JP2023034635A - 表示システムの制御方法、及び表示システム - Google Patents
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Abstract
【課題】検査用画像を撮像した撮像画像を取得する頻度を高める。【解決手段】画像信号SPに対応する第1画像P1と、第1画像P1と異なる第2画像P2とを交互にスクリーンSCへ投射させることと、第3期間TC1が経過する度に、カメラ200でスクリーンSCが撮像された撮像画像PMを取得することと、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定された場合に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMの取得を開始し、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMの取得を開始してから、投射周期PDが経過する度に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMを取得することと、を含む。【選択図】図4
Description
本発明は、表示システムの制御方法、及び表示システムに関する。
プロジェクターによって種々の画像を投射する技術が開示されている。
例えば、特許文献1に記載の画像表示システムは、プロジェクターには検査用画像をFpフレームに1回投射させ、カメラにはFcフレームに1回投射面を撮像させ、FpとFcとを互いに素となる数値の組み合わせとすることで、プロジェクターとカメラとが互いに異なるフレームレートで動作していても、カメラによって確実に検査用画像を撮像する。
例えば、特許文献1に記載の画像表示システムは、プロジェクターには検査用画像をFpフレームに1回投射させ、カメラにはFcフレームに1回投射面を撮像させ、FpとFcとを互いに素となる数値の組み合わせとすることで、プロジェクターとカメラとが互いに異なるフレームレートで動作していても、カメラによって確実に検査用画像を撮像する。
しかしながら、特許文献1に記載の画像表示システムでは、カメラによって検査用画像が撮影できるのは、実際に検査用画像が投射される数回に1回の頻度になる。そのため、検査用画像を短い周期で取得できず、検査用画像を撮像した撮像画像を取得する頻度を高めることが難しい。
本適用例の一態様に係る表示システムの制御方法は、画像信号の入力をプロジェクターによって受け付けることと、前記画像信号に対応する第1画像を、投射面へ前記プロジェクターに投射させることと、前記第1画像の投射の開始から第1期間が、前記プロジェクターに、前記第1画像とは異なる第2画像を前記投射面へ投射させ、前記第2画像の投射の開始から第2期間が経過したときに、前記プロジェクターに、前記第1画像を前記投射面へ投射させることによって、前記プロジェクターに、前記第1画像と前記第2画像とを交互に前記投射面へ投射させることと、前記第1期間と前記第2期間との和を示す投射周期とは異なる第3期間が経過する度に、カメラで前記投射面が撮像された撮像画像を取得することと、前記撮像画像が前記第2画像を撮像した画像であると判定された場合に、前記第2画像を撮像した画像として前記撮像画像の取得を開始することと、前記第2画像を撮像した画像として前記撮像画像の取得を開始してから、前記投射周期が経過する度に、前記第2画像を撮像した画像として前記撮像画像を取得することと、を含む。
本適用例の別の一態様に係る表示システムは、プロジェクターと、カメラと、前記プロジェクター及び前記カメラを制御する制御装置と、を含み、前記制御装置は、画像信号の入力を前記プロジェクターによって受け付けることと、前記画像信号に対応する第1画像を、投射面へ前記プロジェクターに投射させることと、前記第1画像の投射の開始から第1期間が経過したときに、前記プロジェクターに、前記第1画像とは異なる第2画像を前記投射面へ投射させ、前記第2画像の投射の開始から第2期間が経過したときに、前記プロジェクターに、前記第1画像を前記投射面へ投射させることによって、前記第1画像と前記第2画像とを交互に前記投射面へ前記プロジェクターに投射させることと、前記第1期間と前記第2期間との和を示す投射周期とは異なる第3期間が経過する度に、前記カメラで前記投射面が撮像された撮像画像を取得することと、前記撮像画像が前記第2画像を撮像した画像であると判定された場合に、前記第2画像を撮像した画像として前記撮像画像の取得を開始することと、前記第2画像を撮像した画像として前記撮像画像の取得を開始してから、前記投射周期が経過する度に、前記第2画像を撮像した画像として前記撮像画像を取得することと、を行う。
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る表示システム1の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、表示システム1は、プロジェクター100と、カメラ200と、画像供給装置300と、を備える。
画像供給装置300は、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)ケーブルCB2によって、プロジェクター100と通信可能に接続される。画像供給装置300は、プロジェクター100に画像信号SPを送信する。画像供給装置300は、例えば、パーソナルコンピューターで構成される。
図1に示すように、表示システム1は、プロジェクター100と、カメラ200と、画像供給装置300と、を備える。
画像供給装置300は、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)ケーブルCB2によって、プロジェクター100と通信可能に接続される。画像供給装置300は、プロジェクター100に画像信号SPを送信する。画像供給装置300は、例えば、パーソナルコンピューターで構成される。
本実施形態では、画像供給装置300が、パーソナルコンピューターで構成される場合について説明するが、これに限定されない。画像供給装置300が、例えば、タブレット端末で構成されてもよいし、スマートフォンで構成されてもよい。
また、本実施形態では、画像供給装置300が、プロジェクター100とHDMIケーブルCB2によって接続される場合について説明するが、これに限定されない。画像供給装置300が、プロジェクター100と、例えば、Ethernet(登録商標)ケーブル、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって接続されてもよい。また、画像供給装置300が、例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)等によって、プロジェクター100と、無線で通信可能に接続されてもよい。
また、本実施形態では、画像供給装置300が、プロジェクター100とHDMIケーブルCB2によって接続される場合について説明するが、これに限定されない。画像供給装置300が、プロジェクター100と、例えば、Ethernet(登録商標)ケーブル、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって接続されてもよい。また、画像供給装置300が、例えば、Bluetooth(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)等によって、プロジェクター100と、無線で通信可能に接続されてもよい。
プロジェクター100は、画像供給装置300から受け付けた画像信号SPに対応する第1画像P1を、スクリーンSCに投射する。
スクリーンSCは、「投射面」の一例に対応する。
第1画像P1については、図3及び図4を参照して更に説明する。
スクリーンSCは、「投射面」の一例に対応する。
第1画像P1については、図3及び図4を参照して更に説明する。
本実施形態では、プロジェクター100が、第1画像P1をスクリーンSCの全体に投射する場合について説明するが、これに限定されない。プロジェクター100が、第1画像P1を、例えばスクリーンSCの一部の領域に投射してもよい。
カメラ200は、USBケーブルCB1によって、プロジェクター100と通信可能に接続される。カメラ200は、プロジェクター100に撮像画像PMを送信する。
カメラ200は、被写体SBとしてのスクリーンSCを撮像して撮像画像PMを生成する。カメラ200は、撮像画像PMを、USBケーブルCB1を介して、プロジェクター100へ送信する。
カメラ200は、被写体SBとしてのスクリーンSCを撮像して撮像画像PMを生成する。カメラ200は、撮像画像PMを、USBケーブルCB1を介して、プロジェクター100へ送信する。
撮像画像PMは、例えば、被写体SBの形状を解析し、被写体SBの形状に合わせてプロジェクター100から投射する第1画像P1を変形する、いわゆる、「プロジェクションマッピング」を実行するために用いられる。
なお、第1画像P1が投射されている状態で撮像された撮像画像PMでは、第1画像P1の影響を受けるため、被写体SBの形状を正確に解析することが困難である。そこで、以下で説明するように、第2画像P2が投射されている状態で撮像された撮像画像PMを取得する必要がある。すなわち、第2画像P2が投射されている状態で撮像された撮像画像PMを用いることによって、被写体SBの形状を正確に解析できる。
第2画像P2については、図3及び図4を参照して更に説明する。
なお、第1画像P1が投射されている状態で撮像された撮像画像PMでは、第1画像P1の影響を受けるため、被写体SBの形状を正確に解析することが困難である。そこで、以下で説明するように、第2画像P2が投射されている状態で撮像された撮像画像PMを取得する必要がある。すなわち、第2画像P2が投射されている状態で撮像された撮像画像PMを用いることによって、被写体SBの形状を正確に解析できる。
第2画像P2については、図3及び図4を参照して更に説明する。
本実施形態では、カメラ200がUSBケーブルCB1によって、プロジェクター100と接続される場合について説明するが、これに限定されない。カメラ200がプロジェクター100と、例えば、HDMIケーブル、Ethernetケーブル等によって接続されてもよい。また、カメラ200が、Bluetooth、Wi-Fi等によって、プロジェクター100と、無線で通信可能に接続されてもよい。
図2は、プロジェクター100の構成の一例を示す図である。プロジェクター100は、スクリーンSCに向けて画像光PLを投射して、スクリーンSCに投射画像を表示する。
図2に示すように、プロジェクター100は、投射部110と、投射部110を駆動する駆動部120と、を備える。投射部110は、光学的な画像の形成を行い、スクリーンSCに画像を投射する。
投射部110は、光源部111、光変調装置112、及び投射光学系113を備える。駆動部120は、光源駆動部121、及び光変調装置駆動部122を備える。
図2に示すように、プロジェクター100は、投射部110と、投射部110を駆動する駆動部120と、を備える。投射部110は、光学的な画像の形成を行い、スクリーンSCに画像を投射する。
投射部110は、光源部111、光変調装置112、及び投射光学系113を備える。駆動部120は、光源駆動部121、及び光変調装置駆動部122を備える。
光源部111は、光源を備える。光源部111は、例えば、ハロゲンランプ、キセノンランプ、超高圧水銀ランプ等のランプ光源、又は、LED(Light Emitting Diode)、レーザー光源等の固体光源を備える。
また、光源部111は、光源が出射した光を光変調装置112に導くリフレクター、及び補助リフレクターを備えてもよい。更に、光源部111は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群、偏光板、又は光源が出射した光の光量を光変調装置112に至る経路上で低減させる調光素子等を備えてもよい。
