JP2023033769A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】断続運転において、ユーザの快適性が損なわれることを抑制できる空気調和機を提供する。【解決手段】本発明の一態様に係る空気調和機は、吸込口と吹出口とを連通する空気通路を有する室内機本体と、前記空気通路を介して前記吸込口から吸い込んだ空気を前記吹出口から吹き出す室内ファンと、圧縮機と、前記空気通路に位置する室内熱交換器と、を含む冷凍サイクル装置と、前記室内ファンと前記冷凍サイクル装置とを制御して、冷房運転を行う制御部と、を備え、前記制御部は、サーモオフのときに前記圧縮機の動作を停止させ、サーモオンのときに前記圧縮機の動作を開始させるとともに、前記サーモオンのときに、前記圧縮機を動作させた後、前記室内ファンを動作させる。【選択図】図5

Description

本発明は空気調和機に関する。
例えば、特許文献1には、冷房運転において、室内温度が目標温度より所定の温度下回っている場合に、圧縮機の運転を停止させ、室内温度が目標温度を所定の温度上回っている場合に、圧縮機を運転させることで、目標温度に室温を安定させる空気調和機が開示されている。
特開2004-076973号公報
上述のような空気調和機では、サーモオフ(圧縮機の停止)とサーモオン(圧縮機の運転)とを繰り返す運転、いわゆる断続運転において、例えば、サーモオンを実行したときに、室内ファンを回転させることによって、室内熱交換器の温度が上昇しやすい。そのため、室内熱交換器に付着した凝縮水が蒸発して、室内に吹き出されることで、湿度を高めてしまい、ユーザの快適性が損なわれる場合があった。また、湿度を下げることを目的として、圧縮機の周波数を上げてしまうと、設定温度よりも室温がさがりすぎてしまい、ユーザの快適性が損なわれる場合があった。
そこで、本発明の一態様は、例えば、断続運転において、ユーザの快適性が損なわれることを抑制できる空気調和機を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る空気調和機は、吸込口と吹出口とを連通する空気通路を有する室内機本体と、前記空気通路を介して前記吸込口から吸い込んだ空気を前記吹出口から吹き出す室内ファンと、圧縮機と、前記空気通路に位置する室内熱交換器と、を含む冷凍サイクル装置と、前記室内ファンと前記冷凍サイクル装置とを制御して、冷房運転を行う制御部と、を備え、前記制御部は、サーモオフのときに前記圧縮機の動作を停止させ、サーモオンのときに前記圧縮機の動作を開始させるとともに、前記サーモオンのときに、前記圧縮機を動作させた後、前記室内ファンを動作させる。
空気調和機を示す概略構成図である。 室内ユニットの概要を示す正面図である。 室内ユニットの概要を示す側面断面図である。 空気調和機のハードウェア構成を示すブロック図である。 空気調和機の冷房運転時における断続運転制御の一例を示すフローである。 空気調和機の冷房運転時における断続運転制御の一例を示す動作説明図である。 空気調和機の冷房運転時における断続運転制御の第1の変形例を示すフローである。 空気調和機の冷房運転再開時における圧縮機及びファンの制御の一例を示すフローである。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態について説明する。なお、本明細書及び図面において、同一又は同等の要素には同一の符号を付することにより重複する説明は省略し、また、本発明に直接関係のない要素は図示を省略する場合がある。さらに、かかる実施の形態に示す構成要素の形態はあくまでも例示であって、これらの形態に限定されるものではない。
以下、図1を用いて、本発明の一態様に係る空気調和機100について説明する。空気調和機100は、建物等の室内の空気調和を行う装置である。図1は、空気調和機100を示す概略構成図である。
空気調和機100は、室外機110と、室内機120と、を備える。室外機110は、圧縮機111と、四方弁112と、膨張弁113と、室外熱交換器114と、室外ファン115と、を有する。また、室内機120は、室内熱交換器121と、室内ファン122と、を有する。
空気調和機100は、冷凍サイクル装置を備える。冷凍サイクル装置は、圧縮機111、四方弁112、室外熱交換器114、膨張弁113、及び室内熱交換器121が順次、配管で接続されることで構成されている。
圧縮機111は、冷凍サイクル装置において、低圧の冷媒を高圧になるまで圧縮する機構である。圧縮機111は、例えば、モータによって回転駆動される圧縮機である。圧縮機111のモータは、インバータ等により回転数(周波数)制御が可能である。
四方弁112は、冷凍サイクル装置において、冷房運転または暖房運転に応じて冷媒の循環する向きを切り替える弁である。四方弁112は、冷房運転時において、圧縮機111の吐出側と室外熱交換器114とを接続し、圧縮機111の吸引側と室内熱交換器121とを接続している。また、四方弁112は、暖房運転時において、圧縮機111の吐出側と室内熱交換器121とを接続し、圧縮機111の吸引側と室外熱交換器114とを接続している。
