JP2023036945A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】移動金型を用いて射出しても、開型や脱型作業が円滑にできるガスケットを有する洗濯機を提供する。【解決手段】ケーシング内に備えられて洗濯水を収容し、前面に入口が形成されたタブと、タブ内に回転可能に備えられるドラムと、投入口とタブの入口を連結する通路を形成するガスケットボディと、ガスケットボディの内側面に備えられてドラム内に洗濯水を噴射する複数のノズルと、ガスケットボディの外周面から突出し、複数のノズルとそれぞれ連通する複数のポート挿入管を含むガスケットと、複数のポート挿入管にそれぞれ挿入される複数の吐出ポートと、タブから排出された洗濯水を複数の吐出ポートに圧送するポンプとを含み、複数のポート挿入管は、ガスケットボディを左右に配分した第1、第2領域のうち第1領域に上下に配置され、互いに平行な第1、第2ポート挿入管と、第2領域に上下に配置され、互いに平行な第3、第4ポート挿入管とを含む。【選択図】図10

Description

本発明は、洗濯機に関し、より詳細には、ドラム内に循環水を噴射するノズルがガス
ケットに備えられた洗濯機に関する。
大韓民国公開特許10-2018-0131894(以下、「従来技術」という。)
は、ポンプにより圧送された循環水をドラム内に噴射するノズルを備えた洗濯機を開示し
ている。前記洗濯機は、外観を形成するケーシングと、水が溜まるタブとの間に介在する
ガスケットの内周面に沿って複数のノズルが備えられ、前記ガスケットの外周面から突出
した多数のポート挿入管が前記ノズルとそれぞれ連通する。
前記ポンプにより圧送された水(循環水)を案内する案内管が備えられ、前記案内管
は、環状の流路から突出した多数の吐出ポートが前記多数のポート挿入管にそれぞれ挿入
される。
それぞれの前記ポート挿入管は、前記ガスケットの外周面から概ね半径方向外側に突
出した形態であり、これに対応してそれぞれの前記吐出ポートも前記環状の流路から半径
方向内側に突出している。
このように、放射状にポート挿入管が延長される形態で構成されたガスケットは、各
ポート挿入管が延長される方向に金型の移動が行わなければならず、金型の構造が複雑に
なる問題があった。
また、それぞれの前記ポート挿入管に前記吐出ポートが挿入される方向が異なるため
、2つ以上のノズル給水ポートを2つ以上のポート挿入管に同時に組み立てることができ
ず、製造工程も複雑になる問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、第1に、ドラム内に循環水を噴射する複数のノズ
ルがガスケットに備えられる洗濯機を提供するものの、前記ガスケットが射出方式で容易
に成形できる構造を有する洗濯機を提供することにある。
第2に、ガスケットの左右両側にそれぞれ2つ以上のノズルを備え、前記ノズルに循
環水を供給する給水ポートを固定するポート挿入管が前記ガスケットに一体に形成された
洗濯機を提供することにある。
第3に、前記ポート挿入管が互いに平行に配置される洗濯機を提供することにある。
第4に、前記ノズルに循環水を供給する分配管を前記ガスケットに容易に組み立てで
きる洗濯機を提供することにある。
本発明の課題は、以上で言及した課題に限定されず、言及されていないまた他の課題
は以下の記載から当業者に明確に理解できるであろう。
本発明の洗濯機は、回転ドラムを収容するタブから排出されてポンプにより圧送され
た洗濯水が複数の吐出ポートによりガスケットに配置された複数のノズルに供給される。
前記ガスケットは、ケーシングに形成された投入口と前記タブの入口とを連結する通
路を形成するガスケットボディを含み、前記複数のノズルは前記ガスケットボディの内周
面に備えられる。そして、前記ガスケットは、前記ガスケットボディの外周面から突出し
、前記複数のノズルとそれぞれ連通する複数のポート挿入管をさらに含む(備える;構成
する)。
前記複数の吐出ポートは、前記ガスケットボディの外周面から突出して前記複数のポ
ート挿入管にそれぞれ挿入される。
前記複数のポート挿入管は、前記ガスケットボディを左右に配分した第1、第2領域
のうち前記第1領域に上下に配置され、互いに平行な第1、第2ポート挿入管を含む。
前記ガスケットは、前記第2領域に上下に配置され、互いに平行な第3、第4ポート
挿入管を含む。
前記第1、第2ポート挿入管は、第1方向に水平に延長されてもよい。前記第1ポー
ト挿入管は前記ガスケットの中間高さより上側に位置し、前記第2ポート挿入管は前記ガ
スケットの中間高さより下側に位置してもよい。
前記第3、第4ポート挿入管は、前記第1方向と反対方向に水平に延長されてもよい
。前記第3ポート挿入管は前記第1ポート挿入管と同じ高さに位置してもよく、前記第4
ポート挿入管は前記第2ポート挿入管と同じ高さに位置してもよい。
前記ガスケットは、前記投入口の周りに結合されるケーシング結合部と、前記タブ入
口の周りに結合されるタブ結合部と、前記ケーシング結合部から前記タブ結合部に延長さ
れるガスケットボディとを含む。
前記第1ないし第4ポート挿入管は、前記ガスケットボディの外周面から突出する。
前記ガスケットボディは、前記ケーシング結合部から前記タブ結合部側に延長される
リム部と、前記リム部から前記ケーシング結合部側に延長される内径部と、前記内径部か
ら前記タブ結合部に延長される外径部とを含む。
前記第1ないし第4ポート挿入管は、前記外径部の外周面から突出してもよい。
前記第2ポート挿入管の長さは、前記第1ポート挿入管より長くなってもよい。前記
第1ポート挿入管は、前記ガスケットボディの中間高さ地点から第1距離の分だけ上側に
位置し、前記第2ポート挿入管は、前記ガスケットボディの中間高さ地点から前記第1距
離より短い第2距離の分だけ下側に位置する。
前記第4ポート挿入管の長さは、前記第3ポート挿入管より短くてもよい。前記第3
ポート挿入管は、前記ガスケットボディの中間高さ地点から第1距離の分だけ上側に位置
し、前記第4ポート挿入管は、前記ガスケットボディの中間高さ地点から前記第1距離よ
り短い第2距離の分だけ下側に位置する。
前記第1、第2ポート挿入管と前記第3、第4ポート挿入管は対称に配置されてもよ
い。
前記ポンプから吐出された洗濯水を案内する循環管と、前記ガスケットに固定されて
前記循環管を介して案内された洗濯水を前記複数のノズルに供給する分配管とをさらに含
む。
前記分配管は、前記循環管と連結される流入ポートと、前記流入ポートを介して供給
された洗濯水を分岐する第1管路部及び第2管路部とを含む。
前記複数の吐出ポートは、前記第1管路部上に配置されて前記第1、第2ポート挿入
管にそれぞれ挿入される第1、第2吐出ポートと、前記第2管路部上に配置されて前記第
3、第4ポート挿入管にそれぞれ挿入される第3、第4吐出ポートとを含む。
前記ポンプから吐出された洗濯水を案内する第1、第2循環管と、前記第1領域に配
置されて前記第1循環管を介して供給された洗濯水を案内する第1分配管と、前記第2領
域に配置されて前記第2循環管を介して供給された洗濯水を案内する第2分配管とを含む
前記複数の吐出ポートは、前記第1分配管に配置されて前記第1、第2ポート挿入管
にそれぞれ挿入される第1、第2吐出ポートと、前記第2分配管に配置されて前記第3、
第4ポート挿入管にそれぞれ挿入される第3、第4吐出ポートとを含む。
本発明による洗濯機は、次のような効果が1つあるいはそれ以上存在する。
第1に、本発明の洗濯機は、ガスケットの一体として形成された2つ以上のポート挿
入管が互いに平行に配置されるため、前記2つ以上のノズルを1つの移動金型を用いて射
出しても、開型や脱型作業が円滑に行われる。
第2に、前方から見るとき、前記ガスケットを二分した第1、第2領域のいずれかに
1つに2つ以上のポート挿入管が互いに平行に形成されるため、分配管を前記ガスケット
に設置するとき、前記分配管に備えられた吐出ポートを実質的に同じ方向に移動させて前
記吐出ポートが同時にポート挿入管に挿入できるので、組立性が向上する。
特に、前記分配管が循環水連結ポートから分岐された第1管路部と第2管路部を有し
、前記第1管路部と前記第2管路部のいずれか1つにそれぞれ2つ以上の前記吐出ポート
が形成され、前記2つ以上の吐出ポートがそれぞれ半径方向に沿って延長され、これに対
応して前記2つ以上のポート挿入管もそれぞれ半径方向に延長される構造の場合、前記吐
出ポート間の挿入方向が異なるため、前記吐出ポートを同時に前記ポート挿入管に挿入す
ることが容易でなかったが、本発明は、ポート挿入管(又は、吐出ポート)を互いに平行
に配置することにより、このような問題を解決した。
