JP2023035298A - 収容箱 - Google Patents

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昌司 土井
Masashi Doi
圭佑 川村
Keisuke Kawamura
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Satake Corp
Utsunomiya Industry Co Ltd
Nakai KK
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Satake Corp
Utsunomiya Industry Co Ltd
Nakai KK
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Abstract

Figure 2023035298000001
【課題】収容箱の保冷・保温性を高める。
【解決手段】収容箱100は、開口11を有する箱本体10と、箱本体10に合わされて箱本体10の開口11を閉塞する蓋20と、箱本体10及び記蓋20の外側面10a,20aに設けられ、外側面10a,20aを被覆する外側面被覆材30と、箱本体10及び蓋20の内側面10b,20bに設けられ、内側面10b,20bを被覆する内側面被覆材40と、箱本体10又は蓋20の合わせ面10c,10d,20c,20dに設けられ、合わせ面10c,10d,20c,20dを被覆する合わせ面被覆材51,52,53と、を備え、箱本体10及び蓋20は、発泡プラスチック製であり、外側面被覆材30、内側面被覆材40及び合わせ面被覆材51,52,53は、発泡プラスチックよりも放射熱に対して高い反射率を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、物品を収容する収容箱に関する。
冷凍食品や加温食品等の物品の配送では、保冷・保温性を有する収容箱が利用される。特許文献1には、発泡プラスチックでできた収容箱の蓋や容器の壁面の両側に、アルミホイル等の輻射熱に対して高反射率の素材を取り付けることが開示されている。
特開2007-191212号公報
近年では、配送先にて受取人が不在である場合に、物品を収容した収容箱を受取人の玄関先や車庫、物置などに置いておき、受取人が後から収容箱から物品を回収、又は収容箱ごと回収することがある。このような場合、収容箱が高温環境下又は低温環境下に長期間置かれ、熱が収容箱の内部空間と外部空間との間で移動して物品の温度が上昇又は低下してしまう。収容箱が長期間放置されても物品の温度を維持できるように、収容箱の保冷・保温性のさらなる向上が求められている。
本発明は、収容箱の保冷・保温性を高めることを目的とする。
本発明に係る収容箱は、口を有する箱本体と、箱本体に合わされて箱本体の開口を閉塞する蓋と、箱本体及び蓋の外側面に設けられ、外側面を被覆する外側面被覆材と、箱本体及び蓋の内側面に設けられ、内側面を被覆する内側面被覆材と、箱本体又は蓋の合わせ面に設けられ、合わせ面を被覆する合わせ面被覆材と、を備え、箱本体及び蓋は、発泡プラスチック製であり、外側面被覆材、内側面被覆材及び合わせ面被覆材は、発泡プラスチックよりも放射熱に対して高い反射率を有する。
本発明によれば、収容箱の保冷・保温性を高めることができる。
本発明の第1実施形態に係る収容箱の斜視図であり、収容箱を開けた状態を示す。 (a)は、図1に示す収容箱の側断面図であり、収容箱を閉じた状態を示し、(b)は、図2(a)に示すIIB-IIB線に沿う断面図であり、(c)は、図1に示す収容箱の側断面図であり、収容箱を開けた状態を示す。 (a)は、図2(a)に示すIIIA部の拡大断面図であり、(b)は、図2(a)に示すIIIB部の拡大断面図である。 箱本体に設ける前の外側面被覆材を示す平面図である。 (a)は、本発明の第2実施形態に係る収容箱の側断面図であり、収容箱を閉じた状態を示し、(b)は、図5(a)に示す収容箱の側断面図であり、収容箱を開けた状態を示す。 図5(a)に示すVI部の拡大断面図である。
以下、本発明の実施形態に係る収容箱について、図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
まず、図1から図4を参照して、本発明の第1実施形態に係る収容箱100について説明する。図1は、収容箱100の斜視図であり、収容箱100を開けた状態を示す。図2(a)は、収容箱100の側断面図であり、収容箱100を閉じた状態を示し、図2(b)は、図2(a)に示すIIB-IIB線に沿う断面図である。図2(c)は、収容箱100の側断面図であり、収容箱100を開けた状態を示す。収容箱100には、例えば冷凍食品や加温食品等の物品が収容される。