光源駆動部121は、内部バス109に接続され、同じく内部バス109に接続された第1制御部150の指示に従って、光源部111の光源を点灯及び消灯させる。
また、光源部111は、光源が出射した光を光変調装置112に導くリフレクター、及び補助リフレクターを備えてもよい。更に、光源部111は、投射光の光学特性を高めるためのレンズ群、偏光板、又は光源が出射した光の光量を光変調装置112に至る経路上で低減させる調光素子等を備えてもよい。
光源駆動部121は、内部バス109に接続され、同じく内部バス109に接続された第1制御部150の指示に従って、光源部111の光源を点灯及び消灯させる。
光変調装置112は、例えば、R、G及びBの三原色に対応した3枚の液晶パネル115を備える。Rは赤色を示し、Gは緑色を示し、Bは青色を示す。すなわち、光変調装置112は、R色光に対応した液晶パネル115と、G色光に対応した液晶パネル115と、B色光に対応した液晶パネル115と、を備える。
光源部111が出射する光はRGBの3色の色光に分離され、それぞれ対応する液晶パネル115に入射される。3枚の液晶パネル115の各々は、透過型の液晶パネルであり、透過する光を変調して画像光PLを生成する。各液晶パネル115を通過して変調された画像光PLは、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系113に射出される。
本実施形態では、光変調装置112が光変調素子として透過型の液晶パネル115を備える場合について説明するが、これに限定されない。光変調素子は反射型の液晶パネルでもよいし、デジタルマイクロミラーデバイス(Digital Micromirror Device)でもよい。
光源部111が出射する光はRGBの3色の色光に分離され、それぞれ対応する液晶パネル115に入射される。3枚の液晶パネル115の各々は、透過型の液晶パネルであり、透過する光を変調して画像光PLを生成する。各液晶パネル115を通過して変調された画像光PLは、クロスダイクロイックプリズム等の合成光学系によって合成され、投射光学系113に射出される。
本実施形態では、光変調装置112が光変調素子として透過型の液晶パネル115を備える場合について説明するが、これに限定されない。光変調素子は反射型の液晶パネルでもよいし、デジタルマイクロミラーデバイス(Digital Micromirror Device)でもよい。
光変調装置112は、光変調装置駆動部122によって駆動される。光変調装置駆動部122は、画像処理部145に接続される。
光変調装置駆動部122には、画像処理部145からR,G,Bの各原色に対応する画像データが入力される。光変調装置駆動部122は、例えば、集積回路により構成することができる。光変調装置駆動部122は、入力された画像データを液晶パネル115の動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動部122は、変換したデータ信号に基づいて、各液晶パネル115の各画素に電圧を印加し、各液晶パネル115に画像を描画する。
光変調装置駆動部122には、画像処理部145からR,G,Bの各原色に対応する画像データが入力される。光変調装置駆動部122は、例えば、集積回路により構成することができる。光変調装置駆動部122は、入力された画像データを液晶パネル115の動作に適したデータ信号に変換する。光変調装置駆動部122は、変換したデータ信号に基づいて、各液晶パネル115の各画素に電圧を印加し、各液晶パネル115に画像を描画する。
投射光学系113は、入射された画像光PLをスクリーンSC上に結像させるレンズやミラー等を備える。また、投射光学系113は、スクリーンSCに投射される画像を拡大又は縮小させるズーム機構、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構等を備えてもよい。
プロジェクター100は、操作部131、リモコン通信部133、入力インターフェース135、記憶部137、画像インターフェース141、第1通信インターフェース142、フレームメモリー143、画像処理部145、及び第1制御部150を更に備える。入力インターフェース135、記憶部137、画像インターフェース141、第1通信インターフェース142、画像処理部145、及び第1制御部150は、内部バス109を介して相互にデータ通信可能に接続される。
操作部131は、プロジェクター100の筐体表面に設けられた各種のボタンやスイッチを備え、これらのボタンやスイッチの操作に対応した操作信号を生成して、入力インターフェース135に出力する。入力インターフェース135は、操作部131から入力された操作信号を第1制御部150に出力する回路を備える。
リモコン通信部133は、リモコン5との間で赤外線通信、又は近距離無線通信を行う。リモコン5は、タッチパネル51と、種々の操作キー52とを備える。リモコン5は、例えば、スマートフォン等の携帯型の電子機器であってもよい。
タッチパネル51は、LCD(Liquid Crystal Display)と、タッチセンサーとを備える。LCDは、種々の画像を表示する。
リモコン5は、リモコン通信部133から通信信号を受信し、通信信号を画像信号にデコードして、画像信号に対応する画像をタッチパネル51のLCDに表示する。
タッチセンサーは、LCDの表示面と一体に形成され、ユーザーからのタッチ操作を受け付ける。また、操作キー52は、ユーザーからの操作を受け付ける。
リモコン5は、タッチパネル51のタッチセンサー、及び操作キー52が受け付けた操作に対応する操作信号を通信信号にエンコードしてリモコン通信部133へ送信する。
タッチパネル51は、LCD(Liquid Crystal Display)と、タッチセンサーとを備える。LCDは、種々の画像を表示する。
リモコン5は、リモコン通信部133から通信信号を受信し、通信信号を画像信号にデコードして、画像信号に対応する画像をタッチパネル51のLCDに表示する。
タッチセンサーは、LCDの表示面と一体に形成され、ユーザーからのタッチ操作を受け付ける。また、操作キー52は、ユーザーからの操作を受け付ける。
リモコン5は、タッチパネル51のタッチセンサー、及び操作キー52が受け付けた操作に対応する操作信号を通信信号にエンコードしてリモコン通信部133へ送信する。
リモコン通信部133は、例えば、リモコン5から送信される赤外線信号を受光し、受光した赤外線信号をデコードして操作信号を生成する。リモコン通信部133は、生成した操作信号を入力インターフェース135に出力する。入力インターフェース135は、リモコン通信部133から入力された操作信号を第1制御部150に出力する。
また、リモコン通信部133は、例えば、第1制御部150からの指示に従って、種々の画像をリモコン5に送信する。リモコン通信部133は、第1制御部150から入力される画像信号をエンコードして赤外線信号を生成する。リモコン通信部133は、生成した赤外線信号をリモコン5へ送信する。
また、リモコン通信部133は、例えば、第1制御部150からの指示に従って、種々の画像をリモコン5に送信する。リモコン通信部133は、第1制御部150から入力される画像信号をエンコードして赤外線信号を生成する。リモコン通信部133は、生成した赤外線信号をリモコン5へ送信する。
記憶部137は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気的記録装置、又は、フラッシュメモリー、SDD(Solid State Drive)等の半導体記憶素子を用いた記憶装置である。記憶部137は、第1制御部150が処理したデータ、画像データ等を記憶する。
画像インターフェース141は、画像供給装置300と、例えばHDMI規格に従って通信を実行する通信インターフェースである。画像インターフェース141は、HDMIケーブルCB2を接続するコネクター、及びコネクターを伝送される信号を処理するインターフェース回路を備える。画像インターフェース141は、コネクター、及びインターフェース回路を有するインターフェース基板であり、第1制御部150の第1プロセッサー150A等が実装されるメイン基板に接続される。或いは、画像インターフェース141を構成するコネクター、及びインターフェース回路が、第1制御部150のメイン基板に実装される。画像インターフェース141は、例えば、画像信号SP等を画像供給装置300から受信する。
第1通信インターフェース142は、カメラ200と、例えばUSB規格に従って通信を実行する通信インターフェースである。第1通信インターフェース142は、USBケーブルCB1を接続するコネクター、及びコネクターを伝送される信号を処理するインターフェース回路を備える。第1通信インターフェース142は、コネクター、及びインターフェース回路を有するインターフェース基板であり、第1制御部150の第1プロセッサー150A等が実装されるメイン基板に接続される。或いは、第1通信インターフェース142を構成するコネクター、及びインターフェース回路が、第1制御部150のメイン基板に実装される。第1通信インターフェース142は、例えば、撮像画像PMに対応する画像情報をカメラ200から受信する。
画像処理部145、及びフレームメモリー143は、例えば、集積回路により構成することができる。集積回路は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)を含む。PLDには、例えば、FPGA(Field-Programmable Gate Array)が含まれる。また、集積回路の構成の一部にアナログ回路が含まれていてもよく、プロセッサーと集積回路との組み合わせであってもよい。プロセッサーと集積回路との組み合わせは、マイクロコントローラー(MCU:Micro Control Unit)、SoC(System-on-a-chip)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。
画像処理部145は、画像インターフェース141から入力された画像データをフレームメモリー143に展開する。フレームメモリー143は、複数のバンクを備える。各バンクは、1フレーム分の画像データを書き込み可能な記憶容量を有する。フレームメモリー143は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)により構成される。
画像処理部145は、フレームメモリー143に展開した画像データに対して、例えば、解像度変換処理、又は、リサイズ処理、歪曲収差の補正、形状補正処理、デジタルズーム処理、画像の色合いや輝度の調整等の画像処理を行う。
また、画像処理部145は、垂直同期信号の入力フレーム周波数を描画周波数に変換した垂直同期信号を生成する。生成した垂直同期信号を出力同期信号という。画像処理部145は、生成した出力同期信号を光変調装置駆動部122へ出力する。
また、画像処理部145は、垂直同期信号の入力フレーム周波数を描画周波数に変換した垂直同期信号を生成する。生成した垂直同期信号を出力同期信号という。画像処理部145は、生成した出力同期信号を光変調装置駆動部122へ出力する。
第1制御部150は、第1プロセッサー150A、及び第1メモリー150Bを備える。
第1メモリー150Bは、第1プロセッサー150Aが実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。第1メモリー150Bは、磁気的記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置によって構成される。また、第1メモリー150Bは、第1プロセッサー150Aのワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。第1メモリー150Bは、第1制御部150により処理されるデータや、第1プロセッサー150Aが実行する第1制御プログラムPGM1を記憶する。
