JP2023035253A - 液体供給装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】インクは、上面43を含むタンク4Aの外表面を伝って流れ落ちない。【解決手段】ボトル200Aは、ボトル本体8に、基台部84、環状壁85および首部86を備える。環状壁85は、首部86と間隔を空けて首部86の周囲に位置し、基台部84に対して上方へ突出する。タンク4Aは、上面43から上方に突出し上面43における長円状の領域を包囲する突出壁45を備える。接続完了時点で、環状壁85の端面852は、上面43において突出壁45より内向きr21の位置に当接する。【選択図】図9
Description
本発明は、液体供給装置に関する。
タンクに貯留されたインクが消費される度に、タンクに接続されたボトルからインクを逐次タンクへ供給することによって、タンクに貯留されたインクの液面を一定に保つことができる構成として、いわゆるチキンフィード方式でボトルからタンクへインクが供給されるインク供給装置が開示されている(特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたインク供給装置では、ボトルは、上方からタンクに接続される。タンクは、大気と連通する空気導入部4を備える。ボトルは、インク流出用パイプ2及び空気流入用パイプ3を備えている。ボトルがタンクに接続された状態において、ボトルとタンクは、インク流出用パイプ2及び空気流入用パイプ3を通じて連通している。タンク内のインクが消費されてインクの液面が空気流入用パイプ3の先端部3aよりも低くなると、空気が空気導入部4からタンクに入り込み、タンクに入り込んだ空気が空気流入用パイプ3を通じてボトルに入り込む。そして、ボトルに入り込んだ空気の体積分のインクがボトルからインク流出用パイプ2を通じてタンクへ供給される。インクの液面が空気流入用パイプ3の先端部3aに達すると、インクの供給は停止される。このようにして、タンク内のインクの液面が一定に維持される。
ボトルからタンクへインクが供給されるときに、ボトルが接続された箇所においてインクが付着し、付着したインクがタンクの外周面を伝って流れ落ちるおそれがある。その結果、タンクの外周面やインク供給装置の内部がインクで汚れるという問題が生じる。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、液体収容ボトルが接続されるタンクの外面を伝って液体が流れ落ち難い液体供給装置を提供することにある。
(1) 本発明は、液体供給装置液体を収容する内部空間を有するボトル本体を備えた液体収容ボトルと、液体を貯留する貯留室を有するタンクと、を備える液体供給装置である。上記ボトル本体は、上面と、上記上面より上方へ突出して先端面に開口が形成されたノズルと、上記ノズルと間隔を空けて上記ノズルの周囲に位置しており、上記上面より上方へ突出した環状壁と、を有している。上記タンクは、タンク本体と、上記タンク本体のタンク上面から突出してタンク凹部を区画する突出壁と、上記タンク凹部に位置しており、上記貯留室と外部とを連通する第1流路および第2流路を有する連通管と、を有している。上記ボトル本体は、上記環状壁が上記タンク凹部に挿入され、且つ、上記ノズルの上記開口に上記連通管が挿入されることによって、上記ボトル本体の内部空間から上記タンクの上記貯留室へ液体を流出可能に接続される。上記ボトル本体が上記タンクに接続された接続状態において、上記環状壁が上記突出壁の内側に位置する。
タンクにおいて、タンク凹部に溜まった液体がタンク本体の外周面を伝って流れ落ちることがない。
(2) 上記環状壁が上記上面から突出する第1寸法は、上記突出壁が上記タンク上面から突出する第2寸法よりも大きい。
(3) 上記液体収容ボトルは、上記環状壁の外周面に形成されたネジ部と螺合するキャップをさらに有している。上記環状壁のネジ部から上記環状壁の上端までの第3寸法は、上記第2寸法よりも大きい。
ボトル本体がタンクに接続されるときに、キャップと螺合するネジ部と突出壁とが干渉しない。
(4) 上記ボトル本体は、上記ノズルと上記環状壁との間の空間に位置するキー部材、をさらに有している。上記タンクは、上記タンク凹部に位置して上記キー部材と嵌合する被嵌合部をさらに有する。
キー部材の位置、長さ、高さ、および数などが液体収容ボトルの種類毎に変えられることにより、キー部材によって液体収容ボトルの種類が把握できる。また、液体収容ボトルが、対応するタンクのみに取り付け可能となる。
(5) 上記タンクは、収容される液体の色毎に複数が設けられている。上記被嵌合部は、複数の上記タンク毎に異なる位置または形状である。上記キー部材は、対応する上記タンクの被嵌合部に嵌合可能な位置または形状である。
本発明によれば、液体収容ボトルが接続されるタンクの外面を伝って液体が流れ落ち難い。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。また、以下の説明では、矢印の起点から終点に向かう進みが向きと表現され、矢印の起点と終点とを結ぶ線上の往来が方向と表現される。換言すれば、向きは方向の一成分である。さらに、MFP100が使用可能に水平面に設置された姿勢(図1の姿勢であって、「使用姿勢」とも称す。)を基準として上下方向z1が定義され、MFP100の開口1Bが設けられている面を前面11として前後方向y1が定義され、MFP100を前面から見て左右方向x1が定義される。本実施形態では、使用姿勢において、上下方向z1は鉛直方向であり、前後方向y1および左右方向x1が水平面に平行であり、前後方向y1および左右方向x1は直交している。
[MFP100の構成]
図1において、MFP100は、複合機であり、筐体1、筐体カバー2、およびプリンタ部3を備える。MFP100は、液体消費装置の一例であり、液体供給装置の一部である。
図1において、MFP100は、複合機であり、筐体1、筐体カバー2、およびプリンタ部3を備える。MFP100は、液体消費装置の一例であり、液体供給装置の一部である。
筐体1は、概ね直方体形状であり、MFP100の内部空間1A(図1(B)参照)を外部から区画する。内部空間1Aの上端は、上向きの開口になっている。筐体1の前面11において左右中央付近には、前向きの開口1Bが形成されている。開口1Bは、前方からの平面視で矩形形状であり、内部空間1Aと連通する。
筐体カバー2は、筐体1の後上隅付近に連結具21により連結され、遮蔽位置P11(図1(A)参照)と、露出位置P12(図1(B)参照)との間で連結具21の回転軸周りに回動する。遮蔽位置P11で、筐体カバー2は、内部空間1Aにおける構成要素(図1(B)参照)を遮蔽する。構成要素は、タンクセット31や記録部32等を含む。露出位置P12で、筐体カバー2は、これら構成要素を外部に露出する。
筐体カバー2は、原稿を光学的に読み取るスキャナ部を内部に収容してもよい。MFP100は他にも、ファックス機能等を有していてもよい。
図2において、プリンタ部3は、タンクセット31および記録部32(図1(B)参照)の他にも、内部空間1Aに、供給トレイ33、排出トレイ34、搬送路35、給送ローラ部36、搬送ローラ部37、排出ローラ部38、およびプラテン39を備え、インクジェット記録方式で用紙S(図2参照)に画像を記録する。
供給トレイ33および排出トレイ34は、開口1B(図1参照)を通じて内部空間1Aに装着される。供給トレイ33には、複数の用紙Sが積層される。排出トレイ34は、供給トレイ33より上方に位置し、画像が記録された用紙Sを支持する。搬送路35は、図2中一点鎖線の矢印で示され、湾曲部351および直線部352を有する。湾曲部351は、供給トレイ33の後端から上方へ延びつつ前方にUターンする。直線部352は、湾曲部351の下流端から前方に直線的に延びて、排出トレイ34の後端に至る。
給送ローラ部36は、供給トレイ33上の用紙Sを湾曲部351の上流端に1枚ずつ給送する。搬送ローラ部37は、湾曲部351の下流端に位置し、湾曲部351で搬送された用紙Sを、直線部352に向けて搬送向きy2に送り出す。搬送向きy2は、直線部352では前方である。排出ローラ部38は、直線部352において排出トレイ34の直後に位置し、直線部352で搬送された用紙Sを排出トレイ34に排出する。
プラテン39は、直線部352において搬送ローラ部37および排出ローラ部38の間に位置し、搬送ローラ部37から送り出された用紙Sを下方から支持する。記録部32は、プラテン39の上方に位置し、キャリッジ321および記録ヘッド322を備えている。キャリッジ321は、左右方向x1と平行である主走査方向x2に往復移動する。記録ヘッド322は、記録ヘッド322の下面がプラテン39の上面と直線部352を介して対向するように、キャリッジ321に搭載される。記録ヘッド322の下面には、前後左右にノズル323が配列される。記録ヘッド322は、複数のノズル323から記録ヘッド322内に貯留された4色のインクを吐出する。インクは、液体の一例である。4色は、Y色(イエロ)、M色(マゼンタ)、C色(シアン)およびK色(ブラック)である。記録ヘッド322は、キャリッジ321とともに主走査方向x2に定速で移動しつつ、プラテン39上で停止している用紙Sに向けてノズル323からインクを吐出する。これにより、用紙Sには、1パス分の画像が記録される。1パス分の画像記録が終了すると、用紙Sは、搬送ローラ部37による間欠搬送により、単位改行幅だけ搬送向きy2に搬送される。この画像記録および間欠搬送が交互に繰り返されて、用紙Sの全体に画像が記録される。
[タンクセット31]
図3において、タンクセット31は、四個のタンク4A~4D、二個の保持部材51A,51B、四個のキャップ6A~6D、および二個のタンクカバー52A,52Bを備える。図3(B)には、保持部材51A,51B、キャップ6A~6D、およびタンクカバー52A,52Bは示されない。
図3において、タンクセット31は、四個のタンク4A~4D、二個の保持部材51A,51B、四個のキャップ6A~6D、および二個のタンクカバー52A,52Bを備える。図3(B)には、保持部材51A,51B、キャップ6A~6D、およびタンクカバー52A,52Bは示されない。
タンク4A~4Dは、前面11の直ぐ後方に据え付けられる。タンク4Aは、供給トレイ33より左方に位置する。タンク4B~4Dは、供給トレイ33より右方で、タンク4B,4C,4Dの順で左から右へと並んでいる。
[タンク4A]
タンク4Aは、タンクの一例であり、本体41を備える。本体41は、左右寸法が上下寸法や前後寸法より小さい略直方体形状を有する。本体41は、K色のインクを貯留する貯留室47(図4(B)参照)を外部から区画する。本体41は、左右の一方の側面を除き、透光性を有する樹脂材料の射出成型等で作製されている。本体41の一方の側面は、他の部分より薄い樹脂フィルムにより閉止される。
タンク4Aは、タンクの一例であり、本体41を備える。本体41は、左右寸法が上下寸法や前後寸法より小さい略直方体形状を有する。本体41は、K色のインクを貯留する貯留室47(図4(B)参照)を外部から区画する。本体41は、左右の一方の側面を除き、透光性を有する樹脂材料の射出成型等で作製されている。本体41の一方の側面は、他の部分より薄い樹脂フィルムにより閉止される。
