JP2023035660A - ハイブリッド鞍乗車両 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023035660000001
【課題】ハイブリッド鞍乗車両における占有スペースの低減と冷却効率の向上とを両立する。
【解決手段】ハイブリッド鞍乗車両は、内燃エンジンと、駆動輪に伝達される動力を生成する電動モータと、前記電動モータに供給する電力を制御するインバータと、前記内燃エンジンを冷却するための第1ラジエータと、前記電動モータ及び前記インバータの群から選ばれる少なくとも1つの冷却対象を冷却するための第2ラジエータであって、車両前方から見て前記第1ラジエータに少なくとも一部が重なり且つ前記第1ラジエータの前方に配置された第2ラジエータと、を備える。
【選択図】図2

Description

本開示は、内燃エンジン及び電動モータを備えるハイブリッド鞍乗車両に関する。
特許文献1は、発電エンジンを冷却するエンジンラジエータと、モータユニットを冷却するモータラジエータと、を備えたシリーズハイブリッド式の鞍乗車両を開示している。
国際公開第2020/213590号公報
しかし、エンジンラジエータ及びモータラジエータによる占有スペースが大きいため、車両サイズが制限される鞍乗車両において他の部品の配置自由度が低下する。これらラジエータによる占有スペースを小さくために各ラジエータを小型化すると、冷却効率が低下する。
そこで本開示は、ハイブリッド式の鞍乗車両において、占有スペースの低減と冷却効率の向上とを両立させることを目的とする。
本開示の一態様に係るハイブリッド鞍乗車両は、内燃エンジンと、駆動輪に伝達される動力を生成する電動モータと、前記電動モータに供給する電力を制御するインバータと、前記内燃エンジンを冷却するための第1ラジエータと、前記電動モータ及び前記インバータの群から選ばれる少なくとも1つの冷却対象を冷却するための第2ラジエータであって、車両前方から見て前記第1ラジエータに少なくとも一部が重なり且つ前記第1ラジエータの前方に配置された第2ラジエータと、を備える。
本開示の一態様によれば、車両サイズが制限される鞍乗車両において、第1ラジエータ及び第2ラジエータの合計の車幅方向の占有スペースを低減できる。高温な内燃エンジンを冷却するための第1ラジエータに比べて第2ラジエータには低温の冷却液が流れるため、第2ラジエータを通過して昇温した走行風を、第1ラジエータの冷却に再利用できる。よって、占有スペースの低減と冷却効率の向上とを両立できる。
図1は、実施形態に係るハイブリッド鞍乗車両の左側面図である。 図2は、図1のパワーユニット、第1ラジエータ及び第2ラジエータを車両右前方から見た斜視図である。 図3は、図2の第1ラジエータ及び第2ラジエータを車両上方から見た平面図である。 図4は、図1の第1ラジエータ及び第2ラジエータを車両前方から見た正面図である。 図5は、図2の第2ラジエータの冷却経路の模式図である。 図6は、図1のパワーユニット、第1ラジエータ、第2ラジエータ及びその近傍の左側面図である。 図7は、図6のパワーユニット、第1ラジエータ及び第2ラジエータを車両右後方から見た斜視図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。以下の説明における方向の概念は、車両に騎乗したライダーが見る方向を基準としている。即ち、車両の進行方向を前方とし、その反対方向を後方とし、車幅方向を左右方向とする。
図1は、実施形態に係るハイブリッド鞍乗車両1の左側面図である。図1に示すように、ハイブリッド鞍乗車両1は、一例として自動二輪車であるが、ライダーが跨って乗る車両であれば他のもの(例えば、三輪車)でもよい。車両1は、パラレルハイブリッド車である。車両1は、前輪2、後輪3、及び、車体フレーム4を備える。前輪2は、左右一対のフロントフォーク5によって車体フレーム4の前部に接続されている。前輪2は、上方からフロントフェンダ6によって覆われている。後輪3は、スイングアーム7によって車体フレーム4に接続されている。
車体フレーム4は、操舵軸8が回動自在に挿通されるヘッドパイプ4aと、ヘッドパイプ4aから後方に延びたメインフレーム4bと、を含む。フロントフォーク5は、操舵軸8にブラケットを介して連結されている。操舵軸8には、ライダーが手で握るハンドル9が接続されている。ハンドル9の後方には、燃料タンク10が配置されている。燃料タンク10の後方には、運転者が着座するシート11が配置されている。車体フレーム4には、前輪2と後輪3と間においてパワーユニット12が搭載されている。パワーユニット12は、駆動輪を駆動するための走行駆動源である。