第1制御プログラムPGM1については、図3を参照して更に説明する。
第1制御部150は、「制御装置」の一例に対応する。
第1メモリー150Bは、第1プロセッサー150Aが実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。第1メモリー150Bは、磁気的記憶装置、フラッシュROM(Read Only Memory)等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置によって構成される。また、第1メモリー150Bは、第1プロセッサー150Aのワークエリアを構成するRAM(Random Access Memory)を含んでもよい。第1メモリー150Bは、第1制御部150により処理されるデータや、第1プロセッサー150Aが実行する第1制御プログラムPGM1を記憶する。
第1制御プログラムPGM1については、図3を参照して更に説明する。
第1制御部150は、「制御装置」の一例に対応する。
第1プロセッサー150Aは、単一のプロセッサーで構成されてもよいし、複数のプロセッサーが第1プロセッサー150Aとして機能する構成であってもよい。第1プロセッサー150Aは、第1制御プログラムPGM1を実行してプロジェクター100の各部を制御する。例えば、第1プロセッサー150Aは、操作部131及びリモコン5によって受け付けた操作に対応した画像処理の実行指示と、この画像処理に用いるパラメーターとを画像処理部145に出力する。パラメーターには、例えば、スクリーンSCに投射する画像の幾何的な歪みを補正するための幾何補正パラメーター等が含まれる。また、第1プロセッサー150Aは、光源駆動部121を制御して光源部111の点灯と消灯とを制御し、また光源部111の輝度を調整する。
図3は、表示システム1の要部の構成の一例を示す図である。
図3を参照して、まず、カメラ200の構成について説明する。
カメラ200は、第2制御部210と、第2通信インターフェース220と、撮像機構230と、を備える。
第2制御部210は、第2プロセッサー210A、及び第2メモリー210Bを備える。
第2メモリー210Bは、第2プロセッサー210Aが実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。第2メモリー210Bは、磁気的記憶装置、フラッシュROM等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置によって構成される。また、第2メモリー210Bは、第2プロセッサー210Aのワークエリアを構成するRAMを含んでもよい。第2メモリー210Bは、第2制御部210により処理されるデータや、第2プロセッサー210Aが実行する第2制御プログラムPGM2を記憶する。
図3を参照して、まず、カメラ200の構成について説明する。
カメラ200は、第2制御部210と、第2通信インターフェース220と、撮像機構230と、を備える。
第2制御部210は、第2プロセッサー210A、及び第2メモリー210Bを備える。
第2メモリー210Bは、第2プロセッサー210Aが実行するプログラムやデータを不揮発的に記憶する記憶装置である。第2メモリー210Bは、磁気的記憶装置、フラッシュROM等の半導体記憶素子、或いはその他の種類の不揮発性記憶装置によって構成される。また、第2メモリー210Bは、第2プロセッサー210Aのワークエリアを構成するRAMを含んでもよい。第2メモリー210Bは、第2制御部210により処理されるデータや、第2プロセッサー210Aが実行する第2制御プログラムPGM2を記憶する。
第2プロセッサー210Aは、単一のプロセッサーで構成されてもよいし、複数のプロセッサーが第2プロセッサー210Aとして機能する構成であってもよい。第2プロセッサー210Aは、第2制御プログラムPGM2を実行してカメラ200の各部を制御する。第2プロセッサー210Aは、例えば、撮像機構230を制御して、スクリーンSCを撮像させ、撮像画像PMを生成させる。
第2通信インターフェース220は、プロジェクター100と、例えばUSB規格に従って通信を実行する通信インターフェースである。第2通信インターフェース220は、USBケーブルCB1を接続するコネクター、及びコネクターを伝送される信号を処理するインターフェース回路を備える。第2通信インターフェース220は、コネクター、及びインターフェース回路を有するインターフェース基板であり、第2制御部210の第2プロセッサー210A等が実装されるメイン基板に接続される。或いは、第2通信インターフェース220を構成するコネクター、及びインターフェース回路が、第2制御部210のメイン基板に実装される。第2通信インターフェース220は、例えば、撮像画像PMに対応する画像情報をプロジェクター100へ送信する。
撮像機構230は、第2制御部210からの指示に従って、スクリーンSCを撮像し、撮像画像PMを生成する。撮像機構230は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)231等のイメージセンサーを備える。なお、イメージセンサーは、CMOS(complementary metal―oxide semiconductor)であってもよい。
また、撮像機構230は、撮像領域を拡大又は縮小させるズーム機構、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構等を備えてもよい。
また、撮像機構230は、撮像領域を拡大又は縮小させるズーム機構、フォーカスの調整を行うフォーカス調整機構等を備えてもよい。
次に、プロジェクター100の第1制御部150の機能構成について説明する。
第1制御部150は、投射制御部151と、設定部152と、第1取得部153と、第1判定部154と、第2取得部155と、第2判定部156と、画像記憶部157と、設定値記憶部158と、を備える。具体的には、第1制御部150の第1プロセッサー150Aが、第1制御プログラムPGM1を実行することによって、投射制御部151、設定部152、第1取得部153、第1判定部154、第2取得部155、及び第2判定部156、として機能する。また、第1制御部150の第1プロセッサー150Aが、第1制御プログラムPGM1を実行することによって、第1メモリー150Bを、画像記憶部157、及び設定値記憶部158、として機能させる。
第1制御部150は、投射制御部151と、設定部152と、第1取得部153と、第1判定部154と、第2取得部155と、第2判定部156と、画像記憶部157と、設定値記憶部158と、を備える。具体的には、第1制御部150の第1プロセッサー150Aが、第1制御プログラムPGM1を実行することによって、投射制御部151、設定部152、第1取得部153、第1判定部154、第2取得部155、及び第2判定部156、として機能する。また、第1制御部150の第1プロセッサー150Aが、第1制御プログラムPGM1を実行することによって、第1メモリー150Bを、画像記憶部157、及び設定値記憶部158、として機能させる。
画像記憶部157は、第1取得部153及び第2取得部155がカメラ200から取得した撮像画像PMを記憶する。画像記憶部157に記憶された撮像画像PMは、第1判定部154及び第2判定部156によって読み出される。
設定値記憶部158は、設定部152が設定した第3期間TCを記憶する。第3期間TCは、第3期間TC1と、第3期間TC2とを含む。
投射制御部151は、駆動部120を制御して、投射部110に、第1画像P1と第2画像P2とを交互にスクリーンSCへ投射させる。
投射制御部151は、画像信号SPを画像供給装置300から受信する。投射制御部151は、投射部110に、画像信号SPに対応する第1画像P1をスクリーンSCへ投射させる。すなわち、第1画像P1は、画像供給装置300から受信する画像信号SPに対応する画像である。
また、投射制御部151は、第1画像P1の投射の開始から第1期間TAが経過したときに、投射部110に、第1画像P1とは異なる第2画像P2をスクリーンSCへ投射させる。
投射制御部151は、画像信号SPを画像供給装置300から受信する。投射制御部151は、投射部110に、画像信号SPに対応する第1画像P1をスクリーンSCへ投射させる。すなわち、第1画像P1は、画像供給装置300から受信する画像信号SPに対応する画像である。
また、投射制御部151は、第1画像P1の投射の開始から第1期間TAが経過したときに、投射部110に、第1画像P1とは異なる第2画像P2をスクリーンSCへ投射させる。
第2画像P2は、第2画像P2を構成する複数画素の各々の輝度値Bが、第1閾値B1以下に設定される。輝度値Bが256諧調で表される場合には、第1閾値B1は、例えば、「50」である。なお、第2画像P2の輝度値Bは、低いことが好ましい。
第2画像P2を構成する複数画素の各々のR成分、G成分、及びB成分が256諧調で表される場合には、第1閾値B1に対応するRGB値は、例えば、(50,50,50)である。第1閾値B1に対応するRGB値が、(30,30,30)であることが好ましい。第1閾値B1に対応するRGB値が、(10,10,10)であることが更に好ましい。第2画像P2を構成する複数画素の各々のR成分、G成分、及びB成分が、(0,0,0)であることが、最も好ましい。この場合には、第2画像P2は、いわゆる「黒画像」である。
第2画像P2を構成する複数画素の各々のR成分、G成分、及びB成分が256諧調で表される場合には、第1閾値B1に対応するRGB値は、例えば、(50,50,50)である。第1閾値B1に対応するRGB値が、(30,30,30)であることが好ましい。第1閾値B1に対応するRGB値が、(10,10,10)であることが更に好ましい。第2画像P2を構成する複数画素の各々のR成分、G成分、及びB成分が、(0,0,0)であることが、最も好ましい。この場合には、第2画像P2は、いわゆる「黒画像」である。
投射制御部151は、第2画像P2の投射の開始から第2期間TBが経過したときに、投射部110に、第1画像P1をスクリーンSCへ投射させる。
このようにして、投射制御部151は、第1期間TAにおける第1画像P1の投射と、第2期間TBにおける第2画像P2の投射と、を交互に実行する。
換言すれば、投射制御部151の投射周期PDは、第1期間TAと第2期間TBとの和である。第1期間TAでは、第1画像P1が投射され、第2期間TBでは、第2画像P2が投射される。
このようにして、投射制御部151は、第1期間TAにおける第1画像P1の投射と、第2期間TBにおける第2画像P2の投射と、を交互に実行する。
換言すれば、投射制御部151の投射周期PDは、第1期間TAと第2期間TBとの和である。第1期間TAでは、第1画像P1が投射され、第2期間TBでは、第2画像P2が投射される。
設定部152は、第3期間TC1を設定する。第3期間TC1は、カメラ200にスクリーンSCを撮像させて撮像画像PMを生成させる周期を示す。
第3期間TC1は、第1期間TAと第2期間TBとの和を示す投射周期PDとは異なる。
設定部152は、投射周期PDの長さを示す整数Nと、第3期間TCの長さを示す整数Mとが、互いに素であるように第3期間TC1の長さを設定する。また、設定部152は、第3期間TC1の長さを設定値記憶部158に記憶させる。
第3期間TC1は、第1期間TAと第2期間TBとの和を示す投射周期PDとは異なる。
設定部152は、投射周期PDの長さを示す整数Nと、第3期間TCの長さを示す整数Mとが、互いに素であるように第3期間TC1の長さを設定する。また、設定部152は、第3期間TC1の長さを設定値記憶部158に記憶させる。
本実施形態では、後述にて図4を参照して説明するように、投射周期PDの長さを示す整数Nは、例えば、「4」であり、第3期間TC1の長さを示す整数Mは、例えば、「3」である。「4」と「3」とは、互いに素である。整数Nは、例えば、N個のフレームの長さに対応し、整数Mは、例えば、M個のフレームの長さに対応する。1個のフレームの長さが、例えば、0.1秒である場合には、投射周期PDの長さは、0.4秒であり、第3期間TCの長さは、0.3秒である。