本発明の一実施形態による洗濯機を示す斜視図である。 図1に示した洗濯機の内部を示す斜視図である。 図2に示した洗濯機の一部分を示す斜視図である。 図4は、図2に示した洗濯機の右側断面図である。 図5は、図2に示したポンプの斜視図である。 図5に示したポンプの循環水チャンバを示す断面図である。 図5に示したポンプの排水チャンバを示す断面図である。 図3に示したガスケット及び分配管の結合状態を示す斜視図である。 図7の正面図である。 図7に示したガスケットの右側面図である。 図7に示したガスケットの背面図である。 図7に示した分配管の正面図である。 図11の右側面図である。 本発明の一実施形態によるガスケットを製作するための射出成形機の平面図である。 図7に示した分配管及びノズルの結合構造を示す断面図である。 図8のII-IIに沿う断面図である。 図8のIII-III'に沿う断面図である。 ガスケットと分配管の組立体を示したものであり、特に、ノズルの位置とノズルの噴射幅を表示した図である。 本発明の他の実施形態によるポンプを示す図である。 本発明の他の実施形態による分配管を示す図である。
本発明の利点及び特徴、並びにそれらを達成する方法は、添付の図面とともに詳細に
後述されている実施形態を参照すれば明確になるだろう。しかしながら、本発明は、以下
で開示される実施形態に限定されるものではなく、他の多様な形態で実現でき、単に、本
実施形態は、本発明の開示が完全になるようにし、本発明の属する技術分野において通常
の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は
請求項の範疇により定義されるだけである。明細書全体にわたって同一参照符号は同一構
成要素を表す。
以下、添付の図面を参照して本発明について具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態による洗濯機を示す斜視図である。図2は、図1に示し
た洗濯機の内部を示す斜視図である。図3は、図2に示した洗濯機の一部分を示す斜視図
である。図4は、図2に示した洗濯機の右側断面図である。図5は、図2に示したポンプ
の斜視図である。図6の(a)は図5に示したポンプの循環水チャンバを示す断面図であ
り、図6の(b)は図5に示したポンプの排水チャンバを示す断面図である。
図1ないし図6を参照すると、ケーシング10は洗濯機の外観を形成し、前面には洗
濯物が投入される投入口12hが形成される。ケーシング10は、前面が開放され、第1
側面、右側面、背面を有するキャビネット11と、キャビネット11の開口した前面に結
合され、投入口12hが形成された前面パネル12を含む。キャビネット11の底面と上
面は開放されており、前記底面には洗濯機を支持する水平なベース15が結合される。ま
た、ケーシング10は、キャビネット11の開放された上面を覆うトッププレート13と
、前面パネル12の上側に配置されるコントロールパネル14とをさらに含む。
ケーシング10の内部には水が溜まるタブ31が配置される。タブ31は、洗濯物が
投入できるように前面に入口(又は、タブ入口31h)が形成される。キャビネット11
とタブ31は環状のガスケット60により連結される。
投入口12hを開閉するドア20がケーシング10に回転可能に結合される。ドア2
0は、略中央部が開口し、前面パネル12に回転可能に結合されるドアフレーム21と、
ドアフレーム21の開口された中央部に設置される透明なウインドウ22とを含む。ウィ
ンドウ22は後方に凸状になり、少なくとも一部分がガスケット60の内周面により囲ま
れた領域内に位置してもよい。
ガスケット60は、タブ31に溜まっている水が漏れることを防止するためのもので
ある。ガスケット60は環状の前端部から環状の後端部に延長され、投入口12hとタブ
入口31hを連結する管状の通路を形成する。ガスケット60の前記前端部はケーシング
10の前面パネル12に固定され、前記後端部はタブ31のタブ入口31hの周りに固定
される。
ガスケット60は、柔軟な又は弾性を有する材質から形成されてもよい。ガスケット
60は、天然ゴム又は合成樹脂で形成されてもよい。ガスケット60はゴムのような柔軟
性の材質で形成されてもよい。ガスケット60は、EPDM(Ethylene Pro
pylene Diene Monomer)、TPE(Thermo Plastic
Elastomer)などの材質で形成されてもよい。以下、ガスケット60の管状の
形態の内側を限定する部分をガスケット60の内周部(又は、内周面)といい、その反対
側の部分をガスケット60の外周部(又は、外側面)という。
タブ31内には洗濯物が収容されるドラム32が回転可能に備えられる。タブ31内
の水がドラム32内に流入できるように、ドラム32には多数の通孔32hが形成される
ドラム32は、洗濯物が投入される入口が前面に位置するように配置され、略水平な
回転中心線Cを中心に回転する。ただし、ここでの「水平」は数学的に厳密な意味で使わ
れた用語ではない。すなわち、実施形態においてのように回転中心線Cが水平に対して所
定の角度に傾いた場合も、垂直よりは水平に近接しているため、実質的に水平であるとい
える。
ドラム32の内側面には複数のリフタ34が備えられる。複数のリフタ34はドラム
32の中心に対して一定の角度に配置される。ドラム32が回転するとき、洗濯物がリフ
タ34により持ち上げられてから落下することが繰り返される。
ドラム32を回転させるための駆動部38がさらに備えられ、駆動部38により回転
される駆動軸38aがタブ31の背面部を通過してドラム32と結合される。
好ましくは、駆動部38は、直結式洗濯モータを含んで構成され、前記洗濯モータは
、タブ31の後方に固定されたステータと、前記ステータとの間に作用する磁力により回
転されるロータとを含む。駆動軸38aはロータと一体で回転してもよい。
タブ31は、ベース15に設置されたダンパ16により支持される。ドラム32の回
転時に誘発されるタブ31の振動がダンパ16によって減殺される。図示されてはいない
が、実施形態に応じて、タブ31をケーシング10内に吊るハンガー(例えば、スプリン
グ)がさらに備えられてもよい。
蛇口などの外部水源から供給された水をタブ31に案内する少なくとも1つの給水ホ
ース(図示せず)と、前記少なくとも1つの給水ホースを介して供給された水が後述する
少なくとも1つの給水供給管34a、34b、34cに供給されるように制御する給水部
33が備えられる。
タブ31又はドラム32内に洗剤、繊維柔軟剤などの添加剤を供給するディスペンサ
35が備えられる。ディスペンサ35には添加物がその種類に応じて区分されて収容され
てもよい。ディスペンサ35は、洗剤を収容する洗剤収容部(図示せず)と、繊維柔軟剤
を収容する柔軟剤収容部(図示せず)とを含む。
給水部33を介して供給された水をディスペンサ35の各収容部に選択的に案内する
少なくとも1つの給水供給管34a、34b、34cが備えられる。給水部33は、少な
くとも1つの給水供給管34a、34b、34cをそれぞれ断続する少なくとも1つの給
水弁(図示せず)を含む。
少なくとも1つの給水供給管34a、34b、34cは、冷水給水ホースを介して供
給された冷水を前記洗剤収容部に供給する第1給水供給管34aと、前記冷水給水ホース
を介して供給された冷水を前記繊維柔軟剤収容部に水を供給する第2給水供給管34bと
、温水給水ホースを介して供給された温水を前記洗剤収容部に供給する第3給水供給管3
4cとを含む。
ガスケット60にはドラム32内に水を噴射する直水ノズル42が備えられ、給水部
33を介して供給された水を直水ノズル42に案内する直水供給管39が備えられる。直
水ノズル42は、渦流ノズル又は噴霧ノズルであってもよいが、必ずしもこれらに限定さ
れるものではない。前方から見ると、直水ノズル42は回転中心線Cの鉛直上側に位置す
る。
ディスペンサ35から排出された水は給水ベローズ37を介してタブ31に供給され
る。タブ31の側面には、給水ベローズ37と連結された給水口(図示せず)が形成され
てもよい。
タブ31には、水を排出する排水口が形成され、排水ベローズ17が前記排水口と連
結される。排水ベローズ17を介して、タブ31から排出された水をポンピングするポン
プ901が備えられる。排水ベローズ17を断続する排水弁96がさらに備えられる。
ポンプ901は、排水ベローズ17を介して排出された水を排水管19に圧送する機
能と、循環管18に圧送する機能とを選択的に行うことができる。以下、ポンプ901に
より圧送されて循環管18に沿って案内される水を循環水という。
図5ないし図6を参照すると、ポンプ901は、ポンプハウジング91、第1ポンプ
