JP6250251B1 - 位置特定装置、位置特定方法及び位置特定プログラム - Google Patents

位置特定装置、位置特定方法及び位置特定プログラム Download PDF

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Abstract

位置特定装置(10)は、機器(50)を管理する管理装置(40)に対して、機器(50)に対する制御指示を送信し、複数のセンサ(53,56)によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する。位置特定装置(10)は、取得された複数の検出値のうち、検出値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出したセンサ(53,56)が存在するエリアを機器(50)が設置されたエリアとして特定する。

Description

この発明は、機器の設置エリアを特定する技術に関する。
家電機器及び住宅設備といった機器にネットワーク接続機能を持たせ、宅内コントローラやクラウドサーバと接続してサービスを提供するスマート家電システムが登場している。そして、太陽光パネルの発電状態と蓄電池の充電状態とを監視して空気調和機、テレビといった機器の制御を行うことで、家全体の消費電力を管理するHEMS(Home Energy Management System)の提供が開始されている。
太陽光パネルと空気調和機とのようなモノ同士が繋がる仕組みは、M2M(Machine to Machine)システム又はIoT(Internet of Things)システムと呼ばれ、今後の広がりが期待されている。
このような背景の下、異なる2つのM2Mシステムの管理装置間で、相互に情報をやり取りしたり、他方のシステムに制御を依頼したりすることで、モノ同士を繋げる範囲を増やし、サービスをより拡大させることが検討されている(非特許文献1参照)。管理装置間で相互に情報をやり取りする方法としては、設定情報や制御情報をテキスト形式のメッセージとして記述しHTTP(HyperText Transfer Protocol)プロトコルでやり取りするREST(Representational State Transfer)と呼ばれる仕組みが検討されている。
このようなM2Mシステムの連携において他システムの機器を制御する際に、機器の位置情報を用いると、部屋毎又はフロア毎にグルーピングした一括制御を行うことができる。そのため、管理装置が他システムの機器の位置情報を取得することが重要である。
他システムの位置情報を取得する方法としては、屋内の位置測位技術を用いた方法がある。非特許文献2では、管理装置と機器の双方に装置を取り付け、GPS(Global Positioning System)の位置情報を送受信することにより、屋内における機器の位置を特定している。
他システムの位置情報を取得する方法としては、他にも、宅内の機器の位置情報を、各システムの管理装置がデータベースで管理しておき、RESTに代表される通信API(Application Programming Interface)経由で管理された位置情報を取得する方法がある。非特許文献3では、煙警報器やサーモスタット等の機器の位置を、“Bedroom”といった部屋名で管理しておき、この情報をRESTの通信API経由で取得している。
業界団体oneM2M(oneM2M Functional Architecture TS−0001) IMES の技術動向(電子情報通信学会誌 Vol. 95, No. 2, 2012) Nest API<https://developer.nest.com/documentation/api−reference>
非特許文献2のように、GPS情報を宅内で利用可能にする方法は、管理装置及び機器に新たな装置が必要となり、装置設置の費用が掛かり高価になってしまう。そのため、各家庭への設置には不向きである。
非特許文献3のように、通信APIを用いて他システムが管理する位置情報を取得する方法は、各システムの管理装置が、機器設置した部屋名や部屋種別を位置情報として独自に管理することが多いため、管理装置間で位置情報の対応付けが難しい。具体例としては、管理装置Aが、「管理装置Bの制御下のテレビは“居間”にある」、という情報を通信APIで取得したとする。この場合、管理装置Aが同部屋を“居間”として管理していない場合、管理装置Aは“居間”という位置情報が管理装置Aにおけるどの位置情報に相当するか、判断することができない。
この発明は、簡便な構成により、管理装置の制御下にある機器が設置されたエリアを特定することを目的とする。
この発明に係る位置特定装置は、
機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信する指示部と、
前記指示部によって制御指示が送信されると、複数の検出装置によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する取得部と、
前記取得部によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する特定部と
を備える。
この発明は、機器を制御させた場合に、変化が見られた検出値を検出した検出装置が存在するエリアに機器が設置されていると特定する。これにより、簡便な構成により、管理装置の制御下にある機器が設置されたエリアを特定することが可能である。
実施の形態1に係るネットワークシステム100の構成図。 実施の形態1に係る位置特定装置10の構成図。 実施の形態1に係る位置記憶部121の説明図。 実施の形態1に係る位置特定処理の処理フロー図。 実施の形態1に係る該当値特定処理のフローチャート。 実施の形態1に係る各照度センサで検出された照度を示す図。 実施の形態1に係る位置記憶部121のレコードの変化を示す図。 変形例3に係る位置特定装置10の構成図。 実施の形態2に係るネットワークシステム100の構成図。 実施の形態2に係る位置特定装置10の構成図。 実施の形態2に係る対応記憶部122の説明図。 実施の形態2に係る位置特定処理の処理フロー図。 実施の形態3に係るネットワークシステム100の構成図。 実施の形態3に係る位置特定装置10の構成図。 実施の形態3に係る位置特定処理の処理フロー図。 実施の形態4に係る制御処理の処理フロー図。 実施の形態5に係る制御処理の処理フロー図。
実施の形態1.