膨張弁113は、室外熱交換器114と室内熱交換器121との間に流れる冷媒を膨張させて減圧している。膨張弁113は、例えば、開度制御が可能な電動膨張弁である。膨張弁113は、冷房運転時に、室外熱交換器114において放熱した高圧の冷媒を室内熱交換器121に送る前に減圧している。また、膨張弁113は、暖房運転時に、室内熱交換器121において放熱した高圧の冷媒を室外熱交換器114に送る前に減圧している。
室外熱交換器114は、室外ファン115によって室外機110内に吸引される空気と冷媒との熱交換を行っている。室外熱交換器114は、冷房運転時には、蒸発器として機能し、暖房運転時には、凝縮器として機能する。
室内熱交換器121は、室内ファン122によって室内機120内に吸引される空気と冷媒との熱交換を行っている。室内熱交換器121は、冷房運転時には、凝縮器として機能し、暖房運転時には、蒸発器として機能する。
図2及び図3を用いて、室内機120について具体的に説明する。図2は、室内機120を示す正面図である。図3は、室内機120を示す側面断面図である。図3は、図2のA-A線断面図である。以下の説明は、室内機120において、室内機120が取り付けられる室内の壁面側を後側、その反対側を前側と規定し、室内機120の吸込口123が設けられる側を上側、その反対側を下側と規定して説明する。ただし、これらの方向は、説明のために便宜上規定した方向であって、使用時の方向を規定する趣旨ではない。
室内機120は、各種の構造物を収容する室内機本体120aを備える。室内機本体120aは、上面に吸込口123が形成されている。室内機本体120aは、下面に吹出口124が形成されている。吹出口124には、吹き出す空気の方向を変更するルーバ124aが設けられている。ルーバ124aは、吹出口124に対して傾動可能に構成されている。室内機本体120aには、吸込口123と吹出口124とを連通する空気通路120bが形成されている。空気通路120bには、室内熱交換器121と室内ファン122とが配置されている。室内熱交換器121は、室内ファン122の上部を取り囲むように配置されている。
以上の構成において、室内機120は、室内ファン122を回転させることによって、吸込口123から吸い込んだ空気が室内熱交換器121を流れる冷媒と熱交換される。そして、熱交換された空気が、吹出口124から吹き出されることによって、室内機120が配置された空間の空気を調和することができる。
図4を用いて、空気調和機100のハードウェア構成について説明する。図4は、空気調和機100のハードウェア構成を示すブロック図である。
空気調和機100は、制御部200、記憶部210、通信部220、リモコン230、圧縮機111、四方弁112、膨張弁113、室内ファン122、室外ファン115、第1の温度センサ130、第2の温度センサ131、第3の温度センサ132、第4の温度センサ133、第5の温度センサ134、第6の温度センサ135、第7の温度センサ136、湿度センサ137等を含む。
制御部200は、例えば、CPU(Central Processing Unit)からなる。制御部200は、記憶部210に記録されるプログラム及びデータを読みだして実行することにより、空気調和機100の制御を司る。
記憶部210は、例えば、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等であって、制御部200によって実行されるプログラムや、制御部200にて使用される各種パラメータ等を記録する。
通信部220は、例えば、リモコンとの間で各種データの無線通信を制御する。通信部220は、リモコンとの無線通信に限らず、例えば、サーバ装置やスマートフォンなどの外部端末との無線通信を制御してもよい。
リモコン230は、各種運転モードでの運転の開始及び停止、運転モードの切換等を行うための操作装置である。また、リモコン230は、室内の温度の設定温度、風量、及び風向を設定することができる。リモコン230に入力された指示は、制御部200に送られることで、各種運転モード等が実行される。
第1の温度センサ130は、圧縮機111の吐出温度を検出する。第2の温度センサ131は、圧縮機111の吸引温度を検出する。第3の温度センサ132は、室外熱交換器114における冷媒温度を検出する。第4の温度センサ133は、室外熱交換器114の吸気温度を外気温度として検出する。第5の温度センサ134は、室外機110において、膨張弁113と室内熱交換器121との間の冷媒温度を検出する。第6の温度センサ135は、室内熱交換器121の吸気温度を室内の温度として検出する。第7の温度センサ136は、室内熱交換器121における冷媒温度を検出する。湿度センサ137は、室内熱交換器121の吸気湿度を室内の湿度として検出する。
以下では、制御部200による各種の運転について説明する。
暖房運転では、制御部200は、室内熱交換器121が蒸発器として機能し、室外熱交換器114が凝縮器として機能するように、四方弁112を制御する。これにより、冷媒は、圧縮機111に吸引され、高圧まで圧縮された後に吐出される。圧縮機111から吐出された高圧の冷媒は、四方弁112を介して、室内熱交換器121に送られる。室内熱交換器121に送られた高圧の冷媒は、室内熱交換器121において、室内ファン122によって供給される空気と熱交換を行って放熱する。これにより、室内空気は加熱されて吹出口124から室内に吹き出される。室内熱交換器121において放熱された高圧の冷媒は、膨張弁113に送られて、低圧まで減圧される。膨張弁113において減圧した低圧の冷媒は、室外熱交換器114に送られる。室外熱交換器114に送られた低圧の冷媒は、室外熱交換器114において、室外ファン115によって供給される空気と熱交換を行って蒸発する。室外熱交換器114において蒸発した低圧の冷媒は、四方弁112を通じて、再び、圧縮機111に吸引される。