モータ92、第1インペラ915、第2ポンプモータ93及び第2インペラ917を含む
ポンプハウジング91には、流入ポート911、循環ポート912、及び排水ポート
913が形成される。ポンプハウジング91内には、第1インペラ915が収容される第
1チャンバ914と、第2インペラ917が収容される第2チャンバ916とが形成され
る。第1インペラ915は第1ポンプモータ92により回転され、第2インペラ917は
第2ポンプモータ93により回転される。
第1チャンバ914と循環ポート912は、第1インペラ915の回転方向に巻かれ
たらせん(volute)状の流路をなし、第2チャンバ916と排水ポート913は第
2インペラ917の回転方向に巻かれたらせん(volute)状の流路をなす。ここで
、各インペラ915、917の回転方向は制御が可能であり、予め定められたものである
流入ポート911は排水ベローズ17と連結され、第1チャンバ914と第2チャン
バ916は流入ポート911と連通する。排水ベローズ17を介してタブ31から排出さ
れた水が流入ポート911を介して第1チャンバ914と第2チャンバ916に供給され
る。
第1チャンバ914は循環ポート912と連通し、第2チャンバ916は排水ポート
913と連通する。従って、第1ポンプモータ92が作動して、第1インペラ915が回
転すると、第1チャンバ914内の水が循環ポート912を介して排出される。そして、
第2ポンプモータ93が作動するときは、第2インペラ917が回転して、第2チャンバ
916内の水が排水ポート913を介して排出される。循環ポート912は循環管18と
連結され、排水ポート913は排水管19と連結される。
ポンプ901は、流量(又は、吐出水圧)可変が可能である。このために、ポンプモ
ータ92、93は回転速度制御が可能な可変速モータであり得る。それぞれのポンプモー
タ92、93はBLDCモータ(Brushless Direct Current
Motor)が適当であるが、必ずしもこれに限定されるものではない。ポンプモータ9
2、93の速度制御のためのドライバがさらに備えられてもよく、前記ドライバはインバ
ータドライバであってもよい。インバータドライバはAC電源をDC電源に変換して、目
標とした周波数でモータに入力する。
ポンプモータ92、93を制御する制御部(図示せず)がさらに備えられてもよい。
制御部は、比例積分制御器(PI controller:Proportional-
Integral controller)、比例積分微分制御器(PID contr
oller:Proportional-Integral-Derivative c
ontroller)などを含んで構成される。前記制御器は、ポンプモータの出力値(
例えば、出力電流)が入力されると、これに基づいてポンプモータの回転数が既に設定さ
れた目標回転数に追従するように前記ドライバの出力値を制御することができる。
制御部は、ポンプモータ92、93の回転速度だけでなく、回転方向も制御できる。
特に、従来のポンプに適用されていたモータは、起動時の回転方向を制御することができ
ないため、図6に示すように、決まった方向に各インペラの回転を制御することが難しく
、インペラの回転方向に応じて吐出ポート912、913から吐出される流量が変わると
いう問題があった。しかしながら、本発明は、ポンプモータ92、93の起動時の回転方
向が制御できるため、従来のような問題が発生せず、吐出ポート912、913を介して
吐出される流量を一定に管理することができる。
一方、前記制御部は、ポンプモータ92、93だけでなく、洗濯機の作動全般を制御
することができ、以下で言及される各部の制御は、前記制御部の制御により行われるもの
と理解する。
図7は、図3に示したガスケット及び分配管の結合状態を示す斜視図である。図8は
、図7の正面図である。図9は、図7に示したガスケットの右側面図である。図10は、
図7に示したガスケットの背面図である。図11は、図7に示した分配管の正面図である
。図12は、図11の右側面図である。図13は、本発明の一実施形態によるガスケット
を製作するための射出成形機の平面図である。図14は、図7に示した分配管及びノズル
の結合構造を示す断面図である。図15は、図8のII-II'に沿う断面図である。図16
は、図8のIII-III'に沿う断面図である。
図7ないし図16を参照すると、ガスケット60は、前面パネル12の投入口12h
の周りに結合されるケーシング結合部61と、タブ入口31hの周りに結合されるタブ結
合部62と、ケーシング結合部61とタブ結合部62との間において延長されるガスケッ
トボディ63とを含む。
前面パネル12は、投入口12hの周りが外側に巻かれており、このように巻かれた
部分により形成された凹部内にケーシング結合部61が嵌め込まれる。ケーシング結合部
61には、針金が巻かれる環状の溝61rが形成される。溝61rに沿って針金が巻かれ
た後、針金の両端が結束されることにより、ケーシング結合部61が投入口12hの周り
に強固に固定される。
タブ31は、入口周りが外側に巻かれており、このように巻かれた部分により形成さ
れた凹み部分内に、タブ結合部62が嵌め込まれる。タブ結合部62には、針金が巻かれ
る環状の溝62rが形成される。溝62rに沿って針金が巻かれた後、針金の両端が結束
されることにより、タブ結合部62がタブ31の入口周りに強固に結合される。
一方、ケーシング結合部61は前面パネル12に固定されるが、タブ結合部62は、
タブ31の動きによって変位する。従って、ガスケットボディ63は、タブ結合部62の
変位に対応して変形が行わなければならない。このような変形が円滑に行われるように、
ガスケット60は、ケーシング結合部61とタブ結合部62との間の区間(又は、ガスケ
ットボディ63)に、タブ31が偏心により移動される方向(又は、半径方向)に移動さ
れることにつれて折り畳まれる折り畳み部63bを含む。
より詳細に、図14ないし図16を参照すると、ガスケットボディ63にはケーシン
グ結合部61からタブ結合部62に向かって(又は、後方に向かって)延長される管状の
リム部63aが形成され、折り畳み部63bはリム部63aとタブ結合部62との間に形
成される。
ガスケット60は、リム部63aの前端から外側に折曲されてドア20が閉まった状
態で、投入口12hの外側においてドア20の背面に密着する外側ドア密着部68を含む
。ケーシング結合部61は、外側ドア密着部68の外側端から延長された部分に前述の溝
61rが形成される。
ガスケット60は、リム部63aの前端から内側に折曲されて、ドア20が閉まった
状態で投入口12hの内側においてドア20の背面(好ましくは、ウインドウ22)と密
着する内側ドア密着部66をさらに含む。
一方、ドラム32は回転過程において振動(すなわち、ドラム32の回転中心線Cが
移動)し、それにつれて、タブ31の中心線(ドラム32の回転中心線Cとほぼ同一)も
移動し、このときの移動方向(以下、「偏心方向」という。)は半径方向成分を有する。
折り畳み部63bは、タブ30が偏心方向に移動するとき、折れるか広げられる。折
り畳み部63bは、リム部63aからケーシング結合部61側に折曲された内径部631
と、内径部631からタブ結合部62側に折曲されてタブ結合部62と連結される外径部
632とを含む。前方から見ると、内径部631は外径部632により囲まれた内側に位
置する。図16に示すように、リム部63aと折り畳み部63bは、略「S」字状の断面
をなす。
タブ31の中心が偏心方向に移動するとき、折り畳み部63bの一部分が折り畳まれ
ると、その部分において内径部631と外径部632との間が縮まり、それに対して、こ
のように折り畳まれる部分の反対側においては折り畳み部63bが広がって内径部631
と外径部632との間が広くなる。
リム部63aには直水ノズル42とスチーム噴射ノズル47が設置されてもよい。図
2を参照すると、リム部620には直水ノズル42が設置される直水ノズルポート621
と、スチーム噴射ノズル47が設置されるスチーム噴射ノズルポート622が配置される
。直水ノズルポート621とスチーム噴射ノズルポート820はガスケット60と一体で
製作されてもよい。
前方から見ると、外径部632の左側部及び/又は右側部には、複数のポート挿入管
641、642、643、644が配置される。具体的には、前方から見るとき、ガスケ
ットボディ63を左右に配分した第1、第2領域のうち前記第1領域(例えば、基準線(
L)の左側領域)に上下に配置され、互いに平行な第1、第2ポート挿入管641、64
2が備えられ、前記第2領域(例えば、基準線(L)の右側領域)に上下に配置され、互