実施の形態1では、位置特定装置10が管理装置40の制御下の機器50を制御し、位置特定装置10が管理する検出装置の位置情報と、その検出装置の検出値とから、機器50が設置されたエリアを特定する。
***構成の説明***
図1を参照して、実施の形態1に係る位置特定装置10が設置されるネットワークシステム100の構成を説明する。
ネットワークシステム100は、ホームネットワーク31と、機器ネットワーク32,33を備える。
ホームネットワーク31は、住居101内に設置されたホームルータ41により構成される。ホームネットワーク31は、無線LAN(Local Area Network)又は有線LANを用いて構成される。ホームネットワーク31は、ホームルータ41を介してインターネット42に接続される。ホームネットワーク31は、位置特定装置10と管理装置40とが接続される。
位置特定装置10と管理装置40とは、IP(Internet Protocol)通信を行う。実施の形態1では、位置特定装置10と管理装置40とは、M2Mシステムの管理装置であり、コンピュータである。
機器ネットワーク32は、位置特定装置10により構成される。機器ネットワーク32は、特小電力無線といった通信媒体を用いて構成される。機器ネットワーク32は、住居100内に設置された機器50である家電機器51と、住宅設備52と、センサ53とが接続される。
機器ネットワーク33は、管理装置40により構成される。機器ネットワーク33は、特小電力無線といった通信媒体を用いて構成される。機器ネットワーク33は、住居100内に設置された機器50である家電機器54と、住宅設備55と、センサ56とが接続される。
機器ネットワーク32,33は、特小電力無線に限らず、Bluetooth(登録商標)、無線LAN、有線LANといった他の通信媒体によって構成されてもよい。
図2を参照して、実施の形態1に係る位置特定装置10の構成を説明する。
位置特定装置10は、プロセッサ11と、記憶装置12と、第1通信インタフェース13と、第2通信インタフェース14とのハードウェアを備える。プロセッサ11は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。
プロセッサ11は、プロセッシングを行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ11は、具体例としては、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
記憶装置12は、具体例としては、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)である。また、記憶装置12は、SD(Secure Digital)メモリカード、CF(CompactFlash)、NAND(Not AND)フラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVD(Digital Versatile Disk)といった可搬記憶媒体であってもよい。
第1通信インタフェース13は、ホームネットワーク31に接続するための装置である。第1通信インタフェース13は、具体例としては、NIC(Network Interface Card)である。
第2通信インタフェース14は、機器ネットワーク32に接続するための装置である。第2通信インタフェース14は、具体例としては、NICである。
位置特定装置10は、機能構成要素として、機器制御部21と、特定部22と、指示部23と、取得部24とを備える。機器制御部21と、特定部22と、指示部23と、取得部24との各部の機能はソフトウェアにより実現される。
記憶装置12には、位置特定装置10の各部の機能を実現するプログラムが記憶されている。このプログラムは、プロセッサ11により読み込まれ、プロセッサ11によって実行される。これにより、位置特定装置10の各部の機能が実現される。また、記憶装置12は、位置記憶部121を実現する。
プロセッサ11によって実現される各部の機能の処理の結果を示す情報とデータと信号値と変数値は、記憶装置12、又は、プロセッサ11内のレジスタ又はキャッシュメモリに記憶される。以下の説明では、プロセッサ11によって実現される各部の機能の処理の結果を示す情報とデータと信号値と変数値は、記憶装置12に記憶されるものとして説明する。
プロセッサ11によって実現される各機能を実現するプログラムは、記憶装置12に記憶されているとした。しかし、このプログラムは、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVDといった可搬記憶媒体に記憶されてもよい。
図2では、プロセッサ11は、1つだけ示されていた。しかし、プロセッサ11は、複数であってもよく、複数のプロセッサ11が、各機能を実現するプログラムを連携して実行してもよい。
図3を参照して、実施の形態1に係る位置記憶部121を説明する。
位置記憶部121は、機器50毎に、設置位置を示す位置情報として、設置されたエリアを示す第1識別情報である名称を記憶する。エリアは、機器50が設置されている部屋、フロアといった粒度の範囲を示す。
具体例としては、図3では、冷蔵庫は“キッチン”という名称が割り当てられたエリアに設置され、照明センサ2は“リビング”という名称が割り当てられたエリアに設置されていることが示されている。
位置記憶部121は、初期状態として少なくとも、位置特定装置10の制御下にある、機器ネットワーク32に接続された機器50についてのエリアを記憶している。位置記憶部121は、後述する位置特定処理により、管理装置40の制御下にある、機器ネットワーク33に接続された機器50についてのエリアが追加される。
