の検出装置によって検出された複数の検出値を取得し、
プロセッサが、前記制御指示が送信されてから、前記完了通知が受信されるまでの間に取得された前記複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する位置特定方法。 - プロセッサが、機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信し、
プロセッサが、前記制御指示が送信されると、複数の検出装置によって検出された複数の検出値を取得し、
プロセッサが、前記管理装置から前記機器が設置されたエリアの第2識別情報を取得して、位置特定装置でエリアに割り当てられた第1識別情報と、前記管理装置でエリアに割り当てられた第2識別情報との対応情報を記憶する対応記憶部を参照して、取得された前記第2識別情報を第1識別情報に変換して、変換された前記第1識別情報が示すエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定し、
プロセッサが、取得された前記複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する位置特定方法。 - プロセッサが、機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信し、
プロセッサが、前記制御指示が送信されると、位置検出可能な携帯端末である複数の検出装置によって検出された複数の検出値を取得し、
プロセッサが、取得された前記複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置によって特定された位置を含むエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する位置特定方法。 - 機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信するとともに、前記管理装置から前記制御指示に従う制御が完了したことを示す完了通知を受信する指示処理と、
前記指示処理によって制御指示が送信されると、複数の検出装置によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する取得処理と、
前記指示処理によって前記制御指示が送信されてから、前記完了通知が受信されるまでの間に、前記取得処理によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する特定処理と
をコンピュータに実行させる位置特定プログラム。 - 機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信する指示処理と、
前記指示処理によって制御指示が送信されると、複数の検出装置によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する取得処理と、
前記管理装置から前記機器が設置されたエリアの第2識別情報を取得して、位置特定装置でエリアに割り当てられた第1識別情報と、前記管理装置でエリアに割り当てられた第2識別情報との対応情報を記憶する対応記憶部を参照して、取得された前記第2識別情報を第1識別情報に変換して、変換された前記第1識別情報が示すエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定するとともに、前記取得処理によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する特定処理と
をコンピュータに実行させる位置特定プログラム。 - 機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信する指示処理と、
前記指示処理によって制御指示が送信されると、位置検出可能な携帯端末である複数の検出装置によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する取得処理と、
前記取得処理によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置によって特定された位置を含むエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する特定処理と
をコンピュータに実行させる位置特定プログラム。
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JP2010508803A (ja) * | 2006-10-27 | 2010-03-18 | マニフォールド・プロダクツ・エルエルシー | 配線網をマッピングするための装置及び方法 |
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