図3(B)に示すように、本体41の後端付近には、柔軟性樹脂製のチューブ42の一方端が接続される。各チューブ42の他方端は、記録ヘッド322に接続される。記録ヘッド322内のインクが消費されたことに応じて、本体41内のインクがチューブ42を介して記録ヘッド322に供給される。本体41の後端付近には大気連通孔も形成されている。
図4において、本体41は、水平面と平行な上面43を有する。上面43には、ニードル44(連通管の一例)、突出壁45および被嵌合部46が一体で設けられる。
ニードル44は、上下に細長い円管形状の部材である。ニードル44の外周面および内周面は、上下方向z1に平行な軸心Ax1を共有する。ニードル44は、上面43から上方に垂直に延出するとともに、上面43に対し下方にも垂直に貯留室47内に向けて延出する。ニードル44の上端は、被嵌合部46より上方に位置する。ニードル44の下端は、図9(B)に示すように、貯留室47の底面47Aより上方に位置する。図4において、二本の流路441,442および隔壁443を有している。二本の流路441,442は、ニードル44の上端より若干下方の位置から本体41の貯留室47に向かって下方に直線的に延びる。各流路441,442の上端は上方へと、各々の下端は下方へと開放されている。流路441,442は、ニードル44の上下両端間の全域で上下左右に拡がる隔壁443により区画されている。隔壁443は、流路441,442より上方まで延びている。流路441は、流路442より下方まで延びている。流路441の上端における開口は、注入口の一例である。流路441,442は、第1流路および第2流路の一例である。
図4(A)において、突出壁45は、湾曲板71,72および連結板73,74を有しており、上方からの平面視(以下、「第1平面視」とも称す)で、上面43において長円形状の領域を区画する。突出壁45は、上面43から距離Dz1(図4(B)参照)だけ上方に垂直に突出する。距離Dz1は、第2寸法の一例である。突出壁45の突出端面(即ち、上端面)は、上面43と平行である。
湾曲板71,72は、ニードル44を挟んで前後に相対向し離間し合う。湾曲板71,72は、第1平面視で概ね半円筒形状である。湾曲板71,72の内周面は、第1平面視で、軸心Ax1周りに互いに180°回転移動した円弧形状である。湾曲板71は、湾曲板72より前方に位置し、前方へ膨らむ。
連結板73,74は、ニードル44を挟んで左右に相対向し離間し合う。連結板73の右側面および連結板74の左側面は、ニードル44を挟んで左右に離間し合い、軸心Ax1を含み且つ上下前後に平行な仮想面を基準として互いに対称な形状である。連結板73の右側面および連結板74の左側面は、前後に長い略矩形の形状である。連結板73,74の左右方向x1における距離は、図9(A)からも理解されるように、後述の環状壁85の外周面853(図6参照)の径以上である。連結板73は湾曲板71,72の左端同士を連結し、連結板74は湾曲板71,72の右端同士を連結する。
被嵌合部46は、上面43においてニードル44および突出壁45の間で上方へと垂直に突出する。被嵌合部46は、上面43および突出壁45とともに、上方へと開放されたキー穴48(タンク凹部の一例)を区画する。キー穴48は、ボトル200Aに形成されたキー部材88(図6(B)参照)と嵌まり合うが、他のボトル200B~200Dのキー部材とは嵌まり合わない。被嵌合部46は、台座部461と、リブ462~4610とを含む。
台座部461は、第1平面視で略円筒形状または略環形状であり(図4(A)参照)、距離Dz1より下方の位置まで上面43から垂直に突出する(図4(B)参照)。台座部461の内周面の径は、環状平坦面862B(図6(B)参照)の内径以上且つ外径未満である。台座部461の外周面の径は、環状平坦面862Bの外径と概ね同じである。台座部461の上面は、上面43と平行で上向きであり、インク補充時に環状平坦面862Bが当接する当接面461Aとなる。
各リブ462,463は、ニードル44および連結板73の間で左右に直線的に延びる。各リブ462,463において右端付近は、当接面461Aから上方へ垂直に突出し、右端付近以外は、上面43から上方へ垂直に突出する。各リブ462,463は、ニードル44より左方に離間し、連結板73より右方に離間する。リブ462,463は、軸心Ax1を含み且つ上下左右に平行な仮想面を基準として互いに略対称な形状を有し、前後方向y1に略一定の隙間をあけて位置する。
リブ464,465は、リブ462,463を軸心Ax1周りに約180°だけ回転移動させた形状を有する。
リブ466は、ニードル44および湾曲板72の間で前後に直線的に延びる。リブ466において、前端付近は、当接面461Aから上方へ垂直に突出し、前端付近以外は、上面43から上方へ垂直に突出する。リブ466は、ニードル44より後方に離間し、湾曲板72より前方に離間する。リブ466は、軸心Ax1の周方向θ1においてリブ463,464の中間に位置する。リブ466の左右幅は、前後方向y1の全域に亘って略一定である。
リブ467は、第1平面視で概ね半円筒形状を有し、上面43から上方へ垂直に突出する。リブ467は、軸心Ax1の径方向r1においてニードル44および湾曲板71の略中間に位置する。リブ467は、周方向θ1においてリブ462,465の両内端の範囲内で、台座部461の外周面に沿って湾曲板71と略平行に延びる。内端は、径方向r1のうち軸心Ax1に近づく向き(以下、「内向き」とも称す)r12の端である。
各リブ462~467の上端面は、互いに面一であり、突出壁45より上方に位置する。面一は、段差なく平行という意味である。
リブ468、469は、第1平面視で、軸心Ax1と同軸の概ね1/4円筒形状を有し、上面43から上方へ垂直に突出する。リブ468,469の上端面は、周方向θ1の全域に亘って水平面に対し平行である。リブ468,469は、径方向r1において湾曲板72および台座部461の略中間に位置する。リブ468は、周方向θ1においてリブ463,466の両外端の間で、台座部461および湾曲板72と略平行に周方向θ1に延びる。リブ469は、周方向θ1においてリブ466,464の両外端の間で、台座部461および湾曲板72と略平行に周方向θ1に延びる。外端は、内向きr12とは逆の向き(以下、「外向き」とも称す)r11の端である。図4(A)には、径方向r1、外向きr11および内向きr12の各々の一例が示されている。
リブ468の上端面は、リブ463から周方向θ1に角度Dθ1の範囲内でリブ463の上端面と面一である。リブ468の上端面は、角度Dθ1の範囲外では、上下方向z1においてリブ463の上端面より下方且つ当接面461Aより上方に位置する。即ち、リブ468において角度Dθ1の範囲外には切り欠き468Aが形成されている。
リブ469の上端面は、リブ466から周方向θ1に角度Dθ2の範囲内でリブ466の上端面と面一である。リブ469の上端面は、角度Dθ2の範囲外では、上下方向z1においてリブ466の上端面より下方且つ当接面461Aより上方に位置する。即ち、リブ469において角度Dθ2の範囲外では切り欠き469Aが形成されている。
リブ4610は、リブ467の外周面においてリブ465から周方向θ1に角度Dθ3だけ離れた位置から外向きr11に突出する。リブ4610の突出端は、湾曲板71から内向きr12に離間している。リブ4610は、上面43から垂直に、リブ467の上端面より下方の位置まで延びる。
リブ4610は、リブ467の外周面においてリブ465から周方向θ1に角度Dθ3だけ離れた位置から外向きr11に突出するが、前後方向y1に対しては傾斜している。リブ4610の外端は、湾曲板71から内向きr12に離間する。リブ4610の上端面は、リブ467の上端面より下方の位置でこの上端面と平行である。リブ4610の周方向θ1における幅は、径方向r1の全域に亘り略一定である。
リブ462~466の内端およびリブ467の内周面は、ニードル44の外周面、および当接面461Aとともに、上方に開放された円筒空間46Aの外形を定義する。円筒空間46Aには、インク補充時に、円筒形状の小径部862(図6参照)が挿通される。
上面43、ニードル44の外周面、および台座部461の内周面は、環状空間46Bを定義する。環状空間46Bは、第1平面視で環状であり、ニードル44の周囲で当接面461Aより下方に窪む。環状空間46Bには、インク補充時に小径部862(図6参照)における環状平坦面862Cおよび環状傾斜面862Dが入る。
リブ463,466の周方向θ1における対向面,リブ468の内周面、台座部461の外周面、および上面43は、部分環状空間46Cを区画する。リブ466,464の周方向θ1における対向面,リブ469の内周面、台座部461の外周面、および上面43は、部分環状空間46Dを区画する。部分環状空間46C,46Dは、第1平面視で略1/4環状の形状であり、当接面461Aより下方に窪む。
上面43、突出壁45の内周面、およびリブ462~4610は、外空間46Eを区画する。外空間46Eには、インク補充時に環状壁85(図6参照)の先端付近が位置する。外空間46Eは、リブ462,463の間の隙間と、リブ464,465の間の隙間とを介して円筒空間46Aと連通する。
[タンク4B~4D]
図3において、各タンク4B~4Dは、タンクの他の一例であり、下記の点を除き本体41と同様の本体を備える。各タンク4B~4Dの本体には、被嵌合部46と同様の機能を有する被嵌合部が形成される。これら被嵌合部は、複数のリブの組み合わせにより、上方へと開放されたキー穴を上面および突出壁とともに区画する。これら被嵌合部の三次元形状は、タンク4B~4Dで互いに異なり、且つタンク4Aの被嵌合部46とも異なる。被嵌合部の三次元形状は、左右方向x1、前後方向y1および上下方向z1における各リブの寸法および/または位置、もしくはリブの個数で決まる。各タンク4B,4C,4Dの本体は、C色、M色およびY色のインクを貯留する点でも本体41と異なる。各タンク4B~4Dの本体は、インクの容量の点で本体41と異なってもよい。
図3において、各タンク4B~4Dは、タンクの他の一例であり、下記の点を除き本体41と同様の本体を備える。各タンク4B~4Dの本体には、被嵌合部46と同様の機能を有する被嵌合部が形成される。これら被嵌合部は、複数のリブの組み合わせにより、上方へと開放されたキー穴を上面および突出壁とともに区画する。これら被嵌合部の三次元形状は、タンク4B~4Dで互いに異なり、且つタンク4Aの被嵌合部46とも異なる。被嵌合部の三次元形状は、左右方向x1、前後方向y1および上下方向z1における各リブの寸法および/または位置、もしくはリブの個数で決まる。各タンク4B,4C,4Dの本体は、C色、M色およびY色のインクを貯留する点でも本体41と異なる。各タンク4B~4Dの本体は、インクの容量の点で本体41と異なってもよい。
[保持部材51A,51B]
図3(A)において、保持部材51Aは、本体41の上面43(図4(A)参照)を覆う。保持部材51Aには、突出壁45およびニードル44(図4(A)参照)が挿通する貫通孔511A(図5(A)参照)が形成されている。保持部材51Bは、タンク4B~4D(図3(B)参照)の各上面をまとめて覆う。保持部材51Bには、貫通孔511B~511D(図5(A)参照)が形成される。貫通孔511B~511Dは、タンク4B~4Dが有する筒壁およびニードルにより挿通される。