第1取得部153は、第3期間TC1が経過する度に、カメラ200にスクリーンSCを撮像させて撮像画像PMを生成させ、生成された撮像画像PMを取得する。
具体的には、第1取得部153は、設定部152が第3期間TC1を設定したときに、設定された第3期間TC1をカメラ200に送信する。カメラ200は、第3期間TC1が経過する度に、スクリーンSCを撮像して撮像画像PMを生成する。そして、カメラ200は、生成した撮像画像PMをプロジェクター100に送信する。第1取得部153は、カメラ200から送信された撮像画像PMを受信することによって、撮像画像PMを取得する。
具体的には、第1取得部153は、設定部152が第3期間TC1を設定したときに、設定された第3期間TC1をカメラ200に送信する。カメラ200は、第3期間TC1が経過する度に、スクリーンSCを撮像して撮像画像PMを生成する。そして、カメラ200は、生成した撮像画像PMをプロジェクター100に送信する。第1取得部153は、カメラ200から送信された撮像画像PMを受信することによって、撮像画像PMを取得する。
第1判定部154は、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であるか否かを判定する。具体的には、第1判定部154は、撮像画像PMを構成する複数画素の輝度値Bの統計処理によって求められる代表値が、第2閾値B2以下である場合に、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定する。
「統計処理によって求められる代表値」とは、平均値、中央値、及び最頻値のいずれかである。本実施形態では、「統計処理によって求められる代表値」が平均値である場合について説明する。
すなわち、第1判定部154は、撮像画像PMを構成する複数画素の輝度値Bの平均値BAが、第2閾値B2以下である場合に、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定する。
「統計処理によって求められる代表値」とは、平均値、中央値、及び最頻値のいずれかである。本実施形態では、「統計処理によって求められる代表値」が平均値である場合について説明する。
すなわち、第1判定部154は、撮像画像PMを構成する複数画素の輝度値Bの平均値BAが、第2閾値B2以下である場合に、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定する。
第2閾値B2は、例えば、以下のようにして決定される。投射部110に、第2画像P2をスクリーンSCへ投射させた状態で、カメラ200にスクリーンSCを撮像させて、撮像画像PMを生成しておく。そして、撮像画像PMの輝度値Bを、第2閾値B2として設定する。撮像画像PMの輝度値Bとは、例えば、撮像画像PMを構成する複数画素の輝度値Bの平均値である。
なお、第2閾値B2を、ユーザーの操作入力に基づき、設定してもよい。
なお、第2閾値B2を、ユーザーの操作入力に基づき、設定してもよい。
本実施形態では、第1取得部153が、第3期間TC1が経過する度に、撮像画像PMを取得し、第1判定部154が、撮像画像PMを構成する複数画素の輝度値Bの平均値が、第2閾値B2以下である場合に、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定する場合について説明するが、これに限定されない。例えば、以下のようにして、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定してもよい。
すなわち、第1取得部153が、投射周期PDの長さを示す整数Nと第3期間TC1の長さを示す整数Mとの最小公倍数に対応する期間において、第3期間TC1が経過する度に撮像画像PMを取得する。そして、第1判定部154が、取得された複数の撮像画像PMのうち、最も輝度値Bが低い撮像画像PMを、第2画像P2を撮像した画像であると判定する。
この場合には、取得された複数の撮像画像PMのうち、最も輝度値Bが低い撮像画像PMを、第2画像P2を撮像した画像であると判定するため、第2画像P2を撮像した撮像画像PMを適正に判定できる。
この場合には、取得された複数の撮像画像PMのうち、最も輝度値Bが低い撮像画像PMを、第2画像P2を撮像した画像であると判定するため、第2画像P2を撮像した撮像画像PMを適正に判定できる。
なお、投射周期PDの長さを示す整数Nと第3期間TC1の長さを示す整数Mとの最小公倍数に対応する期間は、例えば、以下のようにして求められる。投射周期PDの長さを示す整数Nが、例えば、「4」であり、第3期間TCの長さを示す整数Mが、例えば、「3」である場合には、整数Nと整数Mとの最小公倍数は、「12」である。したがって、最小公倍数に対応する期間は、「12」に対応する期間である。後述する図4では、最小公倍数に対応する期間は、12個のフレームの長さである。
第2取得部155は、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると第1判定部154が判定した場合に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMの取得を開始する。
また、第2取得部155は、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMの取得を開始してから、投射周期PDが経過する度に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMを取得する。
また、第2取得部155は、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMの取得を開始してから、投射周期PDが経過する度に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMを取得する。
具体的には、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると第1判定部154が判定した場合に、設定部152は、投射周期PDを第3期間TC2として設定する。そして、第2取得部155は、第3期間TC1を第3期間TC2に更新する旨の指示をカメラ200に送信する。カメラ200は、第3期間TC1を第3期間TC2に更新する旨の指示を受信した場合に、第3期間TC1を第3期間TC2に更新する。そして、カメラ200は、更新後の第3期間TC2、すなわち投射周期PDが経過する度に、スクリーンSCを撮像して撮像画像PMを生成する。そして、カメラ200は、生成した撮像画像PMをプロジェクター100に送信する。第2取得部155は、カメラ200から送信された撮像画像PMを受信することによって、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMを取得する。
本実施形態では、図4を参照して説明するように、投射周期PDの長さを示す整数Nと、第3期間TCの長さを示す整数Mとが、互いに素であるように、設定された第3期間TCを、第3期間TC1と記載する。また、投射周期PDが設定された第3期間TCを、第3期間TC2と記載する。
第2判定部156は、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定した時点から所定期間が経過する度に、撮像画像PMの輝度値Bが、第3閾値B3以下であるか否かを判定する。撮像画像PMの輝度値Bとは、例えば、撮像画像PMを構成する複数画素の輝度値Bの平均値BAである。
所定期間は、例えば、ユーザーの操作入力に基づき、設定される。所定期間は、例えば、10分間である。
第3閾値B3は、例えば、第2閾値B2と一致する。
所定期間は、例えば、ユーザーの操作入力に基づき、設定される。所定期間は、例えば、10分間である。
第3閾値B3は、例えば、第2閾値B2と一致する。
撮像画像PMの輝度値Bが第3閾値B3以下ではないと第2判定部156が判定した場合には、第3期間TCを第3期間TC1に戻し、第1取得部153、第1判定部154、及び第2取得部155の処理を繰り返し実行する。
本実施形態では、撮像画像PMの輝度値Bが第3閾値B3以下ではないと第2判定部156が判定したときには、第3期間TCを第3期間TC1に戻し、第1取得部153、第1判定部154、及び第2取得部155の処理を繰り返し実行する場合について説明するが、これに限定されない。
例えば、以下の処理を実行してもよい。
例えば、以下の処理を実行してもよい。
撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像ではないと所定回数以上連続して判定された場合に、設定部152は、投射周期PD、及び第3期間TC1とは異なる期間を第3期間TC3として設定する。そして、第1取得部153が、新たに設定された第3期間TC3が経過する度に、撮像画像PMを取得する。第1判定部154は、撮像画像PMを構成する複数画素の輝度値Bの平均値BAが、第2閾値B2以下である場合に、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定する。第2取得部155は、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると第1判定部154が判定した場合に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMの取得を開始する。第2取得部155は、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMの取得を開始してから、投射周期PDが経過する度に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMを取得する。
所定回数は、例えば、ユーザーの操作入力に基づき、設定される。所定回数は、例えば、30回である。
「投射周期PD、及び第3期間TCとは異なる期間」とは、例えば、投射周期PDに単位時間を加算した期間、又は投射周期PDから単位時間を減算した期間である。単位時間は、例えば、1個のフレームの長さに対応する。
所定回数は、例えば、ユーザーの操作入力に基づき、設定される。所定回数は、例えば、30回である。
「投射周期PD、及び第3期間TCとは異なる期間」とは、例えば、投射周期PDに単位時間を加算した期間、又は投射周期PDから単位時間を減算した期間である。単位時間は、例えば、1個のフレームの長さに対応する。
この場合には、第3期間TCを第3期間TC1に戻す場合と比較して、早期に、撮像画像PMとして、第2画像P2を撮像した画像を取得できる可能性がある。
次に、カメラ200の第2制御部210の機能構成について説明する。
第2制御部210は、周期設定部211と、撮像制御部212と、送受信部213と、周期記憶部214と、を備える。具体的には、第2プロセッサー210Aが第2制御プログラムPGM2を実行することによって、周期設定部211、撮像制御部212、及び送受信部213、として機能する。また、第2プロセッサー210Aが第2制御プログラムPGM2を実行することによって、第2メモリー210Bを、周期記憶部214として機能させる。
第2制御部210は、周期設定部211と、撮像制御部212と、送受信部213と、周期記憶部214と、を備える。具体的には、第2プロセッサー210Aが第2制御プログラムPGM2を実行することによって、周期設定部211、撮像制御部212、及び送受信部213、として機能する。また、第2プロセッサー210Aが第2制御プログラムPGM2を実行することによって、第2メモリー210Bを、周期記憶部214として機能させる。
周期記憶部214は、撮像周期を記憶する。撮像周期は、周期設定部211によって周期記憶部214に記憶される。撮像周期は、例えば、第3期間TC1、又は、第3期間TC2である。