パワーユニット12は、内燃エンジン13及び電動モータユニット14を含む。内燃エンジン13及び電動モータユニット14は、後輪3に伝達される動力を生成する原動機である。内燃エンジン13は、二気筒エンジンであるが、気筒数は2つ以外でもよい。内燃エンジン13は、シリンダ25、クランクケース26及びクランク軸27を含む。シリンダ25は、ピストンを収容している。シリンダ25は、当該ピストンとともに燃焼室を画定する。クランク軸27は、当該ピストンに接続されている。シリンダ25は、吸気ポート25a(図7参照)及び排気ポート25b(図6参照)を有する。クランクケース26は、シリンダ25の下側に配置されてクランク軸27を収容する。
クランクケース26は、クランク軸27とともに変速機15も収容する。変速機15は、クランク軸27の後方に配置されている。クランク軸27の一端部は、変速機15に動力伝達可能に接続されている。変速機15の出力軸は、チェーン又はベルトのような出力伝達部材16を介して後輪3に接続されている。内燃エンジン13が出力する駆動力は、変速機15及び出力伝達部材16を介して後輪3に伝達される。車体フレーム4には、サイドスタンド28が回動可能に取り付けられている。サイドスタンド28は、車体フレーム4から左下方に突出するように回動して接地し得る。サイドスタンド28を使用した駐車時には、車両1は左側に傾斜した状態になる。
クランクケース26は、シリンダ25よりも後方に延びている。電動モータユニット14は、シリンダ25の後方においてクランクケース26の上面に搭載されている。電動モータユニット14は、変速機15に動力伝達可能に接続されている。電動モータユニット14が出力する駆動力は、変速機15及び出力伝達部材16を介して後輪3に伝達される。
内燃エンジン13の排気ポート25b(図6参照)には、シリンダ25での燃焼によって生じる排気を案内する排気管17が接続されている。排気管17は、排気ポート25bからシリンダ25の前方及び下方に延び、クランクケース26の下方を後方に向けて通過し、後輪3の右側に配置された消音マフラー18に接続されている。
クランク軸27の他端部は、スタータジェネレータ19に動力伝達可能に接続されている。スタータジェネレータ19は、クランク軸27に接続された部品の一例である。スタータジェネレータ19は、クランク軸27と同軸上に配置されている。スタータジェネレータ19は、クランク軸27を駆動して内燃エンジン13を始動させる一方、内燃エンジン13の動作中にクランク軸27によって駆動されて発電する。スタータジェネレータ19は、クランクケース26の左側面に固定具で着脱可能に固定されたカバー20に覆われている。
内燃エンジン13の前方には、第1ラジエータ21及び第2ラジエータ22が配置されている。第1ラジエータ21は、内燃エンジン13を冷却対象としている。第2ラジエータ22は、電動モータユニット14を冷却対象としている。第1ラジエータ21及び第2ラジエータ22は、車体フレーム4に支持されたフロントカウル23に車両左右方向から覆われている。第2ラジエータ22は、第1ラジエータ21の前方に配置されている。第2ラジエータ22は、フロントフォーク5の後方に配置されている。第1ラジエータ21及び第2ラジエータ22は、下端よりも上端が車両前方に位置するように傾斜姿勢で配置されている。
第2ラジエータ22の下端は、車両静止時において、フロントフェンダ6の下端よりも上方に位置している。第2ラジエータ22の下端は、クランクケース26よりも上方に位置している。第2ラジエータ22の下端は、車両静止時において、フロントフェンダ6の上端よりも下方に位置している。第2ラジエータ22の上端は、ヘッドパイプ4aよりも下方に位置する。第2ラジエータ22の上端は、車両静止時において前輪2の上端よりも上方に位置している。第2ラジエータ22の高さ範囲は、シリンダ25の高さ範囲と重なっている。第2ラジエータ22の下端は、シリンダ25の上端よりも下方に位置する。第2ラジエータ22の上端は、シリンダ25の下端よりも上方に位置する。
図2は、図1のパワーユニット12、第1ラジエータ21及び第2ラジエータ22を車両右前方から見た斜視図である。図2に示すように、第2ラジエータ22は、第1ラジエータ21よりも前方投影面積が小さい。例えば、第2ラジエータ22の前方投影面積は、第1ラジエータ21の前方投影面積の50%よりも小さく且つ10%よりも大きい。より具体的には、第2ラジエータ22の前方投影面積は、第1ラジエータ21の前方投影面積の20%より大きく且つ40%より小さいとし得る。
第2ラジエータ22は、車両前方から見て第1ラジエータ21に重なっている。第2ラジエータ22は、第1ラジエータ21の左右方向中心よりも左右方向一方に配置されている。本実施形態では、第2ラジエータ22は、第1ラジエータ21の左右方向中心よりも車両左方(図2では右方)に配置されている。第2ラジエータ22は、車両1の左右方向中心に対し、サイドスタンド28(図1参照)の存在する側すなわち左側に配置されている。