***動作の説明***
図4から図7を参照して、実施の形態1に係る位置特定装置10の動作を説明する。
実施の形態1に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態1に係る位置特定方法に相当する。また、実施の形態1に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態1に係る位置特定プログラムの処理に相当する。
図4を参照して、実施の形態1に係る位置特定処理を説明する。
図4では、具体例として、管理装置40の制御下にある照明装置1が設置されたエリアを特定する場合の処理シーケンスが示されている。
ステップS11の開始処理では、機器制御部21から指示が特定部22に送信され、特定部22が受信することにより、位置特定処理が開始される。機器制御部21は、機器50を制御し、HEMSといったサービスを提供する機能である。
ステップS12の取得開始処理では、特定部22は、取得部24を起動させ、制御対象の機器50の識別子及び制御内容を送信する。すると、取得部24は、送信された識別子が示す制御対象の機器50の種類と制御内容とに応じた複数の検出装置から複数の検出値を、第2通信インタフェース14を介して取得し始める。
図4の例では、特定部22は、制御対象の機器50である照明装置1の識別子と、制御内容である点灯とを指示部23に送信する。すると、取得部24は、機器50の種類である照明装置と、制御内容である点灯とに応じ、センサ53である照度センサ1,2,...から検出値を取得し始める。
ステップS13の制御開始処理では、特定部22は、指示部23を起動させ、制御対象の機器50の識別子及び制御内容を送信する。すると、指示部23は、送信された識別子が示す制御対象の機器50を、送信された制御内容で制御することを指示する制御指示を管理装置40に、第1通信インタフェース13を介して送信する。
図4の例では、特定部22は、制御対象の機器50である照明装置1の識別子と、制御内容である点灯とを指示部23に送信する。すると、指示部23は、照明装置1を点灯させることを示す制御指示を管理装置40に送信する。
管理装置40は、制御指示を受信すると、制御指示に従い機器50を制御する。図4の例では、管理装置40は、照明装置1を点灯させる制御を行う。管理装置40は、制御が完了すると、完了通知を指示部23に送信する。指示部23は、第1通信インタフェース13を介して完了通知を受信すると、完了通知を特定部22に送信する。
ステップS14の取得停止処理では、特定部22は、完了通知を受信すると、取得部24に検出値の取得の停止指示を送信する。取得部24は、停止指示を受信すると、検出値の取得を止める。そして、取得部24は、各検出装置から繰り返し取得された複数の検出値を特定部22に送信する。
ステップS15の該当値特定処理では、特定部22は、ステップS14で送信された複数の検出値から、値が基準値以上に変化した該当値を特定する。そして、特定部22は、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを機器50が設置されたエリアとして特定する。
図4の例では、特定部22は、各照度センサによって検出された検出値が基準値以上に変化したか否かを判定する。そして、特定部22は、基準値以上に変化した検出値である該当値を検出した照度センサが存在するエリアを照明装置1が設置されたエリアとして特定する。
ステップS16の記憶処理では、特定部22は、ステップS15で特定されたエリアを、制御対象の機器50が設置されたエリアとして示すレコードを位置記憶部121に書き込む。
図5を参照して、実施の形態1に係るステップS15の該当値特定処理を説明する。
ステップS151では、特定部22は、ステップS14で送信された各検出装置から取得された複数の検出値を受信する。
続いて、特定部22は、ループ1の処理を実行する。ループ1の処理は、ステップS151で受信された検出値の検出元である各検出装置について順に実行される。
図5では、各検出装置にインデックスi=1,...,Nを割り当て、インデックスi=1から昇順にステップS152からステップS154の処理が実行される。但し、ステップS154でループ1の処理を抜ける場合がある。
ステップS152では、特定部22は、インデックスiが割り当てられた検出装置で検出された検出値のうち、最大値を検索する。また、ステップS153では、特定部22は、インデックスiの検出装置で検出された検出値のうち、最小値を検索する。
ステップS154では、特定部22は、ステップS152で検索された最大値と、ステップS153で検索された最小値との差が、基準値以上か否かを判定する。特定部22は、差が基準値以上の場合には、ループ1の処理を抜け、処理をステップS155に進める。一方、特定部22は、差が基準値未満の場合には、ループ1の処理を継続する。
ステップS155では、特定部22は、ステップS154で差が基準値以上と判定された際のインデックスiが割り当てられた検出装置が存在するエリアを、制御対象の機器50が設置されたエリアとして特定する。
ステップS156では、特定部22は、全てのインデックスiが割り当てられた検出装置について差が基準値未満であったため、エリアを特定不能とする。
図6及び図7を参照して、位置特定処理の具体例を説明する。
図6に示すように、各照度センサで検出された検出値が得られたとする。図6の例では、基準値が100(ルクス:lx)であるとする。
この場合、ステップS15で、特定部22は、照度センサ1から順にループ1の処理を実行する。
すると、照度センサ1については、ステップS152で最大値が15(lx)、ステップS153で最小値が13(lx)と検索され、その差が2(lx)となる。そのため、ステップS154で差が基準値未満と判定され、ループ1が継続される。