いに平行な第3、第4ポート挿入管643、644が備えられる。
ポート挿入管641、642、643、644は、外径部632から外側に突出する
。実施形態において、ポート挿入管641、642、643、644は、外径部632の
左側部に2つ(641、642)、右側部に2つ(643、644)が配置される。区分
のために、これらをそれぞれ第1ポート挿入管641、第2ポート挿入管642、第3ポ
ート挿入管643及び第4ポート挿入管644と称する。
図8を参照すると、ガスケット60の内周面には複数のノズル650が配置される。
好ましくは、ノズル650は外径部632の内周面に配置される。4つのポート挿入管6
41、642、643、644に対応して4つのノズル650a、650b、650c、
650d(図17を参照)が備えられる。それぞれのポート挿入管641、642、64
3、644が対応するノズル650a、650b、650c、650dと連通する。すな
わち、各ポート挿入管641、642、643、644に形成された中空がノズル650
a、650b、650c、650dの入口と連通する。
第1ポート挿入管641の下側に第2ポート挿入管642が配置される。第1ポート
挿入管641と第2ポート挿入管642は互いに平行に配置される。第1ポート挿入管6
41と第2ポート挿入管642は水平方向(又は、左右方向)に延長される。第1ポート
挿入管641と第2ポート挿入管642にそれぞれ形成された中空も水平に延長され、互
いに平行になる。
図10を参照すると、第2ポート挿入管642の長さは第1ポート挿入管641より
短くてもよい。第1ポート挿入管641は、ガスケットボディ63の中間高さ地点(好ま
しくは、中心(O)が位置する高さ地点)から第1距離(d1)の分だけ上側に位置する
第2ポート挿入管642は、ガスケットボディ63の中間高さ地点(O)から第2距
離(d2)の分だけ下側に位置し、ここで、第2距離(d2)は第1距離(d1)より短
い(d2<d1)。
ガスケットボディ63の外形は円形に近いため、外径部632上の任意の地点が、中
間高さ地点(O)から上側又は下側に近い地点であるほど前記任意の地点は対称基準線(
L)から相対的に遠く離れるようになる。従って、実施形態においては、第2ポート挿入
管642が外径部632と連結される地点が第1ポート挿入管641が外径部632と連
結される地点より対称基準線(L)から遠く離れているため、外観上、第2ポート挿入管
642が対称基準線(L)からさらに右側まで突出した形態である。従って、第2ポート
挿入管642の長さを相対的に短くすることにより、ガスケットボディ63とキャビネッ
ト11との間に分配管70が設置できる間隔を確保することが好ましい。同様に、第4ポ
ート挿入管645の長さも第2ポート挿入管643より短い。
第3ポート挿入管643の下側に第4ポート挿入管644が配置される。第3ポート
挿入管643と第4ポート挿入管644は互いに平行に配置できる。第3ポート挿入管6
43と第4ポート挿入管644は水平方向(又は、左右方向)に延長される。第3ポート
挿入管643と第4ポート挿入管644にそれぞれ形成された中空も水平に延長され、互
いに平行になる。
図9を参照すると、外径部632の下部にはガスケット60の内部に溜まっていた洗
濯水を排水するための残水ポート645が備えられる。残水ポート645は、外径部63
2の外周面から下側に突出する。残水ポート645を介して折り畳み部63bに溜まって
いた洗濯水が排水される。
一方、ガスケット60は射出成形機800を用いて形成してもよい。具体的に、射出
成形機800は、図13を参照すると、固定金型850と固定金型850に対して相対移
動される移動金型810、820、830、840を含む。移動金型810、820、8
30、840は、第1移動金型810、第2移動金型820、第3移動金型830及び第
4移動金型840を含む。
固定金型850、第1移動金型810、第2移動金型820、第3移動金型830及
び第4移動金型840により形成されるキャビティ(cavity)内に射出機(図示せ
ず)から吐出された溶融状態の合成樹脂が注入される。
固定金型850は中央に配置され、第1、第2、第3、第4移動金型810、820
、830、840は固定金型850の周りに配置されてもよい。開型のとき、固定金型8
50に対して第1移動金型810は前方(図13を基準に上側)に移動され、第2移動金
型820は右側に移動され、第3移動金型830は後方(図13を基準に下側)に移動さ
れ、第4移動金型840は左側に移動される。
ガスケット60の上部に配置された直水ノズルポート621とスチーム噴射ノズルポ
ート622は、第1移動金型810により成形される。直水ノズルポート621とスチー
ム噴射ノズルポート622が第1移動金型810の移動方向に延長されるため、脱型作業
が円滑に行われる。
ガスケット60の下部に配置された残水ポート645は、第3移動金型830により
成形される。残水ポート645が第3移動金型830の移動方向に延長されるため、脱型
作業が円滑に行われる。
ガスケット60の左側に配置された第1ポート挿入管641と第2ポート挿入管64
2は、第4移動金型840により成形される。第4移動金型840は左側に移動され、第
1ポート挿入管641と第2ポート挿入管642は第4移動金型840の移動方向と同じ
方向(すなわち、左側)に突出する。
第1ポート挿入管641と第2ポート挿入管642は互いに平行に配置される。言い
換えれば、第1ポート挿入管641が外径部632の外周面から突出した方向と、第2ポ
ート挿入管642が外径部632の外周面から突出した方向が互いに同一である。
ガスケット60の右側に配置された第3ポート挿入管643と第4ポート挿入管64
4は、第2移動金型820により形成される。第2移動金型820は右側に移動され、第
3ポート挿入管643と第4ポート挿入管644は第2移動金型820の移動方向と同じ
方向(すなわち、右側)に突出して形成される。
第3ポート挿入管643と第4ポート挿入管644は互いに平行に配置される。言い
換えれば、第3ポート挿入管643が外径部632の外周面から突出した方向と、第4ポ
ート挿入管644が外径部632の外周面から突出した方向が互いに同一であり得る。
第1移動金型810、第2移動金型820、第3移動金型830及び第4移動金型8
40が互いに異なる方向に移動(又は、第1移動金型810と第3移動金型830が互い
に反対方向に移動し、第2移動金型820及び第4移動金型840が互いに反対方向に移
動)しているため、ガスケット60の上側、左側、右側及び下側にそれぞれ挿入管又はポ
ートを形成することができる。
ガスケットボディ63は対称基準線(L)に対して対称構造であり得る。第1ポート
挿入管641と第3ポート挿入管643は同じ高さに配置されてもよい。第2ポート挿入
管642と第4ポート挿入管644は同じ高さに配置されてもよい。第1ポート挿入管6
41及び第3ポート挿入管643は、左右対称構造、すなわち、対称基準線(L)に対し
て対称の構造である。同様に、第2ポート挿入管642と第4ポート挿入管644も左右
対称の構造であり得る。
一方、図7を参照すると、リム部63aは上側に行くほど次第に幅(又は、前後方向
への長さ)が広くなる。この場合、内径部631の幅が次第に増加することに対応して、
外径部632が上側に行くほど次第に後方に位置するようになるので、図9に示すように
、第3ポート挿入管643が第4ポート挿入管644よりさらにタブ31に近接し、反対
側も同様に第1ポート挿入管641が第2ポート挿入管642よりタブ31に近接してい
る。
[ノズル]
循環水をドラム32の内部に吐出させる複数のノズル650a、650b、650c
、650dが備えられる。複数のノズル650a、650b、650c、650dは、第
1ポート挿入管641、第2ポート挿入管642、第3ポート挿入管643、第4ポート
挿入管644とそれぞれ連結される。以下、第1ポート挿入管641と連通して循環水が
供給されるノズルを第1ノズル650aといい、第2ポート挿入管642と連通して循環
水が供給されるノズルを第2ノズル650bといい、第3ポート挿入管643と連通して
循環水が供給されるノズルを第3ノズル650cといい、第4ポート挿入管と連通して循
環水が供給される受ノズルを第4ノズル650dという(図17を参照)。
前述したように、複数のポート挿入管641、642、643、644はそれぞれ水
平に延長され、これに対応して後述する複数の吐出ポート761、762、763、76
4もそれぞれ水平に延長され、従って、各吐出ポート761、762、763、764に
よる循環水の供給又は案内は水平な方向に行われる。