収容箱100は、物品の配送に利用される。収容箱100は、配送先の玄関、車庫、物置などに置かれ、配送時に配送先にて受取人が不在である場合に、配送者によって収容箱100に物品が入れられ保管される。物品は、受取人によって後から収容箱100から回収される。物品は収容箱100ごと回収されてもよい。
なお、収容箱100は、配送先に置かれて用いられるだけでなく、物品を配送元から配送先まで配送する際に用いられてもよい。つまり、配送元において収容箱100に物品が入れられ、物品を収容した収容箱100を、自動車、鉄道、船舶及び航空機(ドローンを含む)等の輸送手段に積んで配送元から配送先まで配送してもよい。
図1及び図2に示すように、収容箱100は、開口11を有する箱本体10と、箱本体10に合わされて箱本体10の開口11を閉塞する蓋20と、を備える。物品(不図示)は、開口11から箱本体10の中に入れられ、箱本体10の開口11が蓋20を用いて閉塞された状態で保管される。
箱本体10及び蓋20は、発泡プラスチック製である。発泡プラスチックは、例えば、発泡スチロールである。箱本体10に用いられる発泡プラスチックの種類と蓋20に用いられる発泡プラスチックの種類は、同じであってもよいし異なっていてもよい。
箱本体10は、直方体に凹部を設けた形状に形成されている。具体的には、箱本体10は、底部12と、互いに間隔を空けて底部12に接合された一対の第1側壁13a,13bと、一対の第1側壁13a,13bの間に渡って設けられると共に互いに間隔を空けて底部12に接合された一対の第2側壁14a,14bと、を有している。一対の第1側壁13a,13bと一対の第2側壁14a,14bとによって、箱本体10の開口11が形成されている。
蓋20は、箱本体10の開口11に嵌合可能に形成されている。具体的には、蓋20は、箱本体10の開口11を覆う基部21と、基部21から突出して設けられ箱本体10と嵌合する嵌合部22と、を有している。蓋20が箱本体10の開口11を閉塞した状態では、基部21と嵌合部22とによって形成される段部が一対の第1側壁13a,13b及び一対の第2側壁14a,14bに合わせられる。
収容箱100の保冷性・保冷性を高めるには、熱移動を低減することが有効である。熱の移動形態には、伝導、対流及び放射の3つの形態があるとされている。発泡プラスチックでは、伝導及び対流による熱移動は比較的小さいものの、放射による熱移動は比較的大きい。具体的には、発泡プラスチックは、放射熱に対する反射率(以下、単に「反射率」と称する)が比較的低く、放射熱を吸収しやすい。発泡プラスチックが放射熱を吸収して発泡プラスチックの温度が上昇すると、発泡プラスチックは、より多くの放射熱を周囲に放出する。つまり、発泡プラスチックは、反射率が比較的低いため、放射による熱移動が比較的大きい。
本実施形態では、収容箱100は、箱本体10の外側面10aと蓋20の外側面20aとに設けられた外側面被覆材30と、箱本体10の内側面10bと蓋20の内側面20bとに設けられた内側面被覆材40と、を備えている。外側面被覆材30は、外側面10a,20aを被覆し、内側面被覆材40は、内側面10b,20bを被覆する。
外側面被覆材30及び内側面被覆材40は、発泡プラスチックよりも高い反射率を有する。そのため、蓋20が箱本体10の開口11を閉塞した状態では、収容箱100の外側及び内側の放射熱は、外側面被覆材30及び内側面被覆材40によってそれぞれ反射される。したがって、伝導及び対流による熱移動を箱本体10及び蓋20によって低減することができるだけでなく、放射による熱移動を外側面被覆材30及び内側面被覆材40によって低減することができる。これにより、収容箱100の保冷性・保温性を高めることができる。
外側面被覆材30及び内側面被覆材40には、例えば、アルミ箔、又はアルミ箔を含むシート材を用いることができる。アルミ箔を含むシート材としては、複数のポリエチレンシートと複数のバブルポリエチレンシートとを交互に重ね更にアルミ箔で挟んだ素材を用いることができ、例えば、米国リフレクティックスインク社製の「リフレクティックス」(登録商標)を用いることができる。リフレクティックスは、アルミ箔単体よりも高い反射率を有する。そのため、リフレクティックスを外側面被覆材30及び内側面被覆材40として用いることにより、放射による熱移動をより低減することができ、収容箱100の保冷性・保温性をより高めることができる。
反射率は、例えば、JIS R3106に規定される方法によって測定される。リフレクティックスは、JIS R3106に準じて測定した反射率が約99%である。アルミ箔は、JIS R3106に準じて測定した反射率が約75~91%である。発泡スチロールは、JIS R3106に準じて測定した反射率が約58~65%である。