第1ラジエータ21は、第1熱交換部21a、第1入口タンク部21b及び第1出口タンク部21cを含む。第1熱交換部21aは、第1入口タンク部21bを第1出口タンク部21cに接続する複数の冷却液チューブと、それら冷却液チューブの外面に設けられた複数の放熱フィンと、を有する。即ち、空気が前方から後方に向けて第1熱交換部21aを通過することで、当該冷却液チューブ内の冷却液の熱が当該放熱フィンを介して空気に放出され、当該冷却液チューブ内の冷却液が冷却される。第1入口タンク部21b及び第1出口タンク部21cは、第1熱交換部21aの冷却液チューブ内の流路に連通する貯留空間をそれぞれ画定している。
第1ラジエータ21は、全体として板状の外形を有する。第1ラジエータ21の主面である走行風受け面に直交する法線は、前方に向いている。第1入口タンク部21bは、第1熱交換部21aの左側(図2では右側)に隣接している。第1出口タンク部21cは、第1熱交換部21aの右側(図2では左側)に隣接している。第1ラジエータ21は、上下方向寸法よりも左右方向寸法が大きくなる向きに配置されている。
第2ラジエータ22は、第2熱交換部22a、第2入口タンク部22b及び第2出口タンク部22cを含む。第2熱交換部22aは、第2入口タンク部22bを第2出口タンク部22cに接続する複数の冷却液チューブと、それら冷却液チューブの外面に設けられた複数の放熱フィンと、を有する。即ち、空気が前方から後方に向けて第2熱交換部22aを通過することで、当該冷却液チューブ内の冷却液の熱が当該放熱フィンを介して空気に放出され、当該冷却液チューブ内の冷却液が冷却される。第2入口タンク部22b及び第2出口タンク部22cは、第2熱交換部22aの冷却液チューブ内の流路に連通する貯留空間をそれぞれ画定している。
第2ラジエータ22は、全体として板状の外形を有する。第2ラジエータ22の主面である走行風受け面に直交する法線は、前方に向いている。第2入口タンク部22bは、第2熱交換部22aの上側に隣接している。第2出口タンク部22cは、第2熱交換部22aの下側に隣接している。第2ラジエータ22は、左右方向寸法よりも上下方向寸法が大きくなる向きに配置されている。
排気管17は、車両1の左右方向中心に対して左右方向一方に延びている。具体的には、排気管17は、後輪3の右方に配置された消音マフラー18(図1参照)に接続するために、車両1の左右方向中心に対して右側に延びている。排気管17は、クランクケース26の右半分部分の真下空間を通過している。排気管17は、車両1の左右方向中心に対して左右方向一方側(右側)に向けて延びる一方、第2ラジエータ22は、車両1の左右方向中心に対して左右方向他方側(左側)にずれて配置されている。その結果、第2ラジエータ22は、車両上方から見て、排気管17から左右方向に離れて配置されている。
第1ラジエータ21の第1入口タンク部21bには、第1入口チューブ34が接続されている。第1入口チューブ34は、シリンダ25を冷却して昇温した冷却液を第1入口タンク部21bに導く。第1ラジエータ21の第1出口タンク部21cには、第1出口チューブ35が接続されている。第1出口チューブ35は、第1ラジエータ21によって冷却された冷却液を第1ポンプP1に導く。
第1ポンプP1は、内燃エンジン13のクランク軸27に機械的に連動する機械ポンプである。第1ポンプP1は、内燃エンジン13の右側面に設けられている。第1ポンプP1は、内燃エンジン13内の冷却流路に冷却液を吐出する。第1ポンプP1の後方には、クランクケース26の右側面に着脱可能に固定されたカバー32が配置されている。カバー32は、内燃エンジン13のクランク軸27(図1参照)に間接的に接続されたクラッチを右方から覆っている。
第2ラジエータ22の第2入口タンク部22bには、第2入口チューブ37が接続されている。第2入口チューブ37は、電動モータユニット14(図1参照)を冷却して昇温した冷却液を第2入口タンク部22bに導く。第2ラジエータ22の第2出口タンク部22cには、第2出口チューブ38が接続されている。第2出口チューブ38は、第2ラジエータ22によって冷却された冷却液を第2ポンプP2に導く。
第2ポンプP2は、内燃エンジン13のクランク軸27とは無関係に駆動される。例えば、第2ポンプP2は、電気駆動される電動ポンプである。第2ポンプP2は、クランクケース26の左側面に着脱可能に固定されたカバー20に固定されている。カバー20は、クランク軸27の同軸上のスタータジェネレータ19(図1参照)を覆っている。第2ポンプP2は、第2ラジエータ22よりも低い位置に配置されている。
第2入口チューブ37は、第1ラジエータ21の上方を前後方向に通過している。第2出口チューブ38は、第1ラジエータ21の下方を前後方向に通過している。第2入口チューブ37及び第2出口チューブ38の少なくとも1つは、第1ラジエータ21の真上を前後方向に通過している。