周期設定部211は、撮像周期を設定する。
例えば、送受信部213がプロジェクター100の第1制御部150から第3期間TC1を受信した場合に、周期設定部211は、第3期間TC1を撮像周期として設定する。また、例えば、送受信部213がプロジェクター100の第1制御部150から第3期間TC1を第3期間TC2に更新する旨の指示を受け付けた場合に、周期設定部211は、第3期間TC2を撮像周期として設定する。
例えば、送受信部213がプロジェクター100の第1制御部150から第3期間TC1を受信した場合に、周期設定部211は、第3期間TC1を撮像周期として設定する。また、例えば、送受信部213がプロジェクター100の第1制御部150から第3期間TC1を第3期間TC2に更新する旨の指示を受け付けた場合に、周期設定部211は、第3期間TC2を撮像周期として設定する。
撮像制御部212は、周期設定部211が設定した撮像周期で、撮像機構230にスクリーンSCを撮像させて、撮像画像PMを生成させる。
送受信部213は、撮像制御部212が撮像画像PMを生成する度に、生成された撮像画像PMをプロジェクター100の第1制御部150へ送信する。
また、送受信部213は、プロジェクター100の第1制御部150から種々の情報を受信する。送受信部213は、プロジェクター100の第1制御部150から、例えば第3期間TCを受信する。また、送受信部213は、プロジェクター100の第1制御部150から、例えば第3期間TC1を第3期間TC2に更新する旨の指示情報を受信する。
また、送受信部213は、プロジェクター100の第1制御部150から種々の情報を受信する。送受信部213は、プロジェクター100の第1制御部150から、例えば第3期間TCを受信する。また、送受信部213は、プロジェクター100の第1制御部150から、例えば第3期間TC1を第3期間TC2に更新する旨の指示情報を受信する。
図4は、プロジェクター100及びカメラ200の動作の一例を示す図である。
図4では、横軸として時間Tを記載している。横軸には、時間T0~時間T16を記載している。係数Kを、1~15の整数とすると、時間TKと時間T(K+1)との間隔は、1個のフレームの長さと一致する。時間TKと時間T(K+1)の間隔は、例えば、0.1秒である。
また、図4では、上から順に、フレーム番号FN、プロジェクター100が表示する画像、及びカメラ200の撮像動作を示している。
図4では、横軸として時間Tを記載している。横軸には、時間T0~時間T16を記載している。係数Kを、1~15の整数とすると、時間TKと時間T(K+1)との間隔は、1個のフレームの長さと一致する。時間TKと時間T(K+1)の間隔は、例えば、0.1秒である。
また、図4では、上から順に、フレーム番号FN、プロジェクター100が表示する画像、及びカメラ200の撮像動作を示している。
フレーム番号FNは、「1」から「16」までの連続する整数である。フレーム番号FNが「K+1」であるフレームは、時間TKから時間T(K+1)までの期間を示す。例えば、フレーム番号FNが「1」であるフレームは、時間T0から時間T1までの期間を示す。フレーム番号FNが「2」であるフレームは、時間T1から時間T2までの期間を示す。
プロジェクター100は、第1画像P1と第2画像P2とを交互に投射する。具体的には、プロジェクター100は、第1期間TAにおいて、第1画像P1を投射し、第2期間TBにおいて、第2画像P2を投射する。
図4では、第1期間TAは、3個のフレームの長さと一致し、第2期間TBは、1個のフレームの長さと一致する。投射周期PDは、第1期間TAと第2期間TBとの和である。すなわち、投射周期PDは、4個のフレームの長さと一致する。投射周期PDは、例えば、0.4秒である。
図4では、第1期間TAは、3個のフレームの長さと一致し、第2期間TBは、1個のフレームの長さと一致する。投射周期PDは、第1期間TAと第2期間TBとの和である。すなわち、投射周期PDは、4個のフレームの長さと一致する。投射周期PDは、例えば、0.4秒である。
図4では、カメラ200は、時間T2から撮像を開始する。カメラ200は、第3期間TC1経過する度に、スクリーンSCを撮像して、撮像画像PMを生成する。第3期間TC1は、撮像周期の一例に対応する。
図4では、カメラ200が撮像に要する時間は、1個のフレームの長さと一致する。
図4では、カメラ200が撮像に要する時間は、1個のフレームの長さと一致する。
図4に示すように、時間T2から時間T3までの期間では、カメラ200は、第1画像P1が投射されたスクリーンSCの撮像画像PMを生成する。また、時間T5から時間T6までの期間、時間T8から時間T9までの期間では、カメラ200は、第1画像P1が投射されたスクリーンSCの撮像画像PMを生成する。
そして、時間T11から時間T12までの期間では、カメラ200は、第2画像P2が投射されたスクリーンSCの撮像画像PMを生成する。
この場合には、プロジェクター100の第1制御部150は、以下の処理を行う。すなわち、第1判定部154は、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定する。そして、設定部152は、第3期間TC1を、第3期間TC2、すなわち、投射周期PDに更新する旨の指示をカメラ200に送信する。
この場合には、プロジェクター100の第1制御部150は、以下の処理を行う。すなわち、第1判定部154は、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定する。そして、設定部152は、第3期間TC1を、第3期間TC2、すなわち、投射周期PDに更新する旨の指示をカメラ200に送信する。
カメラ200は、第3期間TC1を、第3期間TC2、すなわち、投射周期PDに更新する旨の指示を受信して、撮像周期を第3期間TC2、すなわち、投射周期PDに更新する。
換言すれば、第2画像P2が投射されたスクリーンSCの撮像画像PMを生成した場合には、カメラ200は、その後、投射周期PDを撮像周期として撮像動作を実行する。
したがって、カメラ200は、第2画像P2が投射されたスクリーンSCの撮像画像PMを、投射周期PDで生成できる。例えば、時間T15から時間T16までの期間では、カメラ200は、第2画像P2が投射されたスクリーンSCの撮像画像PMを生成できる。
換言すれば、第2画像P2が投射されたスクリーンSCの撮像画像PMを生成した場合には、カメラ200は、その後、投射周期PDを撮像周期として撮像動作を実行する。
したがって、カメラ200は、第2画像P2が投射されたスクリーンSCの撮像画像PMを、投射周期PDで生成できる。例えば、時間T15から時間T16までの期間では、カメラ200は、第2画像P2が投射されたスクリーンSCの撮像画像PMを生成できる。
次に、図5及び図6を参照して、プロジェクター100の第1制御部150の処理について説明する。
図5は、プロジェクター100の第1制御部150が実行する画像投射処理の一例を示すフローチャートである。「画像投射処理」とは、プロジェクター100が第1画像P1と第2画像P2とを交互にスクリーンSCへ投射する処理である。「画像投射処理」は、主に、第1制御部150の投射制御部151によって実行される。
図5は、プロジェクター100の第1制御部150が実行する画像投射処理の一例を示すフローチャートである。「画像投射処理」とは、プロジェクター100が第1画像P1と第2画像P2とを交互にスクリーンSCへ投射する処理である。「画像投射処理」は、主に、第1制御部150の投射制御部151によって実行される。
まず、ステップS101において、投射制御部151は、投射部110に、第1画像P1の投射を開始させる。第1画像P1は、画像供給装置300から受信する画像信号SPに対応する画像である。
次に、ステップS103において、第1制御部150は、第1画像P1の投射を開始した時点から第1期間TAが経過したか否かを判定する。
第1期間TAが経過していないと第1制御部150が判定した場合(ステップS103;NO)には、処理が待機状態になる。第1期間TAが経過したと第1制御部150が判定した場合(ステップS103;YES)には、処理がステップS105へ進む。
次に、ステップS103において、第1制御部150は、第1画像P1の投射を開始した時点から第1期間TAが経過したか否かを判定する。
第1期間TAが経過していないと第1制御部150が判定した場合(ステップS103;NO)には、処理が待機状態になる。第1期間TAが経過したと第1制御部150が判定した場合(ステップS103;YES)には、処理がステップS105へ進む。
そして、ステップS105において、投射制御部151は、投射部110に、第2画像P2の投射を開始させる。第2画像P2は、第2画像P2を構成する複数画素の各々の輝度値Bが、第1閾値B1以下に設定される。第2画像P2は、例えば、「黒画像」である。
次に、ステップS107において、第1制御部150は、第2画像P2の投射を開始した時点から第2期間TBが経過したか否かを判定する。
第2期間TBが経過していないと第1制御部150が判定した場合(ステップS107;NO)には、処理が待機状態になる。第2期間TBが経過したと第1制御部150が判定した場合(ステップS107;YES)には、処理がステップS109へ進む。
次に、ステップS107において、第1制御部150は、第2画像P2の投射を開始した時点から第2期間TBが経過したか否かを判定する。
第2期間TBが経過していないと第1制御部150が判定した場合(ステップS107;NO)には、処理が待機状態になる。第2期間TBが経過したと第1制御部150が判定した場合(ステップS107;YES)には、処理がステップS109へ進む。
そして、ステップS109において、第1制御部150は、画像投射処理を終了するか否かを判定する。第1制御部150は、例えば、ユーザーからの操作入力に基づいて、画像投射処理を終了するか否かを判定する。
画像投射処理を終了しないと第1制御部150が判定した場合(ステップS109;NO)には、処理がステップS101に戻る。画像投射処理を終了すると第1制御部150が判定した場合(ステップS109;YES)には、その後、画像投射処理が終了される。
画像投射処理を終了しないと第1制御部150が判定した場合(ステップS109;NO)には、処理がステップS101に戻る。画像投射処理を終了すると第1制御部150が判定した場合(ステップS109;YES)には、その後、画像投射処理が終了される。
図6は、プロジェクター100の第1制御部150が実行する期間設定処理の一例を示すフローチャートである。「期間設定処理」とは、カメラ200の撮像周期を設定する処理である。撮像周期は、カメラ200が撮像画像PMを生成する周期である。
「期間設定処理」は、主に、設定部152、第1取得部153、第1判定部154、第2取得部155、及び第2判定部156によって実行される。
また、第1制御部150は、図5を参照して説明した画像投射処理と、図6を参照して説明する期間設定処理とを並行して実行する。
「期間設定処理」は、主に、設定部152、第1取得部153、第1判定部154、第2取得部155、及び第2判定部156によって実行される。
また、第1制御部150は、図5を参照して説明した画像投射処理と、図6を参照して説明する期間設定処理とを並行して実行する。
まず、ステップS201において、設定部152は、第3期間TC1を設定する。設定部152は、例えば、投射周期PDの長さを示す整数Nと、第3期間TCの長さを示す整数Mとが、互いに素であるように第3期間TC1の長さを設定する。
次に、ステップS203において、第1取得部153は、設定部152が設定した第3期間TC1をカメラ200に送信する。カメラ200は、第3期間TC1を受信して、撮像周期を第3期間TC1に設定する。また、カメラ200は、第3期間TC1毎に、撮像画像PMを生成し、プロジェクター100へ送信する。
次に、ステップS205において、第1取得部153は、カメラ200から撮像画像PMを取得したか否かを判定する。