外側面被覆材30は、箱本体10の底部12を外側から覆う外底被覆部32と、箱本体10の一対の第1側壁13a,13bを外側からそれぞれ覆う一対の第1外側壁被覆部33a,33bと、一対の第2側壁14a,14bを外側からそれぞれ覆う一対の第2外側壁被覆部34a,34bと、蓋20を外側から覆う外蓋被覆部35と、を有している。以下において、一対の第1外側壁被覆部33a,33bと一対の第2外側壁被覆部34a,34bとを合わせて単に「外側壁被覆部」と称することもある。
内側面被覆材40は、箱本体10の底部12を内側から覆う内底被覆部42と、箱本体10の一対の第1側壁13a,13bを内側からそれぞれ覆う一対の第1内側壁被覆部43a,43bと、一対の第2側壁14a,14bを内側からそれぞれ覆う一対の第2内側壁被覆部44a,44bと、蓋20を内側から覆う内蓋被覆部45と、を有している。以下において、一対の第1内側壁被覆部43a,43bと一対の第2内側壁被覆部44a,44bとを合わせて単に「内側壁被覆部」と称することもある。
図3(a)は、図2(a)に示すIIIA部の拡大図である。図3(a)に示すように、収容箱100は、第1側壁13aにおける合わせ面10cに設けられた箱側合わせ面被覆材51と、合わせ面10cに合わせられる蓋20の合わせ面20cに設けられた蓋側合わせ面被覆材52と、を備えている。箱側合わせ面被覆材51及び蓋側合わせ面被覆材52は、箱本体10の合わせ面10c及び蓋20の合わせ面20cをそれぞれ被覆する。
図3(a)では、説明の便宜上、箱側合わせ面被覆材51及び蓋側合わせ面被覆材52の厚みを誇張して描いている。実際には、箱本体10の第1側壁13aの厚みが例えば10mm以上であるのに対し、箱側合わせ面被覆材51及び蓋側合わせ面被覆材52の厚みは、例えば1mm以下である。
箱側合わせ面被覆材51及び蓋側合わせ面被覆材52は、発泡プラスチックよりも高い反射率を有する。そのため、蓋20を箱本体10の開口11から離して箱本体10の開口11を開放した状態では、収容箱100の周囲の放射熱は、外側面被覆材30及び内側面被覆材40に加え、箱側合わせ面被覆材51及び蓋側合わせ面被覆材52により反射される。したがって、箱本体10及び蓋20による放射熱の吸収及び放出をより低減することができ、収容箱100の保冷性・保温性をより高めることができる。
箱側合わせ面被覆材51は、アルミ箔を基材としアルミ箔の片面に接着剤が塗布されたいわゆるアルミテープであり、箱本体10の合わせ面10cを跨いで第1外側壁被覆部33aと第1内側壁被覆部43aとに貼り付けられている。そのため、外側面被覆材30と内側面被覆材40とは、箱側合わせ面被覆材51を用いて箱本体10に固定される。したがって、箱本体10による放射熱の吸収及び放出を低減しつつ外側面被覆材30と内側面被覆材40とをまとめて箱本体10に設けることができ、収容箱100の保冷性・保温性を高めつつ収容箱100を容易に製造することができる。
同様に、蓋側合わせ面被覆材52は、アルミテープであり、蓋20の合わせ面20cを跨いで外蓋被覆部35と内蓋被覆部45とに貼り付けられている。そのため、外側面被覆材30と内側面被覆材40とは、蓋側合わせ面被覆材52を用いて蓋20に固定される。したがって、蓋20による放射熱の吸収及び放出を低減しつつ外側面被覆材30と内側面被覆材40とをまとめて蓋20に設けることができ、収容箱100の保冷性・保温性を高めつつ収容箱100を容易に製造することができる。
図示を省略するが、箱側合わせ面被覆材51は、一対の第2側壁14a,14bの合わせ面にも設けられており、蓋側合わせ面被覆材52は、当該合わせ面に合わせられる蓋20の合わせ面にも設けられている。箱側合わせ面被覆材51及び蓋側合わせ面被覆材52は、これらの合わせ面を跨いで外側面被覆材30と内側面被覆材40とに貼り付けられている。したがって、箱本体10及び蓋20による放射熱の吸収及び放出を低減しつつ外側面被覆材30と内側面被覆材40とをまとめて箱本体10及び蓋20に設けることができ、収容箱100の保冷性・保温性を高めつつ収容箱100を容易に製造することができる。
図3(b)は、図2(a)に示すIIIB部の拡大図である。図3(b)に示すように、収容箱100は、第1側壁13bにおける合わせ面10dと、合わせ面10dに合わせられる蓋20の合わせ面20dとに渡って設けられた共通合わせ面被覆材53を備えている。共通合わせ面被覆材53は、箱本体10の合わせ面10d及び蓋20の合わせ面20dを被覆する。
図3(b)では、図3(a)と同様に、説明の便宜上、共通合わせ面被覆材53の厚みを誇張して描いている。実際には、箱本体10の第1側壁13aの厚みが例えば10mm以上であるのに対し、共通合わせ面被覆材53の厚みは、例えば1mm以下である。