図3は、図2の第1ラジエータ21及び第2ラジエータ22を車両上方から見た平面図である。図3に示すように、第1ラジエータ21には、ラジエータファン31が前後方向に隣接している。本実施形態では、ラジエータファン31は、第1ラジエータ21の第1熱交換部21aの後側に配置された状態で第1ラジエータ21に取り付けられている。ラジエータファン31は、内燃エンジン13を稼働状態として車両1が停止しているときに、電気で駆動され、第1熱交換部21aを前方から後方に通過する空気流れを生成する。車両1の走行中は、ラジエータファン31は停止し、走行風が第1熱交換部21aを前方から後方に通過する。
第1ラジエータ21及びラジエータファン31の後方には、内燃エンジン13のシリンダ25が配置されている。本実施形態では、第1ラジエータ21の左右方向寸法は、シリンダ25の左右方向寸法よりも大きい。第1ラジエータ21は、シリンダ25よりも左右方向両側に突出している。第2ラジエータ22は、シリンダ25よりも左右方向外方に配置されている。第2ラジエータ22の第2熱交換部22a(図2参照)は、第1ラジエータ21から隙間をあけて前方に離れている。第2ラジエータ22は、前後方向において第1ラジエータ21に直接的に対面している。第2ラジエータ22の第2熱交換部22a(図2参照)と第1ラジエータ21の第1入口タンク部21bとの間の前後方向の最大距離は、10mm以上80mmとし、好ましく20mm以上50mm以下とし得る。これにより、占有スペースの増加を防ぎながら、第2ラジエータ22から後方に向かう走行風が第1入口タンク部21bを回避して円滑に排出される。
第2ラジエータ22の第2熱交換部22a(図2参照)を前方から後方に通過した走行風の少なくとも一部Wは、第1ラジエータ21の第1熱交換部21aを前方から後方に通過する。第1ラジエータ21を流れる冷却液の温度は、第2ラジエータ22を流れる冷却液の温度よりも高い。そのため、第2ラジエータ22の第2熱交換部22a(図2参照)を通過して昇温した走行風は、第1ラジエータ21の流れる冷却液を冷却し得る。第2ラジエータ22の第2熱交換部22a(図2参照)を通過して第1ラジエータ21の第1入口タンク部21bに当たる走行風は、第1ラジエータ21と第2ラジエータ22との間の隙間から外部に流出する。
図4は、図1の第1ラジエータ21及び第2ラジエータ22を車両前方から見た正面図である。なお図4では、各ラジエータ21,22が前傾しているために、車両前方から見て各ラジエータ21,22の上端面が表れている。図4に示すように、第2ラジエータ22は、車両前方から見て、第1ラジエータ21に部分的に重なっている。第2ラジエータ22の左右方向中心は、車両前方から見て第1ラジエータ21に重なっている。具体的には、第2ラジエータ22の左右方向中心は、車両前方から見て第1入口タンク部21bに重なっている。第2ラジエータ22の第2熱交換部22aは、車両前方から見て、第1ラジエータ21の第1熱交換部21aと重なっている。
第1ラジエータ21は、車両前方から見てフロントフォーク5と重なっている。第1ラジエータ21は、車両前方から見て、前輪2及びフロントフェンダ6と重なっている。第2ラジエータ22は、車両前方から見て、前輪2及びフロントフェンダ6の左右方向外側に配置されている。第2ラジエータ22は、車両前方から見て、部分的にフロントフォーク5の左右方向外側に配置されている。第2ラジエータ22は、車両前方から見て、全体的にラジエータファン31の外側に配置されている。第2ラジエータ22は、車両前方から見て、第1入口タンク部21bに重なっている。
図5は、図2の第2ラジエータ22の冷却経路の模式図である。図5に示すように、電動モータユニット14は、電動モータ51及びインバータ52を含む。本実施形態では、インバータ52は、電動モータ51に一体化されている。第2ラジエータ22は、電動モータユニット14の駆動によって発熱する発熱電気部品を冷却対象とするものである。具体的には、第2ラジエータ22は、電動モータ51及びインバータ52を冷却対象としている。電動モータ51は、後輪3を駆動するための駆動力を発生する。インバータ52は、電動モータ51に供給する電力を制御する。
電動モータユニット14は、車両1の左右方向中心を通って前後方向に延びる車両中心線CLに対して左側にずれて配置されている。本実施形態では、電動モータ51は、電動モータ51の中心が車両中心線CLよりも左側に位置するように車両中心線CLを横断して配置されている。インバータ52の全体は、車両中心線CLよりも左側に位置している。インバータ52は、電動モータ51の左側に隣接している。電動モータユニット14及び第2ラジエータ22は、車両中心線CLに対して左右方向一方にずれて配置されている。具体的には、電動モータユニット14及び第2ラジエータ22の両方は、車両中心線CLに対して左側にずれて配置されている。
第2ラジエータ22のうち第2入口チューブ37が接続される部分は、第2ラジエータ22の左右方向中心よりも左側に配置されている。第2ラジエータ22のうち第2出口チューブ38が接続される部分は、第2ラジエータ22の左右方向中心よりも左側に配置されている。第2ラジエータ22のうち各チューブ37,38が接続される部分は、車両中心線CLに対して電動モータユニット14がずれる方向と同じ方向にずれて配置されている。