ノズル650a、650b、650c、650dは、前記のように水平な方向に供給
された循環水を水平に対して所定の角度をなす方向に吐出するように構成されてもよい。
すなわち、各吐出ポート761、762、763、764/ポート挿入管641、642
、643、644を介して水平方向に循環水が供給されても、各ノズル650a、650
b、650c、650dによる吐出方向は水平に対して所定角度に上向き又は下向きにな
る。
図17は、ガスケットと分配管の組立体を示す図であり、特に、ノズルの位置とノズ
ルの噴射幅を表示している。図17を参照すると、前述したように、ガスケット60には
4つのノズル650が備えられる。以下、4つのノズル650のうち上側に位置する2つ
のノズル650a、650cをそれぞれ上部ノズル650a、650cといい、これらを
再び前方から見たときに左側に位置するものを第1上部ノズル650aといい、右側に位
置するものを第2上部ノズル650cという。
上部ノズル650a、650cはガスケット60の中心(O)より上側に位置して下
方に循環水を噴射する。ここで、中心(O)はガスケット60の左右対称基準線(L)上
に位置する所定の点であり、好ましくは、ガスケット60の高さ(H)の半分に位置する
が、必ずしもこれに限定されるものではない。
前方から見るとき、第1上部ノズル650aは基準線(L)の左側領域に配置されて
、基準線(L)の右側領域に下方へ循環水を噴射する。前方から見るとき、第2上部ノズ
ル650cは基準線(L)の右側領域に配置されて、基準線(L)の左側領域に下方へ循
環水を噴射する。
第1上部ノズル650aと第2上部ノズル650cは、基準線(L)を基準に左右対
称の形態で構成され、従って、第1上部ノズル650aと第2上部ノズル650cを介し
て噴射される水流の形態も基準線(L)に対して対称である。
また、上部ノズル650a、650cの下側に位置する2つのノズルを下部ノズル6
50b、650dといい、これらを再び前方から見るとき、左側に位置するものを第1下
部ノズル650bといい、右側に位置するものを第2下部ノズル650dという。
前方から見るとき、第1下部ノズル650bは基準線(L)の左側領域に配置されて
、基準線(L)の右側領域に上方へ循環水を噴射する。
前方から見るとき、第2下部ノズル650dは基準線(L)の右側領域に配置されて
、基準線(L)の左側領域に上方へ循環水を噴射する。
第1下部ノズル650bと第2下部ノズル650dは、基準線(L)を基準に左右対
称の形態で構成され、従って、第1下部ノズル650bと第2下部ノズル650dを介し
て噴射される水流の形態も基準線(L)に対して対称である。
図10、図11及び図14を参照すると、ノズル650aはガスケット60のガスケ
ットボディ63に形成され、好ましくは、外径部632の内周面から突出する。ノズル6
50aは、ノズル流入管651とノズルヘッド652を含む。具体的に、ノズル流入管6
51は管状の形態であって、外径部632の内周面から突出して対応するノズルヘッド6
52と連結される。
図10、図15ないし図17を参照すると、ノズルヘッド652は、吐出ポート64
1から吐出された水が衝突する衝突面652aと、衝突面652aの両側に位置する第1
側面652bと第2側面652cを含む。衝突面652a、第1側面652b、第2側面
652cにより漏斗状の空間が形成され、ノズル流入管651から排出された水が前記空
間内において衝突面652aとぶつかった後、噴射口657から吐出される。
第1側面652bと第2側面652cは、衝突面652aの左側辺と右側辺からそれ
ぞれ延長されて、衝突面652aに沿って流動する水流の左側と右側の境界を限定する。
第1側面652bと第2側面652cがなす角度(γ)はおよそ45度ないし55度
であり、好ましくは、50度であるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
ノズル650を介して噴射される水流の噴射幅を噴射幅角度として定義するとき、前
記噴射幅角度は第1側面652bと第2側面652cにより規定できる。具体的に、前記
噴射幅角度は、衝突面652aと第1側面652bとが会う第1境界と、衝突面652a
と第2側面652cとが会う第2境界がなす角度として定義される。
図17を参照すると、上部ノズル650a、650cの噴射幅角度(β1)は下部ノ
ズル650b、650dの噴射幅角度(β2)より小さい。流入ポート73に供給された
循環水は分配管701に沿って上昇中に一部が下部ノズル650b、650dを介して噴
射され、残りが上部ノズル650a、650cを介して噴射されるので、上部ノズル65
0a、650cを介する吐出流量は下部ノズル650b、650dを介する吐出流量より
少ない。従って、上部ノズル650a、650cの噴射幅を下部ノズル650b、650
dの噴射幅より小さくすることにより(β1<β2)、上部ノズル650a、650cの吐
出水圧を相対的に補償して全てのノズル650a、650b、650c、650dから実
質的に均一な水圧で水が吐出されるようにすることができる。
下部ノズル650b、650dの噴射幅角度(β2)と上部ノズル650a、650
cの噴射幅角度(β1)との差(β2-β1)はおよそ4度ないし6度であり、好ましくは
、5度である。このとき、β1はおよそ38度ないし42度であり、好ましくは、40度
であり、β2はおよそ43度ないし47度であり、好ましくは、45度である。
一方、上部ノズル650a、650cの噴射方向は上部ノズル650a、650cと
ガスケット650aの中心(O)とを連結する線(R)(以下、「ノズル配置線」という
。)に対して上向きに上向き偏差角(Φ)をなす。ここで、上部ノズル650a、650
cの噴射方向(DR)は、第1側面652bと第2側面652cがなす角を等分する直線
によって定義し、噴射方向(DR)はノズル配置線(R)より上向している。上向き偏差
角(Φ)は5度ないし9度であってもよく、好ましくは、7度である。
上部ノズル650a、650cの高さ、位置、噴射幅角度(β1)などの多様な条件
により、場合によっては、上部ノズル650a、650cを介して十分な水圧で噴射がで
きず、噴射された水流が遠くまで直進できない場合がある。このような理由から、上部ノ
ズル650a、650cの噴射方向を上向き偏差角(Φ)の分だけノズル配置線(R)よ
り上方するようにすることにより、上部ノズル650a、650cの水圧が十分でない場
合でもノズル配置線(R)が通る領域に水流が届くようにし、好ましくは、図17に示す
ように、上部ノズル650a、650cを介して噴射された水流の形態と下部ノズル65
0b、650cを介して噴射された水流の形態が実質的に対称になるようにすることがで
きる。
一方、ガスケット60の最低点から下部ノズル650b、650dまでの角度をα1
とすると、上部ノズル650a、650cは、角度α1と対応する位置からガスケット6
0の最高点(H)の間に配置され、180-α1を等分した角度と対応する地点より上側
に位置する。すなわち、図17においてα2はα3より大きい値を有する。α2-α3は
18度ないし22度であってもよく、好ましくは、20度である。このとき、α2は63
度ないし67度であってもよく、好ましくは、65度である。
一方、下部ノズル650b、650dはガスケット60高さ(H)の略1/3地点(
1/3H)に位置する。この場合、α2は上部ノズル650a、650cがガスケット6
0高さの2/3(2/3H)より上側に位置する範囲において設定されることが好ましく
、このとき、α2は65度であってもよい。
ドラム32内において上下に均一に循環水が噴射されるためには、上部ノズル650
a、650cと下部ノズル650b、650dが高さ方向に等間隔に配置されることが好
ましいが、この場合、重力による噴射水流の垂れにより上部ノズル650a、650cか
ら噴射された水流が実際には幾何学的に予測したことより下側の領域に至るという問題が
ある。従って、このような重力による水流の垂れを考慮すると、上部ノズル650a、6
50cは2/3Hより上側に配置する必要がある。
一方、ポンプ901が作動して下部ノズル650b、650dを介して循環水が噴射
されるとき、タブ31内の水位は1/3H地点を超えないことが好ましい。
一方、図10を参照すると、前方から見ると、第1ノズル650aの噴射方向(DR
1)は、第1ポート挿入管641の長さ方向(又は、第1ノズル650aに水が流入する
方向、すなわち、入水方向)に対して角度aをなすことができる。ここで、角度aは13
3度ないし138度である。
第1ノズル650aと第3ノズル650cは対称に配置される関係であるので、第3