次に、ステップS203において、第1取得部153は、設定部152が設定した第3期間TC1をカメラ200に送信する。カメラ200は、第3期間TC1を受信して、撮像周期を第3期間TC1に設定する。また、カメラ200は、第3期間TC1毎に、撮像画像PMを生成し、プロジェクター100へ送信する。
次に、ステップS205において、第1取得部153は、カメラ200から撮像画像PMを取得したか否かを判定する。
カメラ200から撮像画像PMを取得していないと第1取得部153が判定した場合(ステップS205;NO)には、処理が待機状態になる。カメラ200から撮像画像PMを取得したと第1取得部153が判定した場合(ステップS205;YES)には、処理がステップS207へ進む。
そして、ステップS207において、第1判定部154は、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であるか否かを判定する。具体的には、第1判定部154は、撮像画像PMを構成する複数画素の輝度値Bの平均値BAが、第2閾値B2以下である場合に、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定する。
撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像ではないと第1判定部154が判定した場合(ステップS207;NO)には、処理がステップS205に戻る。撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると第1判定部154が判定した場合(ステップS207;YES)には、処理がステップS209へ進む。
そして、ステップS207において、第1判定部154は、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であるか否かを判定する。具体的には、第1判定部154は、撮像画像PMを構成する複数画素の輝度値Bの平均値BAが、第2閾値B2以下である場合に、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定する。
撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像ではないと第1判定部154が判定した場合(ステップS207;NO)には、処理がステップS205に戻る。撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると第1判定部154が判定した場合(ステップS207;YES)には、処理がステップS209へ進む。
そして、ステップS209において、設定部152は、投射周期PDを第3期間TC2として設定する。
次に、ステップS211において、第2取得部155は、第3期間TC1を第3期間TC2に更新する旨の指示をカメラ200に送信する。カメラ200は、第3期間TC1を第3期間TC2に更新する旨の指示を受信して、撮像周期を第3期間TC2に設定する。また、カメラ200は、第3期間TC2毎に、撮像画像PMを生成し、プロジェクター100へ送信する。第2取得部155は、投射周期PDが経過する度に、カメラ200から第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMを取得する。
次に、ステップS213において、第2判定部156は、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると第1判定部154が判定した時点から所定期間が経過したか否かを判定する。所定期間は、例えば、10分間である。
次に、ステップS211において、第2取得部155は、第3期間TC1を第3期間TC2に更新する旨の指示をカメラ200に送信する。カメラ200は、第3期間TC1を第3期間TC2に更新する旨の指示を受信して、撮像周期を第3期間TC2に設定する。また、カメラ200は、第3期間TC2毎に、撮像画像PMを生成し、プロジェクター100へ送信する。第2取得部155は、投射周期PDが経過する度に、カメラ200から第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMを取得する。
次に、ステップS213において、第2判定部156は、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると第1判定部154が判定した時点から所定期間が経過したか否かを判定する。所定期間は、例えば、10分間である。
所定期間が経過していないと第2判定部156が判定した場合(ステップS213;NO)には、処理が待機状態になる。所定期間が経過したと第2判定部156が判定した場合(ステップS213;YES)には、処理がステップS215へ進む。
そして、ステップS215において、第2判定部156は、撮像画像PMの輝度値Bが、第3閾値B3以下であるか否かを判定する。撮像画像PMの輝度値Bとは、例えば、撮像画像PMを構成する複数画素の輝度値Bの平均値BAである。
撮像画像PMの輝度値Bが第3閾値B3以下ではないと第2判定部156が判定した場合(ステップS215;NO)には、処理がステップS201に戻る。撮像画像PMの輝度値Bが第3閾値B3以下であると第2判定部156が判定した場合(ステップS215;YES)には、処理がステップS217へ進む。
そして、ステップS215において、第2判定部156は、撮像画像PMの輝度値Bが、第3閾値B3以下であるか否かを判定する。撮像画像PMの輝度値Bとは、例えば、撮像画像PMを構成する複数画素の輝度値Bの平均値BAである。
撮像画像PMの輝度値Bが第3閾値B3以下ではないと第2判定部156が判定した場合(ステップS215;NO)には、処理がステップS201に戻る。撮像画像PMの輝度値Bが第3閾値B3以下であると第2判定部156が判定した場合(ステップS215;YES)には、処理がステップS217へ進む。
そして、ステップS217において、第1制御部150は、期間設定処理を終了するか否かを判定する。第1制御部150は、例えば、ユーザーからの操作入力に基づいて、期間設定処理を終了するか否かを判定する。
期間設定処理を終了しないと第1制御部150が判定した場合(ステップS217;NO)には、処理がステップS213に戻る。期間設定処理を終了すると第1制御部150が判定した場合(ステップS217;YES)には、その後、期間設定処理が終了される。
期間設定処理を終了しないと第1制御部150が判定した場合(ステップS217;NO)には、処理がステップS213に戻る。期間設定処理を終了すると第1制御部150が判定した場合(ステップS217;YES)には、その後、期間設定処理が終了される。
図6を参照して説明したように、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定した場合に、撮像周期を第3期間TC2、すなわち投射周期PDに設定する。したがって、第2画像P2を撮像した撮像画像PMを投射周期PD毎に取得できる。
次に、図7を参照して、カメラ200の第2制御部210の処理について説明する。
図7は、カメラ200の第2制御部210の処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS301において、周期設定部211は、送受信部213がプロジェクター100の第1制御部150から第3期間TC1を受信したか否かを判定する。
第3期間TC1を受信していないと周期設定部211が判定した場合(ステップS301;NO)には、処理が待機状態になる。第3期間TC1を受信したと周期設定部211が判定した場合(ステップS301;YES)には、周期設定部211は、撮像周期を第3期間TC1に設定し、処理がステップS303へ進む。
そして、ステップS303において、撮像制御部212は、撮像機構230にスクリーンSCを撮像させて、撮像画像PMを生成させる。
次に、ステップS305において、送受信部213は、撮像画像PMをプロジェクター100へ送信する。
図7は、カメラ200の第2制御部210の処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS301において、周期設定部211は、送受信部213がプロジェクター100の第1制御部150から第3期間TC1を受信したか否かを判定する。
第3期間TC1を受信していないと周期設定部211が判定した場合(ステップS301;NO)には、処理が待機状態になる。第3期間TC1を受信したと周期設定部211が判定した場合(ステップS301;YES)には、周期設定部211は、撮像周期を第3期間TC1に設定し、処理がステップS303へ進む。
そして、ステップS303において、撮像制御部212は、撮像機構230にスクリーンSCを撮像させて、撮像画像PMを生成させる。
次に、ステップS305において、送受信部213は、撮像画像PMをプロジェクター100へ送信する。
次に、ステップS307において、撮像制御部212は、ステップS303で撮像画像PMの撮像を開始した時点から第3期間TC1が経過したか否かを判定する。
第3期間TC1が経過していないと撮像制御部212が判定した場合(ステップS307;NO)には、処理が待機状態になる。第3期間TC1が経過したと撮像制御部212が判定した場合(ステップS307;YES)には、処理がステップS309へ進む。
そして、ステップS309において、第2制御部210は、例えば、ユーザーからの操作入力に基づいて、処理を終了するか否かを判定する。
第3期間TC1が経過していないと撮像制御部212が判定した場合(ステップS307;NO)には、処理が待機状態になる。第3期間TC1が経過したと撮像制御部212が判定した場合(ステップS307;YES)には、処理がステップS309へ進む。
そして、ステップS309において、第2制御部210は、例えば、ユーザーからの操作入力に基づいて、処理を終了するか否かを判定する。
処理を終了すると第2制御部210が判定した場合(ステップS309;YES)には、その後、処理が終了される。処理を終了しないと第2制御部210が判定した場合(ステップS309;NO)には、処理がステップS311へ進む。
そして、ステップS311において、周期設定部211は、送受信部213がプロジェクター100の第1制御部150から新たな第3期間TC2を受信したか否かを判定する。例えば、第3期間TC1を第3期間TC2に更新する旨の指示を受け付けた場合に、周期設定部211は、新たな第3期間TC2を受信したと判定する。
新たな第3期間TC2を受信していないと周期設定部211が判定した場合(ステップS311;NO)には、処理がステップS303へ戻る。新たな第3期間TCを受信したと周期設定部211が判定した場合(ステップS311;YES)には、処理がステップS313へ進む。
そして、ステップS313において、周期設定部211が、撮像周期を新たな第3期間TC2に更新して、処理がステップS303へ戻る。
そして、ステップS311において、周期設定部211は、送受信部213がプロジェクター100の第1制御部150から新たな第3期間TC2を受信したか否かを判定する。例えば、第3期間TC1を第3期間TC2に更新する旨の指示を受け付けた場合に、周期設定部211は、新たな第3期間TC2を受信したと判定する。
新たな第3期間TC2を受信していないと周期設定部211が判定した場合(ステップS311;NO)には、処理がステップS303へ戻る。新たな第3期間TCを受信したと周期設定部211が判定した場合(ステップS311;YES)には、処理がステップS313へ進む。
そして、ステップS313において、周期設定部211が、撮像周期を新たな第3期間TC2に更新して、処理がステップS303へ戻る。