共通合わせ面被覆材53は、箱側合わせ面被覆材51及び蓋側合わせ面被覆材52と同様に、発泡プラスチックよりも高い反射率を有する。そのため、蓋20を箱本体10の開口11から離して箱本体10の開口11を開放した状態では、収容箱100の周囲の放射熱は、外側面被覆材30及び内側面被覆材40に加え、共通合わせ面被覆材53により反射される。したがって、箱本体10及び蓋20による放射熱の吸収及び放出をより低減することができ、収容箱100の保冷性・保温性をより高めることができる。
共通合わせ面被覆材53は、箱側合わせ面被覆材51及び蓋側合わせ面被覆材52と同様に、アルミ箔を基材としアルミ箔の片面に接着剤が塗布されたいわゆるアルミテープである。共通合わせ面被覆材53は、第1側壁13bにおける合わせ面10dを跨いで第1外側壁被覆部33bと第1内側壁被覆部43bとに貼り付けられると共に、蓋20の合わせ面20dを跨いで第1外側壁被覆部33bと内蓋被覆部45とに貼り付けられる。そのため、外側面被覆材30と内側面被覆材40とは、共通合わせ面被覆材53を用いて箱本体10及び蓋20に固定される。したがって、箱本体10及び蓋20による放射熱の吸収及び放出を低減しつつ外側面被覆材30と内側面被覆材40とをまとめて箱本体10及び蓋20に設けることができ、収容箱100の保冷性・保温性を高めつつ収容箱100を容易に製造することができる。
また、共通合わせ面被覆材53は、第1側壁13bの合わせ面10dと蓋20の合わせ面20dとに渡って連続している。そのため、蓋20は、共通合わせ面被覆材53を介して箱本体10の第1側壁13bに連結される。したがって、蓋20が箱本体10から分離するのを防ぐことができる。
なお、外側面被覆材30、内側面被覆材40、箱側合わせ面被覆材51、蓋側合わせ面被覆材52及び共通合わせ面被覆材53は、アルミニウムを高真空状態で電子ビームや高周波誘導などによって加熱蒸発させフィルム面に付着させることよって形成されたアルミ蒸着体ではなく、アルミニウムの塊を薄く延ばして形成されたアルミ箔を含むことが好ましい。アルミ蒸着体には、アルミニウムの粒子間に隙間があり、反射率がアルミ箔よりも低いためである。アルミ蒸着体は、JIS R3106に準じて測定した反射率が約35~60%である。
アルミ箔及びアルミテープよりも高い反射率を有する前述のリフレクティックスのような素材は、アルミ箔及びアルミテープよりも高価である。そのため、箱側合わせ面被覆材51、蓋側合わせ面被覆材52及び共通合わせ面被覆材53を、外側面被覆材30及び内側面被覆材40と同等の反射率を有する素材とした場合には、収容箱100の製造コストが増加することになる。一方で、合わせ面10c,20c,10d,20dと収容箱100の周囲との間で放射熱の吸収及び放出が生じ得るのは、蓋20を箱本体10の開口11から離して箱本体10の開口11を開放したときだけである。そのため、箱側合わせ面被覆材51、蓋側合わせ面被覆材52及び共通合わせ面被覆材53を、外側面被覆材30及び内側面被覆材40と同等の反射率を有する素材とした場合には、収容箱100の保冷性・保温性を過剰に高めることになる。
本実施形態では、箱側合わせ面被覆材51、蓋側合わせ面被覆材52及び共通合わせ面被覆材53は、外側面被覆材30及び内側面被覆材40よりも低い反射率を有する。そのため、外側面被覆材30及び内側面被覆材40と同等の反射率を有する素材の使用量を減らすことができる。したがって、収容箱100の製造コストの増加を抑制することができる。また、箱側合わせ面被覆材51、蓋側合わせ面被覆材52及び共通合わせ面被覆材53は、合わせ面10c,20c,10d,20dに設けられる。そのため、箱側合わせ面被覆材51、蓋側合わせ面被覆材52及び共通合わせ面被覆材53は、蓋20を箱本体10の開口11から離して箱本体10の開口11を開放したときだけ、放射熱を反射すれば十分である。したがって、収容箱100の保冷性・保温性を十分に確保することができる。
以下において、箱側合わせ面被覆材51、蓋側合わせ面被覆材52及び共通合わせ面被覆材53を、単に「合わせ面被覆材」と称することもある。
図4は、外側面被覆材30を箱本体10に設ける前の状態を示す図である。図4に示すように、外側面被覆材30は、1枚のシート素材から形成されており、1枚のシート素材を折り曲げることによって、箱本体10の外側面10a及び蓋20の外側面20a(図2参照)を被覆する。そのため、外側面被覆材30における継ぎ目を減らすことができる。したがって、収容箱100の保冷性・保温性より高めることができる。なお、図4において、一点鎖線は、シート素材の折り曲げ箇所を示している。