続いて、照度センサ2については、ステップS152で最大値が300(lx)、ステップS153で最小値が10(lx)と検索され、その差が290(lx)となる。そのため、ステップS154で差が基準値以上と判定され、ステップS155で照度センサ2が存在するエリアが照明装置1が設置されたエリアとして特定される。
ここで、図7の左側の表に示すように、照度センサ2は、リビングに設置されているため、照明装置1が設置されたエリアはリビングになる。したがって、ステップS16で、特定部22は、位置記憶部121に照度センサ1が設置されたエリアとしてリビングを示すレコードが書き込まれ、位置記憶部121は図7の右側の表を記憶した状態になる。
上記説明では、制御対象の機器50として照明装置を具体例として説明した。そのため、検出装置として照度センサが用いられた。しかし、制御対象の機器50は照明装置に限らず、空気調和機、冷蔵庫、洗濯機、給湯器といった他の種類であってもよい。
そして、検出装置は、上述した通り、機器50の種類と制御内容とに応じて決められる。具体例としては、空気調和機を冷房又は暖房運転させる場合のように温度変化が起こる場合には、検出装置として温度センサが用いられる。また、洗濯機を運転させる場合のように音が発生する場合には、検出装置としてマイクロホンといった音センサが用いられる。
つまり、検出装置は、機器50の種類と制御内容とに応じて、照度センサ、音センサ、温度センサ、湿度センサ、風速センサ、電力量センサ、電流値センサ、家電機器や住設機器に付属するセンサ機器といった装置を用いることができる。そして、検出値は、照度、音量、温度、湿度、風速、電力量、電流値といった値になる。
また、上記説明では、取得部24は、第2通信インタフェース14を介してセンサ53から検出値を取得した。しかし、取得部24は、センサ53だけなく、第1通信インタフェース13を介して管理装置40の制御下にあるセンサ56から検出値を取得してもよい。この場合、検出値の取得元であるセンサ56については、位置記憶部121に位置情報が記憶されている必要がある。
***実施の形態1の効果***
以上のように、実施の形態1に係る位置特定装置10は、管理装置40に制御下にある機器50を制御させた場合に、変化が見られた検出値を検出した検出装置が存在するエリアに機器50が設置されていると特定する。これにより、別途機器を設けるといったことをすることなく、簡便な構成により、管理装置40の制御下にある機器50が設置されたエリアを特定することが可能である。
***他の構成***
<変形例1>
実施の形態1では、ステップS15の該当値特定処理では、ステップS14で送信された全ての検出値を用いてエリアの特定を行った。しかし、変形例1として、指示部23が制御指示を送信した送信時刻と、指示部23が完了通知を受信した受信時刻とを記憶しておき、送信時刻と受信時刻との間に検出された検出値のみを用いるようにしてもよい。つまり、指示部23によって制御指示が送信されてから、完了通知が受信されるまでの間に、取得部24によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定するようにしてもよい。
これにより、不要な検出値を用いてエリアの特定が行われず、特定精度が高くなる。
<変形例2>
実施の形態1では、機器制御部21から指示が特定部22に送信され、特定部22が受信することにより、位置特定処理が開始された。しかし、変形例2として、ユーザによって管理装置40が制御されたタイミング、又は、機器50あるいは新たな管理装置40が導入されたタイミングといった他のタイミングに、位置特定処理が開始されてもよい。
<変形例3>
実施の形態1では、位置特定装置10の各部の機能がソフトウェアで実現された。しかし、変形例3として、位置特定装置10の各部の機能はハードウェアで実現されてもよい。この変形例3について、実施の形態1と異なる点を説明する。
図8を参照して、変形例3に係る位置特定装置10の構成を説明する。
各部の機能がハードウェアで実現される場合、位置特定装置10は、プロセッサ11と記憶装置12とに代えて、処理回路15を備える。処理回路15は、位置特定装置10の各部の機能及び記憶装置12の機能を実現する専用の電子回路である。
処理回路15は、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA(Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)が想定される。
各部の機能を1つの処理回路15で実現してもよいし、各部の機能を複数の処理回路15に分散させて実現してもよい。
<変形例4>
変形例4として、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。つまり、位置特定装置10の各部のうち、一部の機能がハードウェアで実現され、他の機能がソフトウェアで実現されてもよい。
プロセッサ11と記憶装置12と処理回路15とを、総称して「プロセッシングサーキットリー」という。つまり、各部の機能は、プロセッシングサーキットリーにより実現される。
実施の形態2.
実施の形態2は、位置特定装置10でエリアに割り当てられた名称である第1識別情報と、管理装置40でエリアに割り当てられた名称である第2識別情報との対応情報を用いて、機器50が設置されたエリアを特定する点が実施の形態1と異なる。
***構成の説明***
図9を参照して、実施の形態2に係る位置特定装置10が設置されるネットワークシステム100の構成を説明する。
ネットワークシステム100は、管理装置40に位置記憶部401が設けられている点が図1に示すネットワークシステム100と異なる。