電動モータ51は、冷却流路51aと、冷却流路51aに連通する流出口51bと、を有する。インバータ52は、冷却流路52aと、冷却流路52aに連通する流入口52bと、を有する。冷却流路52aの流出口は、冷却流路51aの流入口に接続されている。流入口52bは、インバータ52の左部に設けられている。流出口51bは、電動モータ51の右部に設けられている。第2中継チューブ39は、第2ポンプP2をインバータ52の流入口52bに接続している。
第2ラジエータ22で冷却された冷却液は、第2ポンプP2の駆動によって、第2出口チューブ38、第2ポンプP2及び第2中継チューブ39をこの順に流れてインバータ52の流入口52bに流入する。その冷却液は、冷却流路52a及び冷却流路51aをこの順に流れてインバータ52及び電動モータ51を冷却し、流出口51bから第2入口チューブ37に流出する。その流出した冷却液は、第2ラジエータ22において冷却される。
図6は、図1のパワーユニット12、第1ラジエータ21、第2ラジエータ22及びその近傍の左側面図である。図6に示すように、第1ラジエータ21は、車両側面視において、車体フレーム4のうち第1ラジエータ21の真後ろの最近接したフレーム部分に沿って配置されている。具体的には、第1ラジエータ21の真後ろの最近接したフレーム部分は、前方かつ上方に延びるように傾斜しており、第1ラジエータ21も同様に前方かつ上方に延びるように傾斜している。第2ラジエータ22も、前方かつ上方に延びるように傾斜している。第1ラジエータ21及び第2ラジエータ22は、シリンダ25の傾斜する方向に沿って傾斜している。第2ラジエータ22は、車両側面視において第1ラジエータ21と平行である。
第1ラジエータ21の上部は、ブラケットB1を介してメインフレーム4bに固定されている(図2も参照)。第2ラジエータ22の上部は、ブラケットB2を介して第1ラジエータ21に固定されている。第1ラジエータ21の下部及び第2ラジエータ22の下部は、ブラケットB3を介してメインフレーム4bに固定されている。
第1ラジエータ21に接続される第1入口チューブ34は、内燃エンジン13の左側面の冷却流路出口に接続されている。内燃エンジン13の冷却流路入口には、第1ポンプP1が吐出した冷却液が供給される(図2参照)。
カバー20は、スタータジェネレータ19を覆うカバー本体部20aと、カバー本体部20aから突出したポンプサポート部20bと、を含む。第2ポンプP2は、カバー20のポンプサポート部20bに固定具によって固定されている。具体的には、ポンプサポート部20bは、カバー本体部20aから上方に突出しており、上面20baを有する。第2ポンプP2は、ポンプサポート部20bの上面20baに上方から載せられている。
第2ポンプP2は、車両側面視において内燃エンジン13に重なるように配置されている。第2ポンプP2は、前後方向において第2ラジエータ22と電動モータユニット14との間に配置されている。第2ポンプP2は、第2ラジエータ22の第2出口タンク部22c及び電動モータユニット14の流入口52bよりも低い位置に配置されている。
第2入口チューブ37は、第1ラジエータ21の上方を前後方向に通過している。第2入口チューブ37は、車両中心線CL(図5参照)よりも左側において、シリンダ25の後方からシリンダ25の前方に向けて前後方向に延びている。第2出口チューブ38は、第1ラジエータ21の下方を前後方向に通過している。第2入口チューブ37及び第2出口チューブ38は、車両側面視において、第1ラジエータ21に重なることなく第1ラジエータ21から離れて配置されている。
図7は、図6のパワーユニット12、第1ラジエータ21及び第2ラジエータ22を車両右後方から見た斜視図である。図7に示すように、車両1は、第1ラジエータ21及び第2ラジエータ22のための共通リザーバタンク40を備える。共通リザーバタンク40は、車体フレーム4(図1参照)に支持されている。共通リザーバタンク40は、第1ラジエータ21又は第2ラジエータ22から溢れた冷却液を収容する役目と、第1ラジエータ21又は第2ラジエータ22に冷却液を補充する役目と、を果たす。第1ラジエータ21の冷却液と第2ラジエータ22の冷却液とは、互いに同じ種類である。
共通リザーバタンク40は、左右方向において、第1ラジエータ21を基準として第2ラジエータ22とは反対側に配置されている。本実施形態では、第2ラジエータ22は、第1ラジエータ21を基準として左側に配置され、共通リザーバタンク40は、第1ラジエータ21を基準として右側に配置されている。
共通リザーバタンク40は、注液口40aを有する。注液口40aは、リザーバキャップ41によって着脱自在に塞がれている。共通リザーバタンク40は、共通リザーバチューブ42によって第1ラジエータ21及び第2ラジエータ22に接続されている。共通リザーバチューブ42は、車両中心線CL(図5参照)よりも右側において、シリンダ25の前方からシリンダ25の後方に向けて前後方向に延びている。