図7を参照して説明したように、送受信部213がプロジェクター100の第1制御部150から第3期間TC1を受信した場合に、周期設定部211は、第3期間TC1を撮像周期として設定する。また、送受信部213がプロジェクター100の第1制御部150から第3期間TC1を第3期間TC2に更新する旨の指示を受け付けた場合に、周期設定部211は、第3期間TC2を撮像周期として設定する。したがって、周期設定部211は、プロジェクター100の第1制御部150からの指示に従って、撮像周期を適正に設定できる。
以上、図1~図7を参照して説明したように、本実施形態に係る表示システム1の制御方法は、画像信号SPの入力をプロジェクター100によって受け付けることと、画像信号SPに対応する第1画像P1を、スクリーンSCへプロジェクター100に投射させることと、第1画像P1の投射の開始から第1期間TAが経過したときに、プロジェクター100に、第1画像P1とは異なる第2画像P2をスクリーンSCへ投射させ、第2画像P2の投射の開始から第2期間TBが経過したときに、プロジェクター100に、第1画像P1をスクリーンSCへ投射させることによって、プロジェクター100に、第1画像P1と第2画像P2とを交互にスクリーンSCへ投射させることと、第1期間TAと第2期間TBとの和を示す投射周期PDとは異なる第3期間TC1が経過する度に、カメラ200でスクリーンSCが撮像された撮像画像PMを取得することと、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定された場合に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMの取得を開始することと、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMの取得を開始してから、投射周期PDが経過する度に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMを取得することと、を含む。
この構成によれば、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定された場合に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMの取得を開始し、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMの取得を開始してから、投射周期PDが経過する度に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMを取得する。
よって、投射周期PDが経過する度に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMを取得できる。したがって、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMを取得する頻度を高めることができる。その結果、検査用画像を撮像した撮像画像を取得する頻度を高めることができる。
よって、投射周期PDが経過する度に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMを取得できる。したがって、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMを取得する頻度を高めることができる。その結果、検査用画像を撮像した撮像画像を取得する頻度を高めることができる。
また、上記制御方法において、第2画像P2は、第2画像P2を構成する複数画素の各々の輝度値Bが、第1閾値B1以下に設定される。
この構成によれば、第1閾値B1を適正値に設定することによって、第2画像P2として、適正な画像を生成できる。
また、上記制御方法において、撮像画像PMを構成する複数画素の輝度値Bの統計処理によって求められる代表値が、第2閾値B2以下である場合に、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定すること、を含む。複数画素の輝度値Bの統計処理によって求められる代表値は、例えば、複数画素の輝度値Bの平均値BAである。
この構成によれば、例えば、撮像画像PMを構成する複数画素の輝度値Bの平均値BAが第2閾値B2以下である場合に、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定する。
したがって、第2閾値B2を適正値に設定することによって、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であるか否かを適正に判定できる。
したがって、第2閾値B2を適正値に設定することによって、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であるか否かを適正に判定できる。
また、上記制御方法において、投射周期PDの長さを示す整数Nと第3期間TC1の長さを示す整数Mとの最小公倍数に対応する期間において、第3期間TC1が経過する度に撮像画像PMを取得することと、取得された複数の撮像画像PMのうち、最も輝度値Bが低い撮像画像PMを、第2画像P2を撮像した画像であると判定すること、を含む。
この構成によれば、投射周期PDの長さを示す整数Nと第3期間TC1の長さを示す整数Mとの最小公倍数に対応する期間において、第3期間TC1が経過する度に撮像画像PMを取得する。そして、取得された複数の撮像画像PMのうち、最も輝度値Bが低い撮像画像PMを、第2画像P2を撮像した画像であると判定する。
図3及び図4を参照して説明したように、投射周期PDの長さを示す整数Nと第3期間TC1の長さを示す整数Mとの最小公倍数に対応する期間において、第3期間TC1が経過する度に撮像画像PMを取得することによって、第2画像P2を撮像した撮像画像PMが得られる。また、第2画像P2を撮像した撮像画像PMは、第1画像P1を撮像した撮像画像PMと比較して輝度値Bが低い。よって、取得された複数の撮像画像PMのうち、最も輝度値Bが低い撮像画像PMを、第2画像P2を撮像した画像であると判定することによって、取得された複数の撮像画像PMの中から第2画像P2を撮像した撮像画像PMを確実に抽出できる。
図3及び図4を参照して説明したように、投射周期PDの長さを示す整数Nと第3期間TC1の長さを示す整数Mとの最小公倍数に対応する期間において、第3期間TC1が経過する度に撮像画像PMを取得することによって、第2画像P2を撮像した撮像画像PMが得られる。また、第2画像P2を撮像した撮像画像PMは、第1画像P1を撮像した撮像画像PMと比較して輝度値Bが低い。よって、取得された複数の撮像画像PMのうち、最も輝度値Bが低い撮像画像PMを、第2画像P2を撮像した画像であると判定することによって、取得された複数の撮像画像PMの中から第2画像P2を撮像した撮像画像PMを確実に抽出できる。
また、上記制御方法において、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定した時点から所定期間が経過する度に、撮像画像PMの輝度値Bが、第3閾値B3以下であるか否かを判定すること、を含む。
この構成によれば、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定した時点から所定期間が経過する度に、撮像画像PMの輝度値Bが、第3閾値B3以下であるか否かを判定する。
よって、所定期間が経過する度に、撮像画像PMの輝度値Bが、第3閾値B3以下であるか否かを判定することによって、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であるか否かを判定できる。したがって、第3閾値B3を適正値に設定することによって、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であるか否かを適正に判定できる。
よって、所定期間が経過する度に、撮像画像PMの輝度値Bが、第3閾値B3以下であるか否かを判定することによって、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であるか否かを判定できる。したがって、第3閾値B3を適正値に設定することによって、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であるか否かを適正に判定できる。
また、上記制御方法において、投射周期PDの長さを示す整数Nと、第3期間TC1の長さを示す整数Mとは、互いに素であるように第3期間TC1の長さが設定される。
図3及び図4を参照して説明したように、投射周期PDの長さを示す整数Nと、第3期間TC1の長さを示す整数Mとは、互いに素であるように第3期間TC1の長さを設定することによって、第2画像P2を撮像した撮像画像PMが得られる。すなわち、投射周期PDの長さを示す整数Nと第3期間TC1の長さを示す整数Mとの最小公倍数に対応する期間において、第3期間TC1が経過する度に撮像画像PMを取得することによって、第2画像P2を撮像した撮像画像PMが得られる。したがって、取得された複数の撮像画像PMのうち、最も輝度値Bが低い撮像画像PMを、第2画像P2を撮像した画像であると判定することによって、取得された複数の撮像画像PMの中から第2画像P2を撮像した撮像画像PMを確実に抽出できる。
また、上記制御方法において、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像ではないと所定回数以上連続して判定された場合に、投射周期PD、及び第3期間TC1とは異なる期間を第3期間TC3として設定し、設定された第3期間TC3が経過する度に、撮像画像PMを取得すること、を含む。
この構成によれば、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像ではないと所定回数以上連続して判定された場合に、投射周期PD、及び第3期間TC1とは異なる期間を第3期間TC3として設定し、設定された第3期間TC3が経過する度に、撮像画像PMを取得する。
よって、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像ではないと所定回数以上連続して判定された場合に、投射周期PD、及び第3期間TC1とは異なる期間を第3期間TC3として設定することによって、第2画像P2を撮像した撮像画像PMが得られる可能性を高めることができる。
よって、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像ではないと所定回数以上連続して判定された場合に、投射周期PD、及び第3期間TC1とは異なる期間を第3期間TC3として設定することによって、第2画像P2を撮像した撮像画像PMが得られる可能性を高めることができる。
本実施形態に係る表示システム1は、プロジェクター100と、カメラ200と、プロジェクター100及びカメラ200を制御する第1制御部150と、を含み、第1制御部150は、画像信号SPの入力をプロジェクター100によって受け付けることと、画像信号SPに対応する第1画像P1を、スクリーンSCへプロジェクター100に投射させることと、第1画像P1の投射の開始から第1期間TAが経過したときに、プロジェクター100に、第1画像P1とは異なる第2画像P2をスクリーンSCへ投射させ、第2画像P2の投射の開始から第2期間TBが経過したときに、プロジェクター100に、第1画像P1をスクリーンSCへ投射させることによって、プロジェクター100に、第1画像P1と第2画像P2とを交互にスクリーンSCへ投射させることと、第1期間TAと第2期間TBとの和を示す投射周期PDとは異なる第3期間TC1が経過する度に、カメラ200でスクリーンSCが撮像された撮像画像PMを取得することと、撮像画像PMが第2画像P2を撮像した画像であると判定された場合に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMの取得を開始することと、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMの取得を開始してから、投射周期PDが経過する度に、第2画像P2を撮像した画像として撮像画像PMを取得することと、を行う。