例えば、暖房運転では、制御部200は、空調負荷に基づいて圧縮機111のモータの回転数(以下、圧縮機111の回転数とも称する)を制御している。具体的には、第6の温度センサ135の検出値(室内の温度)と設定温度との差分に基づいて、圧縮機111の回転数を変更している。制御部200は、室内の温度と設定温度との差分が大きい場合には、空調負荷が大きいことから、圧縮機111の回転数が大きくなるように制御する一方、室内の温度と設定温度との差分が小さい場合には、空調負荷が小さいことから、圧縮機111の回転数が小さくなるように制御している。
そして、暖房運転では、制御部200は、室内の温度が設定温度以上となった場合、圧縮機111の回転数を一定にする運転、もしくは、室内の温度が判定温度を上回った場合、圧縮機111の動作を停止させるサーモオフと圧縮機111の動作を開始させるサーモオンとを繰り返す運転、いわゆる断続運転を実行することで室内の温度を設定温度近傍の温度帯に安定させている。圧縮機111の回転数を一定にする運転、もしくは、圧縮機111の断続運転のどちらの運転を実行するかについては、各運転における消費電力を算出して、消費電力の少ない運転を実行するようにしてもよい。また、設定温度近傍の温度帯に安定させるための圧縮機111の回転数が、圧縮機111の最低回転数を下回る場合は、圧縮機111の断続運転を行うこととしてもよい。
冷房運転および除湿運転では、制御部200は、室内熱交換器121が凝縮器として機能し、室外熱交換器114が蒸発器として機能するように、四方弁112を制御する。これにより、冷媒は、圧縮機111に吸引され、高圧まで圧縮された後に吐出される。圧縮機111から吐出された高圧の冷媒は、四方弁112を介して、室外熱交換器114に送られる。室外熱交換器114に送られた高圧の冷媒は、室外熱交換器114において、室外ファン115によって供給される空気と熱交換を行って放熱する。室外熱交換器114において放熱された高圧の冷媒は、膨張弁113に送られて、低圧まで減圧される。膨張弁113において減圧した低圧の冷媒は、室内熱交換器121に送られる。室内熱交換器121に送られた低圧の冷媒は、室内熱交換器121において、室内ファン122によって供給される空気と熱交換を行って蒸発する。これにより、室内空気は冷却されて吹出口124から室内に吹き出される。室内熱交換器121において蒸発した低圧の冷媒は、四方弁112を通じて、再び、圧縮機111に吸引される。
例えば、冷房運転および除湿運転では、制御部200は、空調負荷に基づいて圧縮機111のモータの回転数を制御している。具体的には、第6の温度センサ135の検出値(室内の温度)と設定温度との差分に基づいて、圧縮機111の回転数を変更している。制御部200は、室内の温度と設定温度との差分が大きい場合には、空調負荷が大きいことから、圧縮機111の回転数が大きくなるように制御する一方、室内の温度と設定温度との差分が小さい場合には、空調負荷が小さいことから、圧縮機111の回転数が小さくなるように制御している。
そして、冷房運転および除湿運転では、制御部200は、室内の温度が設定温度以下となった場合、圧縮機111の回転数を一定にする運転、もしくは、室内の温度が判定温度以下となった場合、圧縮機111の動作を停止させるサーモオフと圧縮機111の動作を開始させるサーモオンとを繰り返す運転、いわゆる断続運転を実行することで室内の温度を設定温度近傍の温度帯に安定させている。圧縮機111の回転数を一定にする運転、もしくは、圧縮機111の断続運転のどちらの運転を実行するかについては、各運転における消費電力を算出して、消費電力の少ない運転を実行するようにしてもよい。また、設定温度近傍の温度帯に安定させるための圧縮機111の回転数が、圧縮機111の最低回転数を下回る場合は、圧縮機111の断続運転を行うこととしてもよい。
さらに、除湿運転では、除湿能力を向上させるために、制御部200は、室内の湿度と目標湿度との差分に応じて圧縮機111、室外ファン115、膨張弁113、および室内ファン122を制御する。例えば、制御部200は、室内の湿度と目標湿度との差分が大きくなると、差分に応じて室内ファン122の回転数が小さくなるように制御する。
図4を用いて、制御部200による冷房運転時における断続運転について説明する。断続運転では、圧縮機111の動作を停止させるサーモオフと圧縮機111を動作させるサーモオンとを繰り返すことで、室内の温度を設定温度帯に保っている。
制御部200は、例えば、室内の温度及び室内熱交換器121の温度をそれぞれ取得する温度取得部201と、室内の湿度を取得する湿度取得部202と、露点温度を算出する露点温度算出部203と、室内の温度が第1の判定温度以下であるか否かを判定する第1の判定部204と、圧縮機111の動作を停止させるサーモオフがなされたタイミングからの経過時間が所定時間に達したか否かを判定する第2の判定部205と、室内熱交換器121の温度が基準温度以下であるか否かを判定する第3の判定部206と、室内の温度が第2の判定温度以上であるか否かを判定する第4の判定部207と、圧縮機111及び室内ファン122を制御する駆動制御部208と、を含む。