共通リザーバチューブ42は、基線部42a、第1支線部42b及び第2支線部42cを有する。第1支線部42b及び第2支線部42cは、基線部42aから分岐している。基線部42aは、共通リザーバタンク40に接続されている。第1支線部42bは、例えば、第1ラジエータ21の第1出口タンク部21cに基線部42aを接続している。第2支線部42cは、例えば、電動モータユニット14の冷却流路51aに基線部42aを接続している。
以上に説明した構成によれば、車両サイズが制限される鞍乗型の車両1において、第1ラジエータ21及び第2ラジエータ22の合計の左右方向の占有スペースを低減できる。電動モータユニット14に比べて高温な内燃エンジン13を冷却するための第1ラジエータ21には高温の冷却液が流れるため、第2ラジエータ22を通過して昇温した走行風を、第1ラジエータ21の冷却に再利用できる。よって、占有スペースの低減と冷却効率の向上とを両立できる。
第2ラジエータ22は、第1ラジエータ21の左右方向中心よりも左右方向一方に配置され、第2ラジエータ22の左右方向中心は、前方から見て第1ラジエータ21に重なっている。これによれば、前方から見て第1ラジエータ21及び第2ラジエータ22の合計の占有スペースを低減しながらも、第1ラジエータ21の左右方向中心に走行風が直接的に導かれ、第1ラジエータ21の冷却効率を良好に保つことができる。
本実施形態では、第2ラジエータ22は、第1ラジエータ21における第1出口タンク部21cよりも第1入口タンク部21bに近い部分に前方から見て重なる。これによって、第2ラジエータ22が第1ラジエータ21における第1入口タンク部21bよりも第1出口タンク部21cに近い部分に前方から見て重なる場合に比べ、第2ラジエータ22を通過した走行風と、第1ラジエータ21のうち当該走行風が通過する部分との間の温度差が大きくなる。よって、第1ラジエータ21での熱交換性能の低下を抑えることができる。
第2ラジエータ22の全体は、前方から見て前輪2の左右方向外側に配置されている。これによれば、走行風が前輪2によって妨げられずに第2ラジエータ22に直接的に導かれやすく、第2ラジエータ22の冷却効率を高めることができる。本実施形態では、フロントフォーク5の車幅方向外側に第2ラジエータ22の車幅方向中心が配置される。言い換えると、第2ラジエータ22の車幅方向外側端は、フロントフォーク5よりも外側に位置する。これによって、フロントフォーク6によって車幅方向外側に導かれた走行風が第2ラジエータ22に導かれやすくなり、冷却効率をさらに高めることができる。
第2ラジエータ22の下端は、フロントフェンダ6の下端よりも上方に配置されている。これによれば、第2ラジエータ22に飛び石が当たる可能性を低減できる。
第2ラジエータ22の全体は、前方から見てラジエータファン31の外側に配置されている。これによれば、第1ラジエータ21を通過する空気流れを第2ラジエータ22によって妨げられずにラジエータファン31によって良好に生成できる。
第2ラジエータ22は、前方から見て第1入口タンク部21b又は第1出口タンク部21cに重なっている。これによれば、前方から見て第2ラジエータ22が第1熱交換部21aに重なる面積を低減でき、第1ラジエータ21の冷却効率を良好にできる。
第2入口チューブ37及び第2出口チューブ38は、第1ラジエータ21の上方又は下方を前後方向に通過する。これによれば、第2ラジエータ22に接続される各チューブ37,38をコンパクトに配策できる。第2ラジエータ22に接続される各チューブ37,38が第1ラジエータ21に向かう走行風の進路の邪魔になることを防止できる。
第2ポンプP2は、カバー20に固定されている。これによれば、第2ラジエータ22用の第2ポンプP2を取り付けるためのサポートを内燃エンジン13に設けずに済み、内燃エンジン13の汎用性を高めることができる。
電動モータユニット14及び第2ラジエータ22は、車両1の左右方向中心に対して左右方向一方にずれている。これによれば、電動モータユニット14と第2ラジエータ22とを接続するチューブ37~39を短くできる。第1ラジエータ21は、第2ラジエータ22と平行に配置されて、下方に進むにつれて後方に延びるように配置される。これによって、前輪2の操舵による干渉を防ぎつつ、なるべく前方に配置することができる。
排気管17は、車両1の左右方向中心に対して左右方向一方に延びており、第2ラジエータ22は、車両1の左右方向中心に対して左右方向他方にずれている。これによれば、排気管17からの熱が第2ラジエータ22に与える影響を低減できる。
内燃エンジン13に吸排気バルブをそれぞれ開閉する動力を与えるための動弁機構が設けられる場合、動弁機構が車体中心から見て左右方向一方に設けられ、車体中心から見て左右方向他方に第2ラジエータ22が配置されることが好ましい。これによって、第2ラジエータ22の後方の空間を広く取りやすく、第2ラジエータ22及び第1ラジエータ21を通過した走行風を後方に導きやすくすることができる。