位置記憶部401は、位置記憶部121と同様に、機器50毎に、設置位置を示す位置情報として、設置されたエリアを示す第2識別情報である名称を記憶する。位置記憶部401は、少なくとも、管理装置40の制御下にある、機器ネットワーク33に接続された機器50についてのエリアを記憶している。位置特定装置10で第1識別情報として割り当てられる名称と、管理装置40で第2識別情報として割り当てられる名称とは、異なる可能性がある。
位置特定装置10は、管理装置40から通信API経由で、位置記憶部401に記憶された情報を取得可能である。
図10を参照して、実施の形態2に係る位置特定装置10の構成を説明する。
位置特定装置10は、記憶装置12が、対応記憶部122を実現する点が、図2に示す位置特定装置10と異なる。
図11を参照して、実施の形態2に係る対応記憶部122を説明する。
対応記憶部122は、位置特定装置10で第1識別情報として割り当てられた名称と、管理装置40で第2識別情報として割り当てられた名称との対応関係を示す対応情報を記憶する。対応記憶部122は、管理装置40が複数存在する場合には、位置特定装置10で割り当てられた名称と、各管理装置40で割り当てられた名称との対応情報を記憶する。
具体例としては、図11では、位置特定装置10における“リビング”は、管理装置40における“居間”と対応している。また、位置特定装置10における“子供部屋”は、管理装置40におけるどのエリアと対応しているか不明である。
***動作の説明***
図12を参照して、実施の形態2に係る位置特定装置10の動作を説明する。
実施の形態2に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態2に係る位置特定方法に相当する。また、実施の形態2に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態2に係る位置特定プログラムの処理に相当する。
図12を参照して、実施の形態2に係る位置特定処理を説明する。
図12では、具体例として、管理装置40の制御下にある照明装置2が設置されたエリアを特定する場合の処理シーケンスが示されている。
ステップS21の処理は、図4のステップS11の処理と同じである。
ステップS22の位置取得処理では、特定部22は、指示部23を起動させ、制御対象の機器50の識別子を送信する。すると、指示部23は、送信された識別子が示す制御対象の機器50が設置されたエリアの取得依頼を管理装置40に送信する。
図12の例では、特定部22は、制御対象の機器50である照明装置2の識別子を指示部23に送信する。すると、指示部23は、照明装置2のエリアの取得依頼を管理装置40に送信する。
管理装置40は、取得依頼を受信すると、取得依頼に従い機器50が設置されたエリアを示す名称を、位置記憶部401から取得して指示部23に送信する。ここで送信される名称は、管理装置40における名称である。図12の例では、照明装置2が設置されたエリアを示す名称として“居間”が指示部23に送信されたとする。指示部23は、第1通信インタフェース13を介して名称を受信すると、名称を特定部22に送信する。
ステップS23の対応特定処理では、特定部22は、ステップS22で指示部23から送信された名称に対応する、位置特定装置10における名称を対応記憶部122から取得する。
特定部22は、位置特定装置10における名称が取得できた場合には、取得された名称が示すエリアを制御対象の機器50が設置されたエリアとして特定する。つまり、特定部22は、管理装置40から機器50が設置されたエリアの第2識別情報である名称を取得して、取得された第2識別情報である名称を対応記憶部122に記憶された対応情報により第1識別情報である名称に変換して、変換された第1識別情報である名称が示すエリアを機器50が設置されたエリアとして特定する。そして、特定部22は、特定されたエリアを、制御対象の機器50が設置されたエリアとして示すレコードを位置記憶部121に書き込み、位置特定処理を終了する。
一方、特定部22は、位置特定装置10における名称が取得できない場合には、実施の形態1で説明した図4に示す処理により、制御対象の機器50が設置されたエリアを特定する。
図12の例では、特定部22は、ステップS22で送信された管理装置40における名称である“居間”に対応する、位置特定装置10における名称である“リビング”を図11に示す対応記憶部122から取得する。そして、特定部22は、制御対象の機器50である照明装置2が設置されたエリアは、“リビング”であると特定する。
なお、特定部22は、ステップS23で位置特定装置10における名称が取得できず、実施の形態1で説明した図4に示す処理によりエリアが特定された場合に、特定されたエリアの名称と、ステップS22で送信された名称とを対応付けて、対応記憶部122に書き込んでもよい。つまり、特定部22は、特定されたエリアの名称を位置特定装置10における名称とし、ステップS22で送信された名称を管理装置40における名称として対応付けて、対応記憶部122に書き込んでもよい。
これにより、これ以降、ステップS22で同じ名称が送信された場合に、ステップS23で特定部22は位置特定装置10における名称を取得できるようになる。
***実施の形態2の効果***
以上のように、実施の形態2に係る位置特定装置10は、第1識別情報と第2識別情報との対応情報を用いて、機器50が設置されたエリアを特定する。これにより、第1識別情報と第2識別情報との対応付けがされている場合には、機器50を動作させることなく、エリアを特定することができる。また、実施の形態1で説明した説明した図4に示す処理によりエリアを特定できない場合にも、エリアを特定できる可能性がある。
実施の形態3.