温度取得部201は、室内の温度を随時取得している。温度取得部201は、室内の温度として、第6の温度センサ135の検出値を取得している。なお、温度取得部201は、第6の温度センサ135の検出値を取得しているが、これに限らず、例えば、通信部220を介して、空気調和機100の外部に配置される温度センサから室内の温度を取得してもよい。
温度取得部201は、室内熱交換器121の温度を随時取得している。温度取得部201は、室内熱交換器121の温度として、第7の温度センサ136の検出値を取得している。
湿度取得部202は、室内の湿度を随時取得している。湿度取得部202は、室内の湿度として、湿度センサ137の検出値を取得している。なお、湿度取得部202は、湿度センサ137の検出値を取得しているが、これに限らず、例えば、通信部220を介して、空気調和機100の外部に配置される湿度センサから室内の湿度を取得してもよい。
露点温度算出部203は、露点温度を算出している。露点温度算出部203は、室内の温度と、室内の湿度と、から露点温度を算出している。
第1の判定部204は、室内の温度と第1の判定温度とを比較して、室内の温度が第1の判定温度以下であるか否かを判定している。第1の判定温度とは、サーモオフに切り替えるためのタイミングを判定するために用いられる温度である。第1の判定温度は、例えば、ユーザがリモコン230を用いて設定した設定温度よりも1度低い温度に設定されている。すなわち、第1の判定部204は、サーモオフを行うためのタイミングを判定している。なお、第1の判定温度は、設定温度に対して予め定められた値であってもよいし、空間の気密性や断熱性に基づいて設定された値であってもよい。
第2の判定部205は、圧縮機111の動作を停止させるサーモオフがなされたタイミングからの経過時間と所定時間とを比較して、経過時間が所定時間に到達したか否かを判定している。所定時間とは、室内の温度が設定温度に達する程度の時間であり、例えば、3分である。すなわち、第2の判定部205は、サーモオンを行うタイミングを判定している。
第3の判定部206は、室内熱交換器121の温度と基準温度とを比較して、室内熱交換器121の温度が基準温度よりも低いか否かを判定している。基準温度とは、室内熱交換器121を通過する空気を十分に冷却可能な温度である。基準温度は、例えば、露点温度である。
第4の判定部207は、室内の温度と第2の判定温度とを比較して、室内の温度が第2の判定温度以下であるか否かを判定している。第2の判定温度とは、例えば、設定温度近傍の温度であり、第1の判定温度よりも高い温度である。第2の判定温度は、例えば、設定温度である。なお、第2の判定温度は、設定温度に対して予め定められた値であってもよいし、空間の気密性や断熱性に基づいて設定された値であってもよい。
駆動制御部208は、第1の判定部204において、室内の温度が第1の判定温度以下であることが判定された場合、サーモオフを行う。サーモオフを行うとき、駆動制御部208は、圧縮機111を停止させる前に、室内ファン122の回転数を下げる。ここでの室内ファン122の回転数を下げるとは、室内ファン122を停止させることも含む。室内ファン122の回転数を先に下げることで、室内熱交換器121の温度を下げることができる。ゆえに、室内熱交換器121に付着した水分の温度を低下、もしくは凍結させてから、圧縮機111の動作を停止させることができるため、室内熱交換器121に付着した水分が蒸発することを抑制できる。したがって、室内の湿度が上がることを抑制することができる。
駆動制御部208は、第1の判定部204の判定結果に基づいて室内ファン122の回転数を下げた後、第3の判定部206において、室内熱交換器121の温度が基準温度よりも低いと判定された場合、サーモオフ(圧縮機111の停止)を行う。これにより、室内熱交換器121に付着した水分の温度を十分に低下、もしくは凍結させることができる。ゆえに、室内熱交換器121に付着した水分が蒸発することを効果的に抑制できる。
駆動制御部208は、第2の判定部205において、サーモオフがなされたタイミングからの経過時間が所定時間に達したと判定された場合、サーモオンを行う。具体的には、駆動制御部208は、圧縮機111を動作させた後、室内ファン122を動作させる。圧縮機111を、室内ファン122よりも先に動作させることで、室内熱交換器121の温度を下げることができる。ゆえに、室内ファン122を動作させたときに、室内熱交換器121に付着した水分が、室内熱交換器121を通る空気によって蒸発することを抑制できる。したがって、室内の湿度が上がることを抑制できる。ここでは、室内の温度を取得することを目的として、室内ファン122を動作させたときに、室内の湿度が上がることを抑制するために、サーモオンを行っている。
室内ファン122を動作させるタイミングは、圧縮機111を動作させてから、第3の判定部206において、室内熱交換器121の温度が基準温度よりも低いと判定された場合である。これにより、室内熱交換器121を十分に冷却してから、室内ファン122を動作させることができるため、室内の湿度が上がることを効果的に抑制することができる。