図3(A)において、保持部材51Aは、本体41の上面43(図4(A)参照)を覆う。保持部材51Aには、突出壁45およびニードル44(図4(A)参照)が挿通する貫通孔511A(図5(A)参照)が形成されている。保持部材51Bは、タンク4B~4D(図3(B)参照)の各上面をまとめて覆う。保持部材51Bには、貫通孔511B~511D(図5(A)参照)が形成される。貫通孔511B~511Dは、タンク4B~4Dが有する筒壁およびニードルにより挿通される。
保持部材51Aにおいて貫通孔511Aの後方には、軸受53Aが設けられている。保持部材51Bにおいて貫通孔511B~511Dの後方には、軸受53B~53Dがそれぞれ設けられている。軸受53A~53Dの各々は、左右方向x1に平行な回転軸を有しており、キャップ6A~6Dの各々を、閉位置P21(図3(A)参照)と、開位置P22(図5(A)参照)との間で、軸受53A~53Dの回転軸周りに回転可能に支持する。
[キャップ6A~6D]
図3や図5において、キャップ6Aは、ゴム部61Aおよびアーム部62Aを有する。ゴム部61Aは、ニードル44(図4参照)より大径の円柱形状であり、ニードル44により挿通される穴を有する。なお、図5には、都合上、ニードル44は図示されていない。アーム部62Aは、ゴム部61Aよりも硬質の樹脂材料で作製され、細長い棒状形状を有する。アーム部62Aの一方端にはゴム部61Aが取り付けられる。アーム部62Aの他方端には、軸受53Aにより挿通される回転軸が設けられている。
図3や図5において、キャップ6Aは、ゴム部61Aおよびアーム部62Aを有する。ゴム部61Aは、ニードル44(図4参照)より大径の円柱形状であり、ニードル44により挿通される穴を有する。なお、図5には、都合上、ニードル44は図示されていない。アーム部62Aは、ゴム部61Aよりも硬質の樹脂材料で作製され、細長い棒状形状を有する。アーム部62Aの一方端にはゴム部61Aが取り付けられる。アーム部62Aの他方端には、軸受53Aにより挿通される回転軸が設けられている。
図3(A)に示すように、キャップ6Aが閉位置P21にあるとき、アーム部62Aが軸受53Aから前方に延びて、ゴム部61Aは、保持部材51Aの貫通孔511Aを通じてキー穴48に嵌まる。この時、ゴム部61Aの穴にニードル44が挿通する。なお、図5には、都合上、ニードル44やキー穴48は図示されていない。これにより、本体41内のインクの漏れや乾燥が防止される。開位置P22は、閉位置P21から軸受53Aの回転軸周りに90°から100°程度回転した位置である。
キャップ6B~6Dは、構成面でキャップ6Aと同様であるが、保持部材51Bの貫通孔511B~511Dを通じて、ボトル200B~200D(図3(B)等参照)に設けられたキー穴に遊嵌する点でキャップ6Aと相違する。
[タンクカバー52A,52B]
タンクカバー52A,52Bは、筐体カバー2が露出位置P12(図1(B)参照)にあるとき、被覆位置P31と、露出位置P32(図3(A)参照)との間で、軸受53A~53Dより後方にある回転軸周りに回転可能である。タンクカバー52Aは、被覆位置P31は、保持部材51A、キャップ6Aおよび軸受53Aを上方から覆う。タンクカバー52Bは、被覆位置P31にあるとき、保持部材51B、キャップ6B~6Dおよび軸受53B~53Dを上方から覆う。露出位置P32は、被覆位置P31からタンクカバー52A,52Bの回転軸周りに90°から100°程度回転した位置である。
タンクカバー52A,52Bは、筐体カバー2が露出位置P12(図1(B)参照)にあるとき、被覆位置P31と、露出位置P32(図3(A)参照)との間で、軸受53A~53Dより後方にある回転軸周りに回転可能である。タンクカバー52Aは、被覆位置P31は、保持部材51A、キャップ6Aおよび軸受53Aを上方から覆う。タンクカバー52Bは、被覆位置P31にあるとき、保持部材51B、キャップ6B~6Dおよび軸受53B~53Dを上方から覆う。露出位置P32は、被覆位置P31からタンクカバー52A,52Bの回転軸周りに90°から100°程度回転した位置である。
[ボトル200A~200D]
図5(B)に示すように、MFP100(図1参照)では、タンク4A~4Dへのインク補充のために、例えば四本のボトル200A~200Dが用いられる。ボトル200A~200Dは、液体供給装置の残りの一部である。なお、図6(A)では、ボトル200Aは、便宜上、他よりも大きく図示されている。ボトル200Aは、タンク4Aへの補充用のインク(K色のインク)を貯留する。ボトル200Aは、ボトル本体8と、ボトルキャップ9とを備える。ボトル200Aは液体収容ボトルの一例であり、ボトルキャップ9はキャップの一例である。
図5(B)に示すように、MFP100(図1参照)では、タンク4A~4Dへのインク補充のために、例えば四本のボトル200A~200Dが用いられる。ボトル200A~200Dは、液体供給装置の残りの一部である。なお、図6(A)では、ボトル200Aは、便宜上、他よりも大きく図示されている。ボトル200Aは、タンク4Aへの補充用のインク(K色のインク)を貯留する。ボトル200Aは、ボトル本体8と、ボトルキャップ9とを備える。ボトル200Aは液体収容ボトルの一例であり、ボトルキャップ9はキャップの一例である。
[ボトル本体8]
図6(A)において、ボトル本体8は、底部81、胴部82、肩部83、基台部84、環状壁85、および首部86を有する。
図6(A)において、ボトル本体8は、底部81、胴部82、肩部83、基台部84、環状壁85、および首部86を有する。
[底部81]
底部81は、略円盤形状の底壁の平坦部分である。底部81を水平面300(図5(B)参照)上に当接させて、ボトル本体8を水平面300上に載置した姿勢を、載置姿勢と称する。以下の説明では、特に断り書きが無い限り、ボトル本体8の姿勢は載置姿勢である。底部81の中心を通過し底部81と直交する仮想線を軸心Ax2と定義する。軸心Ax2が延びる軸方向z2のうち、底部81から首部86への向きを離間向きz21と、その逆向きを近接向きz22とも称する。軸心Ax2の径方向r1のうち、軸心Ax2に近づく向きを内向きr21と、その逆向きを外向きr22とも称する。図5や図6には、径方向r2、内向きr21および外向きr22の一例のみが示されている。
底部81は、略円盤形状の底壁の平坦部分である。底部81を水平面300(図5(B)参照)上に当接させて、ボトル本体8を水平面300上に載置した姿勢を、載置姿勢と称する。以下の説明では、特に断り書きが無い限り、ボトル本体8の姿勢は載置姿勢である。底部81の中心を通過し底部81と直交する仮想線を軸心Ax2と定義する。軸心Ax2が延びる軸方向z2のうち、底部81から首部86への向きを離間向きz21と、その逆向きを近接向きz22とも称する。軸心Ax2の径方向r1のうち、軸心Ax2に近づく向きを内向きr21と、その逆向きを外向きr22とも称する。図5や図6には、径方向r2、内向きr21および外向きr22の一例のみが示されている。
[胴部82,肩部83]
胴部82は、底部81の外縁から離間向きz21に延出する概ね円筒形状の壁である。肩部83は、胴部82の延出端から内向きr21に延出する壁である。肩部83は、軸心Ax2に近づくほど底部81から遠ざかるように、軸心Ax2の径方向r2に対して傾斜する。肩部83の延出端は、軸心Ax2から外向きr22に離間し、近接向きz22からの平面視(以下、「第2平面視」とも称す)で円形状である。
胴部82は、底部81の外縁から離間向きz21に延出する概ね円筒形状の壁である。肩部83は、胴部82の延出端から内向きr21に延出する壁である。肩部83は、軸心Ax2に近づくほど底部81から遠ざかるように、軸心Ax2の径方向r2に対して傾斜する。肩部83の延出端は、軸心Ax2から外向きr22に離間し、近接向きz22からの平面視(以下、「第2平面視」とも称す)で円形状である。
[基台部84]
基台部84は、側壁および上壁を有する。この側壁は、肩部83の延出端から離間向きz21(即ち、上方)に突出し、軸心Ax2と同軸の概ね円筒形状である。上壁は、基台部84の側壁の突出端(即ち、上端)から内向きr21に延出し、第2平面視で概ね環形状である。基台部84の上壁において上面841(上面の一例)は、基台部84の上端を定義し、底部81に平行な面である。
基台部84は、側壁および上壁を有する。この側壁は、肩部83の延出端から離間向きz21(即ち、上方)に突出し、軸心Ax2と同軸の概ね円筒形状である。上壁は、基台部84の側壁の突出端(即ち、上端)から内向きr21に延出し、第2平面視で概ね環形状である。基台部84の上壁において上面841(上面の一例)は、基台部84の上端を定義し、底部81に平行な面である。
[収容室87]
図7に示すように、ボトル本体8は、底部81、胴部82、肩部83および基台部84により区画された空間を、収容室87として有する。収容室87には、タンク4Aへの供給および補充されるK色のインクが収容されている。収容室87は、ボトル本体の内部空間の一例である。
図7に示すように、ボトル本体8は、底部81、胴部82、肩部83および基台部84により区画された空間を、収容室87として有する。収容室87には、タンク4Aへの供給および補充されるK色のインクが収容されている。収容室87は、ボトル本体の内部空間の一例である。
[環状壁85]
図6、図7において、環状壁85は、軸心Ax2と同軸の有底円筒形状を有する。環状壁85において近接向きz22の端は閉止され(図7参照)、第2平面視で環状の底面851をなしている(図6(B)参照)。底面851は、上面841より離間向きz21に位置し、上面841と平行で上向きの面である。環状壁85は、底面851の外縁から離間向きz21へ突出し、上面841を基準として離間向きr21へ距離Dz2(第1寸法の一例)だけ離れた位置まで延びる(図4(B)参照)。距離Dz2は、距離Dz1より長い。離間向きz21は、載置姿勢では上方である。環状壁85は、離間向きz21の端に端面852を有する。端面852は、第2平面視で円環形状を有しており、上面841に平行に拡がっている。端面852は、環状壁85の離間向きz21における開口を包囲する。環状壁85の径方向r2における幅は、周方向θ2の全域に亘って略一定であり、リブ462および連結板73(図4(A)参照)の間の左右距離以下である。上記構成により、環状壁85は、外空間46E(図4(A)参照)における被嵌合部46および突出壁45の間に挿通可能となり、端面852は、外空間46E(図4(A)参照)における上面43に当接可能となる。