実施の形態3は、位置検出可能であり、音データを取得する携帯端末43を検出装置として用いる点が実施の形態1,2と異なる。実施の形態3では、この異なる点を説明する。実施の形態3では、実施の形態1と異なる点を説明する。
***構成の説明***
図13を参照して、実施の形態3に係る位置特定装置10が設置されるネットワークシステム100の構成を説明する。
ネットワークシステム100は、ホームネットワーク31に1つ以上の携帯端末43が接続されている点が図1に示すネットワークシステム100と異なる。
携帯端末43は、WiFiの電波強度を使用する方法、Bluetooth(登録商標) Beaconを使用する方法、音波を使用する方法といった何らかの方法により、建物内において位置を検出することができる。また、携帯端末43は、マイクロホンといった音データを取得する装置を備える。携帯端末43は、具体例としては、スマートフォン、携帯電話、携帯型のPC(Personal Computer)といった端末である。
図14を参照して、実施の形態3に係る位置特定装置10の構成を説明する。
位置特定装置10は、指示部23が第1通信インタフェース13を介して携帯端末43から送信された情報を受信する点と、取得部24が第1通信インタフェース13と接続されている点とが、図2に示す位置特定装置10と異なる。
***動作の説明***
図15を参照して、実施の形態3に係る位置特定装置10の動作を説明する。
実施の形態3に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態3に係る位置特定方法に相当する。また、実施の形態3に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態3に係る位置特定プログラムの処理に相当する。
図15を参照して、実施の形態3に係る位置特定処理を説明する。
図15では、具体例として、管理装置40の制御下にある空気調和機が設置されたエリアを特定する場合の処理シーケンスが示されている。
ステップS31の処理は、図4のステップS11の処理と同じである。
ステップS32の取得開始処理では、特定部22は、取得部24を起動させる。すると、取得部24は、複数の携帯端末43に取得の開始指示を送信し、複数の携帯端末43から検出値である音データと位置データとの複数の組を、第1通信インタフェース13を介して取得し始める。
図15の例では、特定部22が取得部24を起動させると、取得部24は、携帯端末43A,43B,...から検出値である音データと位置データとの複数の組を取得し始める。
ステップS33の処理は、図4のステップS13の処理と同じである。
図15の例では、特定部22は、制御対象の機器50である空気調和機の識別子と、制御内容である起動とを指示部23に送信する。すると、指示部23は、空気調和機を起動させることを示す制御指示を管理装置40に送信する。管理装置40は、空気調和機を起動させる制御を行う。管理装置40は、制御が完了すると、完了通知を指示部23に送信する。指示部23は、第1通信インタフェース13を介して完了通知を受信すると、完了通知を特定部22に送信する。
ステップS34の取得停止処理では、特定部22は、完了通知を受信すると、取得部24に組の取得の停止指示を送信する。取得部24は、停止指示を受信すると、複数の携帯端末43に取得の停止指示を送信し、組の取得を止める。そして、取得部24は、各携帯端末43から取得された複数の組を特定部22に送信する。
ステップS35の該当値特定処理では、特定部22は、ステップS34で送信された複数の組に含まれる検出値である音データの音量が基準値以上に変化した該当値を特定する。そして、特定部22は、特定された該当値である音データと同じ組に含まれる位置データが示す位置を含むエリアを機器50が設置されたエリアとして特定する。
図15の例では、特定部22は、携帯端末43A,43B,...それぞれによって取得された音データの音量が基準値以上に変化したか否かを順に判定する。そして、特定部22は、基準値以上に音量が変化した音データがあった場合、その音データと同じ組に含まれる位置データが示す位置を含むエリアを空気調和機が設置されたエリアとして特定する。
なお、ここでは、音データの音量が変化したことを利用したが、音量に限らず、音の高さといった音質が変化したことを利用してもよい。
ステップS36の記憶処理では、特定部22は、ステップS35で特定されたエリアを、制御対象の機器50が設置されたエリアとして示すレコードを位置記憶部121に書き込む。
***実施の形態3の効果***
以上のように、実施の形態3に係る位置特定装置10は、位置検出可能であり、音データを取得する携帯端末43を検出装置として用いる。これにより、設置されたエリアが特定された検出装置がないエリアであっても、携帯端末43を配置することにより、管理装置40の制御下にある機器50が設置されたエリアを特定することが可能である。
<変形例5>
実施の形態3では、取得部24が携帯端末43のみから検出値を取得した。しかし、変形例5として、携帯端末43から検出値を取得するとともに、実施の形態1と同様に、他の検出装置からも検出値を取得するようにしてもよい。これにより、設置されたエリアが特定された検出装置に加えて、携帯端末43を検出装置として用いて、機器50が設置されたエリアを特定することが可能である。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、管理装置40の制御下にある機器50が設置されたエリアを特定する方法を説明した。実施の形態4は、既に設置されたエリアが特定された機器50を制御した場合に、制御指示に従い機器50が制御されたことを特定する点が実施の形態1〜3と異なる。実施の形態4では、この異なる点を説明する。実施の形態4では、実施の形態1と異なる点を説明する。
実施の形態1では、管理装置40は制御が完了すると完了通知を送信した。これにより、位置特定装置10は、管理装置40による制御が行われたことを確認できた。しかし、管理装置40によっては、完了通知を送信しない場合がある。
実施の形態4では、管理装置40から完了通知が行われない場合にも、管理装置40による制御が行われたか否かを特定する。
***動作の説明***
図16を参照して、実施の形態4に係る位置特定装置10の動作を説明する。
実施の形態4に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態4に係る位置特定方法に相当する。また、実施の形態4に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態4に係る位置特定プログラムの処理に相当する。
図16を参照して、実施の形態4に係る制御処理を説明する。
図16では、具体例として、管理装置40の制御下にある照明装置1を点灯する場合の処理シーケンスが示されている。また、図16では、照度センサ2が照明装置1と同じエリアに設置されているとする。
ステップS41の開始処理では、機器制御部21から指示が特定部22に送信され、特定部22が受信することにより、制御処理が開始される。
ステップS42の取得開始処理では、特定部22は、取得部24を起動させ、制御対象の機器50と同じエリアに設置されるとともに、制御対象の機器50の種類と制御内容と応じた検出装置の識別子を送信する。すると、取得部24は、送信された識別子が示す検出装置から検出値を、第2通信インタフェース14を介して取得し始める。