図2及び図4に示すように、外底被覆部32と一対の第1外側壁被覆部33a,33bとは継ぎ目なく続いており、外底被覆部32と一対の第2外側壁被覆部34a,34bとは継ぎ目なく続いている。そのため、開口11を上にして収容箱100を持ち上げたときには、底部12の荷重は、外底被覆部32を介して一対の第1外側壁被覆部33a,33b及び一対の第2外側壁被覆部34a,34bによって支持される。したがって、底部12が抜けるのを防止することができる。
外側面被覆材30は、第1外側壁被覆部33aから継ぎ目なく延び、一対の第2外側壁被覆部34a,34bにそれぞれ重ねられる第1箱側重複部36a,36bを有している。そのため、第1外側壁被覆部33aと一対の第2外側壁被覆部34a,34bとの継ぎ目36cは、第1箱側重複部36a,36bによって覆われる。したがって、一対の第1外側壁被覆部33aと一対の第2外側壁被覆部34a,34bとの継ぎ目36cにおける熱移動を軽減することができ、収容箱100の保冷性・保温性をより高めることができる。
外側面被覆材30は、第1外側壁被覆部33bから継ぎ目なく延び、一対の第2外側壁被覆部34a,34bにそれぞれ重ねられる第2箱側重複部37a,37bを有している。そのため、第1外側壁被覆部33bと一対の第2外側壁被覆部34a,34bとの継ぎ目37cも、第2箱側重複部37a,37bによって覆われる。したがって、第1外側壁被覆部33bと一対の第2外側壁被覆部34a,34bとの継ぎ目37cにおける熱移動を軽減することができ、収容箱100の保冷性・保温性をより高めることができる。
第2箱側重複部37aは、第1箱側重複部36aに達している。第1箱側重複部36aと第2箱側重複部37aとに渡って被覆テープ70aが貼り付けられており、被覆テープ70aによって、第1箱側重複部36aと第2箱側重複部37aとの継ぎ目36dが覆われている。同様に、第2箱側重複部37bは、第1箱側重複部36bに達している。第1箱側重複部36bと第2箱側重複部37bとに渡って被覆テープ70bが貼り付けられており、被覆テープ70bによって、第1箱側重複部36bと第2箱側重複部37bとの継ぎ目37dが覆われている。
被覆テープ70a,70bは、箱側合わせ面被覆材51及び蓋側合わせ面被覆材52と同一の素材であり、発泡プラスチックよりも高い反射率を有している。そのため、継ぎ目36d,37dにおける熱移動を軽減することができる。したがって、収容箱100の保冷性・保温性をより高めることができる。
第1外側壁被覆部33bと外蓋被覆部35とは継ぎ目なく延びている。そのため、蓋20は、外蓋被覆部35と第1外側壁被覆部33bとを介して箱本体10の第1側壁13bに連結される。したがって、蓋20が箱本体10から分離するのを防ぐことができる。
外側面被覆材30は、外蓋被覆部35から延びる閉時重複部38a,38b,38cを有している。閉時重複部38aは、箱本体10の開口11が蓋20を用いて閉塞された状態では、第1外側壁被覆部33aに重ねられる。そのため、第1側壁13aと蓋20との間は、閉時重複部38aによって覆われる。したがって、第1側壁13aと蓋20との間における熱移動を軽減することができ、収容箱100の保冷性・保温性をより高めることができる。
同様に、閉時重複部38b,38cは、箱本体10の開口11が蓋20を用いて閉塞された状態では、一対の第2外側壁被覆部34a,34bにそれぞれ重ねられる。そのため、一対の第2側壁14a,14bと蓋20との間は、閉時重複部38b,38cによってそれぞれ覆われる。したがって、一対の第2側壁14a,14bと蓋20との間における熱移動を軽減することができ、収容箱100の保冷性・保温性をより高めることができる。
図1及び図3に示すように、第1外側壁被覆部33aと閉時重複部38aとには、閉時重複部38aが第1外側壁被覆部33aに重ねられた状態で閉時重複部38aを第1外側壁被覆部33aに留める留め具61,62がそれぞれ設けられる。そのため、閉時重複部38aは、留め具61,62によって第1外側壁被覆部33aに重ねられた状態で保持される。したがって、閉時重複部38aが第1外側壁被覆部33aから離れるのを防ぐことができ、収容箱100の保冷性・保温性をより高めることができる。
同様に、一対の第2外側壁被覆部34a,34bと閉時重複部38b,38cとには、留め具61,62がそれぞれ設けられる。したがって、閉時重複部38b,38cが一対の第2外側壁被覆部34a,34bからそれぞれ離れるのを防ぐことができ、収容箱100の保冷性・保温性をより高めることができる。
留め具61,62としては、例えば、鉤状とパイル状の表面を持つ2枚一組の面ファスナー、互いに噛み合う一対の歯と一対の歯を噛合わせる金具とを有するファスナー、一対の磁石、及び磁石と強磁性体の組合せを用いることができる。
閉時重複部38a,38b,38cは、外蓋被覆部35から継ぎ目なく延びていることが好ましい。