図6、図7において、環状壁85は、軸心Ax2と同軸の有底円筒形状を有する。環状壁85において近接向きz22の端は閉止され(図7参照)、第2平面視で環状の底面851をなしている(図6(B)参照)。底面851は、上面841より離間向きz21に位置し、上面841と平行で上向きの面である。環状壁85は、底面851の外縁から離間向きz21へ突出し、上面841を基準として離間向きr21へ距離Dz2(第1寸法の一例)だけ離れた位置まで延びる(図4(B)参照)。距離Dz2は、距離Dz1より長い。離間向きz21は、載置姿勢では上方である。環状壁85は、離間向きz21の端に端面852を有する。端面852は、第2平面視で円環形状を有しており、上面841に平行に拡がっている。端面852は、環状壁85の離間向きz21における開口を包囲する。環状壁85の径方向r2における幅は、周方向θ2の全域に亘って略一定であり、リブ462および連結板73(図4(A)参照)の間の左右距離以下である。上記構成により、環状壁85は、外空間46E(図4(A)参照)における被嵌合部46および突出壁45の間に挿通可能となり、端面852は、外空間46E(図4(A)参照)における上面43に当接可能となる。
[首部86]
図6、図7において、首部86は、ノズルの一例であり、大径部861および小径部862を有する。
図6、図7において、首部86は、ノズルの一例であり、大径部861および小径部862を有する。
大径部861は、外周面861Aおよび環状平坦面861Bを有する略円筒体である。外周面861Aは、底面851から離間向きz21へ延出し、上面841より上方へと突出する。外周面861Aは、周方向θ2における全域に亘って環状壁85から内向きr21に離間する。環状平坦面861Bは、外周面861Aの突出端から内向きr21に概ね等距離だけ延出する。環状平坦面861Bは、第2平面視で環状であり、上面841と略平行である。
小径部862は、外周面862A、環状平坦面862B,862C、および環状傾斜面862Dを有する略円筒体である。外周面862Aは、環状平坦面861Bの内縁から離間向きz21に突出し、外周面861Aより小径である。環状平坦面862Bは、第2平面視で環状であり、外周面862Aの突出端から内向きr21に概ね等距離だけ上面841と略平行に延出する。環状平坦面862Cは、首部86の離間向きz21における先端面であり、第2平面視で環状である。環状平坦面862Cは、先端面の一例であり、環状平坦面862Bより内向きr21且つ離間向きz21に離れた位置で、環状平坦面862Bと環状傾斜面862Dを介して接続される。
首部86は、収容室87に貯留されたインクが通過する流路862Fを区画する。流路862Fは、図7に示すように、近接向きz22における端で収容室87と連続し、離間向きz21における端で、環状平坦面862Cに形成される流出口862E(開口の一例)と連続する。流路862Fにおいて、大径部861により包囲される部分は、小径部862により包囲される部分より大径である(図7(B)参照)。流出口862Eは、第2平面視で円形である。流出口862Eは、ニードル44(図4参照)よりも僅かに大径であり、流路862Fを通ってきたインクをボトル200Aの外部へと流出させる。
実施形態では、外周面861A,862A、環状平坦面861B,862B,862C、環状傾斜面862Dおよび流出口862Eは、軸心Ax2と同軸である。しかし、これに限らず、外周面861A,862A、環状平坦面861B,862B,862C、環状傾斜面862Dおよび流出口862Eの少なくとも一つの軸心は、軸心Ax2と同軸でなくともよい。実施形態では、流出口862Eは、第2平面視で円形である。しかし、これに限らず、流出口862Eは、第2平面視で円形以外の形状でもよい。
[環状壁85、首部86の関係]
図7において、環状壁85は、首部86から外向きr22へと間隔を空けて首部86の周囲に位置し、首部86との間に円筒空間86Aを区画する。離間向きz21において、環状壁85の先端は、首部86の先端よりも底部81から離れている。載置姿勢では、環状壁85の先端(即ち、上端)は、首部86の環状平坦面862B(即ち、先端面)よりも上方に位置する。
図7において、環状壁85は、首部86から外向きr22へと間隔を空けて首部86の周囲に位置し、首部86との間に円筒空間86Aを区画する。離間向きz21において、環状壁85の先端は、首部86の先端よりも底部81から離れている。載置姿勢では、環状壁85の先端(即ち、上端)は、首部86の環状平坦面862B(即ち、先端面)よりも上方に位置する。
[キー部材88,第1リブ881,第2リブ882,第3リブ883]
図6(B)において、ボトル本体8は、キー部材88をさらに備える。キー部材88は、環状壁85および小径部862の間の位置で、上面841、底面851および環状平坦面861Bから離間向きz21に垂直に突出する。載置姿勢において、キー部材88の上端は、環状壁85の上端より上面841に近い。キー部材88は、被嵌合部46に嵌合または遊嵌する第1リブ881、第2リブ882および第3リブ883を含む。
図6(B)において、ボトル本体8は、キー部材88をさらに備える。キー部材88は、環状壁85および小径部862の間の位置で、上面841、底面851および環状平坦面861Bから離間向きz21に垂直に突出する。載置姿勢において、キー部材88の上端は、環状壁85の上端より上面841に近い。キー部材88は、被嵌合部46に嵌合または遊嵌する第1リブ881、第2リブ882および第3リブ883を含む。
第1リブ881は、小径部862および環状壁85の各々に連結する。第1リブ881として、図6(B)には、三個の第1リブ881A~881Cが例示される。各第1リブ881A~881Cは、底面851および環状平坦面861Bから離間向きz21に垂直に突出する。各第1リブ881A~881Cの内端および外端は、小径部862および環状壁85と一体である。各第1リブ881A~881Cの突出端面は、軸方向z2において環状平坦面861Bより環状壁85の端面852に近い位置で、上面841と略平行に拡がる。
第1リブ881A,881Bは、軸心Ax2の周方向θ2に約180°だけ互いに回転移動させた形状を有する。第1リブ881A,881Bの突出端面は、環状平坦面862Bと面一である。インク補充時に、第1リブ881Aは、リブ464,465(図4(A)参照)の隙間に上方から嵌入可能な寸法を有し、第1リブ881Bは、軸方向z2、リブ462,463(図4(A)参照)の隙間に上方から嵌合可能な寸法を有する。
第1リブ881Cは、第2平面視で、第1リブ881Aを基準として周方向θ2における時計回りの向きθ21に角度Dθ4(図8(A)を参照)だけ離間する。Dθ4は、後述のDθ5,Dθ6より大きい。第1リブ881Cの突出端面は、軸方向z2において、環状平坦面862Bより若干近接向きz22に位置し、環状平坦面862Bと段差になっている。第1リブ881Cは、インク補充時に、切り欠き468A(図4(A)参照)に上方から嵌合可能な寸法を有する。
第2リブ882は、小径部862には連結するが、環状壁85には連結しない。図6(B)には、第2リブ882として一個の第2リブ882Aが例示される。第2リブ882Aは、外周面862Aにおいて第1リブ881Aを基準として向きθ21に角度Dθ5(図8(A)を参照)だけ離れた位置から環状平坦面861Bに沿って外向きr22に直線的に延びる。第2リブ882Aは、外周面862Aにおいて第1リブ881Aから向きθ21に角度Dθ6(図8(A)を参照)だけ離れた位置からも環状平坦面861Bに沿って外向きr22に直線的に延びる。Dθ5はゼロより大きく、Dθ6は、Dθ5より大きい。第2リブ882Aは、角度Dθ5,Dθ6の間で環状平坦面861Bの外縁に沿って円弧状に延びる。各第2リブ882Aの離間向きz21における突出端面は、上面841に略平行に拡がっているが、環状平坦面862Bより若干近接向きz22に位置し、環状平坦面862Bとは段差になっている。第2リブ882Aの幅は、第2リブ882Aが延びる方向の全域に亘って略一定である。第2リブ882Aは、インク補充時に、部分環状空間46Dに遊嵌可能な寸法を有する。
第3リブ883は、小径部862には連結しないが、環状壁85には連結する。図6(B)には、第3リブ883として、一個の第3リブ883Aが例示される。第3リブ883Aは、小径部862から外向きr22に離れて位置する。第3リブ883Aは、第1リブ881を基準として周方向θ2における反時計回りの向きθ22に角度Dθ7(図8(A)参照)から角度Dθ8までの範囲内で、環状平坦面861Bの外縁に沿って第2平面視で円弧状に延びる。Dθ7はゼロより大きく、Dθ8はDθ7より大きい。第3リブ883Aは、周方向θ2における両端から環状壁85へと外向きr22に延出し、環状壁85に連結する。第3リブ883Aの離間向きz21における突出端面は、上面841に平行に拡がっており、端面852より近接向きz22に位置する。この突出端面は、第1リブ881を基準として向きθ22に角度Dθ9(図8(A)参照)から角度Dθ10までの範囲内で段差になっている。Dθ9は、Dθ7より大きい。Dθ10は、Dθ9より大きくDθ8より小さい。第3リブ883Aの幅は、第3リブ883Aが延びる方向の全域に亘って略一定である。第3リブ883Aは、インク補充時に、外空間46Eにおいてリブ462,4610の間の部分に遊嵌可能な寸法を有する。
[雄ネジ854,凹部855A,855B]
図6、図7において、ボトル本体8は、環状壁85の外周面853に雄ネジ854を有する。雄ネジ854は、環状壁85の外周面853から外向きr22に突出する。雄ネジ854は、環状壁85の外周面において、端面852から近接向きz22に距離Dz3(図4(B)参照)だけ離れた位置から、軸心Ax2周りに旋回しつつ近接向きz22へと移動する螺旋形状を有する。距離Dz3は、第3寸法の一例であり、距離Dz1より長い。雄ネジ854には、凹部855A,855B(凹部の一例)が形成されている。凹部855Aは、雄ネジ854において第1リブ881Aより外向きr22の部分の少なくとも一部が切り欠かれることで形成される。凹部855Aは、雄ネジ854の頂きを仮想的に延長した仮想線c1(図6(B)の破線を参照)に対し第1リブ881Aの方へ凹む。
図6、図7において、ボトル本体8は、環状壁85の外周面853に雄ネジ854を有する。雄ネジ854は、環状壁85の外周面853から外向きr22に突出する。雄ネジ854は、環状壁85の外周面において、端面852から近接向きz22に距離Dz3(図4(B)参照)だけ離れた位置から、軸心Ax2周りに旋回しつつ近接向きz22へと移動する螺旋形状を有する。距離Dz3は、第3寸法の一例であり、距離Dz1より長い。雄ネジ854には、凹部855A,855B(凹部の一例)が形成されている。凹部855Aは、雄ネジ854において第1リブ881Aより外向きr22の部分の少なくとも一部が切り欠かれることで形成される。凹部855Aは、雄ネジ854の頂きを仮想的に延長した仮想線c1(図6(B)の破線を参照)に対し第1リブ881Aの方へ凹む。
図8(A)に示すように、第1リブ881Aから向きθ21,θ22に若干離れた位置を位置P41,P42とそれぞれ定義する。位置P41,P42から向きθ21,θ22に離れた位置をP51,P52とそれぞれ定義する。雄ネジ854のネジ山の麓における位置P41と、このネジ山の頂きにおける位置P51とを結ぶ線分L11と定義する。雄ネジ854のネジ山の麓における位置P42と、このネジ山の頂きにおける位置P52とを結ぶ線分L12と定義する。第2平面視で、雄ネジ854において外周面853、仮想線c1、線分L11,L12で包囲された部分が切り欠かれることで、凹部855Aが形成される。