ノズル650cの噴射方向(DR3)が第3ポート挿入管643となす角度もaである。
また、前方から見るとき、第2ノズル650bの噴射方向(DR2)は、第2ポート
挿入管642の長さ方向(又は、第2ノズル650bに水が流入する方向、すなわち、入
水方向)に対して角度bをなすことができる。ここで、角度bは109度ないし111度
である。
第2ノズル650bと第4ノズル650dは対称に配置される関係であるので、第4
ノズル650dの噴射方向(DR4)が第4ポート挿入管644となす角度もbである。
以下、図14ないし図16を参照してノズル650の構造をより詳細に説明する。こ
れらの図面には代表的に第1ノズル650aが示されているが、第2ノズル650b、第
3ノズル650c及び第4ノズル650dは、第1ノズル650aと実質的に同一の構造
となっているため、以下で説明する第1ノズル650aに関する内容が第2ないし第4ノ
ズル650b、650c、650dにも適用できる。
衝突面652a、第1側面652b及び第2側面652cは、ノズルヘッド652の
出口657(すなわち、噴射口)に延長される。ノズルヘッド652の衝突面652aは
ノズル流入管651の出口651bと対向し、ドラム32の深さ方向に傾斜して形成され
る。
ノズル流入管651は水平に延長して水を水平な方向に案内するため、水流がノズル
ヘッド652に至るまで重力の影響を受けずに一定に進行した後、衝突面652aにより
拡散するので、各ノズル650a、650b、650c、650dから一定の形態で水流
が噴射される。
もし、ノズル流入管651の長さ方向が略水平に配置されずにガスケット60の中心
(O)に向かって配置されると、上部ノズル650a、650cのノズル流入管651を
流動する水は下に流れる過程で重力が加えられて下部ノズル650b、650dより速く
ドラム32内に噴射され、下部ノズル650b、650dのノズル流入管651を流動す
る水は上に流れる過程で重力が加えられて上部ノズル650a、650cより遅くドラム
32内に噴射されるので、複数のノズル650a、650b、650c、650dからド
ラム32内に噴射される水の噴射形態が一定に維持され難しくなるが、本実施形態におい
てはノズル流入管651の長さ方向に略水平に配置されて、水を水平な方向に案内するた
め、複数のノズル650a、650b、650c、650dからドラム32内に噴射され
る水の噴射状態が一定に維持できることである。
図14を参照すると、ノズル流入管651の入口651aの面積は出口651bの面
積よりも広く形成されてもよい。出口651bから吐出された循環水は、ノズルヘッド6
52の衝突面652aにぶつかった後、噴射口657を介してドラム32内に噴射される
。噴射口657の向かう方向とノズル流入管651の長さ方向は互いに交差する。
ガスケット60は、ガスケットボディ63の内周面において突出した突出部655を
含む。複数のノズル650a、650b、650c、650dに対応して複数の突出部6
55が円周方向に沿って形成される。各ノズル650a、650b、650c、650d
の噴射口657は、対応する突出部655に形成されてもよい(図10を参照)。
ノズル流入管651は、水流の進行方向に内径が次第に小さくなる流路縮小部651
cを含む。流路縮小部651cの内径はノズルヘッド652に至るまで次第に小さくなる
一方、分配管701は、少なくとも一部分がガスケット60の外周面とバランサ81
、82との間に配置される。分配管701の設置のための別途の空間を確保する必要がな
く、既存の空間(すなわち、ガスケット60の外周面とバランサ81、82の間)に設置
されることができる。
一対の上部ノズル650a、650cは流入ポート73より上側に形成され、流入ポ
ート73を基準に左右両側にそれぞれ配置されてもよい。一対の上部ノズル650a、6
50cは、中心(O)(図10を参照)を通る基準線(V)に対して対称に配置され、従
って、それぞれの上部ノズル650a、650dの噴射方向も基準線(L)に対して対称
である。
一対の上部ノズル650a、650dは、中心(O)又はドラム32の中心(C)よ
りは上側に位置する。それぞれの上部ノズル650a、650dは下向きに循環水を噴射
するため、ドラム32を正面から見るとき、循環水はドラム32の入口側においてはドラ
ム32の中心(C)より上側領域を通過し、ドラム32内に深く入るほど下向きに傾斜し
た形態で噴射される。
一対の下部ノズル650b、650cは流入ポート73よりは上側であるか、一対の
上部ノズル650a、650dよりは下側に配置される。一対の下部ノズル650b、6
50cは流入ポート71hを基準に左右両側にそれぞれ配置されてもよく、好ましくは、
基準線(L)に対して対称に配置されて、各下部ノズル650b、650cの噴射方向が
基準線(L)に対して対称である。
一対の下部ノズル650b、650cは、中心(O)又はドラム32の中心よりは下
側に位置する。それぞれの下部ノズル650b、650cは、上向きに循環水を噴射する
ため、ドラム32を正面から見るとき、循環水がドラム32の入口側においてはドラム3
2の中心(C)より下側領域を通過し、ドラム32内に深く入るほど上向きに傾斜した形
態で噴射される。
第1ノズル650aを例に挙げると、ノズル流入管651の一端は第1ポート挿入管
641と連通し、他端は前記タブ31の内部に開放される。前記ノズル流入管651の一
端より他端の断面積が狭く形成される。ノズル流入管651は内側に中空651aが形成
される。
ノズルヘッド652は、噴射された循環水と干渉され、前記循環水の噴射方向を変更
させる。ノズルヘッド652は、タブ32の後方内側に循環水を噴射させる。
ノズルヘッド652の他端653は、前記ノズル流入管651の吐出側(他端)と離
隔される。ノズルヘッド652は、前記ノズル流入管651の他端と離隔した状態でノズ
ル流入管651を隠すように配置される。循環水は、ノズルヘッド652の内側面にぶつ
かり、吐出方向が変更される。ノズルヘッド652の他端653は、タブ31の後方に向
かうように配置される。
前記ノズル流入管吐出口651cに吐出された循環水は、前記ノズルヘッド652の
衝突面652aにぶつかった後、噴射口657を介してタブ31の内部に噴射される。前
記噴射口657が向かう方向とノズル流入管651が延長される方向は交差する。
分配管701は、循環管18と連結される流入ポート73と、流入ポート73を介し
て流入した水を案内する移送管路74と、移送管路74から突出した複数の吐出ポート7
61、762、763、764、72eとを含む。
分配管701は、ガスケット60より硬質又は硬直性の合成樹脂からなってもよい。
分配管701は、洗濯機の作動過程で発生する振動にもかかわらず一定の形態を維持する
ものであって、特に、タブ31の振動に対応して変形が行われる柔軟性のガスケット60
と比較すると、分配管701は相対的に剛体に近いといえる。これは、後述する第1、第
2分配管702、703も同様である。
分配管701は、循環管18から排出された循環水を分枝させて、第1部分流FL1
(図13を参照)と第2部分流FL2(図13を参照)を形成する。分配管701は、第
1部分流FL1が案内される第1流路上に少なくとも1つの吐出ポート762、763が
形成され、対応する吐出ポート762、763を介して対応するノズル650b、650
cに循環水を吐出する。同様に、第2部分流FL2が案内される第2流路上に少なくとも
1つの吐出ポート764、72eが形成され、対応する吐出ポート764、72eを介し
て対応するノズル650dに循環水を吐出する。移送管路74は、前記第1流路を形成す
る第1管路部75と、前記第2流路を形成する第2管路部76とを含む。
第1管路部75の一端と第2管路部76の一端は互いに連結されており、このように
連結された部分において流入ポート73が突出する。しかしながら、第1管路部75の他
端と第2管路部76の他端は互いに分離している。すなわち、移送管路74は、全体的に
「Y」字状からなり、1つの入口(すなわち、流入ポート73)を介して流入した循環水
を2つの流路に分枝させて案内する構造である。
ノズル650a、650b、650c、650dは、ガスケット60上での高さに応
じて上部ノズル650a、650dと下部ノズル650b、650cに区分される。実施
形態においては、ノズル650a、650b、650c、650dは4つが備えられ、こ
れらはガスケット60の下部に配置される第1下部ノズル650bと第2下部ノズル65
0c、下部ノズル650b、650cより上側に配置される第1上部ノズル650aと第
2上部ノズル650dとを含む。