また、駆動制御部208は、圧縮機111を動作させるときに、予め制限された低い回転数となるように制御する。同様に、駆動制御部208は、室内ファン122を動作させるときに、室内ファン122の回転数を、予め設定された基準回転数以下となるように制御する。基準回転数とは、室内熱交換器121に付着した水分の蒸発を抑制可能な低い回転数である。以上のように、室内ファン122を低い回転数で回転させることで、室内熱交換器121に付着した水分の蒸発を抑制することができる。
そして、駆動制御部208は、室内の温度を取得することを目的として、サーモオンがなされた後、第4の判定部207において、室内の温度が第2の判定温度以上であることが判定された場合、室内の温度が設定温度となるように、圧縮機111の回転数を適宜制御する、通常運転を行っている。
なお、本実施形態では、室内ファン122を停止させている状態では、室内の温度を取得することができないため、サーモオフがなされたタイミングからの経過時間に基づいて、サーモオンを行っているが、これに限らず、例えば、空気調和機100の外部に配置される温度センサに基づいて、サーモオンを行ってもよい。この場合、室内の温度が第2の判定温度以上であると判定された場合に、サーモオンを行えばよい。
図5を用いて、空気調和機100の冷房運転時における断続運転制御の一例を示すフローについて説明する。図5は、空気調和機100の冷房運転時における断続運転制御の一例を示すフローである。図5に示すフローが開始されるタイミングにおいて、空気調和機100は、冷房運転中であり、室内の温度が設定温度となるように、圧縮機111の回転数を適宜制御する、通常運転を行っているものとする。
S101において、第1の判定部204は、室内の温度が第1の判定温度以下であるか否かを判定している。第1の判定部204において室内の温度が第1の判定温度以下であると判定された場合、すなわち、S101においてYesの場合、S102に進む。第1の判定部204において室内の温度が第1の判定温度よりも大きいと判定された場合、すなわち、S101においてNoの場合、S101を繰り返す。
S102において、露点温度算出部203は、露点温度を算出して、S103に進む。
S103において、駆動制御部208は、室内ファン122を停止させ、S104に進む。
S104において、第3の判定部206は、室内熱交換器121の温度が露点温度よりも低いか否かを判定している。第3の判定部206において室内熱交換器121の温度が露点温度よりも低いと判定した場合、すなわち、S104においてYesの場合、S105に進む。第3の判定部206において室内熱交換器121の温度が露点温度以上であると判定した場合、すなわち、S104においてNoの場合、S104を繰り返す。
S105において、駆動制御部208は、圧縮機111を停止させ、S106に進む。
S106において、第2の判定部205は、圧縮機111を停止させてからの経過時間が所定時間に達したか否かを判定している。第2の判定部205において経過時間が所定時間に到達したと判定された場合、すなわち、S106においてYesの場合、S107に進む。第2の判定部205において経過時間が所定時間に到達していないと判定された場合、すなわち、S106においてNoの場合、S106を繰り返す。
S107において、駆動制御部208は、圧縮機111を動作させて、S108に進む。S107において、圧縮機111の回転数は、予め制限された低い回転数となることが好ましい。
S108において、第3の判定部206は、室内熱交換器121の温度が露点温度よりも低いか否かを判定している。第3の判定部206において室内熱交換器121の温度が露点温度よりも低いと判定した場合、すなわち、S108においてYesの場合、S109に進む。第3の判定部206において室内熱交換器121の温度が露点温度以上であると判定した場合、すなわち、S108においてNoの場合、S108を繰り返す。
S109において、駆動制御部208は、室内ファン122を動作させて、室内の温度が安定して検知できるまで待機し、S110に進む。S109を開始する際の室内ファン122の回転数は、空気調和機100が各種運転モードを開始する際の室内ファン122の回転数よりも小さいことが好ましい。これにより、室内熱交換器121に付着した結露水が室内に吹き出されることを抑制できる。また、S109において、駆動制御部208は、例えば、室内の湿度の上昇を抑えることを目的として、室内ファン122を断続運転させてもよい。
S110において、第4の判定部207は、室内の温度が第2の判定温度以上であるか否かを判定している。第4の判定部207において室内の温度が第2の判定温度以上であると判定された場合、すなわち、S110においてYesの場合、S101に戻る。すなわち、室内の温度が設定温度となるように、圧縮機111の回転数を適宜制御する、通常運転を行う。第4の判定部207において室内の温度が第2の判定温度よりも小さいと判定された場合、すなわち、S110においてNoの場合、S103に戻り、再度、サーモオフを行う。