凹部855Bは、凹部855Aを周方向θ2に180°回転移動させた形状を有する。
[バルブ機構89]
図7(B)において、ボトル本体8は、流路862Fにバルブ機構89をさらに備える。バルブ機構89は、ゴム部891、支持部材892、弁体893およびコイルバネ894を有する。
図7(B)において、ボトル本体8は、流路862Fにバルブ機構89をさらに備える。バルブ機構89は、ゴム部891、支持部材892、弁体893およびコイルバネ894を有する。
ゴム部891は、無底円筒形状を有しており、流路862Fに軸心Ax2と同軸になるよう挿入される。挿入時、ゴム部891の外周面および一方端面は、小径部862の内面に密着する。ゴム部891の内周面は、他方端を除き、流出口862Eと概ね同径である。この内周面における他方端は、内向きr21および近接向きz22の双方へと僅かに突出し、これにより、ゴム部891の内周面の他方端は、流出口862Eやニードル44(図4参照)より僅かに小径となる。ゴム部891の軸方向z2における寸法は、首部86のそれよりも短い。
支持部材892は、例えば樹脂による一体成型品であり、ゴム部891を小径部862に密着させるように、流路862Fに装着される。支持部材892は、四個の側部892Aと、底部892Bとを有する。なお、図7(B)では、図示の都合上、三個の側部892Aのみが示される。各側部892Aは、小径部862の内周面においてゴム部891より近接向きz22の位置に固定される。各側部892Aの先端は、ゴム部891の他方端面に当接する。各側部892Aは、周方向θ2に等角度間隔をあけて並んでおり、先端から収容室87に向かって小径部862の内周面に沿って延びる。底部892Bは、図9(B)から明らかなように、第2平面視で略十字形状であり、ゴム部891の他方端面から近接向きz22に離れ且つ軸心Ax2付近の位置から、各側部892Aの近接向きz22における端部に向かって放射状に延びて、これらと繋がっている。各側部892Aおよび底部892Bは、収容空間を区画する。収容空間は、概ね円柱形であり、弁体893およびコイルバネ894を収容する。
弁体893およびコイルバネ894は、支持部材892の収容空間に収容される。弁体893は、収容空間内で軸方向z2に移動可能に収容される。弁体893は、第2平面視で円形状であり、円柱状の収容空間と略同径である。コイルバネ894は、ねじりコイルバネであり、収容空間において、支持部材892の底部と、弁体893との間に位置する。コイルバネ894は、収容空間内で弁体893に当接し、弁体893を離間向きz21へ付勢する。これにより、弁体893にニードル44から近接向きz22の当接力を受けない場合に、弁体893は、ゴム部891の他方端面に密着し、収容室87のインクが流出口862Eから漏れない。
[ボトル200B~200D]
ボトル200B~200Dは、下記の点を除きボトル200Aと同様である。各ボトル200B~200Dにおいて、キー部材は、第1リブ881,第2リブ882,第3リブ883と同様の第1リブ、第2リブおよび第3リブの少なくとも一種、または二種の組み合わせにより構成される。ここで、第1リブ,第2リブ,第3リブを含む各リブの組み合わせは、ボトル200A~200Dで互いに異なる。ボトル200B~200Dの各キー部材の三次元形状は互いに異なり、キー部材88の三次元形状とも異なる。キー部材の三次元形状は、軸方向z2、周方向θ2および径方向r2における各リブの寸法および/または位置、もしきはリブの個数で決まる。他にも、ボトル200B,200C,200Dは、C色、M色およびY色のインクを収容する点でボトル200Aと異なる。ボトル200B~200Dは、インクの容量の点でボトル200Aと異なっていてもよい。
ボトル200B~200Dは、下記の点を除きボトル200Aと同様である。各ボトル200B~200Dにおいて、キー部材は、第1リブ881,第2リブ882,第3リブ883と同様の第1リブ、第2リブおよび第3リブの少なくとも一種、または二種の組み合わせにより構成される。ここで、第1リブ,第2リブ,第3リブを含む各リブの組み合わせは、ボトル200A~200Dで互いに異なる。ボトル200B~200Dの各キー部材の三次元形状は互いに異なり、キー部材88の三次元形状とも異なる。キー部材の三次元形状は、軸方向z2、周方向θ2および径方向r2における各リブの寸法および/または位置、もしきはリブの個数で決まる。他にも、ボトル200B,200C,200Dは、C色、M色およびY色のインクを収容する点でボトル200Aと異なる。ボトル200B~200Dは、インクの容量の点でボトル200Aと異なっていてもよい。
[ボトルキャップ9]
図5、図6から明らかなように、ボトルキャップ9は、単体の部材であって、ボトル本体8に着脱可能である。以下、特に断り書きが無い場合、ボトルキャップ9という用語は、ボトル本体8に取り付けられたボトルキャップ9を意味する。図8(B)において、ボトルキャップ9は、天壁91、側壁92、および雌ネジ93を備える。
図5、図6から明らかなように、ボトルキャップ9は、単体の部材であって、ボトル本体8に着脱可能である。以下、特に断り書きが無い場合、ボトルキャップ9という用語は、ボトル本体8に取り付けられたボトルキャップ9を意味する。図8(B)において、ボトルキャップ9は、天壁91、側壁92、および雌ネジ93を備える。
[天壁91]
図5に示すように、天壁91は、軸心Ax1と同軸となる略円盤形状の壁である。図8(B)において、天壁91は、軸方向z2に離間し合う二個の外主面911および内主面912を有する。内主面912は、外主面911より近接向きz22に位置する。
図5に示すように、天壁91は、軸心Ax1と同軸となる略円盤形状の壁である。図8(B)において、天壁91は、軸方向z2に離間し合う二個の外主面911および内主面912を有する。内主面912は、外主面911より近接向きz22に位置する。
[係合部913(封止部の一例),係合部914(環状当接部の一例)]
内主面912において軸心Ax1寄りの位置から、係合部913が近接向きz22に突出する。係合部913は、第2平面視で略環形状を有する。係合部913は、ボトル本体8の環状平坦面862Cと、周方向θ2の全域に亘って液密に当接している。これにより、ボトルキャップ9の取付状態において、係合部913は、天壁91とともに、流出口862Eを封止する。
内主面912において軸心Ax1寄りの位置から、係合部913が近接向きz22に突出する。係合部913は、第2平面視で略環形状を有する。係合部913は、ボトル本体8の環状平坦面862Cと、周方向θ2の全域に亘って液密に当接している。これにより、ボトルキャップ9の取付状態において、係合部913は、天壁91とともに、流出口862Eを封止する。
内主面912において係合部913より側壁92に近い位置から、係合部914が近接向きz22に突出する。係合部914は、第2平面視で略環形状を有する。係合部914は、環状壁85の端面852と、周方向θ2の全域に亘って液密に当接している。これにより、ボトルキャップ9の取付状態において、係合部914は、天壁91とともに、円筒空間86A(図6参照)の開口を封止する。
係合部913,914は、天壁91と同一材料で作製され、天壁91と一体であってもよい。これに限らず、係合部913,914は、天壁91より柔軟性のある材料、例えば、ゴムやエラストマ等で作製され、天壁91と別体でもよい。
[側壁92,雌ネジ93]
図8(B)に示すように、側壁92は、内主面912の外縁から近接向きz22に延びる概ね円筒形状の壁であり、径方向r1に離間し合う内周面921および外周面922を有する。内周面921は、環状壁85の外周面853(図6参照)より若干大径である。雌ネジ93は、内周面921に形成され、ボトル本体8の雄ネジ854と螺合可能である。ボトルキャップ9は環状壁85に上方から被せられ、これにより、側壁92は、外周面853より外向きr22に位置する。この状態でボトルキャップ9を周方向θ2に回転させて、雄ネジ854を雌ネジ93に螺合させていくと、側壁92の近接向きz22における端は全周に亘って、基台部84の上面841に略当接する。側壁92の端が上面841に略当接した状態が、ボトルキャップ9がボトル本体8に取り付けられた取付状態である。ボトルキャップ9の雌ネジ93がボトル本体8に形成された雄ネジ854に螺合することで、ボトルキャップ9がボトル本体8に容易且つ確実に取り付けられる。また、ボトル200Aが落下したとしても、ボトルキャップ9がボトル本体8から脱着し難い。
図8(B)に示すように、側壁92は、内主面912の外縁から近接向きz22に延びる概ね円筒形状の壁であり、径方向r1に離間し合う内周面921および外周面922を有する。内周面921は、環状壁85の外周面853(図6参照)より若干大径である。雌ネジ93は、内周面921に形成され、ボトル本体8の雄ネジ854と螺合可能である。ボトルキャップ9は環状壁85に上方から被せられ、これにより、側壁92は、外周面853より外向きr22に位置する。この状態でボトルキャップ9を周方向θ2に回転させて、雄ネジ854を雌ネジ93に螺合させていくと、側壁92の近接向きz22における端は全周に亘って、基台部84の上面841に略当接する。側壁92の端が上面841に略当接した状態が、ボトルキャップ9がボトル本体8に取り付けられた取付状態である。ボトルキャップ9の雌ネジ93がボトル本体8に形成された雄ネジ854に螺合することで、ボトルキャップ9がボトル本体8に容易且つ確実に取り付けられる。また、ボトル200Aが落下したとしても、ボトルキャップ9がボトル本体8から脱着し難い。
雄ネジ854を雌ネジ93に螺合させた後、側壁92の近接向きz22における端(即ち、延出端)は、全周に亘って上面841に略当接し、軸方向z2において停止する。側壁92の延出端が取付状態で上面841に当接するように、側壁92の軸方向z2における寸法が決定される。取付状態で、係合部913が環状平坦面862Cに当接するように、少なくとも、係合部913の形状と、係合部913の軸方向z2および径方向r2における寸法とが決定される。取付状態で、係合部914が環状壁85の端面852に当接するように、少なくとも、係合部914の形状と、係合部914の軸方向z2および径方向r2における寸法とが決定される。
[ボトル200Aからタンク4Aへのインク補充]
ボトル200A内のインクをタンク4Aに補充する場合、作業者は、MFP100における筐体カバー2を遮蔽位置P11から露出位置P12へ移動させ(図1参照)、タンクカバー52Aを被覆位置P31(図1(B)参照)から露出位置P32(図3(A)参照)へ移動させ、キャップ6Aを閉位置P21(図3(A)参照)から開位置P22(図5(A)参照)へと移動させる。作業者は、ボトル200Aにおけるボトルキャップ9をボトル本体8から取り外す(図5(B),図6(A)参照)。
ボトル200A内のインクをタンク4Aに補充する場合、作業者は、MFP100における筐体カバー2を遮蔽位置P11から露出位置P12へ移動させ(図1参照)、タンクカバー52Aを被覆位置P31(図1(B)参照)から露出位置P32(図3(A)参照)へ移動させ、キャップ6Aを閉位置P21(図3(A)参照)から開位置P22(図5(A)参照)へと移動させる。作業者は、ボトル200Aにおけるボトルキャップ9をボトル本体8から取り外す(図5(B),図6(A)参照)。