この構成によれば、本実施形態に係る表示システム1の制御方法と同様の効果を奏する。
上述した本実施形態は、好適な実施の形態である。ただし、上述の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
本実施形態では、「投射面」がスクリーンSCである場合について説明するが、これに限定されない。「投射面」が、例えば、人体の表面であってもよい。また、「投射面」が、人体の一部の表面、例えば、手の表面であってもよい。
また、本実施形態では、制御装置としての第1制御部150が、プロジェクター100の一部を構成する場合について説明するが、これに限定されない。制御装置が、プロジェクター100及びカメラ200を制御すればよい。例えば、プロジェクター100及びカメラ200と通信可能に構成されたパーソナルコンピューターが、制御装置として機能してもよい。また、例えば、プロジェクター100及びカメラ200と通信可能に構成されたタブレット端末、又はスマートフォンが、制御装置として機能してもよい。
また、図2及び図3に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に制限されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも可能である。また、上記実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をソフトウェアで実現してもよい。その他、プロジェクター100の他の各部の具体的な細部構成についても、趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、図5及び図6の各々に示すフローチャートの処理単位は、第1制御部150の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。図5及び図6の各々のフローチャートに示す処理単位の分割の仕方や名称によって制限されることはなく、処理内容に応じて、更に多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、図7に示すフローチャートの処理単位は、第2制御部210の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものである。図7のフローチャートに示す処理単位の分割の仕方や名称によって制限されることはなく、処理内容に応じて、更に多くの処理単位に分割することもできるし、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。また、上記のフローチャートの処理順序も、図示した例に限られるものではない。
また、表示システム1の制御方法は、プロジェクター100が備える第1プロセッサー150Aに、表示システム1の制御方法に対応した第1制御プログラムPGM1を実行させることで実現できる。また、この第1制御プログラムPGM1は、コンピューターで読み取り可能に記録した記録媒体に記録しておくことも可能である。記録媒体としては、磁気的、光学的記録媒体又は半導体メモリーデバイスを用いることができる。
具体的には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、Blu-ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、記録媒体は、プロジェクター100又はカメラ200が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。
また、表示システム1の制御方法に対応した第1制御プログラムPGM1をサーバー装置等に記憶させておき、サーバー装置からプロジェクター100に、第1制御プログラムPGM1をダウンロードすることで表示システム1の制御方法を実現することもできる。
具体的には、フレキシブルディスク、HDD(Hard Disk Drive)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disc)、Blu-ray(登録商標) Disc、光磁気ディスク、フラッシュメモリー、カード型記録媒体等の可搬型、或いは固定式の記録媒体が挙げられる。また、記録媒体は、プロジェクター100又はカメラ200が備える内部記憶装置であるRAM、ROM、HDD等の不揮発性記憶装置であってもよい。
また、表示システム1の制御方法に対応した第1制御プログラムPGM1をサーバー装置等に記憶させておき、サーバー装置からプロジェクター100に、第1制御プログラムPGM1をダウンロードすることで表示システム1の制御方法を実現することもできる。
1…画像表示システム、100…プロジェクター、200…カメラ、110…投射部、111…光源部、112…光変調装置、113…投射光学系、115…液晶パネル、120…駆動部、121…光源駆動部、122…光変調装置駆動部、131…操作部、133…リモコン通信部、135…入力インターフェース、137…記憶部、141…画像インターフェース、142…第1通信インターフェース、143…フレームメモリー、145…画像処理部、150…第1制御部(制御装置)、150A…第1プロセッサー、150B…第1メモリー、151…投射制御部、152…設定部、153…第1取得部、154…第1判定部、155…第2取得部、156…第2判定部、157…画像記憶部、158…設定値記憶部、200…カメラ、210…第2制御部、210A…第2プロセッサー、210B…第2メモリー、211…周期設定部、212…撮像制御部、213…送受信部、214…周期記憶部、220…第2通信インターフェース、230…撮像機構、231…CCD、300…画像供給装置、B…輝度値、B1…第1閾値、B2…第2閾値、B3…第3閾値、BA…平均値、FN…フレーム番号、M、N…整数、P1…第1画像、P2…第2画像、PD…投射周期、PGM1…第1制御プログラム、PGM2…第2制御プログラム、PM…撮像画像、SB…被写体、SC…スクリーン(投射面)、SP…画像信号、T…時間、TK、T0~T16…時間、TA…第1期間、TB…第2期間、TC、TC1、TC2、TC3…第3期間。
Claims (8)
- 画像信号の入力をプロジェクターによって受け付けることと、
前記画像信号に対応する第1画像を、投射面へ前記プロジェクターに投射させることと、
前記第1画像の投射の開始から第1期間が経過したときに、前記プロジェクターに、前記第1画像とは異なる第2画像を前記投射面へ投射させ、前記第2画像の投射の開始から第2期間が経過したときに、前記プロジェクターに、前記第1画像を前記投射面へ投射させることによって、前記プロジェクターに、前記第1画像と前記第2画像とを交互に前記投射面へ投射させることと、
前記第1期間と前記第2期間との和を示す投射周期とは異なる第3期間が経過する度に、カメラで前記投射面が撮像された撮像画像を取得することと、
前記撮像画像が前記第2画像を撮像した画像であると判定された場合に、前記第2画像を撮像した画像として前記撮像画像の取得を開始することと、
前記第2画像を撮像した画像として前記撮像画像の取得を開始してから、前記投射周期が経過する度に、前記第2画像を撮像した画像として前記撮像画像を取得することと、
を含む、表示システムの制御方法。 - 前記第2画像は、前記第2画像を構成する複数画素の各々の輝度値が、第1閾値以下に設定される、
請求項1に記載の表示システムの制御方法。 - 前記撮像画像を構成する複数画素の輝度値の統計処理によって求められる代表値が、第2閾値以下である場合に、前記撮像画像が前記第2画像を撮像した画像であると判定すること、を含む、
請求項1又は請求項2に記載の表示システムの制御方法。 - 前記投射周期の長さを示す整数Nと前記第3期間の長さを示す整数Mとの最小公倍数に対応する期間において、前記第3期間が経過する度に前記撮像画像を取得することと、
取得された複数の前記撮像画像のうち、最も輝度値が低い前記撮像画像を、前記第2画像を撮像した画像であると判定すること、を含む、
請求項1又は請求項2に記載の表示システムの制御方法。 - 前記撮像画像が前記第2画像を撮像した画像であると判定した時点から所定期間が経過する度に、前記撮像画像の輝度値が、第3閾値以下であるか否かを判定すること、を含む、
請求項3又は請求項4に記載の表示システムの制御方法。 - 前記投射周期の長さを示す整数Nと、前記第3期間の長さを示す整数Mとは、互いに素であるように前記第3期間の長さが設定される、
請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の表示システムの制御方法。 - 前記撮像画像が前記第2画像を撮像した画像ではないと所定回数以上連続して判定された場合に、前記投射周期、及び前記第3期間とは異なる期間を前記第3期間として設定し、設定された前記第3期間が経過する度に、前記撮像画像を取得すること、を含む、
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の表示システムの制御方法。 - プロジェクターと、
カメラと、
前記プロジェクター及び前記カメラを制御する制御装置と、を含み、
前記制御装置は、
画像信号の入力を前記プロジェクターによって受け付けることと、
前記画像信号に対応する第1画像を、投射面へ前記プロジェクターに投射させることと、
前記第1画像の投射の開始から第1期間が経過したときに、前記プロジェクターに、前記第1画像とは異なる第2画像を前記投射面へ投射させ、前記第2画像の投射の開始から第2期間が経過したときに、前記プロジェクターに、前記第1画像を前記投射面へ投射させることによって、前記第1画像と前記第2画像とを交互に前記投射面へ前記プロジェクターに投射させることと、
前記第1期間と前記第2期間との和を示す投射周期とは異なる第3期間が経過する度に、前記カメラで前記投射面が撮像された撮像画像を取得することと、
前記撮像画像が前記第2画像を撮像した画像であると判定された場合に、前記第2画像を撮像した画像として前記撮像画像の取得を開始することと、
前記第2画像を撮像した画像として前記撮像画像の取得を開始してから、前記投射周期が経過する度に、前記第2画像を撮像した画像として前記撮像画像を取得することと、
を行う、表示システム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2021140965A JP2023034635A (ja) | 2021-08-31 | 2021-08-31 | 表示システムの制御方法、及び表示システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2023034635A true JP2023034635A (ja) | 2023-03-13 |
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ID=85503816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2021140965A Pending JP2023034635A (ja) | 2021-08-31 | 2021-08-31 | 表示システムの制御方法、及び表示システム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2023034635A (ja) |
-
2021
- 2021-08-31 JP JP2021140965A patent/JP2023034635A/ja active Pending
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