第2ラジエータ22は、車両1の左右方向中心に対し、サイドスタンド28(図1参照)の存在する左側に配置され、サイドスタンド28を使用した駐車して車両1が左側に傾斜した状態では、第2ラジエータ22が第1ラジエータ21の中心に対して下側に位置することになる。それにより、第1ラジエータ21の熱気が第2ラジエータ22に向かうことが防止される。
本実施形態では、第2ラジエータ22用の第2ポンプP2が電動ポンプであるため、内燃エンジン13が停止状態であっても、第2ラジエータ22での冷却液を循環させて冷却効果を得ることができる。また、第1ラジエータ21の冷却液を循環させる第1ポンプP1とは別に、第2ラジエータ22の冷却液を循環させる第2ポンプP2が設けられることで、第2ラジエータ22の冷却液を第1ラジエータ21から独立して循環させることができ、第2ラジエータ22の冷却能力に過不足が生じることを防ぐことができる。
(変形例)
なお、前述した車両1は、パラレルハイブリッド車両であるが、それに限られずシリーズハイブリッド車両としてもよい。電動モータ51が出力する駆動力は、変速機15を介さずに後輪3に伝達されてもよい。インバータ52は、電動モータ51から離れていてもよい。第2ラジエータ22は、電動モータ51又はインバータ52の一方のみを冷却対象としてもよい。
第2ラジエータ22は、車両前方から見て、第1ラジエータ21に全体的に重なっていてもよい。第2ラジエータ22の左右方向中心は、車両前方から見て第1ラジエータ21の第1熱交換部21aに重なっていてもよい。第2ラジエータ22の左右方向中心は、車両前方から見て第1ラジエータ21に重なっていなくてもよい。第2ラジエータ22は、車両前方から見て、全体的にフロントフォーク5よりも左右方向外側に配置されてもよい。第2ラジエータ22は、車両前方から見て、前輪2又はフロントフェンダ6に重なっていてもよい。第2ラジエータ22は、車両前方から見て、ラジエータファン31に重なっていてもよい。第2ラジエータ22は、車両前方から見て、第1入口タンク部21b及び第1出口タンク部21cの何れにも重ならずに第1熱交換部21aに重なっていてもよい。
第2入口チューブ37又は第2出口チューブ38の一方のみが、第1ラジエータ21の上方又は下方を前後方向に通過してもよい。第2入口チューブ37又は第2出口チューブ38の他方は、第1ラジエータ21の左右方向外側を前後方向に通過してもよい。第2入口チューブ37又は第2出口チューブ38の両方が、第1ラジエータ21の左右方向外側を前後方向に通過してもよい。第1ラジエータ21と第2ラジエータ22との間の隙間に他の部材(例えば、走行風ガイド板)が介在してもよい。
第2ポンプP2は、電動式ではなく機械式でもよい。第2ポンプP2は、電動モータ51の駆動軸に機械的に連動する機械ポンプでもよい。第2ポンプP2は、カバー20に取り付けられずに、内燃エンジン13の部品を覆う他のカバーに取り付けられてもよい。例えば、第2ポンプP2は、内燃エンジン13のクランク軸27に接続されたクラッチを覆うカバー32に着脱可能に固定されてもよい。第2ポンプP2は、シリンダヘッドカバーに着脱可能に固定されてもよい。
第2ポンプP2は、カバー20の上面以外の面に載置されてもよい。カバー20のポンプサポート部20bは、カバー本体部20aから上方向とは異なる方向に突出してもよい。ポンプサポート部20bは、カバー本体部20aから突出していない座面でもよい。
電動モータユニット14及び第2ラジエータ22は、車両中心線CLに対して右側にずれて配置されてもよい。その場合、第2ラジエータ22のうち各チューブ37,38が接続される部分は、車両中心線CLに対して右側にずれて配置されてもよい。インバータ52は、電動モータ51の右側に隣接して配置されてもよい。
第1ラジエータ21及び第2ラジエータ22の支持構造は、前述した態様に限られない。ブラケットB1とブラケットB2は一体でもよく、第1ラジエータ21及び第2ラジエータ22は、1つの共通するブラケットによって車体フレーム4に固定されてもよい。ブラケットB3は複数に分かれてもよい。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、前記実施形態を説明した。しかし、本開示における技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用可能である。また、前記実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施形態とすることも可能である。例えば、1つの実施形態中の一部の構成又は方法を他の実施形態に適用してもよく、実施形態中の一部の構成は、その実施形態中の他の構成から分離して任意に抽出可能である。また、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のために必須な構成要素だけでなく、前記技術を例示するために、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれる。