次に、図9から理解されるように、作業者は、ボトル200Aの流出口862Eを下向きにしてキー部材88(図6参照)を、MFP100に設けられるキー穴48(図4参照)に接近させる。流出口862Eを下向きにしても、弁体893がコイルバネ894の付勢力によりゴム部891に密着しているため、収容室87内のインクはボトル200の外部に漏れ出ない。
次に、作業者は、キー部材88をキー穴48に対し位置合わせする。この位置合わせにより、環状壁85の端面852が外空間46Eの直上に位置する。また、第1リブ881Aの下端がリブ464,465で形成される隙間の直上に、第1リブ881Bの下端がリブ462,463で形成される隙間の直上に、第1リブ881Cの下端が切り欠き468Aの直上に位置する。第2リブ882Aの下端が部分環状空間46Dの直上に、第3リブ883Aは、外空間46Eにおいてリブ462,4610の間の部分の直上に位置する。ボトル200Aの流出口862Eがタンク4Aのニードル44の上端の直上に位置する。
位置合わせの完了までの過程で、作業者は、ボトル200の凹部855A,855Bを左右に向ける。これにより、作業者は、キー部材88を視認できなくとも、第1リブ881A,881Bの下端を、リブ462~465の概ね直上に位置させることができる。これにより、位置合わせが容易になる。
位置合わせの終了後、作業者は、キー部材88をキー穴48内で下方へと移動させる。詳細には、第1リブ881Aは、リブ464,465の間で下降し、第1リブ881Bは、リブ462,463の間で下降する。第1リブ881Cの外端付近は、切り欠き468A内へと下降する。第2リブ882Aが部分環状空間46D内へと下降する。第3リブ883Aは、外空間46Eにおいてリブ462,4610の間の部分へと下降する。外周面862Aは、円筒空間46A内で、各リブ462~466における内端と、リブ467の内周面とに当接しつつ下降する。
作業者がキー部材88をキー穴48内で下降させることができない場合がある。その一つの要因として、第1リブ881Aの下端がリブ462,463で形成される隙間の直上に、第1リブ881Bの下端がリブ464,465で形成される隙間の直上に誤って位置合わせされていることが挙げられる。この場合、第1リブ881Cの下端がリブ469の上端と干渉する等の理由により、キー部材88がキー穴48内で下降しないので、作業者は、ボトル200Aを周方向θ2に180°回転させて、第1リブ881A,881Bの下端を正しい位置に合わせる。その後、作業者は、キー部材88をキー穴48内で下方へと移動させる。
キー部材88がキー穴48内で下降する過程で、ニードル44は、ボトル200Aの流出口862Eから流路862Fへと挿入され、弁体893に接近する。ニードル44の上端が弁体893の下端に当接した後、弁体893は、ニードル44の隔壁443の上端から受ける当接力により、コイルバネ894の付勢力に抗して上昇し始める。環状平坦面862Cが環状空間46Bに進入し、環状平坦面862Bが当接面461Aに当接し、且つ環状壁85の端面852が外空間46Eにおける上面43に到達したことに応じて、ボトル本体8のキー穴48にタンク4Aのキー部材88に嵌合し、ボトル本体8のタンク4Aへの接続が完了する。
接続完了時点で、当接面461Aは、円筒空間46Aに位置する小径部862の環状平坦面862Bに当接する。リブ462~466の内端およびリブ467の内周面は、上下方向z1の全域に亘って、円筒空間46A内の小径部862の外周面862Aに当接する。リブ467はさらに、第3リブ883Aの内周面に内向きr21側から当接する。接続完了時点(接続状態の一例)で、環状壁85の端面852は、突出壁45より内向きr21の位置で上面43と当接する。そのため、作業者がボトル本体8から手を離しても、図9に示すように、ボトル本体8は、キー穴48の上面43、突出壁45および被嵌合部46により支持され、上下方向z1に対して殆ど傾くことなく倒立する。
接続完了時点で、弁体893は、隔壁443の先端からの当接力により流路862Fを開放する。隔壁443の先端は、流路441,442の上端より上方に突出するため、弁体893と、流路441,442の各々との間には、隙間が形成される。これら隙間により、ボトル本体8の収容室87と、タンク4Aの貯留室47とは、流路441,442,862Fを介して互いに連通する。即ち、ボトル本体8およびタンク4Aは、収容室87からインクを貯留室47へと流出可能に接続される。
首部86の表面等には、インクが付着している場合がある。首部86が円筒空間46A内で当接面461Aに近づく過程で、首部86および当接面461Aの間から漏れ出たインクは、部分環状空間46C,46Dに流れ込んだり、リブ462,463間の隙間やリブ464,465間の隙間を通じて外空間46Eに流出したりする。また、部分環状空間46C,46Dから溢れたインクは、切り欠き468A,469Aを介して外空間46Eに流出する。
接続完了の直後から、ボトル200Aおよびタンク4Aの間では気液置換が始まる。気液置換において、収容室87内のインクは、流路862F,441を介して、貯留室47へと流れ込む。気液置換では、タンク4Aの大気連通孔から貯留室47へと空気が流れ込み、この空気は、流路442,862Fを介して収容室87に流れ込む。収容室87から貯留室47へのインク流出量と、貯留室47から収容室87へのインク流入量とは概ね同じである。貯留室47におけるインクの液面が流路442の下端に達するか、収容室87内のインクが空になると、気液置換が終了する。このようにして、ボトル200A内のインクがタンク4Aに補充される。
インク補充の終了後、作業者は、ボトル200Aのキー部材88および首部86をタンク4Aのキー穴48およびニードル44から上方へと引き抜く。首部86がニードル44に対し上昇する過程で、弁体893はまず、コイルバネ894の付勢力によりニードル44の隔壁443の上端に当接した状態を維持する。弁体893は、首部86の小径部862に当接した後、隔壁443の上端から離間する。
その後、作業者は、ボトルキャップ9をボトル本体8に取り付ける(図5(B),図6(A)参照)。これにより、ボトル200Aの収容室87内に残ったインクが保存される。作業者は、MFP100における筐体カバー2を露出位置P12から遮蔽位置P11へ移動させ(図1参照)、タンクカバー52Aを露出位置P32(図3(A)参照)から被覆位置P31(図1(B)参照)へ移動させ、キャップ6Aを開位置P22(図5(A)参照)から閉位置P21(図3(A)参照)へと移動させる。別の機会にボトル200A内のインクをタンク4Aに補充する場合、作業者は、上述と同様の手順でインクを補充する。
[ボトル200B~200Dのタンク4Aへの誤接続の防止]
作業者がボトル200B~200Dのいずれかをタンク4Aのキー穴48に誤って接続させようとしている場合、キー穴48を構成するリブ462~4610の少なくとも1つの左右方向x1や前後方向y1における形状や位置がボトル200B~200Dのキー部材と合わず、その結果、キー部材がキー穴48に嵌入しないことがある。これにより、作業者は、タンク4Aに誤ったボトル200B~200Dを嵌合させていることをいち早く認識できる。また、間違ったインクがタンク4Aに補充されることがいち早く防止される。
作業者がボトル200B~200Dのいずれかをタンク4Aのキー穴48に誤って接続させようとしている場合、キー穴48を構成するリブ462~4610の少なくとも1つの左右方向x1や前後方向y1における形状や位置がボトル200B~200Dのキー部材と合わず、その結果、キー部材がキー穴48に嵌入しないことがある。これにより、作業者は、タンク4Aに誤ったボトル200B~200Dを嵌合させていることをいち早く認識できる。また、間違ったインクがタンク4Aに補充されることがいち早く防止される。
また、作業者がボトル200B~200Dのいずれかをタンク4Aのキー穴48に誤って嵌合させようとしている場合、キー穴48を構成するリブ462~4610の少なくとも1つの上下方向z1における形状や位置がボトル200B~200Dのキー部材と合わないことがある。この場合、作業者は、ボトル200B~200Dが下方に移動しないことから、タンク4Aに誤ったボトル200B~200Dを嵌合させていることを認識できる。また、間違ったインクがタンク4Aに補充されることが防止される。
[実施形態の作用効果]
インク補充において、ボトル本体8の流出口862Eは下向きにされるため、流出口862Eの周囲にインクが付着し易いため、インク補充後にボトル200Aを載置姿勢にする過程で、このインクは、首部86の外表面に沿って環状壁85および首部86の間に溜まる。これにより、インクの再補充する間に、作業者の手指やボトル200Aの置場(机上等)にインクが付着し難い。また、ボトルキャップ9をボトル本体8に取り付けた取付状態では、係合部913が流出口862Eを封止するため、環状壁85および首部86の間に溜まったインクが流出口862Eへと逆戻りしない。さらに、取付状態では、円筒空間86A(図6参照)の開口が係合部914により封止されるため、円筒空間86A内のインクが環状壁85の外周面853を伝って、基台部84、肩部83、胴部82の外表面に付着することが防止される。また、ボトルキャップの側壁92にインクが付着することが防止される。これによって、作業者の手指やボトル200Aの置場にインクが付着し難くなる。
インク補充において、ボトル本体8の流出口862Eは下向きにされるため、流出口862Eの周囲にインクが付着し易いため、インク補充後にボトル200Aを載置姿勢にする過程で、このインクは、首部86の外表面に沿って環状壁85および首部86の間に溜まる。これにより、インクの再補充する間に、作業者の手指やボトル200Aの置場(机上等)にインクが付着し難い。また、ボトルキャップ9をボトル本体8に取り付けた取付状態では、係合部913が流出口862Eを封止するため、環状壁85および首部86の間に溜まったインクが流出口862Eへと逆戻りしない。さらに、取付状態では、円筒空間86A(図6参照)の開口が係合部914により封止されるため、円筒空間86A内のインクが環状壁85の外周面853を伝って、基台部84、肩部83、胴部82の外表面に付着することが防止される。また、ボトルキャップの側壁92にインクが付着することが防止される。これによって、作業者の手指やボトル200Aの置場にインクが付着し難くなる。
雄ネジ854が切り欠かれることで、外周面853の二か所に凹部855A,855Bが形成される。凹部855A,855Bは、インク補充における位置合わせで、キー部材88の一部である第1リブ881A,881Bの位置を示す指標として作業者により用いられる。このような凹部855A,855Bにより、作業者がキー穴48に対してキー部材88を位置合わせし易くなる。
キー部材88は、円筒空間86Aに形成され、環状壁85の外周面853上には形成されない。このような外周面853に雄ネジ854が形成されている。そのため、キー部材88は、雄ネジ854および雌ネジ93の螺合に影響しない。これにより、ボトル本体8にボトルキャップ9が容易且つ確実に取り付けられる。