図示を省略するが、内側面被覆材40は、箱本体10に設ける前の状態では、内底被覆部42、第1内側壁被覆部43a,43b、第2内側壁被覆部44a,44b及び内蓋被覆部45は、互いに分離されている。内側面被覆材40は、箱本体10に設けられた状態では、第1内側壁被覆部43a,43b及び第2内側壁被覆部44a,44bが例えばアルミテープを用いて内底被覆部42に繋げられる。
内側面被覆材40は、箱本体10に設ける前の状態において、1枚のシート素材から形成されており、1枚のシート素材を折り曲げることによって、箱本体10の内側面10b及び蓋20の内側面20b(図2参照)を被覆するように形成されていてもよい。
以上の第1実施形態によれば、以下に示す作用効果を奏する。
収容箱100は、箱本体10の合わせ面10cと蓋20の合わせ面20cにそれぞれ設けられ、合わせ面10c、20cをそれぞれ被覆する合わせ面被覆材51,52と、箱本体10の合わせ面10dと蓋20の合わせ面20dとに渡って設けられ、合わせ面10d、20dを被覆する合わせ面被覆材53と、を備え、合わせ面被覆材51,52,53は、発泡プラスチックよりも放射熱に対して高い反射率を有する。そのため、蓋20を箱本体10の開口11から離して箱本体10の開口11を開放した状態では、収容箱100の周囲の放射熱は、外側面被覆材30及び内側面被覆材40に加え、合わせ面被覆材51,52,53により反射される。したがって、箱本体10及び蓋20による放射熱の吸収及び放出をより低減することができ、収容箱100の保冷性・保温性をより高めることができる。
また、合わせ面被覆材51,52は、合わせ面10c,20cを跨いで外側面被覆材30と内側面被覆材40とに貼り付けられ、合わせ面被覆材53は、合わせ面10dを跨いで外側面被覆材30と内側面被覆材40とに貼り付けられると共に合わせ面20dを跨いで外側面被覆材30と内側面被覆材40とに貼り付けられる。そのため、外側面被覆材30と内側面被覆材40とは、合わせ面被覆材51,52,53を用いて箱本体10に固定される。したがって、箱本体10及び蓋20による放射熱の吸収及び放出を低減しつつ外側面被覆材30と内側面被覆材40とをまとめて箱本体10及び蓋20に設けることができ、収容箱100の保冷性・保温性を高めつつ収容箱100を容易に製造することができる。
また、合わせ面被覆材51,52,53は、外側面被覆材30及び内側面被覆材40よりも放射熱に対して低い反射率を有する。そのため、外側面被覆材30及び内側面被覆材40と同等の反射率を有する素材の使用量を減らすことができる。したがって、収容箱100の製造コストの増加を抑制することができる。また、箱側合わせ面被覆材51、蓋側合わせ面被覆材52及び共通合わせ面被覆材53は、合わせ面10c,20c,10d,20dに設けられる。そのため、箱側合わせ面被覆材51、蓋側合わせ面被覆材52及び共通合わせ面被覆材53は、蓋20を箱本体10の開口11から離して箱本体10の開口11を開放したときだけ、放射熱を反射すれば十分である。したがって、収容箱100の保冷性・保温性を十分に確保することができる。
また、外側面被覆材30は、外蓋被覆部35から延び第1外側壁被覆部33a、一対の第2外側壁被覆部34a,34bにそれぞれ重ねられる閉時重複部38a,38b,38cを有する。そのため、第1側壁13a、一対の第2側壁14a,14bと蓋20との間は、閉時重複部38a,38b,38cによって覆われる。したがって、第1側壁13a、一対の第2側壁14a,14bと蓋20との間における熱移動を軽減することができ、収容箱100の保冷性・保温性をより高めることができる。
また、外側面被覆材30は、第1外側壁被覆部33aから延び一対の第2外側壁被覆部34a,34bにそれぞれ重ねられる第1箱側重複部36a,36bと、第1外側壁被覆部33bから延び一対の第2外側壁被覆部34a,34bにそれぞれ重ねられる第2箱側重複部37a,37bと、を更に有する。そのため、第1外側壁被覆部33aと一対の第2外側壁被覆部34a,34bとの継ぎ目36cは、第1箱側重複部36a,36bによって覆われ、第1外側壁被覆部33bと一対の第2外側壁被覆部34a,34bとの継ぎ目37cは、第2箱側重複部37a,37bによって覆われる。したがって、継ぎ目36c,37cにおける熱移動を軽減することができ、収容箱100の保冷性・保温性をより高めることができる。
上記実施形態では、収容箱100は、箱側合わせ面被覆材51、蓋側合わせ面被覆材52及び共通合わせ面被覆材53を備えているが、箱側合わせ面被覆材51、蓋側合わせ面被覆材52及び共通合わせ面被覆材53の1つ又は2つのみを備えていてもよい。つまり、収容箱100は、箱本体10の合わせ面10c,10d又は蓋20の合わせ面20c,20dに設けられる合わせ面被覆材を備えていればよい。