1 ハイブリッド鞍乗車両
2 前輪
6 フロントフェンダ
13 内燃エンジン
14 電動モータユニット
17 排気管
19 スタータジェネレータ
20 カバー
20ba 上面
21 第1ラジエータ
21a 第1熱交換部
21b 第1入口タンク部
21c 第1出口タンク部
22 第2ラジエータ
22a 第2熱交換部
22b 第2入口タンク部
22c 第2出口タンク部
31 ラジエータファン
37 第2入口チューブ
38 第2出口チューブ
51 電動モータ
52 インバータ
P2 第2ポンプ

Claims (10)

  1. 内燃エンジンと、
    駆動輪に伝達される動力を生成する電動モータと、
    前記電動モータに供給する電力を制御するインバータと、
    前記内燃エンジンを冷却するための第1ラジエータと、
    前記電動モータ及び前記インバータの群から選ばれる少なくとも1つの冷却対象を冷却するための第2ラジエータであって、車両前方から見て前記第1ラジエータに少なくとも一部が重なり且つ前記第1ラジエータの前方に配置された第2ラジエータと、を備える、ハイブリッド鞍乗車両。
  2. 前記第2ラジエータは、前記第1ラジエータの左右方向中心よりも左右方向一方に配置され、
    前記第2ラジエータの左右方向中心は、車両前方から見て前記第1ラジエータに重なっている、請求項1に記載のハイブリッド鞍乗車両。
  3. 前記第1ラジエータ及び前記第2ラジエータの前方に配置された前輪を更に備え、
    前記第2ラジエータの全体は、車両前方から見て前記前輪の左右方向外側に配置されている、請求項1又は2に記載のハイブリッド鞍乗車両。
  4. 前記第1ラジエータ及び前記第2ラジエータの前方に配置された前記フロントフェンダを更に備え、
    前記第2ラジエータの下端は、前記フロントフェンダの下端よりも上方に配置されている、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のハイブリッド鞍乗車両。
  5. 前記第1ラジエータを通過する空気流れを生成するために前記第1ラジエータに対して前後方向に隣接したラジエータファンを更に備え、
    前記第2ラジエータの全体は、車両前方から見て前記ラジエータファンの外側に配置されている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のハイブリッド鞍乗車両。
  6. 前記第1ラジエータは、第1熱交換部と、前記第1熱交換部に左右方向一方から隣接する第1入口タンク部と、前記第1熱交換部に左右方向他方から隣接する第1出口タンク部と、を含み、
    前記第2ラジエータは、車両前方から見て前記第1入口タンク部又は前記第1出口タンク部に重なっている、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のハイブリッド鞍乗車両。
  7. 前記第2ラジエータに接続された入口チューブと、
    前記第2ラジエータに接続された出口チューブと、を更に備え、
    前記第2ラジエータは、第2熱交換部と、前記第2熱交換部に上下方向一方から隣接する第2入口タンク部と、前記第2熱交換部に上下方向他方から隣接する第2出口タンク部と、を含み、
    前記入口チューブは、前記第2入口タンク部に接続され、かつ、前記出口チューブは、前記第2出口タンク部に接続されており、
    前記入口チューブ及び前記出口チューブの群から選ばれる少なくとも1つのチューブは、前記第1ラジエータの上方又は下方を前後方向に通過する、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のハイブリッド鞍乗車両。
  8. 前記内燃エンジンの部品を覆う着脱可能なカバーと、
    前記第2ラジエータと前記冷却対象との間の冷却液の流れを生成するポンプと、を更に備え、
    前記ポンプは、前記カバーに固定されている、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のハイブリッド鞍乗車両。
  9. 前記冷却対象及び前記第2ラジエータは、前記鞍乗車両の車幅方向中心に対して車幅方向一方にずれている、請求項1乃至8のいずれか1項に記載のハイブリッド鞍乗車両。
  10. 前記内燃エンジンの排気が案内される排気管を更に備え、
    前記排気管は、前記鞍乗車両の車幅方向中心に対して車幅方向一方に延びており、
    前記第2ラジエータは、前記鞍乗車両の車幅方向中心に対して車幅方向他方にずれている、請求項1乃至9のいずれか1項に記載のハイブリッド鞍乗車両。
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