キー部材88は、円筒空間86Aに形成され、タンク4Aに形成されたキー穴48に遊嵌する。キー部材88やキー穴48を構成するリブの個数、リブの三次元形状や位置がボトル200A~200D毎に変えられる。そのため、キー部材88の形状により、ボトル200A~200Dの種類を作業者は把握できる。
インク補充では首部86に付着したインクが首部86から滴下し易い。しかし、環状壁85の先端は、首部86の先端より離間向きz21へと突出している。そのため、流出口862Eの向きが反転するようにボトル本体8を傾けた時に、インクが滴下しても、環状壁85内に落下させ易い。また、ボトル本体8が例えば机等から落下した場合には、環状壁85が首部86よりも先に床等に衝突するため、首部86を衝撃から保護できる。
作業者は、ボトル200Aを用いてタンク4Aにインクを複数回補充することができる。各インク補充において、図9から理解できるように、ボトル本体8の流出口862Eは下向きにされるため、流出口862Eの周囲にインクが付着し易い。インク補充後にボトル200Aを載置姿勢にする過程で、このインクは、首部86の外表面に伝って環状壁85および首部86の間の円筒空間86Aに溜まる。次のインク補充において、流出口862Eが下向きにされると、円筒空間86A内のインクは、タンク4Aの上面43に向けて下方へと移動する。しかし、接続完了時点で、環状壁85の端面852は、上面43において突出壁45より内向きr21の位置に当接する。そのため、インクは、外空間46Eに溜まり上面43において突出壁45より外向きr22に漏れ出さず、上面43を含むタンク4Aの外表面を伝って流れ落ちない。
図4(B)に示すように、突出壁45の距離Dz1、環状壁85における距離Dz2,Dz3は、Dz2>Dz3>Dz1の関係にある。この関係の下、連結板73,74の左右距離は、環状壁85の外周面853(図6参照)の径より若干長くすることで、突出壁45が雄ネジ854と干渉することなく、突出壁45の三次元形状が小型化される。
[変形例]
以下、図10~図12を参照して、変形例に係る本体41、ボトル本体8、ボトルキャップ9について詳説する。以下では、実施形態との相違点を中心に説明し、実施形態で説明した構成に相当するものには、同一参照符号を付け、それぞれの説明を省略するか簡素化する。
以下、図10~図12を参照して、変形例に係る本体41、ボトル本体8、ボトルキャップ9について詳説する。以下では、実施形態との相違点を中心に説明し、実施形態で説明した構成に相当するものには、同一参照符号を付け、それぞれの説明を省略するか簡素化する。
[本体41,湾曲板71,72,連結板73,74]
図10(A)において、湾曲板71,72および連結板73,74の上端は、ニードル44の上端よりも若干上方に位置する点で実施形態とは相違する。
図10(A)において、湾曲板71,72および連結板73,74の上端は、ニードル44の上端よりも若干上方に位置する点で実施形態とは相違する。
連結板74には、リブ741、溝742およびスリット743が、この順番で前から後へと並んでいる点で実施形態とは相違する。
リブ741は、連結板74の内面においてニードル44より前方の位置から左方へと垂直に突出する。リブ741は、連結板74の上下両端間で連続し、且つ上下に真直ぐ延びる。リブ741は、前後に薄く且つ第1正面視で上下に細長い矩形の板状形状を有する。
溝742は、ニードル44から見て右方に位置し、連結板74の上下両端間で連続し、且つ上下に直線的に延びる。溝742は、連結板74の内面から右方に向かって窪んでいる。溝742の深さや幅は、溝742の上下両端間の全域で略一定である。
スリット743は、連結板74の下端より若干上方の位置から、連結板74の上端までの間で連続し、且つ上下に直線的に延びる。スリット743の上下方向z1における両端間距離は、リブ813(図11参照)の軸方向z2における両端間距離と概ね同じである。以下、上下方向z1における両端間距離、および軸方向z2における両端間距離の各々を、単に高さとも称する。スリット743の幅は、スリット743の上下両端間の全域に亘って略一定である。
図10において、連結板73は、上下前後に拡がる内側板75および外側板76からなる点で実施形態とは相違する。内側板75は、外側板76よりニードル44に若干近い位置で外側板76と左右に相対向する。内側板75には、スリット731およびリブ732が形成されている。
スリット731は、ニードル44から見て左方に位置し、内側板75の下端より若干上方の位置と内側板75の上端との間で連続し、且つ上下に直線的に延びる。スリット731は、リブ815(図11参照)と概ね同じ高さである。スリット731の幅は、スリット731の上下両端間の全域で略一定である。
リブ732は、内側板75の内面においてニードル44より後方の位置から右方へと垂直に突出する。リブ732は、内側板75の下端および上端の間で連続し、且つ上下に真直ぐ延びる。リブ732は、連結板74のリブ741と同様の板状形状である。リブ732の突出端面(即ち、右側面)は、上下前後に拡がり、左右方向x1に対し若干傾斜している。
図10(A)において、湾曲板71には、凸部711が形成されている点で実施形態とは相違する。凸部711は、ニードル44の概ね前方にニードル44から離れて位置し、周方向θ1における湾曲板71の中央付近に位置する。凸部711は、第1平面視で概ね矩形形状であり、湾曲板71の内面から後方へと突出する。凸部711の後端面は、第1平面視で円弧形状である。凸部711の右側面および左側面は、左右方向x1と略直交する平坦面である。凸部711は、第1平面視で後右隅の部分712を除き、湾曲板71の上下両端間で連続し、上下に直線的に延びる。部分712は、第1平面視で略平行四辺形状であり、湾曲板71の下端と、湾曲板71の上端より下方の位置との間で連続し、且つ上下に延びる。
突出壁45は、リブ741,732、溝742、スリット743,731、凸部711および部分712とともに、上方へと開放されたキー穴48を区画する。キー穴48は、被嵌合部やタンク凹部の一例である。キー穴48には、インク補充の際に後述のボトル200Aが接続される。この時、キー穴48は、ボトル200A側に形成されたキー部材88と嵌合し合うが、他のボトル200B~200Dのキー部材とは嵌合し合わない。
[環状壁85]
図11において、環状壁85は、連結板856,857および湾曲板858,859を有する点で実施形態とは異なる。環状壁85の離間向きz21における端面は、円環形状でない点でも実施形態とはさらに異なる。
図11において、環状壁85は、連結板856,857および湾曲板858,859を有する点で実施形態とは異なる。環状壁85の離間向きz21における端面は、円環形状でない点でも実施形態とはさらに異なる。
連結板856,857は、第2平面視で直線状の平板からなり、首部86を挟んで径方向r2に相対向する。インク補充時には、連結板856は、突出壁45の連結板74(図10(A)参照)の左方に位置し、連結板857は、突出壁45の連結板73(図10参照)の右方に位置する。
湾曲板858,859は、第2平面視で仮想円c2(図11(B)参照)上にある円弧形状を有しており、首部86を挟んで径方向r2に相対向する。仮想円c2は、第2平面視において軸心Ax2を中心とする円であり、上面841より若干小径である。詳細には、基台部84の上面841の平面形状は略円形である。湾曲板858は、上面841において、仮想円c2に沿う位置から離間向きz21に延びる。湾曲板859は、上面841上で湾曲板858が占める位置を軸心Ax2の周方向θ2に概ね180°回転移動した位置で軸方向z2に延びる。湾曲板858は、連結板856,857において周方向θ2に近接し合う一端の各々と連結される。連結板856,857の他端は、湾曲板859により互いに連結される。インク補充時には、湾曲板858は、突出壁45の湾曲板71(図10参照)と直後で重なり合い、湾曲板859は、突出壁45の湾曲板72(図10参照)と直前で重なり合うような形状を有する。
図11において、連結板856の外面から環状壁85の外方に向けてリブ811~813が垂直に突出する。リブ811~813のうち、リブ811が湾曲板858の最も近くに位置し、リブ813が湾曲板859の最も近くに位置する。リブ811~813は、連結板856の軸方向z2における両端間で連続し、軸方向z2に直線的に延びる。リブ811~813は、タンク4Aにおけるスリット743と概ね同じ高さである。リブ811~813は、第2平面視で、基台部84の上面841からはみ出ない。詳細には、リブ811の突出方向における両端間の最大距離は、リブ741の突出方向における両端間距離より短い。軸心Ax2からリブ811の突出端および湾曲板858の外周面への径方向r2における距離を比較すると、ボトルキャップ9との干渉を避けるため、この突出端への距離(第1距離の一例)の方がこの外周面への距離(第2距離の一例)より短い。リブ811は、接続完了時に、タンク4A側のリブ741(図10参照)に後方から当接する。このとき、リブ741の突出端(即ち、左端)は、連結板856に右方から当接する。リブ812は、ボトル200Aおよびタンク4Aの接続時に溝742に嵌合し、この時、リブ812の突出端は、溝742の底に左方から当接する。リブ813は、接続完了時に、スリット743に挿通される。リブ813の突出端の一部は切り欠かれ、後述の雄ネジ814(図11(A)参照)の一部をなしている。
図11において、連結板857の外面には、リブ815および溝816が形成されている。リブ815は、この外面において溝816より湾曲板858に近い位置から環状壁85の外方に向けて垂直に突出する。リブ815の突出端は、第2平面視で上面841から外向きr22へはみ出ない。リブ815は、スリット731(図10参照)と概ね同じ高さである。詳細には、リブ815および連結板857の近接向きz22における各端は互いに同じ位置にある。一方、リブ815の離間向きz21における端は、図11(A)に示すように、連結板857の離間向きz21における端より近接向きz22に若干寄った位置にある。即ち、上面841から、リブ815の離間向きz21における端までの軸方向z2における距離は、上面841から、連結板857の同方向における端までの軸方向z2における距離よりも短い。なお、離間向きz21は、載置姿勢では上下方向z1であり、離間向きz21における端は、載置姿勢では上端である。リブ815は、接続完了時に、スリット731に挿通され、リブ815の離間向きz21における端は、スリット731の下端に当接する。溝816は、連結板857の軸方向両端間で連続し、且つ軸方向z2に直線的に延びる。溝816は、連結板857の外面から内面へと窪んでいる。溝816の底面は、第1平面視で周方向θ2に平行である。溝816の幅は、連結板857の軸方向両端間で略一定である。溝816には、インク補充時にリブ732(図10参照)が嵌合し、この時、リブ732の突出端は、溝816の底に左方から当接する。
図11において、湾曲板858,859の各外周面において軸方向z2の中央部付近には、雄ネジ814の他の一部が形成されている。雄ネジ814の一部は、リブ813にも形成されている。即ち、雄ネジ814は、リブ813の突出端面と、湾曲板858,859とに分かれている。このような雄ネジ814は、ボトルキャップ9に形成される雌ネジ93と螺合する。