なお、図5に示すフローでは、S103において、室内ファン122を停止させているが、これに限らず、室内ファン122の回転数を下げればよく、例えば、S103において、室内ファン122の回転数を下げて、S105において、圧縮機111とともに室内ファン122を停止させてもよい。
なお、制御部200は、サーモオフを行うときに、室内ファン122を停止させてから圧縮機111を停止させる処理と、サーモオンを行うときに、圧縮機111を動作させてから室内ファン122を動作させる処理と、を行っているが、これに限らず、少なくともどちらか一方の処理を行っていればよい。
図6を用いて、空気調和機100の冷房運転時における断続運転制御の一例を示す動作説明図である。図6は、室内の温度、圧縮機111の回転数、室内ファン122の回転数、室内熱交換器121の温度の関係性を示すタイムチャートである。
時刻t0において、制御部200は、冷房運転を実行しており、室内の温度が設定温度よりも高い状態である。時刻t0~t1にかけて、室内の温度が設定温度となるように、圧縮機111の回転数を適宜制御している。
時刻t1において、第1の判定部204は、室内の温度が第1の判定温度(本実施形態では、26度)に達したことを判定して、駆動制御部208は、圧縮機111を停止させる前に、室内ファン122の回転数を下げ始める。そして、時刻t2において、駆動制御部208は、室内ファン122を停止させている。時刻t1から時刻t3にかけて、室内ファン122の回転数を下げたことによって、室内熱交換器121の温度が十分に低下していることが読み取れる。これにより、室内熱交換器121に付着した水分の温度を低下、もしくは凍結させることで、当該水分が蒸発して室内の湿度が上がることを抑制できる。
時刻t3において、第3の判定部206は、室内熱交換器121の温度が、基準温度(例えば、露点温度)よりも低いことを判定して、駆動制御部208は、圧縮機111の回転数を下げ始める。そして、時刻t4において、駆動制御部208は、圧縮機111を停止させている。
時刻t5において、第2の判定部205は、時刻t4から所定時間(例えば、3分)経過したことを判定して、駆動制御部208は、圧縮機111を先に動作させる。時刻t5から時刻t6にかけて、駆動制御部208によって圧縮機111を先に動作させることで、室内熱交換器121の温度が低下していることが読み取れる。これにより、室内の湿度が上がることを抑制できる。そして、時刻t6において、駆動制御部208は、室内ファン122を動作させる。
なお、本実施形態では、図5に示すS107からS109において、圧縮機111及び室内ファン122を低い回転数にて駆動させているが、これに限らず、通常の回転数にて駆動させてもよい。
以上の構成において、制御部200は、室内の湿度に関わらず、サーモオフを行うときに、室内ファン122を停止させてから圧縮機111を停止させる処理と、サーモオンを行うときに、圧縮機111を動作させてから室内ファン122を動作させる処理と、を行っているが、これに限らず、例えば、室内の湿度に基づいて、少なくともどちらか一方の処理を行うようにしてもよい。
図7を用いて、空気調和機100の冷房運転時における断続運転制御の第1の変形例を示すフローについて説明する。図7は、空気調和機100の冷房運転時における断続運転制御の第1の変形例を示すフローである。図7に示す第1の変形例では、室内の湿度が目標湿度よりも高い場合に、室内ファン122を停止させてから圧縮機111を停止させる処理と、圧縮機111を動作させてから室内ファン122を動作させる処理と、を行う点において図5に示すフローと異なる。図7に示す第1の変形例では、図5と同様の処理については、説明を省略する。
制御部200は、室内の湿度と目標湿度とを比較して、室内の湿度が目標湿度よりも高いか否かを判定する第5の判定部をさらに有する。目標湿度は、例えば、65%である。
駆動制御部208は、第1の判定部204において、室内の温度が第1の判定温度以下であると判定された場合、かつ第5の判定部において、室内の湿度が目標湿度よりも高いと判定された場合、圧縮機111を停止させる前に、室内ファン122の回転数を下げる。ここでの室内ファン122の回転数を下げるとは、室内ファン122を停止させることも含む。
駆動制御部208は、第1の判定部204において、室内の温度が第1の判定温度以下であると判定された場合、かつ第5の判定部において、室内の湿度が目標湿度以下であると判定された場合、圧縮機111と室内ファン122とを停止させる。
駆動制御部208は、第2の判定部205において、サーモオフがなされたタイミングからの経過時間が所定時間に達したと判定された場合、かつ第5の判定部において、室内の湿度が目標湿度よりも高いと判定された場合、圧縮機111を動作させた後、室内ファン122を動作させる。
駆動制御部208は、第2の判定部205において、サーモオフがなされたタイミングからの経過時間が所定時間に達したと判定された場合、かつ第5の判定部において、室内の湿度が目標湿度以下であると判定された場合、まず、室内の温度を取得することを目的として、室内ファン122を動作させる。そして、第4の判定部207において、室内の温度が第2の判定温度以上であることが判定された場合、圧縮機111を動作させる。