吐出ポート761、762、763、764はノズル650a、650b、650c
、650dと対応する個数で備えられ、それぞれの吐出ポート761、762、763、
764が対応するノズル650a、650b、650c、650dに循環水を供給する。
吐出ポート761、762、763、764は、第1上部ノズル650aに循環水を
供給する第1上部吐出ポート762、第2上部ノズル650dに循環水を供給する第2上
部吐出ポート72e、第1下部ノズル650bに循環水を供給する第1下部吐出ポート7
63、第2下部ノズル650cに循環水を供給する第2下部吐出ポート764を含む。
移送管路74は、ガスケット60の外周部の周りに配置され、循環管18を介してポ
ンプ901と連結されている。それぞれの吐出ポート761、762、763、764は
、移送管路74から半径方向に沿って内側に突出し、ガスケット60に挿管されて対応す
るノズル650a、650b、650c、650dに循環水を供給する。
分配管701は、移送管路74から突出して循環管18と連結される流入ポート73
を含む。流入ポート73は、移送管路74から半径方向に沿って外側に突出する。
図11を参照すると、第1管路部75は第1区間751ないし第4区間754を含む
。第2管路部76は、第1管路部75と対称する形態であって、その構成は実質的に第2
管路部76と同一であるので、以下、第1管路部75に関する説明は第2管路部76にも
適用できる。
第1区間751は流入ポート73から延長される。第1区間751は、所定の曲率で
延長される弧形態(又は、アーク形態)の区間である。実施形態において、第1区間75
1はおよそ一定の曲率を有する曲線形であるが、この限定されるものではなく、実施形態
によって相異なる曲率を有する2つ以上の曲線が連結された形態であってもよい。
第2区間752は、第1区間751から連続するが、第1区間751から外側に広げ
られる形態である。言い換えれば、第2区間752は第1区間751の上端において外側
(すなわち、中心(O)から離れる方向)に折曲された後、距離L2の分だけ延長される
部分に該当する。第2区間752の長さ(L2)は、第1区間751の長さ(L1)に比
べて短い。
第3区間753は、第2区間752から内側(すなわち、中心(O)に近くなる方向
)に折曲された後、距離L3の分だけさらに延長される部分である。第3区間753は、
第2区間752から実質的に鉛直上方向に延長する。下部吐出ポート762は第3区間7
53に形成され、水平な方向(又は、第2区間752と直交する方向)に延長される。
第3区間753において、下部吐出ポート762が突出した面750bは平らに形成
されてもよい。面750bは、垂直方向に延長してもよい。面750bは少なくとも一部
分がガスケットボディ63の外側面と接触する。さらに、第2ポート挿入管642の端部
が面750bに密着する。
第4区間754は、第3区間753から内側(すなわち、中心(O)に近くなる方向
)に折曲された後、距離L4の分だけさらに延長されて第1管路部75の端部にまで至る
。上部吐出ポート761は第4区間754に形成され、好ましくは、実施形態においての
ように第4区間754の端部に形成される。第4区間754は、所定の曲率を有する曲線
状であり、上部吐出ポート761の長さ方向と交差する方向に延長できる。
第1管路部75の端部(又は、第4区間754の端部)において、上部吐出ポート7
61の突出した面750aは平らに形成されてもよい。面750aは、垂直方向に延長さ
れる。この場合、面750bと面750aは互いに平行である。面750aは、少なくと
も一部分が第1ポート挿入管641の端部に密着する。面750bは少なくとも一部分が
第2ポート挿入管642の端部に密着する。
一方、第4区間754が第3区間753から内側に折曲された形態であるため、前方
から見るとき、上部吐出ポート761が形成された面750aは下部吐出ポート762が
形成された面750bより対称基準線(L)に近く位置する。さらに、好ましくは、面7
50aの方が面750bよりガスケットボディ63の外側面に近い。
また、前方から見ると、第1吐出ポート761の端部は、第2吐出ポート762の端
部より距離(S)の分だけ対称基準線(L)に近い地点に位置する。
図11ないし図12を参照すると、第1吐出ポート761と連結される部分に第1ポ
ート連結部757が形成され、第2吐出ポート762と連結される部分に第2ポート連結
部758が形成される。
同様に、第2管路部760には第3吐出ポート763と連結される部分に第3ポート
連結部767が形成され、第4吐出ポート764と連結される部分に第4ポート連結部7
68が形成される。
それぞれのポート連結部757、758、767、768は、図12に示すように側
面から見たとき、周辺部に比べて前方に凸状に形成される。各ポート連結部757、75
8、767、768の幅(P)は前記周辺部の幅(W)より大きい。言い換えれば、管路
部75、76は流入ポート73から一定の幅(W)に延長されてからポート連結部758
において前方に凸状に突出した後、再び幅がWに減ってポート連結部757まで延長され
る。一方、ポート連結部757、758、767、768の幅(P)は吐出ポート761
の直径(t)より大きい。
図14ないし図16を参照すると、それぞれの吐出ポート761、762、763、
764の外周面には円周方向に延長されるリング状の圧入突起769が形成される。圧入
突起769は吐出ポート761、762、763、764の長さ方向に沿って複数配置さ
れる。圧入突起769は断面がくさび形になっている。第1吐出ポート761を第1ポー
ト挿入管641に挿入するとき、圧入突起769がポート挿入管641、642、643
、644の内周面を押すため、結合力が増加する。
吐出ポート761がポート挿入管641に挿入される方向を第1方向と定義するとき
、圧入突起769は、垂直面と、前記垂直面から第1方向に行くほど次第に高さが低くな
るように傾斜する傾斜面とを含む。吐出ポート761がポート挿入管641に挿入される
ときは、前記傾斜面により圧入が容易になり、圧入が完了した後は、前記垂直面により吐
出ポート761がポート挿入管641から抜けにくくなる。結束部材(例えば、クランプ
)を用いなくても、分配管701をガスケット60に結合できるため、前記結束部材を締
めるための作業所要時間を必要としない。
一方、ポート挿入管641、642、643、644に挿入された状態で吐出ポート
761、762、763、764の端部はノズル流入管651まで至ることができ、この
とき、吐出ポート761、762、763、764の内周面とノズル流入管651の内周
面は実質的に連続した面を形成することにより循環水の抵抗を減らす。ノズル流入管65
1は管状の形状であって、外径部632の内周面から突出し、対応するノズルヘッド65
2と連結される。
図18は、本発明の他の実施形態によるポンプを示す斜視図である。図19は、本発
明の他の実施形態による分配観を示す図である。前述の実施形態と異なり、ガスケット6
0には2つの分配管702、703が設置される。2つの分配管702、703は基準線
(L)を基準に一側に配置される第1分配管702と他側に配置される第2分配管703
を含む。
2つの分配管702、703に循環水を供給するためのポンプ902が備えられる。
ポンプ902は2つの循環ポート912a、912bを含み、図示されていないが、2つ
の循環管が循環ポート912a、912bをそれぞれ分配管702、703と連結する。
より詳細に、ポンプ902は、ポンプハウジング91と、ポンプハウジング91内に
配置されるインペラ915と、回転力を提供してインペラ915を回転させるポンプモー
タ92とを含む。
ポンプハウジング91は、インペラ915が収容されるチャンバを形成する。ポンプ
ハウジング91は、排水ベローズ17と連結されて前記チャンバ内に循環水を案内する流
入ポート911と、インペラ915により圧送された水を吐出する第1循環ポート912
a及び第2循環ポート912bとを含む。
ポンプモータ92によりインペラ915が回転して形成された水流が第1循環ポート
912aと第2循環ポート912bを介して同時に吐出され、このとき、第1循環ポート
912aを介して吐出された水は、第1循環管(図示せず)を介して第1分配管702に
供給され、第2循環ポート912bを介して吐出された水は、第2循環管(図示せず)を
介して第2分配管703に供給される。
第1分配管912aは、第1ノズル650aと第2ノズル650bとに循環水を供給
する。第1分配管912aは、前記第1循環管により第1循環ポート912aと連結され