湾曲板858の外面には、溝817が形成されている。溝817は、湾曲板858の周方向θ1の中央部で、湾曲板858の軸方向両端間で連続し、軸方向z2に直線的に延びる。溝817は、湾曲板858の外周面から内周面へと窪んでいる。溝817の底面は、第1平面視で周方向θ2に平行である。溝817の幅および深さは、後述のリブ818の部分を除き、湾曲板858の軸方向両端間で略一定である。詳細には、溝817の深さは、凸部711の前後寸法と同じであり、溝817の幅は、凸部711における左右寸法の最大値と同じである。溝817にはリブ818が形成されている。リブ818は、溝817において、周方向θ2における一方(図11では時計回りの向き)の側面から延出する。リブ818は、溝817の径方向r2における両端間で、径方向r2および周方向θ2に拡がる。リブ818は、第2平面視で、タンク4A側の部分712(図10参照)と略同形状であり、軸方向z2に薄い板状である。リブ818の離間向きz21における端面は、溝817の離間向きz21における端から近接向きz22に、部分712(図10参照)の高さ分だけ離間している。
溝817は、接続完了時に、凸部711(図10参照)に嵌合し、この時、リブ818の離間向きz21における端面は、部分712に上方から当接する。
環状壁85は、リブ811~813,815,818および溝816,817とともに、キー穴48(図10参照)に嵌合するキー部材88を形成する。実施形態では、キー部材88は、環状壁85および首部86の間に位置していた。しかし、本変形例では、キー部材88は、環状壁85および首部86の間に位置するのではなく、環状壁85の外面に位置する。
[座部865,座面865A]
図11において、首部86は、座面865Aを有する座部865を備える点で実施形態と異なる。座面865Aは、第2平面視で首部86の全周囲を首部86の外側で包囲する円環形状を有する。座面865Aは、径方向r2に平行な面である。詳細には、座面865Aは、首部86において先端面から近接向きz22に離れた外周面の全周囲から、環状壁85に向かって外向きr22に延出する。即ち、座面865Aは、首部86の先端面より径方向r2において環状壁85に近く、且つ首部86の先端面より軸方向z2において上面841や収容室87に近い位置にある。また、ボトル本体8の載置姿勢では、座面865Aは、首部86より下方の位置で上方を向く。座面865Aは、連結板856,857の各内面および溝817の底壁と連続するが、湾曲板858,859の内面とは連続しない。座面865Aの径方向r2における幅は、首部86および溝817の底壁の間で最小幅W11になる。
図11において、首部86は、座面865Aを有する座部865を備える点で実施形態と異なる。座面865Aは、第2平面視で首部86の全周囲を首部86の外側で包囲する円環形状を有する。座面865Aは、径方向r2に平行な面である。詳細には、座面865Aは、首部86において先端面から近接向きz22に離れた外周面の全周囲から、環状壁85に向かって外向きr22に延出する。即ち、座面865Aは、首部86の先端面より径方向r2において環状壁85に近く、且つ首部86の先端面より軸方向z2において上面841や収容室87に近い位置にある。また、ボトル本体8の載置姿勢では、座面865Aは、首部86より下方の位置で上方を向く。座面865Aは、連結板856,857の各内面および溝817の底壁と連続するが、湾曲板858,859の内面とは連続しない。座面865Aの径方向r2における幅は、首部86および溝817の底壁の間で最小幅W11になる。
[ボトルキャップ9]
図12において、ボトルキャップ9は、環状突片94をさらに備える点で実施形態とは異なる。
図12において、ボトルキャップ9は、環状突片94をさらに備える点で実施形態とは異なる。
環状突片94は、内主面912において係合部913より外向きr22の位置であり且つ側壁92より内向きr21の位置から近接向きz22に延びる概ね円筒形状の壁である。環状突片94の内周面は、首部86の外周面と略同径である。環状突片94の厚さは、この内周面および外周面の間の径方向r1における寸法である。この厚さは、周方向θ1における全周に亘って略一定であり、首部86および溝817の間の最小幅W11より僅かに小さい。環状突片94は、ボトルキャップ9の取付状態においてボトル本体8の首部86の外周面に当接して嵌合する。
雄ネジ814を雌ネジ93に螺合させる過程(以下、「螺合過程」とも称す)で、環状突片94の内周面は、軸心Ax2周りに回転しつつ首部86の外周面上を摺動する。螺合過程を経た後、環状突片94の近接向きz22における端(即ち、延出端)941は全周に亘って、座面865Aに当接する。端941と座面865Aとの当接により、ボトルキャップ9がボトル本体8に螺合される終位置が決められて、ボトルキャップ9の螺合が軸方向z2において停止する。端941が取付状態で座面865Aに当接するように、環状突片94の軸方向z2における寸法が予め決定される。また、ボトルキャップ9が終位置にあるとき、内主面912は、環状壁85の離間向きz21における端面に当接する。これにより、ボトルキャップ9は、環状壁85より内側の空間を液密に封止する。
[その他の変形例]
実施形態では、タンク4A~4Dには、前述の4色分のインクが貯留されていた。しかし、タンク4A~4Dには、画像記録において、記録ヘッド322がインク吐出に先立って用紙Sに吐出する前処理液(液体の他の一例)が貯留されてもよい。他にも、タンク4A~4Dは、記録ヘッド322の洗浄に使用される水(液体のさらに他の一例)が貯留されてもよい。
実施形態では、タンク4A~4Dには、前述の4色分のインクが貯留されていた。しかし、タンク4A~4Dには、画像記録において、記録ヘッド322がインク吐出に先立って用紙Sに吐出する前処理液(液体の他の一例)が貯留されてもよい。他にも、タンク4A~4Dは、記録ヘッド322の洗浄に使用される水(液体のさらに他の一例)が貯留されてもよい。
実施形態では、プリンタ部3は、フルカラーの画像を用紙Sに記録可能であった。しかし、これに限らず、プリンタ部3は、モノクロ画像だけを用紙Sに記録可能であってもよい。この場合、タンクセット31は、タンク4A、保持部材51A、キャップ6A、タンクカバー52Aを備える。
実施形態では、タンク4Aにキー穴48が設けられていた。しかし、これに限らず、キー穴48は、保持部材51Aの貫通孔511Aの内周面に形成されてもよい。
実施形態では、キー部材88およびキー穴48の三次元形状は、インクの色毎で互いに異なっていた。しかし、これに限らず、キー部材88およびキー穴48の三次元形状は、MFP100の種類(即ち、機種)毎で互いに異なっていてもよい。
実施形態では、キー部材88および被嵌合部46の各々は、上面841に対し離間向きz21に突出するリブや切り欠きから構成されていた。しかし、これに限らず、キー部材88および被嵌合部46の各々は、他にも、上面841に対し近接向きz22に長いスリット、または、周方向θ2や径方向r2に凹む凹部で構成されてもよい。
実施形態では、ボトル本体8は、凹部855A,855Bを備え、凹部855A,855Bは、雄ネジ854において180°だけ互いに回転移動した部分が切り欠かれることで形成されていた。しかし、これに限らず、ボトル本体8は、凹部855A,855Bに代えて、二個の凸部を備えていてもよい。二個の凸部は、外周面853において180°だけ互いに回転移動した部分から外向きr22に突出する。
3・・・プリンタ部
31・・・タンクセット
4A~4D・・・タンク
41・・・本体
43・・・上面
44・・・ニードル
441,442・・・流路
443・・・隔壁
45・・・突出壁
71,72・・・湾曲板
73,74・・・連結板
46・・・被嵌合部
47・・・貯留室
48・・・キー穴
200A~200D・・・ボトル
8・・・ボトル本体
84・・・基台部
841・・・上面
85・・・環状壁
851・・・底面
852・・・端面
853・・・外周面
854・・・雄ネジ
86・・・首部
861・・・大径部
862・・・小径部
862A・・・外周面
862B,862C・・・環状平坦面
87・・・収容室
88・・・キー部材
9・・・ボトルキャップ
91・・・天壁
92・・・側壁
93・・・雌ネジ
31・・・タンクセット
4A~4D・・・タンク
41・・・本体
43・・・上面
44・・・ニードル
441,442・・・流路
443・・・隔壁
45・・・突出壁
71,72・・・湾曲板
73,74・・・連結板
46・・・被嵌合部
47・・・貯留室
48・・・キー穴
200A~200D・・・ボトル
8・・・ボトル本体
84・・・基台部
841・・・上面
85・・・環状壁
851・・・底面
852・・・端面
853・・・外周面
854・・・雄ネジ
86・・・首部
861・・・大径部
862・・・小径部
862A・・・外周面
862B,862C・・・環状平坦面
87・・・収容室
88・・・キー部材
9・・・ボトルキャップ
91・・・天壁
92・・・側壁
93・・・雌ネジ
Claims (5)
- 液体を収容する内部空間を有するボトル本体を備えた液体収容ボトルと、液体を貯留する貯留室を有するタンクと、を備える液体供給装置であって、
上記ボトル本体は、
上面と、
上記上面より上方へ突出して先端面に開口が形成されたノズルと、
上記ノズルと間隔を空けて上記ノズルの周囲に位置しており、上記上面より上方へ突出した環状壁と、を有しており、
上記タンクは、
タンク本体と、
上記タンク本体のタンク上面から突出してタンク凹部を区画する突出壁と、
上記タンク凹部に位置しており、上記貯留室と外部とを連通する第1流路および第2流路を有する連通管と、を有しており、
上記ボトル本体は、上記環状壁が上記タンク凹部に挿入され、且つ、上記ノズルの上記開口に上記連通管が挿入されることによって、上記ボトル本体の内部空間から上記タンクの上記貯留室へ液体を流出可能に接続され、
上記ボトル本体が上記タンクに接続された接続状態において、上記環状壁が上記突出壁の内側に位置する液体供給装置。 - 上記環状壁が上記上面から突出する第1寸法は、上記突出壁が上記タンク上面から突出する第2寸法よりも大きい請求項1に記載の液体供給装置。
- 上記液体収容ボトルは、上記環状壁の外周面に形成されたネジ部と螺合するキャップをさらに有しており、
上記環状壁のネジ部から上記環状壁の上端までの第3寸法は、上記第2寸法よりも大きい請求項2に記載の液体供給装置。 - 上記ボトル本体は、上記ノズルと上記環状壁との間の空間に位置するキー部材、をさらに有しており、
上記タンクは、上記タンク凹部に位置して上記キー部材と嵌合する被嵌合部をさらに有する請求項1から3のいずれかに記載の液体供給装置。 - 上記タンクは、収容される液体の色毎に複数が設けられており、
上記被嵌合部は、複数の上記タンク毎に異なる位置または形状であり、
上記キー部材は、対応する上記タンクの被嵌合部に嵌合可能な位置または形状である請求項4に記載の液体供給装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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