また、上記実施形態では、外側面被覆材30は、閉時重複部38a,38b,38cを備えているが、閉時重複部38a,38b,38cの1つ又は2つのみを備えていてもよい。
また、上記実施形態では、閉時重複部38a,38b,38cは、外蓋被覆部35から延び第1外側壁被覆部33a及び一対の第2外側壁被覆部34a,34bに重ねられるが、閉時重複部38a,38b,38cは、第1外側壁被覆部33a及び一対の第2外側壁被覆部34a,34bから延び外蓋被覆部35に重ねられてもよい。この場合には、外蓋被覆部35と閉時重複部38a,38b,38cとに、着脱可能な留め具を設けることが好ましい。
また、上記実施形態では、外側面被覆材30は、第1箱側重複部36a,36bと第2箱側重複部37a,37bとを有しているが、第1箱側重複部36a,36bと第2箱側重複部37a,37bの1つ、2つ又は3つのみを有する形態であってもよい。
外側面被覆材30、内側面被覆材40、合わせ面被覆材51,52,53は、箱本体10及び蓋20に塗装された遮熱塗料であってもよい。遮熱塗料としては、JIS K5675に適合する屋根用高日射反射率塗料を用いることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る収容箱200について、図5及び図6を参照して説明する。以下では、第1実施形態と異なる点を主に説明し、第1実施形態で説明した構成と同一の構成又は相当する構成については、図中に第1実施形態と同一の符号を付して説明を省略する。
図5(a)は、収容箱200の側断面図であり、収容箱200を閉じた状態を示し、図5(b)は、収容箱200の側断面図であり、収容箱200を開けた状態を示す。図6は、図5(a)に示すVI部の拡大断面図である。
図5(a)、(b)に示すように、本実施形態に係る収容箱200では、外蓋被覆部35と第1外側壁被覆部33bが分離されており、蓋20が箱本体10に連結されていない点で、第1実施形態に係る収容箱100と相違する。また、収容箱200では、蓋220は、第1実施形態における基部21を備えておらず、図6に示すように、合わせ面210c,220cが第1実施形態における合わせ面10c,20cと相違する。
本実施形態においても、図6に示すように、箱本体10における第1側壁13aの合わせ面210cには、箱側合わせ面被覆材251が設けられ、合わせ面210cに合わせられる蓋220の合わせ面220cには、蓋側合わせ面被覆材252が設けられる。箱側合わせ面被覆材251及び蓋側合わせ面被覆材252は、発泡プラスチックよりも高い反射率を有する。そのため、蓋220を箱本体10の開口11から離して箱本体10の開口11を開放した状態では、収容箱200の周囲の放射熱は、外側面被覆材30及び内側面被覆材40に加え、箱側合わせ面被覆材251及び蓋側合わせ面被覆材252により反射される。したがって、箱本体10及び蓋220による放射熱の吸収及び放出をより低減することができ、収容箱200の保冷性・保温性をより高めることができる。
箱側合わせ面被覆材251は、いわゆるアルミテープであり、箱本体10の合わせ面210cを跨いで外側面被覆材230と内側面被覆材40とに貼り付けられている。そのため、外側面被覆材230と内側面被覆材40とは、箱側合わせ面被覆材251を用いて箱本体10に固定される。したがって、箱本体10による放射熱の吸収及び放出を低減しつつ外側面被覆材230と内側面被覆材40とをまとめて箱本体10に設けることができ、収容箱200の保冷性・保温性を高めつつ収容箱100を容易に製造することができる。
同様に、蓋側合わせ面被覆材252は、アルミテープであり、蓋220の合わせ面220cを跨いで外蓋被覆部35と内蓋被覆部45とに貼り付けられている。そのため、外側面被覆材230と内側面被覆材40とは、蓋側合わせ面被覆材252を用いて蓋220に固定される。したがって、蓋220による放射熱の吸収及び放出を低減しつつ外側面被覆材30と内側面被覆材40とをまとめて蓋220に設けることができ、収容箱200の保冷性・保温性を高めつつ収容箱100を容易に製造することができる。
図示を省略するが、第1側壁13bにおける合わせ面と、当該合わせ面に合わせられる蓋220の合わせ面とにも、箱側合わせ面被覆材251及び蓋側合わせ面被覆材252がそれぞれ設けられている。
図5に示すように、外側面被覆材230は、第1外側壁被覆部33aから延びる閉時重複部238aを有している。閉時重複部238aは、箱本体10の開口11が蓋220を用いて閉塞された状態では、外蓋被覆部35に重ねられる。そのため、第1側壁13aと蓋20との間は、閉時重複部238aによって覆われる。したがって、第1側壁13aと蓋20との間における熱移動を軽減することができ、収容箱200の保冷性・保温性をより高めることができる。