る第1流入ポート73aと、第1流入ポート73aを介して流入した循環水を案内する第
1管路部75と、第1管路部75上に配置される2つの吐出ポート761、762とを含
む。
2つの吐出ポート761、762はそれぞれ第1ポート挿入管641と第2ポート挿
入管642に挿入できる。
第2分配管703は、第3ノズル650cと第4ノズル650dに循環水を供給する
。第2分配管703は、前記第2循環管により第2循環ポート912bと連結される第2
流入ポート73bと、第2流入ポート73bを介して流入した循環水を案内する第2管路
部76と、第2管路部76上に配置される2つの吐出ポート763、764とを含む。
2つの吐出ポート763、764はそれぞれ第3ポート挿入管643と第4ポート挿
入管644に挿入される。
一方、ポンプハウジング91は、排水管19と連結された排水ポート913をさらに
含み、前述の実施形態と同様に、ポンプ901は、流入ポート911を介して循環水が流
入し、排水ポート913と連通したチャンバ916と、チャンバ916内で回転されるイ
ンペラ917と、インペラ917を回転させる第2ポンプモータ93とをさらに含む(以
上、図5ないし図6を参照)。
以上、添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明は、前記実施形
態に限定されるものではなく、相異なる様々な形態で製造されることができ、本発明の属
する技術分野において通常の知識を有する者は、本発明の技術的思想や必須的な特徴を変
更せずに他の具体的な形態で実施できることが理解できるであろう。従って、以上で記述
した実施形態は、すべての面で例示的なものであり、限定的はものではないと理解される
べきである。

Claims (15)

  1. 洗濯機であって、
    前面に形成された投入口を有するケーシング10と、
    前記ケーシング10内に備えられて洗濯水を収容し、前記タブの前面に形成された入口
    を有するタブ31と、
    前記タブ31内に回転可能に備えられるドラム32と、
    前記入口と前記タブの投入口を連結する通路を形成するガスケットボディ63、前記ガ
    スケットボディ63の内周面に備えられて前記ドラム32内に洗濯水を噴霧する複数のノ
    ズル650、及び前記ガスケットボディ63の外周面から突出してそれぞれ前記複数のノ
    ズル650と連通する複数のポート挿入管641、642、643、644を備えるガス
    ケット60と、
    前記複数ポート挿入管641、642、643、644にそれぞれ挿入される複数の吐
    出ポート761、762、763、764と、
    前記タブ31から排出された洗濯水を前記複数の吐出ポット761,762,763,
    764で汲み出すように構成されたポンプ901と、を備えてなり、
    前記ガスケットボディ60は、前記ケーシング10の幅方向に第1領域と第2領域に分
    けられ、前記複数のポート挿入管641、642、643、644は、前記第1領域に上
    から下方向へ互いに平行に配置される第1ポート挿入管641及び第2ポート挿入管64
    2を備えることを特徴とする、洗濯機。
  2. 前記第1及び第2ポート挿入管641、642は第1方向に水平に拡張されることを特
    徴とする、請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記第1ポート挿入管641は前記ガスケット60の中心を通る水平線より高く配置さ
    れ、
    前記第2ポート挿入管642は前記水平線より低く配置されることを特徴とする、請求
    項1又は請求項2に記載の洗濯機。
  4. 前記複数のポート挿入管641、642、643、644は、前記第2領域に互いに平
    行に垂直に配置される第3ポート挿入管643及び第4ポート挿入管644を更に備える
    ことを特徴とする、請求項1~3の何れか一項に記載の洗濯機。
  5. 前記第3及び第4ポート挿入管643、644は前記第1方向と逆の方向に水平に拡張
    されることを特徴とする、請求項4に記載の洗濯機。
  6. 前記第3ポート挿入管643は、前記第1ポート挿入管641の高さと同じ高さに配置
    され、
    前記第4ポート挿入管644は、前記第2ポート挿入管642の高さと同じ高さに配置
    されることを特徴とする、請求項4又は請求項5に記載の洗濯機。
  7. 前記ガスケット60は、
    前記入口の周りに結合されるケーシング結合部61と、
    前記タブ31の前記投入口の周りに結合されるタブ結合部62と、を備え、
    前記ガスケットボディ60は、前記ケーシング結合部61から前記タブ結合部62に拡
    張されることを特徴とする、請求項1~6の何れか一項に記載の洗濯機。
  8. 前記ガスケットボディ60は、
    前記ケーシング結合部61から前記タブ結合部62aに拡張されるリム部63aと、
    前記リム部63aから前記ケーシング結合部61に拡張される内部円柱部631と、
    前記内径部631から前記タブ結合部62に拡張する外径部632とを備え、
    前記第1及び第2ポート挿入管641、642は、前記外径部632の外周面から突出
    することを特徴とする、請求項7に記載の洗濯機。
  9. 前記第2ポート挿入管642の長さは前記第1ポート挿入管641の長さより短いこと
    が特徴とする、請求項1~8の何れか一項に記載の洗濯機。
  10. 前記第4ポート挿入管644の長さは前記第3ポート挿入管643の長さより短いこと
    を特徴とする、請求項4に従属する限りにおいて、請求項4~9の何れか一項に記載の洗
    濯機。
  11. 前記第3ポート挿入管643は、前記ガスケットボディ63の中心を通る水平線より第
    1距離の分だけ高く配置され、
    前記第4ポート挿入管644は、前記水平線より前記第1距離の分だけ低く配置される
    ことを特徴とする、請求項4に従属する限りにおいて、請求項4~10の何れか一項に記
    載の洗濯機。
  12. 前記第1及び第2ポート挿入管641、642及び前記第3及び第4ポート挿入管64
    3、644は対称に配置されることを特徴とする、請求項4に従属する限りにおいて、請
    求項4~11の何れか一項に記載の洗濯機。
  13. 前記ポンプ901から排出された洗濯水を案内するための循環管18と、
    前記ガスケット69に固定されて前記循環管18に沿って案内された洗濯水を前記複数
    ノズル650に供給する分配管701と、を更に備え、
    前記分配管701は、
    前記循環管18に連結される流入ポート73と、
    前記流入ポートを介して供給された洗濯水を分岐する第1管路部75及び第2管路部7
    6と、を備えることを特徴とする、請求項1~12の何れか一項に記載の洗濯機。
  14. 前記複数の吐出ポート761、762、763、764は、
    前記第1管路部75に配置され,前記第1及び第2ポート挿入管641、642にそれ
    ぞれ挿入される第1吐出ポート761及び第2吐出ポート762と、
    前記第2管路部76に配置され、前記第3及び第4ポート挿入管643、644にそれ
    ぞれ挿入される第3吐出ポート763及び第4吐出ポート764と、を備えることを特徴
    とする、請求項4に従属する限りにおいて、請求項13に記載の洗濯機。
  15. 前記複数ポート挿入管641、642、643、644は、前記第2領域に互いに平行
    に配置された第3ポート挿入管643及び第4ポート挿入管644を更に備え、
    前記洗濯機は、
    前記ポンプから排出された水を案内する第1循環管及び第2循環管と、
    前記第1領域に固定されて前記第1循環管を介して供給される洗濯水を案内する第1分
    配管702と、
    前記第2領域に固定されて前記第2循環管を介して供給される洗濯水を案内する第2分
    配管703と、を更に備え、
    前記複数の吐出ポート761、762、763、764は、
    前記第1分配管702に配置され,前記第1及び第2ポート挿入管641、642にそ
    れぞれ挿入される第1吐出ポート761及び第2吐出ポート762と、
    前記第2分配管703に配置され、前記第3及び第4ポート挿入管643、644にそ
    れぞれ挿入される第3吐出ポート763及び第4吐出ポート764と、を備えることを特
    徴とする、請求項1に記載の洗濯機。
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