図16の例では、特定部22は、制御対象の機器50である照明装置1と同じエリアに設置され、機器50の種類である照明装置と、制御内容である点灯とに応じた照度センサ2の識別子を指示部23に送信する。すると、取得部24は、照度センサ2から検出値を取得し始める。
ステップS43の制御開始処理では、特定部22は、指示部23を起動させ、制御対象の機器50の識別子及び制御内容を送信する。すると、指示部23は、送信された識別子が示す制御対象の機器50を、送信された制御内容で制御することを指示する制御指示を管理装置40に、第1通信インタフェース13を介して送信する。
図16の例では、特定部22は、制御対象の機器50である照明装置1の識別子と、制御内容である点灯とを指示部23に送信する。すると、指示部23は、照明装置1を点灯させることを示す制御指示を管理装置40に送信する。
管理装置40は、制御指示を受信すると、制御指示に従い機器50を制御する。図16の例では、管理装置40は、照明装置1を点灯させる制御を行う。しかし、管理装置40は、制御が完了しても、完了通知を指示部23に送信しない。
ステップS44の完了問合せ処理では、指示部23は、特定部22に制御完了の問合せを送信する。
ステップS45の検出値取得処理では、特定部22は、取得部24に検出値の取得依頼を送信する。すると、取得部24は、取得された検出値を特定部22に送信する。
ステップS46の完了特定処理では、特定部22は、ステップS42で送信された検出値を分析して、検出値が基準値以上に変化したか否かを判定する。
特定部22は、検出値が基準値以上に変化した場合には、管理装置40による制御が完了したと判定し、処理をステップS47に進める。
一方、特定部22は、検出値が基準値以上に変化していない場合には、管理装置40による制御が完了していないと判定し、処理をステップS45に戻す。特定部22は、基準回数だけステップS45からステップS46の処理を実行しても、管理装置40による制御が完了したと判定されない場合には、制御が失敗した可能性があると判定する。
ステップS47の完了通知処理では、特定部22は、ステップS46で判定された結果を指示部23に通知する。また、特定部22は、ステップS46で判定された結果を機器制御部21にも通知する。なお、特定部22は、ステップS46で判定された結果を表示装置に表示するといった方法により、結果をユーザあるいはシステム管理者にも通知してもよい。
***実施の形態4の効果***
以上のように、実施の形態4に係る位置特定装置10では、制御対象の機器50と同じエリアに設置された検出装置で検出された検出値が変化したか否かにより、制御対象の機器50が制御されたか否かを判定する。これにより、管理装置40が完了通知を送信しない場合にも、管理装置40による制御が行われたことを確認することができる。
実施の形態5.
実施の形態5は、既に設置されたエリアが特定された機器50を制御した場合に、機器50の異常を特定する点が実施の形態1〜4と異なる。実施の形態5では、この異なる点を説明する。実施の形態5では、実施の形態4と異なる点を説明する。
***動作の説明***
図17を参照して、実施の形態4に係る位置特定装置10の動作を説明する。
実施の形態5に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態5に係る位置特定方法に相当する。また、実施の形態5に係る位置特定装置10の動作は、実施の形態5に係る位置特定プログラムの処理に相当する。
図17を参照して、実施の形態5に係る制御処理を説明する。
図17では、具体例として、図16の例と同様に、管理装置40の制御下にある照明装置1を点灯する場合の処理シーケンスが示されている。また、図17では、照度センサ2が照明装置1と同じエリアに設置されているとする。
ステップS51からステップS53の処理は、図16のステップS41からステップS43の処理と同じである。但し、ステップS53で、管理装置40は、制御が完了すると、完了通知を指示部23に送信する。指示部23は、第1通信インタフェース13を介して完了通知を受信すると、完了通知を特定部22に送信する。
ステップS54の取得停止処理では、特定部22は、完了通知を受信すると、取得部24に検出値の取得の停止指示を送信する。取得部24は、停止指示を受信すると、検出値の取得を止める。そして、取得部24は、各検出装置から取得された検出値を特定部22に送信する。
ステップS55の異常判定処理では、特定部22は、ステップS54で送信された検出値を分析して、検出値が基準値以上に変化したか否かを判定する。
特定部22は、検出値が基準値以上に変化した場合には、正常であると判定する。一方、特定部22は、検出値が基準値以上に変化していない場合には、異常であると判定し、表示装置に表示するといった方法により、異常をユーザあるいはシステム管理者に通知する。特定部22は、異常を機器制御部21に通知してもよい。
***実施の形態5の効果***
以上のように、実施の形態5に係る位置特定装置10では、制御対象の機器50と同じエリアに設置された検出装置で検出された検出値が変化したか否かにより、制御対象の機器50が正常に動作しているか否かを判定する。これにより、管理装置40から異常が通知されない場合にも、機器50の異常を特定することができる。
なお、管理装置40によっては、完了通知とともに機器50の異常を通知するものもある。しかし、管理装置40が異常を通知しない場合、及び、管理装置40で異常として検出されなかった場合にも、機器50の異常を特定することができる。例えば、機器50が動作はしているものの、経年劣化により正常時と比べて異なる動作状態となった場合、異音が発生する場合といった完全に故障する前の異常な状態を特定することができる。
異常が通知されることにより、ユーザあるいはシステム管理者は、機器50が完全に故障して動作しなくなる前に、機器50を買い替えること、機器50を修理することが可能である。
10 位置特定装置、11 プロセッサ、12 記憶装置、121 位置記憶部、122 対応記憶部、13 第1通信インタフェース、14 第2通信インタフェース、15 処理回路、21 機器制御部、22 特定部、23 指示部、24 取得部、31 ホームネットワーク、32 機器ネットワーク、33 機器ネットワーク、40 管理装置、41 ホームルータ、42 インターネット、43 携帯端末、50 機器、51 家電機器、52 住宅設備、53 センサ、54 家電機器、55 住宅設備、56 センサ、100 ネットワークシステム、101 住居。

Claims (11)

  1. 機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信するとともに、前記管理装置から前記制御指示に従う制御が完了したことを示す完了通知を受信する指示部と、
    前記指示部によって制御指示が送信されると、複数の検出装置によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する取得部と、
    前記指示部によって前記制御指示が送信されてから、前記完了通知が受信されるまでの間に、前記取得部によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する特定部と
    を備える位置特定装置。
  2. 機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信する指示部と、
    前記指示部によって制御指示が送信されると、複数の検出装置によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する取得部と、