外側面被覆材230は、第1外側壁被覆部33bから延びる閉時重複部238dを有している。閉時重複部238dは、箱本体10の開口11が蓋220を用いて閉塞された状態では、外蓋被覆部35に重ねられる。そのため、第1側壁13bと蓋220との間は、閉時重複部238dによって覆われる。したがって、第1側壁13bと蓋220との間における熱移動を軽減することができ、収容箱200の保冷性・保温性をより高めることができる。
外側面被覆材230は、第2外側壁被覆部34b(図2参照)から延びる閉時重複部238cを有している。図示を省略するが、外側面被覆材230は、第2外側壁被覆部34a(図2参照)から延びる閉時重複部を有している。
以上の第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、収容箱200の保冷性・保温性をより高めることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
100,200・・・収容箱
10・・・箱本体
10a・・・外側面
10b・・・内側面
10c,10d・・・合わせ面
11・・・開口
12・・・底部
13a,13b・・・第1側壁
14a,14b・・・第2側壁
20・・・蓋
20a・・・外側面
20b・・・内側面
20c,20d・・・合わせ面
30・・・外側面被覆材
32・・・外底被覆部
33a,33b・・・第1外側壁被覆部
34a,34b・・・第2外側壁被覆部
35・・・外蓋被覆部
36a,36b・・・第1箱側重複部
37a,37b・・・第2箱側重複部
38a,38b,38c・・・閉時重複部
40・・・内側面被覆材
51・・・箱側合わせ面被覆材
52・・・蓋側合わせ面被覆材
53・・・共通合わせ面被覆材
61,62・・・留め具
210c・・・合わせ面
220・・・蓋
220c・・・合わせ面
230・・・外側面被覆材
238a,238d・・・閉時重複部
251・・・箱側合わせ面被覆材
252・・・蓋側合わせ面被覆材

Claims (6)

  1. 開口を有する箱本体と、
    前記箱本体に合わされて前記箱本体の開口を閉塞する蓋と、
    前記箱本体及び前記蓋の外側面に設けられ、前記外側面を被覆する外側面被覆材と、
    前記箱本体及び前記蓋の内側面に設けられ、前記内側面を被覆する内側面被覆材と、
    前記箱本体又は前記蓋の合わせ面に設けられ、前記合わせ面を被覆する合わせ面被覆材と、を備え、
    前記箱本体及び前記蓋は、発泡プラスチック製であり、
    前記外側面被覆材、前記内側面被覆材及び前記合わせ面被覆材は、前記発泡プラスチックよりも放射熱に対して高い反射率を有する、
    収容箱。
  2. 前記合わせ面被覆材は、前記合わせ面を跨いで前記外側面被覆材と前記内側面被覆材とに貼り付けられている、
    請求項1に記載の収容箱。
  3. 前記合わせ面被覆材は、前記外側面被覆材及び前記内側面被覆材よりも放射熱に対して低い反射率を有する、
    請求項1又は2に記載の収容箱。
  4. 前記箱本体は、
    底部と、
    互いに間隔を空けて前記底部に接合された一対の第1側壁と、
    前記一対の第1側壁の間に渡って設けられると共に互いに間隔を空けて前記底部に接合された一対の第2側壁と、を有し、
    前記外側面被覆材は、
    前記底部を外側から覆う外底被覆部と、
    前記一対の第1側壁及び前記一対の第2側壁を外側から覆う外側壁被覆部と、
    前記蓋を外側から覆う外蓋被覆部と、
    前記外側壁被覆部及び前記外蓋被覆部のうちの一方の被覆部から延び他方の被覆部に重ねられる閉時重複部と、を有する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の収容箱。
  5. 前記閉時重複部と前記他方の被覆部とに設けられ、前記閉時重複部が前記他方の被覆部に重ねられた状態で前記閉時重複部を前記他方の被覆部に留める留め具を更に備える、
    請求項4に記載の収容箱。
  6. 前記外側壁被覆部は、
    前記外底被覆部から延び前記一対の第1側壁部を外側から覆う一対の第1外側壁被覆部と、
    前記外底被覆部から延び前記一対の第2側壁部を外側から覆う一対の第2外側壁被覆部と、を含み、
    前記外側面被覆材は、前記一対の第1外側壁被覆部の少なくとも一方から延び前記一対の第2外側壁被覆部に重ねられる少なくとも1つの箱側重複部を更に有する、
    請求項4又は5に記載の収容箱。
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