以上の構成において、制御部200は、室内の湿度が高い場合にのみ、室内ファン122を停止させてから圧縮機111を停止させる処理と、圧縮機111を動作させてから室内ファン122を動作させる処理と、を行うことで、適切な状況において効率的に湿度を下げることができる。
以下では、図7に示すフローのうち、図5と異なるフローについてのみ、説明する。図7に示すS201-S202は、図5に示すS101-S102に対応し、図7に示すS204-S206は、図5に示すS103-S105に対応し、図7に示すS208は、図5に示すS106に対応し、図7に示すS210-S213は、図5に示すS107-S110に対応するため、説明を省略する。
S203において、第5の判定部は、室内の湿度と目標湿度とを比較して、室内の湿度が目標湿度よりも高いか否かを判定している。第5の判定部において室内の湿度が目標湿度よりも高いと判定された場合、すなわち、S203においてYesの場合、S204に進む。第5の判定部において室内の湿度が目標湿度以下であると判定された場合、すなわち、S203においてNoの場合、S207に進む。S207において、駆動制御部208は、圧縮機111と室内ファン122とを停止させて、S208に進む。
S209において、第5の判定部は、室内の湿度と目標湿度とを比較して、室内の湿度が目標湿度よりも高いか否かを判定している。第5の判定部において室内の湿度が目標湿度よりも高いと判定された場合、すなわち、S209においてYesの場合、S210に進む。第5の判定部において室内の湿度が目標湿度以下であると判定された場合、すなわち、S209においてNoの場合、S214に進む。S214において、駆動制御部208は、室内ファン122を駆動させて、S215に進む。S215において、第4の判定部207は、室内の温度が第2の判定温度以上であるか否かを判定している。第4の判定部207において室内の温度が第2の判定温度以上であると判定された場合、すなわち、S215においてYesの場合、S216に進む。第4の判定部207において室内の温度が第2の判定温度よりも低いと判定された場合、すなわち、S215においてNoの場合、S215を繰り返す。S216において、駆動制御部208は、圧縮機111を動作させて、S201に戻る。
なお、制御部200は、サーモオンを行うときに、圧縮機111を動作させてから室内ファン122を動作させる処理を行っているが、これに限らず、例えば、冷房運転を一旦停止させてから、再開させるときにおいても、上述の処理を適用させることができる。
図8を用いて、空気調和機100の冷房運転再開時における圧縮機111及び室内ファン122の制御について説明する。図8は、空気調和機100の冷房運転再開時における圧縮機111及び室内ファン122の制御の一例を示すフローである。
制御部200は、前回の冷房運転を停止させたときから、冷房運転を再度開始させるまでの経過時間と所定時間とを比較して、経過時間が所定時間以下であるか否かを判定する第6の判定部をさらに有する。所定時間は、例えば、2時間である。
S301において、第6の判定部は、前回の冷房運転を停止させたときから、冷房運転を再度開始させるまでの経過時間が所定時間以下であるか否かを判定している。第6の判定部は、経過時間が所定時間以下であると判定した場合、すなわち、S301においてYesの場合、S302に進む。第5の判定部は、経過時間が所定時間よりも大きいと判定した場合、すなわち、S301においてNoの場合、S305に進む。なお、前回の冷房運転時において、露出温度は算出しているものとする。
S302において、駆動制御部208は、圧縮機111を動作させて、S303に進む。
S303において、第3の判定部206は、室内熱交換器121の温度が基準温度(例えば、露点温度)よりも低いか否かを判定している。第3の判定部206において室内熱交換器121の温度が基準温度よりも低いと判定した場合、すなわち、S303においてYesの場合、S304に進む。第3の判定部206において室内熱交換器121の温度が基準温度以上であると判定した場合、すなわち、S303においてNoの場合、S303を繰り返す。
S304において、駆動制御部208は、室内ファン122を動作させて、図5に示すS101や、図7に示すS201に進む。
S305において、駆動制御部208は、圧縮機111と室内ファン122とを動作させて、図5に示すS101や、図7に示すS201に進む。
以上のように、前回の冷房運転を停止させてから再開させるまでの経過時間が所定時間以下である場合、圧縮機111を動作させた後、室内ファン122を動作させることで、サーモオンを行うときに限らず、室内熱交換器121を十分に冷却してから、室内ファン122を動作させることができるため、室内の湿度が上がることを抑制することができる。
以上の構成において、空気調和機100は、吸込口123と吹出口124とを連通する空気通路120bを有する室内機本体120aと、空気通路120bを介して吸込口123から吸い込んだ空気を吹出口124から吹き出す室内ファン122と、圧縮機111と、空気通路120bに位置する室内熱交換器121と、を含む冷凍サイクル装置と、室内ファン122と冷凍サイクル装置とを制御して、冷房運転を行う制御部200と、を備える。制御部200は、サーモオフのときに圧縮機111の動作を停止させ、サーモオンのときに圧縮機111の動作を開始させるとともに、サーモオンのときに、圧縮機111を動作させた後、室内ファン122を動作させる。圧縮機111を、室内ファン122よりも先に動作させることで、室内熱交換器121の温度を下げることができる。ゆえに、室内ファン122を動作させたときに、室内熱交換器121に付着した水分が、室内熱交換器121を通る空気によって蒸発することを抑制できる。したがって、室内の湿度が上がることを抑制できる。