    位置特定装置でエリアに割り当てられた第1識別情報と、前記管理装置でエリアに割り当てられた第2識別情報との対応情報を記憶する対応記憶部と、
    前記管理装置から前記機器が設置されたエリアの第2識別情報を取得して、取得された前記第2識別情報を前記対応記憶部に記憶された前記対応情報により第1識別情報に変換して、変換された前記第1識別情報が示すエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定するとともに、前記取得部によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する特定部と
    を備える位置特定装置。
  3. 機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信する指示部と、
    前記指示部によって制御指示が送信されると、位置検出可能な携帯端末である複数の検出装置によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する取得部と、
    前記取得部によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置によって特定された位置を含むエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する特定部と
    を備える位置特定装置。
  4. 前記位置特定装置は、さらに、
    前記複数の検出装置それぞれについて、設置されたエリアを記憶した位置記憶部
    を備え、
    前記特定部は、前記該当値を検出した検出装置について前記位置記憶部に記憶されたエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する
    請求項1又は2に記載の位置特定装置。
  5. 前記指示部は、既にエリアが特定されている特定機器に対する制御指示を送信し、
    前記取得部は、前記特定機器が設置されたエリアに存在する検出装置によって検出された検出値を取得し、
    前記特定部は、前記特定機器によって検出された検出値が基準値以上に変化したか否かによって、前記制御指示に従い前記特定機器が制御されたか否かと、前記特定機器が正常に動作したか否かとの少なくともいずれかを特定する
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の位置特定装置。
  6. プロセッサが、機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信とともに、前記管理装置から前記制御指示に従う制御が完了したことを示す完了通知を受信し、
    プロセッサが、前記制御指示が送信されると、複数の検出装置によって検出された複数の検出値を取得し、
    プロセッサが、前記制御指示が送信されてから、前記完了通知が受信されるまでの間に取得された前記複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する位置特定方法。
  7. プロセッサが、機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信し、
    プロセッサが、前記制御指示が送信されると、複数の検出装置によって検出された複数の検出値を取得し、
    プロセッサが、前記管理装置から前記機器が設置されたエリアの第2識別情報を取得して、位置特定装置でエリアに割り当てられた第1識別情報と、前記管理装置でエリアに割り当てられた第2識別情報との対応情報を記憶する対応記憶部を参照して、取得された前記第2識別情報を第1識別情報に変換して、変換された前記第1識別情報が示すエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定し、
    プロセッサが、取得された前記複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する位置特定方法。
  8. プロセッサが、機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信し、
    プロセッサが、前記制御指示が送信されると、位置検出可能な携帯端末である複数の検出装置によって検出された複数の検出値を取得し、
    プロセッサが、取得された前記複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置によって特定された位置を含むエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する位置特定方法。
  9. 機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信するとともに、前記管理装置から前記制御指示に従う制御が完了したことを示す完了通知を受信する指示処理と、
    前記指示処理によって制御指示が送信されると、複数の検出装置によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する取得処理と、
    前記指示処理によって前記制御指示が送信されてから、前記完了通知が受信されるまでの間に、前記取得処理によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する特定処理と
    をコンピュータに実行させる位置特定プログラム。
  10. 機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信する指示処理と、
    前記指示処理によって制御指示が送信されると、複数の検出装置によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する取得処理と、
    前記管理装置から前記機器が設置されたエリアの第2識別情報を取得して、位置特定装置でエリアに割り当てられた第1識別情報と、前記管理装置でエリアに割り当てられた第2識別情報との対応情報を記憶する対応記憶部を参照して、取得された前記第2識別情報を第1識別情報に変換して、変換された前記第1識別情報が示すエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定するとともに、前記取得処理によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置が存在するエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する特定処理と
    をコンピュータに実行させる位置特定プログラム。
  11. 機器を管理する管理装置に対して、前記機器に対する制御指示を送信する指示処理と、
    前記指示処理によって制御指示が送信されると、位置検出可能な携帯端末である複数の検出装置によって検出された複数の検出値を繰り返し取得する取得処理と、
    前記取得処理によって取得された複数の検出値のうち、値が基準値以上に変化した該当値を特定して、特定された該当値を検出した検出装置によって特定された位置を含むエリアを前記機器が設置されたエリアとして特定する特定処理と
    をコンピュータに実行させる位置特定プログラム。
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