また、制御部200は、圧縮機111を動作させてから、室内熱交換器121の温度が基準温度以下となった後、室内ファン122を動作させる。これにより、室内熱交換器121を十分に冷却してから、室内ファン122を動作させることができるため、室内の湿度が上がることを効果的に抑制することができる。
制御部200は、予め設定された基準回転数以下となるように室内ファン122を制御する。これにより、室内ファン122を低い回転数で回転させることができるため、室内熱交換器121に付着した水分の蒸発を抑制することができる。
制御部200は、サーモオフのときに、圧縮機111を停止させる前に、室内ファン122の回転数を下げる。室内ファン122の回転数を先に下げることで、室内熱交換器121の温度を下げることができる。ゆえに、室内熱交換器121に付着した水分の温度を低下、もしくは凍結させてから、圧縮機111の動作を停止させることができるため、室内熱交換器121に付着した水分が蒸発することを抑制できる。したがって、室内の湿度が上がることを抑制することができる。
制御部200は、室内の湿度に基づいて、サーモオン及びサーモオフの少なくとも一方の処理を行う。これにより、室内の湿度が高い状況において、効果的に湿度を下げることができる。
また、空気調和機100は、吸込口123と吹出口124とを連通する空気通路120bを有する室内機本体120aと、空気通路120bを介して吸込口123から吸い込んだ空気を吹出口124から吹き出す室内ファン122と、圧縮機111と、空気通路120bに位置する室内熱交換器121と、を含む冷凍サイクル装置と、室内ファン122と冷凍サイクル装置とを制御して、冷房運転を行う制御部200と、を備える。制御部200は、圧縮機111の動作を停止させてから、冷房運転を再度開始させるまでの経過時間が所定時間以下である場合、圧縮機111を動作させた後、室内ファン122を動作させる。これにより、サーモオンを行うときに限らず、室内熱交換器121を十分に冷却してから、室内ファン122を動作させることができるため、室内の湿度が上がることを抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態で示した構成と実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
100 空気調和機、111 圧縮機、120a 室内機本体、120b 空気通路、121 室内熱交換器、122 室内ファン、123 吸込口、124 吹出口、200 制御部

Claims (6)

  1. 吸込口と吹出口とを連通する空気通路を有する室内機本体と、
    前記空気通路を介して前記吸込口から吸い込んだ空気を前記吹出口から吹き出す室内ファンと、
    圧縮機と、前記空気通路に位置する室内熱交換器と、を含む冷凍サイクル装置と、
    前記室内ファンと前記冷凍サイクル装置とを制御して、冷房運転を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、サーモオフのときに前記圧縮機の動作を停止させ、サーモオンのときに前記圧縮機の動作を開始させるとともに、前記サーモオンのときに、前記圧縮機を動作させた後、前記室内ファンを動作させる空気調和機。
  2. 前記制御部は、前記圧縮機を動作させてから、前記室内熱交換器の温度が基準温度以下となった後、前記室内ファンを動作させる、請求項1に記載の空気調和機。
  3. 前記制御部は、予め設定された基準回転数以下となるように前記室内ファンを制御する請求項1または請求項2に記載の空気調和機。
  4. 前記制御部は、前記サーモオフのときに、前記圧縮機を停止させる前に、前記室内ファンの回転数を下げる請求項1から請求項3の何れか一項に記載の空気調和機。
  5. 前記制御部は、室内の湿度に基づいて、前記サーモオン及び前記サーモオフの少なくとも一方の処理を行う、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の空気調和機。
  6. 吸込口と吹出口とを連通する空気通路を有する室内機本体と、
    前記空気通路を介して前記吸込口から吸い込んだ空気を前記吹出口から吹き出す室内ファンと、
    圧縮機と、前記空気通路に位置する室内熱交換器と、を含む冷凍サイクル装置と、
    前記室内ファンと前記冷凍サイクル装置とを制御して、冷房運転を行う制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記圧縮機の動作を停止させてから、前記冷房運転を再度開始させるまでの経過時間が所定時間以下である場合、前記圧縮機を動作させた後、前記室内ファンを動作させる空気調和機。
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